岡 本 の 国 会 での 質 問 170- 衆 - 厚 生 労 働 委 員 会 -3 号 平 成 20 年 11 月 14 日 田 村 委 員 長 休 憩 前 に 引 き 続 き 会 議 を 開 きます 質 疑 を 続 行 いたします 岡 本 充 功 君 岡 本 ( 充 ) 委 員 民 主 党 の 岡 本 です まず 冒 頭 午 前 の 柚 木 委 員 の 質 問 に 対 して 私 からも 改 めてちょっと 確 認 をしておきたい 大 臣 が 明 確 にお 答 えになられなかったものですから 私 お 聞 きをしたいと 思 っておるんですけ れども 今 回 の 墨 東 病 院 でのいわゆる 産 婦 人 科 救 急 における 事 件 について 事 件 と 言 うべきか 事 象 について 大 臣 としては これは 東 京 都 に もっと 言 えば 都 知 事 に 責 任 があるというふうに 幾 ばくかでも 責 任 があるというふうにお 考 えかということについてお 答 えになられていなかったような 気 がしましたので それについては 大 臣 はどのようにお 考 えかということをお 答 えいただきたいと 思 います 舛 添 国 務 大 臣 柚 木 議 員 の 御 質 問 が 都 知 事 の 発 言 についてどうかということをおっしゃったも のですから 発 言 についてはつまびらかにしませんということが 一 つ しかしながら 江 戸 川 の 医 師 会 を 訪 れたときに 二 月 から 都 に 対 して 要 求 をしていたんだ それ に 対 してきちんと 対 応 できなかったことについては 私 は 都 は 責 任 がある そして これは 都 立 病 院 ですから それはきちんとやっていただきたいと 思 います そして 国 が 責 任 逃 れするためにそ ういうことを 言 っているのではなくて 国 も 全 力 を 挙 げてやらないといけない 我 々も 反 省 すべき 点 はたくさんある そういうふうに 思 っております 岡 本 ( 充 ) 委 員 都 の 責 任 を 大 臣 としてもお 考 えになられているということでありますから これは しかるべき 対 応 を 当 委 員 会 でも 考 えていかなければならないんではないかというふうに 思 っており ますし 厚 生 労 働 省 においても 真 剣 な 対 応 を 求 めたいと 思 います これとあわせて 昨 今 年 末 に 向 けて 二 十 一 年 度 の 予 算 が 組 まれていく 中 やはり 大 変 関 心 を 集 めているのは 社 会 保 障 費 の 二 千 二 百 億 円 の 削 減 をどうしていくのかということですよ 実 際 にさ まざまな 御 意 見 があると 思 いますけれども 今 回 の 給 付 金 ですか 二 兆 円 お 金 があるんなら この 二 千 二 百 億 円 少 なくとも 数 年 まずは 財 政 的 な 担 保 ができるまでの 間 削 減 をちょっと 待 つとか 何 らかの 措 置 がとれるであろうと 私 なんかは 考 えるわけです そういう 意 味 では 大 臣 来 年 度 もこの 二 千 二 百 億 円 の 削 減 というのはやっていく そういうお 考 えなんですか それとも その 話 が 出 たときには 極 論 を 言 えば 閣 議 の 中 で 明 確 に 抵 抗 をされる ぐらいの 強 い 決 意 がおありなのか そこをお 答 えいただきたいと 思 います 舛 添 国 務 大 臣 民 主 党 の 岡 本 先 生 から それから 先 ほどは 我 が 党 の 清 水 先 生 から 同 様 の 意 見 を 賜 りました 麻 生 内 閣 の 一 員 として 政 府 そして 与 党 の 協 議 の 中 において 私 は 二 千 二 百 億 の 削 減 はもう 限 界 に 達 しているということを 今 後 とも 言 い 続 けて それは 私 の 考 えからすると これをもう 完 全 に なくしてしまうというのが 一 番 いいわけですから そういう 方 向 での 努 力 は 全 力 を 挙 げてやります しかし さまざまな 議 論 がそこであるでしょうから その 願 いがかなうかどうかはわかりません しか し もう 限 界 に 達 しているということで 今 の 岡 本 委 員 そしてまた 清 水 委 員 の 先 ほどの 意 見 も 大 変 貴 重 なものと 思 いますから それを 胸 に 秘 めまして しっかりと 主 張 すべきは 主 張 して 予 算 の 編 成 過 程 で 努 力 をしてまいりたいと 思 います
岡 本 ( 充 ) 委 員 そういう 意 味 では 私 も 閣 議 の 中 でどういう 議 論 をされているかわかりませんけ れども ある 意 味 自 分 の 首 をかけても 自 分 の 信 念 は 曲 げないんだと 言 って 更 迭 をされた 大 臣 も 私 の 記 憶 をする 中 でも 平 成 十 七 年 にお 見 えだったような 気 もします そういう 意 味 では 自 分 の 首 をかけてでもこれは 問 題 があるということを 言 うぐらいの 覚 悟 をお 示 しいただきたいし やはり 現 場 はそうやって 願 っていますよ それを 言 えるかどうかが 大 臣 としてこれから 大 きく 評 価 をされるかどう かの 分 岐 点 なんじゃないかなと 私 は 思 っています 二 兆 円 の 定 額 給 付 の 話 はここで 議 論 する 話 ではないんですけれども これも 正 直 言 って これ だけのお 金 があるんだということをいろいろな 人 が 知 ってしまったという 部 分 もあります 埋 蔵 金 は ない ないと 言 われる 中 実 はお 金 はあるんじゃないかという 話 になっています 率 直 に 麻 生 内 閣 のメンバーの 一 人 として この 定 額 給 付 金 二 兆 円 をこういう 方 法 で 閣 議 で も 決 められてやっていくという 話 舛 添 大 臣 はどういうふうにお 考 えなんですか 舛 添 国 務 大 臣 アメリカ 発 の 金 融 危 機 ということで 非 常 に 現 下 の 経 済 情 勢 これは 実 体 経 済 にまで 影 響 を 及 ぼしているので 大 変 な 状 況 にあると 思 います その 中 で きょうも 午 前 中 の 議 論 で ありましたように 失 業 者 の 増 大 その 他 さまざまな 問 題 が 出 てきていますから 直 接 的 に 現 金 の 支 給 というのは それぞれの 家 計 にとって 非 常 に 助 かることであろうし 一 定 の 成 果 はあると 思 いま す しかしながら 委 員 がおっしゃったように 社 会 保 障 全 体 についてどうするか 今 回 のは 目 の 前 の 経 済 情 勢 に 対 しての 一 つの 効 果 的 な 策 だと 思 いますけれども 片 一 方 で 老 後 そして 病 気 に なったとき 職 を 失 ったとき そういうときの 持 続 的 継 続 的 な 安 心 の 基 盤 はつくらないといけないと いうふうに 思 っていますので 両 方 が 実 現 できるように 頑 張 りたいと 思 っております 岡 本 ( 充 ) 委 員 今 いみじくも 大 臣 がおっしゃられましたように 結 局 皆 さんがお 金 を 使 うかどう かというのは きょう あしたの 一 万 二 千 円 二 万 円 のお 金 じゃないと 思 うんですね やはり 将 来 に わたって 自 分 がどうなるか 不 安 だ そこに 対 しての 将 来 不 安 に 対 する 解 決 策 が 示 されないまま 一 万 二 千 円 のお 金 をもらって それで 喜 べという 話 が 私 は 無 理 があるんじゃないかと 支 給 の 方 法 に も 問 題 があるし 額 についても 無 理 があるんじゃないかと 私 は 感 じています その 意 見 については 大 臣 はどうお 考 えになられますか 舛 添 国 務 大 臣 岡 本 委 員 の 御 意 見 も 私 ももっともな 面 があるというふうに 思 います 岡 本 ( 充 ) 委 員 ぜひ 改 めて 再 考 をされるように これはやはりまた 大 臣 であるがゆえにできるこ とでありますから ぜひそこは 閣 内 で 十 分 に 御 議 論 いただきたいと 思 っております さて きょうの 質 問 通 告 していた 内 容 に 移 りますけれども 皆 様 のお 手 元 にもお 配 りをしておりま すけれども 米 国 産 牛 肉 の 問 題 ですね 引 き 続 き 今 これだけの 違 反 事 例 がある 同 じ 会 社 の 同 じ 工 場 で 違 反 事 例 を 起 こしており これは どれも 実 は アメリカからいわゆる 再 発 防 止 措 置 なり 改 善 措 置 を 申 し 出 てくるいわゆる 調 査 報 告 書 が 提 出 されると すんなり 輸 入 禁 止 措 置 の 保 留 が 解 除 されているんですね これは 再 考 を 求 めたり もしくは 場 合 によっては 見 直 しを 求 めるなど 討 議 をしていくべきではないか これを 見 ると いわゆる 報 告 書 が 出 て そう 間 もなく 保 留 を 解 除 する こういうふうになっています しっかりと 中 身 を 検 討 し そして 場 合 によっては 一 回 はねるぐらいの 話 があってもよかりしに これ ではしゃんしゃんだと 言 われても 仕 方 がない ここは 改 めて 対 応 を 吟 味 してもらいたいと 思 うわけ ですけれども 大 臣 にお 答 えをいただきたいと 思 います 舛 添 国 務 大 臣 この 米 国 産 の 牛 肉 の 問 題 のある 混 載 事 案 につきましては まず これを 発 見 次 第 直 ちにその 肉 を 処 理 した 施 設 からの 輸 入 を 停 止 する その 上 で 報 告 書 を 求 める そしてその 報 告 書 についてもきちんと 農 林 水 産 省 とともに 内 容 を 精 査 し そしてまた 現 地 の 調 査 も 行 っていると
ころでありますので 今 後 ともその 基 本 的 な 姿 勢 を 堅 持 して 報 告 書 についても 厳 しく 内 容 を 吟 味 したいと 思 います 岡 本 ( 充 ) 委 員 もちろん 十 分 な 報 告 書 が 来 ればいいですけれども 場 合 によっては 突 き 返 すぐ らいの 話 があってしかるべきだということを 指 摘 しているわけです その 上 で おめくりをいただいて これは 二 の 一 となっていますページですけれども 米 国 の 規 制 改 革 及 び 競 争 政 策 に 関 する 日 本 国 政 府 の 要 望 事 項 これは 毎 年 日 米 間 で 出 し 合 っているも のなんですけれども 平 成 十 九 年 十 月 十 八 日 発 行 の 要 望 事 項 の 中 には BSE 対 策 で 飼 料 規 制 と サーベイランスというのが 入 っていました ところが ことし 十 月 十 五 日 に 発 行 されたこの 要 望 事 項 の 中 からはこれがもう 完 全 に 消 えてなくなっています 大 臣 は このことについて 農 水 省 と 議 論 をしたり もしくは 削 除 するということについて 御 了 承 され ているんでしょうか 舛 添 国 務 大 臣 専 ら 飼 料 規 制 については 農 林 水 産 省 の 管 轄 であるということで 農 林 水 産 省 が 食 品 安 全 委 員 会 の 見 解 に 基 づいて 対 応 するということでありますので 事 前 に こういうふうにする からとか したがって 厚 生 労 働 省 大 臣 これでいいか そういう 事 前 の 照 会 その 他 は 全 くござい ません サーベイランスの 継 続 に 関 する 要 望 書 が 削 られたということですけれども これについても 私 は 事 前 にかかわり 知 らないところでございます 岡 本 ( 充 ) 委 員 農 水 省 にも 来 てもらっています それでいいんですか これは 厚 生 労 働 農 林 水 産 とできちっと 協 議 をして 話 を 進 めていくべき 課 題 ですよ それを 農 林 水 産 省 単 独 で 勝 手 に 話 を 進 めて 重 要 な 要 望 を 削 除 したということですよ しかも これは 実 は 民 主 党 の 方 からこの 要 望 を 載 せるべきだと 言 って 載 せてきた ところが 削 除 するときには 民 主 党 の 方 にこの 内 容 についてお 知 らせがないままこれはこっそり 削 除 をして い ろいろな 要 望 事 項 を 出 していますけれども いつの 間 にか 削 除 をして 削 除 されているじゃないか とこちらから 指 摘 をされて 初 めて 削 除 したんです こういう 話 をする これは 信 義 にもとると 言 われ ても 仕 方 がない 話 ですね ぜひ どうしてこれを 削 除 するに 至 ったのか つまびらかにしていただ きたいんですけれども 梅 田 政 府 参 考 人 過 去 二 回 平 成 十 八 年 平 成 十 九 年 の 年 次 改 革 要 望 書 におきましては 食 品 安 全 委 員 会 が 取 りまとめた 米 国 産 牛 肉 等 に 係 る 食 品 健 康 影 響 評 価 の 結 論 への 附 帯 事 項 にお きまして 健 康 な 牛 を 含 む 十 分 なサーベイランスの 継 続 が 必 要 であるということ また 特 定 危 険 部 位 の 牛 用 飼 料 への 禁 止 のみならず 交 差 汚 染 の 可 能 性 のあるほかの 動 物 の 飼 料 への 利 用 も 禁 止 する 必 要 があるとされたことから 米 国 側 に 対 し 本 件 を 要 望 してきたところでございます 今 回 の 年 次 改 革 要 望 に 当 たりましては まずサーベイランスにつきましては 米 国 では 平 成 十 八 年 八 月 に 拡 大 サーベイランスから 現 行 のBSEサーベイランスに 移 行 しましたが 食 品 安 全 委 員 会 が 平 成 十 九 年 一 月 に 示 しました 米 国 BSEサーベイランス 見 直 しに 対 する 見 解 におきまして 高 リスク 牛 により 重 点 を 置 いたサーベイランスであり その 考 え 方 自 体 は 理 解 できるものであり サ ンプル 数 そのものは 少 なくなるからといって 一 概 に 問 題 であるとは 言 えない としているということ また 飼 料 規 制 について 米 国 政 府 が 本 年 四 月 の 官 報 告 示 によりまして 来 年 四 月 から 飼 料 規 制 を 強 化 し 三 十 カ 月 以 上 の 牛 の 脳 及 び 脊 髄 について 牛 用 のみならず 他 の 動 物 への 利 用 も 禁 止 すること 等 を 明 らかにしたことから 要 望 を 行 わなかったところでございます 本 件 に 関 しましては 今 後 とも 米 国 におけるBSE 対 策 の 実 施 状 況 について 十 分 注 視 していくこ ととしたいと 考 えております 岡 本 ( 充 ) 委 員 この 飼 料 規 制 に 関 しては まだ 来 年 の 四 月 から 実 施 の 話 であって 実 際 どう
なるかもわからないもの それからサーベイランスについても 決 して 食 品 安 全 委 員 会 でもう 十 分 だという 話 になっているわけではない 二 〇 〇 五 年 十 二 月 のいわゆる 食 品 健 康 影 響 評 価 の 結 論 への 附 帯 事 項 はまだ 生 きているわけでしょう そういう 意 味 では これが 残 っていながら 厚 生 労 働 省 とも 相 談 をせずこの 事 項 を 削 除 したということについては 私 は 問 題 だと 思 っていますよ 大 臣 ぜひこれは 農 林 水 産 大 臣 とよく 話 をしていただいて もう 一 度 要 望 をしていく し 続 けること が 重 要 なんです これをぜひ 行 っていただけるかどうか 明 確 にお 答 えいただきたいと 思 います 舛 添 国 務 大 臣 食 の 安 全 ということは 極 めて 重 要 な 問 題 でございますので それぞれ 管 轄 は 違 いますけれども 農 林 水 産 大 臣 とこの 件 についてきちんと 協 議 をして しかるべき 対 応 をしたいと 思 います 岡 本 ( 充 ) 委 員 ぜひ 今 からでも 遅 くない 要 望 をし 続 けることが 重 要 だということを 対 策 として お 示 しをいただいて また 民 主 党 に これはそもそも 言 い 出 したのは 民 主 党 ですから きちっと 御 報 告 をいただきたいと 思 います よろしいでしょうか 舛 添 国 務 大 臣 どういう 対 応 をとれるか 農 林 水 産 大 臣 と 協 議 をした 上 で 第 一 義 的 には これは 農 林 水 産 省 の 知 見 の 範 囲 の 中 でやるわけでありますので その 上 で 結 果 が 出 ましたらきちんと お 知 らせするようにいたします 岡 本 ( 充 ) 委 員 次 に 三 ページの 方 でありますけれども 実 は 農 林 水 産 省 それと 国 土 交 通 省 については 今 般 会 計 検 査 院 から いわゆる 国 庫 補 助 事 業 の 事 務 費 の 不 適 正 使 用 について 問 題 点 が 指 摘 をされました 厚 生 労 働 省 についても 補 助 金 について 一 部 事 務 費 があるというふうに 私 は 承 知 をしておりま して その 資 料 を 出 すように 二 日 前 から 確 かに 要 求 を 始 めたところでありますけれども きのう そ して 本 日 に 至 って やはり 出 ない 一 例 だけでも 出 してくれと 言 いましたけれども 一 例 も 出 せない 例 示 もできないという 大 変 残 念 な 対 応 であります 私 としては 最 初 は 全 部 積 み 上 げてくれ それは 無 理 だ それはそうか では 一 例 でもいいか ら 出 してくれということで 譲 歩 をしたつもりだったんですけれども それですらその 資 料 を 出 してもら えないというのは 大 変 遺 憾 であり 残 念 であると 思 っています 大 臣 そういう 意 味 で 対 応 をもう 一 度 改 めていただきたいのが 一 つ それから ぜひ ここにも 書 いてありますけれども 相 当 の 日 数 を 要 する と 書 いてある 一 ですけ れども これについては 早 急 にお 出 しをいただきたいと 思 っております この 国 会 が 終 わるともう 質 問 主 意 書 も 出 せなくなってくるということもありますので できればこの 国 会 が 閉 じる 少 なくとも 数 日 前 には 出 していただきたいというふうに 思 うわけですけれども いかがでございましょうか 舛 添 国 務 大 臣 地 方 公 共 団 体 向 けの 補 助 金 ですけれども これは 補 助 事 業 ごとの 単 位 での 計 算 が 出 ております したがって その 事 務 費 の 実 績 額 をまとめるというのは また 別 の 作 業 が 要 るもので 今 作 業 をさせておりますが 今 委 員 がおっしゃったように ちょっと 来 週 は 間 に 合 わない かもしれませんが 国 会 が 閉 じるまでにはきちんと 出 すようにいたします 岡 本 ( 充 ) 委 員 その 上 で 指 導 監 督 のあり 方 についてですけれども きょうは 会 計 検 査 院 にも お 越 しいただいております 会 計 検 査 院 に 全 部 検 査 をしてもらうというのは 私 は 物 理 的 にも 無 理 があると 思 っています 今 回 の 農 林 水 産 国 土 交 通 省 で 指 摘 された 事 案 を 見 ながら 厚 生 労 働 省 の 中 でも 自 分 たちの 補 助 金 の 事 務 費 について 不 正 流 用 がなかったのかどうかを 点 検 確 認 をしてもらいたいと 思 うわけなん ですけれども それはしていただけますでしょうか
舛 添 国 務 大 臣 間 接 経 費 につきましては 基 本 的 に その 研 究 費 が 所 属 している 所 属 機 関 が 責 任 を 持 って 執 行 しろということになっております しかしながら 今 後 今 のような 問 題 も 御 指 摘 い ただきましたので 間 接 経 費 の 監 査 の 実 施 についても 検 討 してまいりたいと 思 います 岡 本 ( 充 ) 委 員 検 討 してまいりたいだと してもらえるかどうかわからないんですよね ぜひ 今 回 の 会 計 検 査 院 の 報 告 を 受 けて 厚 生 労 働 省 の 中 で 監 査 を 改 めて 見 直 す 必 要 があるんじゃない かということ やっていただきたいということです お 答 えいただけますか 舛 添 国 務 大 臣 今 般 の 会 計 検 査 院 の 決 算 報 告 書 におきまして 農 林 水 産 国 土 交 通 両 省 が 選 ばれて きちんと 昨 年 の 調 査 結 果 においてやったということでありますけれども 今 の 点 について は 今 どういう 状 況 にあるかというのは とにかく 監 査 を 含 めてきちんとまずは 検 討 させていただき たいと 思 います そして 今 委 員 がおっしゃったような 方 向 で どういう 形 でそれを 実 現 できるか 少 し 時 間 をいただければと 思 います 岡 本 ( 充 ) 委 員 きょうは 会 計 検 査 院 にもお 越 しいただいていますけれども これはやはり 厚 生 労 働 省 分 の 事 務 費 についても もちろん 疑 ってかかるわけではないんですけれども 調 べた 方 がい いとお 考 えになられるかどうかが 一 点 それから 厚 生 労 働 省 からの 求 めがあれば どういう 方 法 で 調 査 をしたらいいかということについ ても 協 議 に 応 じていただけるということでよろしいんでしょうか この 二 点 御 確 認 いただけますでしょうか 真 島 会 計 検 査 院 当 局 者 お 答 えいたします 今 回 会 計 実 地 検 査 をした 十 二 の 道 府 県 すべてにおきまして 農 林 水 産 省 及 び 国 土 交 通 省 所 管 の 国 庫 補 助 事 業 に 係 る 事 務 費 等 につきまして 検 査 いたしました 結 果 不 適 正 な 会 計 経 理 が 発 見 されたことを 踏 まえまして その 他 の 県 等 についても 既 に 検 査 に 着 手 しておりまして 引 き 続 き 順 次 検 査 していくこととしているところであります 今 回 会 計 検 査 院 が 検 査 の 対 象 としなかった 会 計 経 理 につきましても 私 どもの 検 査 の 結 果 を 踏 まえまして 地 方 公 共 団 体 みずから 調 査 を 実 施 したり 国 庫 補 助 金 の 交 付 省 庁 が 確 認 指 導 を 十 分 行 ったりすることは 会 計 経 理 の 適 正 化 のためにも 望 ましいことと 考 えております また お 尋 ねの 検 査 のノウハウ 等 々の 点 でございますが 会 計 検 査 院 は 外 部 監 査 機 関 として 良 好 な 事 例 あるいは 問 題 のある 事 例 などさまざまな 事 例 を 承 知 しているところでございますし ま たいろいろなデータや 検 査 ノウハウの 蓄 積 もございます 特 に 是 正 の 事 例 や 再 発 防 止 事 例 など を 検 査 対 象 機 関 の 参 考 に 供 することは 会 計 経 理 の 適 正 を 期 しかつ 是 正 を 図 る 上 で 重 要 と 考 え ております このため 会 計 検 査 院 としては これまでもいろいろな 努 力 を 積 み 重 ねてきておりますが 引 き 続 き 厳 正 な 検 査 を 実 施 していくとともに 検 査 の 結 果 については 各 省 庁 等 において 会 計 経 理 の 適 正 化 を 図 る 上 で 参 考 にしていただけるようにさらに 努 めてまいりたい このように 考 えております 岡 本 ( 充 ) 委 員 もうこれで 終 わりますが その 際 には 今 回 大 臣 今 お 話 をした 事 務 費 もそう ですが 四 ページ 以 降 これは 前 回 も 指 摘 をしましたけれども 競 争 的 資 金 の 間 接 経 費 の 執 行 に 係 る 共 通 指 針 ですけれども これは 前 回 もお 話 ししました 間 接 経 費 ですね 領 収 書 も 要 らない という 状 況 で 五 百 億 を 超 えるお 金 が 使 われているという 状 況 です これは もちろん 全 部 がどうと 言 うつもりはないんです ただ 適 正 に 執 行 されているかどうかが 確 認 できる 状 況 にないということも 問 題 だということもぜひ 御 認 識 をいただいて これについてもあ わせて 調 査 検 討 をいただきたいということを 最 後 にお 願 いして 質 問 を 終 わります