2008 年 1 月 10 日 ( 木 ) 内 閣 委 員 会 議 事 録 ( 抜 粋 ) 答 弁 者 大 臣 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 規 制 改 革 国 民 生 活 ) 岸 田 文 雄 国 家 公 安 委 員 長 泉 信 也 政 府 参 考 人 内 閣 府 自 殺 対 策 推 進 室 長 柴 田 雅 人 警 察 庁 生 活 安 全 局 片 桐 裕 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 長 中 村 秀 一 柳 澤 光 美 君 おはようございます 民 主 党 新 緑 風 会 日 本 の 柳 澤 光 美 でございま す また 本 年 も 皆 様 是 非 よろしくお 願 いしたいと 思 います 前 回 に 引 き 続 いて 自 殺 対 策 について 質 問 をさせていただきたいと 思 いますが その 前 に 先 回 岡 田 委 員 長 には お 願 いをして 委 員 会 を 開 催 していただいてこのような 質 問 の 時 間 を 取 らせていただけたことに 感 謝 を 申 し 上 げたいというふうに 思 ってい ます また 実 は 昨 年 大 変 つらいことがありまして この 自 殺 対 策 基 本 法 には 先 回 も 触 れましたが 山 本 孝 史 先 生 が 本 当 に 命 を 削 ってと 言 っても 過 言 でないぐらい 本 当 に 山 本 先 生 のある 意 味 では 執 念 ででき 上 がった 法 案 でございまして たまたま 二 十 日 の 日 に 質 問 に 立 たせていただいた 翌 々 日 の 二 十 二 日 にお 亡 くなりになられました 心 から 冥 福 をお 祈 りしたいと 思 いますとともに 自 殺 の 関 係 の 資 料 は 形 見 として 私 が 全 部 引 き 受 けさしていただきました それ 以 上 に 山 本 先 生 の 思 いは 私 がまた 引 き 継 い で 自 殺 を 一 人 でも 減 らすためにこの 後 も 頑 張 っていきたいということをこの 場 をか りてちょっとお 約 束 もさしていただこうというふうに 思 っています 実 は 前 回 自 殺 対 策 白 書 が 作 られて 非 常 に 政 策 は 整 ったと ただ 重 点 施 策 を まとめることが 目 的 ではなくて 優 先 順 位 を 付 けてできるところからきちんとやって いかないと 大 変 なことになると それには 一 つは 今 現 在 この 前 お 伺 いしたら 百 五 十 七 の 民 間 団 体 が 全 国 で 動 かれていると この 皆 さんにどう 動 いていただけるか ということを 一 つ 必 要 だろうと それからもう 一 つは 地 方 自 治 体 現 場 に 近 いとこ ろがどう 動 いてもらえるかという 施 策 をどう 取 っていくのかというお 話 を 踏 まえて 岸 田 大 臣 の 方 に 本 当 に 予 算 の 獲 得 と 同 時 に 関 係 省 庁 で 獲 得 した 予 算 の 配 分 本 当 に 効 果 的 に 使 ってもらうように 一 歩 踏 み 込 んだ 対 応 をお 願 いしたいというお 願 いを させていただきました それと 最 後 に 一 番 大 事 なのは やっぱり 自 殺 の 実 態 をどうきちんと 把 握 するか と フィンランドが 三 〇 % 減 らしたのも 結 局 国 家 プロジェクトとしてまず 実 態 を 1
きちんと 把 握 するというところから 泉 大 臣 の 方 に 警 察 の 情 報 が 一 番 そういう 意 味 では 自 殺 の 実 態 を 把 握 しているデータなんで それをもう 一 歩 踏 み 込 んだ 活 用 をお 願 いしたいということを 中 心 にお 話 をさせていただきました それに 対 して 岸 田 大 臣 と 泉 国 家 公 安 委 員 長 の 方 から 私 は 大 変 前 向 きに 力 強 い 御 答 弁 をいただきまして 大 変 うれしく 思 っておりますし 心 強 く 感 じております 私 は 福 田 総 理 は 課 題 を 先 送 りばかりして 問 題 が 多 いと 思 っているんですが 今 回 内 閣 改 造 をしなかったことだけは 感 謝 をしたいと 是 非 お 二 人 に この 後 もう 一 歩 突 っ 込 んだ 取 組 をお 願 いしたいということを 踏 まえて 質 問 をさせていただきたいというふうに 思 っております この 前 ちょっと 時 間 が 足 りなかった 自 殺 の 実 態 把 握 の 部 分 なんですが 自 殺 に 対 す るデータというのはたくさんあるんですが 大 きく 分 けると 二 つありまして 厚 生 労 働 省 の 方 で 取 っている 人 口 動 態 調 査 これは 性 別 と 年 齢 階 層 別 に 年 次 別 と 五 か 月 遅 れて 月 次 別 に 報 告 がされています ただ これは 要 因 だとか 内 容 はなくて 人 数 だけの データになりますけれども ただ 速 報 性 があるという 意 味 では 自 殺 がどうなって いるかということを 知 るためには 大 変 活 用 できるデータになります 先 回 私 十 二 月 の 五 日 に 五 か 月 遅 れて 七 月 末 までの 自 殺 の 推 移 が 出 ましたという お 話 をしました それが 大 変 ショックだったということで 一 万 七 千 二 百 六 人 から 一 万 八 千 六 百 七 十 三 人 と 千 四 百 六 十 七 人 も 増 加 して しかも 増 加 率 でいえば 八 五 %に なっていると ところが 一 月 の 七 日 に 今 度 は 八 月 末 までのデータが 出 まして これ を 見 て 更 に 私 はショックを 受 けておりまして 昨 年 に 比 べて 一 万 九 千 四 百 六 十 二 人 から 二 万 一 千 二 百 八 人 と 二 万 台 に 入 って 千 七 百 四 十 六 人 増 加 をしています もっと ショックなのは 率 がもう 九 %になりました 急 遽 お 手 元 に 資 料 をお 渡 しさせてもらった それに 基 づいて 推 移 をちょっと 一 覧 表 にまとめさせていただきました 一 月 から 自 殺 の 人 数 は 年 度 ではなくて 年 次 で 取 っていますから 去 年 一 月 から 八 月 までのところで 累 計 が 二 万 一 千 二 百 八 になってい ると 十 八 年 度 は 一 万 九 千 四 百 六 十 二 人 だったと 結 果 千 七 百 四 十 六 人 増 えて 九 〇 %の 増 加 になっていると 今 度 は 残 されているのは 九 月 十 月 十 一 月 十 二 月 の 四 か 月 この 後 順 次 出 て くるわけですが 昨 年 は 二 千 四 百 五 十 三 からほとんど 二 千 台 ほとんど 年 末 になれば なるほど 人 数 は 増 えているんです この 合 計 を 単 純 に 足 してみると 一 万 四 百 二 十 五 人 になります 去 年 よりも 変 わらないという 想 定 で 八 月 末 の その 下 にちょっと 表 を 書 きましたが 二 万 一 千 二 百 八 人 に 一 万 四 百 二 十 五 人 を 足 しますと 三 万 一 千 六 百 三 十 三 人 もうこれで 三 万 人 を 去 年 も 確 実 に 超 えてしまう 増 えなくてです ところが 順 次 上 がってきているのは 見 ていただいたとおりだと 思 うんですが 今 ある 九 %の 増 加 率 を 単 純 にそこに 掛 けさせていただくと 三 万 四 千 四 百 八 十 人 になり ます これは 二 〇 〇 三 年 が 一 番 多 かったんです 三 万 四 千 四 百 二 十 七 人 実 はその 最 悪 の 数 値 をオーバーする 国 を 挙 げて 大 綱 を 作 って 白 書 を 作 ってというふうにやっ てくる 中 で 結 果 として 自 殺 の 実 態 は 悪 くなっている 2
このことについてちょっとお 伺 いしたいんですが 例 えば 厚 生 労 働 省 は 統 計 統 計 情 報 部 で 取 られているということなんですが このデータを 見 て 自 殺 に 対 して 一 番 関 係 のある 省 として 厚 生 労 働 省 としてはどうとらえているか ちょっとお 聞 かせい ただけますか 政 府 参 考 人 ( 中 村 秀 一 君 ) 御 指 摘 のとおり 人 口 動 態 統 計 毎 月 取 っております 委 員 が 年 次 の 推 計 もされているということでございますが 推 計 のお 話 はともかくと して この 統 計 直 近 の 一 月 から 八 月 までの 状 況 はおっしゃるとおりの 状 況 でござい まして 対 前 年 九 % 増 ということでありまして 大 変 深 刻 にとらえております 我 々 この 月 報 につきましては 省 内 だけでなく 関 係 省 庁 関 係 機 関 地 方 公 共 団 体 にも 情 報 提 供 させていただいておりますが 自 殺 対 策 について 気 を 引 き 締 めてやって いかなければならないと こういうふうに 考 えているところでございます 柳 澤 光 美 君 このことを 大 変 だということで 岸 田 担 当 大 臣 あるいは 舛 添 厚 生 労 働 大 臣 にじかに 伝 えるということをされましたか 政 府 参 考 人 ( 中 村 秀 一 君 ) ただいま 申 し 上 げましたとおり このデータにつきま しては 省 内 だけでなく 関 係 省 庁 の 方 にも 上 げておりますし また この 人 口 推 計 につ きましては 八 月 までの 状 況 を 踏 まえて 年 間 の 人 口 推 計 などもいたしているところで ございます これは 三 大 死 因 についてしか 死 因 別 にはやっておりませんが そういう 作 業 をし ておりますので そういった 中 で 人 口 の 動 態 については 社 会 保 障 政 策 労 働 政 策 の 基 本 でもありますので そういった 意 味 で 大 臣 にも 当 然 御 報 告 申 し 上 げているところ でございます 柳 澤 光 美 君 内 閣 府 ですが 推 進 室 の 方 ではこれをどのようにとらえて 大 臣 の 方 にはどういうふうに 伝 えられたか 教 えていただけますか 政 府 参 考 人 ( 柴 田 雅 人 君 ) まず 先 月 までの 数 値 につきましては 前 回 のこの 場 で のお 話 もございました 実 は 八 月 の 実 績 についてはまだ 私 の 方 から 大 臣 にはお 話 は しておりません 私 ども この 数 字 をもらいまして 今 見 ておりますけれども この 数 値 については 割 合 高 齢 者 のところの 数 が 増 えているというふうに 数 字 の 上 からだけは 見 ております ただ これがどうしてなのかというところについては なかなか 今 正 直 言 って 分 から ないというのが 状 況 でございます もう 少 し 警 察 の 方 の 統 計 とか 突 き 合 わせてみない と そこのもう 少 しなぜなのかというところがなかなか 分 からないなというのが 今 の ところの 正 直 なところの 状 況 でございます 柳 澤 光 美 君 私 官 僚 の 皆 さん この 前 も 言 いましたけど 大 変 優 秀 で きちんと データを 取 れと 言 えばデータを 取 られている 私 は データを 取 ることは 目 的 ではな いと 思 っているんです そのデータがこうなっているんだ しかもこの 自 殺 の 問 題 は 今 政 府 を 挙 げて 国 を 挙 げてやろうとしているんだと とすれば 厚 生 労 働 省 とすれ ば 大 騒 ぎになる 私 は 民 間 の 出 身 ですから 例 えば 民 間 が 年 度 の 決 算 が 十 二 月 末 だと これちょっと 決 算 と 比 較 するのは 大 変 まずいですが 目 標 に 対 して 大 変 な 売 上 げ 減 に 3
なって 減 益 だ 大 変 だということが 一 番 トップのところに 情 報 が 行 って どうすれば いいんだということが 起 きてこなければ 駄 目 だろうというふうに 強 く 思 っているん ですね ただ 正 直 言 います 私 も 反 省 しています 政 治 家 というのも 気 を 付 けなければい けないのは 法 案 を 作 れば 何 か 良 かったみたいに 判 断 を ただ 私 も 去 年 厚 生 労 働 委 員 会 で 年 金 問 題 にずっと 追 われて 今 回 内 閣 委 員 会 に 戻 ってもう 一 回 こうやって 確 認 をさせていただいて 本 当 に 目 的 は 法 案 を 作 ることではないと 自 殺 をどう 減 らして いくんだということを 真 剣 に 考 えなきゃいけないと 是 非 官 僚 の 皆 さんにもそのこ とを 今 回 お 訴 えさせていただきたいなと 大 臣 この 後 もう 終 わってしまっているんですが 九 十 十 一 十 二 もう 絶 対 増 えていると 思 うんですよ この 辺 をどうとらえて 担 当 大 臣 になられて 今 どのよ うに 考 えられているか 率 直 な もう 感 想 でもなられてまだあれですから 結 構 ですが 少 しお 話 しいただけませんか 国 務 大 臣 ( 岸 田 文 雄 君 ) 御 指 摘 のこの 人 口 動 態 統 計 月 報 八 月 までの 自 殺 者 数 前 年 比 九 %の 増 加 二 万 一 千 二 百 八 人 となったということ このことにつきましては 本 当 に 憂 慮 すべきことでありますし 大 変 深 刻 に 受 け 止 めておりますし 内 閣 府 とし ましてもこの 数 字 を 深 刻 に 受 け 止 めてしっかりとした 対 策 を 進 めていかなければい けない そのように 感 じております 自 殺 総 合 対 策 大 綱 に 基 づく 施 策 を 進 めているわけですが その 中 におきましても 特 に 施 策 の 中 でできるだけ 早 く 直 ちにこの 効 果 が 期 待 できるような 施 策 を 中 心 に 進 めなければいけない こういった 思 いを 強 くしております 柳 澤 光 美 君 実 は 大 臣 おっしゃられるように これは 担 当 大 臣 だけでできること ではなくて 国 を 挙 げてあるいは 政 府 を 挙 げてやることだということで 自 殺 総 合 対 策 会 議 というのが 去 年 三 回 開 かれているんですが 結 局 六 月 八 日 の 日 に 終 わっている んですね 大 綱 を 作 るためにやっぱりやられたのかなと さらにもう 一 つ 自 殺 総 合 対 策 の 在 り 方 検 討 会 これは 民 間 の 方 も 入 られて 多 くの 皆 さんが 入 って 問 題 を 整 理 をされて これも 結 局 大 綱 を 中 心 に 議 論 をされたんだろうなと 結 果 四 月 の 八 日 で それまでやってきたのがそこでストップしているんですね 私 大 臣 にお 願 いがあるんですが この 実 態 を 踏 まえて この 会 議 を 一 つは 政 府 としてどうするんだというためには 町 村 官 房 長 官 会 長 が 内 閣 官 房 町 村 さんだと 思 うんですが 各 関 係 省 庁 が 全 部 出 る 会 議 これを 是 非 大 至 急 開 いていただけないかな と それに 対 して 今 度 は 具 体 的 にどうすればいいんだという 在 り 方 検 討 会 もできるだ け 早 急 に 開 いて 検 討 していただきたいと もう 待 ったなしに 来 ているだろうというふ うに 思 うんです しかも 一 月 に 入 っても 実 は 私 は 昨 日 西 村 代 議 士 の 長 男 が 自 殺 をされたという 報 道 がお 昼 のニュースで 出 まして 私 拉 致 問 題 も 西 村 先 生 に 大 変 個 人 的 にも 御 指 導 をいただいておりまして 大 変 ショックだったんですが 今 年 に 入 っても 一 月 からかな り 厳 しい 状 況 にあるというのが 実 態 だというふうに 思 うんです 是 非 そのことを 大 臣 4
にお 願 いしたいと 思 いますが いかがでしょう 御 所 見 を 国 務 大 臣 ( 岸 田 文 雄 君 ) 御 指 摘 の 自 殺 総 合 対 策 会 議 これももちろん 重 要 だと 認 識 しておりますが 特 に 自 殺 総 合 対 策 の 在 り 方 検 討 会 この 検 討 会 の 有 識 者 の 皆 様 方 中 心 に 自 殺 対 策 推 進 会 議 を 立 ち 上 げるということ これを 昨 年 既 に 決 定 して 近 々 立 ち 上 げたいというふうに 思 っております この 会 議 は 厚 生 労 働 省 など 関 係 省 庁 これ 毎 回 出 席 をさせる そしてできるだけ 直 近 の 厳 しい 自 殺 の 状 況 対 策 それから 様 々な 対 策 の 実 施 状 況 こういったものを 報 告 させる ヒアリング 等 を 行 う 等 々 できるだけ 直 近 の 状 況 をしっかり 把 握 できる 機 動 的 な 会 議 にしたいというふうに 思 っておりまして この 会 議 をまずできるだけ 早 く もう 決 定 しておりますので できるだけ 早 く 立 ち 上 げてこうした 状 況 に 対 応 して いきたい このように 考 えております 柳 澤 光 美 君 できるだけ 早 くじゃなくて すぐにでもやっていただけませんか 私 はそこまで 来 ていると 思 うんです もう 待 ったなしの しかもこれだけ 進 めてきて 基 本 法 を 作 ってやってきて 悪 化 している ただ 自 殺 対 策 というのはそれだけ 奥 が 深 くて 大 変 難 しい むしろ 社 会 全 体 に 影 響 する 問 題 だということも 十 分 私 は 分 かって おりますし そうはいっても これが 結 果 につながなければ 会 議 だけ 開 いたり 白 書 を 作 って 対 策 だけ 作 っても 何 の 意 味 もないということを 再 度 強 く 訴 えさせていただき たいというふうに 思 っております 次 に 先 回 もう 一 つはやっぱり 自 殺 の 実 態 先 ほど 推 進 室 長 の 方 からもありまし たけれども 数 字 だけ 見 てもまだ 要 因 等 はつかめていないと 警 察 の 情 報 も 得 てとい うお 話 がありました そういう 意 味 では この 前 泉 大 臣 にもお 願 いしたように 警 察 の 情 報 というのが 一 番 自 殺 の 実 態 を 把 握 している 情 報 になります お 手 元 にもう 一 枚 済 みません 自 殺 対 策 白 書 の 中 にも 自 殺 統 計 原 票 の 見 直 しとい うことが 打 ち 出 されて 次 のページにどういう 原 票 かというのをちょっと 出 させても らっています 警 察 の 自 殺 の 情 報 には 二 つありまして 一 つは 刑 事 課 が 作 成 する 死 体 発 見 報 告 書 いわゆるこれが 死 体 見 分 調 書 であったり 検 視 調 書 になるわけですが これは 確 かに 個 人 情 報 も 全 部 入 っている 情 報 になります ただ この 原 票 は 実 は 所 轄 のいわゆる 自 殺 に 対 応 したいわゆる 警 察 官 の 担 当 された 方 がこれに 記 入 をするわけですね ここに は 基 本 的 に 個 人 情 報 というのはないんです これが 審 査 を 受 けて 県 警 本 部 に 行 って それで 県 警 本 部 の 方 が 取 りまとめて 警 察 庁 情 報 管 理 システム これが 新 しくしたた めに 変 えて すぐは 変 えられませんとか 大 変 ですとかとおっしゃっていたやつなんで すが そこへ 載 っかって 本 庁 に 来 て いわゆる 警 察 庁 に 来 てまとめられて 毎 年 六 月 に 自 殺 の 概 要 資 料 というのが 出 されるわけです これだけのすばらしい 情 報 が 年 末 に 締 めて 翌 年 の 六 月 にしか 出 てこない ほとんど 活 用 がされていない 正 直 言 いまして スピードを 求 められているときに この 前 私 の 方 では それをまとめるよりも すぐ 使 えるという 意 味 でいけば 市 町 村 は 難 しいとしても 所 轄 単 位 でデータが 出 せませんかというお 話 したのは 何 でその 5
お 話 をしたかという 具 体 例 をちょっとお 話 しさせてもらいたいんですが お 手 元 に 京 丹 後 市 のホームページの 表 があると 思 うんですが 実 は 京 丹 後 市 とい うのは 京 都 府 の 北 部 の 丹 後 半 島 の 先 端 にある 市 で 伝 統 産 業 の 丹 後 ちりめんで 大 変 有 名 なところなんですが 実 はなかなか 伝 統 産 業 は 今 厳 しくて いろんな 意 味 で 御 苦 労 をされている ただ ここは 人 口 六 万 五 千 人 なんですが 市 長 さんが いわゆる 行 政 のトップが 自 殺 ゼロ 実 現 推 進 協 議 会 というのを 立 ち 上 げて この 一 番 最 後 に 出 ていま すが それだけではなくて 市 に 専 任 の 職 員 を 配 置 して 多 重 債 務 相 談 支 援 室 で 常 に 相 談 を 受 けるという 熱 心 な 取 組 をやっている 有 名 な 自 治 体 です ところが ショックなのは もう 一 枚 それだけやられている 京 丹 後 市 が これ 京 都 新 聞 の 記 事 なんですが 実 は 十 月 末 に 自 殺 者 が 十 八 人 増 えて 三 十 四 人 にも 増 えた 二 倍 以 上 になってしまったと もう 啓 蒙 活 動 だけでは 駄 目 だ どうしたらいいんだと それには 自 殺 の 原 因 は 何 なんだろう 共 通 な 原 因 はどこにあるんだろう あるいは 伝 統 産 業 の 衰 退 に 影 響 しているんじゃないかと どんな 人 たちが 自 殺 して 男 性 なの か 女 性 なのか 年 齢 は 職 業 は 知 りたいということで 京 丹 後 警 察 署 へ 行 ったんです ね 教 えてもらえませんかと 一 切 駄 目 ですって 門 前 払 いなんですよ 済 みません 何 でできないのか 行 政 が 行 って 聞 いても 何 でそれが 出 せないのか もう 一 度 ちょっと 説 明 していただけますか 政 府 参 考 人 ( 片 桐 裕 君 ) ちょっと 今 そのお 話 初 めて 伺 いましたので どういうふ うなデータを 求 められてどういう 理 由 で 断 られたのかちょっと 私 承 知 をしておりま せんが ただ 各 都 道 府 県 警 察 に 対 しましては 個 人 のプライバシーというものがこ れが 表 に 出 るようなことがあっては 絶 対 にいけない ただ そうでない 限 りにおいて は 最 大 限 自 殺 対 策 に 協 力 するという 意 味 でデータを 出 すようにという 指 導 をしてお りますので ちょっと 時 間 をいただいて 今 のことをもう 少 し 調 べさせていただければ というふうに 思 っています 柳 澤 光 美 君 ということは 禁 止 はしていませんね 政 府 参 考 人 ( 片 桐 裕 君 ) 私 どもが 懸 念 をしておりますのは 今 委 員 御 指 摘 のよう に 自 殺 統 計 原 票 では 個 人 の 氏 名 とかいうものは 入 っておりませんけれども ただ 発 見 年 月 日 であるとか 管 轄 警 察 署 又 は 亡 くなった 方 の 年 齢 職 業 等 の 記 載 がございま す これと 他 の 例 えば 報 道 等 の 資 料 と 突 き 合 わせますと 個 人 が 推 認 されるおそれがご ざいますので そういったことについてはこれは 避 けていかなければいけない しか し そうならない 限 りにおいては 協 力 するようにということは 指 示 をしているつもり でございます 柳 澤 光 美 君 分 かりました ということは 禁 止 はされていないと 実 は 行 政 だとか 研 究 機 関 は これ 公 表 するために 欲 しいと 言 っているんじゃない んですよ これがマスコミとか 何 かが 面 白 半 分 で 行 くというのは これは 私 は 駄 目 だ と 思 っているんです そこには 出 すと 泉 委 員 長 出 すと 答 えてもらえませんか 国 務 大 臣 ( 泉 信 也 君 ) 前 回 も 答 弁 をさせていただきましたように 警 察 は 警 察 と しての 調 査 をやらせていただいておりますが その 成 果 が 自 殺 予 防 に 役 立 つのであれ 6
ば 積 極 的 に 活 用 していただくように 取 り 組 みたいと こう 申 し 上 げてまいりました 今 委 員 が 提 示 されました 例 は 局 長 も 答 弁 をしましたように どんな 具 体 的 な 要 求 をなさったのかというのがよく 分 かりませんが 数 が 少 ない 場 合 にはおのずと 亡 くな られた 方 のその 経 緯 が 読 み 取 れるというようなこともありまして やや 現 場 がちゅう ちょしたこともあるかもしれません しかし 委 員 のおっしゃるように 行 政 が 要 求 した 事 柄 それが 外 に 漏 れるということがない プライバシーの 侵 害 にかかわらない というような 担 保 があるということであれば またその 対 応 はおのずと 違 ってくるも のと 思 います 柳 澤 光 美 君 おっしゃる 意 味 は 分 かります ですから 担 保 をして だから 私 は 先 回 も 守 秘 義 務 をきちんと 掛 ければと 私 警 察 の 皆 さん ちょっと 非 常 にお 役 所 的 な 発 想 で 自 分 たちがそのことによって 被 害 を 受 けるのは 嫌 だと 言 っているようにし かちょっと 聞 こえないんです 先 回 も 片 桐 局 長 の 答 弁 の 中 で そんな 資 料 が 残 ってい るかどうかは 分 からないし それを 改 めて 所 轄 より 集 めるというのも 難 しいと シス テムも 変 更 しなきゃいけないと 私 思 うんですが いいですか 確 かに 三 万 人 超 えて 大 変 なんですが 月 別 に 追 っ 掛 けて 市 町 村 まであるいは 所 轄 まででいったら この 京 丹 後 市 だって 三 十 四 名 なんで すよ 手 作 業 でできるんですよ この 原 票 見 れば しかも この 自 殺 ゼロの 推 進 協 議 会 には 京 都 府 京 丹 後 警 察 署 も 入 っているんですよ そういうところだったら 手 作 業 で もできる いわゆる 所 轄 で 分 析 をする 分 析 をするというか そのくらいのことがで きないできないということはあり 得 ないと 思 っているんです だって あれですよ 去 年 私 は 年 金 でやりましたけれども 年 金 の 五 千 九 十 五 万 件 とは 違 うんですよ とい うことを 是 非 今 泉 委 員 長 からありましたから 本 当 に 行 政 がきちんと 担 保 して 言 っ てきたときには そこまで 言 ったところはもう 一 歩 進 んでやると そうしないと 京 丹 後 市 は 今 までの 啓 蒙 活 動 から 一 歩 も 進 めないんですよ もう 一 回 じゃどうなんだ というのは 現 場 レベルで 少 し 動 き 始 めないと 中 央 で 整 理 しますと 言 っているんでは 私 は 駄 目 だと 思 っているんです これに 関 連 してもう 一 つお 願 いがあるんです 昨 年 一 月 からは 新 しいこのいわゆる 原 票 しかもかなり 細 かいことを 聞 く これが スタートをして 十 二 月 末 で 去 年 一 年 間 の 詳 しいデータが 取 れるんです これ 少 し システム 変 更 しましたけど この 報 告 は 少 なくとも 今 年 も 六 月 ごろにはほぼ 報 告 でき ますか 遅 れるとか 何 かという 心 配 はありませんか 政 府 参 考 人 ( 片 桐 裕 君 ) 今 御 指 摘 の 自 殺 の 概 要 資 料 でございますが 例 年 六 月 の 初 めにこれを 取 りまとめて 公 開 をしているということでございまして 本 年 もそのこ ろまでには 公 表 できるように 今 進 めているところでございます 柳 澤 光 美 君 分 かりました じゃ 遅 れない 通 常 どおりきちんとやってもらえる と システム 変 更 の 言 い 訳 をしないで できるだけ 早 く 出 していただきたいと もう 一 つです この 前 お 願 いしたのは これを 警 察 で 分 析 をするといったら 結 局 データ システムやって しかもそれはただまとまってくるだけです 分 析 していな 7
いんですよ 去 年 一 年 間 十 二 月 までのこれをきちんと 集 めて 分 析 する それどこが できるか 僕 は 警 察 にそれまで 求 めてはいけないと 思 っているんです 自 殺 のために 警 察 があるんじゃない ただ 警 察 というのは 国 民 の 命 と 財 産 を 守 ることですから 殺 人 犯 を 捕 まえるのも 大 事 なんですが 自 殺 の 方 を 一 人 助 けるのもとても 大 事 な 仕 事 なんだということだけは 大 事 にしてくださいね といっても 自 殺 だけで 動 いている んじゃない これは 分 析 どこでやるか これが 私 は 先 回 言 わせてもらった せっ かくつくった 自 殺 予 防 総 合 対 策 センターですよ 実 は 平 成 十 六 年 度 の 厚 生 労 働 科 学 研 究 費 補 助 金 これ 正 直 に 書 いてあるからいい なと 思 っているんですが この 補 助 金 もらって 研 究 しているわけですよね 先 回 も 言 いました 研 究 のところにだけは 毎 年 二 億 厚 生 労 働 省 から 五 年 間 十 億 もお 金 が 下 りている このお 金 多 いと 言 っているんじゃないんですよ 多 いと 言 っているんじ ゃなくて もっと 増 やさなきゃいけないかもしれないです それが 結 局 調 べることないから この 報 告 が 当 時 の 精 神 神 経 センターの 研 究 所 で 出 しているんですが たったこれだけの 報 告 なんですよ 何 をしたかというと 都 道 府 県 の 政 令 指 定 都 市 のホームページをチェックしましたが 情 報 提 供 の 実 態 は 都 道 府 県 等 によりばらばらです これが 一 つ 都 道 府 県 の 県 警 本 部 のホームページを チェックしましたが 自 殺 に 対 する 報 告 を 原 因 とか 動 機 をまとめて 出 しているのは 青 森 県 と 佐 賀 県 と 長 崎 県 の 県 警 本 部 だけですと これだけばらばらなんです その 結 果 ここから 問 題 提 起 しているのは やっぱり 県 だとか 県 本 部 だとかという のを もっとホームページに 出 せる 範 囲 でデータを 出 すと アクセスをしてもらって その 自 殺 のことが 知 られるようにしていくということが 大 事 ですよとここで 報 告 し ています もう 一 つ 報 告 しているのは そのデータを 是 非 ここで 研 究 させてくれと それには 法 医 学 だとか 精 神 医 学 だとか 臨 床 疫 学 だとかという 専 門 家 が 集 まって 分 析 を 掛 けるということを 是 非 させてほしいという 提 案 なんです これは 是 非 この 原 票 に 関 しては あくまでも 統 計 データとして いわゆる 今 回 できた 予 防 総 合 対 策 センターに 去 年 の 十 二 月 までのデータを 一 回 全 部 集 めて 専 門 家 に 新 しくなったデータで 一 番 自 殺 のことが 分 析 しやすい 専 門 家 一 杯 いるわけです から そこで 大 至 急 やってもらえませんか 大 臣 いかがでしょう 大 臣 になるのか いいですよ 室 長 でも 政 府 参 考 人 ( 柴 田 雅 人 君 ) 自 殺 予 防 総 合 対 策 センター 先 生 がおっしゃるように 自 殺 対 策 の 一 つの 情 報 の 集 約 ができるようなセンターというふうに それを 目 指 すよ うに 今 しておりますので そういう 去 年 もこの 国 会 で 御 指 摘 があっていろいろ 直 させ ていただきましたけれども ちょうど 自 殺 予 防 総 合 センター 私 どもの 自 殺 総 合 対 策 推 進 室 の 職 員 の 中 にも 入 っておりますので 私 の 方 からも 先 生 がおっしゃったことを よく 伝 えて できるだけ 総 合 的 に 情 報 が 見 られるように それからできるだけ 新 しい 情 報 がきちっと 入 るようにしたいというふうに 思 っております 柳 澤 光 美 君 実 は 大 臣 にもお 願 いしたいんですが 大 臣 から 要 請 をして 泉 さん が 大 臣 ですから そこでいわゆる 守 秘 義 務 が 掛 かってあくまでも 分 析 に 使 うんだとい 8
うことであれば この 原 本 を 情 報 システムに 入 れるのは これは 警 察 の 六 月 までにま とめるところでやってください そうじゃなくて これファクスでもいいんですよ 秘 密 なら だから 書 留 にしようが 何 にしようが 一 回 全 部 送 ってもらう 一 か 所 に 集 める これを 大 至 急 分 析 に 入 ってもらうということを 是 非 やっていただきたいと 思 う んですが いかがですか 国 務 大 臣 ( 岸 田 文 雄 君 ) 御 指 摘 のように 自 殺 に 関 する 統 計 等 の 分 析 これ 大 変 重 要 だと 認 識 をしております 御 指 摘 のこの 自 殺 統 計 原 票 につきましても 個 人 のプライバシーには 配 慮 しながら 是 非 必 要 な 情 報 についてできる 限 り 研 究 機 関 に 提 供 されるよう 努 力 しなければいけ ないと 思 っておりますし この 提 供 の 仕 方 につきまして 是 非 警 察 庁 と 調 整 したいと 考 えています 柳 澤 光 美 君 泉 大 臣 要 請 があったら 警 察 の 方 も 是 非 それは 個 人 情 報 いわゆる 警 察 にとって 守 秘 義 務 がきちんと 守 られるということであれば 大 至 急 対 応 していた だくということを 是 非 確 認 いただけませんか 国 務 大 臣 ( 泉 信 也 君 ) 再 三 申 し 上 げておりますように 警 察 としても 自 殺 予 防 に 対 して 最 大 限 の 努 力 をさせていただくという 前 提 で ただいま 予 防 センターですか 自 殺 予 防 総 合 対 策 センター 等 の 研 究 機 関 等 と 少 し 相 談 をさせていただき できるだけ 有 意 義 なデータとして 活 用 いただけるように 努 めてまいりたいと 思 います 柳 澤 光 美 君 再 度 言 います もう 待 ったなしなんですよ 僕 は せっかく 岸 田 大 臣 と 泉 大 臣 がいらっしゃるときに ここのところでその 会 議 が 遅 れないようにできるだけ 早 く 開 く あるいは この 程 度 の 分 析 を 集 めるの 訳 ない わけですから 警 察 も 協 力 してくれて 何 でかというと 死 体 発 見 報 告 書 の 元 データ を 出 せと 言 っているんじゃないんですね あくまでもいわゆる 個 人 プライバシーが 入 っていない 原 票 だけ 集 める それだけでもう 大 変 な 研 究 ができると 思 っているんで す なぜかといいますと 結 局 せっかく 自 殺 予 防 総 合 対 策 センターをつくったんです が 分 析 するデータはありませんから その 聞 き 取 り 調 査 をやろうということで 動 か れていますよね そんなこと 物 理 的 に 無 理 ですよ ほとんどできていないでしょう 何 件 ぐらいやられていますか 政 府 参 考 人 ( 柴 田 雅 人 君 ) 今 のお 話 は 自 殺 に 至 る 経 過 というものを 遺 族 からヒ アリングをするなどで 調 べていく その 結 果 を 集 大 成 して どういうところにどう 介 入 していったら 自 殺 を 防 げるかという 趣 旨 の 調 査 です 十 七 年 度 から 始 めていまして 十 七 年 度 はフィージビリティー 調 査 それから 十 八 年 度 はパイロットスタディー 十 九 から 二 十 年 度 について 基 礎 調 査 をやるということですが まだ 全 国 の 都 道 府 県 全 国 的 にやるというところまでは 至 っておりません それは 確 かに 自 殺 は 今 まで 語 られない 死 ということですから それをやはり 遺 族 の 方 に 語 ってもらうというのはやはりそれなりに 時 間 も 少 し 掛 けてやらないとい けないかなというところで なかなか 進 まないというのが 正 直 なところでございます 9
柳 澤 光 美 君 進 みっこないですよ 人 間 関 係 のない 人 のところへ 飛 び 込 んでいって 聞 くなんというのは 大 変 難 しいことなんですよ むしろ 専 門 家 の 方 には 現 実 のこの 生 データを 徹 底 的 にプロとして 研 究 してもらう だから いいですか 今 自 殺 実 態 千 人 調 査 をやられていますよね これをやって いるのは 行 政 じゃないんですよ 今 回 NPO 法 人 の 自 殺 対 策 支 援 センター ライフ リンク これは 清 水 さんが 代 表 で 大 臣 時 間 あってお 会 いされたことありますか 一 度 会 ってお 話 を 聞 いていただきたいんですが 彼 はNHKのディレクターをやって いまして クローズアップ 現 代 で 自 殺 をずっと 取 り 上 げていたんですよ こんな ことやってられないということで 辞 められて 二 〇 〇 四 年 に それでこれに 取 り 組 ん で 今 いろんな 民 間 団 体 の 皆 さんとも 連 携 をして これはもう 柴 田 室 長 も 十 分 御 存 じ だと 思 うんですが そこが 東 京 大 学 と お 金 は 日 本 財 団 の 助 成 事 業 として 千 人 調 査 に 入 っているん ですよ 大 分 進 まれているんです もう 中 間 報 告 も 出 てきているんです なぜかとい えば 関 係 者 だからなんですよ という 意 味 でいけば この 辺 も 民 間 の 皆 さんにどう 入 ってもらうか あるいは 分 析 結 果 に 対 して 専 門 家 だけじゃなくて 民 間 団 体 の 関 係 者 にどう 入 ってもらって 現 場 から 見 てこう 思 いますという 意 見 をどうもらうかとい うことも 必 要 なんです ですから 私 は 先 回 お 願 いしたのは 民 間 団 体 でたくさん 動 かれていらっしゃる 方 がいる それは 推 進 室 で 是 非 情 報 を 集 めてほしいというお 願 いをこの 前 しました そ れをいろんな 形 で 大 臣 にまた 伝 えていただきたいと 民 間 団 体 の 皆 さんの 生 情 報 をで きるだけつかまえて 今 すぐできることはというのはむしろ 現 場 の 方 が 分 かっている んですよ だから 私 は 先 回 予 算 の 確 保 と 配 分 のお 願 いをしました 是 非 その 辺 を 今 年 とても 大 事 な 年 だというふうに 思 っていますということをお 願 いをして お 二 人 の 大 臣 から 一 言 ずつ 御 所 見 をいただいて 質 問 を 終 わりたいと 思 いま すが よろしくお 願 いします 国 務 大 臣 ( 泉 信 也 君 ) 先 日 の 委 員 会 で そしてまた 今 日 の 委 員 会 で 委 員 が 自 殺 対 策 に 対 して 大 変 熱 心 にお 取 り 組 みをいただいていることを 改 めて 承 知 をさせてい ただきました 警 察 としてできることにつきましては せっかく 取 った 情 報 でござい ますので 有 意 義 に 活 用 できるように 関 係 者 と 調 整 をしてみたいと 思 います 国 務 大 臣 ( 岸 田 文 雄 君 ) 今 の 自 殺 をめぐるこの 深 刻 な 状 況 をしっかりと 受 け 止 め て 緊 急 に 講 ずべき 対 策 進 めていかなければいけないというふうに 認 識 をしており ます そして 御 指 摘 のライフリンクの 清 水 さん 是 非 お 話 をさせていただきまして こ の 調 査 に 協 力 する 方 向 で 検 討 していきたいと 考 えております 柳 澤 光 美 君 終 わります 10