表 1. 技 術 と 技 能 特 性 技 術 技 能 依 存 性 習 熟 性 スキル 性 格 知 識 依 存 性 強 弱 五 感 依 存 性 弱 強 習 熟 体 制 組 織 中 心 個 人 中 心 習 熟 方 法 経 験 中 心 頭 で 覚 える 体 験 中 心 体 で 覚 える 所 要 期 間 中



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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

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第316回取締役会議案

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

一般競争入札について

Transcription:

化 学 装 置 2008 年 1 月 号 掲 載 プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1) (はじめに) 環 境 企 画 松 村 眞 昭 和 22 年 から 昭 和 24 年 生 まれの 団 塊 世 代 が 60 歳 で 定 年 退 職 を 迎 える 時 期 になっ た 2007 年 から 3 年 間 は 退 職 者 の 大 量 発 生 により 三 つの 社 会 現 象 が 現 れるものと 予 想 している 一 つは 巨 額 の 退 職 金 が 市 場 に 出 ることで 金 融 機 関 レジャー 産 業 不 動 産 業 界 が 資 産 獲 得 競 争 を 展 開 するだろう 二 つ 目 は 仕 事 を 続 けたい 退 職 労 働 者 の 増 大 で 労 働 市 場 の 価 格 体 系 に 影 響 を 与 える 可 能 性 がある 三 つ 目 は 大 量 の 人 材 を 失 う 企 業 への 影 響 で 生 産 能 力 の 低 下 や 品 質 不 良 の 発 生 が 危 惧 されている とくに 技 術 や 技 能 に 習 熟 したシニア エンジニアの 退 職 は 多 忙 なために 必 ずしも 十 分 ではなかった 技 術 の 伝 承 に 警 鐘 を 鳴 らし ている そこで 本 稿 では 技 術 と 技 能 の 特 性 と プラントエンジニアリング 産 業 の 団 塊 世 代 の 退 職 にともなう 技 術 の 伝 承 について 私 見 を 述 べる なお 本 稿 は 工 業 調 査 会 の 機 関 誌 化 学 装 置 の 2008 年 1 月 号 に 掲 載 された 元 原 稿 を 2 編 に 分 割 し 一 部 修 正 したものである 1. 技 術 と 技 能 の 特 性 技 術 の 伝 承 というと 一 般 的 に 技 術 技 能 の 伝 承 というように 技 能 と 一 緒 に 論 じられ ることが 多 い しかし 社 会 通 念 としての 技 術 と 技 能 は 図 1.のようにイメージが 重 なり 合 ってはいるが いくつかの 異 なる 特 性 も 思 いつくだろう 重 なった 部 分 は 技 術 と 技 能 の 共 通 特 性 を 示 し 重 ならない 部 分 は 異 なる 特 性 である このように 技 術 と 技 能 には 共 通 特 性 と 個 別 特 性 が 混 在 するので 一 括 して 論 じると 混 乱 を 招 きやすい このため 本 稿 ではそ れぞれの 特 性 を 表 1.のように 整 理 した あまり 厳 密 な 区 分 ではないが 大 多 数 の 読 者 も 似 たようなイメージで 技 術 と 技 能 を 認 識 しているものと 推 察 している 技 術 技 図 1. 技 術 と 技 能 のイメージ プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1)HP.doc 1

表 1. 技 術 と 技 能 特 性 技 術 技 能 依 存 性 習 熟 性 スキル 性 格 知 識 依 存 性 強 弱 五 感 依 存 性 弱 強 習 熟 体 制 組 織 中 心 個 人 中 心 習 熟 方 法 経 験 中 心 頭 で 覚 える 体 験 中 心 体 で 覚 える 所 要 期 間 中 期 間 長 期 間 習 熟 場 所 オフィス 作 業 現 場 環 境 ツール 文 書 やコンピューター 道 具 や 機 械 設 備 スキル 帰 属 性 組 織 個 人 スキル 保 持 媒 体 人 間 書 類 組 織 人 間 道 具 設 備 コンピューター 組 織 施 設 応 用 性 広 い 限 定 的 普 遍 性 ( 再 現 性 ) 高 低 安 定 性 高 低 モノ 密 着 性 低 高 注 : 五 感 とは 視 覚 触 覚 聴 覚 嗅 覚 味 覚 のこと 技 術 的 な 職 能 は 知 識 と 情 報 への 依 存 度 が 強 いから 職 能 を 発 揮 するには 文 書 資 料 や コンピューターを 必 要 とする 技 術 の 習 熟 にも その 維 持 にも 情 報 を 提 供 する 組 織 の 役 割 が 大 きいから 習 得 した 技 術 の 帰 属 も 個 人 より 組 織 が 中 心 になる 大 企 業 の 方 が 小 企 業 よ り 広 範 な 技 術 を 維 持 し 伝 承 しやすいのは 大 組 織 ほど 充 実 した 情 報 基 盤 を 整 備 しやすいか らである 一 般 的 に 大 企 業 には 過 去 の 技 術 情 報 を 蓄 積 した 資 料 室 があり 技 術 的 な 職 能 の 発 揮 に 有 用 なマニュアルやガイドラインも 整 備 されている さらに 今 日 ではパソコンネ ットワークを 整 備 し インターネットやイントラネットで 技 術 者 の 情 報 アクセスを 容 易 に している したがって 退 職 して 組 織 から 離 れた 技 術 者 は 企 業 が 提 供 していた 情 報 基 盤 を 失 うことになり 職 能 の 発 揮 が 困 難 になる 選 挙 に 落 選 した 代 議 士 はただの 人 と 言 われ るが 組 織 から 離 れた 技 術 者 はただの 人 になってしまうのである このため 定 年 後 も 技 術 者 として 職 能 を 発 揮 したいなら 再 び 企 業 に 再 就 職 するか でなければ 自 力 で 必 要 な 情 報 アクセス 環 境 を 確 保 しなければならない 技 術 者 の 職 能 発 揮 には 情 報 基 盤 が 必 要 だとい うことを 企 業 の 内 部 にいる 間 は 意 識 しないことが 多 い 社 内 の 資 料 や 図 書 をあまりにも 日 常 的 に 利 用 しているので まるで 空 気 のようにその 存 在 意 義 に 気 がつかないのである だが 組 織 から 離 れて 独 立 した 途 端 に 情 報 アクセス 基 盤 の 落 差 に 気 がつくはずである プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1)HP.doc 2

技 術 的 な 職 能 の 習 熟 には 大 学 の 講 座 に 似 た 講 習 と 現 実 の 実 務 経 験 が 必 要 である 講 習 の 形 態 としては 講 義 と 討 議 そして 演 習 やコンピューターシミュレーションが 有 用 だが 設 備 や 道 具 は 必 ずしも 必 要 としない 実 務 経 験 は 習 得 した 知 識 を 職 能 として 定 着 させるた めの 必 須 要 件 で 経 験 の 蓄 積 が 的 確 な 判 断 力 と 迅 速 な 職 務 遂 行 能 力 を 育 成 する 一 方 技 能 的 な 職 能 は 体 で 覚 える というように 知 識 や 情 報 よりも 肉 体 的 な 五 感 に 頼 る 部 分 が 大 きい このため 技 能 の 習 熟 には 道 具 や 機 械 を 使 う 体 験 が 必 須 要 件 になる 経 験 より 長 期 間 の 体 験 が 重 要 だから 本 人 の 意 欲 と 適 性 に 負 うところが 大 きい 五 感 に 依 存 するとい うことは 習 熟 した 技 能 の 帰 属 が 組 織 よりも 個 人 に 近 いことにも 関 連 する 技 術 が 組 織 の 有 形 資 産 と 言 えるのに 対 して 技 能 は 個 人 の 無 形 資 産 の 性 格 が 強 いのである 技 能 を 暗 黙 値 技 術 を 形 式 値 と 呼 ぶのも 技 能 と 技 術 の 違 いを 端 的 に 表 している 技 能 の 習 得 や 維 持 にも 組 織 の 支 援 が 必 要 だが 支 援 の 内 容 は 限 られた 設 備 と 道 具 の 提 供 で 済 む 場 合 が 多 い したがって 技 能 で 競 争 力 を 発 揮 する 企 業 は 中 規 模 どころか 小 規 模 企 業 でも 市 場 競 争 力 を 発 揮 できる 工 芸 品 やアパレルが 中 小 企 業 の 独 壇 場 で 工 作 機 械 や 精 密 機 械 の 部 品 メーカーも 中 小 企 業 が 多 いのは 収 益 の 基 盤 が 技 能 中 心 だからである 技 術 が 必 ずしも 直 接 モノ を 扱 わないのに 技 能 は 必 ず モノ 作 り に 直 結 している 点 も 大 きな 違 いである 技 術 も 技 能 も 最 終 的 には モノ の 具 現 化 に 結 びつくのが 共 通 の 特 性 だが 技 術 業 務 である 設 計 のプロダクトは 図 書 や 仕 様 書 であって 必 ずしも モノ ではない 一 方 技 能 は 必 ず モノ を 扱 い 製 品 の 製 造 に 関 与 している このように 技 術 と 技 能 は 異 なる 特 性 が 多 いから 伝 承 や 継 承 も 異 なる 方 策 が 必 要 になる 技 術 の 伝 承 に は 文 書 化 された 標 準 やマニュアル それに 情 報 を 整 理 し 蓄 積 したデータベースが 必 要 であ る 一 方 体 で 覚 える 技 能 は 文 書 で 伝 えることができないから 伝 承 者 と 継 承 者 の 人 間 的 な 信 頼 関 係 と コミュニケーションが 重 要 になる そのためには 価 値 観 の 共 有 と 教 え 過 ぎず 教 えなさ 過 ぎない 教 育 能 力 が 求 められる 技 能 の 伝 承 者 は 技 能 水 準 は 高 いがコミ ュニケーション 能 力 の 低 い 者 より 技 能 水 準 が 少 し 低 くてもコミュニケーション 能 力 の 高 い 者 の 方 が 適 しているかもしれない 2. 技 能 需 要 の 減 退 と 技 術 需 要 の 増 大 技 術 と 技 能 は 相 互 に 補 完 して 最 終 的 な 製 品 に 結 実 するのだが 経 済 社 会 の 発 展 は 技 能 だ った 職 能 需 要 を 減 退 させ 代 わって 技 術 の 職 能 需 要 を 増 大 させる 方 向 に 働 く この 変 化 は 経 済 合 理 性 の 追 求 が 基 本 要 因 だから 一 方 向 の 変 化 で 逆 の 方 向 はあり 得 ない 身 近 な 例 を 挙 げるなら 私 が 小 学 生 の 頃 はナイフで 鉛 筆 を 削 っていたから 削 るのが 上 手 な 子 と 下 手 な 子 の 差 は 歴 然 としていた 道 具 の 性 能 も 大 事 だから 上 手 な 子 は 筆 箱 に 木 の さや に プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1)HP.doc 3

入 ったよく 切 れるナイフを 持 っていて 皆 から 羨 ましがられていた だが 鉛 筆 削 り 機 が 普 及 して ナイフで 鉛 筆 を 削 る 技 能 は 不 要 になった 鉛 筆 削 り 機 を 設 計 し 工 場 で 生 産 する 技 術 が 普 及 したからである 中 学 生 になると 自 転 車 を 買 ってもらい 近 所 を 走 り 回 ったが 砂 利 道 が 多 かったからよく パンクした 自 転 車 屋 さんに 持 っていくと 店 のおじさんがチューブの 端 切 れにゴム 糊 を 薄 く 延 ばし ていねいにパンク 穴 をふさいでくれた パンク 修 理 には 木 箱 に 入 ったワンセ ットの 道 具 と 手 慣 れた 技 能 が 必 要 だったから 素 人 には 修 理 できなかった しかし 今 では 糊 のついたほどよい 大 きさの 端 切 れと 修 理 方 法 をやさしく 書 いた 説 明 書 がセットで 売 ら れるようになり 素 人 でもパンクを 直 せるようになった パンク 修 理 を 標 準 化 して 使 いや すい 道 具 を 開 発 し マニュアルを 用 意 した 技 術 がパンク 修 理 の 技 能 の 需 要 を 減 退 させたのである プラントエンジニアリングの 分 野 では 製 図 が 技 能 業 務 に 近 い 仕 事 だっ た 広 い 部 屋 に 大 きな 製 図 版 が 数 十 台 も 置 かれ 習 熟 したドラフトマンが 設 計 者 の 貧 弱 な スケッチから 見 やすくてきれいな 図 面 を 書 いていた 当 時 のドラフトマンはプロの 職 人 としてのプライドが 高 かったから プラント 設 計 に 経 験 が 浅 かった 私 は 彼 らに 仕 事 を 頼 む のが 怖 かった ところがCAD 技 術 が 発 達 して 熟 練 でなくても 短 時 間 にきれいな 図 面 を 作 れるようになった 製 図 という 技 能 の 職 能 需 要 が 減 退 し 代 わりにCADソフトを 開 発 する 技 術 の 職 能 需 要 が 増 大 したのである 多 方 面 で 活 躍 している 工 作 機 械 やロボ ットは 技 能 を 要 した 仕 事 を 技 術 の 仕 事 に 変 換 する 目 的 で 開 発 されていると 言 って もよいだろう 技 術 の 職 能 は 標 準 化 の 対 象 になるように 普 遍 性 が 高 い 一 方 技 能 の 職 能 は 体 で 覚 え る のが 特 長 だから 頭 で 覚 える 技 術 の 職 能 より 習 熟 に 時 間 がかかる また 技 能 は 個 人 差 が 大 きいから 製 品 の 品 質 にバラツキが 生 じるのを 避 けられない 人 間 の 手 作 業 に 依 存 するので 時 間 がかかりコストも 高 くなる このため 技 能 に 依 存 する 業 務 を なるべ く 技 術 の 業 務 に 変 換 することが 製 品 の 均 質 化 とコストダウンをもたらす 日 本 は 1960 年 代 に 5 年 制 の 高 等 工 業 専 門 学 校 を 発 足 させたが 目 的 は 成 長 する 製 造 業 に 即 戦 力 となる 技 能 者 を 供 給 することにあった 国 立 で 学 生 寮 が 完 備 しており 学 費 も 安 かったから 発 足 当 時 は 人 気 があり 入 学 競 争 率 も 高 かった だが 現 在 の 高 等 工 業 専 門 学 校 は モノ 作 り 技 能 者 の 育 成 から 技 術 者 の 育 成 に 大 きくシフトしている 5 年 制 の 上 に 技 術 者 に 必 要 な 高 等 教 育 を 付 加 する2 年 間 の 専 攻 過 程 を 設 け 高 専 の 卒 業 生 が 進 学 する 大 学 も 作 られた 高 専 卒 業 生 の4 割 もが 大 学 に 編 入 するようになったのも 技 能 職 の 需 要 が 減 り 技 術 職 の 需 要 が 増 大 した 社 会 環 境 の 変 化 を 反 映 しているのである 技 術 も 技 能 も 一 般 論 としては 伝 承 と 継 承 が 必 要 だが 何 を どの 程 度 伝 承 すべきかについては 総 論 ではなく 各 論 で 慎 重 に 判 断 しなければならない 技 術 と 技 能 の 特 性 とくに 技 能 職 需 要 の 減 退 と 技 術 職 需 要 の 増 大 を 考 えると 少 なくとも 過 去 をそのまま 伝 承 すればよいとは 思 えない 過 去 を 美 化 する プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1)HP.doc 4

ノスタルジアと 混 同 し 惑 わされてはならない 3.プラントエンジニアリング 事 業 の 収 益 基 盤 本 節 ではプラントを 設 計 し 建 設 するエンジニアリング 事 業 について 技 術 と 技 能 への 依 存 性 を 考 えてみる 最 近 はあまり 聞 かないが プラントエンジニアリング 会 社 の 機 能 は E P C と 言 われていた E はエンジニアリング 具 体 的 には 設 計 機 能 と 考 えればよい だろう P はプロキュアメント つまりプラントを 構 成 する 機 器 や 機 材 を 調 達 する 機 能 である 機 器 は 熱 交 換 器 や 計 測 器 のように それ 自 体 で 特 定 の 機 能 を 発 揮 できる 機 能 製 品 で 機 材 はパイプや 鉄 骨 のような 建 設 資 材 である C はコンストラクションで 現 場 で の 建 設 工 事 機 能 である この E P C 機 能 と 機 器 メーカーや 工 事 会 社 の 関 係 を 図 示 す ると 図 2.のようになる プラントエンジニアリング 会 社 E( 設 計 ) P( 調 達 ) C( 建 設 ) 設 計 図 書 機 器 仕 様 書 発 注 書 発 注 書 工 事 機 器 メーカー 機 材 メーカー 機 器 機 材 工 事 会 社 仕 様 書 納 入 品 機 器 メーカー 機 材 メーカー 仕 様 書 納 入 品 機 器 メーカー 機 材 メーカー 図 2.プラントエンジニアリング 会 社 を 頂 点 とするメーカーへの 発 注 階 層 構 造 プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1)HP.doc 5

プラントエンジニアリング 会 社 の E 部 門 は 顧 客 の 要 求 を 満 たすようにプラント 全 体 を 設 計 し 設 計 図 書 と 構 成 機 器 や 機 材 の 仕 様 書 を 作 る 次 に P 部 門 が 仕 様 書 にもと づいて 機 器 や 機 材 メーカーに 発 注 する メーカーは 自 社 製 作 部 分 に 必 要 なら 他 のメーカ ーからの 購 入 品 を 加 えて 加 工 し 完 成 した 機 能 製 品 や 機 材 を 建 設 現 場 に 搬 入 し 納 品 する たとえばプラントエンジニアリング 会 社 がポンプを 発 注 する 場 合 仕 様 書 にもとづいてメ ーカーがポンプを 製 作 するが このとき 接 合 部 品 のフランジは 別 のメーカーから 購 入 する だろう 付 属 品 の 計 測 機 も 別 のメーカーから 購 入 するが 計 測 機 メーカーも 計 測 機 の 全 部 を 作 るのではなく 内 部 の 小 さなモーターは 別 のメーカーから 買 う このようにプラント エンジニアリング 事 業 は エンジニアリング 会 社 を 頂 点 とする 仕 様 書 作 成 と 発 注 の 連 鎖 で 構 成 されている 注 目 すべき 点 は エンジニアリング 会 社 は 設 計 図 書 と 仕 様 書 を 作 るだけ で モノ は 何 も 作 っていないことにある 別 の 表 現 をすると 必 要 な 機 器 と 機 材 を 集 めて プラントを 建 設 するのであって メーカーのように モノ を 製 造 してはいない 業 種 区 分 もエンジニアリング 会 社 は 建 設 業 (コントラクター)であって モノ を 作 る 製 造 業 (マ ニファクチュラー)ではない 一 方 エンジニアリング 会 社 から 機 器 や 機 材 を 受 注 する 企 業 は 基 本 的 に モノ を 作 る 製 造 業 である この 特 性 から エンジニアリング 会 社 はモ ノの 仕 様 を 決 める 技 術 を 収 益 基 盤 とする 企 業 であって 技 能 をともなうモノ 作 りを 収 益 基 盤 とする 業 種 ではないことが 明 白 であろう 以 降 は(その2)に 続 く プラントエンジニアリング 産 業 の 技 術 伝 承 (その 1)HP.doc 6