環 境 社 会 ガバ 214 年 1 月 9 全 1 頁 光 立 と 稼 ぐ 力 2 魅 力 と 価 値 発 信 環 境 調 査 部 長 岡 野 武 志 [ 要 約 ] 名 目 GDP に 占 める 際 行 収 入 額 比 率 は.2% 程 度 に 過 ぎず 際 行 入 者 数 が 多 い 地 域 に 比 べると 行 者 一 あたり 収 入 額 は に 次 いで 大 きいが 入 者 数 は 少 い 光 立 実 現 に 向 けては 初 訪 者 再 訪 者 を 合 わせた 訪 行 者 数 増 加 が 課 題 とる 訪 行 者 は 行 前 行 中 ともに ICT を 有 効 活 用 して 情 報 収 集 しており いわゆる 口 コミ 情 報 も 重 視 されている 口 コミにより 訪 魅 力 をピするためには 外 が で 快 適 時 間 を 過 ごし 満 足 度 高 い ができる 環 境 を 整 備 する 必 要 がある 訪 行 満 足 度 は 全 般 に 高 く へ 再 訪 を 希 望 する 比 率 も 高 い は 海 外 に 向 けて 気 質 作 品 生 活 を 訪 行 三 つ 価 値 としてピしている 訪 行 拡 大 に 向 けた 光 基 盤 を 整 備 する 上 では 内 行 を 含 めた 総 合 的 長 期 的 戦 略 も 重 要 であろう 1. 光 立 方 向 性 (1 光 立 意 義 光 立 実 現 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 することを 目 的 として 26 年 に 成 立 した 光 立 推 進 基 法 は 前 文 で 光 は 地 域 経 済 活 性 化 雇 用 機 会 増 大 等 民 経 済 あらゆる 領 域 にわたり 発 展 に 寄 与 するとともに 健 康 増 進 潤 いある 豊 か 生 活 環 境 創 造 等 を 通 じて 民 生 活 安 定 向 上 に 貢 献 するもであることに 加 え 際 相 互 理 解 を 増 進 するもである と 述 べている 一 方 こ 前 文 は 光 立 実 現 に 向 けた 環 境 整 備 は 未 だ 不 十 分 と 認 識 を 示 しており 我 が を 来 訪 す る 外 光 客 数 等 状 況 も 際 社 会 において 我 が 占 める 地 位 にふさわしいもとはってい い としている たしかに 際 行 入 者 数 が 多 い や 地 域 (212 年 際 行 入 者 数 上 位 2 を 除 く と 比 較 すると 1 は 一 あたり 名 目 GDP では 比 較 的 高 い 位 置 にある 一 方 名 目 GDP に 占 める 際 行 収 入 額 は.2% 程 度 と 低 い 位 置 にとまっている( 図 表 1 1 Facts & Figures UNWTO 株 式 会 社 大 和 総 研 丸 内 ィ 1-6756 東 京 都 千 代 田 区 丸 内 一 丁 目 9 番 1 号 グウキョウ ノワ こポは 投 資 勧 誘 を 意 図 して 提 供 するもではありません こポ 掲 載 情 報 は 信 頼 できると 考 えられる 情 報 源 から 作 成 しておりますが 正 確 性 完 全 性 を 保 証 する もではありません また 記 載 された 意 見 や 予 測 等 は 作 成 時 点 もであり 今 後 予 告 く 変 更 されることがあります 大 和 総 研 親 会 社 である 大 和 総 研 ホディグと 大 和 証 券 は 大 和 証 券 グプ 社 を 親 会 社 とする 大 和 証 券 グプ 会 社 です 内 容 に 関 する 一 切 権 利 は 大 和 総 研 にあります 無 断 で 複 製 転 載 転 送 等 はご 遠 慮 ください
2 / 1 図 表 1: 際 行 入 者 数 上 位 2 と 比 較 1(212 年 一 あたり 名 目 GDP( 左 軸 : 名 目 GDPに 占 める 際 行 収 入 額 比 率 ( 右 軸 :% 6, 4, 2, 6.6% 4.3% 4.8% 2.1% 2.% 3.2%.8%.6% 1.1% 1.5%.5% 中 ペ コ 英 12.6% 香 港 2.7% 1.1% メ キ コ ウ ク 8.8% 1.% 5.4% ギ ャ ポ 2.2% 1.% 1.8%.2% サ ウ ビ 15% 1% 5% % 出 所 UNWTO 資 料 総 務 省 統 計 局 資 料 より 大 和 総 研 作 成 図 表 2では 際 行 入 者 数 が 多 いこれら 上 位 2 地 域 入 者 数 と 際 行 者 一 あたり 収 入 額 をプしており 縦 軸 と 横 軸 を 掛 け 合 わせた 面 積 部 分 が 地 域 際 行 収 入 総 額 を 表 す こ 図 表 からみると 際 行 者 一 あたり 収 入 額 (212 年 は に 次 いで 大 きく っているに 対 し へ 入 者 数 はれほ 多 くいことがわかる 際 比 較 という 点 では こ れまで 以 上 に 横 軸 方 向 数 値 ( 入 者 数 を 増 加 させることにより 際 行 収 入 総 額 ( 面 積 を 拡 大 することが 光 立 実 現 に 向 けた 重 要 課 題 とろう 213 年 に 光 立 推 進 閣 僚 会 議 がとりまとめた 光 立 実 現 に 向 けたクョプグム でも 光 は 力 強 い 経 済 を 取 り 戻 すため 極 めて 重 要 成 長 分 野 である と 位 置 付 けられており 光 立 実 現 は 経 済 を 立 て 直 すため 成 長 戦 略 重 要 要 素 一 つと 考 えられている お 213 年 際 行 者 一 あたり 収 入 額 は ベでは 前 年 比 約 17% 減 少 してい るが 円 ベでは 前 年 比 5.3% 増 加 とっており 際 行 収 入 総 額 は 前 年 比 3.6% 増 1 兆 4,167 億 円 と 推 計 されている 図 表 2: 際 行 入 者 数 上 位 2 と 比 較 2(212 年 2, 一 あ た 1,5 り 際 1, 行 収 入 5 額 ( (212 (213 ギャ ポ サウビ 香 港 英 コ メキコ ウク ペ 中 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 際 行 入 者 数 ( 千 出 所 UNWTO 資 料 より 大 和 総 研 作 成
3 / 1 (2 訪 行 者 誘 致 光 白 書 2 は 213 年 訪 行 者 数 拡 大 要 因 として 近 隣 諸 経 済 成 長 為 替 等 経 済 環 境 官 民 一 とった 訪 プモョ 航 空 ネワク 充 実 ビザ 要 件 緩 和 を 挙 げている こ うちビザ 要 件 緩 和 については ASEAN 諸 を 中 心 に 取 り 組 みが 進 められており 13 年 7 月 から IC 一 般 券 所 持 や 短 期 滞 在 を 条 件 に 民 と 民 に 対 してビザ 免 除 措 置 が 取 られ ベム ィピ ネ 各 民 に 対 しても 数 次 ビザ 発 給 や 滞 在 期 間 を 延 長 する 措 置 が 開 始 されてい る また 同 年 11 月 には ボ パプニュギニ 各 民 に 対 しても 数 次 ビザ 発 給 が 始 まっている 3 法 務 省 が 公 表 している 出 入 管 理 統 計 表 4 から これら から 月 次 入 者 数 推 移 をみると 月 ごと 変 動 は 大 きいも 前 年 同 月 比 ではビザが 免 除 されたとを 中 心 に 入 者 数 が 増 加 している が 多 い( 図 表 3 13 年 訪 行 拡 大 実 績 には こよう 具 的 施 策 積 み 重 ね による 効 果 が 大 きいもとみられる また 数 次 ビザ 発 給 訪 行 容 易 化 へ 取 り 組 みは 今 年 に 入 っても 続 けられており 訪 行 者 数 さらる 増 加 に 寄 与 するもと 考 えられる しかし 際 行 者 が を 行 先 として 積 極 的 に 選 択 するためには 入 が 容 易 だけでく を 訪 れること 魅 力 や 価 値 が 々に 適 切 に 伝 わることも 必 要 にる 図 表 3:ビザ 要 件 緩 和 対 象 から 入 者 数 推 移 25, 2, 15, 1, 5, - ( 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 213 年 214 年 パプニュギニ ボ ネ ィピ ベム 出 所 出 入 管 理 統 計 表 より 大 和 総 研 作 成 光 庁 訪 外 消 費 動 向 調 査 5 ( 以 下 動 向 調 査 によれば 訪 行 者 が 出 発 前 に 得 た 行 情 報 で 役 に 立 ったも としては 政 府 光 局 や 行 会 社 ホムペ 宿 泊 施 設 ホムペ ネが 挙 げられており 情 報 収 集 に ICT( 情 報 通 信 技 術 が 幅 広 く 活 用 されて いる( 図 表 4 また 出 発 前 情 報 収 集 では 在 住 親 戚 知 や 親 戚 知 から 情 報 も 活 用 されており 訪 行 者 数 が 多 い 韓 湾 香 港 では 個 ブグを 活 用 する 比 率 も 高 い こよういわゆる 口 コミ 情 報 では に 滞 在 している 外 や 訪 行 を 経 した 外 が 訪 れ てよかった 光 地 快 適 だった 宿 おいしかった 店 滞 在 期 間 中 における からさまざま 情 2 平 成 25 年 度 光 状 況 及 び 平 成 26 年 度 光 施 策 ( 光 白 書 について 光 庁 3 渡 航 関 連 情 報 :ビザ( 査 証 外 務 省 4 出 入 管 理 統 計 表 法 務 省 5 訪 外 消 費 動 向 調 査 光 庁
4 / 1 報 を 発 信 することが 想 定 される 口 コミ 情 報 が 好 感 をもって 発 信 されるためには を 訪 れた 外 が で 快 適 時 間 を 過 ごし 滞 在 中 活 動 で 十 分 に 満 足 を 得 られることが 重 要 であろう 図 表 4: 出 発 前 に 得 た 行 情 報 で 役 に 立 ったも(213 年 複 数 回 答 :% 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 プ ネ ミ ュ 行 ガ ブ ク 政 府 光 局 案 内 所 政 府 光 局 ホ ム ペ 行 会 社 パ 行 会 社 ホ ム ペ 宿 泊 施 設 ホ ム ペ 宿 泊 予 約 サ 韓 湾 香 港 中 個 ブ グ YouTube Twitter ネ 親 族 知 在 住 親 族 知 特 に し ガポ 英 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 2. 満 足 度 (1 で 動 向 調 査 から 主 地 域 から 訪 行 者 滞 在 中 に 役 に 立 った 行 情 報 源 について 回 答 をみると 行 出 発 前 と 同 様 に 滞 在 中 情 報 収 集 にも ICT を 有 効 活 用 している 比 率 が 高 いことがわかる また 初 回 来 訪 者 比 率 が 比 較 的 高 い 欧 等 から 訪 行 では 在 住 親 戚 知 が 重 要 情 報 源 一 つにっていることもうかがえる 訪 行 者 は こよう 情 報 を 参 考 にして 滞 在 中 さ まざま 活 動 について 活 動 種 類 や 場 を 選 択 しているもとみられる( 図 表 5 図 表 5: 滞 在 中 に 役 に 立 った 行 情 報 源 (213 年 複 数 回 答 :% 7 6 5 空 港 光 案 内 所 4 光 案 内 所 ( 空 港 除 く 3 2 1 韓 湾 香 港 中 ガポ 英 宿 泊 施 設 行 ガブク( 有 料 ペパ( 無 料 ネ(パソコ ネ(ォ 在 住 親 族 知 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成
5 / 1 訪 行 者 滞 在 期 間 中 活 動 内 容 ( 今 回 したことをみると 滞 在 中 に 必 然 的 に 接 する 機 会 が 多 い を べること ョピグ 繁 華 歩 き を 除 けば を 中 心 に 然 景 勝 地 光 に 宿 泊 温 泉 入 浴 比 率 が 高 くっている 欧 等 では 生 活 文 化 歴 史 伝 統 文 化 比 率 が 高 く 美 術 博 物 や を 活 動 内 容 として 選 択 した 回 答 も 3 ~4 割 程 度 を 占 めている( 図 表 6 全 としては 四 季 感 ( 花 見 紅 葉 雪 や テパク ベ も 一 定 気 を 集 めており では キ では 然 農 漁 村 と では 映 画 ニメ 縁 地 を 訪 が 好 まれる 特 定 から 行 者 に 特 に 気 が 高 い 活 動 も みられる また 滞 在 期 間 が 比 較 的 長 い 欧 等 から 行 者 では 治 療 検 診 が 活 動 内 容 に 含 まれる 比 率 が 相 対 的 に 高 くっており 外 行 者 受 入 環 境 を 整 備 する 上 では こよう 安 心 安 全 にかかわる 情 報 を 充 実 させることが 必 要 にることも 示 唆 される 図 表 6: 訪 行 者 今 回 行 における 活 動 内 容 ( 今 回 したこと(213 年 複 数 回 答 :% 1 9 8 7 韓 湾 香 港 6 5 4 3 2 1 を べ る こ と に 宿 泊 温 泉 入 浴 然 景 勝 地 光 繁 華 歩 き ョ ピ グ 美 術 博 物 キ ゴ テ パ ク ベ 舞 鑑 賞 ( 歌 舞 伎 演 劇 音 楽 ポ 戦 ( 相 撲 サ 然 農 漁 村 四 季 感 ( 花 見 紅 葉 雪 映 画 ニ メ 縁 地 を 訪 歴 史 伝 統 文 化 生 活 文 化 親 族 知 訪 ビ ネ 治 療 検 診 中 ガポ 英 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 (2 訪 行 満 足 度 動 向 調 査 によれば 訪 行 は 全 的 にみると 満 足 度 が 高 く 回 答 者 43.5%が 大 変 満 足 48.1% が 満 足 と 答 えており 両 者 を 合 わせると 満 足 したことを 示 す 回 答 割 合 は 9 割 を 超 えている しかし 主 地 域 別 にみると 大 変 満 足 とする 回 答 比 率 は 初 回 来 訪 者 が 多 い 欧 等 を 中 心 に 高 くって いるに 対 し 再 訪 者 が 多 いでは 相 対 的 に 低 い 水 準 にとまっている( 図 表 7 韓 湾 香 港 では 前 年 や 前 々 年 も 大 変 満 足 とする 回 答 は 13 年 と 同 程 度 水 準 にあり 民 性 により 全 的 に 評 価 が 控 えめにっている 可 能 性 もある 一 方 再 訪 者 が 多 いこれら 地 域 で
6 / 1 は 初 回 来 訪 時 感 激 が 2 回 目 以 降 に 薄 れていくことや 訪 回 数 を 重 ねることにより 光 や 受 入 制 が 十 分 に 整 備 されていい 光 地 域 にも 訪 先 が 広 がっていることも 考 えられる 図 表 7: 訪 行 全 満 足 度 (213 年 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 訪 行 満 足 度 について 主 活 動 内 容 側 面 からみると 多 く 訪 行 者 が 対 象 とる を べること ョピグ 繁 華 歩 き では 期 待 以 上 とする 回 答 はれほ 多 くい を 中 心 に 気 高 い 温 泉 入 浴 は 期 待 以 上 が 6 割 を 超 えているに 対 し 活 動 内 容 として 多 く 選 択 されている に 宿 泊 では 期 待 以 上 とする 回 答 が 半 数 以 下 にとまっている 点 にも 特 徴 が みられる( 図 表 8 また 訪 行 者 受 入 を 前 提 としていることも 多 い 生 活 文 化 や 歴 史 伝 統 文 化 では 期 待 以 上 比 率 が 7 割 近 くに 達 している 一 方 訪 行 者 活 動 として 選 択 される ことが 少 い 治 療 検 診 や ゴ では 1 割 以 上 が 不 満 と 回 答 している が 目 標 としている 訪 行 者 23 年 3 万 は 現 状 3 倍 程 度 水 準 とるため これまで 訪 行 者 を 受 け 入 れることが 少 かった 光 地 域 や 活 動 分 野 でも 外 が 訪 れることを 想 定 した 光 や 受 入 制 を 整 備 していくことが 求 められよう 図 表 8: 活 動 内 容 別 満 足 度 (213 年 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 全 韓 湾 香 港 中 ガ ポ 英 大 変 不 満 不 満 やや 不 満 普 通 やや 満 足 満 足 大 変 満 足 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% を べ る こ と に 宿 泊 温 泉 入 浴 然 景 勝 地 光 繁 華 歩 き ョ ピ グ 美 術 博 物 キ ゴ テ パ ク ベ 舞 鑑 賞 ( 歌 舞 伎 演 劇 音 楽 ポ 戦 ( 相 撲 サ 然 農 漁 村 四 季 感 ( 花 見 紅 葉 雪 映 画 ニ メ 縁 地 を 訪 歴 史 伝 統 文 化 生 活 文 化 親 族 知 訪 ビ ネ 治 療 検 診 期 待 以 上 期 待 通 り 不 満
7 / 1 3. 訪 行 価 値 (1 再 訪 へ 希 望 動 向 調 査 によれば 再 訪 へ 希 望 は 必 ず 来 たい (56.5%と 来 たい (36.1%を 合 わせて 訪 行 者 全 では 9 割 を 超 えている しかし 必 ず 来 たい 比 率 は 前 年 57.8%から 1.3 ポ 低 下 している 主 地 域 別 にみると 必 ず 来 たい とする 回 答 割 合 は 図 表 7で 示 した 満 足 度 にお いて 大 変 満 足 と 回 答 した 比 率 とも 関 係 しているようにみえる( 図 表 9 大 変 満 足 場 合 と 同 様 に 必 ず 来 たい という 希 望 にも 民 性 が 強 く 反 映 されていることも 考 えられるが 韓 では あまり 来 たくい (.7% 来 たくい (.3% 絶 対 来 たくい (.2% へ 再 訪 に 否 定 的 行 者 もみられる 韓 では 治 療 検 診 (2.3%や (13.8%で 不 満 とする 回 答 比 率 が 相 対 的 に 高 い 動 向 調 査 は 空 港 等 際 線 ミ 搭 乗 待 合 ビにおける 聞 き 取 り 調 査 であり 限 られた 標 数 ( 四 半 期 毎 に 総 数 6,5 サプを 目 標 範 囲 で 実 施 されているため 活 動 内 容 に 不 満 とする 回 答 や 再 訪 に 否 定 的 回 答 ように 回 答 数 が 少 い 数 値 や 来 訪 者 が 少 い 数 値 取 り 扱 いには 注 意 を 要 するが こよう 行 者 不 満 から 学 ぶべき 点 は 多 いであろう 図 表 9: へ 再 訪 希 望 と 満 足 度 (213 年 1% 9% 8% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 全 韓 湾 香 港 中 ガポ 英 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 絶 対 来 たくい 来 たくい あまり 来 たくい 何 ともいえい やや 来 たい 来 たい 必 ず 来 たい 大 変 満 足 ( 右 軸 :% 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 訪 を 経 した 今 回 行 者 が 次 回 来 訪 した 時 にしたいこと( 次 回 したいこととしては 温 泉 入 浴 や を べること ョピグ 然 景 勝 地 光 を 希 望 する 比 率 が 高 い( 図 表 1 しかし これら 活 動 では 温 泉 入 浴 を 除 いて 今 回 したこと 比 率 より 次 回 したいこと 比 率 が 低 くっている やョピグは 多 く 行 者 が 接 する 活 動 であり 実 際 に した 結 果 次 回 活 動 として 希 望 しいとすれば これら 活 動 にも 改 善 すべき 点 は 多 いかもしれい 一 方 四 季 感 ( 花 見 紅 葉 雪 歴 史 伝 統 文 化 生 活 文 化 テ パク ベ キ 今 回 したこと に 比 べて 次 回 したいこと として 希 望 が 多 い 活 動 は 多 岐 にわたっている 再 訪 者 拡 大 に 向 けては 希 望 が 多 い 地 域 特 性 に 合 わせて こ れら 活 動 における 受 入 環 境 を 整 備 することや 使 いやすい 情 報 発 信 を 進 めることが 重 要 にろう
8 / 1 図 表 1: 今 回 したこと と 次 回 したいこと (213 年 複 数 回 答 :% 1 9 8 7 6 5 4 3 2 1 を べ る こ と に 宿 泊 温 泉 入 浴 然 景 勝 地 光 繁 華 歩 き ョ ピ グ 美 術 博 物 次 回 したいこと キ ゴ テ パ ク ベ 今 回 したこと 舞 四 映 ポ 然 季 画 鑑 音 賞 歴 楽 雪 感 ニ 戦 舞 メ 史 伎 縁 伝 見 撲 統 農 地 演 紅 文 劇 サ 漁 を 葉 化 村 訪 ( 歌 ( 相 ( 花 生 活 文 化 親 族 知 訪 ビ ネ 治 療 検 診 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 (2 三 つ 価 値 は 海 外 に 向 け を 行 することでしか 得 られい 価 値 として 気 質 作 品 生 活 をピ している 6 ( 図 表 11 これら 三 つ 価 値 については 内 事 業 者 等 ともこ 考 えを 共 有 するために ブディグガが 示 されており 治 や 事 業 者 等 具 的 取 り 組 みや 情 報 発 信 事 例 も 紹 介 されている また 各 地 方 エ 別 映 像 も 用 意 されており ゴデ 北 海 道 京 都 各 地 方 魅 力 をェ 映 像 形 式 で 紹 介 している 各 地 方 主 光 地 域 については 政 府 光 局 (JNTO WEB サ 7 にクして さらに 詳 しい 情 報 が 得 られる 仕 組 みにっている 図 表 11: 訪 光 三 つ 価 値 気 質 : 神 秘 的 で 不 思 議 気 質 に 触 れることができる 1 震 災 よう 困 難 ときにも 示 された 高 い 美 徳 規 律 礼 儀 正 しい 気 質 2ャだけ 親 切 知 らい にも 配 慮 し に 温 かい 気 質 3 飽 くき 好 奇 心 と 根 気 で 独 世 界 をつくりあげる 気 質 4あえて 言 葉 にしい わびさび や 五 感 を 越 えた 暗 黙 知 存 在 作 品 : が 細 部 までこだわり 抜 いた 作 品 に 出 会 える 1 歴 史 伝 統 を 継 承 し 現 代 革 新 を 加 える 匠 や 専 門 家 による 作 品 2チムワクと 擦 り 合 わせ 技 から 生 まれた 世 界 一 ハテク 作 品 3 洋 東 西 を わず 異 文 化 を 取 り 込 み 的 に 昇 華 させた 作 品 4 然 へ 畏 怖 感 謝 をもとに 然 と 一 化 することで 生 まれた 作 品 5 研 ぎ 澄 まされた 五 感 により 山 海 素 材 持 ち 味 を 引 き 出 した 生 活 : 普 段 生 活 にあるちょっとしたことを 経 できる 1 ちょっとしたこと に 楽 しみやくつろぎを 感 じられる 生 活 2 四 季 や 伝 統 が 深 く 入 り 込 む 一 方 現 代 と 融 合 した 生 活 3 世 界 一 厳 しい 消 費 者 を 満 足 させるベ 高 い 消 費 ができる 生 活 4 お 客 様 は 神 様 を 合 言 葉 に 完 璧 おもてし を 享 受 できる 生 活 5 都 市 から 田 舎 まで 全 こでも 便 利 清 潔 安 全 生 活 出 所 光 庁 資 料 より 大 和 総 研 作 成 6 DISCOVER the SPIRIT of JAPAN 光 庁 7 JAPAN : the Official Guide Japan National Tourism Organization( 政 府 環 境 局 :JNTO
9 / 1 光 白 書 が 分 析 しているように こよう 官 民 一 とった 訪 プモョ 取 り 組 みは 訪 行 者 増 加 に 大 きく 貢 献 したもと 考 えられる しかし 一 方 で 動 向 調 査 をみると 訪 行 者 は 滞 在 中 にあると 便 利 だと 思 った 情 報 として 交 通 手 段 や 飲 店 宿 泊 施 設 光 施 設 に 関 する 情 報 を 挙 げている 魅 力 や 光 地 域 に 関 する 情 報 に 比 べると 具 的 活 動 に 関 わる 有 用 情 報 が 訪 行 者 に 十 分 提 供 されていいことも 考 えられる( 図 表 12 主 地 域 別 にみると やをはじめとする 欧 等 では 滞 在 期 間 が 長 く 遠 距 離 光 地 域 を 訪 れることも 多 いためか あると 便 利 だと 思 った 情 報 として 交 通 手 段 を 挙 げる 比 率 が 高 い 一 方 買 物 代 へ 支 出 割 合 が 大 きい 中 香 港 湾 では 買 物 場 所 を 挙 げる 比 率 も 比 較 的 高 くっている また 再 訪 回 数 が 多 く 訪 先 が 各 地 に 広 がっているとみられるから 行 者 を 中 心 に あると 便 利 だと 思 った 情 報 として に 関 する 情 報 も 挙 げられており これら 情 報 は 訪 行 者 が 滞 在 中 に くて 不 便 だと 思 った 情 報 であった 可 能 性 もある 光 ICT 化 推 進 については 21 年 に 光 ICT 化 促 進 プグム 8 が 策 定 されており 訪 行 者 受 入 環 境 整 備 が 進 められてきた また 214 年 クョプグムでも 外 行 者 受 入 環 境 整 備 に 向 けた 施 策 中 に 多 言 語 対 応 改 善 強 化 や 無 料 公 衆 無 線 LAN 環 境 整 備 促 進 外 行 者 向 け 通 信 環 境 改 善 が 盛 り 込 まれている 訪 行 者 が 出 発 前 や 滞 在 中 情 報 収 集 に ICT を 有 効 活 用 しているとすれば 通 信 環 境 等 を 整 備 することは 重 要 施 策 一 つといえよう しかし 全 として 通 信 環 境 等 が 整 備 されたとしても よう 環 境 で 提 供 される 情 報 量 と 質 が 不 十 分 あれば 訪 行 者 に 不 満 足 記 憶 を 残 す 要 因 とり 記 憶 が 口 コミ 情 報 形 で 発 信 され ることにもつがりかねい 光 立 実 現 に 向 けては 訪 行 魅 力 や 価 値 を 発 信 することに 加 え て 魅 力 や 価 値 を するため 具 的 経 路 や 施 設 に 関 する 情 報 についても 訪 行 者 立 場 に 立 って 使 いやすく 発 信 することが 望 まれるであろう 図 表 12: 滞 在 中 にあると 便 利 だと 思 った 情 報 ( 複 数 回 答 :% 9 8 7 6 5 4 3 2 1 全 韓 湾 香 港 中 ガ ポ 英 宿 泊 施 設 交 通 手 段 飲 店 光 施 設 現 地 ベ 土 産 物 買 物 場 所 病 院 警 察 交 番 出 所 訪 外 消 費 動 向 調 査 より 大 和 総 研 作 成 8 光 ICT 化 推 進 光 庁
1 / 1 結 び 光 庁 が 公 表 している 平 成 24 年 光 地 域 経 済 調 査 ( 速 報 9 によれば 内 光 地 域 には 宿 泊 サビや 飲 サビ 客 輸 送 サビ 小 売 光 産 業 事 業 所 ( 以 下 光 事 業 所 が 約 116 万 5 千 あるとされている しかし こうち パソコ 対 応 社 ホムペがある 光 事 業 所 は 23.8% にとまっているという( 図 表 13 こ 調 査 からは ソャメディを 利 用 したプモョ 比 率 も 低 く 地 域 事 業 所 と 連 携 が 進 んでいい 状 況 もうかがえる 外 語 による 案 内 表 示 が 整 備 されている 光 事 業 所 も 全 2.4%にとまっており 光 事 業 所 を 訪 れた 外 に 適 切 に 対 応 できていい 可 能 性 もある また 訪 行 では 現 金 に 次 いでク が 決 済 に 使 われる 比 率 が 高 いが 光 事 業 所 で 支 払 いにクが 使 える 割 合 は 2 割 にも 満 たいため 訪 行 者 に 不 便 を 感 じさせ あるいは 消 費 機 会 を 縮 小 させていることも 考 えられる 一 方 光 事 業 所 経 営 は 個 によるもが 全 過 半 (57.6%を 占 めるに 対 し 個 経 営 光 事 業 所 が 全 売 上 高 に 占 める 比 率 は 12.4%にとまっているという こ 調 査 からは 個 経 営 1 事 業 所 当 たり 平 均 売 上 高 は 年 間 16 百 万 円 程 度 という 計 算 にり 小 規 模 光 事 業 所 では 資 金 や 材 不 足 により 訪 行 者 受 入 環 境 を 整 備 することがままらい 場 合 があることも 推 察 される 光 白 書 によれば 213 年 訪 行 者 消 費 額 は 1.4 兆 円 超 に 達 したも 方 で 内 行 による 消 費 額 は 約 2.6 兆 円 ( 暫 定 値 とされており 内 行 経 済 規 模 は 訪 行 に 比 べて 桁 違 いに 大 きい 訪 行 拡 大 に 向 けた 光 基 盤 を 整 備 する 上 では 内 行 を 含 めた 総 合 的 長 期 的 戦 略 を 立 て 光 地 域 稼 ぐ 力 を 高 める 取 り 組 みを 進 めることも 重 要 であろう 図 表 13: 光 産 業 事 業 所 サビ 広 告 等 状 況 外 語 による 案 内 表 示 が 整 備 されている 地 域 事 業 所 と 連 携 したプモョを 実 施 している ソャメディを 利 用 したプモョを 実 施 している 2.4% 3.8% 4.1% ク 利 用 が 可 能 である 18.% パソコ 対 応 社 ホムペがある 23.8% % 1% 2% 3% 4% 5% 出 所 平 成 24 年 光 地 域 経 済 調 査 より 大 和 総 研 作 成 以 上 9 光 地 域 経 済 調 査 光 庁