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道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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Transcription:

今 後 の 地 域 におけるまちづくりに 関 する 提 言 書 平 成 26 年 5 月 地 域 におけるまちづくり 推 進 委 員 会

はじめに 近 年 における 地 方 分 権 への 関 心 の 高 まりを 反 映 して 多 くの 市 町 村 において 住 民 と 行 政 の 協 働 の まちづくりの 推 進 が 重 要 な 課 題 となってきている 協 働 のまちづくりの 推 進 には 新 たな 住 民 自 治 組 織 が 求 められており この 組 織 は 新 しいコミュニティ とか 手 づくり 自 治 区 と 呼 称 される 場 合 もある 松 山 市 においては 平 成 21 年 4 月 に 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 条 例 を 制 定 し 現 在 16 地 区 において まちづくり 協 議 会 や 準 備 会 が 設 立 されている このような 中 松 山 市 のコミュニティ(まちづくり) 活 動 は 長 年 にわたり 公 民 館 が 社 会 教 育 生 涯 学 習 の 一 環 として また 福 祉 のまちづくりでは 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 を 中 核 とする 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 民 生 児 童 委 員 協 議 会 等 が 担 ってきた さらに 町 内 会 等 の 地 縁 組 織 もそれぞれまち づくりを 担 ってきたことにより 松 山 市 のコミュニティ 活 動 は 停 滞 を 免 れてきた それ 故 これまで の 様 々な 団 体 によるまちづくりの 取 り 組 みは 積 極 的 かつ 肯 定 的 に 評 価 されるべきものである しかしながら それらのコミュニティ 活 動 を 行 う 様 々な 団 体 のうち 特 に 公 民 館 については 活 動 区 域 やその 広 範 な 取 組 みの 実 績 から まちづくり 協 議 会 と 活 動 等 が 重 複 しているのではないか との 指 摘 がある 将 来 地 域 住 民 による 自 治 の 観 点 から 官 の 助 言 支 援 の 下 おこなわれる 公 民 館 活 動 と 住 民 自 らが 企 画 立 案 し 各 種 団 体 連 携 の 下 住 民 の 責 任 で 行 われる 自 治 活 動 では 住 民 自 治 の 進 展 におい て 大 きな 違 いを 生 む また コミュニティ 活 動 には これまでの 文 化 スポーツ 活 動 や 親 睦 型 の 交 流 事 業 に 加 えて 住 民 が 自 主 的 に 地 域 課 題 を 発 見 し 解 決 することや 地 域 の 資 産 を 有 効 に 活 用 した まちづくりが 求 められており これを 実 現 するひとつの 自 発 的 かつ 主 体 的 な 住 民 自 治 組 織 がまちづ くり 協 議 会 である この まちづくり 協 議 会 は 歴 史 文 化 を 共 有 する 区 域 の 住 民 や 公 民 館 事 業 推 進 委 員 会 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 PTA 等 の 多 様 な 主 体 である 地 域 団 体 が 参 加 し 地 域 課 題 等 に 対 して 政 策 立 案 機 能 を 発 揮 して 民 主 的 運 営 や 合 意 形 成 を 図 りながら 共 通 の 目 標 へ 向 けて 住 民 自 治 を 推 進 していく 行 政 の 協 働 のパートナーである 上 記 のことを 踏 まえた 上 で 共 通 性 を 持 ち 合 わせた 公 民 館 とまちづくり 協 議 会 について 現 状 を あらためて 整 理 する 必 要 があり 併 せて 住 民 に 対 する 啓 発 等 住 民 自 治 によるまちづくりを 広 め ていくことが 求 められている この 度 第 二 期 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 推 進 委 員 会 では 様 々な 課 題 のうち 審 議 テーマ を 公 民 館 とまちづくり 協 議 会 の 関 係 と まちづくり 協 議 会 の 普 及 拡 大 について に 絞 り 約 1 年 半 に 及 ぶ 調 査 研 究 を 行 った 平 成 24 年 5 月 から 委 員 会 を4 回 部 会 を14 回 開 催 したり 先 進 地 の 視 察 を 行 いまとめたものであることから 今 後 の 地 域 におけるまちづくりの 一 層 の 推 進 の ため 役 立 てていただきたく 提 出 するものである 平 成 26 年 5 月 26 日 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 推 進 委 員 会 委 員 長 藤 目 節 夫

テーマ まちづくり 協 議 会 の 普 及 拡 大 について 提 言 1 啓 発 活 動 の 強 化 住 民 主 体 のまちづくりは 地 域 住 民 自 らが 自 治 活 動 の 重 要 性 を 十 分 理 解 し 自 治 組 織 を 必 要 とする 発 意 からはじまらなければ 継 続 することは 難 しいと 思 われる そのため 地 域 住 民 に 対 し 協 働 のまちづくりの 目 的 や 理 念 を 積 極 的 に 啓 発 することが 重 要 であり 特 に 26 年 度 から5 年 間 の 強 化 期 間 を 設 け 重 点 的 に 実 施 する 必 要 がある リーフレットのリニューアル 現 在 のリーフレット いっしょにやろや には 協 働 の 考 え 方 や 条 例 の 説 明 協 議 会 のイメージ 等 が 網 羅 的 に 記 載 されている 今 後 は 協 議 会 の 活 動 事 例 や 関 係 者 からの 声 を 集 め より 具 体 性 を 持 ったリーフレットも 作 成 し これらを 同 時 に 配 布 する 方 がより 理 解 を 得 られやすい また 町 内 会 や 公 民 館 との 目 的 や 機 能 の 違 いを 明 確 に 記 載 することで 誤 解 が 生 じないようにする ことが 必 要 である 説 明 会 の 開 催 これまでも 松 山 市 では 各 地 で 住 民 説 明 会 を 行 っているが 今 後 は 説 明 を 行 う 対 象 者 を 替 えたり 新 たな 手 法 を 加 えたり 工 夫 することでより 効 率 的 かつ 幅 広 い 効 果 が 期 待 できることから 以 下 の 具 体 的 施 策 を 示 す ( 施 策 1) 地 域 における 地 域 団 体 組 織 のリーダーへの 説 明 ( 施 策 2) 説 明 に 説 得 力 を 与 えるため 支 所 等 を 通 じて 地 域 ニーズを 把 握 しておく ( 施 策 3) 未 設 立 地 区 の 合 同 説 明 会 や 基 調 講 演 会 の 開 催 ( 施 策 4) 四 国 4 県 の 主 要 都 市 が 集 まる まちづくりシンポジウム を 開 催 マニュアル 作 成 協 議 会 設 立 の 機 運 が 高 まってくると 準 備 会 や 協 議 会 の 設 立 までの 様 々な 手 順 についての 情 報 が 必 要 となるため 以 下 の 具 体 的 施 策 を 示 す ( 施 策 1) 地 域 団 体 組 織 との 内 部 調 整 や 提 出 書 類 作 成 等 の 手 順 のマニュアル 作 成 ( 施 策 2) 設 立 事 務 の 効 率 化 を 図 ることに 繋 がるマニュアル 作 成 ( 施 策 3)まちづくり 計 画 の 策 定 マニュアル 作 成 ( 施 策 4) 設 立 地 区 の 運 営 事 例 を 集 めた 運 営 参 考 資 料 作 成

提 言 2 支 援 体 制 の 見 直 し まちづくり 協 議 会 設 立 に 際 し 既 存 のまちづくり 協 議 会 への 支 援 を 見 直 す 必 要 がある 補 助 金 交 付 金 をより 効 果 的 に 活 用 できるよう 制 度 を 見 直 し 特 に 初 動 期 における 情 報 提 供 や 協 働 事 業 などサポート 体 制 を 整 えることで 将 来 的 には 自 己 財 源 率 を 高 める 取 組 み など まちづくり 協 議 会 の 財 政 的 自 立 に 繋 げていく 支 援 を 行 う 補 助 交 付 金 の 見 直 し 現 在 まちづくり 協 議 会 が 運 営 する 中 で 財 政 的 支 援 はどうあるべきかという 観 点 から 補 助 金 交 付 金 の 見 直 しについて 以 下 の 具 体 的 施 策 を 示 す ( 施 策 1) 事 務 費 補 助 の 見 直 し 事 務 員 等 に 対 する 人 件 費 や 消 耗 品 費 等 への 補 助 があるが 特 に 人 件 費 については 十 分 に 措 置 されていないことや 活 動 が 活 発 に 行 われると 必 然 的 に 事 務 経 費 が 増 加 する ことから 人 口 の 多 寡 にかかわらず 事 務 費 に 関 しては 基 本 経 費 として 一 定 額 は 必 要 である ( 施 策 2) 財 政 的 自 立 の 促 進 財 政 支 援 ありきではなく 費 用 対 効 果 を 重 視 し 一 定 計 画 期 間 内 に 計 画 が 達 成 できな い 事 業 や 効 果 の 低 い 事 業 等 について 財 政 支 援 の 見 直 し( 減 額 廃 止 等 )を 行 う 今 後 まちづくり 協 議 会 が 自 己 決 定 自 己 責 任 によるまちづくりを 進 めていくため にも 行 政 に 対 し 依 存 することのないよう 自 主 財 源 確 保 により 財 政 的 な 自 立 を 求 め ていくことも 必 要 になる 中 間 支 援 機 関 (まちづくり 支 援 センター)の 早 期 設 置 まちづくりに 関 する 情 報 提 供 や 研 修 会 の 開 催 活 動 等 の 評 価 他 機 関 との 交 流 窓 口 等 の 支 援 機 能 を 持 つ 中 間 支 援 機 関 を 早 期 に 設 置 する 必 要 がある 中 間 支 援 機 関 には まちづくりの 基 本 理 念 を 理 解 し まちづくりの 関 係 団 体 の 課 題 解 決 や 取 り 組 み をサポートすることができる 専 門 的 な 知 識 や 経 験 を 有 するスタッフを 置 く

テーマ 公 民 館 とまちづくり 協 議 会 の 関 係 について 提 言 3 連 携 体 制 の 強 化 と 公 民 館 をまちづくり 活 動 の 拠 点 へ これまで 長 年 にわたり 公 民 館 をはじめ 様 々な 地 域 団 体 が 地 域 のまちづくり 活 動 をそ れぞれの 目 的 に 沿 って 担 ってきている こうした 中 松 山 市 では 協 働 のまちづくりに 向 けた 総 合 的 な 計 画 や 活 動 を 住 民 自 らの 手 で 進 めるため ネットワーク 型 の 住 民 自 治 組 織 まちづくり 協 議 会 の 設 立 を 支 援 し 推 進 してきた このまちづくり 協 議 会 は 多 様 な 地 域 団 体 が 主 体 的 に 参 加 し 地 域 課 題 等 に 対 して 政 策 立 案 機 能 を 発 揮 して 民 主 的 運 営 や 合 意 形 成 を 図 りながら 共 通 の 目 標 へ 向 けて 住 民 自 治 を 推 進 していく 行 政 の 協 働 のパートナーである 将 来 まちづくり 協 議 会 がこのような 組 織 構 造 になるとともにその 本 来 の 役 割 を 果 たす ためには まずは 様 々な 地 域 団 体 との 連 携 を 密 にし 調 整 機 能 を 発 揮 していくなかで その 必 要 性 についての 理 解 を 得 ることが 不 可 欠 である また 将 来 的 には 地 域 の 各 種 団 体 間 での 連 携 を 強 化 したうえで 公 民 館 を 地 域 のまちづ くり 活 動 の 拠 点 とし さらなる 施 設 の 有 効 活 用 を 図 ることも 視 座 に 入 れる 必 要 がある 課 題 まちづくり 協 議 会 が 設 立 された 地 域 では これまでコミュニティ 活 動 を 担 ってきた 地 域 団 体 のうち 特 に 公 民 館 とまちづくり 協 議 会 の 関 係 が 不 明 瞭 と 言 われている これは まちづくりに 関 する 考 え 方 や 理 念 が 理 解 されていない 段 階 では 関 わる 住 民 や 活 動 の 範 囲 や 内 容 が 重 複 している 実 態 が 起 因 していると 考 えられる 課 題 解 決 に 向 けて 1) 公 民 館 とまちづくり 協 議 会 の 関 係 を 明 確 にするため まずは まちづくり 協 議 会 への 理 解 を 深 め ることで 役 割 の 違 いが 明 らかになると 考 えられる これから 各 地 域 団 体 間 行 政 企 業 NPO 等 との 協 働 によるまちづくりを 促 進 するという 観 点 か ら 住 民 自 治 組 織 まちづくり 協 議 会 が 地 域 において 調 整 機 能 を 発 揮 することが 望 ましい そこで 提 言 1に 挙 げている 啓 発 活 動 の 強 化 を 積 極 的 に 行 い 理 解 を 深 めることが 肝 要 である 併 せて 協 議 や 活 動 等 を 通 じて 様 々な 地 域 団 体 との 連 携 を 強 化 し 相 互 補 完 を 行 いながら 理 想 の まちづくりへ 向 けて 協 働 することが 不 可 欠 である

2) 松 山 市 においても 公 民 館 施 設 を 地 域 づくり 活 動 の 拠 点 とする 場 合 どのような 環 境 づくり が 必 要 なのかなどについて 協 議 を 行 うこととし 協 議 の 場 には 市 民 部 と 教 育 委 員 会 のほか 保 健 福 祉 部 など 関 係 部 課 が 定 期 的 に 会 議 を 開 催 し 積 極 的 に 連 携 しなければならない 松 山 市 の 関 係 部 課 が 連 携 を 図 り 十 分 に 協 議 したうえ 進 むべき 目 標 を 定 めることで 地 域 におい ても 円 滑 にまちづくり 協 議 会 や 公 民 館 事 業 推 進 委 員 会 をはじめ 様 々な 団 体 間 の 連 携 を 促 進 するこ とが 可 能 になると 考 えられる まちづくり 活 動 の 拠 点 化 による 効 果 公 民 館 施 設 を これまで 以 上 に 住 民 等 が 利 用 できるよう 従 来 の 公 民 館 活 動 も 含 む すべてのまち づくり 活 動 の 拠 点 とする これにより 現 在 の 公 民 館 活 動 のなお 一 層 の 発 展 拡 充 が 期 待 される すなわち まちづくり 協 議 会 を 構 成 する 様 々な 団 体 との 新 たな 繋 がりや 活 動 の 広 がりも 期 待 できることから 公 民 館 施 設 のさ らなる 有 効 活 用 が 図 られるものと 考 えられる さらに あらゆる まちづくり 活 動 の 拠 点 を 一 元 化 することで 地 域 課 題 の 解 決 に 向 けた 取 組 み や 組 織 の 連 携 が より 一 層 深 まり 公 民 館 施 設 に 地 域 の 力 が 集 約 されることが 期 待 される 留 意 事 項 本 提 言 は 委 員 会 の 部 会 を 中 心 に 協 議 を 重 ね 将 来 の 方 向 性 の 考 え 方 を 示 している 各 種 地 域 団 体 で 行 っているまちづくりは 福 祉 環 境 防 災 など 幅 広 い 分 野 で 実 施 されているが 今 期 は 特 に 活 動 等 が 重 複 していると 指 摘 されている 公 民 館 について 調 査 研 究 を 行 った 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 から 福 祉 の 領 域 は 広 く 今 までの 活 動 実 績 からもまちづくり 協 議 会 の 活 動 と 重 複 していることが 多 いから 協 力 信 頼 関 係 を 深 めるためにも 検 討 課 題 にしてほしい 旨 の 要 望 が あったが 本 委 員 会 及 び 部 会 では 今 期 のテーマとしては 検 討 を 見 送 った

経 過 報 告 委 員 会 が 今 期 取 り 上 げたテーマと 提 言 は 前 述 のとおりであるが 地 域 におけるまちづくりに 関 わる 課 題 は 非 常 に 広 範 かつ 深 長 であることから テーマや 具 体 的 提 言 の 内 容 について 各 委 員 からは 各 々 の 立 場 から 様 々な 意 見 があった これらのすべてについて 議 論 を 尽 くし 提 言 の 中 に 盛 り 込 むことは 時 間 的 な 制 約 もあり 困 難 であ るが 以 下 に 委 員 間 で 取 り 交 わされた 議 論 の 一 端 を 記 して 今 後 の 地 域 におけるまちづくりを 推 進 す る 上 での 問 題 提 起 としたい 推 進 委 員 会 における 審 議 テーマの 設 定 経 緯 と 主 な 審 議 内 容 ( 第 1 回 推 進 委 員 会 ) 主 に 下 記 (1)~(6)の 意 見 があり その 中 で1 年 目 の 審 議 テーマ 案 については 公 民 館 とまち づくり 協 議 会 の 関 係 とし 部 会 を 中 心 に 審 議 することとした (1) 児 童 クラブの 機 能 の 地 域 格 差 (2)まちづくり 協 議 会 のスタッフの 高 齢 化 (3) 公 民 館 主 事 のような まちづくり 主 事 を 配 置 (4)まちづくり 協 議 会 と 公 民 館 との 関 係 (5)ボランティアスタッフの 活 用 (6) 大 学 との 連 携 ( 第 2 回 推 進 委 員 会 ) 部 会 にて 高 松 市 と 徳 島 市 に 視 察 に 出 向 くなど 他 市 の 取 り 組 みを 参 考 にしたり 教 育 委 員 会 から テーマに 関 係 する 公 民 館 や 社 会 教 育 の 情 報 を 入 手 したり さまざまな 情 報 収 集 を 行 ったことから それらの 報 告 と 部 会 審 議 中 間 報 告 公 民 館 のコミュニティセンターへの 移 行 について( 案 ) が 提 示 され 審 議 された ( 第 3 回 推 進 委 員 会 ) 2 年 目 の 審 議 テーマの 部 会 案 を まちづくり 協 議 会 の 普 及 拡 大 について とし 意 見 を 求 め 主 に 下 記 の(1)~(5)の 意 見 を 参 考 に 部 会 で 審 議 することとなった ただし (3)については 福 祉 関 連 団 体 に 限 定 した 審 議 ではなく 各 地 域 団 体 とまちづくり 協 議 会 の 役 割 について 審 議 された (1)まちづくり 協 議 会 設 立 のための 環 境 づくりと 設 立 の 障 害 を 明 確 にすること (2)まちづくり 協 議 会 についての 啓 発 不 足 から 理 解 されていないため 情 報 提 供 をすること (3) 福 祉 のまちづくりを 担 う 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 を 中 核 とする 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 民 生 児 童 委 員 協 議 会 等 の 福 祉 関 連 団 体 とまちづくり 協 議 会 が 互 いに 信 頼 関 係 を 持 たないと 広 がっていか ないため 役 割 分 担 を 明 確 にすること (4) 地 域 のリーダーの 方 々へまちづくり 協 議 会 を 説 明 (5) 手 挙 げ 方 式 のままでなく 場 合 によっては 線 を 引 くことも 必 要

( 第 4 回 推 進 委 員 会 ) 提 言 書 ( 部 会 案 )について 意 見 を 求 め 主 に(1)~(6)について 発 言 があり 提 言 書 ( 部 会 案 ) を 修 正 することとした (1) 松 山 市 公 民 館 連 絡 協 議 会 の 意 見 として 提 言 3 公 民 館 をコミュニティセンターに 移 行 に ついて 多 くの 反 対 意 見 まちづくり 自 体 に 反 対 をしている 訳 ではなく 協 働 するべき (2)まちづくり 協 議 会 の 会 長 として 多 くの 公 民 館 長 が 反 対 する 提 言 書 をそのまま 出 す 訳 にはい かない 市 民 部 と 教 育 委 員 会 が 連 携 を 取 っていれば 問 題 にはならない 公 民 館 の 生 涯 学 習 を 活 かして まちづくり 協 議 会 と 一 緒 に 連 携 を 取 りながらやるべき (3) 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 の 意 見 として 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 や 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 は 社 会 福 祉 法 に 基 づき 各 種 の 福 祉 事 業 等 を 行 う 団 体 である 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 は 長 年 にわたっ て 40 地 区 全 ての 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 や 民 生 児 童 委 員 協 議 会 各 種 のボランティア 団 体 との 連 携 協 力 関 係 を 通 じて 信 頼 関 係 を 築 き 上 げてきており 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 の なもしプ ラン だけでなく 多 くの 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 も 独 自 の 地 域 福 祉 活 動 計 画 を 策 定 している 福 祉 の 領 域 での 活 動 分 野 は 極 めて 広 く まちづくり 協 議 会 の 活 動 分 野 と 重 複 する 活 動 分 野 も 多 い したがって 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 や 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 とまちづくり 協 議 会 との 関 係 を 議 論 せずして 今 後 の 地 域 におけるまちづくりに 関 する 提 言 はできない すべてのまちづく り 団 体 が 信 頼 関 係 を 築 き 協 力 して100 年 後 の 子 孫 に 残 せるまちづくりや 公 と 民 の 役 割 分 担 も 考 えるべきである (4) 部 会 員 として 協 議 してきたが 提 言 書 の 部 会 案 に 賛 成 地 域 の 意 見 を 取 りまとめるという 意 味 では まちづくり 協 議 会 が 中 立 公 平 な 取 りまとめ 役 に 成 りうるのではないか (5) 啓 発 活 動 の 強 化 で 徐 々に 多 方 面 の 理 解 を 得 ながら 協 働 する 方 向 で 再 度 検 討 してはどうか (6)まちづくり 協 議 会 は 基 本 的 にコーディネーターの 役 割 を 果 たすもので まちづくりの 共 通 の プラットホームを 作 る 必 要 があるのではないか ( 第 5 回 推 進 委 員 会 ) 提 言 書 ( 修 正 案 )について 意 見 を 求 め 主 に(1)~(5)について 発 言 があった 提 言 書 ( 修 正 案 )の はじめに 及 び 提 言 部 分 については 修 正 等 はなし (1) 提 言 2 支 援 体 制 の 見 直 し に 関 して 市 はまちづくり 協 議 会 に 対 し 権 限 移 譲 をもっと 積 極 的 にして 欲 しい (2) 市 社 会 福 祉 協 議 会 地 区 社 会 福 祉 協 議 会 や 公 民 館 は 法 令 によって 作 られているが まちづく り 協 議 会 は 条 例 によって 作 られたもので 法 令 を 超 えるものではない 全 体 のバランスを 考 え まちづくりを 推 進 するために 信 頼 関 係 を 持 って 連 携 できるためにどうするか 考 えて 頂 きたい 権 限 移 譲 は 市 の 税 金 を 伴 うこともあり それなりの 理 由 がなければ 反 対 公 的 なお 金 を 使 う 以 上 は 使 ったお 金 以 上 の 効 果 があるかどうか 評 価 をする 必 要 がある (3)まちづくり 協 議 会 がどういう 目 的 で 作 られたかを 考 えた 場 合 コミュニティ 活 動 事 業 交 付 金 の 使 途 がイベントだけではいけない (4) 権 限 移 譲 の 関 係 で 防 犯 活 動 敬 老 会 活 動 廃 棄 物 減 量 等 活 動 はまちづくり 協 議 会 を 通 じて 交 付 されてきたが 地 域 協 働 活 動 応 援 事 業 はまちづくり 協 議 会 に 交 付 されていない まちづく

り 協 議 会 に 交 付 する 姿 勢 を 市 がはっきり 示 すべき (5) 提 言 3の 中 に 公 民 館 を 地 域 のまちづくり 活 動 の 拠 点 にする について 公 民 館 に 事 務 所 が おける 地 域 ばかりではないため 全 てに 事 務 所 を 置 くという 誤 解 があってもいけないので 市 民 部 と 教 育 委 員 会 で 確 認 をして 欲 しい 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 条 例 について 施 行 後 5 年 が 経 過 したため 委 員 に 意 見 を 求 め 主 に (1)~(3)について 発 言 があった 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 条 例 の 見 直 しの 提 案 はなし (1) 要 するにまちづくり 協 議 会 は 何 をするのか もう 少 し 具 体 的 に 何 をする 団 体 なのか 明 確 化 すれば 他 の 団 体 と 信 頼 関 係 が 生 まれ 連 携 協 働 できるのではないか (2) 条 例 第 18 条 第 4 項 の 委 員 の 再 任 についての 確 認 (3) 条 例 第 18 条 について まちづくり 協 議 会 について 議 論 することが 多 いと 思 われるため ま ちづくり 協 議 会 代 表 その 他 のまちづくり 協 議 会 以 外 の 役 員 の 方 が 入 るのは 当 然 だが 客 観 性 を 担 保 するためまちづくり 協 議 会 関 係 者 が 多 く 入 りすぎてもどうかと 思 うので 配 慮 が 必 要 では ないか また 学 識 経 験 者 で 選 ばれているのは 委 員 長 だけであり 複 数 の 学 識 経 験 者 などいろ んな 分 野 から 複 数 の 委 員 が 入 るように 配 慮 も 必 要 その 際 委 員 長 は 可 能 な 限 り 中 立 的 立 場 で 議 事 進 行 するように 配 慮 して 欲 しい その 他 の 意 見 地 区 内 に 区 長 会 とまちづくり 協 議 会 があるため まちづくり 協 議 会 で 出 来 ないことは 区 長 会 で 区 長 会 で 出 来 ないイベント 等 はまちづくり 協 議 会 で 行 っている このように まちづくり 協 議 会 の 中 だけの 問 題 ではない また 単 にまちづくり 協 議 会 を 増 やすのではなく イベント を 盛 り 上 げることだけで まちづくりが 出 来 ていると 考 えないで 欲 しい まちづくり 協 議 会 が 公 民 館 より 権 力 を 持 っているとか 社 会 福 祉 協 議 会 の 職 域 を 侵 すとかでは なく 地 域 の 課 題 を 吸 い 上 げるひとつの 協 議 会 で 上 下 関 係 を 指 しているものではない まちづくり 協 議 会 は 既 存 の 公 民 館 や 地 区 社 協 など 社 会 教 育 や 地 域 福 祉 を 何 十 年 と 積 み 重 ね てきた 団 体 の 方 からどれだけ 信 頼 を 得 られるかによってコーディネーターの 役 割 を 果 たし 得 る かどうかが 判 断 される 認 められなければどうしようもないため 信 頼 関 係 を 結 んで 欲 しい 委 員 会 での 協 議 の 前 に 座 談 会 のような 話 し 合 う 場 があれば 良 かった 今 後 は 全 部 出 し 切 っ て 話 せる 活 発 な 実 りある 会 にして 欲 しい 行 政 と 住 民 の 今 後 のまちづくりというものがしっかりと 確 立 されていくことが 良 い 地 域 を 作 る と 思 う

提 言 までの 検 討 内 容 委 員 会 ( 委 員 :20 名 ) 開 催 回 日 時 内 容 第 1 回 H24.5.29( 火 ) 委 員 長 及 び 副 委 員 長 の 選 任 今 後 のテーマについて 19:00~21:00 推 進 委 員 会 の 役 割 地 域 におけるまちづくり 制 度 について 第 2 回 H25.3.22( 金 ) 部 会 審 議 中 間 報 告 19:00~21:00 25 年 度 の 計 画 ( 開 催 スケジュール 審 議 テーマ) 第 3 回 H25.7.25( 木 ) 委 嘱 状 の 交 付 ( 変 更 の2 名 ) 開 催 スケジュール 13:30~15:00 今 年 度 の 審 議 テーマについて 協 議 第 4 回 H26.1.30( 木 ) 19:00~20:30 提 言 書 ( 部 会 案 )について 第 5 回 H26.5.26( 月 ) 提 言 書 ( 修 正 案 )について 19:00~20:30 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 条 例 について 部 会 ( 部 員 :9 名 ) 開 催 回 日 時 内 容 第 1 回 H24.7.12( 木 ) 社 会 教 育 法 に 規 定 されている 公 民 館 とは 19:00~21:00 松 山 市 の 公 民 館 の 現 状 まち 協 と 公 民 館 の 関 わり 第 2 回 H24.7.23( 月 ) 19:00~21:00 他 市 の 事 例 について( 久 留 米 市 高 松 市 ほか) 第 3 回 H24.8.23( 木 ) 委 員 会 部 会 の 目 的 について 前 回 までの 意 見 発 表 19:00~21:00 今 後 の 方 向 性 について 第 4 回 H24.9.12( 水 ) 事 前 協 議 19:00~21:00 委 員 会 への 報 告 に 向 け 部 会 の 進 め 方 や 方 向 性 について 第 4 回 H24.9.28( 金 ) 事 前 協 議 の 内 容 について 19:00~21:00 今 後 の 方 向 性 について 第 5 回 H24.11.2( 金 ) 公 民 館 をコミュニティセンター 化 理 由 書 案 について 19:00~21:00 懸 案 事 項 について 第 6 回 H24.12.12( 水 ) 18:30~20:00 まち 協 と 公 民 館 について 第 7 回 H25.1.22( 火 ) 提 言 理 由 書 案 について 19:00~20:30 留 意 事 項 の 確 認 視 察 研 修 について 視 察 H25.2.25( 金 ) 高 松 市 及 び 徳 島 市 への 先 進 地 視 察 第 8 回 事 前 協 議 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 事 前 協 議 第 14 回 H25.5.30( 木 ) 13:30~15:30 H25.6.27( 木 ) 19:00~21:00 H25.8.29( 木 ) 13:30~15:00 H25.9.26( 木 ) 19:00~20:40 H25.10.18( 金 ) 19:00~20:50 H25.10.24( 木 ) 19:00~20:50 H25.11.13( 木 ) 19:00~20:50 H25.11.27( 水 ) 13:30~15:00 H25.12.16( 月 ) 19:00~21:00 推 進 委 員 の 委 嘱 替 え 開 催 スケジュール 今 年 度 の 検 討 テーマについて 協 議 開 催 スケジュール 今 年 度 の 検 討 テーマについて 協 議 推 進 委 員 会 での 意 見 これからの 部 会 審 議 について 第 9 回 部 会 の 事 務 局 案 について その 他 普 及 拡 大 に 係 る 審 議 普 及 拡 大 に 向 けた 具 体 的 な 取 り 組 み 等 について 現 在 までのまとめ 普 及 拡 大 に 向 けた 具 体 的 強 化 策 について 中 間 報 告 の 具 体 性 について 前 回 までの 振 り 返 り 提 言 のまとめ 提 言 のまとめ 提 言 のまとめ

委 員 名 簿 所 属 等 氏 名 委 員 会 の 役 職 等 1 松 山 市 コミュニティ アドバイザー 藤 目 節 夫 委 員 長 兼 部 会 長 2 五 明 地 区 まちづくり 協 議 会 会 長 田 内 忠 一 3 石 井 地 区 まちづくり 協 議 会 会 長 池 田 秀 雄 4 桑 原 地 区 まちづくり 協 議 会 事 務 局 長 朝 山 和 孝 部 会 委 員 5 雄 郡 地 区 まちづくり 協 議 会 副 会 長 岩 田 房 子 6 余 土 地 区 まちづくり 協 議 会 総 務 企 画 委 員 長 本 田 精 志 部 会 委 員 7 三 津 浜 地 区 まちづくり 協 議 会 副 会 長 門 田 眞 知 江 部 会 委 員 8 堀 江 地 区 まちづくりコミュニティ 会 議 会 長 石 丸 允 良 副 委 員 長 兼 部 会 委 員 9 北 条 地 区 まちづくり 協 議 会 会 長 平 岩 俊 幸 10 公 募 市 民 國 遠 知 可 部 会 委 員 11 公 募 市 民 黒 木 光 子 部 会 委 員 12 公 募 市 民 土 居 信 子 部 会 委 員 13 公 募 市 民 野 間 逸 元 部 会 委 員 14 松 山 市 広 報 委 員 総 務 会 会 長 松 原 重 勝 増 田 英 俊 24 年 度 25 年 度 15 松 山 市 社 会 福 祉 協 議 会 会 長 青 野 勝 広 16 小 野 地 区 民 生 児 童 委 員 会 会 長 福 地 民 子 17 松 山 市 公 民 館 連 絡 協 議 会 会 長 岸 尾 壽 橋 本 英 厚 24 年 度 25 年 度 18 松 山 市 小 中 学 校 PTA 連 合 会 顧 問 松 本 真 美 19 星 の 子 クラブ 会 長 菅 優 子 20 NPO 法 人 GCM 庚 申 庵 倶 楽 部 会 長 松 井 忍 表 中 の 所 属 等 は 25 年 度 末 時 点 のものです 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 条 例 第 15 条 に 基 づき 松 山 市 地 域 におけるまちづくり 推 進 委 員 会 を 設 置 し 同 18 条 に 委 員 は 学 識 経 験 者 まちづくり 協 議 会 の 代 表 者 役 員 本 市 の 区 域 内 に 居 住 し 又 は 通 勤 通 学 するものを 選 任 することとしている また 施 行 規 則 第 13 条 に 基 づき 必 要 があると 認 めるときは 部 会 を 設 置 し 部 会 長 は 委 員 長 をもっ て 充 てることとしている