Microsoft Word - MA R0-D5034A取説.doc



Similar documents
d_meterrelay_catalog.pdf

入 札 参 加 資 格 申 請 システム 操 作 マニュアル 入 札 参 加 資 格 の 資 格 有 効 ( 変 更 ) 日 を 迎 えると 追 加 届 の 登 録 ができるようになります ( 入 札 参 加 資 格 申 請 の 定 時 受 付 では いずれかの 申 請 先 団 体 から 入 札 参

OKIKAE-KAIRYOU-V3.xdw

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

< 目 次 > 8. 雇 用 保 険 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 27 ( 育 児 休 業 給 付 介 護 休 業 給 付 ) 8.1 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 画 面 のマイナンバー 設 定 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 電 子 申 請 高

<4D F736F F D20975A817C D9195DB8FD88F5A91EE838D815B F824F A2E646F63>

SXF 仕 様 実 装 規 約 版 ( 幾 何 検 定 編 ) 新 旧 対 照 表 2013/3/26 文 言 変 更 p.12(1. 基 本 事 項 ) (5)SXF 入 出 力 バージョン Ver.2 形 式 と Ver.3.0 形 式 および Ver.3.1 形 式 の 入 出 力 機 能 を

あいち電子調達共同システム

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

スライド 1

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2

<4D F736F F D2095CA8E A90DA91B18C9F93A289F1939A8F D8288B3816A5F E646F63>

をかける 待 受 画 面 で 番 号 を 入 力 し Nを 押 す がかかります をかける 前 に 波 の 状 態 を 確 認 してください(1-6ページ) 一 般 へかける 場 合 は 必 ず 市 外 局 番 から 入 力 してください 携 帯 自 動 車 PHSへかける 場 合 は 0 から 始

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

Microsoft Word - 第3章.doc

4 応 募 者 向 けメニュー 画 面 が 表 示 されます 応 募 者 向 けメニュー 画 面 で [ 交 付 内 定 時 の 手 続 を 行 う] [ 交 付 決 定 後 の 手 続 を 行 う]をクリックします 10

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

Microsoft Word - 第14回不動産DI調査報告書 修正 

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

第1章 簿記の一巡

H28記入説明書(納付金・調整金)8

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

ロードセル入門 10問10答

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

目 次 目 次 1 ログイン ログアウト ログインする...1 ログイン 画 面 が 表 示 されないときは?... 1 初 めてログインするときのパスワードは?... 2 初 期 パスワードを 忘 れてしまったときは?... 2 変 更 したパスワードを 忘 れてしまったときは?.

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

PowerPoint プレゼンテーション

計算式の取り扱い

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

4.5. < 参 加 表 明 書 を 提 出 する> 調 達 案 件 一 覧 の 表 示 対 象 となる 案 件 を 検 索 し 調 達 案 件 一 覧 に 表 示 させます 参 加 したい 案 件 の 調 達 案 件 名 称 行 - 入 札 参 加 資 格 確 認 申 請 / 技 術 資 料 /

(3) (1) 又 は(2)に 係 る 修 正 申 告 の 場 合 は 修 正 中 間 又 は 修 正 確 定 10 法 人 税 法 の 規 定 によ 次 に 掲 げる 法 人 税 の 申 告 書 を 提 出 する 法 人 の 区 分 ごとに それ (1) 連 結 法 人 又 は 連 結 法 って

スライド 1

< F2D91E F18BDF91E389BB955C8E D8E9689EF2E>

「シンセツくん」簡易マニュアル 低圧新増設 街灯一括申込み編

<4D F736F F D20819C486F70658F6F93588ED297708AC7979D89E696CA837D836A B E A2E646F63>

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

-2-

1 狭 あい 道 路 等 整 備 事 業 について 1-1 はじめに 私 たちが 安 心 して 安 全 に 暮 らしていくうえで, 道 は 重 要 な 役 割 を 担 っています しかし, 道 が 狭 いと, 日 照 通 風 等 の 確 保 が 難 しいといった 住 環 境 の 面 だけでなく, 災

(平成13年9月25日現在)

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

< F31322D325F81798ED0984A8E6D817A944E8BE08D8E959E814593BE>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

(2) 共 通 費 について 第 2 編 共 通 費 2 12 共 通 費 算 定 に 関 する 数 値 の 取 り 扱 い (1) 積 み 上 げによる 算 定 積 み 上 げによる 算 定 は 第 3 編 18に 準 ずる (2) 率 による 算 定 公 共 建 築 工 事 共 通 費 積 算


<4D F736F F D208E4791B98D548F9C93FC97CD97E15F91B98EB88A7A8C768E5A8F9195D25F89FC92E85F8DC E94C55F2E646F63>

2. 研 究 者 / 評 価 者 情 報 修 正 この 画 面 では 研 究 者 が 自 分 自 身 の 情 報 の 修 正 を 行 います (A) 研 究 者 / 評 価 者 情 報 の 修 正 () 研 究 者 / 評 価 者 情 報 修 正 画 面 を 開 く HOME 画 面 メニューの 研

<4D F736F F F696E74202D2082C882E982D982C DD8ED88EE688F882CC82B582AD82DD C668DDA9770>

MetaMoJi ClassRoom/ゼミナール 授業実施ガイド

第1章 財務諸表

2016 年 度 情 報 リテラシー 三 科 目 合 計 の 算 出 関 数 を 用 いて 各 教 科 の 平 均 点 と 最 高 点 を 求 めることにする この2つの 計 算 は [ホーム]タブのコマ ンドにも 用 意 されているが 今 回 は 関 数 として 作 成 する まず 表 に 三 科

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

購買ポータルサイトyOASIS簡易説明書 b

治 験 実 施 管 理 システム NMGCP 向 け Excel 形 式 プロトコール 作 成 手 順 書 V4.0.3 対 応 版 第 1 版 株 式 会 社 富 士 通 アドバンストエンジニアリング All Rights Reserved,Copyright 株 式 会 社 富 士 通 アドバン

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

住宅改修の手引き(初版)

目 次 1. 総 則 2. 機 能 3. 性 能 4. 外 形 寸 法 5. 端 子 構 造 6. 電 線 接 続 図 7. 表 示 例

<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

入札公告 機動装備センター

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

<4D F736F F D20819C B78AFA95DB91538C7689E68DEC90AC289

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

第6号様式記載の手引.indd

直管形LED ランプの取付方法に関する調査

PowerPoint プレゼンテーション

WEB保守パック申込

2 課 題 管 理 ( 科 学 研 究 費 補 助 金 ) 画 面 が 表 示 されます 補 助 事 業 期 間 終 了 後 欄 の[ 入 力 ] をクリックします [ 入 力 ]ボタンが 表 示 されていない 場 合 には 所 属 する 研 究 機 関 の 事 務 局 等 へお 問 い 合 わせく

縦 計 横 計 をSUM 関 数 で 一 度 に 計 算 する 縦 横 の 合 計 を 表 示 するセルが 計 算 対 象 となる セルと 隣 接 している 場 合 は 一 度 に 合 計 を 求 め ることができます 1 計 算 対 象 となるセル 範 囲 と 合 計 を 表 示 する セル 範

 

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

に 対 して 消 磁 装 置 によるデータ 破 壊 を 行 い データの 復 旧 を 不 可 能 とするこ と 2 消 去 が 終 了 したことが 識 別 できるシール 等 を 媒 体 に 貼 付 すること(このシール は 本 委 託 契 約 の 範 囲 内 で 受 託 者 が 用 意 すること)

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

<4D F736F F D E95E CC816994A8926E82A982F182AA82A2816A2E646F63>

件名

サービス説明書 - STP 10000TLEE-JP-10 / STP 10000TLEE-JP-11 / STP 20000TLEE-JP-11 / STP 25000TL-JP-30


N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

<4D F736F F D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F BD90AC E378C8E89FC92F994C5816A>

別紙3

目 次 第 1 章 は じ め に... 3 第 2 章 基 本 的 な キ ー 操 作... 4 第 3 章 メ ニ ュ ー 画 面... 6 第 4 章 入 荷 業 務... 7 第 5 章 出 荷 業 務... 9 第 6 章 商 品 照 会...11 第 7 章 棚 卸 業 務...12 第

概 要 説 明 書

目 次 1.はじめに 1-1. はじめに 2. 操 作 2-1. 概 要 2-2. 操 作 方 法 ( 調 査 依 頼 の 確 認 ) 2-3. 操 作 方 法 ( 回 答 登 録 ) 2-4. 操 作 方 法 (ワークシート 出 力 ) 2-5. 操 作 方 法 (ワークシート 取 込 ) 3.

(Microsoft Word - Excel\211\236\227p2\217\315.docx)

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

特 別 徴 収 義 務 1 税 額 通 知 書 の 配 布 特 別 徴 収 義 務 への 通 知 とあわせて 納 税 への 通 知 書 を 送 付 しましたので 5 月 31 日 までに 各 納 税 に 配 布 してください なお すでに 退 職 等 した 人 については この 冊 子 にある 給

●電力自由化推進法案

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

Transcription:

レ ベ ル モ ニ タ MODEL DLS-5034A 取 扱 説 明 書 東 洋 測 器 株 式 会 社 本 社 横 浜 市 港 北 区 新 羽 町 964 番 24 TEL 045-540-8353 FAX 045-544-8354 MA4-00136(2008/04)

-- 目 次 -- 頁 1. 概 要...3 2. 外 観 および 各 部 名 称...3 3. 操 作 説 明...4 3-1) 動 作 モードの 分 類...4 3-2) 操 作 のヒント...4 3-3) 設 定 モードの 操 作 方 法...5 4. 機 能 説 明...6 4-1) オートゼロ 機 能 (AZ)...6 4-2) プリセット 風 袋 引 き 機 能...6 4-3) 最 小 目 盛 設 定 機 能...6 4-4) デジタルフィルタ 機 能...6 4-5) キャルロック 機 能...7 4-6) コンパレータ 機 能...7 4-7) 等 価 入 力 校 正 機 能...7 5. オプション( 工 場 出 荷 時 オプション)...7 5-1) DC20~27V 電 源...7 6. 校 正 操 作...8 6-1) 校 正 作 業 前 に 必 要 な 設 定...8 6-2) 実 荷 重 による 校 正 方 法...8 7. 異 常 時 の 対 処 方 法...9 7-1) 基 本 的 な 点 検 項 目...9 7-2) 校 正 時 の 注 意 点...9 7-3) 異 常 な 表 示 を 行 っている 場 合 の 対 処 方 法...9 7-4) 本 器 の 故 障 であるかの 判 断...9 7-5) センサー(ロードセル)の 確 認...9 8. テストモードの 操 作 方 法...10 8-1) 基 本 操 作...10 8-2) 各 テストの 動 作 仕 様...10 9. 機 器 の 据 付 および 接 続 方 法...11 9-1) 機 器 の 据 付 環 境 等...11 9-2) 端 子 結 線...11 10. 仕 様...12 10-1) アナログおよび A/D 変 換 部...12 10-2) 表 示 部...12 10-3) 零 点 感 度 調 整...12 10-4) I/O 部...12 10-5) 総 合...12 11. 型 式 一 覧...13 11-1) 型 式...13 11-2) 付 属 品...13 12. 外 形 寸 法...13 13. 機 能 一 覧...14. 本 取 扱 説 明 書 はプログラムバージョン1.00 以 降 に 適 合 します (2008/04 以 降 出 荷 分 ) プログラムバージョンはテストモードで 確 認 できます - 2 -

1. 概 要 本 器 は 台 秤 等 のレベル 計 量 システムに 最 適 なデジタル 指 示 計 で オートゼロ(AZ) プリ セット 風 袋 引 き 等 の 機 能 を 備 えています コンパレータは1chを 備 えており 上 限 動 作 または 下 限 動 作 を 選 択 可 能 で 設 定 値 変 更 はペンタッチ 式 キー 操 作 により 容 易 に 行 えます 使 用 電 源 はAC85~132V( 標 準 仕 様 )の 他 DC20~27Vにも 対 応 (オプション) しています 2. 外 観 および 各 部 名 称 本 体 外 観 図 1 1 計 量 値 表 示 器 各 設 定 値 の 表 示 および 設 定 中 は 設 定 値 表 示 になります 2 2 動 作 表 示 LED コンパレータ AZ AZ.R PT(プリセット 風 袋 引 き)の 動 作 状 態 をLEDの 点 灯 / 消 灯 により 表 示 します 3 4 3キースイッチ (ITEM), (NEXT), (UP), (ESC), (ENTER)のキースイッチにより 各 機 能 の 設 定 を 行 います 4 5mmピッチスクリューレス 端 子 台 ( 上 段 ) センサー 接 続 用 端 子 です 5 55mmピッチスクリューレス 端 子 台 ( 下 段 ) リレー 出 力 および 電 源 ライン 接 続 用 端 子 です - 3 -

3. 操 作 説 明 3-1) 動 作 モードの 分 類 動 作 モードは 次 の3つに 分 かれています 計 量 モード 計 量 値 を 表 示 設 定 モード 各 機 能 の 設 定 内 容 の 確 認 や 変 更 計 量 器 の 校 正 を 行 うモード テストモード ハードウェアのテスト キーは 次 の5 個 で この 絵 がでてくるとそのキーを 押 すことを 表 します (アイテムキー) 項 目 の 選 択 をするときに 押 します 計 量 モードから 設 定 モードに 移 る 場 合 に 押 します (ネクストキー) 数 値 を 設 定 するときは 設 定 桁 の 選 択 に 複 数 の 機 能 の 中 からいずれ かを 選 ぶときはその 選 択 に 使 用 します 計 量 モードで2 秒 間 押 し 続 けるとオートゼロ(AZ)のセットが 行 え ます (アップキー) 数 値 の 設 定 時 選 択 中 の 桁 の 数 値 を 変 える 場 合 に 押 します 計 量 モードで2 秒 間 押 し 続 けるとオートゼロ(AZ)のリセットが 行 えます (エスケープキー) 設 定 を 中 止 する 時 に 押 します (エンターキー) 設 定 の 完 了 時 に 押 します 3-2) 操 作 のヒント 数 値 入 力 の 場 合 すべて 符 号 付 きで 設 定 します なお 等 価 入 力 のmV/V 設 定 時 符 号 は 別 設 定 です 1 その 項 目 が 選 択 されるとガイド 表 示 と 現 在 の 設 定 値 が 交 互 に 表 示 されます( 確 認 モード) 2 符 号 が 別 設 定 でない 場 合 キーを 押 すと 符 号 の 設 定 状 態 になります +(プラス)が 設 定 さ れている 場 合 は 下 側 の 表 示 が 点 滅 します -(マイナス)が 設 定 されている 場 合 は 真 中 と 下 側 の 表 示 が 交 互 に 点 灯 します 3 キーを 押 していくと 桁 が 選 択 され 選 択 中 の 桁 が 点 滅 します キーを 押 す 毎 に 選 択 中 の 桁 が 1 ずつ 増 えます(9の 次 は0) 4 符 号 および 各 桁 の 設 定 が 完 了 したら キーを 押 します 設 定 値 が 正 常 であれば と 表 示 した 後 で 計 量 モードに 戻 ります キーを 押 さずに キーを 押 すと 確 認 モードに 戻 ります 機 能 選 択 の 場 合 1 その 項 目 が 選 択 されるとガイド 表 示 と 現 在 の 設 定 が 表 示 されます( 確 認 モード) 2 キーを 押 すと 次 の 選 択 内 容 が 呼 び 出 され 点 滅 します 3 選 択 した 内 容 で 良 ければ キーを 押 します 設 定 値 が 正 常 であれば と 表 示 した 後 で 計 量 モードに 戻 ります キーを 押 さずに キーを 押 すと 確 認 モードに 戻 ります 設 定 中 および 機 能 選 択 中 は 表 示 が 点 滅 します 点 滅 状 態 で キーを 押 すと 設 定 が 変 わります 点 滅 中 に キーを 押 さない 限 り 設 定 は 変 わりません - 4 -

テストモード 以 外 ならば キーを 数 回 押 せば 設 定 内 容 を 変 えることなく 計 量 モード に 戻 れます また テストモードを 除 く 各 モードではコンパレータは 継 続 して 機 能 しています 3-3) 設 定 モードの 操 作 方 法 計 量 モード( 計 量 値 表 示 中 )で キーを 押 すと 設 定 モードになります キーを 押 す 毎 に 各 設 定 のガイド 表 示 と 現 在 の 設 定 内 容 が 順 次 表 示 されます ガイド 表 示 と 内 容 は 下 記 のようになっています プリセット 風 袋 引 き 設 定 した 値 を 常 に 計 量 値 から 減 算 します コンパレータ 定 量 値 計 量 値 とこの 設 定 値 を 比 較 し 結 果 をLEDおよびリレー 接 点 で 出 力 します コンパレータ 動 作 設 定 ( 事 項 参 照 )が 上 限 動 作 の 場 合 計 量 値 が 定 量 値 以 上 で リレーがメークし SP のLEDが 点 灯 します 下 限 動 作 の 場 合 計 量 値 が 定 量 値 以 下 でリレーがメークし SP のLEDが 点 灯 します コンパレータ 動 作 設 定 コンパレータの 動 作 方 向 を 設 定 します : 上 限 動 作 : 下 限 動 作 内 容 は 前 項 参 照 ゼロ 点 の 校 正 計 量 物 を 取 り 除 きます キーを 押 すと 表 示 が 点 滅 します キーを 押 すとゼロ 点 校 正 を 行 います スパン 校 正 ( 実 荷 重 ) 分 銅 など 既 知 の 重 量 物 を 乗 せ その 重 量 を 設 定 します 現 在 の 飛 び 数 で 分 解 能 が 確 保 できない 場 合 は 自 動 的 に 飛 び 数 を 大 きくしま す 飛 び 数 が10でも 分 解 能 が 確 保 できない 場 合 はエラーになります 飛 び 数 の 設 定 ガイド 表 示 の は 飛 び 数 (Scale division)を 表 します 1,2,5,10のいずれかを 選 択 します 設 定 した 飛 び 数 で 分 解 能 が 確 保 できない 場 合 はエラーになります デジタルフィルタの 選 択 平 均 回 数 ( 単 純 移 動 平 均 )を 選 択 します 1,2,4,8,16のいずれかを 選 択 します 小 数 点 位 置 の 設 定 表 示 の 小 数 点 位 置 (0( 無 し),1,2,3のいずれか)を 選 択 します 1に 設 定 すると 小 数 点 以 下 1 桁 の 表 示 になります(2,3も 同 様 ) 表 示 位 置 を 設 定 するのみで 表 示 の 数 値 は 変 わりません 例 ) 同 一 入 力 で 表 示 の 場 合 設 定 を2にすると になります 等 価 入 力 校 正 のゼロ 点 の 極 性 右 端 の1 桁 が 設 定 内 容 で が+(プラス) が-(マイナス)を 表 します なお 次 の 項 目 を 設 定 したときに 初 めて 有 効 になります - 5 -

ゼロ 点 の 等 価 入 力 設 定 mv/v 単 位 小 数 点 以 下 4 桁 で 設 定 します 等 価 入 力 のスパン 設 定 等 価 入 力 のスパン 重 量 を 設 定 します この 表 示 値 のときの 等 価 入 力 を 次 の2つの 項 目 で 設 定 します なお スパンの 等 価 入 力 を 設 定 したときに 初 めて 有 効 になります 等 価 入 力 (スパン)の 極 性 右 端 の1 桁 が 設 定 内 容 で が+(プラス) が-(マイナス)を 表 します なお 次 の 項 目 を 設 定 したときに 初 めて 有 効 になります スパンの 等 価 入 力 設 定 等 価 入 力 のスパン 重 量 のときの 入 力 を 設 定 します mv/v 単 位 小 数 点 以 下 4 桁 で 設 定 します スパン 校 正 のロック 不 用 意 な 操 作 でスパン 校 正 が 行 われないようにロックできます 右 端 の2 桁 が 設 定 で がロック 解 除 がロック 状 態 を 表 します スパン 校 正 を 行 う 場 合 はロックを 解 除 してから 行 ってください テストモードへの 移 行 を 押 すと 表 示 が 点 滅 します 続 けて を3 回 押 すとテストモードに 移 ります 4. 機 能 説 明 4-1)オートゼロ 機 能 (AZ) 計 量 モード で2 秒 間 キーを 押 すことによりオートゼロのセット キーを2 秒 間 押 すこと により オートゼロのリセットが 行 えます オートゼロをセットすると 現 在 の 計 量 値 を 記 憶 した 後 で 計 量 値 をゼロにし その 点 からの 増 減 量 を 正 味 重 量 値 (NET 値 )として 表 示 します(GROSS 値 から 記 憶 した 値 を 減 算 して 表 示 ) ゼロ 点 校 正 機 能 と 異 なり 指 示 値 の 全 域 で 操 作 可 能 です 解 除 (リ セット GROSS 値 に 戻 す)もできます セット 時 はAZ リセット 時 はAZ.RのLEDが 点 灯 します なお プリセット 風 袋 値 が0 以 外 の 場 合 にセットすると 表 示 は-(プリセット 風 袋 値 )になりま す 4-2)プリセット 風 袋 引 き 機 能 プリセット 風 袋 値 を 設 定 することで 計 量 値 から 常 に 風 袋 値 を 減 算 した 値 を 表 示 できます 重 さのわかっている 容 器 等 の 内 容 物 を 計 量 する 場 合 に 使 用 します なお ゼロ 点 校 正 またはスパン 校 正 を 行 った 場 合 風 袋 値 は0にリセットされます 本 機 能 動 作 ( 風 袋 値 設 定 ) 時 PTのLEDが 点 灯 します 4-3) 最 小 目 盛 設 定 機 能 最 小 目 盛 (スケールディビジョン) 設 定 を 変 える 事 により 表 示 の 変 化 幅 ( 飛 び 数 )を1,2,5, 10 飛 びに 変 えることができます 最 小 目 盛 を 変 えてもスパン 量 は 変 化 しません 最 小 目 盛 を 変 更 する 際 に 設 定 された 値 で 表 示 分 解 能 が 足 りない 場 合 はエラーになります また スパン 校 正 を 行 ったときに 設 定 されている 最 小 目 盛 では 分 解 能 が 確 保 できない 場 合 は 自 動 的 に 分 解 能 を 確 保 できる 最 小 目 盛 に 変 更 されます スパンの 校 正 後 は 最 小 目 盛 の 設 定 を 確 認 して 下 さい コンパレータ 設 定 は 最 小 目 盛 に 関 係 なく 設 定 できますが 表 示 値 に 対 して 比 較 されます 4-4)デジタルフィルタ 機 能 センサーに 加 わる 振 動 等 で 計 量 データが 変 動 する 場 合 に 指 示 を 安 定 化 させるための 機 能 です - 6 -

データの 安 定 はこの 設 定 回 数 の 移 動 平 均 値 を 求 める 事 により 行 います なお 本 機 能 を 使 用 しない 場 合 は 1(OFF)にセットして 下 さい 設 定 値 が 大 きい 程 安 定 化 されますが 指 示 値 の 応 答 は 遅 くなりますので 入 力 信 号 の 状 態 に 応 じて 設 定 値 を 選 択 して 下 さい 4-5)キャルロック 機 能 誤 操 作 によるスパン 校 正 値 の 変 更 を 防 ぐため スパン 校 正 を 出 来 なくするロック 機 能 があります 設 定 モードで 設 定 します : キャルロック 解 除 スパン 校 正 可 : キャルロック 状 態 スパン 校 正 不 可 キャルロック 状 態 でスパン 校 正 を 行 おうとすると と 表 示 されずに と 表 示 して 計 量 モード に 戻 ります スパン 校 正 値 は 変 わりません 弊 社 で 校 正 を 行 って 出 荷 される 場 合 キャルロック 状 態 にしてある 場 合 があります 4-6)コンパレータ 機 能 計 量 モード で 表 示 されている 計 量 値 とコンパレータ 定 量 の 設 定 値 を 比 較 して 結 果 をリレー 接 点 で 出 力 する 機 能 です リレー 出 力 メーク 時 SPのLEDが 点 灯 します 1). 設 定 値 定 量 値 設 定 -9999~9999 2). 動 作 モード 投 入 制 御 と 排 出 制 御 への 対 応 のため 上 限 動 作 と 下 限 動 作 の 選 択 が 可 能 です 3). 各 動 作 モードにおける 動 作 a). 上 限 動 作 での 動 作 投 入 制 御 を 行 う 場 合 本 モードに 設 定 します 比 較 判 定 アラームON 条 件 アラームOFF 条 件 : 計 量 値 定 量 値 : 計 量 値 < 定 量 値 b). 下 限 動 作 での 動 作 計 量 物 の 残 量 を 表 示 しながら 排 出 制 御 を 行 う 場 合 本 モードに 設 定 します 比 較 判 定 アラームON 条 件 アラームOFF 条 件 : 計 量 値 定 量 値 : 計 量 値 > 定 量 値 4-7) 等 価 入 力 校 正 機 能 実 荷 重 をかけずにキー 設 定 にて 校 正 を 行 う 機 能 です ゼロ 点 設 定 -2.8000~2.8000 [mv/v] スパン 重 量 設 定 -9999~9999 スパン 設 定 -3.0000~3.0000 [mv/v] 校 正 精 度 ±0.2%FS (スパン 量 1mV/Vかつ 同 一 ケーブル 長 の 条 件 において) 5.オプション( 工 場 出 荷 時 オプション) 5-1)DC20~27V 電 源 - 7 -

6. 校 正 操 作 校 正 操 作 は 基 準 となる 分 銅 等 の 既 知 重 量 物 を 使 用 して 行 う 実 荷 重 校 正 によります 秤 量 台 と 本 指 示 計 をセットで 購 入 された 場 合 は 既 に 校 正 が 行 われている 場 合 もあります また 校 正 操 作 を 行 うとプリセット 風 袋 引 きの 設 定 が0になります 6-1) 校 正 作 業 前 に 必 要 な 設 定 キャルロック 状 態 の 場 合 ロックを 解 除 してください 6-2) 実 荷 重 による 校 正 方 法 以 下 計 量 モードからの 操 作 を 示 します 1). 計 量 物 を 取 り 去 り ゼロ 点 の 校 正 を 行 います 1 キーを4 回 押 します と 表 示 されます 2 キーを 押 します の 表 示 が 点 滅 します 3 キー を 押 します ゼロ 点 の 校 正 が 行 われます 正 常 に 校 正 が 行 われたら と 表 示 し た 後 計 量 値 表 示 器 の 値 が0になります ゼロ 点 校 正 範 囲 に 入 らない 場 合 は と 表 示 されます 2). 計 量 器 ( 台 秤 )に 分 銅 等 の 既 知 重 量 物 を 載 せ スパン 量 ( 感 度 )の 校 正 を 行 います 1 既 知 重 量 物 を 台 秤 に 乗 せます 2 キーを5 回 押 します ガイド 表 示 の と 前 回 の 校 正 値 が 交 互 に 表 示 されます 3 キーで 桁 を 選 択 し キーで 数 値 を 変 更 し 既 知 重 量 値 を 設 定 します 4 キーを 押 すと 既 知 重 量 物 の 重 量 を 設 定 された 値 として 感 度 を 校 正 します 中 断 する 場 合 は 表 示 が 点 滅 している 状 態 で キーをおすと 点 滅 が 止 まりますので 続 けて キーを 押 すと 校 正 を 行 わずに 計 量 モードに 戻 ります 3). ホッパーまたは 台 秤 より 分 銅 等 の 既 知 重 量 物 を 降 ろします 4). 最 小 目 盛 の 設 定 を 確 認 します スパン 校 正 を 行 ったときに 設 定 されている 最 小 目 盛 では 分 解 能 が 確 保 できない 場 合 は 自 動 的 に 分 解 能 を 確 保 できる 最 小 目 盛 に 変 更 されます このため スパン 校 正 後 は 最 小 目 盛 の 設 定 を 確 認 して 下 さい また 最 小 目 盛 の 設 定 を 変 えることで 表 示 変 化 幅 ( 飛 び 数 )を1,2,5,10 飛 びに 変 えるこ とが 出 来 ます 最 小 目 盛 を 変 えてもスパン 量 は 変 化 しません 1 キーを6 回 押 します ガイド 表 示 に の 様 に 現 在 の 最 小 目 盛 が 表 示 されます 2 最 小 目 盛 の 設 定 を 変 えるには キーで 希 望 する 飛 び 数 を 選 択 し キーを 押 します 変 更 しない 場 合 は キーを 押 します 5). 同 様 な 操 作 で 必 要 に 応 じて デジタルフィルタ 小 数 点 位 置 を 設 定 します 6). 指 示 値 がゼロである 事 を 確 認 します そうで 無 い 場 合 は1) 項 より 繰 返 します - 8 -

7. 異 常 時 の 対 処 方 法 本 器 が 動 作 不 良 の 場 合 下 記 に 示 す 対 処 によっても 不 具 合 が 解 消 されない 場 合 は 弊 社 宛 てご 連 絡 下 さい この 時 型 名 製 品 シリアル 番 号 ならびに 出 来 るだけ 詳 しい 故 障 の 症 状 をお 知 らせ 下 さい 7-1) 基 本 的 な 点 検 項 目 1). 供 給 電 源 は 正 常 か 確 認 して 下 さい 標 準 でAC85~132V オプションでDC20~27Vです 2). ケーブルの 接 続 が 確 実 に 行 われているか 確 認 して 下 さい 7-2) 校 正 時 の 注 意 点 1). ゼロ 点 校 正 時 エラー 表 示 がでる ゼロ 点 校 正 を 行 うには 無 負 荷 時 のセンサー 出 力 が-2.8~+2.8mV/Vの 範 囲 内 でなければ 校 正 は 行 えません 2). 表 示 のばらつきが 大 きい 本 器 の 入 力 感 度 は1μV/digitですので 1.0mV/V 入 力 時 の 最 大 表 示 分 解 能 は1/5,000です また 0.5mV/V 入 力 時 では1/2,500となります これらを 越 える 分 解 能 となる 設 定 を 行 うと 最 小 桁 の 指 示 値 のばらつきが 大 きくなってきます この 場 合 入 力 感 度 仕 様 を 超 えない 様 表 示 の 送 り 数 を2,5,10に 変 更 してください また デジタルフィルタの 設 定 を 大 きくする 事 でもばらつきを 緩 和 させる 事 が 出 来 ます 3). スパン 校 正 時 エラー 表 示 を 行 い 表 示 がキーインした 値 にならない 本 器 では 初 期 風 袋 量 と 計 量 値 の 合 計 が±3.3mV/Vを 越 えるシステムでの 計 測 は 行 えません 7-3) 異 常 な 表 示 を 行 っている 場 合 の 対 処 方 法 1). 過 負 荷 状 態 で 無 いのに 計 量 値 表 示 器 が 点 滅 (オーバー 表 示 )を 行 っている 場 合 センサーケーブルの 一 部 が 断 線 したか センサーが 不 良 となった 場 合 が 考 えられます テストモードでセンサーからの 入 力 電 圧 をmV/Vで 表 示 させ 確 認 してください 7-4) 本 器 の 故 障 であるかの 判 断 センサー 印 加 電 圧 ( 端 子 台 にて(+EXC)~(-EXC) 間 )が5V±0.5Vで 安 定 しているか 確 認 して 下 さい 安 定 でない 場 合 はセンサー 用 電 源 回 路 の 不 良 です 1). 端 子 台 においてセンサー 出 力 電 圧 を 短 絡 (3 番 (+SIG.A)~4 番 (-SIG.A) 間 をジャンパ)し テ ストモードで 計 量 器 の 入 力 電 圧 をmV/Vで 表 示 させます (センサーは 接 続 した 状 態 で 行 って 下 さい ) この 時 指 示 値 がゼロ 付 近 で 安 定 しているか 確 認 して 下 さい 安 定 していない 場 合 は 本 器 の 不 良 です 安 定 している 場 合 はセンサー 側 を 確 認 して 下 さい 2). リレー 出 力 の 確 認 テストモードで 確 認 を 行 って 下 さい 7-5)センサー(ロードセル)の 確 認 ロードセルの 入 出 力 抵 抗 および 絶 縁 抵 抗 等 を 測 定 することにより 概 略 の 良 否 判 定 ができます ( 必 ず 本 器 の 電 源 を 切 り センサーのケーブルを 全 て 端 子 より 外 してから 行 ってください ) 1). ロードセルの 抵 抗 値 による 故 障 判 定 法 ロードセルのブリッジ 抵 抗 をテスターで 測 定 し 入 出 力 抵 抗 に 異 常 がないか 確 認 して 下 さ い 2). ロードセルの 絶 縁 抵 抗 による 故 障 判 定 法 ロードセルのシールド 線 と 他 の 線 間 を50V 以 内 の 電 圧 で 絶 縁 抵 抗 を 測 定 します この 時 の 絶 縁 抵 抗 値 が1000MΩ 以 上 あれば ロードセルは 概 略 良 好 です - 9 -

8.テストモードの 操 作 方 法 本 器 はテストモードを 備 えており デジタルI/Oのテストが 行 えます システムに 動 作 不 良 が 発 生 した 時 に テストモードを 使 用 してI/O 関 係 のテストを 行 う 事 により 本 器 側 の 故 障 で 有 るか 否 かの 判 断 に 役 立 ちます 8-1) 基 本 操 作 1). 設 定 モードの 操 作 で テストモードに 移 行 出 来 ます また 電 源 ON 後 3 秒 以 内 に キーを3 回 押 す 事 でも 可 能 です テストモードの 終 了 は 一 旦 電 源 をOFFにするか プログラムバージョンの 表 示 において キーを3 回 押 す 事 に 依 ります キーを 押 すとテスト 項 目 が1つ 次 に 進 みます 入 力 電 圧 (mv/v) 表 示 の 次 はプログラムバ ージョン 表 示 に 戻 ります 8-2) 各 テストの 動 作 仕 様 プログラムバージョン 表 示 本 器 のソフトのバージョン 番 号 を 表 示 します 表 示 : Ver 1.00を 示 します このモードで キーを3 回 押 すと 計 量 のモードに 移 行 できます Program Version : LEDテスト LED : 1 キーを 押 すと その 度 に 左 端 表 示 器 のセグメントが 次 の 順 番 に1つずつ 点 灯 します (a b c d e f g D.P.) 2 キーを 押 していくと 左 端 から 右 へ 表 示 器 の 全 セグメントが 点 灯 していきます 3 キーを 押 す 度 に 状 態 表 示 LEDが 次 の 順 番 に1つずつ 点 灯 します (SP AZ AZ.R PT) キーテスト KEY : 押 されたキーを 表 示 します ただし 最 初 に キーを 押 すと 次 の 項 目 に 移 るので キー 以 外 のキーから 押 して 下 さい キー (2 回 押 すと 次 の 項 目 に 移 ります) キー キー キー キー リレー 出 力 動 作 テスト キーを 押 す 度 にメーク /ブレーク を 繰 り 返 します Output : 計 量 器 の 入 力 電 圧 (mv/v)の 表 示 mv/v : 計 量 器 の 入 力 値 をmV/V 単 位 で 表 示 します 確 度 は 基 準 感 度 (1.0mV/V)±5%です 入 力 がマイナスの 場 合 は 動 作 表 示 LEDが 点 灯 します A/Dオーバーの 時 は 点 滅 します - 10 -

9. 機 器 の 据 付 および 接 続 方 法 9-1) 機 器 の 据 付 環 境 等 1). 本 器 の 使 用 温 度 範 囲 は-10 ~40 です 直 射 日 光 の 当 らない 場 所 への 設 置 を 考 慮 し て 下 さい 2). 本 器 はパネルマウント 構 造 となっています 付 属 の 取 り 付 け 金 具 を 使 用 して 取 り 付 けて 下 さい 9-2) 端 子 結 線 本 器 への 配 線 は 本 体 後 部 の 端 子 台 で 行 います 1). ロードセルおよび 電 源 接 続 用 端 子 台 No. 接 続 信 号 1. EXC+ ロードセル 印 加 電 圧 (+) 2. EXC- ロードセル 印 加 電 圧 (-) 3. SIG+ ロードセル 信 号 入 力 (+) 4. SIG- ロードセル 信 号 入 力 (-) 5. SHL ロードセルシールド 2). リレー 出 力 および 電 源 接 続 用 端 子 台 No. 接 続 信 号 6. RY.OUT リレー 接 点 出 力 7. RY.OUT リレー 接 点 出 力 8. E 接 地 9. L/+ 電 源 AC85~132V(+20~27V) 10. N/- 電 源 AC85~132V(0V) ()はオプション 3). 結 線 上 の 注 意 使 用 端 子 台 :5mmピッチスクリューレス 端 子 台 適 合 ケーブル:0.3mm 2 ~1.25mm 2 の 撚 り 線 (AWG22~16)またはφ0.4~φ1.2の 単 線 (AWG2 6~16) 各 ケーブルのシールドは 本 器 または 各 接 続 計 器 の 何 れか 一 方 で 接 地 してください ロードセル(トランスデューサ)のケーブル 配 線 色 はメーカーによって 異 なるため ロ ードセルに 付 属 の 試 験 成 績 表 等 により 確 認 してください - 11 -

10. 仕 様 10-1)アナログおよびA/D 変 換 部 4). 入 力 感 度 1μV/ 以 上 (D: 最 小 目 ) 1.0mV/V 入 力 時 表 示 分 解 能 : 最 大 1/5,000 5). 非 直 線 性 ±0.05%FS±1カウント 6). 温 度 特 性 零 点 ±0.01%FS/ ( 入 力 感 度 :1.0mV/Vに 於 いて) 感 度 ±0.01%Reading/ 7). 周 波 数 特 性 約 2Hz(-3dB) (テ シ タルフィルタ 機 能 設 定 DF=4において) 8). センサ ー 電 源 DC5V±5%,15mA (350Ω 型 トランスデューサ1 台 接 続 可 能 ) 10-2) 表 示 部 1). 計 量 値 表 示 表 示 素 子 LED 7セグメント4 桁 赤 色 文 字 高 さ8mm 表 示 範 囲 ±9999 (ゼロサプレス 表 示 ) 小 数 点 任 意 桁 に 設 定 可 能 ( 無 し, 0.0, 0.00, 0.000) オーバー 表 示 全 桁 点 滅 入 力 信 号 が-3.3mV/V 以 下 と3.3mV/V 以 上 または 表 示 値 が4 桁 を 超 える 場 合 はオーバー 表 示 を 行 う 単 位 kg その 他 は 付 属 単 位 シール 貼 り 付 けによる 種 類 :kg, g, t, N, kn, N m, kn m, kpa, MPa, mm, %, l サンプリング 周 期 60msec. (16.7 回 / 秒 ) 2). 動 作 表 示 表 示 素 子 LED 赤 色 4 個 表 示 内 容 SP,AZ,AZ.R,PT 10-3) 零 点 感 度 調 整 1). 零 点 調 整 -2.8~2.8mV/Vの 入 力 信 号 にて 調 整 可 能 (キー 操 作 による) 2). 感 度 調 整 -3.0mV/V~3.0mV/Vのスパン 量 にて 調 整 可 能 (キー 操 作 による). 初 期 風 袋 値 (ゼロ 点 入 力 値 )と 最 大 計 量 値 (スパン 量 )の 合 計 が3.3mV/Vを 超 えないこと 10-4)I/O 部 1). 操 作 ス イッ チ 5キー ITEM,NEXT,UP,ESC,ENTRY (ペンタッチ 式 ) 2). 制 御 用 出 力 1 出 力 信 号 リレーa 接 点 出 力 ( 電 源 OFF 時, 接 点 ブレーク) 使 用 リレー:オムロン 製 G5V-1 2 出 力 定 格 DC 24V, 1A ( 抵 抗 負 荷 ) AC125V, 0.5A ( 抵 抗 負 荷 ) 10-5) 総 合 1). 停 電 対 策 (メモリ 内 容 のハ ックアッフ ) 各 設 定 データは 不 揮 発 性 メモリ(EEPROM)に 書 き 込 み ( 最 大 10 万 回 ) 2). 電 源 電 圧 AC 85~132V,50/60Hz,15VA: 標 準 仕 様 DC 20~27V,0.4A:オプション 3). 使 用 温 度 湿 度 範 囲 -10~+40 20~85% R.H.( 結 露 無 き 事 ) 4). 取 り 付 け 方 法 パネルマウント 型 5). 本 体 質 量 約 0.4kg - 12 -

11. 型 式 一 覧 11-1) 型 式 オプションは 弊 社 工 場 に 於 いて 装 着 可 能 です ( 工 場 出 荷 時 オプション) DLS-5034A-DC レベルモニタ 電 源 無 記 入 :AC85~132V( 標 準 仕 様 ) DC:DC20~27V(オプション) 11-2) 付 属 品 1). 取 扱 説 明 書 1 部 2). 単 位 シ ール 1 枚 12. 外 形 寸 法 - 13 -

13. 機 能 一 覧 動 作 モード キー/ 表 示 動 作 内 容 備 考 計 量 モード 設 定 モードへ 移 行 設 定 モード 2 秒 オートゼロのセット 2 秒 間 押 す 2 秒 オートゼロのリセット 2 秒 間 押 す プリセット 風 袋 数 値 設 定 コンパレータ 定 量 数 値 設 定 コンパレータ 動 作 候 補 選 択 (, ) ゼロ 点 校 正 で 点 滅 させ, で 校 正 スパン 校 正 数 値 設 定 最 小 目 盛 ( 飛 び 数 ) 候 補 選 択 (1,2,5,10) デジタルフィルタ 候 補 選 択 (1,2,4,8,16) 小 数 点 位 置 候 補 選 択 (0,1,2,3) ゼロ 点 等 価 入 力 極 性 候 補 選 択 (, ) ゼロ 点 等 価 入 力 [mv/v] 数 値 設 定 スパン 等 価 入 力 表 示 値 数 値 設 定 スパン 等 価 入 力 極 性 候 補 選 択 (, ) スパン 等 価 入 力 [mv/v] 数 値 設 定 キャルロック 候 補 選 択 (, ) テストモードへ 移 行 で 点 滅 させ, 3 回 で 移 行 設 定 モード 次 の 項 目 へ 移 行 確 認 状 態 設 定 状 態 へ 移 行 ( 非 表 示 点 滅 ) 計 量 モードへ 移 行 各 設 定 モード 設 定 状 態 ( 表 示 点 滅 ) テストモード 確 認 状 態 へ 移 行 設 定 候 補 または 設 定 桁 の 選 択 点 滅 桁 の 数 値 の 変 更 設 定 変 更 ( 登 録 ) 表 示 後, 計 量 モート に 戻 る プログラムのバージョン 表 示 キー 3 回 で 計 量 モードへ 移 行 表 示 テスト キーで 順 次 表 示 キーテスト が1, が5 リレー 出 力 のテスト でON/OFF mv/v 表 示 マイナスは 動 作 表 示 LED 点 灯 - 14 -