平成16年度事業報告(案)



Similar documents
スライド 1

< F2D819A8B638E968E9197BF82528E968BC68C7689E68F C>

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

●電力自由化推進法案

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

Microsoft Word - 目次.doc

●幼児教育振興法案

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

学校安全の推進に関する計画の取組事例

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

文化政策情報システムの運用等

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

PR版

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

 

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

スライド 1


<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

平成12年度事業計画

別紙3

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

Taro-01 議案概要.jtd

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

Taro-契約条項(全部)

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

16 日本学生支援機構

Microsoft Word

Taro13-公示.jtd

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

平成15・16年度の建設工事入札参加資格の認定について

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

Taro-条文.jtd

以 内 とする (5) 据 置 期 間 償 還 金 の 据 置 期 間 は 償 還 期 間 のうち6ケ 月 以 内 とする (6) 償 還 方 法 据 置 期 間 終 了 後 月 賦 隔 月 賦 又 は3ケ 月 毎 の 均 等 分 割 償 還 とする (7) 担 保 保 証 人 取 扱 金 融 機

公表表紙

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

18 国立高等専門学校機構

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

6 謝金(給与等)

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

財政再計算結果_色変更.indd

m07 北見工業大学 様式①

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

個人住民税徴収対策会議

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

スライド 1

Microsoft Word 利子補給金交付要綱

1. 本 市 の 保 育 所 運 営 費 と 保 育 料 の 現 状 2 (1) 前 回 (5/29 5/29) 児 童 福 祉 専 門 分 科 会 資 料 国 基 準 に 対 する 本 市 の 保 育 料 階 層 区 分 別 軽 減 率 国 基 準 に 対 する 本 市 の 保 育 料 階 層 区

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

人事行政の運営状況の報告について

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

Transcription:

平 成 27 年 度 事 業 報 告 我 が 国 経 済 は 新 興 国 経 済 の 減 速 の 影 響 などから 輸 出 生 産 面 に 鈍 さが 見 られるもの の 緩 やかな 回 復 基 調 にあるとされております こうした 中 職 業 別 有 効 求 人 倍 率 での 自 動 車 運 転 者 倍 率 は3 月 実 績 で2.25 倍 と 2 倍 を 超 える 状 況 にあり 長 距 離 運 転 手 不 足 に 起 因 するトラックの 供 給 不 足 が 続 いてい ます 鉄 道 コンテナの 輸 送 については 農 産 品 青 果 物 食 料 工 業 品 積 合 せ 貨 物 等 が 前 年 を 上 回 ったものの 自 動 車 部 品 家 電 情 報 機 器 等 が 減 送 となり 前 年 比 102.7% と 前 年 を 上 回 る 結 果 となっております 鉄 道 コンテナ 輸 送 への 期 待 の 高 まりが 続 いた 一 年 でした 当 連 盟 は (1) 環 境 対 策 事 業 の 推 進 (2) 政 策 推 進 事 業 の 構 築 展 開 (3) 安 全 対 策 事 業 (4) 人 材 育 成 人 材 確 保 事 業 の 強 化 と 啓 発 (5) 広 報 情 報 事 業 の 展 開 (6) 通 運 事 業 近 代 化 基 金 運 営 事 業 の 推 進 という6つの 事 業 を 柱 とし モーダルシフトの 推 進 等 に 係 る 各 事 業 間 の 有 機 的 な 連 携 を 図 りつつ 効 果 的 な 事 業 の 推 進 に 努 めてきました まず (1)の 環 境 対 策 事 業 の 推 進 については 新 規 荷 主 荷 物 の 開 拓 に 効 果 の 高 い 鉄 道 コンテナお 試 しキャンペーンを 実 施 するとともに 荷 主 ニーズの 高 い 大 型 高 規 格 コン テナの 導 入 等 に 対 する 助 成 を 内 容 とするグリーン 物 流 推 進 支 援 事 業 について 国 の 物 流 の 低 炭 素 化 促 進 事 業 (31ftコンテナ 補 助 ) を 補 完 する 形 で 実 施 する 等 モーダル シフト 推 進 に 向 けた 事 業 活 動 を 積 極 的 に 推 進 しました また 日 本 経 済 団 体 連 合 会 等 が 主 唱 する 低 炭 素 社 会 実 行 計 画 に 参 加 しました (2)の 政 策 推 進 事 業 の 構 築 展 開 については 輸 送 障 害 時 におけるトラック 代 替 輸 送 に 対 する 助 成 第 11 回 鉄 道 利 用 運 送 推 進 全 国 大 会 の 開 催 2 回 目 となる 労 働 力 不 足 に 対 応 した 物 流 のあり 方 に 関 するシンポジウムの 開 催 総 合 物 流 施 策 大 綱 や 交 通 政 策 基 本 法 等 を 踏 まえたモーダルシフト 促 進 に 向 けた 実 効 性 のある 行 財 政 措 置 への 提 言 税 制 改 正 等 に 向 けた 要 望 活 動 等 を 展 開 しました (3)の 安 全 対 策 事 業 の 推 進 については 前 年 度 から 取 り 組 んできた 集 配 車 両 の 転 倒 防 止 に 向 けた 偏 積 防 止 マニュアル の 作 成 を 完 了 して 会 員 に 配 布 するとともに 国 土 交 通 省 及 びJR 貨 物 の 協 力 を 得 て 地 方 連 盟 単 位 で 偏 積 防 止 対 策 や 危 険 品 輸 送 等 に 係 る 法 令 順 守 の 徹 底 等 に 関 する 講 習 会 を 開 催 し 安 全 品 質 向 上 に 向 けた 取 組 みの 徹 底 を 図 りました また 荷 物 事 故 対 策 として 養 生 資 材 購 入 に 対 する 助 成 を 実 施 するとともに JR 貨 物 及 び 鉄 道 貨 物 協 会 と 共 催 でフォークリフト 荷 役 の 改 善 及 び 養 生 資 材 の 効 果 的 な 活 用 を 中 心 とする 鉄 道 コンテナ 輸 送 品 質 向 上 キャンペーン を 展 開 しました (4)の 人 材 育 成 人 材 確 保 事 業 の 強 化 と 啓 発 については モーダルシフトの 担 い 手 と なる 人 材 育 成 を 目 的 に 物 流 に 携 わる 者 を 対 象 とした 教 育 実 習 を 実 施 するとともに 流 通 経 済 大 学 への 寄 付 講 座 等 を 開 催 しました (5)の 広 報 情 報 事 業 の 展 開 については JR 貨 物 等 と 共 催 で 札 幌 東 京 福 岡 等 にお ける 各 種 イベントに 出 展 するとともに 化 学 工 業 や 食 品 関 係 等 の 業 界 紙 全 国 的 な 週 刊 誌 等 に 広 告 掲 載 を 展 開 する 等 鉄 道 コンテナ 輸 送 の 利 便 性 やモーダルシフトの 意 義 等 に

関 する 認 知 度 向 上 を 目 的 に 積 極 的 なPR 活 動 を 実 施 しました (6)の 通 運 事 業 近 代 化 基 金 運 営 事 業 の 推 進 については 通 運 事 業 の 近 代 化 合 理 化 の ための 事 業 用 施 設 や 荷 役 機 械 等 に 係 る 設 備 資 金 及 び 運 転 資 金 に 対 する 融 資 斡 旋 利 子 補 給 等 の 事 業 を 実 施 しました なお 主 な 事 業 実 施 の 具 体 的 内 容 は 以 下 のとおりです 平 成 27 年 度 主 な 実 施 事 項 1. 鉄 道 コンテナお 試 しキャンペーンの 実 施 (4 月 ~2 月 ) 新 規 の 荷 主 荷 物 開 拓 を 目 的 に 鉄 道 コンテナの 試 験 輸 送 に 係 る 費 用 を 助 成 する 鉄 道 コンテナお 試 しキャンペーンを 継 続 実 施 しました 予 算 4,500 万 円 を 計 上 して 実 施 した ところ トラック 運 転 手 不 足 の 深 刻 化 などから 昨 年 度 同 様 に 活 発 な 利 用 があり 602 件 の 申 請 に 対 し 当 初 予 算 を 大 幅 に 上 回 る 5,325 万 円 の 助 成 金 を 交 付 しました 2.グリーン 物 流 推 進 事 業 支 援 事 業 の 実 施 (4 月 ~10 月 ) 平 成 18 年 度 から 実 施 しているグリーン 物 流 推 進 用 機 器 等 の 設 備 の 取 得 を 支 援 するグ リーン 物 流 推 進 事 業 支 援 助 成 制 度 を 本 年 度 も 実 施 しました 昨 年 度 に 引 き 続 き 国 の 鉄 道 を 活 用 した 物 流 の 低 炭 素 化 促 進 事 業 を 補 完 することを 基 本 的 な 枠 組 みとして 実 施 し たところ コンテナ 45 本 車 両 12 台 に 対 し 総 額 5,583 万 円 を 交 付 しました 3. 低 炭 素 社 会 実 行 計 画 の 策 定 とフォローアップ 調 査 の 実 施 (9 月 ~12 月 ) ( 一 社 ) 日 本 経 済 団 体 連 合 会 の 低 炭 素 化 社 会 実 行 計 画 に 対 応 して 平 成 26 年 度 における 通 運 事 業 に 係 る CO2 排 出 量 を 算 定 して 報 告 しました 4. 発 代 替 輸 送 支 援 事 業 の 実 施 (4 月 ~3 月 ) 鉄 道 コンテナ 列 車 が 運 休 遅 延 した 場 合 にトラック 代 替 輸 送 を 促 すことを 目 的 に 運 行 費 用 の 一 部 を 助 成 する 発 代 替 輸 送 支 援 を 継 続 実 施 しました 1,176 万 円 の 予 算 を 計 上 したところ 8 月 ~9 月 にかけての 台 風 による 輸 送 障 害 を 中 心 とした215 件 (コンテ ナ 個 数 566 個 車 両 台 数 258 台 )の 発 代 替 輸 送 に 対 し 895 万 円 の 助 成 金 を 交 付 し ました なお 本 年 度 から 限 られた 予 算 で 冬 期 間 の 雪 害 にも 対 応 できるよう 助 成 率 を 2/5 から 3/10 へ 引 き 下 げています 5. 第 11 回 鉄 道 利 用 運 送 推 進 全 国 大 会 の 開 催 (2 月 ) 平 成 28 年 2 月 10 日 ( 水 )に 240 名 の 参 加 者 を 得 て 第 11 回 鉄 道 利 用 運 送 推 進 全 国 大 会 をパレスホテル 東 京 で 開 催 しました モーダルシフトの 更 なる 促 進 に 向 けて

をテーマに 国 土 交 通 省 からモーダルシフトの 推 進 施 策 を 発 表 して 頂 いた 後 当 連 盟 よ り 鉄 道 コンテナ 輸 送 お 試 しキャンペーンの 実 績 と 傾 向 を 紹 介 し お 試 しキャンペーンを 利 用 した2 件 のモーダルシフト 事 例 をお 客 様 及 び 通 運 事 業 者 から 発 表 して 頂 きました また 特 別 講 演 として 環 境 性 能 の 向 上 や 自 動 運 転 化 の 取 組 み 等 技 術 進 歩 が 著 しい 自 動 車 産 業 からその 最 先 端 技 術 についてご 紹 介 頂 きました 大 会 では 最 後 に モーダルシフトの 推 進 さらにはその 定 着 に 向 け 環 境 にやさし くお 客 様 の 視 点 に 立 った 物 流 サービスの 改 善 を 図 るため 大 型 高 規 格 コンテナ 導 入 促 進 輸 送 障 害 時 対 応 のさらなる 改 善 労 働 力 不 足 対 策 荷 物 事 故 防 止 対 策 の 強 化 等 をはじめ とする 当 連 盟 が 今 後 具 体 的 に 取 組 むべき 事 項 について 全 会 一 致 で 決 議 しました 6. 労 働 力 不 足 に 対 応 した 物 流 のあり 方 に 関 するシンポジウムの 開 催 (10 月 ) 昨 年 度 に 引 き 続 き 労 働 力 不 足 対 策 に 資 するシンポジウムを 10 月 8 日 ( 木 )に 時 事 通 信 ホールで 開 催 し 230 名 の 方 に 参 加 して 頂 きました 今 年 度 は 物 流 現 場 における 労 働 力 不 足 の 現 状 や 若 者 と 主 婦 の 就 業 意 識 物 流 の 効 率 化 商 慣 行 の 改 善 について 各 界 からパネリストを 招 いて 意 見 交 換 して 頂 き 手 待 時 間 の 削 減 パレット 化 の 推 進 等 今 後 の 物 流 のあり 方 を 検 討 しました 7. 平 成 28 年 度 税 制 改 正 要 望 等 (9 月 ~12 月 ) 平 成 28 年 度 税 制 改 正 要 望 については 自 動 車 関 係 諸 税 の 負 担 軽 減 簡 素 化 ( 車 体 課 税 の 抜 本 的 な 見 直 し 及 び 燃 料 課 税 の 抜 本 的 な 見 直 し) 中 小 企 業 等 の 少 額 減 価 償 却 資 産 の 取 得 価 格 の 損 金 算 入 の 特 例 等 について 重 点 事 項 として 国 土 交 通 省 や 自 民 党 に 対 して 要 望 活 動 を 行 いました その 結 果 平 成 27 年 12 月 16 日 の 税 制 改 正 大 綱 では 自 動 車 取 得 税 について 消 費 税 10% 引 き 上 げ 時 である 平 成 29 年 4 月 1 日 に 廃 止 することが 明 記 されましたが 自 動 車 税 及 び 軽 自 動 車 税 において 自 動 車 取 得 税 のグリーン 化 機 能 を 維 持 強 化 する 環 境 性 能 割 の 導 入 も 記 載 されました また それまでの 間 の 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 につ いては 基 準 の 見 直 しと 重 点 化 を 行 った 上 で 1 年 間 延 長 されました なお 中 小 企 業 等 の 少 額 減 価 償 却 資 産 の 取 得 価 格 の 損 金 算 入 の 特 例 については 2 年 間 延 長 が 認 められました 次 に 平 成 28 年 度 政 府 予 算 としては 新 たに 物 流 分 野 におけるCO2 削 減 対 策 促 進 事 業 として 総 額 37 億 円 の 予 算 が 確 保 され 国 土 交 通 省 のモーダルシフト 共 同 配 送 等 に 係 る 計 画 の 策 定 経 費 運 行 経 費 補 助 制 度 の 拡 充 延 長 31ft コンテナ 導 入 補 助 制 度 の 延 長 トラクターヘッド シャーシ 等 導 入 補 助 制 度 の 延 長 等 が 決 定 されました 8. 青 函 特 別 委 員 会 の 設 置 (10 月 ) 青 函 トンネルでの 北 海 道 新 幹 線 と 貨 物 列 車 との 共 用 走 行 に 伴 う 様 々な 課 題 に 対 し 北 海 道 物 流 を 支 える 会 ( 鉄 貨 協 北 海 道 支 部 北 海 道 通 運 業 連 盟 北 海 道 通 運 業 連 合 会 ) と 連 携 しながら 情 報 収 集 等 を 行 い 全 国 に 向 けて 発 信 するための 青 函 特 別 委 員 会 の 設 置 を 昨 年 10 月 29 日 開 催 の 第 2 回 理 事 会 で 決 議 し 第 1 回 委 員 会 を 本 年 1 月 22 日 に 開 催 しました

9.コンテナの 偏 積 防 止 対 策 の 強 化 (4 月 ~11 月 ) 昨 年 度 に 引 き 続 き 各 地 方 連 盟 単 位 で 実 施 している 業 務 研 修 会 で 偏 積 防 止 の 講 習 を 実 施 するとともに 集 配 車 両 の 転 倒 防 止 に 向 けた 偏 積 防 止 マニュアル を 2,000 部 偏 積 の 測 定 方 法 を 抜 粋 した ドライバー 用 携 行 シート を 5,000 部 作 成 し 必 要 部 数 を 会 員 に 配 布 しました 10. 養 生 資 材 購 入 費 助 成 事 業 の 実 施 (7 月 ~1 月 ) 昨 年 度 に 引 き 続 き 鉄 道 コンテナ 輸 送 中 の 荷 物 事 故 防 止 対 策 として 会 員 事 業 者 が 費 用 負 担 している 養 生 資 材 の 購 入 費 の1/2を 助 成 する 制 度 を 実 施 しました その 結 果 34 件 458 万 円 の 申 請 があり 全 て 交 付 しました 11. 鉄 道 コンテナ 輸 送 品 質 向 上 キャンペーンの 展 開 (10 月 ~12 月 ) JR 貨 物 ( 公 社 ) 鉄 道 貨 物 協 会 と 共 催 で5 年 目 となる 鉄 道 コンテナ 輸 送 品 質 向 上 キャンペーン を 展 開 しました 養 生 資 材 の 導 入 支 援 フォークリフト 作 業 による 荷 物 事 故 削 減 対 策 等 より 一 層 の 深 度 化 具 体 化 を 図 る 取 組 みを 実 施 しました 当 連 盟 は 養 生 資 材 の 導 入 支 援 等 で 400 万 円 を 負 担 しました 12. 業 務 研 修 会 の 実 施 (7 月 ~11 月 ) 昨 年 度 に 引 き 続 き 業 務 研 修 会 を 国 土 交 通 省 JR 貨 物 の 協 力 を 得 て 地 方 連 盟 単 位 で 開 催 しました 国 道 交 通 省 から 貨 物 利 用 運 送 事 業 の 法 令 遵 守 の 徹 底 に 向 けて を JR 貨 物 からは 鉄 道 コンテナの 安 全 輸 送 のための 留 意 点 と 題 して 危 険 品 輸 送 過 積 載 偏 積 防 止 に ついて 講 義 して 頂 くとともに 各 地 方 連 盟 独 自 の 講 義 を 実 施 しました 全 国 8か 所 で 262 名 が 受 講 しました 13. 鉄 道 利 用 運 送 従 事 者 の 教 育 実 習 ( 基 礎 コース 応 用 コース)の 実 施 (1 月 ) 東 京 都 内 において 通 運 実 務 経 験 の 浅 い 者 を 対 象 に 鉄 道 利 用 運 送 の 歴 史 関 係 法 令 モーダルシフトの 意 義 等 の 習 得 を 目 的 とする 基 礎 コース を1 月 18 日 ( 月 )~19 日 ( 火 )に 開 催 し 73 名 が 受 講 しました また 通 運 実 務 経 験 者 を 対 象 にグループ 演 習 により 提 案 営 業 等 の 手 法 修 得 を 目 的 とする 応 用 コース を1 月 25 日 ( 月 )~26 日 ( 火 ) に 開 催 し 44 名 が 受 講 しました なお 会 員 以 外 の 参 加 者 は 18 名 でした 14. 流 通 経 済 大 学 寄 付 講 座 の 実 施 (9 月 ~12 月 ) 毎 年 実 施 している 流 通 経 済 大 学 寄 付 講 座 について 本 年 度 は 通 運 事 業 者 による 講 義 をこれまでの3 回 から6 回 へ 増 やし 通 運 事 業 における 人 材 確 保 に 主 眼 を 置 いた 内 容 に 変 更 して 開 講 したところ 44 名 の 学 生 が 履 修 しました

15. 鉄 道 コンテナ 利 用 キャンペーン 2015 の 展 開 (4 月 ~3 月 ) JR 貨 物 と 共 催 して 九 州 エコフェア( 福 岡 市 ) 環 境 広 場 さっぽろ( 札 幌 市 ) 及 びエ コプロダクツ( 東 京 都 )の3つの 大 規 模 イベントに 出 展 しました 併 せて 地 方 連 盟 単 位 では 仙 台 新 潟 静 岡 大 阪 長 浜 広 島 等 で 鉄 道 コンテナ 利 用 キャンペーンを 展 開 しました 16.メディアを 活 用 した 新 たな 広 報 活 動 の 展 開 (4 月 ~2 月 ) 鉄 道 コンテナ 輸 送 やモーダルシフトの 意 義 等 に 係 る 認 知 度 の 向 上 を 目 的 に 週 刊 文 春 日 刊 工 業 新 聞 化 学 工 業 日 報 日 本 食 糧 新 聞 食 品 産 業 新 聞 に1 年 にわたって 広 告 を 掲 載 しました 17. 平 成 27 年 度 通 運 事 業 近 代 化 基 金 融 資 (6 月 ~1 月 ) 第 1 次 (6 月 ~8 月 ) 第 2 次 (8 月 ~10 月 ) 第 3 次 (10 月 ~1 月 )の 融 資 総 額 は 5 億 6,737 万 円 となり 前 年 度 より 7 億 4,426 万 円 の 減 となりました 融 資 額 の 内 訳 は 荷 役 機 械 及 び 車 両 3,568 万 円 (7 台 ) ポスト 新 長 期 適 合 車 両 5 億 3,169 万 円 (43 台 ) でした なお 信 用 保 証 協 会 の 保 証 料 助 成 についての 申 請 はありませんでした 18. 平 成 27 年 秋 の 叙 勲 (11 月 ) 通 運 事 業 功 労 でお2 人 が 叙 勲 を 受 けられました 旭 日 重 光 章 岡 部 正 彦 氏 ( 全 国 通 運 連 盟 前 会 長 ) 旭 日 双 光 章 米 田 英 治 氏 ( 広 島 地 方 通 運 業 連 盟 副 会 長 ) 19. 平 成 27 年 度 全 国 通 運 連 盟 表 彰 の 実 施 (6 月 10 月 ) 通 常 総 会 において 功 績 表 彰 1 名 功 労 者 表 彰 1 名 の 表 彰 を 行 い 10 月 に 功 労 者 表 彰 1 名 の 表 彰 を 行 いました