資 料 2-1 厚 生 年 金 国 民 年 金 積 立 金 の 性 格 法 規 制 等 について 厚 生 労 働 省 平 成 25 年 7 月 30 日 ( 火 )
1. 資 産 運 標 針 7. 運 評 価 について 厚 生 年 金 国 民 年 金 の 積 立 金 の 運 用 については 将 来 にわたった 年 金 事 業 の 安 定 化 を 目 的 に 専 ら 年 金 加 入 者 の 利 益 のた め 長 期 的 な 観 点 から 安 全 かつ 効 率 的 に 行 うものとし GPIFに 寄 託 することにより 行 うこととされている( 厚 生 年 金 保 険 法 79 条 の 2 等 ) この 原 則 の 下 GPIF 法 において 基 本 ポートフォリオ 等 は 資 金 運 用 に 関 し 一 般 に 認 められている 専 門 的 知 見 に 基 づき GPIF において 慎 重 かつ 細 心 の 注 意 を 払 い 策 定 されることとされている( 年 金 事 業 に 責 任 を 持 つ 厚 生 労 働 大 臣 が 認 可 ) 厚 生 労 働 省 において5 年 ごとの 年 金 財 政 検 証 に 際 し 長 期 的 な 経 済 前 提 を 設 定 それと 整 合 的 な 形 で 必 要 な 運 用 利 回 りを 設 定 * 26 年 財 政 検 証 に 向 けた 運 用 利 回 りの 在 り 方 等 については 現 在 経 済 前 提 と 積 立 金 運 用 のあり 方 に 関 する 専 門 委 員 会 ( 座 長 吉 野 直 行 慶 応 大 学 教 授 )において 検 討 中 年 金 積 立 金 運 用 は 年 金 事 業 の 運 営 の 安 定 化 が 目 的 必 要 な 利 回 りをより 小 さいリスクで 長 期 的 に 確 保 することが 基 本 * 欧 米 の 企 業 年 金 では 母 体 企 業 への 影 響 等 から デ リスキングが 大 きな 流 れ 第 2 期 中 期 目 標 期 間 ( 平 成 22 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 )においては 年 金 の 抜 本 的 改 正 等 を 予 定 したため 定 量 的 目 標 は 示 さず 定 性 的 目 標 を 提 示 このため 国 内 債 券 並 みのリスク で 効 率 的 な 基 本 ポートフォリオを 策 定 その 際 GPIFは 年 金 財 政 に 与 える 影 響 についてシミュレーションALMを 実 施 年 金 財 政 に 与 える 影 響 についても PDCAの 観 点 等 から 厚 生 労 働 省 で 毎 年 評 価 公 表 しており 平 成 13 年 の 自 主 運 用 開 始 以 降 年 金 財 政 上 必 要 な 利 回 りは 確 保 ( 名 目 賃 金 上 昇 率 +2.18) * GPIFの 運 用 状 況 については 業 務 概 況 書 を 毎 年 度 作 成 し 公 表 している そのほか 四 半 期 ごとに 運 用 状 況 について 公 表 している 年 金 積 立 金 は 概 ね100 年 後 に 給 付 費 1 年 分 相 当 が 残 るよう 計 画 的 に 取 り 崩 すことを 前 提 として 運 用 運 用 方 針 については エ マージング 運 用 機 関 の 選 定 等 随 時 見 直 しを 行 っているほか ポートフォリオ 等 については 定 期 的 に 検 証 することとしている なお 昨 年 政 府 全 体 で 長 年 の 懸 案 であった 被 用 者 年 金 一 元 化 法 が 成 立 し 被 用 者 年 金 の 積 立 金 運 用 については 平 成 27 年 10 月 から 以 下 の 共 通 の 仕 組 みで 運 用 方 針 ポートフォリオが 決 定 される 1 被 用 者 年 金 積 立 金 ( 一 階 二 階 部 分 )について 厚 生 労 働 大 臣 財 務 大 臣 総 務 大 臣 文 部 科 学 大 臣 が 共 同 で 基 本 指 針 を 作 成 2GPIF 国 家 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 日 本 私 立 学 校 振 興 共 済 事 業 団 が 共 同 でモデルポートフォリオを 作 成 3 基 本 指 針 等 に 即 してGPIF 等 が 作 成 する 個 別 の 管 理 及 び 運 用 の 方 針 (ポートフォリオ 等 を 含 む)について 各 所 管 大 臣 が 承 認 1 4 各 所 管 大 臣 は 積 立 金 の 運 用 状 況 等 を 公 表 評 価 等 ( 参 考 資 料 P3 及 びP4ご 参 照 )
2. 具 体 的 な 資 産 運 4.リスク 管 理 について 考 え 方 運 用 成 績 は 約 9 割 を 資 産 構 成 割 合 (ポートフォリオ)が 左 右 長 期 運 用 では 長 期 的 視 点 からリターンとリスクが 最 適 となるポートフォリオを 求 め( 平 均 分 散 法 ) 高 値 つかみや 投 げ 売 りを 防 ぐためポートフォリオを 長 期 間 維 持 する 方 式 (SAA)が 標 準 的 知 見 * リスクにより 着 目 したポートフォリオの 決 め 方 (リスクパリティ 等 )もあるが 平 均 分 散 法 の 亜 種 であることが 示 されている(Wai Lee, Ph.D.2011 The journal of Portfolio management) * 市 況 判 断 により アセットアロケーションを 頻 繁 に 変 更 する 方 式 (TAA)もあるが 長 期 運 用 では 必 ずしも 一 般 的 ではなく 運 用 成 績 は 劣 後 するとの 指 摘 もある(Jeffrey Ptak 2012.2.2 Morningstar) 運 用 対 象 資 産 運 用 手 法 等 については GPIFが リスクリターン 特 性 や 流 動 性 投 資 可 能 な 市 場 規 模 や 分 析 に 十 分 なデータの 有 無 等 を 勘 案 し 慎 重 かつ 細 心 の 注 意 を 払 い 検 討 し 採 用 (なお 年 金 加 入 者 の 利 益 以 外 の 観 点 から 運 用 対 象 資 産 等 を 採 用 す ることは 他 事 考 慮 として 受 託 者 責 任 上 の 問 題 が 生 じうる ) 基 本 ポートフォリオは 厚 生 労 働 大 臣 が 任 命 する 運 用 委 員 会 の 議 を 経 てGPIFが 作 成 * 厚 生 労 働 大 臣 が 目 標 を 指 示 し( 中 期 目 標 ) GPIFが 作 成 厚 生 労 働 大 臣 が 認 可 ( 中 期 計 画 ) なお ポートフォリオ 等 は 従 前 厚 生 労 働 大 臣 が 定 めていたが 運 用 に 特 化 した 現 GPIF 設 立 後 GPIFが 策 定 する 仕 組 みに 変 更 ( 厚 生 労 働 大 臣 が 認 可 ) 資 産 運 用 に 関 する 標 準 的 な 知 見 である 現 代 ポートフォリオ 理 論 を 基 礎 としつつ 年 金 財 政 についてALM 分 析 を 行 い 最 適 なもの を 選 択 1 運 用 対 象 資 産 の 決 定 ( 流 動 性 市 場 規 模 為 替 ヘッジの 要 否 等 の 検 討 を 含 む ) 2 運 用 対 象 資 産 の 期 待 リターン リスク 等 を 推 定 3 リターン リスクが 最 適 となる 有 効 フロンティアを 導 出 4 基 本 ポートフォリオの 候 補 を 選 出 5 年 金 財 政 に 与 える 影 響 をシミュレーションし 年 金 財 政 上 最 適 な 基 本 ポートフォリオを 選 択 2
2. 具 体 的 な 資 産 運 4.リスク 管 理 について( 続 き) アクティブ 運 用 については 全 て 外 部 に 委 託 し マネジャー ストラクチャーの 際 に 多 様 な 運 用 ノウハウを 有 する 運 用 受 託 機 関 を 幅 広 く 公 募 採 用 することにより 各 資 産 の 運 用 に 活 かす 内 外 の 経 済 動 向 を 積 極 的 に 把 握 するとともに 大 学 等 の 研 究 機 関 と 連 携 強 化 CPPIB カルパース 等 国 際 的 な 大 手 年 金 基 金 と もスポンサーサイドで 情 報 交 換 ( 参 考 資 料 P7ご 参 照 ) GPIFはリスク 管 理 として 以 下 を 実 施 ( 参 考 資 料 P8からP10ご 参 照 ) 長 期 的 な 資 産 構 成 比 率 の 維 持 を 基 本 としつつ(SAA) リバランスについて 市 場 の 状 況 に 応 じ 適 宜 判 断 急 激 な 市 況 変 化 があった 際 市 場 構 造 の 変 化 によるものかどうか 等 解 析 各 資 産 のリスク 管 理 として トラッキングエラー ベータ 及 びデュレーション 等 の 変 化 要 因 の 分 析 等 を 実 施 例 1 平 成 20 年 度 リーマンショックによる 株 価 不 安 の 高 まりにより 基 本 ポートフォリオに 対 して 国 内 株 式 等 がアンダーウェイトと なった 毎 月 の 新 規 寄 託 金 をアンダーウェイト 資 産 に 配 分 することにより 資 産 構 成 割 合 の 回 復 に 努 め 結 果 的 にその 後 の 株 価 等 の 反 発 等 が 収 益 の 拡 大 に 寄 与 した 例 2 平 成 24 年 度 国 内 株 式 等 が 回 復 する 中 リバランスを 控 え 国 内 債 券 比 率 の 相 対 的 な 低 下 を 乖 離 限 度 幅 まで 容 認 ( 国 内 債 券 比 率 64.9%( 平 成 24 年 6 月 末 ) 61.8% ( 平 成 24 年 度 末 )) 3
3.ガバナンスについて GPIFは 平 成 18 年 度 厚 生 労 働 大 臣 が 一 般 的 監 督 権 を 持 ち 理 事 会 が 設 置 されていた 特 殊 法 人 から 運 用 に 特 化 した 独 立 行 政 法 人 として 発 足 厚 生 労 働 大 臣 は 理 事 長 等 を 任 命 するほか 中 期 目 標 を 示 し 中 期 計 画 を 認 可 理 事 長 が 業 務 執 行 の 責 任 を 負 うが 経 済 金 融 等 の 専 門 家 ( 厚 生 労 働 大 臣 任 命 )からなる 運 用 委 員 会 が 法 定 されており 運 用 に 関 する 重 要 事 項 を 審 議 基 本 ポートフォリオを 含 む 中 期 計 画 や 業 務 方 法 書 の 作 成 変 更 には 運 用 委 員 会 の 議 を 経 ることが 必 要 と されている 監 事 及 び 会 計 監 査 人 が 監 査 を 行 っているほか 運 用 委 員 会 が 業 務 の 実 施 状 況 を 監 視 している また 内 部 統 制 の 基 本 方 針 を 定 め 業 務 の 有 効 性 効 率 性 の 確 保 損 失 危 機 管 理 法 令 等 の 遵 守 情 報 保 存 管 理 財 務 報 告 等 信 頼 性 の 確 保 等 について 必 要 な 体 制 を 整 備 し 運 用 に 伴 う 各 種 リスク 等 適 切 な 管 理 を 行 っている ( 参 考 資 料 P12ご 参 照 ) 毎 年 度 厚 生 労 働 省 の 独 立 行 政 法 人 評 価 委 員 会 において 評 価 を 受 けるほか 毎 年 度 業 務 概 況 書 を 作 成 し 運 用 状 況 の 公 表 年 金 財 政 に 与 える 影 響 について 厚 生 労 働 省 が 公 表 評 価 運 用 委 員 会 については 開 催 後 議 事 要 旨 を 公 表 * 議 事 録 については 市 場 への 影 響 等 にも 配 慮 し 開 催 から7 年 経 過 後 に 公 表 することとしている 4
3.ガバナンスについて( 外 部 委 託 先 の 管 理 等 ) 考 え 方 年 金 基 金 では パッシブ 運 用 をベースとしている (CPPIBで57.1% カルパースで56% (ただし 株 式 )(2013)) * パッシブ 運 用 に 勝 つアクティブ 運 用 マネージャーは 少 数 (カルパースですら 約 4 分 の1) 過 去 の 実 績 だけでなく 運 用 体 制 運 用 手 法 等 を 定 性 評 価 を 含 めた 選 定 が 標 準 特 に 低 利 回 り 下 で 運 用 コストの 低 減 が 各 国 の 年 金 基 金 で 大 きな 課 題 国 民 の 信 頼 を 裏 切 らないよう 公 正 性 の 確 保 と 不 正 防 止 の 徹 底 が 重 要 パッシブ 運 用 中 心 ( 国 内 株 式 で 約 8 割 ) ただし これまでの 運 用 実 績 等 を 勘 案 し 適 切 に 確 たる 根 拠 を 説 明 できる 場 合 には アクティブ 運 用 機 関 を 採 用 原 則 公 募 による 競 争 的 で 公 平 な 選 定 手 続 き 内 外 の30 社 75ファンドに 委 託 3 年 間 の 実 績 等 を 基 に 運 用 受 託 機 関 を 見 直 し(24 年 度 に 行 った 国 内 債 券 運 用 受 託 機 関 の 見 直 しに 際 しては 結 果 的 に 約 半 数 のファンドを 入 替 ) * 海 外 法 人 についても 第 3 次 審 査 の 際 職 員 が 直 接 現 地 の 運 用 担 当 責 任 者 に 面 接 し 運 用 チームの 体 制 運 用 手 法 の 詳 細 等 をチェック アクティブ 運 用 については 超 過 収 益 を 安 定 的 に 確 保 できるよう 定 性 定 量 評 価 が 高 い 運 用 機 関 をマネージャーストラク チャー コスト 等 を 勘 案 したうえで 選 定 パッシブ 運 用 においては 運 用 受 託 機 関 の 運 用 能 力 の 差 が 出 る 総 取 引 費 用 の 最 小 化 等 も 評 価 毎 年 度 定 性 評 価 及 び 定 量 評 価 を 実 施 し 必 要 に 応 じて 解 約 資 金 の 一 部 回 収 等 の 対 応 を 実 施 規 模 のメリットを 生 かし 管 理 運 用 委 託 手 数 料 率 は0.02%( 世 界 最 低 水 準 ) 公 正 性 を 確 保 するための 各 種 規 程 コンプライアンス 委 員 会 等 の 内 部 統 制 ( 米 国 等 で 見 られた 運 用 業 者 との 癒 着 事 件 等 は 皆 無 ) 資 産 管 理 機 関 (カストデイアン)の 適 切 な 監 視 等 を 行 い 保 有 資 産 を 銘 柄 別 に 日 次 ベースで 確 実 に 管 理 (AIJ 事 件 のように 資 産 の 所 在 が 不 明 になることはない ) 5
5. 専 材 の 確 保 について GPIFは 運 用 受 託 機 関 に 委 託 等 を 行 い 将 来 の 年 金 給 付 の 貴 重 な 原 資 となる 年 金 積 立 金 の 管 理 運 用 をすることが 業 務 であるこ とから その 理 事 長 は 1 金 融 経 済 に 関 する 専 門 知 識 経 験 があること 2 金 融 証 券 市 場 や 金 融 業 界 等 に 対 して 公 平 中 立 であ ること 3 組 織 管 理 の 能 力 経 験 があることといった 観 点 から 厚 生 労 働 大 臣 が 任 命 職 員 は 比 較 的 少 数 であるが 民 間 金 融 機 関 における 運 用 経 験 等 のある 職 員 が 約 3 分 の1( 大 学 等 で 講 義 も 実 施 ) * GPIFの 職 員 72 名 ( 非 常 勤 1 名 )( 平 成 24 年 度 末 ) * このうち 証 券 アナリスト 資 格 合 格 者 は28 名 ( 平 成 24 年 度 末 ) 他 の 独 立 行 政 法 人 と 同 様 人 件 費 等 について 節 減 目 標 あり ( 中 期 目 標 期 間 で 一 般 管 理 費 15% 以 上 業 務 経 費 5% 節 減 ラスパイレス 指 数 ( 地 域 学 歴 勘 案 )は97.7( 平 成 24 年 度 )) 6.エクイティ 性 資 産 に 係 るリターン 最 化 について 議 決 権 行 使 については これを 通 じた 国 による 民 間 企 業 支 配 につながるのではないかとの 懸 念 もあり 現 行 GPIFが 議 決 権 行 使 を 直 接 行 うのではなく 運 用 受 託 機 関 にそれぞれの 判 断 で 適 切 に 議 決 権 行 使 を 行 わせる 方 式 をとっている ( 米 国 の 連 邦 公 務 員 年 金 基 金 と 同 様 の 方 式 ) 6
運 実 績 年 金 積 立 金 が 本 格 的 な 自 主 運 用 を 開 始 した 平 成 13 年 度 ~23 年 度 までの 運 用 結 果 は デフレ 下 で 国 内 株 式 等 が 低 迷 していた が 平 均 収 益 率 1.62%( 収 益 額 : 約 25.2 兆 円 ) 名 目 賃 金 上 昇 率 を2.18% 超 え 財 政 検 証 等 の 前 提 を 上 回 る 利 回 りを 確 保 平 成 24 年 度 の 収 益 率 は10.23%( 収 益 額 11.2 兆 円 ) 複 合 ベンチマークからの 超 過 収 益 額 約 1.3 兆 円 (+1.24%) 30.00% 20.00% 10.00% 0.00% 10.00% 20.00% 30.00% 諸 外 国 の 大 手 年 金 基 金 と 比 較 すると 株 式 比 率 の 差 等 に より 大 きく 勝 たないが 大 きく 負 けない 運 用 国 際 比 較 に 際 しては インフレ 率 のほか 国 内 株 式 の 低 迷 低 金 利 円 高 等 この 間 の 運 用 環 境 の 違 いに 留 意 する 必 要 がある カルパース CPPIB ノルウェー 政 府 年 金 基 金 厚 年 国 年 積 立 金 カルパースに 関 しては 平 成 16 年 度 以 降 のデータを 使 用 厚 年 国 年 積 立 金 の 平 成 24 年 度 の 数 値 については GPIFのみの 平 成 24 年 度 の 運 用 収 益 率 名 目 値 等 により 低 い と 思 われている 我 が 国 の 年 金 運 用 利 回 りも 例 えば 物 価 上 昇 率 控 除 後 では 英 米 よりも 高 い (OECD 年 金 アウト ルック2012 ただし 民 間 年 金 のデータ) チリ ポーランド ノルウェー デンマーク カナダ ドイツ フィンランド オランダ オーストラリア 日 本 ポルトガル ベルギー 韓 国 スイス ニュージーランド アイスランド オーストリア チェコ 共 和 国 ハンガリー 加 重 平 均 英 国 スペイン 米 国 2001 年 12 月 2010 年 12 月 2007 年 12 月 2011 年 6 月 10.0 5.0 0.0 5.0 10.0 7