8 7. 事 業 の 概 況 ( 平 成 25 年 度 ) 主 要 な 事 業 活 動 の 内 容 信 用 事 業 貯 金 業 務 は 年 度 前 半 はいわゆるアベノミクスの 影 響 を 受 けた 投 資 ブームのあおりにより 貯 金 残 高 は 伸 び 悩 みましたが 冬 季 のボーナスキャンペーンを 積 極 的 に 展 開 した 結 果 純 増 額 に 大 きく 寄 与 し 個 人 貯 金 については 89 億 円 の 純 増 を 獲 得 することができました 定 期 積 金 は やすらぎ 定 期 積 金 など 従 来 商 品 に 新 商 品 ハッピー 定 期 積 金 を 追 加 し 目 的 やニーズに 応 じた 商 品 を 提 供 し 契 約 額 純 増 に 繋 げました 年 金 振 込 は 新 規 振 込 者 特 典 として 2525(にこにこ)シルバー 定 期 貯 金 を 新 た に 投 入 し 積 極 的 な 年 金 振 込 指 定 替 え 獲 得 増 強 運 動 を 行 った 結 果 目 標 を 大 きく 上 回 る 実 績 を 挙 げる ことができました また 相 続 遺 言 セミナーを 開 催 し 相 談 機 能 の 強 化 と 安 定 的 な 貯 金 基 盤 の 形 成 に 取 組 みました 融 資 業 務 は 他 行 との 獲 得 競 争 が 増 す 中 消 費 増 税 による 駆 け 込 み 需 要 等 を 鑑 み 住 宅 販 売 会 社 へ の 積 極 的 な 営 業 活 動 により 住 宅 資 金 残 高 の 増 強 に 取 組 みましたが 大 きな 伸 長 には 至 りませんでした マイカーローンなど 生 活 資 金 は 積 極 的 なPR 展 開 により 順 調 に 伸 長 し 農 業 資 金 については JA バンク 利 子 助 成 事 業 農 業 制 度 資 金 の 無 利 子 化 のPRを 行 い 獲 得 に 向 けた 取 組 み 強 化 を 図 りました 貸 出 金 全 体 としての 純 増 額 は 地 方 公 共 団 体 の 大 口 償 還 等 の 影 響 もあり 目 標 を 下 回 る 実 績 となりま した 審 査 業 務 は 融 資 案 件 における 書 類 と 担 保 条 件 等 の 厳 正 な 審 査 に 努 めるとともに 不 健 全 債 権 の 未 然 防 止 と 延 滞 債 権 の 早 期 解 消 に 取 組 みました また 中 小 企 業 金 融 円 滑 化 法 終 了 後 も 顧 客 からの 条 件 変 更 の 申 出 相 談 に 対 して 柔 軟 かつ 適 切 な 対 応 に 努 めました 資 金 運 用 業 務 は 系 統 オンラインシステムによる 分 析 管 理 に 基 づき 効 率 的 な 資 金 運 用 方 針 等 の 検 討 を 行 い 適 切 かつ 堅 実 な 有 価 証 券 運 用 と 余 裕 金 運 用 に 取 組 みました 共 済 事 業 共 済 事 業 は 組 合 員 利 用 者 の 視 点 に 立 ち 安 心 と 信 頼 を 提 供 するため 全 戸 ( 個 ) 訪 問 を 基 本 とした 3Q 訪 問 活 動 を 積 極 的 に 展 開 し コンプライアンスを 徹 底 した 適 正 な 普 及 活 動 により ひと いえ くるま の 総 合 保 障 点 検 保 障 提 案 に 取 組 みました また 事 業 基 盤 の 維 持 拡 大 に 向 け 満 期 契 約 の 継 続 推 進 活 動 や 次 世 代 層 ニューパートナーの 拡 大 に 努 めました また 契 約 者 満 足 度 の 向 上 に 向 け 担 当 者 の 対 応 力 強 化 や 共 済 金 等 の 支 払 い 事 務 の 迅 速 化 など 事 務 改 善 に 取 組 みました 自 動 車 共 済 は 家 庭 用 自 動 車 共 済 クルマスター を 中 心 に 普 及 活 動 を 行 うとともに 新 設 された 弁 護 士 費 用 保 障 特 約 など 保 障 内 容 の 充 足 に 取 組 みました また 事 故 サービスセンターにおいては 契 約 者 の 信 頼 と 期 待 に 応 えるため 事 故 受 付 初 期 対 応 経 過 対 応 など 相 談 機 能 の 強 化 を 図 るととも に 適 正 迅 速 な 対 応 による 損 害 調 査 サービスの 向 上 に 取 組 みました また 地 域 貢 献 活 動 の 一 環 として JA 共 済 アンパンマン 交 通 安 全 キャラバン を 開 催 し 1,763 名 の 参 加 がありました
9 購 買 事 業 農 産 購 買 は 春 秋 年 2 回 の 肥 料 農 薬 の 予 約 購 買 に 加 え 商 品 を 絞 り 込 んだ 特 別 推 進 を 行 い 大 口 奨 励 措 置 と 重 点 品 目 奨 励 措 置 を 実 施 し 安 価 供 給 に 努 めました また 資 材 センターをはじめ 各 資 材 店 舗 では 時 期 に 応 じたセールスイベントを 開 催 し 利 用 者 満 足 度 の 向 上 に 取 組 みました 配 送 セン ターによる 集 中 配 送 体 制 は 稼 働 より 5 年 を 経 過 し 配 送 業 務 の 効 率 化 によるコスト 削 減 と 配 送 作 業 の 信 頼 性 の 向 上 に 努 めました 生 活 購 買 は のうきょうまつり と ふれあい 総 合 展 示 会 に 加 え 各 支 店 で 小 展 示 会 を 開 催 し 顧 客 ニーズに 合 った 商 品 の 提 供 に 努 めました また 地 産 地 消 の 一 環 として 地 元 産 茶 葉 を 使 用 した 鈴 鹿 のお 茶 伊 勢 茶 のペットボトルを 通 年 で 拡 販 するとともに 新 茶 の 時 期 には 茶 葉 の 廉 価 供 給 に 努 めました さらに 精 米 供 給 として 新 たな 取 引 業 者 の 開 拓 にも 取 組 みました 農 機 購 買 は 農 機 専 任 渉 外 員 と 営 農 経 済 渉 外 員 の 連 携 を 強 化 し 販 売 拡 大 に 取 組 むとともに 予 約 点 検 整 備 と 簡 易 点 検 整 備 の 取 扱 い 拡 大 と 小 農 機 具 点 検 整 備 会 や 農 業 機 械 安 全 講 習 会 を 実 施 し 事 故 の 未 然 防 止 とアフターサービスの 充 実 を 図 りました また JA 独 自 の 農 業 機 械 にセットされた 傷 害 共 済 をPRし 農 作 業 安 心 サポートの 強 化 に 取 組 みました 自 動 車 購 買 は 早 期 予 約 割 引 などをPRし 車 検 獲 得 推 進 の 強 化 を 図 るとともに 専 門 スタッフによ る 修 理 点 検 サービスの 向 上 に 努 めました また 軽 四 貨 物 自 動 車 の 支 店 展 示 を 行 い 安 価 供 給 と 取 扱 い 拡 大 に 取 組 みました 販 売 事 業 米 の 作 況 指 数 は 全 国 が 102 三 重 県 北 勢 地 区 で 104 と ともに やや 良 となり 平 年 を 上 回 る 状 況 でしたが 夏 場 の 高 温 障 害 による 品 質 低 下 と 一 部 でカメムシによる 着 色 被 害 が 見 受 けられ 一 等 比 率 は 42.1%と 前 年 度 を 下 回 りました 価 格 面 では 24 年 産 米 の 持 越 在 庫 の 発 生 や 食 の 多 様 化 等 を 要 因 として 消 費 量 が 減 少 傾 向 にあり 厳 しい 販 売 環 境 となりましたが 系 統 販 売 や 直 接 販 売 による 有 利 販 売 を 実 施 し コシヒカリ 1 等 基 準 価 格 12,000 円 の 概 算 金 を 支 払 いました また 集 荷 俵 数 は 出 荷 契 約 の 全 量 集 荷 に 努 めた 結 果 目 標 を 上 回 る 87,991 俵 の 集 荷 実 績 となりました 麦 は 播 種 期 以 降 の 低 温 と 降 雨 の 影 響 でやや 生 育 は 遅 れましたが 春 先 以 降 は 生 育 が 旺 盛 となり その 後 の 収 穫 作 業 も 順 調 に 進 み 1 等 比 率 87.0% 集 荷 実 績 22,533 俵 と 品 質 収 量 いずれも 前 年 度 を 上 回 る 実 績 となりました 青 果 物 は 量 販 店 での 地 場 産 野 菜 コーナーの 拡 大 と 学 校 給 食 への 地 場 産 野 菜 の 納 入 拡 大 に 努 めると ともに 市 場 への 白 ネギ 加 工 用 白 菜 の 販 売 に 取 組 み 共 同 出 荷 により 価 格 安 定 に 努 めました また ファーマーズマーケット 果 菜 彩 は イベントを 開 催 し 集 客 を 図 るとともに 出 荷 物 の 店 舗 間 調 整 と 品 揃 えの 充 実 に 努 め 全 店 とも 売 上 を 伸 ばし 特 に 稲 生 店 では 約 3 割 の 増 加 となりました 茶 は 近 年 消 費 量 が 伸 び 悩 み 茶 問 屋 の 在 庫 過 多 の 影 響 から 取 引 価 格 がやや 低 下 したことと 一 番 茶 と 番 茶 は 天 候 不 順 の 影 響 から 減 産 となり 目 標 及 び 前 年 度 を 下 回 る 販 売 実 績 となりました 植 木 は サツキ ツツジ 類 が 品 薄 状 態 でしたが 生 産 者 へ 市 場 出 荷 を 依 頼 し 目 標 を 上 回 る 販 売 実 績 となりました 肉 用 牛 は 出 荷 頭 数 の 増 加 及 び 販 売 価 格 の 上 昇 により 目 標 を 上 回 る 販 売 実 績 となりました また 肉 豚 は 出 荷 頭 数 が 減 少 しましたが 販 売 価 格 が 上 昇 し 前 年 度 並 みの 実 績 となりました
10 利 用 事 業 葬 祭 会 館 は 虹 のホール 鈴 鹿 第 二 ホール オープン 1 周 年 記 念 として 9 月 に 内 覧 会 を 開 催 しまし た 葬 儀 スタイルが 自 宅 葬 から 会 館 葬 へ 変 化 するとともに 他 社 との 競 争 が 激 化 する 中 利 用 者 ( 葬 家 )のニーズに 合 った 葬 儀 プランの 提 案 と 真 心 を 込 めた 葬 儀 施 行 により 利 用 者 満 足 度 の 向 上 を 図 り ました また 増 加 傾 向 にある 家 族 葬 においても 生 花 祭 壇 などオリジナル 性 をアピールし 葬 祭 事 業 の 利 用 拡 大 に 取 組 みました また 葬 祭 会 員 やすらぎ と 組 合 員 特 別 会 員 まごころ の 加 入 促 進 に 取 組 み 合 わせて 936 名 の 会 員 を 獲 得 しました 大 規 模 乾 燥 調 製 施 設 における 米 麦 の 取 扱 量 はともに 増 加 し 前 年 度 を 上 回 る 実 績 となりました 米 については 生 育 期 の 高 温 障 害 により 一 部 品 質 の 低 下 が 見 受 けられましたが 品 質 管 理 の 徹 底 と 適 正 調 製 を 行 い 早 期 販 売 と 早 期 出 荷 に 努 めました また 麦 はニシノカオリをはじめ 4 品 種 を 受 け 入 れ 良 質 麦 の 乾 燥 調 製 に 努 めるとともに 一 施 設 での 集 中 稼 働 によりコストの 削 減 を 図 りました 水 稲 育 苗 施 設 は 寒 暖 差 が 激 しい 中 ハウス 管 理 を 徹 底 し 生 産 性 の 向 上 を 図 るとともに 均 質 良 質 苗 の 供 給 に 努 めました 鈴 鹿 さつき 温 泉 は 5 月 の 菖 蒲 湯 や 12 月 の 柚 子 湯 など 季 節 感 あふれるサービスの 提 供 や 8 月 と 2 月 には 感 謝 祭 として 入 浴 回 数 券 の 割 引 販 売 や 抽 選 会 を 行 いました また 11 月 にはオープン 20 周 年 記 念 として 各 種 イベントを 開 催 し 来 場 者 サービスの 充 実 に 取 組 みました また 定 期 的 な 水 質 検 査 による 衛 生 管 理 と 施 設 設 備 点 検 による 安 全 管 理 を 徹 底 するとともに 消 防 訓 練 の 実 施 や 救 急 法 の 受 講 により 安 全 安 心 に 向 け 職 員 の 資 質 向 上 に 取 組 みました 開 発 事 業 宅 地 等 供 給 事 業 は 宅 地 の 売 買 や 賃 借 の 仲 介 業 務 を 行 いました また JAのまちづくりの 一 環 と して 道 伯 地 区 と 旭 ヶ 丘 地 区 において 宅 地 開 発 し 分 譲 販 売 に 取 組 みました 開 発 購 買 事 業 は 住 宅 メーカーと 提 携 した 戸 建 住 宅 や 共 同 住 宅 の 斡 旋 とともに のうきょうまつり を 中 心 に 物 置 やエクステリア オール 電 化 商 品 をはじめとする 住 宅 関 連 資 材 の 販 売 に 取 組 みました また 資 産 管 理 部 会 員 を 中 心 に 相 続 税 や 贈 与 税 の 税 制 改 正 に 向 けた 研 修 会 の 開 催 をはじめ 資 産 活 用 に 関 する 相 談 機 能 の 強 化 に 取 組 みました 指 導 事 業 営 農 指 導 は 地 域 水 田 農 業 ビジョンの 実 践 として 経 営 所 得 安 定 対 策 の 普 及 推 進 を 行 い 麦 大 豆 の 生 産 面 積 の 拡 大 と 新 規 需 要 米 の 生 産 推 進 に 取 組 むとともに 営 農 組 合 の 設 立 準 備 と 運 営 支 援 を 行 い ました また 農 業 再 生 協 議 会 の 取 組 む 人 農 地 プラン と 協 調 し 今 後 の 地 域 農 業 について 検 討 を 進 めました 安 全 安 心 な 農 産 物 生 産 の 取 組 みとして 各 生 産 部 会 と 果 菜 彩 出 荷 者 全 員 に 対 し 農 薬 の 適 正 使 用 についての 指 導 を 行 いました また 電 算 処 理 により 生 産 履 歴 確 認 の 迅 速 化 を 図 るとともに 果 菜 彩 の 出 荷 物 の 中 から 年 間 12 回 の 残 留 農 薬 検 査 を 実 施 し 農 産 物 の 安 全 性 を 確 認 しました 地 産 地 消 の 取 組 みとして 鈴 鹿 市 亀 山 市 の 学 校 給 食 へ 受 託 者 部 会 よりコシヒカリと 大 豆 を 提 供 し 地 元 農 産 物 の PRを 行 いました また 営 農 指 導 組 合 員 サービスの 一 環 として 作 物 の 肥 培 管 理 や 病 害 虫 対 策 に ついて 栽 培 研 修 会 を 各 地 で 開 催 しました 水 稲 は 各 地 区 で 栽 培 研 修 会 を 開 催 し 品 質 の 向 上 に 努 めるとともに 営 農 経 済 渉 外 員 の 渉 外 活 動 を 強 化 し 良 質 米 の 栽 培 指 導 に 努 めました
11 野 菜 果 樹 は いきいき 農 業 大 学 で 栽 培 実 習 講 義 を 行 うとともに 果 菜 彩 出 荷 者 に 対 し 端 境 期 の 農 産 物 栽 培 研 修 会 を 開 催 しました また 地 場 産 野 菜 の 産 地 育 成 の 取 組 みとして 白 ネギ 加 工 用 白 菜 の 栽 培 指 導 を 継 続 し 部 会 員 の 加 入 促 進 と 栽 培 面 積 の 拡 大 に 努 めました 茶 は 病 害 虫 発 生 予 察 茶 園 を 設 置 して 定 期 的 に 巡 回 し 病 害 虫 の 発 生 状 況 をもとに 茶 情 報 を 発 信 し 適 期 防 除 の 指 導 を 行 いました 植 木 は 農 家 巡 回 を 行 い サツキ ツツジ 類 の 病 害 虫 防 除 情 報 紙 の 発 行 による 適 期 防 除 の 指 導 を 行 いました 畜 産 は 素 牛 価 格 の 高 騰 により 優 良 素 牛 の 導 入 が 困 難 な 状 況 の 中 産 地 情 報 の 提 供 を 積 極 的 に 行 い ました また 計 画 的 に 種 豚 導 入 を 行 うとともに 各 関 係 機 関 と 連 携 し 防 疫 資 材 の 提 供 など 防 疫 対 策 に 努 めました 広 報 活 動 は 各 事 業 の 情 報 提 供 と 時 期 に 応 じた 身 近 な 話 題 をテーマに 特 集 を 編 成 し 広 報 誌 の 誌 面 充 実 に 取 組 むとともに 各 種 イベント 情 報 など 地 元 メディア 等 を 通 じて 幅 広 く 情 報 発 信 しました ま た ホームページを 刷 新 し 機 能 面 デザイン 面 を 充 実 させ わかりやすい 情 報 提 供 と 事 業 のPRに 努 めました 生 活 文 化 活 動 は 地 元 産 大 豆 を 使 用 した 味 噌 作 り 焼 肉 のたれ 作 り 料 理 パン 教 室 男 の 料 理 教 室 など 食 彩 工 房 味 夢 ~みらい~ を 中 心 に 活 動 を 行 いました 女 性 部 活 動 は 各 支 部 独 自 の 活 動 とあわせて 組 織 全 体 活 動 としてコンテナガーデンや 干 支 の 押 絵 作 りに 取 組 むとともに 交 流 の 場 として JA 鈴 鹿 女 性 部 のつどい を 開 催 し 女 性 部 員 の 結 束 を 深 めました また 新 予 約 共 同 購 入 の 拡 大 に 向 け 果 菜 彩 各 店 で わくわくフェアー を 開 催 し 試 食 と 即 売 により 食 の 安 全 安 心 をPRするとともに 認 知 症 サポーター 養 成 講 座 を 開 催 し 認 知 症 に 関 する 知 識 と 支 援 方 法 について 理 解 を 深 めました さらに 第 1 期 すずか 女 性 大 学 を 開 校 し 若 手 女 性 層 のJA 事 業 への 理 解 の 深 化 に 努 め 40 名 が 修 了 しました 福 祉 事 業 は 女 性 部 員 の 助 け 合 い 組 織 さつきの 会 により ふらっとほーむさつき を 毎 月 第 2 第 4 水 曜 日 に 鈴 鹿 さつき 温 泉 で 開 催 し 介 護 予 防 活 動 を 行 いました また 野 登 地 区 で ふらっとほ ーむ ののぼり を 毎 週 水 曜 日 に 開 催 するとともに 深 溝 地 区 に 加 え 稲 生 地 区 で 新 たに ミニふら っとほーむ を 開 所 しました 経 営 管 理 経 営 基 盤 強 化 に 向 け 女 性 農 業 後 継 者 および 員 外 利 用 者 の 組 合 員 加 入 を 促 進 し 967 人 の 新 規 加 入 がありました 加 入 を 通 じてJA 事 業 への 利 用 参 画 を 促 し 組 織 基 盤 と 事 業 基 盤 の 拡 充 に 努 めました 健 全 経 営 の 確 立 と 維 持 に 向 け リスク 管 理 体 制 の 強 化 を 図 るとともに ALMの 充 実 と 資 産 自 己 査 定 の 厳 格 化 に 取 組 み リスク 管 理 の 強 化 に 努 めました 施 設 管 理 は 支 店 事 務 所 の 利 便 性 向 上 に 向 けた 改 修 を 進 めるともに 老 朽 化 に 伴 い 庄 内 支 店 と 井 田 川 支 店 を 新 築 しました また 整 備 センターと 玉 垣 支 店 では 照 明 のLED 化 を 実 施 し 経 費 の 節 減 を 図 りました 危 機 管 理 は 関 係 機 関 の 協 力 の 下 にマニュアルに 沿 った 防 災 訓 練 と 防 犯 訓 練 を 行 い 危 機 管 理 の 強 化 を 図 りました また 個 人 情 報 保 護 に 向 けて 情 報 管 理 体 制 の 再 確 認 とデータや 帳 票 の 厳 正 な 管 理 に 努 めました コンプライアンスの 取 組 みについては 組 合 員 利 用 者 の 信 頼 と 期 待 に 応 える 組 織 づくりに 向 け コンプライアンス プログラムを 策 定 し コンプライアンス 委 員 会 の 定 期 的 開 催 連 続 職 場 離 脱 コ
12 ンプライアンス 研 修 役 員 による 巡 回 等 を 実 施 し 不 祥 事 未 然 防 止 の 体 制 を 強 化 しました また 事 務 リスクの 軽 減 および 事 務 の 堅 確 性 向 上 に 向 け 事 務 リスク 管 理 規 程 を 制 定 し 発 生 した 事 務 ミス 等 の 原 因 分 析 と 共 有 化 を 図 り 再 発 防 止 に 努 めました 人 事 管 理 は 年 間 教 育 計 画 に 基 づき 階 層 別 部 門 別 に 応 じた 資 格 の 取 得 奨 励 と 研 修 会 を 実 施 し 業 務 遂 行 能 力 や 営 業 能 力 の 強 化 を 図 るとともに 職 員 の 基 幹 となる 管 理 職 を 中 心 にスキルアップ 研 修 を 実 施 し 職 員 の 能 力 と 資 質 の 向 上 に 努 めました また 職 員 に 経 営 参 画 の 機 会 を 作 り 業 務 の 効 率 化 改 善 意 識 の 高 揚 を 図 るため 職 員 提 案 制 度 への 取 組 みを 強 化 しました CS 向 上 に 向 けた 取 組 みとしては お 茶 の 無 料 サービス 提 供 など 重 点 取 組 項 目 を 設 定 し 組 合 員 利 用 者 から 評 価 される 質 の 高 いサービスの 提 供 による 顧 客 満 足 度 の 向 上 を 目 標 に 全 役 職 員 が 連 携 し た 理 想 の 店 舗 像 の 実 現 に 向 けて 取 組 みを 強 化 しました また 接 客 対 応 の 向 上 と 窓 口 活 性 化 を 目 的 として JA 鈴 鹿 窓 口 ロールプレイング 大 会 を 開 催 し お 客 様 満 足 度 の 向 上 に 努 めました 事 務 管 理 については 経 済 事 業 における 自 営 電 算 システムのサーバーを 更 新 し 保 守 管 理 の 充 実 と セキュリティ 強 化 を 図 るとともに 組 合 員 台 帳 管 理 システムの 運 用 を 開 始 し 組 合 員 情 報 の 安 全 管 理 に 取 組 みました また 予 算 管 理 の 厳 格 化 と 経 費 節 減 運 動 を 継 続 し 経 費 の 削 減 に 努 めました 財 務 事 業 実 績 の 推 移 ( 単 位 : 千 円 ) 区 分 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 事 業 総 利 益 4,681,994 4,655,597 4,705,824 4,841,451 事 業 利 益 848,283 809,145 858,959 961,340 財 務 経 常 利 益 1,010,822 991,477 1,056,225 1,171,285 当 期 剰 余 金 648,401 615,001 756,053 855,256 総 資 産 368,241,469 376,066,926 385,899,711 394,173,816 純 資 産 26,339,209 26,787,426 27,505,725 28,174,495 販 売 事 業 販 売 品 販 売 高 4,064,087 4,047,650 4,490,369 4,723,701 購 買 事 業 購 買 品 供 給 高 4,082,773 3,746,945 3,750,914 4,219,015 貯 金 335,457,011 342,745,312 351,453,871 359,020,970 預 金 278,628,882 286,126,717 294,300,558 306,903,044 信 用 事 業 貸 出 金 55,838,525 56,411,676 56,421,513 53,370,258 有 価 証 券 17,487,032 17,132,661 16,939,036 15,200,809 国 債 2,639,027 1,753,681 1,654,656 1,169,923 そ の 他 14,848,005 15,378,979 15,284,380 14,030,886 長 期 共 済 保 有 契 約 高 774,751,243 759,825,858 747,996,330 733,271,570 共 済 事 業 年 金 共 済 保 有 契 約 高 7,428,196 7,457,052 7,475,500 7,496,675 短 期 共 済 新 契 約 掛 金 727,699 730,854 786,112 831,604 対 処 すべき 重 要 な 課 題 1. 当 組 合 の 基 本 理 念 である 食 と 農 を 大 切 にする ことを 主 眼 に 地 域 農 業 の 多 様 な 担 い 手 を 育 成 支 援 するとともに 農 業 生 産 コストの 削 減 と 販 売 体 制 の 強 化 に 取 組 み 持 続 可 能 な 農 業 の 実 現 に 努 めること 2. 支 店 機 能 の 充 実 と 店 舗 体 制 の 強 化 を 図 るとともに JA 事 業 の 総 合 性 と 独 自 性 を 発 揮 し 組 合 員 や 地 域 とのつながりを 重 視 した 事 業 展 開 に 取 組 み 組 合 員 利 用 者 の 満 足 度 向 上 に 努 めること 3. 総 体 的 なリスク 管 理 とコンプライアンス 態 勢 の 強 化 に 取 組 み 経 営 の 健 全 性 と 信 頼 性 向 上 を 図 る とともに 計 画 経 営 の 徹 底 と 経 営 資 源 の 有 効 活 用 を 進 め 経 営 の 効 率 化 と 経 営 基 盤 の 強 化 に 努 め ること