育 成 会 分 会 ニュース 88 号 2016.4.27 発 行 : ユニオン 東 京 合 同 手 をつなぐ 育 成 会 分 会 101-0061 東 京 都 千 代 田 区 三 崎 町 2-17-8 皆 川 ビル 301 朔 気 付 TEL&FAX 03-3262-4440 メール info@union-tg.org HP http://www.union-tg.org/utg/ 郵 便 振 替 00110-8-120661 私 たちは 手 をつなぐ 育 成 会 の 事 務 局 で 働 いてきた 労 働 者 によって 組 織 され たユニオン 東 京 合 同 の 分 会 です 2014 年 5 月 31 日 に 労 働 者 不 当 解 雇 が 強 行 され 6 月 1 日 には 東 京 にあった 事 務 所 を 滋 賀 県 大 津 市 へ 移 転 されましたが 必 ず 解 雇 撤 回 させて 原 職 ( 相 当 職 )に 復 帰 します いよいよ 裁 判 で 偽 装 解 散 劇 の 責 任 が 問 われる 手 をつなぐ 育 成 会 が 被 告 となっている 不 当 解 雇 無 効 確 認 裁 判 で 本 日 4 月 27 日 第 1 回 和 解 協 議 が 行 われます 2014 年 5 月 31 日 に 不 当 解 雇 された 当 該 労 働 者 は 権 利 侵 害 に 屈 せず 東 京 地 裁 で 被 告 両 会 すなわ ち 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 と 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 を 相 手 に 解 雇 無 効 確 認 裁 判 をしてきましたが その 裁 判 では 被 告 の 主 張 と 書 証 からも 両 会 の 実 質 的 同 一 性 が 否 定 しきれなくなる 中 2016 年 2 月 16 日 に 裁 判 官 から 和 解 の 打 診 があり 原 告 ( 労 働 者 2 名 )の 権 利 侵 害 を 回 復 するための 方 策 を 被 告 両 会 に 問 う 場 面 となり 今 日 4 月 27 日 を 第 1 回 目 として 和 解 協 議 に 入 ることになりました ところが 和 解 協 議 に 入 る 段 階 になっても 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 事 業 を 行 っている 全 体 像 と そ の 担 い 手 を 積 極 的 に 明 らかにしないために 原 告 は 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 受 け 持 った7 団 体 を 調 査 したところ 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 裁 判 所 に 説 明 してきたことと 食 い 違 う 調 査 結 果 が 多 数 発 生! 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 報 告 書 と 事 業 実 施 団 体 の 各 事 業 報 告 書 から 偽 装 倒 産 劇 の 労 働 者 全 員 解 雇 という 攻 撃 の 矛 盾 が 露 わになっています そのため 原 告 は 和 解 協 議 に 先 立 って4 月 20 日 裁 判 所 に 調 査 報 告 と 証 拠 を 提 出 しました 本 日 (4 月 27 日 )の 第 1 回 和 解 協 議 の 行 方 は いかに 権 利 侵 害 と 闘 う 皆 さんは ぜひ 権 利 侵 害 と 闘 う 原 告 の 応 援 をよろしくお 願 いします 手 をつなぐ 全 国 大 会 三 役 各 委 員 会 などがそのまま 引 き 継 がれる 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 本 部 事 務 局 偽 装 解 散 劇 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 事 務 局 : 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 ほか 不 当 解 雇 労 働 契 約 の 存 在 職 員 ( 労 働 者 ) 解 雇 の 目 的 と 理 由 に 正 当 性 なく 無 効 となる 1
! 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 から 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 へ 事 業 が 継 承 されたかどうか どのように 継 承 されたのかが 解 雇 された 労 働 者 が 原 職 ( 相 当 職 )に 復 帰 すべき 地 位 は 存 在 するかの 焦 点 でしたが 全 日 本 手 をつ なぐ 育 成 会 と 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 からは 事 業 の 継 承 とそれぞれの 事 業 の 実 態 事 実 が 明 らかにされ ませんでした 特 に 争 点 となる 事 業 の 承 継 存 在 と そ れを 誰 が 担 っているのかは 曖 昧 糢 糊 とされたままで 内 容 が 示 されたのは 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 を 所 在 地 とする 事 務 局 についてのみでした 本 日 (4 月 27 日 )から 始 まる 和 解 協 議 を 有 効 に 進 める には 事 業 実 施 体 制 の 全 体 像 が 明 らかにされる 必 要 があり ます なぜならば それは 本 来 であれば 2014 年 2 月 ないし3 月 の 職 員 会 議 の 時 に 説 明 されるべき 内 容 であっ たものであり また 本 来 解 雇 されるべきではなかったの であれば その 権 利 の 回 復 が 必 要 だからです そのため4 月 20 日 提 出 の 書 面 では 和 解 協 議 に 入 るに 当 たり 事 業 を 分 割 して 承 継 しているものと 思 われる 7 つの 団 体 のそれぞれの2014 年 度 事 業 報 告 書 から 見 る 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 への 対 応 と 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 手 をつなぐ 編 集 業 務 などを 日 本 発 達 障 害 連 盟 に 業 務 委 託 している とする 点 につい て 矛 盾 点 や 雇 用 隠 し を 続 けている 点 について 必 要 に 応 じて また 可 能 な 限 り 明 らかにすることになりました 以 下 は その 調 査 に 基 づいた 記 載 です 事 業 を 受 けた 団 体 にもコンプライアンス 違 反 が 波 及 透 明 性 を 分 けた 法 人 格 の 違 い 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 受 け 持 っている 7 団 体 の 内 情 報 が 開 示 されている5 団 体 の 中 では 事 業 の 位 置 づけに 違 い がありました A 群 : 自 身 の 事 業 に 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 位 置 づけて 公 表 したところ 社 会 福 祉 法 人 東 京 都 知 的 障 害 者 育 成 会 社 会 福 祉 法 人 大 阪 手 をつなぐ 育 成 会 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 の3 団 体 です ただし 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 については A とします A : 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 は 公 表 してい るものの 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 予 算 では 業 務 委 託 費 の 金 額 が6000 万 円 であるところ 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 の 決 算 書 では300 万 円 台 であり 両 者 の 金 額 が 違 いすぎます 事 業 の 内 容 も 含 めて 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 公 表 していることと 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 が 公 表 している 内 容 が 大 きく 乖 離 しています B 群 : 自 身 の 事 業 に 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 位 置 づけず 公 表 していないところ 公 益 財 団 法 人 兵 庫 県 手 をつなぐ 育 成 会 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつ なぐ 育 成 会 の 2 団 体 です 公 益 法 人 の 事 業 所 は 事 業 を 未 公 表 A 群 の 事 業 実 施 団 体 は 自 身 の 事 業 に 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 位 置 づけているので 全 国 手 をつ なぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 のために 関 わっていること 自 体 は 社 会 的 にも 組 織 的 にも 明 らかにされていました 一 方 B 群 では そもそも 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 自 身 の 事 業 に 位 置 づけておらず 全 国 手 をつ なぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 行 っていること 自 体 を 開 示 で きないようです その 団 体 の 本 来 の 業 務 ではない こ とから 事 業 報 告 には 掲 載 していないことも 考 えられます A +B 群 は 公 益 社 団 法 人 の 事 業 所 ですが その ため 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 兵 庫 県 手 をつなぐ 育 成 会 日 本 発 達 障 害 連 盟 は 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 という 他 団 体 の 事 業 を これらの 公 益 法 人 が 自 己 の 事 業 として 受 け 持 つことができません 兵 庫 県 育 成 会 は 権 利 擁 護 の 担 当 を 未 公 表 公 益 財 団 法 人 兵 庫 県 手 をつなぐ 育 成 会 においては 公 表 すれば 公 益 法 人 法 に 抵 触 するため 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 の 幹 事 会 として 権 利 擁 護 を 担 当 をし 第 1 回 権 利 擁 護 セミナーの 企 画 などもしている ことは 公 益 法 人 法 に 抵 触 するからでしょうか 2014 年 度 事 業 報 告 に 明 確 には 記 載 していませんでした 2
滋 賀 県 育 成 会 は 公 益 法 人 法 第 5 条 に 抵 触 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 においては 職 員 全 員 が 公 益 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 の 業 務 と 他 団 体 である 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 務 局 業 務 を 混 同 しながら 行 うという 公 益 社 団 法 人 として 不 適 切 な 実 態 にあるのですから そのような 真 実 を 事 業 報 告 に 掲 載 できないのでしょう 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 務 局 業 務 を 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 の 職 員 がやっていることは その 事 業 を 行 うに 当 たり 社 員 評 議 員 理 事 監 事 使 用 人 その 他 の 政 令 で 定 める 当 該 法 人 の 関 係 者 に 対 し 特 別 の 利 益 を 与 え ( 公 益 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 第 五 条 三 )に 抵 触 するのです から 社 会 的 に 合 理 的 に 説 明 できません このように 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 は 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 業 務 を 本 来 の 業 務 に 位 置 付 けられないのですから 裏 の 事 業 としてやっていく という 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 内 の 合 意 が あったということになります だから 2014 年 度 総 会 の 議 題 以 外 として 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 務 局 を 引 き 受 けることなどを 非 公 表 の 報 告 事 項 としてい たのでした このことは 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 に は 公 益 法 人 を 監 督 する 主 管 庁 には 隠 して ばれなけ ればいい というコンプライアンスに 違 反 している 自 覚 があることが 2014 年 度 事 業 報 告 に 公 表 していない ということから 浮 かび 上 がってきました 雇 用 する 労 働 者 は 皆 無 と 見 せかけるための 矛 盾 このように 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 と 全 国 手 をつ なぐ 育 成 会 連 合 会 の 三 役 の 構 想 により 本 来 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 で 行 うべき 業 務 を 雇 用 する 労 働 者 は 皆 無 である と 見 せかけるために 他 団 体 に 事 業 を 代 わりにやってもらう 身 代 わり 作 戦 には 無 理 が ありました 安 易 に 幹 事 会 を 引 き 受 けた 正 会 員 の 育 成 会 も 無 理 であることを 承 知 しながら しかし 集 団 的 な 不 当 労 働 行 為 として 偽 装 解 散 劇 のためにやったことであ ることは 事 業 報 告 書 に 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 事 業 を 幹 事 会 として 行 ったことを 書 いていないという 事 実 を 見 ると 主 管 庁 にわからなければいい という コ ンプライアンスに 反 する 矛 盾 をもつものであったことが 浮 き 彫 りになっています 偽 装 解 散 劇 で 育 成 会 が 失 ったもの~ 不 祥 事 が 多 発 する 組 織 体 質 は 致 命 的 企 業 において 不 正 不 祥 事 が 多 発 している 化 血 研 の 血 液 製 剤 やワクチンの 不 正 製 造 三 菱 自 動 車 の 燃 費 データ 改 ざん 旭 化 成 建 材 の 杭 打 ちデータ 改 ざん 東 芝 の 粉 飾 決 算 食 品 偽 装 に 至 っては 産 地 偽 装 産 廃 食 品 の 横 流 し 有 名 ホテルの 偽 装 メニューなど 枚 挙 に 暇 がない このような 不 正 不 祥 事 が 多 発 する 企 業 体 質 では コンプライアンス( 法 令 遵 守 ) 違 反 隠 蔽 体 質 責 任 をとらない 偽 装 をくり 返 し 再 発 防 止 策 が 効 かないなどと 言 われるが 企 業 の 場 合 は その 目 的 が 金 儲 け のために 不 祥 事 とも 思 わないので 企 業 倫 理 のブレーキが 利 かなくなり 社 会 的 な 問 題 となる 金 儲 け のために やった 不 正 不 祥 事 で 結 果 的 には リコールや マンションなどで 耐 震 不 足 が 認 められれば 作 り 直 し または 損 害 賠 償 民 事 裁 判 など 大 変 な 損 出 となり 更 に 信 用 失 墜 で 倒 産 もありえる 育 成 会 の 場 合 は 企 業 と 違 い 金 儲 け が 目 的 ではない では こんなに 不 祥 事 が 起 こるのはなぜか それは 2007 年 頃 から 体 質 を 以 上 の 企 業 体 質 と 同 じに 変 えたということなのである コンプライアンス( 法 令 遵 守 ) 違 反 隠 蔽 体 質 責 任 をとらない 偽 装 をくり 返 し 再 発 防 止 策 ない ということである それが 育 成 会 全 国 組 織 内 で 蔓 延 拡 大 しつつあるのである このようなコンプライアンス 違 反 の 組 織 体 質 のままで 育 成 会 が 失 うものは 何 か それは 障 害 のある 人 とその 家 族 の 暮 らしや 命 ということである 障 がい 者 への 虐 待 が 頻 発 していることからも 伺 わ れる 障 害 者 の 事 業 所 における 不 正 請 求 なども 社 会 的 な 信 用 を 失 うことなのである 結 果 は 悪 循 環 スパイラルである 育 成 会 全 国 組 織 は 自 らの 発 言 行 動 には 社 会 的 責 任 がある ということを 忘 れてはならない 不 祥 事 をおこし 更 に その 責 任 から 逃 れるために 偽 装 解 散 劇 をやるようでは 育 成 会 会 員 の 信 用 失 墜 ひいては 育 成 会 運 動 全 体 の 信 用 問 題 で ある いまやブラック 企 業 に 学 生 だって 行 かないように 気 を 付 ける 時 代 ブラック 福 祉 団 体 に 親 たちが 入 らないのは それなりに 理 由 がある 今 こそ 不 正 不 祥 事 体 質 を 断 ち 切 ろう 福 祉 職 場 で 働 く 労 働 者 も 搾 取 や 権 利 侵 害 やパワハラが 横 行 するようなことに 泣 き 寝 入 りしない 時 代 が 来 ている 自 分 の 権 利 を 護 るために 行 動 できる 人 でなければ 障 害 者 の 権 利 をともに 護 ることはできない 親 も 当 事 者 も 労 働 者 も 立 ち 上 がり 権 利 を 護 るために 闘 おう 3
つじつまの 合 わない 委 託 と 受 託 委 託 と 受 託 で 業 務 内 容 に 差 異 2014 年 3 月 20 日 の 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 理 事 会 の 席 で 議 事 録 によれば 田 中 正 博 常 務 理 事 は 新 団 体 で6 月 号 から 編 集 印 刷 発 行 に 関 しては 外 部 に 業 務 委 託 する 予 定 外 部 の 優 秀 な 方 に 業 務 委 託 し 手 をつな ぐ の 継 続 性 を 高 めていく と 発 言 していました 2014 年 5 月 23 日 の 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 設 立 発 足 準 備 会 の 予 算 で 示 された 業 務 委 託 費 は 600 0 万 円 となっていて 摘 要 に 手 をつなぐ 等 との 記 載 がありました 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 は 裁 判 や 労 働 委 員 会 で 手 をつなぐ の 編 集 業 務 については 外 部 の 日 本 発 達 障 害 連 盟 に 委 託 した としました また 会 員 管 理 の 業 務 については 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 でやっていると 主 張 してきました ところが 手 をつなぐ の 編 集 業 務 を 受 託 したとする 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 の2014 年 度 事 業 報 告 によれば 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 機 関 誌 手 をつな ぐ 編 集 発 行 管 理 とされ 平 均 して 毎 月 1 号 (700 号 記 念 号 ~ 特 別 号 )の 編 集 発 行 管 理 を 行 った と 報 告 されています このように 委 託 した 側 の 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 のいう 編 集 業 務 と 受 託 した 側 の 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 では 手 をつなぐ 編 集 発 行 管 理 とい うように 内 容 が 一 致 していません さらに 金 額 が 大 きく 違 っていることも 明 らかになりました 手 をつなぐ の 編 集 業 務 は 誰 が どこで? 日 本 発 達 障 害 連 盟 の2014 年 度 決 算 書 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 は 手 をつなぐ の 編 集 業 務 は 日 本 発 達 障 害 連 盟 に 業 務 委 託 した と 言 うばか りで 何 をいくらで 業 務 契 約 したのか 業 務 委 託 契 約 書 を 明 らかしていませんでした しかし 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 の2014 年 度 決 算 書 によれば 公 益 目 的 事 業 会 計 に 委 託 事 業 収 益 として 3,349,719 円 の 収 入 があったことがわ かりました そして 2014 年 度 事 業 報 告 では 上 記 のように 手 をつなぐの 編 集 発 行 管 理 を2014 年 6 月 号 (700 号 )~ 特 別 号 まで 行 いました 編 集 業 務 は 誰 が どこで? 今 回 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 への2014 年 度 の 委 託 費 の 支 払 いは 決 算 書 により3,349, 719 円 ですから 2014 年 6 月 からの10か 月 分 として 約 335 000 円 /1ヵ 月 にすぎず 編 集 印 刷 発 行 等 費 用 を 含 んでいるはずもない 金 額 でした そして 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 裁 判 所 や 労 働 委 員 会 に 対 して 手 をつなぐ の 編 集 業 務 は 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 に 業 務 委 託 と 主 張 してい た ことと 事 実 として 示 されていることには 整 合 性 が ありません 日 本 発 達 障 害 連 盟 に 編 集 の 業 務 委 託 し ている という 主 張 は 虚 偽 だったわけです 裁 判 所 に も 労 働 委 員 会 にも 組 合 にも 真 実 を 隠 しウソの 主 張 により 時 間 稼 ぎをしていたのです したがって 手 をつなぐ の 編 集 業 務 は どこで 誰 がやってい るのか 隠 されていることが 明 白 になり 宙 に 浮 いてし まいました 日 本 発 達 障 害 連 盟 は 機 関 誌 発 行 にかかる 事 務 手 続 き こうした 委 託 と 受 託 の 内 容 金 額 の 違 いは ど こから 生 じるのでしょう 公 益 社 団 法 人 日 本 発 達 障 害 連 盟 は 2014 年 度 に 全 国 連 合 会 の 機 関 誌 作 成 に 関 わった 費 用 を 会 計 上 公 益 目 的 事 業 会 計 で 処 理 したところ 不 適 切 な 処 理 としてジャッジされたのでしょうか 2014 年 6 月 号 から 発 行 が 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 会 となって1 年 半 経 過 した2016 年 1 月 8 日 付 けで 日 本 発 達 障 害 連 盟 は 自 ら 収 益 事 業 を 追 加 す ることを 公 益 認 定 等 委 員 会 に 諮 問 したことに 対 し 2 016 年 1 月 8 日 付 け 答 申 書 では 公 益 規 準 に 適 合 する という 答 申 が 出 されました これは 正 に 自 らの 公 益 事 業 と 定 めた 事 業 ではなく 他 団 体 の 機 関 誌 に 係 る ものであることから 2015 年 度 からは 収 益 事 業 と 変 更 すべきと 判 断 されたことによるものなのでしょ う 収 益 事 業 となれば 今 後 は 法 人 税 の 対 象 ともなり えますので 多 額 の 委 託 事 業 であった 場 合 には それ は 相 当 な 課 税 額 が 発 生 します 偽 装 解 散 劇 の 矛 盾 の 現 れです 4
外 部 の 優 秀 な 方 への 業 務 委 託 と 言 った 田 中 常 務 社 会 福 祉 法 人 の 解 散 する 前 の2014 年 3 月 20 日 から 田 中 正 博 常 務 理 事 が 業 務 委 託 する として いた 外 部 の 優 秀 な 方 とは 日 本 発 達 障 害 連 盟 とは 別 であることが 明 確 になってきました しかし 外 部 の 優 秀 な 方 の 業 務 委 託 について 誰 が どこで 編 集 業 務 をやっているのかは 明 らかにされないままです それと 併 せて 会 員 管 理 に 係 る 業 務 は どのようにし ているか 積 極 的 に 明 らかにされる 必 要 があります 手 をつなぐ の 編 集 業 務 と 会 員 管 理 は 正 に 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 から 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 に 直 接 続 いている 業 務 であるので 事 業 承 継 を 示 す ものでもあり その 実 態 に 基 づいて 被 解 雇 者 は 原 職 に 相 当 する 職 に 復 帰 することになるのが 妥 当 なのです 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 は2014 年 度 の 会 費 を 集 金 し 6 月 号 (700 号 )から 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 機 関 誌 手 をつなぐ を 発 行 し その 編 集 業 務 やそれとリンクしている 会 員 管 理 について 業 務 が 存 在 しているのですから その 実 務 を 担 当 する 担 い 手 の 問 題 を 隠 蔽 することは 許 されません 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 が 隠 していた 分 室 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 は 社 会 福 祉 法 人 の 解 散 前 から 会 員 管 理 業 務 は 公 益 社 団 法 人 滋 賀 県 手 をつな ぐ 育 成 会 の 事 務 局 でやるとしてきました 2015 年 8 月 27 日 組 合 は 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 に 訪 問 し 全 国 連 合 会 東 富 夫 事 務 局 長 にインタビ ューしたところ 全 国 連 合 会 の 仕 事 はここにいる 職 員 でやっている として 東 事 務 局 長 を 含 め 職 員 4 名 ( 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 職 員 )であると 発 言 し また 会 員 管 理 は 別 のところでやっている とも 発 言 しました 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 は 裁 判 や 労 働 委 員 会 に 対 して 滋 賀 県 手 をつなぐ 育 成 会 が 幹 事 会 を 担 って いる 事 務 局 で 会 員 の 名 簿 管 理 連 絡 業 務 会 費 徴 収 業 務 もやっているかのように 示 していました 明 らかになった 分 室 の 存 在 ところが 会 員 管 理 の 仕 事 は 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 事 務 局 分 室 で 行 われていました その 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 事 務 局 分 室 は 社 会 福 祉 法 人 しが 夢 翔 会 ステップ 広 場 ガル という 障 害 者 施 設 の 中 の 家 族 支 援 室 に 設 置 されています 担 当 は 宮 澤 職 員 ( 男 性 ) 川 嵜 職 員 ( 女 性 )が 行 っています この 分 室 の 存 在 とその 役 割 すなわちどこにあ るのか 誰 がやっているのか そして そのことは 組 合 や 裁 判 所 労 働 委 員 会 には 隠 してきたということ です 社 会 福 祉 法 人 しが 夢 翔 会 は 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 久 保 厚 子 会 長 ( 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 元 理 事 長 )の 地 元 で 久 保 氏 が 理 事 長 を 務 める 社 会 福 祉 法 人 であり 社 会 福 祉 法 人 全 日 本 育 成 会 の 残 余 財 産 の 行 先 です ステップ 広 場 ガル は 滋 賀 県 大 津 市 の 郊 外 にあり 最 寄 の 公 共 交 通 機 関 であるバスが1 日 に4 本 という 交 通 の 不 便 な 所 にある 障 害 者 入 所 施 設 で 家 族 支 援 室 は ステップ 広 場 ガル に 入 所 している 者 を 対 象 とした 法 人 の 独 自 事 業 です 法 人 独 自 事 業 においては 行 政 の 指 導 の 範 囲 外 ですので そこを 全 国 連 合 会 事 務 局 の 分 室 と 称 して 会 員 管 理 を 行 っているということに なります 会 員 管 理 のそのシステムにおいて2014 年 6 月 1 日 以 降 には 更 新 の 確 認 のための 通 知 を 出 すなど 管 理 手 法 を 多 少 手 直 ししたとしても 基 本 的 に 被 告 全 日 本 育 成 会 からの 事 業 を 承 継 しています したがって 被 告 全 国 連 合 会 が 事 務 局 分 室 の 存 在 とその 実 態 について 隠 蔽 したまま 和 解 協 議 に 臨 むのは 不 誠 実 です 明 らかにされなければならないことは 1 分 室 の 存 在 とその 役 割 それを 隠 していた 理 由 2 社 会 福 祉 法 人 しが 夢 翔 会 に 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 分 室 を 置 くにあたっての 契 約 関 係 があるのか いつからか しが 夢 翔 会 への 家 賃 など 費 用 負 担 はどう なっているのか 3 宮 澤 職 員 ( 男 性 ) 川 嵜 職 員 ( 女 性 )はいつから 会 員 管 理 の 業 務 を 担 当 しているのか 雇 用 関 係 はどのよう になっているのか 4 宮 澤 職 員 川 嵜 職 員 は 会 員 管 理 以 外 の 全 国 手 をつ なぐ 育 成 会 連 合 会 の 業 務 にも 関 与 するのか などです これらの 事 が 明 らかになることは 今 後 の 解 雇 され た 労 働 者 の 原 職 相 当 職 への 復 帰 につながっています そして これらからも 事 業 が 承 継 しながら 雇 用 を 遮 断 し 労 働 者 2 名 を 解 雇 した 合 理 的 な 理 由 は 全 くなか ったのです 5
手 をつなぐ 育 成 会 の 止 まらない 不 祥 事 育 成 会 全 国 組 織 が 起 こした 偽 装 解 散 劇 と 不 正 請 求 や 不 当 解 雇 などの 不 祥 事 の 連 鎖 は コン プライアンスの 欠 如 隠 蔽 体 質 無 責 任 な 経 営 再 発 防 止 策 など 権 利 擁 護 を 見 るときの 指 標 を 自 ら 踏 み 外 して 起 きているのです これでは 障 がい 者 の 権 利 侵 害 や 虐 待 事 件 などを 起 こす 施 設 や 企 業 と 変 わ りません 安 全 性 の 回 復 とコンプライアンスを 取 り 戻 すことの 決 定 的 大 事 さに 気 付 かなければ 育 成 会 全 国 組 織 が 失 った 信 頼 は 取 り 戻 せないのです 千 葉 県 手 をつなぐ 育 成 会 傘 下 のNPO 法 人 も 不 祥 事 千 葉 県 手 をつなぐ 育 成 会 傘 下 のNPO 法 人 旭 市 手 をつなぐ 育 成 会 は 旭 市 鎌 数 の 就 労 継 続 支 援 B 型 事 業 所 あじさい 工 房 で 利 用 者 の 利 用 回 数 などの 水 増 し 請 求 で 介 護 給 付 費 1940 万 円 を 不 正 に 請 求 していました 千 葉 県 は 運 営 する 障 害 福 祉 サー ビス 事 業 所 の 指 定 を3 月 31 日 付 で 取 り 消 し 不 正 請 求 分 の 返 還 を 求 めました 県 障 害 福 祉 課 によると 開 設 当 初 の2010 年 7 月 ~12 年 7 月 の 間 利 用 実 態 が 全 くない5 人 分 の 請 求 を 不 正 に 行 っていたほ か 利 用 者 計 11 人 についても 利 用 していない 日 を 利 用 したように 装 い 利 用 回 数 の 水 増 しをしていまし た また 利 用 者 全 員 のサービス 提 供 記 録 も 作 成 し ていませんでした ていますが 実 態 とは 乖 離 し 契 約 を19 回 繰 り 返 していることや グループホーム 立 て 替 えの 跡 地 に 新 たな2つグループホームを 作 ったところへ 世 話 人 に 就 任 させることも 本 来 なら 十 分 に 考 えられ る として それができないのであれは 損 賠 を 支 払 うように 命 じたのですから 内 実 は 雇 用 契 約 に 近 い と 判 断 されたと 言 えます すなわち 解 雇 の 不 当 性 が 認 められたということです そして 東 京 都 知 的 障 害 者 育 成 会 は2015 年 6 月 29 日 に 東 京 都 から 行 政 処 分 を 受 けていました 城 東 地 域 生 活 支 援 センター が 平 成 18 年 月 11 月 から 平 成 26 年 8 月 までの8 年 間 介 護 給 付 費 及 び 訓 練 等 給 付 費 を 不 正 に 請 求 受 領 していたのです 東 京 都 知 的 障 害 者 育 成 会 は 半 年 間 の 新 規 利 用 者 の 受 け 入 れ 停 止 と 不 正 請 求 額 など 約 600 万 円 の 返 還 を 命 じられました 東 京 都 育 成 会 元 事 務 局 長 が 施 設 長 になった 施 設 でも 不 祥 事 また 東 京 都 知 的 障 害 者 育 成 会 の 元 事 務 局 長 が 施 設 長 を 務 める 世 田 谷 区 にある 障 害 者 施 設 において 過 誤 請 求 があったため 世 田 谷 区 行 政 が 適 正 な 請 求 額 を 特 定 するために 過 去 5 年 間 に 遡 って 関 係 書 類 の 精 査 を 行 うとともに 事 業 者 指 導 を 行 ったという 事 件 がありました 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 副 会 長 の 地 元 でも 不 祥 事 そしてこの 施 設 でも 施 設 長 が 職 員 2 名 を 不 当 に 全 国 手 をつなぐ 育 成 会 連 合 会 の 上 原 明 子 副 会 長 が 解 雇 した 事 件 が 起 こり 解 雇 された 労 働 者 は 屈 する 理 事 長 を 務 める 東 京 都 知 的 障 害 者 育 成 会 は グル ことなく 現 在 裁 判 所 に 地 位 確 認 の 裁 判 を 起 こして 闘 ープホームの 立 て 替 えを 理 由 に 世 話 人 の 契 約 更 っています 新 を 拒 絶 したため 世 話 人 = 労 働 者 が 地 位 確 認 このように 折 しも 育 成 会 全 国 組 織 で 同 じような 損 害 賠 償 請 求 を 求 めた 裁 判 で2014 年 9 月 19 日 事 件 が 起 きていますが これだけではありません に 東 京 地 裁 判 決 がありました 判 決 では 民 法 65 使 用 者 がコンプライアンスに 麻 痺 して 人 権 も 踏 み 1 条 2 項 ( 不 利 な 時 期 の 委 任 契 約 解 除 に 係 る 損 害 賠 にじり 労 働 者 の 権 利 を 侵 害 労 働 者 労 働 組 合 を 償 )が 類 推 適 用 されるとして 損 害 額 の 算 定 は 休 嫌 悪 しているのは 偶 然 ではありません 業 手 当 を 定 めた 労 基 法 第 26 条 の 趣 旨 に 近 いものと 福 祉 業 界 全 体 育 成 会 組 織 全 体 に 労 働 者 が 立 ち して 同 条 を 参 考 に 月 収 の6 割 に これまで 世 話 人 上 がる 条 件 が 広 がっています 皆 さん 解 雇 や 処 分 の 仕 事 に 従 事 できない 期 間 を 乗 じた 額 として 約 を 撤 回 するために 手 をつなぎ 闘 いましょう 510 万 円 の 支 払 いを 命 じました 世 話 人 の 仕 事 は 形 式 は 業 務 委 託 契 約 となっ 不 正 の 連 鎖 を 断 とう 6