2 Access データベースの作成 テーブルの作成と編集 フォームの作成と 編集 レポートの作成と編集など Access データベース要素の作成と書 式設定について解説します 2-1 データベースを作成する 69 2-2 テーブルを作成する 72 2-3 テーブルを編集する 77 2-4 フィールドを作成してフィールドプロパティを編集する 84 2-5 フォームを作成する 96 2-6 レポートを作成する 114 2-7 レポートとフォームのデザインを編集する 130
内容評価基準 2 データベースの要素を作成および書式設定する 2-1 チェック項目参照 Lesson 学習前学習後試験直前 テンプレートを使って Access データベースを作成できる 空の Access データベースを作成できる Lesson15 Lesson16 2-1-1 Access テンプレートを使った Access データベースの作成 Office ボタン : (Office ボタン ) 新規作成 テンプレートカテゴ リ または Microsoft Office Online からテンプレートを選択 Access 起動直後で Microsoft Office Access- 作業の開始 が表 示されている場合は テンプレート カテゴリ または Microsoft Office Online からテンプレートを選択しま す Accessデータベースの作成 Access テンプレートを使って作成する 空のデータベースを新規に作成する テンプレートを使った Accessデータベースの作成 テンプレート Access ローカルテンプレート オンラインテンプレート イベント管理 タスク管理 連絡先管理 69
15 ローカルテンプレート 連絡先管理 を使って 新しいデータベースを作成し フォルダ MCAS-Access2007 に保存してください それ以外は既定のままとします 1 Office 新規作成 2 テンプレートカテゴリ ローカルテンプレート 3 ローカルテンプレート 連絡先管理 4 ファイル名 Microsoft Office Online のテンプレート インターネットに接続している環境で は Microsoft Office Online のテンプ レートを使うことができます ビジネスや プライベートで使えるさまざまなテンプ レートが登録されており 無料でダウン ロードできます ローカルテンプレートの利用 Access を完全インストールしていない 場合 ローカルテンプレートを利用でき ない場合があります Access テンプ レートは コントロールパネルで追加セッ トアップします 1 2 3 4 5 6 5 MCAS-Access2007 ドキュメント または マイドキュメント MCAS-Access2007 を選択します 6 OK 7 作成 ナビゲーションウィンドウテンプレートを使って Accessデータベースを作成すると ナビゲーションウィンドウが閉じた状態になります ナビゲーションウィンドウの ( シャッターバーを開く / 閉じる ) をクリックするとナビゲーションウィンドウが開き 作成されたオブジェクトを確認できます 70
2-1-2 空の Access データベースの作成 Office ボタン : (Office ボタン ) 新規作成 ベースを新規作成 ) ( 空のデータ Access 起動直後で Microsoft Office Access- 作業の開始 が表 示されている場合は ( 空の データベースを新規作成 ) を選択し ます 空のAccessデータベースの作成 16 新しいデータベースを作成し 会員管理 という名前でフォルダ MCAS-Access2007 に保存してください 1 Office 新規作成 2 空のデータベースを新規作成 3 ファイル名 4 MCAS-Access2007 ドキュメント または マイドキュメント MCAS-Access2007 を選択します 5 ファイル名 会員管理 6 OK 7 作成 71
内容評価基準 2 データベースの要素を作成および書式設定する 2-2 1 チェック項目 参照 Lesson 学習前 学習後 試験直前 データシートビューを使ってテーブルを作成できる Lesson17 デザインビューを使ってテーブルを作成できる Lesson17 2 3 テーブル構造をコピーしてテーブルを作成できる テーブルテンプレートを使ってテーブルを作成できる Lesson18 Lesson19 4 5 2-2-1 6 テーブルの作成 作成 テーブル ❶ ❷ ❸ データシートビューを使ったテーブルの作成 リボン : 作成 タブ テーブル グ ループの ( テーブル ) ❶テーブル ❷テーブルテンプレート ❸ 新しいオブジェクト : テーブル デザインビューを使ったテーブルの作成 リボン : 作成 タブ テーブル グ ループの ( 新しいオブジェクト : テーブル ) データシートビューを使ったテーブルの作成 デザインビューを使ったテーブルの作成 72
17 データシートビューを使って ID フィールドを 会員 NO フィールドに変更し 名前 ふりがな フィールドを追加してテーブル T 会員 を作成してください それ以外は既定のままとします (2) デザインビューを使って 書籍 NO 書籍名 著者名 価格 フィールドを追加してテーブル T 書籍 を作成してください 主キーは 書籍 NO フィールドに設定し それ以外は既定のままとします 1 作成 テーブル 2 ID 3 会員 NO 4 新しいフィールドの追加 5 名前 6 7 8 テーブル名 T 会員 9 OK (2) 1 作成 テーブル 2 フィールド名 1 書籍 NO 3 4 書籍 NO 書籍 NO フィールドの行にカーソルがあればどこでもかまいません 5 デザイン ツール 6 73
7 ' テーブル 1' の保存先 T 書籍 8 OK 1 2 3 4 5 6 2-2-2 テーブルのコピー テーブル構造のコピー 18 テーブルのコピーと貼り付け リボン : ナビゲーションウィンドウのテーブルを選択 ホーム タブ クリップボード グループの ( コピー ) ホーム タブ クリップボード グループの ( 貼り付け ) ショートカットメニュー : ナビゲーションウィンドウのテーブルを右クリック コピー ナビゲーションウィンドウを右クリック 貼り付け キー : ナビゲーションウィンドウのテーブルを選択 + + テーブル T 会員マスター をコピーして テーブル T 会員マスター Backup を作成してください (2) テーブル Tコースマスター の構造のみをコピーして テーブル Tルームマスター を作成してください 74
1 T 会員マスター 2 ホーム クリップボード 3 ホーム クリップボード 4 テーブル名 T 会員マスター Backup 5 テーブル構造とデータ 6 OK テーブルの貼り付け ❶テーブル構造のみテーブル構造のみを貼り付けます ❷テーブル構造とデータテーブル構造とデータを貼り付けます ❸ 既存のテーブルにデータを追加既存のテーブルにデータを追加します (2) ❶ ❷ ❸ 1 T コースマスター 2 ホーム クリップボード 3 ホーム クリップボード 4 テーブル名 T ルームマスター 5 テーブル構造のみ 6 OK 75
2-2-3 テーブルテンプレートを使ったテーブルの作成 テーブルテンプレート 連絡先 タスク 案件 イベント 資産 19 テーブルテンプレート 連絡先 を使って テーブル T 顧客マスター を作成してください テーブルテンプレートを使ったテーブルの作成 リボン : 作成 タブ テーブル グ ループの ト ) ( テーブルテンプレー 1 2 3 4 5 6 1 作成 テーブル 連絡先 2 3 テーブル名 T 顧客マスター 4 OK テーブルテンプレートで作成したテーブルの保存 テーブルテンプレートを使ってテーブル を作成すると テーブル 1 という名前 のテーブルが自動的に保存されます で名前を付けて保存すると テー ブル 1 が残ってしまうので上書き保存し ます 76
内容評価基準 2 データベースの要素を作成および書式設定する 2-3 チェック項目参照 Lesson 学習前学習後試験直前 テーブルプロパティを変更できるテーブル正規化ウィザードを使ってデータベース構造を評価できるテーブルの名前を変更できるテーブルを削除できるデーブルに集計行を表示できる Lesson20 Lesson21 Lesson22 Lesson23 Lesson24 2-3-1 テーブルプロパティの変更 リボン : テーブルをデザインビューで表示 デザイン タブ 表示/ 非表示 グループの ( プロパティシート ) キー : テーブルをデザインビューで表示 または + テーブルプロパティの変更 テーブルプロパティ プロパティシート 20 テーブルプロパティを使って テーブル T 受付台帳 の 仕上日 フィールドには 受付日 フィールドより遅い日付か同じ日付しか入力できないように設定してください また 早い日付が入力された場合は 再入力してください と表示されるようにします (2) テーブルプロパティを使って テーブル Tメニュー の説明として 注文メニュー と設定してください (3) テーブルプロパティを使って テーブル T 顧客情報 を表示したときに テーブルに設定されているフィルタが実行されるようにしてください テーブルプロパティの入力規則テーブルプロパティの 入力規則 プロパティを使うと 同一のテーブル内で複数のフィールドにまたがるプロパティを設定できます 77 1 T 受付台帳 2 デザインビュー 3 デザイン 表示/ 非表示
4 プロパティシート 入力規則 [ 仕上日 ]>=[ 受付日 ] [ 受付日 ]<=[ 仕上日 ] と入力してもかまいません 記号は半角で入力します 5 エラーメッセージ 再入力してください データシートビューに切り替えて 仕上日 受付日 フィールドにデータを入力し エラーメッセージが表示されることを確認しておきましょう データシートビューに切り替える際 入力規則の変更に関するメッセージが表示されます ❶ 比較演算子 比較演算子には 次のようなものがあ ります 比較演算子意味 = 等しい <> 等しくない > より大きい < より小さい >= 以上 <= 以下 入力規則とエラーメッセージ ❶ 入力規則 プロパティ 入力できるデータを制限する式を設定し ます ❷ エラーメッセージ プロパティ 入力規則に反するデータが入力された ときに表示するメッセージを設定します 1 2 3 4 5 6 ❷ (2) 1 Tメニュー 2 デザインビュー 3 プロパティシート 説明 注文メニュー オブジェクトのプロパティ 説明 プロパティは テーブルを右クリックし テーブルプロパティ を選択して表示される ( オブジェクト名 ) のプロパティ ダイアログボックスでも設定できます 78
(3) 1 T 顧客情報 2 デザインビュー 3 プロパティシート 読み込み時にフィルタを適用 はい データシートビューに切り替えて DM が Yesのレコードを抽出するフィルタが実行されていることを確認しておきましょう 2-3-2 テーブル正規化ウィザードの実行 リボン : データベースツール タブ 解析 グループの ( テーブルの正規化 ) テーブル正規化ウィザード テーブル正規化ウィザード 21 テーブル正規化ウィザードを使って テーブル T 受注リスト を分割してください テーブル 1は T 受注 テーブル 2は T 商品マスター テーブル 3は T 顧客マスター と名前を変更し T 受注 の NO フィールドに主キーを設定します 分割したテーブルのクエリは作成しないようにし それ以外は既定のままとします 79 1 データベースツール 解析
2 次へ 3 次へ 4 T 受注リスト 5 次へ 6 ウィザードを使う 7 次へ 8 テーブル 1 9 テーブル名 T 受注 10 OK 11 12 次へ 1 2 3 4 5 6 13 T 受注 NO 14 15 次へ 80
16 次へ 17 はい 18 次へ 19 はい 20 作成しない 完了 OK 3つのテーブルに分割されていることを確認しておきましょう 2-3-3 テーブル名の変更 ショートカットメニュー : ナビゲーションウィンドウのテーブル名を右クリック 名前の変更 テーブル名の変更 81 キー : ナビゲーションウィンドウのテー ブルを選択
22 テーブル T 書籍 の名前を T 書籍リスト に変更してください 1 T 書籍 2 名前の変更 3 T 書籍リスト 名前の自動修正オプション名前の変更を自動的に反映するかどうかは 名前の自動修正オプションで設定できます Officeボタン : (Officeボタン ) Accessのオプション カレントデータベース 名前の自動修正オプション の 名前の自動修正を行う 1 2 3 4 5 6 2-3-4 テーブルの削除 23 テーブル T 顧客マスター を削除してください テーブルの削除 リボン : ナビゲーションウィンドウのテーブルを選択 ホーム タブ レコード グループの ( 削除 ) ショートカットメニュー : ナビゲーションウィンドウのテーブルを右クリック 削除 キー : ナビゲーションウィンドウのテーブルを選択 1 T 顧客マスター 82
2 3 はい 2-3-5 集計行の表示 リボン : テーブルをデータシートビューで表示 ホーム タブ レコード グループの ( 集計 ) 集計行の表示 集計行 24 テーブル T 受付台帳 をデータシートビューで表示し 集計行に 数量 フィールドの合計を表示してください 集計行の非表示集計行を非表示にするには ホーム タブ レコード グループの ( 集計 ) を再度選択します 1 T 受付台帳 2 ホーム レコード 3 数量 4 合計 83