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第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

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概要 気象の状況 6 月 10 日に九州の南海上にあった梅雨前線が 11 日には九州北部までゆっくり北上し 前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み 前線活動が活発化した 熊本県では 九州の西海上から発達した雨雲が次々に流れ込んで 大雨が降りやすい気象状況となった 大雨の状況 熊本県では 11 日朝

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

被害情報 平成 29 年 11 月 13 日 16 時 30 分発表熊本県危機管理防災課 平成 28(2016) 年熊本地震等に係る被害状況について 第 258 報 1 この数値は 現段階の速報値であって 確定値ではありません 速報値 1 1 被害状況 ( 平成 29 年 11 月 13 日 13:

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

Microsoft Word - 目次

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

02一般災害対策編-第3章.indd

スライド 1

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<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

<4D F736F F F696E74202D F093EF8A6D95DB8C7689E681768DEC90AC82CC8EE888F882AB2E B8CDD8AB B83685D>

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

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目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

(案)

平成28年4月 地震・火山月報(防災編)

島原市地域防災計画

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豪雨災害対策のための情報提供の推進について

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

22年5月 目次 .indd

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スライド 1

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

平成16年度 台風災害調査報告書(WEB).indd

第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

第8章 災害復旧計画

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

気象庁技術報告第134号表紙#.indd

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

特集大規模自然災害からの復旧 復興 参考 警察が検視により確認している死者数 50 名 災害による負傷の悪化または避難生活等における身体的負担による死者数 106 名 6 月 日に発生した豪雨による被害のうち熊本地震と関連が認められた死者数 5 名建物被害全壊 8,360 棟, 半壊 3

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

Microsoft Word 最終【資料-4】.docx

Microsoft Word - RIN81_第8章.doc

30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

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あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

- 総目次 - - 本編 - 第 1 章総則 第 2 章 災害予防計画 第 3 章 風水害応急対策計画 第 4 章 震災応急対策計画 第 5 章 大規模事故等応急対策計画 第 6 章 災害復旧復興計画 - 資料編 -

本編表紙&目次.

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

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新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

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平成 30 年度年法律第 57 号 ) 等により 要配慮者利用施設は 避難確保計画等の自然災害に関する計画 ( 以下 災害計画 という ) を作成することとなっており 災害計画の作成を促進するため 貴殿におかれても必要な支援に努められたい また 市町村が行う避難勧告等の発令に関する各種取組への積極的

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☆配布資料_熊本地震検証

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

(2) 本部の設置場所本部の設置場所は 原則として浦安市集合事務所 301 会議室とする (3) 関係機関との連絡体制関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を浦安市集合事務所に設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 連絡室は 浦安市集合事務所内に

平成17年7月11日(月)

Microsoft Word 提示_地域防災計画(概要版)ver21.doc


国土技術政策総合研究所 研究資料

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

避難を促す緊急行動 被災した場合に大きな被害が想定される国管理河川において 以下を実施 1. 首長を支援する緊急行動 ~ 市町村長が避難の時期 区域を適切に判断するための支援 ~ できるだけ早期に実施 トップセミナー等の開催 水害対応チェックリストの作成 周知 洪水に対しリスクが高い区間の共同点検

1. 災害の発生を未然に防止するため 防災事務に従事する者の安全確保にも留意した上で 職員の参集や災害対策本部の設置等適切な災害即応態勢の確保を図り 関係機関との緊密な連携の下に 特に以下の取組について万全を期すること 1 危険箇所等の巡視 点検の徹底河川等の氾濫 がけ崩れ 土石流等災害発生のおそれ

激甚災害制度について

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

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市町村支援の状況について

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の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

新規文書1

大規模災害時における罹災証明書の交付等に関する実態調査-平成28年熊本地震を中心として-

untitled


Microsoft PowerPoint - 修正●【HP版】概要版.ppt

みやこ町地域防災計画

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

施行通知(課長名)

( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

国の法令改正等の反映近年行われた国の法令改正や防災基本計画の修正内容を反映しました 市町村が 指定緊急避難場所及び指定避難所の指定を進めることを追加 市町村が 被災者の被害状況 配慮事項等を一元的に集約した被災者台帳を作成し 総合的かつ効果的な支援の実施に努めることを追加 首都直下地震対策特別措置法

スライド 1

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

7 制御不能な二次災害を発生させない 7-1) 市街地での大規模火災の発生 7-2) 海上 臨海部の広域複合災害の発生 7-3) 沿線 沿道の建物倒壊による直接的な被害及び交通麻痺 7-4) ため池 ダム 防災施設 天然ダム等の損壊 機能不全による二次災害の発生 7-5) 有害物質の大規模拡散 流出

防災業務計画 株式会社ローソン

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避難勧告等の 判断 伝達マニュアル ( 土砂災害編 ) ひと 緑がかがやく田園と交流のまち 安全に安心して暮らせるまちの実現に向けて ( 概要版 ) 平成 26 年 9 月 1 日 北海道長沼町

( 熊本県防災情報メールサービスに関すること ) 熊本県危機管理防災課電話

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

Transcription:

2012 年 7 月 12 日発生の 熊本広域大水害の災害対応 熊本県知事公室危機管理防災課審議員井芹護利 1

本日の内容 Ⅰ 自己紹介 熊本県の紹介 Ⅱ 熊本広域大水害 Ⅲ 災害対応における各機関の役割分担 Ⅳ 各機関との連携状況 Ⅴ 復旧 復興 Ⅵ 熊本県地域防災計画 Ⅶ 災害対応に係る課題等 Ⅷ 課題に対する対策 ( 災害への備え ) 2

Ⅰ 1 自己紹介 2 熊本県の紹介 3

- 1 自己紹介 - 所 属 : 熊本県知事公室危機管理防災課 職 氏名 : 審議員井芹護利 年齢 :54 歳 (1959 年生まれ ) 職歴 :1984 年 4 月熊本県庁入庁 2007 年 4 月 ~ 危機管理担当 2013 年 4 月 ~ 危機管理 防災担当 4

- 2 熊本県の紹介 - 1 熊本県の位置 2 熊本県の主な災害 5

熊本県の位置 Fukuoka Pref. Saga Pref. Oita Pref. Nagasaki Pref. Kumamoto Pref. 熊本城 Miyazaki Pref. Kagoshima Pref. 阿蘇草千里 天草五橋 6

2 熊本県の主な災害 近年の災害発生状況 ( 死者 10 名以上 ) 時 期 要 因 被害地域 人的被害 1972 年 7 月 豪雨による水害 天草 球磨地方 死者 行方不明 123 名 1973 年 11 月 火災 ( 大洋デパート ) 熊本市 死者 103 名 1982 年 7 月 豪雨による水害 芦北 球磨地方 死者 行方不明 24 名 1984 年 6 月 豪雨による水害 五木村 死者 行方不明 16 名 1985 年 8 月 台風による水害 天草 芦北地域 死者 12 名 1990 年 6 月 豪雨による水害 阿蘇地方 死者 17 名 1999 年 9 月 台風による高潮 不知火町 死者 12 名 2003 年 7 月 豪雨による土石流 水俣市 死者 19 名 2012 年 7 月豪雨による土石流阿蘇地区死者 23 名 行方不明 2 名 7

1990 年 6 月土砂災害 ( 旧一の宮町 ( 現阿蘇市 ) 8

1999 年 9 月 23 日 ~24 日高潮災害 ( 宇城市不知火町 ) 9

2003 年 7 月 19 日土石流災害 ( 水俣市 ) 10

2012 年 7 月 12 日熊本広域大水害 ( 県下一円 ) 11

Ⅱ 熊本広域大水害について 1 降雨の概要 2 被害の規模 12

1. 降雨の概要 ( 平成 24 年 7 月 13 日熊本地方気象台資料を加工 ) アメダス降水量の時系列図 (7 月 11 日 ~13 日 12 時 ) これまでに経験したことのないような大雨 7 月 12 日 6:45 熊本地方気象台 未明から 5 時間の降水量が 平年の梅雨期の約半分 量(リ)リ)20.0 阿蘇乙姫 120.0 1 100.0 時間 80.0 雨 60.0 40.0 ミ 600 500 400 300 200 100 期間積算雨量(ミ 参考 阿蘇乙姫の降水量 年間降水量 : 約 2,800mm ( うち梅雨期 : 約 1,100mm) 0.0 3 6 9 1215 18 21 24 3 6 9 1215 18 21 24 3 6 9 12 11 日 12 日 13 日 時 0 1 時間雨量期間積算雨量 観測史上最大の降水量 阿蘇乙姫 ( 阿蘇市 ) 1 時間 :108.0mm 3 時間 :288.5mm 24 時間 :507.5mm 13

気象レーダー画像 (7 月 12 日 02 時 ~7 月 12 日 07 時 1 時間毎 ) 12 日 02 時 12 日 03 時 12 日 04 時 12 日 05 時 12 日 06 時 12 日 07 時 14

アメダス総降水量の分布図 (7 月 11 日 02 時 ~13 日 12 時 ) 菊池 ( 菊池市 ) 358.5mm 阿蘇乙姫 ( 阿蘇市 ) 549.5mm 熊本 ( 中央区 ) 212.0mm 阿蘇山 ( 南阿蘇村 ) 404.5mm 五木 ( 五木村 ) 410.5mm 15

延長約500m 阿蘇市 坂梨地区 16

白川水系の流域図 阿蘇外輪山 凡例流域界市町村界 JR 17

阿蘇市狩尾地区 18

熊本市陳内地区 19

熊本市陳内地区 20

2. 被害の概要 調査中のものも含まれるため 数値は変動する場合がある 人的被害 (7 月 27 日 9 時現在 ) 人数 市町村別内訳 死 者 23 人 阿蘇市 21 南阿蘇村 2 行方不明者 2 人 阿蘇市 1 高森町 1 重 傷 者 3 人 南阿蘇村 2 阿蘇市 1 軽 傷 者 8 人 熊本市 3 菊池市 2 他 計 36 人 住家被害 (7 月 27 日現在 9 時現在 ) 棟数 参考 福岡 4 大分 3 福岡 2 福岡 10 大分 3 福岡 16 大分 6 市町村別内訳 法の適用市町村 災害救助法熊本市 阿蘇市 産山村 高森町 南阿蘇村 被災者生活再建支援法県内全市町村 全 壊 125 棟 熊本市 61 阿蘇市 44 南阿蘇村 9 相良村 3 五木村 3 他 半 壊 140 棟 熊本市 104 阿蘇市 30 大津町 2 五木村 2 南阿蘇村 1 他 床上浸水 1,912 棟 阿蘇市 1,357 熊本市 362 菊池市 72 菊陽町 29 芦北町 29 他 床下浸水 1,748 棟 阿蘇市 989 熊本市 283 菊池市 117 芦北町 101 菊陽町 52 他 一部破損 67 棟 阿蘇市 50 菊池市 4 芦北町 4 熊本市 3 他 計 3,992 棟 21

熊本広域大水害における各分野ごとの被害状況 被害総額 68,198 百万円 ( 主な分野 ) 公共土木施設等 15,405 百万円 農林水産関係 45,669 百万円 商工業等 4,765 百万円 教育関係施設 508 百万円 福祉 医療施設 1,288 百万円 環境生活関係 459 百万円 警察施設 51 百万円 被害額は 現時点で判明している分であり 今後変わる可能性があります ( 参考 ) 過去の災害 年度 災害 被害額 ( 百万円 ) 平成 2 年 豪雨による水害 ( 阿蘇一の宮町土石流災害 ) 100,192 平成 11 年 台風 18 号災害 ( 不知火町松合高潮等 ) 108,616 平成 15 年 水俣土石流災害 17,613 22

Ⅲ 災害対応 ( 特に救出 救助 ) にお ける各機関の役割分担について 1 防災情報の伝達の流れ 2 救出 救助 3 住民避難 被災者支援 23

1. 防災情報の伝達の流れ 都道府県 市町村 警察 防災無線広報車戸別呼びかけ 地方気象台等 消防 報道機関 住民 24

2. 救出 救助 1 自衛隊 災害が発生した市町村長からの要求により 都道府県知事が 自衛隊に災害派遣を要請 要請を受けた主要な災害派遣活動自衛隊は 被災地に部隊を派遣し 救出 救助を含む災害派遣活動を実施 25

2 警察 災害が発生し 又は発生するおそれがある場合には 情報の収集 救出救助活動 避難誘導 緊急交通路の確保等の災害警備活動を迅速に実施 3 消防本部 消防団 市町村が設置 ( 消防本部は 市町村又は 一部事務組合が設置 ) 水火災又は地震等の災害を防除し これら災害による被害を軽減するほか 災害等による傷病者の搬送を行う 26

救出 救助活動の概要 以下の機関が連携して 7 月 12 日 ~14 日まで 確認できたもので 329 人を救出 救助 消防本部 消防団 熊本県警察 陸上自衛隊 熊本海上保安部 国土交通省九州地方整備局 社団法人熊本県建設業協会 NPO 法人九州救助犬協会 関係市町村 熊本県 出動状況自衛隊 : 延べ 3,974 人 日 (7/12~7/19) 県警察 : 延べ 3,144 人 日 (7/12~9/17) 消防本部 ( 県内 13 本部 ): 延べ 1,441 人 日 (7/12~7/16) 27

3. 住民避難 被災者支援 住民避難 市町村職員や消防団 自主防災組織が連携して 市町村が指定した避難所へ住民を避難 誘導 警察は 交通整理等を実施 被災者支援 避難所では 市町村職員 自主防災組織 住民ボランティア 民間企業等が協力して 避難者に毛布や食糧の支給等を実施 大規模避難の場合 自衛隊が民生支援を実施 28

Ⅳ 災害対応等における関係機関と の連携状況について 1 災害対応時の連携の例 2 各機関の活動調整等の例 29

1. 連携の例 1: 熊本市龍田陳内地区 県防災消防ヘリ =16 名救出自衛隊ヘリ =16 名救出合計 32 名救出死者数 0! 30

31

1. 連携の例 2: 阿蘇市の土石流現場 熊本県建設業協会では 県からの要請を受け 行方不明者捜索の環境作りのため 重機による土砂の除去や流木を切っての道路啓開など 建設業の技術を活かした作業を実施 32

1. 連携の例 3 : 被災自治体の機能低下のフォロー 防災情報の伝達避難勧告や土砂災害警戒情報をエリアメールに入力する作業を 被災市町村に代わって県が実施 被災市町村へ県職員を派遣県が被災市町村に職員を派遣し 市町村の災害対策本部業務や保健医療業務等を支援 33

2. 各機関の活動調整の例 1 : 県災害対策本部会議 34

2. 各機関の活動調整の例 2 : 阿蘇市における関係機関の活動調整会議 35

2. 各機関の活動調整の例 3 阿蘇市役所内に設置された災害対策本部の一室に自衛隊や警察が詰め 日々活動に関する情報交換を実施 36

2. 各機関の活動調整の例 4 ー 1 : 孤立対策訓練時の現地本部運営訓練 37

2. 各機関の活動調整の例 4 ー 2 :2013 熊本県孤立地域に係る防災実動訓練 38

Ⅴ 復旧 復興について 熊本広域大水害からの復旧 復興プラン 39

~ 被害に遭ったのが 自分の家族だっ たらどうするか と考え 深い愛情と 熱い思いを持って復興に取り組む ~ 復旧 復興プランの趣旨 復旧 復興をより一層スピード感を持って的確に進めていくため 取組状況と今後の方向性の全体像を明確にする 関係機関等とこのプランを共有し 早期の復旧と将来を見据えた 創造的な復興 を同時に成し遂げる 40

復旧 復興の 3 原則 1 被災された方々の痛みを最小化する 2 単に元あった姿に戻すだけでなく 創 造的な復興を目指す 3 復旧 復興を熊本の更なる発展につな げる 41

復旧 復興の基本方針 Ⅰ 防災 減災体制の強化 Ⅱ くらしの再生 Ⅲ 地域経済の再生 Ⅳ 地域を支える社会基盤の復旧 復興 42

Ⅰ 防災 減災体制強化住民避難モデル実証事業 ( 予防的避難 ) < 事業の流れ ( イメージ )> 大雨等が予想される際 日没前の危険が差し迫っていない段階で 住民の避難を促す 実施市町村に対し 経費の 2 分の 1 を 県が助成 43

Ⅱ くらしの再生 1 〇木造応急仮設住宅の建設 安らぎの中で避難生活ができるよう仮設住宅を木造で建設 将来の再利用を想定し 仮設住宅のモデルプランを策定 〇 みんなの家 プロジェクト 仮設住宅入居者の癒しと集いの場 みんなの家 を建設 仮設住宅 ( 木造の温もり ) みんなの家 ( いこいの場の提供 ) 熊本県の被災住民支援阿蘇 みんなの家 プロジェクト ( 阿蘇市 ) 2 戸 1 棟を基本 将来の住居としての使用も想定 県産木材 八代産畳表の使用 県産木材を使用した木造の談話室を整備 44-5-

Ⅱ くらしの再生 2 ー 1 〇災害廃棄物仮置き場の選定 既存の廃棄物置き場が 洪水で浸水 仮置き場の近くに学校給食センターがあり 衛生上の観点から 防疫や仮置き場の早急な処理 撤去が課題 〇災害廃棄物の適正な処理 被災地の復旧を急ぐあまり 分別されていない混合廃棄物が 仮置き場に搬入 大量発生した災害廃棄物の分別が 大きな課題 45

Ⅱ くらしの再生 2 ー 2 災害廃棄物の処理対策 災害廃棄物仮置き場の事前選定 災害廃棄物の分別搬入の徹底 災害廃棄物の収集運搬 防疫にお ける民間事業者との協定の締結 46

Ⅲ 地域経済の再生 1 農林水産業 〇将来の稼げる農業に向けた農地嵩上げや農地集積 大区画化 未整備農地の整備促進 流入土砂を活用し 農地を嵩上げ 5 箇所 74ha 農家の意向を踏まえ担い手等への農地集積 農地の大区画化 流入土砂を活用した農地嵩上げの取り組み 土砂の受入状況区画整理嵩上げ後 ( イメージ ) 47

Ⅲ 地域経済の再生 2 観光地振興 〇世界文化遺産登録を目指す阿蘇地域にふさわしい公共工事 熊本大学の専門家の協力を得てワーキングを集中開催し 以下を提案 公共工事における景観コントロール( 景観に配慮した工法等 ) 文化的景観保全の手法として 災害で流出した資材の再利用等 提案を受け 砂防施設 治山施設の整備等で実施 完成 ( イメージ図 ) 現地採取石材を利用した砂防施設 ( 阿蘇市 ) -7- 県産木材を使用した残置式型枠により築造した治山施設 ( 産山村 ) 48

Ⅳ 地域を支える社会基盤の復旧 復興 1 道路 国道 57 号 滝室坂 の抜本的対策 〇中九州横断道路にも活用可能な形での整備を国に要望平成 25 年 5 月に新規事業化決定 中九州横断道路の整備区間に指定 事業概要 事業主体 : 国土交通省 事業着手 : 平成 25 年度 延長 :6.3 km ( うちトンネル 4.6 km ) 計画諸元 :2 車線 80 km /h 事業費 :230 億円 (H25 年度は 0.5 億円 ) 至大分市 復旧前 H24.7.12 被災箇所 国道 57 号 現道の災害復旧工事を施工中 (H25.11) 至熊本市至熊本市 滝室坂道路の整備イメージ ( 国土交通省公表資料を基に県作成 ) 49

Ⅳ 地域を支える社会基盤の復旧 復興 2 砂防 治山 〇景観に配慮した治山 砂防えん堤の整備 県産木材を利用した残置式型枠による治山施設の整備 被災直後 工事完成 治山ダム設置箇所 高森町上色見 〇土砂災害が発生した地域における安全な場所への移転支援の検討 被害のあった地区住民に対し 今後の住まいに関する意向調査を実施 50-12-

Ⅵ 熊本県地域防災計画について 1 防災計画の体系 2 熊本県の地域防災計画の概要 3 防災計画に基づく日頃の準備 4 災害時における取組み 51

1. 防災計画の体系 国 県 市町村 防災基本計画 中央防災会議が作成する防災に関する総合的かつ長期的な計画で 防災上 最上位の計画 県地域防災計画 県防災会議が防災基本計画に基づき作成 県の地域に係る防災に関し 県等の機関が処理すべき業務の大綱を規定 市町村地域防災計画 市町村防災会議が防災基本計画に基づき作成 市町村の地域に係る防災に関し 市町村等が処理すべき業務の大綱を規定 県の計画に抵触す 52 るものであってはならない

2. 熊本県の地域防災計画の概要 災害予防計画 災害危険地域指定計画 防災訓練計画 防災業務施設整備計画 避難収容計画 自主防災組織育成計画等 一般災害対策編 災害応急対策計画 自衛隊災害派遣要請計画 救出計画 警報等伝達計画 医療救護計画 食糧供給計画 住宅応急対策計画 等 災害復旧計画 公共土木施設災害復旧計画 農林水産業施設災害復旧計画 等 地震 津波災害対策編 災害予防計画 災害応急対策計画 建築物等災害予防計画 海岸対策計画 電力施設災害予防計画 避難収容計画 都市ガス施設災害予防計画等 自衛隊災害派遣要請計画 救出計画 地震津波情報伝達計画 医療救護計画 食糧供給計画 建築物 住宅等応急対策計画等 災害復旧計画 公共土木施設災害復旧計画 農林水産業施設災害復旧計画 等 53

3. 防災計画に基づく日頃の準備 防災関係機関間の情報伝達体制の確認 地方気象台等都道府県市町村 災害応援協定締結 防災広報 啓発 54

指定緊急避難場所 指定避難所の指定 改正前の災害対策基本法では 特段の規定なし 津波や水害時 災害想定区域内の避難所が被災 指定緊急避難場所 法律改正 指定避難所 災害が発生した場合に その危険から逃れるための避難場所 家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させる施設 指定基準 安全区域内に立地していること 洪水 土石流 地震 津波等に対して安全な構造であること等 指定基準 被災者数に対し 十分な面積を有すること 物資の輸送等が比較的容易な場所にあるもの等 市町村長が指定 (2014 年 4 月 ~) 55

4. 災害時における取組み 1 日頃の情報伝達訓練を踏まえ 迅速かつ正確に情報伝達が実施 56

2 災害時の応援協定を締結した建設業団体の協力の下 土石流現場での救助作業 57

3 住民への防災広報 啓発により 災害時の迅速かつ円滑な避難に繋がる 58

Ⅶ 災害対応に係る課題等について 1 県による検証 2 検証から見えてきた主な課題 59

1. 県による検証 ( 熊本広域大水害の災害対応に係る検証 ) 災害発生直後の初動期における次の7 項目の取組みについて検証 1 気象関係情報の伝達 2 市町村の避難勧告等の発令 住民への伝達 3 住民避難 自助 共助の取り組み 4 救出 救助活動 5 避難者への支援 6 被災市町村への人的支援 7 県の災害対策本部の対応及び体制 60

2. 検証から見えてきた主な課題 1 深夜の突発的豪雨の中での情報伝達 避難の在り方 深夜( 就寝中 ) には 防災行政無線のサイレンの音は聞こえない 豪雨と落雷の中 住民が避難行動を取ることは 2 次被害を招きかねない 消防団の戸別訪問による避難指示の伝達も 豪雨と落雷の中では 限界があった 61

2 避難者への支援 避難所の開設に時間がかかった 災害用に備蓄していた物資が不足 大勢の人が集まる避難所において 女性の視点への配慮が足りなかった 3 被災市町村への支援 被災市町村への県職員や他の市町村職員の派遣体制が整備されていなかった 被災市町村自体が 災害対応に追われ 他の機関への支援要請ができなかった 62

Ⅷ 課題に対する対策 ( 災害への備え ) 1 自助の取組み 2 共助の取組み 3 公助の取組み 63

1. 自助の取組み 1 住民の防災意識の醸成防災情報の収集避難経路等の確認 垂直避難 水平避難 64

2 予防的避難 ( 夕方明るい時間帯の早めの避難 ) 梅雨期や台風などで深夜に大雨が予測される場合の 夕方 明るい内からの予防的避難を実施 65

2. 共助の取組み 1 自主防災組織 組織結成の促進 自主防災組織 とは 自分たちの地域は自分たちで守る ことを目的に 地域 ( 多くは 自治会や町内会 ) で自発的に結成され 防災活動を行う組織 66

2 住民避難訓練の充実 図上訓練 実動訓練 67

3. 公助の取組み 1 防災関係情報の伝達体制の強化 気象台から県への重要情報 ( 記録的短時間大雨情報など ) の伝達は システムによる伝達に加え 電話により直接伝達 県から市町村への伝達も 気象の今後の見通しを含め 電話により直接伝達し 注意喚起を実施 68

2 市町村職員の対応能力向上に向けた支援 市町村職員対象とした防災実務研修会 市町村職員対象とした図上訓練 69

3 被災市町村の支援体制の強化 大規模災害対応業務職員の派遣体制整備災害情報や被災市町村のニーズ把握のため 予め派遣職員名簿を整備し 大規模災害が発生した場合 速やかに職員を派遣 ガイドラインの作成避難所が円滑に運営できるように 県でガイドラインを作成し 市町村に提供 民間等との災害時協定締結の促進災害時に民間団体等が様々な支援を提供できるよう 民間団体等と市町村間の協定締 結を支援 70

ありがとうございました 熊本県危機管理防災課 71