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(3) 可処分所得の計算 可処分所得とは 家計で自由に使える手取収入のことである 給与所得者 の可処分所得は 次の計算式から求められる 給与所得者の可処分所得は 年収 ( 勤務先の給料 賞与 ) から 社会保険料と所得税 住民税を差し引いた額である なお 生命保険や火災保険などの民間保険の保険料およ

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「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

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市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22


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Transcription:

買物行動 貯蓄 投資に関する 消費者アンケート調査報告 平成 23 年 3 月 愛知県県民生活部県民生活課

目 次 Ⅰ 調査の概要 1 Ⅱ 調査結果 2 1 日常の買物行動について 2 (1) 日常よく利用する店舗 2 (2) 日常の買物における行動 3 (3) 商品等の購入に当たって重視すること 4 (4) 買物する際の情報収集の手段 5 (5) 小売業界への要望 6 (6) 支払い手段 7 2 金融資産の貯蓄 投資について 8 (1) 家庭の主な収入源 8 (2) 貯蓄 投資の有無 8 (3) 毎月の収入からの貯蓄 投資額の割合 9 (4) 貯蓄 投資の目的 10 (5) 貯蓄額についての満足度 11 (6) 安心できる貯蓄額 11 (7) 金融商品の選択基準 12 (8) 貯蓄 投資に関する情報の考え方 12 (9) 元本割れの経験とその受け止め方 13

Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的平成 21 年 11 月 政府は ほぼ 3 年ぶりにデフレ宣言を行いました その後の消費者物価指数も 前年比マイナスで推移しており 日本経済は デフレが慢性化した状態にあるといわれています また 米国のサブプライムローン問題に端を発した世界同時不況の影響等により悪化した我が国の景気は 自律的な回復基盤がいまだ脆弱な中 依然として厳しい水準で推移している為替市場や海外経済の減速といった外的要因により回復が遅れ 消費は低迷しています このアンケートは こうした状況における買物や貯蓄 投資に関する消費者の意識の変化を調査し 今後の消費者行政を推進する上での基礎資料とするとともに 調査結果を関係業界団体等に送付し 消費者意向の反映を図るため アンケートを実施しました 2 調査の実施期間平成 22 年 11 月 12 日から 11 月 26 日まで ( 郵送による ) 3 調査対象者愛知県消費生活モニター 380 名 ( 回答者数 374 名回収率 98.4%) 4 標本属性 (1) 性別女性 284 名 (75.9%) 男性 90 名 (24.1%) (2) 年代 20 歳代 15 名 (4.0%) 30 歳代 76 名 (20.3%) 40 歳代 92 名 (24.6%) 50 歳代 63 名 (16.8%) 60 歳以上 128 名 (34.2%) (3) 職業別自営業 自由業 14 名 (3.7%) 勤めている( 常勤 ) 41 名 (11.0%) パート アルバイト 85 名 (22.7%) 専業主婦 165 名 (44.1%) 無職 その他 68 名 (18.2%) 無回答 1 名 (0.3%) ( 注 ) 調査結果の数値 ( 率 ) は小数第 2 位を四捨五入しているため 合計が 100% にならない場合があります 消費生活モニターは 危険と思われる商品 不当な表示 悪質商法 生活必需品等の需給 価格動向などの観察 通報や 消費生活に関する意見 要望の提出等を職務としており 公募と市町村推薦により募集し 各市町村の世帯数や年齢バランスなどを考慮して選考 配置しています このため 標本の属性としては 性別では約 76% が女性 職業別では約 44% が専業主婦といった特性を有しており 調査結果の分析にはこれらの特性に注意する必要があります -1 -

Ⅱ 調査結果 1 日常の買物行動について (1) 日常よく利用する店舗 概要 食料品 日用雑貨品 衣料品の購入で総合スーパーを利用する人が多い 商品ごとに主に利用する店舗等を 2 つ以内の複数回答で尋ねたところ 食料品 日用雑貨品 衣料品 については 総合スーパー で購入すると回答した人が多くなっています 通信販売 について見てみると 衣料品( 下着 肌着 ) が 12.3% 家電製品 が 12.0% 書籍 が 12.6% となっています 日常よく利用する店舗 百貨店 総合スー食料品 スー中心 ムセン 農協 生ター協店舗 専門チェーン店 一般小売店 コンビニエンスストア ディスカウントストア ドラッグストア 1 0 0 円ショップ 通信販売 その他 食料品 ( 生鮮食品 ) 3.5% 63.4% 86.9% 0.3% 21.4% 1.1% 3.5% 0.5% 1.3% 0.3% 0.5% 0.8% 1.9% 食料品 ( 生鮮食品以外 ) 2.7% 71.4% 69.5% 3.2% 14.2% 2.4% 3.2% 1.9% 2.9% 7.5% 1.3% 1.1% 1.9% 日用雑貨品 ( 台所用品等 ) 1.6% 48.4% 7.5% 57.0% 2.1% 4.3% 2.1% 0.5% 9.6% 35.6% 13.9% 1.1% 0.3% 衣料品 ( 上着 ) 34.8% 63.4% 1.3% 1.6% 0.8% 45.2% 13.4% 0.0% 5.1% 0.0% 0.5% 8.8% 2.4% 衣料品 ( 下着 肌着 ) 14.7% 74.9% 2.9% 2.4% 1.3% 34.8% 13.4% 0.0% 9.4% 1.1% 1.3% 12.3% 0.8% 医薬品 1.3% 20.3% 0.5% 1.1% 0.0% 10.7% 6.1% 2.7% 5.1% 91.2% 0.5% 0.8% 1.3% 家電製品 0.5% 13.9% 0.3% 19.5% 0.3% 75.7% 12.0% 0.3% 23.3% 1.1% 0.0% 12.0% 0.8% 書籍 4.0% 25.9% 0.3% 0.3% 0.5% 58.0% 37.7% 5.1% 2.9% 0.0% 0.8% 12.6% 4.0% 贈答品 66.0% 53.5% 4.5% 0.3% 1.6% 10.7% 9.6% 0.5% 1.6% 0.0% 0.3% 10.7% 1.6% -2 -

(2) 日常の買物における行動 概要 多くの人が チラシを読むなどの情報収集をしたり いくつかの店や商品を比較したり 計画的な買物を心がけるなど 堅実な行動をとっています 消費者の日常の買物行動 態度については 6 割以上の人が 日頃から商品の情報 ( チラシや広告 インターネット等 ) をよく収集している (73.8%) 買物はいくつかの店や商品を比較してから行う (62.0%) と回答しており 堅実な行動がうかがえます なお 特売やセールによく出かけるほうである は 47.1% 低価格商品を積極的に購入している は 46.8% となっています 日常の買物における行動 日頃から商品の情報をよく収集している 73.8% 17.1% 9.1% 買物はいくつかの店や商品を比較してから行う 62.0% 27.0% 11.0% ムダな物を買わないように計画的な買物を行う 57.8% 35.0% 7.2% 商品が有名メーカーで生産されたものかどうか気にする 52.4% 36.6% 11.0% 新製品が出るととりあえず買ってみたい 14.7% 31.8% 53.5% 特売やセールによく出かけるほうである 47.1% 39.0% 13.9% 低価格商品を積極的に購入している 46.8% 42.8% 10.4% 価格よりも利便性を重視した買物を行う 34.8% 54.8% 10.4% 多少高くても環境に配慮した商品を買う 22.5% 60.2% 17.4% 買物袋を持参する 91.7% 6.4% 1.9% 過剰包装を断る 68.2% 25.4% 6.4% 容器 包装等のリサイクルに熱心な店に行く 20.9% 60.2% 19.0% 商品の原産国 ( 地 ) 製造国を気にする 84.8% 11.2% 4.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% はいどちらともいえないいいえ -3 -

(3) 商品等の購入に当たって重視すること 概要 多くの人が 価格 と 品質や機能 を重視しています 消費者が商品等を購入する際に重視する項目について 価格 品質や機能 など 7 つの項目を例示し 11 種類の商品ごとに 2 つ以内で尋ねたところ 価格 と 品質や機能 を重視する傾向が見られました 自動車 家電製品 パソコン などの耐久財については アフターサービス を重視する人が多く見られました なお その他の意見として 外食 では 味や評判をもとに店を選ぶという意見が多く見られました 商品購入の際の重視項目 食料品 ( 生鮮食品 ) 食料品 ( 生鮮食品以外 ) 日用雑貨品 ( 台所用品等 ) 衣料品 ( 上着 ) 衣料品 ( 下着 肌着 ) 医薬品 自動車 家電製品 パソコン 贈答品 外食 0% 20% 40% 60% 80% 価格 材質 安全性 耐久性等 メーカー ブランド 生産地等 の品質や機能 デザイン 外観等 購入店舗 アフターサービス その他 -4 -

(4) 買物する際の情報収集の手段 概要 8 割以上の人が紙媒体により情報収集をしています 消費者が買物する際に よく利用する情報収集の手段を 2 つ以内の複数回答で尋ねたところ 紙媒体によるチラシや広告 ( 例 : 新聞折込チラシ 雑誌広告等 ) と回答した人が全体では 85.8% で最も多く 年代別に見ると 60 歳以上が 91.4% 50 歳代が 85.7% 40 歳代が 84.8% 30 歳代が 81.6% 20 歳代が 66.7% となっています 一方 インターネット と回答した人は全体では 33.4% で 年代別に見ると 20 歳代 30 歳代 40 歳代がほぼ同等 ( 約 47%) となっており 60 歳以上は 13.3% と低くなっています 情報収集手段 紙媒体によるチラシや広告 ( 例 : 新聞折込チラシ 雑誌広告等 ) インターネット 全体 20 歳代 友人 知人の口コミ情報 30 歳代 テレビ ラジオ 40 歳代 情報収集しない 50 歳代 その他 60 歳以上 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% -5 -

(5) 小売業界への要望 概要 低価格での販売を求めている人が増加しています 消費者が生活用品を購入するに当たり 小売業界に対して要望したい項目について 2 つ以内の複数回答で尋ねたところ 商品の特徴や原産地 生産国 ( 産地 ) 等の表示を分かりやすくする が 39.6% より品質の良い商品を販売する が 36.6% と高い回答率となりました それらに次いで 低価格販売の努力をする (29.7%) 商品の品揃えを充実する (25.7%) が 20% 超の回答率となっています 昨年の調査結果と比較すると より品質の良い商品を販売する 環境に配慮した商品販売をする を選んだ人が減少し 低価格販売の努力をする を選択した人が増加しました 小売業界に対して要望したいこと 商品の特徴や原産地 生産国 ( 産地 ) 等の表示を分かりやすくする より品質の良い商品を販売する 39.6% 40.1% 36.6% 45.6% 低価格販売の努力をする商品の品揃えを充実する商品の陳列を整理し分かりやすくする環境に配慮した商品販売をする店員の対応を良くする駐車場を十分に確保する PB 商品 ( プライベートブランド商品 ) の開発に努める営業時間を延長する特にないその他 29.7% 24.0% 25.7% 22.9% 15.2% 15.4% 14.2% 20.6% 12.3% 10.4% 7.2% 4.4% 6.7% 9.4% 1.9% 1.6% 0.5% 0.3% 1.3% 1.0% 21 年度 22 年度 0% 10% 20% 30% 40% 50% -6 -

(6) 支払い手段 概要 家電製品については クレジットカードで支払う人が最も多い 公共料金については 口座振替で支払う人が多い 商品等を購入する際の支払い手段を尋ねたところ 食料品 日用雑貨品 ( 台所用品等 ) 衣料品 医薬品 書籍 贈答品 について 現金 と回答した人が最も多くなりました なお 衣料品 贈答品 については 現金 と クレジットカード の回答率がほぼ同等でした 家電製品 については クレジットカード と回答した人が最も多く 公共料金 では 口座振替 と回答した人が最も多くなりました なお 電子マネー プリペイドカード については 食料品 が 7.0% と最も高くなっています 支払い手段 食料品 日用雑貨品 ( 台所用品 ) 衣料品 医薬品 7.0% 1.1% 0.0% 2.9% 0.0% 0.3% 2.4% 0.8% 0.0% 1.3% 0.5% 0.3% 21.4% 27.0% 20.9% 36.4% 48.9% 47.1% 69.8% 69.0% 76.2% 家電製品書籍贈答品公共料金 0.8% 1.1% 0.0% 6.4% 13.6% 0.0% 4.0% 1.6% 1.3% 0.3% 8.8% 0.5% 0.0% 23.0% 50.0% 46.0% 61.0% 66.8% 75.1% 0% 20% 40% 60% 80% 現金 電子マネー プリペイドカード その他 クレジットカード 口座振替 -7 -

2 金融資産の貯蓄 投資について (1) 家庭の主な収入源 概要 6 割以上の家庭では 主な収入源は 給料などの就業収入 です 家庭の主な収入源を尋ねたところ 66.6% の人が 給料などの就業収入 30.7% の人が 年金 と回答しました 不動産収入 1.1% 貯蓄の取り崩し 0.5% 家庭の主な収入源 親やこども等の援助 0.5% その他 0.5% 年金 30.7% 給料 66.6% (2) 貯蓄 投資の有無 概要 約 8 割の人が貯蓄 投資していると回答しました 現在 貯蓄 投資をしているかを尋ねたところ 全体では 80.5% の人が している 19.5% の人が していない と回答しました 年代別では している と回答したのは 30 歳代が最も多く 次に 20 歳代 40 歳代 50 歳代となり 60 歳以上は最も少なくなっています 貯蓄 投資の現状 全体 80.5% 19.5% 20 歳代 86.7% 13.3% している 30 歳代 92.1% 7.9% 40 歳代 87.0% 13.0% 50 歳代 79.4% 20.6% していない 60 歳以上 68.8% 31.3% 0% 20% 40% 60% 80% 100% -8 -

(3) 毎月の収入からの貯蓄 投資額の割合 概要 1 割以上 ~2 割未満 と回答した人が最も多い 家庭での毎月の貯蓄 投資額は毎月の収入の何割ぐらいかを尋ねたところ 全体では 1 割以上 ~2 割未満 が 29.9% と最も多く 次いで 1 割未満 が 27.8% 2 割以上 ~3 割未満 が 11.0% となっています 月収入の貯蓄 投資額の割合 1 割未満 1 割以上 ~2 割未満 2 割以上 ~3 割未満 3 割以上 ~4 割未満 4 割以上 ~5 割未満 全体 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳以上 5 割以上 よく分からない 無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% -9 -

(4) 貯蓄 投資の目的 概要 貯蓄 投資の目的 1 位 病気等不測の事態に備える 2 位 老後の生活資金 3 位 こどもの教育資金 貯蓄 投資をする目的を 2 つ以内の複数回答で尋ねたところ 病気や災害等の不測の事態に備える が 44.9% 老後の生活資金 が 38.0% こどもの教育資金 が 27.3% とくに目的はないが 安心のため が 13.4% などとなっています 貯蓄 投資の目的 病気や災害等の不測の事態に備える 44.9% 老後の生活資金 38.0% こどもの教育資金 27.3% とくに目的はないが 安心のため旅行 レジャー 趣味の資金マイホームの購入 リフォームや建替等の資金高額商品購入資金 13.4% 11.8% 11.5% 10.7% 遺産として子孫に残してやりたい その他 0.8% 3.5% 0% 10% 20% 30% 40% 50% - 10 -

(5) 貯蓄額についての満足度 概要 6 割強の人が今の貯蓄額について 満足していません 家庭の今の金銭的な貯えについて 満足しているかを尋ねたところ 全体では いいえ が 63.9% はい が 19.8% 分からない は 15.2% になっています 貯蓄額についての満足度 全体 19.8% 63.9% 15.2% 1.1% 20 歳代 6.7% 66.7% 20.0% 6.7% 30 歳代 17.1% 67.1% 15.8% 0.0% 40 歳代 18.5% 64.1% 16.3% 1.1% 50 歳代 17.5% 60.3% 19.0% 3.2% 60 歳以上 25.0% 63.3% 11.4% 0.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% はいいいえ分からない無回答 (6) 安心できる貯蓄額 概要 1000 万円以上 ~3000 万円未満 と 3000 万円以上 ~5000 万円未満 と回答した人が共に約 25% となっています 家庭での金銭的な貯えが最低いくらあれば安心できるかを尋ねたところ 3000 万円以上 ~5000 万円未満 が 25.7% と最も多く 次に 1000 万円以上 ~3000 万円未満 が 24.6% また いくらあっても安心できない が 14.7% となっています 安心できる貯蓄額 500 万円未満 3.5% 500 万円以上 ~1000 万円未満 12.0% 1000 万円以上 ~3000 万円未満 24.6% 3000 万円以上 ~5000 万円未満 25.7% 5000 万円以上 ~1 億円未満 11.5% 1 億以上 7.2% いくらあっても安心できない 14.7% 金銭的な貯えがなくても安心できる 0.8% 0% 10% 20% 30% -11 -

(7) 金融商品の選択基準 概要 元本の保証 を基準に金融商品を選ぶ人が多い 貯蓄 投資をする場合に どのようなことに最も重点をおいて選んでいるかを尋ねたところ 元本の保証 が 51.3% 利回りの良さ が 21.7% 取扱金融機関の信用性 が 14.4% などとなっています 金融商品の選択基準 元本の保証利回りの良さ取扱金融機関の信用性少額での預け入れ 引き出しのしやすさ将来の値上がりに対する期待感換金性の良さ商品内容の分かりやすさその他 5.6% 4.0% 1.3% 0.8% 0.8% 21.7% 14.4% 51.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% (8) 貯蓄 投資に関する情報の考え方 概要 約 34% の人が団体や企業が提供している貯蓄 投資に関する情報について 金融機関に都合の良いことが多く書かれている感じがする と回答しました 現在 さまざまな団体や企業が提供している貯蓄 投資に関する情報について どう思うかを尋ねたところ 金融機関に都合の良いことが多く書かれている感じがする が 33.7% 用語や内容が難しく 説明不足で 分かりにくい が 28.3% となっています 貯蓄 投資に関する情報の考え方 金融機関に都合の良いことが多く書かれている感じがする 33.7% 用語や内容が難しく 説明不足で 分かりにくい 28.3% あまり興味 関心がない 22.5% 役立っている 10.7% どこで手に入れるか分かりにくい その他 1.1% 3.7% 0% 10% 20% 30% 40% - 12 -

(9) 元本割れの経験とその受け止め方 概要 元本割れを経験した人が 48.6% その原因については 51.6% の人が 自分の相場についての予想が外れた と回答しました 運用していた資金が元本割れした経験があるかを尋ねたところ ある が 48.6% ない が 51.4% でした 元本割れを経験した人に その原因を尋ねたところ 自分の相場についての予想が外れた (51.6%) 自分が相場の変動によって元本割れするリスクをよく理解していなかった (24.2%) 相場の変動によって元本割れするリスクを金融機関が十分に説明しなかった (12.1%) 著しい誤解を招く広告 勧誘を金融機関から受けた (6.0%) でした その他 の意見には 円高になったため 外貨預金が損している 大手資金運用会社を信用しすぎた がありました 元本割れの経験 ない 51.4% ある 48.6% 元本割れの受け止め方 自分の相場についての予想が外れた 51.6% 自分が相場の変動によって元本割れするリスクをよく理解していなかった 24.2% 相場の変動によって元本割れするリスクを金融機関が十分に説明しなかった 著しい誤解を招く広告 勧誘を金融機関から受けた その他 6.0% 6.0% 12.1% 0% 20% 40% 60% - 13 -

買物行動 貯蓄 投資に関する消費者アンケート調査報告平成 23 年 3 月発行愛知県県民生活部県民生活課 460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目 1 番 2 号電話 052-954-6163( ダイヤルイン )