14 5. 栄養 食事アセスメント 2 ④成果 アウトカム outcome の予測 合併症 死亡 5. 栄養 食事 アセスメント 2 率 ケア必要度 平均在院日数などの成果が予測出来 るかどうか 疾患別に検討されている 一般病棟の高 齢患者では総蛋白質 血清アルブミン リンパ球数と 1. 栄養状態の評価 判定の定義と目標 術後合併症併発 一般病棟内科疾患患者ではアルブミ ① 栄養状態の評価 判定 栄養状態が過剰あるいは欠乏 ンとヘマトクリットと在院日数 老人病棟患者では血 した状態への移行過程 潜在的な過剰あるいは欠乏状 清アルブミン3.5 g/100 ml以下 腎 肺疾患と合併症 態 を評価 判定する必要がある 表1 併発率 体重減少率と再入院率 退院後1年以内の死 亡率 その他 複数の栄養指標や免疫指標を含めた指 ②適正な栄養ケア計画作成のための情報提供 臨床診 標が作成され 有効性が検討されて来ている 査 身体計測 臨床検査 食事調査の情報収集が必 ⑤食品の栄養の質の評価 食物の利用効率 要 bioavailability と蛋白質 脂質 炭水化物の摂取 ③再アセスメントによる効果の評価 栄養ケア実施後に 比率 PFC比 によって変化する体内代謝を評価す 再アセスメントを行い 効果を判定する 再アセスメ る ントの期間は栄養指標によって異なる 例えば血液生 化学的指標では その指標の半減期以上の期間が必 2. 栄養状態の評価 判定方法 要 臨床診査 臨床検査 身体計測などの直接的な栄養状 59