市の広聴制度について

Similar documents
PowerPoint プレゼンテーション

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

PowerPoint プレゼンテーション

市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

PowerPoint プレゼンテーション

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

< 用語解説 > *1 ソーシャルネットワーキングサービス (SNS) インターネット上の交流を通して社会的ネットワークを構築するサービス全般を指す 代表的な SNS として Twitter mixi GREE Mobage Ameba Facebook Google+ Myspace Linked

議会改革度調査2013 テーマ別分析② 政務活動費

(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

防災 減災への民間情報の活用の必要性 東日本大震災において 明らかになった課題 従来の情報収集の取組 職員による現地調査 報道機関からの情報 通報 検知器 ( センサー ) 課題 対応できる人員の限界 小さな地域に関する情報の不足 紙情報が多い 情報の整理 管理が困難 設備 維持費用が大きい 上記課

1. 推計の概要 ブログ SNS 市場の市場規模の現状や将来動向について 推計を実施 具体的には ブログ SNS 市場及び関連市場の定義を行い それぞれについて 28 年度の市場規模を推計した また 21 年度の市場規模予測も行った (P3~4 参照 ) 推計に当たり 利用者数や閲覧数といった ブロ

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

PowerPoint プレゼンテーション

2-1. システム概要 2-2. システムの設計 SNS Twitter Web-GIS 推薦システム スマートグラスを統合 平常時は観光回遊行動支援 災害時は避難行動支援 情報の蓄積 共有 推薦とナビゲーションを可能にする 有用性 時間的制約の緩和 スマートグラスの統合 動的 リアルタイム性 SN

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

Microsoft Word - フェイスブック入門(6版)

スライド 1

電通ソーシャルメディアラボがソーシャルメディアの企業ブランド・消費に与える影響を調査

展開概要 つぶやき応募 タイプ サンプルキャンペーンを認知 内 Human Graph からの拡散モデル 広告 ( 初期 ) 応募 情報を拡散することが応募に! 投票などをハッシュタグをつけてツイートするだけで応募 おもしろそ! ツイートするだけ?! サンプルもらえるかもなんだ! キャンペーンがフォ

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

平成27年国勢調査の5つのポイントと12の新たな取り組み

スライド 1

< 委託業務説明書 > 1 平成 20 年度事業実施において明らかとなった課題当初企画 予定していたとおり市民に使用しやすく 親しみが持て かつ利用価値が高い食育推進に資するポータルサイトの構築に努めてきた 食育情報の発信については 簡単に行うことができるようブログを活用した情報発信の仕組みの構築を

目 次 1.SNS の概要 1.1 SNS の概要 地域 SNS の起動 地域 SNS の画面構成 自己紹介の設定 2.1 自己紹介の設定 ブログ 3.1 ブログを書く コメントを書く コミュニティ 4.1 コミュニティに

1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

<4D F736F F D20352D318FBC8CCB8E738DC58F F5495AA90CD816A5F8F4390B38CE3816A2E646F63>

平成 31 年 4 月 1 日 東村山市有料自転車等駐輪場等の今後のあり方検討に向けた サウンディング型市場調査実施要領 1. 前置き この要領でいう駐輪場とは 東村山市内にある東村山市営の自転車等駐輪場のこととします 2. 駐輪場管理の現状について東村山市では現在 17か所の有料駐輪場と4か所の無

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

<4D F736F F D20899E95E58AC7979D837D836A B2E646F63>

調査結果 1 国内ユーザー SNS 利用率 トップは で 69.6% 1 位は 69.6% 2 位は 40.9% 3 位は 23.0% 調査対象者が 利用している SNS を複数回答で聞いたところ 1 位は で 69.6% 2 位以下は が 40.9% が 23.0% が 19.6% が 19.4%

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

(Microsoft Word Facebook\203I\201[\203v\203j\203\223\203OPR_x.doc)

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう

頻度が増えた時間が増えたインターネットに接触しているすぐに検索してみるようになった気になることがあったら わからないことや気軽に検索するようになっ< 調査結果の詳細 > 1 ネット接触と検索行動が変化 ネット接触の時間と場所が拡大し 検索の回数が増加 屋外検索 の浸透 スマートフォンを使うことで ユ

安否確認メールサービスメール販促サービス

Google グループ を使ったメール内容の公開例 : メール内容の公開範囲の初期設定は当初 [ 全てのユーザー ] に設定されており それを 気にとめず にそのまま利用していたため メールは Google グループを使用しているユーザーなら誰でも閲覧できる状態になっていました リスク : 表 の

オフィスや家族・個人の大切なデータをお預けいただける「フレッツ・あずけ~る」の提供について

送信日 番組開始番組終了 題名発信者備考 12/3 内部統制制度に関する説明会 (11/20) 12/4 平成 30 年度防災啓発中央研修会 (7/5-6) 12/5 ファイアーファイティングスピリッツ -もうひとつの生き方 見つけた - 12/5 15:19 全国市長会創立 120 周年記念市長フ

(資料4)運用機関とのコミュニケーションの取り方や情報開示の方法等(案).pdf

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

講習内容 講師 株式会社ビットコミュニケーションズ代表取締役川西健雄氏 ( 講師プロフィールは別紙のとおりです ) (1) ソーシャルメディア (SNS) の活用に関する説明 インターネットの利用が日常化 一般化してきている中で 従来のメディアによる広報及び広告の効果が低下し さらに 情報があふれて

2 第 3 条について (2) と (3) を別だてする趣旨がわかりません 知識 経験を有し 市長が必要と認める者 で良いと思います 第 3 条第 2 項第 2 号に規定する 知識経験を有する者 とは 市民の参画と協働に関する深い知識や豊富な経験を有する方のことです また 同項第 3 号の規定は 公


目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

公表用 平成 31 年 4 月 10 日 評価の見方 A: 達成できたもの B: できている ( ただし 更なる努力を要する ) C: できていない ( 検討を要する ) D: 条文を改正する E: その他 -: 評価の対象としない 条文評価取組状況 課題 問題点今後の対策等 目的第 1 条 - 取

PowerPoint プレゼンテーション

( イ ) 現役世代の運動不足平成 24 年度実施の さいたま市健康に関する市民調査 において 男女共に 20 歳から64 歳の世代はその他の世代に比べ運動習慣のある人の割合が低い結果となっており この世代 ( いわゆる現役世代 ) の市民がいかに運動習慣を身につけるかが 本市の健康づくりにとって大

事例から振り返る    調査プロセスの検証

doc4

授業改善アンケート と 授業評価 の違いについて A. 授業改善アンケート システムとは? 授業改善アンケート システムは 受講生と担当教員のみの双方向コミュニケーションツールとしてその仕組みを提供しています 1) 担当教員により該当科目の開講学期期間中に随時アンケートを実施することができます また

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

PowerPoint プレゼンテーション

IT時代の震災と核被害

画像投稿掲示板マニュアル

FBページ作成入門

表紙(A4)



id5-通信局.indd

「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 おおむね 2 名関口副会長 高柴委員 不 1 名櫻井委員 杉崎会長 意見を聞くだけで 会議体が無い 行政が意見を集め行政で決定をするという形式になっている 外部

資料 3 時代の要請を受けた 消費者保護の課題について 平成 31 年 4 月 経済産業省商務 サービスグループ 商取引監督課

<4D F736F F D C815B918D8CA4836A B A81778E7182C782E E B92B28DB E81788C8B89CA82CC82A8926D82E782B E646F63>

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

2

3 広報広聴は 第 1 項の規定による申請を確認し 各課用ツイッターの開始を認めるときは 各課用ツイッターのユーザー名 名前及びパスワードを定め ツイッターに登録する 4 広報広聴は 前項の規定により各課用ツイッターに係る登録をしたときは その旨を各課用ツイッター開始承諾書 ( 別記様式第 2 号

アスキー総研ニュース

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

問 3 全員の方にお伺いします 日頃 サイバー犯罪 ( インターネットを利用した犯罪等 ) の被害に遭いそうで 不安に感じることがありますか この中から1つだけお答えください よくある % たまにある % ほとんどない % 全くない 全

Microsoft Word - 【確認】アンケート結果HP.docx

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

生衛業マニュアルc.indd

PowerPoint プレゼンテーション

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

スライド 1

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

ボランティア行動等実態調査【速報】

PowerPoint プレゼンテーション

事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

2 21, Twitter SNS [8] [5] [7] 2. 2 SNS SNS Cheng [2] Twitter [6] Backstrom [1] Facebook 3 Jurgens

Microsoft Word - 最終FIx版【リリース】ネット選挙調査_0318.doc

全国自治体議会の運営に関する実態調査 2015 自治体議会改革フォーラム 法政大学ボアソナード記念現代法研究所自治体議会プロジェクト 議会改革および議会の状況について 議会改革について 現在 特段の態勢をとっていますか? 1/16

Facebook ページのウォール投稿がファンのニュースフィードにどれだけ表示されるかは エッジランク (*1) という仕組みによって決まるとされていますが そもそも一人ひとりのユーザーの友達数やいいね! している Facebook ページ数が多ければ ニュースフィードへの表示競争率が高くなってしま

PowerPoint プレゼンテーション

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

PowerPoint プレゼンテーション

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

秦野市Webアンケート調査

Neo-Knowledge,Ltd.

プログラム2.key

PowerPoint プレゼンテーション

< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

Web履修の利用環境

Microsoft Word リリース_ドコモFIX_r2.docx

Transcription:

1 平成 26 年度高島市市政モニター第 4 回アンケートに関する説明会 市の広聴制度について 平成 27 年 3 月 7 日 ( 土 ) 高島市観光物産プラザ

広聴と広報の違い 2 情報の方向 行政 住民 住民 行政 区分 広報 広報たかしま 防災行政無線 ホームページなど 広聴 パブリックコメント 市民意識調査 市政モニターなど 参考 : 広聴のあり方に関する調査 研究 ( 神奈川県政策研究 大学連携センターシンクタンク神奈川 )

広聴とは 3 行政が主体となり 住民から情報を求めること

広聴の意義 4 (1) 集める : 多様な意見 効率的収集 (2) 分析する : 行動の真意 本音 データの蓄積と類型化 (3) 反映する : 政策に反映

広聴と広報のサイクル 5 日頃から 政策広報していなければ広聴できない 広聴していることの広報も必要 広報 広聴 広聴機会によって 市政への関心を高めてもらう 広聴結果のお知らせ ( 市民 庁内共有 ) 施策反映 ( 私的な個別意見から 施策反映できる真意を分析する )

高島市の広聴制度その 1 6 審議会 市民会議 協議会 高島市移住 定住市民会議 高島市への移住 定住を進める事業計画について 市民参加で議論を進めてきた 課題に対する見識や経験を有する方など 課題に関心がある方たち同士で 深い議論が展開できる こうした場で意見を述べることに慣れている方は 他の審議会の委員にも就任されていることがある

高島市の広聴制度その 2 まちづくり懇談会 7 懇談のテーマについて 市長や関係部署の職員と 住民グループや市民団体が直接懇談を行う 住民と行政が直接顔を合わせて懇談できる 10 人程度のグループで懇談テーマをお知らせの上 事前にお申込み H25 17 回 H26 14 回 (2 月末 )

高島市の広聴制度その 3 8 パブリックコメント 重要な施策 計画等の策定にあたり その目的や内容等をあらかじめ公表し 市民の意見を募集 その意見を考慮 反映して意思決定するもの 重要な施策 計画等の策定に住民意見を反映できる 募集中の案件は 防災行政無線のほか 市ホームページでも告知します 資料が膨大 ( 目標 現状分析 課題 中期的な行動計画 )

高島市の広聴制度その 4 9 市民意識調査 属性 ( 年齢等 ) 等により 市民を抽出してアンケートを依頼 1,000 人規模で依頼するため 一定数の回答が集まり 統計的活用ができる 発送から集計 分析までの時間的 費用的コスト

高島市の広聴制度その 5 10 市政モニター 市の重要な課題 市民生活に関係の深い問題について市民意識を把握し 市政に反映させるためのアンケート 団体推薦 25 人と公募 25 人により幅広い属性から就任 アンケートテーマについて理解 ( 市政への関心 ) を深めてもらうため 事前説明会を開催 選択式と記述式を交えて 負担が少なく かつ自由に意見をいただける様式

広聴制度ごとの特性 11 方法 特徴 課題 発 言 各審議会市民会議協議会など まちづくり懇談会 協議事項について 知識 経験 関心を持つ人同士で深い議論が可能 課題について 市長や関係部局の職員と直接懇談 他者の意見の影響を受ける 所属 役により他の審議会委員と重複することがある そもそも会議に参加しにくいライフスタイルの方もいる 他者の意見の影響を受ける 発言者によりテーマが広範に及びやすい パブリックコメント 市の重要な施策や計画策定の案について 市民の意見を考慮 反映 資料が細かく 膨大になりがち 記 述 市民意識調査 市政モニター 無作為 または年齢等のおおまかな属性で 1,000 人規模の市民を抽出するため 統計的活用が可能 団体推薦と一般公募委員を 25 名ずつとし 幅広い方に就任いただける 選択式と自由記述式を交え 比較的負担なく回答いただける様式 発送から集計 分析までのコスト ( 時間 経費 ) が大きい 一定割合は返信がない 50 名という人数から 統計的活用はしにくい モニター公募時の関心が薄い

サイレントマジョリティ 12 視点 1 直訳は 静かなる大多数 積極的に発言はしない 多くの人の内なる声 発言するより 書く方が気楽? 様々なライフスタイルの中で 参加しやすい仕組み 友人や家族間で見られるような 本音の会話 つぶやき インターネットや SNS ( ソーシャル ネットワーキング サービス ) 視点 2 市政への関心を持ってもらう 市政への関心は どういうところから育っていくのでしょうか?

インターネットの活用 13 市内のイベントや まちづくり情報などが 動画ニュースで視聴できます 広報たかしまを PDF で見ることができます 防災行政無線の内容や 市役所から新聞記者等に提供した報道資料を見ることができます 火災情報 防災情報 ( 警報 避難勧告等の情報 ) 等のメールを受信する登録もこちらから

高島市のポータルサイト 14 パソコン版 スマートフォンアプリ版 IT スキルに長けた市民活動団体と連携 ポータルサイト あちこちに拡散している高島市に関する情報を集めた 入口 となるサイト

SNS( ソーシャルネットワーキングサービス ) とは 草津市 Facebook( フェイスブック ) 大津市 twitter( ツイッター ) 15 人と人とのつながりを促進するコミュニティ型の会員制 WEB サービス 会員間で 互いにフォロー ( 選択 ) し合ったり サービス上で 友達 になることで 相互の発信情報を随時取得することができる また 受信した情報に返信したり 他者に拡散することができる

他自治体の例 (SNS 活用 ) 16 埼玉県和光市の例 # 和光市災害市道 号が冠水しています 付近の方は通行に注意! 30 秒前 和光市 では 24 時間総雨量が ミリを超えました 川はご覧の通りの濁流です # 和光市災害 1 分前 Twitter( ツイッター ) を活用した災害情報の収集を行う 本文に # 和光市災害 の文字を必ず入れることで この内容の記事だけを検索できる ( ハッシュタグ機能 = 情報検索 ) リアルタイムの現場の写真が添付されていることが多い ( イメージ図 ) 本文中に # 和光市災害 が入った記事を 検索機能で一覧表示することができる 多くは写真や地図が添付されることから 不特定多数の投稿者により リアルタイムの現場状況が集まる

他自治体の例 (SNS 活用 ) 17 市の方針 投稿への個々の対応は行わない 大規模災害が発生した場合 適宜投稿を確認し 参考情報のひとつとする 緊急を要するものは あくまでも市に直接連絡をいただく ツイートは 投稿者の責任において利用いただく 活用のメリット リアルタイムの情報 導入 運営コストゼロ 住民同士の情報共有が可能になる 課題 投稿者の安全が確保できている状況での利用が前提 通信断絶していないこと イタズラが無いとは言えない

SNS のリスク 18 メリット リアルタイムの情報が容易に受発信可 シェア によって情報が拡がる インターネット上で 多くの人と交流できる 双方向 ( 情報の発信者と受信者が相互に交流できる ) デメリット 情報の真偽が定かでない口コミもある 一度インターネット上に出回ると 情報を消すのは不可能に近い 炎上 ( ネット上での批判 討論 ) インターネットがないと使えない 自治体の SNS 活用状況 出典 : 平成 25 年版情報通信白書 ( 総務省 ) 対象 : 全国市町村 1789 有効回収 895

高齢者とインターネット 19 高島市の高齢化率 30.7% ( 平成 27 年 1 月末現在 ) 但し 全国的な高齢者のインターネット利用状況は 増加傾向 65~69 歳 37.6% 62.7% 70~79 歳 27.7% 48.7% 出典 : 平成 25 年版情報通信白書 ( 総務省 ) 対象 :40,592 世帯有効回収 :20,418 世帯の構成員

サイレントマジョリティ 20 視点 1 直訳は 静かなる大多数 積極的に発言はしない 多くの人の内なる声 発言するより 書く方が気楽? 様々なライフスタイルの中で 参加しやすい仕組み 友人や家族間で見られるような 本音の会話 つぶやき インターネットや SNS ( ソーシャル ネットワーキング サービス ) 視点 2 市政への関心を持ってもらう 市政への関心は どういうところから育っていくのでしょうか?

市政への関心 21 シチズンシップ教育 例 ) こどものまち 仮想のまちの中で 就職 勤労 給与 納税 選挙などを体験 セイジカフェ米原 プロセス広報 行政が行う事業の経過や過程を広報する 見学 視察型広報

新しい広聴制度の例 ( 神奈川県相模原市 ) 22 外部委託業者によるコールセンターで 市民の問合せに対応 1 日あたりのコール数は約 246 件で その 9 割がコールセンタースタッフで完結 問合せの約 3 割を占める ごみ 環境 について 特設ページを開設した 月刊 広報 No.239 号 (2013.12 月号 ) による

新しい広聴制度の例 ( 三重県 ) 23 キッズモニター制度 広聴広報課の担当でなく子ども 家庭部局が担当 子どもの意見を聴くとともに 子どもの育ちを応援 県政参画を進める目的 小学 4 年生 ~ 高校 3 年生対象 パソコンか携帯電話 ( スマートフォン ) のメールアドレスを持っていること 県の e モニター システムを使いインターネット上で回答 1 年間で 5 回以上回答した子どもには 500 円の図書券を進呈