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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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平成 27 年度 SGH 実践報告 群馬県立中央中等教育学校 SGH 推進部 本校は 昭和 38 年に開校した県立中央高等学校を前身とし 平成 16 年に全国 5 番目となる公立の中等教育学校 ( 各学年の定員 120 名 4 クラス ) として開校した 創立時から 学校の英語化 を推進し 平成 1

商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

事業戦略の計画実践を支援する プロジェクト思考開発研修 リーダー研修概要 2004 年 本資料は以下の利用条件を十分ご確認の上ご利用ください 1. 本資料に関する著作権 商標権 意匠権を含む一切の知的財産権は株式会社スプリングフィールドに所属しています 2. 株式会社スプリングフィールドの事前の承諾

3 限目テーマ : あなたならどうする? ねらい : 飛行機やホテルでの基本的注意事項確認 4 限目テーマ : クイズ あなたならどっち? ねらい : 旅行中の様々な場面での適切な対応を考える 5 限目テーマ : マレーシアの文化と宗教ねらい : マレーシアの文化や宗教について学ぶ (1) グループ

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法学部 法学部では, 幅広い教養と法学 政治学的素養とを備え, 高度に専門化した社会における要請に対応し得る問題解決能力を身につけた人材及び急激に進展しつつある国際的環境のなかで法的 政治的な領域における国際的な貢献を行う能力を有する人材の育成を目標として, 次のような学生を求めています 法学部の求

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

平成 30 年度入学生カリキュラム学科 専攻名国際英語学科 ( グローバルコース ) ミッション ( 育目標 ) 到達目標 到達目標に対応する授業科目 組織のミッション到達目標 ( 綱 ) 到達目標 2( 細 ) 科目区分 科目区分 2 科目区分 3 総合的英語実践 年次から 2 年次春にかけて養っ

~明日のコア人材を育成する参加型研修~

アイヌ政策に関する世論調査 の概要 平成 3 0 年 8 月内閣府政府広報室 調査対象 全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,710 人 ( 回収率 57.0%) 調査時期平成 30 年 6 月 28 日 ~7 月 8 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的

な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

授業概要と課題 第 1 回 オリエンテェーション 授業内容の説明と予定 指定された幼児さんびか 聖書絵本について事後学習する 第 2 回 宗教教育について 宗教と教育の関係を考える 次回の授業内容を事前学習し 聖書劇で扱う絵本を選択する 第 3 回 キリスト教保育とは 1 キリスト教保育の理念と目的

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教


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単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

9.H H H FD 企画特別講義 統計学をナゼ学ぶのか,FD 講演会 統計教育 tips ( 講師 : 狩野裕大阪大学大学院教授 ) 教員 20 名参加 平成 25 年度キャリア教育報告会 教職員約 10 人参加 平成 25 年度パイロッ

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7

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15 県立村山産業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電子情報科 ) 知徳体が調和した人間を目指し 誠実な行動ができる生徒 将来 地域の産業 社会の発展に貢献しようとする強い気持ちを持った生徒 将来のスペシャリストになるという明確な目的意識を持ち そのために必要な知識 技術及び技能を身につ

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系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) ものづくりに興味や関心があり 将来は工業に関する知識や技術を活かした分野で活躍することを強く望む者 評定合計が 27 以上の者 志望動機が明確であり 志望学科に関する学習やものづくりに強い

34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) 次のいずれかに該当する者 1 文化的活動や体育的活動において地区大会を経て 県大会に出場した者 2 部長 副部長 選抜選手として活動した者で 部活動 研究活動で活躍することを強く望む者 3

平成21年度成果報告書

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~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

授業科目名英語科教育基礎論 a (Basics of English Language Education a) 科目番号 授業形態講義単位数 1 単位標準履修年次 2 年次実施学期春 AB 曜時限水曜 2 時限対象学群 学類担当教員 ( 連絡先 ) 斉田智里 ( 非常勤講師 ) オ

140307トビタテ学生用説明資料

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

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1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

国語科学習指導案

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

22 県立米沢興譲館高等学校 ( 全日制 ) 理数科求める生徒像 出願要件 1 キャリア形成に係る要件 選抜規準 (A 調査書学習の記録 :B 調査書学習の記録以外 :C 面接 : D 作文 :E 基礎学力検査 ) 2 成績評定概況に係る要件 面接の評価の観点 評価の段階 推薦入学者選抜 3 特別活

2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) について 静岡大学 本学は,2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) より [ 註に明記したものは, その前年度より ], 志願者のみなさんの能力をこれまで以上に多面的に評価することを目的として, 課す教科 科目等を以下のとおりに変更いた

平成22年度学校経営計画(基本原案)

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45 宮崎県

学習項目 ( 時 ) 学習活動 ( 時 ) 指導上の留意点 高齢者ふれあい会食 献立作成 (1)( 別添資料 1) 夏休み課題で考案した献立を集約し, 高齢者 実習 (5) ( 別添資料 2) ふれあい会食実習 の献立を決定させる ( 別添資料 3) 試作実習 (2) 試作実習を行い, 再度, 高齢

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

英語教育改善プラン

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

日本語 日本文化講座 * 言語 日本語検定講座を行い 3 級取得を目指す * 表現 日本 という大テーマのもと各自が小テーマを設定し調べ学習をした後 発表会を開催する 留学先の現状 という大テーマのもと各自が小テーマをいくつか設定し ディベートやディスカッションを通して 多角的な視野を養わせるととも

4 展開計画 ( 全 5 時間 ) 時テーマ ねらい活動 内容使用教材 1 タンザニアを知ろう! No.1 アフリカの途上国 タンザニア という国について知る 興味を持ち どんな文化なのかどんな生活をしているのかを自ら調べようとする タンザニアについての基本的な情報を聞く ワークシートパワーポイント

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博士前期課程 (1) 地域文化形成専攻 1 記録情報教育研究分野ア. 記録情報教育研究分野が求める入学者世界の諸地域に文字として蓄積されてきた, 歴史 文学等に関する記録情報を文化資源として維持し活用するための総合的 実践的な研究を行い, 専門的知識と国際感覚を身に付けた研究者, または高度専門職業

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

「標準的な研修プログラム《

特別 T01 研修会場 : レクトーレ湯河原 (TKP ホテル ) 日本知的財産協会 知財変革リーダー育成研修 募集定員 :15 名 ( 論文選考あり ) 2018 年 5 月募集開始予定 * 詳細は別途ご案内 概要 受講料は 18 万円の予定です 1. 研修目的 経営に資する知財 を自ら提案/ 実

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1 ねらい教科指導における ICT の活用は 学習内容を分かりやすく説明したり 子どもたちの学習への興味関心を高めたりすることに有効である 本研究では 次のような 学力の 3 要素 の向上を目指し ICT を活用した授業の工夫と改善に取り組む 基礎的 基本的な知識 技能の習得 これらを活用して課題を

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小学生の英語学習に関する調査

福祉科の指導法 単位数履修方法配当年次 4 R 2 年以上 科目コード EC3704 担当教員佐藤暢芳 ( 上 ) 赤塚俊治 ( 下 ) 2017 年 11 月 20 日までに履修登録し,2019 年 3 月までに単位修得してください 2014 年度までの入学者が履修登録可能です 科目の内容 福祉科

H30全国HP

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4 目標の設定 学校経営目標 達成目標 評価指標 実績値 H6 目標値 H5 H6 H7 社会で求められる基礎学力を身に付けさせるとともに, 規範意識を育む指導体制が確立された学校 担当部等 生徒アンケートにおいて 始業 終業のあいさつをする と回答した生徒の割合 ( 肯定的回答 ) (%)( 月ア

17 石川県 事業計画書

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国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

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23 県立米沢工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 生産デザイン科 電気情報科 建築科 環境工学科 ) 当該類 ( 学科 ) を志望する動機及び目的意識が明確 適切であり ものづくり や創意工夫することに強い興味 関心を持ち 将来の工業界を担うことが期 A 25 : B 25 : C 3

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項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

【HP】(34)清風南海高等学校

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求められる整理編

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

20情報【授業】

1 開発途上国 地域の経済 社会の発展 復興への寄与 活動計画表 活動結果表の作成と配属先との合意 JICA ボランティア事業は 同じく JICA が実施する技術協力事業とは異なる点があります 中でも大きな違いは目標の設定方法です 専門家派遣や技術協力プロジェクトでは 派遣される専門家がそれぞれの事

平成 30 年度授業シラバスの詳細内容 科目名 ( 英 ) 担当教員名 情報技術と職業 - 演習 (Information Technology at Work Place - 授業コード exercise ) 松永多苗子 星芝貴行 坂井美穂 足立元 坪倉篤志 科目ナンバリン 福島学 グコード 配当

44 大分県

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

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定期2730号

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

Transcription:

1 SGH とは SGH( スーパーグローバルハイスクール ) は 文部科学省の指定により グローバルな社会課題を発見 解決できる人材や グローバルなビジネスで活躍できる人材の育成 をめざすもので 本校は平成 27 年度から指定を受けています 2 時習館 SGH の研究開発名 日英独高校生の国際シンポジウム等によるグローバル リーダーの育成 3 時習館 SGH の研究開発の概要 本校の 自ら考え自ら成す の精神を実践し 問題発見 解決力 論理的思考力 批判的思考力 英語による説得力のあるプレゼンテーション能力 異文化を理解する力 等の国際的素養を身につけた 日本の未来を創造的に描くことができるグローバル リーダーの育成をはかる 課題研究テーマを 共生社会と教育 歴史と文化 経済発展と環境 国際政治 外交 日本の貢献 国際協力 の 5 分野に設定し 以下の内容で実施する なお SGH 海外学習 を実施するにあたっては 日本及び日本を取り巻くアジアの現状と課題についての理解を深めた上で 日英独高校生の人文科学 社会科学に関する共同研究に取り組む 1 カリキュラム開発 学校設定科目の設定 2 SGH 発展学習 国内の大学 企業等と連携 3 日本及び日本を取り巻くアジアについての探究活動 4 SGH 海外学習 英国 ドイツの姉妹校との 日英独高校生による人文科学 社会科学に関する国際シンポジウム 海外研修 海外の大学 国際機関 企業との連携 5 SG カルチャー SGH 特別講演会 (1) カリキュラム開発 ( 今後の予定先等も含む ) SG アジア探究 アジアにおける日本 の立場を理解するための基礎知識を習得し 5 つの課題研究テーマの中からテーマを設定し グループごとに課題研究に取り組み プレゼンテーションを実施 発表する SG 国際探究 1 年次に学習した SG アジア探究 の成果を踏まえながら 広く 世界の中のアジア及び日本を知る という観点で 5 つのテーマの中から課題研究に取り組む

SG グローバル社会探究 1 2 年次の内容を踏まえ 各自が明確な職業観を身につけ それぞれの進路に応じて課題を設定し グローバル社会の中で果たすべき役割について探究する SS&SG ロジカルシンキング コミュニケーション (LTC) 論理的思考力 批判的思考力を養い 課題研究の内容を説得力あるものにする グループ討議を効率的に運営する能力を身につけ グループでの探究活動が円滑に行えるようにする 情報発信力の向上をはかり 効果的で説得力のある課題研究成果の発表ができるようにする SS&SG English for Social Purposes(ESP)Ⅰ Ⅱ 表現活動を通して英語圏の歴史や文化 環境 共生社会等について考察し 課題研究テーマの適切な設定や理解の深化につなげる グローバルな課題等についてディスカッションを行い 異文化理解力の育成 向上をはかる SG 日本文化探究 Ⅰ Ⅱ 学校設定科目として開発し 日本や他国の伝統文化に関係する評論 小説や古典を読むことで 日本の伝統や文化を理解する ディベートやプレゼンテーション等を通して日本の伝統や文化を的確に発信 受信できるようにする (2)SGH 発展学習 国内の大学 企業 国際関連機関との連携 大学や企業と連携し グローバルな課題に対する理解を深め 国際舞台で活躍する企業人としての心構えや 論理的思考力 等を育成する また 国際関連機関との連携を通して 日本がグローバル社会で果たすべき役割 任務を探究する 大学の留学生との連携 大学の留学生等との意見交換を継続的に行い グローバルな課題に対する理解を深める また 課題研究の実施過程において 指導 助言を受ける (3)SGH 海外学習 海外研修 交流実績のある英国 ドイツを訪れ 現地の大学 国際機関 企業等での課題研究テーマに関する講義やフィールドワーク ワークショップ さらに姉妹校での課題研究成果の発表を通して 次年度の探究活動に結びつけるとともに 平成 28 年以降 本校で開催の 日英独高校生による国際シンポジウム の充実をはかる 事前研修 予定表課題研究テーマの一つである 歴史と文化 について 段階的かつ集中的に専門家や外部講師等を招いて講義や個別指導を行い グローバル リーダーとして必要な 課題の発見 解決力 異文化を理解する態度と能力 英語で発信する能力 等を育成する そして 英語による イングリッシュアセンブリー での発表や 日英独高校生による国際シンポジウム での提案 ディスカッション 海外研修 での課題研究成果の発表ができるための素養を身につける 日英独高校生による国際シンポジウムの開催 姉妹校であるセント ポールズ校 セント ポールズ女子校 ( いずれも英国 ) オットー フォン タウベ ギムナジウム ( ドイツ ) の 3 校から 10 月に短期交換留学生が本校に来校する その機会に開催し ( 平成 28 年度 ) 1 2 年次に取り組む課題研究テーマに基づいたグローバルな共通課題を英語で実施で提案 ディスカッションすることで 課題研究テーマへの理解を深める (4)SG カルチャー 大学 研究機関 企業等の専門家や外部講師による講義や指導を受けて フィールドワークを行い 課題研究テーマに対する関心 意欲を高め 探究的な学習を深める (5)SGH 特別講演会 専門家や外部講師を招き 探究的な学習に対する意欲を喚起させ グローバルな課題やビジネスに対する理解を深める

(6) その他 部活動 英語部 を 外国語部 に改編し 外部講師の協力も得てグローバル社会で活躍できる資質を育成する 歴史部 を新設し 主に日本とアジア諸国との歴史的な関係を学び アジアにおける日本の適正な歴史認識を持たせる 4 平成 27 年度 SGH 研究開発の報告 シルクロード経由で大陸から伝来した文化財を現地で直接見聞することで 日本がアジアの一員である ことを意識させ 課題研究テーマの設定の一助とする また 文化財に関心を持たせ 日本の文化を世界に発信できるようになるために 現地で専門家の講演を受講した < 参加者 > 時習館高校生 35 名 ( 男 9 名 女 26 名 ) 時習館高校教職員 3 名 < 日程 > 平成 27 年 7 月 4 日 ( 土 ) 平成 27 年 7 月 5 日 ( 日 ) < 訪問の様子 > 石舞台古墳 伝飛鳥板蓋宮跡 飛鳥寺 飛鳥資料館 講演 藤原宮跡興福寺 東大寺大仏殿 法華堂 法隆寺 < 参加生徒感想 > 伝飛鳥板蓋宮跡杉山洋氏による講演法隆寺 講演では 日本とアジアの古くからのつながりから現在の国際交流についてまでを勉強することができてよかったです 発掘遺跡とその地域住民とのつながりの難しさや重要性を学ぶことができました 都の造り方などは知っていたけれど 衣服 彫刻もかなり中国 朝鮮の影響を受けていたことが講演でとてもよくわかった 海外でも遺跡の保護活動に協力し活躍している人がいるということを知ることができて視野が広がった 資料館内の説明や講話は 大仏や絵からわかる日本と外国との関係についてが理解でき おもしろかった 実際に藤原宮跡に行き 日本最大の藤原宮のサイズを肌で感じることができて嬉しかった 展示物の中では 庭に置かれていた石人像が非常に印象に残っています あの像のモデルは その顔の特徴や服装から 唐の北方のトルコ系民族の突厥もしくはウイグルではないかと予想し 講師の先生にその話を持ちかけ 意見交換ができたことと それを探究する方法についてのアドバイスをいただけたことは非常に良い経験になりました 高松塚古墳の壁画や石槍や奇妙な石像を見ることができて 教科書で見るよりも頭に入ってきた 戻る

地元のグローバル企業を訪問し ものづくり現場を見学することにより グローバルな課題への興味 関心を喚起し 課題研究テーマの適切な設定や理解を深める機会とした < 参加者 > 時習館高校生 20 名 ( 男 16 名 女 4 名 ) 時習館高校教職員 3 名 < 日程 > 平成 27 年 8 月 26 日 ( 水 ) < 参加生徒感想 > 株式会社デンソー本社及び高棚製作所 進路先にグローバル企業という新しい選択肢ができた グローバルは世界に拠点を作るだけではなく 世界に打ち勝っていく力も必要だとわかった 日本のトップクラスの企業訪問ができてよかった 規模の大きさに圧倒された グローバル企業といっても日本の良さを残したうえで 環境 障がい者などにも配慮して研究 開発をしているところに感動した 外国人とは異なる文化 宗教から価値観も異なるので 意思疎通をすることがむずかしいと思うが コミュニケーションがとれる工夫がされていることがわかった 今後の主な実施予定 9 月 17 日実施予定講師 : 関健作氏 ( 写真家 ) 10 月 7 日京都大学で実施予定 9 11 月に実施予定 戻る

SGH 海外学習英国 ドイツ研修 事前研修予定表 回 月 日 曜 時 間 内 容 等 研修スタートまでの課題 必要な情報をできるだけ多く収集し スムーズに発表原稿の執筆ができるようにする 研究発表のアウトラインを少なくとも日本語で作成しておく( 書き方は9 月上旬に指示 ) 日本人らしさ とは何か 各自で考えておくこと 1 9 月 28 日 月 16:30~18:00 オリエンテーション グループワーク( 課題研究テーマの共有 ) 10/21 トークセッションに向けて 日本人らしさ について英語で話し合う( 仮 ) 2 10 月 6 日 火 16:30~18:00 English Assembly に向けた課題研究 (1) 講義 : 発表とは 発表原稿の作り方について 10 月 9 日 ( 金 ) までに課題研究のアウトラインを英語で作成し 提出 3 10 月 21 日 水 16:30~18:00 交換留学生及び引率の先生方とのトークセッショントピック : 日英独 3ヶ国の国民性について 4 10 月 27 日 火 16:30~18:00 English Assembly に向けた課題研究 (2) 発表原稿進捗確認 発表原稿作成についての個別指導 5 11 月 9 日 月 16:30~18:00 English Assembly に向けた課題研究 (3) 紙媒体資料を用いた効果的な発表について 発表資料作成開始 発表原稿作成についての個別指導 11 月 20 日 ( 金 ) までに発表原稿を完成させ 提出 6 11 月 24 日 火 16:30~18:00 English Assembly に向けた課題研究 (4) Assembly 本番を想定したグループ内での発表練習 グループ内で発表資料について相互アドバイス 11 月 27 日 ( 金 ) までに 修正を施した発表資料を提出 12 月上旬 海外研修参加生徒 選考面接 5 分以内の研究発表プレゼンテーションを 発表資料を提示しながら 英語で行う 7 12 月 8 日 火 16:30~18:00 English Assembly に向けた課題研究 (5) ディスカッションをグループで実践 8 12 月 15 日 火 16:30~18:00 English Assembly に向けた課題研究 (6) Assembly 本番を想定した発表 ディスカッション練習 9 12 月 19 日 土 9:30~16:30 English Assembly 予定 ( 研修参加者は全員参加 希望者で 60 名程度 ) 内容午前 : 異文化理解に関する講演 ワークショップ 午後 : グループ内での課題研究発表 討議まとめ 12 月下旬 海外研修参加生徒 選考結果発表 参加生徒は 次の研修までに 自分の研究をより深化させておく 以下は海外研修参加生徒のみ 10 1 月 18 日 月 15:30~18:00 海外研修オリエンテーション 校長講話 ヨーロッパ文化研修( 派遣国別に ) 概要についての説明を聴き 情報共有 姉妹校での発表に向けた課題研究(1) スライドを用いた発表について 絵コンテ作成 11 1 月 25 日 月 16:30~18:00 姉妹校での発表に向けた課題研究(2) スライド作成 ( 情報室 ) 個別指導 12 2 月 2 日 火 16:30~18:00 姉妹校での発表に向けた課題研究(3) スライド完成 提出 ( 情報室 ) 個別指導 2 月 4 日 ( 木 ) までにスライドを完成させ 提出 13 2 月 9 日 火 16:30~18:00 姉妹校での発表に向けた課題研究(4) 添削を受けてスライド修正 発表練習 ( 個別 )

14 2 月 19 日 金 16:30~18:00 姉妹校での発表に向けた課題研究(5) 発表練習 ( 個別 派遣国別に ) 15 2 月 29 日 月 14:00~18:00 姉妹校での発表に向けた課題研究(6) 発表練習 模擬ディスカッション ( 派遣国別に ) 17:00 ~ ドイツ研修 ( ドイツ渡航者のみ ) 16 3 月 3 日 木 15:30~18:00 姉妹校での発表に向けた課題研究(7) 最終発表練習 模擬ディスカッション ( 合同 ) 海外研修直前指導 渡航 (3 月 9 日 ~16 日 予定 ) * 1 月以降の研修では 訪問国に関する学習 旅行社からの説明会なども随時行う 戻る