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目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

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その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

第8章 災害復旧計画

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対応すべき行動_0921

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土砂災害警戒情報って何? 土砂災害警戒情報とは 大雨警報が発表されている状況でさらに土砂災害の危険性が高まったときに, 市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の方々が自主避難をする際の参考となるよう, 宮城県と仙台管区気象台が共同で発表する防災情報です 気象庁 HP より :

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

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あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

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試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

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Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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先行的評価の対象とするユースケース 整理中. 災害対応に関するユースケース. 健康に関するユースケース. 移動に関するユースケース. 教育に関するユースケース. 小売 物流に関するユースケース 6. 製造 ( 提供した製品の保守を含む ) に関するユースケース 7. 農業に関するユースケース 8.

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

2 本紙について 本紙は 通信回線の管理者等が脆弱性評価を行うにあたって 有用と考えられるポイントを 電気通信事業者の視点で取りまとめた参考資料である 大規模災害等が発生し 電気通信ネットワークがケーブル切断等により途絶した場合 電気通信事業者は電気通信事業法第 8 条の重要通信の規定に照らし 重要

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資料 2 防災情報システムシステムについて 1

内容 1. 防災情報システムの現状構成 2. 防災情報システムを構成する主な機能の概要 1 避難情報配信サービス 2 地上デジタル放送 3 香川県ホームページ 4 職員参集システム 5 気象情報伝達システム 3. 防災情報システムにおける検討課題 4. 第 1 回検討会において各委員から提起された課題等 5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 1 他県事例 ( 宮城県 ) 2 他県事例 ( 静岡県 ) 3 公共情報コモンズ 4 システム化方式 2

1. 防災情報システムの現状構成 アデス ( 気象台 ) 防災情報システム 水防情報システム 震度情報 NW システム 避難情報配信サービス 地上デジタル放送 香川県ホームページ 県民 県 市町防災担当職員 職員参集システム 気象情報伝達システム 市町 防災関係機関 防災情報提供システム ( 気象台 ) ( H25 廃止予定 ) 防災情報提供システム Twitter 緊急速報メール 災害対策本部室 職員安否確認システム 3

2. 防災情報システムを構成する主な機能の概要 1 避難情報配信サービス 概要津波警報が発表された時 または台風や局地的大雨 ( ゲリラ豪雨 ) 時などに 各市町が発表する避難勧告などの避難情報が あらかじめ登録しておくだけで 携帯電話等のメールへ自動的に配信されるサービス 情報配信項目避難勧告等 ( 発令地区 避難場所など ) こんなメールが届きます! 特長 避難情報配信サービスへの登録料 情報配信料が無料 携帯電話等の種類によらず受信が可能 複数の市町を選択して登録が可能 短時間で同報配信が可能 タイトル 本文 避難勧告 市 沖で発生しました地震に伴い香川県に津波警報が発表されましたので避難をしてください 月 日 : 発表 災害の発生するおそれが高まる 避難勧告等を発令 [ 避難勧告 ] 地区 地区 地区 [ 避難場所 ] 小学校 公民館 公民館 各市町 4

2. 防災情報システムを構成する主な機能の概要 2 地上デジタル放送 概要平常時には県などが観測している雨量 河川水位の観測情報を 災害時には観測情報に加え 市町が発令した避難勧告等の避難情報を 地上デジタル放送のデータ放送を活用して視聴者に提供するもの 特長 テロップでは見逃す恐れのある情報も データ放送ではいつでも最新の情報を確認が可能 避難勧告等が発表される前でも 雨量や河川水位を見ながら 自分の判断で早めに避難行動等をとることが可能 文字情報や地図等を使って表示させるため 雨量や河川水位データが分かりやすい 毎日 NHK のデータ放送で見れます! 市町が避難勧告等を発令時には NHK のデータ放送で見れます! ( サンプル画面 ) ( サンプル画面 ) 5

2. 防災情報システムを構成する主な機能の概要 3 香川県ホームページ 情報配信項目災害被害情報 雨量 河川水位 ダムの観測情報 発表中の気象注警報 震度情報 土砂災害に関する情報 道路規制情報等 雨量情報 地震情報 災害被害情報を発表! 人的被害 住家被害 避難情報 通行規制情報 水防情報等を提供 携帯電話サイト 香川県情報 NAVI でも気象注警報等の一部の情報を提供 6

2. 防災情報システムを構成する主な機能の概要 4 職員参集システム 概要勤務時間外に気象注警報が発表された時に 県の防災担当職員の携帯電話等へ 音声機能で 気象注警報が発表され 参集する必要が生じていることを知らせるシステム 特長 着信確認機能があり 防災担当職員へ必ず伝達ができる すばやい防災体制がとれる 気象注警報が発表 防災担当職員 7

2. 防災情報システムを構成する主な機能の概要 5 気象情報伝達システム 概要気象注警報等が発表された時に 県 市町の防災担当職員の携帯電話等へ メール機能で 気象注警報等が発表されたことを知らせるシステム 特長 短時間で同報配信が可能 すばやい防災体制がとれる 気象注警報等が発表 防災担当職員 8

3. 防災情報システムにおける検討課題 対象機能等 検討課題 防災情報システム ( 全体 ) 避難情報配信サービス 地上デジタル放送 職員参集システム気象情報伝達システム Twitter(SNS) 緊急速報メール職員安否確認システム 災害対策本部室 収集した災害情報の市町や消防本部との共有機能や 県民への分かりやすい情報提供機能等の導入について検討が必要 ASP サービスの利用について ( 引き続き ASP サービスを利用するのか 防災情報システムに組み込むのか ) 検討が必要 防災行政無線との連携について検討が必要 避難情報の集約及び共有機能について検討が必要 入力担当者の負荷軽減 ( Twitter 緊急速報メール等でも避難情報を配信しており入力作業が重複している ) について検討が必要 NHK 以外の放送局への対応 ( 送信フォーマット等 ) について検討が必要 機能の重複があるため機能の一本化について検討が必要 防災情報システムとの連携について検討が必要 (ASP サービスを利用するのか 防災情報システムに組み込むのかの検討が必要 ) 災害対策本部室は 2000 年に整備されており 機器の更新について検討が必要 9

10 4. 第 1 回検討会において各委員から提起された課題等 いろいろな情報収集の方法について広報するとともに 効果を確認しながら多様な方法を提供していくべきでないか 14 様々な情報システムがあることを知ってもらえるよう 日常からの使い方を十分に検討する必要があるのではないか 13 情報収集にあたり 受動タイプから能動タイプへ住民の意識付けを変えていく必要がある 12 燃料確保体制をつくるべきでないか 11 冗長性や電源確保の観点から 民間のデータセンターなどの設備を活用してはどうか 10 様々なシステム及び方式が絡んでくると 正常に稼働しない可能性も高くなる 9 台風災害についても考えるべきでないか 8 安否確認システムの検討が必要ではないか 7 安否確認システムについて 多様な方法を用意しておかないと 輻輳等が生じ 情報のやりとりができなくなる可能性がある 6 お互いの情報を補完できるような体制が必要である 5 情報発信伝達と情報収集をペアで考えていく必要がある 4 気象 地震 津波電文を新しいメディアにも対応できるようなフォーマットで提供しているので導入していただきたい 3 避難勧告等の基準を市町単位で正確に作成するべきでないか 2 市町防災行政無線の屋外拡声器からの放送は 聞こえない地域に対して どのように情報伝達をしていくか 1 ニーズ広報 / 訓練電源ハードソフト課題等の分類課題等の抽出

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 1 他県事例 ( 宮城県 ) 宮城県総合防災情報システム宮城県総合防災情報システムシステムの役割システムの役割 総合防災情報システムの導入により 初動体制を迅速に確立させ 災害による被害を最小限に抑える 県内の被害情報を迅速に収集し 防災関係機関で相互に情報共有することによって 的確な応急対策と円滑な相互応援に役立てる 総合防災情報システムは 様々な情報を一元的に管理し 災害対策の的確な判断に大きな役割を果たす 宮城県総合防災情報システム宮城県総合防災情報システムシステムの特徴システムの特徴 GIS( 地理情報システム ) を利用し 被害地点情報 被害状況 被害現場の画像等を一元的に管理する また 被害情報の他 避難所情報や危険箇所情報等を併せて地図上に表示させ 情報の視覚化を図ることにより より正確な状況判断が可能となる みやぎハイパーウェブ を利用して 各種気象情報や防災情報を 県 市町村 消防本部等で共有する全県的な総合防災情報システムである 広範囲に渡る災害 多数の負傷者が発生した場合等には 関係機関が共通の情報を元に災害対策にあたることで より迅速な広域応援が可能である 気象庁から発表される注意報 警報をいち早く市町村 消防本部に通知するほか インターネットやポケットみやぎを通して広く県民へ情報提供する 東日本大震災における東日本大震災におけるにおける状況における状況 宮城県下の 35 市町村のうち半数以上が回線途絶により利用できなかった 入力項目が多く システムが稼動していたとしても入力が困難であったことが想定される ( 現場対応が優先れるため ) 通信回復後には市町村の被害情報を収集する仕組みとして利用された 11

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 1 他県事例 ( 宮城県 ) 観測地点 気象庁 住民 震度情報ネットワーク MIRAI 気象庁発表の予警報を MIDORI から一斉 FAX メールで配信します 災害発生 県災害対策本部 被害想定結果から 県内各地の被害規模を予測し 初動体制を確立します 収集した被害情報を各関係機関で共有し 広域的な災害対応を行います 被害情報をとりまとめ 消防庁へ報告します 市町村等からの支援要請を確認し 措置内容を登録 管理します インターネット 関係部局 消防庁 インターネットや携帯電話サイト ( ポケットみやぎ ) を通して気象情報 災害情報を参照します 防災担当職員 市町村 / 消防本部 収集した被害情報を防災端末より登録します 地図 画像を併せて登録できます 職員の携帯電話に音声 メールで非常招集通知します 職員は携帯電話から登庁可否を登録します 被害想定結果から 市町村内各地の被害規模を予測し 初動体制を確立します 収集した被害情報を防災端末より登録します 地図 画像を併せて登録できます 防災端末より県への支援要請を登録します また 県による措置状況を確認します 災害現場 被災者の救助や被害状況の調査をします 12

13 5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 2 他県事例 ( 静岡県 ) 本システムは 迅速な被災状況把握と関係組織との情報共有のためのデータベース構築 被災の影響を受けないクラウドによる情報システム基盤の確立 GIS( 地理情報システム ) との連携による被災状況可視化 などのコンセプトに基づき開発された 携帯電話などの機動的なモバイルツールを活用した情報収集結果を クラウド環境での一元的なデータベースを経由して 視認性の高い地図情報として表示させる という 情報の共有と可視化 の一連の流れをリアルタイムに実現している 収集された災害情報を国 県 市町 防災関係機関などで共有し 災害状況把握の意識統一や方針決定の材料としていくだけでなく 必要な情報を一般市民に配信することで 情報の遅延による被災を減らすことが大切であり このシステムを利用することで これらが実現されることを期待している クラウドクラウドクラウドクラウド基盤基盤基盤基盤を活用活用活用活用したしたしたした新たなたなたなたな防災防災防災防災システムシステムシステムシステムクラウドクラウドクラウドクラウド基盤基盤基盤基盤を活用活用活用活用したしたしたした新たなたなたなたな防災防災防災防災システムシステムシステムシステム 意識統一意識統一意識統一意識統一の材料材料材料材料に情報情報情報情報を共有共有共有共有し減災減災減災減災を目指目指目指目指す意識統一意識統一意識統一意識統一の材料材料材料材料に情報情報情報情報を共有共有共有共有し減災減災減災減災を目指目指目指目指す静岡県防災静岡県防災静岡県防災静岡県防災システムシステムシステムシステムの特徴特徴特徴特徴静岡県防災静岡県防災静岡県防災静岡県防災システムシステムシステムシステムの特徴特徴特徴特徴

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 2 他県事例 ( 静岡県 ) 通常 カスタマーポータル Sites インターネット入力 気象庁 地図情報システム 防災情報システムと連携し 被害状況や道路情報等を視覚的に表示し 共有するシステム 市町村職員 GIS( 地図情報 ) 特別なソフトは不要ブラウザのみで OK Software Salesforc.com インターネット データの蓄積 集計各システム連携 NTT ドコモ ( エリアメール ) 市町村携帯 スマホ職員データ入力 消防庁 4 号様式 消防庁 広報システム 公共コモンズ 災害情報広報システム 防災情報システムから自動配信でエリアメール 公共コモンズ 県 HP 等に送信し 県民や旅行者へ情報発信する 一斉メール配信 14

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 3 公共情報コモンズ 公共情報コモンズコモンズの概念図 公共情報コモンズとは ICT を活用して 災害時の避難勧告 指示など地域の安心 安全に関するきめ細かな情報の配信を簡潔化 一括化し テレビ ラジオなどの様々なメディアを通じて 地域住民に迅速かつ効率的に提供することを実現するもの 15

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 3 公共情報コモンズ メリット 地域住民地域住民のメリットメリット 緊急事態発生時には 身近なメディアを通じて 迅速に正確な情報取得が可能になる 誰もがどこにいても 緊急情報を取得できる 情報伝達者 ( 放送事業者等 ) のメリットメリット 公共情報コモンズと放送システム等を連携させることにより データ入力の手間を省き 情報をより正確 迅速に伝達することが可能になる コミュニティ FM 事業者や地域 CATV 事業者等にとっても より広域かつ詳細な災害情報が入手でき 一層効率的 効果的に 地域の実状に合った情報提供ができる 全国の公共情報が標準化された手順により最適なデータフォーマットで入手可能となり 情報取得のためのコスト 工数の大幅削減が期待できる 情報発信者 ( 地方公共団体等 ) のメリットメリット 住民の居場所に関わらず 多様なメディアを通じて緊急性の高い情報を迅速かつ確実に伝えることができる 公共情報コモンズへの入力のみで 多様なメディアへの情報伝達が可能となり 入力作業の負荷が大きく軽減される 隣接する自治体等 他地域の災害状況を即時に把握できるようになる 緊急性の高い情報を 放送等のもつ速報性 同報性等を活かして迅速かつ正確に 住民へ伝えることが可能になる 16

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 3 公共情報コモンズ 課題 情報発信者 ( 地方公共団体等 ) と情報伝達者 ( 放送事業者等 ) との理念の共有が必要 市町からの災害情報や県からの防災情報等は 全国ノードのコモンズサーバに保管されるが 全国ノードは愛知と大阪にしか設置されていないため 情報伝達者 ( 放送事業者等 ) は全国ノード ( 大阪 ) までデータを取得しに行く必要がある 地域ノードを設置した場合 維持運用費用が必要となる 情報伝達者 ( 放送事業者等 ) の加入を増やす必要がある 他県でのでの導入事例 広島県広島県 市町防災担当者が情報を 1 回入力するだけで 県の防災情報システムに情報が集約され 県ホームページで表示されるとともに公共情報コモンズへも情報伝達が行えるシステムを整備している NHK 中国新聞社は全国ノード ( 大阪 ) からデータを取得し活用している 徳島県徳島県 全国ノード ( 大阪 ) から防災情報等を取得し 災害情報共有システムを利用し関係機関へ情報提供ができるようなシステムを整備中である 17

5. 次期防災情報システム構築にあたっての参考 4 システム化方式 システム化方式 オンプレミス方式 プライベート クラウド方式 パブリック クラウド方式 バックアップセンター方式 概要 現行の防災情報システムと同じ方式であり 庁内にサーバを設置し運用する方式 サーバをデータセンタに設置 県庁との間を専用回線で接続し 防災業務サービスとして提供する方式 クラウド業者の提供する防災業務サービスを インターネットを通じて利用する方式 県庁に稼働系サーバを バックアップセンターに待機系サーバを設置し運用する方式 概念図 設置場所 県庁内 県内 ( 高松市 ) 県外又は国外 県庁 県内 ( 高松市内 ) 通信方式 庁内 LAN FWA 又は専用回線 (NGN) インターネット 専用回線 (NGN) 通信回線の耐震性 有線回線の為 無線に比べ耐震性が劣る 無線 (FWA) の場合 耐震性が高い ISP まで有線回線の為 無線に比べ耐震性が劣る 有線回線の為 無線に比べ耐震性が劣る IDC へのアクセス - 徒歩で到達可能であり 事業継続性が高い 到達までにかなりの時間を要する 車で到達可能であり 事業継続性が高い セキュリティ データ交換 メンテナンス 保守 運用委託契約が必要 サービス料に含む サービス料に含む 保守 運用委託契約が必要 通信コスト 不要 FWA の場合 1 対向で約 1000 万円 ( 現用予備含む ) (1 か月 : 約 16 万円程度 ) 既設回線 ( インターネット回線 ) を利用する場合 通信コストは不要 バックアップセンターまでの距離によるが 専用回線を使用することになり FWA より高価 (1 か月 : 約 30 万円程度 ) 備考 県庁から直線距離で約 1km 以内を想定県庁被災時に IDC で事業継続を想定 海外に設置すると その国の法律変更により情報管理にも影響が及ぶ ( 特に個人情報 ) 県庁から直線距離で約 6km を想定 18