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報告書トピックス

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1 少子化に対する県民の問題意識 少子化に対する問題意識 約 9 割の人が少子化を問題であると回答しています 出生率低下に関する認識 原因 出生率低下の原因は 子育て費用の負担が大きい 安心して子育てできる社会制度が十分でない などと捉えられています 図表 1 少子化に対する問題意識 2.2% 2.

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23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

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Microsoft Word 報告書(最終・本編).doc

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Transcription:

子育て世代の方への ヒアリング調査結果 平成 27 年 8 月 中野市

1 ヒアリング調査実施概要 ヒアリング調査実施概要 3 ヒアリングシート 4 2 ヒアリング結果集計 ヒアリングシート回収結果 6 3 ヒアリング結果分析 意見 要望事項一覧 8 経済的なこと 9 御主人のこと 10 各種施設 ( 公共施設 民間施設 ) 11 支援センター等のこと 12 保育園 幼稚園のこと 13 その他 ご家族 勤務先のこと 14 1

1 ヒアリング調査 実施概要

ヒアリング調査実施概要 実施目的 : 人口減少を克服し 地方創生につなげていくため 子育てをされている市民の皆様のご意見 ご要望をお聴きし 市政に反映させることを目的とし実施実施日 場所 : 平成 27 年 7 月 31 日 ( 金 ) 午前 10 時から12 時中央子育て支援センター りんごっこ 平成 27 年 7 月 30 日 ( 木 ) 午前 10 時 30 分から11 時 30 分豊田子育て支援センター うさぎっ子 調査対象 : 子育て支援センターに訪れる市民 ( 全員女性 ) ( りんごっこ :9 名 うさぎっこ10 名 ) 調査方法 : グループヒアリング方式 (1グループ概ね5 名程度各 20 分 ) ヒアリングシートを事前に手渡し それをもとにヒアリング実施調査内容 : 第 1 子出産年齢 現在の子どもの数 希望する子どもの数 妊娠 出産 子育てについて こんな支援が欲しい など 普段感じていること 3

ヒアリングシート 1. 大変失礼ですが お母様の年齢をおきかせください 2. 第 1 子を産んだときの年齢を教えてください 3. 今 お子様は何人いらっしゃいますか 4. 将来的に何人のお子様が欲しいですか 5. もうひとり子どもを持つとしたら 行政にどんな支援をして欲しいですか ( 妊娠 出産 子育て 教育どんなことでも ) 子育て支援センターに訪れる市民 ( 全員女性 ) を対象に ヒアリングシートをもとに 第 1 子出産年齢 子どもの数 将来希望する子どもの数 子育て支援に関する行政への意見 要望を聞いた ヒアリングシートの内容以外についても 子育てを行う上で 中野市が優れている点や課題等 幅広く市民の声を抽出した 4

2 ヒアリング結果集計

ヒアリングシート回収結果 質問内容 調査結果 回答人数全 18 名 ( うさぎっこ 9 名 りんごっこ 9 名 ) 1 名無回答あり 年齢平均 32.6 歳 ( 最大 41 歳 最少 23 歳 ) 第 1 子出産年齢平均 29.3 歳 ( 最大 38 歳 最少 21 歳 ) 現在の子どもの数平均 1.61 人 ( 最大 3 人 (1 名 ) 最少 1 人 (7 名 )) 希望する子どもの数平均 2.50 人 ( 最大 3 人 (9 名 ) 最少 2 人 (9 名 )) 行政に求める支援策 保育料の値下げ (3 名 ) 出産 育児手当等の金銭的支援 (3 名 ) 未満児対応など 個別具体的な意見 要望は後述するヒアリング結果に記載 ヒアリングシート回収結果から 第 1 子出産年齢が平均で 29.3 歳であった 現在の子どもの数は平均で 1.61 人で 子ども 2 人と 1 人がそれぞれ約半数を占めており 子ども 3 人は 1 名だけであった 希望する子どもの数は 半数が 3 人 半数が 2 人を希望しており 平均すると 2.50 人である 現在の子どもの数の差は約 0.9 人であり その差を埋めるためには保育料の値下げや金銭的な支援が必要との声が挙げられた 6

3 ヒアリング結果分析

意見 要望事項一覧 項目回答者回答内容 ( 全 19 名 ) 経済的なこと 16 名 保育料の支援 紙オムツの助成など 各種子育て に関する経済的な支援 御主人のこと 9 名 夫の子育て支援の要請 夫の育児休業休暇取得 促進 各種施設 ( 公共施設 民間施設 ) 支援センター等のこと 保育園 幼稚園のこと 9 名公園の整備 授乳室やベビーベッド オムツ交換台など 子育て支援ができる施設の充実 7 名子育てに関する各種サービスの充実 夫婦が参加できる子育て教室の充実 営業時間の延長など 5 名保育園への入園条件の緩和 未満児の定員数の拡大 ご家族のこと 4 名 実家から支援を得にくい いざという時に頼れる人 がいない 勤務先のこと 2 名 希望する業種で働けなかったり 育児休業休暇終 了後を不安視する声 8

経済的なこと 意見 要望事項 保育料の支援 紙オムツの支援 ベビー用品購入の支援や貸与制度等 その他 経済的支援 市民の声一例 第 1 子から保育料を優遇してもらえれば 子どもを産むハードルが下がると思う 未満児の保育料が高く 働きに出ても 給料分に近い保育料がかかってしまい 手元にはお金が残らない オムツ引換券を配給してもらって 母親がオムツを自由に選べるようにしてもらえると助かる 紙オムツ等 家庭の状況に応じて 多少選択の幅があるものが欲しい チャイルドシートやベビーカー ベビーベッドなど 一時しか必要のない用品のレンタル ( 貸出 ) 制度があれば助かる ベビーベッド購入など 支援してもらえる制度はないか 不妊治療の助成について もう少し金額 回数の条件を緩和してもらえないか など 経済的支援については 19 名中 16 名と 最も多くの声が挙げられている 子育てに関し 様々な経済的支援を望む声が多いが 特に多いのが保育料で 6 名が保育料が高いので 何らかの支援をしてほしいを声を挙げている 次に多いのが紙オムツの配給であり 現在 子どもの出産の際にはゴミ袋が配給されるが 家庭の状況に応じて ゴミ袋ではなく紙オムツを選択できないかという意見が挙げられた その他 ベビーベッド等のベビー用品購入の負担が大きいとの声もあり ベビー用品購入の支援や貸与制度等を望む声も挙げられた すべての要望に応えることは難しいが 最も効果的と関挙げられる支援施策の優先的に実施していく必要がある 9

御主人のこと 意見 要望事項 夫の勤務先の子育て支援制度 夫の子育て支援 市民の声一例 主人の育児休暇を取りやすくしてほしい 主人の会社は 建前では育休制度があるが 実態としては育休を取っている男性はいない 主人の会社は制度としては育休が取れるようであるが その取得が難しい もう少し育休を取りやすい雰囲気があれると良いのだが 主人の会社には育児休暇制度があるものの その休暇が取りにくい 主人が育児休暇を取ってしまうと 会社の風当たりがきつくなるようである 育児に参加してくれないので 育児の大変さをわからせたい 主人が育児に関われるように 一緒にできる育児を意識付けできる仕組みを考えて欲しい 19 人中 9 人が夫に関する声を挙げている 特に夫の育児休業休暇取得を望む声が多い 建前上 勤務先の育休制度があっても その取得が進んでいないという課題がある 企業に対して従業員の育児休暇取得等の子育て支援制度を実施を促す取り組みが今後重要になるのではないかと考えられる また子育てに関し 夫の支援を求める声があり もう少し子育てを手伝ってほしいという意見もあった 10

各種施設 ( 公共施設 民間施設 ) 意見 要望事項 公園の整備 授乳室やベビーベッド オムツ交換台など 子育て支援ができる施設の充実 市民の声一例 一本木公園でも水遊びなどができないので 仕方がなく 小布施のハイウエイオアシスや木島平のケヤキの森公園に行っている 中野市も小布施のように自然豊かな公園があると良い 子どもが水遊びできる公園が欲しい 中野市にそういった公園がないので 小布施のハイウエイオアシスまで行って子供を遊ばせている プールが始まるまで 子どもの水遊びのために小布施のハイウエイオアシスに連れて行っている 中野市には 水遊びのできる公園がない ベビーベッドや授乳室のある施設が少なく オムツを交換したり 授乳するのが大変 男性トイレにオムツ交換台がある施設がなく 主人が子どものオムツ交換をできない 各種施設については 19 名中 9 名と約半数から意見が出ている 特に 水遊びができる公園の整備を要望する声が最も多かった 現状 市内にはそうした公園がなく やむを得ず小布施のハイウエイオアシスで子どもを遊ばせているという またベビーベッドや授乳室 オムツ交換台のある施設が少なく 子連れで飲食店等の施設に入りにくいとの意見も多かった こうしたことから子どもが安心して遊べる公園の整備や 子育て支援のできる施設の拡充を検討していく必要がある 11

支援センター等のこと 意見 要望事項 子育てに関する各種サービスの充実 夫婦が参加できる子育て教室の充実 営業時間の延長 市民の声一例 信濃町では無料で助産婦や保健師が母乳マッサージをしてくれるが 中野市でもこうしたサービスがあると有り難い 市でチャイルドシートやおもちゃ等のベビー用品を買い取り 子育て支援センターで貸出するという仕組みはどうか 子育て支援センターに 妊婦を対象とした情報提供をして欲しい 妊娠中の女性にとって支援センターのような交流の場は重要である 例えば妊娠中に先輩のママさんの体験談など マタニティ教室を開いてくれるとありがたい 夫婦で参加できる離乳食教室を開いてほしい 支援センターは現在 平日 土曜日の 17:00 までやっているが できれば 20:00 までやってほしい できれば日曜や祝日も開いていてほしい また時間も 17:00 までではなく 18:30 まで延長してほしい 子育て支援センターは 他の母親との交流の場になっており 子育てに関する情報も得られることから 子育てを行う上で 重要な役割を果たしている 要望としては 母乳マッサージのサービスやマタニティ教室 離乳食教室など 子育てに関する各種サービスを求める声が多かった また夫も子育てに参加できるよう 夫婦で出席できる子育てに関する教室を要望する声もあった その他 支援センターの営業日を 平日 土曜日 から 土日祝日 とし 営業時間を 17:00 よりも延長してほしいという声があった 12

保育園 幼稚園のこと 意見 要望事項 保育園への入園条件の緩和 未満児の定員数の拡大 市民の声一例 母親が働いていないと 子どもを保育園に預けれないのが厳しい 保育園に子どもを入園させる際に すぐに母親が働けない場合もある 知人の話だが 申し込みから 3 か月以内で働けないと 保育園を締め出されてしまったと聞く そういった制度はなんとかならないのか 子どもを保育園に入れる際に 松川保育園 さくら保育園 ひまわり保育園は定員オーバーと言われ みなみ保育園に入園した この状態だと居住地の学区内の保育園に入れず 学区外に入園してしまうと 小学校に入ってから友達がいないままになってしまう 未満児を預かっている保育園に聞いても 預かってもらえるところが少ない 未満児を預かってもらえる人数を増やしてほしい 未満児を預かる保育園がどこも定員一杯であり 子どもを預けることができず 結局働けない 子育てしながら働きたいと考える母親がいるものの 保育園の定員により 未満児を預けることができず 働きに行けないという声があった また定員等の理由から 小学校の学区内の保育園に入園できない場合 小学校入学時に子どもに友達がいないことを心配される声もあった 13

その他 ご家族 勤務先のこと 意見 要望事項 実家から支援を得にくい いざという時に頼れる人がいない 希望する業種で働けなかったり 育児休業休暇終了後を不安視する声 市民の声一例 実家が遠いので 私が体調を崩したら 子どもを見てくれる人がいない 体調を崩しても 2 人の子どもをつれて 病院に行かなくてはいけない 主人の母が働いており 簡単には子どもを預けれない かといって ベビーシッター等 知らない人に預けることにも抵抗がある 近くに頼れる人がいない 会社に託児所を作ってくれれば 子育てをしながら働ける しかし今まで得たスキル ( パン作り ) を活かせず 長野までいけば職があるが 中野にはない 一人目の子供が 10 カ月で 現在手探り状態の育児をしている 育休が 9 月で終了してしまうが シフト性のある会社であり 子育てしながら働けるのか心配である 核家族化が進んでいるためか 子育てに関し 実家からの支援を受けにくい家庭が多いと感じる いざという時に頼れる人がいないため 不安を抱えながら子育てをしている母親が多いのではないかと考えられる ベビーシッター等のいざという時のために子どもを預けれる環境づくりが重要である また子どもが小学校や中学校への入学を機会に 働きたいと希望する母親が多い 一方で希望する業種で働けなかったり 育児休業休暇終了後に働けないのではと 不安視する声がある 安心して子育てしながら働けるように 勤務先からの理解と支援が重要になると考えられる 14