目 次 1 これまでの経緯と今後の高校再編 1 (1) 最終報告 までの経緯 1 (2) 最終報告 以降の経過と現状 1 (3) 今後の高校再編を進めるにあたって 2 2 今後の高校再編の進め方 3 (1) 高校再編の新たな方針 基準 3 (2) 今後の検討方法 3 (3) 凍結した計画の取扱い 3

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平成 31 年度長野県公立高等学校入学者選抜における学校別実施予定概要について 高校教育課 1 平成 31 年度長野県公立高等学校入学者選抜における学校別実施予定概要 別添のとおり 2 概況 (1) 全日制課程 [ ] 内は平成 30 年度 ア前期選抜 ( 自己推薦型選抜 ) 実施校 62 校 [6

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

目 次 ~ これまでの経緯 ~... 1 第 1 第 1 期再編計画 策定の基本的な考え方... 3 第 2 魅力ある高校づくりの推進方針... 5 第 3 高校の規模と配置の適正化の推進方針 第 4 再編校の募集開始までのスケジュールと再編統合の手順 第 5 旧通学区ごとの

2 幼保連携型認定こども園 [ 表 3] 主要指標の推移 教育 保育職員数 1 学級当たり教育 保育職員 ( 本務者 ) 園数学級数在園者数 ( 本務者 ) の在園者数 1 当たりの在園者数対前対前対前対前 (3~5 対前 (0~5 対前増減数増減率増減率増減率歳児 ) 増減数歳児 ) 増減数 園

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 学力検査の成績 による順位と 調査書の得点 による順位が, ともに次のパーセント以内にある者は, 入学許可候補者として内定する ( ア ) 受検者

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

持続可能な教育の質の向上をめざして ~ 教員の多忙化解消プラン に基づく取組について ~ 平成 30 年 3 月 愛知県教育委員会

目 次 Ⅰ 基本計画策定にあたって 1 1. 基本計画策定の趣旨 1 2. 基本計画策定の背景 1 Ⅱ 市立小 中学校の状況と課題 2 1. 児童 生徒数と学校数の推移 2 2. 児童 生徒数の将来推計 3 3. 小 中学校の規模 4 4. 学校の小規模化 大規模化に伴う課題 4 Ⅲ 学校の適正規模

受付番号 宮城県小牛田農林高等学校長殿 平成 年 月 日 志願する課程, 学科, コース 部 : 全日制課程農業技術科農業科学コース 次の 1,2 のうち, 満たしている条件の にチェックをすること 2 の場合 (1)~(3) のいずれか 1 1~3 年生の全教科の評定平均値が4.0 以上の者 2

①H 【文警資料の案トル】表紙と目次

H ( 木 ) H ( 水 ) H ( 金 ) H ( 金 ) H ( 土 ) H ( 月 ) H ( 月 ) H ( 木 ) H ( 金 ) H ( 火 ) H30.6.2

酒田新高校構想説明会について(素案)


通学区 第 1 通学区 第 2 通学区 第 3 通学区 第 4 通学区 学級数 第 1 区 第 2 区 長野県公立高等学校募集学級数別一覧 ( 平成 29 年度全日制課程 ) 1 学級 2 学級 3 学級 4 学級 5 学級 6 学級 7 学級 8 学級 下高井農林 ( 農 ) 飯山 ( 普 3 探

ウ実施期日等平成 28 年 3 月 8 日 ( 火 ) 時限教科検査時間 1 国語 9:00~ 9:50 ( 50 分 ) ( 休憩 ) 2 数学 10:10~11:00 ( 50 分 ) ( 休憩 ) 3 英語 11:20~12:10 ( 50 分 ) ( 昼食 ) 4 社会 13:00~13:5

【大綱】①平成29年度山口県公立高等学校入学者選抜実施大綱

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はじめに 福島県学校教育審議会では 平成 28 年 5 月に福島県教育委員会より 社会の変化に対応した今後の県立高等学校の在り方について 諮問を受け これまで県内各地区にある 7 つの高等学校を視察し 高等学校の現状を確認するとともに 審議会と部会をそれぞれ 3 回にわたり開催してきた その中で 県

新たな高校教育に関する指針 概要版 第 1 章 基本的な考え方 指針の趣旨 高校教育推進検討会議 の答申 ( 平成 17 年 12 月 ) に基づき 未来を担う人材を育むための高校教育の基 本的な考え方と施策を示したものであり 平成 20 年 度から順次実施 本道の高校教育の現状と課題 国際化 高度

戦績(2016).xlsx

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

目 次 はじめに 1 1. 大空中学校 ( 大空小学校を含む ) の現状について 1 2. 学校規模の小規模化による影響について 1 3. 適正規模を確保するための 2 取り組み等に関する検討について (1) 通学区域の変更の検討 2 (2) 学校の統合の検討 3 (3) 小中一貫教育の検討 3 4

比治山大学短期大学部総合生活デザイン学科 美術科 56 名 比治山大学子ども発達教育学科 2 年 81 名 年 136 名 比治山大学言語文化科 働く前に知っておこう!! 社会保険とお金の話 2 年 133 名 2017

(4) 教員数 [ 表 3] 教員数 は 1,295 人で 前より 43 人減少しました そのうち 女性教員の占める比率は 95.9% となっています (5) 小学校第 1 学年児童数に対する幼稚園修了者数の比率 [ 表 4] 当該の奈良県内の小学校第 1 学年の児童数に対する その年の 3 月の県

広島県立庄原格致高等学校働くときの基礎知識と日本の社会保障について 25 名 広島県立廿日市高等学校定時制労働者として最低限必要な知識を身に着ける 2 年 15 名 IGL 福祉専門学校柔整学科 鍼灸学科 労働者として基本的な知識を身に着

(3) 面接 [300 点満点 ] 3 名の評価者が, 次の4つのごとに, 各に基づき,a( 優れている ) b( 標準である ) c( 標準をやや下まわる ) d( 標準を下まわる ) e( 問題がある ) の 5 段階で評価する aを25 点,b を20 点,c を15 点,d を5 点,e を

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目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

Microsoft Word - 調査書等中学校先生記入用紙.docx

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34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) ものづくりに興味や関心があり 将来は工業に関する知識や技術を活かした分野で活躍することを強く望む者 評定合計が 27 以上の者 志望動機が明確であり 志望学科に関する学習やものづくりに強い

H16選抜方針

H25後期選抜の選抜資料等

資料3

02 (確定)H30志願者(志願変更後)学校別「入力用」

仙台市立小 中学校の 過大規模校化への対応方針

34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) 次のいずれかに該当する者 1 文化的活動や体育的活動において地区大会を経て 県大会に出場した者 2 部長 副部長 選抜選手として活動した者で 部活動 研究活動で活躍することを強く望む者 3

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進路説明会資料(平成29年度分)

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02(確定)H30志願者学校別 - コピー

第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者の状況 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的

兵庫県公立高等学校の新しい選抜制度について 平成 29 年度入学者選抜対象 平成 27 年度入学者選抜から 生徒がそれぞれの個性や能力 興味 関心 進路希望等に応じて 生徒が学びたい学校で充実した高校生活を送ることができるようにするために 通学区域の見直 しが行われました 1 高等学校の種類 1 課

00 県立・表紙

目 次 1 学びの改革 の基本理念 (1) 学びの改革 の必要性 1 (2) 学びの改革 の目指すべき方向 2 2 学びの改革 の内容 (1) 新たな社会を創造する力 を育む教育の推進 4 1 新たな社会を創造する力 の意義 4 2 本県における 学び の過去 現在 未来 4 3 授業改善から 探究

(2) 施設の状況 幼稚園施設は 昭和 50 年前後に建築され 築 30 年以上が経過しています ( 表 2) ( 表 2) 公立幼稚園施設一覧 施設名称 竣工年月 構造 階数 酒匂幼稚園 昭和 48 年 2 月 鉄筋コンクリート造 ( 一部鉄骨造 ) 地上 2 階 東富水幼稚園 昭和 46 年 3

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23 県立米沢工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 生産デザイン科 電気情報科 建築科 環境工学科 ) 当該類 ( 学科 ) を志望する動機及び目的意識が明確 適切であり ものづくり や創意工夫することに強い興味 関心を持ち 将来の工業界を担うことが期 A 25 : B 25 : C 3

Microsoft Word - ★0325_会議録H310312(HP用)

Q1 授業は何時から始まりますか? 午後 5 時 25 分から始まり 午後 9 時に終了します 大部分の生徒は 午後 5 時から5 時 15 分の間に登校してきます 午後 5 時というと 夏はまだ十分に明るい時刻ですが 冬はもう真っ暗です だから 確かな目標 を持って 規則正しい生活 を送らないと


別表4稲生 情報コース 表中の 最終段階 とは 後期選抜の選抜方法の (5) の段階を示す 表中の 印は 選抜資料に該当するもので 印が 特に重視する選抜資料 を示す 高等学校名学科 コース名学力調査書実技面接の作文の検査のの検査の状況結果結果内容結果 機械科 電気科 四日市中央工業 化学工学科 都

22 県立米沢興譲館高等学校 ( 全日制 ) 理数科求める生徒像 出願要件 1 キャリア形成に係る要件 選抜規準 (A 調査書学習の記録 :B 調査書学習の記録以外 :C 面接 : D 作文 :E 基礎学力検査 ) 2 成績評定概況に係る要件 面接の評価の観点 評価の段階 推薦入学者選抜 3 特別活

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第 表 進路希望状況 区 分 志望者人数 割合 科 0, % 府 内 全 日 制 高等学校 公 専門学科 3, % 立 総合学科 239.0% 4, % 私立国立全日制高等学校国立高等専門学校 6, % % 2,522 9.% 0.5%

目次 工業高等学校の現状 練馬工業高等学校について 2

茨木市待機児童解消保育所等整備計画 ( 平成 30~32(2020) 年度 ) 平成 30 年 12 月 茨木市

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

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平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

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第 2 部 東京都発達障害教育推進計画の 具体的な展開 第 1 章小 中学校における取組 第 2 章高等学校における取組 第 3 章教員の専門性向上 第 4 章総合支援体制の充実 13

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

A

7 意見聴取の経緯及びパブリックコメントにおける意見の概要 (1) 意見聴取の経緯 第 1 次県立高等学校再編整備の後期実施計画の策定 ( 平成 18 年 2 月 ) 年度 実施内容 対象者 H17 第 1 次再編整備の前期実施計画に 当該高校の校長, 教諭, 学校評議員 係る実施状況調査 H18

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平成 27 年 12 月 25 日 第 2 次県立高等学校再編整備の後期実施計画 ( 平成 29~32 年度 ) について 経緯 平成 21 年 7 月, 第 2 次基本計画 H23~32 策定実施計画 : 前期 H23~25, 中期 H26~28, 後期 H29~32 基本的な考え方 中卒者数の急

平成25~27年度間

イ類似団体の状況 法定上限数 抜粋 30 人 ( 人口 8~ 10 万人 ) 34 人 ( 人口 10~ 14 万人 ) 定数が定数を減員の状況法定市数法定上限人2人3人4人5人6人7人8人9人上限数数より減員1と同じ (14.8%) 9 (23.1%) 10 人11 人以上 23

H28秋_24地方税財源

はじめに 県教育委員会は 田川地区の中学校卒業者数の急激な減少に対応するため 外部有識者等による検討委員会の報告書を踏まえ 平成 25 年 3 月に 田川地区の県立高校再編整備計画 を策定し 平成 36 年度を目処に普通科を2 校に集約するなどの再編整備の基本的な方向性を示した 一方 中高一貫教育に

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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教育実践研究論文集 第 6 巻 平成 30 年度教育学部プロジェクト推進支援事業 附属学校改革専門委員会 第 3 期中期目標中期計画 ; 平成 年度中間報告 小規模 複式教育に資する教育実習カリキュラムの開発 ( 経過報告 ) 附属学校改革専門委員会 : 田代高章 ( 教育学部 ) 阿部真一( 教職

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2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成 24 年度職場体験 インターンシップ実施状況等調査 ( 平成 25 年 3 月現在 ) 国立教育政策研究所生徒指導 進路指導研究センター Ⅰ 公立中学校における職場体験の実施状況等調査 ( 集計結果 ) ( ) は 23 年度の数値 1 職場体験の実施状況について ( 平成 24 年度調査時点

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小・中学校における学校選択制等の実施状況について(平成24年10月1日現在)

H30全国HP


第5回 東大和市学校規模等あり方検討委員会会議録

全科共 集集枠 % ( 小論文 ) 本校への入学を強く希望し 次の 1~3 の条件を全て満たす者 さらに 学習活動 クラブ活動 生徒会 学級活動 ボランティア活動などの分野で 中学校時代の活動を踏まえ 高校入学後もその活動を継続できる者 1 基礎的な学力を有している 2 基本的な生活習慣が身について

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

15 県立村山産業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電子情報科 ) 知徳体が調和した人間を目指し 誠実な行動ができる生徒 将来 地域の産業 社会の発展に貢献しようとする強い気持ちを持った生徒 将来のスペシャリストになるという明確な目的意識を持ち そのために必要な知識 技術及び技能を身につ

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

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平成 19 年 6 月 長野県教育委員会

目 次 1 これまでの経緯と今後の高校再編 1 (1) 最終報告 までの経緯 1 (2) 最終報告 以降の経過と現状 1 (3) 今後の高校再編を進めるにあたって 2 2 今後の高校再編の進め方 3 (1) 高校再編の新たな方針 基準 3 (2) 今後の検討方法 3 (3) 凍結した計画の取扱い 3 3 高校再編の新たな方針 基準について 4 (1) 再編方針 4 1 1 学年 2~4 学級規模の学校 4 2 1 学年 5 学級規模以上の学校 4 (2) 再編基準 5 1 学年 2 学級規模の定員に満たない学校 5 4 今後の検討方法について 6 5 凍結した計画の取扱いについて 7 (1) 中条高校と犀峡高校 長野南高校と松代高校 蓼科高校と望月高校 岡谷東高 校と岡谷南高校 大町高校と大町北高校の統合計画 7 (2) 屋代南高校 野沢南高校の多部制 単位制高校への転換計画 7 (3) 該当校の入学者選抜 7 6 その他の計画の今後の予定 7 (1) 飯山高校の二次統合 7 (2) 箕輪工業高校の多部制 単位制高校への転換と上伊那農業高校定時制の統合 7 (3) 飯田工業高校と飯田長姫高校の統合 7

1 これまでの経緯と今後の高校再編 (1) 最終報告 までの経緯 昭和 23 年の新制高校発足以来 生徒数がピークに達する平成 2 年まで 高校は主として生徒数の増加に対応して再編された 特に 昭和 50 年代から平成 2 年までのいわゆる急増期に 下諏訪向陽高校 長野南高校 田川高校 中野西高校 松川高校 ( 県立移管 ) 明科高校の 6 校が新設された 平成 3 年から生徒数は減少期に入り 急増期に学級増を行った学校の過大規模化を解消するとともに 生徒の多様なニーズに対応するための特色ある高校づくりに重点を移し 理数科 体育科 英語科等特色ある学科を県内各地に設置した この流れは 現在 魅力ある高等学校づくり として引き継がれている 平成 10 年 6 月 県教育委員会は 高校教育の改善充実について を策定し 生徒数の減少期における高校教育の方向性を示した これに基づき 県下初の総合学科を塩尻志学館高校へ設置する等の高校改革を進めるとともに 著しく生徒数が減少した定時制課程については統廃合を含めた適正配置を図り 4 校の定時制課程を廃止した 生徒数の減少が続く中 平成 16 年 1 月には 高等学校改革プラン検討委員会を設置し 1 年余の検討の後 平成 17 年 3 月 長野県高等学校改革プラン検討委員会最終報告 ( 以下 最終報告 という ) が提出された この 最終報告 では 魅力ある高等学校づくり と 高等学校の適正な規模及び配置 の二つの課題を柱とする 高校改革の今後の方向性が示された (2) 最終報告 以降の経過と現状 平成 17 年度には 最終報告 を受け 県内 4 ブロック毎に高等学校改革プラン推進委員会を設置し 同委員会において具体的な再編計画が議論された その報告を基に平成 18 年 3 月 県教育委員会は 長野県高等学校改革プラン実施計画 を策定した これに対してさまざまな議論があり 平成 18 年 6 月県議会定例会において 高校の統廃合を行う場合は当該高校の募集定員を決定する前に県議会の同意を得なければならないこととした高等学校設置条例の改正がなされた 平成 18 年 9 月の県議会臨時会において 改正後の高等学校設置条例に基づき 9 件の高校統合議案のうち 3 件が同意され 平成 19 年 4 月には 飯山高校 中野立志館高校 木曽青峰高校の 3 校を開校し 多部制 単位制高校に転換した松本筑摩高校 総合学科高校に転換した丸子修学館高校の 2 校もスタートした 一方 6 件の統合議案は不同意となり これを受けて県教育委員会は統合 5 件と多部制 単位制高校への転換 2 件の計画を当面凍結することとした この間の高校再編への取組を振り返ると 計画策定に至る手法や平成 19 年度に一斉実施という進め方などに無理があり 地域の理解が十分には得られなかった 県教育委員会としては このことを重く受け止め 今後に生かしていかなければならないと考えている -1-

(3) 今後の高校再編を進めるにあたって 平成 19 年 3 月の中学校卒業者数は 平成 2 年のピーク時に比べ 6 割程度に減少している 少子化傾向は今後も続くと予想され このままでは学校規模の長期的な縮小化は避けられない その結果 生徒同士の切磋琢磨する機会の減少 部活動等における活力の低下 教員数の減少による教科 科目の選択幅の縮小など 高校教育の質の低下が懸念される このような課題を解決し 教育活動の活力を高め 生徒の学びの可能性を広げて 教育の質の向上を図るためには 今後も高校再編を継続して進め 魅力ある高校づくりと高校の規模と配置の適正化を推進しなければならない また 本県の地理的特性を考慮すれば 地域における高校教育の機会を保障するという点についても検討する必要がある 以上の観点から 今後の高校再編の進め方については これまでの反省を踏まえ 平成 17 年 3 月の 最終報告 を基本に据えることを確認するとともに 1 高校再編の新たな方針 基準 2 今後の検討方法 3 凍結した計画の取扱い の 3 点について基本的な考え方を示すこととした 平成 18 年 3 月の 長野県高等学校改革プラン実施計画 のうち凍結した計画についてはいったん取り下げ 新たな方針 基準を踏まえ改めて再編計画を策定することとしたが 平成 17 年度の高等学校改革プラン推進委員会において 1 年にわたり熱心に議論いただいたことは 地域の貴重な声として今後の検討に生かしていきたいと考えている 平成 19 年度に再編統合が実現した地域の状況を見ても 高校再編という大きな事業を進めるには 県民の理解 とりわけ地域の理解が不可欠である 県教育委員会としては 生徒たちによりよい教育環境を提供するという視点に立ち 県民の理解と協力を得ながら 高校再編を進めていきたいと考えている -2-

2 今後の高校再編の進め方 今後の中学校卒業予定者数の推移を踏まえ 高等学校改革プラン検討委員会の 最 終報告 ( 平成 17 年 3 月 ) を基本に据えて 継続して高校再編を進める (1) 高校再編の新たな方針 基準 1 1 学年 2~4 学級規模の学校の再編方針を設定し 魅力と活力のある新たな高校への再編を検討する 2 1 学年 5 学級以上の規模の学校についても 魅力と活力ある高校づくりという観点から 地域内での再編を検討する 3 最終報告 のとおり 本校の下限規模は 1 学年 2 学級とし その定員に満たない学校の再編基準を設定し 地域キャンパス化 ( 分校化 ) 等の再編を行う より小規模となった場合は 募集停止を検討する (2) 今後の検討方法 1 教育関係者の意見を聞きながら 地域との協議を重ね 概ね 2 年間をかけて検討を進める 2 再編計画を進めるにあたっては 概ね平成 25 年度までを一区切りとして 一斉実施ではなく 計画がまとまったところから順次実施していく (3) 凍結した計画の取扱い 凍結した計画についてはいったん取り下げ 新たな方針 基準を踏まえ改めて再編 計画を策定する -3-

3 高校再編の新たな方針 基準について (1) 再編方針 1 1 学年 2~4 学級規模の学校 1 学年 2~4 学級規模の学校については 地理的条件 学科の適正配置等を考 慮しながら 周辺にある高校との統合等により 魅力と活力のある新たな高校へ の再編を検討する [ 概要図 ] A 校 B 校 2~4 学級規模 2~4 学級規模周辺にある高校 魅力と活力のある新たな高校づくり C 校 A 校舎 C 校 B 校舎 6~8 学級規模 2 1 学年 5 学級規模以上の学校 1 学年 5 学級規模以上の学校についても 定員の充足状況や学科の適正配置等 を考慮しながら 魅力と活力ある高校づくりという観点から 地域内での再編を 検討する -4-

(2) 再編基準 1 学年 2 学級規模の定員に満たない学校 下限規模 2 学級を下回る場合 以下のⅠ またはⅡ の状態が 2 年連続した場合 1 地域キャンパス化 ( 分校化 ) 2 他校との統合 ( 新たな高校をつくる ) 3 募集停止のいずれかとする Ⅰ 全校生徒数が 120 人以下の場合 Ⅱ 全校生徒数が 160 人以下で かつ卒業者の半数以上が当該高校へ入学している中学校がない場合 より小規模になった場合 2 年連続して 全校生徒数が 60 人以下の場合は 募集停止を検討する ただし 卒業者の半数以上が当該高校へ入学している中学校があるときは慎重に扱う 注 1) 全校生徒数は 学校基本調査規則に基づく 5 月 1 日現在のもの 注 2)1 学級の定員は 40 人 [ 概要図 ] 2 年連続して 全校生徒数が 120 人以下 2 年連続して 全校生徒数が 160 人以下 かつ卒業者の半数以上が当該高校へ入学している中学校がない 1 地域キャンパス化 ( 分校化 ) 2 他校との統合 3 募集停止 2 年連続して 全校生徒数が 60 人以下 募集停止を検討 -5-

4 今後の検討方法について 旧通学区をベースにして 高校 小 中学校の教育関係者や PTA 等の意見を聞きながら 自治体関係者等との協議を重ね 県議会の理解を得て 県教育委員会が責任をもって検討を進める 平成 19 年 6 月から概ね 2 年間を検討期間とし この間にまとまったものについては 順次実施に向けて準備を進める 1 年目 1 高校長会 ( 将来像研究委員会 ) の意見を聞きながら 再編計画の骨子 を作成する 地域ごとの再編 -------------------------- 地区 ( 旧通学区別 ) 校長会 専門学科の適正配置 ---------------------- 専門部会 ( 農業 工業 商業 家庭 ) 多部制 単位制と定時制 通信制の配置 ---- 専門部会 ( 定通 ) 2 随時 小 中学校長会 PTA 等 県議会 自治体関係者等の意見を聞く 3 具体的な計画まで進んだところは 実施の準備を始める 2 年目 1 再編計画の骨子 をもとに 関係者の意見を聞きながら 自治体関係者等との協議を重ね 県議会の理解を得て 具体的な再編計画を策定する 2 具体的な計画ができたところから 実施の準備を進める [ 概要図 ] 平成 19 年 平成 20 年 平成 21 年 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 自治体関係者等 自治体関係者等 県議会県議会 県教育委員会 高校長会地区将来像校長会研究委員会専門部会再編計画の骨子と具こ体ろ的はな実計施画のが準で備きた再編計画 小 中学校長会 PTA 等高校小 中学校 PTA 等 -6-

5 凍結した計画の取扱いについて (1) 中条高校と犀峡高校 長野南高校と松代高校 蓼科高校と望月高校 岡谷東高校と岡谷南高校 大町高校と大町北高校の統合計画 統合計画についてはいったん取り下げ 高校再編の新たな方針 基準に従って改めて再編計画を策定する (2) 屋代南高校 野沢南高校の多部制 単位制高校への転換計画 多部制 単位制高校への転換計画についてはいったん取り下げ 先行して設置された高校の状況等を見ながら 通学区内の対象校を検討し 改めて再編計画を策定する 同時に周辺の定時制 通信制の適正配置についても検討する (3) 該当校の入学者選抜 平成 20 年度入学者選抜は各高校ごとに実施する 6 その他の計画の今後の予定 (1) 飯山高校の二次統合 飯山北高校の校舎改築などの教育環境の整備を行いながら 平成 25 年頃の実施を目途に準備を進める (2) 箕輪工業高校の多部制 単位制高校への転換と上伊那農業高校定時制 の統合 施設 設備を整備しながら準備を進め 平成 20 年度に実施する (3) 飯田工業高校と飯田長姫高校の統合 施設 設備の在り方等について 改めて両校関係者の意見を聞きながら統合計画を進める -7-