水痘 成人用肺炎球菌導 入に伴う予防接種説明会 平成 26 年 9 月 熊本市感染症対策課
水痘予防接種 1 しおり P1 ワクチン名乾燥弱毒生水痘ワクチン ( 生ワクチン ) 対象者生後 12 月 ~36 月に至るまでの間にある者 接種回数 2 回 1 回目の標準的な接種時期生後 12 月 ~15 月 接種間隔 3 月以上 ( 標準的には6 月から12 月 ) の間隔をおいて2 回目 注意事項 平成 26 年 10 月 1 日までに 生後 12 月以降に 3 月以上の間隔をおいて 2 回接種した者は 対象外 平成 26 年 10 月 1 日までに 生後 12 月以降に 1 回接種した者は 定期接種を 1 回受けたものとみなす 平成 26 年 10 月 1 日までに 生後 12 月以降に 3 月未満の期間内に 2 回以上接種した者は 定期接種を 1 回受けたものとみなす この場合 1 回目接種から 3 月以上の間隔をおいて 1 回接種とする 水痘にかかったことのある者は 水痘に対する免疫を獲得しているため 対象外 2 回目の接種時年齢が 36 月を超えた場合は 対象外となる 予防接種の経過措置平成 26 年度は 生後 36 月 ~60 月に至るまでの間にある者も定期接種の対象とする 接種回数 1 回 注意事項生後 12 月以降に1 回以上接種した者は 対象外
水痘予防接種 2 接種期間及び接種回数 1 歳 3 歳 5 歳 2 回接種 1 回接種 法定で 2 回接種する場合は 追加の接種日に注意すること 2 回接種が可能な初回接種の期間 3 ヶ月 水痘予防接種行政措置制度 ( しおり P2) 追加が 3 歳を超えた場合は任意接種 法定の対象者に対し 一律 6 ヶ月間の接種機会を設ける制度で 5 歳を超えて も行政措置制度を用い 1 回接種できる対象者平成 21 年 10 月 2 日 ~ 平成 22 年 3 月 31 日に生まれた者 制度の期間 水痘予防接種の通知 ( 接種機会が 6 ヶ月未満の者 ) 平成 26 年 10 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 全対象者に個別通知ハガキを送付 平成 21 年 10 月 2 日 ~ 平成 22 年 3 月 31 日に生まれた者には 封書による通 知と熊本市水痘予防接種行政措置制度による接種申請書 ( しおり P3) を送付
成人用肺炎球菌予防接種 1 しおり P4 P5 ワクチン名 23 価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン ( ニューモバックス ) 接種回数 1 回 平成 26 年度の対象者 ( 対象者は毎年度変わります ) 平成 26 年度中に 65 歳 70 歳 75 歳 80 歳 85 歳 90 歳 95 歳又は100 歳となる者 平成 26 年度中に 101 歳以上になる者 ( 平成 26 年度のみ ) 平成 26 年 10 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの対象者
成人用肺炎球菌予防接種 2 しおり P4 P5 60 歳以上 65 歳未満の者であって 心臓 じん臓若しくは 呼吸器又は免疫の機能障害 ( 免疫の機能にあっては ヒト免疫不全ウイルスによるものに限る ) により身体障害者手帳 1 級を受けている者 又は 医師の診断等により 上記に掲げる者と同等の障害を有すると認められる者 注意事項 B 類予防接種のため 接種には本人の意思が必要 ( インフルエンサ 予防接種と同様 ) すでに成人用肺炎球菌ワクチンを接種したことがある者は 対象外 過去 5 年以内に成人用肺炎球菌ワクチンを接種されたことのある者が 再度接種した場合 注射部位の疼痛 紅斑 硬結等の副反応が 初回接種よりも頻度が く 程度が強く発現するとの報告があるため 接種歴の十分な確認が必要 プレベナー 13( 沈降 13 価肺炎球菌結合型ワクチン ) を定期接種に使用することはできない
成人用肺炎球菌予防接種 3 行政措置制度 65 歳以上のハイリスク者が 本来の接種年度より早く接種できる制度 対象者接種を希望する65 歳以上の市民であって 心臓 じん臓若しくは 呼吸器又は免疫の機能障害 ( 免疫の機能にあっては ヒト免疫不全ウイルスによるものに限る ) により身体障害者手帳 1 級を受けている者 又は 医師の診断等により 上記に掲げる者と同等の障害を有すると認められる者対象者の考え方 60 歳 65 歳 70 歳 75 歳 ハイリスク者法定接種 法定接種 ハイリスク者行政措置 法定接種 ハイリスク者行政措置 法定接種 ハイリスク者行政措置
定期予防接種の費用負担について 実費の考え方 予防接種法 予防接種法 ( 実費の徴収 ) 第二十八条第五条第一項又は第六条第三項の規定による予防接種を行った者は 予防接種を受けた者又はその保護者から 政令の定めるところにより実費を徴収することができる ただし これらの者が 経済的理由により その費用を負担することができないと認めるときはこの限りでない 予防接種法施行令 ( 実費 ) 第三十三条法二十八条の実費とは 薬品費 材料費及び予防接種を行うため臨時に雇われた者に支払う経費をいう
全国の自治体の費用負担状況 A 類 社会防衛 B 類 個人防衛 対象疾病麻しん 風しん 結核 百日咳ポリオ ヒブ 水痘 (10 月から ) 対象疾病 インフルエンザ 成人用肺炎球菌 (10 月から ) 低所得者以外からの実費徴収可能 低所得者以外からの実費徴収可能 全国のほとんどの自治体全額公費負担 ( 無料 ) 全国のほとんどの自治体一部自己負担
成人用肺炎球菌の自己負担の考え方 成人用肺炎球菌導入時の自己負担の考え方 ( 政令市の状況 ) 肺炎球菌導入時 政令市全て自己負担導入で検討中 成人用肺炎球菌 20 市の内ワクチン代相当 14 市 (70%) 肺炎球菌 (26 年 10 月開始予定 ) 政令市 人口 自己負担の考え方 金額の想定 ( 円 ) 札幌市 1,936,460 ワクチン代相当 4,400 仙台市 1,068,511 ワクチン代相当 5,000 さいたま市 1,243,436 ワクチン代相当 4,800 千葉市 964,055 ワクチン代相当 4,700 横浜市 3,702,551 接種料の3 割相当 3,000 川崎市 1,448,196 未定 未定 相模原市 720,570 接種料の3 割相当 2,000 新潟市 809,934 ワクチン代相当 4,000 静岡市 709,702 ワクチン代相当 4,600 浜松市 793,437 ワクチン代相当 4,500 名古屋市 2,271,380 ワクチン代相当 5,000 or 4,000 京都市 1,470,742 ワクチン代相当 4,000 大阪市 2,683,487 ワクチン代相当 4,400 堺市 840,862 ワクチン代相当 5,000 神戸市 1,539,751 接種料の半額相当 4,000 岡山市 713,433 接種料の3 割相当 or ワクチン代相当 3,600 or 4,700 広島市 1,183,156 ワクチン代相当 4,500 福岡市 968,122 未定 未定 北九州市 1,506,313 ワクチン代相当 4,000~5,000 熊本市 739,541 ワクチン代相当 4,600 平成 26 年 5 月 19 日調査
インフルエンザの自己負担について ( 政令市等 ) 政令市 熊本市以外は 1,000~2000 円の自己負担 (25 年度 ) 県内の市町村 熊本市以外は 全市町村自己負担あり 政令市 人口 自己負担額 ( 円 ) インフルエンザ自己負担 生保自己負担額 ( 円 ) 非課税世帯自己負担額 ( 円 ) 札幌市 1,936,460 1000 0 0 仙台市 1,068,511 1000 0 0 さいたま市 1,243,436 1000 0 0 千葉市 964,055 1500 0 0 横浜市 3,702,551 2000 0 0 川崎市 1,448,196 1500 0 0 相模原市 720,570 1000 0 0 新潟市 809,934 1050 0 0 静岡市 709,702 1300 0 1300 浜松市 793,437 1000 0 1000 名古屋市 2,271,380 1000 0 0 京都市 1,470,742 2000 0 0 大阪市 2,683,487 1000 0 0 堺市 840,862 1000 0 0 神戸市 1,539,751 1000 0 0 岡山市 713,433 2000 0 1000 広島市 1,183,156 1000 0 0 福岡市 968,122 1200 0 0 北九州市 1,506,313 1000 0 0 熊本市 739,541 0 0 0
インフルエンザ 成人用肺炎球菌予防接種の自己負担導入 今年度から成人用肺炎球菌 インフルエンザ予防接種に自己負担を導入 自己負担額 ( 額の根拠ワクチン代相当 ) 成人用肺炎球菌予防接種 4,600 円インフルエンザ予防接種 1,000 円 導入の経緯自己負担は 法の裏づけ 他の自治体の状況等を背景に B 類法定接種が 個人防衛を主目的とする予防接種であることから 市として一部の免除対象者を除き個人負担を求めることを決めた インフルエンザの対象期間は 今年度より 10 月 1 日 ~1 月 31 日までに変更 インフルエンザの自己負担導入に伴う接種対象者の変更は 一切ありません 今年からは 免除対象者確認のため 保護世帯の者 中国残留邦人等への支援給付受給者で 65 歳以上の者への対応が必要 受け取った自己負担を後日返金する償還払い等の制度はありません
インフルエンザ 成人用肺炎球菌予防接種の自己負担免除について 予防接種法上 経済的理由により その費用を負担することができないと認められる者については 自己負担を免除することになっている 熊本市の自己負担の免除対象者保護世帯の者 中国残留邦人等への支援給付受給者 非課税世帯の者 保護世帯の者は 従来どおり保護証明書 ( 提出 ) 医療券等で確認 中国残留邦人等への支援給付受給者は 受給者証で確認 非課税世帯の確認方法 ( 非課税世帯とは 住民票上の世帯全員の市民税の所得割が非課税の世帯 ) 介護保険料決定通知書 介護保険負担限度額認定証 後期高齢者医療限度額適用 標準負担額減額認定証等を医療機関窓口へ提示 医療機関で課税 非課税の判断を実施 ( 判断方法は 別途説明 ) 非課税世帯の確認書類を紛失した場合 感染症対策課に申請すれば 免除用予診票の発行で対応
インフルエンザ自己負担対象者の考え方 課税世帯 60 歳 65 歳 任意接種 有料 ハイリスク者ハイリスク者 1000 円 法定対象者自己負担 1,000 円 非課税世帯 60 歳 65 歳 任意接種 有料 ハイリスク者無料 法定対象者 無料 生活保護世帯 中国残留邦人支援給付受給者 20 歳 60 歳 65 歳 任意接種 有料 ハイリスク者無料 行政措置対象者 無料 法定対象者 無料
成人用肺炎球菌の通知等について 成人用肺炎球菌予防接種全対象者に個別通知ハガキを送付送付した通知ハガキは 予防接種番号の通知と接種済証を兼ねるため 医療機関への提示を原則必須とする 医療機関では 接種内容を記載のうえ 本人へハガキを返却 成人用肺炎球菌のハイリスク者への対応 60 歳 ~65 歳未満のハイリスク者は 法に基づく対象者のため 身体障害者手帳 1 級の提示もしくは 医師の診断書が必要 65 歳以上のハイリスク者は 熊本市が定めた行政措置制度に基づくもので 身体障害者 1 級の提示のほか 接種医の判断で接種は可能 成人用肺炎球菌予防接種予診票について成人用肺炎球菌予防接種は 市にて電算の履歴管理を実施予診票は スキャナーによる自動読み取りにて実施するため 接種の際 予防接種番号が必要 予防接種番号は 通知ハガキに記載インフルエンザは従来どおり
予防接種委託料単価について 予防接種委託料単価水痘予防接種 9,234 円予診のみの場合 1,522 円成人用肺炎球菌予防接種 8,602 円自己負担有の場合 4,002 円を市に請求本人より4,600 円を徴収自己負担無の場合 8,602 円を市に請求予診のみの場合 1,522 円を市に請求 ( 自己負担の有無に関わらず ) インフルエンザ予防接種 3,703 円自己負担有の場合 2,703 円を市に請求本人より1,000 円を徴収自己負担無の場合 3,703 円を市に請求予診のみの場合 1,841 円を市に請求 ( 自己負担の有無に関わらず ) インフルエンザ同一医療機関で2 回目 2,623 円全て自己負担無 2,623 円を市に請求