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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

【表紙】

 

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額


投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

1 有価証券届出書の訂正届出書の提出理由 平成 19 年 4 月 3 日付をもって提出した有価証券届出書の記載事項のうち 記載内容の一部を訂正するとともに 添付書類を差し替えるため 本有価証券届出書の訂正届出書を提出するものであります 2 訂正箇所及び訂正事項 第二部ファンド情報第 1 ファンドの状

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

( 注 3) その他の少額上場株式等の非課税口座制度の詳細については 証券会社等の金融商品取引業者等にお問い合わせ下さ い b. 利益を超える金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 平成 27 年 4 月 1 日以後開始事業年度に係る利益を超える金銭の分配につ

課税上の取扱い

(****) 非課税口座に設けられる勘定は 毎年 非課税管理勘定 (NISA) 又は累積投資勘定 ( つみたて NISA) のいずれかに限ります 更に 2016 年 4 月 1 日から2023 年 12 月 31 日までの期間 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称ジュニアNISA)

d. 少額上場株式等の非課税口座制度 ( 通称 NISA) 少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した非課税口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 26 年から平成 35 年までの 10 年間 新規投資額で毎年 100 万円を上限

(ⅲ) 源泉徴収選択口座への受入れ 源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

 

 

 

( 注 3) 大口個人投資主 ( 配当基準日において発行済投資口総数の 3% 以上を保有 ) が 1 回に受け取る配当金額が 5 万円超 (6 か月決算換算 ) の場合には 必ず総合課税による確定申告を行う必要があります ( この場合には申告分離課税は 選択できません ) c. 源泉徴収選択口座への

費用並びに当該一般事務受託者 当該資産保管会社及び当該資産運用会社が立て替えた立替金の遅延利息又は損害金の請求があった場合は かかる遅延利息又は損害金を負担します 前記に加え 本投資法人は 原則として以下に掲げる費用を負担するものとし その詳細については 当該一般事務受託者 当該資産保管会社又は当該

確定申告をする ( 下記のいずれか一方を選択 ) 総合課税 申告分離課税 確定申告をしない ( 確定申告不要制度 ) ( 注 1) 借入金利子の控除ありあり 税率累進税率上記 (ⅰ) と同じ 配当控除なし ( 注 2) なし - 上場株式等に係る譲渡損失との損益通算 なし あり 扶養控除等の判定 合

5% とされております ( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間は 復興特別所得税として 所得 税額に 2.1% を乗じた金額が併せて源泉徴収されます ) なお 個人投資主が受取る分配金については その金額にかかわらず 総合課税に代えて源泉徴収だけで納 税手続

個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益および一時 差異等調整引当額 ( 利益を超える金銭の分配で 投資法人の計算に関する規則 ( 平成 18 年内閣府令第 47 号 その後の改正を含みます 以下 投資法人の計算に関する規則 といいます ) 第 2

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投資主の皆様へ 平成 29 年 3 月 マリモ地方創生リート投資法人 第 1 期分配金の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 本投資法人は 平成 29 年 2 月 14 日開催の役員会において 第 1 期 ( 平成 28 年 12 月期 ) の (A)

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

表紙 提出書類 有価証券届出書の訂正届出書 提出先 関東財務局長 提出日 平成 19 年 6 月 13 日 発行者名 日本レジデンシャル投資法人 代表者の役職氏名 執行役員 西村賢 本店の所在の場所 東京都千代田区永田町二丁目 11 番 1 号 事務連絡者氏名 パシフィック インベストメント アドバ

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

公募株式投資信託の解約請求および償還時

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

上場株式等の配当等に対する課税

PG_第3期期末配当の取扱いに関するQA

 

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

Q. 確定申告は必要ですか? A. 今回の配当によるみなし譲渡損益が特定口座の計算対象とならない場合 または源泉徴収の無い特定口座や一般口座でお取引いただいている場合につきましては 原則として確定申告が必要になります 申告不要制度の適用可否を含め 株主の皆様個々のご事情により対応が異なりますので 具

Microsoft Word - NO.2 株式の譲渡 2.docx

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

1 どちらかをご選択特定口座と客さま般口座の特定口座の概要 特定口座とは 個人のお客さまが公募株式投資信託を換金され利益が出た場合は 原則 確定申告が必要ですが お客さまの確定申告にかかる負担を軽減させるべく当金庫が納税の代行などを行う制度として 特定口座 があります 特定口座 をご利用いただくこと

(4) 買付け等の価格 普通株式 1 株につき 金 2,579 円 ( 注 ) 当社が 2018 年 10 月 30 日に公表した 株式分割及び定款の一部変更 配当予想の修正並びに株主優待の拡充に関するお知らせ に記載のとおり 当社は 本公開買付けにおける公開買付期間中である 2018 年 11 月

PowerPoint プレゼンテーション

1 有価証券届出書の訂正届出書の提出理由 2018 年 7 月 2 日付で関東財務局長に提出した有価証券届出書の記載内容のうち 第一部証券情報第 1 募集要項 における発行価格等が本日決定されましたので これらに関連する事項を訂正するため 本有価証券届出書の訂正届出書を提出するものです 2 訂正事項

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

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[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

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株主各位 証券コード 7022 平成 29 年 6 月 23 日 大阪市北区中之島三丁目 3 番 23 号 取締役社長上田 孝 第 6 期期末配当の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます さて 当社は 平成 29 年 6 月 23 日開催の第 6 期定時株主

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

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表紙 提出書類 提出先 提出日 発行者名 代表者の役職氏名 本店の所在の場所 事務連絡者氏名 有価証券届出書の訂正届出書 関東財務局長 平成 27 年 6 月 12 日 サムティ レジデンシャル投資法人 執行役員川本哲郎 東京都千代田区丸の内一丁目 8 番 3 号 サムティアセットマネジメント株式会

2 2 上場株式等 の範囲の拡大 上場株式等には 上場株式 上場投資信託の受益権 (ETF) 上場不動産投資法人の投資口 (REIT) 公募株式等証券投資信託の受益権が含まれていた 今回の租税特別措置法の改正により 発行者の情報が一般に公開され その商品内容を入手することが容易に可能な公社債を 上場

 

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

不動産の移転等のかかる主要な税制 不動産の移転等にかかる主要な税制は以下のとおりである ここに示した税制については その時点以降は法令等が変更されることになどより 変更される可能性がある また 実務上の法令の解釈 適用については 所管省庁 弁護士 税理士 会計士などの専門家の確認が必要となり 記載さ

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

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株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

配当所得の入力編

3. 資本剰余金からの配当について ( ご参考 ) 今回の配当は 全額 その他資本剰余金 を配当原資とするため 資本の払戻し に該当し 一般的な 利益剰余金 を配当原資とする配当とは税務上の取扱いが異なります 今回の配当は 所得区分が 配当所得 ( みなし配当 ) 部分と みなし配当以外 の部分に分

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

第 5 章 N

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株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編

自己株式の公開買付けの結果及び取得終了に関するお知らせ

1 有価証券届出書の訂正届出書の提出理由 平成 19 年 6 月 15 日付をもって提出した有価証券届出書の記載事項のうち 記載内容の一部を訂正するため 本有価証券届出書の訂正届出書を提出するものであります 2 訂正箇所及び訂正事項 第二部ファンド情報第 1 ファンドの状況 1 投資法人の概況 (1

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

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株式等の譲渡(上場株式の譲渡損失の繰越し)編

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及


土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

概要 平成 27 年までと平成 28 年以後の証券税制の比較 平成 27 年までは 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが異なっています 平成 28 年以後は 金融所得課税の一体化 により 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが統一されます 平成 27 年まで 上場株式等 上場株式 公募

上場有価証券等書面

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非

債券税制の見直し(金融所得課税の一体化)に伴う国債振替決済制度の主な変更点について

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平成 30 年 9 月 26 日 ( 水曜日 ) から平成 30 年 10 月 24 日 ( 水曜日 ) まで (20 営業日 ) 2 公開買付開始公告日 平成 30 年 9 月 26 日 ( 水曜日 ) (4) 買付け等の価格 普通株式 1 株につき 金 1,315 円 (5) 決済の方法 1 買

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土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

( 注 1) 平成 26 年 12 月期の分配金については 内部留保 (30 ) を取り崩すことを前提としています ( 注 2) 平成 26 年 6 月期及び平成 26 年 12 月期の運用状況の予想については 別紙 平成 26 年 6 月期及び平成 26 年 12 月期における運用状況の予想の前提

別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書 1 この明細書の用途この明細書は 法人が当期中に支払を受ける利子及び配当等並びに懸賞金等及び償還差益について課された所得税の額について 法第 68 条第 1 項 (( 所得税額の控除 ))( 復興財源確保法第 33 条第 2 項 (( 復興特別所得税

配当所得の入力編

日本版スクーク ( イスラム債 ) に係る税制措置 Q&A 金融庁

Transcription:

表紙 提出書類 提出先 提出日 発行者名 代表者の役職氏名 本店の所在の場所 事務連絡者氏名 有価証券届出書の訂正届出書関東財務局長平成 20 年 5 月 9 日野村不動産オフィスファンド投資法人執行役員佐藤光陽東京都新宿区西新宿八丁目 5 番 1 号野村不動産投信株式会社 電話番号 0333650507 取締役オフィス運用本部長緒方敦 届出の対象とした募集 ( 売出 ) 内国投 野村不動産オフィスファンド投資法人 資証券に係る投資法人の名称 届出の対象とした募集 ( 売出 ) 内国投 資証券の形態及び金額 形態 : 投資証券 発行価額の総額 : 一般募集 29,226,115,000 円 売出価額の総額 : オーバーアロットメントによる売出し 1,813,740,000 円 ( 注 1) 発行価額の総額は 平成 20 年 4 月 25 日 ( 金 ) 現在の株式会社東京証券取引所における終値を基準として算出した見込額です 但し 今回の募集の方法は 引受人が発行価額にて買取引受けを行い 当該発行価額と異なる価額 ( 発行価格 ) で一般募集を行うため 一般募集における発行価格の総額は上記の金額とは異なります ( 注 2) 売出価額の総額は 平成 20 年 4 月 25 日 ( 金 ) 現在の株式会社東京証券取引所における終値を基準として算出した見込額です 安定操作に関する事項 縦覧に供する場所 1. 今回の募集及び売出しに伴い 本投資法人の発行する上場投資証券について 市場価格の動向に応じ必要があるときは 金融商品取引法施行令第 20 条第 1 項に規定する安定操作取引が行われる場合があります 2. 上記の場合に安定操作取引が行われる取引所金融商品市場を開設する金融商品取引所は 株式会社東京証券取引所です 株式会社東京証券取引所 ( 東京都中央区日本橋兜町 2 番 1 号 )

1 有価証券届出書の訂正届出書の提出理由 平成 20 年 5 月 8 日提出の有価証券届出書の記載事項のうち 訂正すべき事項がありましたので これらの事項を訂正するため 有価証券届出書の訂正届出書を提出するものであります 2 訂正事項 第二部参照情報第 2 参照書類の補完情報 1 事業の状況 (4) 取得済資産及び取得予定資産の概要 2 ポートフォリオの概況 I. 賃貸状況の概要 ( ホ ) 主要 10テナントに関する情報 3 その他 (3) 投資法人の税務に関する変更 3 訂正箇所 訂正箇所は 罫で示してあります 1

第二部 参照情報 第 2 参照書類の補完情報 < 訂正前 > 参照書類である平成 20 年 1 月 25 日付の有価証券報告書 ( 以下 参照有価証券報告書 といいます ) に関して 参照有価証券報告書提出日後本書の日付現在までに補完すべき情報は 以下に記載のとおりです 以下は 参照有価証券報告書の下記の各項目について それぞれ補完する記載を行い 又は参照有価証券報告書の日付以後において発生した変更事項を記載したものです 第一部ファンド情報 / 第 1 ファンドの状況 / 4 手数料等及び税金 / (5) 課税上の取扱い に記載された投資法人の税務に関する記述 なお 本書に記載の将来に関する事項及び参照有価証券報告書に記載の将来に関する事項 ( 本書に記載の事項を除きます ) は 本書の日付現在において本投資法人が判断したものです < 訂正後 > 参照書類である平成 20 年 1 月 25 日付の有価証券報告書 ( 以下 参照有価証券報告書 といいます ) に関して 参照有価証券報告書提出日後本書の日付現在までに補完すべき情報は 以下に記載のとおりです 以下は 参照有価証券報告書の下記の各項目について それぞれ補完する記載を行い 又は参照有価証券報告書の日付以後において発生した変更事項を記載したものです 第一部ファンド情報 / 第 1 ファンドの状況 / 4 手数料等及び税金 / (5) 課税上の取扱い に記載された課税上の取扱いに関する記述 なお 本書に記載の将来に関する事項及び参照有価証券報告書に記載の将来に関する事項 ( 本書に記載の事項を除きます ) は 本書の日付現在において本投資法人が判断したものです 2

1 事業の状況 (4) 取得済資産及び取得予定資産の概要 2 ポートフォリオの概況 I. 賃貸状況の概要 ( ホ ) 主要 10 テナントに関する情報 < 訂正前 > 平成 20 年 2 月末日現在における稼働資産について 平成 20 年 2 月末日時点で 特定のテナントに対する賃貸面積 ( 複数の資産に同一のテナントが入居している場合は その賃貸面積の合計 ) の 同日時点のそれら全ての資産の全賃貸面積に占める割合が大きい順に上位 10 位までのテナントは 以下のとおりです なお 賃貸面積の算定に当たっては 区分所有建物については原則として専有部分の面積のみを算入していますが 共用部分等を賃貸している場合には当該面積を含むものとし 新宿野村ビルについてはそれぞれのテナントに対する賃貸面積に本投資法人が保有する不動産信託受益権の準共有持分の割合を乗じた面積を算入しています テナント名称業種入居物件名 契約満了予定日 ( 注 1) 賃貸面積 ( m2 ) 全賃貸面積に占める割合 (%)( 注 2) 富士通株式会社 電気機器 NOFテクノポートカマタセンタービルファーレ立川センタースクエア 平成 21 年 7 月 31 日 3,813.62 1.0 平成 21 年 12 月 31 日 255.15 0.1 NOF 新横浜ビル平成 20 年 9 月 30 日 6,547.74 1.7 ( 注 1) 複数の賃貸借契約がある場合には 賃貸面積が最も大きい契約の終了日を記載しています ( 注 2) 全賃貸面積に占める割合は 小数点第 2 位を四捨五入しています そのため 記載されている数値を単純に足し合わせても 合計欄の記載数値とは必ずしも一致しません ( 注 3) 専有部分の面積に加え 共用部分について 本投資法人が信託受託者を通じて保有する共用部分の共有持分の割合 ( 管理規約の定めによります ) を建物全体の共用部分の面積に乗じた面積を含みます 但し 賃料算定の対象となっている面積は 当該受託者の保有する専有部分の面積 (25,550.70m2) であり 共用部分は含みません < 訂正後 > 平成 20 年 2 月末日現在における稼働資産について 平成 20 年 2 月末日時点で 特定のテナントに対する賃貸面積 ( 複数の資産に同一のテナントが入居している場合は その賃貸面積の合計 ) の 同日時点のそれら全ての資産の全賃貸面積に占める割合が大きい順に上位 10 位までのテナントは 以下のとおりです なお 賃貸面積の算定に当たっては 区分所有建物については原則として専有部分の面積のみを算入していますが 共用部分等を賃貸している場合には当該面積を含むものとし 新宿野村ビルについてはそれぞれのテナントに対する賃貸面積に本投資法人が保有する不動産信託受益権の準共有持分の割合を乗じた面積を算入しています 3

テナント名称業種入居物件名 契約満了予定日 ( 注 1) 賃貸面積 ( m2 ) 全賃貸面積に占める割合 (%)( 注 2) 富士通株式会社 電気機器 NOFテクノポートカマタセンタービルファーレ立川センタースクエア 平成 21 年 7 月 31 日 3,813.62 1.0 平成 21 年 12 月 31 日 255.15 0.1 NOF 新横浜ビル ( 注 4) 平成 20 年 9 月 30 日 6,547.74 1.7 ( 注 1) 複数の賃貸借契約がある場合には 賃貸面積が最も大きい契約の終了日を記載しています ( 注 2) 全賃貸面積に占める割合は 小数点第 2 位を四捨五入しています そのため 記載されている数値を単純に足し合わせても 合計欄の記載数値とは必ずしも一致しません ( 注 3) 専有部分の面積に加え 共用部分について 本投資法人が信託受託者を通じて保有する共用部分の共有持分の割合 ( 管理規約の定めによります ) を建物全体の共用部分の面積に乗じた面積を含みます 但し 賃料算定の対象となっている面積は 当該受託者の保有する専有部分の面積 (25,550.70m2) であり 共用部分は含みません ( 注 4) 本投資法人は 平成 20 年 4 月 30 日に 富士通株式会社から NOF 新横浜ビルに係る賃貸借契約の一部 ( 上記賃貸面積のうち 5,253.96m2 ) について 平成 20 年 10 月 31 日を解約日とする解約予告通知を受領しました 3 その他 < 訂正前 > (3) 投資法人の税務に関する変更 参照有価証券報告書の 第一部ファンド情報 / 第 1 ファンドの状況 / 4 手数料等及び税金 /(5) 課税上の取扱い / 2 投資法人の税務 / B. 不動産流通税の軽減措置 に関して 平成 20 年 4 月 25 日現在 以下のとおり変更されています ( イ ) 登録免許税不動産を取得した際の所有権の移転登記に対しては 原則として登録免許税が課税標準額に対して2% の税率により課されますが 土地に対しては平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 5 月 31 日までは1% とされています 但し 規約において 資産運用の方針として 本投資法人が取得する特定資産のうち特定不動産 ( 不動産 不動産の賃借権 地上権又は不動産 土地の賃借権若しくは地上権を信託する信託の受益権をいいます ) の価額の合計額が本投資法人の有する特定資産の価額の合計額に占める割合を100 分の75 以上とする旨の記載があること 借入れは適格機関投資家からのものであること等の要件を満たす投資法人が平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 5 月 31 日までに取得する不動産に対しては 登録免許税の税率が特例により0.8% に軽減されます ( ロ ) 不動産取得税不動産を取得した際には 原則として不動産取得税が課税標準額に対して4% の税率により課されますが 土地及び住宅用の建物に対しては平成 18 年 4 月 1 日から平成 21 年 3 月 31 日までは3% とされています 但し 上記 ( イ ) の要件を満たす投資法人が平成 21 年 3 月 31 日までに取得する不動産に対しては 特例により不動産取得税の課税標準額が3 分の1に軽減されます 4

< 訂正後 > (3) 課税上の取扱いに関する変更 参照有価証券報告書の 第一部ファンド情報 / 第 1 ファンドの状況 / 4 手数料等及び税金 /(5) 課税上の取扱い に関して 本書の日付現在 以下のとおり変更されています 1 投資主の税務 ( 前略 ) A. 個人投資主の税務 ( イ ) 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配は 配当所得として取り扱われ 原則 20% の税率により所得税が源泉徴収された後 総合課税の対象となります 配当控除の適用はありません 但し 本投資法人から受け取る利益の分配は 上場株式等の配当等として以下の特例の対象となります なお 大口個人投資主 ( 発行済投資口総数の5% 以上を保有 ) には以下の特例は適用されません (ⅰ) 平成 20 年 12 月 31 日までに受け取るべき利益の分配利益の分配に対する源泉徴収税率は 10%( 所得税 7% 住民税 3%) の軽減税率が適用されます 個人投資主は金額にかかわらず源泉徴収だけで納税手続を終了させる確定申告不要の選択ができます (ⅱ) 平成 21 年 1 月 1 日以後受け取るべき利益の分配利益の分配に対する源泉徴収税率は 平成 21 年 1 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日までは経過措置による10%( 所得税 7% 住民税 3%) の軽減税率 そして平成 23 年 1 月 1 日以後は20% ( 所得税 15% 住民税 5%) の税率が適用されます 個人投資主は 総合課税による申告に代えて20%( 所得税 15% 住民税 5%) の税率による申告分離課税が選択できます また 源泉徴収だけで納税手続を終了させる確定申告不要の選択もできます ただし 経過措置により 平成 21 年 1 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日までに受け取るべき利益の分配に対しては この各年において受け取るべき他の上場株式等の配当等 ( その年中に同一の支払者から支払いを受けるべき上場株式等の配当等の額の総額が1 万円以下であるものを除く ) の額も含めた合計額が100 万円を超える場合は 確定申告不要の選択はできません また この期間に受け取るべき上場株式等の配当等に係る申告分離課税の税率は 100 万円以下の部分については10%( 所得税 7% 住民税 3%) 100 万円を超える部分については20%( 所得税 15% 住民税 5%) となります なお 平成 22 年 1 月 1 日以後は 証券会社等における特定口座の源泉徴収選択口座内で本投資法人からの利益の分配を受け取ることも可能となります ( 下記 ( ハ )(ⅲ) 後段をご参照下さい ) ( ロ ) 利益を超えた金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益を超えた金銭の分配は 出資の払戻しとして取り扱われ この出資の払戻し額のうち払戻しを行った本投資法人の出資金等に相当する額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 注 1) として上記 ( イ ) における利 5

益の分配と同様の課税関係が適用されます また 出資の払戻し額のうちみなし配当以外の金額は 投資口の譲渡に係る収入金額 ( 注 2) として取り扱われます 各投資主はこの譲渡収入に対応する譲渡原価 ( 注 3) を算定し 投資口の譲渡損益の額 ( 注 4) を計算します この譲渡損益の取扱いは 下記 ( ハ ) における本投資法人の投資口を証券会社等を通じて譲渡等する場合と原則同様になります ( ハ ) 投資口の譲渡に係る税務個人投資主が投資口を譲渡した際の譲渡益は 株式等の譲渡所得等として原則 20% ( 所得税 15% 住民税 5%) の税率による申告分離課税の対象となります 譲渡損が生じた場合は 他の株式等の譲渡所得等との相殺は認められますが 株式等の譲渡所得等の合計額が損失となった場合には その損失は他の所得と相殺することはできません 但し 本投資法人の投資口を証券会社等を通じて譲渡等した場合は 上場株式等の譲渡に係る以下の特例の対象となります (ⅰ) 申告分離課税の上記 20% の税率は 平成 20 年 12 月 31 日までの譲渡等に関しては10% ( 所得税 7% 住民税 3%) そして経過措置により平成 21 年 1 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日までの譲渡等に関しては その年分の上場株式等の譲渡所得金額のうち500 万円以下の部分については10%( 所得税 7% 住民税 3%) 500 万円を超える部分については 20%( 所得税 15% 住民税 5%) となります (ⅱ) 本投資法人の投資口の譲渡等により損失が生じた場合において 平成 20 年 12 月 31 日までの譲渡等については その損失をその譲渡日の属する年分における他の株式等の譲渡所得等の金額から控除しきれない結果株式等の譲渡所得等の合計が損失となったときは 申告を要件にこの損失を翌年以降 3 年間にわたり繰り越し 株式等の譲渡所得等の金額及び平成 21 年 1 月 1 日以後に受け取る上場株式等の配当所得の金額から控除を行うことが認められます また 平成 21 年 1 月 1 日以後の譲渡等については その損失をその譲渡日の属する年分における他の上場株式等の譲渡所得等の金額から控除しきれないため株式等の譲渡所得等の合計が損失となったときは 原則として申告によりその譲渡日の属する年分における上場株式等の配当所得の金額 ( 申告分離課税を選択したものに限る ) から控除することができます そして上場株式等の配当所得の金額から控除しきれなかった場合には 申告を要件にこの損失を翌年以降 3 年間にわたり繰り越し 株式等に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等の配当所得の金額から控除することが認められます (ⅲ) 証券会社等における特定口座の源泉徴収選択口座内において譲渡等した場合の所得に関しては源泉徴収による申告不要の選択が認められます 源泉徴収税率は 平成 22 年 12 月 31 日までの譲渡等に対しては10%( 所得税 7% 住民税 3%) そして平成 23 年 1 月 1 日以後の譲渡等に対しては税率は20%( 所得税 15% 住民税 5%) となります ただし 経過措置に係る期間である平成 21 年 1 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日までの譲渡等に関しては その各年の源泉徴収選択口座内において譲渡等した場合の譲渡所得等の金額と源泉徴収選択口座以外で譲渡等した場合の譲渡所得等の金額の合計額が500 万円を超える場合には 申告不要の選択はできません なお 平成 22 年 1 月 1 日以後において 証券会社等における特定口座の源泉徴収選択口座内において上場株式等の配当等を受け取ることを選択したときは この源泉徴収選択口座内における上場株式等の譲渡所得等に係る損失をこの源泉徴収選択口座内に 6

おける配当等から控除することも可能となり 上場株式等の配当等に係る源泉徴収税 額も減額調整されます B. 法人投資主の税務 ( イ ) 利益の分配に係る税務法人投資主が投資法人から受け取る利益の分配は 受取配当等として取り扱われ 原則 20% の税率により所得税が源泉徴収されます 但し 本投資法人から受け取る利益の分配は特例の対象となり この所得税の源泉徴収税率は平成 22 年 12 月 31 日までに受け取るものに関しては7% 平成 23 年 1 月 1 日以後に受け取るものに関しては15% となります この源泉税は 利子配当等に対する所得税として所得税額控除の対象となります なお 受取配当等の益金不算入の規定の適用はありません ( ロ ) 利益を超えた金銭の分配に係る税務法人投資主が本投資法人から受け取る利益を超えた金銭の分配は 出資の払戻しとして取り扱われ この出資の払戻し額のうち払戻しを行った本投資法人の出資金等に相当する額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 注 1) として上記 ( イ ) における利益の分配と同様の課税関係が適用されます また 出資の払戻し額のうちみなし配当以外の金額は 投資口の譲渡に係る収入金額 ( 注 2) として取り扱われます 各投資主はこの譲渡収入に対応する譲渡原価 ( 注 3) を算定し 投資口の譲渡損益 ( 注 4) の額を計算します ( ハ ) 投資口の譲渡に係る税務 法人投資主が投資口を譲渡した際の取扱いについては 有価証券の譲渡として 原則 約定日の属する事業年度に譲渡損益を計上します ( 注 1) みなし配当の金額は 次のように計算されます なお この金額は 本投資法人からお知らせします みなし配当の金額 = 出資の払戻し額 投資主の所有投資口に相当する投資法人の出資金等の額 ( 注 2) 投資口の譲渡に係る収入金額は 以下のとおり算定されます 投資口の譲渡に係る収入金額 = 出資の払戻し額 みなし配当金額 ( 注 1) ( 注 3) 投資主の譲渡原価は 次の算式により計算されます 出資払戻し直前の取得価額 投資法人の出資払戻し総額 投資法人の前期末の簿価純資産価額 この割合は 小数点第 3 位未満の端数がある時は切り上げとなります この割合に関しては 本投資法人からお知らせします ( 注 4) 投資口の譲渡損益は 次のように計算されます 投資口の譲渡損益の額 = 譲渡収入金額 ( 注 2) 譲渡原価の額 ( 注 3) 2 投資法人の税務 A. 利益配当等の損金算入税法上 投資法人に係る課税の特例規定により一定の要件を満たした投資法人に対しては 投資法人と投資主との間の二重課税を排除するため 利益の配当等を損金に算入することが 7

認められています 利益の配当等を損金算入するために留意すべき主要な要件 ( 導管性要 件 ) は以下のとおりです ( イ ) 配当等の額が配当可能所得の90% 超 ( 又は金銭の分配の額が配当可能額の90% 超 ) であること ( ロ ) 他の法人の株式又は出資の50% 以上を有していないこと ( ハ ) 機関投資家 ( 租税特別措置法第 67 条の15 第 1 項第 1 号ロ (2) に規定するものをいいます ) 以外の者から借入れを行っていないこと ( ニ ) 事業年度の終了時において同族会社に該当していない ( 投資主の1 人及びその特殊関係者により発行済投資口総数及び議決権総数の50% 超を保有されていない ) こと ( ホ ) 発行する投資口の発行価額の総額のうちに国内において募集される投資口の発行価額の占める割合が50% を超える旨が投資法人の規約に記載 記録されていること ( へ ) 事業年度の終了時において発行済の投資口が50 人以上の者によって所有されていること B. 不動産流通税の軽減措置 ( イ ) 登録免許税不動産を取得した際の所有権の移転登記に対しては 原則として登録免許税が課税標準額に対して2% の税率により課されますが 土地に対しては平成 21 年 3 月 31 日までは1% 平成 21 年 4 月 1 日から平成 22 年 3 月 31 日までは1.3% 平成 22 年 4 月 1 日から平成 23 年 3 月 31 日までは1.5% とされています 但し 規約において 資産運用の方針として 本投資法人が取得する特定資産のうち特定不動産 ( 不動産 不動産の賃借権 地上権又は不動産 土地の賃借権若しくは地上権を信託する信託の受益権をいいます ) の価額の合計額が本投資法人の有する特定資産の価額の合計額に占める割合 ( 以下 特定不動産の割合 といいます ) を100 分の75 以上とする旨の記載があることその他の要件を満たす投資法人が平成 20 年 4 月 1 日から平成 21 年 3 月 31 日までに取得する不動産に対しては0.8% 平成 21 年 4 月 1 日から平成 22 年 3 月 31 日までに取得する不動産に対しては0.9% に登録免許税の税率が特例により軽減されます ( ロ ) 不動産取得税不動産を取得した際には 原則として不動産取得税が課税標準額に対して4% の税率により課されますが 土地及び住宅用の建物に対しては平成 18 年 4 月 1 日から平成 21 年 3 月 31 日までは3% とされています 但し 規約において 資産運用の方針として 特定不動産の割合を100 分の75 以上とする旨の記載があることその他の要件を満たす投資法人が平成 21 年 3 月 31 日までに取得する不動産に対しては 特例により不動産取得税の課税標準額が3 分の1に軽減されます 8