Expatriation Process Seminar 海外駐在プロセスセミナー
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出入管理の概要 ブラジル入国管理局が外国人のビザを許可する際に考慮する点 就労目的滞在期間専門業務 日本人が商用目的で入国する際取得する査証 永住ビザ 短期商用ビザ ( ブラジルの会社と雇用契約有り ) 技術援助ビザビジネス用ビザ Page 3
出入管理の概要 ブラジル就労目的で入国する際のビザ 査証の書類期限就労目的 ブラジル会社からの給与 税務上居住者と見なされる日 (i) 永住 5 年まで取締役 / 代表者 O 入国日 (ii) 短期商用 2 年従業員 O 入国日 (iii) 技術援助 90 日間或いは 1 年 /2 年 技術専門家 X 183 日滞在後 (iv) ビジネス 90 日間までー X 183 日滞在後 Page 4
入管理の概要 永住ビザ - 取締役 / 代表者 必要要件 : 外国人一人当たりブラジル会社への 60 万レアル (R$ 600,000.00) 又は他通貨でのそれ相応の投資 外国人一人当たりブラジル会社への 15 万レアル (R$ 150,000.00) の投資証明 そして新たな最低 10 名の新しい正規従業員の雇用 ブラジルでの外国人への給与は現在海外で受け取っている金額と等しいか又はより多額である必要 Page 5
入管理の概要 永住ビザ - 取締役 / 代表者 永住ビザ保有者の役割 ブラジルの会社を代表契約締結の権限ブラジルの会社のコマンド 管理 ( 企業の経営者 役員 幹部職など ) 有効期限 5 年 ( ブラジル会社と提携 ) さらに更新した場合 個人のビザ ( 会社と紐付でない ) となる RNEもさらに9 年間の有効期限で更新可能更新の場合 少なくとも 期限 30 日前に更新申請が必要 Page 6
入管理の概要 永住ビザ - 取締役 / 代表者 給与形態 全額 100% ブラジル一部ブラジルの会社 一部日本 ( スプリットサラリー ) から支給 スプリットサラリーの場合ブラジル会社支給給与分に関しては 以下を考慮 ブラジルの生活水準現地会社の給与形態同産業の他会社での同レベルの役職の給与 Page 7
入管理の概要 短期商用ビザ 特徴ブラジルの会社と労働契約締結 当事者間によって雇用関係は成立 ( ブラジル会社との雇用関係有り ) ブラジルの労働法を遵守する義務 役割 ( 例 : トレーニーからマネージャークラスまで ) 必要要件 外国人従業員一人につき 最低二人はブラジル人を雇用する必要あり ブラジル人従業員に支給する給与合計金額は外国人従業員に支給する合計金額の 2 倍以上である必要あり Page 8
入管理の概要 短期商用ビザ 給与形態 全額 100% ブラジル一部ブラジルの会社 一部日本 ( スプリットサラリー ) から支給 有効期間 2 年間有効更新は5 年間の永住ビザ 有効期間 ( 少なくとも 30 日前に申請 ) Page 9
入管理の概要 短期商用ビザから永住ビザ切り替え 永住ビザへの変換手続き 法務省は 法令 8.374/14 (2014 年 12 月 11 日 法令 8.374) をもとに短期商用ビザ保有者が永住ビザへ変換する為の新たな手続を策定 ブラジリアの法務省にビザの変換アプリケーションを直接提出することが可能となった ( 以前は外国人の管轄する連邦警察署 ) ビザの変換アプリケーションが提出された際 法務省はデジタル署名付きのプロトコルを発行 こちらは永久ビザが許可されるまで持参する必要あり Page 10
入管理の概要 技術ビザ 特徴 ブラジル会社との雇用関係なし ブラジルへ一定の期間非居住者 (183 日 ) 技術の移転 ( ノウハウ ) 関連 日本とブラジルの会社間で締結された技術事業契約 (Technical Services Agreement - TSA) がベース 給与形態 雇用契約なし ブラジルでは支給不可 Page 11
入管理の概要 技術ビザ 有効期間 1 年間有効さらに1 年更新可能 90 日間ビザ ブラジル領事館で期限終了後 180 日後 更新手続き期間は 10 日間 Page 12
入管理の概要 商用ビザ 特徴 商談 視察等 ( 短期出張者 ) ビジネスオーナーまたは日本の会社代表者の出張 入国目的 商品の販売 提供ブラジル市場開拓ビジネスミーティング セミナー講演 契約書の交渉や締結 Page 13
入管理の概要 商用ビザ ブラジルの会社の従業員が行う業務 労働省の監査の際に 違反があった場合のリスク ( ブラジル会社の名詞 電話番号や事務所にてテーブルなど ) 有効期間 90 日間ブラジル領事館にて更新手続き期間は10 日間 Page 14
出入管理の概要 就労目的のビザ申請の際 雇用主の情報が記載され 外国からの駐在者に対し以下の責任が雇用主に課される 医療費 病院費用本国への帰国費用の調達海外で報酬を受けとっている場合の税金の納税ブラジルでの勤務先を入国管理局に報告する義務 Page 15
出入管理の概要 出国の際の注意点 : ブラジル企業との契約により取得された短期商用ビザ 永住ビザ 出国の際 会社側の注意点 : トラブル ( 将来新たな労働許可 永住 商用 ) ビザの発行が必要となった場合など ) を避ける為にも出国者のビザはキャンセルすることを推奨 契約終了後 ( 定款解任後 ) 会社が 15 日以内にブラジル労働省へ報告 出国される方の注意点 : Page 16 会社との契約終了後 ( または定款解任後 )30 日以内にブラジルを出国 ( 外国人法 Estatuto do Estrangeiro, 1980 年の法令 n.º 6.815, 第 49 条 第 2 項目 ) 30 日を超えブラジル連邦警察によって確認された場合には一日あたり8,28レアルの罰金を科される場合あり ( 入国管理局通過の際に請求 )
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務の概要 永住ビザ保有者 短期商用ビザ保有者 法定取締役 X ブラジル会社の従業員 労務や社会保障負担 給与支給形態 Page 18
務の概要 法定取締役 ( 非雇用 ) 特徴 法定取締役はブラジル労働法で定められている従業員と相違雇用者として会社の定款に任命労働法が定める労働制度のカバーなし 社会保障金の負担は 1 ヶ月の報酬の 20% ブラジルと日本間で社会保障協定が発効された 2012 年 3 月以降 適用証明書がある場合にはブラジル制度加入は免除 Page 19
労務の概要 法定取締役 雇用契約にある取締役と法定取締役の労務負担の違い 会社側の労務 社会保障負担 雇用契約にある従業員取締役 法定の取締役 (i) 社会保障金 INSS 給料の28.8% 以下 報酬について20% (ii) 政府退職賠償基金 - 退職積立金 FGTS 8% 選択自由 (iii) 有給休暇 2.78% 選択自由 (iv) 第 13ヶ月給与 8.33% 選択自由 (v) 有給休暇と第 13ヶ月にかかる社会保障金 3.2% 選択自由 (vi) 有給休暇と第 13 ヶ月給与にかかる 勤続年数保証基金 (FGTS) 0.89% 選択自由 労務負担合計 52.00% 20 % 20% 0 % Page 20 ブラジルと日本間で社会保障協定が発効された 2012 年 3 月以降 適用証明書がある場合にはブラジル制度加入は免除
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ラジル個人税務 ブラジル居住者定義 納税義務者 永住ビザ又は短期商用ビザ ( ブラジルの会社と雇用契約を結んでいる場合 ) 入国日から居住者と見なされる 技術援助ビザ 商用ビザ 雇用契約なし 184 日以上滞在した場合カウント方法 (1) 初入国から1 年間の (2) 入国される度にそこから12ヶ月をカウント Page 22
ラジル個人税務 主な証明書 納税番号 (CPF 番号 ) 外国人身分証明書 (RNE) 労働手帳運転免許証 CPFの登録が必要ではない個人も その登録を申請することができます 個人所得税年次確定申告 源泉徴収税が必要 銀行口座 定期預金口座などの開設 扶養家族と看做される為 Page 23
ブラジル個人税務 ブラジルでの個人の申告実務 確定申告 中央銀行資産報告 毎年 1 度 フ ラシ ル税法に従って納税者本人が行ないます 月度給与所得の申告 毎月 出国申告 帰国時 キャピタルゲイン 必要に応じて フ ラシ ル税法に従って納税者本人が行ないます Page 24
ラジル個人税務 キャピタルゲイン : 資産売買 譲渡などにおいて資産価格の値上がりによって発生した利益は 15% の税率で課税対象となる場合が御座います この税金は売買 譲渡した翌月末までに納税が必要です 課税対象外 : 1969 年以降に購入した不動産の譲渡 同月内に譲渡した同類の資産が 35,000 レアル以下の場合 400,000 レアル以下の不動産を売却した場合 ( 但し 申告者唯一の不動産であり 且つ過去 5 年以内に他の不動産売却暦がない場合 ) ブラジル居住納税者となる以前に購入した外国資産運用による利益 年間 5,000 ドル相当までの外貨両替 住宅売却によって得た利益を 180 日以内にブラジル国内で他の住宅購入に使用した場合など Page 25
ラジル個人税務 課税対象所得 全世界が課税対象 ブラジル国内外で受け取られた所得 ( ブラジル 日本 他 ) 源泉徴収対象所得 ブラジル支給給与ブラジル法人 ( 銀行など ) からの利子 自己申告対象所得 ( 月次所得税 ) 海外支給給与, 配当, 利子 日本支給給与 賞与 ブラジル国外の国全て対象 Page 26
ラジル個人税務 課税対象所得 納税期日 受け取った月の翌月の最終営業日 罰金と利息 延滞納税に対し一月当たり約 1% の金利と一日当たり 0.33% のペナルティー (20% まで ) が加算される Page 27
ブラジル個人税務 給与以外の課税対象所得 : ストックオプション ( 給与以外の報酬 ) 現在ブラジルではストックオプションの課税に対する特定の税法なし 内容によって以下 2 通りの取り扱いとされる ü ü 追加給与 (Fringe Benefits) 投資 (Investment) どのストックオプションの扱いとなるかは会計事務所と個別相談が必要 変動収益 ブラジル市場で得た純利益 ( 現物株式取引 純金運用 投資投下資本等 ) で月間 20,000 レアル以下の場合には所得税課税対象外 外国市場で得た株式取引などによる利益はキャピタルゲインとして課税対象 Page 28
ブラジル個人税務 ブラジル2015 年税率表 年間所得 ( 課税標準 )(BRL) 税率 (%) 基礎控除額 22,499.13 以下 - - 22,499.13 以上 33,477.72 未満 7,5% R$ 1,687.43 33,477.73 以上 44,476.74 未満 15% R$ 4,198.26 44,476.75 以上 55,373.55 未満 22,5% R$ 7,534.02 55,373.55 以上 27,5% R$ 10,302.70 Page 29
ブラジル個人税務 二重課税防止租税条約 二重課税を回避することを目的 ブラジルと日本は二重課税防止条約 給与 賞与その他の所得 住民税や地方税は対象外 Page 30
ブラジル個人税務 ブラジルは以下の国と二重課税防止租税条約を締結しています 南アフリカアルゼンチンオーストリアベルギー Belgium Canada カナダチリ中国 Korea 韓国デンマーク Ecuador Spain Philippines Finland France エクアドルスペインフィリピンフィンランドフランスハンガリー Hungary India インドイスラエルイタリア Italy 日本ルクセンブルグメキシコノルウェーオランダペルーポルトガルスロバキアスウェーデン ウクライナ チェコ共和国 Page 31
ラジル個人税務 個人所得税年間確定申告 申告内容 : フ ラシ ル国内 外での個人と扶養者の所得 資産及び負債等 所得 日本 ブラジル支給給与 個人所得 資産 不動産 乗用車 銀行口座 ( 日本 ブラジル ) 負債 支払い 固定資産は購入価格 住宅購入の際のローンなど 控除対象となる項目家賃 Page 32
ブラジル個人税務 確定申告方法 毎年 3 月初めに発表 国税庁のプログラムをインタネットでダウンロード ブラジル税法に従って確定申告で申告する情報は書類によって証明する必要があります 国税庁からの問い合わせがあった際には書類を提出 時効は 5 年 関連書類は御自分で原本を申告後 5 年間保管 Page 33
ブラジル個人税務 確定申告対象期間 申告期間 2015 年度 2016 年度 毎年一度 確定申告期間 対象期間 : 前年度 1 年間 1 月 1 日 ~12 月 31 日 2015 年赴任者は フ ラシ ル入国日から年末迄 提出期限 : 4 月 30 日までに確定申告書をブラジル国税庁に提出 Page 34
ブラジル個人税務 個人所得税年間確定申告 申告種類簡易申告の場合は à 控除申告のための証明書類の提出は不要 à 基礎所得控除 R$ 16.754,34が適用但し上限額は課税対象所得の一律 20% まで 完全申告の場合は à 控除申告に用いる領収証や各種証明書類全てについて書類原本の保管が必要 被扶養者控除 医療費 教育費 Page 35
ラジル個人税務 個人所得税年間確定申告 フ ラシ ル税法では 完全申告に際して所得控除が可能なのは 駐在員の場合 被扶養者控除 被扶養者一人当りの控除限度額は年額 R$ 2.275,08 ( 主に16 歳未満のお子様やCPF 番号お持ちの配偶者など ) 教育費控除 学校に通学する本人及び被扶養者 1 人につき年額 R$ 3.561,50 迄が控除できる 正式に認可された小中高大学校を指し 語学学校などは対象外 医療費控除 他の保険などによって還付対象となる医療費 入院費用は控除できない 離婚に伴う養育費特殊な投資型個人年金 (PGBL) に代表され 医療費と離婚に伴う養育費を除いては控除限度額が設定 Page 36
ブラジル個人税務 扶養家族の説明 (1)CPF 番号お持ちの配偶者で 5 年以上生活を共にするパートナー 5 年未満でも実子がいる場合 (2)21 才までの実子または継子 ( ただし 16 才から 21 才までの個人は CPF 番号を有することが必要です ) (3)24 才までの大学生または技術学校の実子または継子 ( ただし 16 才から 24 才までの個人は CPF 番号を有することが必要です ) (4) 年令は問わないが月間の就労に耐えない身体障害者である実子または継子 ( ただし 個人は CPF 番号を有することが必要です ) (5)21 才までで 両親の援助のない兄弟姉妹 孫 曾孫で納税者が法的保護権を取得した場合 ( ただし 16 才から 21 才までの個人は CPF 番号を有することが必要です ) (6)21 才から 24 才までで 両親の援助のない大学生または技術学校へ通う CPF 番号お持ちの兄弟姉妹 孫 曾孫で該当者が 21 才になるまでに納税者が法的保護権を取得した場合 (7) 年令は問わないが月間の就労に耐えない身体障害者である兄弟姉妹 孫 曾孫で該当者が法的保護権を取得した場合 ( ただし 16 才から 21 才までの個人は CPF 番号を有することが必要です ) (8)2015 年に所得 ( 課税 非課税含む ) が国税庁より定められた上限額以下であった CPF 番号お持ちの両親 祖父母 曾祖父母 (9) 納税者が法的保護権を有し 養育し 教育している 21 才までの恵まれない子供 ( ただし 16 才から 21 才までの個人は CPF 番号を有することが必要です ) (10) 納税者が後見人である弱者 ( ただし 個人は CPF 番号を有することが必要です ) Page 37
ブラジル個人税務 簡易申告 と 完全申告 どちらを提出? Page 38 一定の所得控除額が R$ 16,754.34 以下であれば 簡易申告 を それを超える場合には 完全申告 を行うのが一般的です
ブラジル個人税務 簡易申告 完全申告 16 歳未満 但し上限額は課税対象所得の一律 20% まで Page 39
ブラジル個人税務 簡易申告 完全申告 16 歳未満 =3 名 9,100,32 17,661.82 但し上限額は課税対象所得の一律 20% まで Page 40
ブラジル個人税務 確定申告で追徴税が発生 ブラジル支給給与毎月 源泉徴収 日本支給給与毎月 別途納付書によって納税 2015 年度フ ラシ ル所得税税率表 ブラジル支給給与 27,5% 869.36 => 12 ヶ月分 日本支給給与 27,5% 869.36 => 12 ヶ月分 Page 41
ラジル個人税務 確定申告で還付が発生した場合 還付金は納税者本人の名義となっているブラジル国内の口座にのみ振り可能 申告者との納税番号 (CPF) が一致しない場合 或いは口座を指定されないまま申告書を提出した場合 自動的に Banco do Brasil に入金される その場合 ご本人が直接ブラジル国内のブラジル銀行支店へ出向き 還付手続きを行なう必要あり 納税番号 住所証明書 RNE 手続き方法やその他必要書類は銀行側と直接確認 Page 42
ラジル個人税務 中央銀行資産申告 2015 年 12 月 31 日時点でブラジル国外に総額 10 万米ドル相応の資産を保有している場合その申告が義務付けられている 資産は主に海外における銀行残高 株式 不動産 自動車等が対象 提出期限は昨年は 4 月 6 日まででしたが毎年中央銀行より発表 Page 43
ラジル個人税務 ブラジル非居住者と見なされるための正式な手続き 個人がブラジルから最終的に帰国またはブラジルを 12 ヶ月以上離れる場合には非居住納税者と見なされるための手続きが必要 2010 年 2 月の国税庁の通達 1008 番により新しく非居住者となるための手続きが制定 出国連絡 期日 : 個人が出国した年の翌年 2 月末 必要な情報 : 納税者の氏名 納税者番号 代理人情報 ブラジル給与支給源 出国申告書の提出 期日 : 個人が出国した年の翌年 4 月末 対象期間 : 出国年度 1 月 1 日から出国日までの期間が対象 必要な情報 : この申告書は確定申告と同様の情報が必要で完全申告の形のみで申請可 Page 44
ラジル個人税務 ブラジル非居住者と見なされるための正式な手続き 個人がブラジルから最終的に帰国またはブラジルを 12 ヶ月以上離れる場合には非居住納税者と見なされるための手続きが必要 2010 年 2 月の国税庁の通達 1008 番により新しく非居住者となるための手続きが制定 出国連絡 期日 : 個人が出国した年の翌年 2 月末 必要な情報 : 納税者の氏名 納税者番号 代理人情報 ブラジル給与支給源 出国申告書の提出 期日 : 個人が出国した年の翌年 4 月末 対象期間 : 出国年度 1 月 1 日から出国日までの期間が対象 必要な情報 : この申告書は確定申告と同様の情報が必要で完全申告の形のみで申請可 Page 45
ラジル個人税務 ブラジル非居住者と見なされるための正式な手続き 代理人 出国後ブラジル国税庁から何らかの理由で問い合わせがあった場合に対応できるようブラジルで代理人の方を設ける必要あり 国税庁は提出された全ての申告書の内容を提出後 5 年間確認することが出来る為 最低 5 年間はブラジルに滞在される方を推奨 公正委任状はブラジルの役場で出国以前に準備 日本帰国後は 日本のブラジル領事館でも準備可 Page 46
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ブラジル社会保障 日本とブラジルは 2012 年 3 月から社会保障協定が発効 社会保障協定の目的は 保険料の二重負担 を防止するために加入するべき制度を二国間で調整する ( 二重加入の防止 ) 保険料の掛け捨てとならないために 日本の年金加入期間を協定を結んでいるブラジルの年金制度に加入していた期間とみなして取り扱い 年金を受給できるようにする ( 年金加入期間の通算 ) のために締結されている Page 48
ブラジル社会保障 社会保障協定により 5 年以内の派遣期間の場合 日本とブラジルでの二重加入が解消 会社側にとって労務負担の削減 ブラジル制度加入免除 日本制度に加入日本制度に加入日本制度に加入 Page 49
ラジル社会保障 ブラジルで社会保障制度の免除を受ける為の主な条件は I. 日本の社会保障制度に加入していること II. 派遣期間中も日本の事務所との雇用関係が継続していること ( 雇用関係が継続している ) とは 日本の事業主に役務を提供し その事務主が労務管理をしていることをいう I. 派遣期間が 5 年以内と見込まれる場合 具体的な手続き I. 日本の事業主が年金事務所に適用証明書交付申請書を提出 II. 審査の結果 申請が認められた場合には 適用証明書が交付される 一回目の派遣終了後 1 年経過するまで二回目の証明書は交付不可 Page 50
ブラジル社会保障 ブラジルでの適用証明書提出先 発給された適用証明書は 大切に保管頂き ブラジル税務当局からの求めに応じて提出願います 当局から社会保障制度に加入していない理由を尋ねられた時には 証明書を提示または提出が必要 適用証明書があることを現地 ブラジル担当者 人事に報告 日本 ブラジル間で コミュニケーションが重要! Page 51
ブラジル社会保障 注意事項 : 一時就労期間の延長について I. 特別な事情があり 5 年を超えて派遣期間が延長される場合 II. 3 年以上の延長は認められない III. 派遣延長前に申請 IV. 申請に基づき 両国で個別に判断の上合意した場合可能. ( 日本年金機構があらかじめブラジルの担当機関との個別協議 ) V. 期間延長の理由 ( 理由および延長期間の必要性を具体的に申請書に記入必要 ) Page 52
ブラジル社会保障 注意事項 : 労災保険について 日本からブラジルに一時派遣され ブラジルの社会保障が免除される方については 両国の労災保険制度にカバーされない状態になる 海外出張 の場合は 海外出張者に関して何らかの特別な手続きを要することなく 所属する国内の事業場の労災保険により給付を受けられる 一方 海外派遣 の場合には 海外派遣者に関して特別加入の手続きを行っていなければ 労災保険による給付は受けられない Page 53
ラジル社会保障 注意事項 : 労災保険について 海外出張と海外派遣のケースの一般例示 : これを避ける為には日本の労災保険制度の特別加入制度や 民間の労働災害に対する保険に加入することにより労働災害に対する備えになる ( 詳しくは日本の厚生労働省労働基準局にて確認必要 ) Page 54
ブラジル社会保障 ブラジルが社会保障協定を結んでいる国 日本 カーボベルデ チリ ドイツ アメリカ ポルトガルスペインルクセンブルクイタリアギリシャ ブラジルがイベロアメリカ協定を通じて社会保障を有している国 エクアドル ウルグアイ ボリビア パラグアイ スペイン チリ ブラジルがメルコスールを通じて社会保障を有している国 アルゼンチンウルグアイパラグアイ Page 55
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概要 SPED( 電子帳簿システム ) の中で最も複雑 かつ広範囲にわたるプロジェクト 多岐分野のプロジェクト 概要 直接 間接労務費に関わる情報の連結 給与 ( 賃金台帳 ) 労働組合との規定 労働安全衛生 労働訴訟 入社 解雇の管理 購入部門 法務 主な影響 GFIP と MANAD の代行 DIRF, RAIS と CAGED もその予定 ) 国税庁 国立社会保険院 (INSS) 労働省 労働控訴裁判所 連邦貯蓄銀行が情報アクセス 国税庁の調査の強化 人事 esocial 財務 労働安全衛生 会計 情報システム (IT) 税務 Page 57
概要 Page 58
予定しているタイムライン 2013 年 7 月 2014 年 12 月まで 2015 年 2 月 2016 年 3 月 2016 年 9 月 2017 年 1 月 最初のレイアウトの公表 esocial の正式な導入発表 改善されたレイアウトとユーザーガイダンスマニュアルの公表 (2.0) 情報入力テスト期間開始 2014 年に 7 千 8 百万レアル以上の売上があった企業 その他の企業 Go Live Page 59
主な入力情報 最初の情報 / テーブル 労働関係のイベント ( 偶発的ファイル ) ペイロールや他の情報 ( 月次ファイル ) ü S-1000 会社と従業員の情報 ü テーブル ( 表 ) S-1005 住所など S-1010 ペイロールの各項目 S-1020 社会保障の適用コード S-1030 役職 S-1040 役割 S-1050 時間 / 勤務シフト S-1060 労務環境 S-1070 行政訴訟 訴訟 S-1080 運行業者 ü S-2100 雇用関係に関する初期登録 ü S-2190 雇用関係に関する登録 ü S-2200 採用 ü S-2205 登録変更 ü S-2206 雇用契約の変更 ü S-2210 労働災害通知 (CAT) ü S-2220 健康診断書 (ASO) ü S-2230 一時停職 ü S-2240 労働環境 ( リスクファクター ) ü S-2241 不健康や危険環境 特別年金ど ü S-2250 労働契約解約通知 ü S-2298 労働契約解約通知の解約 ü S-2299 解雇 ü S-2300 雇用関係のない社員の開始 ü S-2305 雇用関係のない契約の変更 ü S-2399 雇用契約のない契約の解約 ü S-3000 イベントのキャンセル ü S-4000 イベントの統合 社会保障の課税標準 ü S-4999 Esocial への事前導入 ü S-1200 ペイロール ( 所得 ) ü S-1210 社員の給与 ü S-1220 特定不可能のベネフィット ü S-1250 農業製品の購入 ü S-1260 農業製品の売却 ü S-1270 短期労働者の雇用 ü S-1280 その他の情報や他のイベント ü S-1300 労働組合への負担金 Page 60
主なリスク アクションプラン 品質管理 不正確な情報の送信 未登録国税庁等による罰金 主なリスク 社内の方針 オペレーション / 情報処理 組合規定 フリンジベネフィット 課税標準表 申告 社内方針が明確でないため 不当なフリンジベネフィットの支給 昇進許可手続き 給与支給等 ブラジル労働法 社会保障に関する規定に準拠しない社内方針 ブラジル法に準拠しない従業員の国内 国外の移動 駐在 期日を厳守しない情報のフロー 不正確な情報の送信 ペイロールのパラメーターのアップデーターをしないことにより過大 過少給与支給 労働組合の規定を無視することによる罰金 所得税や社会保障課税対象であるのに納税しない 支給金額と計上した金額の相違 国税庁の課税標準表に基づいたイベントの分類をしない 多額に納税したことによってクレジットを利用する機会を失う 社会保障の規定に準拠しない社会保障の支払い 不正確な情報の申告 登録遅れなどによる国税庁による罰金 Page 61
EFD REINF (Escrituração Fiscal Digital das Retenções e Informações da Contribuição Previdenciária Substituída) EFD Reinf とは? SPED の最新プログラムモジュール ESOCIAL に付随する形で形成 外部委託契約で契約者の会社内でその外部委託会社の従業員を契約者の都合に合わせて労働させる場合や建設に関わる業務を委託する場合 サービス内容 サービス係る源泉所得税や社会保障などの情報の登録 ( 個人 法人 ) 現在の源泉徴収所得税申告 (Declaração do Imposto de Renda Retido; DIRF) の代わりに登録 サービス提供にかかる課税伝票 (Nota Fiscal) 関連の全ての税金情報を報告 上記に関する登録期日等を含む詳細な訓令 (Instrucão Normativa; IN) は いまだ公表されていないため 当プログラムの内容は IN 公表までの間に国税庁より変更 調整が行われる可能性あり Page 62
E-SOCIAL 駐在員 海外駐在員の雇用は 法令 6.815/1980 の条件の基で行われる必要があり海外駐在員の情報も報告する必要があります S-2100 雇用関係に関する初期登録 S-2200 採用 従業員の雇用 S-2300 雇用関係のない社員の開始 1 2 3 S-5002 源泉徴収所得税 E-SOCIAL その他の税務情報については SPED EFD Reinf で提出されます 雇用関係に関する初期登録 : 海外駐在員の必要情報登録 : CPF, RNE, CTPS, PIS ブラジル入国日 ビザ種類 ブラジル人と既婚されている場合登録 ブラジル人の扶養家族登録の場合 雇用プロセス : 社員の居住に関連する情報登録 : ブラジル居住者情報 ( 義務 ) 海外居住者情報 年金制度の情報海外駐在員でブラジルで働いてる場合 S-2100 のイベントで登録された情報は S-2200,S- 2300 にも登録する必要あり 源泉徴収所得税 : 所得に関連するグロス額 控除額 免除額及び源泉徴収額を提出する必要がある S-2100 S-2200 S-2300 を含めた全て E-Social のイベントのデータは整合している必要あり *S-1200 雇用関係初期登録 *S-229 退社に関する情報 Page 63
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ラジルでの贈与と遺産相続 相続 贈与税 (ITCMD: Imposto sobre transmissão causa mortis ou doação) 資産や権利の贈与, 遺産相続の際に課せられる 税率は州により異なり 上限は 8% サンパウロ州の税率は 4% 現金や不動産などには一定額まで非課税枠が設定されている サンパウロ州では現金による譲渡の免税金額年間一人当たり 53,125 レアルまで UFESPs =(BRL 21,25) = 2,500 譲渡や遺産相続などは確定申告にて申告が必要 Page 65
ラジルでの贈与と遺産相続 日本での遺産相続の場合 日本で相続税を収められてもブラジルでは控除の対象とならない 各州の法律によって異なり 非課税と解釈できることもあるが 補足の法律を確認する必要あり 確定申告で申告は必要 州税と国税のクロスチェック また 州および連邦裁判所にて議論をする必要も考えられる Page 66
ラジルでの贈与と遺産相続 各企業の人事担当者はこのようなケースに備えて : 駐在前のコミュニケーション ( 駐在員および日本の人事担当 ) 企画 ( 対応法 ) - 州税を納めるか州連邦税局と議論するか - 議論する場合 法律事務所 会計事務所と相談 納税する場合には 赴任の際の人事ポリシーの確認 ( 会社負担 個人負担 ) アサインメントレターの作成 Page 67
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FGTS( 勤続期間保障基金 ) 勤続年数補償基金 (FGTS - Fundo de Garantia por Tempo de Servico) 各従業員の給与支払額に対して雇用主に課され 負担額は 給与の 8% ブラジル労働基準監査署によって公布された訓令 nº 99/2012 労働税務監査役は補足的なオリエンテーションを受け 諸外国の所得に対して勤続年数補償基金 (FGTS) の納付を求めている 国外所得に対して FGTS 納付の為の特定のコードはないものの その課税標準が問われるなど 違反調書が国内の各州で発行されている Page 69
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ブラジル会社への給与のチャージバック サービスの輸入において税金は多額なコストとなる 給与... $0 社会保険料 X 日本 ブラジル 給与... $50 所得税.. 27.5% 以下社会保険料.. 28.8% 以下勤続年金基金 8% 13ヶ月給与... 8.33% 休暇.. 2.78% 13ヶ月給与 休暇に対する社会保険料と勤続年金基金 4.09% ~52% 損金参入可能.. (-34%) Page 71
ブラジル会社への給与のチャージバック 日本企業で一部日本支給 一部ブラジル支給を行っている場合で日本がブラジルへ請求する場合 Abroad Brazil 給与.........$50 所得税....%(*) 社会保険料...%(*) 給与......$50 Impact on Individual Impact on Company 所得税.. 27.5% 以下 社会保険料......28.8% 以下 Income Tax -> 27.5% 勤続年金基金..... 8% IRPJ.. 15% 13ヶ月給与......8.33% ~52% CIDE. 10% 休暇..2.78% 40% ~ PIS. 1.65% 13ヶ月給与 休暇社会保険料と勤続年金基.4.09% COFINS.. 7.6% 損金参入可能.. (-34%) ISS.. 5% (+34%) 損金参入は許可されていない (*) ブラジル法律に従って シュミレーション ( サービス vs. 給与 ) According with home country legislation Page 72
ラジル会社への給与のチャージバック 現在の中央銀行の為替関係の規定では海外へ給与のチャージバックはブラジルで支給された給与であること認識 つまり現地支給給与と同様のブラジル労働法に基づいた支給形態 税金や社会保障などを負担しない限り送金することが困難 サービス一般 (General Services) の名目で送金した場合 送金に対して約 40% の税金が課されるほか 当該費用は一般的に法人税法上 損金不算入となる また 送金がサービスの輸入であるとみなされた場合には移転価格の分析も必要 送金にかかる課税 ブラジルの会社も法人税法上のリスクを負う可能性 Page 73
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給与報酬に関する概念 非金銭報酬 例内容定義 キャリアアップの機会提供 ライフクオリティー 労働の安全性 金銭的ではない報酬 リワード 個人年金 生命保険 / 健康保険 乗用車 費用補助 / 資金 ( フリンジベネフィット ) 義務付けられていないベネフィット 報酬 ( 総合 ) 金銭報酬 ストックオプション リストリクテット ストックユニット パフォーマンス株 長期ボーナス コミッション 賞与 シェアド プロフィット (PLR) 長期変動インセンティブ報酬 ( 直接 ) 短期変動インセンティブ 現金支給 固定給与 その他固定支給 基本給与 Page 75
織設計 組織設計とは 組織の戦略 人材 技術及び課題に応じた最も適切な組織構造を決定するプロセス 組織の構造は : 目標達成の為に必要な業務活動を特定する 役割りを分担する業務の組み合わせをするコーディネーション及び管理のメカニズムの構築をする 組織の構造は 組織体制を結びつける為の重要な役割りを果たし さらに効率 向上に繋がる Page 76
パーセンタイル 会社は報酬に対する確固たる考えを持つことが大切 優秀な候補者を採用するために 市場価格よりも高い報酬を支払うことを約束する場合は 業界内での報酬の 50~75 パーセンタイルを基準する 報酬水準などを測るときによく用いるのが %ile( パーセンタイル ) という指標である パーセンタイルでは 全ての値を大きい値から順に並べたときに 上位 25% に位置する値を 75%ile ちょうど中間に位置する値を 50%ile( 中央値 ) 下位から 25% に位置する値を 25ile と表現する Page 77
ジネスステージ X 報酬戦略 スタートアップ, 急激的な成長 変動報酬重視 ( 短期変動及び長期変動インセンティブ ) 比較的低めな基本給設定 成熟度 低成長 資本集約 高収益性 魅力的な給与ベース (P50 から P60 まで ), 魅力的なインセンティブ (P60 から P75 まで ) P75+ 福利厚生 - 総報酬 P75 から P90 まで 成熟度 低成長 高い労働費用 低収益性 給与ベース P25-P50 低いインセンティブ P40 から P50 まで 福利厚生 P25 - 総報酬は P50 以下 ミドルマネージメントの ILP は低め トップマネージメントでは比較的高め 公共機関 給与ベース P25 及びインセンティブP25 年金制度は優れているが 他の福利厚生においては消極的な傾向 P50 以下のインセンティブ P= パーセンタイル (Percentile) Page 78
報酬戦略において考慮すべき重要な点 報酬戦略において考慮すべき重要な点は 以下の通り ビジネスにおいて重要な役割を果たす役職 戦略的部門及びバックアップ部門 責任レベル : エグゼクティブ リーダー 専門及びオペレーショナル 現在の市場において高い需要の産業やセグメント 地域や国 Page 79
報酬戦略において考慮すべき重要な点 市場調査 : 地域部門競合会社取引先顧客ベンチマーク企業資本源国内企業 国際企業企業規模 Page 80
報酬に関するポリシー設定の一例 市場 基本給 給与 + インセンティブ ベネフィット ディレクター マネージャー スーパーバイザー コーディネーター テクニカル アドミ オペレーター. 最高幹部 中央値 75Pからの位置 中央値 - 中央値 中央値 中央値 - 中央値 中央値 中央値 地域別 中央値 中央値 中央値 地域別 25Pまでの位置 中央値 中央値 非金銭報酬の一例 : 過去 3 年間における市場平均を上回ると評価される社内組織風土 ; 国際的キャリア構築の機会 ; ジム会員費の50% までの補助 ; その他. Page 81
給与報酬の管理 一般的に給与報酬の管理に関するポリシーは 下記のように設定されます レベル最低中間最大 1 80 90 100 110 120 2 3 組み合わせ昇進 報酬 水平 ) ( メリット ) 昇進 プロモーション 4 プロモーション 垂直) 5 レベル数は企業規模によってかわります 報酬範囲 変動の幅 同じ役職の中で 80% から 120% Page 82
給与報酬の範囲 最高評価 平均的 非常に優れている 優れている この給与範囲には 誰からみても明確にまた確実に自身の役職に対し より優れた能力を発揮したと看做され またより成熟している各個人が当てはまります この給与範囲には 素晴らしい結果を残した者 またより多くの経験を積んだ熟年者 さらに 平均 よりも著しく優れた能力を発揮している者が当てはまります 適切 妥当であるこの給与範囲には 常に着実に自身の役職 役割に見合った成果を出し 企業側より求められているパフォーマンスを披露している従業員が当てはまります 120% 112% 104% 最低評価 一時的通過点 初期段階 この給与範囲には 経験を積み 初期段階から確実に平均的かつ妥当な 企業側より求められている人材としての成長段階にいる者が当てはまります この給与範囲には 新入社員若しくは経験不足等のために能力を測定できない者が当てはまります この範囲に当てはまる従業員は次の段階に進むか退社或いは他の役職につくべきです 96% 88% 80% 組織の構造は 組織体制を結びつける為の重要な役割りを果たし さらに効率向上に繋がります Page 83
担当者連絡先 西口阿弥 Aya Nishiguchi ( シニアマネージャー ) +55-11-2573-3374 aya.nishiguchi@br.ey.com 諸岡朱美 Hakemi Morooka ( マネージャー ) +55-11-2573-5458 hakemi.morooka@br.ey.com 内山和代 Kazuyo Uchiyama ( マネージャー ) +55-11-2573-3103 kazuyo.uchiyama@br.ey.com Page 84
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