Microsoft PowerPoint - ›žŠpfidŠÍŁÏ−·“H−w5›ñŒÚ.ppt

Similar documents
Microsoft PowerPoint - H22パワエレ第3回.ppt

Microsoft PowerPoint - パワエレH20第4回.ppt

PFC回路とAC-DC変換回路の研究

<4D F736F F D B4389F D985F F4B89DB91E88250>

第1章 様々な運動

<4D F736F F D2091E631348FCD B838A83478B C982E682E982D082B882DD946782CC89F090CD2E646F63>

Microsoft PowerPoint - 第06章振幅変調.pptx

例 e 指数関数的に減衰する信号を h( a < + a a すると, それらのラプラス変換は, H ( ) { e } e インパルス応答が h( a < ( ただし a >, U( ) { } となるシステムにステップ信号 ( y( のラプラス変換 Y () は, Y ( ) H ( ) X (

Taro-F25理論 印刷原稿

s と Z(s) の関係 2019 年 3 月 22 日目次へ戻る s が虚軸を含む複素平面右半面の値の時 X(s) も虚軸を含む複素平面右半面の値でなけれ ばなりません その訳を探ります 本章では 受動回路をインピーダンス Z(s) にしていま す リアクタンス回路の駆動点リアクタンス X(s)

スライド 1

Microsoft Word - サイリスタ設計

スライド 1

s とは何か 2011 年 2 月 5 日目次へ戻る 1 正弦波の微分 y=v m sin ωt を時間 t で微分します V m は正弦波の最大値です 合成関数の微分法を用い y=v m sin u u=ωt と置きますと dy dt dy du du dt d du V m sin u d dt

RMS(Root Mean Square value 実効値 ) 実効値は AC の電圧と電流両方の値を規定する 最も一般的で便利な値です AC 波形の実効値はその波形から得られる パワーのレベルを示すものであり AC 信号の最も重要な属性となります 実効値の計算は AC の電流波形と それによって

問 の標準解答 () 遮へい失敗事故 : 雷が電力線を直撃してアークホーンにフラッシオーバが発生する 逆フラッシオーバ事故 : 架空地線あるいは鉄塔への雷撃によって架空地線あるいは鉄塔の電位が上昇し, 架空地線と導体間, 又はアークホーンにフラッシオーバが発生する () 架空地線の弛度を電力線のそれ

RLC 共振回路 概要 RLC 回路は, ラジオや通信工学, 発信器などに広く使われる. この回路の目的は, 特定の周波数のときに大きな電流を得ることである. 使い方には, 周波数を設定し外へ発する, 外部からの周波数に合わせて同調する, がある. このように, 周波数を扱うことから, 交流を考える

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint _DT_Power calculation method_Rev_0_0_J.pptx

Microsoft Word - H26mse-bese-exp_no1.docx

3.5 トランジスタ基本増幅回路 ベース接地基本増幅回路 C 1 C n n 2 R E p v V 2 v R E p 1 v EE 0 VCC 結合コンデンサ ベース接地基本増幅回路 V EE =0, V CC =0として交流分の回路 (C 1, C 2 により短絡 ) トランジスタ

降圧コンバータIC のスナバ回路 : パワーマネジメント

第 5 章復調回路 古橋武 5.1 組み立て 5.2 理論 ダイオードの特性と復調波形 バイアス回路と復調波形 復調回路 (II) 5.3 倍電圧検波回路 倍電圧検波回路 (I) バイアス回路付き倍電圧検波回路 本稿の Web ページ ht

diode_revise

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 2_0421

形式 :WYPD 絶縁 2 出力計装用変換器 W UNIT シリーズ パルスアイソレータ ( センサ用電源付 2 出力形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を絶縁して各種のパルス出力信号に変換 オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力を用意 センサ用電源内蔵 耐電圧 2000V AC 密着

形式 :PDU 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ パルス分周変換器 ( レンジ可変形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を分周 絶縁して単位パルス出力信号に変換 センサ用電源内蔵 パルス分周比は前面のスイッチで可変 出力は均等パルス オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力

アクティブフィルタ テスト容易化設計

電子回路I_8.ppt

Microsoft Word - 第9章 PID制御.doc

(Microsoft Word - PLL\203f\203\202\216\221\227\277-2-\203T\203\223\203v\203\213.doc)

                         高圧整流ユニット

Microsoft PowerPoint - H30パワエレ-3回.pptx

DC-DCソフトスイッチング電源における低コスト高効率技術の研究

高校電磁気学 ~ 電磁誘導編 ~ 問題演習

航空機の運動方程式

B3.並列運転と冗長運転(PBAシリーズ)

周波数特性解析

<8AEE B43979D985F F196DA C8E323893FA>

スライド 1

MOSFET dv/dt 影響について Application Note MOSFET dv/dt 影響について 概要 MOSFET のドレイン - ソース間の dv / dt が大きいことが問題を引き起こすことがあります この現象の発生要因とその対策について説明します Tosh

第 11 回 R, C, L で構成される回路その 3 + SPICE 演習 目標 : SPICE シミュレーションを使ってみる LR 回路の特性 C と L の両方を含む回路 共振回路 今回は講義中に SPICE シミュレーションの演習を併せて行う これまでの RC,CR 回路に加え,L と R

Microsoft PowerPoint - 04.誘導起電力 [互換モード]

ÿþŸb8bn0irt

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 4.CMOSLogic.ppt

Microsoft PowerPoint - ch3

Microsoft PowerPoint - MOT.ppt

ÿþŸb8bn0irt

スライド 1

オペアンプの容量負荷による発振について

交流 のための三角関数 1. 次の変数 t についての関数を微分しなさい ただし A および ω は定数とする 1 f(t) = sin t 2 f(t) = A sin t 3 f(t) = A sinωt 4 f(t) = A cosωt 2. 次の変数 t についての関数を積分しなさい ただし

Microsoft PowerPoint - H22制御工学I-2回.ppt

状態平均化法による矩形波 コンバータの動作特性解析

2STB240PP(AM-2S-G-005)_02

NJM78L00 3 端子正定電圧電源 概要高利得誤差増幅器, 温度補償回路, 定電圧ダイオードなどにより構成され, さらに内部に電流制限回路, 熱暴走に対する保護回路を有する, 高性能安定化電源用素子で, ツェナーダイオード / 抵抗の組合せ回路に比べ出力インピーダンスが改良され, 無効電流が小さ

Microsoft PowerPoint - 9.Analog.ppt

2. コンデンサー 極板面積 S m 2, 極板間隔 d m で, 極板間の誘電率が ε F/m の平行板コンデンサー 容量 C F は C = ( )(23) 容量 C のコンデンサーの極板間に電圧をかけたとき 蓄えられる電荷 Q C Q = ( )(24) 蓄えられる静電エネルギー U J U

問題 2 資料 No.2 を見て 次の設問に答えなさい < 送風機の断面図 > で示す片吸込み型送風機において 過去に何らかの原因で運転中に羽根車のアンバランスが増大し 軸受損傷に至った経緯がある このアンバランス増大傾向をいち早く捉えるために ポータブル型の振動診断器によって傾向管理を行うことにな

2STB240AA(AM-2S-H-006)_01

H4

THYRISTOR 100A Avg 800 Volts PGH100N8 回路図 CIRCUIT 外形寸法図 OUTLINE DRAWING Dimension:[mm] 総合定格 特性 Part of Diode Bridge & Thyristor 最大定格 Maximum Ratings 項

THYRISTOR 100A Avg 800 Volts PGH101N8 回路図 CIRCUIT 外形寸法図 OUTLINE DRAWING Dimension:[mm] 総合定格 特性 Part of Diode Bridge & Thyristor 最大定格 Maximum Ratings 項

スライド 1

Microsoft Word - 付録1誘導機の2軸理論.doc

600 V系スーパージャンクション パワーMOSFET TO-247-4Lパッケージのシミュレーションによる解析

Microsoft PowerPoint - H22制御工学I-10回.ppt

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学7.ppt

光変調型フォト IC S , S6809, S6846, S6986, S7136/-10, S10053 外乱光下でも誤動作の少ない検出が可能なフォト IC 外乱光下の光同期検出用に開発されたフォトICです フォトICチップ内にフォトダイオード プリアンプ コンパレータ 発振回路 LE

Microsoft PowerPoint - 電力回路h ppt

Microsoft PowerPoint - 物情数学C(2012)(フーリエ前半)_up


レベルシフト回路の作成

13. サーボモータ 第 13 章サーボモータ ロック付きサーボモータ 概要 ロック付きサーボモータの特性 油水対策 ケーブル サーボモータ定格回転速度 コネクタ取付

Microsoft Word - 知能機械実験・実習プリント_ docx

パワー MOSFET 寄生発振 振動 Application Note パワー MOSFET 寄生発振 振動 概要 本資料はパワー MOSFET の寄生発振 振動現象と対策について述べたものです Toshiba Electronic Devices & Storage Corpo

絶対最大定格 (T a =25 ) 項目記号定格単位 入力電圧 V IN 消費電力 P D (7805~7810) 35 (7812~7815) 35 (7818~7824) 40 TO-220F 16(T C 70 ) TO (T C 25 ) 1(Ta=25 ) V W 接合部温度

NJM78M00 3 端子正定電圧電源 概要 NJM78M00 シリーズは,NJM78L00 シリーズを更に高性能化した安定化電源用 ICです 出力電流が 500mA と大きいので, 余裕ある回路設計が可能になります 用途はテレビ, ステレオ, 等の民生用機器から通信機, 測定器等の工業用電子機器迄

形式 :RPPD 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ パルスアイソレータ ( センサ用電源付 ロータリエンコーダ用 ) 主な機能と特長 ロータリエンコーダの 2 相パルス入力信号を絶縁して各種の 2 相パルス出力信号に変換 オープンコレクタ 電圧パルス パワーフォト MOS リレー R

3. クランプメータの外観代表的なデジタルクランプメータの外観を示す 本体は開閉式の CT ( トランスコア ) 部 ファンクションスイッチ部 表示部 電圧 抵抗入力端子部から構成されており CT 部を除いては一般のマルチメータとほとんど変わりない この CT 部は先端が開閉できるような構造になって

PLZ-5W_ KPRI21.pdf

<1>

ボイラ制御が容易 起動バイパス系統が不要 ドラムでの給水処理 薬品注入やブロー が可能なため, 復水脱塩装置などの高度な水質管理対策が不要 保有水量が多いのでボイラが万一消火しても各種パラメータに注意すれば若干の時間は低負荷による運転継続が可能 保有水量が多いので負荷の急変などの変動に強い 使用圧力

Microsoft PowerPoint - 基礎電気理論 07回目 11月30日

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt

. 素子の定格 (rating) と絶対最大定格 (absolute maximum rating ). 定格値とは定格とは, この値で使ってください という推奨値のことで, それ以外の数値で使うと性能を発揮できなかったり破損する可能性があります. ふつうは示された定格通りの値で使用します.. 絶対

AK XK109 答案用紙記入上の注意 : 答案用紙のマーク欄には 正答と判断したものを一つだけマークすること 第一級総合無線通信士第一級海上無線通信士 無線工学の基礎 試験問題 25 問 2 時間 30 分 A 1 図に示すように 電界の強さ E V/m が一様な電界中を電荷 Q C が電界の方向

Microsoft PowerPoint - 6.PID制御.pptx

ÿþŸb8bn0irt

ACモーター入門編 サンプルテキスト

(3) E-I 特性の傾きが出力コンダクタンス である 添え字 は utput( 出力 ) を意味する (4) E-BE 特性の傾きが電圧帰還率 r である 添え字 r は rrs( 逆 ) を表す 定数の値は, トランジスタの種類によって異なるばかりでなく, 同一のトランジスタでも,I, E, 周

電気電子発送配変電二次練習問題

NJU7291 概要 ウォッチドッグタイマ内蔵システムリセット IC NJU7291 は 電源電圧の瞬断や低下などの異常を瞬時に検出して リセット信号を発生する電源電圧監視用 IC です ウォッチドッグタイマが内蔵されており 各種マイコンシステムに フェイル セーフ機能を持たせることができます 特徴

<4D F736F F F696E74202D A D836A834E83588EF393AE E B8CDD8AB B83685D>

社外Web版an_oscillation_parallel_mosfet_ 和文

第 5 章 推奨配線及びレイアウト 内容ページ 1. 応用回路例 プリント基板設計における推奨パターン及び注意点 Fuji Electric Co., Ltd. MT6M12343 Rev.1.0 Dec

電子回路I_6.ppt

PowerPoint プレゼンテーション

TA78L05,06,07,08,09,10,12,15,18,20,24F

Transcription:

応用電力変換工学舟木剛 第 5 回本日のテーマ交流 - 直流変換半端整流回路 平成 6 年 月 7 日

整流器 (cfr) とは 交流を直流に変換する 半波整流器は 交直変換半波整流回路 小電力用途 入力電源側の平均電流が零にならない あんまり使われていない 全波整流回路の基本回路 変圧器が直流偏磁しやすい 変圧器の負荷電流に直流分を含むと その直流分により 鉄心が一方向に磁化する これにより 鉄心の磁束密度の増大 損失の増加 局部加熱 電磁騒音の増加等が生じる

抵抗負荷に接続された半波整流回路 交流電源とダイオード 抵抗で構成される半波整流回路 回路の絵 入力電圧 出力電圧 電流波形の絵と動作の説明 正弦波を半波整流した出力直流電圧は 半波正弦波の平均値 O vg d 出力直流電流 I O

半波整流回路に接続された抵抗負荷での消費電力 交流電源に接続された抵抗負荷の消費電力 実効値で表すことができる P Ir r 半波整流された電圧の実効値は r [ ] d 電流の実効値は I r r

半波整流回路出力電圧 フーリェ級数展開 () [ ] co b v () [ ] d d d v co () ( ) ( ) { } ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( )( ) ( ) [ ] ( )( ) ( ) [ ] ( ) ( ) [ ] co co co co co co co co co co ] co d d d f ( ),4,6,3,5

半波整流回路出力電圧 フーリェ級数展開つづき () ( ) ( ) { } ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) d d d v b co co ] ( ),3,4 b () ( ),4,6 co co v 直流と基本波以外は偶数次調波

誘導負荷に接続された半波整流回路 一般的な負荷形態 回路の絵 入力電圧 出力電圧 電流波形の絵と動作の説明 ダイオードが導通している時のK d d 導通していないときは零 出力電流を求めよう!! ラプラス変換 不連続導通の場合, 電流初期値は () [ I( S ) ] I I I I ( )

誘導負荷に接続された半波整流回路 ( )( ) ( ) ( )( ) ( )( ) ( ) ( ) ( ) ( )( ) c c b b c b c b I c c b b c b

誘導負荷に接続された半波整流回路 I co co I () ( ) [ ] 連続導通となる条件

誘導負荷に接続された半波整流回路連続導通となる条件 初期値付 () [ I( S ) ] I I ( )( ) co () ( ) co [ ]

誘導負荷に接続された半波整流回路連続導通となる条件 境界条件 ( ) [ ( )] ( ) ( ) となるには でないと連続導通にならない 連続導通は無理

誘導負荷に接続された半波整流回路直流電流 ( 出力電流 ) ダイオードの導通期間は 以上 ( 時間角 ) 導通期間の終了付近では電源電圧は負 導通期間が終る角度 ( 消弧角 ) > 導通終了時電流は零 出力電流平均値 出力電流実効値 ( ) ( ) I vg I r d d 解析的には求まらない

起電力つき誘導負荷に接続された 半波整流回路 電動機負荷等における逆起電力等 回路図 入力電圧 出力電圧 電流波形の絵と動作の説明 起電圧があると導通開始時点が変わる 導通開始点 が求まる ダイオードが導通している時のK d d 導通していないときは零

起電力付誘導負荷に接続された半波整流回路 d d co I I co I I 時間の原点を にずらして考える ( ) 不連続導通を考える I co ( )( ) ( )

起電力付誘導負荷に接続された半波整流回路 ( )( ) ( ) ( )( ) ( )( ) ( ) ( ) ( ) ( )( ) c c b b c b c b c c b b c b ( )( ) co co

起電力付誘導負荷に接続された半波整流回路 ( )( ) ( ) ( ) ( ) ( ) I co co co co co co ( ) ( ) ( ) () ( ) ( )

起電力つき誘導負荷に接続された半波整流回路 導通終了する消弧角 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) [ ] ( ) ( )

起電力つき誘導負荷に接続された半波整流回路 出力電流平均値 出力電流実効値 抵抗で消費される電力 出力電流平均値 直流起電力に吸収される電力 I vr 交流電源の出力電力 Pc Ir I r d P P I I I r r d d I

起電力つき に接続された半波整流 回路図 回路 ( 直流の充電 ) 電源抵抗は無視 d K d d d d ( co co) ( ) d <, <

コンデンサ入力形半波整流回路 回路図 C 並列負荷 C は脈動電圧の軽減 ( フィルタ ) に使用 ダイオード オン時は, 電源電圧と出力電圧が同じ v C が充電される ダイオード オフ時は出力電圧は,Cの時定数で指数関数的に減少 v C オフ時点の電圧

コンデンサ入力形半波整流回路ダイオードのオフ時点を求める 電源電圧の電圧低下率がC 回路の時定数で決まる電圧低下率より小さくなるとダイオードがオフする 電源電圧変化率 d d C 回路の電圧低下率 d d v d d co C C C オフの時点で両者は等しい C C co C C C co C C C ( C) ( C)

コンデンサ入力形半波整流回路ダイオードのオン時点を求める 電源電圧と C 回路の電圧が等しくなる時点 ( 次の周期 ) でオン 電源電圧 C 回路の電圧 C オンの時点で両者は等しい C ( ) C 数値解析で求める必要あり

コンデンサ入力形半波整流回路出力電流 負荷抵抗電流 コンデンサ電流 電源電流 ピーク値 C S vo d C d D v O C C C S, pk C co コンデンサ電流 ( ターンオン時 ) C, pk C co 負荷抵抗電流 ( ) ( ) C co off o ( )

コンデンサ入力形半波整流回路電圧脈動 最大電圧 最小電圧 ダイオードのターンオン時点 出力電圧変化 C を大きいとして近似 ターンオフ時点 ターンオン時点 v O O ( ) ( ) C C ( ) C O C fc 但し C C

半波整流回路の点弧制御 負荷絵 で電流値零 ( 点弧 ) で電流値零 ( 消弧 ) ( ) f A ( ) ( ) A ( ) A ( ) ( ), ( ) ( ) ( )

半波整流回路の点弧制御 負荷起電力付絵 で点弧可 電流 で電流値零 ( 消弧 ) ( ) ( ), ( ) ( ) ( ) ( ) A

回路図 転流環流ダイオード付半波整流回路 整流用ダイオードと環流ダイオードは同時にオンしない 電源電圧 v が正の時 D オン,D オフ 電源電圧は負荷電圧と等しい 電源電圧 v が負の時 Dオフ,Dオン 負荷電圧零 導通しているダイオードが切り替わっていく

転流環流ダイオード付半波整流回路 電源にリアクタンスが含まれている場合絵 S 環流ダイオードがあると転流時重なりが発生 負荷インダクタンス大 -でDオフ,Dオン でDオン, 電源 のためDはすぐにオフできない D,Dが同時にオンしている期間 転流重なり 転流とは, あるスイッチに流れている電流を他のスイッチに流す動作 電源 に印加されている電圧 v 電源電流 vd S S ( ) d [ co] S S

転流環流ダイオード付半波整流回路 ダイオード D の電流 D S 転流終了時,D の電流は となる [ co] ( u) [ cou] D S u co 転流重なりにより, 出力電圧が減少する S I S O [ ] I S cou d u

誘導負荷に接続された半波整流回路 一般的な負荷形態 回路の絵 入力電圧 出力電圧 電流波形の絵と動作の説明 ダイオードが導通している時のK d d 導通していないときは零 電流 ( 解 ) を分解して考える ( 周期定常状態 ) ダイオードが無い場合の部分 ( 定常解 ) 電源を考えない場合の解 ( 過渡解 ) f 別解

誘導負荷に接続された半波整流回路 ダイオードがオンのとき 定常解 f ( ) 過渡解 d d 但し A ( ) の形 別解 ( ) A

誘導負荷に接続された半波整流回路 初期値をあわす ( 境界条件 ) 電流の初期値は零 A A ( ) ( ) ( ) 別解 ( ) ( )

起電力つき誘導負荷に接続された半 波整流回路 電流 ( 解 ) を強制 自由応答に分解して考える f ( ) 導通期間が始まる角度 導通期間が終わる角度 f A 別解 ( ) A,

起電力つき誘導負荷に接続された半 自然応答 波整流回路 自由応答, 初期状態応答, 同次応答, 不強制応答とも言う システムにエネルギーを与え, 取り除いたときの応答 強制応答 定期的に作用する力によるシステムの応答 強制システムでは自由応答 強制応答は同時に存在する 和応答とも言う 同次形の微分方程式を同次解と特性解で表す 別解

起電力つき誘導負荷に接続された半 波整流回路 角度 で電流は流れ始めることから,A を求める ( ) ( ) A 別解 A ( ) A, より導通期間が終わる角度 を求める ( ) ( ) ( ) [ ( ) ( ) ]