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しょうりなかじゅく
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1 寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の便秘改善効果と食事摂取の関係について 145 調査報告寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の便秘改善効果と食事摂取の関係について清水千晶加藤寛子高橋真理子高畠茉琴山内美穂笹谷美恵子 The Relation Between University Students' Constipation and Intake of Agar-agar Jelly SHIMIZU Chiaki,KATO Hiroko,TAKAHASHI Mariko,TAKABATAKE Makoto, YAMAUCHI Miho and SASAYA Mieko はじめに近年食の欧米化女性のやせ志向に対するダイエット習慣等による食の乱れで引き起こる便秘に関する多くの報告がある便秘の原因として個人の体調生活習慣運動量など様々な要因があるが排便は精神的にも大きな影響を与え QOL(quality of life) の一要因であると指摘されるまた食習慣との関連も深く特に食物繊維摂取量の増加によって排便回数及び排便量に有意な増加がみられたとの報告もある 1) しかし食物繊維摂取量と便性との関係さらに付加した食物繊維と便性との関係の両面からみた報告はされていない便秘の定義づけは難しいが便が長く腸管内に停滞し水分が吸収され排便に困難をきたした状態を指し排便は人の健康にとって看過できない要因であるとされている規則的な排便習慣は健康状態の指標となり健康を保持していく上で大切な要件となる青年期の食生活は現在及び成人後の健康維持のためにも重要であることから生活習慣が原因となり健康に影響することを危惧し高齢社会の進行一人暮らしの増加が進んでいる社会の中で特に青年期こそ自分の健康に関する意識を持ち日常生活の見直しをすることが課題である以上のことから本大学に通う学生を対象に便の記録一日の食事内容を記入するアンケート調査を実施しその実態を把握して排便と生活習慣及び食生活との関連性について考察した本調査は自らを便秘と自覚する人を対象に事前アンケートを実施した結果排便日数が毎日という回答もみられ便秘の自覚には個人

2 146 北海道文教大学研究紀要第 32 号 2008 差があることが分かったそこで便秘に対する共通のスケールとして厚生省通知の衛新第 21 号 2) に基づく便秘評価尺度を用い排便回数が週 5 日以下と回答したものを便秘傾向者週 5 回以上 8 回未満と回答した者を非便秘傾向者として選定しそれが信頼性と妥当性を有する便秘のスケールであることを明らかにした 3) 調査方法本調査は2つの方法に分類して行った調査方法 1では伊那食品工業株式会社による寒天ドリンクゼリー摂取による便性状への影響を調査し調査方法 2では調査方法 1を基盤に食品の6 群法を用い食事のバランスや食品に含まれる食物繊維に着目し食物繊維が便性に及ぼす効果について検討した調査方法 1 1) 試験食試験食 ( 表 1) には寒天 ( 粉末寒天伊那食品工業株式会社 )1.3gを含有する150gのチアパック入りドリンクゼリー ( 寒天由来の食物繊維 1.0g 含有 ) 一方の対照食には栄養学的成分が異なる食物繊維の含有がなく且つ外見や味が同一に成り得るゼラチン (GBL-250FM 新田ゼラチン株式会社 )2.0gを含有する150gのドリンクゼリーを使用したまた試験食と対照食には果汁甘味料酸味料などを同量配合し摂取しやすい味になるように調整した試験食と対象食の1 食 (150g) 当りの熱量と栄養成分を表 1に示しまたその食物繊維含量を食品衛生検査指針記載の酵素重量法 (AOAC 法 ) 4) に基づき測定した表 1 試験食と対照食の栄養成分組成試験食対照食熱量 (kcal) たんぱく質 (g) 脂質 (g) 0 0 糖質 (g) 食物繊維 (g) ナトリウム (mg) 食 (150g) 当たり伊那食品工業株式会社調べ 2) 対象者試験への参加を希望した本学健康栄養学科の健常な大学生 156 名に排便状況の事前アンケート調査を実施したなお本試験への参加希望者は便秘傾向者であることが前提でありその判断は自己申告としたこの結果をもとに排便回数が週 5 回以下と回答した者を便秘傾向者 (46 名 ) 週 5 回以上 8 回未満と回答した者を非便秘傾向者 (25 名 ) として 71 名を選定した便秘傾向者と非便秘傾向者の構成比が両群でほぼ同じになるよう無作為にA 群 35 名 B 群 36 名の2つの群を構成したなお本試験はヘルシンキ宣言の精神を尊守し北海道文教大学倫理委員会の承諾を得て本試験への参加希望者の募集を行ったその後被験者に対しては事前に試験内容を充分に説明しその同意を得て実施した 3) 試験期間試験は全被験者をA 群 B 群の2 群に分けたダブルブラインドクロスオーバー試験とし

3 寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の便秘改善効果と食事摂取の関係について 147 図 1に示した試験スケジュールに従い行った試験期間は 5 月 22 日 ~7 月 9 日までの7 週間であった非摂取期 7 日間を摂取期の前 ( 非摂取期 Ⅰ) 摂取期と摂取期の間の休止期( 非摂取 Ⅱ) 摂取期の後( 非摂取期 Ⅲ) の計 3 回に設定し摂取期は試験摂取期 (14 日間 ) 対照食摂取期 (14 日間 ) の計 2 回に設定した非摂取期 Ⅰの後の最初の摂取期でA 群 (35 名 ) に試験食として寒天ドリンクゼリー B 群 (36 名 ) に対照食としてゼラチンゼリーを摂取してもらい非摂取期 Ⅱの休止期間をおいた後試験食と対照食をクロスしてA 群に対照食 B 群に試験食を摂取してもらった A B 図 1 試験スケジュール 2 1 4) 摂取方法試験食の摂取は1 日当たりドリンクゼリー 2 個 ( 寒天として2.6g) を 1 日 3 食いずれかの食後に1 個ずつデザートとして摂取するかまたは食事と食事の間に摂取するように指導した対照食も同様に食後のデザートまたは間食として摂取するよう指導したまた何も摂取しない非摂取期では試験食や対照食に含まれるのと同量の水 (150cc) を摂取するように指導した ( 摂取期間に飲んでいるドリンクゼリーには150ccの水が含まれているため条件を同じにするよう水 (150cc) を飲んでもらった ) 5) アンケート調査の項目排便状況に関しては全試験期を通して被験者が毎日所定のアンケート用紙にその日の排便状況を記録する方式で調査した調査項目は排便の有無排便の時刻便の量便形状便の色排便時の爽快感便の匂い腹部症状の 8 項目とし排便ごとに記録用紙に記入させた便の量は水分含量や便形状などにより便の実質量を把握するのが困難であるため近似的な便の容積を便宜的に求める手段として指標物をおき鶏卵 1 個分 (50ml) を目安に排便時の排便量を被験者に目測させることにより求めた便形状は便の状態を図示した判定図を配布しそれを参考に1 水状 ~ 泥状 2 半練状 ~バナナ状 3カチカチ状 ~コロコロ状の3 段階で記入させた便の色についてはカラーガイド第 16 版 ( 大日本インキ化学工業 ) 記載の1 黒褐色 (No.647) ~ 茶褐色 (No.310) 2 茶色 (No.322)~ 黄土色 (No.338) 3 濃黄色 (No.321)~ 黄色 (No.336) をカラーコピーしたものを配布し 3 段階で記入させた更に排便時の爽快感は1すっきりした 2 普通 3すっきりしないの3 段階便の匂いは 1くさい 2 普通 3 気にならないの3 段階で評価させた腹部症状については1 良好な状態 2 鼓腸 3 膨満感 4 放屁 5 下痢 6 腹痛 7 排便困難の7 項目から選択させたまた体調食事内容薬剤の服用状況についてもアンケートの中で調査し体調管理のため週に1 度体重を測定し記入させた

4 148 北海道文教大学研究紀要第 32 号 2008 調査方法 1 の検定評価結果表 2 排便状況排便日数 (p<0.01) 排便回数 (p<0.01) 排便量 (p<0.01) 便の状態便の形成 (p<0.05) 便の色 (p<0.01) 便の匂い (p<0.01) 排便時の爽快感 (p<0.01) 伊那食品工業株式会社調べ 1 日 2.6gの寒天を含むドリンクゼリーを摂取することにより排便日数排便回数排便量ともに対照食摂取期と比較して有意な増加を示し便の状態も有意によくなっていた ( 表 2) 調査方法 2 調査方法 1のアンケート用紙の毎日の食事摂取記録から食品の6 群評価法を用い食事のバランスや食品に含まれる食物繊維に着目し便性改善効果について検討した図 1の試験スケジュールをもとに 6 群法で被験者の食事バランスの判定を行ったグループの各基準は表 4に示した 3グループそれぞれについて比較検討した表 4 6 群の判定基準グループ % 点数グループ1 71 以上 89 以上グループ2 51~70 64~88 グループ3 50 以下 63 以下 6 群評価法食事のバランスと食物繊維が便性への影響を与えると考えアンケート用紙の食事メニューより摂取品目を推定し表にしたそれを参考に食事メニューを 6 つの基礎食品に分類した ( 表 3) 1 群摂取されていれば 1 点 6 群摂取されていれば 6 点となり 3 食 ( 朝昼夕 ) 7 日間で合計 126 点満点とした特に便性に影響を与えると考えられる 3, 4 群の野菜摂取と 5 群の穀類摂取さらに朝食摂取について注目した表 3 食事内容の判定 6 つの基礎食品 1 群魚肉卵大豆 2 群牛乳乳製品骨ごと食べられる魚 3 群緑黄色野菜 4 群その他の野菜果物 5 群米パン麺いも 6 群油脂 1 食につき各群 1 点で 6 点満点 1 食 6 点 1 日 3 食 7 日間 126 点 / 週調査方法 2の結果グループ1(71% 以上 89 点以上 ) に含まれるn 数が少なかったためグループ2(70-51% 点 ) とグループ3(50% 以下 63 点以下 ) の便の硬さ便総量排便日数の摂取期と非摂取期のそれぞれ2 週分について比較した便の硬さの違いについては1 6( やわらかいかたい ) で3~4を標準とし評価したこの結果グループ2では非摂取期で便が硬いという傾向であった ( 図 2) グループ3においても同じく非摂取期で便が硬いという傾向であった便総量の違いについてはグループ2では摂取期の方が便総量は多い傾向であった ( 図 3) グループ3においても摂取期の方が便総量は多い傾向であった排便日数の違いについてグループ2は摂取期で排便日数が多い傾向であった ( 図 4) グループ3においても摂取期で排便日数が多い傾向であった

5 寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の便秘改善効果と食事摂取の関係について 149 さらにこの結果に相関関係で有意差があるかを確認するため検定を行ったグループ1 2 3のそれぞれで試験食摂取期と非摂取期において便の硬さ便量回数また排便に影響を及ぼすと考えられる野菜の摂取穀類の摂取朝食の摂取と相関関係があるかについて解析を行った ( 図 5) 図 2 グループ 2 の便の硬さ図 3 グループ 2 の便の硬さ図 4 グループ 2 の排便日数図 5 検定評価項目

6 150 北海道文教大学研究紀要第 32 号 2008 調査方法 2の検定評価結果 1. グループ間の検定 ( 便の硬さ便量排便回数 ) グループ1はn 数が少なく検定が行えなかった平均値の比較ではグループ2(51 ~70%) の方がグループ3(51% 以下 ) に比べ好ましい傾向であった特に非摂取期の便量は約 3 個分の増加がみられたまた摂取期非摂取期ともに便量にばらつきがみられた ( 表 5) 2. 野菜摂取 (3. 4 群 ) と便の硬さ便量排便回数の相関関係寒天非摂取期で野菜の摂取と便量排便回数に弱い相関関係がみられた ( 表 6 図 ) 3. 穀類 (5 群 ) と便の硬さ便量排便回数の相関関係寒天非摂取期で穀類と便の硬さに弱い相関関係がみられた ( 表 7) 硬さの標準である4 付近に分布しており便の状態が良いといえる ( 図 7) 表 5 平均値 ± 標準偏差非摂取期摂取期グループ2 グループ3 グループ2 グループ3 便の硬さ 4.0± ± ± ±0.70 便量 17.3± ± ± ±16.32 排便回数 11.8± ± ± ±6.66 非摂取期 : グループ2n=45 グループ3n=33 摂取期 : グループ2n=36 グループ3n=39 表 6 非摂取期摂取期便の硬さ便量排便回数数値は相関係数 n=79 図 6-1 野菜摂取と便量の関係図 6-2 野菜摂取と排便回数の関係表 7 非摂取期摂取期便の硬さ便量排便回数数値は相関係数 n=79

7 寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の便秘改善効果と食事摂取の関係について朝食と便の硬さ便量排便回数の相関関係寒天非摂取期で朝食の摂取と便の硬さにも弱い相関関係がみられた ( 表 8 図 8) このアンケートの食事記録より 6 群法による点数 (126 点満点 ) では50%(63 点 ) に満たない者が寒天摂取期非摂取期共にあまりにも多くまた朝食欠食や土曜日曜の週末は2 食という食生活を送っている学生も多数いることがわかった ( 図 9) 図 7 穀類摂取と便の硬さの関係図 8 朝食摂取と便の硬さの関係表 8 非摂取期摂取期便の硬さ便量排便回数数値は相関係数 n=79 図 9 6 群評価法による各摂取期食事バランス

8 152 北海道文教大学研究紀要第 32 号 2008 考察便秘とは排便が順調に行われない状態のことで排便回数が少ないことが特徴であるが排便回数が多くても排便困難を感じるのであれば便秘症であると言われている 5) 便秘の主な原因として食生活の欧米化痩身願望による減食朝食の欠食主食抜きの食事など様々なことが考えられる今回の調査方法 1では寒天摂取により排便日数排便回数排便量で有意な増加結果を得ることができたこれは水を多量に抱きかかえた寒天ゲルが不消化物として腸管の蠕動運動を促進するためと考えられる 6) 調査方法 2においても野菜の摂取と便量排便回数また穀類の摂取と便の硬ささらに朝食摂取と便の硬さに弱い相関がみられた寒天非摂取期にも便性の改善が見られたことは野菜や穀類に含まれる食物繊維が排便の改善に影響を与えまた朝食の摂取も腸の働きを活発にし排便に有効であることが分かった通常便はS 状結腸に貯められ 1 日に2~3 回起こる蠕動運動で便をS 状結腸から直腸に移動させる 7) 便秘のときはこのS 状結腸に便が貯められておりそれが長時間になると健康を害す規則的な排便習慣は健康状態の指標とされ健康を保持していく上で重要であるので毎日の食生活の中で十分な食物繊維をとり腸内環境を整えておくことが大切だといえる便はS 状結腸に貯められてから蠕動運動によって直腸に移動するがこの蠕動運動を司る筋層間神経 ( アウエルバッハ神経 ) は特に朝食後に強く見られることから朝食の摂取が1 日の腸内リズムを整えるといえる 8) 以上のことから寒天ドリンクゼリー摂取により便秘を改善することができたことに加え普段から厚生労働省の推奨している成人で1 日当たり20~25g(10g / 1,000kcal) の食物繊維を野菜や穀類から摂取して朝食をきちんと食べる食生活を送ることで便秘は改善されることが示唆された 9) 今回食事と便との関係について弱い相関はみられたものの統計的な有意差は見られなかった要因として食事バランスがよいといえるグループ1のn 数が非常に少なかった事が考えられる調査で見えた大学生の食生活の現状として 6 群法による点数 (126 点満点 ) が 50%(63 点 ) に満たない者があまりにも多くアンケート用紙に記載された食事内容より食物繊維量を算出してみると被験者の多くが1 日の食物繊維必要量の半分の摂取にも満たなかった ( 約 7g~10g) また被験者の多人数が女子学生ということもあり食事の摂取量自体が通常より少ない傾向にあった 3) 健康栄養学科の学生としていかに日常の食生活を見直す必要があるか認識できる結果となったと言えるであろう今後は対象者数を増やすことやアンケートの食事摂取記録においても摂取量を詳細に記入をしてもらう等のより正確な内容のもので行うことで食生活と便の関係についてより明確な結果が得られるものと考え今後の課題としたい謝辞伊那食品工業株式会社研究開発部の皆様には試験食の提供をはじめ様々なご協力を頂き深謝申し上げますそして調査記入をお引き受け下さいました北海道文教大学健康栄養学科の学生の皆様に感謝申し上げます引用文献 1) 杉村留美子笹谷美恵子 : 排便状態の評価と食物繊維摂取量との関係藤女子大学紀要第 39 号

9 寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の便秘改善効果と食事摂取の関係について 153 2) 厚生省通知 : 衛新第 21 号. 3) 伊那食品工業 ( 株 ) 研究開発部 : 寒天ドリンクゼリー摂取による大学生の排便状況の改善効果 ) 厚生省生活衛生局監修 : 食品衛生検査指針理化学編.34~37 社団法人日本食品衛生協会 ) 印南敏桐山修八 : 改定新版食物繊維第一出版株式会社 314~ ) 佐々木晃一国本正雄檜垣長斗佐々木寿譽笹谷美恵子平田公一 : 便秘を自覚する若年女性に対する食物繊維の効果臨床と研究 ) 山本敏行鈴木康三田崎京二 : 新しい解剖生理学 ( 改定第 10 版 ) 南江堂 256~ ) 境章 : 目でみるからだのメカニズム株式会社医学書院 65 76~ ) 健康栄養情報研究会 : 第六次改定日本人の栄養所要量 41~ (2008 年 1 月 24 日受稿 )

10 154 北海道文教大学研究紀要第 32 号 2008 Abstract Defecation mentally has a big influence by it, and is pointed out that one factor of QOL(quality of life) though are as a cause of constipation various factors like an individual physical condition, the lifestyle, and the momentum, etc. Moreover, the relation to the dining habit is also deep, and a significant increase is especially seen by the stool frequency and the amount of defecation because of an increase in the dietary fiber intake. The main enumeration from this paid attention in the balance and food in the dietary intake by using six Murehou of food for this and paid attention to the included dietary fiber with the investigation the influence on the service properties by the agar-agar drink jelly intake.

項目表 1 被験者背景全体男性女性人数 ( 人 ) 年齢 ( 歳 ) 40.0 ± ± ± 12.2 平均値 ± 標準偏差

項目表 1 被験者背景全体男性女性人数 ( 人 ) 年齢 ( 歳 ) 40.0 ± ± ± 12.2 平均値 ± 標準偏差項目表 1 被験者背景全体男性女性人数 ( 人 ) 10 5 5 年齢 ( 歳 ) 40.0 ± 9.5 42.8 ± 5.9 37.2 ± 12.2 平均値 ± 標準偏差表 2-1 排便調査 ( 便通便性 )( スコア ) の推移項目単位摂取前摂取 2 週後経時 P 値 1) 便の形状 - 1.13 ± 0.42 0.804 ± 0.251 P = 0.021 * 2) 便の色 - 0.993