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かずしきちや
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1 わたしたちの市税固定資産税都市計画税41 固定資産税固定資産税都市計画税固定資産税は土地家屋および償却資産を所有している人が納める税金でその固定資産の価格 ( 評価額 ) に応じて負担していただくものです都市計画税都市計画税は公園道路下水道などの都市施設の建設整備などの都市計画事業に充てるための目的税です納税義務者平成 30 年当初予算の使途状況第下水道事業 17 億円公園緑地事業 3 億円地方債償還額 7 億円 27 億円 3章毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在伊丹市内に固定資産を所有している人土地 : 登記簿または土地補充課税台帳に所有者として登記または登録されている人家屋 : 登記簿または家屋補充課税台帳に所有者として登記または登録されている人償却資産 : 償却資産課税台帳に所有者として登録されている人年の途中で所有者が変わってもその年の納税義務者は変わりません税額の計算方法固定資産の評価額課税標準の特例負担調整措置等 = 課税標準額課税標準額税率 = 税額 [ 税率固定資産税 1.4% 都市計画税 0.3%] 固定資産の評価額土地および家屋の評価額は総務大臣が定める固定資産評価基準をもとに固定資産を評価し決定します償却資産の評価額は償却資産の状況を 1 月 31 日までに申告いただきこれに基づいて毎年評価し決定します課税標準額固定資産の評価額をもとに算出される額です原則として評価額と同額ですが課税標準の特例や負担調整措置等が適用される場合固定資産の評価額よりも低く算出される場合があります

すまた時価が下落し土地の評価額を据え置くことが適当でないときは評価額の修正を行います第3章わたしたちの市税固定資産税都市計画評価替え土地および家屋の評価額は 3 年ごとに見直し ( 評価替え ) を行います見直した評価額は評価替え ( 平成 30 年度 ) の翌々年度まで 3 年間据え置かれますただし

地目 ( 田畑宅地山林等 ) 別に定められた評価方法により評価を行い評価額を決定します 1 宅地評価の仕組み 1 用途地区 ( 商業地区住宅地区工業地区等 ) に区分します 2 3 用途地区の中で状況が類似する地区ごとに区分します区分した地区ごとに標準宅地 ( 奥行間口形状等が標準的なもの ) を選定

2 すまた時価が下落し土地の評価額を据え置くことが適当でないときは評価額の修正を行います第3章わたしたちの市税固定資産税都市計画評価替え土地および家屋の評価額は 3 年ごとに見直し ( 評価替え ) を行います見直した評価額は評価替え ( 平成 30 年度 ) の翌々年度まで 3 年間据え置かれますただし土地の地目変更や家屋の新増築等があった場合はその翌年度に新しい評価額を決定しま免税点同一人が市内に所有する土地家屋または償却資産ごとの課税標準額の合計額が次の金額に満たない場合は固定資産税都市計画税は課税されません土地 :30 万円家屋 :20 万円償却資産 :150 万円土地に対する課税固定資産評価基準に基づき地目 ( 田畑宅地山林等 ) 別に定められた評価方法により評価を行い評価額を決定します 1 宅地評価の仕組み 1 用途地区 ( 商業地区住宅地区工業地区等 ) に区分します 2 3 用途地区の中で状況が類似する地区ごとに区分します区分した地区ごとに標準宅地 ( 奥行間口形状等が標準的なもの ) を選定評価します地価公示価格不動産鑑定価格等の活用 ( 鑑定価格の 7 割を目途 ) 4 各街路に路線価を付設します 5 評価額の決定路線価を基に土地の個別の要素 ( 間口奥行等 ) に応じて各土地の評価をします評価額の増額減額税側方路線影響加算二方路線影響加算不整形地私道 42 位置指定道路敷地内道路都市計画施設予定地高圧線下の土地等

3 わたしたちの市税固定資産税都市計画税43 課税標準の特例負担調整措置等住宅用地に対する課税標準の特例住宅用地についてはその税負担を特に軽減する必要から課税標準の特例措置があります住宅用地特例率評価額に下記の特例率を乗じた額に軽減されます固定資産税都市計画税第小規模住宅用地 4 分の3 以上 1.0 住宅 1 戸当たり200m2 1/6 1/3 以下の住宅用地その他の住宅用地住宅 1 戸当たり200m2を 1/3 2/3 超える部分の住宅用地特例の対象となる住宅用地の面積は家屋の敷地面積 ( 家屋の床面積の10 倍を限度とします ) に次の表の率を乗じて求めます家屋居住割合率専用住宅全部分の1 以上 2 分の1 未満 0.5 地上 4 階以下の併用住宅 2 分の1 以上分の1 以上 2 分の1 未満 0.5 地上 5 階以上の耐火建築物である併用住宅 2 分の1 以上 4 分の3 未満 0.75 負担調整措置課税公平の観点からばらつきのある負担水準の均衡化を促進するための措置が進められてきました負担水準とは個々の土地の前年度課税標準額が今年度の評価額に対してどの程度まで達しているかを示すもの 3章負担水準 = 前年度課税標準額新評価額 ( 住宅用地特例率 1/6 または 1/3) 100(%) 1 住宅用地について負担水準課税標準額 100% 以上新評価額住宅用地特例率 100% 未満前年度課税標準額十新評価額住宅用地特例率 5% 新評価額住宅用地特例率 100% が上限新評価額住宅用地特例率 20% が下限

60% 未満前年度課税標準額十新評価額 5% 第3章わたしたちの市税固定資産税都市計画2 商業地等の宅地の課税標準額について負担水準課税標準額 70% 以上新評価額 70% 60% 以上 ~70% 未満前年度課税標準額 ( 据置特例 ) 新評価額 70% が上限新評価額 20% が下限 2 農地伊丹市内の農地は

住宅用地の税負担との関係や市街化に伴う税負担の増加を緩和するために固定資産税は評価額に 1/3 を都市計画税は評価額に 2/3 を乗じた金額に税負担が軽減されています生産緑地特定市街化区域農地課税標準額 = 評価額 ( 宅地並評価 ) 1/3 次の表の率年度初年度 2 年度目 3 年度目 4 年度目率 0.2 0.4 0.

4 60% 未満前年度課税標準額十新評価額 5% 第3章わたしたちの市税固定資産税都市計画2 商業地等の宅地の課税標準額について負担水準課税標準額 70% 以上新評価額 70% 60% 以上 ~70% 未満前年度課税標準額 ( 据置特例 ) 新評価額 70% が上限新評価額 20% が下限 2 農地伊丹市内の農地は生産緑地地区に指定された農地とそれ以外の農地 ( 特定市街化区域農地 ) とに区分されそれぞれ評価および課税の仕組みが異なります評価課税方式生産緑地農地評価農地課税特定市街化区域農地宅地並評価宅地並課税農地に対する課税標準の特例特定市街化区域農地に対する課税標準の特例住宅用地の税負担との関係や市街化に伴う税負担の増加を緩和するために固定資産税は評価額に 1/3 を都市計画税は評価額に 2/3 を乗じた金額に税負担が軽減されています生産緑地特定市街化区域農地課税標準額 = 評価額 ( 宅地並評価 ) 1/3 次の表の率年度初年度 2 年度目 3 年度目 4 年度目率特定市街化区域農地宅地化 ( 一定要件の優良な賃貸住宅が新築された場合 ) 固定資産税の税額が以下の割合まで減額されます税44 土地平成 27 年 4 月 1 日 ~ 30 年 3 月 31 日に新築の場合 3 年間 1/12 を減額家屋平成 27 年 4 月 1 日 ~ 30 年 3 月 31 日に新築の場合 (3 階建以上 ) 最初の2 年間 2/3を減額その後の3 年間 1/2を減額

わたしたちの市税固定資産税都市計画税45 家屋に対する課税固定資産評価基準に基づき評価の対象となった家屋と同じものを再建築した場合の費用をもとに建築後の経過年数を考慮して評価しますしたがって実際の建築費用や取得価格とは一致しません評価額の計算方法新築家屋の評価評価額 = 1 再建築価格 2 経年減点補正率新築家屋以外の家屋の評価評価額 = ただし

経年減点補正率 3 設計管理等による補正率 3 設計監理費等による補正率 4 再建築費評点補正率工事原価に含まれていない設計管理費一般管理費等負担額の費用を基礎として定められているものです第3章4 再建築費評点補正率前回の評価替えからの 3 年間の建築物価の変動を反映した率です家屋についての軽減措置新築住宅についての減額一般住宅認定長期優良住宅対固定資産税象都市計画税

5 わたしたちの市税固定資産税都市計画税45 家屋に対する課税固定資産評価基準に基づき評価の対象となった家屋と同じものを再建築した場合の費用をもとに建築後の経過年数を考慮して評価しますしたがって実際の建築費用や取得価格とは一致しません評価額の計算方法新築家屋の評価評価額 = 1 再建築価格 2 経年減点補正率新築家屋以外の家屋の評価評価額 = ただし評価額が評価替え前の評価額を超える場合は増改築等のない限り評価替え前の評価額に据え置かれます 1 再建築価格評価の対象となった家屋と全く同一のものを評価の時点において新築するものとした場合に必要とされる建築費です 2 経年減点補正率 1 基準年度の前年度の再建築価格家屋の建築後の年数の経過によって生ずる損耗の状況による減価等をあらわしたものです 3 設計監理費等による補正率 2 経年減点補正率 3 設計管理等による補正率 3 設計監理費等による補正率 4 再建築費評点補正率工事原価に含まれていない設計管理費一般管理費等負担額の費用を基礎として定められているものです第3章4 再建築費評点補正率前回の評価替えからの 3 年間の建築物価の変動を反映した率です家屋についての軽減措置新築住宅についての減額一般住宅認定長期優良住宅対固定資産税象都市計画税適 3 階建以上の耐火用減準耐火の住宅 5 年間 7 年間期間額一般住宅 ( 上記以外の住宅 ) 3 年間 5 年間適用床面積 120m2以下減額率 2 分の1( 居宅部分に限る ) 居住部分割合居住の用に供する部分が1/2 以上居住部分の床面積居住部分の床面積が50m2 ( 貸家の共同住宅の場合は40m2 サービス付き高齢者向け住宅は30m2 ) 以上 280m2以下住宅の要件平成 32(2020) 年 3 月 31 日までに平成 32(2020) 年 3 月 31 日までに新築された住宅新築された住宅長期優良住宅の認定を受けていること申告書類申告書申告書認定通知書の写し

6 3章わたしたちの市税積が280m2以下のもの第固定資産税都市計画改修工事を行った住宅についての減額バリアフリー改修耐震改修熱損失防止 ( 省エネ ) 改修対象固定資産税都市計画税適用要件減額適用期間工事完了年の翌年度分から1 年度工事完了日平成 18 ~ 21 年中翌年度分から 3 年度平成 22 ~ 24 年中翌年度分から 2 年度平成 25 ~ 32(2020) 年中翌年度分から 1 年度工事完了年の翌年度分から 1 年度適用床面積 50~100 m2 120 m2まで 50~120 m2 減額率 3 分の 1 2 分の 1( ) 3 分の 1( ) 対象家屋工事完了日が平成 28 年 3 月 31 日以前の場合平成 19 年 1 月 1 日以前から所在 ( 賃貸住宅を除く ) 工事完了日が平成 28 年 4 月 1 日以降の場合新築された日から 10 年以上経過しているもの ( 賃貸住宅を除く ) 工事完了日が平成 30 年 4 月 1 日以降の場合居住部分の床面積が280m2以下のもの居住する人 1 65 歳以上 2 要介護認定または要支援認定を受けた人 3 障害者等税工事完了の平成 19 年 4 月 1 日から時期平成 32(2020) 年 3 月 31 日まで 1 廊下の拡幅 2 階段の勾配緩和 3 浴室の改良 4 トイレの改良工事の内容 5 手すりの取付け 6 床の段差解消 7 引き戸への取替え 8 床の滑り止め化等工事費用 46 家屋昭和 57 年 1 月 1 日以前から所在平成 18 年 1 月 1 日から平成 32(2020) 年 3 月 31 日まで地震に対する安全性の向上を目的とした増築改築等家屋平成 20 年 1 月 1 日以前から所在 ( 賃貸住宅を除く ) 工事完了日が平成 30 年 4 月 1 日以降の場合居住部分の床面平成 20 年 4 月 1 日から平成 32(2020) 年 3 月 31 日まで 1 窓の改修 ( 必須 ) 2 床の断熱改修工事 3 天井の断熱改修工事 4 外壁の断熱改修工事工事完了が平成 25 年 3 月 31 日以前 30 万円以上 ( バリアフリー改修費用の場合は地方公共団体から交付される補助金等を除く ) 平成 25 年 4 月 1 日以降 50 万円超 ( バリアフリー改修費用の場合は地方公共団体から交付される補助金等を除く ) 平成 28 年 4 月 1 日以降 50 万円超 ( バリアフリー改修または省エネ改修の場合は地方公共団体から交付される補助金等を除く ) 申告書類申告書証明書等 ( ) 長期優良住宅の認定を受けた場合は 3 分の 2

7 わたしたちの市税固定資産税都市計画税47 償却資産に対する課税固定資産評価基準に基づき取得価格を基礎として取得後の経過年数に応じる価値の減少 ( 減価 ) を考慮して評価します償却資産とは事業のために使用する次のような資産をいいます資産の種類構築物機械装置車輌運搬具工具器具備品評価額の計算方法前年に取得された償却資産資産の具体例コンクリート等の鋪装路面門へい貯そう等および建築設備の一部等旋盤フライス盤ボール盤圧縮機溶接機ポンプ起重機等トロッコフォークリフト等各種運搬車等 ( 自動車税軽自動車税の対象となるものは除きます ) 大型特殊自動車 ( ショベルローダー等 ) 切削工具治具机いすロッカー金庫理容美容機器冷暖房器具レジスター複写機陳列ケース応接セット自動販売機看板パーソナルコンピューター等減価率評価額 = 取得価格 (1- ) 2 第3章前々年以前に取得された償却資産評価額 = 前年度の評価額 (1- 減価率 ) ( 注 ) 求めた金額が取得価格 5/100 よりも小さい場合でもその償却資産が本来の用に供されている限り取得価格 5/100 により求めた額が評価額となります国税との取扱いの違い項目固定資産税国税償却計算の期間暦年 ( 賦課期日現在 ) 事業年度減価償却の方法定率法定率法定額法の選択前年の新規取得資産半年償却月割償却特別償却圧縮記帳制度なし制度あり評価の最低金額取得価額の 5% 備忘価格 (1 円 ) 改良費区分評価原則区分評価 ( 一部合算も可 ) 青色申告書を提出する中小企業者等が租税特別措置法を適用して取得した30 万円未満の資産課税対象損金算入

8 3章わたしたちの市税固定資産税のみ審査の申出ができます第都市計画申告と納税申告事業のために用いられる償却資産を所有している人は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在の状況について市役所 ( 資産税課 ) に申告をする必要があります納税市役所 ( 資産税課 ) から送付する納付書または口座振替により 4 月 7 月 12 月および翌年 2 月の 4 回に分けてお納めくださいその他〇東日本大震災に係る特例東日本大震災および原発事故により被災した住宅用地家屋の代替を取得された場合には固定資産税都市計画税の軽減措置が受けられます〇固定資産課税台帳の縦覧通常毎年 4 月 1 日から 4 月 30 日までの間土地価格等縦覧帳簿家屋価格等縦覧帳簿の縦覧を行いますこれは自分の資産の評価額と市内の類似地区の資産の評価額を比較し評価額が適切かを確認していただくためのものです〇固定資産課税台帳に登録された価格に関する審査の申出固定資産課税台帳に登録された評価額について不服がある場合固定資産評価審査委員会に対して書面で審査の申出をすることができます申出ができる期間は固定資産課税台帳に評価額等を登録した旨を市長が公示した日から納税通知書の交付を受けた日後 3 か月を経過する日までの間ですなお 3 年ごとの評価替え以外の年度では新たに評価額が修正等された土地家屋に対して〇固定資産課税台帳の閲覧および記載事項の証明制度納税義務者やその他政令で定める人 ( 借地借家人など ) の求めに応じて関係する固定資産について固定資産課税台帳の閲覧および記載事項の証明書を発行する制度ですなお新年度の評価額等は市長が固定資産課税台帳に評価額等を登録した旨を公示した日から閲覧できます路線価についてはどなたでも閲覧することができます税〇固定資産の現地調査 48 新築および増築家屋の間取り資材等から税額を算定するため取り壊し等の確認のため現地調査を行っていますまた土地の現況や償却資産の内容を確認するため現地調査を行っています現地調査時に固定資産評価補助員証を携帯しております

第3章わたしたちの市税固定資産税都市計画税49 Q & A 平成 30 年 2 月に土地と家屋を売りましたが固定資産税の納税通知書が送られてきましたなぜでしょうか固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在の登記簿に土地または家屋の所有者として登記されている人に対して課税されますしたがって売却済みの土地や家屋であってもその年の固定資産税を納めていただくことになります

(3 階建以上の中高層耐火住宅については 5 年度分 ) に限り 120m2までの部分について 1/2に減額されますしたがってこの制度によって平成 27 28 29 年度分は家屋に対する税額が1/ 2に減額されていたものが平成 30 年度から本来の税額で課税されることとなったことで高くなったものと思われます納税通知書を見ると平成 30 年 2 月に取り壊した家屋に課税されています

9 第3章わたしたちの市税固定資産税都市計画税49 Q & A 平成 30 年 2 月に土地と家屋を売りましたが固定資産税の納税通知書が送られてきましたなぜでしょうか固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在の登記簿に土地または家屋の所有者として登記されている人に対して課税されますしたがって売却済みの土地や家屋であってもその年の固定資産税を納めていただくことになりますなお契約書で税額の一部を売買代金の中に含めることを明記し買主が負担する場合もあるようですが納税義務者はあくまで賦課期日の所有者となります平成 26 年 9 月に住宅を新築しましたが平成 30 年度分から税額が急に高くなっていますなぜでしょうか新築の住宅に対しては固定資産税の減額制度が設けられており一定の要件にあたるときは新たに固定資産税が課税されることになった年度から3 年度分 (3 階建以上の中高層耐火住宅については 5 年度分 ) に限り 120m2までの部分について 1/2に減額されますしたがってこの制度によって平成年度分は家屋に対する税額が1/ 2に減額されていたものが平成 30 年度から本来の税額で課税されることとなったことで高くなったものと思われます納税通知書を見ると平成 30 年 2 月に取り壊した家屋に課税されていますなぜでしょうか固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在の状況により課税されますそのため年の途中で家屋を取り壊した場合でも 1 年分が課税されることになりますまた年の途中に完成する建物は翌年の賦課期日の現況により翌年度から課税されることになりますなお建物を取り壊した場合に翌年度の賦課期日現在新築中の住宅が未完成であれば家屋に対する固定資産税は課税されませんが土地の固定資産税については税額が上がることがありますので詳しくは市役所 ( 資産税課 ) へお尋ねくださいその他未登記の家屋を取り壊された場合や滅失登記が未定の場合などは家屋取毀届出書を市役所 ( 資産税課 ) にご提出ください

10 3章わたしたちの市税固定資産税都市計画に据え置かれ評価額がゼロになることはありません第土地の面積や前面道路の状況も変わりがないのに固定資産税が急に高くなったのはなぜでしょうか固定資産税の特例措置として住宅の建っている土地や農地に対しては税の軽減制度がありますしたがって当該土地を駐車場に用途変更したり更地のままにしておかれると税の特例が受けられず本来の税額に戻ってしまうことがありますのであなたが所有されている土地についても用途を変更されたことにより税額が上がったものと思われます固定資産税の所有者が死亡したのですがどのような手続が必要ですか? 死亡された年度の課税については相続人全員の共有財産として連帯して納めていただくことになります翌年度以降の課税にあたっては毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在において新たな所有者へ所有権の移転登記を行ったか否かにより納税義務者が異なります所有権の移転登記を行った場合翌年度は登記された新しい所有者が納税義務者となります所有権の移転登記を行っていない場合相続人全員を所有者とみなして課税しますこの場合は代表して納税通知書等を受け取る人を指定していただきます相続人代表者指定届に必要書類 ( 戸籍謄本遺産分割協議書など ) を添付し市役所 ( 資産税課 ) に提出してください相続人代表者指定届出書は伊丹市ホームページまたは市役所( 資産税課 ) にあります私の家は昭和 40 年に建築されたものですが年々古くなっていくのに評価額が下がりませんなぜでしょうか家屋の評価額は評価替え年度毎に再建築価格 ( 評価の時点でその家屋と同じものを新築するとした場合に必要とされる建築費 ) に経年減点補正率 ( 建築後の年数の税経過によって生じる減価率 ) を乗じて求めます物価水準による建築費等の増減が再建築価格に反映され家屋の老朽化は経年減点補正率に反映されていますつまり建設費等の上昇が激しい場合には見かけ上古くなってもその評価額が減少せずかえって上昇することがあるのですただしその家屋の評価額が前年度の評価額を超える場合は据え置きとなり下回れば引き下げられますこのことから古い家屋であっても物価水準の上昇が激しい場合には固定資産税は必ずしも下がるということにはならないのですまた経年減点補正率は0.2が限度となっており一定年数を経過した場合には0.2 に据え置くこととされています年数が経った古い家屋でも評価額は再建築価格の2 割 50

11 わたしたちの市税固定資産税都市計画税51 固定資産税の評価替えが 3 年毎に行われるのはなぜでしょうか固定資産税は固定資産の有する価値に着目しその資産価値に応じて課税される税です固定資産の価値すなわち適正な時価を課税標準として課税されることから本来であれば毎年度評価替えを行いこれによって得られる適正な時価により課税することが納税者間における税負担の公平化ということになりますしかし膨大な量の土地家屋について毎年度評価を見直すことは実務的に困難であることまた据置期間を長期化することはその価格が適正な時価を反映しないこととなることから原則として3 年間評価額を据え置く (3 年毎に評価額を見直す ) こととしていますしたがって評価替えはこの間における資産価値の変動を勘案して評価額を適正な均衡のとれた時価に見直す作業であるといえます私の家は平成 29 年 12 月から建て替え始め平成 30 年 4 月に完成予定です平成 30 年度において住宅用地の特例は適用されますか? 固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在の固定資産の状況により課税される税金ですが既存の住宅に替わる住宅を建設中の土地については前年の課税状況所有者等の一定の条件を満たす場合住宅用地として引き続き特例が適用されますくわしくは市役所 ( 資産税課 ) へお問い合わせください第3章登記簿に登記されていない家屋を相続しましたどのような手続が必要ですか? 未登記家屋の所有者を変更したときは納税義務者変更届を市役所 ( 資産税課 ) へご提出ください届出のあった翌年度から納税義務者を新所有者名に変更します登記してある家屋は所有権移転登記をすると地方税法の規定によりその旨を登記所が市へ通知するようになっていますので市は所有者が変更されたことがわかりますが未登記家屋はこの届出をご提出いただかないと所有者の変更が把握できません納税義務者変更届は伊丹市ホームページまたは市役所( 資産税課 ) にあります

1. 固定資産税都市計画税について固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日といいます ) 現在に土地家屋償却資産 ( これらを総称して固定資産といいます ) を所有している人がその固定資産の所在する市町村に納める税金です都市計画税は下水道街路公園などの都市計画事業

1. 固定資産税都市計画税について固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日といいます ) 現在に土地家屋償却資産 ( これらを総称して固定資産といいます ) を所有している人がその固定資産の所在する市町村に納める税金です都市計画税は下水道街路公園などの都市計画事業 1. 固定資産税都市計画税について固定資産税は毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日といいます ) 現在に土地家屋償却資産 ( これらを総称して固定資産といいます ) を所有している人がその固定資産の所在する市町村に納める税金です都市計画税は下水道街路公園などの都市計画事業に要する費用にあてるため毎年 1 月 1 日現在に都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内 (