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1 風力発電所の環境影響評価の ポイントと参考事例 平成 25 年 6 月 環境省総合環境政策局 環境影響評価課環境影響審査室

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3 目次 はじめに 1. 風力発電に関する基礎情報 風力発電の仕組みと特徴 風力発電の事業実施効果 風力発電所が及ぼす主な環境影響 7 2. 風力発電所に関する環境影響評価 風力発電所の環境影響評価の現状 風力発電所の環境影響に関する特性 17 第 Ⅰ 編計画段階配慮手続に関するポイントと参考事例第 1 章計画段階配慮手続について Ⅰ 計画段階配慮手続の導入の背景等 Ⅰ 基本的事項における計画段階配慮手続についての考え方 Ⅰ 風力発電事業における立地選定の考え方 特徴等 Ⅰ-3 第 2 章計画段階配慮手続の実施における考え方 Ⅰ 計画段階配慮手続の実施のタイミング Ⅰ 複数案の設定について Ⅰ 調査 予測 評価の対象範囲について Ⅰ 調査 予測 評価の具体的方法について Ⅰ EIA への活用方法 ( ティアリング ) Ⅰ-76 第 Ⅱ 編方法書以降の手続に関するポイントと参考事例第 1 章陸上風力発電所の環境影響評価に関する事例 Ⅱ 調査対象とした事例及び評価項目 Ⅱ 環境影響評価項目の選定 Ⅱ 調査 予測 評価手法 Ⅱ 環境保全措置等 Ⅱ 環境保全の見地からの意見等 Ⅱ-50 第 2 章洋上風力発電所の環境影響評価に関する事例 Ⅱ 調査対象とした事例及び評価項目 Ⅱ 環境影響評価項目の選定 Ⅱ 調査 予測 評価手法 Ⅱ 環境保全措置等 Ⅱ 環境保全の見地からの意見等 Ⅱ-86 第 3 章円滑な環境影響評価の実施に向けて Ⅱ-87 資料編

4 はじめに 東日本大震災を契機として 低炭素社会の構築に貢献する風力発電等の再生可能エネルギーの役割がこれまで以上に重要になってきている 東日本大震災からの復興の基本方針においては 地域の特性を踏まえ 太陽光発電 風力発電 地熱発電 バイオマス発電 中小水力発電等の導入を促進する 再生可能エネルギーの賦存情報 環境基礎情報の提供等により事業化活動を促進する とされている さらに 平成 24 年 7 月に 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 が施行されたことにより 今後 風力発電等の再生可能エネルギーは 急激かつ大幅な導入拡大が見込まれる 一方で 風力発電の導入に伴い 騒音 超低周波音 動植物及び生態系 景観等の環境への影響の問題が生じている実情を踏まえ 平成 24 年 10 月より 環境影響評価法の対象事業に風力発電所の設置等の事業が位置づけられた 本書は 平成 23 年 6 月に取りまとめられた 風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書 等を踏まえ 風力発電所に係る環境影響評価について 代表的な先行事例等を取りまとめるとともに 事業者や審査者等の参考となるようなポイントの整理等を行うことにより 環境影響評価法の対象に追加された風力発電所について 適切な環境影響評価の実施の推進に資することを目的として作成したものである 具体的には 計画段階配慮手続において検討課題となる手続実施のタイミングや複数案の設定 調査 予測 評価の手法などについて 環境影響評価法に基づく基本的事項等に関する技術検討委員会 報告書や 計画段階配慮手続に係る技術ガイド 平成 24 年度風力発電等アセス先行実施モデル事業 などを参考に整理している また 方法書手続以降については 環境影響評価項目の選定 調査 予測及び評価の手法の選定に関して 方法書段階の事前調査や簡易予測 有識者ヒアリング等の実施結果や事業特性及び地域特性に応じて絞り込みや重点化がどのように検討 実施されているか どのような環境保全措置が講じられているか 環境影響評価手続の各段階においてどのような工夫がされているか等 効果的かつ効率的に環境影響評価を実施するための判断基準や論理根拠に関する知見を中心に整理したものである なお 本書が対象としている主な読者は 現在あるいは今後 風力発電事業を実施しようとする事業者 地方公共団体の環境影響評価関連部局担当者等である 風力発電所に関する本格的な環境影響評価はまだ緒についたばかりである 今後の評価 事例や環境保全措置等に関する知見の蓄積を図り 必要に応じて本書の内容を改訂してい く必要があると考えられる

5 1. 風力発電に関する基礎情報 本章では 風力発電の仕組みや導入の傾向 立地しやすい条件等の基礎情報を整理する 1.1 風力発電の仕組みと特徴 (1) 風力発電の仕組み風力発電とは 風力エネルギーで風車を回し その回転運動を発電機に伝えて電気を起こす発電方法である 風力発電所の施設概要を図 に示す 風力発電所は単数又は複数の風力発電設備により発電を行っている 図 風力発電所の施設概要出典 : 風力発電導入ガイドブック (2008 年 2 月改訂第 9 版 ) ( 平成 20 年 2 月 独立行政法人新エネルギー 産業技術総合開発機構エネルギー対策推進部 ) 1

6 風力発電所の構成を図 に示す 風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方 に関する検討会報告書, 平成 23 年 6 月 では 発電所の関連用語を以下のように定義してい る 風力発電設備 風が持つ運動エネルギーを電気エネルギーに変換するシステムのうち 発電所の郊外に設置させる遠隔監視制御装置 表示板等を除く発電装置 ( ブレード ナセル タワー等で構成 ) 風力発電所 1グループ又は複数グループの風力発電設備 風力発電事業 風力発電所を設置する事業 図 風力発電所の構成 出典 : 風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書資料編 ( 平成 23 年 6 月 ) (2) ウィンドファーム化及び大型化の傾向風力発電所には 単体設置と複数の風車を設置する集合設置 ( 数基から数十基の大規模ウィンドファームまで ) がある 風力発電の導入初期段階においては 単体設置の事例が多く 試験 研究目的に始まり 既存の電力と併用しての自家消費用の電源が中心で 普及啓発並びに地域及び企業におけるクリーンエネルギーのシンボルとして設置されるケースが大半であった 一方で 集合設置は 建設時の輸送道路 系統連系に伴う電気設備 運転監視設備や運転 点検体制等を共有化することにより 出力当たりの建設費や運転経費を削減することができるため 集合設置が近年の導入の主流となっている 特に風況のよい比較的広い敷地に建設された大規模風力発電所は ウィンドファームあるいはウィンドパークと呼ばれ 北海道 東北 九州を中心に多く建設されている 風車の単機出力の大型化ともあいまって ウィンドファーム化や単機当たりの大型化の傾向は今後も続くも 2

7 のと考えられる 平成 21 年 4 月に営業運転を開始した島根県の新出雲風力発電所は 単機出力 3,000kW の風車 26 基が設置されており 合計出力 78,000kW は日本の風力発電所としては最大規模を誇る ( 図 1-1-3) 風力発電機の国産メーカーとしては 三菱重工業 富士重工業 日本製鋼所 駒井鉄工 ( 中型機 ) が挙げられる 図 新出雲風力発電所 出典 : ユーラスエナジーホールディングス :2009 年 5 月 21 日ニュースリリース (3) 風力発電所が立地しやすい条件風力発電所は一般に 山地の尾根や海岸沿い等の希少な動植物が多く生息する脆弱な環境に立地されることが多い その他 近年では岬 高原 島嶼部 洋上に立地されるケースも多く見られている 風力発電所の立地の検討に際しては 風況が事業実現の可否を決定するための最も重要な条件の1つであり 有望地域の抽出には風況マップや気象庁等の風況データが活用されることが多い 独立行政法人新エネルギー 産業技術総合開発機構 風力発電のための環境影響評価マニュアル ( 第 2 版 ) ( 以下 NEDO マニュアル という ) によると 局所風況マップ ( 地上高 30m) においては 年平均風速が 5m/s 以上 できれば 6m/s 以上の地域を対象とし その占有面積が大きな地域 あるいは 風速階級の高い地域が密集している地域を抽出することを適当としている 気象庁等の観測所の風況データにおいては 観測高度や観測地点の立地状況にもよるが 年平均風速として 4m/s 以上あることが望ましいとされている しかしながら 好風況の立地であっても 各種の社会条件が風車の建設を制限する場合もある 制約条件となり得る社会条件の調査項目としては 土地利用規制 土地利用状況 連系可能な送電線の位置 輸送道路の有無などが挙げられる 3

8 導入量 [MW] (4) 陸上風力と洋上風力 我が国における風力発電の総出力及び総設置基数の推移を図 に示す 風力発電の導 入は拡大傾向にあり 2012 年度末までに導入された風力発電の総出力は 265 万 kw である 3,000 年度別風力発電導入量 2,500 単年度容量 [MW] 累積容量 [MW] 2,472 2,557 2,649 2,186 2,000 1,882 1,674 1,500 1,490 1, , 年度 図 総出力及び総設置基数の推移 出典 : 一般社団法人日本風力発電協会ホームページ 一方 欧州の風力発電先進国では近年 陸上の風力発電の立地適地が減少してきている ことなどから 比較的風況の安定している洋上での風力発電が注目されつつある イギリ ス デンマーク オランダでは 平成 20 年 1 月時点でそれぞれ 59 万 kw 41 万 kw 25 万 kw の洋上風力が導入されている また デンマークでは浮体式の洋上風力発電機の実用 化試験が進められている 各国の計画としては 2015 年にドイツが 1,093 万 kw イギリスが 876 万 kw オランダ が 283 万 kw の開発を予定しており 今後洋上風力発電所が増加することが予想される 出典 : ヨーロッパ風力発電協会 (European Wind Energy Association) 4

9 国名及び地域名デンマーク ホーンズ レフ環礁 名称 ホーンズ レフ洋上風力発電所 発電規模 160MW (2.0MW 80 基 ) 風力発電機 Vestas 社 2.0MW 型式 V80-2.0MW 試験運転開始 2003 年 7 月 出典 :Horns Rev HP 国名及び地域名デンマーク ロードサンド環礁 名称 ニューステッド洋上ウィンドファーム 発電規模 165.6MW (2.3MW 72 基 ) 風力発電機 Simens Wind Power 社 2.3MW 型式 SWT MW 試験運転開始 2003 年 12 月 出典 :Nysted Offshore Wind Farm HP 図 洋上風力発電稼働事例 我が国における洋上風力発電事業は 平成 23 年 5 月時点で 2.5 万 kw(3 事業 14 基 ) にとどまり いずれも護岸等の近くに限られている 着床式洋上風力発電については 独立行政法人新エネルギー 産業技術総合開発機構により 平成 22 年度より千葉県銚子市の沖合 3km の海上において 実証試験が実施されている ( 出力 2,400kW) 浮体式洋上風力発電については 環境省が長崎県五島市椛島周辺において国内初となる 2,000kW 級の浮体式洋上風力発電の実証事業を実施しており 実用化の目標は平成 28 年度とされている また 経済産業省は 平成 24 年 3 月に 福島県沖において実施する浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業を国内民間企業 10 社と東京大学からなるコンソーシアムに委託し進めている 本実証研究事業では 実証期間が 2 期に区分され 第 1 期実証研究事業では 2,000kW のダウンウィンド型浮体式洋上風力発電機 1 基と 世界初となる 66kV 浮体式洋上サブステーションおよび 海底ケーブルを設置する予定となっている また 平成 25 年度から平成 27 年度にかけて行う第 2 期実証研究事業では 7,000kW 級の浮体式洋上風力発電設備 2 基を追加設置する予定である 5

10 1.2 風力発電の事業実施効果風力発電事業による実施効果としては 再生可能エネルギーの普及啓発や温室効果ガスの排出削減 地域雇用の増加 風力発電所の立地による当該地方公共団体の税収増などが挙げられる 温室効果ガスの排出削減効果については ライフ サイクル アセスメント (LCA) の考え方に基づいて算出できる なお 発電量あたりの二酸化炭素の排出削減効果は 表 に示す一般電気事業者別の二酸化炭素排出係数と比較することで確認できる 表 一般電気事業者別の二酸化炭素排出係数 一般電気事業者名 実排出係数 ( 1) 調整後排出係数 ( 2) (t-co 2 /kwh) (t-co 2 /kwh) 北海道電力 ( 株 ) 東北電力 ( 株 ) 東京電力 ( 株 ) 中部電力 ( 株 ) 北陸電力 ( 株 ) 関西電力 ( 株 ) 中国電力 ( 株 ) 四国電力 ( 株 ) 九州電力 ( 株 ) 沖縄電力 ( 株 ) 代替値 (t-co 2 /kwh) 1 単位当たりの発電量に対する二酸化炭素の実排出量 2 実排出量から京都メカニズムクレジット等を控除した単位当たりの発電量に対する二酸化炭素の排出量出典 : 電気事業者別の二酸化炭素排出係数 ( 平成 23 年度実績 ) ( 平成 24 年 11 月 6 日公表 環境省報道発表資料 ) 6

11 1.3 風力発電所が及ぼす主な環境影響風力発電所は いくつかの環境影響をもたらすことが指摘されている 風力発電所の一般的な事業特性から 環境要素の中でも騒音 超低周波音や動物 ( 鳥類 ) 景観 シャドーフリッカーが特徴的な課題として挙げられる 本節では 騒音 超低周波音とバードストライクを取り挙げて概説する (1) 騒音 超低周波音風力発電所は 主に供用時において騒音が発生するとされている 騒音に係る分類と周波数範囲を図 に示す 環境影響評価における騒音の区分については 平成 25 年 4 月に施行された環境影響評価法に基づく主務省令 ( 発電所の設置又は変更の工事の事業に係る環境影響評価の項目並びに当該項目に係る調査 予測及び評価を合理的に行うための手法を選定するための指針 環境の保全のための措置に関する指針等を定める省令 ) において 騒音 と 超低周波音 ( 周波数 20Hz 以下 ) の2 区分が示されている 超低周波音 低周波音 可聴音 超音波 1Hz 10Hz 100Hz 1,000Hz 10,000Hz 100,000Hz 図 騒音に係る分類と周波数範囲 出典 : 環境省 よくわかる低周波音 風力発電所からの発生騒音の特徴と発生源 メカニズム等を表 に示す 風力発電 所の発生騒音は機械音と空力音の 2 種類とされ 空力音の割合が支配的 ( 図 1-3-2) とされ る 機械音は 風車ナセル内の増速歯車 軸受 発電機 ポンプ 換気ファンなどから発 生する 空力音は ブレード形状 周速で決まるとされ ローター回転速度 ( 翼端速度 ) のべき乗に比例して大きくなる 表 風力発電所からの発生騒音の特徴と発生源 メカニズム等 区分 特徴 発生源 メカニズム等 機械音 空力音と比較して小さいが卓越成分をもち 卓越の程度によっては耳障りに聞こえることがある 主に風車ナセル内にある増速歯車 軸受 発電機 ポンプ 換気ファンなどから発生する 増速機の振動に起因する発生音が圧倒的に大きく 発電機 換気ファン等の補助機からも発生している 空力音 風力発電所からの発生騒音の大半を占める 空力音の大きさはブレード形状 ブレードが風を切る速度等で決まる 翼に当たる流れ圧力変化による 広帯域騒音 比較的低周波数域の成分が多い 翼面境界層と後縁の干渉による 広帯域成分の騒音 翼後縁の厚みに依存する 周期的な渦放出による比較的中高周波数の成分の騒音 7

12 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 空力音 機械音 20% 10% % ( 翼 B C D E ( 翼 A 改風風風風 A 改風良車車車車風良車前車後 ) ) 図 風力発電所からの機械音と空力音の割合 (A 特性音響パワーレベルの比較 ) 出典 : 騒音制御工学会 Vol.36.No.1(2012) 風力発電の動向と騒音問題 を編集 空力音の発生メカニズムを表 に示す 空力音は 低周波音 気流の流れによる騒 音 ブレードによる騒音の 3 種類に区分され 各々において発生メカニズムが異なる 低周波音 気流の流れによる騒音ブレードによる騒音 表 空力音の発生メカニズム 項目 発生メカニズム 主要な特徴 定常的な低周波 ブレードの回転 周波数はブレードの回転数に依存 音 / 定常的な負荷 ( 最近の風車の回転速度は関連性 時の低周波音 はない ) 非定常的な負荷時の低周波音 - 後縁騒音 先端騒音 ストールによる剥離騒音層流境界層の騒音厚みのあるトレーリングエッジ騒音割れ目 裂け目などを通過する流れによる騒音 ブレードのタワー周りの通過 ( 速度欠損 後流 ) 気流の乱れとブレードの関係後縁と境界層の乱れとの関係 ( ダイポール効果 ) 先端面と先端による乱れとの関係ブレード面と乱れとの関係ブレード面と非線形境界層の相互作用厚みのあるトレーリングエッジにおける渦の離脱 ( ダイポール効果 ) 割れ目 裂け目などを通過する不安定なせん断流 貫入による渦の離脱 周波数はブレードの回転数に依存 ( ウィンドファームの場合には発生の可能性がある アップウィンド風車の場合は小さい ) 広周波数帯域に貢献 ( 但し まだ十分定量化されていない ) 広周波数帯域 主に高周波帯騒音騒音 (770Hz<f<2kHz) 広周波数帯域 ( 未解決部分有り ) 広周波数帯域 回避可能な純音成分 ( 突出した音 ) 回避可能な純音成分 ( 突出した音 ) 回避可能な純音成分 ( 突出した音 ) 出典 : 騒音制御工学会 Vol.36.No.1(2012) 風力発電の動向と騒音問題 を編集 8

13 (2) バードストライク ( 財 ) 日本野鳥の会の報告によると 国内の風力発電所におけるバードストライクは 2010 年 3 月までに表 に示す 88 事例が確認されている その内の 40 事例がオジロワシや トビといった猛禽類である 表 国内におけるバードストライクによる衝突死発見事例数種類衝突死発見事例数 猛禽類 ( 合計 :40) イヌワシ 1 オオワシ 1 オジロワシ 16 トビ 18 その他猛禽類 4 カモメ類 18 カラス類 11 カモ類 3 小鳥類 12 その他海鳥 4 合計 88 出典 :( 財 ) 日本野鳥の会 風力発電が野鳥に与える影響のまとめ より注 ) 出典資料によると 猛禽類が全体の数に対して多いのは 猛禽類が大型個体のため 死体が残りやすく 発見されやすいためとしている 参考までに 希少猛禽類であるオジロワシの傷病要因 ( 死亡も含む ) を図 に示す 北海道内におけるオジロワシの傷病要因としては風車衝突 (32 件 ) が最も多く ついで交 通事故 (24 件 ) となっている 図 オジロワシの傷病要因 出典 : 環境省釧路自然環境事務所 平成 24 年度野生生物保護対策検討会オジロワシ オオワシ保護増殖分科会 ( 平成 25 年 3 月 ) 9

14 国際自然保護団体であるバードライフ インターナショナルが調査した ヨーロッパにおける鳥類の分類群別に見た風力発電所の影響を表 に示す 本調査では 風力発電所が及ぼす影響として 衝突や生息地の喪失 破壊といった直接的な影響だけでなく 生息妨害による生息地の放棄や移動の障壁も挙げている 表 ヨーロッパにおける鳥類の分類群別に見た風力発電所の影響 影響の区分 分類群 衝突 生息地の直接的 な喪失 破壊 生息妨害によ る生息地放棄 移動の 障壁 アビ科アビ類 カイツブリ目カイツブリ科 ペリカン目カツオドリ科 ペリカン目ウ科 コウノトリ目 カモ目カモ科ガン亜科 カモ目カモ科カモ亜科 タカ目タカ科 チドリ目シギ チドリ類 チドリ目アジサシ科 チドリ目ウミスズメ科 フクロウ目 キジ目ライチョウ科 ツル目ツル科 ツル目ノガン科 スズメ目 ( 特に夜渡る種 ) 出典 :Langstone,R.H.W.&Pullan,J.D.(2003)Windfarms and Birds:An analysis of effect of windfarms on birds,and guidance on environmental assessment criteria and site selection issues.secretariat Memorandom for Standing Committee of Convention on the Conservation of European Wildlife and Natural Hbitants. 10

15 2. 風力発電所に関する環境影響評価 本章では 風力発電所に関する環境影響評価の現状について概説する 2.1 風力発電所の環境影響評価の現状 (1) 環境影響評価の趣旨再生可能エネルギーとしての風力発電への期待が高まっている一方で 風力発電設備の導入に伴う周辺環境への影響が国内外で顕在化している 風力発電設備からの騒音 超低周波音については 騒音についての環境基準を満たしている場所においても 健康被害の苦情等が発生している事例がある また 風況が良く 風力発電に適した地点は 渡り鳥のルートや希少な鳥類の生息地と重なることがあり 現にバードストライクが報告されている さらに 風力発電所が自然度の高い地域に立地することで 土地の改変に伴う動植物の生息 生育環境や水環境に対する影響についても懸念されている このほかにも 風力発電設備は相当の高さがあり かつ 見通しのよい場所に設置される場合が多いことから 景観への影響に関する問題が生じている事例もある また 日照阻害 ( シャドーフリッカー ) が発生している事例もある このような状況を踏まえると 風力発電事業の実施にあたっては 周辺環境に与える影響を実行可能な限りにおいて最大限に回避し また 影響を与える場合でも その程度をできる限り低減すべく 鋭意努めることが不可欠である できるだけ早い段階で事業の実施に伴う環境影響を把握し 重大な環境影響を回避 低減することや 地域住民等の意見を聞いてその理解を得ることが円滑な事業の実施につながることからも 適切な方法で風力発電所の環境影響評価を実施することが望まれている 11

16 (2) 環境影響評価法対象以前の風力発電所の環境影響評価環境影響評価法対象以前の風力発電所の環境影響評価は 地方公共団体の条例に則して実施する場合 ( 以下 条例アセス という ) と 自主的な環境影響評価 ( 以下 自主アセス という ) という位置づけで NEDO マニュアル等に基づき実施する場合が多かった 条例アセスでは 地方公共団体によっては法で定められている事業規模 1 よりも小さい規模の事業を対象としている事例 2 がある 風力発電所が環境影響評価法の対象事業となり 今後は条例の改正が行われる可能性があることから 条例の適用対象となるかを確認しておく必要がある (3) 経過措置環境影響評価法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 23 年政令第 340 号 以下 改正政令 という ) が平成 24 年 10 月 1 日に施行され 風力発電所の設置又は変更の工事の事業 ( 以下 風力発電事業 という ) が法の対象事業に追加されることに伴い 当該施行日までに条例又は行政指導等に基づいて環境影響評価手続を進めていた事業者が法の手続を初めからやり直すことがないような措置が定められた 具体的には 法第 53 条第 1 項において 新規対象事業にかかる政令の施行の際 当該新規対象事業について 条例又は行政指導指針等に従って作成した書類 ( 以下 相当書類 という ) を法の規定に基づいて作成した書類とみなし 当該書類以降の手続を法に基づいて行うこととしている これまで風力発電所に係る条例が制定されていない地方公共団体の地域においては NEDO マニュアルを参考に自主的に環境影響評価が実施されてきたが 法第 53 条第 1 項の規定において相当書類としてみなされる書類は 条例又は国の行政指導等の定めるところに従って作成された書類に限られているため NEDO マニュアルを参考に作成された書類については 相当書類として指定できない そのため 風力発電事業の主務省である経済産業省が 国の行政指導である 風力発電事業に係る環境影響評価実施要綱 ( 平成 24 年 6 月 6 日 以下 実施要綱 という ) を策定し NEDO マニュアルに基づく環境影響評価を実施要綱に基づく手続に移行させ その上で実施要綱に定める手続に従って作成された書類を相当書類として指定することで 法に基づく手続への円滑な移行を確保した 1 第 1 種事業 :1 万 kw 以上 第 2 種事業 :7,500kW 以上 1 万 kw 未満 2 例えば滋賀県では総出力 1,500kW 以上を対象としている 12

17 1 条例等 アセス法手続 経過措置の対象となる条例等を環境大臣が指定 条例等 H 法アセス 条例等に基づく手続を実施 法手続に移行 2NEDO マニュアル 経済産業省実施要綱 アセス法手続 NEDO マニュアル自主アセス H 経済産業省実施要綱 H マニュアルに基づく手続を実施 資源エネルギー庁長官に届出 図 経過措置の概要 法アセス 法手続に移行 13

18 (4) 環境影響評価法令の改正環境影響評価法における課題や生物多様性の保全など 環境政策の課題の多様化 複雑化の中での環境アセスメントが果たすべき役割の変化などを踏まえて 平成 23 年 4 月に環境影響評価法が改正された 改正後の環境アセスメントの手続きの流れを図 に示す 図 改正後の環境アセスメントの手続きの流れ 出典 : 環境省 環境アセスメント制度のあらまし パンフレット 14

19 なお 発電所事業については 環境大臣意見のタイミングが図 とは異なるので留意する必要がある 発電所に係る環境影響評価の手続フロー図を図 に示す 図 発電所に係る環境影響評価の手続フロー図 出典 : 経済産業省ホームページ 15

20 改正環境影響評価法の改正事項の概要を以下に示す 平成 24 年 4 月 1 日改正法の一部施行 交付金事業を対象事業に追加 方法書段階における説明会の開催の義務化 事業者により作成される図書( 環境アセスメント図書 ) のインターネット公表 ( 電子縦覧 ) の義務化 環境大臣の意見聴取の機会を増加( 配慮書 方法書 報告書段階を追加 ) 政令で定める市から事業者への直接の意見提出 都道府県知事等が免許等を行う者等である場合に環境大臣に助言を求める手続を規定 平成 24 年 10 月 1 日風力発電所を対象事業に追加するための改正政令の施行 2012 年 10 月 1 日より風力発電所を対象事業に追加し 法の対象事業とするための必要 な要件等を定めるべく環境影響評価法施行令の一部を施行 平成 25 年 4 月 1 日施行改正法の完全施行 計画段階環境配慮書手続 ( 配慮書手続 ) の創設 環境保全措置等の結果の報告 公表手続 ( 報告書手続 ) の創設 風力発電所に係る平成 24 年 10 月の 風力発電所を対象事業に追加するための改正政令 に関する改正内容を以下に示す 対象事業の規模要件出力が1 万 kw 以上である風力発電所の設置の工事の事業を第一種事業とし 出力が 7,500kW 以上 1 万 kw 未満である風力発電所の設置の工事の事業を第二種事業とする 変更の工事においても同様とする 軽微な修正の要件 発電所の出力が 10% 以上増加しないこと 修正前の対象事業実施区域から 300 メートル 以上離れた区域が新たに対象事業実施区域とならないことを要件とする 軽微な変更の要件発電所の出力が 10% 以上増加しないこと 変更前の対象事業実施区域から 300 メートル以上離れた区域が新たに対象事業実施区域とならないこと 発電設備の位置が 100 メートル以上移動しないことを要件とする 16

21 2.2 風力発電所の環境影響に関する特性風力発電の環境影響に関する主な特性を以下に示す 3 (1) 騒音 超低周波音 ( 供用時 ) 風力発電は 静穏な地域に建設されることが多い 地上より相当程度高い位置に広がりを持った音源がある 強風時に発生音が大きくなる などの特性を有している このような特性に起因し 騒音 低周波音については 風力発電所の近隣を中心に 地域住民が健康被害の苦情等を訴える問題が生じている 平成 22 年 4 月 1 日時点で稼働中の風力発電所を対象に環境省水 大気環境局大気生活環境室が実施したアンケート調査 ( 平成 22 年 10 月 7 日公表 ) によれば 389 か所の風力発電所のうち 64 か所から苦情等が寄せられた こうした苦情の発生状況について 事業規模別に内容を整理すると 以下に示す特徴が見られる 定格出力別の状況 風力発電設備の定格出力が大きくなるほど苦情の発生割合が高くなっている 苦情の発生割合は 定格出力が 1,000kW 未満の場合で 5% 1,000~2,000kW の場合で 22% 2,000kW 以上の場合で 56% となっている 設置基数別の状況 風力発電設備の設置基数が多くなるほど苦情の発生割合が高くなっている 苦情の発生割合は 設置基数が 10 基未満の場合で 11% 10 基以上の場合で 45% となっている 総出力別の状況 風力発電所の総出力が大きくなるほど苦情の発生割合が高くなっている 苦情の発生割合は 総出力が 5,000~10,000kW の場合で 39% 10,000~20,000kW の場合で 35% 20,000~30,000kW の場合で 58% となっている 騒音 低周波音に関する苦情が実際に発生している風力発電所に対して 環境省総合環境政策局環境影響評価課が実施したヒアリング等の現地調査 ( 平成 22 年 6~9 月に実施 ) によれば 下記のような実態が報告されている 建設前に実施した環境影響評価における予測結果よりも 実際の騒音レベルの方が大きい事例がある 風車から 1km 程度離れている住民から眠れない等の苦情が寄せられている事例がある 騒音の環境基準を満たしている地点からも 苦情が生じている事例がある 3 騒音 については 平成 25 年 4 月に施行された環境影響評価法に基づく主務省令 ( 発電所の設置又は変更の工事の事業に係る環境影響評価の項目並びに当該項目に係る調査 予測及び評価を合理的に行うための手法を選定するための指針 環境の保全のための措置に関する指針等を定める省令 ) において 騒音 と 超低周波音 の 2 区分が示された 17

22 (2) 動物 植物 生態系 ( 工事時 ) 陸上風力発電は 山地の尾根や海岸など 風が強く生態系の脆弱な土地で行われる場合が比較的多い そのような土地では 一度生態系が改変されてしまうと回復は非常に難しくなる 具体的なケースとしては 山地の尾根や海岸などへ複数の風力発電設備や十数 km にもわたる取付道路が設置されることに伴い 土地が改変され 動植物の生息 生育環境が消失 分断されたり 水の濁りが発生することにより周辺生態系への影響が生じるといった 様々な事象が発生している また これまでに陸上風力発電所の事例では 環境影響評価結果の説明や周知に関する不足等について 地域住民や専門家などから指摘されている事例が見られている 洋上風力発電は 施設建設における杭打設時の 水中音 により影響が生じる可能性がある 水中音が魚類に及ぼす影響を図 に示す 杭打ち時の打設音は 近傍では魚類に損傷を与えるレベルに近いことから魚類に対して影響を及ぼす懸念がある その他 海底ケーブル敷設による水の濁りも影響を及ぼす可能性がある 18

23 μpa db 表示 ダイナマイト (200m)212dB 薬量 2,200kg 杭打ち (10m)193dB 損傷レベル 水中スピーカー 170dB(1m) FC200 サンドコンバクション (26m)160dB 水中スピーカー最大出力 160dB(1m)PC123 威嚇レベル 水中翼船 (100m) 146dB 140~160dB 離陸飛行機 (100m) 135dB~140dB 高速艇 (100m) 136dB フェリー 漁船 (100m) 129dB 128dB 誘致レベル 湾内雑音 110~130dB 水槽 深い海非骨鰾類の聴覚閾値 90~110dB 骨鰾類の聴覚閾値 60~80dB 注 1 聴覚閾値 : 魚にようやく聞こえる最小知覚レベルのこと 注 2 誘致レベル : 魚にとって快適な音の強さであり 興味のある音であれば音源方向へ寄ってくる音圧レベルのこと 注 3 威嚇レベル : 魚が驚いて深みに潜るか 音源から遠ざかる反応を示す音圧レベルのこと 注 4 損傷レベル ( 致死レベル ): 魚の内臓や鰾の破裂などが発生する音圧レベルのことをさし 210dB 以上である 図 各種水中音圧レベルと魚類の反応 出典 : 水中音の魚類に及ぼす影響,( 社 ) 日本水産資源保護協会 ( 供用時 ) 供用時においては とりわけ動物 ( 鳥類 ) が風車の羽 ( ブレード ) に衝突するバードス トライクの影響が懸念され 例えば オジロワシの主な傷病要因の一つにもなっている こうした問題は 平成 22 年 4 月 1 日時点で稼働中の総出力 20kW 以上の風力発電所を対象にした 環境省総合環境政策局環境影響評価課のアンケート調査 ( 以下 環境省風力発電所に係るアンケート調査 という ) でも明らかになってきている ( 回答数 250 事業, 平成 22 年 1 月 ) 事業規模別に内容を整理すると 以下に示す特徴が見られる 19

24 定格出力別の状況 問題の発生割合は 定格出力 2,000kW 以上の風力発電所で比較的高く 39% となっている 設置基数別の状況 風力発電設備の設置基数が多くなるほど問題の発生割合が高くなっている 問題の発生割合は 設置基数が 10 基未満の場合で 7% 10 基以上 15 基未満の場合で 36% 15 基以上の場合で 42% となっている 総出力別の状況 風力発電所の総出力が大きくなるほど問題の発生割合が高くなっている 問題の発生割合は 総出力が 10,000kW の場合で 6% 10,000~20,000kW の場合で 31% 20,000~30,000kW の場合で 38% 30,000kW 以上の場合で 47% となっている なお 動物 植物 生態系に関する問題や苦情が実際に発生している風力発電所に対して 環境省総合環境政策局環境影響評価課が実施したヒアリング等の現地調査 (15 カ所 ) によれば ( 平成 22 年 6~9 月に実施 ) 下記の実態が報告されている ブレードは 40m を超す長さのものが多く その搬入のため幅の広い作業道路等を敷設している 一部の法面について 運転開始後も裸地となっている場所がある 一部の切土法面について 種子吹付による緑化を行ったものの 供用後に崩壊している 20

25 一方 洋上風力発電特有の影響として その事業特性上 海域に生息する動物への影響が考えられる ( 図 2-2-2) 具体的には 海鳥の衝突 水中音の発生や流れの変化 海底送電線の電磁波による魚類への影響が挙げられる 特に水中音については 強度としてはそれほど強くないとされるが 事業特性上 定常的に発生するものであることから留意する必要がある 海鳥の飛行の障害 図 洋上風力発電により想定される海域の動物への環境影響要因 出典 : 港湾 沿岸域における風力発電推進に関する研究, 港湾 沿岸域における風力発電推進研究会, 平成 17 年 3 月 21

26 (3) 景観 ( 供用時 ) 風力発電所は 相当の高さがあり 稜線上 海岸 岬 高原 島嶼など 見通しのよい場所に設置される場合が多いことから 景観への影響が無視できない事例が見られる 環境省風力発電所に係るアンケート調査によれば 景観に関する苦情が寄せられる要因としては 事業実施区域が自然公園やその近辺であること 住宅から数百メートルの距離に設置され圧迫感を生じさせること 景観資源を眺望する際に視認されるおそれがあることなどが挙げられている 景観に関する問題や苦情等が実際に発生している風力発電所に対して 環境省総合環境政策局環境影響評価課が実施したヒアリング調査 ( 平成 22 年 6~9 月に実施 ) によれば 下記のような実態が報告されている 山の尾根上など視認性がよい場所へ設置される場合 10km 程度離れた地点からも明確に視認できた フォトモンタージュにより風車の見え方を示したところ 住民から圧迫感を覚えるとの懸念が示された (4) 流況 ( 供用時 ) 流況とは 海流の方向 量 速度 分布など さまざまに変化する海水の流れの状態全般を示す慣用語である このなかには 潮汐によって生じる流れである潮流やそれ以外の要因による長周期の流れである沿岸流や離岸流等を含む 風車の海中基礎部は 設置海域の面積に対してその面積が小さく 海域全体の流れに及ぼす影響は非常に小さいものと考えられるが 海中基礎部周りの局所的な流れは 現況の流れと異なるものと判断される 流況に関して洋上風力発電所において具体な環境影響を及ぼした事例は確認していないが 今後 洋上風力発電所の設置事例が増加するとともに大規模化が進むことを念頭に影響が発生する可能性に留意しておく必要がある 22

27 (5) シャドーフリッカー ( 供用時 ) シャドーフリッカーとは 日照阻害の一種であり 風力発電設備のブレードの回転に伴い その影も回転して地上部に明暗が生じる現象のことを指す ( 図 2-2-3) 風力発電所の近隣では地域住民がシャドーフリッカーの苦情を訴える事例が発生している 図 シャドーフリッカーの概念図出典 : 風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書 ( 資料編 ) 環境省風力発電所に係るアンケート調査によれば ( 回答数 250 事業, 平成 22 年 1 月 ) 18 か所の風力発電所から日照阻害 ( シャドーフリッカー ) に関する苦情等が寄せられている実態にある なお 今回実施した事業者へのヒアリング等の現地調査によれば シャドーフリッカーに関して 以下のような事例があった 事業当初は想定していなかった区域に 1 軒だけ民家があることが供用後に判明し 調査を実施したところ その家屋でシャドーフリッカーの被害が生じていた 23

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エネルギー規制 制度改革アクションプラン (11 月 1 日 ) の概要 重点課題と詳細リスト 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を 実施 検討事項詳細リスト (77 項目 ) として取りまとめ その中から 3つの柱で計 26 項目の重点課題を特定 1 電力システムの改革 (9 項 資料 3-5 (12 月 21 日開催エネルギー 環境会議 ( 第 5 回 ) 資料 4-1) エネルギー規制 制度改革アクションプランの進捗状況 ( 概要 ) 平成 23 年 12 月 21 日 国家戦略室 エネルギー規制 制度改革アクションプラン (11 月 1 日 ) の概要 重点課題と詳細リスト 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を 実施 検討事項詳細リスト (77 項目

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