平成 27 年度の大田原市の予算については合併からの 10 年を振り返り 50 年後 100 年後の将来を見据え知恵と愛のある共同互恵のまちづくりをスローガンに掲げ市民一人ひとりが主役となって頑張ることができて幸せ感を得られる大田原の実現を目指し新大田原レインボープランに掲げる 7

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へいぞうふじした
5 years ago
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1 平成 27 年度大田原市の家計簿

2 平成 27 年度の大田原市の予算については合併からの 10 年を振り返り 50 年後 100 年後の将来を見据え知恵と愛のある共同互恵のまちづくりをスローガンに掲げ市民一人ひとりが主役となって頑張ることができて幸せ感を得られる大田原の実現を目指し新大田原レインボープランに掲げる 7 項目の基本政策に沿って編成しました大田原市の家計簿はこの平成 27 年度の予算をもとに皆さんに納めていただく税金や国県からの支出金がどのように使われるのかどのような仕事にどのくらいお金が必要なのかまた市の借入金 ( 市債 ) や預金 ( 基金 ) はどのくらいあるのかなど大田原市の財政状況をお知らせするものです目次 1 平成 27 年度の市の予算 1 2 平成 27 年度の一般会計予算 2 3 市民 1 人当たりの予算 4 4 平成 27 年度予算にみる1 人当たりの経費 5 5 主な事業の予算 7 6 基金の状況 8 7 市債の状況 9 8 市債の残高 10 9 公債費の状況 11

3 1 平成 27 年度の市の予算 (1) 一般会計 329 億 3,000 万円皆さんからの税金を主な収入として市の大部分の仕事をまかなっています (2) 特別会計国民健康保険事業費下水道事業農業集落排水事業介護保険子育て支援券後期高齢者医療須賀川財産区 187 億 8,548 万円 95 億 3,300 万円 21 億 2,000 万円 1 億 9,910 万円 62 億 500 万円 1 億 1,560 万円 6 億 1,160 万円 118 万円特定の収入で特定の事業をまかなっています (3) 水道事業会計 22 億 5,992 万円企業会計で経理されている会計です単位 : 億円 350 一般会計当初予算規模の推移国保特会下水特会老保特会農集特会介護特会簡水特会子育て支援券特会後期高齢者医療特会須賀川財産区特会一般会計 200 介護 150 老保 100 下水 50 国保年度 1

2 平成 27 年度の一般会計予算一般会計には市民の皆さんの日常生活に深く関わっている福祉衛生道路教育などの仕事を行うための経費が計上されています平成 27 年度の予算は 329 億 3,000 万円でその内訳は以下のとおりです歳入市税 101 億 7,264 万円地方交付税 69 億円国庫支出金 43 億 2,609 万円市債 37 億 3,330 万円 (

4 2 平成 27 年度の一般会計予算一般会計には市民の皆さんの日常生活に深く関わっている福祉衛生道路教育などの仕事を行うための経費が計上されています平成 27 年度の予算は 329 億 3,000 万円でその内訳は以下のとおりです歳入市税 101 億 7,264 万円地方交付税 69 億円国庫支出金 43 億 2,609 万円市債 37 億 3,330 万円 ( うち合併特例債 ) (12 億 2,870 万円 ) 皆さんに納めていただく市民税 ( 個人及び法人分 ) や固定資産税都市計画税などの税金です全国の市町村がひとしく事務ができるように国税 ( 所得税法人税酒税消費税地方法人税 ) の一定割合が市町村の財政状況に応じ交付されます道路の整備や学校の建設社会福祉などの特定の事業に対して国から支出されるお金です多額の資金を必要とする事業に対して国や金融機関から借り入れるお金です合併市町村が利用できる有利な借入金です県支出金地方消費税交付金使用料及び手数料分担金及び負担金繰入金その他 20 億 6,699 万円 11 億 5,000 万円 3 億 9,562 万円 3 億 8,992 万円 16 億 99 万円 21 億 9,445 万円特定の事業に対し県から支出されるお金です消費税 8% の内 1.7% が県の収入になりその 2 分の 1 が市町村に交付されます市営住宅などの使用料や住民票の交付手数料などです他市町村からの負担金や保育園児の保護者に負担していただくお金です基金 ( 預金 ) から一般会計に繰り入れるお金です繰越金や財産収入ふるさと寄附金などのお金です 27 年度一般会計歳入予算 329 億 3,000 万円地方消費税交付金 3.5% 分担金及び負担金 1.2% 使用料及び手数料 1.2% 県支出金 6.3% 繰入金 4.9% その他 6.6% 市税 30.9% 市債 11.3% 国庫支出金 13.1% 地方交付税 21.0% 2

市営住宅などを建設するために借りたお金を返済するための経費です市役所の全般的な仕事や税金の賦課徴収戸籍事務選挙事務などの経費です皆さんの健康を守ったりごみやし尿を処理するための経費です皆さんの生命や身体財産を火災などの災害から守るための経費です農業や畜産業

5 歳出民生費教育費土木費公債費総務費衛生費消防費農林水産業費商工費その他 91 億 6,268 万円 50 億 3,826 万円 45 億 8,145 万円 41 億 4,416 万円 35 億 4,141 万円 24 億 7,291 万円 13 億 5,698 万円 13 億 626 万円 9 億 4,700 万円 3 億 7,889 万円高齢者や乳幼児障害者などを援護する福祉向上のための経費です小中学校の教育を充実させたり文化芸術スポーツを盛んにするための経費です道路や橋河川公園などの整備や維持管理を行うための経費です学校や道路市営住宅などを建設するために借りたお金を返済するための経費です市役所の全般的な仕事や税金の賦課徴収戸籍事務選挙事務などの経費です皆さんの健康を守ったりごみやし尿を処理するための経費です皆さんの生命や身体財産を火災などの災害から守るための経費です農業や畜産業林業などを盛んにするための経費です商業や工業観光などを盛んにするための経費です議会費や労働費災害復旧費などの経費です 27 年度一般会計歳出予算 329 億 3,000 万円農林水産業費 3.9% 商工費 2.9% 消防費 4.1% その他 1.2% 衛生費 7.5% 民生費 27.8% 総務費 10.8% 公債費 12.6% 土木費 13.9% 教育費 15.3% 3

6 3 市民 1 人当たりの予算一般会計の予算の総額 329 億 3,000 万円を平成 27 年 4 月 1 日現在における住民基本台帳人口 72,996 人で除して市民 1 人当たりの予算に換算すると 45 万 1, 121 円になりますその使いみちの内訳は以下のとおりです歳入市税 101 億 7,264 万円 (1 人当たり 13 万 9,359 円 ) 市税以外のお金 227 億 5,736 万円 (1 人当たり 31 万 1,762 円 ) 歳出民生費教育費土木費公債費総務費衛生費消防費農林水産業費商工費その他 12 万 5,523 円 6 万 9,021 円 6 万 2,763 円 5 万 6,773 円 4 万 8,515 円 3 万 3,877 円 1 万 8,590 円 1 万 7,895 円 1 万 2,973 円 5,191 円 1 人当たりに使われるお金 45 万 1,121 円 ( 参考 ) 1 人当たりの個人住民税 4 万 4,528 円 1 世帯当たりの市税 36 万 9,914 円 50 市民 1 人当たりの予算の推移 78,000 76, 住基人口民生費総務費教育費土木費公債費その他年度 74,000 72,000 70,000 68,000 66,000 64,000 62,000 60,000 58,000 56,000 54,000 52,000 50,000 人 4

7 4 平成 27 年度予算にみる 1 人当たりの経費一般会計の予算のうちで高齢者保育園児健康診査ごみ処理及び小中学校児童生徒に要する 1 人当たりの経費については以下のとおりです (1) 高齢者 1 人当たりの経費老人福祉費 9 億 1,857 万円 65 歳以上の人口 18,380 人 ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 4 万 9,977 円国県支出金等 13,533 78,324 市民 1 人当たりの負担 10,730 円介護保険に係る経費は含まれていません (2) 保育園児 1 人当たりの経費 121 万 4,154 円保育所費 16 億 5,975 万円園児数 1,367 人 ( 私立保育所運営費を含む ) ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 園児 1 人当たりの保護者負担 163,950 円保育料 22,412 国庫支出金 26,818 県支出金 17,716 雑入等 ,365 市民 1 人当たりの負担 13,475 円 (3) 健康診査に係る 1 人当たりの経費 10,448 円健康診査費 1 億 5,863 万円 40 歳から74 歳までの国民健康保険被保険者数 15,183 人 ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 国県支出金等 ,641 市民 1 人当たりの負担 2,143 円 5

8 (4) ごみ処理に要する 1 世帯当たりの経費 4 万 1,464 円ごみ処理費 11 億 9,037 万円世帯数 72,996 人 ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 雑入等 5, ,025 1 世帯当たりの負担 41,464 円 (5) 小学生 1 人当たりの経費 58 万 9,461 円小学校費 22 億 4,290 万円小学校児童数 3,805 人 ( 平成 27 年 4 月現在 ) 国県支出金等 10,099 市債 67, ,451 市民 1 人当たりの負担 20,063 円 (6) 中学生 1 人当たりの経費 37 万 33 円中学校費 7 億 7,485 万円中学校生徒数 2,094 人 ( 平成 27 年 4 月現在 ) 国県支出金等 443 市債 4,170 71,054 市民 1 人当たりの負担 9,733 円 6

9 5 主な事業の予算大田原市の予算のうちで道路消防下水道に係る予算及びその内訳については以下のとおりです (1) 道路道路関係予算額 27 億 8,385 万円 ( 内訳 ) 道路維持 3 億 6,876 万円新設改良 13 億 3,397 万円街路 1 億 4,574 万円大田原西地区都市再生整備事業 ( 道路関係事業費のみ ) 9 億 3,537 万円国県支出金 101,755 市債 132,330 44,300 市民 1 人当たりの負担 6,069 円 (2) 消防消防費予算額 13 億 5,698 万円国県支出金 100 市債 13, ,008 市民 1 人当たりの負担 16,714 円 (3) 下水道下水道事業特別会計予算額 21 億 2,000 万円負担金 2,652 使用料及び手数料 58,890 国県支出金 22,743 市債 45,020 82,695 市民 1 人当たりの負担 11,329 円 7

10 6 基金の状況基金とは特定目的のために準備された元手となる資金でこの資金を元手に預金や投資等の運用で得た収益を活用しながら必要に応じて積立てや取崩しを行う財産です大田原市には平成 27 年 4 月 1 日現在で 22 の基金がありその内容は以下のとおりです財政調整基金減債基金土地開発基金奨学基金あすなろ基金大学誘致基金スクラム基金スポーツ文化振興基金子育て支援基金現金土地中山間地域農村環境保全基金合併振興基金現金有価証券国民健康保険財政調整基金高額療養費資金貸付基金国民健康保険出産費資金貸付基金介護保険財政調整基金現金貸付金高額介護サービス費貸付基金収入印紙等購入基金現金収入印紙等東日本大震災復興推進基金公共施設整備等基金みどりと景観保全基金結婚支援事業基金 22 億 964 万円 3 億 1,134 万円 2 億 7,646 万円 78,779 m2 1 億 511 万円 1 億 587 万円 1,308 万円 6 億 5,486 万円 1 億 2,108 万円 8,167 万円 1,496 万円 90 万円 18 億 50 万円 9 億 8,644 万円 289 万円 711 万円 300 万円 6,991 万円 100 万円 219 万円 181 万円 3,559 万円 8 億 63 万円 5,194 万円 200 万円年度間のお金の調整を行い健全な財政運営を行うための基金市で借りたお金の返済を計画的に行うための基金施設などを建設するための土地をあらかじめ購入することでその事業を進めやすくするための基金高校生や大学生に対して奨学金の貸し付けをするための基金小学生や中学生の表彰と青少年の国内外の交流に関する事業を円滑に行うための基金大学などの高等教育機関の誘致を進めるための基金高齢者などの生活を援助するための基金皆さんのスポーツや芸術文化を振興するための基金明日を担う子どもを安心して生み健やかに育てるための基金中山間地域の農村環境を形成する土地改良施設等の保全事業を実施するための基金合併後の市民の連帯の強化と地域の振興に必要な経費の財源に充てるための基金国民健康保険事業を適正に行うための基金一時期に多くの医療費を必要とする人に対して貸し付けをするための基金出産一時金の支給を受けるまでの間出産に要する費用を貸し付けるための基金介護保険事業を健全に維持するための基金多くの介護保険サービス費を必要とする人に対して貸付をするための基金収入印紙等を購入するための基金東日本大震災からの復興を図るための事業の財源に充てるための基金公共施設の整備等に必要な経費の財源に充てるための基金豊かな自然環境や魅力的な景観を保全するための基金地域活性化や定住促進などの観点から独身男女の結婚を支援するための基金須賀川財産区財政調整基金 1,723 万円財産区の健全な財政運営を行うための基金 8

11 7 市債の状況市は皆さんが納める税金を主な収入としていろいろな仕事をしていますそのなかで学校や道路などは皆さんの子どもの代まで利用できるものでありその建設や工事にかかるお金もそれらを利用する住民の方にも負担していただくという考えで一部に長期の借入れをしていますこの借入金を市債といい平成 27 年度は一般会計で 37 億 3,330 万円でうち 12 億 2,870 万円が合併特例事業債という合併市町村に有利なものを予定しています平成 27 年度の借入金を市民 1 人当たりに換算すると 5 万 1,144 円になりますが国の財源不足を補てんするために市が借入れる臨時財政対策債 13 億 7,150 万円を除くと ( 後年度普通交付税で全額措置されるため ) 市民 1 人当たりの実質的な負担額は 3 万 2,355 円となります 1 臨時財政対策債 ( 注 ) 2 合併特例事業 13 億 7,150 万円 12 億 2,870 万円市道宇田川佐良土線ほか 27 路線の道路改良および修繕事業大田原西地区都市再生整備計画事業 3 消防施設整備小学校教室棟改築中学校施設耐震化事業等 4 市道整備社会体育施設耐震化事業 9 億 520 万円 2 億 2,790 万円市債の状況元利償還金の 20~80% が後年度交付税措置されます 4 市道等 6.2% 元利償還金の 100% が後年度交付税措置されます 3 消防施設整備等 24.2% 1 臨時財政対策債 36.7% 2 合併特例事業 32.9% 元利償還金の 70% が後年度交付税措置されます ( 注 ) 国税収入の減少による普通交付税の財源不足額をそれぞれの自治体が借り入れ補てんするものであり後年度普通交付税で全額措置されます 9

12 8 市債の残高平成 26 年度末の一般会計における地方債の現在高は 316 億 5,618 万円 ( うち臨時財政対策債を除くと 174 億 2,254 万円 ) となる見込みであり市民 1 人当たりに換算した額は 43 万 3,670 円となりますが後年度普通交付税で全額措置される臨時財政対策債の残高を除くと実質的な市民 1 人当たりの市債残高は 23 万 8,678 円となります一般会計特別会計の 1 人当たりの地方債残高見込 ( 水道事業会計を除く ) 一般会計 43 万 3,670 円農業集落排水事業会計 1 万 6,627 円一般会計特別会計の 1 人当たり残高計 59 万 549 円下水道事業会計 14 万 252 円単位 : 億円 500 簡易水道事業市債の推移 ( 年度末借入金残高 ) 農業集落排水事業下水道事業一般会計見込年度 1, 単位 : 兆円国と地方の借入金残高の推移国地方年度見込 10

13 9 公債費の状況市債は借入年度では収入ですが将来に渡り元金に利息をつけて返済していかなければなりませんこの市債 ( 借入金 ) の返済金を公債費といいます平成 27 年度の一般会計公債費は 41 億 4,416 万円で市民 1 人当たりに換算した返済額は 5 万 6,772 円です一般会計特別会計の 1 人当たりの返済額 ( 水道事業会計を除く ) 一般会計 5 万 6,772 円農業集落排水事業会計 1,528 円一般会計特別会計の 1 人当たり返済額計 6 万 9,312 円下水道事業会計 1 万 1,012 円単位 : 億円公債費の状況一般会計特会合計年度 H18 から H25 までは実績 H26 は決算見込 H27 は予算計上額です平成 19 年度から 21 年度までは国の補償金免除繰上償還を実施していますこれにより大幅な利子の軽減となりました 11

14 お問い合わせ先大田原市財務部財政課財政係

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Web用-広報4月号-Vol.169.indd ITAKO Public Information Vol.169 4 Contents 2 3 平成27年度一般会計歳入地方譲与税配当割交付金利子割交付金株式等譲渡所得割交付金 1億7,539万円 1.0 2,268万円 0.1 1,088万円 0.1 ゴルフ場利用税交付金 4億4,328万円 2.4 92億5,588万円国民健康保険分担金及び負担金下水道事業歳入全体の50.4