ため 予備費を充てなければならない 来年度予算ではこのような経費がなくなるので地域手当増加分が 確保できる可能性がある また 病院収入が当初の目標を下回っているため 支出をさらに抑える必要が ある 団体 : 運営交付金の遡っての交付はあるのか 大学 : ない 給与引下げの時も運営費交付金は引き下げら

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1 労使協議報告書 日時 :2014 年 09 月 11 日 ( 月 )17:30~18:50 場所 : 管理棟 2 階中会議室出席者 : 大学側 : 谷川理事 加藤総務課長補佐 三四総務課長補佐 浅井人事係長 園田職員係長 前川給与係長 阪井共済係長団体側 : 永田 垰田 中川 宮田 北脇 園井書記 : 園井 協議事項 1. 平成 26 年度人事院勧告について 2. 年俸制の導入について 3. 開学四十周年記念事業について 4. その他 1. 平成 26 年度人事院勧告について ( 資料 1) 給与勧告の骨子について説明があった 民間給与との格差は 0.27% ボーナスは民間より 0.15 月分少ないため 俸給表 初任給調整手当及び自動車等の通勤手当について 5 月に遡って引き上げるというものである また 27 年度には給与制度の総合的見直しがあり 俸給表の引下げや地域手当の支給割合の見直しも示された 俸給表の引下げについては 経過措置として 3 年間は減給保障される 地域手当については 本学は変更なし これらの改正原資を得るために平成 27 年 1 月 1 日の昇給が 1 号俸抑制される 大学の対応としては 給与法の改正が 11 月中には国会で成立すると思われるので 法案成立後 大学の考えを改めて示す 団体 : 給与改定について具体的にいつ説明されるのか 大学 : 給与法改正案成立時点で示して その後協議したい これまでの引き下げ改定については遡って実施しなかったことや 平成 19 年度の引き上げ改定でも遡って実施しなかったため 今回の改定で遡って適用するかは団体と協議したい 団体 : 地域手当だけは級地区分通りの 10% に上げていただきたい 大学 : 現在の大学の財政状況では一度に 10% まで上げることはできない 大学側より平成 26 年度滋賀医科大学予算について説明があった ( 別紙 1) 収入について 運営費交付金は増える可能性は少ない 病院収入も増加する見込みはない 支出について 借入金やリースの償還 特別運営費 特殊要因 ( ほぼ退職金 ) は紐付き予算であるため他の用途に使用できない 固定的な経費として 人件費 106 億円 診療経費 100 億円 教員の基盤経費 5 億円がある 大学の裁量で使用できるのは 12 億円 学長裁量経費 1 億円の内 3 割は講座に配分している 特任教員に係る経費も学長裁量経費より支出しているため 実際に自由に使用できるのは 300 万程度 今年度予算には プロジェクト補てん費やハイブリッド手術室の費用もあるが 追加費用が必要となる

2 ため 予備費を充てなければならない 来年度予算ではこのような経費がなくなるので地域手当増加分が 確保できる可能性がある また 病院収入が当初の目標を下回っているため 支出をさらに抑える必要が ある 団体 : 運営交付金の遡っての交付はあるのか 大学 : ない 給与引下げの時も運営費交付金は引き下げられていない 人事院勧告については 基本的に 交付金は増減しない 2. 年俸制の導入について ( 資料 2) 国立大学改革プラン 年俸制 混合給与の導入について説明があった 平成 25 年度から 27 年度を改革加速期間とし大学の機能強化の取り組みが求められている その第一段階として 昨年度ミッションの再定義が行われた 将来構想検討委員会は今年度学長が立ち上げたが 機能強化はまだ進んでいない 改革の取組状況は運営費交付金に反映される予定 人事給与システムの弾力化 年俸制の導入についは今年度内での施行を求められている 滋賀医大で今年度から導入するかは文科省と相談中 特任教員などの流動性が求められる分野 滋賀医大では 10% の教員の年俸制化が必要 日本再興戦略改訂版が出たが そこでも年俸制について触れられている 運営費交付金の重点配分に大きくかかわる 教員と協議してどのように対応するか 現状の人を切り替えるのと新規雇用を年俸制にするやりかた 最高 2000 万円程度の制度をつくりたい 教員の評価の仕組みが課題である 団体 : 年俸制は単年度雇用か 大学 : ここでいう年俸制は 特任教員ではなく常勤の承継職員に導入 雇用としては終身雇用で 給与が 年俸制 団体 : 現給以上でないと誰も切り替えないと思われる 年俸制のメリットはなにがあるか 大学 : メリットは業績に応じて給与が変わること もちろん下がることもある デメリットは評価の困難性 団体 : 年俸は毎年かわるのか 大学 : 毎年変わる制度や2 3 年で変わる制度が考えられる 今後の制度設計次第 どのような評価方法にするのかが難しい 例えば 通常の研究活動を続けて行く中で どのように評価に差をつけるか 団体 : 研究業績で判断するのであれば 病院での診療を少なくする人が出てこないか 大学 : 研究を一切しないというのはどうかという意見もある 一方で 診療に特化した人がいてもいいという意見もある しかし 医学部の附属病院なので 教員は診療だけに特化するのではなく 教育 研究においても優れていないと適していないのではないか 団体 : 現在は患者優先となっており 患者数を落とすなという議論がある 大学 : 大学で病院収入の判断が必要 それは大学の特徴できめるのではないか

3 団体 : 臨床に特化した人の評価 教育に対する評価が低いので 教育に意欲もった人がいなくなる 大学 : 大学のポリシーをミッションから評価しないといけない その中で年俸制を考える 文科省から言 われたからやるではうまくいかない 団体 ; 現在 病院経営はどのようなスタンスか 大学 : 収入を減らすと 人件費のように予算が削れない部分に影響があるので 現状維持はしたいと思っ ている 団体 : 夜の診療が増加しているのが人件費増加の原因ではないか 収入を維持しながら支出をおさえる必要がある また 職員のモチベーションをあげる必要があり 今回地域手当も上がらないのではつらい 大学 : 滋賀医大は職員数が多い 同規模の医科大学と比較しても 10 億円程度人件費多い 多い理由は医療職 ( 二 ) と医療職 ( 三 ) 大学より病院のスタッフが充実している 団体 : いままでは病院重視で頑張ってきた 大学 : 今後のバランスのとり方を検討する必要がある 3. 開学四十周年記念事業について ( 資料 3) 開学四十周年記念事業について説明があった 記念事業は上層部だけでやるものではないが これまで の式典等の職員参加状況から検討し 今回は平日開催となった 団体 : 一番の問題は平日だということ 職員も学生も参加できない時間帯である 誰のための式典なのか D 病棟の竣工祝いは休日に行っていた 日程はもう動かせないので 別途 職員みんなでお祝いができればと思っている 学生と職員が一緒に祝うのは今後の将来を考えいく上で重要 一緒に祝っていこうという大学の意思が伝わるようなイベントを後でも開催してほしい 出席したいができないという不満が実際ある 大学 : 教授会でも同様の意見があった できれば学内で実施する方向で検討したい 学園祭と一緒にできないかという意見もある 団体 : もっと早くから言っていれば 学園祭も開学四十周年を全面に出して呼びこめたが 大学 : 四十周年記念事業の実施については 前執行部が現執行部にまかせるとしたため 決定時期が遅く なった 決定時点では 会場は休日全部埋まっていた 4. その他 団体 : 同規模の医科大学と比較して人件費が高いということだが 病院の現場では人手不足という状況を 聞く なにが原因なのか 団体 : 機械 装置を購入するとそれを管理する人がいるため本来の業務が手薄になる 手広くやりすぎて いるのではないかと思う

4 例えば OPE 室数を 10 室から 16 室に増やしたが放射線技師はかわらず 1 人のままであった 今回 ハイブリッド手術室が導入されるため来年から1 名増員となったが この増員分は基本的にハイブリッド手術室勤務となることが予想され その他の対応については1 名のままで解決には至っていないのが現状である 適材適所がうまくいってないのではないか 大学 : 収入も多いが支出も多いのが現状 滋賀医大ではどんな患者さんを受けるのかということが明確に なっていない なんでも受け容れるという方針がこの現状を招いている 効率よく経営するには取 捨選択の必要があるが 大学病院としての責務もあり どのような方針がよいのか悩んでいる 以上

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