【自動車保険単位】

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1 第 2 編損害保険契約等にかかる税務知識 < 該当する確認問題 > 第 1 章保険料の税務処理 1. 個人の契約 地震保険料控除 2 確認問題 1 生命保険料控除 4 確認問題 2 2. 個人事業主の契約 一般の契約 6 確認問題 3 満期返れい金付きの長期契約 ( 保険期間 3 年以上で満期返れい金を支払う契約 ) 6 確認問題 3 第三者のための契約に支払った保険料 7 確認問題 3 3. 法人の契約 一般の契約 8 確認問題 4 満期返れい金付きの長期契約 ( 保険期間 3 年以上で満期返れい金を支払う契約 ) 8 確認問題 4 第三者のための契約に支払った保険料 9 確認問題 4 第 2 章保険金の税務処理 1. 個人の契約 10 確認問題 5 2. 個人事業主の契約 11 確認問題 6 3. 法人の契約 13 確認問題 7 第 3 章満期返れい金 年金給付金等の税務処理 1. 個人の契約 15 確認問題 8 2. 個人事業主の契約 ( 積立型保険のみ ) 15 確認問題 8 3. 法人の契約 ( 積立型保険のみ ) 16 確認問題 8 第 4 章周辺の税務知識 1. 損害賠償金と税金 17 確認問題 9 2. 災害等による減免 19 確認問題 医療費控除 21 確認問題 損害保険と消費税 生命保険の税務 個人年金保険の税務 24 目次をクリックすると 学習のポイント の該当ページを見ることができます このページから直接 確認問題 へ進むことはできません <1>

2 第 1 章保険料の税務処理 1. 個人の契約学習のポイント 地震保険料控除の対象となる契約はどのようなものでしょうか また その限度額はいくらでしょうか 地震保険料控除 ( テキスト参照ページ P.70~72) 地震保険料控除のポイントは 地震保険料控除の対象 と 地震保険料控除額の計算 である なお 地 震保険料控除は 所得金額から一定の金額を控除する所得控除であり 所得税額から直接差し引かれる税額控除とは異なる (1) 地震保険料控除の対象となる地震保険契約個人の支払った保険料のうち 下記のものが地震保険料控除の対象となる なお 会社が個人 ( 役員 従業員 ) の保険料を支払った場合でも 保険料相当額の給与の支払いがあったものとして個人に課税されるときは 地震保険料控除の対象となる 自己等の所有する家屋で常時その居住の用に供するもの 自己等の所有する生活用動産 を保険の対象とする地震保険契約等 ( 注 1) 地震保険を付した建物が店舗併用住宅等の場合は 居住用部分のみが地震保険料控除の対象となる ( 居住用部分床面積の総床面積に占める割合に従って計算 床面積の90% 以上が居住用部分の場合には 地震保険料の全額が地震保険料控除の対象 ) ( 注 2) 用語の解説 用語自己等 生計を一にする その他の親族 常時その居住の用に供するもの 生活用動産 所有する家屋 および 所有する生活用動産 支払われた保険料 解説納税者本人あるいは納税者と生計を一にする配偶者 その他の親族勤務 修学 療養等の都合で別居していても 余暇には起居を共にするのが常例であったり 親族間において常に生活費 学資金 療養費等の送金が行われていればよいとされている 6 親等内の血族および3 親等内の姻族 別荘等で常時居住していない家屋は除かれる 店舗併用住宅等では居住の用に供する住宅部分をいう 門 塀 物置などの付属建物 電気 ガス 暖房または冷房などの付属設備で 家屋と一体として居住の用に供していると認められるものは含まれる 自己等が生活の用に供する家具 什器 衣服等のことをいう ただし 1 個 (1 組 ) の価額が30 万円を超える貴金属 書画 骨とう等は含まれない 割賦払契約により購入する資産で 代金完済後に所有権が移転するものは含まれる ただし 常時その居住の用に供したり 日常の生活の用に供しているものに限られる 責任開始日前に支払われた保険料については 現実の支払日によらず その責任開始日に支払われたものとする ただし 保険料の支払い期日になっても支払われていないものは含まれない <2>

3 (2) 地震保険料控除額の計算 所得税の地震保険料控除額 契約の種類 ( 注 2) 1 年間の支払保険料 控除額 地震保険契約の場合 (A) ~50,000 円以下支払保険料全額 50,000 円超 ~ 50,000 円 ( 最高限度 ) ~10,000 円以下 支払保険料全額 ( 注長期の損害保険契約 1) の場合 (B) 10,000 円超 ~20,000 円以下 支払保険料 1/2+5,000 円 20,000 円超 ~ 15,000 円 ( 最高限度 ) (A) と (B) の両方の契約がある場合 (A) と (B) の控除額の合計額が50,000 円以下 (A) と (B) の合計額 (A) と (B) の控除額の合計額が50,000 円超 50,000 円 ( 最高限度 ) ( 注 1) 長期の損害保険契約とは 地震保険料控除制度創設前の損害保険料控除制度が適用されていた時 ( 平成 18 年 12 月 31 日まで ) に契約した保険期間 10 年以上で かつ 満期返れい金を支払う損害保険契約のことをいい 経過措 置として控除の対象となっている ( 注 2) 1 年間の支払保険料 とは その年の 1 月 1 日から12 月 31 日まで に保険会社に支払った保険料から 保険 会社から受領した返れい金等を控除したものをいう 個人住民税の地震保険料控除額 個人住民税では 地震保険料の1/2( 最高 25,000 円 ) が所得金額から控除される また 長期の損害保険契約については 毎年最高 10,000 円を所得金額から控除することができる ただし 地震保険契約と長期の損害保険契約と合算して25,000 円が限度となる <3>

4 学習のポイント 生命保険料控除の対象となる契約はどのようなものでしょうか また その限度額はいくらでしょ うか 生命保険料控除 ( テキスト参照ページ P.73~76) 生命保険料控除のポイントは 生命保険料控除の対象 と 生命保険料控除額の計算 である なお 生 命保険料控除は 所得金額からから一定の金額を控除する所得控除であり 所得税額から直接差し引かれる税額控除とは異なる (1) 生命保険料控除の対象 生命保険契約等に基づいて支払った保険料 次の保険契約のうち その契約に基づく保険金受取人のすべてを自己 ( 納税者 ) または配偶者その他 の親族としているものの保険料が生命保険料控除の対象となる なお この場合 配偶者その他の親族は 必ずしも自己と生計を一にしている必要はない 要 件 損害保険会社が扱う保険商品 生命保険会社等と締結した生命保険契約のうち 生存または死亡に基因して一定額の保険金が支払われるもの なし 身体の傷害を受けたことまたは疾病にかか ったことを原因とする人の状態に基因して 医療費用保険 生じる医療費控除の対象となる医療費その 介護費用保険 他の費用を支払ったこと 身体の傷害または疾病により保険金が支払われる保険契約のうち 右記に基因して保険金が支払われるもの ( 傷害疾病保険契約 ) 身体の傷害もしくは疾病またはこれらを原因とする人の状態 医療保険介護保険がん保険 身体の傷害または疾病により就業すること所得補償保険ができなくなったこと一定の傷害疾病保険契約 ( 傷害保険契約を除く ) については 損害保険会社が取り扱った保険商品であっても 生命保険料控除の対象となる ( 損害保険契約の特約部分の保険料は除く ) 個人年金保険契約等に基づいて支払った保険料 生命保険契約等のうち 一定の要件を満たした個人年金保険契約等の保険料は 上記とは別枠で生命保険料控除の対象となる ( 注 ) 損害保険会社が扱う年金払積立傷害保険は 生命保険料控除の対象とならない 介護医療保険契約等に基づいて支払った保険料( 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約 ) 保険金などの受取人のすべてを自己 ( 納税者 ) または配偶者その他の親族とする介護医療保険契約等の保険料は 生命保険料控除の対象となる この場合の介護医療保険契約は 平成 24 年 1 月 1 日以後に生命保険会社等または損害保険会社等と締結した新契約 ( 他の保険契約に付帯して締結した契約を含む ) のうち 医療費等支払事由に基因して保険金等が支払われる一定のものをいう <4>

5 (1) 生命保険料控除額の計算生命保険料控除制度は 平成 23 年 12 月 31 日以前に締結した保険契約に適用されるもの ( 以下 旧契約 ) と 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約 ( 以下 新契約 ) に適用されるものとの2 本立てになる 所得税の生命保険料控除額 < 平成 23 年 12 月 31 日以前に締結した保険契約 ( 旧契約 ) に適用されるもの> 契約の種類 1 年間の支払保険料控除額 ~ 25,000 円以下支払保険料全額 25,000 円超 ~ 50,000 円以下支払保険料 1/2+12,500 円生命保険契約等 (A) 50,000 円超 ~100,000 円以下支払保険料 1/4+25,000 円 100,000 円超 ~ 50,000 円 ( 最高限度 ) 個人年金保険契約等 (B) (A) と同じ計算 (A) と (B) の両方の契約がある場合 (A) の控除額と (B) の控除額の合計額 (100,000 円限度 ) < 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約 ( 新契約 ) に適用されるもの> 契約の種類 1 年間の支払保険料 控除額 ~ 20,000 円以下 支払保険料全額 生命保険契約等 (A) 20,000 円超 ~ 40,000 円以下支払保険料 1/2+10,000 円 40,000 円超 ~ 80,000 円以下支払保険料 1/4+20,000 円 80,000 円超 ~ 40,000 円 ( 最高限度 ) 個人年金保険契約等 (B) (A) と同じ計算 介護医療保険契約等 (C) (A) と同じ計算 (A) (B) (C) あわせて 120,000 円限度 個人住民税の生命保険料控除額 < 平成 23 年 12 月 31 日以前に締結した保険契約 ( 旧契約 ) に適用されるもの> 契約の種類 1 年間の支払保険料 控除額 ~15,000 円以下 支払保険料全額 生命保険契約等 (A) 15,000 円超 ~40,000 円以下支払保険料 1/2+ 7,500 円 40,000 円超 ~70,000 円以下支払保険料 1/4+17,500 円 70,000 円超 ~ 35,000 円 ( 最高限度 ) 個人年金保険契約等 (B) (A) と同じ計算 (A) と (B) の両方の契約がある場合 (A) の控除額と (B) の控除額の合計額 (70,000 円限度 ) < 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約 ( 新契約 ) に適用されるもの> 平成 25 年度以降の納税分から適用 契約の種類 1 年間の支払保険料 控除額 ~ 12,000 円以下 支払保険料全額 生命保険契約等 (A) 12,000 円超 ~ 32,000 円以下支払保険料 1/2+ 6,000 円 32,000 円超 ~ 56,000 円以下支払保険料 1/4+14,000 円 56,000 円超 ~ 28,000 円 ( 最高限度 ) 個人年金保険契約等 (B) (A) と同じ計算 介護医療保険契約等 (C) (A) と同じ計算 (A) (B) (C) あわせて 70,000 円限度 <5>

6 2. 個人事業主の契約学習のポイント 個人事業主が必要経費として処理できる保険料にはどのようなものがあるでしょうか 個人事業主が従業員のために支払った保険料はどのように処理するのでしょうか 一般の契約 ( テキスト参照ページ P.78~79) 個人事業主の支払った保険料で必要経費となるものは 事業所得の計算上 収入金額から差し引くことが できる (1) 必要経費となる保険料 その年分の収入を得るために要した売上原価や その年の販売費 一般管理費その他所得を生ずべき業務について生じた費用などで個人事業主が支払ったものは必要経費となる 必要経費として処理できる保険料 ( 例 ) 売上原価 仕入商品を運送する際の運送保険料 販売費 販売員が業務上使用する自動車の自賠責保険料 自動車保険料 一般管理費 ( 注 1)( 注 2) 事務所建物等の火災保険料 ( 注 1) 個人事業主と生計を一にする配偶者その他の親族の所有する建物等を業務に使用している場合には 保険契約者が個人事業主本人であるか親族であるかにかかわりなく 支払った火災保険料は必要経費となる ( 注 2) 店舗併用住宅等の場合には 店舗部分の保険料のみが必要経費となり 居住の用に供している部分の保険料は必要経費とならない (2) 必要経費となる保険料の処理 1 事業年度に必要経費として処理できる保険料の額は 原則としてその年 ( その年の1 月 1 日から12 月 31 日まで ) に対応する期間分のみで 通常は月割計算する ( 期間対応の原則 ) が 個人事業主が継続記録を有し 毎年同じ方法で処理を行っている場合には 当年に支払った保険料がその年に対応しない期間分のものを含んでいても 支払期日から1 年以内の期間分のものであれば 短期前払費用 の特例により その年の必要経費として処理することができる この場合 保険料を支払った日の属する年と保険始期の属する年とが同一であることが条件となる また 保険期間が1 年を超える長期契約 ( 満期返れい金付きの長期契約以外 ) を一時払で契約した場合は 保険期間が開始した事業年度より毎年 期間対応の原則に従って処理し 短期前払費用 の特例は適用できない この場合 次事業年度以降の期間に対応する保険料は いったん前払費用 ( 保険料 ) として資産計上し 翌年以後 対応する事業年度ごとに必要経費として処理することになる ( 注 ) 払込方法が年払の場合は 短期前払費用 の特例により その年の必要経費として処理することができる 満期返れい金付きの長期契約 ( 保険期間 3 年以上で満期返れい金を支払う契約 ) ( テキスト参照ページ P.80) 積立保険料部分の金額は保険期間の満了 ( 保険契約の解除または失効を含む ) の時まで資産に計上し その他の部分 ( 補償部分 ) の金額は保険期間の経過に応じて必要経費として処理する <6>

7 第三者のための契約に支払った保険料 ( テキスト参照ページ P.80~81) 個人事業主が従業員等のために支払った保険料の処理と従業員等に対する課税は以下のとおり (1) 必要経費となる保険料の処理 個人事業主が 従業員等のために支払った次のような保険契約の保険料は 必要経費となる 保険の種類内容 火災保険 傷害保険 自賠責保険自動車保険 従業員の居住家屋や家財 ( 生活用動産 ) を保険の対象とする保険契約 ( 特定の従業員のみを被保険者とする場合には 従業員の給与としての必要経費となり その従業員は 給与の支払いを受けたものとして課税される ) 従業員やその家族を被保険者とする保険契約 ( 事業主本人に係る保険料は 家事関連費とみなされ 必要経費に算入されない ) 従業員が所有し 業務に使用する自動車にかかる保険契約 ( 従業員がその所有する自動車を通勤用または私用にのみ使用している場合は 従業員の給与としての必要経費となり その従業員は 給与の支払いを受けたものとして課税される ) (2) 従業員に対する課税 1 一般の契約 ( 満期返れい金付きの長期契約以外 ): 火災保険 傷害保険 保険契約者 被保険者 個人事業主の処理 従業員の課税方法 a 個人事業主 全従業員 必要経費 ( 保険料の全額 ) 非課税 b 個人事業主 特定の従業員 課税 c 全従業員 全従業員 給与としての必要経費 ( 保険料の全額 ) 保険料相当額の給与の支払いを受 d 特定の従業員 特定の従業員 けたものとみなされる ( 注 ) 傷害保険の場合には 従業員とともにその家族を被保険者とする契約を含む ( 下記 2 も同じ ) 2 満期返れい金付きの長期契約 : 火災保険 傷害保険 保険契約者 被保険者 個人事業主の処理 従業員の課税方法 e 個人事業主 全従業員 積立保険料部分は資産計上その他の部分は必要経費 非課税 積立保険料部分は資産計上 非課税 その他の部分のみ課税 f 個人事業主特定の従業員支払保険料の総額から積立保険料その他の部分は給与としての必要経費相当額を控除した残額について給 与の支払いを受けたものとみなさ れる g 全従業員 全従業員 課税 h 特定の従業員 給与としての必要経費 ( 保険料の全額 ) 保険料の全額について給与の支払特定の従業員いを受けたものとみなされる ( 注 1) 自動車保険契約の保険料については その保険料が従業員の負担すべきものであれば給与の支払いを受けたものとして課税される ( 火災保険 傷害保険のような従業員に対する非課税の定めはない ) ( 注 2) 地震保険料控除の取扱いについては 前記第 1 章 1. 個人の契約と同様 <7>

8 3. 法人の契約 学習のポイント 法人が損金として処理できる保険料にはどのようなものがあるでしょうか 法人が役員 従業員のために支払った保険料はどのように処理するのでしょうか 一般の契約 ( テキスト参照ページ P.82) 法人の保険料の取扱いは 基本的に個人事業主と同様 個人事業主の 必要経費 を 法人の場合は 損金 と読み替える (1) 損金となる保険料 法人が支払った保険料のうち その事業年度の収益に係る売上原価 完成工事原価 その他これらに準じる原価またはその事業年度の販売費 一般管理費その他の費用となるものは損金となる (2) 損金となる保険料の処理個人事業主と同様の考え方となる 満期返れい金付きの長期契約 ( 保険期間 3 年以上で満期返れい金を支払う契約 ) ( テキスト参照ページ P.82) 個人事業主と同じ <8>

9 第三者のための契約に支払った保険料 ( テキスト参照ページ P.82~83) 法人が従業員等のために支払った保険料の処理と従業員等に対する課税は以下のとおり (1) 法人の損金処理 法人が役員 従業員のために支払った保険契約の保険料は 損金となる (2) 役員および従業員に対する課税 1 一般の契約 ( 満期返れい金付きの長期契約以外 ): 火災保険 傷害保険 a 保険契約者被保険者法人の処理役員 従業員の課税方法 法人 全従業員 または役員および全従業員 b 法人役員または特定の従業員 c 全従業員 または役員および全従業員 全従業員 または役員および全従業員 d 役員または特定の従業員役員または特定の従業員 損金 ( 保険料の全額 ) 給与等としての損金 ( 保険料の全額 ) 非課税 課税保険料相当額の給与の支払いを受けたものとみなされる ( 注 ) 傷害保険の場合には 役員または従業員とともにその家族を被保険者とする契約を含む ( 下記 2 も同じ ) 2 満期返れい金付きの長期契約 : 火災保険 傷害保険 e 保険契約者被保険者法人の処理役員 従業員の課税方法 法人 全従業員 または役員および全従業員 f 法人役員または特定の従業員 g 全従業員 または役員および全従業員 全従業員 または役員および全従業員 h 役員または特定の従業員役員または特定の従業員 積立保険料部分は資産計上その他の部分は損金積立保険料部分は資産計上 その他の部分は給与等としての損金 給与等としての損金 ( 保険料の全額 ) 非課税 非課税 その他の部分のみ課税支払保険料の総額から積立保険料相当額を控除した残額について給与の支払いを受けたものとみなされる課税保険料の全額について給与の支払いを受けたものとみなされる ( 注 ) 自動車保険契約の保険料および地震保険料の控除は 前記第 1 章 2. 個人事業主の契約と同様 <9>

10 第 2 章保険金の税務処理 学習のポイント 個人が受領した保険金はどのようなものが課税の対象となるのでしょうか また どのような税が課せられるのでしょうか 個人の契約 ( テキスト参照ページ P.84~85) 個人の契約における保険金の税務処理は 資産の損害に基因して支払いを受ける保険金 身体の傷害に基因して支払いを受ける保険金 ( 死亡保険金を除く ) 死亡に対する保険金 損害賠償に対する保険金 の4つに分けて考える (1) 資産の損害に基因して支払いを受ける保険金実損てん補の性格を有しており 非課税所得 取得した保険金が損害額を超える場合であっても その超過部分に対する課税はない (2) 身体の傷害に基因して支払いを受ける保険金 ( 死亡保険金を除く ) 非課税所得 ( 死亡保険金を除く ) ( 注したがって 本人や家族 ) を被保険者とする傷害保険契約の後遺障害保険金や入院 手術 通院保険金 所得補償保険契約の保険金 医療保険契約の保険金 自動車保険契約における人身傷害補償保険金 ( 被保険者の過失部分の保険金を含む ) 搭乗者傷害保険金 自損事故保険金 無保険車傷害保険金には課税されない ( 注 ) 家族 とは 配偶者 直系血族および生計を一にするその他の親族をいう (3) 死亡に対する保険金 上記 (2) にかかわらず 死亡保険金は課税の対象となり 保険契約者 被保険者 死亡保険金受取人の関 係により 次のとおり課税される税金が異なる なお 被害者の死亡に対して支払われる損害賠償金 被保険者や被害者の死亡に対して支払われる無保 険車傷害保険金および人身傷害補償保険の加害者の過失により支払われる部分の保険金を遺族が受け取 る場合は 原則として課税されない 保険契約者 ( 保険料負担者 ) 被保険者 死亡保険金受取人 課税される税金 個人 相続人 B 相続税 ( みなし相続財産 ) ( 注 1) 1 個人 A ( 保険契約者 ) A 第三者 ( 相続人以外 )C 相続税 ( みなし遺贈 ) 2 個人 A 第三者 B 個人 ( 保険契約者 )A ( 注 2) 一時所得として所得税 復興特別所得税 住民税 3 個人 A 第三者 B 個人 ( 契約者以外 )C 贈与税 ( みなし贈与財産 ) ( 注 1) すべての相続人が受け取った死亡保険金 ( 生命保険の保険金等を含む ) のうち 次の算式で計算した金額までは 非課税となる 保険金の非課税限度額 = 500 万円 法定相続人の数 法定相続人の数には 相続を放棄した者の人数を含み 相続人の資格を失った者の人数を除く ( 注 2) 死亡保険金は 一時所得として扱われ 他の所得と総合して課税される 課税対象額 ={( 死亡保険金 - 払込保険料 )+ 他の一時所得 -50 万円 } 1 2 (4) 損害賠償に対する保険金原則として 非課税所得 自ら契約した賠償責任保険から支払われる保険金には課税されない <10>

11 学習のポイント 個人事業主が受領した保険金はどのようなものが課税の対象となるのでしょうか また どのような税が課せられるのでしょうか 従業員を被保険者とする契約の保険金にはどのような税が課せられるのでしょうか 個人事業主の契約 ( テキスト参照ページ P.86~88) 個人事業主の契約における保険金の税務処理は 事業用固定資産に対する保険金 事業所得に代わる性 質を有する保険金 身体の傷害に基因して支払いを受ける保険金と死亡保険金 損害賠償に対する保険金 の4つに分けて考える (1) 事業用固定資産に対する保険金個人と同様 非課税となる したがって 事業用建物 什器備品 車両を保険の対象とする契約に対して支払われる保険金および被害者として受け取る損害賠償金には課税されない なお 事業用固定資産の損失の金額を超える金額の保険金等の支払いを受けた場合であっても その部分に対する課税はない また 保険金が損失額を下回る場合は 差額を必要経費に算入できる ( 注 ) 満期返れい金付きの長期契約でも 受け取る保険金には課税されないが その保険金の支払いにより契約が失効した場合 保険金が非課税とされる関係上 それまで資産に計上していた積立保険料は必要経費に算入されない ただし 個人事業主が保険契約者であり 第三者が被保険者の場合は 必要経費に算入することができる (2) 事業所得に代わる性質を有する保険金 1 商品などの棚卸資産に対する保険金 事業所得の収入金額に算入 ( 商品等の被災原価は必要経費 ) 2 休業損失に対する保険金 事業所得の収入金額に算入 ( 店舗の賃借料などは必要経費 ) (3) 身体の傷害に基因して支払いを受ける保険金と死亡保険金 1 個人事業主を被保険者とする契約 a. 傷害 後遺障害に対する保険金 個人の場合と同様 非課税 b. 死亡に対する保険金 個人の場合と同様 課税対象 2 従業員を被保険者とする契約 a. 傷害 後遺障害に対する保険金通常 被保険者である従業員に直接給付されるので 個人の場合と同様 非課税 <11>

12 b. 死亡に対する保険金 個人事業主が保険契約者となり 従業員やその家族を被保険者とする保険契約の死亡保険金は そ の受取人により 次のように扱われる 保険契約者 ( 保険料負担者 ) 被保険者 保険金受取人 課税関係 事業所得の収入金額に算入 個人事業主 従業員 個人事業主 退職給与規程等に基づいて従業員の遺族に退職金等として 支給したときは必要経費に算入 個人事業主 従業員 従業員の遺族 相続税 個人事業主 従業員の家族 従業員 一時所得として所得税 復興特別所得税 住民税 (4) 損害賠償に対する保険金原則として 非課税所得 ただし 保険会社から賠償責任保険金が支払われた場合 被害者に支払った損害賠償金のうち 必要経費に算入した金額に相当する部分は 事業所得の総収入金額に算入しなければならない <12>

13 学習のポイント 法人が受領した保険金はどのようなものが課税の対象となるのでしょうか また どのような税が課せられるのでしょうか 役員 従業員を被保険者とする契約の保険金にはどのような税が課せられるのでしょうか 圧縮記帳とはどのようなものでしょうか 法人の契約 ( テキスト参照ページ P.88~90) 法人の契約における保険金の税務処理は 事業用固定資産に対する保険金 棚卸資産 休業損失などに対する保険金 身体の傷害に基因して支払いを受ける保険金と死亡保険金 損害賠償に対する保険金 の4つに分けて考える 特に 事業用固定資産に対する保険金 では 法人特有の 圧縮記帳 について注意する (1) 事業用固定資産に対する保険金 1 保険金の益金算入保険金は益金に算入され 損害額は損金として処理される したがって 保険金が損害のあった建物などの帳簿価額と同じか帳簿価額を下回るときは課税されないが 帳簿価額を上回るときは その上回る金額が課税の対象となる 2 事業用固定資産の保険差益に対する課税繰り延べ ( 圧縮記帳 ) ( 注建物や車両等の固定資産を保険の対象とする保険契約等から保険金を受け取り 保険差益 ) が生じた場合であっても 保険金の支払いを受けた事業年度において その保険金を使って代替資産を取得または改良した場合に限り 保険差益のうち圧縮限度額の範囲内で 代替資産の帳簿価額を圧縮記帳することができ その圧縮記帳した金額相当額をその事業年度内の損金に算入することができる ( 注 ) 保険差益とは 資産の評価益にあたり 以下の算式により求められる ( 例 ) 全損の場合 保険差益 = 保険金 - 固定資産の滅失等により支出する経費 ( 注 ) - 帳簿価額 ( 注 ) 固定資産の滅失等により支出する経費 とは 建物の取り壊し費用 焼け跡の取り片づけ費用 消防費等のようにその固定資産の滅失等に直接関連して支出する経費を含むが 類焼者に対する賠償金 けが人への見舞金 被災者への弔慰金等のように当該固定資産の滅失等に直接関連しない経費は含まない 圧縮記帳するための条件圧縮限度額の計算 代替資産は 滅失 損壊した固定資産と同種のものを取得または改良した場合であること 保険金は 固定資産が滅失した日から3 年以内に支払いが確定したものであること保険差益により圧縮記帳できる金額は 次の式で計算される金額が限度となる 代替建物等 ( 資産 ) の取得 改良に使った保険金 ( 分母の金額が限度 ) 圧縮限度額 = 保険差益 保険金等の額 - 固定資産の滅失等により支出する経費 (2) 商品などの棚卸資産 休業損失などに対する保険金全額が益金に算入される 一方で 損失を受けた棚卸資産の被災原価などは損金に算入する なお 棚卸資産等の場合は 圧縮記帳することができない <13>

14 (3) 身体の傷害に基因して支払いを受ける保険金と死亡保険金 1 傷害 後遺障害に対する保険金法人が取得する保険金などは 益金に算入される また これを従業員に見舞金等として支給したときは 損金に算入する なお 通常 死亡保険金以外の保険金は 被保険者である役員 従業員自身に直接給付されることが多く その場合には 非課税所得として従業員に対する課税はない 2 死亡に対する保険金法人が保険契約者となり 役員 従業員を被保険者とする保険契約において 法人が受け取る死亡保険金は 益金に算入する ただし その死亡保険金を 法人の退職給与規程等に基づき 遺族に対して役員 従業員の退職金等として支給したときは 損金に算入する (4) 損害賠償に対する保険金 第 4 章 1. 損害賠償金と税金 ( 法人の場合 ) を参照 <14>

15 第 3 章満期返れい金 年金給付金等の税務処理 学習のポイント 満期返れい金および配当金の課税対象額はどのように計算するのでしょうか 個人の契約 ( テキスト参照ページ P.91~92) (1) 積立型保険契約保険期間満了時に保険契約者が受け取る満期返れい金 ( 解約返れい金を含む 以下同様 ) および配当金は 源泉分離課税の対象となる場合を除き 一時所得として扱われ 他の所得と合算して総合課税される 課税対象額 ={( 満期返れい金 + 配当金 - 保険期間中に支払った保険料の合計額 )-50 万円 } 1 2 (2) 年金払積立傷害保険契約 1 年金給付金の受取人が保険契約者 ( 保険料負担者 ) と同一人のとき契約に基づいて支払われる給付金 ( 配当金を含む ) の年額からその給付金に対応する払込保険料を差し引いた金額 ( 利益相当額 ) が雑所得となり 所得税 復興特別所得税および住民税が課税される なお その利益相当額が25 万円以上となる場合には 利益相当額の10.21%( 所得税 10% 復興特別所得税 0.21%) が源泉徴収される ( 注 1) 税額を精算するために確定申告をする必要がある ( 注 2) 給付金の年間の支払額が20 万円 ( 配当金を含まない ) を超えると 保険会社は所轄税務署長に対し 損害保険契約等の年金の支払調書 を提出することになる 2 年金給付金の受取人が保険契約者以外の者であるとき給付金支払開始時に保険契約者から年金給付金の受取人へ年金受給権の贈与があったものとみなされ 給付金受取人に贈与税が課税される 個人事業主の契約 ( 積立型保険のみ ) ( テキスト参照ページ P.93) (1) 積立型保険契約個人事業主を被保険者とする契約は 基本的に個人の契約と同様 ただし 従業員を被保険者とする個人事業主の契約では 既に その他の部分の保険料 を必要経費として処理しているため 課税対象額の計算上 満期返れい金および配当金 から控除できる金額は 保険期間中に支払った保険料の合計額 ではなく 次のとおり 積立保険料部分の合計額 となる 課税対象額 ={( 満期返れい金 + 配当金 - 積立保険料部分の合計額 )-50 万円 } 1 2 (2) 年金払積立傷害保険契約個人事業主を保険契約者とする契約はない <15>

16 法人の契約 ( 積立型保険のみ ) ( テキスト参照ページ P.93) (1) 積立型保険契約満期返れい金または配当金を受け取った場合は その全額を益金に算入し それまで資産に計上していた積立保険料は損金に算入する したがって 満期返れい金または配当金を受け取ったときに課税の対象になるのは 益金に算入されるそれらの額と損金に算入される積立保険料の額の差額 ( 積立保険料の運用益に相当する部分 ) ということになる ( 注 ) 個人および個人事業主の契約と同様に 満期返れい金 には 解約返れい金も含まれる (2) 年金払積立傷害保険契約法人を保険契約者とする契約はない <16>

17 第 4 章周辺の税務知識 学習のポイント 個人 個人事業主 法人がそれぞれ損害賠償金を支払ったときの税務処理はどのように行うのでしょうか 個人 個人事業主 法人がそれぞれ損害賠償金を取得したときの税務処理はどのように行うのでしょうか 損害賠償金と税金 ( テキスト参照ページ P.94~96) 損害賠償金を 支払ったとき と 取得したとき の税務処理について検証する それぞれ個人の場合 個人事業主の場合 法人の場合に分けて考える (1) 損害賠償金を支払ったとき 1 個人の場合 個人が支払った損害賠償金等は 所得金額の計算上 控除対象とはならない 2 個人事業主の場合 ( 業務にかかわる賠償 ) ア. 個人事業主の行為により損害賠償金を支払った場合業務にかかわるものは 必要経費に算入する なお 業務に関連するものであっても 個人事業主の故意または重大な過失によって他人の権利を侵害したことによる損害賠償金等は必要経費に算入できない イ. 個人事業主が従業員の行為により損害賠償金等を負担した場合 個人事業主の必要経費処理 従業員の故意または重大な過失 業務に関連すなしるときあり業務に関連しないとき 個人事業主の処理事業主の故意または重大な過失なし事業主の故意または重大な過失あり給与以外の必要経費給与としての必要経費必要経費不算入必要経費不算入 従業員に対する課税 業務に関連するもので従業員に故意または重大な過失のない場合 または業務に関連しないものであっても従業員の支払能力等からみてやむを得ず事業主が負担したと認められる場合は 経済的な利益がないものとして給与等とはならず課税されない その他の場合は 給与の支払いを受けたものとして所得税および復興特別所得税が課税される <17>

18 3 法人の場合役員 従業員の故意または重大な過失なし業務に関連するときあり業務に関連しないとき 法人の処理 役員または従業員の給与以外の損金 役員または従業員に対する債権 ( 注 ) ( 注 ) 役員 従業員の支払能力等からみて求償できない事情にあるため 貸倒れ として損金経理した場合は 法人税 法上 損金処理が認められる (2) 損害賠償金を取得したとき 1 個人の場合個人が取得した損害賠償金や見舞金は 人身事故または物損事故のいずれによるものであっても課税されない 被害者が死亡した場合 損害賠償請求権を相続人が取得した結果 相続人が受け取る損害賠償金は相続税の対象にならない 2 個人事業主の場合 区分 人身事故によるもの 物損事故によるもの 取扱い 身体傷害により取得した損害賠償金 ( 休業損害を含む ) 見舞金は 個人の場合と同様に課税されない 事業用の資産に損害があった場合は その損害額は必要経費となる ただし 損害額は損害賠償金の額だけ減額される 商品等 ( 棚卸資産 ) に対する損害賠償金は 事業所得の収入金額に算入される ただし 損害のあった商品等の被災原価は必要経費となる 事業用の資産に損害があり 業務の休止 転換 廃止等による業務の収益の補償として損害賠償金を取得した場合は その金額は事業所得の収入金額に算入される ただし 休業中の店舗の賃借料などは必要経費となる 3 法人の場合法人の建物 動産に損害が生じて損害賠償金を取得した場合 法人の所得の計算上 その損害賠償金は益金となり 損害額は損金となる 損害賠償金が損害のあった建物 動産の帳簿価額を下回るときは課税されないが 帳簿価額を上回るときはその上回る部分が課税の対象となる ただし 建物等の固定資産の場合で 取得した損害賠償金で代替資産を取得または改良したときは その差益金に一時に課税されないよう圧縮記帳が認められている <18>

19 学習のポイント 雑損控除と災害減免法の違いは何でしょうか また どのような場合に適用されるのでしょうか 災害等による減免 ( テキスト参照ページ P.97~99) 災害等による減免には 雑損控除 と 災害減免法 がある 2 つを同時に適用することはできず いず れか一方の適用しか受けられない点に注意する (1) 雑損控除 ( 注災害等 ) により 納税者本人あるいは納税者本人と生計を一にする配偶者その他の親族の有する居住の用に供する家屋や生活用動産に一定額を超える損害が生じた場合には 確定申告をすることにより 所得税 復興特別所得税および個人住民税においてその超える金額の所得控除を受けることができる これを 雑損控除 という ( 注 ) 災害等 とは 震災 風水害 落雷などの自然現象の異変による災害 火災 火薬類の爆発など人為による異常な災害 害虫などの生物による異常な災害 盗難 横領をいう 1 控除額の計算次の式により算出される金額のうち いずれか高い方が雑損控除額となる ただし 保険金 損害賠償金などで補てんされる金額がある場合 算式中の損失額は 実際の損失額から保険金等で補てんされる額を控除した後の金額となる ( 注 1) a. 損失額 ( 実際の損失額 - 保険金等 )- 総所得金額等 10% または ( 注 2) b.( 災害関連支出額のみ )- 5 万円 ( 注 1) 損失額は 損害のあった時の時価で計算する ( 注 2) 災害関連支出額とは 家屋や家財が損壊した場合の取り壊し費用 取り片づけ費用等をいう なお 雑損控除額がその年の所得の合計額から控除しきれない場合は 翌年以後 3 年間にわたり繰り越して控除を受けることができる 2 控除の適用条件雑損控除が受けられる 配偶者その他の親族 は その年の総所得金額が 38 万円以下の者に限られる なお 災害減免法による税金の減免を受けた者は 雑損控除 の適用を受けられない ( 注 ) 家財のうち1 個 (1 組 ) の価額が30 万円を超える貴金属 書画 骨とう等の損害は 雑損控除の対象とならない <19>

20 (2) 災害減免法その年の所得金額の合計額が1,000 万円以下の者で 災害により住宅 家財に損害があり その損失額 ( 実際の損失額から保険金 損害賠償金等を差し引いた残額 ) が時価の2 分の1 以上となった場合には 確定申告をすることにより その年の所得税および復興特別所得税が減免される 1 減免額 その年の所得に応じ 次の金額が所得税から減免される 所得金額の合計額 減免額 ~ 500 万円以下 全額免除 500 万円超 ~ 750 万円以下 2 分の1 軽減 750 万円超 ~1,000 万円以下 4 分の1 軽減 1,000 万円超 ~ 軽減なし 2 減免の適用雑損控除の適用を受けた者は 災害減免法 による税金の減免は受けられない <20>

21 学習のポイント 医療費控除の対象となる医療費にはどのようなものがあるでしょうか 医療費控除の額の計算はどのように行うのでしょうか 医療費控除 ( テキスト参照ページ P.100~101) 納税者が自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族の医療費を支払った場合は 確定申告をす ることにより 所得税 復興特別所得税および個人住民税において一定額の所得控除を受けることができ これを 医療費控除 という 医療費控除では 対象となる医療費と金額がポイントである (1) 医療費の要件 1 納税者が 自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために支払った医療費であること 2その年の1 月 1 日から12 月 31 日までの間に支払った医療費であること (2) 控除の対象となる医療費区分内容 a. 医師または歯科医師による診療費または治療費 b. 治療または療養に必要な医薬品の購入費医療 医療費等 c. 病院 診療所 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 指定介護老人福祉施設 指定地域密着型介護老人福祉施設または助産所へ収容されるための人的役務の提供の対価 d. あん摩マッサージ指圧師 はり師 きゅう師または柔道整復師による治療を受けるための施術施術費費 e. 保健師 看護師または准看護師等による療養上の世話を受けるための費用看護 介助料等 f. 助産師による分べんの介助料 g. 介護保険制度の下で提供された一定の施設 居宅サービスの自己負担額 h. 医師等による診療等を受けるための通院費もしくは医師等の送迎費 入院 入所の対価として支払う部屋代 食事代等の費用等で通常必要なものその他費用 i. 日常最低限の用を足すために供される義手 義足 松葉杖 義歯等の購入費用 j. 日本臓器移植ネットワークに支払う臓器移植のあっせんに係る患者負担金等 ( 注 ) 以下は医療費控除の対象となる医療費とは認められない 人間ドックその他の健康診断のための費用( ただし 健康診断により重大な疾病が発見され その診断に引き続きその疾病の治療を行った場合は 医療費控除の対象の医療となる ) 容姿を美化し または容ぼうを変えるための費用 疾病の予防または健康増進のための医薬品の費用 (3) 控除の対象となる金額医療費控除の対象となる金額は 次の式で計算した金額 ( 最高で200 万円 ) である 医療費控除の対象医療費の額 ( 実際に支払った医療費の合計額 - 保険金等で補てんされる金額 ) = となる金額 -10 万円 ( その年の総所得金額等が200 万円未満の者は総所得金額等の5% の金額 ) 医療費総額から控除する対象となる保険金等 医療費総額から控除する対象とならない保険金等 1 損害保険契約または生命保険契約に基づき 医療費の補てんを目的として支払いを受ける傷害費用保険金 医療保険金または入院費給付金等 2 医療費の補てんを目的として支払いを受ける損害賠償金 3 社会保険または共済に関する法律等の法令の規定に基づき支給を受ける給付金のうち 医療費の支出を給付原因として支給を受けるもの 4 任意の互助組織から医療費の補てんを目的として支給を受ける給付金 1 死亡 重度障害 療養のため労務に服せない等に基因して支払いを受ける保険金 損害賠償金等 2 社会保険または共済に関する法律等の法令の規定に基づき支給を受ける給付金のうち 健康保険法の傷病手当金または出産手当金の既定により支給を受ける手当金 3 使用者その他の者から支払いを受ける見舞金等 <21>

22 学習のポイント 生命保険および個人年金保険の税務では 第 2 編の第 1 章保険料の税務処理 第 2 章保険金の税務 処理で学習した内容を生命保険に絞って詳細に学習します 損害保険と消費税 ( テキスト参照ページ P.102) 保険料 保険金 満期返れい金には いずれも消費税は課税されない また 心身または資産につき加えられた損害の発生に伴い支払いを受ける損害賠償金も不課税である 生命保険の税務 ( テキスト参照ページ P.103~106) 生命保険の税務には 保険料にかかるものと保険金 配当金にかかるものがある (1) 生命保険料の税務 ( 生命保険料控除 ) 生命保険料控除には 一般生命保険料控除 個人年金保険料控除 介護医療保険料控除 があり 内容および控除金額は 本編の最初に学習したとおり (2) 契約者配当金の税務契約者配当金は 課税関係は生じないが 生命保険料控除の対象となる正味払込保険料や 一時所得の必要経費となる既払保険料は 約定保険料から契約者配当金を差し引いた金額となる 受取保険金や解約返れい金が相続税や贈与税の課税を受ける場合に それらとともに支払われる契約者配当金は 受取保険金または解約返れい金として取り扱う (3) 死亡保険金の税務個人が死亡保険金を受け取った場合の課税関係は 契約者 被保険者と死亡保険金受取人との関係により決まる ( 前記第 2 章 1. 個人の契約参照 ) (4) 満期保険金 解約返れい金の税務満期保険金を受け取った場合の課税は 契約者 被保険者と満期保険金受取人との関係により次のとおり 契約者 被保険者 満期保険金受取人 課税される税金 A A A 一時所得として所得税 復興特別所得税 住民税 A B A %( 所得税 15% 復興特別所得税 0.315% 住民税 5%) 源泉分離課税 ( 一時払い養老保険など ) A A B 贈与税 A B C 贈与税課税対象額 = 保険金 -110 万円 A B B 相続時精算課税の贈与を適用することもできる 解約返れい金は 受取人 = 契約者となるため 一時所得として所得税 復興特別所得税および住民税が課税される <22>

23 源泉分離課税 生命保険契約のうち 保険期間 5 年以下の一時払い養老保険などは 金融類似商品として %( 所得税 15% 復興特別所得税 0.315% 住民税 5%) の源泉分離課税となる その他 次の要件のすべてに該当する契約も 源泉分離課税の適用の対象となる ア. 保険期間が5 年以下のもの ( 保険期間が5 年を超える場合で 5 年以内に解約した場合も含む ) 平準払いの養老保険契約や確定年金契約を全期前納して5 年以内に解約した場合 5 年を超える保険期間の一時払い養老保険契約を5 年以内に解約した場合 一時払いの有期年金契約を5 年以内に解約した場合などイ. 一時払いまたはこれに準じる保険料の払い方一時払いに準じる払い方とは 契約時から1 年以内に保険料総額の2 分の1 以上の払込がある場合 または2 年以内に保険料総額の4 分の3 以上の払込みがある場合をいう ウ. 普通死亡保険金が満期保険金と同額か または満期保険金より少なく かつ災害死亡保険金の倍率が5 倍未満の契約源泉分離課税の対象となる所得および源泉徴収税額の計算式は次のとおり この場合 受取時に税額を源泉徴収されるため 確定申告の必要がない 所得 ( 差益金 )={ 満期保険金 ( 解約返れい金 )+ 積立配当金 }- 一時払い保険料源泉徴収税額 = 差益金 %( 所得税 15%+ 復興特別所得税 0.315%+ 住民税 5%) (5) 保険金 給付金 解約返れい金などの一時金の支払調書保険金受取人などに対して 一時所得として課税対象となる保険金 給付金 解約返れい金等の一時金が支払われた場合 1 回の支払金額が100 万円を超えるときは これらを支払った保険会社等は その支払調書を翌年 1 月 31 日 ( 実務上は毎月 ) までに保険会社の所轄税務署に提出しなければならない また 相続税や贈与税が課税される保険金 給付金 解約返れい金等の一時金については 受取人別に支払金額が100 万円を超えるときは その都度 翌月 15 日までに提出しなければならない (6) 収入保障保険契約で 年金で受け取るときの税務被保険者が死亡した場合に 死亡保険金に代えて一定期間に年金で受け取る収入保障保険 ( 注 ) の課税関係は 次のとおり 1 契約者 = 夫 被保険者 = 夫 年金受取人 = 妻または子 のケース夫死亡時に妻子が 年金を受け取る権利の価額 ( 年金受給権 ) を相続したものとして相続税が課税され その後 2 年目以降毎年受け取る年金に対して一定の金額が雑所得として課税される 2 契約者 = 夫 被保険者 = 妻 年金受取人 = 夫 のケース妻死亡時には契約者と年金受取人が同一人のため課税は行われず その後毎年受け取る年金に対して雑所得が課税される 3 契約者 = 夫 被保険者 = 妻 年金受取人 = 子 のケース妻死亡時に子が 年金受給権 を贈与されたものとして贈与税が課税され その後 2 年目以降毎年受け取る年金に対して一定の金額が雑所得として課税される ( 注 ) 収入保障保険とは 死亡 高度障害の際に 年金のように毎月決められた金額の給付金を 遺族が受け取れる保険である <23>

24 (7) 給付金の税務 1 入院給付金 通院給付金 傷害給付金 手術給付金などに対する課税被保険者本人が受け取る場合はもちろんのこと 被保険者の配偶者や直系血族あるいは生計を一にするその他の親族が受け取る場合も 非課税所得となる 2 生前給付保険金の課税高度障害保険金や三大 ( 特定 重大 ) 疾病保険金 リビング ニーズ特約保険金などの生前給付保険金は 給付金と同様に非課税所得となる 生前給付保険金を受け取った後に 被保険者が死亡した場合に受け取った保険金が現金として残っていた場合は 現金に相続税が課税される 個人年金保険の税務 ( テキスト参照ページ P.107~109) (1) 個人年金保険料の税務 個人年金保険料控除が適用される年金 ( 税制適格個人年金 ) の要件は 次のとおり 年金受取人 保険料払込期間 年金の支払方法 年金受取人は 契約者またはその配偶者のいずれかで 被保険者と同一人であること 保険料または共済掛け金の払込期間が 10 年以上で 定期的に払込むこと ( 一時払い契約は個人年金保険料控除の対象とはならない ) 年金受取開始日の被保険者の年齢が 60 歳以上で 年金受取期間が 10 年以上にわたって定期的に支払われる定期 ( 確定 有期 ) または終身の年金であること (2) 年金受取開始時の年金受給権への課税個人年金の受給開始時において 年金給付金受取人以外の個人がその年金の保険料の全部または一部を負担していた場合には 受取人以外の個人が負担していた保険料に対応する部分の年金受給権の金額は 保険料負担者から年金給付金受取人に対して 実質的に贈与があったものとみなされ 贈与税の課税対象となる (3) 年金給付金への課税契約者 ( 保険料負担者 ) が年金受取人である場合は 公的年金等以外の雑所得として所得税が課税される 契約者 ( 保険料負担者 ) 以外の者が年金受取人である場合は 保険料負担者から年金の受取人に対して 年金受給権が贈与されたものとみなされ 年金受取開始時に贈与税が課税され 翌年以降に受け取る年金には所得税 ( 雑所得 ) および復興特別所得税が課税される <24>

25 (4) 年金受給権発生前に被保険者が死亡した場合 個人年金契約において 年金受給権発生前 ( 年金受取開始前 ) に被保険者が死亡し 死亡給付金が支払われた場合には 保険料負担者と死亡給付金の受取人の関係によって 相続税や所得税等が課税される 死亡給付金の課税関係 保険料負担者 被保険者 死亡給付金受取人 課税関係 1 A A B 相続税 ( みなし相続財産 ) 2 A B A 一時所得として所得税 復興特別所得税 住民税 3 A B C 贈与税 ( みなし贈与財産 ) (5) 年金受給権発生後に年金給付金受取人が死亡した場合個人年金契約において 年金受給権発生後 ( 年金受取開始後 ) に年金給付金受取人が死亡した場合には 約款の定めにより 残りの保証期間分の年金が継続受取人に支払われることがある このように 継続受取人が年金受給権を引き継いだ場合における課税は 保険料負担者が誰であるかにより 次のとおりとなる 1 保険料負担者が死亡した年金受取人である場合継続受取人がその年金受給権 ( 定期金に関する権利 ) を 相続または遺贈により取得したものとみなされ 年金受給権に対して相続税が課税される 2 保険料負担者が死亡した年金受取人 継続受取人以外の個人である場合継続受取人がその年金受給権 ( 定期金に関する権利 ) を贈与により取得したものとみなされ 年金受給権に対して贈与税が課税される 3 保険料負担者が継続受取人である場合課税関係はない (6) 個人年金の源泉徴収個人年金の年金給付金については 各年の年金給付金額と必要経費の差額 ( 雑所得金額 ) が25 万円以上の場合 その10.21%( 所得税 10% 復興特別所得税 0.21%) が源泉徴収される (25 万円未満の場合は 源泉徴収されない ) 源泉徴収された税額を精算する場合は 確定申告をすることになる 保険会社等は 年金受取人のその年の年金受取額が20 万円を超える場合は その生命保険契約等の年金の支払調書を 翌年 1 月 31 日までに年金受取人の住所地の税務署に提出しなければならない <25>

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