10 ロット番号英数字 1 20 桁可変長 III システムの概要 1 システムの基本構成システムはスタートワークシート物品受領ワークシートデータベースワークシート発注記録ワークシート発注履歴ワークシート使用開始日管理記録ワークシートより構成されるなお使用開始日管理記

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はなひろき
5 years ago
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1 資料 GS1-128 バーコードと Microsoft Excel VBA を用いた ISO に対応する試薬管理システムの構築山本環 1) 志賀修一 1) 名古亜未 2) 一山智 1) 増田健太 1) 橋本誠司 1) 1) 京都大学医学部附属病院検査部京都市左京区聖護院川原町 54 2) 武蔵野徳洲会病院臨床検査科要旨当院は 2014 年臨床検査室の品質と能力に関する要求事項を定めた国際規格 ISO 15189:2012 を取得した ISO 15189:2012 においては検査に関わる全てのプロセスにトレーサビリティーが求められる検体検査における試薬などについても厳密な管理が要求され細かな記録が必要となる当初当検査室においては記録用紙による手書き方法で運用を開始したが手間や時間を要しまた記入漏れの発生もあった我々はこれらの問題を解決すべく GS1-128 バーコードを用いた試薬管理システムを構築したプログラムの開発には標準的な表計算ソフトである Microsoft Excel に標準搭載されているプログラム言語 Visual Basic for Applications を用いた記録の記入をバーコードとプログラムで自動化させることで記録作業の効率化が図られ記入ミスなども防ぐことができるようになったまたデータが電子化されたことで期限切れ試薬の使用などのミスの削減また発注作業の効率化を実現した正確で安全な臨床検査サービスの提供には試薬の発注在庫管理ロット番号や使用期限の管理使用開始日使用終了日などの記録が欠かせないこれらの記録業務を効率よく実施できることで検査業務が円滑に遂行できることが期待されるキーワード ISO 試薬在庫管理 GS1-128 Visual Basic for Applications ムを構築した GS1-128 バーコードは医療品業界で I はじめに標準化されている 1 次元のバーコードで 2) 商品固有のコード JAN コード有効期限ロットなど当院は 2014 年臨床検査室の品質と能力に関するの情報が含まれたコードである 3), 4) バーコードか要求事項を定めた国際規格 ISO 15189:2012 を取得しら JAN コードを読み取り試薬名を自動照合させた ISO 15189:2012 においては検査に関わる全て使用期限やロット情報を自動で入力し職員番号とのプロセスにトレーサビリティーが求められる例職員名も自動照合させることで試薬管理記録作業えば検体検査における試薬などについても厳密な管の省力化を目指したプログラムの開発には標準的理が要求されロット番号受取日有効期限使な表計算ソフトである Microsoft Excel に標準搭載さ用開始日業務使用から外れた日などの細かな記録れているプログラム言語 Visual Basic for Applications が要求される 1) 当初当検査室においては記録以下 VBA を用いた用紙に手書きする方法で運用を開始したが手間や時間を要し記入漏れの発生もあった我々はこれらの問題を解決すべく各試薬の外装に印字されている GS1-128 バーコードを用いた試薬管理システ平成 29 年 10 月 20 日受付平成 29 年 12 月 20 日受理 353

10 ロット番号英数字 1 20 桁可変長 III システムの概要 1 システムの基本構成システムはスタートワークシート物品受領ワークシートデータベースワークシート発注記録ワークシート発注履歴ワークシート使用開始日管理記録ワークシートより構成されるなお使用開始日管理記録ワークシートは試薬ごとに 1 ページのワークシートとしワークシート名

2 10 ロット番号英数字 1 20 桁可変長 III システムの概要 1 システムの基本構成システムはスタートワークシート物品受領ワークシートデータベースワークシート発注記録ワークシート発注履歴ワークシート使用開始日管理記録ワークシートより構成されるなお使用開始日管理記録ワークシートは試薬ごとに 1 ページのワークシートとしワークシート名には各試薬名を用いている Figure 3 Figure 1 試薬外装の GS1-128 バーコード試薬箱および試薬ボトルに印字された例スタートワークシートに職員番号バーコードを読ませた後物品受領ワークシートを開くことで物品受領フォームが自動的に開きフォーム内の固定長数字6 桁固定長ロット番号数字14 桁有効期限商品コードアプリケーション識別子テキストボックスに GS1-128 バーコードを読み込みさせるシステムはバーコード情報から商品コード英数字 1 20 桁可変長部を取り出しデータベースワークシート上でコードと試薬名を照合した後に該当する試薬名を物品受領ワークシートに記入する同時にバーコードから有効期限ロット番号も識別して記入しスター Figure 2 GS1-128 バーコード例トワークシートに入力した職員番号をデータベース商品コード有効期限ロット番号情報を取得ワークシート上で照合して該当職員名および日付を記入するバーコードを連続して読み取らせること II 方で物品受領ワークシートに受領する試薬情報が列法挙されるバーコード読み取りがすべて完了した後に物品受領フォーム上の入力完了ボタンを押 1 開発環境 OS Windows 7 Professional Service Pack 1 すことで物品受領ワークシート上の情報が各試薬ソフトウェア Microsoft Office Professional Plus の使用開始日管理記録ワークシートに転記され 2010 Microsoft Excel 2010 バーコードリーダー symbol technologies INC/ る各試薬の使用開始日や使用終了日を入力する場合はページナビゲーションフォームで試薬名を選 LS9208-SR11011NSJR 択または GS1-128 コードを入力することで該 2 GS1-128 バーコード当の使用開始日管理記録ワークシートの入力画 GS1-128 は医療品業界でデータの項目桁数及びバーコードの種類を標準化し全世界での共通利用を可能とする規格として策定されたものである 3) 医療品業界では標準とされている 2) 各種情報はアプリケーション識別子以下 AI で区切られている臨床検査試薬によく使われるのは以下のとおりである Figure 1, 2 01 商品コード数字 14 桁固定長面が開き入力したい使用開始日欄または使用終了日欄のダブルクリックで開始日終了日入力フォームが表示されるボタンクリックで作業日と操作職員名が記入される仕組みである Figure 4 2 プログラミングコードの実際 GS1-128 バーコードからの情報の読み取りにつき実際の VBA プログラミングコードを以下に解説する 17 有効期限数字 6 桁固定長 354 山本他 ISO に対応する試薬管理記録システムの構築

䞉䞉䞉使用開始日管理記録それぞれの物品名のワークシート Figure 3 ワークブック全体図システムのワークブック構成 1 試薬名の取得変数 siyoukigen_date に格納する siyoukigen_date 試薬名の取得は最初に変数 fullbarcode にバーの値が 00 となった場合はコンピューターがコード情報を格納する次にワークシート関数 Find

3 䞉䞉䞉使用開始日管理記録それぞれの物品名のワークシート Figure 3 ワークブック全体図システムのワークブック構成 1 試薬名の取得変数 siyoukigen_date に格納する siyoukigen_date 試薬名の取得は最初に変数 fullbarcode にバーの値が 00 となった場合はコンピューターがコード情報を格納する次にワークシート関数 Find これを日付を意味する数字であると認識することを用い fullbarcode から GS1-128 コードの 01 のができないため月末の日付に置き換える位置を取得し変数 AI01 に格納する Mid 関数を用 siyoukigen_year siyoukigen_month siyoukigen_date い AI01 をキーとして fullbarcode から 01 以下のから yyyy/mm/dd の日付型に変換した値を変数 14 桁を取得し変数 siyakucode に格納する最後に siyoukigen_kinyuu に格納するワークシート関数 VLookup を用いデータベース 3 ロット番号の取得ワークシート上で siyakucode を照合させて対応ロット番号の取得は最初にワークシート関数 Find する試薬名を取得し変数 siyakumei に格納するを用い fullbarcode から 10 の位置を取得し変 2 使用期限の取得数 AI10 に格納する次に Mid 関数を用い AI10 を使用期限の取得は最初にワークシート関数 Find をキーとして fullbarcode から 10 以下の文字列を取用い fullbarcode から 17 の位置を取得し変数得し変数 lotno に格納する AI17 に格納する次に Mid 関数を用い AI17 をキー 4 職員名の入力として fullbarcode から 17 以下の 6 桁を取得しスタートワークシート上に入力した職員バーコー変数 siyoukigen に格納する最後に Mid 関数を用ドを変数 jyuryousyacode に格納するワークシートい siyoukigen から 2 桁ずつ年月日をそれ関数 VLookup を用いデータベースワークシートぞれ変数 siyoukigen_year 変数 siyoukigen_month 上で jyuryousyacode を照合し対応する職員名を取 355

職員バーコードと職員名を照合し自動入力データベースワークシート本日の日付を自動入力物品受領ワークシート物品名と同名のワークシートに転記㡯 A㓝ヨ使用開始日管理記録ワークシートボタンクリックで日付と名前を自動入力セルをダブルクリックしフォーム表示 Figure 4 システム動作イメージ

GS1-128 バーコードに 01 17 10 以データ入力行データ最終行+1 の行数 n を取外の AI が含まれていた場合例 30 数量な得する n 行目の A 列 G 列にデータを書き込むどには AI 識別処理の追加記述が必要となる場合 6 日付の入力があるなおこのような場合には

日常業務に使用している ITF バーすることで AI ごとにデータを分割して読み込むコード Interleaved 2 of 5 用のバーコードリーダー AI にカッコを付けて読み込む等対応可能となを共用することを前提としたしたがって GS1-128 ると考えられる

4 職員バーコードと職員名を照合し自動入力データベースワークシート本日の日付を自動入力物品受領ワークシート物品名と同名のワークシートに転記㡯 A㓝ヨ使用開始日管理記録ワークシートボタンクリックで日付と名前を自動入力セルをダブルクリックしフォーム表示 Figure 4 システム動作イメージデータベースワークシートを参照することで各ワークシートに情報転記得して変数 jyuryousya に格納する GS1-128 バーコードには以外の AI 5 物品受領ワークシートへの記入は含まれていなかったしかし利用しようとする物品受領の記入は物品受領ワークシートの新規試薬の GS1-128 バーコードに以データ入力行データ最終行+1 の行数 n を取外の AI が含まれていた場合例 30 数量な得する n 行目の A 列 G 列にデータを書き込むどには AI 識別処理の追加記述が必要となる場合 6 日付の入力があるなおこのような場合には GS1-128 バー日付の入力は Date 関数を用い今日の日付をコード読み取り専用のバーコードリーダーを別途用取得する Figure 5 意しバーコードリーダー本体に GS1-128 バーコー 3 GS1-128 の AI 識別処理ドについては情報編集を行って読み込むように設定本システムは日常業務に使用している ITF バーすることで AI ごとにデータを分割して読み込むコード Interleaved 2 of 5 用のバーコードリーダー AI にカッコを付けて読み込む等対応可能となを共用することを前提としたしたがって GS1-128 ると考えられるバーコード情報については特別な編集を行わずテキ 4 ユーザーインターフェーススト配列として読み込み処理できるように設計した今回当検査室において利用しようとする試薬の 356 実際の試薬納入時は複数種類の試薬が同時に納入されるそのため本システムは試薬をまとめて受領し一度で処理が可能となるよう設計したバー山本他 ISO に対応する試薬管理記録システムの構築

5 㻰㼕㼙㻌㼟㼥㼛㼡㼓㼛㼡㼔㼥㼛㼡㻌㻭㼟㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻘㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼏㼛㼐㼑㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼙㼑㼕㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㻌㻭㻵㻜㻝㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㻭㻵㻝㻣㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㻭㻵㻝㻜㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼘㼛㼠㼚㼛㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㼏㼛㼐㼑㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼥㼛㼗㼡㼕㼚㼕㼠㼕㼞㼍㼚㼚㻌㻭㼟㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻘㻌㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㻌㼚㻌㻭㼟㻌㻸㼛㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼔㼕㼐㼡㼗㼑㼓㼍㼠㼍㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼥㼑㼍㼞㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼙㼛㼚㼠㼔㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼐㼍㼠㼑㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼓㼑㼠㼟㼡㼙㼍㼠㼟㼡㻌㻭㼟㻌㻿㼠㼞㼕㼚㼓㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼗㼕㼚㼥㼡㼡㻌㻭㼟㻌㻰㼍㼠㼑㻌㻌㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻩㼀㼑㼤㼠㻮㼛㼤㻝㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻌䇻䛆㻝㻌ヨ䛾 ᚓ䛇㻌㻻㼚㻌㻱㼞㼞㼛㼞㻌㻾㼑㼟㼡㼙㼑㻌㻺㼑㼤㼠㻌㻭㻵㻜㻝㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㻲㼡㼚㼏㼠㼕㼛㼚㻚㻲㼕㼚㼐㻔㻎㻜㻝㻎㻘㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻘㻝㻕㻌㻌㻌㻌䇻㻝 Ꮠ ௨㝆䛻ฟ䛶䛟䜛㻜㻝䛾䜢 ᚓ㻌㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼏㼛㼐㼑㻩㻹㼕㼐㻔㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻘㻭㻵㻜㻝㻗㻞㻘㻝㻠㻕㻌㻌㻌䇻䜰䝥䝸䜿䞊䝅䝵䞁 Ꮚ䠄㻜㻝䠅௨㝆䛾㻝㻠 ᱆䜢 ᚓ㻌㻿㼑㼠㻌㼟㼥㼛㼡㼓㼛㼡㼔㼥㼛㼡㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㼟㻔㻎䝕䞊䝍䝧䞊䝇㻎㻕㻚㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㼐㼍㼠㼍㻎㻕㻌㻌㻌㻌䇻 ᅖ䛻㼐㼍㼠㼍䛸䛔䛖䜢䛡䛶䛚䛟䛣䛸㻌㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼙㼑㼕㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㻲㼡㼚㼏㼠㼕㼛㼚㻚㼂㻸㼛㼛㼗㼡㼜㻔㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼏㼛㼐㼑㻘㼟㼥㼛㼡㼓㼛㼡㼔㼥㼛㼡㻘㻞㻘㻲㼍㼘㼟㼑㻕㻌㻌䇻 ရ䝁䞊䝗䛸ヨ㻌㻵㼒㻌㻱㼞㼞㻨㻪㻜㻌㼠㼔㼑㼚㻌㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼙㼑㼕㻌㻩㻎ヱᙜヨ䛺䛧㻎㻌㻱㼘㼟㼑㻌㻱㼚㼐㻌㻵㼒㻌䇻䛆㻞㻌 ᮇ㝈䛾 ᚓ䛇㻌㻭㻵㻝㻣㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㻲㼡㼚㼏㼠㼕㼛㼚㻚㻲㼕㼚㼐㻔㻎㻝㻣㻎㻘㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻘㻝㻣㻕㻌㻌㻌䇻㻝㻣 Ꮠ ௨㝆䛻ฟ䛶䛟䜛㻝㻣䛾䜢 ᚓ㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㻩㻹㼕㼐㻔㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻘㻭㻵㻝㻣㻗㻞㻘㻢㻕㻌㻌䇻䜰䝥䝸䜿䞊䝅䝵䞁 Ꮚ䠄㻝㻣䠅௨㝆䛾㻢 ᱆䜢 ᚓ㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼥㼑㼍㼞㻩㻹㼕㼐㻔㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㻘㻝㻘㻞㻕㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼙㼛㼚㼠㼔㻩㻹㼕㼐㻔㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㻘㻟㻘㻞㻕㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼐㼍㼠㼑㻩㻹㼕㼐㻔㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㻘㻡㻘㻞㻕㻌㻵㼒㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼐㼍㼠㼑㻩㻎㻜㻜㻎㼀㼔㼑㼚㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼓㼑㼠㼟㼡㼙㼍㼠㼟㼡㻩㻰㼍㼠㼑㻿㼑㼞㼕㼍㼘㻔㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼥㼑㼍㼞㻘㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼙㼛㼚㼠㼔㻗㻝㻘㻝㻙㻝㻕㻌㻌㻌䇻 ᮎ 䜢 ᚓ䠄ᙜᖺ㻘㻘㻝䛾㻝 ๓䠅㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼔㼕㼐㼡㼗㼑㼓㼍㼠㼍㻩㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼓㼑㼠㼟㼡㼙㼍㼠㼟㼡㻌㻱㼘㼟㼑㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼔㼕㼐㼡㼗㼑㼓㼍㼠㼍㻩㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼥㼑㼍㼞㻌㻒㻌㻎㻛㻎㻌㻒㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼙㼛㼚㼠㼔㻌㻒㻌㻎㻛㻎㻌㻒㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼐㼍㼠㼑㻌㻱㼚㼐㻌㻵㼒㻌㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼗㼕㼚㼥㼡㼡㻩㻲㼛㼞㼙㼍㼠㻔㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼔㼕㼐㼡㼗㼑㼓㼍㼠㼍㻘㻎㼟㼔㼛㼞㼠㼐㼍㼠㼑㻎㻕㻌䇻䛆㻟㻌䝻䝑䝖䛾 ᚓ䛇㻌㻭㻵㻝㻜㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㻲㼡㼚㼏㼠㼕㼛㼚㻚㻲㼕㼚㼐㻔㻎㻝㻜㻎㻘㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻘㻞㻡㻕㻌㻌㻌㻌䇻㻞㻡 Ꮠ ௨㝆䛻ฟ䛶䛟䜛㻝㻜䛾䜢 ᚓ㻌㼘㼛㼠㼚㼛㻩㻹㼕㼐㻔㼒㼡㼘㼘㼎㼍㼞㼏㼛㼐㼑㻘㻭㻵㻝㻜㻗㻞㻘㻥㻥㻕㻌㻌㻌䇻䜰䝥䝸䜿䞊䝅䝵䞁 Ꮚ䠄㻝㻜䠅௨㝆䛾 Ꮠ 䜢 ᚓ㻌䇻䛆㻠㻌 ဨ 䛾ධຊ䛇㻌㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㼏㼛㼐㼑㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㼟㻔㻎䝇䝍䞊䝖㻎㻕㻚㼀㼑㼤㼠㻮㼛㼤㻝㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻌㻿㼑㼠㻌㼟㼥㼛㼗㼡㼕㼚㼕㼠㼕㼞㼍㼚㼚㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㼟㻔㻎䝕䞊䝍䝧䞊䝇㻎㻕㻚㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㼟㼥㼛㼗㼡㼕㼚㻎㻕㻌㻌㻌㻌䇻 ᅖ䛻㼟㼥㼛㼗㼡㼕㼚䛸䛔䛖䜢䛡䛶䛚䛟䛣䛸㻌㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㻩㼃㼛㼞㼗㼟㼔㼑㼑㼠㻲㼡㼚㼏㼠㼕㼛㼚㻚㼂㻸㼛㼛㼗㼡㼜㻔㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㼏㼛㼐㼑㻘㼟㼥㼛㼗㼡㼕㼚㼕㼠㼕㼞㼍㼚㼚㻘㻞㻘㻲㼍㼘㼟㼑㻕㻌㻌䇻 ဨ 䛸 ဨ 㻌㻵㼒㻌㻱㼞㼞㻨㻪㻜㻌㼠㼔㼑㼚㻌㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㻩㻎ヱᙜ ဨ䛺䛧㻎㻌㻱㼘㼟㼑㻌㻱㼚㼐㻌㻵㼒㻌䇻䛆㻡㻌 ရ 㡿䝽䞊䜽䝅䞊䝖䜈䛾グධ䛇㻌㼚㻩㻯㼑㼘㼘㼟㻔㻾㼛㼣㼟㻚㻯㼛㼡㼚㼠㻘㻎㻭㻎㻕㻚㻱㼚㼐㻔㼤㼘㼁㼜㻕㻚㻾㼛㼣㻗㻝㻌㻌㻌䇻䝕䞊䝍䛝䜏䛾䛯䜑䛾䜢㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻭㻎㻒㻌㼚㻕㻩㼀㼑㼤㼠㻮㼛㼤㻝㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻌㻌䇻䝞䞊䝁䞊䝗䠄 ᱆䠅㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻮㻎㻒㻌㼚㻕㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻩㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼏㼛㼐㼑㻌㻌䇻 ရ䝁䞊䝗㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻯㻎㻒㻌㼚㻕㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻩㼟㼕㼥㼍㼗㼡㼙㼑㼕㻌㻌䇻ヨ㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻰㻎㻒㻌㼚㻕㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻩㼟㼕㼥㼛㼡㼗㼕㼓㼑㼚㼋㼗㼕㼚㼥㼡㼡㻌㻌㻌䇻 ᮇ㝈㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻱㻎㻒㻌㼚㻕㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻩㼘㼛㼠㼚㼛㻌㻌䇻䝻䝑䝖㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻲㻎㻒㻌㼚㻕㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻩㻰㼍㼠㼑㻌㻌㻌䇻ᮏ 䛾䛆㻢㻌䛾ධຊ䛇㻌㻾㼍㼚㼓㼑㻔㻎㻳㻎㻒㻌㼚㻕㻚㼂㼍㼘㼡㼑㻩㼖㼥㼡㼞㼥㼛㼡㼟㼥㼍㻌㻌㻌䇻 ဨ 㻌 Figure 5 VBA プログラミングコード物品受領ワークシート上で動作する物品受領フォームに記載した VBA プログラミングコード 357

Figure 6 在庫一覧フォーム直近 5 回分の使用履歴から箱単位の使用日数を求め在庫数の測定日数を表示コードの読み取りミスなども物品受領ワークシート上で確認し修正をしてから転記が可能となっているまた試薬の発注確認ができるよう発注時に発注日発注個数発注者を記録できる機能を設け物品受領を行うと連動して発注個数が減算され発注済み未入庫数が確認可能となっている 5

を予測することで発注可能な試薬個数使用期限内に使いきれる個数が計算可能となり発注作業に活用することができる Figure 7 IV 考察記録作業に際しシステム導入前はファイルから該当記録用紙を探す手間や記録用紙の選択ミス Figure 7 発注目安フォーム任意の日付までに使用する試薬数の予測計算記録用紙の在庫切れなどの種々の要因により記録数を確保する必要がある

6 Figure 6 在庫一覧フォーム直近 5 回分の使用履歴から箱単位の使用日数を求め在庫数の測定日数を表示コードの読み取りミスなども物品受領ワークシート上で確認し修正をしてから転記が可能となっているまた試薬の発注確認ができるよう発注時に発注日発注個数発注者を記録できる機能を設け物品受領を行うと連動して発注個数が減算され発注済み未入庫数が確認可能となっている 5 電子化のメリットデータが電子化されたことで使用期限が近付いている場合や使用期限が切れていた場合ロット番号が変わった時などにアラートメッセージの表示が可能となったまた各検査の試薬につき箱単位の平均使用日数を計算し在庫が約 1 か月分を下回った場合に発注メッセージの表示も可能となった Figure 6 また任意の日付までに使用する試薬数を予測することで発注可能な試薬個数使用期限内に使いきれる個数が計算可能となり発注作業に活用することができる Figure 7 IV 考察記録作業に際しシステム導入前はファイルから該当記録用紙を探す手間や記録用紙の選択ミス Figure 7 発注目安フォーム任意の日付までに使用する試薬数の予測計算記録用紙の在庫切れなどの種々の要因により記録数を確保する必要があるそのため習熟が必要で漏れや記録ミスが発生することがあったがシステあったがシステムにより発注必要数が数値化されるム導入後は作業が効率化されたことによりこれらようになり発注作業が簡便になったまた試薬が改善され作業時間も短縮された試薬発注作業は在庫および発注状況の確認を一度に行うことができ使用期限を加味しながら試薬ごとに異なる必要在庫るようになり発注作業が効率化された 358 山本他 ISO に対応する試薬管理記録システムの構築

7 本システムは開発に汎用的な表計算ソフトであるとが期待される Microsoft Excel を用いており多くの検査室で費用投資が少なく活用できると思われるまた施設独なお本論文の要旨については日本臨床検査自自に開発可能であることより施設ですでに使用し動化学会第 49 回大会 2017 年 9 月横浜においているフォーマットに合わせたレイアウトの作成がて発表したできる加えて医療品業界で標準化されている GS1-128 バーコードの利用であるためほとんどの試薬でシステムを利用することができる測定機器本体や LIS などに試薬管理機能が搭載されていない場合にも本システムの利用は有効であると思われる V 結語 ISO が要求する正確で安全な臨床検査サービスの提供には試薬の発注在庫管理ロット番号や使用期限の管理使用開始日使用終了日などの記録が欠かせないこれらの記録業務を効率よく文献 1) 日本規格協会 INTERNATIONAL STANDARD ISO rd edition Medical Laboratories-Requirements for Quality and Competence 臨床検査室品質と能力に関する要求事項 2) 厚生労働省新バーコード表示の活用及び医療用医薬品の JAN/ITF コード表示の終了について医薬品医療機器等安全性情報 No ) 株式会社キーエンスよくわかるバーコードの基本 vol. 1 download/ 検索日 2017/10/23 4) 一般財団法人流通システム開発センター GS1-128 シンボルとは検索日 2017/10/23 本論文に関連し開示すべき COI 状態にある企業等はありません実施できることで検査業務が円滑に遂行できるこ Material Construction of a reagent management system for ISO using Microsoft Excel VBA and GS1-128 barcode Tamaki YAMAMOTO 1) Ami NAKO 2) Kenta MASUDA 1) Seiji HASHIMOTO 1) Syuichi SHIGA 1) Satoshi ICHIYAMA 1) 1) Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital (54, Kawahara-cho, Syogoin, Sakyo-ku, Kyoto , Japan) 2) Department of Clinical Laboratory, Musashino Tokusyukai Hospital Summary In 2014, our hospital acquired the international standard ISO 15189:2012 that specifies the requirements for quality and competence in medical laboratories. This standard requires traceability in all processes of laboratory tests and strict management of reagents for the tests, and therefore, detailed recording is necessary. Initially, handwriting on datasheets was used in our laboratory. However, this method required a lot of work, was time-consuming, and caused entry errors. To solve these problems, we constructed a reagent management system using the GS1-128 barcode. To develop its program, we used Visual Basic for Applications in Microsoft Excel. Automatic recording using the barcode and program increased the efficiency of the recording work and prevented recording errors. In addition, electronic data reduced mistakes such as the use of expired reagents, and improved ordering efficiency. To provide accurate and safe laboratory test services, reagent ordering, inventory management, management of reagent lot numbers and expiration dates for use, and recording of the initiation and discontinuation dates of reagent use are indispensable. Our reagent management system increases the efficiency of such recording, facilitating smooth laboratory test services. Key words: ISO 15189, reagent inventory management system, GS1-128, Visual Basic for Applications (Received: October 20, 2017; Accepted: December 20, 2017) 359

< Frankel and Wei AMU VAR AMU AMU ASEAN Bilateral Currency Swap Arrangement, BCSA International Monetary Fund, IMF ASEAN + CMI Multilateralization, CM

Asian Monetary Unit, AMU AMU AMU VAR AMU JEL Classification F F F Chiang Mai Initiative, CMI Asian Monetary Unit, AMU AMU < Frankel and Wei AMU VAR AMU AMU ASEAN Bilateral Currency Swap Arrangement, BCSA