2014 年 2 月 2 月 5 日ロックハート アトランタ連銀総裁 経済データの内容は強弱まちまちだが 一般には 2014 年に関して前向きな見方が強まっている それには妥当な理由があると考えられる 講演で 月 6 日ドラギ ECB 総裁 今日 行動しないことを決めた理由は実のとこ

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1 2014 年 1 月 1 月 3 日バーナンキ FRB 議長 金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている また財政面からの抑制が低下し そしてもちろん金融緩和政策は継続している これらの要素が相まって 向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている 月 7 日ローゼングレン ボストン連銀総裁 今の景気回復は緩慢過ぎる 金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない 講演で ドル円 104 円台前半から あお 4 円台半ばへ NY ダウは 100 ドルを超える上昇 1 月 16 日ルー 米財務長官 日本は < 為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく ( 為替政策を ) 注視し続ける 講演で -----

2 2014 年 2 月 2 月 5 日ロックハート アトランタ連銀総裁 経済データの内容は強弱まちまちだが 一般には 2014 年に関して前向きな見方が強まっている それには妥当な理由があると考えられる 講演で 月 6 日ドラギ ECB 総裁 今日 行動しないことを決めた理由は実のところ 状況の複雑さと さらなる情報の必要性だ 政策金利据え置きを決めた後の記者会見で 月 18 日黒田 日銀総裁 エンジンの馬力を大幅に上げたので その性能を十分に生かすためタイヤを強化した 政策決定後後の記者会見で ドル高円安が進み 株価は上昇 2 月 24 日プラート ECB 理事 物価安定目標が達成されないとわれわれが判断した場合に利用できるツールボックスがある 講演で ユーロドル 近辺から まで下落 2 月 27 日イエレン FRB 議長 今後数週間でやるべきことは 一連の低調な経済統計のうち天候要因として説明できる統計はどの程度あるのか また弱い景気展望を反映している部分があるとすれば それはどの部分なのかを正確に 厳しく見極めることである 議会証言で 株式市場が好感し上昇

3 2014 年 3 月 3 月 19 日イエレン FRB 議長 これは定義するのが難しい問題だが おそらく 6 ヶ月前後を意味する テーパリング終了後の FF 金利引き上げのタイミングについて ドル円 101 円 60 銭から 102 円 67 銭まで急騰 3 月 21 日フィッシャー ダラス連銀総裁 このペースで資産購入の縮小を続ければ 10 月までに大規模資産購入が終了することは明白だ 講演で 月 24 日オバマ 米大統領 ロシアに対し これまでの行動の代償を払わせることでわれわれは一致している G7 でロシアへの制裁を決めた後の記者会見で 月 25 日ドラギ ECB 総裁 ECB のシナリオに対する下方向のリスクが顕在化すれば 当中銀の責務を果たすため追加の金融政策措置をとる用意がある パリでの講演で ユーロドル 1.38 台前半から 1.37 台中半ばへ 3 月 31 日イエレン FRB 議長 異例のコミットメントはまだ必要であり この先も当面必要だろう 他の米金融当局者と広く共有している見解だと確信している 講演で 株式市場は急騰し ドル円は小幅に下落

4 2014 年 4 月 4 月 22 日 ウイリアアムズ サンフランシスコ連銀総裁 今年の米経済はおそらく 2.5%-3.0% 成長となり 失業率は年末までに 6.25% に低下する 講演で

5 2014 年 5 月 5 月 7 日イエレン FRB 議長 実施時期に関して 機械的に決められた方式やタイムテーブルは存在しない 議会証言で利上げの時期について答えて ドル円は 101 円台半ばから 102 円前後まで上昇 5 月 8 日ドラギ ECB 総裁 次回会合で行動することにやぶさかではない 理事会後の記者会見で ユーロドル から 1.38 台前半へ 5 月 14 日プラート ECB 理事 条件付になるだろうが 銀行に一段の長期資金を提供することは可能 再利下げも可能 複数の措置の組み合わせも考えられる ドイツ紙とのインタビューで 月 15 日黒田 日銀総裁 必要であれば 2% の物価目標を達成するための方法 手段 選択肢はたくさんある 都内の講演でで ドル円 101 円 85 銭から 102 円 12 銭まで上昇 5 月 26 日ドラギ ECB 総裁 われわれはインフレが低すぎる状態が過度に長期化すること容認する考えはない ポルトガルで行われたフォーラムで 月 28 日ロックハート アトランタ連銀総裁 最初の利上げは 15 年後半になる可能性が強い ルイジアナ州立大学での講演で -----

6 2014 年 6 月 6 月 5 日ドラギ ECB 総裁 今回のは意味の大きいパッケージだったと思う しかし これで終わりかと問われれば答えはノーだ 追加緩和を実施した後の記者会見で ユーロドルは まで下落した後 まで反発 6 月 18 日イエレン FRB 議長 経済データが強めの内容を示せば時期が早まることになるが 反対に弱めの内容を示せば遅れることもあり得る 利上げのタイミングについて ドルが主要通貨に対して下落 6 月 24 日カーニー BOE 総裁 労働市場に想定していたよりも大きな余剰能力があることを賃金動向が示唆している 議会証言で ポンド円 173 円 60 銭レベル 172 円 90 銭近辺に

7 2014 年 7 月 7 月 9 日ブラード セントルイス連銀総裁 失業率低下で インフレ率は (FRB の目標である )2% を大きく上回るだろう ブルームバーグとのインタビューで 月 15 日イエレン FRB 議長 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合 現在想定しているよりも早期に そして早いペースで行われる公算が大きい 利上げのタイミングについて ドルが主要通貨に対して上昇 7 月 30 日 FOMC 声明文 インフレ率が 2% を下回り続ける可能性は幾分低下した -----

8 2014 年 8 月 8 月 7 日ドラギ ECB 総裁 8 月 18 日ドイツ連銀月報 地政学的リスクの高まりと新興市場 地域および国際金融市場の動向が 経済環境に悪影響を与える可能性がある 記者会見で 第 2 四半期の停滞後 ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるものの 春季の予想通りのペースには達しないだろう 通貨同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い 同時に ウクライナやその他地域での紛争の結果である東欧での地政学リスクの高まりによる企業景況感へのい悪影響が増しているようだ ユーロドルは 1.33 台後半から まで下落 -----

9 2014 年 9 月 9 月 6 日 プロッサー フィラデルフィア連銀総裁 米経済が FRB の目標にさらに大きく近づいており 目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは 危険な戦略だ 講演で 月 8 日サンフランシスコ連銀調査 FOMC 参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想している様子が示されている ドル円 105 円台前半から 106 円台に 9 月 11 日黒田 日銀総裁 円安が日本経済にマイナスになることはない 経済情勢によって必要があれば 金融対策で対応する TV 東京の番組で ドル円 107 円 20 銭まで上昇のきっかきに 9 月 17 日イエレン FRB 議長 労働市場はまだ完全に回復していない インフレは委員会の目標である 2% を下回っている FOMC 後の記者会見で ドル円 108 円台に急騰 9 月 24 日ダドリー NY 連銀総裁 ドルが大幅に上昇すれば 経済成長への影響を伴うことになる NY での講演で 月 29 日フィシャー ダラス連銀総裁 強いドルは米経済への信任投票だと思う ブルームバーグラジオとのインタビューで

10 2014 年 10 月 10 月 7 日黒田 日銀総裁 今まで起こった円安について問題が生じている 日本経済全体にとってマイナスになっているということはない 参議院予算委員会で ドル円 108 円後半から 109 円 23 銭まで上昇 10 月 14 日 デベル オーストラリア準備銀行連銀総裁補佐 豪ドル相場は大半の尺度からみて引き続き過大評価されている 講演で 月 16 日ブラード セントルイス連銀総裁 インフレ期待の低下は ) 中央銀行にとって重要な検討事項だ 従って 現時点での論理的な政策対応は量的緩和 (QE) を遅らせることかもしれないと考える ブルームバーグとのインタビューで NY 株価下落を抑える 10 月 17 日ローゼングレン ボストン連銀総裁 景気が悪化した場合には量的緩和第 4 弾 (QE4) を検討すべきだ

11 2014 年 11 月 11 月 5 日黒田 日銀総裁 物価の下振れリスクが大きくなったのであれば 追加的な措置を行うことは当然の論理的帰結だ 講演で ドル円 113 円台半ばから 114 円に 11 月 7 日イエレン FRB 議長 金融政策の正常化が市場の変動を増す可能性がある パリで開催の国際シンポジュームで 月 12 日コチャラコタ ミネアポリス連銀総裁 物価上昇の見通しを踏まえると 2015 年に開催される FOMC 会合においても 利上げを決定するのは不適切 講演で 月 21 日麻生 財務大臣 円の下がり方のスピードのテンポが速すぎる 歓迎すべきことではない 閣議後の会見で ドル円 118 円台から 117 円 36 銭まで下落 11 月 27 日大塚耕平 民主党政調会長代理 購買力平価で言うと 100 円を挟んで 95 円から 105 円が適正水準 ブルームバーグ ニュースとのインタビューで ドル円はやや円高方向に

12 2014 年 12 月 12 月 2 日フィッシャー FRB 副議長 それ ( 相当な期間という文言 ) に関する協議があったことが前回の FOMC の議事録で分かっており 当局がその削除に数ヶ月前より近づいているのは明白だ WSJ のカウンシル会議で 月 4 日ドラギ ECB 総裁 来年の早い時期にわれわれの措置の規模とペース 組み合わせを変更することにつながるだろう 理事会後の記者会見で ユーロドル 1.24 台半ばから 近辺に下落 12 月 16 日イエレン FRB 議長 正常化に向けたプロセスが少なくとも今後数回の会合では始まらない可能性が高いと FOMC が見なしている FOMC 後の記者会見で ドル急騰 株高金利高で ドル円は 117 円台から 118 円台後半に 12 月 30 日プラート ECB 理事 ユーロ圏のインフレ率が 2015 年より長期間ゼロを下回るだろう 理事会はそれを見過ごすことはできない 独紙とのインタビューで

2013 年 2 月 2 月 1 日ブラード セントルイス連銀総裁 過去 3 ヵ月の雇用者の伸びは米経済にとって明るい兆し 今年の経済成長が約 3% に加速するとの自身の予想を支持するものだ ワシントンでインタビューに答えて - 2 月 6 日ストゥルナラス ギリシャ財務相 私はユーロ相場が高い水準

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