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1 情報提供資料 216 年 12 月 7 日 マーケットフォーカス 216 年 12 月 商号等 / アセットマネジメント One 株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 324 号加入協会 / 一般社団法人投資信託協会一般社団法人日本投資顧問業協会

2 マーケットフォーカス Chapter 1 世界経済動向 1-1 特集 トランプ次期米大統領が与える影響 1-2 世界経済の概況 世界の金利マップ主要国の財政政策主要国 地域の成長率見通し主要国 地域の政策金利原油動向 1-3 各国経済動向 日本 米国 ユーロ圏 オーストラリア 中国 インド 東南アジア ブラジル メキシコ トルコ 市場動向 前月のまとめ国内株式米国株式 J-REIT 米国 REIT 外国為替 Chapter 2 ハウスビュー 2-1 ハウスビュー 47 Chapter 3 付属資料 3-1 マーケット オーバービュー チャート集 株式市場 REIT 市場債券市場外国為替市場商品市場その他 当資料で使用している指数は以下のとおり 国内 REIT: 東証 REIT 指数 米国 REIT:FTSE NAREIT All Equity REITs Index 欧州 REIT:FTSE EPRA/NAREIT Developed Europe Index 豪州 REIT:S&P/ASX2 A-REIT Index 先進国 REIT:S&P 先進国 REIT 指数 ( 除く日本 米ドルベース ) 1

3 Chapter 1 世界経済動向 2

4 ( 特集 ) トランプ次期米大統領が与える影響 1 政策は現実路線へ変更される可能性がある 米国大統領選挙と議会選挙の結果 トランプ氏が大統領選挙前に掲げた政策 ( 抜粋 ) 大統領候補 ( 獲得選挙人 ) 上院 大統領選挙投票結果 共和党トランプ候補 共和党 民主党クリントン候補 議会選挙投票結果 民主党 独立系未確定 合計 ( 議席数 ) 下院共和党民主党未確定合計 ( 議席数 ) 国内経済政策 通商政策 移民政策 就任初日に実行を表明する措置 エネルギー開発の規制緩和 環太平洋経済連携協定 (TPP) 脱退 北米自由貿易協定 (NAFTA) 見直し 中国を為替操作国に指定 貿易相手国の不正捜査開始 犯罪歴のある不法移民を国外退去 最初の 1 日間で立法化を目指す措置 所得税 法人税などの減税 オバマケア廃止 インフラ投資促進 企業の海外移転防止の税制 不法移民対策 メキシコ国境に壁設置 216 年 11 月 29 日時点出所 : 報道資料を基にアセットマネジメント One 作成 出所 : トランプ氏 HP の資料を基にアセットマネジメント One 作成 11 月 8 日の米大統領選挙は事前の大方の予想を覆し トランプ氏が当選した また 同日行われた議会選挙では 上下両院ともに共和党が過半数を獲得し 同党はブッシュ政権以来 1 年ぶりに大統領と上院 下院で支配を取り戻した トランプ氏は就任初日に実行を表明する措置と 最初の 1 日間で立法化を目指す措置からなる トランプの契約 を公表している トランプ氏が掲げる政策には TPP からの脱退や中国に対する大幅な関税の引き上げなど保護主義的なものが目立つ しかし 大規模なインフラ投資や減税などに対する期待から 大統領選挙後の主要国の株式市場はトランプ大統領誕生を好感する動きとなった 拡張的な財政政策に対して消極的な姿勢を示す共和党保守派とトランプ氏の主張には異なる点も多く 政策の実現を疑問視する向きもある ただし トランプ氏は党内での融和姿勢をみせており 政策は現実路線へ変更されると考えられることから 一部の政策は今後トーンダウンする可能性がある 上記図表は 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 3

5 ( 特集 ) トランプ次期米大統領が与える影響 2 財政支出拡大による米ドルの上昇幅は限定的と考えられる 政策 トランプ氏の提唱する財政政策と 1 年間の政策コスト 政策コスト ポイント ( 対名目 GDP 比 %) 米国財政収支の推移 税制改革 4.5 法人税減税 % 15% へ引き下げ 所得税減税.9 所得税区分の簡素化 その他.75 チャイルドケアの促進など 財政支出.55~1. ただし 共和党保守派は財政支出拡大に消極的 インフラ投資.55~1. クリントン氏の提唱した 5 年で 2,75 億米ドルの少なくとも 2 倍 1 年で最大 1 兆米ドル などの発言から試算 その他. 国防関連費などは増額 非国防関連費などは削減 社会保障など 政策合計 5.15~5.6.1 オバマケアの修正 メディケイド改革など 利払いの.7 兆米ドルを合わせると 財政赤字増加額は 1 年間で 5.85~6.3 兆米ドル 出所 :Committee for a Responsible Federal Budget のデータ 各種報道を基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 政策コストの単位は兆米ドル 赤字拡大 赤字縮小 期間 :27 年 1 月 ~216 年 9 月 ( 月次 ) 米大統領選挙に勝利したトランプ氏は個人所得税や法人税などの引き下げを主張する一方 インフラ投資など 1 年間で総額 5,5 億 ~1 兆米ドルの財政支出拡大を公約に掲げている トランプ氏は 共和党保守派が財政規律を重視していることなどから 政策規模を一部縮小する可能性があるものの おおむね景気刺激的な財政政策を実施すると考えられる インフラ投資など公的需要の増加による景気拡大期待などから大統領選挙後に長期金利は上昇し これに連れる形で米ドル高となった しかし 米ドル高は米国の景気を圧迫する可能性があるほか トランプ氏も米ドル安を志向していることから 米ドルの今後の上昇幅は限定的と考えられる 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 4

6 ( 特集 ) トランプ次期米大統領が与える影響 3 中国が為替政策を大幅に変更するとは考えづらい 通貨バスケット指数と米ドル / 人民元の推移 人民元高 人民元安 通貨バスケット指数 ( 左軸 ) 米ドル / 人民元 ( 右軸 逆目盛 ) 88 15/12 16/2 16/4 16/6 16/8 16/1 ( 人民元 ) 6.2 ( 年 / 月 ) 期間 :215 年 12 月 11 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 通貨バスケット指数は米ドル ユーロ 円など13 通貨で構成されるCFETS 人民元指数 米国半期為替報告 : 為替監視対象国の認定基準 項目 監視対象 対米貿易収支 経常収支 /GDP 為替介入 /GDP 年 / 月 16/1 16/4 16/1 16/4 16/1 16/4 16/1 16/4 中国 ドイツ 日本 メキシコ 韓国 イタリア インド 台湾 スイス 基準 2 億ドル超 3.% 超 2.% 超 出所 : 米国財務省の半期為替報告を基にアセットマネジメントOne 作成 216 年 1 月以降 対米ドルでの人民元下落が加速し 米ドル ペッグ制 (1 米ドル =6.83 人民元付近で相場を固定 ) が事実上実施された 28 年 7 月から 21 年 6 月にかけての水準を突破した 一方で 215 年 12 月に導入された 13 ヵ国 地域の通貨で構成される人民元の通貨バスケットは足元で安定的に推移している 対米ドルでの人民元安は 主要通貨に対する米ドル高を反映した動きとみられ 中国当局による通貨安誘導とは必ずしもいえない 中国当局は 前日終値と通貨バスケット を参照した市場メカニズム重視の為替政策を維持していると思われる 米国の次期大統領に選出されたトランプ氏は中国の為替操作国認定に前向きな姿勢を示している ただし 米国財務省が公表した半期為替報告で為替監視対象国認定の 3 基準に注目すると 中国は経常収支 / 名目 GDP 比が縮小したほか 通貨安誘導のための為替介入を実施していないとの評価となっている そのため 米国が為替操作国の客観的基準を提示することは困難とみられ 中国が為替政策を大幅に変更するとは考えづらい 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 5

7 ( 特集 ) トランプ次期米大統領が与える影響 4 中国の対米輸出減少は日本などにも影響が及ぶ可能性がある ( 億米ドル ) 6, 米国向け輸出額と付加価値輸出額 ( 対名目 GDP 比 %) 6 中国向け中間財輸出の推移 5, 4, 3, 日本 EU ASEAN5 2, 1, 65% 87% 73% 中国日本 EU 211 年時点出所 :OECD のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 網掛けの部分は総輸出額に占める付加価値輸出額の割合 期間 :199 年 ~214 年 ( 年次 ) 出所 : 独立行政法人経済産業研究所 IMF データストリームのデータを基にアセットマネジ出所 : メントOne 作成 ( 注 ) 中間財は工業製品に限定 ASEAN5: インドネシア マレーシア フィリピン タイ ベトナム トランプ次期米大統領は保護主義的な貿易政策を掲げ 環太平洋経済連携協定 (TPP) からの脱退などを主張している また 政策の実現性は高くないとみられるものの 中国からの輸入品には 45% の関税を賦課すると発言しており 中国経済に対する下押し圧力が懸念される 中国が米国に輸出している製品には 日本などから輸入した部品や素材が多く使われているものがある 生産に投入された部品などを中間財 ( 例えば車のタイヤなど ) と呼ぶが 中国の付加価値ベースの対米輸出額が総輸出額の 65% 程度にとどまることから 残り 35% は他国で生産された中間財による付加価値となる 2 年代以降 日本や ASEAN 諸国の GDP に占める中国向け中間財輸出比率は上昇傾向にあった 中国の米国向け輸出が減少すれば 中国の中間財に対する需要も後退すると考えられ 日本や ASEAN 諸国の生産活動にもマイナスの影響が及ぶ可能性がある 6

8 ( 特集 ) トランプ次期米大統領が与える影響 5 トランプ氏の政策が与える影響は業種によって異なると考えられる 電気機械 一般機械 玩具 雑貨 繊維 家電製品 パルプ 紙 中国の中間財輸入と最終財輸出 米国への最終財輸出 日本からの中間財輸入 ( 億米ドル ) 214 年時点出所 : 独立行政法人経済産業研究所のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 万台 ) メキシコの北米向け自動車生産台数 米系企業日系企業ドイツ系企業韓国系企業 期間 :216 年 1 月 ~1 月の累計値出所 : メキシコ自動車工業会のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 米系企業は GM フォード FCA の合計日系企業はトヨタ 日産 ホンダ マツダの合計 ( 注 ) ドイツ系企業はフォルクスワーゲン韓国系企業は起亜自動車 米大統領選挙では保護主義的な政策を掲げるトランプ氏が勝利した 選挙期間中 トランプ氏は米国生産への回帰を目指す一方 中国やメキシコの製品に対しては高い輸入関税を賦課すべきと主張するなど 対外強硬姿勢が目立った 中国から米国に輸出している製品は 日本やアジア諸国から中間財を輸入して組み立てているものが多く 中国に対する関税引き上げは日本に対してもマイナスの影響を及ぼすと考えられる また 自動車大手は北米向け生産の一部をメキシコで行っていることから メキシコに対する関税引き上げは日本や米国などの自動車産業に対する不透明感を強めると予想される しかし インフラ投資拡大により一般機械や金属などはその恩恵を受けるとみられ 影響は業種によって異なると考えられる 7

9 ( 特集 ) トランプ次期米大統領が与える影響 6 世界の貿易量の伸びは緩やかなものにとどまると考えられる ( 前年比 %) 世界の経済と貿易量の成長率の推移 経済成長率 貿易量の伸び 世界の経済成長率予測値 期間 : 経済成長率は21 年 ~217 年 ( 年次 216 年以降はIMFの予測値 ) 期間 : 貿易量の伸びは21 年 1 月 ~216 年 9 月 ( 月次 ) 出所 :IMF World Economic Outlook Database, オランダ経済分析局 データストリー出所 : ムのデータを基にアセットマネジメントOne 作成 多国間協定 二国間貿易 移民政策関連 トランプ氏の掲げる対外政策 ( 抜粋 ) 環太平洋経済連携協定 (TPP) から脱退 北米自由貿易協定 (NAFTA) の再交渉 または離脱 商務長官に貿易相手国の不正操作の特定を指示し 不公正な行為が確認されればあらゆる手段で対抗 中国の不公正行為に国内法および WTO 協定に基づき対処するよう通商代表に指示 中国を為替操作国に指定 企業の海外移転を防止するための新たな税制 メキシコとの国境に壁を設置 犯罪歴のある非合法移民を国外退去処分に 不法移民の再入国に対する罰則を強化 出所 : トランプ氏 HP の資料 各種報道資料を基にアセットマネジメント One 作成 2 年代に入り グローバル化の進展と米国の旺盛な需要を受けて 各国は輸出主導で相対的に高い経済成長を遂げた しかしリーマン ショック以降 各国で保護主義的な動きが台頭し 貿易量の伸びは鈍化している また 欧州各国では移民受け入れに反対する動きが強まっており 英国が国民投票で欧州連合 (EU) からの離脱を決定するなど グローバル化とは逆の方向への動きが加速している 216 年 11 月には米国の大統領選挙で保護主義的な政策を掲げるトランプ氏が勝利した トランプ氏は TPP からの脱退や NAFTA の見直しなどを主張している 一方で 米国第一主義を政策の中心に置き 労働者保護や大規模な財政政策を訴えるなど 反グローバル化へ傾く可能性がある こうした動きは継続すると予想され 通商協定は二国間のものが中心になるとみられる こうしたことから 今後も世界の貿易量の伸びは緩やかなものにとどまると考えられる 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 8

10 世界経済の概況 - 世界の金利マップ 足元では各国の金利に上昇がみられる 各国の国債利回り (%) 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 7 年 8 年 9 年 1 年 15 年 2 年 25 年 スイス 日本 ドイツ オランダ デンマーク フィンランド オーストリア スウェーデン ベルギー チェコ フランス アイルランド スロバキア スペイン イタリア 英国 カナダ 米国 シンガポール オーストラリア リーマン ショック以降 家計や企業が消費や設備投資を控えるようになった 需要不足による低成長は続いており 物が売れなくなったことと資金の借り手が減ったことで インフレ率や金利はそれぞれ低水準での推移となった 国債買入れの実施やマイナス金利政策などを受けて金利は低下し 日本や欧州では国債の利回りが一部マイナスとなった 足元では 米大統領選挙で大規模な財政政策を掲げているトランプ氏が勝利したことを受けて 米国金利を中心に各国の金利に上昇がみられる ( 注 )11 月 25 日時点 国債利回りは指標国債の最終利回り 国名が網掛けのものはマイナス金利政策実施国 上記図表は 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 9

11 世界経済の概況 - 主要国の財政政策 各国の財政政策の動向が注目される 米国 216~17 年度の財政 : おおむね景気支援的歳出上限に対し 裁量的支出を216 年度は5 億米ドル 217 年度は3 億米ドル引き上げることが定められた (215 年超党派予算法 ) このほか追加の軍事費などが合わさり 216 年度の財政赤字は対名目 GDP 比で3.2% 程度に拡大 トランプ次期大統領の財政拡張路線 : 実現されれば景気支援的所得税減税 法人税減税などを主張 インフラ投資については 1 年で最大 1 兆米ドル クリントン氏の提唱した5 年で2,75 億米ドルの少なくとも2 倍 などの発言 ( 対名目 GDP 比 %) 米連邦財政収支の推移 予測値 ( 年度 ) 期間 :21~217 年度 ( 年次 216 年度以降は米議会予算局の予測値 ) 日本 未来への投資を実現する経済対策 を閣議決定(216 年 8 月 ) 事業規模で総額 28.1 兆円 ( 安倍政権では最大 ) 複数年度にまたがって執行され 実質 GDPを1.3% 押し上げる見通し ( 内閣府試算 ) 安倍政権の断続的な経済対策により 当面は公的需要が国内景気を下支えすると予想される 215 年度補正予算 ( 国費 3.5 兆円 ) 216 年度本予算前倒し執行指示 未来への投資を実現する経済対策のうち 216 年度第 2 次補正予算成立 ( 国費 4.5 兆円 ) 216 年 217 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 欧州 ドイツメルケル首相 217~18 年に最大 6 億ユーロの減税を計画していることを明らかに (1 月上旬 ) 英国ハモンド財務相 住宅やインフラ IT 分野などに財政出動を実施すると表明 (1 月上旬 ) 出所 : 各種政府資料 報道資料 データストリームのデータを基にアセットマネジメント One 作成 金融政策限界論の台頭などから 財政政策への期待が世界的に高まっている 1 月に開催された 2 ヵ国 地域 (G2) 財務相 中央銀行総裁会議においても 低金利で資金調達ができる環境では財政出動の余地が増すと指摘された 米国や日本など 財政政策は各国とも拡大方向に動いており 今後は各国の予算がどのように使われ どのような効果を生み出すのかが注目される 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 1

12 世界経済の概況 - 主要国 地域の成長率見通し IMF は世界経済見通しを据え置き 保護主義的な動きなどに警鐘 世界の GDP 成長率 ( 実績と予想 ) ( 前年比 %) ( 予測値 ) 217 ( 予測値 ) 全世界計 (. ) 3.4 (. ) 先進国 (.2 ) 1.8 (. ) 米国 (.6 ) 2.2 (.3 ) 日本 (.2 ).6 (.5 ) ユーロ圏 (.1 ) 1.5 (.1 ) ドイツ (.1 ) 1.4 (.2 ) 英国 (.1 ) 1.1 (.2 ) カナダ (.2 ) 1.9 (.2 ) オーストラリア ( ) 2.7 ( ) 新興国 (.1 ) 4.6 (. ) 中国 (. ) 6.2 (. ) インド (.2 ) 7.6 (.2 ) ブラジル (. ).5 (. ) ロシア (.4 ) 1.1 (.1 ) ASEAN (. ) 5.1 (. ) メキシコ (.4 ) 2.3 (.3 ) トルコ ( ) 3. ( ) 国際通貨基金 (IMF) は 216 年 1 月公表の世界経済見通しで 216 年と 217 年の世界成長率見通しを共に 7 月改定値の +3.1% +3.4% に据え置いた 先進国については 米国の想定より弱い経済活動 英国の欧州連合 (EU) 離脱問題に絡む不確実性などから 下方修正された 一方で 新興国については各国 地域でばらつきがあるものの ロシアなど景気後退にある経済の持ち直しや インドの堅調な成長を背景に上方修正され 216 年は 6 年ぶりに加速する見通しとなっている IMF は世界経済の緩やかな回復を想定している しかし 保護主義的な動きや 低生産性と投資低迷の悪循環に警鐘を鳴らしている 出所 :IMF World Economic Outlook Update, World Economic Outlook Database, データストリームの出所 : データを基にアセットマネジメントOne 作成 ASEAN5: インドネシア マレーシア フィリピン タイ ベトナム ( 注 )216 年以降の数値はIMFの予測値 ( ) 内は前回時点の見通しからの変化幅 ( 注 ) インドのGDP 成長率は会計年度 (4 月 ~ 翌年 3 月 ) ベース 上記図表は 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 11

13 世界経済の概況 - 主要国 地域の政策金利 金融政策は各国 地域とも難しい局面に (%) 8 政策金利の推移 ( 先進国 ) (%) 16 政策金利の推移 ( 新興国 ) 7 米国 6 ユーロ圏 5 日本 4 オーストラリア 期間 :27 年 1 月 4 日 ~216 年 12 月 2 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 米国は 28 年 12 月 16 日以降 誘導目標レンジの中央値を表記 ( 注 ) 日本は 213 年 4 月 4 日から 216 年 9 月 2 日まで操作目標はマネタリーベース 中国インドブラジル 2 メキシコトルコ 期間 :27 年 1 月 4 日 ~216 年 12 月 2 日 ( 日次 ) ただし メキシコは 28 年 1 月 18 日 ~ トルコは 21 年 5 月 2 日 ~ 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 主要先進国 地域の金融政策は 日本やユーロ圏では中央銀行の資産買入れと政策金利の一部に対するマイナス金利適用の両面で金融緩和が行われている これに対し 米国では利上げが開始されるなど 金融政策の方向感には違いがみられる 米国の利上げ開始や中国の景気減速などを受けて 216 年に入り新興国経済にも減速懸念が浮上する中 インドやブラジルなど一部の国は政策金利の引き下げによって景気の下支えを図っている 一方で 景気の下支えより通貨防衛などを優先し 政策金利の引き上げへと動いている国もある メキシコでは断続的に利上げが実施されているほか 11 月にはトルコで 2 年 1 ヵ月ぶりの利上げが行われた 米国での利上げ観測が高まる中 海外からの資金に依存している新興国の経済は依然としてぜい弱な状態にある 資金流出や景気減速を懸念する新興国 緩和政策を限界に近い水準まで強化している日本やユーロ圏 今後の利上げのタイミングを探る米国など 金融政策は各国 地域いずれも足元で難しい局面にあると考えられる 12

14 世界経済の概況 - 原油動向 減産実施が確認されるまでもみ合いの展開が予想される ( 米ドル / バレル ) WTI 原油先物価格の推移 新興国の景気減速懸念イランの経済制裁解除 OPEC の原油生産量と生産枠 ( 万バレル / 日 ) 3,6 生産枠は215 年 12 月以降公表されず生産量 3,4 生産枠 3,2 3, 4 2 シェールオイルの生産拡大イラクやリビアの生産回復 2,8 2,6 今回設定された生産上限 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 期間 :214 年 1 月 2 日 ~216 年 12 月 1 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 年 / 月 ) 2, 期間 :27 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) 出所 :OPEC ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 生産量はブルームバーグの推計 原油価格は米国におけるシェールオイルの生産拡大や新興国の景気減速懸念などを背景に 214 年後半から 216 年初にかけて大きく下落した しかし その後はシェールオイルの減産が進んだことなどから WTI 原油先物価格は持ち直しの動きをみせた 11 月 3 日に石油輸出国機構 (OPEC) が総会において減産で合意し 原油価格は上昇した 経済制裁を受けていたイランが特例として一定の増産を認められる一方 財政状況の悪化しているサウジアラビアなどが減産の方針を示すなど OPEC 内での協調が図られた 減産合意となったものの その実効性については不透明感が残る OPEC は以前にも生産量の上限を設定したことがあったが 27 年以降 その生産枠が守られてきたとは言いがたい 各国の減産は 1 月から実施される見通しだが 実際に減産が行われているかが確認されるまで 原油価格はもみ合いの展開が予想される 13

15 各国経済動向 - 日本 : 実質 GDP の推移 公的需要を中心とした緩やかな持ち直しの動きを想定 ( 前期比年率 %) 2 実質 GDP の推移 純輸出在庫投資住宅投資設備投資 政府支出個人消費実質 GDP 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 216 年 7-9 月期実質 GDP は前期比年率で +2.2% と 4-6 月期の同 +.7% から加速した 新型スマートフォン向けの部品出荷などを受けて純輸出が成長率の押し上げに大きく寄与した その一方で 個人消費と設備投資の伸び悩みに公共投資の減少が加わり内需は低迷した 台風など天候による消費への悪影響や 215 年度補正予算の執行一巡などが要因とみられる 今後については 政府が本予算執行前倒しに続き 8 月には事業規模 28.1 兆円の経済対策を発表するなど景気のてこ入れを図っているため 公的需要を中心とした緩やかな持ち直しの動きが想定される 14

16 各国経済動向 - 日本 : 金融政策 足元ではマイナス金利幅が拡大するとの見方は後退 213 年 4 月 214 年 1 月 216 年 1 月 216 年 7 月 216 年 9 月 黒田総裁就任後の日銀による金融政策の歩み 量的 質的金融緩和 の導入 量 : 金融市場調節の操作目標を無担保コールレートからマネタリーベース増加額に変更 ( 年間約 6~7 兆円 ) 質 : 長期国債 ETF J-REITの買入れ拡大 量 : マネタリーベース増加額の拡大 ( 年間約 8 兆円 ) 質 : 長期国債 ETF J-REIT の買入れ拡大 マイナス金利付き量的 質的金融緩和 の導入 金利 : 日本銀行当座預金の一部にマイナス金利 (.1%) 金融緩和の強化 質 :ETFの買入れ拡大 外貨資金調達環境の安定措置 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 の導入 長短金利操作 : 短期金利については日銀当座預金の一部へのマイナス金利を継続 長期金利については1 年国債金利が現状程度 (% 程度 ) で推移するように国債を買入れ オーバーシュート型コミットメント : 消費者物価 ( 除く生鮮食品 ) の前年比上昇率が安定的に2% を超えるまでマネタリーベースの残高を拡大 出所 : 日銀の資料を基にアセットマネジメント One 作成 (%) 年物円 OIS 金利の推移 /1 15/4 15/7 15/1 16/1 16/4 16/7 16/1 ( 年 / 月 ) 期間 :215 年 1 月 2 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 )OIS(Overnight Index Swap) 金利 : 一定期間の翌日物金利と固定金利の交換レート 日銀は 9 月の金融政策決定会合で 金融政策の新たな枠組みである 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 を導入した 国債買入れペース ( 年間約 8 兆円 ) はおおむね維持されるものの めど としての位置付けとなっている そのため 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 の導入は 量 よりも 金利 を重視した政策への移行を企図したものといえる 従来の枠組みでは日銀の国債買入れが数年以内に限界を迎えるとの懸念があったが 金利 主軸の政策へ移行することにより 金融政策の持続性は高まったと考えられる 市場参加者の政策金利に対する見方を反映するとされる OIS 金利の推移を見ると 216 年 2 月以降マイナス金利幅の拡大が織り込まれていた しかし 9 月公表の金融緩和の 総括的な検証 にマイナス金利の副作用に関する言及があったことなどを背景に マイナス金利幅が拡大するとの見方は後退している 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 15

17 各国経済動向 - 日本 : 物価動向 物価目標達成時期の修正で 緩和的な金融政策は長期化すると見込まれる ( 前期比年率 %) 3 資源価格高騰 2 消費者物価の推移 消費者物価 ( 除く生鮮食品 ) 消費者物価 ( 除く生鮮食品 エネルギー ) 1 東日本大震災 リーマン ショック 景気後退 原発停止エネルギー輸入増大 期間 :27 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) ただし 消費者物価 ( 除く生鮮食品 エネルギー ) は211 年 1 月 ~ 出所 : 日銀 ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 消費税率引き上げの影響を除いたベース 消費税率引き上げの影響は日銀 214 年 3 月金融経済月報 の試算に基づく 資源価格下落 安倍政権成立 消費者物価 ( 除く生鮮食品 ) 上昇率は 28 年前半の資源価格高騰を受けて大きく上昇したものの 同年 9 月以降はその反動にリーマン ショック時の景気後退が重なったことから 上昇率は低下 29 年 2 月以降はマイナス圏での推移となった 212 年に安倍政権が成立して以降 日銀による量的 質的金融緩和とそれに伴う円安 原油価格の上昇などを受けて消費者物価上昇率はプラスへと転換した しかし 214 年後半から原油価格の下落の影響などにより物価上昇率は鈍化傾向となった 216 年に入り 為替相場が円高に振れたことや春闘賃上げ率が昨年を下回ったことなどから 物価上昇圧力は弱まった 日銀は 11 月 1 日公表の 経済 物価情勢の展望 において 2% の物価目標達成時期を従来の 217 年度中から 218 年度頃に修正しており 緩和的な金融政策は長期化すると見込まれる 16

18 各国経済動向 - 日本 : 訪日外国人観光客数と旅行収支受取額 旅行収支受取額は拡大基調 今後も訪日外国人観光客数の増加に期待 ( 万人 ) 25 訪日外国人観光客数の推移 ( 億円 ) 9, 旅行収支受取額の推移 (%).9 8, 旅行収支受取額 ( 左軸 ).8 2 7, 対名目 GDP 比 ( 右軸 ) , 5, , 3, ,.2 1, 期間 :27 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) 出所 : データストリームのデータを基にアセットマネジメント One 作成 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : データストリームのデータを基にアセットマネジメント One 作成. 訪日外国人観光客数が足元で高水準を維持している 観光庁は 216 年 1 月 31 日 216 年の訪日外国人観光客数が 3 日に 2, 万人を突破し 過去最高だった昨年の 1,974 万人を年初からの約 1 ヵ月間で上回ったことを発表した 近年の外国人観光客数増加の背景としては 213 年に開始された東南アジア諸国向けに加え 215 年に開始された中国向け訪日ビザの発給要件緩和をはじめとする政府の観光立国に向けた取り組みなどが挙げられる こうした動きは国内景気を下支えしており 外国人観光客の消費を表す旅行収支受取額は 215 年 4-6 月期以降 名目 GDP 比.6~.7% 程度で推移している 政府は 216 年 3 月 3 日 明日の日本を支える観光ビジョン構想会議 で訪日外国人観光客数の目標を 22 年に 4, 万人 23 年には 6, 万人と従来からそれぞれ倍増させており 今後の進展や景気への波及効果が注目される 17

19 各国経済動向 - 日本 : GPIF の運用資産動向 今後も株価下落局面では内外株式の買入れに動くと想定される GPIF の運用資産構成割合 214 年 1 月以前の 国内債券国内株式外国債券外国株式 短期資産 214 年 1 月以前の基本ポートフォリオ 6% 12% 11% 12% 5% 214 年 1 月以降の基本ポートフォリオ 35% 25% 15% 25% 214 年 12 月末 43.13% 19.8% 13.14% 19.64% 4.3% 216 年 9 月末 36.15% 21.59% 12.51% 21.% 8.75% 出所 :GPIF のデータを基にアセットマネジメント One 作成 世界最大級の機関投資家である年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF) は 厚生年金と国民年金の給付の財源となる年金積立金の管理 運用を行っている 運用資産は 216 年 9 月末で 132 兆 751 億円と 公的年金の大半を占めている 214 年 1 月に発表された基本ポートフォリオ変更に伴い GPIF は国内債券への配分を減らす一方で 国内株式など他の資産への配分を増やしている 216 年 9 月末現在の資産構成をみると国内株式が 21.59% 外国株式が 21.% と増加している反面 国内債券の割合は 36.15% と過去最低となっている 運用実績は 212~214 年度の収益合計が 36.7 兆円の黒字であったが 215 年度分については 5 兆 3,98 億円の赤字となった 厚生労働省は長期的な観点の運用が必要としており 今後も株価下落局面では基本ポートフォリオ比率達成 維持に向け GPIF は内外株式の買入れに動くと想定される 18

20 各国経済動向 - 米国 : 実質 GDP の推移 今後も回復基調が継続するとみられる ( 前期比年率 %) 8 実質 GDP の推移 純輸出在庫投資住宅投資設備投資 政府支出個人消費実質 GDP 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 28 年の金融危機以降 米国では量的緩和を含む異例の金融緩和政策により株価や住宅価格が上昇し 個人消費や住宅投資など民間需要を中心に米国経済は回復傾向をたどってきた 216 年 7-9 月期実質 GDP 成長率は前期比年率 +3.2% と大きく加速した 個人消費が堅調に推移しているほか 輸出の拡大や 在庫寄与度がプラスとなったことなどが全体を押し上げた 雇用や賃金の増加を受けて所得環境は依然良好とみられるほか 製造業の在庫調整一巡やエネルギー価格底打ちによる投資環境の改善などから 米国経済は回復基調が継続すると思われる 19

21 各国経済動向 - 米国 : 金融政策 利上げ時期は近づきつつあると考えられる 15 年 16 年 12 月 1 月 5 月 6 月 金融政策を巡る動向 FF 金利の誘導目標レンジを.25% 引き上げ.25~.5% に 経済状況は FF 金利の緩やかな引き上げしか正当化しない 中国経済の先行き懸念や原油価格下落から世界的な株安再燃 FOMC 声明で 世界経済や金融情勢を注視すると表明 4 月 FOMC 議事要旨 6 月利上げの可能性を示唆 イエレン FRB 議長 数ヵ月のうちに利上げを実施することが適切 5 月の雇用者数の伸びが大幅に減少 金融政策の現状維持を決定 雇用の伸び鈍化を指摘 英国の国民投票で EU 離脱支持が過半数に 8 月 7 月の雇用統計を受け FRB 高官の利上げに前向きな発言が相次ぐ (%) 年 9 月時点 216 年 6 月時点 政策金利見通しの推移 9 月 金融政策の現状維持を決定 利上げの論拠は強まっている 11 月 金融政策の現状維持を決定 利上げの論拠は引き続き強まった 216 年 11 月 25 日時点出所 : 各種資料を基にアセットマネジメント One 作成 出所 :FRBのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 政策金利見通しはFOMC 参加者による各年末のFF 金利誘導目標見通しの中央値 米連邦準備理事会 (FRB) は 215 年 12 月の米連邦公開市場委員会 (FOMC) で利上げを開始し その後の利上げに関してはデータに基づく経済見通し次第とした しかし 年初からの金融市場の混乱に加え 米国経済成長ペースの鈍化や英国の欧州連合 (EU) 離脱問題などを受け 216 年は政策金利が据え置かれている 9 月に公表された FOMC 参加者の経済見通しでは 長期的な経済成長率が引き下げられるとともに 政策金利の見通しも全般的に下方修正された こうしたことなどから 今後は従来の想定よりも緩やかな利上げペースが見込まれる 11 月の FOMC では金融政策の維持が決定された しかし 議事要旨で フェデラルファンド (FF) 金利を引き上げる論拠が引き続き強まった と示されたことから利上げ時期は近づきつつあると考えられる 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 2

22 各国経済動向 - 米国 : 雇用動向 労働市場は改善傾向が見込まれる 失業率と非農業部門雇用者数増減の推移 (%) ( 前月比 万人 ) 賃金上昇率と非農業部門雇用者数の推移 (%) ( 億人 ) 賃金目標レンジ ( 左軸 ) 5 賃金上昇率 ( 左軸 ) 1.42 非農業部門雇用者数 ( 右軸 ) 非農業部門雇用者数増減 ( 右軸 ) 4 失業率 ( 左軸 ) 期間 :27 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 期間 :28 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 賃金目標レンジは 214 年 3 月のイエレン FRB 議長の発言に基づく ( 注 ) 賃金上昇率は全従業員 ( 管理職含む ) の時間当たり平均賃金 米国の雇用者数はリーマン ショック時の景気後退を受け大幅に減少したが その後の財政 金融政策によって 既にリーマン ショック前の水準を回復している 近年は回復の目安とされる前月比 +2 万人程度のペースで雇用者数が増加し 失業率は完全雇用とされる 5% 程度の水準で推移している イエレン米連邦準備理事会 (FRB) 議長は 生産性の伸びと 2% のインフレ率を考慮すると 3~4% の賃金上昇率が正常と見込まれる と 214 年 3 月に発言し その後も賃金の伸びについては緩慢であるとの認識を示していた ただし 215 年以降賃金上昇には加速の兆しがみられ 労働市場は改善傾向が見込まれる 21

23 各国経済動向 - 米国 : 物価動向 物価上昇率が 2% へ前進すること が確認できるか注目される ( 前年同期比 %) 5 PCE デフレーターの推移 4 3 PCE デフレーター コア PCE デフレーター インフレ目標 期間 :27 年 1 月 ~216 年 1 月出所 :FRB ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 点線は216 年 9 月時点におけるFOMC 参加者見通しの中央値 米連邦準備理事会 (FRB) の法的な使命は 雇用の最大化 と 物価の安定 である 物価の安定に関しては バーナンキ議長時代に個人消費支出 (PCE) デフレーターで 2% のインフレ目標が導入された 労働市場が改善傾向を辿る一方で 214 年 4 月以降前年同月比 +1.5% 前後で推移していた PCE デフレーターは 215 年に入ると原油価格の下落の影響から大幅に低下していた しかし その影響ははく落しつつあり 同 +1% 台に上昇していることから 利上げの条件の 1 つとされる 物価上昇率が 2% へ前進すること が確認できるか注目される 22

24 各国経済動向 - 米国 : 企業の資本動向 株式需給の引き締まりが相場上昇に寄与していると考えられる ( 億米ドル ) 8, 米国企業の社債発行額と株式発行額の推移 6, 4, 2, -2, -4, -6, -8, -1, 社債発行額 株式発行額 -12, 期間 :2 年 1-3 月期 ~216 年 4-6 月期 ( 四半期 年率換算値 ) 出所 : 米国商務省 データストリームのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 企業は非金融法人企業 発行額は新規発行額から買戻し額 償還額を差し引いたネットの金額 低金利を背景に米国企業は社債発行で資金調達を行う一方 株式発行に関しては自社株の取得によりネットでマイナスの状態が続いている 米国企業は 株主資本利益率 (ROE) 重視の経営を行っており 株主還元策に対する意識が高いとされている 資本効率の向上につながる自社株買いなど 株式需給の引き締まりが相場の上昇に寄与していると考えられる ただし 社債利回りが上昇するような場面では 自社株買いを通じた需給面でのプラス効果がはく落する可能性には留意が必要である 23

25 各国経済動向 - ユーロ圏 : 実質 GDP の推移 今後は緩やかな成長が見込まれる ( 前期比 %) 1.5 実質 GDP の推移 純輸出 在庫投資 -2.5 固定資本形成 政府支出 -3. 個人消費 実質 GDP 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ユーロ圏は南欧諸国を中心とした周辺国の債務問題や不良債権問題に伴う銀行の貸出減少などにより 211 年から 213 年にかけて景気後退が続いた 213 年からは緩やかな回復に転じていたものの 214 年以降ギリシャ債務問題の再燃などによって景気に下押し圧力がかかり その後もおおむね低水準の成長が続いた 216 年 7-9 月期実質 GDP 成長率は前期比 +.3% と 引き続き低水準に止まった 各国別でみると ドイツの成長率が同 +.2% と減速したものの フランスとイタリアはそれぞれ同 +.2% 同 +.3% と加速した しかし フランスの成長率は在庫投資のプラス寄与が大きいこと イタリア経済は政治的不透明感や銀行の不良債権問題が下押し圧力になるとみられることから 先行きの見通しは楽観できないと考えられる 足元で景況感は製造業を中心に持ち直しており 英国の欧州連合 (EU) 離脱問題による悪影響は顕在化していないとみられる 米国におけるトランプ氏の大統領就任の影響やイタリア国民投票での改憲否決など ユーロ圏内外の政治的なリスクには引き続き注意を要するものの 今後のユーロ圏経済は緩やかな成長が見込まれる 24

26 各国経済動向 - ユーロ圏 : 金融政策 ECB は 12 月の理事会で資産買入期間の延長などを発表すると予想される ( 前年同月比 %) 消費者物価の推移 消費者物価 ( 前年比 %) ECB スタッフによる見通し (216 年 9 月時点 ) 予想時点 16 年 9 月 216 年 217 年 218 年 年 6 月 総合コア /1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 期間 :213 年 1 月 ~216 年 11 月 ( 月次 ) ( 年 / 月 ) ( 注 ) コア : エネルギー 食料品などを除く 消費者物価 ( コア ) ( 前年比 %) 原油価格 ( 米ドル / バレル ) 16 年 9 月 年 6 月 年 9 月 出所 :ECB のデータを基にアセットマネジメント One 作成 北海ブレントの原油価格を使用 年 6 月 原油安効果のはく落などを受け ユーロ圏のインフレ率には足元で持ち直しの動きがみられる しかし 欧州中央銀行 (ECB) の政策目標である 2% をやや下回る水準 とは大きなギャップがあるほか エネルギー価格などを除いたコアインフレ率は横ばいで推移している ECB が 9 月に発表した経済見通しでは インフレ率が 218 年においても 1.6% 程度にとどまるとの見方が示された さらに 9 月の理事会の議事要旨では この物価見通しが きわめて緩和的な金融環境 を前提としたものであるとの見解が記されていた こうしたことから ECB は物価目標を達成するために金融緩和を長期化させる必要があるとの認識に立っていると考えられる 金融緩和を長期化することについては 資産買入れにおける買入対象の枯渇問題などが懸念されている これについてドラギ総裁は 1 月の理事会後の記者会見で 資産買入れをスムーズに実施するための手段を作業部会に検討させていると述べた そのため 12 月の理事会では資産買入期間の延長と その実施を円滑にするための政策調整 ( 利回り下限ルールの撤廃など ) が合わせて発表されると予想される 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 25

27 各国経済動向 - ユーロ圏 : 政治動向 反 EU の動きは今後も継続すると見込まれる 当面の欧州の政治イベント 日程 イベント 結果 216 年 6 月 23 日 英国 EU 離脱を巡る国民投票 離脱支持多数 216 年 6 月 26 日 スペイン総選挙 過半数政党なし 216 年 12 月 4 日 イタリア憲法改正の国民投票 否決 反対が約 6 割 レンツィ首相は辞任を表明 216 年 12 月 4 日 オーストリア大統領選挙 ベレン氏当選 緑の党ベレン氏が自由党 ( 右翼政党 ) ホーファー氏に僅差で勝利 217 年 3 月 オランダ総選挙 世論調査では自由党 ( 右翼政党 ) が高支持率を維持 217 年 4~5 月 フランス大統領選挙 国民戦線 ( 右翼政党 ) のルペン党首と共和党フィヨン元首相が高支持率を維持 217 年 9 月 ドイツ連邦議会選挙 メルケル首相が首相候補として4 選を目指すと発表 出所 : 各種報道資料を基にアセットマネジメントOne 作成 賛成 4.89% イタリア国民投票の結果 反対 59.11% 216 年 12 月 5 日午後 6 時 2 分時点 ( 日本時間 ) 出所 : イタリア内務省のデータを基にアセットマネジメント One 作成 欧州各国では移民問題や欧州連合 (EU) 主導の財政計画の方針などを巡って反 EU 政党が躍進 6 月には英国が国民投票で EU 離脱の方針を決定したほか スペインの総選挙では緊縮財政に反対するポデモスが第 3 党となり 国民党ラホイ首相の信任投票に反対した 英国での EU 離脱方針の決定や米国でのトランプ氏の大統領当選など 世界的に政治の既存の枠組みに反対する動きが強まっている 12 月にはイタリアで憲法改正を問う国民投票が実施されたが 現政権に対する不信感などから 投票者の約 6 割が憲法改正に反対した 今後はオランダの総選挙やフランスの大統領選挙に注目が集まると考えられる オランダでは右翼政党の支持率が相対的に高く 217 年の総選挙で極右政党が躍進し EU 離脱の国民投票が実施される可能性がある また フランスでは右派政党の候補が大統領となる可能性は高くないと考えられるが 当選した場合は急激に反 EU の動きが進むとみられる 世界的に保護主義的な動きが進み 欧州でも自国の貿易や財政を自国で管理すべきとの声が強まっていることなどから 反 EU の動きは今後も継続すると見込まれる 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 26

28 各国経済動向 - オーストラリア : 経済概況 交易条件が安定すれば景気回復がより鮮明なものになると期待される ( 前年同期比 %) 8 実質 GDP と実質 GDI の推移 13 交易条件の推移 6 4 実質 GDP 実質 GDI 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 4-6 月期 ( 四半期 ) 出所 : データストリームのデータを基にアセットマネジメントOne 作成 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 4-6 月期 ( 四半期 ) ( 注 ) 交易条件は輸出物価 / 輸入物価 設備稼働に伴う供給拡大や主要輸出先である中国経済の減速を背景に資源価格が下落したことから オーストラリアの交易条件は 211 年以降悪化が続いた こうした中 実質 GDP については資源輸出拡大に支えられ安定成長を維持したものの 購買力の変化を表すとされる実質国内総所得 (GDI) の低迷が継続したため 交易条件の悪化が内需を下押しした可能性が考えられる ただし 4-6 月期の実質 GDP と実質 GDI の成長率格差が縮小しているほか 足元では資源価格に持ち直しの動きがみられ 交易条件悪化に歯止めがかかると予想される 今後については 資源大手による一段の生産拡大に留意が必要である しかし 交易条件が足元の水準で安定すれば 実質 GDP と実質 GDI の成長率格差が一段と縮小すると考えられ 景気回復がより鮮明なものになると期待される 27

29 各国経済動向 - オーストラリア : 金融政策 当面は現状の金融政策が維持されるとみられる (%) 8 政策金利の推移 ( 前年同期比 %) 6 消費者物価の推移 インフレ目標 消費者物価 期間 :27 年 1 月 4 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 :RBA ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 点線は 216 年 11 月時点における RBA 見通しの中央値 国内賃金の低調な伸びや世界的な低インフレなどを背景に 消費者物価の伸びはインフレ目標 (2~3%) の下限を下回る推移となっている オーストラリア準備銀行 (RBA) はインフレ率低下への対処のため 216 年 5 月以降 2 回の利下げを実施した 労働市場における需給の緩みなどから インフレ率の目標中心 (2.5%) への早期回帰は見込みづらい しかし RBA がインフレ目標を柔軟な枠組みとして位置づけていることに加え 資源設備投資の調整進展 鉄鉱石などバルクコモディティの足元の上昇などを考慮すると 当面は現状の金融政策が維持されるとみられる 28

30 各国経済動向 - 中国 : 経済政策 中国当局は改革推進と景気支援の間で難しい舵取りを迫られると考えられる ( 前年同期比 %) 12 産業別実質 GDP の推移 主要 7 都市の平均不動産価格の推移 (%) (%) 全産業第二次産業第三次産業 前月比 ( 右軸 ) 前年比 ( 左軸 ) 期間 :211 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 期間 :27 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 前月比は 29 年 1 月 ~) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 月期の実質 GDP 成長率は前年同期比 +6.7% と 4-6 月期から変わらず 中国経済は 3 月の全国人民代表大会で設定された政府の通年目標である +6.5~7.% の範囲内での推移となった 産業別実質 GDP に注目すると 第三次産業は同 +7.6% と 4-6 月期の同 +7.5% から小幅に加速した 金融業にみられた前年の株式市場活性化の反動が一巡したことに加え 消費関連サービス業の回復が支えとなった 一方 第二次産業は 建設着工の鈍化などを背景に同 +6.1% と 1-3 月期の同 +6.3% から減速した 中国共産党幹部の中には 政策支援による経済の一時的な安定よりも改革を優先すべきとの声もある しかし 足元で過熱感のある不動産市場が今後調整に向かう可能性があることから 景気下振れリスクへの警戒を緩めることはできないと思われる そのため 中国当局は改革推進と景気支援の間で難しい舵取りを迫られると考えられる 29

31 各国経済動向 - インド : 経済概況 7-9 月期は 7% 超の成長を維持も 目先は高額紙幣廃止の影響を注視 ( 前年同期比 %) 実質 GDP の推移 実質 GVA の推移 ( 前年同期比 %) 1 第三次産業第二次産業第一次産業実質 GVA その他総固定資本形成家計最終消費支出 期間 :213 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 純輸出政府最終消費支出実質 GDP 期間 :213 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 216 年 7-9 月期の実質 GDP 成長率は 政府最終消費支出や家計最終消費支出の拡大を背景に 前年同期比 +7.3% と 4-6 月期の同 +7.1% から小幅に加速した インド準備銀行 (RBI) が経済見通しに使用している実質 GVA( 総付加価値 産業別の GDP に相当 ) については 第一次産業以外の産業がやや勢いを欠いたことから 同 +7.1% と 4-6 月期の同 +7.3% から減速したが 7% 超の成長を維持した 今後については モディ首相が不正蓄財根絶を企図して 11 月 8 日に突如発表した高額紙幣廃止の影響が懸念される 個人の支払いの多くが現金による決済であることを考慮すると 短期的に景気下押し圧力が強まるおそれがある 長期的には 新紙幣の供給に伴い高額紙幣廃止の経済への影響がはく落するとみられることに加え モディ政権が構造改革を推進すると見込まれることからインド経済は高成長が期待できる ただし 目先は高額紙幣廃止の影響を注視する必要がある 3

32 各国経済動向 - インド : 経常収支と財政収支 モディ政権の政策姿勢は経常収支と財政収支の双子の赤字縮小にプラス ( 対名目 GDP 比 %) 1 経常収支の推移 ( 対名目 GDP 比 %) 7 財政赤字の推移 見通し 第二次所得収支 第一次所得収支 サービス収支 貿易収支 経常収支 期間 :212 年 1-3 月期 ~216 年 4-6 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) いずれも 4 四半期移動平均値を使用 ( 年度 ) 期間 : 年度 ~ 年度 ( 年次 ) 出所 : インド政府 インド準備銀行 (RBI) のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 年度以降は216 年 2 月 29 日に発表された政府予算案の見通しを使用 インドは 経常収支と財政収支がともに赤字を計上する 双子の赤字 の状態にあり 急激な資金流出に直面した場合のぜい弱性が懸念されてきた 資源価格の低迷を背景とした輸入額の抑制などから 経常赤字の対名目 GDP 比は近年低水準で推移した 今後については グローバルな貿易停滞の輸出に与える影響が懸念されるものの モディ政権が取り組んでいる産業振興策などが実を結び輸出競争力が改善すれば 経常収支は中長期的に改善すると期待される 財政収支については 216 年 2 月に公表された予算案で 年度の赤字幅を GDP 比で 3% まで縮小させる中期目標の維持が示された こうしたモディ政権の政策姿勢は 双子の赤字 の縮小にプラスとみられ 国債格付けの引き上げにもつながると期待される 31

33 各国経済動向 - 東南アジア 外需の急回復が見込みづらい中 構造改革を通じた内需の掘り起こしが課題 ( 前年比 %) ASEAN5 ASEAN5 の実質 GDP の推移 新興国 予測値 期間 :2 年 ~217 年 ( 年次 216 年以降の数値はIMFの予測値 ) 出所 :IMF World Economic Outlook Database, データストリームのデータを基に出所 : アセットマネジメントOne 作成 ASEAN5: インドネシア マレーシア フィリピン タイ ベトナム ( 前年比 %) ASEAN5 の輸出数量の推移 期間 :2 年 ~215 年 ( 年次 ) 出所 :IMF World Economic Outlook Database, データストリームのデータを基に出所 : アセットマネジメントOne 作成 外需をけん引役に成長を続けてきた東南アジア経済は 28 年に発生した金融危機の打撃を受けた しかしその後 中国の 4 兆元の景気対策や主要国の積極的な金融緩和政策を背景とする世界経済回復に伴い 一時的に金融危機前の成長率を回復した 213 年以降はグローバルな貿易低迷を受けて 外需主導の成長が困難となっており 成長率の伸び悩みがみられる ただし 内需については底堅さを保っており 金融危機以前からの成長率の低下は小幅である 215 年については 商品価格下落による実質購買力の改善も手伝い 新興国全体が減速する中でも 東南アジア経済はやや加速する動きとなった 外需の急回復が見込みづらい中 構造改革を通じた内需の掘り起こしが東南アジア経済の課題といえる 足元では インドネシアやフィリピンで構造改革に進展がみられ こうした動きが他の東南アジア諸国に広がるかが注目される 32

34 各国経済動向 - ブラジル : 経済概況 経済は好転しつつあるものの 回復ペースは緩やかなものになると予想される ( 前年比 %) 15 経済活動指数 と実質 GDP の推移 ( 対名目 GDP 比 %) 5 基礎的財政収支の推移 予測値 -5 実質 GDP 成長率 経済活動指数 期間 : 経済活動指数は27 年 1 月 ~216 年 9 月 ( 月次 ) 期間 : 実質 GDP 成長率は27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 経済活動指数 :GDPに先んじて発表される月次指標 GDPの参考指標とみなされている 期間 :27 年 ~219 年 ( 年次 216 年以降はブラジル財務省の予測値 ) 出所 : ブラジル財務省のデータを基にアセットマネジメント One 作成 2 年代に入り ブラジル経済は資源価格の上昇と拡張的な財政政策によって支えられてきた しかし資源価格が下落に転じると 214 年頃から景気は低迷し 財政政策の持続性が懸念されるようになった 政府は財政を緊縮して建て直しを図ったものの こうした政策転換が政治的な混乱を招いたほか 増税などによって景気はさらに悪化し 公共料金の引き上げなどによってインフレ率は急上昇した 資源価格の持ち直しなどから 足元では景気改善の兆しがみられる また 政治的な混乱はルセフ前大統領が罷免されて以降収束し始め 足元では議会下院に続いて上院の第 1 回採決でも歳出抑制法案が承認されるなど 財政健全化に向けた下地は整いつつあるといえる ただし 当面緊縮的な財政政策が続くと考えられるほか政治的なリスクも完全に後退したとはいえず ブラジル経済は好転しつつあるものの 回復ペースは緩やかなものになると予想される 33

35 各国経済動向 - ブラジル : 金融政策 金融政策は国内景気の下支えに寄与すると予想される ( 前年同月比 %) 2 消費者物価 (IPCA) の推移 (%) 15 政策金利の推移 物価目標レンジ総合一般物価公定物価 期間 :21 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) 出所 : ブラジル中央銀行 ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 期間 :21 年 1 月 4 日 ~216 年 11 月 3 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 211 年以降 インフレ率は中央銀行の物価目標レンジ上限付近で高止まりが続いていた さらに 215 年以降 財政健全化を急いだ政府が増税や公共料金の引き上げを相次いで実施したため インフレ率は公定物価を中心に目標を大きく上回る水準まで上昇した しかし 足元では公共料金引き上げの影響が一巡したことなどから インフレ率は 216 年初頃をピークに低下傾向で推移している 物価安定の兆しに加え 財政を巡る不透明感が後退しつつあることなどから 中央銀行は 1 月に 4 年ぶりとなる利下げへと舵を切った 中央銀行は 11 月に追加利下げを行った 声明文では 217~18 年にインフレ率が目標の 4.5% に収れんすることと 段階的に金融緩和を行うこととは矛盾しないとしており 今後も利下げを行う可能性を示唆している 段階的な利下げは物価動向をにらみながら慎重に実施されるとみられるものの 金融政策は緩和局面に入ったとみられ 国内景気の下支えに寄与すると予想される 34

36 各国経済動向 - メキシコ メキシコ経済は中長期的に安定的な成長が続くと予想される ( 前年同期比 %) 実質 GDP の推移 在庫 誤差 固定資本形成 純輸出 政府支出 -1 個人消費 実質 GDP 期間 :27 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 前年同月比 %) 鉱工業生産の推移 メキシコ鉱工業生産製造業 ( 左軸 ) 米国 ISM 製造業景気指数 ( 右軸 ) 期間 :27 年 1 月 ~216 年 11 月 ( 月次 メキシコ鉱工業生産は 216 年 9 月まで ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 メキシコは米国との経済関係が深く 対米輸出は全体の 8 割程度を占めている リーマン ショック以降 米国の景気回復に連動する形で メキシコの成長率は堅調に推移した 213 年以降はやや鈍化したものの 2% 前後の安定的な成長を続けている 米国の大統領選挙では 北米自由貿易協定 (NAFTA) の見直しなどを主張するトランプ氏が当選した これを受けてメキシコ経済の先行きに対する不透明感が高まり 大統領選挙後にメキシコペソは対米ドルで急落した しかし トランプ氏の掲げる通商政策がすべて実現される可能性は低く 今後政策は現実的な路線に変更されると考えられることから メキシコ経済に対する不透明感は払拭されると思われる 米国が部分的に保護主義的な政策を採る可能性はあるものの 財政拡大などがそれを相殺するとみられ メキシコ経済は中長期的に安定的な成長が続くと予想される 35

37 各国経済動向 - トルコ 政治的不透明感が経済成長の足を引っ張ると考えられる ( 前年同期比 %) 実質 GDP と鉱工業生産の推移 実質 GDP( 左軸 ) 鉱工業生産 ( 右軸 ) 11 期間 : 実質 GDP は 211 年 1-3 月期 ~216 年 4-6 月期 ( 四半期 ) 期間 : 鉱工業生産は 211 年 1 月 ~216 年 9 月 ( 月次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 前年同月比 %) 実質 GDP 成長率 ( 前年比 %) 消費者物価 ( 前年比 %) 経常収支 ( 対名目 GDP 比 %) 財政支出 ( 対名目 GDP 比 %) トルコリラ ( 対米ドル ) 政府の中期計画における想定 前回今回変化前回今回変化 年 赤字拡大 財政拡張 218 年 引き下げ 引き上げ リラ安方向 出所 : トルコ開発省のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 財政支出は中央政府のみ トルコリラは GDP 想定値から逆算した期中平均 ( 注 ) 中期計画は前回が 216 年 1 月発表 今回が 216 年 1 月発表 ( 変化なし ) ( 変化なし ) 赤字拡大 財政拡張 リラ安方向 トルコ経済は個人消費が主導する形で底堅く推移してきた しかし足元では 観光収入の減少に伴う経常赤字の拡大や 政治リスクの高まりによる景況感の悪化などを受けて 成長率は鈍化している 216 年 7 月 エルドアン大統領に対するクーデター未遂を受けて 大統領は反体制派の大規模な排除に乗り出した また 足元ではクーデターとの結びつきが薄い複数のクルド人政治家が逮捕され 一部メディアに強制捜査が入るなど 大統領の権限強化に向けた動きが進みつつある こうした動きが政治的不透明感をいっそう強め 経済成長の足を引っ張ると考えられる こうした環境のもと 政府は中期計画を発表した 景気回復を重視して財政を拡張方向に修正した一方 インフレ率の上昇やトルコリラの下落については一部容認しているとみられる 11 月には通貨防衛のために中央銀行が利上げを実施したにもかかわらず 景気低迷や政府の姿勢を受けてリラは下落した 当面は政治的な不透明感などを反映し リラは弱含みの動きが続くと予想される 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 36

38 市場動向 - 前月のまとめ 1 株式市場および REIT 市場の動向 (%) 主要国の株価指数 月間騰落率年初来騰落率日本米国ドイツオーストラリア中国 (%) 主要国 地域の REIT 指数 月間騰落率 年初来騰落率 国内 REIT 米国 REIT 欧州 REIT 豪州 REIT 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 月間 :216 年 11 月の 1 ヵ月間 年初来 :215 年 12 月末から 216 年 11 月末の期間 ( 注 ) 日本 日経平均株価 米国 NY ダウ ドイツ ドイツ DAX ( 注 ) オーストラリア S&P/ASX2 中国 上海総合指数 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 月間 :216 年 11 月の 1 ヵ月間 年初来 :215 年 12 月末から 216 年 11 月末の期間 ( 注 ) 国内 REIT 東証 REIT 指数 米国 REIT FTSE NAREIT All Equity REITs Index ( 注 ) 欧州 REIT FTSE EPRA/NAREIT Developed Europe Index ( 注 ) 豪州 REIT S&P/ASX2 A-REIT Index すべてトータルリターン 株式 : 国内株式は上昇 米大統領選挙でトランプ氏が優勢であると伝わると一時急落した しかしその後 トランプ氏の財政政策に対する期待から米国株価が上昇したことや円安ドル高が進んだことなどを背景に 月末にかけて上昇基調で推移した 米国株式は上昇 米大統領選挙を巡る思惑に振らされる展開が続いたものの トランプ氏が勝利宣言を行った後は安心感が広がり 過去最高値を更新するなど上値を伸ばす展開となった REIT:J-REIT は上昇 米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことを受けた金利上昇を背景に 月半ばには 9 ヵ月ぶりの安値をつけた しかし その後は各国金利の上昇が一服したことなどから 月間の下げ幅を取り戻す展開となった 米国 REIT は下落 米国金利が大幅に上昇したことを受けて 8 ヵ月ぶりの安値をつけた ただし 中旬以降は米国長期金利の上昇一服などから 下落幅を縮小した 37

39 市場動向 - 前月のまとめ 2 債券市場および為替市場の動向 (%).8 主要国の 1 年国債利回り (%) 15 主要通貨の対円レート.6 月間の利回り変化年初来の利回り変化 1 月間騰落率年初来騰落率 日本米国ドイツスペインオーストラリア -1 米ドル ユーロ 豪ドル ブラジル レアル インドルピー 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 月間 :216 年 11 月の 1 ヵ月間 年初来 :215 年 12 月末から 216 年 11 月末の期間 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 月間 :216 年 11 月の 1 ヵ月間 年初来 :215 年 12 月末から 216 年 11 月末の期間 債券 : 国内 1 年国債利回りは上昇 米大統領選挙後に米国金利が上昇したことに連れる形で 国内金利も上昇した 米国 1 年国債利回りは上昇 トランプ次期米大統領が公約に掲げる大規模なインフラ投資や大型減税などの政策が意識され 財政支出の拡大が米国経済成長の押し上げに繋がるとの見方などから金利が上昇した 外国為替 : 米ドルは対円で上昇 米大統領選挙でトランプ氏が勝利して以降米国金利が上昇し それを受けて日米金利差が拡大したことで円安米ドル高が進行した ユーロは対円で上昇 日銀のイールドカーブ コントロールのもと日本の金利が低位にとどまる中 円安ユーロ高となった 38

40 市場動向 - 国内株式 短期的には海外投資家動向の影響を受け易い展開か 日銀の ETF 買入れは下支え要因 ( 兆円 ) 現物株式売買累計額の推移 ( 円 ) 22, 2, 18, 日経平均株価と日銀の ETF 買入れの推移 ETF 買入額累計 ( 右軸 ) 日経平均株価 ( 左軸 ) ( 兆円 ) 信託銀行海外投資家 16, 14, 12, 1, 事業法人 8, /12 15/3 15/6 15/9 15/12 16/3 16/6 16/9 ( 年 / 月 ) 期間 :214 年 12 月 3 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 ) 出所 : 東京証券取引所のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 )214 年 12 月 3 日を( 起点 ) とする 現物株式売買額累計額は 主要二市場一 二部など ( 注 ) の 投資部門別株式売買状況 の売買額の差し引き累計 6, 1/12 11/12 12/12 13/12 14/12 15/12 期間 :21 年 12 月 15 日 ~216 年 11 月 3 日 ( 日次 ) ( 年 / 月 ) 出所 : 日銀 ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 株主還元姿勢の強まりを背景に 自社株買いが主体とみられる事業法人の現物株式売買額の差し引き累計は 215 年半ば以降増加傾向にある 海外投資家は 216 年に入り売り越し基調が続いていたが 米大統領選挙でのトランプ氏勝利後 11 月第 3 週には 7 ヵ月ぶりの買い越し水準を記録した 短期的には海外投資家の売買動向の影響を受け易い展開が予想され 今後の動向が注目される 21 年 12 月 15 日から開始された日銀による ETF 買入れは 開始以来の累計額が 1 兆円を超える状況となっている 日銀の買入れは今後も市場の下支え要因になるとみられ 下値を売り込む動きはある程度抑制されると考えられる 39

41 市場動向 - 米国株式 企業業績の改善見通しや政策期待などを背景に 徐々に上値を伸ばす展開か ( 前年同期比 %) 倍 3.2 倍 黒字転換 S&P5 種指数採用企業の業種別予想増益率 S&P5 種指数全体 一般消費財生活必需品エネルギー金融ヘルスケア工業素材不動産テクノロジー通信公益 出所 : トムソン ロイターデータストリームのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 )216 年 7-9 月期は推計値 推計値および予想値はトムソン ロイター (216 年 11 月 29 日現在 ) 216 年 7-9 月期 216 年 1-12 月期 217 年 1-3 月期 217 年 4-6 月期 217 年 7-9 月期 米国の大手企業 5 社で構成される S&P5 種指数ベースの 216 年 7-9 月期決算は前年同期比 +4.2%(11 月 29 日現在 ) と 1 月 1 日時点で推計された同.5% から上方修正され 5 四半期ぶりの増益が見込まれている 11 セクターのうちエネルギーを除いた 1 セクターで業績の伸びが加速 あるいは改善したことが要因として挙げられる 1-12 月期はエネルギーの増益などから全体でも 1 桁台後半へ増益率の拡大が見込まれている また 217 年前半は テクノロジーや素材で 2 桁増益が予想されていることなどから 全体でも 2 桁増益の見通しとなっている 企業業績の改善見通しに加え トランプ次期大統領による政策への期待などを背景に 米国株式相場は徐々に上値を伸ばす展開が見込まれる ただし 原油価格や為替相場 米国経済などの動向次第ではこうした見通しが大きく変化する可能性があり 留意が必要である 4

42 市場動向 - J-REIT 短期的には海外相場の影響も 中期的には上昇基調で推移すると予想される 都心オフィスビルの状況 ( 都心 5 区 1 平均 ) (%) ( 円 / 坪 ) 25, オフィスビル賃料 ( 右軸 ) オフィスビル空室率 ( 左軸 逆目盛 ) 2 23, (%) 利回り格差 2 の推移 4 21, , 17, 過去 1 年間の平均 3.21% 期間 :23 年 1 月 ~216 年 1 月 ( 月次 ) 出所 : 三鬼商事 ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 1 都心 5 区 : 千代田区 中央区 港区 新宿区 渋谷区 15, /12 16/3 16/6 16/9 期間 :215 年 12 月 1 日 ~216 年 11 月 3 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 2 利回り格差 : 東証 REIT 指数の配当利回り - 国内 1 年国債利回り 216 年 1 月末時点の都心 5 区 1 平均のオフィスビル賃料は 214 年 1 月以降 小幅ながら 34 ヵ月連続で前月比で上昇 同空室率は 28 年 6 月以来の低水準にあり オフィスビル需要は持ち直しの動きが継続している また J-REIT と 1 年国債の利回り格差 2 は 3.34%(11 月 3 日時点 ) と過去 1 年間の平均である 3.21% を上回っており 投資妙味は高いと考えられる 短期的には 米国長期金利上昇を背景に海外 REIT 相場の影響を受け易い展開が想定される しかし 日銀の金融緩和策により国内長期金利は上昇しにくいと見込まれるほか オフィスビル賃料の上昇基調や配当金増加期待などから 中期的には上昇基調で推移すると予想される 41

43 市場動向 - 米国 REIT 目先は不安定な動きが継続も 次第に落ち着きを取り戻す展開が予想される (%) 1 98 セクター別稼働率の推移 オフィス商業 小売住居産業施設 (%) 5 米国 REIT 指数と 1 年国債の利回りの推移 利回り格差米国 1 年国債米国 REIT 指数 期間 :2 年 1-3 月期 ~216 年 7-9 月期 ( 四半期 ) 出所 : 全米不動産投資受託者協議会 (NCREIF) のデータを基にアセットマネジメントOne 作成 期間 :213 年 1 月 3 日 ~216 年 11 月 3 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグ NAREIT/FTSE のデータを基にアセットマネジメント One 作成 米連邦準備理事会 (FRB) が 11 月に公表した地区連銀経済報告 ( ベージュブック ) では 1 月上旬から 11 月中旬において多くの地区で商業用不動産市場は拡大したと指摘された 米国 REIT のセクター別の稼働率は 総じて高水準で推移している とりわけ e コマース ( ネットショッピング ) 市場の拡大に伴い 物流など産業施設の稼働率の伸びが顕著となっている こうしたことなどを背景に 今後も米国 REIT の業績拡大が見込まれる 米国 REIT と 1 年国債の利回り格差は 1.6% と 過去 3 年間でみれば相対的には高い水準にある 目先はトランプ次期大統領の政策運営を巡る思惑などから不安定な動きが継続するものの 総じて良好なファンダメンタルズを背景に次第に落ち着きを取り戻す展開が予想される 42

44 市場動向 - 外国為替 : 米ドル / 円 米ドル / 円はもみ合いでの推移が見込まれる 米ドル / 円と日米利回り格差の推移 ( 円 ) (%) 米ドル / 円 ( 左軸 ) 日米 2 年国債利回り格差 ( 米 - 日 )( 右軸 ) /1 15/4 15/7 15/1 16/1 16/4 16/7 16/1 期間 :215 年 1 月 5 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成.2 ( 年 / 月 ) 216 年に入り 1 世界経済の先行き懸念を受けた投資家のリスク回避の動き 2 米国の追加利上げ観測後退 3 米国政府の米ドル高けん制姿勢 4 英国の欧州連合 (EU) 離脱問題を巡る不透明感 などを背景に円高米ドル安が進行した 4 月以降の米ドル / 円相場は おおむね国債の利回り格差を反映した動きとなっていた しかし 8 月以降は日米の金融政策を巡る不透明感などを背景にその傾向が弱まったとみられ 利回り格差と比較して米ドル / 円相場は円高方向に振れる展開が続いた 米大統領選挙でトランプ氏が勝利して以降 減税や大規模なインフラ投資に対する期待などから米国長期金利が急騰し 足元では円安米ドル高が進んでいる しかし 足元の金利上昇はトランプ氏の財政拡大策をある程度織り込んでいるとみられ 金利上昇が継続するとは見込みづらい こうしたことなどから 今後の米ドル / 円はもみ合いでの推移が見込まれる 43

45 市場動向 - 外国為替 : ユーロ / 米ドル 緩和的な金融政策は継続するとみられ 当面はユーロ安方向での推移が見込まれる ユーロ / 米ドルと米独利回り格差の推移 ( 米ドル ) (%) ユーロ / 米ドル ( 左軸 ) 1.4. 米独 2 年国債利回り格差 ( 独 - 米 )( 右軸 ) 実質 GDP ( 前年比 %) ECB スタッフ経済見通し (216 年 9 月時点 ) 予想時点 16 年 9 月 16 年 17 年 18 年 年 6 月 /1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 期間 :214 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 日次 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 年 / 月 ) 消費者物価 ( 前年比 %) 16 年 9 月 年 6 月 出所 :ECB のデータを基にアセットマネジメント One 作成 ユーロ / 米ドル相場は 214 年以降 金融政策の方向性の違いからユーロ安米ドル高での推移となったが 215 年以降は不透明な世界経済の先行きや世界的な金融市場の混乱を受け 方向感の定まらない動きが続いていた 216 年 11 月には米大統領選挙で大規模な財政政策を掲げるトランプ氏が勝利した 財政規律の緩和や景気の拡大が予想されることや 公的需要増加に伴うインフレ率の上昇期待などから米国金利が上昇し ユーロは対米ドルで下落する展開となった 米国の次期政権の政策動向が注目される中 欧州では政治的な不透明感が強まっており ユーロに下押し圧力をかけると予想される また 米国では利上げ観測が強まる一方 欧州中央銀行 (ECB) は緩和的な金融政策を長期にわたって継続すると考えられ 当面はユーロ安方向での推移が見込まれる 上記図表およびグラフは 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 44

46 市場動向 - 外国為替 : 豪ドル / 米ドル 豪ドルは底堅い推移が予想される 豪ドル / 米ドルと鉄鉱石価格の推移 ( 米ドル ) ( 米ドル / トン ) (%) 3. 主要先進国の 1 年国債利回り 豪ドル / 米ドル ( 左軸 ) 鉄鉱石価格 ( 右軸 ) /1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 ( 年 / 月 ) 期間 :212 年 1 月 3 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 日次 ). オーストラリア米国ドイツ日本 216 年 11 月 25 日時点出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 213 年以降 豪ドル / 米ドル相場は オーストラリアの主要輸出品であり豪ドルとの相関が強い鉄鉱石価格の下落や オーストラリア準備銀行 (RBA) による継続的な利下げなどを受け 豪ドル安米ドル高基調で推移した しかし 216 年以降 鉄鉱石価格の持ち直しに加え 低金利環境のもと 相対的に金利の高いオーストラリアへ投資資金が流入したとみられることなどから 豪ドルは 213 年以来の下落トレンドに歯止めが掛かっている 今後の豪ドル相場は底堅い推移が予想される オーストラリア経済が引き続き底堅さをみせていることや 鉄鉱石価格が安定した推移となっていることなどが豪ドルを支える要因になると考えられる 一方 米国次期政権の拡張的な財政政策や 国内の追加利下げ観測などが上値を抑える要因になるとみられる 45

47 Chapter 2 ハウスビュー 46

48 ハウスビュー 1 米国では 12 月利上げの可能性が高まるも 先進国中心に緩和的な金融環境が続く 資源価格の底打ちは新興国にポジティブだが 中国経済は緩やかな減速基調が継続 英国の国民投票やトランプ次期米大統領の政策にみられる反グローバル化の動きは世界経済の重石となりうる 当面の見通し 国 地域景気金融政策株式 債券 ( 国債利回り ) 為替 ( 対米ドル ) ポイントリスク 日本 緩やかに持ち直し 当面は現状維持 企業や家計の景況感 トランプ次期米大統領の政策 米国 回復基調が継続 12 月の利上げを見込む トランプ政権の人事や政策動向 トランプ次期大統領の政策 ユーロ圏 緩やかに持ち直し 12 月理事会で資産買入期間の延長を発表すると想定 物価動向 財政政策 政治動向 中国 緩やかな減速 緩和姿勢継続も目先は現状維持 構造改革の進展 人民元の動向 不動産市場の調整 政争激化 当面の見通しは原則 1 ヵ月程度 また 市場見通しを表す矢印は の 5 段階 上記図表は 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 47

49 ハウスビュー 2 当面の相場想定 日経平均 日本企業の業績改善期待 国内経済対策による景気浮揚効果 米国経済の底堅いトレンドなどを背景に上昇基調で推移すると想定 米国や欧州の政治動向に対する不透明感 米国の利上げペースに対する警戒感などには留意が必要 NY ダウ トランプ次期大統領による政策の実現性などをにらんだ 高値圏でのもみ合いを想定 政策への期待が後退することで利益確定売りに押される可能性も考えられるが 企業業績改善などを背景に中期的には徐々に上値を伸ばすと思われる 日本 1 年国債利回り 9 月の金融政策決定会合において 日銀が 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 を導入し 1 年物国債金利を % 程度で推移するよう 長期国債の買入れを行うことを決定したことから 金利は低位で横ばいとなる展開を見込む 米国 1 年国債利回り トランプ次期政権の政策などを見極める中 変動の大きい展開が続く可能性がある ただし 欧州政治動向を巡る不透明感や米ドル高への警戒感を背景に米国の利上げペースが鈍化する可能性などから 米国金利の上昇余地は限られると想定 米ドル / 円 トランプ次期政権の政策を見極める中 米ドル / 円は変動の大きい展開が続く可能性がある ただし 米国の 12 月利上げを相当程度織り込んでいるとみられ 来年以降の緩やかな利上げ姿勢が示されると もみ合いの展開になると想定 相場見通し ( 今後 1 ヵ月 ) 日経平均 NY ダウ日本 1 年国債利回り米国 1 年国債利回り米ドル / 円 予想レンジ 18,~19, 円 18,2~19,8 米ドル.5~.1% 2.~2.6% 19~117 円 上記図表は 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 48

50 Chapter 3 付属資料 49

51 円)マーケット オーバービュー 11 月末値 騰落率 (% 債券は変化幅 ) 1 ヵ月 3 ヵ月 1 年 3 年 11 月末値 騰落率 (% 債券は変化幅 ) 1 ヵ月 3 ヵ月 1 年 3 年 日経平均株価 18, 日本 (1 年 ).3 % 日経ジャスダック平均株価 2, NYダウ 19, 国債利回り 米国 (1 年 ) 2.38 % ドイツ (1 年 ).28 % 株式 ナスダック総合 5, ドイツDAX 1, オーストラリア (1 年 ) 2.72 % 米ドル 上海総合 3, ユーロ インド SENSEX 26, 為 豪ドル ブラジルボベスパ 61, 替(対 ブラジルレアル 国内 REIT 1, インドルピー R E I T 米国 REIT 15, 欧州 REIT 3, 豪州 REIT 1, 先進国 REIT 商品 メキシコペソ トルコリラ WTI 原油先物 ( 期近 ) 金先物 ( 期近 ) 1, ( 注 ) 株式およびREITの前月末値は小数点以下切り捨てで表示 11 月末値は216 年 11 月 3 日時点の値を使用 ( 注 ) 使用しているREITの指数については1ページ参照 米国 REIT 欧州 REITはトータルリターン 先進国 REITは米ドルベース それ以外は現地通貨ベース 上記図表は 将来の経済 市況 その他の投資環境にかかる動向などを示唆 保証するものではありません 5

52 チャート集 - 株式市場 ( 先進国 ) ( 円 ) 22, 日経平均株価 ( 米ドル ) 2, NY ダウ 2, 18, 18, 16, 14, 12, 16, 14, 1, 8, 6, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 日経平均株価 13 週移動平均 12, 1, NY ダウ 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 13 週移動平均 5,5 ナスダック総合 14, ドイツ DAX 5, 4,5 4, 12, 1, 3,5 3, 2,5 2, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ナスダック総合 13 週移動平均 8, 6, 4, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ドイツ DAX 13 週移動平均 51

53 チャート集 - 株式市場 ( 新興国 ) 6, 上海総合 35, インド SENSEX 5, 上海総合 13 週移動平均 3, インド SENSEX 13 週移動平均 4, 25, 3, 2, 2, 15, 1, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 1, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 8, ブラジルボベスパ 2,5 ロシア RTS( 米ドル建て ) 7, ブラジルボベスパ 13 週移動平均 2, ロシア RTS( 米ドル建て ) 13 週移動平均 6, 1,5 5, 1, 4, 5 3, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 52

54 チャート集 - REIT 市場 2,2 2, 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 国内 REIT 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 注 ) 使用しているREITの指数については 1ページ参照 国内 REIT 13 週移動平均 2, 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 米国 REIT 13 週移動平均 米国 REIT 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 使用している REIT の指数については 1 ページ参照 現地通貨ベース トータルリターン 5, 欧州 REIT 1,8 豪州 REIT 4, 欧州 REIT 13 週移動平均 1,6 1,4 豪州 REIT 13 週移動平均 3, 1,2 2, 1, 8 1, 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 使用している REIT の指数については 1 ページ参照 現地通貨ベース トータルリターン 6 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 出所 : ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成 ( 注 ) 使用している REIT の指数については 1 ページ参照 現地通貨ベース 53

55 チャート集 - 債券市場 (%) 国内金利 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 1 年国債利回り 2 年国債利回り (%) 米国金利 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 1 年国債利回り 2 年国債利回り (%) ドイツ金利 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 1 年国債利回り 2 年国債利回り (%) オーストラリア金利 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 1 年国債利回り 2 年国債利回り 54

56 チャート集 - 外国為替市場 1 ( 円 ) 円安米ドル高 円高米ドル安 米ドル ( 円 ) ユーロ高 ユーロ安 ユーロ ( 米ドル ) ユーロ / 円 ( 左軸 ) ユーロ / 米ドル ( 右軸 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 円 ) 12 豪ドル ( 米ドル ) 1.2 ( 円 ) 22 人民元 ( 人民元 ) 豪ドル高 豪ドル安 人民元高 人民元安 豪ドル / 円 ( 左軸 ) 豪ドル / 米ドル ( 右軸 ) 人民元 / 円 ( 左軸 ) 米ドル / 人民元 ( 右軸 逆目盛 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 55

57 チャート集 - 外国為替市場 2 ( 円 ) ブラジルレアル レアル高 レアル安 ( ブラジルレアル ) ( 円 ) インドルピー ( インドルピー ) 4 インドルピー / 円 ( 左軸 ) 45 米ドル / インドルピー ( 右軸 逆目盛 ) ブラジルレアル / 円 ( 左軸 ) 米ドル / ブラジルレアル ( 右軸 逆目盛 ) ルピー高 ルピー安 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 円 ) メキシコペソ / 円 ( 左軸 ) メキシコペソ 米ドル / メキシコペソ ( 右軸 逆目盛 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ペソ高 ペソ安 ( メキシコペソ ) ( 円 ) トルコリラ / 円 ( 左軸 ) トルコリラ 米ドル / トルコリラ ( 右軸 逆目盛 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) リラ高 リラ安 ( トルコリラ )

58 チャート集 - 商品市場 4 CRB 指数 ( 米ドル / バレル ) 12 WTI 原油先物 (NYMEX 期近 ) CRB 指数 13 週移動平均 WTI 原油先物 13 週移動平均 1 2 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 米ドル / トロイオンス ) 2, 金先物 (COMEX 期近 ) ( 米ドル / ポンド ) 45 銅先物 (COMEX 期近 ) 1,8 1,6 1,4 金先物 13 週移動平均 銅先物 13 週移動平均 1,2 2 1, 15 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) 57

59 チャート集 - その他 4 3 市場心理不安定 市場心理安定 VIX 日経平均ボラティリティー インデックス 市場心理不安定 市場心理安定 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 注 ) 米 S&P5 指数を対象とするオプションを基に算出 市場心理を表す 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 注 ) 日経平均を対象とするオプションを基に算出 市場心理を表す (bp) 米国 CDS( クレジット デフォルト スワップ ) 信用リスク大 信用リスク小 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 注 )CDX(5 年 投資適格 ) を使用 bp: ベーシスポイント (1bp=.1%) (bp) 日本 CDS( クレジット デフォルト スワップ ) 信用リスク大 信用リスク小 期間 :212 年 1 月 6 日 ~216 年 11 月 25 日 ( 週次 表示日を含む週の最終値 ) ( 注 )itraxx(5 年 投資適格 ) を使用 bp: ベーシスポイント (1bp=.1%) 58

60 当資料で使用している指数について 日経平均株価に関する著作権並びに 日経 および日経平均株価の表示に対する知的財産権その他一切の権利は すべて日本経済新聞社に帰属します 東証株価指数 (TOPIX) および東証 REIT 指数は 株式会社東京証券取引所 ( 東京証券取引所 ) の知的財産であり 指数の算出 指数値の公表 利用など同指数に関するすべての権利 ノウハウは 東京証券取引所が有しています Standard & Poor s 並びに S&P は スタンダード & プアーズ ファイナンシャル サービシーズ LLC( 以下 S&P ) の登録商標です Dow Jones は ダウ ジョーンズ トレードマーク ホールディングズ LLC( 以下 ダウ ジョーンズ ) の登録商標です これらは S&P ダウ ジョーンズ インデックス LLC に対して使用許諾が与えられており アセットマネジメント One 株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています NY ダウ工業株 3 種平均は S&P ダウ ジョーンズ インデックス LLC が所有しており アセットマネジメント One 株式会社に対して使用許諾が与えられています S&P ダウ ジョーンズ インデックス LLC ダウ ジョーンズ S&P およびその関連会社は アセットマネジメント One 株式会社の商品を支持 推奨 販売 販売促進するものではなく また投資適合性についていかなる表明をするものではありません FTSE は London Stock Exchange Group の会社が所有する商標であり ライセンス契約に基づき FTSE International Limited が使用します NAREIT は NAREIT が所有する商標です ナスダック総合指数に関する著作権等の知的財産その他一切の権利は Nasdaq Stock Market, Inc. に帰属します 59

61 投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項 投資信託に係るリスクと費用 投資信託に係るリスクについて投資信託は 株式 債券および不動産投資信託証券 ( リート ) などの値動きのある有価証券等 ( 外貨建資産には為替リスクもあります ) に投資をしますので 市場環境 組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動します このため 購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません 投資信託に係る費用について [ ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます ] お客さまが直接的に負担する費用購入時手数料 : 上限 4.14%( 税込 ) 信託財産留保額 : 上限.5% 公社債投信およびグリーン公社債投信の換金時手数料 : 取得年月日により 1 万口につき上限 18 円 ( 税込 ) その他の投資信託の換金時手数料 : ありません お客さまが信託財産で間接的に負担する費用運用管理費用 ( 信託報酬 ): 上限年率 %( 税込 ) 上記は基本的な料率の状況を示したものであり 成功報酬制を採用するファンドについては 成功報酬額の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります 成功報酬額は基準価額の水準等により変動するため あらかじめ上限の額等を示すことができません その他費用 手数料上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) 等でご確認ください 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては 一般的な投資信託を想定しております 費用の料率につきましては アセットマネジメント One 株式会社が運用するすべての投資信託のうち 徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記載しております 税法が改正された場合等には 税込手数料等が変更となることがあります ご注意事項 当資料は アセットマネジメント One 株式会社が作成したものです 当資料は アセットマネジメント One 株式会社がお客さまの理解を深めていただくために 情報提供を目的として作成したものであり 投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません アセットマネジメント One 株式会社は 投資家に対する投資勧誘は行いません 当資料は アセットマネジメント One 株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが その内容の完全性 正確性について 同社が保証するものではありません また掲載データは過去の実績であり 将来の運用成果を保証するものではありません 当資料における内容は作成時点のものであり 今後予告なく変更される場合があります 投資信託は 1. 預金等や保険契約ではありません また 預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません 加えて 証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象にもなりません 2. 購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません 3. 投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが これによる損失は購入者が負担することとなります

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