社会保障審議会企業年金部会における企業年金制度見直しの議論について P.36~P.46 を新たに追加 年 1 2 月 2 2 日第一生命保険株式会社団体年金事業部 本資料は社会保障審議会企業年金部会で示された厚生労働省の提案内容をまとめたものです 詳細は厚生労働省 HP(

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1 第 48 号 2014 年 12 月 22 日 団体年金事業部 社会保障審議会企業年金部会における企業年金制度見直しの議論について 厚生労働省社会保障審議会企業年金部会における 企業年金制度の見直しに関する現在 までの議論を別添のとおり纏めましたのでご連絡いたします ご参考 社会保障審議会企業年金部会の URL ( 注 ) 本資料は 12 月 10 日付年金通信でご提供した資料に その後に開催された企業年 金部会の内容を加筆したものです 以上

2 社会保障審議会企業年金部会における企業年金制度見直しの議論について P.36~P.46 を新たに追加 年 1 2 月 2 2 日第一生命保険株式会社団体年金事業部 本資料は社会保障審議会企業年金部会で示された厚生労働省の提案内容をまとめたものです 詳細は厚生労働省 HP( をご確認ください

3 企業年金部会 企業年金部会とは 2013 年 10 月 厚生労働省社会保障審議会の傘下に設置された部会 それまで年金部会で公的年金 私的年金 ( 企業年金 ) を合わせて議論していたが 公的年金の縮小にともない私的年金 ( 企業年金 ) の重要性が高まることをうけ 専門の部会として独立 社会保障審議会 年金部会 公的年金に係る検討 企業年金に係る検討 企業年金部会 企業年金に係る検討 企業年金部会の検討スケジュール 2014 年 4-6 月 7-9 月 月 2015 年 1 月 - 企業年金部会 ヒアリング課題整理 課題設定 課題検討 ( 月 1 回 ~2 回程度開 ) 政治日程 予算省庁要望 (8 月末 ) 税改大綱 (12 月?) 通常国会 1

4 これまでの主な議題 回数 開催日 主な議題 第 1 回 今後の審議スケジュール 厚生年金基金制度改正の施行に向けた検討内容 第 2 回 厚生年金基金制度改正の施行に向けた検討内容 第 3 回 特例解散等の手続き 厚生年金基金の特例解散等に関する専門委員会の設置 第 4 回 企業年金制度の現状等 次回以降の進め方 第 5 回 関係団体からのヒアリング 第 6 回 関係団体からのヒアリング 第 7 回 企業年金部会における検討課題 第 8 回 柔軟で弾力的な給付設計 中小企業向けの取組 第 9 回 一般企業向けの取組 第 10 回 一般企業向けの取組 ライフコースの多様化への対応 第 11 回 ライフコースの多様化への対応 第 12 回 確定拠出年金における運用 追加 第 13 回 確定拠出年金における運用 企業年金のガバナンス 2

5 課題設定の視点 老後所得保障の柱である公的年金制度は中長期の給付水準調整を予定 また 働き方の多様化が進む中で 個々人のライフスタイルに合わせた老後の生活設計を支える仕組みが必要 諸外国でも 公的年金制度の財政的課題や働き方に多様化に対応し 公的年金と私的年金とを組み合わせて老後の所得確保を図る方向で制度改正を行う流れ OECD 等の統計では 一定以上の加入率がある私的年金制度はいわば公的年金に準ずる所得保障の制度として その両者を合わせた形で制度的な保障の水準が示されている 我が国の企業年金等については こうした視点をベースに 企業年金 2 法成立時からの状況変化 厚生年金基金制度の見直し等を踏まえ 社会情勢の変化に対応すべく 全体的な見直しを行う時期 企業年金 2 法 ( 確定給付企業年金法 確定拠出年金法 ) の成立から 10 年以上が経過し 当時とは社会経済情勢や企業の労使を取り巻く状況が大きく変化 3

6 企業年金部会での検討課題 関係団体へのヒアリングを踏まえ 以下の課題が設定された カテゴリー課題 ( 複数カテゴリーに共有の課題はメインのカテゴリーにのみ記載 ) DB DC Ⅰ1 一般企業向けの取組 Ⅰ2 中小企業向けの取組 Ⅱ1 柔軟で弾力的な制度設計 Ⅱ2 ライフコースの多様化への対応 Ⅲ ガバナンスの確保 Ⅳ1 現行制度の改善 DB DC 間のイコールフッティングの確保 制度間移行に係る手続きのあり方やポータビリティの向上等 企業年金を実施 継続するための負担 ( ) を軽減する仕組み DB は追加拠出や制度運営コスト DC は投資教育や事務手続きコスト DC DB 双方の特徴を併せ持つ制度設計のあり方 諸外国の事例や企業年金関係団体からの提言も踏まえて検討 制度の多様化を実施する場合の労使の関与 責任等のあり方 各制度間のポータビリティの拡充や資産移換時のコスト軽減 個人単位で加入する仕組みの位置づけ 個人型 DC の適用範囲 国民年金基金制度との関連整理 マッチング拠出と併せて検討 労使が明確な運営方針を示し継続的に関与 監視する仕組み 制度のリスク等に応じた弾力的な運営ルールのあり方 制度設計のあり方に応じた効果的な投資教育のあり方 個々人のニーズ等を踏まえた適切な資産選択に資する措置 DB DC の申請手続き等の簡素化 中退共等との間の制度間の連携強化やポータビリティの向上 マッチング拠出の取扱い Ⅳ2 公的年金 税制等との関係老後所得確保の制度としての企業年金の位置づけと税制 4

7 検討課題と議論のスケジュール < 検討課題 > Ⅰ 企業年金の普及 拡大 1 一般企業向けの取組第 9 回 (P.16) 2 中小企業向けの取組第 8 回 (P.6) Ⅱ ニーズの多様化への対応 1 柔軟で弾力的な制度設計 2ライフコースの多様化への対応 Ⅲ ガバナンスの確保第 13 回 (P.36) Ⅳ その他 1 現行制度の改善第 12 回 第 13 回 (P.31) 2 公的年金制度や税制等との関係 第 8 回 (P.6) 第 10 第 11 回 (P.23) 追加 < スケジュール > 9 月 ~11 月 税制が絡む課題を中心に月 2 回程度開催 12 月 ~ 残りの課題を議論 部会における議論の整理 ( 年内ないし年明け早々を目処 ) 年内の部会においては 法改正が必要な事項等の優先的に議論すべき内容を中心に議論 政省令 通知等で対応可能な事項については 大枠のみを整理した上で 詳細は別途部会において議論 必要に応じて 年金部会と合同部会開催 本内容は第 8 回企業年金部会 ( ) にて ( 案 ) として示され 了承された内容 5

8 第 8 回企業年金部会 ( ) 柔軟で弾力的な制度設計 中小企業向けの取組 6

9 柔軟で弾力的な制度設計 の論点 柔軟で弾力的な制度設計 1DB 制度をベースとした仕組み 労使の判断のもと あらかじめ約束した給付に 積立状況に応じた柔軟性をもつ給付を組み合わせるなど 積立水準 ( 剰余 不足 ) の状況を一定程度給付にも反映させることのできる より弾力的な給付設計の導入について 検討してはどうか 諸外国の例 ( P.8) を参考に検討 2DC 制度をベースとした仕組み いわゆる 投資教育 を必要に応じて実施することを前提に 労使の判断のもと 集団で資産を運用する仕組み ( P.9) や これに DB 制度からの保証を組み合わせる仕組み ( P.10) の導入について 検討してはどうか 事業主がリスクテイク DB CB 案 1 案 2 DC 従業員がリスクテイク 7

10 諸外国における導入 検討事例 柔軟で弾力的な制度設計 諸外国における導入 検討事例 国給付設計概要 オランダカナダ英国米国 collective DC ( 集団型 DC) Target Benefit Plan ( 目標給付プラン ) Defined Ambition Floor Offset Plan 等 DC 制度の要素を取り入れた DB 制度 掛金水準を一定期間固定し その間は 年金債務に対する積立水準に応じて年金額のスライド等を調整する仕組み 企業会計上は 確定拠出制度として取り扱われている ( 導入済み ) あらかじめ労使で定めた計画に基づき 積立状況に応じて掛金 給付の調整を行う仕組み 給付は 受給権の保護レベルに差のある二層の構造で設定 掛金は事業主負担を固定しても変動させてもよい ( 検討の段階 ) 労使で柔軟にリスクシェアを図るための設計として提案 1 平均余命の伸びに応じて支給開始年齢を変化させる等の DB 制度の柔軟化 2 保証要素を加えた DC 制度 3 オランダを参考とした集団型 DC 制度などを提案 ( 検討の段階 3 は法案を提出 ) DB 制度と DC 制度を組み合わせた仕組み あらかじめ最低保証額 ( フロア ) を設定し DC 制度からの給付が当該額を上回った場合は DC 制度からのみ支給 下回った場合はその差額を DB 制度から補填 ( オフセット ) する仕組み ( 導入済み ) 第 8 回社会保障審議会企業年金部会資料より抜粋 8

11 企業年金連絡協議会の提言 柔軟で弾力的な制度設計 協働運用型 DC 制度 労使合意に基づく単一ポートフォリオで DB 用運用商品でも運用できる DC 加入者には運用商品の選択の必要性がなく 提示されたプランで運用 年金制度 基礎的運用知識 老後生活設計に必要な知識等ライフプラン教育を重視 退職時個人勘定残高が拠出金元本を下回る場合には 事業主が差額を補填 DC 制度内で補填を行う方法と退職一時金など DC 制度外で行う方法を想定 協働運用型 DC 制度の仕組み 元本保証の仕組み 掛金拠出 補填が発生しないケース 事業主 加入者 意見 意見 制度説明商品提示投資教育 運営委員会 商品選定 モニタリング 投資教育 指図 監督 報告 運営管理機関 指図 報告 資産管理機関 指図 報告 商品提供機関 補填が発生するケース 補填 プランの内容に同意し加入 9

12 フロア オフセットプラン 柔軟で弾力的な制度設計 米国 フロア オフセットプラン ( 導入済み ) 第 8 回社会保障審議会企業年金部会資料より抜粋 米国 Floor Offset Plan 等 DB 制度と DC 制度を組み合わせた仕組み あらかじめ最低保証額 ( フロア ) を設定し DC 制度からの給付が当該額を上回った場合は DC 制度からのみ支給 下回った場合はその差額を DB 制度から補填 ( オフセット ) する仕組み ( 導入済み ) フロア オフセットプラン DC 制度からの給付額が最低保証額を上回った場合は DC 制度からのみ支給し 下回った場合はその差額を DB 制度から補填する仕組み < イメージ > DC 制度の残高 DB からの給付 DC 制度において 最低保証額を下回る運用リスクは企業が負うこととなるため 原則として運用対象の選択肢は個別の加入者には認めない 最低保証額 DC からの給付 加入 支給 10

13 中小企業向け取組 の論点 中小企業向け取組 (1) 中小企業向け DB のあり方 受託保証型 DB( P.12) の普及状況を見据えつつ 更なる受託保証型 DB の普及のため 関係金融機関と相談しながら手続きの緩和を検討すべきではないか (2) 中小企業向け DC のあり方 1 投資教育の共同実施 ( P.13) 事業主は DC の投資教育について 知見のある企業年金連合会等への委託により実施できるようにしてはどうか 2 簡易型 DC( 仮称 ) の創設 ( P.14) 制度導入手続きが簡便で運営も容易な シンプルな中小企業向け DC 制度 ( 簡易型 DC) の導入を検討してはどうか 3 個人型 DC への小規模事業主掛金納付制度の創設 ( P.15) 企業年金の加入していない従業員 ( 第二号被保険者 ) については 個人型 DC に加入することが可能であるが 当該従業員に対して事業主が追加で拠出を可能とする仕組み ( 小規模事業主掛金納付制度 ) の導入を検討してはどうか 11

14 受託保証型 DB 中小企業向け取組 先般の厚生年金基金制度の見直しの際に 中小企業が実施しやすい制度として導入された制度 積立不足が生じにくい ( ほとんど生じない ) ことから 制度設立時 制度運営時ともに 地方厚生局あての行政手続きが大幅に簡素化されている 厚生年金基金のあり方を検討した政府の専門委員会において 生命保険協会がプレゼンし実現したもの 現在は 受託機関が生命保険会社に限定されている 当社の設計イメージ (DB マスタープラン Ⅲ) 12

15 投資教育の共同実施 中小企業向け取組 A 社 B 社 C 社 現行 A 社事業主 B 社事業主 C 社事業主 投資教育 投資教育 投資教育 A 社従業員 B 社従業員 C 社従業員 A 社事業主 B 社事業主 C 社事業主 共同実施 委託委託委託 企業年金連合会等 投資教育 A 社従業員 B 社従業員 C 社従業員 13

16 簡易型 DC 中小企業向け取組 簡易型 DC 制度は 拠出額や対象者等をあらかじめ固定された制度とすることで 設立時に必要な書類等を削減するといった設立手続きを大幅に緩和するとともに 制度運営についても負担の少ないものにするなど 中小企業向けにシンプルな制度とすることが考えられる 簡易型 DC の設立条件のイメージ 簡易型 DC の利点 項目拠出額商品提供数事業主の条件設立の条件制度の対象者資産移換 内容 拠出額を定額 ( 例えば月額 5000 円までの間等 ) に固定 商品提供数を固定 法令上の最低提供数である 3 に制限等 100 人以下の小規模事業所等 新規設立のみ導入可 ( 既存の DB 等からの資産移換は認めず ) 第 2 号被保険者全員に固定 拠出額等の制度の条件も同一 職種によって加入是非の判断は不可 事業規模が大きくなった等の場合は 通常 DC に資産移換可能 導入時に必要な書類を以下の書類に大幅に簡素化し 書類の作成から行政への提出等の事務処理を金融機関が実施可能 規約案 厚年適用事業所確認書類 労働組合等の同意 あらかじめ固定された制度に応じた運営コストを抑えた制度運営 投資教育の共同実施を組み合わせることで更に事務負担を軽減 14

17 小規模事業主掛金納付制度 中小企業向け取組 個人型 DC に加入している従業員の掛金拠出に対して 事業主が追加で掛金拠出することができる仕組み 実施主体は企業年金の実施が困難な小規模事業主 ( 従業員 100 名以下 ) に限定 拠出については 従業員 事業主の拠出の合計で個人型 DC の拠出限度額を上限とする等の制限を検討 手続き書類は 労働組合等の同意や対象者範囲を確認するための書類等が必要 個人型 DC への小規模事業主掛金納付制度のイメージ 国民年金基金連合会 ( 個人型 DC の実施機関 ) 従業員 ( 個人型 DC 加入者 ) A 社 掛金 ( 給与天引 ) 労使合意 加入者掛金 事業主 事業主掛金 加入者掛金に追加で事業主掛金を拠出 事業主 従業員の合計で個人型 DC の限度額を上限 15

18 第 9 回企業年金部会 ( ) 一般企業向けの取組 16

19 一般企業向け取組 の論点 一般企業向け取組 1. 拠出時の仕組みの論点 (1)DB の安定的な運営のための掛金拠出のあり方恣意的な掛金拠出とならない範囲で 制度の安定的な運営を行えるような柔軟な掛金拠出を可能とすべきではないか (2)DB DC の拠出限度額のあり方 1DB DC の両方を合わせた一つの拠出限度額を設定してはどうか (P.18) 2 拠出限度額の規制範囲は DB DC ともに年単位としてはどうか (P.19) また 定額ではなく 給与に対する一定割合 ( 率 ) で拠出限度を決定してはどうか (P.20) 3DB DC を合わせた拠出限度額は企業の退職給付水準を勘案して設定してはどうか (P.21) 2. 給付時の仕組みのあり方の論点 (P.22) (1) 支給開始年齢と支給開始年齢到達前の中途引き出しのあり方 DB DC ともに 65 歳からの支給開始を基本としつつ 60 歳以上から支給開始を可能とし DB DC ともに支給開始年齢到達前の中途引き出しは原則認めないこととしてはどうか ただし 不測の事態に備え 支給額を一部減額することで中途引き出しを認めることとしてはどうか (2) 加入可能年齢のあり方 DC の加入期間に応じた支給開始年齢を廃止し 労使合意に委ねてはどうか また DB DC の加入可能年齢を一律 70 歳にしてはどうか (3) 支給方法のあり方年金選択を促すための措置を導入してはどうか 具体的な手法として DC の給付選択時において加入者が意思表示を行わなかった場合には年金選択をデフォルトとしてはどうか 17

20 DB DC を合わせた拠出限度額の設定 一般企業向け取組 DB と DC の合計で拠出限度額を設定する 現状 DB DC の合計で限度額を設定 1DB 中心の設計 2DC 中心の設計 DC 掛金 ( 限度額あり ) DB 掛金 ( 限度額なし ) DC 掛金 DB 掛金 DC 掛金 DB 掛金 拠出限度額 ( D B D C ) + 労使の合意に基づく様々な設計が可能となる 18

21 拠出限度額の年単位化 一般企業向け取組 拠出限度額を年単位化することで 拠出限度額の使い残しをなくすことができる 現行 拠出限度額が月単位の場合 各月で拠出限度額の使い残しが発生 4 月 5 月 6 月 年単位化 4 月 5 月の使い残し分を 6 月の賞与時にまとめて拠出するなどが可能 4 月 5 月 6 月 19

22 給与に比例した拠出限度額の設定 一般企業向け取組 拠出限度額を給与の一定割合で設定することで使い残しを無くすことができる 現行 : 拠出限度額を定額で設定 使い残し 掛金拠出額 給与比例で限度額を設定 給与 拠出限度額を給与の一定割合で設定 掛金拠出額 給与 20

23 限度額水準の考え方 一般企業向け取組 老後の生活資金を確保するため 現在の退職給付水準の実態を勘案して拠出限度額を設定 また 公的年金の給付水準調整等を一定程度勘案した改定のルールを検討 退職給付 ( 企業年金 退職金 ) 拠出限度水準を設定 老後の生活資金 老後生活資金 最低 :22.0 万円ゆとり :35.4 万円 預貯金等 公的年金 退職給付水準の状況 1,000 名以上規模の企業では年金 一時金の合計で 約 3,000 万円程度 21

24 支給開始年齢と中途引き出しのあり方 一般企業向け取組 国民の老後生活を支えるものとして 公的年金を補完する役割をどのように果たすかという視点から 拠出時や給付時のあり方について全体的な見直しを検討 項目 制度 確定給付企業年金 (DB) 現行 確定拠出年金 (DC) 改定案 (DB DC) 支給開始年齢 60~65 歳の規約で定める年齢 または 退職時 60 歳以上 70 歳以下の請求時 加入期間 10 年未満は以下 8 年以上 :61 歳 6 年以上 :62 歳 4 年以上 :63 歳 2 年以上 :64 歳 1 月以上 :65 歳 65 歳を基本としつつ 繋ぎの役割も考慮し 60 歳も可 DC の加入期間 10 年未満の取扱いは廃止 上記年齢到達前の中途引出 制限なし 原則不可 加入者期間が 3 年以内又は資産が少額の場合は可 原則不可ただし 不測の事態に備え ペナルティーありの引き出し可 加入可能年齢 70 歳まで 60 歳まで 企業型は 65 歳まで可 一律 70 歳まで 支給方法終身 有期年金又は一時金終身 有期年金又は一時金 年金受給を促す仕組みを検討 DB : 年金と一時金の給付格差など DC : 年金選択のデフォルト化など 22

25 第 回企業年金部会 ( ) ライフコースの多様化への対応 23

26 ライフコースの多様化への対応 の論点 ライフコースの多様化 1. 個人型 DC の論点 (1) 個人型 DC の適用範囲のあり方 (P.25 P.26 ) 13 号被保険者の取扱い自助努力の環境に差がある状況 女性の活躍促進 制度創設時の経緯を踏まえ 3 号被保険者の個人型 DC の加入についてどう考えるか 2 企業年金 公務員等共済加入者の取扱い働き方や職域によらない個人の自助努力の強化 継続的に資産を運用 管理できる仕組みを構築する観点から 企業年金 公務員等共済加入者の個人型 DC の加入についてどう考えるか (2) 個人型 DC の拠出限度額のあり方 (P.27) 就労形態に左右されず生涯にわたり切れ目無い自助努力を可能とするとともに 限度額管理が簡単で分かりやすい仕組みとするため すべての加入者に共通した考え方で設定してはどうか 2. マッチング拠出の論点 (P.28) 導入企業が実施企業の 2 割にとどまること 拠出限度額との関係で拠出余地がない加入者がいること等の課題を踏まえ 今後のマッチング拠出のあり方についてどう考えるか 3. 制度間のポータビリティーの論点 (P.29) 就労形態が多様化するなか 加入者の選択肢を拡大し 自助努力の環境を向上させるため 制度間のポータビリティーがない部分について原則として認めていく方向で検討してはどうか 24

27 個人型 DC の適用範囲のあり方 ライフコースの多様化 現在 個人の自助努力の仕組みとしては 1 個人型 DC と 2 マッチング拠出がある 働き方や職域によらない個人の自助努力の仕組みを強化するとともに 資産移換コストを低減しつつ 退職後の所得確保に向けて継続的に資産を管理 運用できる仕組みを構築する観点から 企業年金や公務員等共済加入者等の加入についてどう考えるか 2 マッチング拠出 拡大を検討 1 個人型 DC 拡大を検討 2 拡大を検討 1 号被保険者 6.8 万円 ( 月額 ) 2 号被保険者 2.3 万円 ( 月額 ) DB 厚年基金 企業型 DC 公務員年金払い退職給付 厚生年金 基礎年金 3 号被保険者 1 号被保険者 2 号被保険者公務員 25

28 個人型 DC 適用拡大後のイメージ ライフコースの多様化 個人型 DC の適用範囲を拡大した場合 以下のメリットがあると考えられる 資産移換の回数を減らすことが可能であり コスト削減になる 老後の所得確保に向けて継続的な積み増し運用が可能となる A 社 ( 企業型 DC) 現行 3 号被保険者 B 社 ( 企業型 DC) 見直し後 A 社 ( 企業型 DC) 3 号被保険者 B 社 ( 企業型 DC) 個人 D C 企業 D C 加入不可 移換 運用指図者 積増不可 移換必要 加入可能 移換 積増可能 移換不要 26

29 個人型 DC の拠出限度額 ライフコースの多様化 個人型 DC の限度額は 企業型 DC( 他の企業年金なし ) の約 8 割の加入者の平均掛金額 ( 月額 2 万円 ) を満たす水準としたうえで 上乗せ年金のない 1 号被保険者や 2 号被保険者 ( 企業年金なし ) については その 2 倍程度 (4 万円 ) とすることが考えられる 加入対象者 現行 掛金上限 ( 月額 ) 見直し案 1 号被保険者 6.8 万円 4.0 万円 2 号被保険者 ( 企業年金なし ) 2.3 万円 4.0 万円 2 号被保険者 ( 企業年金あり ) 万円 公務員 万円 3 号被保険者 万円 27

30 マッチング拠出 ライフコースの多様化 導入企業が実施企業の 2 割にとどまること 拠出限度額との関係で拠出余地がない加入者がいること等の課題を踏まえ 今後のマッチング拠出のあり方についてどう考えるか 現行 見直し ( 新聞報道等による見直しの一例 ) 5.5 万円 使い残し 1 万 5000 円 従業員分 2 万円 企業分が上限 従業員分 3 万 5000 円 現行の制限見直しに限らず 個人型 DC の議論等を踏まえ マッチング拠出のあり方について検討 企業分 2 万円 企業分 2 万円 28

31 制度間のポータビリティー ライフコースの多様化 制度間のポータビリティーがない部分について原則として認めていく方向で検討してはどうか 移換先の制度 DB 制度企業型 DC 個人型 DC 中退共国年基金 移換元の制度 DB 制度 ( 1) ( 1) 企業型 DC 個人型 DC 中退共 ( 2) ( 3) 国年基金 1 DB 年金から企業型 DC 個人型 DC へは本人からの申し出より脱退一時金を移換可能 2 中小企業でなくなった場合に中退共から DB 年金に移換可能 3 中小企業でなくなった場合に措置する予定で現在検討中 29

32 これまでの部会議論を踏まえた方向性 ( 税制関連項目 ) [ 税制改正を要望していく項目 ] 税当局との調整を開始 個人型 DC への小規模事業主掛金納付制度の創設 (P.15) 企業年金の実施が困難な小規模事業主について 事業主による個人型 DC への追加拠出を可能とする DC の拠出限度額の年単位化 (P.19) 月単位で設定されている DC の拠出限度額を年単位とする 個人型 DC の加入可能範囲及び拠出限度額の見直し (P.25 P.26 P.27) 企業年金加入者 公務員共済加入者 第 3 号被保険者について 個人型 DC への加入を可能とする 併せて 個人型 DC の拠出限度額について再設定 企業型 DC のマッチング拠出の見直し (P.28) 同じく個人拠出の仕組みである個人型 DC に整理 統合 企業年金等のポータビリティーの拡充 (P.29) 制度間 (DB DC 中退共等 ) のポータビリティが確保されていない部分について ニーズを踏まえづつポータビリティを拡充 [ 継続的な議論が必要な項目 ] 来年度以降あらためて企業年金部会で検討 DB DC の拠出時 給付時の仕組みの見直し (P.18 P.21 P.22) 拠出限度額 中途引き出し 支給開始年齢等 30

33 第 回企業年金部会 ( ) 確定拠出年金における運用について ( 現行制度の改善 ) 31

34 確定拠出年金における運用 の論点 DC における運用 1. 加入者の投資知識等の向上 (1) 投資教育のあり方 (P.34) 現在の DC 法上 事業主の 配慮義務 とされている継続投資教育について 導入時投資教育と同様に事業主の 努力義務 としてはどうか 事業主が継続投資教育を実施しやすいように継続投資教育の基準を通知等で明確化することを検討してはどうか (2) 加入者への資産額通知のあり方 (P.34) 投資教育の中で通知内容の理解を深める内容を通知で明確化するとともに 関係機関と協力して加入者の通知に対する関心を高める等の措置を検討するべきではないか 2. 運用商品提供数のあり方 (1) 運用商品提供数の上限のあり方 (P.34) 選択肢の過度な増加を防ぎつつ選択肢の厳選を促すため 法令で運用商品提供数の上限を設定してはどうか (2) 運用商品除外規定のあり方 (P.34) より実行性のある運用商品除外規定を定めてはどうか 例えば 労使の同意があれば除外できることとしてはどうか 32

35 確定拠出年金における運用 の論点 DC における運用 3. 自ら運用商品を選択する者への対応 (P.35) 単に 少なくとも 3 つの運用商品の提供の義務づけ となっている法規定を 制度創設来の趣旨に沿う形で それぞれリスク リターン特性の異なる三つ以上の運用商品の提供の義務づけ と 性質の異なる複数の商品の提供という趣旨を法律上明確化してはどうか 4. 運用商品の選択をしない者への対応 (P.35) (1) デフォルト商品による運用方法の規定方法 現在 年金局長通知で定められているデフォルト商品による運用方法に関する規定について 法律等の法令に明記すべきではないか (2) デフォルト商品による運用方法の制度変更 諸外国と同様に デフォルト商品の設定については より年金運用として適切なデフォルト運用商品の設定を促しつつも加入者が自ら望む場合は元本確保型商品を選択できる環境として 以下の規定の整備を検討してはどうか 事業主がデフォルト商品を設定する場合は 分散投資効果が見込まれる商品を設定するよう 法令上の努力義務としてはどうか 上記運用方法については 下位法令等で一定程度の基準を示すこととしてはどうか 事業主がデフォルト商品として元本確保型商品を設定する場合 当該商品での運用は加入から一定期間内 ( 例 :1 年 ) の者に限ることとしてはどうか 33

36 DC の資産運用の見直し ( 運用商品選択 ) DC における運用 加入者の投資知識や DC 資産の扱いに対する意識を向上させるとともに より運用商品の選択がしやすい環境を整備していく 課題 見直し案 加入者の投資知識等が乏しく 適切な運用商品を選択できない DC の資産運用に対する意識が低くい 継続教育の努力義務化 継続教育の基準明確化 資産額通知の理解促進 DC の運用商品の選択肢が多すぎて 選択が困難 商品数の限定 (10 本程度 ) 商品除外要件の緩和 ( 全員同意 労使合意 ) 34

37 DC の資産運用の見直し ( 分散投資の促進 ) DC における運用 自ら選択するという原則を踏まえつつ より分散投資の選択を促すための制度的な改善を図る 課題 自ら商品の選択をする者への対応 法律上 3 つ以上の商品の提供となっており 運用商品の内容が規定されていない 分散投資されていない 課題への対応 性質の異なる複数の商品の提供という趣旨を法令上で明確化 商品の選択をしない者への対応 デフォルト商品による運用が法律上規定されていない 適切な商品が設定されていない 分散投資された商品をデフォルトとする 努力義務 上記商品の要件を明確化 35

38 第 13 回企業年金部会 ( ) 追加 企業年金のガバナンス 36

39 企業年金のガバナンス の論点の整理 企業年金のガバナンス 企業年金研究会等で行われた議論や当部会で既に指摘された事項等をふまえると 今回当部会において議論すべき論点としては以下のとおり整理 1. 組織 行為準則 1 権限 責任分担のあり方 2 資産運用委員会のあり方 3 基金の理事の専門性のあり方 4 柔軟で弾力的な給付設計を行う場合の対応 2. 執行状況の監査等 監査のあり方 3. 資産運用ルール 分散投資義務や運用状況のチェックのあり方 4. 加入者への情報開示のあり方 加入者への説明責任を果たすための情報開示の促進 P.38 P.39 で上記整理に基づき対応案を提示 37

40 企業年金のガバナンス の論点 企業年金のガバナンス 1. 組織 行為準則 (1) 権限 責任分担のあり方 1 基金型 DB の権限 責任分担 ( 代議員会と理事 )(P.40) 重要事項を意思決定する代議員会については事業主 加入者が参画するとともに 業務については 代議員会が選出した理事が合議により決定し 理事長が執行することが法令上定められているなど 基本的な仕組みとしては一定の整備が行われていると考えられるのではないか 2 規約型 DB の権限 責任分担 (P.41) 給付設計の設定 変更は加入者側の同意が必要であることなどから 加入者が重要な意思決定に関与することが確保されており また事業主と加入員の利益相反の防止が図られている 規約型 D B の権限 責任分担体制については 基本的に整備されていると考えてよいのではないか (2) 資産運用委員会のあり方 (P.42) DB において 資産運用委員会の設置をより促進することとしてはどうか また 設置した場合 専門家を含めることや 資産運用委員会の議事概要の代議員会への報告や加入者への周知等についても 例えば資産運用ガイドラインに明記してはどうか (3) 基金の理事の専門性のあり方代議員でない者から専門性を有する者を基金型 DB の理事に選任できることとすることについてどう考えるか (4) 柔軟で弾力的な給付設計を行う場合の対応 (P.43) 制度運営上のリスクを加入者がより負担する場合には 資産運用等の業務の状況によってリスク負担の増加度合いが異なってくるため 諸外国の状況等も参考に 加入者がリスク負担に見合う形で業務の決定に関与できるような何らかの仕組みについて検討してはどうか 38

41 企業年金のガバナンス の論点 企業年金のガバナンス 2. 監査のあり方 ( 会計監査 )(P.44) 基金型 DB についても 一般社団法人等の他の法人と同様に 外部の専門家による会計監査を促進していくこと ( 義務付け ガイドラインで推奨等 ) についてどう考えるか 義務付ける場合であっても 一定のコストを要することから 1 大規模又は総合型など利害関係者が多く かつ 2 不正が起きやすい資金管理 ( 現金 少人数 ) を行っているなど業務の適切性の確保が難しいと考えられる制度等に対象を絞ることが考えられる 3. 資産運用ルールのあり方 (P.45) 厚生年金基金の資産運用ルールの見直しを参考にして DB の資産運用ルールについても一定の見直しを行うこととしてはどうか 現状 資産規模 3 億円未満等の規約型 DB については 適切な分散投資を図ることが難しいこと等に配慮し運用基本方針の策定が義務付けられない扱いとなっているが このような取扱いについてどのように考えるか 4. 加入者への情報開示のあり方 1DB の加入者への情報開示のあり方投資方針の具体的内容及び運用成績が適正に開示されるよう 運用の基本方針の全文を開示するとともに 資産運用利回りを年に 1 回開示することを義務付けてはどうか 2 柔軟で弾力的な給付設計を行う場合の情報開示のあり方柔軟で弾力的な給付設計 ( ハイブリッド年金 ) を行い 加入者がリスクを負担する度合いが増す場合については 例えば資産運用状況の詳細 ( 運用受託機関ごとの資産運用利回り等 ) について加入者の代表が確認できることとするなどの対応をしてはどうか 39

42 基金型 DB の権限 責任分担 ( 代議員会と理事 ) 企業年金のガバナンス 重要事項を意思決定する代議員会については事業主 加入者が参画するとともに 業務については 代議員会が選出した理事が合議により決定し 理事長が執行することが法令上定められているなど 基本的な仕組みとしては一定の整備が行われていると考えられるのではないか 事業主 加入者 監事 事業主選定代議員 1 名加入者互選代議員 1 名 監査 資産運用委員会 理事 代議員 事業主の財務又は労務担当役員等 外部の専門家等 現状 設置は任意 意見陳述等 代議員会 半数は事業主が選定半数は加入者において互選 報告等 理事 選出 半数は事業主が選定した代議員半数は加入者において互選した代議員 理事長 選出 事業主選定理事 1 名 事業主選定理事から選挙 規約の変更 予算 決算等を過半数により意思決定 規約変更 予算 決算等以外の業務について過半数により意思決定 業務は理事長が執行 40

43 規約型 DB の権限 責任分担 企業年金のガバナンス 加入者が重要な意思決定に関与することが確保されており また事業主と加入員の利益相反の防止が図られている 規約型 DB の権限 責任分担体制については 基本的に整理されていると考えてよいのではないか 会計監査人等 監査 監査 企業事業主加入者 給付と負担に関わる意思決定 資産運用委員会 事業主を補佐 意見陳述等 掛金拠出 資産運用方針決定 年金等給付 規約の作成 変更は加入者の過半数で組織される労働組合 ( そのような組合がないときは加入員の過半数 ) の同意 現状 設置は任意 制度的に給付減額には厳しい要件を課す等により バランスをとっている 加入者等の利益 掛金拠出など 加入者等 事業主 利益が相反することがある 企業の利益 株主配当など 企業 41

44 資産運用委員会のあり方 企業年金のガバナンス DB において 資産運用委員会の設置をより促進すること また 設置した場合 専門家を含めることや 資産運用委員会の議事概要の代議員会への報告や加入者への周知等についても 例えば資産運用ガイドラインに明記してはどうか 資産運用ガイドラインにおける資産運用委員会の役割等 確定給付企業年金に係る資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドライン 設置役割構成位置づけ等 理事長等を補佐するために設置することが望ましい 運用の基本方針 運用ガイドライン 政策的資産構成割合の策定及び見直し 運用受託機関の評価等に関し 理事長等へ意見を述べること等 理事 代議員 事業主の財務又は労務担当役員等から選任 専門家等の外部の者を含めることも考えられる 資産運用委員会の位置づけ等については 各基金の実情に応じて定められるべきであるが 基金の業務の執行に関する意思決定はあくまで理事会又は事業主が行うべきもの 42

45 柔軟で弾力的な制度設計を実施する場合の対応 企業年金のガバナンス 制度運営上のリスクを加入者がより負担する場合には 諸外国の状況等も参考に 加入者がリスク負担に見合う形で業務の決定に関与できるような何らかの仕組みについて検討してはどうか 柔軟で弾力的な制度設計 に関する厚生労働省の提案内容は P.6~P.10 を参照 オランダの企業年金の例 参画 労使企業年金基金 情報開示 労使が評価 勧告を行う仕組み 理事会 労使代表半々から構成され 意思決定を行う 評価 提言説明責任 評価 監督機関 労使代表半々から構成される 外部委託可 業務機関 給付事務等の業務を行う外部機関 資産運用機関 外部委託可 基金の資産運用を行う外部機関 43

46 監査のあり方 企業年金のガバナンス 基金型 DB についても 一般社団法人等の他の法人と同様に 外部の専門家による会計監査を促進していくこと ( 義務付け ガイドラインで推奨等 ) についてどう考えるか 一般社団法人等の監査 一般社団法人等 消費生活共同組合 保険相互会社株式会社基金型 DB 根拠法 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 消費生活協同組合法 保険業法 会社法 確定給付企業年金法 外部会計監査の義務付け基準 負債 200 億円以上 共済事業を行いかつ負債 200 億円以上 無条件に義務付け 資本金 5 億円以上又は負債 200 億円以上 ( 規定なし ) 監査される対象 財務諸表及びその付属明細 財務諸表及びその付属明細 財務諸表及びその付属明細 財務諸表及びその付属明細 ( 規定なし ) 会計監査を行う者 監査法人又は公認会計士 監査法人又は公認会計士 監査法人又は公認会計士 監査法人又は公認会計士 ( 規定なし ) 44

47 資産運用ルールのあり方 企業年金のガバナンス 厚生年金基金の資産運用ルールの見直しを参考にして DB の資産運用ルールについても一定の見直しを行うこととしてはどうか 厚生年金基金の資産運用ルールの主な見直し内容 厚生年金基金の資産運用については 厚生年金基金資産運用等有識者会議報告書 ( 平成 24 年 7 月 ) を受けて見直しが行われた 規則第 42 条 規則第 56 条 ガイドライン通知 見直し内容 政策的ポートフォリオの策定を義務付け 資産運用業務報告書の行政庁への提出を義務付け 運用の基本方針の行政庁への提出を義務付け 特定の運用機関への運用委託の過度な集中を避ける義務を追加 オルタナティブ投資を行う場合の配慮を追加 運用受託機関の総合評価の方法について 先進的事例も踏まえた具体例を追加 厚生年金基金の資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドラインについて ( 通知 ) 45

48 参考 OECD のガイドライン 企業年金のガバナンス OECD による企業年金のガバナンスに関するガイドラインでは 企業年金のガバナンスを強化することによって適正な運営に資する観点から 次の 11 項目を提唱している 1. 責任の識別監督と執行の責任が識別され分離されるべき 2. 統治機関運営権限を有する統治機関を設置する 統治機関とは別の 統治機関を選出し監督する機関が設置されてもよい 3. 責任統治機関はステークホルダーに対して責任を負う 責任が果たせるように 統治機関が職務に反した際には法律上の責任を負わせるべき 統治機関の責任には 個人が金銭的な責任を負うことが含まれてよい 4. 適合性統治機関のメンバーの資質は 年金基金のガバナンスにおける高水準の高潔さ 有能さ 経験とプロ意識を確保するための最低限の適合性の基準に照らされるべき 統治機関の少なくとも一部のメンバーは 投資戦略などの要となる意思決定を補佐するための適切な専門的資質 経験を有していることが望ましい 5. 権限委譲と専門家の助言統治機関は 内部スタッフ等に権限委譲が可能 統治機関に責任を全うするために必要な専門知識が欠けている場合は 専門家の助言を求める 6. 監査人年金組織 統治機関及び制度提供者から独立した監査人が 適切な機関によって任命され ニーズに応じた定期的な監査を行うべき 7. 年金数理人すべての確定給付型年金には 年金数理人が選任されるべき 8. カストディアン ( 資産管理機関 ) 外部カストディアンを選任した場合 年金資産とカストディアンの資産が分別管理されることを法的に担保するべき 9. リスクベースの内部統制制度運営上の様々なリスクに応じた適切な内部統制を実施するべき 10. 報告正確な情報伝達のための報告チャネルを確保する 11. 情報開示加入員及び受給者は掛金率等の権利義務に関する事項 投資方針 年次の財政 年金数理報告に関する情報が利用できるべきである 資産運用成績については 定期的に開示されるべきである 事務負担を軽減するため 情報開示は例えば定期的に年 1 回とするなどしてもよい 46

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