イタセンパラ Acheilognathus longipinnis (Regan) 大阪府立環境農林水産総合研究所水生生物センター 緒言イタセンパラはコイ科タナゴ類の淡水魚で IUCN のレッドリストに絶滅危惧 Ⅱ 類 (IUCN 2010) 環境省レッドリストでは絶滅危惧 I 類に ( 環境省 2

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1 イタセンパラ Acheilognathus longipinnis (Regan) 大阪府立環境農林水産総合研究所水生生物センター 緒言イタセンパラはコイ科タナゴ類の淡水魚で IUCN のレッドリストに絶滅危惧 Ⅱ 類 (IUCN 2010) 環境省レッドリストでは絶滅危惧 I 類に ( 環境省 2013) 水産庁のレッドデータブックでは絶滅危惧種 ( 水産庁 1998) に選定されている また 文化庁が種指定の天然記念物に 環境省が絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 ( 種の保存法 ) の国内希少野生動植物種に指定している 本種は日本固有種で淀川水系と濃尾平野 富山平野に分布しているが 河川改修や外来魚の食害などの影響で個体数が減少している 産卵期は 9 下旬から 11 月初旬で 生きているイシガイ科二枚貝の体内に産卵する 淀川水系では 2006 年から確認が途絶えており 当センターと国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所が共同でイタセンパラを淀川に放流するなど 野生復帰の取り組みをすすめている イタセンパラの生息域外保存は 水族館等で行なわれている水槽飼育による繁殖と 大阪府や富山県氷見市などで行なわれている屋外保存池を用いた自然繁殖 ( 宮下 2005 氷見市教育委員会 2008) がある 水槽内で二枚貝を用いて本種を累代するためには, 産卵用の二枚貝を入手し さらに 仔魚が貝から浮出するまで貝の生残などを配慮する必要がある また タナゴ類の増殖目的のために生息地からイシガイ科二枚貝を採集することは これら二枚貝の保全上問題視されている ( 前畑,1997) 保存池において生息域外保存を行なう場合においても イタセンパラの収容密度や餌などによって成長や生残が大きく変化することが指摘されており ( 宮下 2005) 本種にとって良好な飼育条件を明らかにすることが必要となっている 当センターでは これまでに本種の生息域外保存に有用な人工授精による繁殖技術 (Uehara et al., 2006) や遺伝資源の保存として精子の凍結保存技術 ( 上原 太田 2005) などの開発を行ってきた また 淀川水系のイタセンパラ個体群の現状を踏まえ 1992 年に整備した保存池 ( 以下 旧保存池 ) と 2008 年に整備した新設保存池 ( 以下 新保存池 ) において飼育個体の増大を図っている ( 上原 2008) 本事業によって 保存池のイタセンパラの繁殖適正密度の把握が可能となったため 適正密度を上回る浮出仔稚魚が繁殖した場合には それらの個体を野生復帰として淀川に放流することが可能となった そこで 繁殖させた個体を用い 2009 年秋と 2011 年秋に 500 尾のイタセンパラ親魚を淀川に放流し 試行的に野生復帰の取り組みを進めている また 淀川流域で活動する市民団体や大学 地元企業 行政が連携して 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク ( イタセンネット ) を設立し 野生復帰を支援する取り組みもすすめている ( 上原 2011) 今年度は 野生復帰によって淀川で自然繁殖したイタセンパラが 親魚まで成長したことを確認したため それらの成長状況を調べ保存池の個体と比較した また イタセンパラが産卵に利用する二枚貝のイシガイについて 保存池での繁殖状況を把握した 加えて 淀川流域の小中学校においてイタセンパラを用いた課外授業とアンケート調査を行ない 希少種保護の価値観の客観的評価を行なった 方法 1) 保存池と淀川で自然繁殖したイタセンパラ成魚の成長と個体密度水生生物センターに設置しているイタセンパラ保存池のうち 旧保存池 ( 図 1) は 1992 年に養魚池跡地を利用した面積 270m 2 最大水深 1.2m の側面コンクリートたたき池で 池周囲に水深 20~30mm 程度の水際帯を設けた構造となっている 池内ではイタセンパラのほか イシガイとそのグロギジウム幼生の宿主となるシマヒレヨシノボリが自然繁殖している 2005 年に ヨシ類の繁茂が著しいことや 底泥が過度に堆積したため 池の魚を一時的に採集し 池を干し上げ水生植物と底泥を除去し 水際帯に川砂を約 10~15cm 程度覆砂する改修を行なった 改修の前後とも 毎年春に 1000 個体以上の浮上仔稚魚が得られている 新保存池 ( 図 2) は 旧養魚池跡地に 2008 年に新たに設置した幅 20m 20m 最大水深 1.5m 面積 400m 2 のほぼ正方形の素掘り池である 池の成形には 淀川から水を取水する浄水場の沈砂地の砂泥 22

2 を用いている 池内ではイタセンパラのほか イシガイとシマヒレヨシノボリが自然繁殖している これら池ではイタセンパラ等に給餌は行なわず 水位管理と過度に繁殖した水生植物 ( アオミドロやササバモなど ) の除去を行う程度で ほぼ自然の状態を保っている 2006~2011 年にかけてイタセンパラの仔稚魚が貝から浮出する 5 月に 池の表層を遊泳する仔稚魚の群れの概数を計測した また 同じく産卵期末期の 10 月末に 池のイタセンパラを曳網で採捕し 全長 体長 体重を測定するとともに 個体数推定を行なった 個体数の推定は 捕獲した個体の尾ビレの一部をカットして放流し 約 1 週間後に再び捕獲し 再捕率から Pertersen 法により求めた 求めた個体数推定値をもとに 池中の個体数密度と成長の関係を求めた 270 m 2 水際帯 池床部 1.2 m 20 m 0.8 m 水際帯池床部図 1. イタセンパラ旧保存池 120cm 0. 3 m 20 m 図 2. イタセンパラ新保存池 2011 年秋 淀川にイタセンパラ親魚 500 個体を放流し野生復帰を行なったところ それら親魚が産卵し 2012 年春に仔稚魚 216 個体を確認した その後 8 月 2 日に放流場所付近のワンドにおいて 曳網による調査を行なったところ 87 個体のイタセンパラ成魚を確認した 採捕した成魚は体重 全長 体長を計測し それらの尾ビレを一部カットして標識した後 再び放流した 8 月 8 日に再捕獲し再捕率から Pertersen 法により個体数を推定した 2) 保存池のイシガイ稚貝の個体密度の推移旧保存池において自然繁殖しているイシガイの成貝と稚貝の個体密度を把握するため 2007~2012 年の各 12 月に 池の周囲の水深 20~30cm の水域を無作為に 4 から 3 地点選び 1m 2 内における稚貝の個体数を調べた また 採集したイシガイの稚貝は殻長を測定し 成長を調べた 3) 小中学生に対するイタセンパラに関するアンケート調査イタセンパラの産卵期である 10~11 月に 校区がイタセンパラの主生息地である淀川の城北ワンドに面している大阪市旭区の大阪市立城北小学校 (4 年生 51 名 ) と 淀川から約 10km 離れた都心部に立地する大阪市立片江小学校 (4 年生 79 名 ) において イタセンパラの生体を用いた課外授業を行ない 児童に対し保全に関するアンケート調査を行なった 授業では産卵期のイタセンパラを水槽展示し 児童に淀川での生息状況や生態 外来種の現状 野生復帰の取り組みなどを紹介した その後 図 3 のようなアンケートを行なった 城北小学校においては昨年もイタセンパラの課外授業を行っているため 今年で 2 年連続の実施となる 通常の授業内で地元地域の自然について学ぶ機会があり イタセンパラについてごく簡単に触れられている 一方 片江小学校では これまで淀川やタセンパラを題材にした授業は行なっていない 23

3 図 3. アンケートの設問 結果 1) 保存池と淀川で自然繁殖したイタセンパラ成魚の成長と個体密度淀川で自然繁殖したイタセンパラ親魚は主に 2 か所のワンドで確認され ワンド 1 において推定 868 個体 0.27 個体 / m2 体長 64.2mm±5.5 ワンド 2 において推定 144 個体 0.07 個体 / m2 体長 65.8mm ±4.0 であった ( 表 1) 個体数の推定数は 1040 個体であった 2006~2011 年度に当センターの保存池で自然繁殖したイタセンパラと 2012 年に淀川ワンドで確認した自然繁殖親魚の体長と密度を図 4 に示した 個体密度の低下に伴い体長は増加し 成長に対する密度の影響が認められた 保存池内には当歳魚と 1 歳魚が混生しているものの イタセンパラは産卵後その多くが斃死することや これまでの結果より 産卵期の体長頻度分布に明らかな双峰性は認められないことから 当歳魚と 1 歳魚を区別せずに 採集された魚すべての体長の平均値を用いた 表 1 淀川ワンドで自然繁殖したイタセンパラ成魚の成長と個体密度 24

4 図.4 イタセンパラ保存池と淀川で自然繁殖した親魚の密度と成長 2) 保存池のイシガイ稚貝の個体密度の推移稚貝の個体密度は 2007 年が 15.0±4.3 個体 / m 2 であったが 2008 年には 35.7±13.0 個体 / m 年には 39.3±9.5 個体 / m 2 と増加し 2010 年には 31.0±6.6 個体 / m 2 と再び減少 2011 年には 17.0± 4.6 個体 / m 年には 15.7±6.7 個体 / m 2 とさらに減少した ( 図 5) 2009 年から 2012 年における旧保存池のイシガイ稚貝の殻長頻度分布の推移を図 6 に示した 2009 年から 2010 年では 殻長 10mm 前後の当歳の幼貝が一年間で殻長約 18mm に成長したものの 殻長 28~30mm をピークとする一歳と思われる幼貝はほとんど成長しなかった 2011 年 2012 年においても 同様に稚貝の成長が悪かった 図 5 旧保存池におけるイシガイ稚貝の平均密度の推移 25

5 図 6 旧保存池におけるイシガイ稚貝の拡張頻度分布の推移 3) 小学生に対するイタセンパラの授業とアンケート調査 2012 年 10 月に大阪市内の小学校 2 校において行ったイタセンパラの保全に関するアンケート結果を図 7 に示した 5 割弱の児童が親から川や池の生物の話を聞いたことがあると答え 7~8 割の児童が水辺で遊んだことがあると回答した イタセンパラの認知度は 63.3% と 29.5% と学校間で大きく異なった 認知度が高い小学校 (63.3%) は 前年度も同様な授業を実施しており 昨年度 (24.4%) に比べ認知度が大幅に向上した 淀川から約 10km 離れた都心部の小学校では イタセンパラの認知度は 29.5% 低くなった ブラックバスが外来種であることについての認識は 城北小学校で 62.7%( 昨年度 61.9%) 片江小学校では 44.3% となった また ルアー釣りに関心があると答えた児童は 20% 程度であった 7~8 割近くの児童はブラックバスがたくさん増えて水域を独占することを悲しいと回答した イタセンパラ 26

6 がいなくなったらどう思うか との設問については 7~8 割の生徒が 悲しい と答え その理由は 小学生が きれい かわいいから が多いものの 地域によって 天然記念物だから という回答が上まわった 図 7 イタセンパラに保全に関するアンケート結果 考察これまでの調査結果から 当センターの保存池で自然繁殖しているイタセンパラの浮上仔魚数は 年によって大きく変化し ( 約 1000~4000 尾 ) それに伴い成長も大きく変動した( 体長約 40~80mm) 浮出から親魚までの生残率は約 5 割程度であり 水域の個体密度が低くなるに伴い 成長は良好となる傾向が見られた また 保存池の親魚尾数が少ない場合においても 成長が良好であれば 翌年多くの仔魚が得られる傾向が認められた 一方 個体数が多いものの成長が良くない親魚からは 次世代の浮出が少なくなる傾向となった これらのことから 春に適正密度を超える仔魚が浮出した場合 それらの一部を別の池で飼育するなどして成長させることにより 飼育集団に影響を与えることなく 野生復帰の供試魚として活用することが可能となるものと思われる 当センターの旧保存池では 2006 年冬に底泥除去と覆砂を行なっている イタセンパラの繁殖状況を見ると 2009 年に浮出仔稚魚数がピークとなり その後は減少に転じている イシガイの繁殖状況もイタセンパラ同様 2009 年にその数がピークとなり その後 個体数密度が減少し 稚貝の成長も鈍くなった 池の改修時に生じた人為的な撹乱作用が一時的な環境改善となり数年間良好な環境が維持されたものの 時間の経過とともに底泥が堆積するなどして 池内の環境が悪化したものと考えられる 管理された保存池などのように 河川の攪乱作用などが全くない環境で安定してイタセンパラを飼育繁殖させる場合 定期的な底泥除去や覆砂等のような人為的攪乱作用が必要となるものと思われる 2011 年秋に淀川にイタセンパラ成魚を放流し それらの次世代が 2012 年 8 月に体長約 65mm 成魚に成長していることを確認した 淀川で成魚がまとまって採捕されることは少なく 自然環境下での成 27

7 長を把握する貴重な基礎資料を得ることができた これら自然繁殖個体の成長は 当センターの保存池における飼育個体の成長と大きな差がないことから 保存個体は 自然環境下と同様に成長していることが明らかとなった これまで行なってきた小中学生に対するイタセンパラ保全に関するアンケートでは 地域により大きな差があるものの 年齢 ( 学年 ) があがるとイタセンパラの認知度が向上する傾向が認められた また 小学生は きれい かわいい や かわいそう などの感情がその保全に大きく影響する傾向が認められた そして 保全すべき理由として 天然記念物 ( 国の宝物 ) であること が多くを占めることから 生物の保全の意識向上に対して 天然記念物指定は有効に作用していることが考えられた さらに加えて 地元に生息し 愛らしい ( きれいな かわいい ) 生き物 であることも有効な条件となった イタセンパラの保全意識を高めるためには 婚姻色が鮮やかな時期に展示や課外授業などを行なうことで高い効果が期待できることが明らかになった 今年度 2 年連続で同じ学校で課外授業を取り組むことにより イタセンパラの認知度は大幅に上昇した 学校側によると 例年 郷土学習で淀川のワンドやイタセンパラについて軽く触れる程度で 特別な授業等は行なわれていないようである にもかかわらず 認知度が大幅に上昇した要因として 教師の理解度の向上が影響しているものと思われる 昨年度は イタセンパラを用いたはじめての課外授業であったことから 教師のイタセンパラに対する認知度は低かった 連続して同様の授業を行なうことによって 教師が実物を見たことによる経験がその理解を深め その結果として 教師が自分の体験に基づいた言葉で児童に授業を行なった可能性が考えられる 伝聞を伝えるのではなく 教師の体験を基にした言葉は 児童にとって印象に残りやすいものと思われる 今後は 児童だけでなく 教師への認知度向上を含め 地元に根付いた継続的な取り組みを進める必要があるものと思われる 淀川流域のイタセンパラの認知度は高い傾向にあるものの 淀川から離れた都心部の小学校では その認知度が低くなった 淀川流域から保全の輪を広げるためには 大阪府域の教師向けの研修等と連携し 地域の生物多様性保全や文化継承の題材としてイタセンパラが有用であるという認識を共有することが重要であるものと考えられる 近年 希少種保護の機運を高めるために アンケート調査による人々の持つ価値観の客観的評価が行なわれている ( 阿部ら 2010) イタセンパラにおいてもこのような指標を用いて 希少種の保全と次世代を担う子供たちへの環境教育効果と合わせて分析することが重要であると考えられる 引用文献阿部信一郎 井口恵一朗 玉置泰司 奄美大島に生息する絶滅危惧種リュウキュウアユ (Plecoglossus altivelis ryukyuensis) に対して人々が持つ価値観に影響を及ぼす要因. 陸水学雑誌 71: IUCN IUCN red list of threatened species. 環境省 環境省第 4 次レッドリスト 汽水 淡水魚類宮下敏夫 淀川のシンボルフィッシュイタセンパラ. 希少淡水魚の現在と未来 ( 片野修 森誠一編 ). 信山社, 東京. pp 水産庁 日本の希少な野生生物に関するデータブック. 日本水産資源保護協会. 東京. 氷見市教育委員会 イタセンパラ天然記念物再生事業報告書 III. 前畑政善 水族館における希少淡水魚の保存と今後の課題. 日本の希少淡水魚の現状と系統保存 ( 長田芳和, 細谷和海編 ) 緑書房, 東京.pp 上原一彦 イタセンパラの野生復帰の条件. 関西自然保護機構会誌 30(2): Uehara K. Kawabata K. Ohta H Low temperature requirement for embryonic development of Itasenpara bitterling Acheilognathus longipinnis. Journal of Experimental Zoology 305A : 上原一彦 太田博巳 イタセンパラ精子の凍結保存. 日本水産学会誌. 71(4) : 上原一彦 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク の設立にあたって. 魚類自然史研 28

8 究会会報 ボテジャコ 16: 調査組織大阪府環境農林水産総合研究所水生生物センター担当者上原一彦 大阪府寝屋川市木屋元町 10-4 TEL

9 イタセンパラ Acheilognathus longipinnis (Regan) 山崎裕治富山大学大学院理工学研究部 ( 富山県富山市五福 3190 TEL yatsume@sci.u-toyama.ac.jp) 緒言 イタセンパラ Acheilognathus longipinnis は コイ科タナゴ亜科タナゴ属に属する日本固有の純淡水魚である ( 川那部 水野 1989) 本種は 国指定天然記念物および国内希少野生動植物種に指定され 加えて環境省レッドリスト ( 環境省 2003) において絶滅危惧 IA 類に分類されている 本種の分布は 富山県西部 大阪淀川流域 そして濃尾平野の国内 3 地域のみに限られている ( 川那部 水野 1989; 氷見市教育委員会 2005, 2008 など ) これらいずれの地域においても 生息地および個体数減少が著しく 生息状況調査や保全 保存事業が行われている ( 北村 2008; 小川 2008; 日本魚類学会自然保護委員会 2011) イタセンパラ保全の実施にあたっては まず第一に地域固有性の堅持が必要となる 次に自然集団および生息地の保全が求められる 一方 生息域の急激な変化に備えて 保護池等の生息域外における継代飼育も有効である この際には 将来の野生再導入を常に考える必要があり 遺伝的側面では自然集団が有する遺伝的固有性の保持と 集団内の遺伝的多様性の維持が重要となる また 生態的側面では飼育条件下における成長および繁殖条件の把握 さらには環境への適応の回避が必要である (Frankham et al など ) これらの課題に対して筆者は 本事業において 富山県氷見市および大阪府水生生物センターと共同で マイクロサテライト DNA マーカーおよび免疫関連遺伝子 (MHC 遺伝子 ) を用いたイタセンパラの遺伝子解析を実施している これまでの事業の結果 氷見集団と淀川集団との間には明確な遺伝的差異があることが示され それぞれを個別に保全 保存の対象として扱うことの必要性が示された また氷見集団の遺伝的多様性は低く これは野生集団における小さい集団サイズに起因すると推定された さらに一部の集団において 遺伝的多様性の低下が示唆された しかし これまでに解析が行われた集団数は必ずしも十分ではなく また 同一集団における経年変化を把握することができていない 一方 イタセンパラにおいては 生息域における生態的特徴の把握や 生息域外保全のための飼育繁殖技術の確立の必要性が指摘されている 本事業において これまでに富山県氷見市におけるイタセンパラ自然繁殖河川における イタセンパラ産卵個体の生息地利用や産卵母貝であるイシガイの生息環境調査がなされてきた また 小規模水槽におけるイタセンパラの成長に適した環境条件の検討がなされてきた しかし 人為管理下における好適な産卵条件の把握には至っていない そこで本年度の事業では 遺伝子分析として イタセンパラ標本を対象としたマイクロサテライト DNA 分析を行い これまでの結果と合わせて比較することにより 遺伝的多様性およびその経年変化を検討した また 富山県氷見市集団の産卵条件の把握を目的とした水槽実験を行った 材料と方法 I. 遺伝子分析遺伝子分析に用いた標本は 昨年度までに採取された鰭標本 および本年度採取した標本を用いた マイクロサテライト DNA 分析において Dawson et al. (2003) および Shirai et al. (2009) により開発 報告された 14 組のプライマーセットを分析に供した 各集団における遺伝的多様性 ( アリル数, アリル多様度 A ヘテロ接合度の観察値 Ho と期待値 He) 有効集団サイズ (Ne) そして血縁度 (r) を算出した またすべての遺伝子座を用いた対応分析法により各集団のアリル組成の関係を調べた 30

10 II. 産卵実験小規模水槽内の繁殖における最適な雌雄個体数比を明らかにすることを目的として 水槽実験を行った 実験に供した個体は 2012 年 6 月 15 日に 富山県氷見市を流れる野生 B 川から採集された 昨年度の本事業成果に基づき 底質として砂礫を敷いた小型の実験用水槽 ( プラスチック製 : cm) に 10 尾ずつ入れた 水槽は野外に設置し 電動エアーポンプを用いて酸素を常時供給した また自動給餌器を用いて 市販のアユ用人工餌料 ( くみあい配合飼料ニュー新鮎 PC) を 1 日 3 回 ( 各 1g) 投与した 雄においては精子の有無および婚姻色 ( 臀鰭の黒色縁 ) の有無を 雌においては産卵管の有無を それぞれ二次性徴の指標とし 二次性徴を呈した個体を用いて 水槽実験を行った 実験においては 飼育と同型の水槽に砂礫とイシガイ Unio douglasiae を 10 個体投入し イタセンパラ雌雄の個体数比を 1:1 2:1 5:5 に設定して 投入した 実験開始から 1 週間の後 イタセンパラを別の水槽へ移した イシガイは 12 月 5 日まで実験水槽内で飼育し 貝の中に産み込まれているイタセンパラ卵 仔魚の有無を確認した この際 開口器を用いて イシガイの外鰓に産みつけられたイタセンパラ卵の有無を確認した 以上一連の調査 実験は 氷見市教育委員会と共同で行い 文化庁 環境庁 氷見市から指導 許可を得て実施した 結果と考察 I. 遺伝子分析 14 遺伝子座を用いたマイクロサテライト分析において 対応分析の結果 富山氷見地域集団と大阪淀川集団との間に 遺伝的組成の差異が認められた ( 図 1) このことから それぞれの地域における遺伝的固有性が保持されていることが 昨年度までの本事業報告と同様に 示唆された そのため それぞれの地域集団を対象とした保全活動を継続することが必要であると考えられる また 対応分析において 富山氷見地域集団においては 野生および保護池集団の間で 明確な遺伝的差異は認められなかった しかし 大阪淀川集団において 野生集団の遺伝的組成と 保護池集団 I のそれとが異なる傾向を示した この保護池集団 I は 大阪淀川野生集団に由来することから 保護池における継代飼育の過程で 遺伝的浮動が生じた可能性が考えられる 次に 各集団の遺伝的多様度を示す指標として平均へテロ接合度を比較した その結果 富山氷見地域集団において その値が低いことが示された ( 表 1) 多くの場合 遺伝的多様性は 集団サイズと正の相関を持つことが知られている 氷見市における本種の生息範囲は 大阪淀川水系におけるそれと比べて 遙かに小さいと考えられる これらのことから 氷見市の本種集団における低い遺伝的多様性は 歴史的に維持されてきた小さい集団サイズを反映していると考えられる 富山氷見集団において 遺伝的多様度の経年変化を調べた結果 2006 年から 2012 年にかけて 大きな変化は認められなかった ( 表 1) また 保護池集団の遺伝的多様度は その由来となった野生 A 川集団のそれとほぼ同等であった これらの集団における遺伝的多様度は 野生 B 川集団のそれに比べると低い値であった このことは 自然生息地において 今日においても野生 B 川では多くの個体の生息が確認されていることに対して 野生 A 川では ほとんど生息個体が確認されておらず このような生息個体数の違いを反映した結果であると考えられる 一方 富山氷見集団における有効集団サイズに注目すると 本事業の調査対象となった期間内において 値が継続的に減少する傾向を示すことが認められた ( 表 1) この結果は 最近 産卵に参加する個体が減少し 従来と比べて少ない個体数で 次世代が維持されていることを意味している また 血縁度を算出し 各集団においてヒストグラムを作成した結果 ( 図 2) 大阪淀川集団においては 血縁度 0 をピークとした単峰型の値の分布パタンが示されたのに対して 富山氷見集団においては 明確なピークが認められなかった この結果から 大阪淀川集団においては 野生集団および保護池 31

11 集団のそれぞれにおいて 個体間における自由な交配が行われている ( 野生集団においては当時行われていた ) と推察されるが 富山氷見集団においては 偏った交配が生じている可能性が示唆される 氷見野生 A 氷見野生 B 氷見保護池 I 氷見保護池 I 淀川保護池 II-1 淀川保護池 II-2 淀川保護池 III 0 淀川野生 淀川保護池 I 図 1. イタセンパラにおける対応分析横軸 :Axe1( 寄与率 23.8%) 縦軸 :Axe2( 寄与率 13.2%) 氷見野生 A 川 (2006 年 ) 氷見野生 B 川 (2008 年 ) 氷見保護池 I-1(2008 年 ) 大阪保護池 I(2008 年 ) 氷見保護池 I-2(2008 年 ) 大阪野生 (2001 年 ) 図 2. 主な集団における血縁度ヒストグラム ( 横軸は血縁度, 縦軸は件数 ) 32

12 表 1. イタセンパラ集団のマイクロサテライト遺伝子座におけるアリル数, ヘテロ接合度 (H E : 期待値 H O : 観察値 ) および有効集団サイズ (N e ) Rser Rser Rser Rser Rser RC RC RC RC RC RC RC RC RC Mean H E H O N e 富山氷見野生 A 保護池 I 保護池 I 野生 B 大阪淀川野生 保護池 I 保護池 II 保護池 II 保護池 III 現地における生態調査においては 富山氷見の野生 B 川および保護池 I-1 と I-2 において 継続的に多数の個体が毎年確認されている しかし これら集団において 自由な交配が生じていないことが 本事業の結果から示された このことから 集団内において近親交配が生じている可能性が考えられる 一方で 本事業で用いた個体が 限られたサンプルに由来している可能性も残り また 富山氷見集団における少ないアリル数に起因する誤差 さらにはこれらの原因も含めて 年変動の幅が大きく見積もられることにも配慮する必要がある また 調査期間におけるアリル数の推移を調べた結果 ( 表 1) 富山氷見の野生 A 川および 2 つの保護池において アリルの減少が確認された これらに該当するアリルは 出現頻度が低いアリルであった このため 解析個体数が少なく 検出出来なかった可能性も考えられるが 今後希少アリルの維持を目的とした個体の管理が必要である 今後 富山氷見集団においては 遺伝的多様度や有効集団サイズが低い状態で推移すると 遺伝的多様性の更なる低下の恐れが高く 将来の保存そして野生復帰に対して好ましくない状況が想定される このため 遺伝的多様性評価を継続すると共に 繁殖補助等の取り組みや 保護池集団に対する新規野生個体の導入 池間における個体の入れ替えなど 遺伝的多様性の維持に向けた積極的な取り組みを早急に検討する必要がある 一方 大阪淀川集団においては 野生に再導入する個体における遺伝的組成の偏りを避けるために 再導入個体の選定における配慮が望ましい 以上に加えて いずれの地域集団においても 生息環境保全あるいは復元 共存生物の維持が必要であり それに必要な調査分析および施策の構築が求められる II. 産卵実験実験に用いた飼育個体における二次性徴を呈した個体の割合を表 2 に示した オスにおいては 9 月 27 日に 27% の個体が二次性徴を呈したのに対して 10 月 25 日にはほぼすべての個体が二次性徴を呈した 一方 メスにおいては 10 月 25 日おいて二次性徴を呈した個体は全個体の 80% であった これらの値は 富山氷見の野生河川個体のそれと比べると 実験初期においては低い傾向を示した このこ 33

13 とは 実験条件下においては 二次性徴が遅くなったことが示唆される 本実験において 実験水槽は野外の日陰に設置されていたため 本種の二次性徴に関わる要因のうち 光量や水温が野生河川と異なった可能性が考えられる さらに人工餌料の質および量についても 今後検証が必要である 表 2. 二次性徴を呈した個体割合の推移 9 月 27 日 10 月 4 日 10 月 25 日 オス 28% 34% 98% メス 32% 38% 80% 次に 飼育実験において二次性徴を呈したイタセンパラ個体を用いた産卵実験において 10 基の実験水槽のうち 1 基において イタセンパラ仔魚を有するイシガイを確認した ( 表 3) この水槽には イタセンパラ雌雄がそれぞれ 5 個体ずつ投入されていた 本実験においては 病気が広がってしまったため 実験に供することができる個体が得られなかったため 検証実験を繰り返すことが出来なかったが 今後更なる実験を行い 産卵に適した雌雄の個体数比を明らかにする必要がある 表 3. 産卵行動実験の結果雌雄 仔魚が確認されたイシガイ 実験に用いた 番号 個体数比 個数 殻長 (mm) イシガイの殻長 (mm) 1 2: : : : : : : : : : 成果の活用および啓蒙 啓発活動本事業で得られた成果は 氷見市におけるイタセンパラ保護活動に活用されていることに加え 同市イタセンパラ保存活用指導委員会において検討されている保護池の増設および管理方法を考案する上での根拠試料として活用されている これまでの本事業成果の一部を論文発表した ( 西尾ほか, 2012) また大阪の淀川イタセンパラ検討会において 野生復帰事業の参考資料として活用されている また富山県内の市民大学や市民向けセミナー等において 研究者から市民まで幅広い対象に本事業が紹介された そして 本事業の一部は 富山県氷見市内の廃校となった小学校跡地を利活用した 富山大学理学部 氷見市連携研究室 において行われた この施設を利用することにより 常に地 34

14 域住民と共に活動したことは 本事業の普及啓発に益していると考えられる 謝辞 野外調査 情報収集および遺伝子実験において 文化庁の江戸謙顕博士 氷見市教育委員会の西尾正輝氏 大阪府の水生生物センターの上原一彦博士 ならびに富山大学理学部の大学院生および学生に協力をいただいた 厚くお礼申し上げる 文献 Dawson DA, Burland TM, Douglas A, Le comber SC, Bradshaw M (2003) Isolation of microstellite loci in the freshwater fish, the bitterling Rhodeus sericeus (Teleostei: Ctyprinidae). Molecular Ecology Notes, 3: Frankham R, Ballou JD, Briscoe DA (2002). Introduction to Conservation Genetics. Cambridge University Press, Cambridge, UK 氷見市教育委員会 (2005). イタセンパラ天然記念物再生事業報告書 I. 氷見市教育委員会, 富山. 氷見市教育委員会 (2008). イタセンパラ天然記念物再生事業報告書 III. 氷見市教育委員会, 富山. 環境省 (2003). 改訂 日本の絶滅のおそれのある野生生物 レッドデータブック 4. 汽水 淡水魚類. 自然環境研究センター. 川那部浩哉 水野信彦 (1989). 日本の淡水魚. 山と渓谷社 東京. 北村淳一 (2008). シリーズ日本の希少魚類の現状と課題 : タナゴ亜科魚類 : 現状と保全. 魚類学雑誌 55: 日本魚類学会自然保護委員会編 (2011). 絶対絶命の淡水魚イタセンパラ 希少種と川の再生にむけて. 東海大学出版会 神奈川. 西尾正輝 タハソリマン 山崎裕治 (2012). 富山県氷見市万尾川に生息するイタセンパラの出現パタンと産卵場所. 魚類学雑誌 59: 小川力也 (2008). シリーズ日本の希少魚類の現状と課題 : イタセンパラ : 河川氾濫原の水理環境の保全と再生に向けて. 魚類学雑誌 55: Shirai, Y., Ikeda, S., and Tajima, S. (2009) Isolation and characterization of new microsatellite markers for rose bitterlings, Rhodeus ocellatus. Moleculer Ecology Resources 9: 山崎裕治 中村友美 西尾正輝 上原一彦 (2010). 富山県および大阪府に生息するイタセンパラ集団の遺伝的構造. 魚類学雑誌 57:

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