都立病院におけるインシデント アクシデント レポート集計結果 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 東京都病院経営本部サービス推進部

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1 都立病院におけるインシデント アクシデント レポート集計結果 平成 7 年 4 月 ~ 平成 8 年 3 月 東京都病院経営本部サービス推進部

2 インシデント アクシデント レポートの集計結果について 病院経営本部では より有効な医療事故防止対策に資するため 平成 年 7 月に全都立病院が統一したインシデント アクシデント レポート ( 以下 レポート という ) の様式を使用することとし 同年 8 月からこのレポートによる報告を行ってきた その後 様式については 適宜変更を加え 現在 レポートの報告及び集計はシステム化されている 今回 平成 7 年 4 月 日から平成 8 年 3 月 3 日までの一年間に 全都立病院で報告されたレポートの集計結果をとりまとめたので報告する 各都立病院では 幅広い潜在的リスクの把握を重視し 気づいたことやリスクが存在すると考えた出来事などは どんなに些細なことでも積極的にレポートとして提出するよう職員に指導している レポートには その性格上 職員個々人の主観的要素が含まれており 情報としては未成熟なものである このため レポートのみからは正確な事実の分析や評価は困難であり 正確な発生状況の把握は 関係者複数の情報を集約分析して初めて可能となる しかしながら レポート情報の集計により 都立病院全体の潜在的リスク傾向を把握することは 全都立病院に共通する効果的な事故予防対策の企画 立案を行う上で 有効な手法であると考えられる そこで レポートの集計に当たっては これまでと同様に レポートをインシデントとアクシデントに区別することなく集計した また 集計方法も 前回までの集計との比較を容易にするため これまでと同様の手法に基づいている レポート制度の目的 レポートの収集 分析を通じて 医療事故につながる可能性のある潜在的なリスクを把握し 医療事故の発生を未然に防止することを目的としている リスクマネジメントのプロセス リスクの把握リスクの評価 分析リスクの改善 対処リスクの再評価 都立病院における医療事故予防活動 レポート等により院内の事故に発展する可能性のある問題点を把握する 院内の問題点の重大性を評価し 対応すべき問題点を選別して背景要因を分析する 医療システムの改善の視点から医療事故予防対策を検討 実施する 予防策の遵守状況の確認とともに予防策が不十分な場合はフィードバックして再検討する

3 インシデント及びアクシデントの定義 インシデント等の定義は必ずしも明確に定められていないが 本集計においては インシデント及びアクシデントを以下のように定義して用いる インシデント : 日常の場で ヒヤリ ハッ としたが 実施する前に気づいたもの 何ら影響がなく患者に変化がないもの 何らかの影響を与えた可能性があり 観察の強化やの必要性が生じたもの アクシデント : 患者に何らかの変化が生じ 治療 を要したもの 集中治療や生命維持のための措置を要したもの 事故が死亡に関連した疑いのあるもの 3 実施施設 平成 7 年度において病院経営本部が所管する 8 都立病院 ( 広尾病院 大塚病院 駒込病院 墨東病院 多摩総合医療センター 神経病院 小児総合医療センター 松沢病院 ) * 都立病院の平均病床数 :65 床 ( 平成 7 年度予算定床 ) [ 最大 89 床 最小 96 床 総病床数 4,997 床 ] 4 集計内容等 () レポートの提出者都立病院に在職する全職員 ( 参考 : 平成 7 年度常勤職員定数 6,699 人 ) () 集計項目 事象内訳 科 職種 時間帯 時間 の 4 項目である 事象内訳 には 麻酔などがある 科 は 外科系 内科系 精神科 小児科 歯科の区分で集計を行った 職種 は 都立病院に在職する各職種 ( 医師 看護師 師 事務等 ) である 時間帯 時間 は 日勤帯 ( 午前 9 時から午後 5 時 ) 準夜帯 ( 午後 5 時から午前 時 ) 深夜帯 ( 午前 時から午前 9 時 ) の区分及び時間別の集計を行った (3) 端数処理のため 合計が % にならない場合がある

4 5 集計結果の概要 () 報告件数 (( ) は 6 年度集計 ) 平成 7 年 4 月 日から平成 8 年 3 月 3 日までの 年間に 各都立病院から報告されたレポートの総数は 4,36 件 (3,39 件 ) であり 昨年度よりレポート総数は増加した このうち インシデントは 3,393 件 (,633 件 ) で全体の約 96%(97%) を占め アクシデントは 93 件 (758 件 ) で全体の約 4%(3%) であった () 都立病院全体の事象内訳 (( ) は 6 年度集計 ) 事象内訳 ( インシデント等の種類 ) をみると を除き最も多いのは に関するもので 全体の約 33%(34%) を占め 次いで が約 6%(5%) 点滴等の が約 5%(5%) であり 前回の集計と同様 これら 3 項目で全体の約 64% を占めている この傾向は 第 回集計から同様である (3) 科別の事象内訳 (( ) は 6 年度集計 ) 科別でみると 外科系が全体の約 37%(37%) 内科系が約 33%(34%) 精神科が約 6%(5%) 小児科が約 %(3%) 歯科が約 %(%) となっている 科別の事象内訳では 外科系 内科系ともに の 3 種類の割合が高く 都立病院全体の事象内訳とほぼ同じ傾向を示している また 精神科では に関するものの割合が 小児科では に関するものの割合が高くなっており 外科系 内科系とは異なる傾向を示している 科別の事象内訳も第 回集計から概ね同様の傾向が見受けられる (4) 職種別のレポート提出状況 (( ) は 6 年度集計 ) 職種別の報告件数では 全職員の約 6 割を占める看護師からの報告が全体の約 86% (86%) を占めており 次いで医師が約 4%(3%) 師が約 3%(3%) 栄養士が約 %(%) の順となっている 最も報告件数の多い看護師からの事象内訳は の割合が高く 都立病院全体の事象内訳とほぼ同じ傾向を示している (5) 時間帯 時間別のインシデント等報告状況 (( ) は 6 年度集計 ) インシデント等の発生時間帯をみると 日勤帯が全体の約 5%(5%) を占め 深夜帯が約 %(%) 準夜帯が約 7%(7%) となっている 発生時間帯についても 日勤帯の割合が高いことはこれまでと同様である 3

5 6 まとめ 報告されたレポートは 各部門のリスクマネジャー等を経由して 都立病院ごとに設置された医療安全対策室のリスクマネジメント推進会議が中心となって職種横断的な検討分析が行われる仕組みとなっている 各都立病院では こうした検討 分析に基づき 具体的な事故防止対策を企画 立案し それぞれの病院の実情に見合った対策を講じているところである 昨年度との比較では レポート提出数は 95 件増加している アクシデントは 全体比で昨年の 3.% から 3.8% と.6 ポイント増加し 絶対数では 65 件増加した 平成 年度以降の推移をみると 都立病院の再編整備の影響もあり 平成 年度 年度のレポート提出数は前年度に比べ減少していた その後 平成 年 3 月に多摩総合医療センター 小児総合医療センターが開設 平成 3 年 9 月には改修を完了した駒込病院の全面供用が開始 平成 5 年 5 月には松沢病院の新築 改修が完了した 平成 年度以降 再編整備の進展に伴い 平成 5 年度までレポート提出数は 年々増加した しかしながら 平成 6 年度は 8 月に墨東病院の新棟運用が開始されたものの レポート提出数は前年度に比べ減少となった 平成 7 年度は 再びレポート提出数は増加に転じたこと 潜在的なリスクも含め積極的にレポートとして提出するという仕組みの趣旨を踏まえ 引き続き 今後の提出数の推移を注視していく 集計ではインシデントが約 96% とその大部分を占めているが レポート提出後に実施された予防策について 実施状況やその効果を検証し より有効な予防策としていくことが重要である 各病院が検討 実施している予防策についても 対策を講じた前後に 減少効果が認められたものについて 引き続き情報の共有を図っていく また これまでと同様 レポート事象別内訳で でレポート全体の約 64% を占めている これら 3 事象について 全都立病院に共通する予防対策を講ずることにより 潜在リスクを減少させることが可能と考えられる このため 処方 調剤 与薬における事故防止マニュアル 防止対策マニュアル ライン類の防止対策マニュアル の活用などにより 今後もこれら事象の予防対策の徹底を行っていく 4

6 7 今後の対応 平成 5 年 4 月に 病院におけるリスクマネジメント活動のより一層の強化を図るため リスクマネジメント組織の再編整備を行い 各病院に医療安全対策室を設置し 専任のリスクマネジャーを配置した 今後も この集計結果を踏まえ 都立病院医療安全推進委員会において 全都立病院に共通する具体的な事故予防策の企画 立案を行い 速やかにこれを実施するなど 引き続き医療安全管理体制の充実 強化を図っていく () 各都立病院の専任リスクマネジャーで構成される専任リスクマネジャー会を医療事故予防対策部会の下部に設置し 各病院で実施した予防策から全都立病院共通の予防策を立案する検討や 医療安全推進に係る情報の収集等に取り組んできた 今後も医療事故予防対策部会と専任リスクマネジャー会との連携を図っていく () 各都立病院において 医療安全対策室 リスクマネジメント推進会議等での検討 分析に基づき実施した具体的な事故防止対策についても インシデント アクシデントの減少効果が認められたものなど効果的な対策については 引き続き病院間での共有を推進する また インシデント アクシデント レポートのシステム化が完了したことを踏まえ 分析手法等についても より一層の充実を図っていく (3) 各病院での職員に対する研修やリスクマネジャーに対するリスクマネジメント研修の実施等により 都立病院における事故予防活動の一層の充実と定着を図る (4) 平成 年度から 既作成の都立病院医療事故予防マニュアルの見直し 改訂を行い 平成 7 年度は医療事故調査制度の施行に向け改訂を実施した 今後も 医療環境の変化に応じて見直しを行っていく さらに 病院における自己点検 病院間の相互点検などを通じて 病院独自のマニュアルを含め マニュアルの遵守状況を点検 評価し 一層の取組みの強化 定着を図る 5

7 () 都立病院全体の報告件数 表 平成 7 年 4 月 日から平成 8 年 3 月 3 日までの 年間に 各都立病院から報告されたレポートの総数は 4,36 件 (3,39 件 ) であった このうち インシデントは 3,393 件 (,633 件 ) で全体の約 96%(97%) を占め アクシデントは 93 件 (758 件 ) で全体の約 4%(3%) であった レポート総数は 95 件増加したが インシデント アクシデントの割合に大きな変化はなかった また 病院 か月当たりの平均報告件数は約 53 件 (44 件 ) で このうち インシデントは約 44 件 (36 件 ) アクシデントは約 件 (8 件 ) であった なお レポート件数等の推移は 表 () () 実利用病床 床あたりの件数の推移は表 (3) のとおりである (( ) は 6 年度集計 ) 件 3, 5,,9,89 レポート数の推移 4,35 3,39 表 () 4,36, 5,,,7,75 3,95,633 3,393 5, 年度 4 年度 5 年度 6 年度 7 年度 インシデントアクシデント総数 6

8 . 8. % レポート比率の推移 表 () 年度 4 年度 5 年度 6 年度 7 年度 インシデント アクシデント 実利用病床 床あたりの件数 表 (3) 件 年度 4 年度 5 年度 6 年度 7 年度 総数 7

9 () 都立病院全体の事象内訳 表 都立病院全体の事象内訳 ( インシデント等の種類 ) をみると を除き最も多いのは に関するもので全体の約 33%(34%) を占め 次いで が約 6% (5%) が約 5%(5%) であり これら3 種類で全体の約 64%(64%) を占めている に関するものは 経口薬 点滴 注射 経管投与などに区分され 態様としては 誤投与 ( 数量 時間 方法 ) 飲み忘れ 飲み違い 点滴速度の誤調整 点滴漏れ 処方 指示誤り 機器の誤操作などである に関するものの態様には 自力歩行中 車椅子使用中 ベッドからのもの 排便 排尿中 補装具での歩行中 入浴中 中 ストレッチャーでの移動中などがある は 患者さん自らの故意 過失により 点滴等を抜いてしまうと 他の原因によって点滴などが外れてしまうがある の対象には や栄養剤を静脈 鼻 胃 尿道などから注入するための点滴 挿管チューブ カテーテルなどがある (( ) は 6 年度集計 ) 3.3% 表 () 都立病院全体の事象内訳.8%.8% (7 年度集計 ) 麻酔.4% 5.6% 33.%.8% 表 () 都立病院全体の事象内訳.7%.% 麻酔.3% (6 年度集計 ) 5.7% 33.6% 3.6% 5.6% 6.5% 4.8% 5.6% 4.4% 5.6% 6.% 4.6% 5.% には 患者間違い 無断離院などがある 8

10 (3) 科別の事象内訳 表 3-~3-6 ( 注 ) ( 注 ) 科別の報告件数でみると 外科系が全体の約 37%(37%) 内科系が約 ( 注 3) 33%(34%) 精神科が約 6%(5%) 小児科系が約 %(3%) 歯科が約 %(%) となっており 外科系と内科系で 全体の約 7%(7%) を占める ( 表 3-) 科別の事象内訳では 外科系 内科系ともに の割合が高く 都立病院全体の事象内訳とほぼ同じ傾向を示している ( 表 3-~3-3) また 精神科では に関するものの割合が高く ( 表 3-4) 小児科系は 配膳の誤りなど に関するものが全体の約 %(%) で に関するもの等に次いで多く ( 表 3-5) 外科系 内科系とは異なる傾向を示している (( ) は 6 年度集計 ) ( 注 ) 外科系 : 外科 整形外科 形成外科 脳神経外科 心臓血管外科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 皮膚科, 泌尿器科 麻酔科など ( 注 ) 内科系 : 内科 呼吸器科 消化器科 循環器科 神経内科 アレルギー科など ( 注 3) 小児科系 : 小児科 未熟児新生児科 (NICU を含む ) 小児外科 小児歯科など 表 3-() 都立病院全体の科内訳 (7 年度集計 ) 表 3-() 都立病院全体の科内訳 (6 年度集計 ) 小児科.4% 歯科.8% 不明.% 小児科.5% 歯科.9% 不明.% 外科系 36.8% 外科系 36.5% 精神科 5.7% 精神科 4.7% 内科系 33.% 内科系 34.3% 9

11 表 3-() 外科系における事象内訳 表 3-() 外科系における事象内訳 (7 年度集計 ) (6 年度集計 ).% 4.% 3.4%.6% 麻酔.8%.% 35.%.6% 4.6% 3.7%.8% 麻酔.7%.% 34.7% 6.7% 6.4% 7.7%.7% 6.7% 6.4% 3.% 7.9% 表 3-3() 内科系における事象内訳 (7 年度集計 ) 表 3-3() 内科系における事象内訳 (6 年度集計 ).6%.5% 麻酔.%.4% 3.% 3.5% 9.% 9.% 9.9% 7.5% 36.5%.6%.6% 麻酔.% 3.9%.3% 3.7% 7.6% 8.5% 9.5% 6.% 38.9% 表 3-4() 精神科系における事象内訳 (7 年度集計 ) 表 3-4() 精神科系における事象内訳 (6 年度集計 ) 39.4% 5.% 麻酔.%.%.3% 9.%.4%.%.% 3.% 8.3%

12 表 3-5() 小児科系における事象内訳 (7 年度集計 ) 表 3-5() 小児科系における事象内訳 (6 年度集計 ).9%.% 4.5% 4.9%.5% 7.4% 麻酔.5%.7%.3% 7.8% 38.4%.3%.8% 3.7% 4.6%.% 9.8% 麻酔.5%.4% 3.% 5.5% 36.4% 表 3-6() 歯科系における事象内訳 (7 年度集計 ) 表 3-6() 歯科系における事象内訳 (6 年度集計 ) 4.7% 4.7% 7.8%.% 麻酔.5% 5.% 7.% 9.4% 4.% 4.6% 9.9% 3.% 6.8%.8%.8% 7.3% 麻酔.4%.3%.8% 4.% 9.% 9.%

13 (4) 職種別のレポート提出状況 表 4-~4-7 職種別の報告件数では 看護師からの報告が全体の約 86%(86%) を占め 次いで医師が約 4%(3%) 師が約 3%(3%) となっている ( 表 4-) 第 回集計から今回まで 看護師からの報告が8 割を超えているが やはり病院職員全体に占める看護師の割合が約 6 割 ( 表 4-) と高いことや 看護師が職務の性格上 日常的に患者と接する機会が多く 事象を発見する機会が多いことなどがその理由と考えられる 看護師からの報告の事象内訳は の順で割合が高く ( 表 4-4) 都立病院全体の事象内訳とほぼ同じ傾向を示している 他の職種では 医師は の順となっている ( 表 4-3) 師は 栄養士は 臨床技師と放射線技師は に関するものが殆どであり ( 表 ) その職種が最も関係する事象が大多数を占めていることは これまでの集計と同様である (( ) は 6 年度集計 ) 表 4-() 職種別提出内訳 (7 年度集計 ) 表 4-() 職種別提出内訳 (6 年度集計 ) 臨床.9% 助産師.% 放射線.7% 栄養士.6% 4.% 臨床.8% 助産師.% 栄養士.7% 放射線.5% 4.7% 師.7% 師.7% 医師 4.3% 医師 3.4% 看護師 85.9% 看護師 86.% 表 4- 職種別人員内訳 (7 年度常勤職員定数 ) 師.5% 栄養士.6% 8.3% 放射線技師.8% 臨床技師 3.% 事務 4.4% 医師 3.8% 看護師 64.3%

14 表 4-3() 医師の事象内訳 (7 年度集計 ) 表 4-3() 医師の事象内訳 (6 年度集計 ).9% 麻酔 5.3%.9% 7.%.9%.% 8.6% 33.% 4.3%.6% 3.% 麻酔 6.3%.9%.5%.% 3.8% 7.6% 3.% 7.6% 7.7% 4.6% 6.% 表 4-4() 看護師の事象内訳 (7 年度集計 ) 表 4-4() 看護師の事象内訳 (6 年度集計 ).9%.4% 麻酔.%.7% 3.5% 5.6% 33.%.5%.5% 麻酔.%.9% 3.4% 4.9% 34.3% 3.6% 4.5% 5.% 7.% 7.8% 4.8% 6.6% 7.3% 表 4-5() 師の事象内訳 (7 年度集計 ) 表 4-5() 師の事象内訳 (6 年度集計 ).%.%.%.%.% 97.9% 97.6% 3

15 表 4-6() 栄養士の事象内訳 (7 年度集計 ) 表 4-6() 栄養士の事象内訳 (6 年度集計 ).7%.7% 3.6%.% 4.7% 95.% 95.3% 表 4-7() 臨床技師の事象内訳 (7 年度集計 ) 表 4-7() 臨床技師の事象内訳 (6 年度集計 ).9%.9% 8.4%.5%.3%.5%.5%.% 9.5%.% 3.% 85.6% 84.7% 4

16 (5) 時間帯 時間別のインシデント等報告状況 表 5-~5-4 ( 注 ) ( 注 ) 時間帯別の報告状況をみると 日勤帯が全体の約 5%(5%) を占め 準夜帯が約 ( 注 3) 7%(7%) 深夜帯が約 %(%) となっている( 表 5-) なお 事象でみていくと に関するものは 午前 9 と午後 4 の報告件数が多くなっている ( 表 5-) に関するものについては 午前 9 と午前 の報告件数が多くなっている ( 表 5-3) に関するものは 全時間帯平均して報告されている ( 表 5-4) (( ) は 6 年度集計 ) ( 注 ) 日勤帯 : 午前 9 時から午後 5 時 ( 注 ) 準夜帯 : 午後 5 時から午前 時 ( 注 3) 深夜帯 : 午前 時から午前 9 時 表 5-() 発生時間帯 (7 年度集計 ) 表 5-() 発生時間帯 (6 年度集計 ) 深夜.% 深夜.9% 日勤 5.9% 日勤 5.8% 準夜 6.9% 準夜 7.3% 5

17 件 件 件表 5- 時間別構成 ( ) 表 5-3 時間別構成 ( ) 表 5-4 時間別構成 ( ) 6

18 報告された事象の内容やその対応等 レポートの内容に基づき原因を明らかにし その対応策を策定した事例の一部を示したものである なお 対応の状況等は それぞれの病院の実情に応じたものとなっている 区分 内容原因等対応の状況等 血漿液分画製剤取り違え 科に血漿分画製剤 X を受け取りにきた病棟看護師に対し 師は目に入った別の血漿分画製剤 Y を X と思い込み払い出した 病棟看護師と師で 払い出した血漿分画製剤 Y のロット番号をダブルチェックした後 病棟看護師は病棟に持ち帰った 病棟で担当看護師が 投与準備を始め 電子カルテの指示 血液製剤施用票をみて 別の看護師とダブルチェックでロット番号を読み上げ確認した 準備の様子を見ていた他の看護師が指示の製剤名 X であるのに 準備している製剤は Y であることを指摘したため 投与前に血漿分画製剤の取違えに気付いた 払い出し 科及び病棟でのダブルチェックとも 確認のルールが遵守されていなかった ダブルチェックの際 ロット番号のみを確認し 製剤名の確認をしなかった 病棟看護師には 科が血漿分画製剤を取違えて払い出すはずがないという思い込みがあった ( 師 ) 払い出しが 科への薬品の納品の時間と重なっていたため 焦りがあった 目に入った血漿分画製剤が請求された血漿分画製剤だという思い込みがあった 請求された血漿分画製剤が 投与患者の疾患に適応があるか 疾患名の確認を怠った ダブルチェックの方法についてマニュアルの読み合わせをして 確認方法を周知する を確認する手順を遵守する (6R の確認励行 ダブルチェックの手順の徹底 ) 納品等の時間と重なったときは 適宜 他の職員に応援を依頼し安全性を確保する 7

19 区分 内容原因等対応の状況等 医薬品 3 文字検索による処方間違い 緊急入院で 持参薬やお薬手帳がなかったため 医師は前回入院時の処方履歴 ( 持参薬 ) を確認し処方指示を入力した その際 エクセラーゼ ( 消化酵素複合剤 ) の院内採用がなかったため 3 文字検索で エクセ と入力し 表示された エクセグラン ( 抗てんかん薬 ) を エクセラーゼ の後発薬品と思い処方した 看護師は医師の指示通りに与薬した 入院翌日 患者の家族が持ってきた持参薬を医師が確認し 処方誤りに気付いた お薬手帳 持参薬 指示内容の確認不足 処方入力時に 3 文字検索して出てきたものをそのまま選択した 薬効の確認をしないまま指示を出した 後発薬は 先発薬と名が類似しているとの思い込みがあった 医療安全研修の実施 持参薬処方時の注意事項 電子カルテ指示時の留意点 薬品情報検索の活用 持参薬オーダー時のインシデント防止策として 3 文字検索の検証を行い 注意喚起を行った 3 電気メス使用時に消毒用エタノールが付着したガーゼに引火 中 正中切開を行うために胸部と腹部にオペーゼ ( 血液や体液の吸収などに使用するガーゼ ) を敷き 正中切開した部位に消毒用エタノールを浸した綿球で消毒した その後 電気メスを使用した際 オペーゼに消毒用エタノールが付着していたためオペーゼとガーゼが燃えた すぐに消火し 患者に火傷はなかった 引火の危険性が高い消毒薬を使用していた ( 特定の科のみ使用している ) 電気メス使用時の消毒薬に関する注意喚起を行った 消毒剤使用後タイマーを使用して (3 分間 ) 完全に乾燥したことを確認する 8

20 区分 内容原因等対応の状況等 4 レントゲン撮影の同姓患者間違い 放射線技師が患者 A の姓のみで呼び 返答した患者 B に胸部レントゲン撮影を実施した 直後に 他の撮影室で患者 A と同姓の患者 B が氏名で呼ばれ 放射線技師は 患者間違いに気付いた 撮影前の患者呼び出しは 発券番号で行い その後 患者確認を実施することになっているが 患者を名前で呼び出した また 呼出し後の患者確認を実施していなかった 呼び出しから確認までの以下の手順の周知徹底を行った 発券番号で呼ぶ患者確認手順のルールに基づき フルネームで名前を呼ぶ 3 フルネームで名乗ってもらう 4 撮影番号の記載されている用紙の患者氏名を患者とともにフルネームで確認する 5 MRI 室へのはさみ持ち込み MRI 前の問診で 金属類など持ち込み禁止物がないことを確認し開始したが 位置決め画像で金属アーチファクトが発生した アーチファクトの原因を確認しようとした際 患者の下に敷いてあったスライダー付近からはさみが飛び出しガントリ (MRI 装置のトンネル部分 ) に吸着した 幸い患者 放射線技師に影響はなかった MRI は 強力な磁場における磁気を利用するため 磁場に吸引されるおそれのある金属類等の持ち込みが禁止されている 病棟で患者をストレッチャーに移動する際 スライダーを使用した この移動介助をした看護師のポケットからはさみは落ちたと推測される スライダーは MRI 用ストレッチャーへの移動にも使用し 時も患者の下に敷いてあった ( 放射線技師 ) 前に 患者の着衣等に金属類がないことは確認したが スライダーの上下は確認しなかった ( 看護師 ) ポケットからはさみが落ちたことに気付かなかった ポケットから物が落ちることや スライダーの見えない部分に落ちている可能性があるとは考えなかった 患者を移送する際には 患者 職員の身に着けている物だけではなく ストレッチャーの上などにも落下物がないか点検する 移動介助した職員は ポケット内のはさみなど金属類が落下 紛失していないか確認する ポケットからの落下防止に ポケット用ケースを使用する MRI 用のストレッチャーに患者を移動した後には スライダー タオル類は除去し 敷物の下に落下物がないか点検する 9

21 6 区分 内容原因等対応の状況等 への異物混入 患者のに異物 ( 金属ナット ) が混入していた 調理室を調査したところ 調理器具 ( 回転釜 ) の部品であることが判明した 修理が適切でなかった 以前 調理器具を修理した際に使用したボルトとナットが純正品ではなかった 修理を院内の中央器材室が行い ナットが器具の内側に付けられていた 日常点検に不十分な点があった 点検に部品落下などのリスクに関する視点が含まれていなかった 点検項目が明確ではなかった 点検表が 誰でも実施可能なものになっていなかった 調理器具メーカーによる修理を行い 最新型純正品の外れないナットに交換した 栄養科長と委託業者管理責任者が定期巡回を実施 確認する 調理器具類の保守点検担当表及びチェック表を作成し運用開始した 修理専門業者立会いの下 別の調理器具についても点検する 日常点検とは別に 修理専門業者による点検の実施をする 7 患者誤認し 訓練を実施 朝 急な休みとなった理学療法士の担当患者を 他の理学療法士に振り分けを行った 理学療法士は振り分けられた患者について 訓練時間の変更を電子カルテに入力した 理学療法士は変更後の訓練時間に訓練室に現れた患者について さんですか? と名前を確認し はい と答えたため 担当患者と思い 訓練を実施した 訓練終了後 当該患者に訓練を行おうとした別の理学療法士により 患者誤認が判明した 理学療法士が急な休みとなり 当日朝振り分けを行った ( イレギュラーな状態 ) 当日の訓練内容変更を病棟に連絡するルールが無かった 時間変更は患者に伝わっていると思っていた リストバンドの確認を行わなかった 患者に自分の名前を名乗ってもらわなかった 訓練開始後も名前 ( 間違えた名前 ) を呼んだが はい と答えていたので別人であるとは思わなかった 訓練部位 方法が同じであり訓練開始後も気がつかなかった 訓練内容変更の際は必ず病棟へ連絡することをルール化する 当日朝の理学療法士の変更 時間変更は 当日担当理学療法士が病棟に必ず連絡する 訓練実施患者には認知状況に関係なく患者確認をルール通り実施する ( 周知と風土改革 ) ペアを組んで患者確認の実施状況の他チェックを実施する ( 定期的に年間計画を立て チェックリストを活用し実施 )

22 区分 内容原因等対応の状況等 8 バナナ キウイアレルギー患者への天然ゴム素材のカテーテル使用未遂 心臓カテーテル治療の際 施行医は 患者のバナナ キウイアレルギーを把握しておらず 天然ゴム素材 ( 以下 ラテックス という ) を含むカテーテルを準備していた 麻酔科医 室看護師はアレルギーを把握しており ラテックスフリー対応を実施していた また室看護師が 注意喚起のため ラテックスフリー と書かれた腕章をしていたことから カテーテル治療の施行医も 施行直前に患者のアレルギーに気付き 急遽ラテックスを含まないカテーテルを用いて 治療を実施した ( 心臓カテーテル施行医 ) 事前に電子カルテのアレルギー情報を確認していなかった バナナ キウイアレルギーのある患者には ラテックスアレルギーの対応が必要であることを知らなかった ラテックスアレルギーの対応について 医療安全マニュアルの記載を再周知 カテーテル及び治療を行う場合 事前に電子カルテのアレルギー情報を確認し ラテックスフリー対応が必要か確認することを周知徹底 アレルギーに対する勉強会を定期的に開催

都立病院におけるインシデント アクシデント レポート集計結果 平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 3 月 東京都病院経営本部サービス推進部

都立病院におけるインシデント アクシデント レポート集計結果 平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 3 月 東京都病院経営本部サービス推進部 都立病院におけるインシデント アクシデント レポート集計結果 平成 8 年 4 月 ~ 平成 9 年 月 東京都病院経営本部サービス推進部 インシデント アクシデント レポートの集計結果について 病院経営本部では より有効な医療事故防止対策に資するため 平成 年 7 月に全都立病院が統一したインシデント アクシデント レポート ( 以下 レポート という ) の様式を使用することとし 同年 8 月からこのレポートによる報告を行ってきた

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