ナームス( 性 的 名 誉 ) 再 考 の 手 がかりとして むら 村 かみ 上 かおる 薫 要 約 本 稿 は,イスタンブルの 低 所 得 地 区 における 調 査 の 結 果 を 踏 まえ, 都 市 下 層 出 身 の 女 性 のナームス と 愛 情 の 経 験 を, 生 計 の 不 安 定 化

Size: px
Start display at page:

Download "ナームス( 性 的 名 誉 ) 再 考 の 手 がかりとして むら 村 かみ 上 かおる 薫 要 約 本 稿 は,イスタンブルの 低 所 得 地 区 における 調 査 の 結 果 を 踏 まえ, 都 市 下 層 出 身 の 女 性 のナームス と 愛 情 の 経 験 を, 生 計 の 不 安 定 化"

Transcription

1 Title トルコの 都 市 貧 困 女 性 と 結 婚 扶 養 愛 情 -- ナームス( 性 的 名 誉 ) 再 考 の 手 がかりとして Author(s) 村 上, 薫 Citation アジア 経 済 54.3 (2013.9): Issue Date URL Rights <アジア 経 済 研 究 所 学 術 研 究 リポジトリ ARRIDE>

2 ナームス( 性 的 名 誉 ) 再 考 の 手 がかりとして むら 村 かみ 上 かおる 薫 要 約 本 稿 は,イスタンブルの 低 所 得 地 区 における 調 査 の 結 果 を 踏 まえ, 都 市 下 層 出 身 の 女 性 のナームス と 愛 情 の 経 験 を, 生 計 の 不 安 定 化 と 貧 困 化 の 文 脈 に 位 置 づけつつ 描 き 出 した ナームスとは, 親 族 女 性 のセクシュアリティの 保 護 / 管 理 を 通 じて 維 持 される 個 人 や 集 団 の 名 誉 であり, 愛 情 で 結 ばれた 夫 婦 関 係 に 基 づく 近 代 家 族 の 理 想 とは 潜 在 的 に 対 立 する 失 業 の 増 加 と 雇 用 の 不 安 定 化 によって 伝 統 的 な 親 族 の 相 互 扶 助 が 困 難 となり, 生 計 が 不 安 定 化 するなか, 調 査 地 の 女 性 は 夫 によるナームスの 保 護 を 愛 情 として 解 釈 するが, 親 族 によるそれは 経 済 的 な 支 援 などがないかぎり 抑 圧 的 と 感 じるように なった 他 方, 生 計 の 不 安 定 化 を 背 景 に, 夫 からきちんと 扶 養 されることで 愛 されているという 実 感 をもつという 感 覚 も 生 まれた このことは 扶 養 をナームスの 保 護 と 結 びつける 考 え 方 が 後 退 したこと を 示 唆 する 以 上 からナームスが 近 代 家 族 の 理 想 に 取 り 込 まれるかたちで 変 容 を 遂 げたことが 明 らか となった はじめに Ⅰ ナームスの 規 範 と 結 婚 Ⅱ ナームスの 近 代 家 族 的 変 容 おわりに はじめに 1. 問 題 の 所 在 筆 者 は2006 年 からイスタンブルの 低 所 得 地 区 で 民 族 誌 的 な 調 査 を 行 ってきた トルコでは 自 由 主 義 経 済 下 で 規 制 緩 和 が 進 み, 競 争 が 激 化 し た 結 果, 都 市 下 層 出 身 者 は 一 方 で 失 業 と 不 安 定 雇 用 に 苦 しみ, 他 方 で 伝 統 的 な 生 活 保 障 のしく みであった 親 族 や 同 郷 出 身 者 の 互 酬 ネットワー 28 クの 衰 退 を 経 験 してきた[Buğra 2001; Şen 2000] 互 酬 ネットワークに 組 み 込 まれていた 家 族 は 孤 立 し, 夫 は 妻 子 を 扶 養 できず, 妻 は 家 事 と 育 児 を 十 全 に 行 えず, 夫 や 父,あるいは 妻 や 母 とし てのジェンダー アイデンティティが 揺 るがさ れていることが 指 摘 されてきた[Bora 2000] 調 査 地 においても 同 様 の 変 化 が 観 察 されたが, 筆 者 が 興 味 をひかれたのは, 調 査 地 の 女 性 が 夫 の 賃 金 や 親 族 からの 援 助, 家 計 の 切 り 盛 りの 苦 労 という 物 質 的 な 問 題 を 語 るとき, 妻 や 母 とし ての 役 割 とは 別 に, 夫 婦 の 愛 情 や 妻 のナームス ( 性 的 名 誉 )と 関 連 づけて 語 ることであった 扶 養 や 生 計 の 問 題 と 愛 情 やナームスはどのよう アジア 経 済 LⅣ3(2013.9)

3 に 関 係 しているのだろうか 親 族 集 団 の 価 値 で あり 女 性 のセクシュアリティの 抑 圧 の 上 に 維 持 されるナームスと, 愛 情 で 結 ばれた 夫 婦 関 係 と は,どのように 共 存 しているのだろうか こう した 素 朴 な 疑 問 を 出 発 点 として, 本 稿 は 都 市 下 層 出 身 の 女 性 のナームスと 愛 情 の 経 験 を, 生 計 の 不 安 定 化 と 貧 困 化 の 文 脈 に 位 置 づけつつ 描 き 出 すことを 目 的 としている トルコ 語 でナームスとは, 狭 義 には 親 族 の 女 性 のセクシュアリティの 保 護 / 管 理 を 通 じて 維 持 される, 個 人 や 集 団 ( 家 族 親 族, 村 落 共 同 体, 民 族 など)の 名 誉 である ある 女 性 のナームス は, 彼 女 の 家 族 や 親 族 全 体 のナームスでもある ことになる これに 対 し 広 義 のナームスは, 正 直 さ, 人 の 道 にかなっていることやそのことに よって 尊 敬 されること, 自 尊 心 などを 含 み, 名 誉 の 文 化 を 構 成 するもう 一 方 の 名 誉 であるシェ レ フ(seref) と 重 な る[Meeker 1976; Parla 2005; 松 原 1986] 類 似 の 概 念 は, 中 東 南 アジアを はじめ 多 くの 社 会 で 観 察 される ( 注 1) 本 稿 では, 狭 義 のナームスを 取 り 上 げることになる ナームスと 愛 情 の 関 係 を 問 うことの 研 究 史 上 の 意 義 を 述 べておくなら,トルコでは,オスマ ン 帝 国 末 期 に 始 まる 近 代 化 改 革 により, 対 等 な 男 女 が 愛 しあって 家 庭 をつくる 近 代 家 族 の 理 想 ( 注 2) が 導 入 された 他 のポストコロニアル 社 会 におけるのと 同 様, 近 代 性 が 近 代 / 伝 統 の 二 分 法 的 な 発 想 で 理 解 された 結 果,トルコにおいて も 近 代 ヨーロッパの 家 族 を 範 とするロマンチッ クラブで 結 ばれた 夫 婦 がつくる 家 族 が 近 代 的 だ とされ, 親 族 関 係 や 親 族 関 係 の 結 合 を 支 える ナームスの 概 念, 年 長 者 が 結 婚 相 手 を 決 める 見 合 い 結 婚 は 伝 統 的 なものと 位 置 づけられてきた 後 述 する 名 誉 殺 人 に 対 するアプローチはそ の 典 型 である しかし 実 際 には 近 代 家 族 の 理 想 と 現 実 の 家 族 の 関 係 は 複 雑 であった 近 代 化 改 革 の 担 い 手 であり, 近 代 家 族 の 理 想 を 内 在 化 さ せたミドルクラスにあってなお, 夫 婦 間 の 愛 情 が 重 視 される 一 方 で, 核 家 族 を 超 える( 擬 似 的 な 関 係 を 含 む) 親 族 関 係 に 基 づく 共 同 体 的 な 関 係 が 経 済 的 にも 社 会 生 活 上 も 重 要 であることが, 人 類 学 や 社 会 心 理 学 の 研 究 によって 指 摘 されて いる[Kağıtçıbaşı ed. 1982] これは, 親 族 関 係 や ナームスを, 前 近 代 的 あるいは 本 質 的 なものと してではなく, 人 々が 近 代 化 プロジェクトに 巻 き 込 まれる 過 程 で 再 構 築 されるものとして 捉 え る 必 要 性 を 示 唆 している 別 の 言 い 方 をするな ら, 親 族 関 係 の 衰 退 から 近 代 家 族 の 確 立 へとい う 近 代 化 論 的 な 発 展 の 構 図 を 描 くのではなく, 親 族 関 係 の 価 値 と 近 代 家 族 の 価 値 とが 当 該 社 会 にいかに 埋 め 込 まれているか,という 視 点 が 必 要 とされる 冒 頭 の 疑 問 に 戻 るなら,ナームス と 愛 情 の 関 係 についてもまた,ナームスを 紐 帯 とする 親 族 集 団 から, 愛 情 で 結 ばれた 近 代 家 族 型 家 族 へという 構 図 をあらかじめ 設 定 するので はなく, 人 々がナームスや 愛 情 にいかなる 意 味 を 盛 り 込 み, 新 たな 規 範 を 構 築 しているかをみ る 必 要 がある トルコの 家 族 研 究 は,フェミニズムの 影 響 の 下 で 研 究 者 がジェンダー 研 究 に 吸 収 されたこと もあり, 人 口 学 的 研 究 を 除 けば 限 られる ジェ ンダー 研 究 は 豊 かな 蓄 積 があり,すぐ 後 で 述 べ るようにナームスに 関 する 研 究 も 始 まっている しかしそのいずれにおいても, 近 代 家 族 的 な 価 値 とナームスの 関 係 が 問 われることはほとんど ない この 分 野 の 数 少 ない 研 究 として,オスマ ン 帝 国 末 期 からトルコ 共 和 国 初 期 にかけての 近 代 化 改 革 期 の 小 説 を 素 材 として 人 類 学 的 考 察 を 29

4 行 ったシルマンの 研 究 がある[Sirman 2004] シルマンによれば, 中 上 流 階 層 の 間 では, 夫 婦 家 族 が 育 む 愛 情 は, 彼 / 彼 女 の 個 人 的 な 感 情 に 基 づいて 行 動 する 自 律 的 で 自 己 監 視 する 主 体 を 生 み 出 した この 過 程 で, 愛 情 は, 親 族 関 係 の 絆 であるナームスに 置 き 換 わるはずだったが, しかし 実 際 にはこの 置 換 は 起 きず,オスマン 国 家 の 構 成 要 素 である 親 族 集 団 や 家 (household) が, 国 民 国 家 の 構 成 要 素 である 民 族 と 家 族 に 置 き 換 わっただけで,ナームスの 影 響 は 存 続 した 今 日 のトルコ 社 会 でジェンダー アイデンティ ティがナームスの 概 念 によって 規 制 されている のは,こうした 背 景 によるという[Sirman 2000; 2004] 先 に 紹 介 した Kağıtçıbaşı ed.[1982] 所 収 の 諸 論 文 も,ミドルクラスの 家 族 について, 親 族, とりわけ 同 性 親 族 との 社 交 の 重 要 性 を 指 摘 して いる[Olson 1982; Duben 1982; Kandiyoti 1982; Kağıtçıbaşı 1982] ただし 同 性 との 社 交 が 重 視 さ れる 背 景 として 男 女 隔 離 規 範 の 影 響 が 指 摘 され るものの[Kandiyoti 1982],ナームスへの 言 及 はない このほか, 女 性 の 就 労 とナームス 概 念 の 潜 在 的 な 対 立 に 注 目 した Ozyegin[2001]と Bora[2005]も, 近 代 家 族 的 な 価 値 とナームス の 関 係 を 考 察 する 手 がかりとなる 2つの 研 究 はいずれも, 家 事 使 用 人 として 働 く 都 市 下 層 出 身 の 女 性 が 就 労 を 母 役 割 の 延 長 として 理 解 し, 働 きに 出 た 先 の 家 庭 で 自 分 のナームスを 守 るこ とを 通 じて, 母 親 というジェンダー アイデン ティティをむしろ 強 化 すると 指 摘 している 分 析 に 用 いるデータは,2006 年 12 月 ~07 年 9 月 にイスタンブルの 低 所 得 地 区 である S 区 で 実 施 したインタビューと 参 与 観 察,およびその 後 の 短 期 の 継 続 調 査 の 結 果 である インタビ ューの 主 たる 対 象 は, 結 婚 し 夫 のいる 女 性,お よび 夫 と 離 別 または 死 別 した 女 性 ( 以 下, 合 わ せて 寡 婦 とする)である 以 下 ではナームス 研 究 の 視 点 について 議 論 を 補 ったのち, 第 Ⅰ 節 で 調 査 地 におけるナームス と 結 婚 の 規 範 について 述 べる 第 Ⅱ 節 ではナー ムスと 愛 情 の 関 係 を 検 討 し,ナームスの 近 代 家 族 型 変 容 というべき 変 化 が 起 きていることを 指 摘 する 2.ナームスへの 視 点 ナームスに 関 する 研 究 は,Meeker[1976]な ど 少 数 の 人 類 学 的 研 究 を 除 いて 限 られてきた しかしここ20 年 ほどの 間 に 女 性 の 暴 力 への 関 心 が 高 まり, 国 際 社 会 で 名 誉 の 犯 罪 への 注 目 が 高 まると ( 注 3),トルコでも 名 誉 殺 人 や 処 女 検 査 を めぐって 活 発 に 議 論 されるようになった 名 誉 殺 人 とは, 女 性 の 不 道 徳 な 行 為 がその 家 族 や 親 族 など 帰 属 集 団 にもたらす 不 名 誉 を 取 り 除 き, 名 誉 回 復 の 手 段 として 行 われる 暴 力 である 不 道 徳 な 行 為 とは, 婚 前 の 性 関 係 や 妻 の 不 貞 など であるが, 親 族 以 外 の 男 性 と 電 話 で 話 す,ある いは 付 き 添 いなしに 言 葉 を 交 わしたことが 疑 わ れただけで 殺 人 に 至 る 場 合 もあり, 場 所 や 時 代 によって 規 則 は 一 様 ではない 処 女 検 査 は, 政 治 犯 や 売 春 の 疑 いをもたれた 女 性, 児 童 保 護 施 設 や 学 生 寮 の 入 所 者 に 対 して 行 われたもので, フェミニストの 抗 議 により1999 年 に 禁 止 される まで 続 いた 最 近 のナームスの 研 究 動 向 については, 別 稿 で 整 理 したので[ 村 上 2013],ここでは 本 稿 の 関 心 と 関 連 して 重 要 と 思 われる 点 に 絞 って 述 べ ておきたい ナームスへの 主 流 のアプローチは, ナームスを 近 代 化 によって 克 服 すべき 伝 統 ない 30

5 し 因 習 ととらえるというものである 一 部 の フェミニストやマスメディアが,ナームスの 名 の 下 に 行 われる 殺 人 を, 因 習 殺 人 (töre cinayet) と 呼 ぶのは,こうした 考 え 方 に 基 づいている このアプローチによれば,ナームスの 名 の 下 に 行 われる 殺 人 はトルコ 国 内 の 特 定 の 地 域,すな わち 東 部 アナトリア 地 域 に 固 有 の 問 題 であり, 開 発 が 遅 れて 封 建 的 な 因 習 が 残 存 していること に 起 因 するものである したがって, 教 育 と 法 の 整 備 によって 克 服 することができるという だがこのアプローチにはいくつか 問 題 がある 第 1に,ナームスを 社 会 的 構 成 ととらえること ができない チャーラヤンが,クルドの 女 性 が 非 合 法 武 装 組 織 の PKK(クルド 労 働 者 党 )の 一 員 として 闘 争 に 加 わる 過 程 で,ナームスが 政 治 化 され 手 段 化 され, 民 族 のナームス とされ たことを 明 らかにしたように[Çağlayan 2007], ナームスの 概 念 がどのように 利 用 され,その 結 果 どのように 変 形 したのかを 問 うことが 必 要 と される 第 2に,ナームスの 名 の 下 に 行 われる 日 常 的 な 暴 力 が 見 えなくなってしまう ナームスは 女 性 とその 身 体 を 管 理 する 方 法 に 関 係 する 価 値 シ ステムであり,ナームスをめぐる 規 範 は,どの ような 服 装 をすべきか, 誰 と 社 交 すべきか,ど こまでなら 女 性 一 人 で 出 かけられるか 等, 日 常 生 活 についてのさまざまな 規 則 や 制 限 を 含 んで いる 殺 傷 という 極 端 な 暴 力 だけでなく,ナー ムスの 保 護 を 目 的 として 女 性 に 課 されるこうし たさまざまな 規 制 を 視 野 に 入 れる 必 要 がある [Sirman 2004; 村 上 2005] 第 3に, 社 会 の 組 織 化 とナームスの 関 わりが 見 えなくなってしまう ナームスは 親 族 関 係 の 結 合 を 支 える 価 値 であり, 帰 属 意 識 やアイデン ティティの 基 盤 という 役 割 を 果 たしている ナームスは 男 女 だけでなく, 年 長 者 が 若 者 とつ くる 関 係 でもある 人 々は 年 長 者 への 恭 順 やセ クシュアリティの 保 護 といった 規 則 に 従 うこと によって, 社 会 的 アイデンティティを 得 る [Sirman 2004] ナームスが 意 味 するところが 変 化 し, 今 日 ではより 個 人 的 なものを 喚 起 するよ うになったとしても, 農 村 や 都 市 下 層 社 会 に 生 きる 人 々にとって,ナームスは 今 でもアイデン ティティを 獲 得 するしくみとして 重 要 であり 続 けている[Üstündağ 2007] 最 後 に,ナームスの 保 護 を 理 由 とする 暴 力 は, 教 育 や 法 の 制 定 を 行 う 当 の 国 家 によって 維 持 さ れてきた 側 面 があることを 忘 れてはならない 処 女 検 査 は 国 家 が 民 族 主 義 的 な 動 機 に 基 づいて 実 施 したものだったし[Parla 2001], 刑 法 はナー ムスを 理 由 とする 殺 人 に 減 刑 を 認 めてきた [Koğacıoğlu 2004] 以 上 を 踏 まえ, 本 稿 では, 都 市 貧 困 女 性 の ナームスと 愛 情 の 経 験 を 取 り 上 げるにあたり, 人 々が 近 代 家 族 的 な 愛 情 の 理 想 化 とどのように 折 り 合 いをつけ,ナームスの 概 念 に 新 たな 解 釈 を 与 えているのか, 社 会 的 構 成 の 視 点 に 立 って 明 らかにすることにする Ⅰ ナームスの 規 範 と 結 婚 1. 調 査 地 の 概 要 本 稿 の 分 析 のデータは,2006~07 年 にイスタ ンブル 市 S 区 で 実 施 したインタビュー 調 査 と 参 与 観 察,およびその 後 の 短 期 の 継 続 調 査 の 結 果 である 調 査 地 の S 区 はイスタンブル 市 の アジア 側 に 位 置 し, 市 内 でもっとも 貧 しい 地 域 といわれ,ゲジェコンドゥと 呼 ばれる 不 法 住 宅 31

6 が 密 集 し, 宗 教 的 に 保 守 的 なことで 知 られる イスタンブル 県 境 に 近 いこの 地 域 は,1985 年 以 前 には 人 口 3700 人 にすぎなかった だが80 年 代 後 半 に 急 激 な 人 口 流 入 が 起 きた 結 果,87 年 に 自 治 体 ( 区 )に 昇 格 し, 調 査 時 (2007 年 )の 人 口 は27 万 人 を 上 回 った イスタンブルのはずれに 位 置 するため 当 局 がゲジェコンドゥ 建 設 を 取 り 締 まりきれなかったことに 加 えて,90 年 代 に 自 治 体 選 挙 に 勝 利 したイスラム 主 義 政 党 がここを 票 田 とするために 土 地 購 入 を 容 易 にするさまざ まな 非 公 式 の 措 置 を 講 じたことによる[Tuğal 2003, 78, 82] 以 来,S 区 はイスラム 主 義 政 党 の 大 票 田 となってきた 住 民 は 黒 海 沿 岸 地 域 の 出 身 者,アナトリア 東 部 から 内 戦 を 逃 れてきたクルド 系 の 人 々,およ びアナトリア 各 地 からイスタンブルの 中 心 部 に 移 り 住 んだものの 定 着 できず 家 賃 の 安 い S 区 に 移 ってきた 人 々などから 構 成 されている[Işık and Pınarcıoğlu 2001] イスタンブルの 他 のゲジェ コンドゥ 地 域 と 同 じく, 同 じ 地 域 の 出 身 者 や 親 族 同 士 で 近 隣 に 住 む 場 合 が 多 い 平 屋 の 建 物 に 上 階 を 建 て 増 し, 父 親 の 世 帯 と 結 婚 して 独 立 し た 息 子 たちの 世 帯 など 複 数 の 親 族 世 帯 が 同 じ 建 物 に 住 むことは 珍 しくない なお, 世 帯 の 構 成 は,トルコの 他 の 地 域 と 同 じく, 夫 婦 と 子 から なる 核 家 族 世 帯 が 中 心 である 住 民 の 教 育 水 準 は 低 く, 男 性 は 日 雇 いの 建 設 労 働 者 や 荷 運 び 人 夫 など 未 登 録 で 社 会 保 険 に 未 加 入 のインフォーマルセクターの 雇 用 が 多 い 2000 年 の 人 口 センサスによれば,25 歳 以 上 の 人 口 のうち 小 学 校 修 了 未 満 は,イスタンブル 市 全 体 で13.8パーセントに 対 し S 区 は21.7パーセン ト,6 歳 以 上 の 女 性 の 非 識 字 率 は,イスタンブ ル 市 全 体 で10.5パーセントに 対 し S 区 は20パー セントであった[SIS 2002] ( 注 4) 女 性 の 就 労 は, 統 計 的 なデータはないが, 限 定 的 である これ は 男 性 を 稼 ぎ 手, 女 性 を 家 事 と 育 児 の 担 い 手 と する 性 別 分 業 の 規 範 や, 後 述 するように 親 族 以 外 の 男 性 との 接 触 を 忌 避 するナームス 規 範 に よって 制 約 されている もっとも 住 民 の 社 会 的 経 済 的 な 構 成 は 必 ずしも 均 質 ではない 若 い 世 代 では 高 校 や 大 学 に 進 学 する 者 が 増 えており, また 区 内 の 縫 製 工 場 などに 働 きに 出 る 女 性 もい る 住 民 の 宗 派 は 多 数 派 ムスリムのスンニーが 主 体 であるが, 少 数 派 のアレヴィーも 少 数 ながら いる 言 語 はトルコ 系 とクルド 系 (ザザを 含 む) に 分 かれる なおトルコでは クルドはナーム ス 規 範 がより 厳 しい アレヴィーは 男 女 関 係 がより 自 由 だ など,ジェンダーや 家 族 につい ての 規 範 はしばしば 自 他 のエスニック 集 団 をス テレオタイプ 化 し 差 異 化 するときに 用 いられる 調 査 地 でもこれは 同 様 であった しかし, 実 際 にそうしたステレオタイプがあてはまる 場 合 は あるものの, 規 範 の 厳 格 さに 差 異 を 生 む 要 素 は 移 住 年 数 や 教 育 歴, 世 代 などより 複 雑 かつ 多 様 である インタビューした 住 民 の 多 くは 移 動 者 の 第 1 世 代 であり, 男 性 は 仕 事 を 求 めて, 女 性 は 先 に 移 動 した 夫 や 父 親, 婚 約 者 に 合 流 するため S 区 に 移 動 してきた 出 身 村 に 畑 や 親 族 を 残 し, 食 料 の 一 部 を 頼 れても, 都 市 では 現 金 収 入 が 頼 りとなる トルコでは1990 年 代 後 半 から 都 市 の 移 動 者 社 会 における 貧 困 の 深 化 が 社 会 問 題 化 し た[ 村 上 2006] 失 業 不 完 全 雇 用 により 収 入 が 不 安 定 になり, 男 性 にとって 妻 子 の 扶 養 は 困 難 であった S 区 の 場 合, 一 時 建 設 許 可 が 凍 結 され 建 設 労 働 需 要 が 激 減 したことが,これに 追 32

7 い 打 ちをかけた S 区 では 父 と 息 子, 兄 弟 間 で, 資 金 を 持 ち 寄 って 全 員 の 住 宅 を 建 てる,あるいは 現 金 や 金 貨 を 融 通 しあう また, 女 性 は 親 族 や 隣 人 と 日 常 的 に 行 き 来 し, 食 べ 物 のやりとりをし, 一 緒 に 内 職 をし,クルアーンを 詠 み, 外 出 時 に 子 供 を 預 かることもある だが 生 活 が 苦 しいと 訴 え る 人 は, 親 族 との 相 互 扶 助 の 関 係 をもたないか 脆 弱 なことが 多 い 兄 弟 はみんな 生 活 が 苦 し いので 援 助 はしてもらえない 昔 助 けてやっ たと 言 われるのは 自 尊 心 が 傷 つく 親 戚 に 助 けてくれと 言 えるのは2 回 まで 助 けてもら うと, 恩 着 せがましくあてこすられる 夫 の 仕 事 がうまくいかなくなり 働 けなくなると, 両 親 も 兄 弟 も 誰 も 寄 りつかなくなった など, 過 去 に 何 度 か 支 援 を 受 けても,その 後 疎 遠 になっ てしまうという 経 済 的 なやりとりとともに 日 常 的 な 社 交 も 減 ることについて,とりわけ 日 中 を 家 で 過 ごす 女 性 は 疎 外 感 を 口 にする 者 が 多 かった ただし,その 場 合 も 親 族 としての 関 係 が 途 切 れるわけではない 後 述 するように, 経 済 的 な 支 援 はなくとも, 人 々は 親 族 女 性 のナー ムスは 自 分 たちのナームスでもあると 考 え, 彼 女 のセクシュアリティに 干 渉 するからである なお,イスタンブル 市 内 でもとくに 貧 しいこ とで 知 られる S 区 では, 連 帯 基 金 ( 公 的 扶 助 制 度 )やイスラム 系 NGO などの 公 的 民 間 の 救 貧 活 動 が 盛 んである だが, 寡 婦 世 帯 や 夫 が 病 気 やけがで 長 期 にわたって 働 けない 場 合 を 除 い て 継 続 的 な 現 金 給 付 は 行 われないため, 貧 困 の 根 本 的 な 解 決 策 とはなっていない ( 注 5) 2.ナームスの 規 範 調 査 地 では,ナームスを 理 由 とする 殺 傷 事 件 のニュースに 触 れることはほとんどない しか し 日 常 生 活 ではナームスの 保 護 を 理 由 として, さまざまな 規 則 や 制 限 が 女 性 に 課 せられている 人 々が 親 族 女 性 のセクシュアリティに 干 渉 する のは, 彼 女 がマフレムの(mahrem, 血 縁 が 近 く, 宗 教 上 結 婚 が 禁 じられた) 男 性 以 外 の 男 性 と 接 触 することで 彼 女 のセクシュアリティが 傷 つ き,それによって 彼 女 と 彼 女 の 夫 をはじめとす る 親 族 全 員 のナームスが 傷 つくのを 防 ぐためだ が,ナームスは 実 際 に 不 適 当 な 行 動 をとった 場 合 だけでなく,そうした 行 動 をとったという 噂 が 立 つだけでも 傷 つけられる ナームスが 傷 つ く こ と は ( 当 該 女 性 の ) 名 前 が 出 る(adı çıkmak) と 言 われるように,ナームスという 言 葉 を 口 にすること 自 体 がナームスを 傷 つけか ねない そのため 女 性 の 振 る 舞 いを 批 判 すると きも,ナームスという 言 葉 を 使 うことは 避 けら れる ナームスを 守 るため 女 性 の 行 動 に 干 渉 するの は 主 に, 結 婚 前 であれば 父 親, 兄 弟,おじたち, 結 婚 後 は 夫 や 息 子 のほか, 夫 の 親 族 である 女 性 は, 自 分 で 自 分 のナームスを 守 るべきだとい う 貞 操 観 念 がある 一 方,たとえば, 女 性 の 家 族 から 結 婚 の 許 しを 得 られず 駆 け 落 ちする 男 女 は 少 なくない 彼 らはあらかじめ 協 力 を 頼 んだ 親 族 などの 家 にとどまり 両 親 からの 許 しを 待 つが, その 間 に 性 的 関 係 をもたなくとも, 性 的 関 係 を もったという 疑 いをかけられ, 女 性 は 家 族 のも とに 戻 ることはできない 離 婚 は, 妻 がいった ん 夫 や 夫 方 の 親 族 のナームスとなったら 別 れる べきではないとされ, 歓 迎 されない 離 婚 した 女 性 は, 父 親 や 兄 弟 ら 親 族 がナームスに 責 任 を 負 い, 彼 女 を 保 護 する だが 子 供 を 一 緒 に 引 き 取 るのを 嫌 がられ,そのため 離 婚 をあきらめる 33

8 女 性 もいる 寡 婦 を 含 め, 高 齢 でないかぎり, 女 性 の 一 人 暮 らしは 稀 である 離 別 死 別 を 問 わ ず, 寡 婦 は 両 親 や 兄 弟 に 引 き 取 られて 同 居 する か, 独 立 した 世 帯 で 子 供 と 暮 らすが,いずれの 場 合 もとりわけ 厳 しい 監 視 の 下 におかれる 日 常 生 活 において 女 性 に 課 される 規 則 や 制 限 は 一 様 ではなく, 一 般 には, 東 部 出 身 者 (クル ド 系 が 多 い)や, 移 住 後 の 年 数 が 浅 いほど 厳 し い また 高 齢 女 性 よりは 若 い 女 性 のほうが 厳 し い 管 理 の 下 におかれる インタビューした 女 性 のうち,20~40 代 の 既 婚 女 性 について 具 体 的 な 制 限 を 挙 げてみると, 近 所 の 雑 貨 店 や 青 空 市 場 での 買 い 物, 子 供 の 学 校 への 送 り 迎 えには 許 可 は 必 要 ないが, 近 所 の 家 を 訪 問 したり 病 院 に 行 くときには 夫 (あるいは 同 居 している 場 合 は 義 父 母 )から 許 可 (izin)を 得 るか,あるいは 夜, 夫 が 帰 宅 してから 報 告 するという 女 性 が 多 かっ た こうした 状 況 で, 女 性 の 家 外 での 就 労 が 制 限 されることは 容 易 に 理 解 されるだろう 実 際, 失 業 中 の 夫 に 代 わって 働 きに 出 たい,あるいは 副 収 入 を 得 て 家 計 を 助 けたいが 夫 が 許 可 してく れないという 妻 は 多 い 背 景 に,ナームスの 規 範 とともに, 夫 を 生 計 維 持 者 とする 近 代 家 族 型 の 性 別 分 業 規 範 の 影 響 を 見 て 取 ることが 可 能 だ が, 後 述 するように2つの 規 範 は 複 雑 に 関 係 し あっている 若 い 世 代 の 女 性 は, 縫 製 工 場 の 労 働 者 や 店 員 として 働 く 者 もいるが, 結 婚 後 は 夫 が 許 可 しな い,あるいは 子 供 を 預 けられないという 理 由 で 仕 事 を 辞 めるのが 一 般 的 である 既 婚 女 性 の 就 労 は, 自 宅 で 手 工 芸 の 内 職 (レース 編 みや 縫 製 工 場 から 下 請 けする 糸 取 りの 仕 事 など)を 行 うか, 稀 に 家 の 外 に 働 きに 出 る 場 合 も,アパートの 階 段 の 清 掃 など 低 賃 金 の 家 内 的 な 仕 事 などに 限 ら れる 妻 子 を 養 おうとしない 男 性 は, 恥 知 らず (arsız)とか 無 責 任 (sorumsuz)と 批 判 されるが, 他 方 で 妻 が 働 きに 出 れば, 周 囲 の 女 性 から 軽 蔑 されたり, 助 けるどころか(ナームスについて) 陰 口 をたたかれる (30 代 女 性 )という 女 性 のセクシュアリティは 常 に 男 性 の 脅 威 に さらされているという 考 えの 下 では, 女 性 は 夫 や 親 族 男 性 に 経 済 的 に 依 存 せざるを 得 ない そ こでは, 女 性 のナームスを 守 ることは, 彼 女 が ほかの 誰 にも 経 済 的 に 依 存 しなくてすむように 保 障 することを 意 味 する 仮 に 彼 女 が 困 窮 して 身 内 以 外 の 男 性 を 頼 れば, 彼 女 は 見 返 りに 性 的 関 係 を 求 められると 人 々は 考 えるからである 事 例 1 SB(30 代 女 性 )は, 嫉 妬 深 く 怒 りっ ぽい 夫 が, 子 供 たちに 無 関 心 な 上, 彼 女 が 働 き に 出 ることも 許 さず 援 助 の 申 請 にも 協 力 的 でな いことに 腹 を 立 てていた 夫 は 階 段 拭 きに 行 ってもいいかと 聞 いても 反 対 します 腹 が 空 いたからといって 死 ぬほどではないだろう, 何 もなければマカロニ( 安 価 な 食 事 の 代 名 詞 )を 食 べればいいと 言 うのです 夫 は 私 たちを 守 っているとはいえません 精 神 的 な(manevi) ことだけ 気 にして 経 済 的 な(maddi)ことを 気 にしないなら 正 常 じゃない 精 神 的 なことだけ でなく 経 済 的 なことも 同 じくらい 気 にかけるべ きです お 腹 が 空 いているときに 食 べ 物 を 持 っ てきてくれないのなら, 私 の 存 在 は 彼 には 関 係 ないということです 事 例 2 N は40 歳 の 寡 婦 で, 一 人 娘 と 一 緒 に 暮 らしている 交 通 事 故 の 後 遺 症 で 働 きに 出 ることができないため, 彼 女 の 娘 が 稼 ぐ 法 定 最 低 賃 金 程 度 の 収 入 で 生 活 している 弟 は 私 に お 金 はだいじょうぶか,と 絶 対 に 聞 いてはくれ 34

9 ません 私 からは 困 っているとは 言 えません 家 賃 など 遺 族 年 金 だけでやりくりするのがどん なに 大 変 か, 弟 のほうで 気 づくべきなのです もし 私 のほうから 弟 に 言 えば,きょうだいであ る 意 味 がありません 自 分 は 独 りぼっちだと 感 じます 弟 が 電 話 をしてくるときは, 私 が 誰 と つきあっているか, 先 週 末 誰 と 会 ったのかと いったことしか 聞 いてきません 弟 は 私 のこと を 管 理 するけど, 助 けてはくれないのです こ れは 公 正 じゃありません もし 弟 が 私 のナーム スを 気 にかけるなら, 彼 は 私 を 助 けるべき (sahip çıkmak)なのです もしそうしないなら, どこどこに 行 くな とか 私 に 言 う 権 利 はあり ません もし 誰 か 金 持 ちの 男 の 人 が 援 助 してく れると 言 ってきたら,その 人 がたとえ 結 婚 して いる 人 であっても, 私 はこれを 断 らないでしょ う だって 弟 は 私 のことを 助 けてくれないので すから 仮 にそういうことになっても, 彼 には そんなことするな なんて 言 う 権 利 はないの です 事 例 1 で SB が 述 べ た 物 心 両 面 で 守 る (maddi manevi korumak) という 表 現 は,ナーム スの 保 護 について 語 るときにしばしば 用 いられ る maddi とは 物 質 的, 物 理 的,manevi は その 対 義 語 で 精 神 的, 心 理 的 の 意 であり, ここでの 精 神 的 に 守 る(manevi korumak) に は, 配 慮 や 気 遣 い, 励 ましから,ナームスを 守 るため 慎 み 深 い 行 動 を 命 じたりすることまで 幅 広 い 意 味 が 含 まれている SB にとって, 妻 子 の 扶 養 は 夫 の 責 任 であり, 夫 がその 責 任 を 放 棄 しながら, 彼 女 に 嫉 妬 して 働 きに 出 さないのは, 正 常 ではない 彼 女 にとって, 夫 は 彼 女 や 子 供 たちを 扶 養 して 初 めて, 彼 女 のセクシュアリ ティに 干 渉 する 権 利 があった 事 例 2からわか るように,セクシュアリティへの 干 渉 が 経 済 的 にも 支 援 して 初 めて 正 当 化 されるのは, 夫 婦 間 だけでなく,きょうだいなど 親 族 についてもあ てはまる 問 題 はしかし, 夫 一 人 の 収 入 に 依 存 する 生 活 は 不 安 定 であり, 何 より 先 行 きの 見 通 せない 不 安 なものであることだった 背 景 には, 自 由 主 義 経 済 の 下 での 高 い 失 業 率 と 雇 用 の 不 安 定 化, 1980 年 代 以 降 のゲジェコンドゥに 対 する 政 策 の 変 化 に 伴 う 住 宅 取 得 の 困 難 化 が あ る[ 村 上 2006] そもそも, 村 では 牛 乳 を 飲 んで,ヨー グルトをつくっていた 村 では 青 い 野 菜 も 肉 も 欲 しいと 思 わなかった 肉 は 月 に1 度 だったし, 果 物 を 食 べようとも 思 わなかった お 金 を 使 わ なかった 私 たちは 羊 飼 いだったから 村 でも 貧 乏 だった でも 粉 でパンをつくって 食 べていた ここでは 干 からびたパンすら 口 に 入 らない 村 でも 貧 しかったけれど,ここでは 働 くかそうで なければ 飢 える お 金 を 払 わなければ 何 も 手 に 入 らない (30 代 女 性 )というように,イスタ ンブルでは 巨 大 なショッピングモール ( 注 6) に 象 徴 されるような 商 業 主 義 によって 消 費 欲 をかき たてられる 一 方, 現 金 がなければ 何 も 手 に 入 ら ない これに 加 えて 親 族 との 相 互 扶 助 のネット ワークから 切 り 離 され,さらに 公 的 民 間 の 機 関 による 貧 困 者 支 援 にも 頼 れなくなったとき, 後 述 するように,ナームスと 扶 養 という 組 み 合 わせの 意 味 が 改 めて 問 われるようになる では,セクシュアリティに 干 渉 されナームス を 守 られることを, 守 られる 当 事 者 である 女 性 はどのように 受 け 止 めているのだろうか 事 例 3 IP は2 人 の 子 供 と 日 雇 い 建 設 労 働 者 の 夫 と 暮 らす30 代 の 女 性 である まだ 村 にい 35

10 たころ, 夫 と 駆 け 落 ちした IP は 中 心 部 の 病 院 (ミニバスで10 分 程 度 )など 少 し 離 れた 場 所 に 出 かけるときは 必 ず 夫 に 付 き 添 ってもらう これは 夫 が 嫉 妬 するからというより,IP が 一 人 で 出 かけるのは 怖 いと 感 じているからだった 夫 は,イスタンブルの もっと 進 んだ 地 区 で も 働 い た 経 験 が あ る の で, 自 分 は 開 明 的 (aydın)で 嫉 妬 などしない と 言 うが,IP に とって 夫 に 嫉 妬 され 行 動 を 制 限 されることはむ し ろ 好 ま し い こ と だ っ た 嫉 妬 す る こ と (kıskanmak)は, 守 る(sahip çıkmak)というこ とです 家 族 に 対 して 献 身 的 ということです (ailesine bağlı) 嫉 妬 しないのは,たとえば 戸 口 の 外 で 通 りがかりの 人 と 話 していても, 何 も 言 わないということ やきもち 焼 きなら,こうい うことは 受 け 入 れられません 夫 は,よそ 者 だ けでなく, 村 の 人 とも 私 が 話 すのをいやがりま す 守 るというのはそういうことです 嫉 妬 し なければ,その 家 にはみんなやってきて,ほら, あそこの 亭 主 はやきもちを 焼 かないと 言 う 何 をされてもいいのだ(yesin), 関 心 をもたない のだと(ilgilenmez) 誇 りある 人 なら 家 族 に 恥 ずかしい 思 いをさせません 無 責 任 とは, ナームスがないこと,シェレフがないこと, 関 心 をもたないこと, 家 族 を 守 らないということ です 何 よりもまずナームスです 自 由 に 生 き るのはだめです IP の 事 例 は, 行 動 を 制 限 されナームスを 保 護 されることは, 愛 情 や 気 遣 いが 介 在 している 限 りにおいて, 女 性 にとって, 抑 圧 であり 拘 束 であるとともに, 誰 かに 守 られているという 安 心 感 や 夫 の 妻, 父 の 娘, 兄 の 妹 であるといった 帰 属 感 をもたらすことを 示 している ナームス の 保 護 は, 女 性 が 自 分 のセクシュアリティを 守 る 貞 操 とは 別 に, 親 族 関 係 が 重 要 な 社 会 におい てアイデンティティを 得 ることとも 関 係 してい るのである たとえば 事 例 2で 紹 介 した 寡 婦 の N が 述 べた 次 のような 言 葉 は,このことを 端 的 に 述 べている ナームスは 自 分 でも 守 れるが, 誰 かに 守 ってもらうほうがいい 夫 の 側 からも 父 の 側 からも 守 られたい そうすれば 幸 せ 守 られている, 気 遣 われていると 感 じて, 嬉 しい から ナームスを 守 る というときにしばしば 用 いられる sahip çıkmak は, 守 る こと 一 般 を 指 す 表 現 だが, 日 本 語 の 守 る とはやや 異 な る sahip は 持 ち 主 を 意 味 す る sahip çıkmak は1 自 分 の 所 有 物 だと 主 張 することを 意 味 し, 転 じて2 誰 かの 世 話 をする,3 誰 か/ 何 かを 統 制 ( 規 制, 制 限 )する,4 誰 かを 支 援 す る と い っ た 意 味 が あ る(Redhouse, Turkish- English dictionary) したがって ナームスを 守 る とは, 女 性 のセクシュアリティに 対 する 支 配 を 含 んだ 保 護 ということになる なお 男 性 にとっては, 次 の 例 が 示 すように, 誰 かに 守 られることは, 女 性 の 場 合 とは 対 照 的 に, 男 性 性 を 否 定 しかねない 男 性 にとって 自 分 よりも 強 いものや 目 上 のもの( 国 家, 父,お じ, 兄 )に 助 けを 求 めることは, 恥 ずかしく 意 気 地 のないことであった 事 例 4 ある 晩, 友 人 とともにある 政 党 の 選 挙 事 務 所 を 訪 問 したところ, 部 屋 には20 人 ほ どが 集 まっており, 筆 者 を 含 む3 人 以 外 は 全 員 が 男 性 だった 彼 らが 筆 者 に 興 味 をもった 様 子 だったので, 男 性 も 私 がこれまでにインタビ ューした 女 性 たちと 同 じように 誰 かに 守 ってほ しいと 思 うのだろうか,と 尋 ねた 一 人 の 男 性 36

11 が そういうことだってある と 遠 慮 がちに 答 えたが, 残 りの 男 性 たちは 黙 っていた 次 いで 別 の 男 性 が 不 愉 快 そうに, そういう 質 問 には こういう 場 では 答 えられない とつぶやいた すると 何 人 かの 男 性 が 口 々に 男 性 にはふさわ しくないから と 言 った 3. 恋 愛 結 婚 の 理 想 化 人 類 学 者 のアブー=ルゴドによれば,エジプ トのベドウィン( 遊 牧 民 )の 間 では, 慎 み 深 い 女 性 が 理 想 とされ, 結 婚 後 の 夫 婦 関 係 において すら, 性 的 な 関 係 は 部 族 社 会 の 秩 序 を 脅 かすも のとして 危 険 視 される そのベドウィンの 若 い 男 女 が 愛 の 詩 を 詠 み, 歌 うことに,アブー=ル ゴドは 部 族 社 会 の 秩 序 に 対 する 抵 抗 を 読 みとっ ている[Abu-Lughod 1988] トルコでも,とり わけ 結 婚 前 の 男 女 の 愛 情 は 親 族 のナームスを 傷 つける 潜 在 性 をもつものとして, 警 戒 される 結 婚 後 も, 夫 婦 の 愛 情 を 目 上,とりわけ 年 長 男 性 の 前 で 示 すことは, 敬 意 を 欠 いた, 恥 ずかし い 振 る 舞 いだとされる 権 威 への 不 服 従 は, 広 義 のナームスにかかわる たとえば 夫 が 出 奔 し た40 代 の 女 性 に 今 でも 夫 のことが 好 きかと 尋 ね たところ,やや 躊 躇 してから そうだ と 答 え, 続 けてこう 述 べた でもこういうことは 目 上 がいるところで 口 に 出 すのは 恥 ずかしいこと 姑 と 姉 がいる 目 上 がいるところでは 夫 の 名 前 さえ 口 にしない とくに 目 上 の 男 性 の 前 では 舅 がきたら 子 供 を 抱 いていてもおろしていた このように 男 女 の 愛 情 と 親 族 のナームスは 潜 在 的 に 緊 張 した 関 係 にあるわけだが, 調 査 地 では 恋 愛 結 婚 の 理 想 化 は, 伝 統 的 な 見 合 い 結 婚 に 象 徴 される 男 性 と 年 長 者 の 権 威 と 共 存 可 能 な 折 衷 的 な 結 婚 規 範 の 構 築 というかたちをとった 調 査 地 の 結 婚 は, 見 合 い 結 婚 (görücü uslü) と 理 解 しあって(anlaşarak) する 結 婚 に 大 別 される 現 在 は, 見 合 い 結 婚 でもたいてい 本 人 の 意 向 が 考 慮 される 親 族 結 婚 はクルド 系 の 間 で 多 く,その 多 くが 見 合 い 結 婚 である 昔 は 親 から 言 われるままに 結 婚 したが, 今 では 互 い に 理 解 し あ っ て 結 婚 す る, つ き あ っ て (konuşmak) 結 婚 する,そちらのほうがいい (40 代 女 性 )というように, 見 合 い 結 婚 は 後 れ ており 好 ましくない,あるいは 見 合 い 結 婚 で あっても 相 手 を 十 分 に 知 ってから 結 婚 するのが よいという 考 え 方 が,どの 世 代 でもほぼ 共 有 さ れている 理 解 しあって という 表 現 からは, 本 人 の 意 向 に 関 係 なく 父 親 ら 年 長 者 たちが 結 婚 相 手 を 決 める 伝 統 的 な 見 合 い 結 婚 との 差 別 化 や 批 判 を 読 み 取 ることができる 興 味 深 いのは,すでに 見 合 い 結 婚 をした 女 性 たちまでもが, 自 分 の 結 婚 を 恋 愛 という 観 念 に 結 びつけようとすることである たとえば,40 代 の 寡 婦 NJ とその 親 族 は, 女 性 は 外 出 時 には チャルシャフ( 目 だけ 除 いて 全 身 をすっぽり 覆 う 黒 いマント)を 着 用 し, 目 上 の 男 性 の 前 では 飲 食 を 避 ける,S 区 でももっとも 保 守 的 な 人 々に 属 する 数 年 前 に 病 死 した 夫 とのなれ 初 めにつ いて 尋 ねた 筆 者 が, 親 に 命 じられるままに 一 度 も 会 ったことのない 母 方 の 従 兄 と 結 婚 したとい う NJ の 答 えに 少 し 驚 くと, でも, 結 婚 して から 互 いをよく 理 解 しあった まるで5 年 間 恋 愛 して 結 婚 したかのようだった と 夫 との 仲 の 良 さを 恋 愛 結 婚 で 結 ばれたカップルに 模 した ただし, 恋 愛 による 結 婚 が 理 想 化 され, 理 解 しあって 結 婚 することの 重 要 性 が 強 調 され るとき, 結 婚 前 の 性 的 な 関 係 が 禁 じられること はもちろん, 情 熱 的 な 恋 愛 も 警 戒 されているこ 37

12 とに 注 意 しなければならない 恋 することは 必 ずしも 否 定 されないが,それよりも 理 解 しあう ことに 重 点 が 置 かれるのである たとえば20 歳 の 娘 をもつ N(40 代 )は, 好 意 を 抱 いた 相 手 と 結 婚 したが, 娘 は 自 分 たちよりも 自 由 にしてよ いと 考 えている 今 は 堂 々とデートする(flört) 私 のときはそういうのはなかった 私 たちは 内 緒 でつきあっていた 今 は 何 でも 自 由 そのほ うがいい つきあってうまくいかなければ 別 れ る しかしその N も, ドイツでは 女 の 子 は 15 歳 になるとセックスする これはとんでもな いことだ と 言 う また, 今 の 夫 に 言 い 寄 られ て ハンサムだったから,まあいいかと 思 っ て 駆 け 落 ちし, 結 婚 後 暴 力 に 苦 しんだ S(40 代 )は, 高 校 生 の 娘 たちの 将 来 について, 娘 たちには 大 学 に 進 んでほしいし, 理 性 の 恋 (mantık aşık)をしてほしい 心 の 恋 (kalp aşık) はだめだ と 言 い, 一 時 の 情 熱 ではなく, 相 手 をよく 知 ってから 結 婚 してほしいと 語 った 駆 け 落 ちについても, 互 いに 好 きだったか ら 恋 したから と 肯 定 的 に 語 られる 場 合 が ある 一 方 で, 次 の 事 例 のように, 一 時 的 な 情 熱 によるもので 理 解 しあった 上 での 結 婚 ではな かったと 後 悔 する 女 性 もいた 事 例 5 RZ(37) 私 は16 歳 で 結 婚 しました 両 親 は 反 対 したけれど, 好 きだったので 駆 け 落 ちしました でも 私 と 夫 はつきあっていた わけではありません 私 たちは 無 知 でした 今 の 若 者 はもっと 考 えています つきあって 互 い をよくわかってから 結 婚 します 親 たちも 子 供 たちの 交 際 を 認 め,お 互 いに 好 きなら 結 婚 させ ます 私 たちは,この 人 と 結 婚 したら 自 分 の 人 生 はどう 変 わるだろう,この 人 とやっていける か,といったことは 考 えていませんでした 二 十 歳 を 過 ぎたら 売 れ 残 ると,そればかり 考 えて いました 今 は 時 代 が 変 わりました 既 存 の 結 婚 の 規 範 に 接 ぎ 木 されるかたちで 実 現 した,いわば 制 限 つきの 恋 愛 結 婚 は,トルコ の 他 の 地 域 でも 報 告 されている たとえばトル コ 西 部 の 農 村 で 調 査 したハートは,ロマンチッ クラブが 近 代 的 なものと 解 釈 され 人 々の 憧 れの 対 象 になったが, 過 度 に 自 由 な 恋 愛 は 避 け られた 結 果, 見 合 い 結 婚 にロマンチックラブを 組 み 込 み, 婚 約 後 に 恋 愛 感 情 を 育 むことを 理 想 とする 折 衷 的 な 結 婚 の 規 範 がつくられたと 述 べ ている[Hart 2007] ( 注 7) 親 たちが 娘 たちの 結 婚 について(あるいは 自 分 たちの 結 婚 を 回 顧 して) 互 いの 理 解 を 重 視 し, 情 熱 的 な 恋 愛 にはむしろ 慎 重 であるのに 対 し, 次 の 事 例 が 示 すように,とりわけ 最 近 結 婚 した 若 い 世 代 の 女 性 は, 自 分 たちの 結 婚 におけるロ マンチックな 愛 情 の 重 要 性 を 強 調 する 事 例 6 NR(20 代 女 性 )は, 働 いていた 縫 製 工 場 で 夫 と 出 会 った NR 夫 妻 は, 義 父 母 た ちと 同 居 はしていないが, 同 じ 建 物 に 住 み, 義 父 母 たちは 上 階 の 自 宅 には 寝 に 帰 るだけで, 料 理, 食 事, 団 欒 などはすべて NR 夫 妻 の 家 でし ている NR は 義 父 母 の 家 に 置 いてある 花 嫁 道 具 ( 箪 笥, 調 理 器 具 食 器,タオル シーツなど) を 引 き 取 り, 彼 らと 生 活 を 分 けたいが, 夫 を 愛 しているので 我 慢 している という NR: 夫 とは3カ 月 つきあいました(çıktık) みんなセックス 以 外 は 何 でもしています キス したり 撫 でたりして 愛 し 合 う そうすることで 互 いに 結 ばれるのです 夫 と 知 り 合 う3 年 前 に つきあった 男 性 がいたけれど, 私 の 家 族 が 許 さ ないだろうと 思 って 結 婚 をあきらめました 彼 38

13 を 忘 れられず, 夫 と 知 り 合 うまで3 年 間, 誰 も 好 きになれませんでした でも, 夫 のことは 一 目 ぼれでした 夫 が 帰 宅 すると, 今 日 は 大 変 だったのか,どうだったのだろうか, 知 りた い 夫 も 自 分 に, 今 日 はどうだった?などと 聞 きます そんなとき,とても 幸 せで,まるで 小 鳥 になったように 感 じます 夫 とは 何 もかも 釣 り 合 っているのです(her şey eştir) そうは 言 っても, 女 性 は 何 かするときに 夫 の 許 可 が 必 要 なのでは? NR: 夫 から 許 可 をもらわなければ,それは ( 宗 教 的 な) 罪 (halam)です イマーム 婚 ( 公 式 の 結 婚 とは 別 に 任 意 で 行 う 宗 教 結 婚 )をするとき にも, 結 婚 したこれこれをすると 言 います た とえば, 妻 は 私 の 言 うことを 聞 く,そのかわり 私 も 責 任 を 全 うする,などと 言 います もし 妻 がそのとおりにしなければ, 夫 は 離 婚 できるの です 許 可 をもらうのは 夫 だけですか? NR: 敬 意 を 示 すために 年 長 者 にもこうした いが,と 聞 きます でも 私 は 夫 のナームスです だから 夫 が 出 かけるなと 言 えば 出 かけません 夫 を 喜 ばせることは,イスラムにかなって います(helal) (かつてモスクに 勤 務 していた) 義 父 は, 夫 が 喜 ぶような 格 好 をしたらいい,と 言 ってくれました それで, 義 妹 たちと 店 に 買 い 物 に 行 くときはタンガやセットの 下 着 を 買 っ て, 身 に 着 けたりします 夫 は,そんなに 一 生 懸 命 にしなくてもいいのにと 言 ってくれるけれ ど, 私 がそうしたいのです 字 を 書 けたなら, ノートに 思 いを 書 けたなら,どんなによかった ことか ここには 話 せる 相 手 がいません 私 は いろんなことを 経 験 してきました これを 全 部 書 いたら, 本 になったことでしょう 若 い 女 の 子 たちに 経 験 を 伝 え, 教 訓 にしてもらえたでし ょうに NR の 夫 についての 語 りは, 理 解 しあう にとどまらない, 夫 に 対 するロマンチックな 感 情 を 示 している 注 意 したいのは,NR は, 夫 とのロマンチックな 関 係 を 生 きる 一 方, 義 父 母 に 対 しても 外 出 の 際 に 許 可 を 求 めるなど 敬 意 を 示 している 点 である ここでは 夫 婦 の 愛 情 と 親 族 のナームスの 考 え 方 が 折 り 合 っていることが わかる 以 上 をまとめるなら, 第 1に, 調 査 地 では 扶 養 とナームスの 保 護 は 不 可 分 であり, 女 性 のセ クシュアリティへの 干 渉 は 彼 女 に 対 する 抑 圧 で あるとともに 保 護 の 意 味 をもつことがある 第 2に, 親 族 女 性 のセクシュアリティを 抑 圧 する ことで 維 持 されるナームスと, 男 女 が 自 由 意 思 で 結 婚 に 至 るロマンチックラブとは, 潜 在 的 な 対 立 関 係 にあるが, 調 査 地 では,ロマンチック ラブが 理 性 的 な 愛 情 に 変 形 する,あるいは 夫 婦 同 士 の 関 係 と 夫 婦 と 親 族 との 関 係 を 区 別 するこ とで, 両 者 が 折 り 合 う 様 子 がうかがえた Ⅱ ナームスの 近 代 家 族 的 変 容 1. 愛 情 としてのナームス 保 護 しかしこれからみていくように, 調 査 地 では こうした 状 況 に 変 化 が 生 じていた そのひとつ は,ナームスの 愛 情 化 と 呼 べるような 変 化 であ る 事 例 7 30 代 の E は, 夫 方 の 親 族 と 同 じ 建 物 に3 人 の 子 供 と 住 んでいる 内 装 職 人 の 夫 は 徴 兵 を 逃 れるために 市 中 心 部 の 繁 華 街 に 住 んで おり,E たちへの 送 金 は 久 しく 途 絶 えている 39

14 夫 は 最 新 型 の 携 帯 電 話 を 買 うために E たちの 家 を E に 黙 って 抵 当 に 入 れて 多 額 の 借 金 をし たが, 返 済 できなかった 取 り 立 て 人 から 家 を 差 し 押 さえられそうになった E は, 夫 の 親 族 に 支 援 を 頼 んだが 断 られてしまった 反 発 した E は,もう 親 族 の 言 うことは 聞 かないという 最 近 パンタロンをはきはじめたことを 注 意 され たが, スカーフでは 彼 らに 合 わせたが,パン タロンをはくのは 認 めさせた 私 が 困 っている ときに 経 済 的 に(maddi) 守 らないなら, 精 神 的 に(manevi) 私 を 守 る 権 利 はない という パンタロンは 腰 の 形 が 出 るため, 保 守 的 な 人 々 は 女 性 の 着 用 を 嫌 がる E は 独 身 時 代 スカーフ をかぶっていなかったが, 結 婚 後 は 夫 方 の 親 族 に 合 わせてかぶり 始 めた しかしもう 服 装 のこ とで 文 句 を 言 われても 言 うことを 聞 くつもりは ないと 言 う 親 族 から 助 けを 得 られなかった E はその 後, 夫 の 借 金 の 返 済 と 当 座 の 生 活 費 に 充 てるお 金 を もらうため, 意 を 決 して 夫 を 訪 ねることにした 筆 者 は 彼 女 に 同 行 したが, 調 査 地 の 人 々とは 違 って 夫 は 一 見 してアジア 系 の 外 国 人 とわかる 筆 者 にまったく 興 味 を 示 さず,なぜ 妻 と 知 り 合 ったのかとも 尋 ねなかった 夫 と 話 をつけて 別 れたあと,E はがっかりした 様 子 でこう 言 っ た ほらね 彼 は 私 が 今 晩 どこに 泊 まるのか, 誰 と 会 うのか 全 然 気 にしていなかったでしょう もう 少 し 嫉 妬 してくれたらいいのに この 例 で E は 夫 の 親 族 によるセクシュアリ ティの 干 渉 と, 夫 によるそれとを 明 確 に 区 別 し ている E にとって 前 者 は 拘 束 であり, 彼 女 の 生 活 が 成 り 立 つよう 経 済 的 に 面 倒 を 見 てくれる のでなければ 受 け 入 れられない これに 対 して 夫 によるそれは 拘 束 ではなく, 嫉 妬 であり, 望 ましいものであり, 愛 情 の 証 として 受 け 止 めら れている 調 査 地 の 女 性 が,セクシュアリティへの 干 渉 は 扶 養 を 受 けることを 条 件 とすること,またそ のような 干 渉 を 夫 や 兄 弟, 親 からの 支 配 を 含 ん だ 保 護 として 肯 定 的 に 受 け 入 れる 感 覚 が 存 在 す ることは, 前 に 述 べた E の 事 例 もまた,そう した 感 覚 の 延 長 上 にあり, 親 族 からの 干 渉 は, 経 済 的 な 支 援 という 見 返 りがあって 初 めて 受 け 入 れることができた E がパンタロンをはき 続 けることで, 夫 の 親 族 にはもう 従 わないという 意 思 を 示 したのは, 親 族 からの 干 渉 を 受 け 入 れ る 条 件 である 経 済 的 な 支 援 がなくなったからで あった 重 要 なのは,E が 夫 に 関 しては, 彼 が 扶 養 の 責 任 をほとんど 放 棄 しているにもかかわ らず,セクシュアリティへの 干 渉 をむしろ 望 ん でいることである E にとって, 彼 女 のナーム スは 自 分 と 夫 だけのものであり, 夫 が 彼 女 のセ クシュアリティに 干 渉 することは 夫 婦 の 愛 情 の 証 であった 2. 愛 情 としての 扶 養 いまひとつの 変 化 は, 愛 情 と 扶 養 の 意 味 の 変 化 である 事 例 8 T は 夫 と5 人 の 子 供 と 暮 らす40 代 の 女 性 である トルコ 東 北 部 の 村 にいたころ, 親 族 の 男 性 と 結 婚 した 夫 は 当 時 無 職 だったの で 気 が 進 まなかったが, 当 時 は 親 の 言 うことは 聞 くものだと 思 っていた 夫 の 日 雇 い 建 設 労 働 の 仕 事 が 途 切 れがちで 生 活 は 苦 しい 子 供 の 学 用 品 をそろえてやれず,バッカル( 食 料 雑 貨 店 ) のつけもたまる 一 方 だ 階 段 掃 除 などの 仕 事 を したいと 思 うが, 子 供 たちがまだ 小 さく,また 40

15 夫 が 嫉 妬 して 嫌 がるため, 働 きに 出 られない T: 夫 は, 私 や 子 供 たちが 病 気 になっても 全 然 気 にしません 服 も 周 りの 人 がくれる 夫 な ら 妻 を 愛 さなければならないのに,いつも 喧 嘩 ばかりです 愛 することと 嫉 妬 することは 違 う 男 は 妻 を 愛 していれば, 服 でも 何 でも 買 います でも 余 裕 がなくて 買 えなかったら? T:( 余 裕 がなくて 買 えないなんて)そんなの 嘘 だ! T の 結 婚 はロマンチックラブによるものでは なかったが, 結 婚 とは 夫 婦 の 愛 情, 子 供 への 愛 情 に 基 づかねばならないと 考 えている 一 方, 扶 養 することが 妻 を 愛 するということだとも 述 べている これはどういうことだろうか ミドルクラスの 近 代 家 族 型 の 家 族 においては, 夫 が 生 計 を 維 持 し, 妻 が 家 事 と 育 児 を 担 う 性 別 分 業 が 行 われる だが 夫 と 妻 の 関 係 を 構 成 する のは 何 よりもロマンチックラブであって, 夫 に よる 妻 子 の 扶 養 という 問 題 は, 母 性 愛 が 強 調 さ れ 妻 が 育 児 の 専 業 者 となることが 自 然 な も のとなることで, 後 景 に 退 いている これに 対 して, 夫 の 収 入 がより 低 く, 不 安 定 な 都 市 下 層 にとっては, 夫 が 妻 子 をきちんと 養 えるかどう かは, 夫 婦 の 関 係 において 常 に 重 要 な 問 題 であ る T の 事 例 は,ロマンチックラブが 理 想 化 さ れ, 他 方 では 経 済 が 成 長 し 消 費 熱 は 高 まるのに, 親 族 との 相 互 扶 助 が 困 難 化 し 生 計 がますます 不 安 定 化 したとき, 妻 をきちんと 扶 養 することこ そが 夫 の 妻 に 対 する 愛 情 だという 考 え 方 が 生 ま れた,と 解 釈 できるのではないか 別 の 言 い 方 をすれば, 都 市 下 層 の 人 々のあいだでロマン チックラブが 理 想 化 される 過 程 では, 扶 養 の 重 要 度 が 高 いため,ミドルクラスとは 異 なるロマ ンチックラブが 構 築 されたのではないか 上 述 した 夫 によるセクシュアリティへの 干 渉 は 親 族 によるそれと 区 別 され, 愛 情 として 理 解 される ことと 併 せて 考 えるなら,これは 扶 養 は 妻 のセ クシュアリティの 保 護 よりもむしろ 妻 への 愛 情 として 語 られるようになったということでもあ る このパターンでは, 次 の 例 にみるように 婚 外 交 渉 も 愛 情 とセクシュアリティに 扶 養 の 問 題 が 絡 み 合 い,ミドルクラスの 場 合 より 様 相 が 複 雑 となる 事 例 9 AS は30 代 後 半 で, 夫 と 学 齢 期 の 5 人 の 息 子 たちと 暮 らしている 夫 は 働 こうと せず, 彼 女 や 子 供 たちのことを 気 にかけないと いう AS: 私 は 両 親 にも 夫 にもきょうだいにも 愛 されたことがない 私 が 愛 しても, 相 手 に 愛 し てはもらえませんでした 長 男 がまだ 小 さいと きは, 食 べ 物 が 欲 しくてゴミを 漁 ったこともあ ります 弟 は 何 度 か 助 けてくれましたが,その ことで 何 度 も 恩 着 せがましいことを 言 われまし た もし 夫 が 働 いていたなら, 私 だってほかの 人 に 助 けを 求 めたりしないのに でも 夫 は 家 で 寝 ていました 男 というものは,まったく 泥 棒 か 恥 知 らずかのどっちかです 私 には 面 倒 を 見 てくれる 人 が 誰 もいません いつも 同 じことの 繰 り 返 しです 子 供 を 学 校 に 登 録 する のも, 病 院 に 連 れて 行 くのも 私 です 夫 は 私 が 食 べ 物 を 探 しに 行 くときは 私 のナームスな んて 気 にしないくせに,ベッドの 中 では 今 日 は どこに 出 かけて 何 をしたのか,とか 聞 くのです 以 前, 男 性 からの 間 違 い 電 話 に 私 が 出 たと きは, 怒 り 狂 ってもう 少 しで 刺 されるところで した 41

16 それは 彼 がやきもちを 焼 いたからでしょ う? AS:いいえ,あれはやきもちなんかじゃあ りません 私 を 愛 していればやきもちを 焼 くで しょうけれど その 後,1 年 ぶりに 会 った AS は 興 奮 してい た 彼 女 は 実 はここ1 年 ほどつきあっているタ クシー 運 転 手 の 男 性 がおり, 今 もちょうど 彼 と 電 話 で 話 していたところだという もうすぐ 断 食 月 明 けのバイラム(イスラムの 祝 日 )だから と 彼 が 贈 ってくれた 服 を 見 せてくれた AS: 両 親 もきょうだいも 夫 も, 誰 も 私 を 愛 してはくれませんでした 私 は 彼 らの 面 倒 を 見 たのに この 間 の 健 康 診 断 の 結 果 を 心 配 して 暗 い 気 持 ちでいましたが, 彼 と 電 話 で 話 して 気 持 ちが 楽 になりました 彼 は 私 を 物 心 ともに (maddi manevi) 助 けてくれます 明 日 は 病 院 に 連 れていってあげると 言 ってくれました こう いう 言 葉 を 夫 が 言 ってくれていたならどんなに よかったことか 人 は 誰 でも 悩 みを 打 ち 明 ける 相 手 が 必 要 です 彼 も 奥 さんに 愛 してもら えなかったそうです 身 体 がぼろぼろで,うつ 病 の 薬 のせいで 性 的 な 関 係 ももてません 彼 は 私 のことを 物 心 ともに 助 けてくれます だから 私 も 彼 を 助 けます 私 の 側 からは 精 神 的 に 助 け ることしかできませんが 彼 は 私 を 連 れ 出 して アイスクリームや 煙 草 をおごってくれて, 私 の 悩 みを 聞 いてくれます 彼 は 経 済 的 にも 助 けてくれるということ ですか? AS:そのとおり 家 にお 金 がないのに 食 べ 物 を 持 ち 帰 って, あなたの 夫 は 怪 しみませんか? AS:いいえ,でももし 彼 が 私 たちの 関 係 に 気 づけば 大 変 なことになるでしょう 近 所 の 人 たちは, 私 が 変 な 方 向 から 家 に 帰 ってくる ので,おかしな 目 で 見 ています でも 私 は 病 気 のせいで, 誰 かと 寝 たいという 気 持 ちにはなり ません 彼 は 誠 実 な 人 で, 私 のあそこに 手 を 置 くことすらしたことがありません 彼 はただ 私 を 笑 わせてくれて, 励 ましてくれるのです 彼 のそういうところが 好 きです 悩 みがあると 電 話 すると,すぐに 会 いにきてくれます あなたのナームスは 傷 つきませんか? AS: 傷 つきません だって 誰 も, 両 親 も 夫 も 私 を 愛 してくれなかったのですから 人 との 関 係 は 秤 のようなもので, 片 方 に 置 いたらもう 片 方 に 置 かないとバランスがとれません 私 は 彼 を 助 け, 彼 も 私 を 助 けるというふうに もし 彼 と 性 的 な 関 係 をもっても,ナーム スは 傷 つかないのでしょうか? AS:その 場 合 は 私 はナームスを 失 うでしょう ナームスを 失 うということは,( 宗 教 的 な) 罪 (günah)を 犯 すということです でもだから 何 だというのですか? 誰 も 私 を 愛 してはくれな かったのですから AS にとって 彼 女 のセクシュアリティに 干 渉 することができるのは, 何 より 彼 女 を 愛 してく れる 人 であった しかし 同 時 に, 彼 女 にとって 愛 情 とは, 物 心 ともに 助 けるという 表 現 にもあ るように, 彼 女 への 思 いやりとともに, 彼 女 を 経 済 的 に 支 援 することを 含 むものとして 理 解 さ れていた 彼 女 が 恋 人 を 求 めたのは 夫 から 愛 情 を 受 けられなかったからだが, 彼 女 にとっての 愛 情 とは, 事 例 8の T においてそうであった ように,きちんと 扶 養 するということが 含 まれ ている そのため, 恋 人 との 関 係 を 語 るときも, 42

17 煙 草 をおごる, 食 料 品 を 買 ってやる,バイラム の 贈 り 物 をするといったことが, 彼 の 愛 情 を 示 すものとして 重 視 されるのである 日 々の 食 べ 物 にも 事 欠 く AS にとって,これらは 彼 女 に 対 する 愛 情 そのものであった 3. 考 察 調 査 地 では,ナームスは 親 族 の 結 合 を 支 える 基 盤 であり, 女 性 にとって 彼 女 のセクシュアリ ティへの 干 渉 は 抑 圧 や 拘 束 であるとともに 親 族 男 性 に 守 られているという 帰 属 の 感 覚 を 与 えて くれるものだった 結 婚 における 夫 婦 の 相 互 理 解 や 愛 情 の 重 視 という 近 代 家 族 的 な 価 値 観 は, 親 族 のナームスという 伝 統 的 な 考 え 方 と 共 存 す るかたちで 受 容 されてきた しかし,ネオリベ ラルな 経 済 政 策 の 下 で 起 きた 生 計 の 不 安 定 化 は, おそらくはそれまで 水 面 下 で 進 行 していたと 考 えられる2つの 変 化 を 顕 在 化 させることになっ たと 第 1に 夫 による 妻 のナームスの 保 護 は 親 族 によるそれとは 区 別 され, 夫 の 妻 に 対 する 愛 情 の 証 として 解 釈 されるようになった 妻 に とって, 親 族 によるナームスの 保 護 は,もはや アイデンティティの 基 盤 とはならず, 経 済 的 な 支 援 などの 見 返 りがなければ 受 け 入 れがたいも のとなった 第 2に, 妻 にとって, 夫 からきち んと 養 われることが 愛 情 の 証 だと 解 釈 されるよ うになった 夫 による 妻 の 扶 養 は, 夫 が 彼 自 身 と 妻 (および 親 族 )のナームスを 守 るための 必 要 条 件 と 考 えられてきた しかし 愛 情 が 扶 養 に 結 びつけられたことで,ナームスの 保 護 と 扶 養 の 結 びつきは 相 対 的 に 弱 まったと 考 えられる 第 1の 変 化 がナームス 保 護 の 愛 情 化 だとすれば, 第 2の 変 化 は 扶 養 の 愛 情 化 ないしナームス 保 護 の 脱 扶 養 化 と 呼 ぶことができるだろう 第 1の 変 化 は,ロマンチックラブの 理 想 は ナームスの 概 念 に 取 り 込 まれることで 受 け 入 れ られたことを 示 している これは,ナームスは 結 婚 生 活 における 愛 情 の 重 視 という 近 代 家 族 的 な 文 脈 に 置 かれることで, 変 容 したと 言 い 換 え ることもできる 第 2の 変 化 である, 妻 を 愛 す るとは 妻 をきちんと 養 うことだという 感 覚 もま た, 近 代 家 族 的 な 家 族 を 志 向 する 変 化 として 解 釈 できる すなわち, 生 活 の 安 定 したミドルク ラスの 近 代 家 族 では, 妻 が 夫 に 養 われるという 関 係 性 は, 夫 婦 愛 や 母 性 愛 が 至 高 の 価 値 として 称 揚 されるために 見 えにくくなっている 他 方, 生 計 の 不 安 定 化 と 直 面 する 都 市 貧 困 層 の 場 合, 生 計 維 持 の 問 題 が 前 面 に 出 るため 夫 が 妻 を 養 う 性 別 分 業 は 可 視 化 されており, 彼 らが 近 代 家 族 的 な 価 値 を 受 容 するとき,きちんと 養 うことが 愛 するということだという 感 覚 が 生 まれた そ こでは 愛 情 が 扶 養 と 読 み 替 えられたわけでも, 愛 情 の 価 値 が 減 じたわけでもなく, 愛 情 に 扶 養 という 新 たな 意 味 が 盛 り 込 まれることによって, 近 代 家 族 イデオロギーが 再 構 築 された これに ともなってナームスと 扶 養 の 関 係 も 再 編 され, 一 族 のナームスを 守 るという 目 的 は 後 景 に 退 く のである 以 上 を 踏 まえ 本 稿 の 意 義 を 述 べるなら,まず 都 市 下 層 出 身 者 のナームスの 理 解 を 民 族 誌 的 な 調 査 に よ っ て 明 ら か に し た Kağıtçıbaşı ed. [1982]と Siman[2000; 2004]は 近 代 化 改 革 の 担 い 手 であり, 近 代 家 族 的 な 心 性 をもっとも 内 面 化 しているはずのミドルクラスの 家 族 にあっ てなお,ナームスや 親 族 関 係 が 重 要 であること を 指 摘 したが,そこにはトルコ 社 会 における 家 族 の 近 代 化 への 関 心 があった こうした 関 心 の 下 では, 下 層 の 人 々の 家 族 はより 遅 れて 変 化 す 43

18 ると 考 えられて,ナームスの 理 解 が 正 面 から 論 じられることはほとんどなかった これに 対 し て 本 稿 は, 都 市 下 層 出 身 者 のあいだでも, 近 代 家 族 的 な 価 値 とナームスの 折 り 合 いがつけられ る(Ozyegin[2001]と Bora[2005]の 家 事 労 働 者 のナームスと 母 親 役 割 の 解 釈 や, 本 稿 の 恋 愛 結 婚 の 解 釈 )ばかりでなく,ナームスが 近 代 家 族 的 な 価 値 であるロマンチックラブとして 積 極 的 に 再 解 釈 される 場 面 があることを 明 らかにし た さらにその 際,ナームスの 再 解 釈 を,ミドル クラスとも 共 通 する 親 族 家 族 構 造 の 変 化 の 文 脈 に 置 くとともに, 都 市 下 層 出 身 者 が 直 面 する 経 済 的 な 不 安 定 性 という 要 因 に 結 びつけて 論 じ た それによって, 生 活 の 安 定 したミドルクラ スとは 異 なる, 都 市 下 層 に 固 有 の 親 族 家 族 構 造 の 変 化 のダイナミズムの 可 能 性 を 示 唆 した おわりに 本 稿 は,イスタンブルの 低 所 得 地 区 における 調 査 の 結 果 を 踏 まえ, 都 市 下 層 出 身 の 女 性 の ナームスと 愛 情 の 経 験 を, 生 計 の 不 安 定 化 と 貧 困 化 の 文 脈 に 位 置 づけつつ 描 き 出 した 失 業 の 増 加 と 雇 用 の 不 安 定 化 によって 伝 統 的 な 親 族 の 相 互 扶 助 が 困 難 となり, 生 計 が 不 安 定 化 するな かで, 調 査 地 の 女 性 は 夫 によるナームスの 保 護 を 愛 情 として 解 釈 する 一 方, 親 族 によるそれを 経 済 的 な 支 援 などがない 限 りは, 抑 圧 的 と 感 じ るようになった 生 計 の 不 安 定 化 を 背 景 に,き ちんと 扶 養 されることで 愛 されているという 実 感 をもつという 感 覚 も 生 まれた これは 別 の 角 度 から 見 れば, 扶 養 を 何 よりナームスの 保 護 と 結 びつける 考 え 方 が 後 退 したことを 意 味 してい る 以 上 は,ナームスの 近 代 家 族 的 な 変 化 と 呼 べるものであった 本 稿 を 終 えるにあたり, 今 後 の 課 題 を 挙 げて おきたい 本 稿 ではナームスと 近 代 家 族 的 な 価 値 としての 愛 情 との 関 係 に 焦 点 をあてたが, ナームスの 愛 情 への 収 れんとは 異 なる 変 化 も 観 察 される ひとつは, 夫 の 愛 情 を 扶 養 ともナー ムスとも 切 り 離 してとらえる 態 度 である また ナームスについても,ナームスを 自 分 で 守 るこ とを 女 性 としての 自 立 や 社 会 参 加 の 可 能 性 と 結 びつける 考 え 方 もみられる こうしたいわば ナームスの 個 人 化 は, 伝 統 的 な 貞 操 概 念 とは 区 別 されるだろう いずれも 家 族 やナームスにつ いて 考 える 上 で 興 味 深 い 素 材 であり, 稿 を 改 め て 論 じたい 本 稿 では 結 婚 している 女 性 と 寡 婦 を 対 象 に, 女 性 のナームスと 愛 情 の 経 験 を 取 り 上 げたが, ナームスや 愛 情 に 対 する 考 え 方 は 夫 婦 であって も 必 ずしも 一 致 しないこと, 男 性 よりも 女 性 の ほうが 配 偶 者 とより 対 等 で 愛 情 で 結 ばれた 関 係 を 望 む 傾 向 があることを 指 摘 しておかねばなら ない 夫 による 妻 のセクシュアリティへの 干 渉 を, 妻 は 愛 情 の 証 として 語 り, 夫 は 彼 自 身 の ナームス(この 場 合, 体 面 に 近 い)の 問 題 とし て 語 ることは 珍 しくない 背 景 には, 年 長 者 と 男 性 が 強 い 権 威 をもつような 社 会 構 造 の 下 では, 若 い 男 女,とりわけ 女 性 にとってそれがより 大 きな 自 由 を 意 味 するという 事 情 がある 主 に 女 性 へのインタビューに 基 づく 本 稿 は,ナームス と 愛 情 の 関 係 を 女 性 の 視 点 からとらえるもので ある だが 経 済 的 な 不 安 定 性 が 増 し, 夫 が 扶 養 責 任 を 果 たすことが 困 難 となる 状 況 で 当 惑 して いるのは, 女 性 以 上 に 男 性 であるかもしれない よりバランスのとれたジェンダー 研 究 を 目 指 し 44

19 て, 今 後 は 男 性 の 見 解 も 踏 まえた 分 析 を 行 う 必 要 がある 最 後 に,ナームスと 家 族 を 取 り 巻 く 環 境 に 生 じた 新 たな 変 化 に 触 れておきたい 最 近 の 数 年 間 で, 調 査 地 の 家 庭 では 子 供 の 学 習 用 にパーソ ナルコンピューターが 急 速 に 普 及 し,それまで 区 の 中 心 部 にいくつかあるインターネットカ フェ( 利 用 者 はほとんど 男 性 )でしか 接 続 でき なかったインターネットを 利 用 する 子 供 や 女 性 が 増 えている 大 人 も 子 供 も, 自 宅 に 居 ながら ソーシャルネットワークサービス(SNS)やイ ンターネットゲームを 通 じて 顔 の 見 えない 相 手 と 知 り 合 い,チャットなどで 交 流 することは 珍 しくなくなった これにともない, 若 い 女 性 が インターネットで 知 り 合 った 男 性 とのトラブル に 巻 き 込 まれる 事 件 も 起 きていると 聞 く それ までも 携 帯 電 話 の 普 及 によって 間 違 い 電 話 を 通 じた 異 性 との 出 会 いがあったが,コンピ ューターの 普 及 によって 新 たにネット 空 間 での 異 性 との 出 会 いが 生 まれた 実 際,インタビ ューした 男 性 のひとりは,SNS を 通 じて 知 り 合 った 外 国 の 女 性 と 結 婚 した これらの 変 化 は, 女 性 の 行 動 に 課 される 物 理 的 な 制 約 とともに, ナームス 概 念 の 解 釈 にも 影 響 を 与 えうるもので あり, 今 後 の 展 開 を 見 守 る 必 要 がある ( 注 1) 女 性 のセクシュアリティにかかわる 名 誉 の 研 究 として,Peristiany[1966]に 代 表 され る1960~70 年 代 の 地 中 海 人 類 学 による 名 誉 / 恥 研 究 がある 宇 田 川 によれば,これは 先 進 的 な 西 洋 社 会 の 代 表 を 自 負 するアングロ サクソン 系 人 類 学 者 がヨーロッパ 人 類 学 の 独 創 性 を 主 張 する 手 段 として, 中 東 アフリカまで を 含 む 地 中 海 のカテゴリを 創 りだし 他 者 化 するという 植 民 地 的 な 構 図 に 基 づいていた そ こでは 名 誉 / 恥 は 後 れた 地 中 海 ヨーロッ パ 社 会 の 象 徴 とされた[ 宇 田 川 2007] ( 注 2) 本 稿 において ポストコロニアル の 概 念 は,ホールの 議 論 [Hall 1996]を 踏 まえた シルマンの 用 法 [Sirman 2004]にならい, 社 会 関 係 や 文 化 概 念 が,より 発 展 したと 考 えられて いる( 端 的 には 西 洋 世 界 における) 諸 社 会 文 化 との 比 較 によって 形 づくられるような, 社 会 的 政 治 的 文 脈 を 指 している ( 注 3) 名 誉 の 犯 罪 に 関 しては Welchman and Hossain [2005],Mojab and Abdo[2004] な ど が ある 名 誉 の 犯 罪 へのアプローチについては 田 中 [2012]を 参 照 ( 注 4) 義 務 教 育 は1997 年 にそれまでの 小 学 校 の5 年 間 から 中 学 校 までの8 年 間 に 延 長 された ( 注 5) 調 査 地 における 救 貧 事 業 については 村 上 [2011]を 参 照 ( 注 6)S 区 でも 区 境 の 幹 線 道 路 沿 いに 巨 大 な ショッピングモールが 昨 年 開 店, 区 の 中 心 部 に も 別 のモールが 建 設 中 である ( 注 7)1970 年 代 末 にアンカラ 郊 外 の 農 村 で 調 査 した Delaney[1991]は, 経 済 的 関 係 と 性 的 関 係 以 外 の 関 係 が 希 薄 な 夫 婦 関 係 を 報 告 している もっとも 近 代 家 族 イデオロギーが 導 入 される 以 前 のトルコ 社 会 が 恋 愛 と 無 縁 であったわけでは ない 人 類 学 者 のオルソンによれば, 歌 や 詩 の なかでうたわれる 神 への 愛 は,しばしば 女 性 へ のロマンチックで 情 熱 的 な 愛 の 比 喩 であった また1960~70 年 代 の 農 村 部 では, 厳 しい 男 女 隔 離 の 下 でも 若 い 男 女 は 眼 差 しや 身 振 りで 好 意 を 伝 え 合 い, 駆 け 落 ちしたばかりか, 見 合 い 結 婚 の 多 くが 意 中 の 相 手 と 結 ばれる 恋 愛 結 婚 であっ たと 報 告 する 人 類 学 的 研 究 もある[Olson 1982] 伝 統 的 な 恋 愛 結 婚 と 近 代 化 改 革 を 通 じて 浸 透 し た 近 代 家 族 の 価 値 観 との 関 係 は 今 後 検 討 すべき 課 題 であるが,ここでは, 後 者 の 受 容 が 見 合 い 結 婚 を 伝 統 的 で 後 れたもの, 恋 愛 結 婚 をモダン なものと 見 なして 両 者 を 対 立 させる 感 性 をもた らしたことを 指 摘 しておきたい 45

20 文 献 リスト 日 本 語 文 献 宇 田 川 妙 子 地 域 の 門 番 概 念 としての ジェンダー セクシュアリティ 地 中 海 ヨー ロッパ 宇 田 川 妙 子 中 谷 文 美 編 ジェ ンダー 人 類 学 を 読 む 世 界 思 想 社. 田 中 雅 一 名 誉 殺 人 現 代 インドにおける 女 性 への 暴 力 現 代 インド 研 究 (2). 松 原 正 毅 価 値 観 と 評 価 トルコ 社 会 にお けるナムスをめぐって イスラム 価 値 と 象 徴 筑 摩 書 房. 中 山 紀 子 イスラームの 性 と 俗 トルコ 農 村 女 性 の 民 族 誌 アカデミア 出 版 会. 村 上 薫 トルコの 女 性 労 働 とナームス( 性 的 名 誉 ) 規 範 加 藤 博 編 イスラームの 性 と 文 化 東 京 大 学 出 版 会 トルコの 新 しい 貧 困 問 題 現 代 の 中 東 (41) トルコの 公 的 扶 助 と 都 市 貧 困 層 真 の 困 窮 者 をめぐる 解 釈 の 政 治 ア ジア 経 済 52(4) トルコにおけるナームス( 性 的 名 誉 )への 視 点 : 最 近 の 研 究 動 向 児 玉 由 佳 編 ジェンダー 分 析 における 方 法 論 の 検 討 調 査 研 究 報 告 書 アジア 経 済 研 究 所. Report/2012/pdf/C22_ch2.pdf 外 国 語 文 献 Abu-Lughod, Lila Veiled Sentiments: Honor and Poetry in a Bedouin Society. Berkeley: University of California Press. B o r a, A k s u O l m a y a n ı n N e s i n i İ d a r e Edeceksin? : Yoksulluk, Kadınlar ve Hane. in Yoksulluk Halleri: Türkiye de Kent Yoksulluğunun Toplumsal Görünümleri. ed. Necmi Erdoğan, Istanbul: Demokrasi Kitaplığı Kadınların Sınıfı:Ücretli Ev Emeği ve Kadın Öznelliğinin İnşası. İstanbul: İletişim Yaınları. 46 Buğra, Ayşe Ekonomik Kriz Karşısında Türkiye nin Geleneksel Refah Rejimi. Toplum ve Bilim 89, Yaz. Çağlayan, Handan Analar, Yoldaşlar, Tanrıçalar: Kürt Hareketinde Kadınlar ve Kadın Kimliğinin Oluşumu. İstanbul: İletişim Yayınları. Delaney, Carol The Seed and the Soil: Gender and Cosmology in Turkish Village Society. Berkeley : California University Press. Duben, Alan The Significance of Family and Kinship in Urban Turkey. in Sex Roles, Family and Community in Turkey. ed. Çiğdem Kağıtçıbaşı, Bloomington: Indiana University Turkish Studies. Duben, Alan and Cem Behar Istanbul Household: Marriage, Family and Fertility, Cambridge: Cambridge University Press. Hall, Stuart When was the Post-Colonial? Thinking at the Limit. in The Post-Colonial Question: Common Skies, Divided Horizons. eds. Ian Chambers and Lydia Curti, London: Routledge. Hart, Kimberly Love by Arrangement: the Ambiguity of Spousal Choice in a Turkish Village. Journal of the Royal Anthropological Insititute 13. Işık, Oğuz and Melih Pınarcıoğlu Nöbetleşe Yoksulluk. İstanbul: İletişim Yayınları. Kağıtçıbaşı, Çiğdem Sex Roles, Value of Children and Fertility, in Sex Roles, Family and Community in Turkey. ed. Çiğdem Kağıtçıbaşı, Bloomington: Indiana University Turkish Studies Press. ed Sex Roles, Family and Community in Turkey. Bloomington :Indiana University Turkish Studies Press. Kandiyoti, Deniz Urban Change and Women s Roles in Turkey: an Overview and Evaluation. in Sex Roles, Family and Community in Turkey. ed. Çiğdem Kağıtçıbaşı, Bloomington :Indiana University Turkish Studies Press. Koğacıoğlu, Dicle The Tradition Effect: Framing Honor Crimes in Turkey. Differences 15

21 (2). Lipset, David Modernity without Romance? Masculinity and Desire in Courtship Stories Told by Young Papua New Guinean Men. American Ethnologist 13. Meeker, Michael Meaning and Society in the Middle East : The Black Sea Turks and the Levantine Arabs (I). International Journal of Middle East Studies 7. Mojab, Shahrzad and Nahla Abdo eds Violence in the Name of Honour: Theoretical and Political Challenges. Istanbul: Istanbul Bilgi University Press. Olson, Emilie Duofocal Family Structure. in Sex Roles, Family and Community in Turkey. ed. Çiğdem Kağıtçıbaş, Bloomington :Indiana University Turkish Studies Press. Osella, Caroline Desires under Reform: Contemporary Reconfigurations of Family, Marriage, Love and Gendering in a Transnational South Indian Matrilineal Muslim. Culture and Religion 13(2). Ozyegin, Gul Untidy Gender: Domestic Service in Turkey. Philadelphia: Temple University Press. Parla, Ayşe The Honor of the State: Virginity Examinations in Turkey. Feminist Studies 27(1) Honor: Turkey and Caucasus. in Encyclopedia of Women and Islamic Cultures, Volume II Family, Law and Politics. ed. Suad Joseph et al., Leiden:Brill. Peristiany, Jean ed Honour and Shame: The Value of Mediterranean Society. Chicago: The University of Chicago Press. Şen, Mustafa Kökene Dayalı Dayanışma- Yardımlaşma: Zor İş.... in Yoksulluk Halleri: Türkiye de Kent Yoksulluğunun Toplumsal Görünümleri. ed. Necmi Erdoğan, İstanbul: Demokrasi Kitaplığı. Sirman, Nükhet Writing the Usual Love Story: The Fashioning of Conjugal and National Subjects in Turkey. in Gender, Agency and Change: Anthropological Perspectives. ed. V. A. Goddard, London: Routledge Kinship, Politics, and Love: Honour in Post-Colonial Contexts The Case of Turkey. in Violence in the Name of Honour: Theoretical and Political Challenges. eds. Shahrzad Mojab and Nahla Abdo, Istanbul: Istanbul Bilgi University Press. SIS(State Institute of Statistics Prime Ministry Republic of Turkey)2002. Census of Population, Social and Economic Characteristics of Population, Istanbul. Ankara: State Institute of Statistics.. Tuğal, Cihan Islamism Among the Urban Poor of Turkey: Religion, Space and Class in Everyday Political Interaction. Unpublished doctoral thesis submitted to the Department of Sociology, The University of Michigan. Üstündağ, Nazan Toplumsallık, Şiddet ve Kadınlık İlişkisi Üzerine Bir Deneme. Amargi 4. Welchman, Lynn and Sara Hossain eds Honour : Crimes, Paradigms, and Violence against Women. London: Zed Press. [ 付 記 ] 本 稿 は,2012 年 度 にアジア 経 済 研 究 所 で 実 施 した 個 人 研 究 トルコの 都 市 貧 困 層 の 家 族 と 性 的 名 誉 の 成 果 の 一 部 である 本 稿 の 執 筆 にあたっ ては, 押 川 文 子 氏 より 貴 重 なご 示 唆 をいただいた 記 して 感 謝 したい (アジア 経 済 研 究 所 地 域 研 究 センター,2013 年 2 月 20 日 受 領,2013 年 6 月 25 日 レフェリーの 審 査 を 経 て 掲 載 決 定 ) 47

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

More information

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章 第 4 章 金 要 件 と 金 額 1 ( 高 齢 になった 場 合 に 受 け 取 れる 金 ) 要 件 1 受 資 格 期 間 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 以 上 あること (ただし 金 額 には 反 映 されないが 受 資 格 期 間 には 算 入 される 合 算 対 象 期 間 があります) 消 費 税 が 引 き 上 げられる 27

More information

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

<947A957A8E9197BF8253817C8250816082532E786C73>

<947A957A8E9197BF8253817C8250816082532E786C73> 資 料 1 資 料 2 資 料 3 資 料 4 資 料 5 資 料 6 保 護 観 察 新 規 受 理 人 員 の 推 移 資 料 7 ( 千 人 ) ( 昭 和 24 年 ~ 平 成 17 年 ) 80 70 60 保 護 観 察 処 分 少 年 50 40 30 20 10 保 護 観 察 付 執 行 猶 予 者 仮 釈 放 者 0 少 年 院 仮 退 院 者 24 年 30 35 40 45

More information

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

More information

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 1 部 改 案 旧 照 文 昭 和 百 傍 線 部 改 部 改 案 現 服 服 管 研 修 研 修 罰 罰 附 附 総 総 休 懲 戒 服 管 研 休 懲 戒 服 研 修 修 福 祉 益 保 護 福 祉 益 保 護 根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務 定 年 制 職 員 ( 研 究 系 ) 給 与 規 程 ( 平 26 規 程 第 75 号 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 研 究 開 発 法 人 海 洋 研 究 開 発 機 構 ( 以 下 機 構 とい う )の 定 年 制 職 員 ( 研 究 系 ) 就 業 規 程 ( 平 25 規 程 第 80 号 以 下 就

More information

Taro-29職員退職手当支給規程

Taro-29職員退職手当支給規程 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 教 育 機 構 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 1 8 年 4 月 1 日 付 け 1 7 水 研 本 第 2 0 5 8 号 改 正 平 成 1 8 年 1 0 月 1 日 付 け 1 8 水 研 本 第 1 0 7 7 号 改 正 平 成 1 9 年 4 月 1 日 付 け 1 8 水 研 本 第 1 7 8 0 号 改 正 平 成

More information

定款  変更

定款  変更 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 ( 以 下 公 社 という )と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 公

More information

●幼児教育振興法案

●幼児教育振興法案 第 一 九 〇 回 衆 第 五 〇 号 幼 児 教 育 振 興 法 案 目 次 前 文 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 八 条 ) 第 二 章 幼 児 教 育 振 興 基 本 方 針 等 ( 第 九 条 第 十 条 ) 第 三 章 基 本 的 施 策 ( 第 十 一 条 - 第 十 七 条 ) 附 則 幼 児 期 において 人 は その 保 護 者 や 周 囲 の 大 人 との 愛 情

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

弁護士報酬規定(抜粋)

弁護士報酬規定(抜粋) はなみずき 法 律 事 務 所 弁 護 士 報 酬 規 定 ( 抜 粋 ) 2008 年 10 月 改 訂 2014 年 4 月 * 以 下 の 弁 護 士 報 酬 は いずれも 税 込 です ただし D E L の2の 表 に 基 づき 算 出 さ れた 金 額 については 消 費 税 を 上 乗 せした 額 を 弁 護 士 報 酬 とします 目 次 A 法 律 相 談 料 B 顧 問 料 C 手

More information

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで 定 年 後 再 雇 用 職 員 就 業 規 則 01- 一 般 -00006 平 成 13 年 4 月 1 日 改 正 03- 一 般 -00030 平 成 15 年 12 月 4 日 改 正 06- 一 般 -00117 平 成 18 年 4 月 1 日 改 正 09- 一 般 -00109 平 成 21 年 4 月 1 日 改 正 10- 一 般 -00258 平 成 22 年 6 月 30 日

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的 矢 掛 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 総 括 () 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) A B B/A 24 年 度 の 件 費 率 25 年 度 5,055 千 7,78,45 千 48,9 千 877,259.3 2.8 (2) 職 員 給

More information

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条 国 立 大 学 法 人 筑 波 技 術 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 17 年 10 月 3 日 規 程 第 50 号 最 終 改 正 平 成 24 年 10 月 24 日 規 程 第 26 号 国 立 大 学 法 人 筑 波 技 術 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は, 国 立 大 学 法 人 筑 波 技 術 大 学 職 員 就

More information

 

  障 害 者 政 策 委 員 会 第 2 小 委 員 会 ( 第 3 回 ) 資 料 一 覧 資 料 1-1 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減 等 )について に 関 する 厚 生 労 働 省 資 料 1 資 料 1-2 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減

More information

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 東 庄 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) 分 ( 年 度 末 ) A B B/A 1 年 度 の 件 費 率 千 千 千 年 度 15,408 5,093,505 1,033,984 517,441 0.3 0.8 ()

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

<485020208145944E8BE08F6D2082C682B5905690DD2E786C7378>

<485020208145944E8BE08F6D2082C682B5905690DD2E786C7378> < 年 金 塾 > ( 年 金 判 例. 1/ ) 公 的 年 金 の 逸 失 利 益 性 (その-1) H.. 課 題 < 逸 失 利 益 > 1. 街 頭 相 談 会 ( 当 塾 の 主 催 や ) で 次 のような 質 問 があったとしたら 貴 方 は どう 答 えますか? < 想 定 質 問 > 年 金 受 給 中 のお 爺 さんが 横 断 歩 道 を 通 行 中 に 信 号 無 視 の 車

More information

Taro-iryouhoken

Taro-iryouhoken 医 療 保 険 制 度 2014 社 会 保 障 法 1 国 民 皆 保 険 国 民 皆 保 険 医 療 保 険 全 体 図 国 民 共 済 制 度 健 康 民 間 労 働 者 公 務 員 等 保 家 族 険 自 営 業 者 無 職 他 国 民 健 康 保 険 1961( 昭 36) 年 4 月 ~ 2 健 康 保 険 制 度 の 被 保 険 者 と 被 扶 養 者 (1) 強 制 被 保 険 者

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2 平 成 25 年 度 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 平 成 24 年 度 末 ) A B B/A 平 成 2 年 度 の 件 費 率 平 成 24 年 度 千 千 千 5,594,744,222 164,19 62,94

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_ 全 国 健 康 保 険 協 会 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 総 則 ) 第 1 条 全 国 健 康 保 険 協 会 ( 以 下 協 会 という )の 職 員 ( 全 国 健 康 保 険 協 会 職 員 就 業 規 則 ( 平 成 20 年 規 程 第 4 号 以 下 職 員 就 業 規 則 という ) 第 2 条 に 規 定 する 職 員 を いう )に 対 する 退 職 手 当 の 支 給

More information

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 (16 年 度 末 ) A 千 16 年 度 実 質 収 支 千 件 費 B 千 件 費 率 ( 参 考 ) B/A 15 年 度 の 件 費 率 (2) 職 員 給 与 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 予 算 ) 職 員 数 給 与 費 A

More information

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上 蕨 市 三 世 代 ふれあい 家 族 住 宅 取 得 補 助 金 交 付 要 綱 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 綱 は 子 育 て 中 の 子 世 帯 及 びその 親 世 帯 の 同 居 又 は 近 居 ( 以 下 同 居 等 と い う ) を 促 進 す る た め 住 宅 の 取 得 に 係 る 費 用 の 一 部 を 補 助 す る こ と に よ り 三 世 代 の 市 内 定 住

More information

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業 公 立 大 学 法 人 首 都 大 学 東 京 平 成 17 年 度 法 人 規 則 第 38 号 制 定 平 成 17 年 4 月 1 日 第 1 章 目 的 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 則 は 公 立 大 学 法 人 首 都 大 学 東 京 教 職 員 の 勤 務 時 間 休 日 休 暇 等 に 関 す る 規 則 ( 以 下 教 職 員 勤 務 時 間 等 規 則 という ) 第 36

More information

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ 1. 月 収 額 を 計 算 する 前 に 月 収 額 を 計 算 する 前 に 次 のことを 確 かめてください あなたの 同 居 親 族 又 は 同 居 しようとする 親 族 と 扶 養 親 族 の 数 は 何 人 ですか? 同 居 親 族 とは 入 居 しようとする 親 族 ( 本 人 を 除 く)のことをいいます 扶 養 親 族 とは 入 居 しようとする 扶 養 親 族 及 び 入 居 しない

More information

●電力自由化推進法案

●電力自由化推進法案 第 一 八 五 回 参 第 二 号 電 力 自 由 化 推 進 法 案 目 次 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 三 条 ) 第 二 章 電 力 自 由 化 の 基 本 方 針 ( 第 四 条 - 第 九 条 ) 第 三 章 電 力 自 由 化 推 進 本 部 ( 第 十 条 - 第 十 九 条 ) 附 則 第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 この 法 律 は 平 成 二 十

More information

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8, 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 の 給 与 定 員 管 理 等 について 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 年 度 末 ) A B B/A 年 度 の 件 費 率 年 度,,1,9 1, 9,9 1.1 1. 件 費 には 村 長 副 村 長 教 育 長 の 給 与 議 会 議 員 各 種 委 員

More information

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2 待 機 児 解 消 に 向 けた 保 育 施 設 の 新 規 開 設 ラッシュにより 都 内 及 び 隣 接 県 の 自 治 体 での 保 育 士 の 需 要 が 急 増 しております これを 受 け 大 田 区 では 保 育 人 材 の 確 保 定 着 及 び 離 職 防 止 を 図 り 安 定 的 な 保 育 所 の 運 営 を 可 能 にするため 平 成 27 年 4 月 より 大 田 区 保

More information

別紙3

別紙3 別 紙 3 1 総 括 平 成 26 年 度 栃 木 市 の 給 与 定 員 管 理 等 に つ い て (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (26 年 1 月 1 日 ) A B B / A 24 年 度 の 件 費 率 % % 25 年 度 146,544 56,331,297

More information

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E> 国 立 大 学 法 人 東 京 外 国 語 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 18 年 3 月 22 日 規 則 第 23 号 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 大 学 法 人 東 京 外 国 語 大 学 職 員 就 業 規 則 ( 平 成 16 年 規 則 第 52 号 以 下 職 員 就 業 規 則 という ) 第 38 条 の 規 定 に 基 づき 国 立 大

More information

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは 財 団 法 人 大 分 県 文 化 スポーツ 振 興 財 団 プロパー 職 員 給 与 規 程 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 財 団 法 人 大 分 県 文 化 スポーツ 振 興 財 団 職 員 就 業 規 程 ( 以 下 就 業 規 程 という ) 第 31 条 の 規 定 に 基 づき プロパー 職 員 の 給 与 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同 半 田 市 立 学 校 職 員 に 係 る 自 家 用 自 動 車 の 公 務 使 用 に 関 する 取 扱 要 領 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 領 は 公 務 の 円 滑 な 執 行 に 資 するため 半 田 市 立 学 校 に 勤 務 する 県 費 負 担 教 職 員 ( 以 下 学 校 職 員 という )が 出 張 に 際 し 職 員 等 の 旅 費 に 関 する 条 例 ( 昭 和

More information

○ 愛 知 県 都 市 職 員 共 済 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 22 年 10 月 1 日 ) 平 成 22 年 規 則 第 9 号 改 正 平 成 22 年 11 月 30 日 規 則 第 11 号 愛 知 県 都 市 職 員 共 済 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 10 年 愛 知 県 都 市 職 員 共 済

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 件 費 率 22 年 度 158,172 44,66,25 1,13,136 7,281,69 16.3 16.7 (2) 職 員 給 与

More information

平 成 23 年 度 における 子 ども 手 当 の 支 給 等 に 関 する 特 別 措 置 法 の 概 要 配 付 資 料 趣 旨 現 下 の 子 ども 及 び 子 育 て 家 庭 をめぐる 状 況 に 鑑 み 平 成 24 年 度 からの 恒 久 的 な 子 どものための 金 銭 の 給 付 の 制 度 に 円 滑 に 移 行 できるよう 平 成 23 年 度 における 子 ども 手 当 の

More information

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知) 27 文 科 初 第 1593 号 平 成 28 年 3 月 22 日 各 都 道 府 県 知 事 各 都 道 府 県 教 育 委 員 会 各 指 定 都 市 教 育 委 員 会 殿 附 属 学 校 を 置 く 各 国 立 大 学 法 人 学 長 構 造 改 革 特 別 区 域 法 第 12 条 第 1 項 の 認 定 を 受 けた 地 方 公 共 団 体 の 長 文 部 科 学 省 初 等 中 等

More information

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の 3 月 1 日 ( 火 )HP 公 表 基 本 関 係 社 会 保 険 等 未 加 入 対 策 に 関 する 想 定 問 答 問 1 社 会 保 険 等 とは 何 か 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 )と 労 働 保 険 ( 雇 用 保 険 )を 指 します 問 2 どのような 場 合 でも 元 請 と 未 加 入 業 者 との 一 次 下 請 契 約 が 禁 止

More information

平成16年度

平成16年度 平 成 28 年 度 町 県 民 税 申 告 書 の 書 き 方 ( 説 明 ) ご 自 分 で 申 告 書 を 記 入 される 方 はこの 書 き 方 を 参 考 に 申 告 書 に 記 入 のうえ 申 告 会 場 にお 持 ちくだ さい 申 告 期 限 は3 月 5 日 です 説 明 をよくお 読 みになり それぞれ 記 入 のうえ 申 告 相 談 日 においで ください この 申 告 をされないと

More information

1

1 精 華 町 個 人 情 報 保 護 条 例 改 正 に 向 けての 考 え 方 ( 案 ) 平 成 27 年 4 月 精 華 町 0 1 目 次 1 個 人 情 報 保 護 に 関 する 法 体 系 と 番 号 法 における 特 定 個 人 情 報 の 保 護 措 置... 1 2 番 号 法 と 精 華 町 個 人 情 報 保 護 条 例 における 個 人 情 報 の 定 義 上 の 差 異...

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261, 別 紙 3 宇 治 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 (23 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 19,158 6,283,229 364,56 11,757,664 19.5 ( 参 考 ) 22 年 度 の 件 費 率 2.9

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 に 係 る 基 準 ( 案 )の 概 要 1. 子 ども 子 育 て 新 制 度 について 平 成 24 年 8 月 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 総 合 的 な 提 供 保 育 の 量 的 拡 大 確 保 地 域 の 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 などを 目 的 に 子 ども 子 育 て3 法 (1 子 ども 子 育 て 支 援

More information

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし 3 会 計 基 準 の 見 直 しの 主 な 内 容 (1) 借 入 金 借 入 金 制 度 を 廃 止 し 建 設 又 は 改 良 に 要 する 資 金 に 充 てるための 企 業 債 及 び 一 般 会 計 又 は 他 の 特 別 会 計 からの 長 期 借 入 金 は に 計 上 することとなりまし た に 計 上 するに 当 たり 建 設 又 は 改 良 等 に 充 てられた 企 業 債 及

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A> 外 国 人 建 設 就 労 者 受 入 事 業 に 関 する 下 請 指 導 ガイドライン 第 1 趣 旨 復 興 事 業 の 更 なる 加 速 を 図 りつつ 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 関 連 施 設 整 備 等 による 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 に 対 応 するため 2020 年 度 までの 緊 急 かつ 時 限 的 な 措 置 として 国

More information

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震 Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 東 海 地 震 注 意 情 報 発 表 時 (1) 医 務 課 衛 生 薬 務 課 Ⅶ-1 Ⅶ-1 Ⅶ-2 2 病 院 診 療 所 の 対 応 (1) 院 内 の 安 全 確 保 等 (2) 医 療 救 護 活 動 の 準 備 Ⅶ-3 Ⅶ-4 Ⅶ-4 3 基 幹 災 害 拠 点 病 院 基

More information

<3034204832358EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

<3034204832358EE597768E968BC688EA97972D372E786477> (2) 生 活 再 建 支 援 プロジェクト 全 県 民 が 将 来 の 生 活 設 計 を 描 くことができ 生 活 再 建 を 進 めることができるようにするため 早 期 に 帰 還 する 避 難 者 長 期 避 難 者 など 被 災 者 それぞれのおかれた 状 況 に 応 じた よりきめ 細 かな 支 援 を 行 う 取 組 を 進 め 1 県 内 避 難 者 支 援 一 新 1 里 山 いきいき

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月 別 紙 3 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 23 年 度 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (23 年 度 末 ) A B 73,89 18,96,951 629,218,05,29 ( 注 )1 件 費 とは 一 般 職 に 支 給 される 給 与 と 市 長

More information

スライド 1

スライド 1 平 成 28 年 度 市 県 民 税 の 計 算 方 法 ( 鳥 取 市 ) まず 計 算 の 全 体 の 流 れを 示 すと 以 下 のようになります 総 所 得 金 - 所 得 控 除 = ( 千 円 未 満 切 り 捨 て ) 課 税 標 準 所 得 割 の 税 率 6% 所 得 割 の 税 率 4% 算 出 調 整 税 控 均 等 割 所 得 割 - - + 控 除 除 = 算 出 調 整

More information

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約 1 在 留 特 別 許 可 について 在 留 特 別 許 可 された 事 例 及 び 在 留 特 別 許 可 されなかった 事 例 について( 平 成 27 年 ) 平 成 28 年 3 月 法 務 省 入 国 管 理 局 入 管 法 第 50 条 に 規 定 する 在 留 特 別 許 可 は, 法 務 大 臣 の 裁 量 的 な 処 分 であり,その 許 否 判 断 に 当 たっては, 個 々の

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 社 会 保 険 等 加 入 促 進 計 画 平 成 24 年 10 月 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 1 計 画 策 定 の 趣 旨 目 的 この 計 画 は 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 ( 以 下 日 造 協 という ) 及 び 日 造 協 の 正 会 員 ( 以 下 会 員

More information

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱 余 市 町 私 立 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 要 綱 1 この 要 綱 は 私 立 幼 稚 園 の 設 置 者 が 保 育 料 等 の 減 免 をする 場 合 に 余 市 町 が 行 う 私 立 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 の 交 付 について 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする 2 この 要 綱 でいう ひとり 親 世 帯 等 とは 保 護 者 又

More information

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定 62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算

More information

tokutei2-7.xls

tokutei2-7.xls 出 産 育 児 に 関 する 制 度 一 覧 親 になる ことが 判 明 子 どもが 生 まれる 前 出 産 子 育 て 期 間 中 1 妊 娠 障 害 休 暇 ( 女 性 のみ) 2 妊 娠 中 の 通 勤 緩 和 職 免 ( 女 性 のみ) 3 妊 産 婦 の 就 業 制 限 ( 女 性 のみ) 4 保 健 指 導 職 免 除 ( 女 性 のみ) 5 産 前 産 後 休 暇 ( 女 性 のみ)

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135,600 185,800 222,900 261,900 289,200 320,600

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135,600 185,800 222,900 261,900 289,200 320,600 本 巣 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 21 年 度 住 民 基 本 台 帳 口 (21 年 度 末 ) (A) (B) 35,523 歳 出 額 14,360,892 実 質 収 支 件 費 999,985 2,521,801 件 費 率 ( 参 考 ) B/A 17.6 20 年 度 の 件 費 率 18.8

More information

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word - 目次.doc 長 寿 医 療 制 度 と 国 民 健 康 保 険 一 体 化 に 関 する 舛 添 大 臣 私 案 イメージ < 現 行 > < 見 直 し 後 > 75 歳 長 寿 医 療 制 度 ( 県 単 位 広 域 連 合 ) 長 寿 医 療 ( 都 道 府 県 ) 1 両 者 を 一 体 化 し 都 道 府 県 が 運 営 75 歳 65 歳 被 用 者 保 険 から 財 政 調 整 国 保 国 保 被

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 11. 15. 1. 95. H.4.1 94.6 H5.4.1 15.1 H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H5.7.1 14.9 H.4.1 97.1 H5.4.1 14.5 H5.4.1 H5.7.1 13. 1. H5.4.1 ( 参 考

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 11. 15. 1. 95. H.4.1 94.6 H5.4.1 15.1 H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H5.7.1 14.9 H.4.1 97.1 H5.4.1 14.5 H5.4.1 H5.7.1 13. 1. H5.4.1 ( 参 考 石 井 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (4 年 度 末 ) A B B/A 3 年 度 の 件 費 率 4 年 度 6,69 8,136,675 373,713 1,54,11 18.95 19.18 () 職 員 給 与

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 2 回 社 会 保 険 料 労 働 保 険 料 の 賦 課 対 象 となる 報 酬 等 の 範 囲 に 関 する 検 討 会 平 成 24 年 9 月 20 日 資 料 1 通 勤 手 当 について 1 これまでの 通 勤 に 要 する 費 用 に 関 する 考 え 方 では 通 勤 手 当 の 金 額 が 実 費 弁 償 的 に 算 定 される 場 合 でも それは 通 常 使 用 者 が 負

More information

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3 1. 障 害 年 金 制 度 等 (1) 障 害 年 金 障 害 年 金 は 疾 病 又 は 負 傷 し これらに 起 因 する 傷 病 について 一 定 の 障 がい 等 級 に 該 当 する 程 度 の 障 がいの 状 態 にある 時 に 支 給 される 公 的 年 金 制 度 です 支 給 要 件 障 がいの 原 因 となった 傷 病 の 症 状 を 初 めて 医 師 に 診 察 してもらった

More information

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 A 実 質 収 支 件 費 B (21 年 度 末 ) 21 年 度 58,068 22,793,598 272,455 4,911,157 件 費 率 B/A % 21.5 ( 参 考 ) 20 年 度 の 件 費 率 % 24.8 (2) 職

More information

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運 地 本 業 務 ニ ュ ー ス J R 東 海 労 静 岡 地 方 本 部 NO.1 8 2 0 1 2 年 6 月 1 9 日 発 行 者 : JR 東 海 労 静 岡 地 方 本 部 山 本 繁 明 申 6 号 に 関 する 幹 事 間 折 衝 を 開 催!! 6 月 15 日 地 本 は 静 岡 車 両 区 に お け る 構 内 運 転 士 に 対 す る 誤 支 給 及 び 戻 入 に つ

More information

Taro-別紙1 パブコメ質問意見とその回答

Taro-別紙1 パブコメ質問意見とその回答 別 紙 1 国 際 連 合 安 全 保 障 理 事 会 決 議 第 千 二 百 六 十 七 号 等 を 踏 まえ 我 が 国 が 実 施 す る 国 際 テ ロリ スト の 財 産 の 凍 結 等 に 関 す る 特 別 措 置 法 施 行 令 案 等 に 対 す る 御 意 見 御 質 問 に 対 する 警 察 庁 の 考 え 方 について 1 国 際 連 合 安 全 保 障 理 事 会 決 議

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A7937882CC8A549776816998568AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A7937882CC8A549776816998568AE98EBA8DEC90AC816A2E707074> 第 1 回 社 会 保 障 審 議 会 後 期 高 齢 者 医 療 の 在 り 方 に 関 する 特 別 部 会 平 成 1 8 年 1 0 月 5 日 資 料 2-1 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 概 要 現 行 の 医 療 保 険 制 度 の 基 本 構 造 老 人 保 健 制 度 75 歳 65 歳 国 保 老 人 保 健 制 度 退 職 者 医 療 制 度 75 歳 以 上 の 人

More information

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2) 第 11 章 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ( 都 市 計 画 法 第 41 条 ) 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ( 都 市 計 画 法 第 41 条 ) 法 律 ( 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ) 第 四 十 一 条 都 道 府 県 知 事 は 用 途 地 域 の 定 められていない 土 地 の 区 域 における 開 発 行 為 につい て 開

More information

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル は じ め に 合 格 (うかる) 勉 強 とは 1 試 験 に 合 格 するのに 絶 対 的 に 必 要 なことは 問 いに 正 しく 答 えることである このあたりまえのことを 考 えたこと 有 りますか 2 試 験 問 題 の 出 題 (= 作 問 )の 仕 方 から 勉 強 方 法 を 考 える 択 一 試 験 では 必 ず 正 誤 が 問 われるのでついつい 思 考 が 二 者 択 一 的

More information

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な 事 務 連 絡 平 成 28 年 2 月 19 日 各 都 道 府 県 指 定 都 市 中 核 市 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 担 当 部 局 御 中 内 閣 府 子 ども 子 育 て 本 部 参 事 官 ( 子 ども 子 育 て 支 援 担 当 ) 文 部 科 学 省 初 等 中 等 教 育 局 幼 児 教 育 課 厚 生 労 働 省 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 保 育 課

More information

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73> 標 準 報 酬 月 額 等 級 表 ( 厚 生 年 金 ) 標 準 報 酬 報 酬 月 額 厚 生 年 金 保 険 料 厚 生 年 金 保 険 料 率 14.642% ( 平 成 18 年 9 月 ~ 平 成 19 年 8 月 ) 等 級 月 額 全 額 ( 円 ) 折 半 額 ( 円 ) 円 以 上 円 未 満 1 98,000 ~ 101,000 14,349.16 7,174.58 2 104,000

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20836E8393836883758362834E819592E88C5E83748348815B838081698251824F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A6161777795D28F57>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20836E8393836883758362834E819592E88C5E83748348815B838081698251824F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A6161777795D28F57> 平 成 18 年 12 月 平 成 19 年 10 月 ( 追 加 改 正 ) 平 成 20 年 5 月 ( 改 正 ) ポジティブアクション 推 進 プロジェクト 一 人 で 悩 む 前 に まずご 相 談 ください 妊 娠 したのですが どのような 手 続 をすればいいのですか? 産 休 から 育 児 休 暇 への 流 れは 次 の 通 りです 産 前 休 暇 出 産 産 後 休 暇 育 児 休

More information

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 平 成 16 年 7 月 1 日 規 程 第 8 号 ) 最 終 改 正 平 成 27 年 4 月 1 日 ( 総 則 ) 第 1 条 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 ( 以 下 機 構 という )の 職 員 に 対 する 退 職 手 当 の 支 給 については この 規 程 の 定 めるところによる

More information

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職 公 益 社 団 法 人 全 国 市 有 物 件 災 害 共 済 会 職 員 の 育 児 休 業 介 護 休 業 等 に 関 する 規 程 平 成 24 年 10 月 15 日 制 定 平 成 25 年 10 月 21 日 一 部 改 正 平 成 26 年 4 月 1 日 一 部 改 正 第 1 章 目 的 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 程 は 職 員 就 業 規 則 ( 以 下 規 則 という

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 110 105 100 (H20.4.1) 96.7 (H25.4.1) (H25.7.1) 106.4 106.2 (H25.4.1), 105.2 (H25.4.1) 参 考 値 98.3 (H25.7.1) 103.1 (H20.4.1) (H25.4

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 110 105 100 (H20.4.1) 96.7 (H25.4.1) (H25.7.1) 106.4 106.2 (H25.4.1), 105.2 (H25.4.1) 参 考 値 98.3 (H25.7.1) 103.1 (H20.4.1) (H25.4 鉾 田 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 )23 年 実 質 収 支 (24 年 度 末 ) A B B/A 度 の 人 件 費 率 人 千 千 千 % 24 年 度 51,778 20,041,814 1,173,725

More information

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会 第 5 章 任 意 整 理 について Q25 任 意 整 理 のポイント 任 意 整 理 とはどういうことですか そのポイントを 教 えてください 1. 任 意 整 理 とは 任 意 整 理 とは 支 払 能 力 を 超 える 債 務 を 負 っている 債 務 者 について 支 払 能 力 に 応 じた 返 済 計 画 を 立 て その 返 済 計 画 にしたがって 個 々の 債 権 者 との 間

More information

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

More information

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日 年 1 年 制 度 の 概 要 1 長 期 給 付 の 種 類 ( 共 済 年 と 基 礎 年 の 種 類 ) 長 期 給 付 は 組 合 員 又 は 組 合 員 であった 方 が 一 定 の 年 齢 に 達 したとき 病 気 やけがによっ て 障 害 の 状 態 になったとき 死 亡 したときなどに 給 付 され 組 合 員 又 は 組 合 員 であった 方 とそ の 家 族 の 生 活 の 安

More information

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc) 国 から 地 方 への 税 源 移 譲 による 税 率 構 造 の 改 正 平 成 18 年 度 税 制 改 正 で 所 得 税 から 個 人 住 民 税 への3 兆 円 規 模 の 本 格 的 な 税 源 移 譲 が 実 施 されます この 税 源 移 譲 にあたっては 所 得 税 及 び 個 人 住 民 税 の 役 割 分 担 を 明 確 化 する とともに 全 ての 納 税 者 の 負 担 が

More information

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4) 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 ( 平 成 15 年 10 月 1 日 施 行 ) ( 平 成 19 年 3 月 1 日 改 正 ) ( 平 成 26 年 3 月 31 日 改 正 ) ( 平 成 26 年 5 月 31 日 改 正 ) ( 目 的 ) 第 1 条 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構

More information

Microsoft Word - y0813040.doc

Microsoft Word - y0813040.doc 桜 井 市 規 程 要 綱 集 y0813040 桜 井 市 重 度 心 身 障 害 老 等 医 療 費 助 成 要 綱 桜 井 市 重 度 心 身 障 害 老 等 医 療 費 助 成 要 綱 昭 和 58 年 1 月 25 日 告 示 第 9 号 改 正 平 成 12 年 07 月 01 日 告 示 第 82 号 改 正 平 成 14 年 09 月 27 日 告 示 第 146 号 改 正 平 成

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

<483233899396EC8E73904588F58B8B975E8CF6955C8CB48D652E786C73>

<483233899396EC8E73904588F58B8B975E8CF6955C8CB48D652E786C73> の 給 与 定 員 管 理 等 について ( 平 成 23 年 4 月 1 日 ) 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 (21 年 度 末 ) A 21 年 度 3,455 19,33,478 実 質 収 支 472,685 件 費 B 3,364,471 件 費 率 ( 参 考 ) B/A 2 年 度 の 件 費 率 17.7

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (23 年 度 末 ) A B B/A 22 年 度 の 件 費 率 23 年 度 93,8 33,985,381 9,329 5,769,881 17. 17.8 (2) 職 員 給 与 費 の

More information

― 目次 ―

― 目次 ― 相 互 援 助 活 動 北 本 市 目 的 北 本 市 以 下 子 育 中 保 護 者 安 心 子 育 援 助 活 動 子 育 援 助 行 人 協 力 会 員 援 助 受 人 依 頼 会 員 会 員 間 相 互 援 助 活 動 支 援 会 員 資 格 協 力 会 員 北 本 市 在 住 歳 以 上 心 身 健 康 育 児 性 別 問 理 解 熱 意 方 資 格 依 頼 会 員 北 本 市 在 住 勤

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2095BD90AC3231944E9378814094ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2095BD90AC3231944E9378814094ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63> 健 康 保 険 被 扶 養 者 資 格 について 平 成 21 年 4 月 測 量 地 質 健 康 保 険 組 合 健 康 保 険 の 被 扶 養 者 資 格 について 健 康 保 険 では 被 保 険 者 だけでなく 被 扶 養 者 についても 病 気 やけが 出 産 または 死 亡 に 対 して 保 険 給 付 が 行 われ ます 被 扶 養 者 となるためには 一 定 の 条 件 ( 下 記

More information

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx 退 職 手 当 制 度 について 制 度 の 概 要 1 退 職 手 当 の 支 給 根 拠 退 職 手 当 は 地 方 自 治 法 第 204 条 第 2 項 ( 諸 手 当 )の 規 定 に 基 づき 地 方 公 共 団 体 が 職 員 に 支 給 する 手 当 の 一 つです 同 条 第 3 項 において その 額 及 びその 支 給 方 法 は 条 例 で 定 めなければならな いとしており

More information

(Microsoft Word - \213\213\227^\201E\222\350\210\365\212\307\227\235\214\366\225\\\201iH27.03.01\)\201iHP\227p\201j.doc)

(Microsoft Word - \213\213\227^\201E\222\350\210\365\212\307\227\235\214\366\225\\\201iH27.03.01\)\201iHP\227p\201j.doc) 津 島 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 市 職 員 の 給 与 は 地 方 自 治 法 地 方 公 務 員 法 等 の 定 めに 基 づき 市 の 条 例 規 則 により 定 められてい ます 今 回 はその 状 況 を 公 表 します 平 成 26 年 4 月 1 日 の 数 値 は 平 成 26 年 の 地 方 公 務 員 給 与 実 態 調 査 地 方 公 共 団 体 定 員 管

More information

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94 4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94.3% 国 語 84.7% 73.9% 10.8% 79.0% 算 数 87.7% 74.3% 13.4%

More information

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児 公 立 大 学 法 人 大 阪 市 立 大 学 教 職 員 の 育 児 介 護 休 業 等 に 関 する 規 程 制 定 平 成 18. 4. 1 規 程 126 最 近 改 正 平 成 27. 7. 1 規 程 第 1 章 総 則 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 程 は 公 立 大 学 法 人 大 阪 市 立 大 学 ( 以 下 法 人 という )の 教 職 員 の 育 児 休 業 育 児

More information

退職手当とは

退職手当とは 第 3 退 職 手 当 について 1 退 職 手 当 とは 退 職 手 当 は 教 職 員 が 退 職 ( 又 は 死 亡 )した 場 合 に その 者 又 は 遺 族 に 一 時 金 として 支 給 される 給 与 で 給 料 の 補 充 的 な 性 格 をもつ 他 の 手 当 とは 異 なり 勤 続 報 償 的 な 性 格 を 有 する 手 当 であ って その 取 扱 いは 教 職 員 及 び

More information

(5) 給 与 改 定 の 状 況 該 当 なし ( 事 委 員 会 を 設 置 していないため) 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B AB ( 改 定 率 ) 年 度 ( )

(5) 給 与 改 定 の 状 況 該 当 なし ( 事 委 員 会 を 設 置 していないため) 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B AB ( 改 定 率 ) 年 度 ( ) 1 総 括 増 毛 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (24 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 の 件 費 率 平 成 24 年 度 5,9 4,748,27 24,475 1,134,346 23.9 24.1 (2) 職

More information

育児・介護休業等に関する規則

育児・介護休業等に関する規則 社 会 福 祉 法 人 釧 路 市 社 会 福 祉 協 議 会 育 児 介 護 休 業 等 に 関 する 規 則 第 1 章 目 的 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 則 は 社 会 福 祉 法 人 釧 路 市 社 会 福 祉 協 議 会 ( 以 下 本 会 という )の 職 員 の 育 児 介 護 休 業 子 の 看 護 休 暇 介 護 休 暇 育 児 のための 所 定 外 労 働 の 制 限

More information

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受 資 料 5-1 平 成 28 年 6 月 16 日 専 門 協 議 等 の 実 施 に 関 する 各 専 門 委 員 における 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 承 認 審 査 及 び 安 全 対 策 に 係 る 専 門 協 議 等 を 依 頼 した 専 門 委 員 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 については 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 における 専

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟

5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟 扶 養 親 族 認 定 事 務 の 取 扱 いについて 昭 和 61 年 6 月 30 日 埼 例 規 第 27 号 務 警 察 本 部 長 扶 養 親 族 認 定 事 務 の 取 扱 いについて( 例 規 通 達 ) 扶 養 手 当 の 認 定 等 については 職 員 の 給 与 に 関 する 条 例 ( 昭 和 27 年 埼 玉 県 条 例 第 19 号 以 下 条 例 という ) 扶 養 手

More information

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提 国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 財 務 省 主 計 局 給 与 共 済 課 長 調 査 主 任 土 谷 晃 浩 加 塩 雄 斗 1.はじめに ( 以 下 19 年 一 元 化 法 案 という )において 厚 退 職 給 付 ( 退 職 金 + 年 金 ( 事 業 主 分 ))の 官 民 均 衡 を 図 る 観 点 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2095BD90AC3231944E398C8E323793FA95D78BAD89EFDABCDEADD22E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2095BD90AC3231944E398C8E323793FA95D78BAD89EFDABCDEADD22E646F6378> 平 成 21 年 9 月 27 日 社 会 保 険 労 務 士 栗 原 勝 遺 族 の 年 金 について 遺 族 給 付 の 種 類 給 付 の 種 類 死 亡 した 人 の 要 件 遺 族 の 範 囲 遺 族 基 礎 年 金 11 被 保 険 者 の 死 亡 12 被 保 険 者 であった 方 で 日 本 国 内 に 住 所 を 有 する60 歳 以 上 65 歳 未 満 の 人 の 死 亡 3

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E9197BF825581468175938A955B895E93AE82CC8B4B90A7817682C982C282A282C42E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E9197BF825581468175938A955B895E93AE82CC8B4B90A7817682C982C282A282C42E646F6378> 資 料 6 ( 平 成 26 年 3 月 11 日 資 料 ) 投 票 運 動 の 規 制 について 選 挙 運 動 については 公 職 選 挙 法 の 規 定 により 規 制 されていますが 条 例 に 基 づく 住 民 投 票 については 公 職 選 挙 法 の 規 定 が 適 用 されないことから 選 挙 のような 制 限 を 加 えず 可 能 な 限 り 自 由 としている 自 治 体 が

More information

スライド 1

スライド 1 本 資 料 は 学 会 代 議 員 との 意 見 交 換 を 踏 まえて 多 数 意 見 をまとめたものです しかし 学 術 団 体 として 多 様 な 意 見 があります これを 契 機 に 議 論 が 活 性 化 することを 期 待 します マンション 建 替 えに 関 する 意 見 ( 第 2 版 ) 当 日 の 口 頭 説 明 を 一 部 加 筆 千 葉 大 学 小 林 秀 樹 < 一 般

More information