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1 安 全 で 開 かれた 日 本 実 現 のために 1 ~ビザ 緩 和 の 効 果 について~ 大 阪 大 学 法 学 部 赤 井 伸 郎 研 究 室 後 藤 剛 志 2 坂 田 祐 里 香 大 石 真 依 子 辻 凌 平 藤 原 裕 樹 島 田 魁 1 本 稿 は 2013 年 11 月 23 日 24 日 に 開 催 される WEST 論 文 研 究 発 表 会 2013 に 提 出 する 論 文 である 本 稿 の 作 成 にあたっ ては 赤 井 伸 郎 教 授 ( 大 阪 大 学 )をはじめ 多 くの 方 々から 有 益 且 つ 熱 心 なコメントを 頂 戴 した ここに 記 して 感 謝 の 意 を 表 し たい しかしながら 本 稿 にあり 得 る 誤 り 主 張 の 一 切 の 責 任 はいうまでもなく 筆 者 たち 個 人 に 帰 するものである 2 tgooktyoiontscuiydoesnhtis@gmail.com 1

2 要 旨 本 稿 では 日 本 の 安 全 を 維 持 しつつ 外 国 との 交 流 を 推 進 し 外 国 の 活 力 を 日 本 に 取 り 込 む こ とをグローバル 化 が 進 展 する 中 で 日 本 が 実 現 すべきビジョンだととらえ このビジョン 達 成 に 有 力 と 考 えられるビザ 緩 和 政 策 に 着 目 して 分 析 を 進 めた ビザ( 査 証 )とは 日 本 への 入 国 許 可 の 要 件 の 一 つとなっているものであるが 近 年 訪 日 外 国 人 誘 致 のために 政 府 はビザを 取 得 せずに 日 本 へ 入 国 することを 可 能 にするビザ 免 除 や ビザの 発 給 要 件 の 緩 和 といった ビザ 緩 和 政 策 を 積 極 的 に 進 めている しかし 一 方 で ビザ 緩 和 政 策 は 不 法 残 留 者 に 代 表 される 好 ましくない 外 国 人 の 増 加 を 促 す 恐 れもある このようにビザ 緩 和 政 策 は 日 本 の 安 全 維 持 と 国 際 交 流 推 進 の 両 方 にかかわる 一 方 で ビザ 緩 和 政 策 の 効 果 に 着 目 した 分 析 はなされていなかった このような 問 題 意 識 のもと 本 稿 では 訪 日 外 国 人 数 と 不 法 残 留 者 数 それぞれにビザ 緩 和 政 策 が 与 える 影 響 について 分 析 を 行 い 不 法 残 留 者 を 増 やさずに 訪 日 外 国 人 を 増 加 させる 政 策 を 提 言 する 本 稿 の 構 成 は 以 下 のとおりである 第 1 章 では 現 在 求 められている 訪 日 外 国 人 の 増 加 の 意 義 について 国 際 交 流 経 済 活 性 化 地 方 活 性 化 の 観 点 から 述 べ 実 際 の 訪 日 外 国 人 の 入 国 手 続 きについて 特 にビザについて 着 目 して ビザ 制 度 の 意 義 と 弊 害 について 述 べていく そして 現 在 訪 日 外 国 人 増 加 のために 行 われている ビザ 緩 和 政 策 などについて 検 討 し それらの 政 策 がもつ 弊 害 について 述 べた 上 で 現 在 のビザ 緩 和 政 策 が 訪 日 外 国 人 の 誘 致 や 不 法 残 留 者 の 増 加 に 与 える 影 響 について 明 らかにされないままに 行 われているという 問 題 意 識 に 至 ったことを 述 べる 第 2 章 では 今 までにおこなわれたビザ 緩 和 に 関 する 研 究 と 訪 日 外 国 人 不 法 残 留 者 の 増 加 に 関 する 研 究 について 述 べる ビザ 緩 和 に 関 する 研 究 は 主 に 海 外 で 行 われたものであり 日 本 でビ ザ 緩 和 の 複 数 の 手 法 に 着 目 してその 効 果 をみた 研 究 は 筆 者 の 知 る 限 り 存 在 しない したがって 日 本 で 初 めてビザ 緩 和 の 複 数 の 手 法 についてその 効 果 を 実 証 分 析 で 明 らかにしたことが 本 稿 のオ リジナリティである 第 3 章 では 訪 日 外 国 人 の 増 加 要 因 と 不 法 残 留 者 の 増 加 要 因 について それぞれ 国 地 域 別 の 10 年 間 のパネルデータを 用 いて 回 帰 分 析 を 行 う その 結 果 短 期 滞 在 ビザ 免 除 修 学 旅 行 ビザ 免 除 修 学 旅 行 ビザ 緩 和 ビジット ジャパン 事 業 の 重 点 市 場 指 定 が 訪 日 外 国 人 の 増 加 の 要 因 であることがわかり ワーキングホリデービザ 発 給 が 不 法 残 留 者 の 増 加 の 要 因 であることがわ かった 第 4 章 では 第 3 章 の 分 析 結 果 をもとに 以 下 の 政 策 提 言 を 行 う Ⅰ 短 期 滞 在 ビザ 免 除 国 地 域 の 拡 大 Ⅱワーキングホリデー 制 度 の 見 直 し Ⅲビジット ジャパン 事 業 の 推 進 並 びに 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 修 学 旅 行 商 品 の 売 込 2

3 はじめに 近 年 ますますグローバル 化 が 進 展 する 中 国 家 間 の 人 の 移 動 は 活 発 になっている こういっ た 状 況 の 中 で 外 国 との 交 流 を 促 進 し 海 外 からの 活 力 を 取 りこむことは 日 本 にとって 必 要 不 可 欠 である しかし 同 時 に 外 国 からの 人 の 流 入 によって 日 本 の 安 全 が 脅 かされることがないよう にすることも 考 慮 しなければならない このことについては 法 務 省 入 国 管 理 局 の 第 四 次 出 入 国 管 理 基 本 計 画 でも アジアからの 活 力 を 取 りこむために 積 極 的 な 外 国 人 の 受 け 入 れ 施 策 を 実 施 し その 一 方 で 日 本 の 安 全 を 守 るため 犯 罪 者 等 の 入 国 3を 確 実 に 阻 止 し 増 加 が 懸 念 される 不 法 滞 在 者 対 策 を 強 力 に 推 進 する という 方 針 が 掲 げられている そのうえで 本 稿 は 日 本 の 安 全 を 維 持 しつつ 外 国 との 交 流 を 推 進 し 外 国 の 活 力 を 日 本 に 取 り 込 む というビジョンを 設 定 した そ して 本 稿 は 以 上 のビジョンの 実 現 のために 日 本 の 入 国 管 理 とりわけビザ( 査 証 )について 着 目 した ビザとは 在 外 公 館 で 発 給 され その 者 の 持 つ 旅 券 が 有 効 であり 日 本 へ 入 国 しても 差 し 支 えないことを 証 明 するものであり 日 本 への 入 国 許 可 の 要 件 の 一 つとなっている 近 年 訪 日 外 国 人 誘 致 のために 日 本 政 府 はそれぞれの 国 地 域 に 対 して ビザを 取 得 せずに 日 本 へ 入 国 す ることを 可 能 にするビザ 免 除 や ビザの 発 給 要 件 の 緩 和 といった ビザ 緩 和 政 策 を 積 極 的 に 進 め ている これらのビザの 緩 和 によって 訪 日 外 国 人 が 増 加 し 海 外 の 活 力 を 取 り 込 むことができる と 期 待 されているが 一 方 でこのビザ 緩 和 政 策 により 不 法 残 留 者 が 増 加 する 可 能 性 もある こ のような 状 況 にもかかわらず 実 際 にはビザ 緩 和 政 策 の 効 果 は 測 られていない 現 状 がある そこ で 本 稿 ではビザ 緩 和 政 策 の 効 果 について 定 量 的 な 分 析 を 行 い 安 全 を 維 持 しつつ 外 国 との 交 流 のある 日 本 の 実 現 に 向 けた より 良 いビザ 政 策 の 提 言 につなげる 3 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 では 外 国 人 が 日 本 の 領 域 内 に 入 ることを 入 国 領 土 内 に 入 ることを 上 陸 と 区 別 しているが 本 稿 では 簡 単 化 のために 両 者 を 入 国 で 統 一 することとする 3

4 第 1 章 現 状 分 析 問 題 意 識 第 1 節 訪 日 外 国 人 増 加 の 意 義 本 稿 では 日 本 の 安 全 を 維 持 しつつ 外 国 との 交 流 を 推 進 し 外 国 の 活 力 を 日 本 に 取 り 込 む とい うことをビジョンとし その 実 現 につながる 政 策 提 言 を 行 う そして 外 国 との 交 流 を 推 進 し 外 国 の 活 力 を 取 り 込 むことの 具 体 的 な 目 標 として 訪 日 外 国 人 の 増 加 を 本 稿 では 掲 げたいと 考 え る より 多 くの 外 国 人 に 訪 日 してもらうことの 意 義 として 国 土 交 通 省 のグローバル 観 光 戦 略 (2002)では 3 つのことが 挙 げられている 第 一 に 他 国 との 相 互 理 解 の 促 進 である 工 業 が 発 達 しており 経 済 大 国 というイメージを 持 たれることの 多 い 日 本 であるが 実 際 には 国 内 に 豊 かな 自 然 も 多 くあることなども 大 きな 魅 力 である 日 本 を 実 際 に 訪 問 することで こういった 日 本 のさまざまな 面 や 特 性 日 本 人 の 国 民 性 なども 外 国 人 にも 知 ってもらうことができる 訪 日 外 国 人 を 多 く 呼 び 込 むことは それだけ 多 く の 外 国 人 に 日 本 の 魅 力 を 伝 えることにつながり 同 時 に 訪 日 外 国 人 との 交 流 を 通 じて 日 本 人 が 他 国 に 対 しての 理 解 を 深 めることにもつながるのである こうした 相 互 理 解 の 積 み 重 ねは 国 際 関 係 の 潤 滑 化 や 日 本 の 安 全 保 障 等 にもつながるものであり 訪 日 外 国 人 増 加 の 大 変 重 要 な 意 義 であ るといえる 第 二 に 日 本 経 済 の 活 性 化 である 観 光 庁 によると 2011 年 に 日 本 で 観 光 消 費 がもたらした 経 済 効 果 は 国 内 旅 行 者 外 国 人 旅 行 者 合 わせて 23.7 兆 円 (GDP の 5.0%)であり 雇 用 効 果 は 397 万 人 ( 日 本 国 内 の 就 業 者 数 の 6.2%)であった このことからもわかるとおり 観 光 が 日 本 経 済 に 与 える 影 響 は 大 きい 世 界 旅 行 産 業 会 議 によるとグローバル 化 や 経 済 発 展 の 中 で 世 界 の 国 際 観 光 市 場 はこれからも 拡 大 が 続 いていくと 予 想 されており 訪 日 外 国 人 をうまく 取 り 込 んでいく ことは この 先 の 日 本 経 済 を 浮 上 させる 起 爆 剤 になりうると 考 えられる 第 三 の 意 義 は 地 域 の 活 性 化 である 近 年 では 都 市 と 地 方 の 格 差 が 大 きくなっており 空 洞 化 が 懸 念 される 地 域 もみられる しかし そういった 地 域 にもそれぞれ 固 有 の 伝 統 や 自 然 文 化 など 外 国 人 をひきつけるグローバルな 観 光 資 源 になりうる 素 材 が 存 在 している それらの 素 材 を 再 発 見 して 磨 き 上 げることで 訪 日 外 国 人 が 実 際 に 多 く 来 訪 するようになれば 自 らの 地 域 に 自 信 と 誇 りが 生 まれ 地 域 経 済 への 波 及 効 果 と 合 わせて 地 域 の 活 性 化 が 期 待 できる 4

5 第 2 節 入 国 の 流 れ 前 節 で 述 べたように 訪 日 外 国 人 の 増 加 は 大 きな 意 義 を 持 つものである しかし その 一 方 で 実 際 に 外 国 人 が 訪 日 をする 際 には 様 々な 手 続 きが 必 要 とされる 以 下 ではその 手 続 についてみ ていく ( 図 1 参 照 ) まず 外 国 人 が 日 本 に 滞 在 する 際 には 観 光 会 議 参 加 などを 目 的 とし 90 日 以 内 の 滞 在 で 報 酬 を 得 る 活 動 をしない 場 合 の 短 期 滞 在 90 日 以 上 の 滞 在 もしくは 短 期 滞 在 の 内 容 外 の 活 動 を する 場 合 の 就 労 長 期 滞 在 に 分 けられる この 違 いによって 入 国 のために 必 要 な 手 続 き 等 が 異 なるところがあり 就 労 長 期 滞 在 目 的 の 入 国 については 短 期 滞 在 目 的 の 場 合 に 比 べて ハ ードルの 高 いものとなっている 外 国 人 が 日 本 へ 入 国 しようとする 際 には ビザを 取 得 することが 義 務 づけられている そのた め 日 本 へ 出 発 する 前 にまず 自 国 内 の 日 本 大 使 館 総 領 事 館 でビザ 申 請 を 行 い ビザを 取 得 しな ければならない この 申 請 には パスポートや 滞 在 予 定 表 などの 書 類 が 必 要 となるほか 手 数 料 も およそ 3000 円 かかる 申 請 内 容 や 書 類 に 問 題 がなければ 申 請 から 発 給 までの 所 要 時 間 はおよ そ 1 週 間 である また 就 労 長 期 滞 在 目 的 の 場 合 はビザ 申 請 時 に 在 留 資 格 認 定 証 明 書 も 必 要 と なる この 証 明 書 は 日 本 国 内 で 発 行 されるため ビザ 申 請 前 にあらかじめ 日 本 国 内 の 招 へい 人 に 代 理 取 得 及 び 自 国 へ 送 付 してもらうこととなる ビザの 取 得 ができると 次 の 手 続 きは 実 際 に 訪 日 した 際 の 出 入 国 港 における 入 国 審 査 である 入 国 審 査 では 有 効 なパスポートやビザを 所 持 しているか 及 び 感 染 症 に 感 染 していないか 犯 罪 歴 がないか 等 の 審 査 の 後 日 本 国 内 で 行 う 予 定 の 活 動 内 容 に 応 じてその 者 の 在 留 資 格 と 在 留 期 間 が 決 定 される 在 留 資 格 とは その 者 が 日 本 で 行 うことのできる 活 動 を 規 定 するもので 留 学 公 用 短 期 滞 在 など すべてで 27 種 類 ある これらの 手 続 きを 経 て 訪 日 外 国 人 は 正 式 に 日 本 への 入 国 が 認 められることとなる また 入 国 時 に 決 定 された 在 留 資 格 や 期 間 の 規 定 に 反 する と 退 去 強 制 等 の 処 罰 の 対 象 となる 以 上 の 手 続 きのうち ビザ 制 度 は 外 務 省 管 轄 その 他 の 入 国 審 査 及 び 在 留 資 格 の 取 締 について は 法 務 省 管 轄 となっている 近 年 訪 日 外 国 人 誘 致 のためにビザ 緩 和 政 策 が 推 進 されていること に 加 えて 政 府 が 今 年 6 月 に 発 表 した 成 長 戦 略 日 本 再 興 戦 略 japan is back の 中 でも 日 本 経 済 活 性 化 のために ビザ 緩 和 政 策 を 積 極 的 に 進 めていくことが 改 めて 掲 げられていることなどか ら 本 稿 ではビザ 制 度 に 注 目 する 5

6 ( 図 1) 訪 日 外 国 人 の 入 国 の 流 れ ( 資 料 出 所 : 入 国 管 理 局 HP 各 種 手 続 き 案 内 より 筆 者 作 成 ) 第 3 節 ビザ 制 度 本 稿 では 日 本 の 入 国 管 理 制 度 の 中 でも 特 にビザ 制 度 に 注 目 する 本 節 では ビザの 位 置 づけや 発 給 手 続 き 等 日 本 のビザ 制 度 について 詳 しくみていく 第 1 項 ビザの 位 置 づけと 種 類 ビザとは 在 外 公 館 で 領 事 によって 発 給 され 自 国 への 入 国 を 希 望 する 外 国 人 の 所 持 するパス ポートが 有 効 であること 及 びビザに 表 示 される 条 件 の 範 囲 内 での その 外 国 人 の 入 国 滞 在 が 自 国 にとって 差 し 支 えないものであることを 領 事 が 認 定 したことの 証 明 であり いわば 入 国 の 推 薦 の 性 質 を 持 つものである 前 節 の 通 り 日 本 への 入 国 を 希 望 する 者 は 原 則 としてビザを 取 得 し なければならないが ビザを 取 得 していれば 日 本 への 入 国 が 必 ず 認 められるということではない ビザには 滞 在 目 的 に 応 じて 7 つの 種 類 がある ( 表 1 参 照 )ビザ 取 得 の 際 には 日 本 で 取 得 する 予 定 の 在 留 資 格 に 応 じたビザを 取 得 する 必 要 があり ビザや 在 留 資 格 の 種 類 によって 申 請 に 必 要 とされる 資 格 や 書 類 も 異 なる 例 えば 日 本 で 働 く 目 的 で 就 業 ビザを 取 得 する 際 に 比 べて ワー キングホリデーの 目 的 で 特 定 ビザを 取 得 する 際 には 必 要 とされる 書 類 が 少 なく 比 較 的 簡 単 にビ ザ 取 得 が 可 能 である 6

7 ( 表 1)ビザの 種 類 短 期 滞 在 就 労 長 期 滞 在 医 療 滞 在 短 期 滞 在 ビザ ( 一 次 数 次 ) 就 業 ビザ 一 般 ビザ 特 定 ビザ 外 交 ビザ 公 用 ビザ 医 療 滞 在 ビザ 短 期 滞 在 ( 観 光 商 用 知 人 訪 問 等 の 目 的 の90 日 以 内 の 滞 在 で 報 酬 を 得 る 活 動 をしない 者 ) 教 授 興 行 芸 術 など 仕 事 の 内 容 に 応 じて15 種 類 ( 日 本 国 内 で 仕 事 に 就 く 者 ) 留 学 文 化 活 動 研 修 家 族 滞 在 技 能 実 習 日 本 人 の 配 偶 者 等 永 住 者 の 配 偶 者 定 住 者 特 定 活 動 (ワーキン グホリデーなど) 外 交 ( 外 交 使 節 団 の 構 成 員 外 交 伝 書 使 など) 公 用 ( 外 交 使 節 団 の 事 務 および 技 術 職 員 など) 医 療 滞 在 日 本 国 内 で 治 療 等 を 受 けることを 目 的 とする 場 合 ( 注 ) 内 はそれぞれのビザに 該 当 する 在 留 資 格 ( 資 料 出 所 : 外 務 省 HP ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 ) 通 常 のビザは 有 効 期 間 内 に 一 度 のみ 使 用 可 能 な 一 次 ビザであるが 短 期 滞 在 ビザについては 1~5 年 の 有 効 期 間 内 であれば 複 数 回 使 用 可 能 な 数 次 ビザも 存 在 する 近 年 では 訪 日 外 国 人 誘 致 のためのビザ 緩 和 政 策 の 一 環 として 数 次 ビザ 発 給 対 象 国 の 拡 大 も 行 われているが これら 近 年 の 政 府 のビザ 緩 和 政 策 の 経 緯 については 後 で 詳 しく 述 べることとする 第 2 項 ビザの 発 給 手 続 き ビザを 取 得 するには パスポート ビザ 申 請 用 紙 写 真 のほか 航 空 機 の 予 約 確 認 書 や 預 金 残 高 証 明 書 など 多 くの 書 類 が 必 要 となる それらに 加 え 短 期 滞 在 で 日 本 国 内 に 招 へい 人 がいる 場 合 は その 者 が 書 いた 招 へい 理 由 書 就 労 長 期 滞 在 の 場 合 は 在 留 資 格 認 定 証 明 書 が 必 要 と なる 招 へい 理 由 書 は 日 本 国 内 にいる 招 へい 人 が 書 くものであり 在 留 資 格 認 定 証 明 書 は 日 本 国 内 で 申 請 発 行 されるものである そのため これら 2 つの 書 類 は 日 本 国 内 で 招 へい 人 等 があら かじめ 用 意 し ビザ 申 請 人 に 送 付 しなくてはならない 特 に 在 留 資 格 認 定 証 明 書 については 同 証 明 書 の 発 行 申 請 をする 際 にも 当 該 外 国 人 の 身 元 保 証 書 のほか 日 本 国 内 で 予 定 している 活 動 内 容 に 応 じた 書 類 の 提 出 が 必 要 とされ 申 請 から 発 行 までの 期 間 も 1~3 か 月 ほどかかるなど 準 備 の 大 変 な 書 類 である 以 上 の 書 類 をそろえて 大 使 館 総 領 事 館 でビザ 申 請 を 行 うと それらの 書 類 をもとに 審 査 が 行 われる この 際 面 接 や 追 加 書 類 の 提 出 が 必 要 とされることもあるが この 審 査 で 問 題 がないとみ なされればビザが 発 給 される 申 請 から 発 給 までに 要 する 期 間 は 申 請 内 容 に 特 に 問 題 のない 場 合 は 1 週 間 程 度 とされているが 申 請 内 容 に 問 題 があった 場 合 は 1 カ 月 以 上 かかることもある ( 図 2 参 照 ) 7

8 ( 図 2)ビザ 取 得 の 流 れ ( 資 料 出 所 : 外 務 省 HP ビザ( 査 証 )より 筆 者 作 成 ) 第 3 項 ビザ 制 度 の 弊 害 前 項 でみた 通 り ビザ 申 請 には 必 要 とされる 書 類 が 多 数 あり その 用 意 に 大 変 時 間 がかかる そのため 外 国 人 が 日 本 を 訪 れようとする 際 には 実 際 に 訪 れる 予 定 の 日 から 余 裕 をもってビザ の 申 請 を 行 う 必 要 がある さらに 所 定 のビザの 取 得 には 所 得 制 限 などの 発 給 要 件 や 在 留 資 格 認 定 証 明 書 など 様 々な 障 壁 があり 煩 雑 なものとなっている また 国 際 競 争 の 面 からみたときも たとえば ビザが 不 要 な 場 合 と 必 要 な 場 合 とを 比 較 した 時 ビザが 不 要 な 方 がその 国 を 訪 れる 人 にとって 障 壁 が 少 ないので 訪 問 しやすく 感 じられるだろう よって ビザが 必 要 であることは 日 本 に 訪 れたいと 思 う 外 国 人 の 訪 日 を 阻 害 する 可 能 性 があると 考 えられる 第 4 節 訪 日 外 国 人 増 加 に 向 けた 政 策 第 1 節 でも 述 べたとおり 訪 日 外 国 人 の 増 加 は 現 在 の 日 本 にとって 大 きな 意 義 を 持 つ こういっ た 状 況 の 中 で 日 本 政 府 も 訪 日 外 国 人 増 加 のための 政 策 を 行 っている 本 節 では 訪 日 外 国 人 増 加 に 向 けた 政 策 についてみていく 8

9 第 1 項 ビザ 緩 和 政 策 訪 日 外 国 人 増 加 に 向 けた 政 策 の 一 つとして ビザ 緩 和 政 策 があげられる すでに 述 べたとおり ビザは 原 則 日 本 を 訪 れるすべての 者 が 取 得 しなければならないが 実 際 には 政 府 のビザ 緩 和 政 策 により ビザの 取 得 の 免 除 などがなされている 国 もある ビザ 緩 和 政 策 の 種 類 にはさまざまなも のがあり 短 期 滞 在 者 のビザ 取 得 の 免 除 をはじめとして ビザ 発 給 手 数 料 の 免 除 所 得 制 限 など のビザ 発 給 要 件 の 緩 和 さらには 修 学 旅 行 生 へのビザ 免 除 などその 手 法 は 多 岐 にわたっている これらの 政 策 は 戦 後 段 階 的 に 進 められてきており 現 在 では 以 下 の 66 の 国 と 地 域 からの 訪 日 外 国 人 に 対 しては 短 期 滞 在 の 際 はビザの 取 得 が 免 除 されている ( 表 2 参 照 ) ( 表 2) 短 期 滞 在 ビザ 免 除 国 地 域 (2013 年 現 在 ) アジア 欧 州 中 南 米 シンガポール アイスランド ドイツ アルゼンチン タイ(15 日 以 内 ) アイルランド ノルウェー ウルグアイ マレーシア アンドラ ハンガリー エルサルバドル ブルネイ(15 日 以 内 ) イタリア フィンランド グアテマラ 韓 国 エストニア フランス コスタリカ 台 湾 オーストリア ブルガリア スリナム 香 港 オランダ ベルギー チリ マカオ キプロス ポーランド ドミニカ 共 和 国 北 米 ギリシャ ポルトガル バハマ 米 国 クロアチア マケドニア 旧 ユーゴスラビア バルバドス カナダ サンマリノ マルタ ホンジュラス 中 東 スイス モナコ メキシコ イスラエル スウェーデン ラトビア 大 洋 州 トルコ スペイン リトアニア オーストラリア アフリカ スロバキア リヒテンシュタイン ニュージーランド チュニジア スロベニア ルーマニア モーリシャス セルビア ルクセンブルク レソト チェコ 英 国 デンマーク ( 資 料 出 所 : 外 務 省 HP ビザ 免 除 国 地 域 ( 短 期 滞 在 ) より 筆 者 作 成 ) とりわけ 近 年 では 政 府 は 成 長 著 しいアジア 諸 国 を 中 心 にビザ 緩 和 政 策 を 積 極 的 に 推 進 し 海 外 からの 活 力 の 取 り 込 みを 図 っている ( 表 3 参 照 )2000 年 に 中 国 に 対 して 団 体 観 光 向 けビザ 発 給 が 開 始 されたのをはじめとして 東 アジアの 中 国 韓 国 台 湾 香 港 の 4 つの 国 地 域 に 対 し て これまでに 短 期 滞 在 ビザ 免 除 や ワーキングホリデービザ 発 給 開 始 修 学 旅 行 生 向 けビザ 免 除 など 様 々な 形 でビザ 緩 和 政 策 が 積 極 的 に 進 められてきた さらに この 2 年 間 でインドネシアをはじめとする 東 南 アジアの 5 つの 国 に 対 しても 短 期 滞 在 ビザ 免 除 や 数 次 ビザ 発 給 といった 緩 和 政 策 が 行 われた 今 後 についても 政 府 は 2013 年 中 に 東 南 アジアのラオス カンボジア ミャンマーの 3 か 国 に 対 して 短 期 滞 在 ビザ 緩 和 を 行 う 方 針 を 明 らかにしている また アジア 諸 国 に 比 べて 少 数 ではあるが ヨーロッパなどほかの 地 域 の 国 に 対 してのビザ 緩 和 政 策 も 進 められている 9

10 ( 表 3) 近 年 のビザ 緩 和 経 緯 ( 資 料 出 所 : 外 務 省 HP ビザ( 査 証 ) 条 約 データ 検 索 より 筆 者 作 成 ) 以 上 の 通 り 政 府 によるビザ 緩 和 政 策 が 積 極 的 に 行 われているが 日 本 ではこれらの 緩 和 政 策 を 行 う 対 象 国 決 定 の 基 準 は 明 確 にされていない これまでにはビザ 緩 和 政 策 が 相 手 国 地 域 との 友 好 のしるしとして 行 われたり 人 道 的 な 理 由 から 行 われたりするなど 様 々な 例 がみられる 海 外 の 例 を 見 てみると アメリカでは 相 手 国 地 域 の GDP などに 関 する 明 確 な 基 準 を 設 け そ れを 満 たした 国 地 域 に 対 してはビザ 免 除 を 行 うビザ 免 除 プログラム(VWP)という 統 一 的 制 度 が 整 えられているほか オーストラリアでもビザ 緩 和 対 象 国 決 定 のための 統 一 的 制 度 が 設 けられ ている 例 がある しかし 現 在 まで 日 本 のビザ 政 策 に 関 してはそういった 制 度 は 設 けられていな い 第 2 項 訪 日 観 光 の 振 興 観 光 面 について 近 年 では 観 光 庁 が 中 心 となって 訪 日 外 国 人 の 増 加 にむけて 様 々な 対 策 を 講 じ ている 日 本 人 の 出 国 者 数 に 比 べて 訪 日 外 国 人 数 は 少 ないため 国 際 旅 行 収 支 で 日 本 は 毎 年 赤 字 となっている ( 表 4 図 3 参 照 )また バブル 経 済 崩 壊 からの 不 況 が 長 引 き 経 済 成 長 が 現 在 日 本 の 課 題 となっている 政 府 はそれらの 打 開 策 として 幅 広 い 経 済 効 果 を 持 つ 観 光 産 業 に 焦 点 を 当 て その 中 でも 今 後 の 伸 びが 期 待 でき 国 際 旅 行 収 入 の 増 加 につながる 訪 日 外 国 人 観 光 客 の 誘 致 をめざして 近 年 積 極 的 な 政 策 を 行 ってきた その 主 要 な 取 り 組 みの 一 つとして 国 土 交 通 省 が 策 定 した グローバル 観 光 戦 略 に 基 づき 2003 年 からビジット ジャパン 事 業 が 開 始 された この 事 業 では 官 民 一 体 のオールジャパンの 取 り 組 みによって 訪 日 外 国 人 観 光 客 数 を 2030 年 に 年 間 3000 万 人 にすることを 目 標 とし 大 規 模 な 海 外 プロモーションや 国 内 におけるインフラの 整 備 などを 行 い 外 国 人 が 訪 れやすい 環 境 づくりを 行 っている また 再 訪 者 の 多 い 五 大 市 場 ( 台 湾 中 国 韓 国 米 国 香 港 )を 中 心 に 18 の 重 点 市 場 を 設 定 し それぞれの 国 地 域 に 合 ったプロ モーション 戦 略 を 実 行 している ( 表 5 参 照 )しかしながら 以 上 のような 政 策 を 行 っているにも かかわらず 東 日 本 大 震 災 やリーマンショックなどの 影 響 で 年 度 によっては 訪 日 外 国 人 数 が 減 少 する 事 態 が 起 きている ( 図 3 参 照 ) 10

11 ( 表 4) 国 際 旅 行 収 支 の 推 移 単 位 : 億 円 ( 資 料 出 所 : 財 務 省 HP 国 際 収 支 の 推 移 より 筆 者 作 成 ) ( 図 3) 訪 日 外 国 人 数 と 出 国 日 本 人 数 推 移 ( 資 料 出 所 : 法 務 省 国 籍 別 入 国 外 国 人 数 月 別 主 要 港 の 出 国 日 本 人 より 筆 者 作 成 ) ( 表 5) ビジット ジャパン 事 業 重 点 市 場 とその 変 遷 2003 年 度 に 韓 国 台 湾 米 国 中 国 香 港 を 指 定 して 開 始 2004 年 度 に 英 国 ドイツ フランスを 追 加 2005 年 度 にタイ シンガポール オーストラリア カナダを 追 加 2010 年 度 にマレーシア インド ロシアを 追 加 2012 年 度 にインドネシア ベトナム フィリピンを 追 加 ( 資 料 出 所 : 国 土 交 通 省 観 光 白 書 平 成 16,17,18,23,25 年 度 版 より 筆 者 作 成 ) 11

12 第 3 項 ビザ 緩 和 政 策 による 弊 害 前 述 の 通 り 政 府 は 訪 日 外 国 人 増 加 に 向 けてビザ 緩 和 政 策 を 積 極 的 に 行 っている しかし ビ ザ 発 給 の 免 除 緩 和 により 様 々な 弊 害 が 起 こりうることが 考 えられる その 代 表 的 なものとし て 不 法 残 留 者 問 題 が 挙 げられる 不 法 残 留 とは 外 国 人 が 政 府 によって 許 可 された 滞 在 日 数 を 超 えて 日 本 に 滞 在 することである 不 法 残 留 は 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 に 違 反 している また 警 察 庁 では 不 法 残 留 者 が 訪 日 外 国 人 犯 罪 の 温 床 になることを 指 摘 している この 不 法 残 留 者 への 対 策 として 法 務 省 と 警 察 庁 では 2003 年 から 不 法 残 留 者 の 半 減 を 目 標 に 5 年 間 の 犯 罪 に 強 い 社 会 の 実 現 のための 行 動 計 画 を 策 定 し その 結 果 不 法 残 留 者 は 5 年 で 約 半 数 に 減 少 した 近 年 もこのキャンペーンに 続 く 摘 発 活 動 などに 政 府 は 力 を 強 めており 近 年 では 毎 年 1 万 人 規 模 で 不 法 滞 在 者 は 減 少 している ( 図 4 参 照 ) ( 図 4) 不 法 残 留 者 数 推 移 ( 資 料 出 所 : 法 務 省 不 法 残 留 者 総 数 及 び 性 別 とその 推 移 より 筆 者 作 成 ) 以 上 不 法 残 留 者 数 は 年 々 減 少 傾 向 にあることが 読 み 取 れる しかし 過 去 には 不 法 残 留 者 が 問 題 視 され ビザ 取 得 免 除 を 取 りやめたことがある 1970 年 代 から 1990 年 頃 にかけて 日 本 政 府 はイラ ン バングラデシュ パキスタンに 短 期 滞 在 ビザの 取 得 を 免 除 していた 1980 年 後 半 に 入 ると 以 上 3 カ 国 の 景 気 の 悪 化 により それぞれの 国 からビザの 免 除 されている 短 期 滞 在 目 的 で 日 本 に 入 国 し 不 法 に 残 留 就 労 を 行 う 者 が 大 幅 に 増 加 することとなった その 後 事 態 を 重 くみた 日 本 政 府 が 再 び 3 カ 国 にビザを 課 したところ その 3 カ 国 の 不 法 残 留 者 不 法 就 労 者 は 減 少 した このことから ビザ 緩 和 政 策 は 不 法 残 留 者 の 増 加 につながるおそれがある 12

13 第 5 節 問 題 意 識 以 上 の 現 状 分 析 を 踏 まえ 本 稿 では 2 つの 問 題 意 識 を 持 った 一 つ 目 はビザ 緩 和 政 策 が 本 当 に 訪 日 外 国 人 増 加 に 効 果 があるのかどうかが 明 らかにされていな いということである 政 府 は 多 くの 国 に 対 し ビザ 緩 和 政 策 を 行 っており これからも 行 ってい く 方 針 である しかしながら ビザ 緩 和 政 策 がどれほど 訪 日 外 国 人 に 増 加 に 寄 与 するのかわかっ ていないため 本 稿 ではそれについて 分 析 していく 二 つ 目 はビザ 緩 和 政 策 などによって 不 法 残 留 者 が 増 加 するかどうかが 明 らかにされていない ということである ビザ 緩 和 政 策 の 弊 害 として 不 法 残 留 者 の 問 題 が 挙 げられるが この 関 係 性 もわかっていない 部 分 が 多 い よって 本 稿 ではこの 関 係 についても 分 析 する 13

14 第 2 章 先 行 研 究 第 1 節 先 行 研 究 第 1 項 ビザ 緩 和 の 効 果 に 関 する 先 行 研 究 ビザ 緩 和 の 効 果 に 関 する 論 文 はアメリカのものが 比 較 的 多 い これは 現 状 分 析 で 述 べたよう な VWP と 呼 ばれる 短 期 滞 在 ビザの 免 除 プログラムが 議 会 でもとりあげられ ビザ 免 除 の 基 準 や その 効 果 免 除 の 経 緯 も 含 めて 公 表 されているのに 比 べ 日 本 ではビザ 免 除 緩 和 の 経 緯 につい て 文 書 やそのような 基 準 がまとめて 公 表 されていないために 分 析 が 難 しく あまり 研 究 がなされ ないのだと 考 える しかしながら 日 本 では 訪 日 外 国 人 について その 観 光 行 動 に 着 目 し 訪 日 観 光 の 要 因 分 析 をおこなった 研 究 などがあり ビザの 免 除 についても 言 及 している 本 稿 ではこれ らの 論 文 も 参 考 にした Xiaochu Hu(2013)は VWP の 効 果 について Difference in difference 分 析 の 手 法 を 用 いて 分 析 を 行 った この 論 文 は 韓 国 と 台 湾 マルタとキプロスの 例 を 用 いて VWP に 適 用 された 国 からア メリカに 入 国 する 短 期 滞 在 者 が VWP に 適 用 されなかった 国 の 場 合 に 比 べ 増 加 する 傾 向 にあるこ とを 示 した さらに VWP は 海 外 からの 非 移 住 外 客 を 増 加 させるだけでなく 観 光 短 期 商 用 外 客 の 増 加 に 貢 献 することも 示 唆 した この 論 文 ではあわせて 2002 年 にアメリカ 会 計 検 査 院 によ って 公 表 された VWP の 財 政 コスト 削 減 効 果 について 2010 年 のデータに 置 き 換 えて 分 析 を 行 って おり その 効 果 として 年 19 億 ドルのコスト 削 減 効 果 があったとしている Yaser Lisner M. Rejesus(2012)も 同 じく VWP の 効 果 について 回 帰 分 析 を 行 い VWP はア メリカとプログラム 適 用 国 双 方 に 貿 易 などで 利 益 をもたらすことを 示 唆 した 中 澤 (2009)は 海 外 32 カ 国 からの 訪 日 旅 行 客 についてビジット ジャパン 事 業 がもたらす 効 果 について 注 目 して 回 帰 分 析 を 行 っている ここでは ビザ 免 除 の 有 無 や 石 油 価 格 の 高 騰 などが 訪 日 観 光 にもたらす 影 響 についても 考 慮 がなされている この 論 文 ではビジット ジャパン 事 業 の 重 点 市 場 国 地 域 についてダミーを 作 成 し 重 点 市 場 の 指 定 は 指 定 国 地 域 の 訪 日 旅 行 客 を 増 加 させると 示 唆 した さらにビザ 免 除 については 訪 日 旅 行 客 数 増 加 には 有 効 であるとも 示 してい る 14

15 滕 鑑 (2010)は 中 国 人 の 訪 日 の 阻 害 要 因 としてビザ 要 件 を 掲 げる 一 方 で 訪 日 の 要 因 として 人 民 元 の 為 替 レートの 上 昇 などを 挙 げている 第 2 項 不 法 残 留 に 関 する 先 行 研 究 我 が 国 では 外 国 人 の 不 法 残 留 に 関 する 先 行 研 究 は 定 性 的 なものが 多 く 不 法 残 留 とビザとのか かわりを 示 唆 したものが 少 ない 一 方 海 外 ではその 要 因 について 定 量 的 に 分 析 したものが 多 く 特 に 移 民 の 行 動 分 析 や 国 家 間 労 働 移 動 に 着 目 したアプローチが 多 い Bertoli Moraga Ortega(2011)はエクアドルからアメリカ スペインへの 移 民 がどのような 性 格 を 持 つ 集 団 なのかを 分 析 したうえで スペインへの 移 民 がスペインのビザ 免 除 措 置 により 入 国 し 不 法 残 留 者 となるケースが 多 く 2008 年 のビザ 免 除 措 置 の 停 止 以 降 移 民 の 数 が 激 減 してい ることを 示 した ここから ビザ 免 除 政 策 は 時 として 不 法 残 留 を 増 加 させ 受 入 国 での 社 会 不 安 増 大 につながる 恐 れがあるという 示 唆 が 得 られた また Liu-Farrer(2008)は 中 国 から 留 学 ビザなどを 使 い 日 本 へ 入 国 し 不 法 残 留 者 となる 集 団 の 分 析 を 行 った この 論 文 から 中 国 などの 国 地 域 からどのような 要 因 で 日 本 での 不 法 残 留 者 が 生 まれるかについての 示 唆 を 得 た 第 2 節 本 稿 の 位 置 づけ これらの 研 究 を 参 考 に 本 稿 は 第 一 に 様 々な 国 からの 訪 日 外 国 人 の 増 加 にビザの 免 除 緩 和 が 影 響 を 与 えているのかについて 複 数 のビザ 緩 和 の 手 法 や 訪 日 外 国 人 の 増 加 に 向 けて 行 われてい るビジット ジャパン 事 業 に 着 目 しながら 分 析 を 行 う そしてこれをもとに 訪 日 外 国 人 増 加 の ための 政 策 提 言 を 行 う 第 二 に 本 稿 は 訪 日 外 国 人 の 伸 びとともに 増 えると 予 想 される 不 法 滞 在 者 の 増 加 要 因 につい て 先 行 研 究 を 参 考 に 分 析 を 行 う その 際 第 一 の 分 析 から 示 唆 される 結 果 が 不 法 滞 在 者 の 増 加 に 結 びつくかどうかを 考 慮 して 変 数 の 選 択 を 行 う さらに 本 稿 ではビザ 制 度 の 内 容 やビザ 免 除 がどのように 取 り 決 められるのかなどについて 外 務 省 外 国 人 課 の 方 に 指 導 教 官 である 赤 井 伸 郎 教 授 を 通 じて 聞 き 取 り 調 査 も 行 った これらの 2 つの 分 析 と 聞 き 取 り 調 査 をもとに 日 本 が 安 全 で 開 かれた 国 となることを 実 現 できるよう 政 策 提 言 を 行 う 15

16 第 3 章 分 析 第 1 節 分 析 1: 訪 日 外 国 人 増 加 の 要 因 分 析 第 1 項 分 析 1 の 概 要 訪 日 外 国 人 の 増 加 にビザの 免 除 が 効 果 を 与 えているのかについてみるために 訪 日 外 国 人 増 加 の 要 因 分 析 を 行 う 被 説 明 変 数 には 国 地 域 別 の 訪 日 外 国 人 数 を 用 いる この 変 数 は 訪 日 目 的 によらない 密 入 国 等 を 除 く 正 規 ルートでの 全 ての 訪 日 外 国 人 数 を 表 している 説 明 変 数 には 日 本 政 府 が 行 なっている 政 策 についての 5 つのダミー 変 数 出 国 元 の 国 と 地 域 特 有 の 影 響 をコントロールするための 4 つの 変 数 各 年 度 の 事 象 についてコントロールするための 年 次 のダミー 変 数 を 用 いる 本 分 析 では 世 界 の 161 の 国 と 地 域 についての 2002 年 から 2011 年 までの 10 年 間 のパネルデー タを 用 いた この 161 の 国 と 地 域 のデータは 筆 者 が 入 手 できる 全 ての 国 と 地 域 の 統 計 データで ある ( 補 足 参 照 ) 本 分 析 ではこのパネルデータを 用 いて 変 量 効 果 モデルによるパネルデータ 分 析 を 行 なう 4 以 下 にモデル 式 及 び 変 数 名 について 述 べる ただし β0 ~ 18 は 推 定 されるパラメータ u は 誤 差 項 である モデル 式 Yit=β0+β1X1i+β2X2it+β3X3it+β4X4it+β5D1it+β6D2it+β7D3it+β8D4it+β9D5it +β10d6t+β11d7t+β12d8t+β13d9t+β14d10t+β15d11t+β16d12t+β17d13t+β18d14t +u (t=2002~2011,i=1~161) 4 この 分 析 では 固 定 効 果 モデルと 最 小 二 乗 法 モデルによる 分 析 も 検 討 した その 際 最 小 二 乗 法 モデルとの 比 較 では Breusch-Pagan Lagrange multiplier 検 定 により 変 量 効 果 モデルが 採 択 されたが 固 定 効 果 モデルとの 比 較 では Hausman 検 定 でχ 2 の 検 定 量 が 負 となってしまった そこで 固 定 効 果 モデルでは 時 間 不 変 変 数 である 日 本 からの 距 離 が 省 略 されてしまう ことを 考 慮 し 今 回 は 変 量 効 果 モデルによる 分 析 を 行 った 16

17 変 数 名 Yit: 国 地 域 別 訪 日 外 国 人 数 X1i: 日 本 からの 距 離 X2it: 国 地 域 別 GDP X3it: 国 地 域 別 人 口 X4it: 為 替 レート D1it: 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー D2it: 修 学 旅 行 ビザ 免 除 ダミー D3it: 修 学 旅 行 ビザ 緩 和 ダミー D4it:ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー D5it:ビジット ジャパン 事 業 指 定 ダミー D6t~D14t:2003 年 ~2011 年 の 年 次 ダミー 第 2 項 変 数 選 択 以 下 に 本 分 析 で 用 いる 訪 日 外 国 人 数 に 影 響 を 与 えると 考 えられる 変 数 について 述 べる 日 本 政 府 が 行 なっている 政 策 についての 変 数 5 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー 日 本 政 府 が 相 手 国 に 対 してその 国 の 訪 日 外 国 人 に 短 期 滞 在 ビザを 免 除 する 措 置 をとっているか どうかを 表 す 変 数 である 一 般 的 にビザ 免 除 という 場 合 この 短 期 滞 在 ビザの 免 除 を 指 し 近 年 日 本 政 府 が 訪 日 外 国 人 の 増 加 に 向 けて 行 なっているビザ 免 除 措 置 もこの 短 期 滞 在 ビザの 免 除 であ る この 短 期 滞 在 ビザの 免 除 措 置 は Xiaochu Hu(2013)と Yaser Lisner M. Rejesus(2012)が 扱 った VWP と 非 常 によく 似 た 内 容 となっており 中 澤 (2009)でも 示 されていたものである 短 期 滞 在 ビザを 免 除 することによって 訪 日 外 国 人 の 増 加 につながると 考 える この 変 数 は 短 期 滞 在 ビザを 免 除 している 場 合 は 1 していない 場 合 は 0 とした 修 学 旅 行 ビザ 免 除 ダミー 修 学 旅 行 ビザ 緩 和 ダミー この 2 変 数 は 日 本 政 府 が 韓 国 と 中 国 に 対 して 2004 年 から 行 なっている 訪 日 修 学 旅 行 生 と 引 率 教 職 員 へのビザ 免 除 措 置 を 表 す 変 数 と 台 湾 に 対 して 2004 年 から 行 なっている 訪 日 修 学 旅 行 生 と 引 率 教 職 員 への 大 幅 なビザ 緩 和 措 置 を 表 す 変 数 である これらの 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 措 置 は 韓 国 と 中 国 に 対 してはビザを 免 除 する 一 方 で 台 湾 には 学 校 の 代 表 者 のビザ 審 査 手 続 きが 必 要 である 点 で 違 いがある そのため 本 分 析 では 違 うダミー 変 数 を 作 成 し 分 析 を 行 う これらの 措 置 は 国 家 間 の 友 好 関 係 強 化 のために 行 われているものであり 特 殊 なビザ 緩 和 手 法 の 一 つといえ 5 この 分 析 で 採 用 した 変 数 以 外 のビザ 緩 和 に 関 する 手 法 として 現 状 分 析 で 述 べたようなビザの 発 給 手 数 料 の 免 除 や 発 給 要 件 の 緩 和 という 手 法 もあるため この 2 つについても 変 数 としてモデルに 取 り 込 むことを 検 討 した しかしながら この 2 つの 手 法 はビザの 種 類 や 相 手 国 地 域 により 適 用 される 場 合 と 適 用 されない 場 合 の 区 別 や 緩 和 される 内 容 が 一 様 ではなく その 基 準 も 公 開 されていないため 変 数 として 取 り 入 れることを 断 念 した これらの 緩 和 手 法 については 今 後 引 き 続 き 研 究 を 行 いたい 17

18 る これら 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 の 効 果 であるが 観 光 庁 によると 中 国 からの 訪 日 教 育 旅 行 人 員 は 修 学 旅 行 ビザ 免 除 以 降 リーマンショックや 東 日 本 大 震 災 の 影 響 があるものの 伸 びており 2010 年 には 人 を 超 えている そのため 修 学 旅 行 ビザの 免 除 緩 和 により 訪 日 外 国 人 の 増 加 につながると 考 える これらの 変 数 は 修 学 旅 行 ビザを 免 除 緩 和 している 場 合 は 1 していな い 場 合 は 0 とした ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー この 変 数 は 日 本 政 府 が 相 手 国 に 対 してワーキングホリデービザを 発 給 しているかどうかを 表 す 変 数 である ワーキングホリデー 制 度 は 青 少 年 が 相 手 国 地 域 の 文 化 や 一 般 的 な 生 活 様 式 を 理 解 する 機 会 を 提 供 するため, 自 国 地 域 において 一 定 期 間 の 休 暇 を 過 ごす 活 動 とその 間 の 滞 在 費 を 補 うための 就 労 をそれぞれの 国 地 域 が 相 互 に 認 める 制 度 であり 日 本 は 現 在 11 の 国 と 地 域 にワ ーキングホリデービザを 発 給 している このビザにはビザ 発 給 数 の 制 限 や 青 少 年 の 育 成 という 理 由 から 来 る 年 齢 制 限 など 制 限 があるものの 短 期 滞 在 ビザの 取 得 と 同 様 に 在 留 資 格 認 定 証 明 書 が 不 要 であり 就 労 ビザなどと 比 べ 発 給 が 容 易 であると 考 えた 実 際 韓 国 からは 2012 年 にこの ビザを 利 用 して 人 以 上 の 人 が 訪 日 を 行 っている このビザを 発 給 することで より 外 国 人 が 訪 日 する 機 会 が 増 えるため 訪 日 外 国 人 の 増 加 につながるのではないかと 考 えた この 変 数 は ワーキングホリデービザを 発 給 している 場 合 は 1 していない 場 合 は 0 とした ビジット ジャパン 事 業 指 定 ダミー この 変 数 は 日 本 政 府 が 相 手 国 地 域 をビジット ジャパン 事 業 の 重 点 市 場 として 指 定 し 訪 日 観 光 プロモーションを 行 っているかどうかを 表 す 変 数 である 現 状 分 析 で 述 べたように 政 府 は 現 在 18 か 国 を 重 点 市 場 と 位 置 付 けて 積 極 的 なプロモーションを 行 っている 中 澤 (2009)でも 示 唆 されたようにこのビジット ジャパン 事 業 の 重 点 市 場 への 指 定 は 訪 日 外 国 人 の 増 加 に 効 果 があ ると 考 える この 変 数 は 相 手 国 地 域 がビジット ジャパン 事 業 に 指 定 されている 場 合 は 1 さ れていない 場 合 は 0 とした 出 国 元 の 国 と 地 域 特 有 の 影 響 をコントロールする 変 数 日 本 からの 距 離 この 変 数 は 日 本 と 相 手 国 地 域 の 首 都 間 の 距 離 を 表 す 変 数 であり Google map を 用 いて 距 離 を 測 った 距 離 が 短 いほど 渡 航 費 用 が 安 く 済 み 時 間 もかからないため 訪 日 外 国 人 は 増 えると 考 える この 変 数 は 中 澤 (2009)を 参 考 に 選 択 を 行 った 国 地 域 別 GDP この 変 数 は 相 手 国 地 域 の GDP を 表 す 変 数 であり GDP が 大 きい 国 のほうが 旅 行 をする 余 裕 があり 訪 日 外 国 人 が 多 いのではないかと 考 える この 変 数 は 中 澤 (2009)を 参 考 に 選 択 を 行 っ た 国 地 域 別 人 口 この 変 数 は 相 手 国 地 域 の 人 口 を 表 す 変 数 であり 人 口 が 多 い 国 のほうが 旅 行 に 行 く 人 も 多 く 訪 日 外 国 人 が 多 いのではないかと 考 える この 変 数 は Xiaochu Hu(2013)を 参 考 に 選 択 を 行 った 18

19 為 替 レート この 変 数 は 相 手 国 地 域 で 使 用 されている 通 貨 と 日 本 円 を 比 べた 時 の 1 円 の 価 値 をみた 変 数 で ある 出 所 資 料 には 各 国 の 通 貨 と 米 ドルとのレートしかデータがなかったので このデータをも とに 筆 者 が 日 本 円 とのレートを 算 出 した ここで 使 われる 為 替 レートは 一 年 間 の 平 均 値 となって いる 円 安 になるほど 日 本 での 旅 行 費 用 が 安 く 済 むため 訪 日 外 国 人 は 多 いと 考 える この 変 数 は 中 澤 (2009)を 参 考 に 選 択 を 行 った 年 次 ダミー 各 年 度 の 事 象 についてコントロールするために 年 次 ダミーを 加 えた その 年 に 災 害 や 伝 染 病 の 蔓 延 景 気 の 悪 化 などが 起 こると 訪 日 外 国 人 数 が 減 ると 考 えられる 以 下 変 数 の 出 所 についてまとめた ( 表 6 参 照 ) ( 表 6) 変 数 の 出 所 変 数 名 出 所 被 説 明 変 数 訪 日 外 国 人 数 法 務 省 入 国 外 国 人 数 説 明 変 数 日 本 からの 距 離 Google mapより 筆 者 作 成 国 地 域 別 GDP Penn world table 国 地 域 別 人 口 Penn world table 為 替 レート Penn world tableより 筆 者 作 成 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 修 学 旅 行 ビザ 免 除 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 修 学 旅 行 ビザ 緩 和 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 ビジット ジャパン 事 業 指 定 ダミー 国 土 交 通 省 観 光 白 書 より 筆 者 作 成 年 次 ダミー 筆 者 作 成 ( 筆 者 作 成 ) 19

20 第 3 項 推 定 結 果 と 解 釈 推 定 結 果 と 基 本 統 計 量 は 以 下 のとおりである ( 表 7 表 8 参 照 ) ( 表 7) 分 析 1 の 推 定 結 果 変 数 名 係 数 標 準 誤 差 Z 値 P 値 日 本 からの 距 離 *** 国 地 域 別 GDP *** 国 地 域 別 人 口 *** 為 替 レート 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー *** 修 学 旅 行 ビザ 免 除 ダミー *** 修 学 旅 行 ビザ 緩 和 ダミー *** ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー ビジット ジャパン 事 業 指 定 ダミー *** 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー * 年 ダミー 年 ダミー *** 切 片 R²= Waldχ ²= *** *:10% 有 意 **:5% 有 意 ***:1% 有 意 ( 筆 者 作 成 ) ( 表 8) 分 析 1 の 基 本 統 計 量 変 数 名 平 均 標 準 誤 差 中 央 値 標 準 偏 差 分 散 最 小 最 大 合 計 標 本 数 訪 日 外 国 人 数 E 日 本 からの 距 離 国 地 域 別 GDP E E 国 地 域 別 人 口 為 替 レート 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー 修 学 旅 行 ビザ 免 除 ダミー 修 学 旅 行 ビザ 緩 和 ダミー ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー ビジット ジャパン 事 業 指 定 ダミー 年 次 ダミー(2002~2011 年 ) ( 筆 者 作 成 ) 日 本 政 府 が 行 なっている 政 策 についての 変 数 は ワーキングホリデービザ 発 給 ダミーを 除 き 全 て 正 に 有 意 となった このことから 短 期 滞 在 ビザを 免 除 した 国 地 域 や 修 学 旅 行 ビザの 免 除 緩 和 をした 国 地 域 ほど 訪 日 外 国 人 が 増 加 すると 解 釈 できる また ビジット ジャパン 事 業 で 重 点 市 場 としてプロモーションを 行 なった 国 地 域 ほど 訪 日 外 国 人 が 増 加 すると 解 釈 できる 20

21 一 方 で ワーキングホリデービザの 発 給 に 関 しては 有 意 とはならなかった これは ワーキング ホリデービザの 発 給 は 青 少 年 の 健 全 な 育 成 という 目 的 からくる 年 齢 制 限 や 発 給 枠 の 制 限 などの 理 由 により 訪 日 外 国 人 の 増 加 にはつながってはいないのではないかと 解 釈 した 出 国 元 の 国 と 地 域 特 有 の 影 響 をコントロールする 変 数 は 日 本 からの 距 離 と 国 地 域 別 GDP が それぞれ 負 に 有 意 正 に 有 意 と 予 想 通 りの 結 果 になった その 一 方 で 国 地 域 別 人 口 は 負 に 有 意 為 替 レートは 有 意 とはならなかった 国 地 域 別 人 口 の 推 定 結 果 については 人 口 が 少 ない 国 ほど 訪 日 外 国 人 が 増 加 すると 解 釈 できるが これを 国 地 域 別 GDP の 推 定 結 果 とあわ せて 考 えた 場 合 人 口 が 少 なく GDP が 多 い 国 とはヨーロッパなどの 所 得 の 高 い 国 となり こう いった 国 からの 訪 日 外 国 人 の 影 響 を 捉 えているのではないかと 考 えた 為 替 レートについては 2002 年 から 2011 年 にかけて 徐 々に 円 高 が 進 む 一 方 で 訪 日 外 国 人 数 は 伸 びてきたという 事 実 が あり 今 回 の 推 定 で 有 意 とはならなかったのだと 考 えた 年 次 ダミーについては 2009 年 ダミーと 2011 年 ダミーが 負 に 有 意 となった これは 2009 年 には 新 型 インフルエンザの 流 行 やリーマンショックに 端 を 発 する 世 界 経 済 の 低 迷 があり また 2011 年 には 東 日 本 大 震 災 福 島 第 1 原 発 事 故 が 発 生 したことが 影 響 を 与 えているのではないかと 考 え た これらの 推 定 結 果 の 解 釈 から 訪 日 外 国 人 の 増 加 のためには 短 期 滞 在 ビザの 免 除 などの 政 策 を 推 進 すると 良 いという 示 唆 が 得 られるが しかし 一 方 で 極 端 なビザの 緩 和 や 免 除 は 好 ましくな い 外 国 人 の 入 国 につながり 日 本 の 安 全 を 損 なう 恐 れがある 近 年 不 法 残 留 者 の 数 は 毎 年 一 万 人 規 模 で 減 少 しているものの 今 後 のビザ 緩 和 や 免 除 を 行 うにあたり その 増 加 の 要 因 分 析 をし ておくことはビザ 緩 和 免 除 の 今 後 を 考 えるうえで 有 益 であると 考 える この 問 題 に 対 して 本 稿 では 次 の 分 析 2 で 訪 日 外 国 人 の 不 法 残 留 者 増 加 の 要 因 について 分 析 を 行 い 安 全 な 日 本 の 実 現 に 向 けた 政 策 提 言 を 行 う 第 2 節 分 析 2: 不 法 残 留 者 増 加 の 要 因 分 析 第 1 項 分 析 2 の 概 要 日 本 での 不 法 残 留 者 の 増 加 にビザが 影 響 を 与 えるのかについてみるために 本 分 析 では 不 法 残 留 者 の 増 加 要 因 について 分 析 を 行 う 被 説 明 変 数 には 法 務 省 の 公 表 している 国 地 域 別 の 不 法 残 留 者 数 を 用 いる 説 明 変 数 には 日 本 政 府 が 行 っている 政 策 についての 3 変 数 出 国 元 の 国 と 地 域 特 有 の 影 響 をコントロールする 6 変 数 各 年 度 の 事 象 についてコントロールするための 年 次 のダミー 変 数 を 用 いる 21

22 法 務 省 が 公 表 している 不 法 残 留 者 のデータは 不 法 残 留 者 の 多 い 10 か 国 地 域 に 限 定 されるた め 本 分 析 は 10 か 国 地 域 の 2002 年 ~2011 年 のデータを 用 いたパネルデータ 分 析 を 行 う 分 析 は 変 量 効 果 モデルによる 分 析 を 行 った 6 以 下 にモデル 式 及 び 変 数 名 について 述 べる ただし β0 ~ 18 は 推 定 されるパラメータ u は 誤 差 項 である モデル 式 Yit=β0+β1X1i+β2X2it+β3X3it+β4X4it+β5X5it+β6X6it +β7d1it+β8d2it+β9d3it+β10d4t +β11d5t+β12d6t+β13d7t+β14d8t+β15d9t+β16d10t+β17d11t+β18d12t +u 変 数 Yit: 国 地 域 別 不 法 残 留 者 数 X1i: 日 本 からの 距 離 X2it: 国 地 域 別 GDP X3it: 国 地 域 別 人 口 X4it: 為 替 レート X5it: 国 地 域 別 失 業 率 X6it: 国 地 域 別 平 均 寿 命 D1it: 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー D2it:ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー D3it: 刑 事 共 助 条 約 ダミー D4t ~D12t:2003 年 ~2011 年 の 年 次 ダミー (i=1~10 t=2002~2011) 6 固 定 効 果 モデルと 最 小 二 乗 法 モデルによる 分 析 も 検 討 した その 際 最 小 二 乗 法 モデルとの 比 較 では Breusch-Pagan Lagrange multiplier 検 定 により 変 量 効 果 モデルが 採 択 され 固 定 効 果 モデルとの 比 較 では Hausman 検 定 で 変 量 効 果 モデルが 採 択 されたため 変 量 効 果 モデルによる 分 析 を 行 った 22

23 第 2 項 変 数 選 択 以 下 本 分 析 で 用 いる 変 数 について 述 べる 日 本 政 府 が 行 っている 政 策 についての 変 数 7 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー 政 府 が 短 期 滞 在 ビザの 免 除 措 置 をとると 訪 日 外 国 人 が 増 加 する 一 方 で オーバーステイなど による 不 法 残 留 者 増 加 に 結 びついてしまう 恐 れがあると 考 えられる この 変 数 は 短 期 滞 在 ビザを 免 除 している 場 合 は 1 していない 場 合 は 0 とした ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー ワーキングホリデー 制 度 では 日 本 での 認 められる 活 動 の 自 由 度 が 高 く ほかのビザに 比 べ 容 易 に 就 労 ができ 日 本 での 生 活 が 定 着 しやすいため 不 法 残 留 などにも 悪 用 される 恐 れもあると 考 える この 変 数 はワーキングホリデービザを 発 給 している 場 合 は 1 していない 場 合 は 0 とした 刑 事 共 助 条 約 ダミー この 変 数 は 日 本 が 2006 年 から 韓 国 と 2008 年 から 中 国 と 結 んでいる 刑 事 共 助 条 約 についてあ らわす 変 数 である この 刑 事 共 助 条 約 とは 相 手 国 の 請 求 に 基 づく 刑 事 手 続 について 捜 査 共 助 の 実 施 を 条 約 上 の 義 務 とすることにより 捜 査 共 助 の 一 層 確 実 な 実 施 を 期 するとともに 捜 査 共 助 の 実 施 のための 連 絡 を 外 交 当 局 間 ではなく 条 約 が 指 定 する 中 央 当 局 間 で 直 接 行 うことにより 事 務 処 理 の 合 理 化 迅 速 化 を 図 るものである この 条 約 により 訪 日 外 国 人 犯 罪 者 の 情 報 管 理 が 円 滑 化 し 不 法 残 留 者 数 が 減 少 すると 考 えられる この 変 数 は 相 手 国 地 域 と 日 本 が 条 約 を 締 結 している 場 合 は 1 していない 場 合 は 0 とした 出 国 元 の 国 と 地 域 特 有 の 影 響 をコントロールする 変 数 日 本 からの 距 離 この 変 数 は 日 本 と 相 手 国 地 域 の 首 都 間 の 距 離 を 表 す 変 数 であり 距 離 が 短 いほど 渡 航 費 用 が 安 く 済 み 時 間 もかからないため 不 法 残 留 者 が 増 えると 考 える 国 地 域 別 GDP この 変 数 は 相 手 国 地 域 の GDP を 表 す 変 数 であり GDP が 小 さい 国 の 人 のほうが 豊 かな 日 本 での 就 労 を 希 望 するため 不 法 残 留 者 が 増 えると 考 える 国 地 域 別 人 口 この 変 数 は 相 手 国 地 域 の 人 口 を 表 す 変 数 であり 人 口 が 多 い 国 のほうが 労 働 力 も 多 く その 国 の 人 が 就 労 のため 来 日 し 不 法 残 留 者 となるケースが 多 いのではないかと 考 える 7 今 回 分 析 1 で 選 択 した 修 学 旅 行 ビザ 免 除 ダミー 修 学 旅 行 ビザ 発 給 ダミー ビジット ジャパン 事 業 は 変 数 として 選 択 し なかった その 理 由 として 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 についてはその 対 象 は 相 手 国 地 域 の 小 中 高 校 生 と 引 率 教 師 となっており 修 学 旅 行 が 不 法 残 留 の 要 因 にはならないと 考 えたためであり ビジット ジャパン 事 業 については 当 事 業 が 観 光 プロモーション 中 心 の 事 業 であり 不 法 残 留 の 要 因 にはならないと 考 えたからである 23

24 為 替 レート この 変 数 は 相 手 国 地 域 で 使 用 されている 通 貨 と 日 本 円 を 比 べた 時 の 1 円 の 価 値 をみた 変 数 で ある 円 高 になるほど 日 本 で 得 た 収 入 が 自 国 通 貨 換 算 で 多 くなるため 不 法 残 留 者 が 多 くなると 考 える 国 地 域 別 失 業 率 この 変 数 は 相 手 国 地 域 での 失 業 率 を 表 す 変 数 である 自 国 での 失 業 率 が 高 い 国 ほど 国 外 で の 労 働 を 望 む 人 が 多 くなり 就 労 などを 目 的 として 日 本 で 不 法 残 留 してしまう 外 国 人 が 多 くなる のではないかと 考 える 国 地 域 別 平 均 寿 命 この 変 数 は 相 手 国 地 域 での 平 均 寿 命 を 表 す 変 数 である 平 均 寿 命 はその 国 の 医 療 衛 生 水 準 を 表 す 変 数 としても 用 いられるほか 近 年 では EU などで 貧 困 を 示 す 指 標 の 一 部 として 用 いられ ている 自 国 での 平 均 寿 命 が 短 い 国 ほど 豊 かな 日 本 での 生 活 を 望 む 人 が 多 くなり 日 本 で 不 法 残 留 者 が 多 くなるのではないかと 考 える 年 次 ダミー 各 年 度 の 事 象 についてコントロールするために 年 次 ダミーを 加 えた その 年 に 不 法 残 留 者 の 摘 発 が 進 んだり 災 害 や 伝 染 病 が 増 えたりすると 不 法 残 留 者 数 が 減 ると 考 えられる 以 下 変 数 の 出 所 についてまとめた ( 表 9 参 照 ) ( 表 9) 変 数 の 出 所 変 数 名 出 所 被 説 明 変 数 不 法 残 留 者 数 法 務 省 本 邦 における 不 法 残 留 者 数 について 平 成 14~23 年 度 説 明 変 数 日 本 からの 距 離 Google mapより 筆 者 作 成 国 地 域 別 GDP Penn world table 国 地 域 別 人 口 Penn world table 為 替 レート Penn world tableより 筆 者 作 成 各 国 別 失 業 率 IMF Economic Outlook Database 各 国 別 平 均 寿 命 IMF Economic Outlook Database 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 ビザ( 査 証 ) より 筆 者 作 成 刑 事 共 助 条 約 ダミー 外 務 省 HP 条 約 データ 検 索 より 筆 者 作 成 年 次 ダミー 筆 者 作 成 ( 筆 者 作 成 ) 24

25 第 3 項 推 定 結 果 と 解 釈 推 定 結 果 と 基 本 統 計 量 は 以 下 のとおりである ( 表 10 表 11 参 照 ) ( 表 10) 分 析 2 の 推 定 結 果 変 数 名 係 数 標 準 誤 差 Z 値 P 値 日 本 からの 距 離 *** 国 地 域 別 GDP 国 地 域 別 人 口 *** 為 替 レート 国 地 域 別 平 均 寿 命 *** 国 地 域 別 失 業 率 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー *** 刑 事 共 助 条 約 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー 年 ダミー ** 年 ダミー *** 年 ダミー *** 切 片 R²= Waldχ ²=346.97(***) *:10% 有 意 **:5% 有 意 ***:1% 有 意 ( 筆 者 作 成 ) ( 表 11) 分 析 2 の 基 本 統 計 量 変 数 名 平 均 標 準 偏 差 最 小 最 大 合 計 標 本 数 不 法 残 留 者 数 日 本 からの 距 離 国 地 域 別 GDP E 国 地 域 別 人 口 為 替 レート 各 国 別 失 業 率 各 国 別 平 均 寿 命 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー ワーキングホリデービザ 発 給 ダミー 刑 事 共 助 条 約 ダミー 年 次 ダミー(2003~2011 年 ) ( 筆 者 作 成 ) 日 本 政 府 が 行 っている 政 策 に 関 する 変 数 は 短 期 滞 在 ビザ 免 除 ダミー 刑 事 共 助 条 約 ダミーが 有 意 でなく ワーキングホリデービザ 発 給 ダミーが 正 に 有 意 となった ワーキングホリデービザ 発 25

26 給 ダミーが 正 に 有 意 となったことについてはワーキングホリデービザが 悪 用 されやすいビザであ るからではないかと 考 えた 実 際 にワーキングホリデー 制 度 を 悪 用 したブローカーの 存 在 も 指 摘 されている このような 悪 用 が 多 いため ワーキングホリデービザを 発 給 すると 不 法 残 留 者 が 増 えると 解 釈 した 出 国 元 の 国 と 地 域 特 有 の 影 響 をコントロールする 変 数 については 日 本 からの 距 離 と 国 地 域 別 平 均 寿 命 が 負 に 有 意 国 地 域 別 人 口 が 正 に 有 意 国 地 域 別 GDP 為 替 レート 国 地 域 別 失 業 率 が 有 意 ではないという 結 果 となっている 年 次 ダミーについては 2009 年 ダミー 2010 年 ダミー 2011 年 ダミーが 負 に 有 意 となった こ れは 不 法 残 留 者 の 摘 発 が 進 み 特 にこの 3 年 間 にその 効 果 が 出 ているのではないかと 考 えた 第 3 節 外 務 省 外 国 人 課 への 聞 き 取 り 調 査 分 析 1 分 析 2 と 並 行 して ビザ 政 策 の 担 当 部 署 である 外 務 省 外 国 人 課 の 方 への 聞 き 取 り 調 査 を 指 導 教 官 である 赤 井 伸 郎 教 授 を 通 じて 行 った この 調 査 では 現 状 のビザ 制 度 の 決 定 プロセスな どの 現 在 行 われているビザ 制 度 についての 質 問 を 行 った まずビザ 制 度 の 決 定 プロセスがどの ようなかたちのものなのかという 質 問 では ビザ 制 度 の 決 定 プロセスは 非 公 開 であり 法 務 省 な どとの 連 携 のもと 関 係 者 会 議 で 議 論 して 決 定 がなされているという 回 答 を 得 た またこれらの 会 議 資 料 は 探 せば 見 つかるかもしれないが 整 理 されて 公 表 されているものはないとのことだっ た ビザ 緩 和 をしながら 不 法 残 留 を 減 らす 工 夫 としてどのような 取 り 組 みをされているのかとい う 質 問 では 連 動 して 実 施 されるようなものはない 一 方 で 工 夫 は 随 時 行 っているという 回 答 を 得 た 今 後 の 中 国 や 東 南 アジアへのビザ 緩 和 以 外 にほかの 地 域 へのビザ 緩 和 の 検 討 がなされてい るのかという 質 問 では このことについては 公 表 できないという 回 答 を 得 た これらのことから 現 行 のビザ 制 度 では 法 務 省 などの 関 係 機 関 との 連 携 のもと 工 夫 をしながら ビザの 免 除 緩 和 に 臨 んでいるということが 確 認 できた 一 方 で 聞 き 取 り 調 査 の 全 体 を 通 じて ビザ 制 度 に 関 して 資 料 が 整 理 されていないことや 非 公 開 であることなど 国 民 の 視 点 からは 少 し 遠 い 制 度 運 用 をされている 印 象 を 受 けた 26

27 第 4 章 政 策 提 言 第 1 節 政 策 提 言 の 方 向 性 本 稿 では 国 地 域 別 のパネルデータを 用 いて 訪 日 外 国 人 が 日 本 を 訪 れる 要 因 について また 同 様 に 国 地 域 別 のパネルデータを 用 いて 不 法 残 留 者 が 増 加 する 要 因 について 2 つの 回 帰 分 析 を 行 った そして そこにビザ 免 除 緩 和 ダミーを 入 れることで ビザ 免 除 緩 和 の 効 果 をみた その 結 果 訪 日 外 国 人 が 増 加 する 要 因 として 1 短 期 滞 在 ビザが 免 除 されていること 2GDP が 大 きいこと 3 人 口 が 少 ないこと 4 日 本 との 距 離 が 近 いこと 5ビジット ジャパン 事 業 の 重 点 市 場 対 象 国 地 域 であること 6 修 学 旅 行 ビザの 免 除 緩 和 をしていることがあり それら がより 推 進 される もしくは 高 まるほど 訪 日 外 国 人 が 増 加 することが 分 かった また 不 法 残 留 者 が 増 加 する 要 因 として 1 人 口 が 多 いこと 2 日 本 との 距 離 が 近 いこと 3 平 均 寿 命 が 短 い こと 4ワーキングホリデービザを 発 給 していることがあり それらがより 推 進 される もしく は 高 まるほど 不 法 残 留 者 が 増 加 することが 分 かった この 結 果 を 踏 まえ 日 本 の 安 全 を 維 持 しつつ 外 国 との 交 流 を 推 進 し 外 国 の 活 力 を 日 本 に 取 り 込 む というビジョンの 実 現 のために 以 下 のビザに 関 する 政 策 提 言 を 行 う Ⅰ.ビザ 免 除 対 象 国 の 拡 大 Ⅱ.ワーキングホリデー 制 度 の 見 直 し Ⅲ.ビジット ジャパン 事 業 の 推 進 並 びに 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 修 学 旅 行 商 品 の 売 込 第 2 節 政 策 提 言 第 1 項 ビザ 免 除 対 象 国 の 拡 大 より 他 国 との 交 流 を 増 やし 訪 日 外 国 人 を 増 加 させるために 分 析 の 結 果 より 現 在 対 象 とされ ている 国 地 域 よりさらに 広 範 にビザ 免 除 国 地 域 を 増 やしていくことを 提 言 する 分 析 1の 結 果 より 訪 日 外 国 人 を 増 加 させるのに 短 期 滞 在 ビザ 免 除 が 有 効 であると 分 かった 27

28 そのため 本 稿 ではまず 第 一 の 政 策 提 言 として 短 期 滞 在 ビザ 免 除 国 地 域 の 拡 大 を 提 言 する 現 行 のビザ 免 除 国 地 域 を 今 後 さらに 拡 大 していくことで 訪 日 外 国 人 が 増 え 日 本 と 外 国 との 交 流 が 活 発 になると 考 えられる 一 方 で 分 析 2 の 結 果 より 不 法 滞 在 の 要 因 として 相 手 国 地 域 が 日 本 からの 距 離 が 近 いこ と 人 口 が 多 いこと 平 均 寿 命 が 短 いことがあると 分 かった そのため ビザ 免 除 国 地 域 を 決 定 する 際 にはこれらの 要 因 について 留 意 し ビザの 免 除 を 進 めていくべきであると 考 える 第 2 項 ワーキングホリデー 制 度 の 見 直 し 第 二 の 提 言 として 他 国 と 交 流 を 増 やしつつ 安 全 な 日 本 を 維 持 していくために 現 在 行 われ ているワーキングホリデー 制 度 の 見 直 しを 提 言 する ワーキングホリデー 制 度 に 関 する 現 行 制 度 の 詳 細 ワーキングホリデー 制 度 は 1980 年 にオーストラリアとの 間 で 開 始 されたことに 始 まった そ して 現 在 は ニュージーランド カナダ 韓 国 フランス ドイツ イギリス アイルランド デンマーク 台 湾 香 港 ノルウェーとの 間 で 行 われている 政 府 はこれらの 国 地 域 に 対 し ワーキングホリデービザを 発 給 しているのだが その 年 間 の 発 給 枠 には 制 限 があり カナダは 6,500 人, 日 韓 は 10,000 人, 日 仏 は 1,500 人, 日 英 は 1,000 人, 日 アイルランドは 400 人, 日 台 は 2,000 人, 日 香 港 は 250 人 と 定 まっている 特 に 韓 国 について 取 り 上 げると 1999 年 当 初 は 発 給 枠 を 1000 人 としていたが 韓 国 側 からの 申 請 の 急 増 に 伴 い 2012 年 には 人 となった 経 緯 がある このことから 発 給 枠 の 見 直 し 増 加 が 随 時 検 討 されていることがわかる ( 表 12 参 照 ) ( 表 12) 日 韓 ワーキングホリデー 査 証 発 給 枠 1999 年 1000 人 の 枠 で 開 始 2002 年 1800 人 に 枠 拡 大 2006 年 3600 人 に 枠 拡 大 2009 年 7200 人 に 枠 拡 大 2012 年 人 に 枠 拡 大 ( 資 料 出 所 : 外 務 省 HP 日 韓 ワーキングホリデー 制 度 より 筆 者 作 成 ) また このビザには 18 歳 ~30 歳 の 者 にのみ 発 給 するという 年 齢 制 限 があり 滞 在 期 間 は 1 年 間 ( 国 によっては 2 年 間 )である さらに ワーキングホリデー 制 度 では 就 学 だけでなく 専 門 性 のない 就 労 も 認 められる しかし 一 方 で 利 用 者 が 低 賃 金 労 働 力 として 利 用 されやすいとも 言 わ れている さらに 平 成 24 年 観 光 立 国 推 進 基 本 計 画 によると 政 府 は 青 少 年 の 国 際 交 流 の 手 段 として ワー キングホリデー 制 度 を 既 存 の 11 カ 国 地 域 から 拡 大 することを 検 討 している 28

29 政 策 提 言 Ⅱ 分 析 1 より ワーキングホリデー 制 度 を 導 入 することは 訪 日 外 国 人 を 増 加 させるのに 影 響 を 与 えないと 分 かった その 理 由 としては ワーキングホリデービザ 発 給 において 年 齢 制 限 がある こと 発 給 制 限 があること 等 発 給 の 範 囲 が 限 られることが 考 えられる さらに 分 析 2 より ワーキングホリデー 制 度 は 不 法 残 留 者 を 増 加 させる 要 因 となることが 分 かった ワーキングホリ デー 制 度 を 利 用 する 際 は 旅 行 就 学 就 労 と 幅 広 い 範 囲 の 行 動 が 認 められており 大 変 自 由 度 が 高 い 加 えて 滞 在 期 間 が 短 期 滞 在 ビザなどより 長 いため 不 法 残 留 者 の 取 り 締 まりが 難 しくな っているとも 考 えられる このような 理 由 から ワーキングホリデー 制 度 が 悪 用 され 不 法 残 留 者 の 増 加 につながっている 可 能 性 がある しかしながら ワーキングホリデー 制 度 の 目 的 である 青 少 年 の 国 際 交 流 の 手 段 としての 役 割 は 今 後 開 かれた 日 本 を 目 指 していき 人 材 を 育 成 してい く 上 で 必 要 であると 思 われる これらのことから 本 稿 では 政 策 提 言 として ワーキングホリデー 制 度 を 見 直 すことを 提 言 す る 具 体 的 には 今 後 制 度 を 導 入 する 国 地 域 の 選 定 を 慎 重 に 行 う 際 と 現 行 で 認 めている 国 地 域 との 制 度 の 存 続 について 検 討 する 際 ワーキングホリデービザの 発 給 枠 を 増 加 させる 際 には 相 手 国 の 現 状 を 鑑 みて 検 討 をする 必 要 がある 特 に 不 法 残 留 者 を 増 加 させる 要 因 である 日 本 か らの 距 離 が 近 いこと 人 口 が 多 いこと 平 均 寿 命 が 短 いことが 該 当 する 国 に 対 しては ワーキン グホリデービザの 発 給 には 慎 重 を 期 するべきであると 考 える また 上 記 の 要 因 があるにもかか わらず 現 在 多 くのワーキングホリデービザが 発 給 されている 場 合 発 給 枠 を 減 少 させるべきで ある また ワーキングホリデービザの 発 給 枠 の 増 加 を 要 求 された 場 合 相 互 的 な 制 度 である 以 上 日 本 からの 利 用 率 も 考 慮 に 入 れてその 増 加 の 可 否 を 検 討 する 措 置 を 取 ることを 提 言 する 第 3 項 ビジット ジャパン 事 業 の 推 進 並 びに 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 修 学 旅 行 商 品 の 売 込 第 三 の 提 言 として より 他 国 との 交 流 を 増 やし 訪 日 外 国 人 を 増 加 させるために 現 行 のビザ 免 除 緩 和 の 方 法 の 中 で 分 析 の 結 果 より 有 効 であるとわかった 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 を 積 極 的 に 進 めていくことを 提 言 する さらに 訪 日 外 国 人 を 増 加 させるのに 有 効 であると 分 かったビ ジット ジャパン 事 業 を 推 進 することも 提 言 する 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 の 手 段 に 関 する 現 行 制 度 の 詳 細 修 学 旅 行 ビザについて 2004 年 3 月 に 韓 国 へ 免 除 2004 年 9 月 に 中 国 へ 免 除 台 湾 へは 緩 和 がなされている 現 状 では それ 以 外 の 国 々へは 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 はされていない この 中 でも 特 に 中 国 では 修 学 旅 行 をするという 文 化 がないために 中 国 への 修 学 旅 行 ビザ 免 除 の 導 入 にあたって 外 務 省 は 中 国 に 対 し 修 学 旅 行 の 対 象 範 囲 定 義 を 指 定 し 在 留 資 格 を 30 日 間 の 短 期 滞 在 と 定 めている 手 続 きとしては 修 学 旅 行 を 行 う 学 校 の 校 長 が 在 中 華 人 民 共 和 29

30 国 日 本 大 使 館 又 は 総 領 事 館 に 学 校 長 の 書 簡 名 簿 旅 程 表 を 提 出 し 大 使 館 又 は 総 領 事 館 が 書 類 提 出 のあった 学 校 に 対 して 調 査 を 行 い 免 除 の 対 象 に 適 当 であるかどうかは 公 館 長 が 判 断 を 行 う ビジット ジャパン 事 業 の 現 状 ビジット ジャパン 事 業 では 近 年 JNTO( 日 本 政 府 観 光 局 ) 海 外 事 務 所 が 中 心 となって 在 外 公 館 及 び 現 地 における 日 本 関 係 機 関 の 拠 点 等 との 連 携 協 力 を 強 化 しつつ 重 点 市 場 に 対 し 訪 日 旅 行 の 海 外 プロモーション( 出 展 事 業 イベント)を 実 施 している 2013 年 度 のプロモーション 事 業 でも 市 場 別 のプロモーション 方 針 に 基 づき 絞 り 込 んだターゲット 層 に 対 する 働 きかけを 実 施 している 修 学 旅 行 に 関 しては 2012 年 決 定 の 観 光 立 国 推 進 基 本 計 画 によると 政 府 は 訪 日 教 育 旅 行 の 促 進 として 若 年 層 の 交 流 拡 大 による 国 際 相 互 理 解 の 増 進 学 校 における 実 践 的 な 国 際 理 解 協 力 の 推 進 や 地 域 活 性 化 に 役 立 ち 修 学 旅 行 で 日 本 を 訪 れた 学 生 は 将 来 リピーターになり うると 期 待 している そこで 海 外 の 教 育 関 係 者 の 招 聘 訪 日 教 育 旅 行 に 関 するセミナーの 開 催 等 を 積 極 的 に 推 進 するとしている 政 策 提 言 Ⅲ 分 析 1 の 結 果 より 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 を 行 うことは 訪 日 外 国 人 が 増 加 することに 寄 与 することが 分 かる 本 稿 では 第 三 の 政 策 提 言 として 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 の 対 象 国 の 拡 大 を 行 い ビジット ジャパン 事 業 の 一 環 としてそれと 連 動 した 修 学 旅 行 商 品 の 売 込 を 提 言 する ( 図 5 参 照 ) 修 学 旅 行 ビザを 免 除 緩 和 する 効 果 は 短 期 的 に 修 学 旅 行 生 が 日 本 に 訪 れ 訪 日 外 国 人 数 が 伸 びるというものだけではない 修 学 旅 行 生 という 若 い 学 生 達 が 数 多 く 日 本 に 訪 れることは 若 く 先 入 観 のない 視 点 から 日 本 の 文 化 を 知 ってもらえるため 相 手 国 地 域 との 交 流 を 深 めるには 有 効 であると 考 える さらに 長 期 的 に 見 て 若 い 世 代 であるので 年 をとってからも 日 本 に 再 訪 する 可 能 性 が 高 く 将 来 訪 日 外 国 人 数 が 増 加 することに 寄 与 すると 考 えられる 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 の 対 象 国 を 増 やすことで さらなる 訪 日 外 国 人 増 加 を 見 込 むことが 出 来 る さらに ビジット ジャパン 事 業 に 盛 り 込 まれている 修 学 旅 行 に 関 する 政 策 をさらに 強 化 し 国 地 域 によっては 修 学 旅 行 を 行 うという 文 化 がないことも 考 慮 して より 詳 細 な 修 学 旅 行 の 商 品 化 を 進 め 売 り 込 むことを 提 言 する 具 体 的 な 提 言 内 容 は 1 外 務 省 と 観 光 庁 法 務 省 の 連 携 のもと 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 を 伴 った 修 学 旅 行 のガイドラインを 作 成 すること 2ビザ 免 除 緩 和 に 連 動 した 修 学 旅 行 商 品 を 日 本 の 民 間 企 業 が 企 画 し 販 売 できるように 観 光 庁 JNTO が 後 押 しすること 3 教 育 関 係 者 海 外 の 旅 行 代 理 店 へ 修 学 旅 行 という 文 化 を PR し 根 付 かせるこ とをビジット ジャパン 事 業 に 加 えることである 今 回 ビジット ジャパン 事 業 の 一 環 として 訪 日 修 学 旅 行 の PR を 提 言 する 理 由 は 分 析 1 より ビジット ジャパン 事 業 を 進 めることは 訪 日 外 国 人 を 増 加 させることが 分 かったことと 現 行 の ビジット ジャパン 事 業 の 訪 日 教 育 旅 行 振 興 事 業 において 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 に 関 すること が 盛 り 込 まれていないということの 2 点 である 分 析 1 より ビジット ジャパン 事 業 は 訪 日 観 30

31 光 客 を 増 加 させるのに 効 果 があると 言 え これからも 進 めていくのに 値 する 政 策 だと 考 えられる しかし 現 行 のビジット ジャパン 事 業 内 容 には 日 本 への 修 学 旅 行 誘 致 は 盛 り 込 まれているものの 現 行 の 韓 国 中 国 台 湾 への 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 と 連 動 した 事 業 内 容 PR は 盛 り 込 まれてい ない そういった 現 状 に 対 して 修 学 旅 行 を 各 国 に 応 じて 定 義 し 政 府 の 目 指 すオールジャパン による 訪 日 観 光 強 化 の 一 環 として 修 学 旅 行 を 日 本 の 民 間 企 業 が 企 画 できるよう 後 押 しするべき であると 考 える そして 修 学 旅 行 をするという 文 化 がない 国 の 人 であっても 学 校 が 単 位 とな って 団 体 で 旅 行 すると ビザの 手 続 きなく 日 本 を 旅 行 できるということを 現 地 の 教 育 関 係 者 と 旅 行 代 理 店 を 通 じて 学 生 と 教 員 に 広 く 知 ってもらうことにより 訪 日 旅 行 の 需 要 を 喚 起 させること が 出 来 ると 考 えた 以 下 に 具 体 的 施 策 の 詳 細 について 述 べる ビザ 免 除 緩 和 を 伴 った 修 学 旅 行 のガイドラインの 作 成 修 学 旅 行 とは 日 本 では 深 く 根 付 いた 文 化 であるが 海 外 では 学 生 が 教 員 に 伴 われて 集 団 で 旅 行 するという 文 化 がなかったり 日 本 とは 異 なった 形 態 で 行 われていたりする 可 能 性 がある そ のため さらに 他 の 国 地 域 へ 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 を 拡 大 していくには 修 学 旅 行 とは 何 か を 明 確 に 定 義 し 受 け 入 れを 進 める 必 要 がある そこで ビザ 免 除 緩 和 の 取 り 決 めを 行 う 外 務 省 ビジット ジャパン 事 業 に 基 づいて 修 学 旅 行 生 を 増 やそうとしている 観 光 庁 そして 入 国 の 手 続 きを 決 定 している 法 務 省 が 積 極 的 に 連 携 して 修 学 旅 行 のガイドラインを 作 成 することを 提 言 する ガイドラインとは 日 本 が 中 国 の 修 学 旅 行 の 呼 び 込 みに 対 し 作 成 したものを 参 考 に これから 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 を 拡 大 していく 各 国 地 域 の 事 情 に 応 じて 作 成 していくものである ガ イドラインに 記 載 する 事 項 としては 日 本 政 府 がその 国 地 域 において 想 定 する 修 学 旅 行 につい ての 定 義 日 本 へ 入 国 の 際 どのような 動 きで 入 国 手 続 きを 行 うのかなどである 民 間 企 業 による 修 学 旅 行 商 品 の 企 画 販 売 の 振 興 訪 日 教 育 旅 行 を 推 進 する 取 り 組 みの 現 状 としては 観 光 庁 は 海 外 の 教 育 関 係 者 の 招 へい 訪 日 教 育 旅 行 に 関 するセミナーの 開 催 を 行 うことを 検 討 している しかしその 方 法 では 訪 日 修 学 旅 行 を 考 えている 学 校 関 係 者 のみしか 情 報 が 伝 わらず 訪 日 修 学 旅 行 を 考 えていない 潜 在 的 な 旅 行 者 に 対 しては PR が 出 来 ない さらに 訪 日 修 学 旅 行 商 品 のない 現 状 では 修 学 旅 行 について 企 画 手 配 するのは 教 育 関 係 者 であり 一 から 旅 行 を 考 えることになるため 負 担 も 大 きい 一 方 ビジ ット ジャパン 事 業 で 訪 日 教 育 旅 行 を 進 めていくというものの 外 国 人 一 般 に 向 け 広 く 旅 行 商 品 を 企 画 提 案 している 日 本 の 旅 行 会 社 などは 表 立 って 見 られない そこで 日 本 の 旅 行 会 社 が 訪 日 修 学 旅 行 を 旅 行 商 品 のひとつとして 商 品 化 し 海 外 の 教 育 関 係 者 や 旅 行 小 売 店 全 般 に 売 り 出 し 観 光 庁 がそのような 日 本 の 旅 行 会 社 に 対 し 積 極 的 な 協 力 や PR の 場 を 提 供 してバックアップしていくことを 提 言 する これにより 訪 日 修 学 旅 行 を 考 えている 教 育 関 係 者 は 旅 行 企 画 を 一 からする 必 要 がなくなり 負 担 が 軽 減 することから 日 本 へ 修 学 旅 行 をするインセンティブが 増 加 する また 旅 行 企 画 販 売 者 が 日 本 の 旅 行 会 社 であるため 官 民 一 体 のオールジャパンによる 訪 日 観 光 を 目 指 している 観 光 庁 の 政 策 目 標 にも 沿 う 形 となる 31

32 この 修 学 旅 行 商 品 は その 国 地 域 や 学 校 の 状 況 や 要 望 にも 応 えていくために 随 時 修 学 旅 行 を 行 った 学 校 からフィードバックを 得 ることとする その 結 果 を 観 光 庁 と 民 間 企 業 が 共 有 しつつ 訪 日 観 光 に 関 するプロモーション 活 動 や 修 学 旅 行 商 品 の 改 善 に 役 立 てていくべきである 修 学 旅 行 という 文 化 修 学 旅 行 商 品 を PR する 前 述 したとおり 修 学 旅 行 という 文 化 がない 国 地 域 にたいしては 修 学 旅 行 という 文 化 につ いて PR することが 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 を 拡 大 し 利 用 してもらう 上 で 必 要 不 可 欠 である そ のため 観 光 庁 が 主 導 し ビジット ジャパン 事 業 のプロモーション 活 動 を 行 う 際 に 現 地 の 教 育 関 係 者 旅 行 代 理 店 を 主 な 対 象 者 として 修 学 旅 行 という 文 化 と 修 学 旅 行 商 品 を PR することを 提 言 する これによって 修 学 旅 行 という 文 化 がないところにはその 存 在 を 知 ってもらい 実 施 につ いて 検 討 してもらうことができる また 修 学 旅 行 をする 文 化 がある 国 地 域 にとっても 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 に 連 動 した 修 学 旅 行 商 品 を PR することで 訪 日 外 国 人 の 増 加 につなげる 事 がで きる ( 図 5) 政 策 提 言 Ⅲのイメージ ( 筆 者 作 成 ) 32

33 おわりに 本 稿 では 日 本 の 安 全 を 維 持 しつつ 外 国 との 交 流 を 推 進 し 外 国 の 活 力 を 日 本 に 取 り 込 む と いうビジョンの 実 現 のためにビザ 緩 和 政 策 について 着 目 して 研 究 を 行 った その 上 でⅠ.ビザ 免 除 対 象 国 の 拡 大 Ⅱ.ワーキングホリデー 制 度 の 見 直 し Ⅲ.ビジット ジャパン 事 業 の 推 進 並 びに 修 学 旅 行 ビザ 免 除 緩 和 修 学 旅 行 商 品 の 売 込 について 提 案 した これらの 提 言 については 今 後 推 進 していくべきものであると 考 える これらに 加 え 今 後 のビザ 政 策 を 考 える 上 でさらなる ビザ 制 度 の 改 善 も 必 要 ではないかと 考 えた 研 究 や 聞 き 取 り 調 査 を 通 じてアメリカのビザ 制 度 に 比 べ 日 本 のビザ 制 度 が 統 一 的 でなく 国 民 から 見 えづらいものであると 感 じた ビザ 免 除 緩 和 措 置 は 条 約 ではなく 一 般 に 口 上 書 や 交 換 公 文 などという 外 交 文 書 によって 決 定 されるため 現 状 では 国 会 で 審 議 がなされないままに 決 定 がされている 機 動 的 なビザ 緩 和 政 策 がなされるた めにも 現 状 のままの 決 定 のあり 方 でも 良 いと 考 えられるが 国 会 で 審 議 されない 分 国 民 への 情 報 公 開 が 担 保 されるべきではないかと 考 える 今 後 グローバル 化 が 進 み ますますビザの 果 たすべき 役 割 は 大 きくなっていくと 考 えられるが その 上 で 情 報 公 開 がなされることこそ 国 民 が 日 本 の 外 国 との 関 わり 方 を 考 える 上 の 材 料 となり 活 発 な 議 論 がなされるために 大 切 であると 思 う 今 回 の 研 究 ではここまで 切 り 込 んだ 分 析 議 論 ができなかったが 今 後 の 研 究 において これ らのことを 課 題 として 研 究 を 進 めたいと 思 う 33

34 参 考 文 献 先 行 論 文 Xiaochu Hu (2013), Economic Benefits Associated with the Visa Waiver Program--A Difference-in-Difference Approach,Global Journal of Business Research, vol.7-1,p81-89 Yaser Lisner M. Rejesus(2012), Bilateral Trade Impacts of Temporary Foreign Visitor Policy., Review of World Economics, vol. 148 (3). p 中 澤 栄 一 (2009) 訪 日 観 光 客 数 の 決 定 要 因 : グラビティ モデルを 用 いた 誘 致 政 策 の 評 価 現 代 経 営 経 済 研 究 vol.2(3) p27-58 滕 鑑 (2010) 中 国 の 海 外 旅 行 需 要 とその 拡 大 要 因 について 訪 日 旅 行 に 関 連 して 岡 山 大 学 経 済 学 会 雑 誌 vol.42(3),p45-66 Bertoli Moraga Ortega (2011), Immigration Policies and the Ecuadorian Exodus. World Bank Economic Review, vol. 25 (1), p Liu-Farrer (2008), The Burden of Social Capital: Visa Overstaying among Fujian Chinese Students in Japan, Social Science Japan Journal, vol. 11 (2), p 参 考 文 献 春 田 哲 吉 (1977) パスポートとビザの 知 識 有 斐 閣 法 務 省 入 国 管 理 局 (2013) 第 四 次 入 国 管 理 基 本 計 画 ( アクセス 法 務 省 HP(2012) 訪 日 外 国 人 2500 万 人 時 代 の 出 入 国 管 理 行 政 検 討 会 議 会 議 資 料 ( ア クセス 外 務 省 HP(2013) ビザ( 査 証 ) ( アクセス 外 務 省 HP(2008) 刑 事 に 関 する 共 助 に 関 する 日 本 国 と 中 華 人 民 共 和 国 との 間 の 条 約 ( アクセス 外 務 省 HP(2007) 刑 事 に 関 する 共 助 に 関 する 日 本 国 と 大 韓 民 国 との 間 の 条 約 ( アクセス 観 光 庁 HP(2013) 経 済 波 及 効 果 ( アクセス 観 光 庁 HP(2006) 観 光 立 国 推 進 基 本 法 ( アクセス 観 光 庁 HP(2012) 観 光 立 国 推 進 基 本 計 画 ( アクセス 観 光 庁 HP(2013) 平 成 25 年 の 中 国 市 場 プロモーション 戦 略 34

35 ( 2013/10/27 アクセス 観 光 庁 HP(2013) オールジャパン 訪 日 プロモーション 事 業 の 実 施 について~ 外 務 本 省 及 び 在 外 公 館 等 との 連 携 を 強 化 ~ ( アクセス 国 土 交 通 省 HP(2002) グローバル 観 光 戦 略 ( アクセス 首 相 官 邸 HP(2013) 日 本 再 興 戦 略 -JAPAN is BACK- ( アクセス IMF HP(2013) World Economic Outlook Databases April 2013 ( アクセス 在 大 連 出 張 駐 在 官 事 務 所 HP 外 務 省 (2008) 修 学 旅 行 中 国 人 修 学 旅 行 生 に 対 する 査 証 免 除 措 置 の 実 施 要 領 ( 2013/10/27 アクセス 日 本 政 策 投 資 銀 行 監 査 支 店 レポート(2012) インバウンド 市 場 の 現 状 と 訪 日 リピーター 拡 大 戦 略 関 西 が 導 く 憧 れの 日 本 再 訪 の 旅 ( 2013/10/27 アクセ ス 藤 岡 伸 明 (2012) 海 外 経 験 は 役 に 立 つのか:ワーキングホリデーの 効 果 とリスクの 検 証 ( 2013/10/27 アクセス 李 政 宏 (2012) 早 稲 田 大 学 大 学 院 教 育 研 究 科 紀 要 別 冊 20 号 p 朝 日 新 聞 聞 蔵 2013 年 6 月 19 日 付 け 朝 日 新 聞 さがみ 野 1 地 方 p22 不 法 就 労 助 長 容 疑 で 送 検 県 警 国 際 捜 査 課 など/ 神 奈 川 県 ( アクセス データ 出 典 法 務 省 HP(2013) 出 入 国 管 理 統 計 ( アクセス 法 務 省 HP(2013) 統 計 に 関 するプレスリリース 不 法 残 留 者 数 平 成 14~23 年 度 ( アクセス 財 務 省 HP(2012) 国 際 収 支 の 推 移 ( 2013/10/27 アクセス 日 本 政 府 観 光 局 HP(2013) 年 別 訪 日 外 客 数 出 国 日 本 人 数 の 推 移 ( 2013/10/27 アクセス 35

36 国 土 交 通 省 HP 平 成 16,17,18,23,25 年 度 版 観 光 白 書 ( 2013/10/27 アクセス 国 土 交 通 省 観 光 白 書 平 成 16,17,18,23,25 年 度 版 外 務 省 HP(2009) 日 韓 ワーキングホリデー 制 度 ( 2013/10/27 アクセス Penn World Table, Groningen Growth and Development Centre, version8.0 ( アクセス Google map( アクセス IMF HP(2013) World Economic Outlook Databases April 2013 ( アクセス 補 足 分 析 1 の 訪 日 外 国 人 数 の 要 因 分 析 においてデータとして 使 用 した 161 の 国 地 域 は 以 下 のとお りである ( 表 13) 分 析 1 対 象 国 地 域 分 析 1 対 象 国 地 域 アンゴラ セネガル メキシコ インドネシア コモロ アルバニア シンガポール マケドニア インド カーボヴェルデ アルゼンチン シエラレオネ マリ アイルランド コスタリカ アルメニア エルサルバドル マルタ イラン キプロス アンティグア バーブーダ サントメ プリンシペ モンゴル イラク チェコ オーストラリア スリナム モザンビーク アイスランド ドイツ オーストリア スロバキア モーリタニア イスラエル ジブチ アゼルバイジャン スロベニア モーリシャス イタリア ドミニカ ブルンジ スウェーデン マラウイ ジャマイカ デンマーク ベルギー スワジランド マレーシア ヨルダン ドミニカ 共 和 国 ベナン シリア ナミビア カザフスタン エクアドル ブルキナファソ チャド ニジェール ケニア エジプト バングラデシュ トーゴ ナイジェリア キルギス スペイン ブルガリア タイ オランダ カンボジア エストニア バーレーン タジキスタン ノルウェー セントクリストファー ネーヴィス エチオピア バハマ トルクメニスタン ネパール 韓 国 フィンランド ボスニア ヘルツェゴビナ トリニダード トバゴ ニュージーランド クウェート フィジー ベラルーシ チュニジア オマーン ラオス フランス ベリーズ トルコ パキスタン レバノン ガボン ボリビア 台 湾 パナマ リベリア 英 国 ブラジル タンザニア ペルー セントルシア グルジア バルバドス ウガンダ フィリピン スリランカ ガーナ ブルネイ ウクライナ ポーランド レソト ギニア ブータン ウルグアイ ポルトガル リトアニア ガンビア ボツワナ 米 国 パラグアイ ルクセンブルク ギニアビサウ 中 央 アフリカ ウズベキスタン カタール ラトビア 赤 道 ギニア カナダ セントビンセント ルーマニア モロッコ ギリシャ スイス ベネズエラ ロシア モルドバ グレナダ チリ ベトナム ルワンダ マダガスカル グアテマラ 中 国 イエメン サウジアラビア モルディブ 香 港 コートジボワール 南 アフリカ 共 和 国 スーダン コンゴ 共 和 国 ホンジュラス カメルーン ザンビア コンゴ 民 主 共 和 国 コロンビア ハンガリー ジンバブエ 筆 者 作 成 36

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