米 国 米 国 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC) 移 動 体 通 信 市 場 に 関 する 第 7 次 年 次 報 告 を 発 表 ( 後 編 ) 2002 年 7 月 米 国 の 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC)は 商 用 移 動 体 通 信 サー ビス(CMS : Commercia

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1 2002 November11 CONTENTS 米 国 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC) 移 動 体 通 信 市 場 に 関 する 第 7 次 年 次 報 告 を 発 表 ( 後 編 ) 年 7 月 米 国 の 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC)は 商 用 移 動 体 通 信 サービス(CMS : Commercial Mobile Services)の 市 場 競 争 に 関 する 年 次 報 告 及 び 分 析 を 公 表 した 本 稿 ( 後 編 )では FCC 報 告 書 の 概 要 につい て 主 要 事 業 者 の 次 世 代 導 入 状 況 など 最 近 の 動 向 やデータを 一 部 加 えながら 紹 介 する 米 国 EchoStar-DirecTV 合 併 はどうなるか 17 FCCはエコスターとディレクTVの 合 併 計 画 を 認 めなかったが これは 正 式 決 定 ではないので 今 後 の 展 開 が 注 目 されるところである 通 常 合 併 案 件 では 行 われない 口 頭 弁 論 が 近 く 開 催 される 一 応 不 承 認 の 決 定 が 出 て いながら 口 頭 弁 論 を 開 くというのは 一 見 妙 な 話 であるが そこにこの 問 題 の 複 雑 さが 潜 んでいる FCCとし てはこのような 合 併 は 到 底 認 められないという 正 論 と 何 とか 事 業 者 のイニシアチブを 生 かしたいという 現 実 論 の 狭 間 で 悩 んでいるところであろう 近 く 開 かれる 口 頭 弁 論 のやり 取 りが 注 目 されるところであったが 司 法 省 と26 州 が 合 併 差 止 めの 訴 訟 を 提 起 したので 合 併 の 実 現 の 可 能 性 は 極 めて 薄 くなった 英 国 OFCOM 委 員 会 の 委 員 任 命 される 24 OFCOM 委 員 会 の 委 員 に 現 在 のOFTEL 長 官 であるDavid Edmondsを 含 む4 名 が 任 命 され 2003 年 前 半 に はCEOが 選 出 される 予 定 英 国 英 国 の 携 帯 電 話 の 利 用 は 堅 調 インターネットは 停 滞 29 Oftelは 英 国 電 気 通 信 事 業 の 現 状 を 定 期 的 に 調 査 して 発 表 しているが 最 近 携 帯 電 話 に 関 する 調 査 の 結 果 が2 件 とインターネットに 関 する 調 査 の 結 果 が1 件 発 表 された いずれも 英 国 電 気 通 信 サービスの 現 状 を 的 確 に 示 しているので その 要 点 を 紹 介 する 特 に 移 動 通 信 の 現 状 に 関 する 市 場 情 報 では 英 国 で 営 業 している 4 大 携 帯 電 話 会 社 の 営 業 データが 比 較 して 表 示 されているので 興 味 がある フランス 新 CEOの 就 任 にみるフランス テレコムの 今 後 の 展 開 33 この 度 フランス テレコムは 新 CEOを 迎 えた 膨 大 な 負 債 低 迷 する 株 価 落 ち 続 ける 格 付 け 激 しさを 増 す 競 争 環 境 という 状 況 下 新 生 フランス テレコムは 何 処 に 向 かおうとしているのか 台 湾 携 帯 電 話 各 社 のMMS 47 GSM 版 写 真 付 きメール サービスが 続 々と 始 まっているが 普 及 のネックは 料 金 と 端 末 価 格 の 高 さ タイ TOT CATの 民 営 化 動 向 50 TOT CATの 民 営 化 は 通 信 自 由 化 とともに 歴 代 内 閣 の 通 信 マスタープランにおいて 俎 上 に 上 ったが 長 らく 実 現 しなかった 1999 年 4 月 に 成 立 した 公 企 業 会 社 化 法 (Corporatisation Act)という 基 盤 はあったが 現 実 面 で 遅 れていた しかし ようやく 両 者 の 民 営 化 が 動 き 始 めている 2002 年 7 月 31 日 TOTがまず 株 式 会 社 化 し TOT Corporationとなった オーストラリア 通 信 関 連 法 改 正 案 提 出 55 オーストラリア 政 府 は9 月 下 旬 通 信 分 野 に 特 定 の 競 争 規 制 の 見 直 しに 関 する 法 案 を 下 院 に 提 出 した この 法 律 改 正 により 競 争 ルールの 透 明 化 相 互 接 続 交 渉 の 円 滑 化 ならびに 電 気 通 信 分 野 への 新 規 投 資 の 促 進 を 狙 う 特 に これまで 事 業 者 間 の 交 渉 事 として 規 制 当 局 は 原 則 的 に 非 介 入 であった 網 相 互 接 続 について 業 界 内 の 指 標 となる 接 続 料 金 モデルをACCCが 策 定 することとする また 独 占 的 事 業 者 のテルストラに 対 し 接 続 会 計 の 明 朗 化 を 迫 る November

2 米 国 米 国 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC) 移 動 体 通 信 市 場 に 関 する 第 7 次 年 次 報 告 を 発 表 ( 後 編 ) 2002 年 7 月 米 国 の 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC)は 商 用 移 動 体 通 信 サー ビス(CMS : Commercial Mobile Services)の 市 場 競 争 に 関 する 年 次 報 告 及 び 分 析 を 公 表 した 本 稿 ( 後 編 )では FCC 報 告 書 の 概 要 について 主 要 事 業 者 の 次 世 代 導 入 状 況 など 最 近 の 動 向 やデータを 一 部 加 えながら 紹 介 する 2. 第 7 次 年 次 報 告 書 (FCC02-179)の 概 要 本 報 告 書 でFCCは 2001 年 の 米 国 移 動 体 通 信 市 場 を 次 のとおり 総 括 している 競 争 技 術 革 新 低 価 格 化 サービスの 多 様 化 デジタル 化 が 更 に 進 展 した 事 業 者 の 合 併 買 収 ライセンス 交 換 JVにより 全 米 カバレッジが 拡 大 した モバイルデータ 分 野 でも 様 々なサービスが 提 供 され 利 用 者 が 急 増 した 次 世 代 ネットワーク 導 入 端 末 の 多 様 化 により 音 声 とデータの 融 合 が 進 みつつ ある (A) 移 動 体 電 話 市 場 (1) 移 動 体 電 話 市 場 の 概 観 (ア) 加 入 者 数 普 及 率 及 びデジタル 標 準 の 動 向 全 米 の 移 動 体 電 話 市 場 は 2001 年 末 で 約 1 億 2,850 万 加 入 普 及 率 約 45%に 達 し 前 年 末 からの 純 増 数 は1,890 万 (17% 増 )であった 純 増 数 は CTIA(Cellular Telecommunications and Internet Association)が1985 年 に 調 査 を 開 始 してから 歴 代 2 位 の 記 録 であるが 前 年 比 で 初 めて 減 少 となった 普 及 率 は45%と 先 進 国 の 中 では 依 然 低 い 水 準 にとどまっており 今 後 も 普 及 拡 大 が 期 待 されているが 加 入 者 の 伸 びは 既 に 鈍 化 傾 向 にある 2 November 2002

3 米 国 デジタル 化 率 は 全 加 入 者 の 約 80%となり 前 年 の72%から8ポイントアップし た 大 手 6 事 業 者 については 平 均 で85% 以 上 がデジタル 化 されており 中 規 模 ローカル 事 業 者 もデジタルへの 移 行 を 図 っている 標 準 別 では 2000 年 にCDMAがTDMAを 僅 差 で 追 い 越 してデジタル 標 準 のトップ となった TDMA 方 式 を 採 用 するCingular WirelessとAT&T Wirelessは 第 3 世 代 (W- CDMA)への 移 行 を 前 にGSM/GPRSのオーバーレイ( 現 行 ネットワークへの 追 加 ) を 進 めている 表 2: 米 国 の 標 準 別 人 口 カバー 率 (2001 年 ) * 人 口 カバー 率 当 該 事 業 者 ( 又 は 標 準 )の 免 許 が カバーする 地 域 の 人 口 ( 免 許 カバ レッジ 人 口 =PoP)を 全 人 口 で 除 した 比 率 *FCCは 今 次 報 告 書 からTDMA とGSMを 統 計 上 区 分 しないとして いる ( 出 典 )FCC 表 3 全 世 界 の 標 準 別 加 入 者 数 実 績 (2001 年 末 ) 及 び 予 測 (2006 年 末 ) * 内 側 :2001 年 末 実 績 外 側 :2006 年 末 予 測 ( 出 典 )EMC Global Mobile November

4 米 国 ( 注 1) 欧 州 及 び 香 港 はBear Stearnsの 推 計 日 本 は 電 気 通 信 事 業 者 協 会 の 統 計 いずれも2001 年 の 値 (イ) 加 入 者 あたり 利 用 分 数 (MoU) ARPU Churnの 動 向 CTIAの 調 査 では 2001 年 下 期 の 加 入 者 あたり 利 用 分 数 (MoU : Minutes of Use) は 月 間 385 分 で 2000 年 下 期 の255 分 から51% 増 となった 西 欧 (130 分 )や 日 本 (120 分 )と 比 べてもかなり 高 く 香 港 (300 分 )とほぼ 同 レベルとなっている ( 注 1) 料 金 の 低 下 とりわけ オフピーク 時 間 帯 の 通 話 を 無 料 とするプランの 導 入 に 加 え 移 動 体 電 話 への 依 存 が 進 んだことがMoUの 増 加 につながったと 見 られている 加 入 者 一 人 あたりの 月 間 利 用 料 金 (ARPU:Average Revenue Per Unit)は 2001 年 12 月 現 在 47ドル37セントで 2000 年 12 月 の45ドル27セントからわずかながら 上 昇 している 米 国 のARPUは 1988 年 12 月 の98ドル2セントをピークに 減 少 を 続 け 1998 年 12 月 には39ドル43セントまで 下 がったが 1999 年 以 来 増 加 に 転 じている 加 入 者 伸 び 率 の 鈍 化 にもかかわらず ARPUが 増 加 しているのは 料 金 の 低 下 により トラフィックが 増 えたこと 加 え 料 金 の 選 択 肢 が 広 がり 一 部 の 利 用 者 が 比 較 的 高 額 のプランも 選 択 するようになってきたなどの 要 因 が 挙 げられている 表 4: 米 国 移 動 体 サービスの 加 入 者 数 とARPU( 月 間 ) 推 移 ( 出 典 )CTIA 主 な 事 業 者 の 加 入 者 流 動 (Churn) 率 は 月 間 1.5~3%の 範 囲 であり 米 国 事 業 者 のChurn 率 は 世 界 的 にも 高 い( 悪 い) 水 準 にある ある 調 査 によると 事 業 者 変 更 の 理 由 については ネットワーク 品 質 (18.4%) 料 金 プラン(17.4%) 販 促 の 特 典 (12%)の 順 となっている 新 規 加 入 者 の 伸 びが 鈍 化 していることから 各 事 業 者 とも 既 存 加 入 者 の 引 きとめ 策 を 講 じ Churn 率 の 改 善 に 努 めている 4 November 2002

5 米 国 (ウ) 利 用 料 金 水 準 サービスの 動 向 米 労 働 省 の 労 働 統 計 局 (BLS: Bureau of Labor Statistics) 発 表 の 消 費 者 物 価 指 数 (CPI : Consumer Price Index)では 移 動 体 電 話 は5.5%の 低 下 となった 労 働 統 計 局 が1997 年 に 発 表 を 始 めてから5 年 間 で 移 動 体 電 話 の 指 数 は 約 33% 低 下 している 各 種 料 金 プラン 1998 年 5 月 にAT&T Wirelessが 導 入 した 新 料 金 プラン"Digital One Rate"(DOR) は 一 定 の 月 額 料 金 を 支 払 えば ローミングと 国 内 長 距 離 通 話 に 対 する 追 加 料 金 は 不 要 というもので 移 動 体 料 金 の 低 廉 化 が 進 むきっかけとなった 現 在 では 全 国 事 業 者 6 社 は 揃 って 類 似 の 料 金 プランを 提 供 している 月 額 利 用 料 に 一 定 時 間 の 無 料 通 話 をあわせた 料 金 プランも 一 般 的 であるが 2001 年 1 月 Cingular Wirelessが 夜 間 週 末 のオフピーク 時 間 帯 の 利 用 を 無 料 とするプラ ンを 導 入 さらに 使 い 切 れなかった 通 話 分 数 を 翌 月 まで 自 動 繰 越 できるサービス を 開 始 すると 他 の 事 業 者 も 追 随 し 料 金 競 争 がますます 過 熱 する 傾 向 にある また 新 規 加 入 者 の 伸 び 率 が 鈍 化 してきたことから 普 及 率 の 低 い 若 年 層 を 取 り 込 むための 対 策 として ファミリープラン( 家 族 向 けパッケージ 割 引 )を 各 社 とも 積 極 的 に 打 ち 出 している 個 別 契 約 に 比 べて ARPUは 低 下 するものの 加 入 者 獲 得 コストや 解 約 率 が 低 く 抑 えられると 見 込 まれることから クリスマス 商 戦 などでは 重 点 的 に 販 促 が 行 われている プリペイドサービス 西 欧 や 中 南 米 で 爆 発 的 に 拡 がったプリペイド 式 サービスは 米 国 ではあまり 普 及 が 進 んでいない 2001 年 の 総 加 入 者 に 対 するプリペイド 加 入 者 の 割 合 は8~11% で 2000 年 と 同 水 準 に 留 まった プリペイドを 主 力 とするT-Moible USA( 旧 VoiceStream)は 加 入 者 の 約 27%がプリペイド 式 であるが その 他 の 大 手 事 業 者 は6~10%の 普 及 率 となっている Sprint PCSは 従 来 型 のプリペイド 式 サービスに 代 わるものとして 1999 年 後 半 から Automatic Spending Limit (ASL)を 導 入 している "Clear Pay Plan"と 呼 ばれ るこのサービスは 加 入 者 の 与 信 実 績 に 応 じて デポジットなしで 無 制 限 に 利 用 で きたり デポジット 額 や 利 用 限 度 額 が 自 動 的 に 設 定 されるしくみとなっている 端 November

6 米 国 ( 注 2) SprintPCSは その 後 ローエンド ユーザの 不 良 債 権 が 増 加 したこ とから クレジットポリシー ( 審 査 基 準 )を 再 び 引 き 締 めた ため 2002 年 度 の 新 規 加 入 者 数 は 予 想 を 大 幅 に 下 回 る 見 込 みと なった 末 の 選 択 料 金 などの 点 で 一 般 加 入 者 とほぼ 同 様 のサービスを 受 けることができる ことから プリペイド 式 より 受 け 入 れられやすく 2001 年 第 4 四 半 期 には Sprint PCSの 全 加 入 者 の 約 29% 純 増 数 の 約 50%がASL 利 用 者 となった ( 注 2) コラム 米 国 移 動 体 サービスの 料 金 米 国 の 移 動 体 事 業 者 の 料 金 は 次 の3つの 部 分 から 成 り 立 っている エアタイム チャージ( 無 線 区 間 の 利 用 に 係 る 料 金 ) ローミング 料 金 ( 契 約 地 域 外 での 利 用 に 係 る 料 金 ) 長 距 離 通 話 料 金 ( 契 約 地 域 内 または 外 からの 長 距 離 通 話 に 係 る 料 金 ) 米 国 の 移 動 体 サービス 免 許 は 全 米 を 数 百 に 分 割 した 地 域 毎 に 発 給 されてお り 加 入 者 は 自 分 の 利 用 する 地 域 の 事 業 者 と 契 約 を 結 ぶ 基 本 料 金 は 契 約 地 域 内 での 利 用 に 適 用 され 契 約 地 域 以 外 で 利 用 する 場 合 は 別 途 ローミング 料 金 が 加 算 される DOR 型 料 金 の 登 場 により 加 入 者 からローミング 料 が 回 収 できなくな ったため 大 手 事 業 者 は 合 併 事 業 統 合 によりサービス 地 域 を 拡 大 し ローミ ング 料 の 発 生 を 抑 える 必 要 に 迫 られ 一 方 小 規 模 の 地 域 ルーラル 事 業 者 にと っては 大 手 事 業 者 からのローミング 料 という 貴 重 な 収 入 源 が 失 われつつある 米 国 の 移 動 体 料 金 のもう 一 つの 特 徴 として エアタイム チャージ 制 度 があ る 携 帯 電 話 では 通 話 を 受 けた 側 が 無 線 区 間 の 利 用 に 係 るエアタイム チャージ を 支 払 わなければならない(RPP: Receiving Party Pays) 携 帯 電 話 の 普 及 を 阻 害 する 要 因 の1つとも 言 われ 一 時 は 発 信 者 課 金 (CPP: Calling Party Pays)の 導 入 も 検 討 された しかし 地 域 電 話 会 社 との 接 続 料 金 の 精 算 利 用 者 への 再 教 育 な ど 変 更 には 煩 雑 な 手 間 とコストがかかり また 導 入 効 果 (= 普 及 率 アップ)も 疑 問 視 されることから 最 近 では 見 直 しの 声 もきかれなくなっている ( 注 3) 1998 年 設 立 のLeap Wirelessは サンディエゴを 本 拠 地 とし 米 国 南 部 及 び 南 西 部 を 中 心 に20 州 でサービスを 展 開 している 携 帯 電 話 を 固 定 電 話 の 代 替 と 位 置 付 けるマーケティングにより 急 速 に 加 入 者 を 増 やしてきた (エ) 移 動 体 / 固 定 の 競 争 2001 年 末 現 在 移 動 体 電 話 の 対 人 口 普 及 率 45%に 対 して 固 定 電 話 の 世 帯 別 普 及 率 は61%となっている CTIAやその 他 調 査 機 関 の 推 計 によると 移 動 体 加 入 者 の3 ~5%が ( 固 定 電 話 をキャンセルして) 移 動 体 電 話 を 唯 一 の 電 話 として 利 用 して おり 約 20%が( 固 定 電 話 と 併 用 しながらも) 移 動 体 電 話 を 優 先 的 に 使 用 してい る 準 大 手 事 業 者 Leap Wireless(ブランド 名 Cricket) ( 注 3) の"Around Town Phone"と 呼 ばれるサービスは 1ヶ 月 30ドルで 市 内 通 話 は 無 制 限 にかけ 放 題 着 信 は 世 界 中 ど こからでも 可 能 ( 但 し 市 外 へのローミングなし 長 距 離 料 金 は 別 )というもので 固 定 電 話 に 競 合 するサービスとして 位 置 付 けられている 同 社 によると このサー ビスの 加 入 者 は 平 均 で 月 1,150 分 の 利 用 があり また 自 社 加 入 者 の 約 30%が 携 帯 を 唯 一 の 電 話 とし 80% 以 上 が 自 宅 で( 固 定 電 話 代 わりに) 携 帯 を 利 用 していると 報 告 している 同 種 のサービスは US Cellular ALLTEL T-Mobile USAなども 提 供 しており 月 額 基 本 料 金 は 平 均 50ドル 程 度 となっている さらにFCCは 移 動 体 電 話 が 地 域 及 び 長 距 離 電 話 市 場 に 及 ぼす 影 響 として 以 下 の 6 November 2002

7 米 国 例 を 挙 げ 移 動 体 電 話 と 固 定 電 話 の 競 争 がわずかながら 進 みつつあることを 指 摘 し ている 2001 年 度 の 地 域 電 話 会 社 (BellSouth SBC Verizon)の 加 入 者 回 線 は 前 年 比 3% 減 となった 公 衆 電 話 の 利 用 が 減 少 し BellSouthは 公 衆 電 話 事 業 から 撤 退 を 発 表 (2001.2) 長 距 離 事 業 者 のAT&Tは 顧 客 の20%( 約 500 万 )は 移 動 体 に 流 出 したと 発 表 ( 移 動 体 のDOR 型 料 金 の 影 響 ) (オ) 再 販 MVNOの 動 向 再 販 全 米 の 移 動 体 加 入 者 のうち 再 販 事 業 者 経 由 の 加 入 者 が 占 める 割 合 は 2001 年 6 月 現 在 で 約 5%となっている 約 200 万 の 加 入 者 を 擁 するWorldCom Wirelessが 最 大 手 であったが 2002 年 6 月 再 販 事 業 からの 撤 退 を 発 表 した AT&T Wirelessでは 2002 年 第 2 四 半 期 の 決 算 発 表 において 同 期 の 加 入 者 純 増 数 が 約 41.7 万 人 と 前 年 同 期 比 37.5% 減 となったことについて 同 社 最 大 の 再 販 事 業 者 であるWorldComの 事 業 撤 退 が 最 大 の 要 因 としている 同 期 末 現 在 AT&T Wireless は 約 60 万 の 加 入 者 がWorldComによる 再 販 となっているが 優 良 顧 客 のみ 自 社 の 直 販 として 引 き 継 ぐとしており 加 入 者 数 の 更 なる 減 少 新 規 加 入 者 獲 得 コスト 増 など の 影 響 は 当 面 続 くと 見 られている MVNO 2001 年 10 月 Sprint PCSとVirgin Group( 英 )の 合 弁 によるMVNO Virgin Mobile USAが 設 立 され 2002 年 6 月 からサクラメント カリフォルニア 等 でサービスを 開 始 した 加 入 者 数 は 明 らかになっていないが 月 額 料 金 契 約 の 不 要 なシンプルな 料 金 体 系 を 売 りにして ティーンエージャーから30 歳 位 までの 若 年 層 への 普 及 拡 大 を 図 っている Pyramid Research 社 では MVNOが 参 入 しやすい 市 場 の 条 件 の1つとして 周 波 数 に 余 剰 があること を 挙 げている 特 に 都 市 部 における 周 波 数 不 足 が 問 題 となっ ている 米 国 市 場 では MVNOの 加 入 者 によりトラフィックが 急 増 した 場 合 ネット ワークを 提 供 するホスト 事 業 者 が 容 量 のアップグレードに 対 応 するのは 困 難 と 見 ら れており MVNOビジネスが 定 着 するかどうか 疑 問 視 する 向 きもある November

8 米 国 ( 注 4) 全 国 展 開 事 業 者 の 大 型 合 併 につ いては AT&T Wireless Cingular Wireless T-Mobile USAのGSM3 社 が2 社 に 統 合 されるとの 見 方 が 一 般 的 であり 既 に 水 面 下 では 交 渉 が 進 んでいるとの 情 報 もあ る アナリストの 多 くは 市 場 規 模 から 全 国 事 業 者 は4 社 が 適 当 との 見 解 を 示 しており 第 2 段 と してCDMA 陣 営 に 動 きがある 可 能 性 も 少 ないながら 指 摘 されてい る (カ) 周 波 数 関 連 の 動 き 周 波 数 キャップの 撤 廃 FCCは 2001 年 11 月 8 日 周 波 数 上 限 規 制 ( 一 社 が 一 つの 地 域 で 保 有 できる 周 波 数 免 許 の 合 計 帯 域 制 限 )について 2003 年 1 月 1 日 をもって 完 全 撤 廃 することとし それまでの 移 行 措 置 として 都 市 部 で45MHz ルーラル 地 域 で55MHzとなっている 上 限 を 全 ての 地 域 で55MHzまでに 直 ちに 緩 和 することを 発 表 した 周 波 数 キャップは 大 手 事 業 者 による 市 場 独 占 を 防 止 する 目 的 で 設 けられていた が 加 入 者 及 びトラフィックの 増 加 による 周 波 数 不 足 が 深 刻 化 していることや 第 3 世 代 携 帯 の 周 波 数 獲 得 にも 影 響 することから 業 界 の 要 望 もあり 撤 廃 が 検 討 さ れてきた 米 国 は 移 動 体 事 業 者 の 数 が 多 く 過 当 な 料 金 値 下 げ 競 争 が 続 いていることから 周 波 数 上 限 撤 廃 を 機 に 今 後 事 業 者 の 合 併 統 合 が 進 展 し 合 理 的 な 競 争 市 場 を もたらすことが 期 待 されている ( 注 4) 周 波 数 オークション 当 初 予 定 の2001 年 3 月 から 再 三 延 期 されてきた700MHz 帯 周 波 数 のオークション が 2002 年 8 月 末 に 開 始 された 現 在 TV(UHF) 放 送 用 に 利 用 されているこの 周 波 数 帯 は 放 送 のデジタル 化 に 伴 い 返 還 が 義 務 付 けられているが 2006 年 または 放 送 地 域 におけるデジタル 受 信 機 普 及 率 が85%に 達 するまでは 保 有 が 認 められている ため デジタル 放 送 への 移 行 は 殆 ど 進 んでいないのが 実 情 である 今 回 競 売 が 行 われたのは 700MHz 帯 前 半 のうちの18MHzで 9 月 半 ばに 入 札 が 締 め 切 られたが 上 述 のような 事 情 により 周 波 数 帯 が 実 際 に 使 える 時 期 が 明 らかで ないため 大 手 事 業 者 は 関 心 を 示 さず 落 札 したのは 中 小 事 業 者 やベンチャー 企 業 投 資 家 などで 落 札 総 額 も484 免 許 で8,870 億 ドルと 低 い 金 額 に 留 まった 8 November 2002

9 米 国 3G 用 周 波 数 の 割 り 当 て 米 国 では ITU( 国 際 電 気 通 信 連 合 )がIMT-2000(3G) 用 に 追 加 分 配 することと ( 注 5) した 周 波 数 帯 域 の 大 部 分 が 国 防 総 省 やMMDS 事 業 者 (Multipoint Multichannel Distribution Service)などにより 既 に 使 用 されており 3G 用 の 周 波 数 割 り 当 てが 緊 急 の 課 題 となっている NTIA(National Telecommunications and Information Administration)は FCC 国 防 総 省 などの 関 係 機 関 との 合 同 タスクフォースを 設 置 して 調 整 を 図 ってきたが 2002 年 7 月 22 日 検 討 結 果 を 以 下 のとおり 公 表 した 国 防 総 省 他 が 現 在 使 用 中 の1,710-1,755MHz(45MHz)は 2008 年 12 月 までに 返 還 する 返 還 に 伴 う 費 用 はこの 周 波 数 帯 を 割 り 当 てられる 民 間 事 業 者 が 負 担 する 現 在 非 政 府 部 門 が 使 用 している2,110-2,170MHzのうち 45MHzを3G 用 に 割 り 当 てるべく FCCのイニシアティブにより 対 応 を 進 める これにより 合 計 90MHzの 周 波 数 が3G 用 に 確 保 されるよう 方 向 付 けられたが 実 際 にの 割 り 当 てまでにはまだ 紆 余 曲 折 が 予 想 され オークション 開 始 は 早 くても 2004 年 以 降 と 見 られている ( 注 5) 2000 年 5 月 のITU 世 界 無 線 通 信 会 議 (WRC-2000)で MHz 1,710-1,885MHz 2,500-2,690MHzの 周 波 数 帯 の 中 か ら 国 内 需 要 や 他 の 業 務 による 利 用 等 を 考 慮 して 適 当 な 周 波 数 帯 を3G 用 に 使 用 することが 決 定 された (2) 米 国 移 動 体 事 業 者 の 動 向 (ア) 加 入 者 数 2001 年 末 現 在 の 加 入 者 数 によるランキングは 1 位 のVerizon Wireless 以 下 上 位 5 位 までは 前 年 末 と 同 じ 順 位 となり T-Mobile USA( 旧 VoiceStream)がランクを1つ あげて6 位 となった 結 果 全 国 展 開 事 業 者 6 社 が 上 位 に 並 ぶことなった 全 国 事 業 者 の 加 入 者 は 全 体 の 約 77%を 占 め 残 りをALLTEL US Cellularといった 地 域 ルー ラル( 過 疎 地 ) 事 業 者 が 分 け 合 っている 初 めて10 位 内 にランクインしたLeap Wirelessは 携 帯 電 話 を 固 定 電 話 の 代 替 と 位 置 付 ける 戦 略 を 打 ち 出 し 独 自 の 料 金 プ ランや 小 規 模 ルーラル 事 業 者 の 買 収 統 合 により 加 入 者 を 急 速 に 増 やしてきた しかし 2002 年 に 入 り 巨 額 の 負 債 による 財 務 状 況 の 悪 化 が 露 呈 し 現 在 ベンダ ーファイナンスの 債 務 不 履 行 やNasdaqの 上 場 廃 止 が 取 り 沙 汰 されている November

10 米 国 (イ) 全 米 ネットワークの 構 築 DOR 型 の 料 金 プランが 業 界 標 準 となり ローミング 料 金 を 利 用 者 から 回 収 できな くなったことから 事 業 者 は ローミング 費 用 を 減 らすため 買 収 系 列 会 社 の 統 合 完 全 子 会 社 化 等 によってカバレッジの 拡 大 を 進 めている 1999 年 から2000 年 の 業 界 大 再 編 では Verizon Wireless Cingular Wireless VoiceStreamといった 全 国 展 開 事 業 者 が 次 々に 誕 生 したが 最 近 は 中 小 の 地 域 ルー ラル 事 業 者 を 中 心 とした 小 規 模 なものに 留 まっている 10 November 2002

11 米 国 (ウ) 海 外 投 資 の 動 き 米 国 移 動 体 事 業 者 への 外 資 参 入 1999 年 から2000 年 にかけては 海 外 から 米 国 事 業 者 への 投 資 が 活 発 化 したが 2001 年 6 月 のDeutsche Telekom( 独 )によるVoiceStream 買 収 以 来 新 たな 動 きは 見 られない NTT DoCoMoは 2000 年 11 月 にAT&T Wirelessへ16% 出 資 したが その 後 AT&T WirelessによるTeleCorp 買 収 に 伴 い 出 資 比 率 を 維 持 するため 追 加 投 資 を 行 った 米 国 事 業 者 による 海 外 移 動 体 事 業 への 投 資 2000 年 初 頭 から 米 国 事 業 者 が 海 外 特 に 欧 州 における 移 動 体 事 業 への 投 資 を 手 放 す 動 きが 出 始 めている SBCは 欧 州 での 投 資 を 非 コアビジネスと 位 置 付 け 2000 年 にはノルウェー 及 び ハンガリーの 移 動 体 事 業 から 撤 退 残 りの 投 資 先 についても 適 当 な 処 分 方 法 を 模 索 している BellSouthは 今 後 は 米 国 内 及 び 南 米 事 業 の 経 営 に 集 中 するとして 欧 州 及 びイスラエルの 移 動 体 事 業 から 撤 退 する 意 向 を 明 らかにした 一 方 少 ないながら 新 たな 海 外 投 資 の 動 きもある Western Wireless International (WWI)は 2001 年 7 月 オーストリアの 固 定 移 動 体 事 業 者 tele.ringの 株 式 を Vodafoneから 買 収 した WWIは 準 大 手 移 動 体 事 業 者 Western Wireless ( 注 6) の 海 外 投 資 子 会 社 で オーストリアの 他 アイルランド スロヴェニアなど 海 外 10カ 国 で 移 動 体 事 業 を 展 開 している AT&T Wirelessは カナダのRogers WirelessにBTと 共 同 出 資 していたが 2001 年 7 月 BTの 持 分 (16.7%)を 買 い 取 り 出 資 率 を33%に 引 き 上 げた ( 注 6) Western Wirelessは "Cellular One" というブランド 名 で 西 部 19 州 の ルーラル 地 域 を 中 心 にサービス を 提 供 2002 年 6 月 末 現 在 米 国 内 の 加 入 者 数 は 約 117 万 November

12 米 国 ( 注 7) 米 国 市 場 では 携 帯 電 話 のカラ ー 端 末 は 最 低 180ドルとかなり 割 高 感 がある 日 本 で 人 気 のカメ ラはこれまで 別 売 り(100~130 ドル)であったが Sprint PCS が 全 米 初 のカメラ 内 蔵 型 端 末 ( 約 400ドル)を2002 年 11 月 に 発 売 する 予 定 である (エ) 次 世 代 携 帯 に 関 する 動 向 米 国 の 大 手 移 動 体 事 業 者 は 2001 年 後 半 から2002 年 夏 にかけて 次 々と2.5Gサー ビスを 開 始 2002 年 8 月 12 日 Sprint PCSがcdma2000 1xのサービスを 全 米 で 一 斉 に スタートし 全 国 展 開 6 社 が 出 揃 った 加 入 者 数 など 具 体 的 なデータはまだ 明 らかになっていないが 開 始 当 初 は AT&T Wirelessをはじめ 殆 どの 事 業 者 が 企 業 顧 客 をターゲットとした 限 定 サービス と 位 置 付 けており 一 般 ユーザー 向 けにはあまり 積 極 的 に 宣 伝 されていない 模 様 で ある クリスマス 商 戦 を 控 え 今 後 各 社 ともサービスエリアを 拡 大 すると 共 に ( 注 7) 2.5G 対 応 のカラー 液 晶 やカメラ 付 の 新 端 末 を 投 入 予 定 で 本 格 的 なマーケティ ングの 開 始 はこれからと 見 られている 12 November 2002

13 米 国 (B) 移 動 体 データ 通 信 市 場 (1) 概 観 米 国 は 欧 州 や 日 本 に 比 べ モバイルデータ 分 野 で 遅 れをとっているといわれて おり 移 動 体 データ 事 業 に 積 極 的 とされるSprint PCSの 場 合 でも データサービス がARPUに 占 める 割 合 は2% 程 度 に 留 まっている 米 国 でモバイルデータサービスの 普 及 が 進 まない 要 因 としては 個 人 ビジネスユーザーを 問 わずパソコンの 普 及 率 が 高 く パソコンからのインターネット 接 続 が 定 着 していること ビジネスユーザ ーの 間 ではPDAや 双 方 向 ページャーの 利 用 が 一 般 的 であることなどがよく 挙 げられ る 音 声 サービスの 加 入 者 数 が 飽 和 状 態 に 近 づく 中 各 事 業 者 共 2.5Gの 導 入 を 機 にデータサービスの 普 及 に 本 格 的 に 取 り 組 む 構 えである Berskerville 社 では 北 米 の 移 動 体 データ 収 入 は 2006 年 には 約 320 億 ドルに 達 し 全 世 界 の 移 動 体 データ 収 入 の4 分 の1 以 上 を 占 めると 予 測 している November

14 米 国 表 12: 北 米 の 移 動 体 データ 収 入 予 測 ( 出 典 )mobile internet (2) 移 動 体 データ 通 信 サービスの 動 向 (ア)ページング 伝 統 的 な 片 方 向 ページャーは 携 帯 電 話 やその 他 の 携 帯 端 末 との 競 争 により 利 用 者 が 減 少 傾 向 にあり 苦 しい 経 営 状 況 から 事 業 者 の 破 産 申 請 が 相 次 いでいる しか し 料 金 が 比 較 的 安 いこと ビル 内 などでも 電 波 が 届 きやすいという 利 点 もあるた め 米 国 では 根 強 い 人 気 がある 特 に ページャーから 固 定 網 への 発 信 に 加 え E メールやウェブアクセスも 可 能 な 双 方 向 型 の 高 機 能 ページャーは 企 業 ユーザーを 中 心 に 広 まっている (イ)SMS(Short Messaging Service) 欧 州 ではGSMの 標 準 搭 載 機 能 として 早 くから 盛 んとなったSMS(ショートメッセ ージサービス)も 米 国 では 殆 ど 普 及 が 進 んでいなかった 2001 年 11 月 AT&T Wirelessが 他 の 事 業 者 との 間 でもSMS 送 受 信 を 可 能 とするサービスを 開 始 すると 他 のキャリアも 相 次 いで 事 業 者 間 ローミングを 導 入 し トラフィックが 急 速 に 伸 び 始 めている SMSの 利 用 には 音 声 やデータサービスの 月 額 料 金 とは 別 に 1 通 につき10セント または 一 定 の 送 受 信 数 に 対 して 月 3~10ドル 程 度 のSMS 使 用 料 を 支 払 うのが 一 般 的 で ある Verizon Wirelessの 場 合 月 額 2.99ドルで100メッセージ 月 額 7.99ドルで600 メッセージのパッケージがあり どちらの 場 合 も 追 加 メッセージは 送 信 が1 通 10セ ント 受 信 が1 通 2セントとなっている Leap Wirelessでは 月 額 4.99ドルで 無 制 限 にSMSを 送 受 信 できるサービスを2002 年 6 月 から 開 始 している (ウ)モバイル インターネット 2001 年 末 現 在 モバイル インターネットの 利 用 者 は 800 万 ~1000 万 と 推 計 さ れ 前 年 末 の200 万 ~250 万 から 飛 躍 的 に 増 加 している 事 業 者 別 の 利 用 者 数 は 明 ら 14 November 2002

15 米 国 かではないが 早 くからモバイル インターネットに 取 り 組 み ウェブ 対 応 端 末 の ラインアップも 多 いSprint PCSがある 程 度 のシェアを 持 つと 見 られている 2001 年 から2002 年 にかけて 2.5Gサービスも 相 次 いで 開 始 されたが 月 額 料 金 が 個 人 利 用 には 割 高 と 感 じるレベルとなっており また 携 帯 型 PCやPDAなどの 情 報 端 末 からの 利 用 を 想 定 したものが 目 立 つなど 当 面 はビジネスユーザーを 主 なター ゲットにしている 事 業 者 が 多 いようである (エ) 位 置 情 報 サービス(LBS) 1996 年 のFCC 規 則 により 移 動 体 事 業 者 は 高 度 911(Enhanced 911 E911) ( 注 8) への 対 応 を 二 段 階 で 進 めることを 義 務 付 けられている 2001 年 10 月 1 日 はその 第 2 段 階 である Phase II ( 表 14 参 照 )の 導 入 期 限 であったが 殆 どの 事 業 者 が 期 限 延 期 を 要 請 している 2001 年 9 月 11 日 の 全 米 同 時 多 発 テロをきっかけに E911の 重 要 性 が 再 認 識 され 早 期 導 入 の 必 要 性 が 訴 えられているが 導 入 には 多 額 の 投 資 と 対 応 端 末 への 置 換 が 必 要 となるため どの 事 業 者 も 対 応 は 遅 れ 気 味 である 2002 年 10 月 AT&T WirelessとCingular Wirelessは 発 信 者 の 位 置 特 定 技 術 を 見 直 す 考 えを 表 明 した 両 社 はE-OTD ( 注 9) の 採 用 を 決 めていたが この 方 式 ではFCCの 要 求 基 準 を 満 たすことが 困 難 であるとして 別 方 式 への 変 更 を 計 画 中 である 同 じ E-OTDを 採 用 するT-Mobileの 対 応 は 今 のところ 明 らかになっていない 一 方 A-GPS 方 式 (GPS 技 術 と 基 地 局 により 位 置 を 特 定 する)を 採 用 するSprint PCSとVerizon WIrelessは 限 定 的 ではあるがE911サービスを 既 に 開 始 している ( 注 8) 発 信 者 の 電 話 番 号 と 住 所 ( 固 定 電 話 の 場 合 ) 発 信 者 の 位 置 ( 移 動 体 の 場 合 )を911 番 受 付 (PSAP: Public Safety Answering Point)に 自 動 的 に 通 知 するシス テム 米 国 の911 番 は 日 本 の110 番 ( 警 察 )と119 番 ( 救 急 )に 相 当 する 番 号 ( 注 9) Enhanced Observed Time Difference of Arrival/ 強 化 観 測 時 間 法 発 信 端 末 から 最 高 4つの 基 地 局 までの 通 話 到 着 時 間 を 計 測 し て 位 置 を 特 定 する 技 術 基 地 局 間 の 距 離 が 離 れると 位 置 特 定 の 誤 差 が 大 きくなるという 問 題 点 がある November

16 米 国 この 技 術 を 応 用 した 一 般 向 けの 位 置 情 報 サービス(LBS:Location-Based Service)も 今 後 新 たな 需 要 を 喚 起 するアプリケーションの1つとして 期 待 され ている AT&T Wirelessは2002 年 6 月 mmode 利 用 者 向 けのサービスとして 加 入 者 の 現 在 位 置 を 特 定 できる"Find Friends"を 提 供 すると 発 表 した 消 費 者 向 けの 携 帯 電 話 による 位 置 情 報 サービスとしてはこれが 初 めてとなる ( 山 條 朋 子 ) < 出 典 参 考 文 献 > Berskerville 社 Global Mobile( 他 ) 同 社 Mobile Internet( ) EMC World Cellular Database(2002.3Q) FCC Annual Report and Analysis of Competitive Market Conditions With Respect to Commercial Mobile Services (FCC02-179) FCCホームページ( Telecommunications Report( Total Telecom( 米 国 移 動 体 事 業 者 各 社 ホームページ プレスリリース 米 国 モバイル 通 信 事 業 者 概 況 (ENOTECH Consulting) 情 報 通 信 ハンドブック2002 年 版 ( 情 報 通 信 総 合 研 究 所 ) モバイルインターネット 最 前 線 ( 日 経 BP 社 ) 第 3 世 代 携 帯 電 話 がわかる( 技 術 評 論 社 ) KDDI 総 研 R&A(2000 年 10 月 号 及 び11 月 号 2001 年 11 月 号 及 び12 月 号 ) 16 November 2002

17 米 国 米 国 EchoStar - DirecTV 合 併 はどうなるか FCCはエコスターとディレクTVの 合 併 計 画 を 認 めなかったが これ は 正 式 決 定 ではないので 今 後 の 展 開 が 注 目 されるところである 通 常 合 併 案 件 では 行 われない 口 頭 弁 論 が 近 く 開 催 される 一 応 不 承 認 の 決 定 が 出 ていながら 口 頭 弁 論 を 開 くというのは 一 見 妙 な 話 で あるが そこにこの 問 題 の 複 雑 さが 潜 んでいる FCCとしてはこの ような 合 併 は 到 底 認 められないという 正 論 と 何 とか 事 業 者 のイニシ アチブを 生 かしたいという 現 実 論 の 狭 間 で 悩 んでいるところであろ う 近 く 開 かれる 口 頭 弁 論 のやり 取 りが 注 目 されるところであった が 司 法 省 と26 州 が 合 併 差 止 めの 訴 訟 を 提 起 したので 合 併 の 実 現 の 可 能 性 は 極 めて 薄 くなった 1.はじめに ワールドコムとスプリントの 合 併 計 画 の 挫 折 以 来 大 手 電 気 通 信 事 業 者 間 の 合 併 が 影 を 潜 めて 久 しいが 放 送 事 業 者 間 のM&Aは 依 然 として 活 発 である ところが 最 近 エコスターとディレクTVの 合 併 計 画 が 暗 礁 に 乗 り 上 げた 2002 年 10 月 10 日 連 邦 通 信 委 員 会 (FCC)は エコスターとディレクTVの 合 併 許 可 申 請 を 承 認 しない 意 向 を 明 示 した 今 回 のFCCの 措 置 は 司 法 省 より 先 に 態 度 を 表 明 したこと 正 式 処 分 ではなく 非 公 式 決 定 という 形 をとったこと 承 認 拒 絶 決 定 の 後 に 口 頭 弁 論 日 程 が 設 定 されていることなど 異 例 尽 くめであったが エコスター 社 とディレクTV の 運 営 会 社 のヒューズ エレクトロニクス 社 (ヒューズ)がどのような 対 策 をとる か そしてヒューズの 親 会 社 であるジェネラル モーターズ(GM)の 本 業 回 帰 政 策 にどのような 影 響 が 及 ぶか 注 目 されるところである 2. 合 併 計 画 の 背 景 米 国 の 多 チャンネル ビデオ 番 組 サービス(Multichannel Video Programming Distribution Service:MVPD) 市 場 では ケーブル テレビジョンの 比 重 が 高 かった が 近 時 直 接 衛 星 放 送 (DBS)への 加 入 が 増 加 してきた FCCの ビデオ 番 組 配 給 ( 注 10) 市 場 における 競 争 状 況 の 年 次 評 価 に 関 する 第 8 年 次 報 告 によれば MVPDサー ビスのうちケーブル サービスの 加 入 者 とDBSの 加 入 者 の 状 況 は 次 表 のとおりで MVPDの 全 加 入 者 が 増 加 している 中 で ケーブル 加 入 者 の 増 加 は 比 較 的 少 なく DBS の 加 入 者 の 増 加 は 顕 著 である この 結 果 MVPDの 全 加 入 者 に 占 めるケーブル 加 入 者 のシェアは 漸 減 しており これに 反 してDBS 加 入 者 のシェアは 年 率 3 割 近 い 伸 びを ( 注 10) FCC, Eighth Annual Report in the Matter of Annual Assessment of the Status of Competition in the Market for the Delivery of Video Programming, FCC November

18 米 国 示 している また 同 じ 報 告 書 からMVPD 事 業 者 の 市 場 シェアを 見 ると 次 のとおりである 18 November 2002

19 米 国 この 表 から 米 国 のMVPD 市 場 において 上 位 10 社 のうち2 社 がDBS 事 業 者 で それ が 今 回 問 題 になっているディレクTVとエコスターであリ この 両 社 のMVPD 市 場 に おけるシェアの 合 計 は18.19パーセントであることが 分 かる これをDBS 市 場 のみのシェアで 見 ると 95パーセント 以 上 になるといわれてい る もし DBSとケーブル サービスが 別 個 の 市 場 を 構 成 するものと 考 えれば この ように 極 めて 高 いシェアをもたらすような 合 併 は 競 争 法 上 認 められないことは 明 らかであろう しかし ここでDBSとケーブル サービスの 属 性 をよく 考 えてみる と 消 費 者 の 側 からすると サービスの 内 容 に 実 質 的 な 差 異 があるとはいえないの で 料 金 その 他 の 提 供 条 件 利 用 可 能 性 などに 差 がなければ 両 サービスの 間 には 代 替 性 があるところから 両 サービスは 同 種 のサービスということができるであろ う したがって FCCにおいても 両 サービスを 一 括 してMVPDサービスとして 可 能 な 範 囲 で 共 通 の 管 理 をしている 一 方 供 給 者 側 からすると DBSとケーブル サービスの 間 には 技 術 的 に 大 きな 差 異 があり DBSには 電 波 の 割 当 てという 行 政 上 の 大 きなバリアーがあり 代 替 性 が あるとはいえない しかし 需 要 の 側 において 完 全 な 代 替 性 があれば 一 定 の 取 引 分 野 に 属 するサービスと 見 ることができるであろう 問 題 は 両 サービスの 間 に 完 全 な 代 替 性 があるかどうかということであるが ケーブル サービスは 全 米 のすべて の 地 域 をカバーしているわけではなく ある 調 査 によれば 全 米 の 世 帯 のうち12パ ーセントがケーブル サービスを 受 けられない 地 域 に 居 住 している ( 注 11) これらの 地 域 に 居 住 している 消 費 者 にとっては 多 チャンネルビデオ 番 組 サービスの 提 供 を 受 けるためには DBSによるほかない したがって このような 地 域 の 消 費 者 にとっ ては 両 サービスの 代 替 性 を 論 じる 余 地 はない そのような 場 合 でなくても 料 金 番 組 構 成 などから 両 サービスに 代 替 性 があると 言 い 切 れない 場 合 もあると 思 われ る 同 業 種 に 属 する 企 業 間 の 水 平 的 合 併 の 審 査 において しばしば 用 いられるものと して 合 併 の 前 後 におけるHHI(ハーフィンダル ヒルシュマン 指 数 )の 上 昇 があ る 先 に 紹 介 したFCCの 資 料 では 米 国 MVPD 市 場 60 社 のHHIは905とされているが 合 併 によって 両 社 のシェアがそのまま 加 算 されて 合 併 後 の 会 社 のシェアとなり 他 の 会 社 のシェアに 変 動 がないものとすれば 同 市 場 のHHIは 156 増 加 して 1,061と なる この 増 加 を 率 で 示 せば 約 17パーセントであり それほど 顕 著 な 集 積 度 の 増 大 とはいえないであろう また 競 争 政 策 上 からは 集 積 度 の 問 題 だけではなく ディレクTVとエコスター の 合 併 によって 市 場 支 配 力 の 増 大 が 懸 念 される ( 注 11) The Taylor Research & Consulting Group, Inc., "Competitive Market Analysis & DBS Subscriber Study Presentation, April 30, 2002" November

20 米 国 3. 合 併 承 認 の 申 請 以 上 のような 背 景 の 下 で 買 収 側 であるエコスター コミュニケーションズと 被 買 収 側 であるディレクTVを 運 営 するヒューズ エレクトロニックスとその 親 会 社 であ るジェネラル モーターズは 2001 年 12 月 3 日 共 同 で1934 年 通 信 法 第 214 条 による 認 証 と 同 第 310 条 による 免 許 の 移 転 についてFCCの 承 認 を 申 請 した この 承 認 申 請 の 書 類 は 付 属 資 料 を 含 めると 極 めて 膨 大 なもので 数 千 ページに 及 んでいる メイ ンの 申 請 書 は "Consolidated Application of EchoStar Communications Corporation, General Motors Corporation, Hughes Electronics Corporation, Transferors, and EchoStar Communications Corporation, Transferee, for Authority to Transfer Control"と 題 する55 ページの 文 書 であるが 当 事 者 としてエコスターが 譲 渡 側 と 譲 受 側 の 双 方 に 現 れて いるのが 面 白 い この 申 請 書 は 要 約 に 始 まり 序 論 公 共 の 利 益 の 記 述 免 除 の 請 求 第 304 条 の 免 除 及 び 結 論 の5 章 からなっているが 中 心 となるのは 第 II 章 の 公 共 の 利 益 の 記 述 で 量 的 には 申 請 書 全 体 の7 割 くらいを 占 めている 序 論 では 各 当 事 者 と 新 エコースターの 概 要 とこの 取 引 の 概 要 について 記 載 されている 公 共 の 利 益 の 記 述 では まずこの 取 引 が 通 信 法 その 他 の 制 定 法 及 びFCC 規 則 を 遵 守 していることが 述 べられ 続 いてこの 取 引 が 制 定 法 のいかなる 目 的 をも 害 す ることなく 公 共 の 利 益 に 顕 著 な 効 果 をもたらすとして 多 くの 利 点 が 挙 げられて いる 例 えば 次 のような 事 項 が 掲 げられている (1)この 取 引 は スペクトラムと 衛 星 のリソースの 効 率 化 によってケーブルとの 競 争 を 促 進 する より 多 くの 地 域 により 多 くのチャンネルを 提 供 する 高 品 位 テレビジョン(HDTV) 及 びペイ パー ビュー 番 組 を 含 むより 多 く の 番 組 の 選 択 を 可 能 にする デジタル ケーブルからの 競 争 に 対 処 するようにプロダクツの 提 供 を 拡 大 す る ルーラル 地 域 アラスカ 及 びハワイへのサービスを 改 善 する より 多 くのエスニック 外 国 語 及 びニッチの 番 組 を 提 供 する より 多 くの 教 育 番 組 を 提 供 する 合 併 の 結 果 として 効 率 をより 高 める (2)この 合 併 は その 他 の 顕 著 な 競 争 促 進 効 果 をもたらし 関 係 市 場 のいずれに おいても 反 競 争 的 影 響 をもたらさない (3)この 合 併 は 高 度 ブロードバンド サービスのすべてのアメリカ 人 への 展 開 を 促 進 する (4)パンナムサットの 買 収 は 公 共 の 利 益 に 資 する 結 論 は きわめて 簡 単 で 上 記 の 理 由 から 申 請 人 は 委 員 会 がこの 申 請 を 速 やかに 承 認 し 申 請 人 に 提 案 している 取 引 を 完 成 させるために 委 員 会 が 必 要 又 は 適 切 と 判 断 するその 他 の 許 認 可 を 与 えることを 謹 んで 申 請 する というものであ る 20 November 2002

21 米 国 許 認 可 の 申 請 としては 当 然 のことながら 申 請 人 はこの 合 併 のメリットを 強 調 し 違 法 性 の 不 存 在 を 主 張 しているが 本 合 併 に 対 して 提 起 されたコメントはほとんど がこの 合 併 は 公 共 の 利 益 を 害 するとして 反 対 するものである 4. 申 請 の 審 査 FCCは 申 請 を 受 理 してからしばらくの 期 間 は 司 法 省 の 動 向 を 見 守 って 審 査 手 続 き を 進 めていなかったが 2002 年 1 月 9 日 に 開 示 制 限 命 令 (Protective Order)を 発 し て 審 査 手 続 きを 進 めた これに 伴 い 多 くの 利 害 関 係 者 から 申 立 書 や 意 見 書 が 提 出 された これらの 書 類 は 原 則 としてすべて 公 表 されるが そのほとんどは 本 合 併 の 承 認 に 反 対 するものであった このようにして 審 査 が 進 められ 2002 年 10 月 10 日 に 至 り エコスターとディレク TVの 合 併 を 承 認 しない 旨 のFCCの 意 向 がニュース リリースの 形 で 発 表 された こ のFCCの 決 定 は 委 員 全 員 一 致 によってなされたが 通 常 このような 申 請 に 対 して 執 られる 覚 書 き 意 見 兼 命 令 (Memorandum Opinion and Order)の 手 続 きによら ず 非 公 式 決 定 の 形 を 執 った その 理 由 は 明 らかにされていないが 正 式 決 定 とし ないで 申 請 当 事 者 に 申 請 内 容 を 変 更 して FCCの 再 認 定 を 受 ける 機 会 を 与 える 意 向 と 解 される このような 手 続 きをとったことを 含 めて この 合 併 承 認 申 請 に 対 するFCCの 処 理 は 異 例 のことが 多 い 通 信 放 送 事 業 者 の 合 併 に 関 するFCCの 審 査 結 果 は 通 常 司 法 省 又 は 連 邦 取 引 委 員 会 の 反 トラスト 法 に 基 づく 審 査 の 決 定 が 発 出 され 又 は 意 向 表 明 された 後 に 発 出 されるものであるが 今 回 は 司 法 省 の 態 度 表 明 前 にFCCの 非 公 式 決 定 がなされている このような 方 法 を 取 ることについては FCCは 司 法 省 との 間 の 協 議 で 了 解 を 取 り 付 けているものと 思 われる また FCCはこの 合 併 申 請 の 取 扱 いに 関 して 審 査 官 (ALJ)が 主 宰 する 口 頭 弁 論 を 開 催 することとした 合 併 案 件 に 関 して 口 頭 弁 論 を 開 催 すること 自 体 が 異 例 であるが 口 頭 弁 論 実 施 命 令 (Hearing Designation Order)が 非 公 式 決 定 の 日 より 後 に 発 出 されているのは 順 序 が 逆 転 し ているような 感 がある 5. 今 後 の 展 開 異 例 な 形 で 第 一 段 の 展 開 を 終 えたエコスターとディレクTVの 合 併 であるが 今 後 どのような 展 開 が 見 られるか 興 味 があるところである このまま 手 続 きが 終 わって しまうということは 口 頭 弁 論 を 行 うというFCCの 措 置 からしても 考 えにくいとこ ろであり 合 併 当 事 会 社 がより 競 争 制 限 的 性 格 の 薄 い 代 替 案 を 提 示 してFCCと 話 合 いに 入 ることが 考 えられる ただ 両 社 のサービスが 番 組 の 組 合 せによる 異 なるサ ービス カテゴリーを 設 定 することはできても 基 本 的 に 単 一 のサービスであり 一 部 サービスの 切 り 離 しということは 困 難 と 思 われ スペクトラムや 営 業 地 域 の 一 部 譲 渡 の 形 に 落 ち 着 くのではないかと 思 われる いずれにしても FCCのパウェル 委 November

22 米 国 員 長 は 事 業 者 のイニシアチブを 最 大 限 尊 重 する 姿 勢 をとってきており 今 回 の 事 案 についても 申 請 棄 却 という 最 終 決 定 は 出 したくないところと 思 われ なんらか の 妥 協 に 落 ち 着 くものと 予 想 されるが 関 係 者 の 強 力 な 反 対 意 見 に 対 してどのよう な 対 処 をするかFCCのお 手 並 み 拝 見 というところである このようにFCCの 真 意 が 図 りかねる 実 情 であったが 合 併 審 査 の 本 丸 ともいうべ き 司 法 省 がマイクロソフト 事 件 で 示 した 企 業 寄 りといわれる 姿 勢 を 一 変 させて 厳 し い 態 度 を 示 すに 至 って 事 態 は 急 展 開 することになった すなわち 10 月 31 日 に 米 国 司 法 省 と26 州 (コロンビア 特 別 区 とプエルトリコを 含 む )が 原 告 となって エ コスター コミュニケーションズ ヒューズ エレクトロニクス ジェネラル モ ーターズ 及 びディレクTV エンタープライジズの4 社 を 被 告 として 反 トラスト 法 に 違 反 する 合 併 を 差 し 止 める 民 事 訴 訟 をコロンビア 特 別 区 連 邦 地 方 裁 判 所 に 提 起 し た この 訴 訟 提 起 によってエコスターとディレクTVの 合 併 はほぼ 完 全 にブロックさ れたといえるであろう FCCは 合 併 不 承 認 を 当 事 者 に 通 告 していたが 後 に 口 頭 弁 論 の 機 会 を 設 定 するなど 条 件 付 承 認 の 余 地 を 残 しているとも 取 れる 態 度 をとって いた しかし 司 法 省 が 差 止 訴 訟 を 提 起 するという 明 確 な 態 度 をとったので ワー ルドコムとスプリントの 合 併 時 の 前 例 もあり 同 意 判 決 による 条 件 付 承 認 の 余 地 は ほぼ 無 くなったものと 解 されるであろう 今 後 は 被 告 会 社 が 合 併 計 画 を 自 主 的 に 取 り 下 げ 司 法 省 も 訴 訟 を 取 り 下 げるという 形 の 収 拾 の 可 能 性 が 高 くなったが 両 者 が 訴 訟 を 続 け 最 終 的 に 同 意 判 決 で 決 着 する 場 合 も 考 えられないわけではない いず れにしても エコスターとディレクTVの 合 併 がなんらかの 形 で 実 現 する 可 能 性 は 極 めて 薄 くなったといえるであろう 一 時 ケーブル サービス 大 手 のケーブルビジョ ンに 営 業 権 とスペクトラムの 一 部 を 譲 渡 して 何 とか 合 併 を 認 めてもらおうとする 動 きも 報 じられたが それもはかない 望 みになったといえるであろう COMMENT 異 例 尽 くめのエコスターとディレクTVの 合 併 審 査 の 第 一 段 階 が 終 わった しか し これがこの 事 案 の 最 終 処 理 でないことは 明 らかである FCCのパウェル 委 員 長 としては 当 事 者 の 意 図 を 尊 重 したいところであろうが 申 請 案 をそのまま 承 認 した のではあまりにもバランスを 欠 いた 決 定 となるということで この 案 では 承 認 でき ないという 結 論 に 達 したものと 思 われ これから 落 し 所 を 求 めて 申 請 当 事 者 とFCC の 折 衝 が 展 開 されるものと 思 われる この 解 決 をどのように 図 るかはパウェル 委 員 長 の 腕 の 見 せ 所 といえよう 同 委 員 長 の 父 親 のパウェル 国 務 長 官 は 世 界 平 和 のター ニングポイントでの 舵 取 りに 世 界 の 注 目 が 集 まっているが 子 供 のパウェル 委 員 長 も 規 模 は 違 うが 同 様 に 難 しい 問 題 に 直 面 している この 合 併 も 米 国 に 多 いいわゆる 小 が 大 を 呑 む 合 併 である この 合 併 がエコス ターの 衛 星 放 送 界 制 覇 の 野 望 に 基 づくものという 見 方 もあろうが 真 の 理 由 は 米 国 自 動 車 業 界 の 雄 ジェネラル モーターズが 赤 字 のヒューズの 面 倒 を 見 きれないという ことで ディレクTVを 手 放 したいというところにあるのだろう このことは 通 信 事 業 強 化 ということでコムサットを 買 収 したロッキード マーチン がこともあろうにコムサット(ロッキード マーチンの 孫 会 社 として 存 続 していた 模 様 )を 民 営 化 後 のインテルサットに 売 却 する(2002 年 10 月 25 日 FCC 承 認 )という 離 れ 技 をやってのけたのと 一 脈 通 じるところがある 22 November 2002

23 米 国 ところが 10 月 末 に 司 法 省 が 重 い 腰 を 上 げて 合 併 差 止 めの 訴 訟 を 提 起 するに 至 り この 合 併 戦 は 勝 負 あったということのようだ ( 清 家 秀 哉 ) < 出 典 参 考 文 献 > EchoStar et ali., Consolidated Application of EchoStar Communications Corporation, General Motors Corporation, Hughes Electronics Corporation, Transferors, and EchoStar Communications Corporation, Transferee, for Authority to Transfer Control, filed Dec 3, 2001 FCC, FCC Declines to Approve EchoStar-DirecTV Merger, Oct 10, 2002 FCC, Hearing Designation Order in the Matter of Application of EchoStar Communications Corporation, General Motors Corporation, Hughes Electronics Corporation, Transferors, and EchoStar Communications Corporation, Transferee, for Authority to Transfer Control" rel. Oct.18, 2002 FCC, Eighth Annual Repot in the Matter of Annual Assessment of thew Status of Competition in the Market for the Delivery of Video Programming, rel. Jan Taylor Research & Consulting Group, Inc., Competitive Market Analysis & DBS Subscriber Study Presentation, April 30, 月 10 日 から31 日 までの 米 国 新 聞 の 関 係 記 事 司 法 省 と26 州 による 合 併 差 止 めの 訴 状 November

24 英 国 英 国 OFCOM 委 員 会 の 委 員 任 命 される OFCOM 委 員 会 の 委 員 に 現 在 のOFTEL 長 官 であるDavid Edmondsを 含 む4 名 が 任 命 され 2003 年 前 半 にはCEOが 選 出 される 予 定 2002 年 9 月 25 日 Tessa Jowell 文 化 メディア スポーツ 大 臣 およびPatricia Hewitt 貿 易 産 業 大 臣 は 新 通 信 関 係 規 制 機 関 となる 通 信 庁 ( Office of Communications 以 下 OFCOMと 略 す)の 委 員 会 (the Board)の 非 業 務 執 行 委 員 に Urmila Banerjee David Edmonds Richard HooperおよびSara Nathanの4 名 を 任 命 し た と 発 表 した OFCOMは 通 信 と 放 送 の 融 合 によるサービスの 一 体 化 を 目 指 し 現 行 の 放 送 基 準 委 員 会 (BSC: Broadcasting Standards Commission) 独 立 テレビジョン 委 員 会 (ITC: Independent Television Commission) 電 気 通 信 庁 ( OFTEL: Office of Telecommunications) ラジオ 庁 (The Radio Authority)および 無 線 通 信 庁 (the Radiocommunications Agency)を 統 合 して 設 立 される 新 独 立 規 制 機 関 である OFCOM 委 員 会 は 放 送 通 信 および 無 線 スペクトラムの 管 理 を 行 う 独 立 規 制 機 関 となるOFCOMの 設 立 を 監 督 することとなり 同 委 員 会 の 委 員 長 には David Currie 卿 が 本 任 命 に 先 立 って 今 年 7 月 に 任 命 されている これら4 名 の 非 業 務 執 行 委 員 は 現 電 気 通 信 庁 (OFTEL) 長 官 であるDavid Edmonds 氏 と 通 信 業 界 での 勤 務 暦 が 長 いUrmila Banarjee 氏 が 通 信 業 界 を 現 ラジオ 庁 長 官 であるRichard Hooper 氏 はラジオ 放 送 業 界 を また Sara Nathan 氏 はTV 放 送 業 界 を それぞれ 代 表 する 構 成 となる また Richard Hooper 氏 は OFCOMの 委 員 長 代 理 (Deputy Chairman)となり 後 日 今 回 任 命 された4 名 に 加 え Ian Hargreaves 氏 を 指 名 する 提 案 が 行 われる 予 定 である なお OFCOM 委 員 会 の 非 業 務 執 行 委 員 には 当 初 週 2 日 の 勤 務 に 対 し30,000ポンド( 約 593 万 円 )の 年 間 報 酬 が 支 払 われる Currie 卿 OFCOM 委 員 長 の 最 初 の 任 務 は 非 業 務 執 行 委 員 の 最 終 選 定 であった が 上 述 のとおり 9 月 25 日 に 選 任 されたため 今 後 は 今 回 任 命 された 非 業 務 執 行 委 員 と 共 に OFCOMの 業 務 執 行 委 員 長 (CEO)の 選 定 を 行 うこととなる 同 OFCOM 業 務 執 行 委 員 長 (CEO)は 大 臣 の 承 認 を 受 けて 任 命 されることとなるが その 時 期 は 2003 年 早 期 を 予 定 している OFCOMが 組 織 として 立 ち 上 がった 後 に は Currie 卿 OFCOM 委 員 長 および 同 委 員 会 は 今 年 5 月 に 共 同 発 表 された 通 信 法 案 に 明 示 された 新 規 制 体 制 を 監 督 することになる また OFCOMに 対 しては 通 信 と 放 送 の 融 合 を 理 解 し ビジョンや 専 門 知 識 を 持 つ 組 織 として 機 能 することが 期 待 されている 24 November 2002

25 英 国 OFCOM 委 員 長 選 出 OFCOM 委 員 長 に 任 命 されたDavid Currie 卿 は 経 済 学 者 であり 現 在 City University Business Schoolの 学 部 長 である 電 気 通 信 および 放 送 業 界 での 経 歴 は ないが 規 制 に 関 する 主 な 経 験 としては 英 国 のガス 規 制 機 関 であるOfgem (Office of the Gas and Electricity Markets:ガス 電 力 市 場 庁 ) ( 注 12) での 運 営 委 員 としての 働 きがある 業 界 の 一 部 には 放 送 業 界 出 身 の 委 員 長 では 電 気 通 信 の 損 害 に 対 する 部 門 に 焦 点 を 合 せるのでは と 懸 念 する 見 方 があった また 本 委 員 長 選 出 に 際 し Eatwell 卿 英 国 図 書 館 館 長 Richard Hooper ラジオ 庁 長 官 およびDavid Edmonds 電 気 通 信 庁 長 官 が 候 補 者 に 挙 げられていた David Currie 卿 が 共 著 している 最 近 の 論 文 では 少 なくとも 理 論 上 ブリティッシュ テレコ ム(BT)の 卸 売 部 門 と 小 売 部 門 の 分 割 を 支 持 しており こうした 意 見 が 組 織 分 割 に 反 対 するBTに 対 し 問 題 提 起 することができた という 見 方 がある Tessa Jowell 文 化 メディア スポーツ 大 臣 は ステートメントの 中 で David Currie 氏 の 就 任 は 傑 出 した 選 択 である 彼 の 任 命 は 広 く 産 業 界 全 体 に 歓 迎 されるものとなるであろう 私 は 彼 の 指 導 力 と 規 制 に 対 する 戦 略 的 見 解 は OFCOMが 英 国 を 世 界 で 最 もダイナミックで 競 争 的 な 通 信 とメディア 市 場 の 本 拠 地 とするという 政 府 ビジョンの 達 成 を 促 進 するものであると 信 じてい る と 述 べ また Patricia Hewitt 貿 易 産 業 大 臣 は 同 氏 の 任 命 を 歓 迎 し David Currie 氏 は 豊 富 な 経 験 強 い 公 約 および 任 務 への 誠 実 をもたらすであろ う また 同 氏 のOfgemでの 経 験 と 結 びついた 規 制 原 理 に 関 する 専 門 的 知 識 は OFCOMに 飛 躍 的 なスタートを 提 供 するであろう と 語 った また この 任 命 を 受 けてCurrie 卿 は この 重 要 でかつ 遣 り 甲 斐 のあるポストを 拝 命 し 光 栄 であり 嬉 しく 思 う 英 国 は 英 国 通 信 業 界 に 繁 盛 をもたらす 条 件 を 整 える 統 合 された 世 界 レベルの 規 制 機 関 の 設 立 において リードしている と 述 べた なお 同 委 員 長 には 当 初 週 4 日 までの 勤 務 に 対 し 133,000ポンド ( 約 2,630 万 円 )の 年 間 報 酬 が 支 給 される ( 注 12) Ofgemは 1986 年 ガス 法 1987 年 電 力 法 および2000 年 の 利 用 法 に 基 づき 当 局 により 運 営 されて いる ガス 電 力 分 野 における 規 制 機 関 なお 英 国 では 昨 春 に 電 力 の 卸 売 市 場 が 完 全 自 由 化 され 一 年 半 で 供 給 価 格 が 約 30% 下 落 発 電 各 社 の 業 績 が 急 速 に 悪 化 November

26 英 国 26 November 2002

27 英 国 COMMENT OFCOM 委 員 会 の 非 業 務 執 行 委 員 の 任 命 に 際 し Tessa Jowell 文 化 メディ ア スポーツ 大 臣 およびPatricia Hewitt 貿 易 産 業 大 臣 は それぞれ 次 のようなコ メントを 述 べている Tessa Jowell 文 化 メディア スポーツ 大 臣 は OFCOM 委 員 の 就 任 が 完 了 し 通 信 業 界 の 集 中 した 世 界 クラスの 規 制 機 関 を 創 設 するという 重 要 な 任 務 を 開 始 することができ 嬉 しい また Patricia Hewitt 貿 易 産 業 大 臣 は 本 任 命 は 放 送 や 新 聞 から 通 信 の 全 分 野 において OFCOM 首 脳 陣 に 豊 富 な 経 験 をもたら すものである 規 制 という 極 めて 重 要 な 任 務 に 着 手 するや こうした 識 見 は OFCOM 設 立 等 において 非 常 に 貴 重 なものとなるであろう と 新 独 立 規 制 機 関 お よび 委 員 に 期 待 を 寄 せている また David Currie 卿 OFCOM 委 員 長 は 新 委 員 会 の 重 要 な 任 務 は 一 つの 統 合 された 方 法 で 五 つの 現 行 規 制 機 関 に 属 する 種 々の 異 なる 技 能 を 展 開 できる 成 功 した 組 織 を 構 築 することにある それゆえ 委 員 長 として 私 は そのような 豊 かな 経 験 と 新 委 員 に 代 表 される 専 門 的 知 識 に 遭 遇 できることを 喜 びと 感 じている と 抱 負 を 語 った 一 方 通 信 法 の 事 前 立 法 上 の 精 査 を 行 ったPuttnam 卿 を 委 員 長 とする 上 下 両 院 の 合 同 委 員 会 の 報 告 書 では OFCOMのボードメンバーを9 名 に 拡 大 すべきであると 勧 めている 今 後 この 合 同 委 員 会 の 見 解 を 受 けて さらに 追 加 のOFCOM 委 員 会 の 委 員 の 選 定 が 行 われることになるであろう そのメンバーの 構 成 によっては 現 行 の 省 庁 間 の 微 妙 な 思 惑 が 表 出 する 可 能 性 も 想 定 されよう 今 後 の 英 国 における 通 信 と 放 送 の 融 合 によるサービスの 一 体 化 に 向 けての 動 向 が 注 目 されるところで November

28 英 国 ある ( 佐 藤 久 美 子 ) < 文 中 の 換 算 率 > 1 英 ポンド= 円 (2002 年 10 月 24 日 東 京 の 対 顧 客 電 信 売 り 相 場 ) < 出 典 参 考 文 献 > DTI /Press Release (Ref No. 155/02, Ref No. P/2002/589)) ( Total Telecom (7/25/2002, 9/25/2002)( New Media Markets, October 4, November 2002

29 英 国 英 国 英 国 の 携 帯 電 話 の 利 用 は 堅 調 インターネッ トは 停 滞 Oftelは 英 国 電 気 通 信 事 業 の 現 状 を 定 期 的 に 調 査 して 発 表 してい るが 最 近 携 帯 電 話 に 関 する 調 査 の 結 果 が2 件 とインターネットに 関 する 調 査 の 結 果 が1 件 発 表 された いずれも 英 国 電 気 通 信 サービスの 現 状 を 的 確 に 示 しているので その 要 点 を 紹 介 する 特 に 移 動 通 信 の 現 状 に 関 する 市 場 情 報 では 英 国 で 営 業 している4 大 携 帯 電 話 会 社 の 営 業 データが 比 較 して 表 示 されているので 興 味 がある 1.はじめに 英 国 の 電 気 通 信 規 制 機 関 であるOftelは 電 気 通 信 サービスの 利 用 状 況 を 定 期 的 に 発 表 している 今 年 も10 月 17 日 に 第 1 四 半 期 (4 月 ~6 月 ) 分 の 移 動 通 信 の 現 状 に 関 する 市 場 情 報 (Market Information, Mobile Update)を 発 表 した また ひきつづ いて10 月 24 日 には 移 動 電 話 の 消 費 者 による 利 用 (Consumer's use of mobile telephony)と 題 する 調 査 報 告 を 発 表 した さらに 同 日 インターネットの 消 費 者 による 利 用 (Consumer's use of Internet)と 題 する 同 種 の 調 査 報 告 を 発 表 した こ れらの 報 告 書 は 英 国 の 電 気 通 信 の 利 用 状 況 を 取 りまとめた 公 式 文 書 で 英 国 の 電 気 通 信 サービスの 現 状 を 正 確 に 表 示 しているので 以 下 移 動 通 信 の 現 状 に 関 する 市 場 情 報 を 中 心 にその 概 要 を 紹 介 する 2. 移 動 通 信 の 現 状 に 関 する 市 場 情 報 2002 年 度 第 1 四 半 期 の 移 動 通 信 の 現 状 に 関 する 市 場 情 報 は 冒 頭 に 簡 単 な 要 約 が 掲 げられているが 後 は12の 統 計 データの 表 のみから 成 っている 冒 頭 の 要 約 のポイントは 次 のとおりである 2002 年 6 月 末 の 英 国 の 移 動 電 話 の 加 入 者 は4700 万 弱 であった 第 1 四 半 期 (4 月 ~6 月 )における 加 入 者 の 成 長 率 は1パーセントで 同 期 の 加 入 者 の 純 増 は63 万 9000であった この 数 値 は 前 四 半 期 の 半 分 以 下 であった 前 払 いパッケージを 使 用 する 加 入 者 の 割 合 は 若 干 低 下 して 69パーセントと なった 前 払 い 加 入 者 の 成 長 率 は 契 約 ( 後 払 い) 加 入 者 の 成 長 率 よりも 低 い 通 話 分 数 は 成 長 を 続 け 前 年 の 第 1 四 半 期 に 比 べて18パーセントの 増 加 であ った 通 話 料 及 び 固 定 料 金 の 収 益 は 前 年 同 期 に 比 べて13パーセントの 増 加 に 過 ぎ November

30 英 国 ず 料 金 の 低 下 を 示 唆 している SMSメッセージの 利 用 量 は 期 中 にひきつづいて 増 加 したが 成 長 率 は 低 下 し た 一 加 入 者 あたりの 平 均 小 売 収 益 は 期 中 に1.2ポンド 増 加 して 過 去 1 年 で 最 高 水 準 に 達 した 12の 統 計 データ 表 は 全 事 業 者 の 総 括 データと4 事 業 者 (ボーダフォン mmo2 T-モービル 及 びオレンジ) 別 の 実 績 が 示 されている 各 表 のタイトルと 概 要 は 次 のとおりである 30 November 2002

31 英 国 3. 消 費 者 による 移 動 通 信 の 利 用 英 国 の 消 費 者 による 携 帯 電 話 利 用 の 現 状 を 要 約 すれば 次 のとおりである 英 国 の 成 人 の68パーセント 世 帯 の80パーセントが 少 なくとも1 台 の 携 帯 電 話 を 持 っている 移 動 通 信 顧 客 の71パーセントがプリペイド 方 式 を 利 用 しており 25パーセン トが 月 間 契 約 に 加 入 しており 4パーセントが 包 括 パッケージを 利 用 してい る 携 帯 電 話 利 用 者 の 平 均 月 間 料 金 は19ポンドである 携 帯 電 話 利 用 者 の94パーセントが 移 動 サービス 全 般 に 満 足 している 月 間 加 入 方 式 ヘの 移 行 が 高 所 得 者 の 間 で 増 えているが プリペイド 方 式 が 依 然 人 気 を 集 めている ルーラル 地 域 における 携 帯 電 話 の 所 有 率 (74パーセント)は 都 市 地 域 にお ける 所 有 率 (67パーセント)よりも 高 い 成 人 の61パーセントが 固 定 電 話 と 携 帯 電 話 の 双 方 を 持 っており この 傾 向 に 顕 著 な 変 化 は 見 られない 4. 消 費 者 によるインターネットの 利 用 英 国 の 消 費 者 によるインターネット 利 用 の 現 状 を 要 約 すれば 次 のとおりである 英 国 の 成 人 の50パーセントがいろいろな 場 所 でインターネットを 利 用 してい る 英 国 の 家 庭 の42パーセントがインターネットに 接 続 されている インターネット 利 用 家 庭 の61パーセントが 非 計 測 パッケージを 用 いており 32パーセントが 従 量 課 金 パッケージを 用 いている インターネット 利 用 家 庭 の7パーセントがブロードバンドを 用 いている 家 庭 でオンラインを 利 用 する 時 間 は 平 均 9 時 間 である インターネット アクセスの 普 及 率 は 42パーセントに 留 まっており パソ コンの 普 及 率 も53パーセントに 留 まっている 91パーセントの 家 庭 がインターネット サービスに 全 体 として 満 足 している 86パーセントの 利 用 者 がサービスの 品 質 と 信 頼 性 に 満 足 しているが アクセ ス スピードについては71パーセントが 満 足 していない 現 在 家 庭 で 公 衆 電 話 網 又 はISDNを 使 用 している 者 の32パーセントがDSL 又 は ケーブル モデムへの 高 速 化 に 関 心 をもっている COMMENT OftelもFCCも 通 信 事 業 の 各 種 調 査 を 定 期 的 に 実 施 し その 結 果 を 発 表 してい る Oftelの 調 査 結 果 はFCCほど 詳 細 でないものが 多 いが 英 国 の 通 信 事 業 の 原 状 を 的 確 に 発 表 しており われわれにも 非 常 に 参 考 になる 英 国 の 通 信 事 業 は 固 定 通 信 では 欧 州 で 独 仏 についで3 位 であるが 携 帯 電 話 の 普 及 率 については 意 外 なこと November

32 英 国 にイタリア ポルトガルが 上 位 を 占 め 英 国 はその 次 となっている 加 入 数 では 英 国 は 中 米 日 独 伊 についで 世 界 第 6 位 となっているが 携 帯 電 話 大 国 の 一 角 を 占 め ているといえよう 英 国 の 携 帯 電 話 に 関 するこの 二 つの 報 告 で 示 された 調 査 結 果 は それほど 目 新 しい 知 見 を 与 えるものではないが 最 初 の 報 告 の 事 業 者 別 データにお いて 英 国 で 運 営 している4 大 事 業 者 のうちボーダフォンが 他 の3 社 より 良 好 なパー フォーマンスを 示 しており 他 の3 社 は 類 似 の 成 果 を 収 めていることも 興 味 があ る インターネットについては 英 国 は 英 語 国 にしては 利 用 度 が 顕 著 とはいえな い 特 にブロードバンドについては 非 常 に 低 い 数 字 が 現 れている なお 本 誌 の 前 号 よりFCCの 移 動 体 通 信 市 場 に 関 する 第 7 次 年 次 報 告 についての 詳 細 な 紹 介 が 掲 載 されているので あわせて 参 照 されると 一 段 と 興 味 が 湧 くことであろう ( 清 家 秀 哉 ) < 出 典 参 考 文 献 > Oftel, Market Information, Mobile Update, 17 October, 2002 Oftel, Consumers' use of mobile telephony, 24 October, 2002 Oftel, Consumers' use of Internet, 24 October, November 2002

33 フランス フランス 新 CEOの 就 任 にみるフランス テレコムの 今 後 の 展 開 この 度 フランス テレコムは 新 CEOを 迎 えた 膨 大 な 負 債 低 迷 す る 株 価 落 ち 続 ける 格 付 け 激 しさを 増 す 競 争 環 境 という 状 況 下 新 生 フランス テレコムは 何 処 に 向 かおうとしているのか 1.はじめに 本 年 10 月 2 日 にフランス テレコムは 新 CEOを 発 表 した その 名 はThierry Breton 氏 かつてフランスの 電 子 機 器 大 手 Thomson Multimedia フランス 情 報 技 術 大 手 Bull 等 で 企 業 の 再 生 を 実 現 してきた 人 物 である Bon 前 CEOの 辞 任 から3 週 間 今 回 Breton 氏 に 託 されたのは まさにフランス テレ コムの 再 生 そのものである この7 年 間 前 CEOのMichel Bon 氏 のもとでとられた 拡 大 政 策 の 影 響 を 収 拾 しつつ 確 固 たるビジョンのもと 新 たなる 船 出 を 果 たすことが 期 待 されている 同 氏 は 今 後 2ヵ 月 の 間 に 財 務 の 建 て 直 しおよび 新 たな 事 業 戦 略 を 発 表 すると 語 っている その 一 方 フランス テレコムの 再 建 においては 主 管 庁 であり 筆 頭 株 主 でもあるフランス 政 府 の 動 向 からも 目 が 離 せない 2.フランス テレコムの 拡 大 政 策 1995 年 9 月 にBon 氏 がフランス テレコム 総 裁 ( 当 時 は 公 企 業 )の 座 に 就 いて 以 来 各 通 信 分 野 でヨーロッパのリーダーとなるとの 国 際 戦 略 のもと 同 社 は 提 携 戦 略 および 買 収 戦 略 を 積 極 的 に 推 し 進 めてきた まずは 提 携 戦 略 である 1996 年 1 月 にDeutsche TelekomおよびSprintとの 国 際 コ ンソーシアムGlobal One 設 立 を 目 的 として Deutsche TelekomとともにSprint 株 式 (9.9%)の 購 入 を 行 った その 後 1998 年 7 月 にフランス テレコムはDeutsche Telekomとの 株 式 相 互 持 合 い(2%づつ)による 提 携 を 発 表 した また 企 業 買 収 出 資 においては Wind(1995 年 出 資 : 伊 :モバイル) NTL (1999 年 出 資 : 英 :CATV) Global One(2000 年 1 月 買 収 : 欧 :マルチメディ ア) Equant(2000 年 11 月 買 収 : 欧 :マルチメディア)(その 後 2001 年 6 月 に Global OneとEquantは 統 合 新 生 Equantに) MobilCom(2000 年 3 月 出 資 : 独 :モバ イル) Orange(2000 年 8 月 買 収 : 英 :モバイル) 等 の 積 極 策 に 打 って 出 る それ 以 前 の1996 年 にはインターネット 関 連 子 会 社 としてWanadooを 設 立 してお り その 後 同 社 が2000 年 12 月 にFreeserve( 英 )を 買 収 することにより この 分 野 での 地 歩 も 固 めた November

34 フランス 上 記 の 提 携 企 業 買 収 出 資 設 立 等 により フランス テレコムは 積 極 的 にモ バイル/インターネット/マルチメディア 分 野 への 拡 大 を 行 ってきた それら 主 要 なものだけでも 表 1のとおりである また ヨーロッパ 各 国 での3G 展 開 については 主 にOrangeを 通 じて 行 ってきてお り 概 要 は 表 2のとおりである これら 国 際 展 開 と 歩 調 を 合 わせるかのように フランス テレコムの 売 上 に 占 め る 国 際 事 業 (モバイルおよびネットワーク)の 比 率 は 1999 年 の12.8% 2000 年 の 25.8% 2001 年 の35.8%と 着 実 な 増 加 傾 向 にある (フランス テレコムの 各 セグ メントごとの 財 務 情 報 については 表 3のとおり ) 34 November 2002

35 フランス 3. 拡 大 政 策 のツケ この 間 フランス テレコムは 各 通 信 分 野 進 出 への 足 がかりを 得 ると 同 時 に こ れら 企 業 買 収 およびUMTSライセンス 料 等 が 原 因 で 2000 年 度 には 大 幅 な 負 債 増 加 に 見 舞 われることとなった これら 提 携 戦 略 および 企 業 買 収 については 同 時 期 に 他 のキャリアも 同 様 の 行 動 をとった 時 期 でもあり Deutsche Telekom British Telecom AT&T NTTドコモ 等 他 のキャリアも 同 様 の 行 動 パターンを 採 っているのも 事 実 である November

36 フランス しかし 提 携 戦 略 については Global Oneのみならず Unisource(Teliaおよび Swisscomの 合 弁 ) Concert(BTとAT&Tの 合 弁 ) 等 もほどなく 終 焉 を 迎 え 現 在 残 っているのはInfonetくらいとなっている また Deutsche Telekomとの 提 携 につ いても 同 社 によるTelecom Italiaとの 合 併 問 題 を 機 に 2000 年 に 入 って 提 携 解 消 を 発 表 した また 買 収 戦 略 の 方 も 然 りである フランス テレコムも NTTドコモ 等 他 のキ ャリアと 同 様 多 額 の 評 価 損 計 上 を 行 う 事 態 となった 中 には BTやAT&Tのよう に 企 業 再 建 のために 自 社 分 割 等 を 余 儀 なくされるケースも 出 てきた そんな 中 フランス テレコムの 有 利 子 負 債 は700 億 ユーロ( 約 8 兆 5,200 億 円 )に 達 し 世 界 に 名 だたる 借 金 づけキャリアのひとつに 数 え 上 げられるまでになってし まった また 買 収 した 企 業 の 営 業 権 (goodwill) 償 却 負 担 評 価 損 計 上 や 金 利 負 担 等 により 利 益 ベースでも 昨 年 度 は 同 社 初 の 赤 字 である 83 億 ユーロ( 約 1 兆 10 億 円 )を 計 上 するに 至 った また 今 年 度 も 上 期 において 既 に 122 億 ユーロ( 約 1 兆 4,844 億 円 )の 赤 字 となっている さらには ついに 債 務 超 過 にまで 陥 っている なお 本 年 度 上 期 における 評 価 損 はMobilCom 関 連 で108 億 ユーロ NTL 関 連 で17 億 ユーロである また 2001 年 度 に 計 上 したフランス テレコムの 営 業 権 の 償 却 額 は 25 億 ユーロで うちOrangeで12 億 ユーロ EquantとGlobal Oneで4 億 ユーロ MobilComで1 億 ユーロ 等 となっている (このうち Orangeについては 時 価 が 最 高 に 近 い 時 に 取 得 したものとして Bon 前 CEOに 対 して 批 判 が 出 ている ) また 買 収 資 金 として 調 達 した 資 金 に 対 する 利 払 い 負 担 も 膨 大 な 額 に 達 しており 2001 年 には39 億 ユーロの 利 払 いを 行 っている このような 財 務 状 況 の 悪 化 を 受 け 本 年 1 月 以 降 現 在 までに フランス テレコム の 公 開 済 み 株 式 は80% 暴 落 するという 事 態 に 陥 った これにより 時 価 総 額 も90 億 ユーロ(1 兆 950 億 円 )にまで 落 ち 込 んだ ( 本 年 4 月 にはついに1997 年 当 時 の 上 場 価 格 を 割 り 込 んだ ) これと 歩 調 を 合 わせるかのように フランス テレコムの 格 付 けも 格 下 げの 一 途 を 辿 っている ここ 数 年 間 だけでも Moody'sを 例 にとると 1998 年 時 点 ではAa1だっ た 格 付 けが 1999 年 にはAa 年 にはA 年 にはA3 さらにはBaa1と 下 がり 続 け 今 年 はついに(ジャンク 債 ( 投 資 不 適 格 )の 一 歩 手 前 の)Baa3にまで 一 気 に2 段 階 格 下 げされている この 結 果 フランス テレコムは 事 実 上 新 規 資 金 調 達 への 途 が 閉 ざされてしまっている この 状 況 下 ついにBon 氏 に 対 する 批 判 が 高 まり フランス テレコム 初 の 赤 字 を 計 上 した 責 任 をとって 同 氏 は 本 年 9 月 12 日 についに 辞 任 することとなった 今 回 の 辞 任 劇 の 直 接 的 な 引 き 金 となったのは MobilComとNTLにおける 約 190 億 ユーロ にも 及 ぶ 評 価 損 の 計 上 であった ( 個 別 企 業 の 状 況 等 については 以 下 の5. 各 子 会 社 関 連 企 業 の 状 況 を 参 照 ) 4. 財 務 指 標 の 推 移 上 記 について 財 務 指 標 をベースにこの3 年 間 の 推 移 を 見 たのが グラフ1であ る いずれの 指 標 も 悪 化 傾 向 にあることが 見 て 取 れる 36 November 2002

37 フランス (1) 収 益 性 効 率 性 縦 軸 に 売 上 高 営 業 利 益 率 ( 営 業 利 益 / 売 上 高 ) 横 軸 に 資 本 回 転 率 ( 売 上 高 / 資 産 ) 円 の 大 きさにROA( 営 業 利 益 / 資 産 )をとったのがグラフ1-1である これを 見 ると この3 年 間 収 益 性 が 悪 化 傾 向 にあることがわかる 一 方 投 資 が 頭 打 ちになった 一 方 で 売 上 の 伸 張 が 見 られるため この2 年 間 は 資 本 回 転 率 は 改 善 傾 向 にある なお 現 在 の 資 産 にはUMTSのライセンス 料 が 先 行 投 資 分 として 含 まれており それらを 差 し 引 けば 実 際 の 資 本 回 転 率 は 改 善 されたものとなる (2) 安 定 性 縦 軸 に 要 負 債 返 済 月 数 (( 有 利 子 負 債 / 営 業 利 益 )*12) 横 軸 にDebt/Equity Ratio( 有 利 子 負 債 / 株 主 資 本 ) 円 の 大 きさに 有 利 子 負 債 の 絶 対 額 をとったのがグ ラフ1-2である これを 見 ると 積 極 的 な 買 収 やUMTSライセンス 取 得 により 有 利 子 負 債 依 存 度 が 高 まったものの この2 年 間 は 買 収 や 投 資 の 一 段 落 により 有 利 子 負 債 額 は 横 ばい になってきたことがわかる その 一 方 で 自 己 資 本 を 消 費 しているため Debt/Equity Ratioは 上 昇 傾 向 にある November

38 フランス (3) 生 産 性 縦 軸 に 従 業 員 一 人 あたり 経 常 利 益 ( 経 常 利 益 / 従 業 員 数 ) 横 軸 に 従 業 員 一 人 あ たり 売 上 高 ( 売 上 高 / 従 業 員 数 ) 円 の 大 きさに 売 上 高 の 絶 対 額 をとったのがグラ フ1-3である 2001 年 度 に 多 額 の 評 価 損 を 計 上 した 結 果 こ2001 年 度 は 経 常 利 益 がマイナスにな り 従 業 員 一 人 あたり 経 常 利 益 もマイナスとなってしまっている 一 方 人 員 の 削 減 を 進 めつつ 売 上 の 伸 張 が 見 られたため 従 業 員 一 人 あたり 売 上 高 は 向 上 傾 向 にあ る 38 November 2002

39 フランス (4) 投 資 シーリング 縦 軸 に 設 備 投 資 額 と 子 会 社 投 資 額 の 合 計 値 横 軸 にEBITDA 円 の 大 きさに EBITDAマージン(EBITDA/ 売 上 高 )をとったのがグラフ1-4である 営 業 権 等 の 減 価 償 却 等 によりEBITDAは 増 加 していくが 売 上 の 伸 張 がそれ 以 上 で あるため EBITDAマージンはわずかながら 低 下 傾 向 にある 2000 年 はMobilComへの 投 資 等 があったため 投 資 額 がEBITDAを 上 回 ったが それ 以 外 は 基 本 的 にEBITDA 内 の 投 資 に 収 まっている 5. 各 子 会 社 関 連 企 業 の 状 況 上 記 の 財 務 状 況 悪 化 の 要 因 ともなっているフランス テレコムの 各 子 会 社 関 連 November

40 フランス 会 社 の 状 況 は 概 略 以 下 のとおりである (1)Orange 2001 年 の 決 算 では 比 較 的 好 調 であったOrangeであったが 2002 年 に 入 って 加 入 者 数 や 加 入 者 一 人 あたり 収 入 (ARPU)の 伸 びに 限 りが 見 えてきた これを 裏 付 け るかのように フランスでは 本 年 9 月 に 入 って 初 めて 新 規 加 入 者 が 減 少 した こ れらを 受 け 先 般 Orangeは2002 年 度 業 績 について 若 干 の 下 方 修 正 を 発 表 した これらと 併 行 して Orangeは 各 国 で 人 員 削 減 を 行 ってきており これまでデンマ ークで250 名 オランダで500 名 の 人 員 削 減 を 行 っている また 最 近 では イギリ スで 最 大 300 名 スウェーデン(Orange Sverige)では100 名 近 い 人 員 削 減 を 発 表 し た また Orange Sverigeでは 以 前 より 同 社 の 財 務 状 況 の 悪 化 から スウェーデン 政 府 に 対 して 2003 年 末 までに 人 口 の99.98%(886 万 人 )をカバーするUMTSネッ トワークの 建 設 義 務 についてその 緩 和 を 要 請 しているが 同 政 府 はこれを 拒 否 して いる これが 実 行 できない 場 合 Orange Sverigeは 罰 金 を 科 される 可 能 性 がある 現 時 点 で Orangeの 中 核 はフランスとイギリスであり 今 後 の2ヵ 国 にビジネス を 集 中 していく 可 能 性 も 取 り 上 げられてきている (2)MobilCom 欧 州 では 第 3 世 代 携 帯 の 免 許 料 が 高 騰 した 結 果 多 くのキャリアが 財 務 状 況 を 悪 化 させており 事 業 中 止 やサービス 延 期 を 発 表 するところも 出 てきた 特 にドイツ の 場 合 1 社 あたりの 免 許 料 が84 億 ユーロと 高 騰 した 結 果 3G 事 業 を 予 定 していた 6 社 のうち2 社 が 脱 落 した Group 3GとMobilComである 3Gの 先 行 投 資 負 担 に 耐 え 切 れなくなったMobilComは フランス テレコムの 支 援 打 ち 切 りが 重 なり 本 年 9 月 破 産 法 の 適 用 申 請 を 検 討 するに 至 った これはドイツ 政 府 の 救 済 策 で 回 避 されたが MobilComは 先 般 3G 事 業 への 投 資 凍 結 を 発 表 した また その 後 従 業 員 4,200 人 の うち1,850 人 を 削 減 すると 発 表 した 上 記 のとおり ドイツ 政 府 はMobilComに 対 する 緊 急 支 援 として4 億 ユーロを 融 資 す ることを 決 定 し 既 にこのうちの0.5 億 ユーロの 支 払 いを 行 った 融 資 の 残 りの 実 行 については フランス テレコムの 支 援 再 開 の 有 無 を 見 極 めている 状 況 とされてい る 一 方 自 らが700 億 ユーロの 有 利 子 負 債 を 抱 えるフランス テレコムにとって こ れ 以 上 のMobilCom 支 援 は 困 難 であり 先 般 打 ち 切 りを 決 定 した しかし その 後 の 対 応 については いまだ 方 向 性 が 定 まっておらず フランス テレコムはMobilCom 向 け 債 権 75 億 ユーロの 放 棄 を 求 められているとか MobilComが4 億 ユーロの 支 援 を 要 請 しているとかの 憶 測 が 流 れている ( 本 年 上 半 期 決 算 において フランス テレ コムはMobilCom 関 連 の 資 産 を 中 心 に108 億 ユーロの 評 価 損 を 計 上 している ) とりあえずの 措 置 として 本 年 10 月 14 日 にMobilComの 債 権 銀 行 団 は47 億 ユーロの 返 済 期 限 を2 週 間 引 き 伸 ばし10 月 末 までとした MobilComの 再 建 については ドイツ 政 府 も 関 与 するところとなり 政 治 色 が 強 ま っている 加 えて 公 正 競 争 阻 害 をたてにした 欧 州 委 員 会 からの 圧 力 もあり 政 治 決 着 する 可 能 性 も 含 んでいる また ここに 来 て Hutchison WhampoaがMobilComへの 出 資 に 関 心 があるとか E- Plus(オランダKPNのドイツでのモバイル 子 会 社 )がMobilComのモバイルネットワー 40 November 2002

41 フランス ク 買 収 に 関 心 を 示 しているとかの 情 報 もあり 他 社 からの 出 資 もしくは 他 社 への 売 却 という 可 能 性 も 現 実 味 を 帯 びてきている (3)Wind 最 近 のStandard & Poor'sによるフランス テレコムの 格 下 げの 主 要 因 としては MobilComとならんでWindも 取 り 上 げられている その 理 由 は 現 在 のWindへの 大 口 出 資 者 であるEnelがWindをノンコア 事 業 と 位 置 付 けたため Windの 株 価 が 低 迷 したこ とにより フランス テレコムがWind 株 式 の 処 理 ができない 状 態 になってしまった ことによる それ 以 前 今 春 にもBon 前 CEOはWindへの 出 資 分 については Enelへの 譲 渡 もしくはWindを 上 場 した 直 後 の 売 却 等 を 示 唆 したが Enel 側 の 経 営 陣 に 交 代 が あったこと 等 から 実 現 には 至 らなかったという 経 緯 がある なお Windの 本 年 上 期 の 決 算 は 3.3 億 ユーロの 赤 字 と 報 告 された その 一 方 で 本 年 10 月 10 日 にWindは2.35 億 ユーロの 増 資 を 実 施 すると 発 表 した Orangeは 出 資 率 に 応 じて 増 資 分 の 引 受 けを 行 うと 発 表 した これらを 踏 まえ 今 後 フランス テレコムにおけるWindへの 抜 本 的 な 対 応 策 が 検 討 されるであろう (4)Wanadoo 現 在 フランスのISP 市 場 では50% 以 上 のシェアをもち 一 見 順 風 そうに 見 える Wanadooだが それでも 赤 字 を 計 上 している また フランス 以 外 の 国 では 苦 戦 し ている 英 国 子 会 社 であるFreeserveの 赤 字 が 拡 大 しており ベルギーでも 売 上 が 伸 び 悩 んでいる 特 に ベルギーについては ベルギー 子 会 社 で 大 幅 な 人 員 削 減 を 実 施 すると 発 表 している 現 行 70 名 の 従 業 員 のうち56 名 を 削 減 するとのことである この 先 事 業 放 棄 につながる 可 能 性 もある 但 し ここに 来 てフランス 国 内 でも ブロードバンドを 巡 る 価 格 競 争 が 始 まって おり 国 内 市 場 においても 安 穏 とはしていられない 状 況 になってきた その 一 方 で Wanadooは 本 年 7 月 には スペインのインターネットプロバイダー eresmasを 買 収 することを 発 表 した これにより これまで 果 たせなかったスペイン 進 出 への 足 がかりができるとしている (そのため 今 後 Wanadooは5,360 万 株 を 増 資 する 予 定 である ) 但 し このeresMasにおいても 現 在 は 赤 字 状 態 である (5)Equant 先 般 Equantは 本 年 上 期 の 業 績 を 発 表 した 経 営 破 綻 したWorldcomからの 流 出 顧 客 の 取 り 込 みに 一 部 成 功 したが 前 年 同 期 と 比 較 して 売 上 は 減 少 している その 一 方 で 人 件 費 削 減 等 のコスト 削 減 に 努 めた 結 果 2.5 億 米 ドルの 純 損 失 となった こ れは 前 年 同 期 の3.5 億 米 ドルからは 改 善 している これにより 2002 年 業 績 予 想 は 計 画 どおり 達 成 されるものと 期 待 されている フランス テレコムは 負 債 削 減 のため Wind 等 と 並 んで Equantについても 売 却 先 を 模 索 しているようではあるが 企 業 系 データ 通 信 市 場 の 競 争 激 化 とともに 買 い 手 が 見 出 せない 状 況 とも 伝 えられている 但 し Equantは 固 定 系 の 海 外 事 業 にお ける 中 核 であるため 今 後 フランス テレコムとして どこまでの 決 断 をするか 見 守 る 必 要 がある November

42 フランス (6)NTL フランス テレコムはこれまでNTLに 対 して 総 額 80 億 ユーロの 投 資 を 行 ってきた が NTLの 債 務 不 履 行 を 受 け 2001 年 にはその 投 資 額 のほとんどに 引 当 金 を 計 上 し た その 後 NTLは 本 年 5 月 に 米 国 にて 連 邦 破 産 法 の 適 用 申 請 を 行 った 2002 年 上 期 には フランス テレコムはNTL 関 連 の 残 りの 債 権 に 対 しても 処 理 を 行 い 評 価 損 として17 億 ユーロの 計 上 を 行 った 6. 今 後 の 展 開 ここ1ヵ 月 ほどのフランス テレコムの 動 向 を 見 ると 財 務 状 況 改 善 に 向 けいく つかの 再 建 策 が 講 じられつつあることがわかる 具 体 的 には 債 務 軽 減 資 産 売 却 自 己 資 本 強 化 キャッシュ 確 保 コスト 削 減 投 資 効 率 化 等 を 柱 にした 財 務 改 善 を 目 指 すことなろう その 一 方 で 筆 頭 株 主 でもあり 主 管 庁 でもあるフランス 政 府 によるフランス テ レコム 支 援 のための 具 体 策 がなかなか 発 表 されない これにMobilCom 問 題 も 加 わ り Breton 氏 就 任 後 一 旦 は 市 場 にて 好 感 され 上 昇 しかけた 株 価 も 最 近 では 低 迷 ぎ みでかつてのような 高 値 に 戻 るまでには 至 っていない なお Moody'sによると 現 在 700 億 ユーロある 有 利 子 負 債 は 本 年 末 までに750 億 ユーロまで 達 する 見 込 みであり 2003 年 にはこのうち 約 150 億 ユーロが 返 済 期 限 を 迎 える 見 込 みとされている これをみても フランス テレコムの 財 務 改 善 は 喫 緊 の 課 題 であることが 分 かる 以 下 今 後 想 定 されるフランス テレコムの 再 建 計 画 の 方 向 性 を 検 討 してみた (1) 資 金 調 達 増 資 等 フランス テレコムの 増 資 については フランス 政 府 は 本 年 10 月 中 に 基 本 方 針 を 決 定 すると 報 じられているが 現 時 点 では 詳 細 までは 伝 えれらておらず いずれも 憶 測 の 域 を 出 ない また 特 定 通 信 事 業 者 への 公 的 支 援 は 欧 州 委 員 会 から 公 正 競 争 への 阻 害 として 批 判 を 受 ける 可 能 性 があり 実 現 にあたってはここに 複 雑 はスキー ムが 導 入 される 可 能 性 もある また 銀 行 等 に 対 して この 増 資 への 参 加 要 請 が 出 る 可 能 性 もある また 増 資 と 併 行 して 銀 行 借 入 れ(180 億 ユーロ)について 返 済 繰 り 延 べを 求 める 方 策 等 の 可 能 性 も 示 唆 されている これらの 動 きの 中 本 年 10 月 23 日 に 仏 財 務 相 Mer 氏 は フランス テレコムの 経 営 危 機 に 関 して 適 当 な 時 期 に 資 本 注 入 する 必 要 性 について 言 及 した 本 年 中 にフ ランス テレコムがBreton 氏 のもとで 取 りまとめる 予 定 の 経 営 再 建 策 に 先 がけて 仏 政 府 の 支 援 策 を 発 表 する 方 針 とも 伝 えられている 憶 測 の 域 を 出 ないが フラン ス テレコムが100 億 ユーロ(1 兆 2,170 億 円 ) 相 当 の 新 株 を 発 行 し 仏 政 府 が 現 行 の 出 資 率 (55.5%) 以 上 を 引 き 受 けるとの 見 方 も 出 てきている ( 同 国 の 法 律 によ り フランス 政 府 はフランス テレコムへの 出 資 率 を50% 以 下 にすることができな い ) 但 し 現 在 のような 株 価 低 迷 のもとでは 増 資 による 実 効 性 に 疑 問 が 残 るのも 確 か 42 November 2002

43 フランス であり その 点 では 増 資 による 株 式 希 薄 化 を 避 けるため 他 の 調 達 法 との 併 用 する 方 策 や 流 動 性 確 保 を 優 先 し 株 価 の 復 活 を 待 った 上 で 増 資 を 行 うという 方 策 も 考 えら れる (2) 資 金 調 達 - 有 利 子 負 債 これまでのフランス テレコムによる 企 業 買 収 については そのかなりの 部 分 を 株 式 交 換 で 行 ってきたが これだけ 大 規 模 な 取 得 出 資 となると かなりの 額 の 資 金 も 必 要 であった これについては フランス テレコムは 銀 行 借 入 れと 併 せて 社 債 等 の 発 行 により 対 応 してきた 2000 年 以 降 をみても 2000 年 3 月 に40 億 ユーロの 変 動 利 付 債 (FRN)を 発 行 2000 年 10 月 には 総 額 54 億 ユーロ(ユーロ 建 て3つ+ 英 ポンド 建 て2つ)の 社 債 発 行 を 行 った また 2001 年 3 月 および11 月 に 社 債 手 形 等 の 発 行 により 計 264 億 ユーロ を 調 達 し 他 社 株 転 換 条 項 付 社 債 および 転 換 社 債 の 発 行 により80 億 ユーロの 調 達 を 行 っている しかし その 後 フランス テレコムの 格 付 けの 大 幅 な 格 下 げにより 事 実 上 新 規 資 金 調 達 への 途 が 閉 ざされてしまっている 当 面 社 債 発 行 や 銀 行 借 入 れ 等 による 資 金 調 達 が 困 難 になることから 上 記 増 資 と 併 せて フランス テレコムが 銀 行 団 に 対 する 銀 行 債 務 の 支 払 い 繰 り 延 べや 金 利 支 払 いの 政 府 による 肩 代 わり 等 を 要 請 する 可 能 性 もある (3) 資 金 調 達 - 資 産 事 業 の 整 理 売 却 ここ 数 年 フランス テレコムはノンコア 事 業 と 位 置 付 けた 事 業 については 積 極 的 に 整 理 売 却 をしてきており 負 債 削 減 の 観 点 からも 集 中 と 選 択 の 観 点 から も 今 後 もこの 傾 向 は 継 続 強 化 されるものと 予 想 される 2000 年 には フランス テレコムはTelmex( 墨 )やDeutsche Telekomの 株 式 売 却 整 理 により 計 79 億 ユーロを 受 け 取 った また 2001 年 には 5 月 には 所 有 するSprint FONの 普 通 株 式 8,730 株 ( 出 資 率 9.9% 相 当 )のうち7,590 株 を 売 却 した これにより 同 年 6 月 に 売 却 代 金 として19 億 ユーロ がフランス テレコムに 入 った 2001 年 度 はこれを 含 め 計 45 億 ユーロを 受 け 取 っ た 一 方 重 複 しているビジネスの 整 理 にも 手 をつけてきており フランス テレコ ムはベルギーにおけるモバイル 事 業 の 整 理 を 行 った フランス テレコムはベルギ ーのMobistarに50.8%の 出 資 をしているが その 一 方 で KPN Orange Belgiumも 保 有 している これは Orange 買 収 時 にKPN Orange Belgiumもその 対 象 に 含 まれていた ためである 結 果 これまでフランス テレコムはベルギーにおいて2 社 への 出 資 を 行 っていた 状 態 であった これに 対 して 2000 年 12 月 にフランス テレコムは Orangeが 保 有 するKPN Orange Belgiumの 株 式 50%をKPN Mobileに 売 却 した この 売 却 はキャッシュによって 行 われ 5 億 ユーロがフランス テレコム 支 払 われた こ れは 見 方 をかえれば コア 事 業 と 位 置 付 けられるOrangeについても 一 部 整 理 に 着 手 したことも 意 味 する また 今 般 フランス テレコムは 事 業 整 理 の 一 環 として 電 話 帳 部 門 を 売 却 する 予 定 とも 伝 えられた 以 上 のように これまでに 不 動 産 を 含 め ノンコア 資 産 事 業 の 整 理 売 却 はか November

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