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1 松山市道後温泉活性化計画審議会答申 添付資料

2 目次 1. 道後温泉本館の修理計画の概要 道後温泉本館の耐震等工事計画の方針 耐震補強及び修理工事の方針 耐震設計 修理計画 工事の方法 工事方式の検討 誘客策 ( 見せ方 ) 作業スペースと交通影響緩和策 作業スペース確保の基本的な考え方 交通への影響 交通影響緩和策 工事期間 工事着手の時期 6-1

3 長地盤調査 耐震診断 詳細調査震等工事設計1. 道後温泉本館の修理計画の概要 重要 化財 ( 建造物 ) 保存活 計画策定通知 化庁通知 (H11.3) 計画策定は 主作成であるが これを契機に総合診断の実施指導 本館総合診断 ( 平成 12 年度 ) 緊急的危険度は少ないが 今後永く維持 活 していくためには 規模地震に耐えうる 本格的な保存修復 事が早期に必要 修復予備検討 道後温泉本館保存修復計画検討委員会 最終報告 (H18.3) 事期間約 11 年 総事業費約 20 億円 部分開館 式 神の湯 本館棟 浴室コンクリート躯体解体修理 本館 3 階棟曳家または半解体修理 南棟 浴室コンクリート躯体解体修理 浴室前後廊下 東棟 棟の 部解体部分修理 屋根の葺替え 関棟 事務棟 神の湯棟修理に伴う解体修理 は曳家 排 処理 設備改修 新殿 霊の湯棟 建具 内装改修 屋根の葺替え 道後温泉本館保存修復 事影響調査 (H19.2 えひめ地域政策研究センター ) 道後温泉本館改修に係る要望書 (H20.8)( 旅館組合 商店街組合 ) ( 坂の上の雲 の放送 (H ) 及び終了後 2 年間 (H25) まで改修を 合わせるよう要望 ) 松 市経済における道後温泉観光産業影響等基礎調査 (H25.3 本経済研究所 ) 産誘発額 完全閉館 8 年 約 592 億円の減少可能性 部分開館 11 年 約 466 億円の減少可能性 工事方針 工事内容 耐耐震設計 修繕計画 工事方法 作業スペース 実施計画 11 年( 平成 年度 ) 修復予備検討( 平成 10 年度 ) 完 事影響調査 ( 平成 18 年度 ) 修復予備検討の 直し 事影響再調査 ( 平成 24 年度 ) 部分開館約全閉館約8 年工期短 営業 営業しながらの工事 営業しない工事 通行制限 1 規制なし 2 一車線制限 3 一部通行止 4 全面通行止 仮設計画 工事設計 工事期間 総事業費 1-1

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5 2. 道後温泉本館の耐震等工事計画の方針 平成 12 年度に実施した道後温泉本館の総合診断では 主に 文化財的調査 地盤調査 材料耐久調査 構造調査 設備調査 虫害等被害調査を実施した その結果の概要としては 緊急的危険度は少ないが 今後永く維持 活用していくためには 大規模修復が必要であると共に 大規模地震に耐えうる 本格的な保存修復工事が早期に必要であるとの報告を得た この結果を受け 平成 17 年度に道後温泉本館保存修復検討委員会が修復予備検討を行い 保存修復工事では 本館周辺のホテル 旅館及び商店街等への影響や周辺の道路を含む景観等に配慮し 工事中も入浴可能な部分開館方式とし 工事は 3 期に分けて行うことが推奨され また 工事費や設計監理費を含めた総事業費は約 20 億円であるとまとめた しかし この計画では 本館工事中の経済的影響が大きいことや 重要な要素である耐震補強の方法についても 前回耐震診断を実施してから 10 年以上が経過しており その間に多くの研究成果 解析技術 補強例が蓄積されていることから その成果を反映させ より適切な補強案を検討するために 耐震補強計画を見直し また その補強計画をもとに 施工計画を見直すことで工期の短縮を図り 経済的影響を軽減することを目的に 耐震等工事設計を実施した 見直しに当たり 道後温泉本館の敷地について 液状化の検討や地震時の地盤特性を詳細に調べるため 新たに地盤調査を実施 また 木造部分は 目視では確認できない壁の内部構造を 小型カメラを使っての内部調査 浴室のコンクリート部分は 鉄筋探査機やレントゲン撮影による調査など 詳細な調査を実施した 2 1 耐震補強及び修理工事の方針 これまでの調査結果を受けて 耐震補強及び修理工事の方針を次のとおりとする 耐震補強 重要文化財 ( 建造物 ) 耐震診断指針 H24 改正 ( 文化庁 ) により 必要耐震性能は 安全 確保水準 ( 大地震時に倒壊しない ) とする 修理工事 文化財的価値を損なわず 将来維持 活用していくために必要な修理とし 給排水等の設備 は 維持保全性を考慮することが必要である 平成 17 年度の予備検討からは 主に以下の 3 点の見直しを行っている 1 浴室改築 ( 神の湯女子 神の湯男子 ) を取り止め 補強工事を実施することで曳家や解体工事が不要となる 2 浴室はRC( コンクリート ) でできているため RC 部分を耐震の要素 壁として使うことで木造部分の耐震補強の軽減ができる 3 屋根葺替えの見直しにより 大規模な素屋根工事が不要となる 2-1

6 2 2 耐震設計 耐震補強の方針を踏まえ 以下のとおり 道後温泉本館の耐震補強の検討を行った (1) 主な耐震補強方法 1 木造棟とRC 部分の連結神の湯本館棟のRC 造浴室 ( 女子 男子 ) と建物 ( 神の湯棟 ) を接続する 耐震性の弱い木造建物を 比較的耐震性の強いコンクリート構造物である浴室と接続することで 耐震壁の工事を削減する 現況 ( 北西より見る ) 鉄骨補強 ( 南東より見る ) 2 壁補強 ( 壁の中 ) 構造用合板による耐震壁を設置する 大部分が木造のため 構造用合板による耐震壁を設置し 耐震性を向上させる 設置場所や厚みの選定には 建物全体のバランスや壁厚の変更による内観への影響に配慮する必要がある 2-2

7 3 壁補強 ( 壁の外 ) 鉄骨フレームによる耐震補強を行う 道後温泉本館は外観の変更が原則できないため 外観に影響する箇所や 利便性の関係で構造用合板が設置できない箇所には 鉄骨フレームで補強する 4 床 天井補強床や天井の補強工事を行う 水平構面は ほぼ全面について構造用合板か鉄筋ブレースによる補強工事を行い せん断変形を生じないよう計画する 床構面合板釘打ち補強 小屋裏ブレース補強 2-3

8 (2) 耐震補強箇所図 ( 案 ) 1 階 1 階部分は コンクリート造である浴室と接続することにより 木造部分への耐震壁設置箇所が大幅に低減された 1 階平面図 2-4

9 2 階 2 階部分は 広い休憩室が存在するなど壁量が少ないことから 新設耐震壁が多くなり その設置場所 施工方法については内観 利便性への配慮が求められる オレンジ色の箇所は今ある壁を増し打ちするため 補強後も見た目はほぼ同じである 2 階平面図 2-5

10 3 階 3 階部分は 既存の壁が多く これらを構造用合板による耐震壁に変更することで耐震性を向上できることから 内観への影響は少ない 3 階平面図 2-6

11 (3) 耐震補強後のイメージ 神の湯 2 階休憩室 オレンジ色の部分が新たに耐震壁の設置を計画している場所で 現状の休憩室の開放感を損なわず また利用客へのサービス提供に影響しない耐震補強計画とする 開口 腰壁高さ 1200 程度 神の湯浴室 浴室を耐震要素の建物として活用するために浴室を補強する 浴室は コンクリート造であるが 建築的 文化財的価値を有していると判断し 改築を取りやめ 外観や可逆性を考慮し 鉄骨の柱と梁で補強する < 現在 > < 補強後 > 新設柱 柱 梁の補強イメージ 新設梁 2-7

12 2 3 修理計画 修理工事の方針を踏まえ 次のとおり修理計画の検討を行った 主な修理概要は以下のとおりである 撤去工事 ( 現 ) 霊の湯女子は 老朽化や利便性などにより撤去する 一時解体 曳家工事仮設工事に伴い 門及び南棟トイレ 中央廊下部分を解体するとともに 玄関棟を曳家する 屋根葺替え工事など神の湯棟は 耐震性を向上させるため 葺き土を撤去する 浴室屋根は シート防水改修を行う 内部改修工事など耐震壁設置工事に伴い 床 壁など全面補修を行う 設備改修工事老朽化に伴い全て交換すると共に 将来のメンテナンス性を考慮した設備計画に見直す 2 階 3 階 1 階 屋根 解体 撤去解体 復旧曳家 復旧 瓦葺替 防水 床解体 復旧 壁塗直し 建具補修等 2-8

13 3. 事の 法 平成 17 年度に道後温泉本館保存修復検討委員会により行われた修復予備検討では 本館周辺のホテル 旅館及び商店街等への影響や周辺の道路を含む景観等に配慮し 工事中も入浴可能な部分開館方式とする方針が定められた 今回 追加で行った地盤調査や建物詳細調査を反映した耐震設計及び修理計画を受けて 工事の方法及び工事中の入浴客の受け入れについて改めて検討を行った 検討に当たり 平成 27 年度に策定した 道後温泉活性化計画 並びに 魅力向上 賑わい創りの総合的な対策 などによる事業展開 椿の湯周辺エリア整備事業 道後アート事業などの関連性も考慮し検討した 3-1

14 3 1 事 式の検討 (1) 工事方式によるメリット デメリット入浴客を受け入れながら工事を行う 営業しながらの工事方式 と 完全閉館により工事を行う 営業しない工事方式 について 8つの評価項目からそれぞれ評価を行った 営業しない工事方式は 建物全体を同時に工事が行えることから 工事期間を短縮でき また工事費についても 継続使用するための仮設設備等の切り替え工事が不要となることから低く抑えられる 一方 営業しながらの工事方式は 浴室を開放するため 定員は限定されるが入浴客への対応ができることなど 利用者や観光客 地元事業者にとってメリットがあり また 仮設工事が小規模になることなどから周辺環境への配慮がなされる また 経済的影響に関して 平成 24 年度に実施した 松山市経済における道後温泉観光産業影響等基礎調査 では 完全閉館 (8 年 ) の場合で約 592 億円 部分開館 (11 年 ) の場合で約 466 億円の生産誘発額の減少が見込まれるとの試算結果であった 工事方式の違いにより 利用者や地元事業者 経済的影響等の観点から特長が異なるが 入浴客の受け入れが可能な営業しながらの工事方式が望ましいと考えられる 営業しない工事方式 営業しながらの工事方式 工期 5 工期 5 周辺環境 4 3 工事費 周辺環境 4 3 工事費 2 2 地元事業者 1 0 施行性 地元事業者 1 0 施行性 PR 性 安全性 PR 性 安全性 入浴対応 入浴対応 営業しない工事方式 営業しながらの工事方式 工期短くなる 長くなる 事業者の影響等 施工性 仮設工事が少なく作業効率が良い 利用客配慮通常の安全対策 仮設工事が多く 設備の切り替え等が必要 利用者への安全確保 騒音対策等の課題 入浴対応不可 入浴者が制限される 利用者の影響等 PR 性 地元事業者 仮設 足場等により 全体が囲まれ 外観の見学ができない 長期間の閉館は 観光客の減少が懸念される 部分工事で外観が見られる工事箇所が移動し 様々な見せ方の工夫ができる 入浴客の受け入れや見学ができ 誘客が可能 周辺環境 作業ヤードが広くなり 周辺道路への影響が大きい 作業ヤードを縮小できる 3-2

15 (2) 平成 17 年度工事計画平成 17 年度に行われた修復予備検討では 以下の方針が定められている 基本方針 〇今後 建物を永く維持 活用していくためには 本格的な保存修復工事を実施することが望まれる 〇工事中も入浴可能な部分開館方式とする 総事業費: 約 20 億円 工期: 約 11 年 ( 完全閉館約 8 年 ) 部分開館方式で 工期は 11 年が想定されていた 当時は Ⅰ 期では 2 年 3 ヶ月を要するとされ 二つある神の湯の男子浴室を仕切り 神の湯 ( 男子 ) 神の湯( 女子 ) とし 神の湯 ( 女子 ) を仕切り 霊の湯 ( 男子 ) 霊の湯( 女子 ) として来客を迎える計画であった Ⅱ 期では 南棟の神の湯 ( 女子 ) が工事となるため 神の湯 ( 男子 ) 神の湯( 女子 ) とし 定員が減ることから 現在の霊の湯 ( 男子 ) を神の湯として使う計画となっている Ⅲ 期では さらに定員が減り 神の湯棟の工事期間中は 現在の霊の湯 ( 男子 ) と神の湯 ( 女子 ) を使用して営業する計画となっている 定員は減少するが 営業しながら工事はできるというのが平成 17 年度の計画である 3 階 2 階 1 階 Ⅰ 期工事 Ⅱ 期工事 Ⅲ 期工事 3-3

16 (3) 平成 27 年度工事計画 1) 工事の概要 Ⅰ 期工事の概要 ( 現 ) 霊の湯女子は撤去し 2つある ( 現 ) 神の湯男子を仕切って 神の湯男子 神の湯女子として営業しながら 又新殿 霊の湯棟 南棟を先行して工事する Ⅱ 期工事の概要 ( 現 ) 神の湯女子 霊の湯男子で営業しながら 神の湯棟 玄関棟 事務所棟を工事する Ⅰ 期 Ⅱ 期とも 利用客への安全性に配慮し 休憩室は使用しない 2) 入浴定員の検討平成 27 年度の検討では 大きく 2 期に分けて 営業しながらの工事を計画している Ⅰ 期工事では 霊の湯棟と南棟を工事し 2 つある現在の神の湯 ( 男子 ) を仕切り 神の湯 ( 男子 ) 神の湯( 女子 ) として営業し 定員は各 40 人を想定している Ⅱ 期工事では 神の湯棟を工事し 霊の湯棟と南棟の工事は完了しているため 霊の湯男子 20 人 霊の湯女子 40 人の定員を想定している 新施設の供用開始に伴い 男子 65 人 女子 65 人の定員を確保している Ⅰ 期 Ⅱ 期いずれも現況の入浴定員は確保できる見込みである 3-4

17 利用区分 入浴定員 神男 神男 霊女 現在 霊男 男 女 神の湯 霊の湯 新施設 - - 合計 神女 神男 神女 Ⅰ 期 Ⅰ 期 男 女 神の湯 霊の湯 - - 新施設 合計 Ⅱ 期 Ⅱ 期 霊男 入口 男 女 神の湯 - - 霊の湯 新施設 合計 霊女 Ⅰ 期工事 Ⅱ 期工事入口 3-5

18 3 2 誘客策 ( せ ) 道後温泉本館の耐震等工事は長期にわたることにより 道後温泉地区に大きなダメージを与えかねないため 工事期間中という時期の 希少性 や 非日常性 を逆に楽しんでいただくための取り組みが必要となる 工事期間中の観光誘客 並びに来訪者の満足度の向上を図ることを目的として 各種誘客策について検討を行った (1) フォトスポットの確保道後温泉本館の 顔 である 玄関棟唐破風 神の湯棟 及び 又新殿 霊の湯棟 は できるだけ観光客等のフォトスポットとして確保する 外部足場 本館北面 Ⅰ 期工事では 又新殿 南棟の工事を行い 神の湯棟 ( 営業 ) は素屋根や仮囲いは行わず 見学者が写真を撮ることができるよう配慮する 仮囲 入口 外部足場 本館西面 ( 正面玄関 ) Ⅰ 期工事では 正面玄関は素屋根 仮囲いは行わず 写真を撮ることができるように配慮する 仮囲 入口 本館東面 Ⅱ 期工事 ( 霊の湯営業時 ) では 修理工事を終えた又新殿 霊の湯棟は素屋根や仮囲いを行わず フォトスポットとして確保するとともに 新たな魅力として発信していく 3-6

19 (2) 物語性のある情報発信 改築当時は一の口 二の口 三の口として 北面入口から神の湯棟を利用していた歴史があ ることから 工事期間中の神の湯棟の新たな入口を 改築当時の入口の再現 として 物語性 のある情報発信を行う 外部 足場 仮囲 入口 明治時代の入口 入口 明治時代の霊の湯 又新殿 明治 32 年頃 3-7

20 明治 32 年頃 明治 32 年頃 3-8

21 道後温泉本館(仮称)椿の湯別館既存椿の湯(3) 新施設のアピール ( 仮称 ) 椿の湯別館は 日本最古の湯 を再現した空間の創出 というコンセプトを基に 聖徳太子来湯の碑文や斉明天皇の行幸などの物語がある 飛鳥時代をイメージした湯屋の再現を目指している 明治時代の近代和風建築の代表である道後温泉本館と対比させることで 二つの時代のお風呂が楽しめる話題性に富んだ道後温泉としてPRを行う また 道後温泉本館の皇室専用浴室 又新殿 を ( 仮称 ) 椿の湯別館に再現することで 体験入浴できる又新殿としてアピールする 外部足場 入口 仮囲 入口

22 (4) 工事見学施設の設置 工事の作業風景を見ることができる見学施設やデッキを設置し 工事期間中だけの希少性を アピールする 事例 1 姫路城 ( 天空の白鷺 ) 姫路城では 天守修理工事に伴い 平成 22 年 1 月から平成 23 年 3 月までの1 年あまりをかけて 素屋根工事と見学施設 天空の白鷺 を整備した ( 東西 47m 南北 47m 高さ 53m 8 階建 ) 素屋根構造は 鉄骨造りで素屋根内部に見学施設 天空の白鷺 が設置された この見学施設は建築基準法の適用を受ける建築物ではなく工事仮設物と位置づけ 見学施設を中に設置しているが工事エリアとは区画されている 一般に工事費に占める仮設費の割合は 10% 程度であるが 天空の白鷺 設置のため 50% 程度と割高になったが 委員会での反対はなかったとのことである 法的な取扱いでは 明確な管理区分と区画を行うことで 工事仮設物として設置を行った 平成 23 年 3 月 26 日の開館から平成 26 年 1 月 15 日の閉館まで延べ 184 万人が来館するなど 好評であった 道後温泉本館の改修に参考となる点道後温泉本館の工事でも工事仮設物内に見学施設を設置することは検討されるが 道後温泉本館は 営業しながらの工事方法であり 入浴客の利用を妨げないような仮設工法が求められること 可能な限り本館そのものを見せる仮設での工事が求められること 周囲が道路に囲まれた狭小敷地であり 通行への影響が懸念されることから 見学施設を設けるのは難しいと考えられる 3-10

23 事例 2 日光山輪王寺 三仏堂 ( 天空回廊 ) 輪王寺は 世界遺産登録された日光の社寺の一つで 平安時代に創建された天台密教のお堂である 徳川 3 代将軍家光公によって大規模改築が行われ現在に至っている 間口 33m 奥行 25m 高さ 26m の日光山一の大伽藍で東日本随一の木造建築物である 現在 三仏堂は約 50 年ぶりの大修理中であり 改修期間は平成 19 年 ~ 平成 30 年である 重要文化財の保存修理工事のため 素屋根が架けられているが 見学のため 天空回廊 が 7F 最上階に設けられている 仮設工事と一体となった見学施設で姫路城と同様の考え方で見学スペースが設置されている 観光客は回廊内の本堂上空から自由に何時でも見学できるところがメリットである 道後温泉本館の改修に参考となる点道後温泉本館は周囲を道路で囲まれており また 大規模な素屋根工事は行わない計画であることから 仮設足場を活用した見学施設は 姫路城で設置した 天空の白鷺 と同様 設置することが難しいと考えられる 3-11

24 事例 3 門司港駅 ( 見学デッキ ) 素屋根内や工事場所の周囲に 見学デッキを設置した事例である 重要文化財の門司港駅は 平成 24 年 9 月から保存修理工事が行われている 白い素屋根で覆われていたが工事中に駅舎を見学できる専用デッキが設けられ 素屋根側面の透明なアクリル板の部分から作業の様子が見学できた また 工事現場の中継映像を見ることができるタブレット端末を無料で貸し出すサービスが行われている 道後温泉本館の改修に参考となる点仮設計画に負担をかけない簡易な方法として アクリル板の活用や仮囲いでの情報発信 タブレット端末での工事情報の発信は参考となる また 工事仮設とは分離させ 屋根を設けない見学デッキとすることで 設置が可能になると考えられる 3-12

25 (5) 仮設工事の修景化仮囲いのスケルトン化など修景化を行うことで 工事風景を楽しんでいただく 事例 1 高野山中門 ( 可視化 ) 高野山開創 1200 年を記念する事業として 1843 年に消失した伽藍 中門が再建された 残っていたかつての中門の柱基礎の間隔から鎌倉時代の建築様式をもとに割り出された 東西 25m 南北 15m 棟高 16m である 施工中の様子を多くの人に知っていただきたいという施主の希望から 素屋根の壁面に透明なアクリル板を使用した素屋根で施工されており 中門が完成していく過程を観光客に見せることが可能となった また 見せる 工夫の一環で 作業館 が設置され 中門再建に関する資料展示と木材加工場があり 加工の様子を見学することができた 道後温泉本館の改修に参考となる点道後温泉本館の工事でも同様に工事そのものを 見せる ことが考えられるが 外装工事に 見せる 価値があるか 内装工事をどこまで外から見せられるか 狭い作業エリア内の作業床をどのように確保するかなど 見せ方の工夫が必要である 工事方法によっては 坂本又八郎が和風建築である道後温泉本館の小屋組みに 洋風建築の要素であるトラス構造を用いたことなど 通常は見ることができない特長を見学できると考えられる 3-13

26 事例 2 平等院鳳凰堂 ( 木足場 ) 京都府では 歴史的建造物だけでなく丸太足場による素屋根工法そのものも後世に伝承すべき技術であると捉え府庁内に丸太足場の技術者を育成している また 丸太材の収集 保存 施工などに関わる専門業者は仮設工事の分離発注により保護されている こうした行政の取り組みもあり 丸太足場による素屋根工法が継承されている どのような組み方も可能で柔軟性に富んだ丸太足場による素屋根は観光資源としてインパクトがあるが メッシュシートで覆われるとその存在価値は薄くなってしまう 道後温泉本館の改修に参考となる点道後温泉本館での施工を考えると 丸太足場に対する知識やノウハウが不足していることや 敷地が狭小で作業ヤードの確保や転倒防止対策が困難であること 準防火地域であり防火対策が必要であることなど課題は多いが 非常に珍しい工事風景を演出することができる事例として 参考にできると考えられる 3-14

27 事例 3 富岡製糸場 ( 建物プリント ) 富岡製糸場は 明治政府が主要輸出品である生糸の品質向上と増産を目的として 明治 5 年設立された官営工場である 平成 24 年 史跡重要文化財 ( 建造物 ) 旧富岡製糸場整備活用計画が策定され 平成 26 年 6 月 25 日世界遺産に登録されたのを機に 製糸場 東置繭所 西置繭所が国宝となった 西置繭所では 平成 27 年から 5 年計画で保存修理工事が行なわれている 見学施設は素屋根に付随して設置され 施設の 3 階では 西置繭所の軒の高さで約 104mの長さを見通すことができる また 西置繭所は建物全体が素屋根で覆われ 周囲は壁面を模したシート ( 外壁の写真をシートに印刷したもの ) がかけられており 修景化に取り組んでいる 道後温泉本館の改修に参考となる点現計画では 大規模な素屋根の設置は想定されていないが メッシュシートに写真等をプリントし 工事前の姿を見せることは比較的容易に低コストで設置可能と考えられる ただし 道後温泉本館は 立体的で奥行き感がある外観が魅力的であることから リアリティを表現することに課題が残ると考えられる 3-15

28 (6) 隔地への休憩施設の設置隔地 ( 冠山 空の散歩道等 ) から工事風景を眺めることのできる足湯などの休憩施設を設置し 新たな魅力を創出する 空の散歩道の活用 ( 足湯設置など ) 本館自体に併設するのではなく 冠山の 空の散歩道 という絶好の眺望スポットを活用し 足湯や休憩所 望遠鏡等を設置する 本館の改修を道路からの目線ではなく 上空からの目線で楽しむことができる また 冠山へのルートを歩車分離し安全性を確保するため 階段を設置する 高野山の作業館 ( 隔地設置 ) 高野山では 工事をする施設以外の場所で保存修復作業を見せる作業館が整備された 道後温泉本館の保存修復のために用意される作業小屋や解体した部材等の保存小屋を冠山に設置し タブレット端末等で作業風景と解説を発信していくことも考えられる 3-16

29 ( 参考提案 ) 全国学生卒業設計コンクール 2015 優秀賞 湯桁時を囲う : 修復工事の見学施設 ( 木足場 建物併設 ) 平成 26 年度に開催された 全国学生卒業設計コンクール で優秀賞を受賞した学生の提案である 保存修復工事をエンターテイメント化し 街の動線として機能させようというものである 提案は完全閉館を前提とし 内部の用途を仮設で本館外周に再配置している 外壁を無くすことで 本館のみならず利用者をも風景化している また 文化財となじむ木材を スケール感のある格子と そのリズム 変化によって ( 足 ) 場 を構成するなど 意匠性に優れ観光資源になり得るものとなっている 足場内では喫茶や休憩所 足湯などが配置されている 修理工事という時期の希少性を楽しみ 仮囲いそのものに価値を持たせている 道後温泉本館の改修に参考となる点文化財保護法第 3 条により重要文化財は建築基準法の適用除外となるが 本堤案では建築基準法における 屋根及び柱若しくは壁を有するもの に該当する建築物とみなされる可能性が高く その場合は当該地が準防火地域であるため厳しい制限を受ける 工事仮設物に一般人が常時立ち入る場合は 一般的にヘルメットの着用が義務付けられ 現場見学会の域を出ない また オープンカフェなど工事と無関係な施設を工事仮設物内に設置することは困難で 門司港駅の見学デッキのように構造体を分離して設置する必要がある 仮設建築物内に工事期間中に設置するスペースは 道後温泉本館に設けられている休憩室や展示室 売店などの用途に限定されると考えられる 3-17

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31 4. 作業スペースと交通影響緩和策 工事中は 本館周りへの作業及び資材保存スペース等の確保が必要となる一方で 県道が近接する本館の位置的条件から 工事関連スペースが道路用地にまで及び 道路交通へ影響を及ぼすことが想定される このため スペースの確保パターンとそれぞれの交通処理方式を検討するとともに 当該結果を踏まえた交通影響緩和策について検討を行った 4 1 作業スペース確保の基本的な考え (1) 工事範囲と作業範囲営業しない工事方式の場合と営業しながらの工事方式の場合それぞれの工事範囲と作業範囲は以下のとおりとなる 営業しない工事方式 Ⅰ 期 ( 神の湯使用 ) 営業しながらの工事方式 Ⅱ 期 ( 霊の湯使用 ) 仮囲い等の設置のため 道路の通行制限が想定される 4-1

32 (2) 現況の交通規制現況では 多方面から道後温泉本館方面に流入する主要道路には 大型貨物進入禁止や大型バスの一方通行の交通規制が設けられている 西側から県道六軒家石手線を経由するルートは 大型バスは進入できないようになっており 一部分は 大型バスが南向きの一方通行規制になっていて西方面にしか行けない規制がかかっている その他 大型貨物は 道後温泉周辺には 南側 西側ともに進入禁止となっている また 市道道後 51 号線の道後温泉本館から上人坂の一部分が一方通行の規制が設けられており さらに 幅員が狭小なため 大型バスの通行も困難となっている このため 大型観光バスは 現状の交通規制を解除しない限り 南側からの流入しかできない状況となっている 現況の交通規制 4-2

33 (3) 作業スペースと交通処理方式の検討作業スペースごとに 交通処理案 ( 検討ケース ) を設定し 各案について 交通への影響 作業性 景観等の各視点から評価を行うとともに 関係機関の意見を取りまとめた 1) 総括 A 案 ( 県道通行止め ) 及びB 案 ( 県道一部通行止め ) は 作業性の面では優位となるが 大型バス及び一般車の進入が不可になるなど 地元観光事業者などに大きな影響があると考えられる D 案は 作業構台が高くなることから 景観等を阻害するとともに 作業効率が悪くなると考えられる 関係機関からの意見では 県道の管理者である中予地方局からは 地元意見を尊重しながら検討を進めていくべきとの意見であった 交通管理者である愛媛県警察本部からも 地元意見と交通渋滞が発生しないような方法が重要との意見であった 消防部局からは ある程度の混雑や交通規制は仕方がないものの 通行止めにするとなると 消防計画の見直しが必要となることから 通行止めが無い方法が望ましいとの意見であった これらから 設定した以下 A 案 ~D 案の中では C 案 ( 県道一車線化 : 片側交互通行 ) の評価が最も高いものとなった 検討ケース A 案 ( 通行止め ) B 案 ( 一部通行止め ) C 案 ( 一車線化 ) 片側交互通行 観光バス ( 大型 ) 交通への影響作業性景観等関係機関の意見 路線バス 一般車 スペース 効率性 来訪者への配慮等 道路管理者 ( 愛媛県中予地方局 ) 地元の意向を尊重しながらの検討を進める必要がある 交通管理者 ( 愛媛県警 ) 救急 消防 ( 東消防署 ) ある程度混雑すること ある程度混雑すはやむを得ないることはやむを 観光関係者だけでなく 得ない 一般住民の声を拾う必要もある - 進入不可 進入不可 ( バス経路の変更要 ) 初音町へのアクセス不可 仮設の修景化可歩行者動線の確保が困難 交通や地元経済への影響が大きい 救急 消防活動に支障 ( 消防計画の見直し要 ) - 進入不可 進入不可 ( バス経路の変更要 ) 本館周辺道路で混雑発生迂回路での混雑発生 仮設の修景化可歩行者動線の確保が困難 交通や地元経済への影響が大きい 救急 消防活動に支障 ( 消防計画の見直し要 ) 進入可 進入可 ( バス停位置の変更要 ) 周辺道路で混雑発生 仮設の修景化可歩行者動線の確保が可能 現実的 現実的影響範囲等のデータ把握 総量抑制策の検討が必要 対応可能 D 案 上空占用 進入可進入可周辺道路で混雑発生作業構台が景観を 架台工事の約 4ヵ月間は全面通行止めとなる阻害 架台設置後は一車線利用が想定される 現実的ではない 影響範囲等のデータ把握 総量抑制策の検討が必要 対応可能 パーク & ライド 駐車場の確保が困難 特定時間帯においてバス及び歩行者が集中

34 2)A 案 ( 県道通行止め ) 工期を短縮するため 作業ヤードを最大限確保し 県道を完全通行止めにする案である 周辺施設への荷捌き車両や誤って進入してきた車両のために 本館北東部及び南西部の箇所に転回場を設置する 完全通行止めのため 旅館等への大型バスの進入や緊急車両の通行ができない また 周辺住民の一般車両も大きな迂回を強いられる さらに 転回場の整備や大規模な道路工事が必要になるなど 交通への影響や費用負担 民地への影響などが大きい A 案 ( 県道通行止め ) 4-4

35 3)B 案 ( 県道一部通行止め ) B-1: 南方面 東方面の一方通行 A 案に対して 本館南側の作業スペースを縮小し 道後公園方面 (1 方面 ) から石手方面 (3 方面 ) に向かう車両の通行のみを確保する案である ( 本館東側は通行止め ) 石手方面に向かう道路の幅員が狭小であることや 北側から南側へは通行できないため 旅館等への大型バスの対応は困難である また 本館北東部の転回場の整備や大規模な道路工事が必要になるなど 交通への影響や費用負担 民地への影響などが大きい B 案 ( 県道一部通行止 ) B-1: 南方面 東方面の一方通行 4-5

36 4)B 案 ( 県道一部通行止め ) B-2: 北方面 東方面の一方通行 A 案に対して 本館東側の作業スペースを縮小し 鷺谷方面 (2 方面 ) から石手方面 (3 方面 ) に向かう車両の通行のみを確保する案である ( 本館南側は通行止め ) 石手方面への一方通行路の幅員が狭小なため 一般車両は通行できるが大型バスへの対応は困難となる B 案 ( 県道一部通行止 ) B-2: 北方面 東方面の一方通行 4-6

37 5)B 案 ( 県道一部通行止め ) B-3: 市道の車両通行規制解除による片側交互通行 本館南側の作業スペースを縮小し 道後公園方面 (1 方面 ) から石手方面 (3 方面 ) へ向かう通行は確保した上で 現在は歩行者用道路となっている道後温泉本館西側 ( 商店街との間 ) に車両を通行させる案である ( 以前の本館玄関口前と同じ ) 鷺谷方面 (2 方面 ) への通行を確保した案であるが 同じ道路区間を歩行者も通行することから安全面で問題があるほか 大型バスへの対応には大規模な道路工事も必要となる B 案 ( 県道一部通行止 ) B-3: 市道の車両通行規制解除による片側交互通行 4-7

38 6)C 案 ( 県道一車線化 ) 片側交互通行 <Ⅰ 期 > 県道を一車線確保するため 本館東側及び南側の作業スペースをできるだけ縮小し 信号制御等により片側交互通行とする案である 信号の設置に加え 交通誘導員を配置する必要があり また 信号待ちによる滞留等の発生が見込まれるが どの方向にも通行可能で 大型バスへも対応可能となる C 案 ( 県道一車線化 )Ⅰ 期片側交互通行 4-8

39 <Ⅱ 期 > 南棟 又新殿 霊の湯棟の工事が終了し 工事箇所が神の湯棟となるため 仮囲い 作業ヤードは北側に移ってくる 本館の南側は保存スペースの設置などにより一車線となるが 本館の入浴客を東側から受け入れるため 作業スペースを縮小し 二車線を確保する案である 本館南西側及び振鷺亭南側に信号等を設置し 片側交互通行とする 信号の設置に加え 交通誘導員を配置する必要があり 信号待ちによる滞留等の発生も見込まれるが Ⅰ 期時に比べると規制区間が短くなることから交通への影響は軽減する どの方向にも通行可能で 大型バスへも対応可能となる C 案 ( 県道一車線化 )Ⅱ 期片側交互通行 4-9

40 7)D 案 ( 上空占用 ) 県道の通行規制を行わず 道路の 5 6m 上空に作業構台を整備し 作業及び保存スペースを確保する案である 作業構台は 仮設 を前提に設置するため 基礎は埋設せず設置するのが一般的である しかし この構台の基礎が大きくなり さらに多くの柱を設置する必要があるため 県道の有効幅員が 2m 程度となり 車両が通行不能となる 県道の通行を確保するため 基礎を埋設し 柱を少なくする場合でも 構台を支える柱 梁が大きくなり また 柱を道路の中に設置する必要があることから 現状の幅員の確保は困難である また 大型バスの通行を考慮すると 構台の高さを一定以上確保することが必要となるが 本館の建物は3 階建てで それほど高くないため 作業ヤードとして有効活用できない可能性が高く また 景観を阻害する 本館南側 本館東側 組 2.5 ヶ 間解体 1.5 ヶ 間 本館 側 有効幅員約 6m D 案 ( 上空占用 ) 4-10

41 4 2 交通への影響 先の検討ケースの評価結果を受けて 最も評価の高いC 案 ( 県道 1 車線化 : 片側交互通行案 ) を抽出し 当該交通処理案での交通への影響について検討を行った (1) 交通処理案 C 案 : 県道一方通行 ( 片側交互通行 ) 県道の道後温泉本館北東側及び南西側に信号機 (+ 交通誘導員 ) を設置し 片側交互通行により 車両の通行を処理する (2) ゴールデンウィークの混雑状況 通行制限に伴う交通への影 響が最も大きくなる観光期 ( 繁忙期 ) の交通状況を把握するため 平成 28 年のゴールデンウィーク中に 道後公園北側交差点 ( 信号交差点 ) で交通実態調査を実施した その結果 ホテル 旅館宿泊のチェックアウト時には 同交差点を起点として 本館方面に最大 370mの渋滞が発生し またチェックイン時には 石手方面に 最大 500m の渋滞が発生している 最 370m (10:40) 最 130m (16:20 16:50) 資料 : 松山市交通実態調査結果 ( 調査日 H28.5.4( 水 祝 )) 最 500m (15:10) 4-11

42 (3) 通行制限時の混雑予測先の観光期 並びに 過年度に実施されている交通実態調査結果をもとに 通行制限時の混雑状況の予測を行った 平日 滞留は発生するものの 渋滞は発生しないと見込まれる 観光期 通行制限時 本館周辺だけに限定すると交通処理は可能( 渋滞発生は見込まれない ) と判断される ただし 滞留長が市道との交差点付近にまで達し 渋滞が懸念される また 現況において 道後公園北側交差点で発生している渋滞の影響により さらに悪化することが予想される 平日観光期信号変更時 172m 134m 54m 77m 79m 157m 北進車の進入阻害 4-12

43 (4) 交通実態調査 1) 既存交通量調査箇所 道後温泉本館周辺では 次の箇所で交通実態調査が実施されている 既存交通量調査一覧 路線名 箇所箇所調査日 時間帯 松山市調査箇所 NO 県道六軒家石手線道後湯之町ファブール道後湯之町前 H ( 水 ) 7:00~19: 平日 備考 道後温泉駅前 H ( 水 ) 7:00~19: 平日 大和屋本店前 H ( 日 ) 7:00~21:00 - 観光期 オーベルジュ道後前 - 観光期 子規博前交差点付近 H ( 水 ) 7:00~19: 平日 道後公園北側交差点 H ( 水 / 祝 ) 7:00~19:00 - 観光期 市道道後 41 号線 道後湯月町道後温泉本館付近 H ( 水 ) 7:00~19: 平日 市道道後 43 号線 道後湯之町ホテルふなや前 H ( 水 ) 7:00~19: 平日 市駅道後 71 号線 道後喜多町清酒仁喜多津本店前 H ( 火 ) 7:00~19: 平日 4-13

44

45 2) 交通量調査結果 道後公園北側交差点で平成 28 年 5 月 4 日 ( 観光期 ) に調査した結果によると 午前において 宿泊者のチェックアウトの集中により 南進交通が多く 逆に 夕方では宿泊のためにホテルや旅館等に向かう車両が集中し 北進交通が多くなっているのが特徴的である 平日は 特に大きな時間変動は見られない ( 台 / 時 ) 県道六軒家石手線 H26.5.4( 日 ) 観光期 ( 台 / 時 ) ( 台 / 時 ) 県道六軒家石手線 (NO.110)H ( 水 ) 平日 上り ( 北進 ) 下り ( 南進 ) 県道六軒家石手線 (NO.148)H ( 水 ) 平日 ( 台 / 時 ) 県道六軒家石手線 H28.5.4( 水 祝 ) 観光期 上り ( 北進 ) 下り ( 南進 ) 上り ( 北進 ) 下り ( 南進 ) ( 台 / 時 ) ( 台 / 時 ) 市道道後 41 号線 (NO.111)H ( 水 ) 124 平日 冠山駐車場 平日 観光期 上り ( 東進 ) 庫 (H ( )) 出庫 (H ( )) 庫 (H28.5.4( 祝 )) 出庫 (H28.5.4( 祝 )) 上下計 ( 注 ) 毎正時 10 分の観測交通量 6 による推計値

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47 4 3 交通影響緩和策道後温泉本館周辺の通行制限時 特に観光期等においては 渋滞が悪化することが予想される このため 工事期間中の渋滞を緩和するためには 事前の周知活動や関係者調整など 早期から交通影響緩和策に取り組むことが必要である (1) 作業性と交通影響の関係 交通の混雑が観光客や道後温泉地域に与える影響を考慮する必要がある 交通渋滞の発生等により 風評被害や 来訪者の満足度の低下 地域の一般交通の通行阻害など 多大な影響を及ぼすことが想定される このため これらの影響を最小限にとどめるための各種施策が必要となる 工事作業性 ( 工期 ) と交通への影響は トレードオフの関係にある 工事の作業性( 効率性 ) を高めるためには 一定規模の作業スペースが必要であるが 一方で 県道等の通行制限等が必要となるなどトレードオフの関係にある 作業効率性と交通への影響のバランスを踏まえた検討が必要となる 工事作業性 交通影響 工事作業性 交通影響 工期延長による影響 経済的影響: 約 42 億円 / 年 ( 平成 24 年推計 ) 入浴客への影響( 来訪者の減少 ) 関連イベントへの影響( 本館改築 130 周年記念 アートイベントなど ) (2) 交通影響の予測現況の混雑状況と 先のC 案 ( 県道一車線 片側交互通行時 ) の場合で 工事中に想定される交通状況は次のとおりである 現状 工事中 平常時混雑状況は確認できない 観光期 ( 繁忙期 ) 宿泊客の利用時間帯に応じて 渋滞が発生している 平常時信号待ちによる滞留が発生するも適切な処理ができる 〇 観光期 ( 繁忙期 ) 渋滞長が延長している 道後温泉本館周辺において 工事期間中の交通への影響は 道後公園北側交差点での交通影響と密接に関連している 4-15

48 (3) 官民協働による影響緩和策本館工事の影響対策として 新設道路や迂回路の整備等ハード対策は容易ではないことから 事前の周知 啓発活動はもちろん 官民が協働して 交通影響緩和策を実施していくことが必要である 1) 時間帯の変更 自動車の流入 流出時間の分散化 平準化 午前のホテルや旅館宿泊客のチェックアウト 夕方のホテルや旅館へのチェックインなど 特定の時間帯に集中する交通を 回遊性の向上や滞留時間を延ばすことで 分散化 ( 平準化 ) させ 渋滞の抑制を図る ( 例 ) 朝方観光プログラムの企画堀之内等で下車 路面電車などを利用した道後地区への移動宿泊予約者へのチェックイン時間の情報提供など 道後公園北側交差点の信号現示変更 工事期間中の通行制限による影響は 現状発生している道後公園北側交差点の渋滞と密接に関係していることから 交通処理能力の向上を図るため 信号現示の変更を行う ( 例 ) 時間帯別 曜日別の信号現示の変更など 2) 経路の変更 事前周知 啓発活動 道後温泉本館周辺の交通規制や駐車場情報 アクセス手段などについて 早い段階から マスコミ等を通じた周知 啓発活動の充実を図る ( 例 ) 工事計画の具体的なスケジュールに併せた 報道機関等を活用した周知活動現地での早期からの看板設置など 車両一方通行の検討 放生園前の一方通行路について 午前の混雑時間帯において 一方通行を逆向きにするなどにより 道後公園北側交差点に集中する交通の分散化等について検討する また 県道六軒家石手線について 時間帯別の一方通行規制について検討を行う 宿泊客等への交通案内 誘導 旅館等へのアクセス経路や比較的混雑の少ない時間帯などの情報提供 誘導を行う ( 例 ) 宿泊客等への案内チラシの配布など 3) 手段の変更 公共交通機関の利用促進 公共交通によるアクセス方法等に関する情報提供の充実を図り 自家用車から公共交通への転換を促進する 4-16

49 パーク & ライドの取り組み 道後温泉本館地区への観光客の車両進入を抑制するため フリンジ部等に駐車場を配置し パーク & ライドを実施することが考えられる 駐車場用地の確保 駐車場から目的地までの移動手段の確保 観光バスや歩行者の特定時間 場所への集中による混雑発生などが懸念されるため まちなかへの自家用車の駐車や公共交通によるアクセスなど 広域を含めたパーク & ライドの取り組みについて検討を行う 影響を受ける宿泊客数 うち バス等での観光客推計 代替輸送に必要な 型バス 約 3,900 / 約 1,800 / 約 90 台 / 懸案事項 駐 場 地乗り換え場所 ) の確保 駐 場 地 ( 乗り換え場所 ) の確保乗り換え地 的地間の交通 段の確保 特定時間帯乗り換え地 的地間の交通 段の確保 ( 宿泊客の出 時間帯 ) におけるバ ス交通及び歩 者の集中特定時間帯 ( 宿泊客の出 時間帯 ) のバス交通及び歩 者の集中 観光交通は季節変動 時間変動が激しいなどなど フリンジパーキングの検討 道後温泉本館地区への車両進入の抑制を図るため フリンジ部等への駐車場確保について検討を行う 資料 : 道後温泉活性化計画 4-17

50

51 5. 事期間 平成 17 年度に取りまとめた保存修復計画では 営業しながらの工事方法で 約 11 年を要することから 地域経済に大きな影響を及ぼすことが懸念された その後 これまで検討してきた工事方針は その影響を最小限にとどめるため 見直しを行ってきたものであり 引き続き 地元関係者などと協議を重ね 専門機関の意見を聴きながら 文化財的価値を損なわない工事計画を策定し 少しでも短い期間の耐震等工事に取り組まなければならない 5-1

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53 6. 事着 の時期 工事着手の時期は 市民生活や観光 産業など多方面の要素を総合的に検討したうえで決定しなければならない 平成 12 年度に実施した総合診断では 緊急的危険度は少ないが 今後永く維持 活用していくためには 大規模地震に耐えうる本格的な保存修復工事が早期に必要である との提言もあり 早期の対策が求められる 平成 29 年度には えひめ国体が開催され 道後温泉地域には 多くの選手や他県からの来訪客が見込まれることや ( 仮称 ) 椿の湯別館がオープンし より多くの入浴客の受け入れが可能になるとともに 新たな道後温泉の魅力が創出される これらのことから 工事着手の時期は えひめ国体終了後 新たな温泉施設の整備が完了した後の適切な時期に実施することが望ましいと考えられる 6-1

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(2) 現況の交通規制現況では 多方面から道後温泉本館方面に流入する主要道路には 大型貨物進入禁止や大型バスの一方通行の交通規制が設けられている 西側から県道六軒家石手線を経由するルートは 大型バスは進入できないようになっており 一部分は 大型バスが南向きの一方通行規制になっていて西方面にしか行けな 4. 作業スペースと交通影響緩和策 工事中は 本館周りへの作業及び資材保存スペース等の確保が必要となる一方で 県道が近接する本館の位置的条件から 工事関連スペースが道路用地にまで及び 道路交通へ影響を及ぼすことが想定される このため スペースの確保パターンとそれぞれの交通処理方式を検討するとともに 当該結果を踏まえた交通影響緩和策について検討を行った 4 1 作業スペース確保の基本的な考え方 (1)

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