ポイントカードの利用と課税区分〔Profession Journal No
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- しまな おおはし
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1 ポイントカードの利用と課税区分 Profession Journal No.2(2013 年 1 月 17 日 ) に掲 載 税理士飯田聡一郎 1 領収書に見るポイントの課税関係大手家電量販店や各種コンビニエンスストアにおいて ポイントカードの利用が一般的となっています ポイントカードを利用した場合の領収書を確認してみると いくつかの類型があり 実際に手元にある領収書で確認したところ 下記の2パターンを確認することができました A パターン 領収書 B パターン 領収書 合計 1,050 ( うち消費税額等 50) ポイント利用額 -100 現金領収額 950 お預かり 1,000 おつり 50 合計 1,050 ( うち消費税額等 50) ポイント利用額 -100 ( うち消費税額等 -4) 現金領収額 950 お預かり 1,000 おつり 50 上記領収書 Aパターン及びBパターンは共に 税込で1,050 円の商品を購入して ポイントを100ポイント利用し 実際には支払額は950 円というケースを表しています しかし 領収書を注意深くみると Aパターンでは消費税額等が50 円であり Bパターンではいったん50 円の消費税額等を計上した後 対価の返還処理により4 円を控除しているため 消費税額等は46 円になります 同じ商品を購入し 同じくポイントを利用して950 円を支払っているにもかかわらず 購入者側では課税仕入の金額が異なり 販売者側では課税売上高として異なった金額でカウントしていることになります 日本全国で ポイントを使った販売は相当な規模で行われており 複数の処理が存在することは 納税者にとっても大きなリスクとなります
2 そこで本稿は ポイントを利用した場合の消費税の処理について 理論的にどうある べきかについて検討を加えることとします 2 公表されているポイントの処理についての検討ポイントに関する処理について詳述した文献は 本稿執筆時現在 筆者が探した範囲では見つかりませんでした また インターネットで ポイント と 消費税 をキーワードに検索を行うと 国税庁のホームページから平成 20 年 6 月 20 日付の 税大論叢 ( 第 58 号 ) に掲載された高安滿税務大学校教授による マイレージサービスに代表されるポイント制に係る税務上の取扱い- 法人税 消費税の取扱いを中心に- という論文を確認することができます 同論文では ポイント利用に係る消費税法上の取扱いについて 下記のような結論としています 現在のポイントは色々な性格が混在しているため その発生 流通 利用等の各取引時点における対価性 ( 無償取引 ) の有無とその取引の性格から ポイントの課否判定をすべきと考える そして 擬似貨幣と考えられる企業通貨としてのポイントを そのある位置 ( 形態 ) から検討すると 次のような取扱いが相当と考えられる 1 ポイントの発生 発行 付与時は不課税 2 ポイントの流通 ( 企業間 消費者間 消費者と媒介業者間 ) では 交換 売買ともに非課税 ( 企業間での新規発行はの不課税と同取扱い ) 3 ポイントの利用 ( 消費者と発行企業 ( 提携企業を含む ) 間 ) では 景品交換は不課税 ( 景品の仕入れは課税取引 ) 商品券交換は不課税 ( 商品券利用時は課税取引 ) 電子マネー交換は不課税 ( 電子マネー利用時は課税取引 ) 現金交換 ( キャッシュバック ) は課税 ( 対価の返還 )( 提携企業の場合は不課税 ) 値引割引 ( 支払代金の控除相殺 ) は不課税 ( 差額支払金額の対価が課税取引 ) 4 ポイント利用に係る提携企業からの請求等は 支払側は課税 ( 販売促進費 ) 入金側は不課税 5 ポイントの期末残高は対象外 ( 注 ) 上記引用文中の下線は筆者が付したものです 高安滿税務大学校教授の上記の論文においては 商品の引渡しの際に値引きした場合にはその値引きは不課税となり かつ ポイントカード発行会社からの値引き相当額の入金も不課税となる としています
3 このため 同論文によれば 領収書は 最初に紹介した A パターンでも B パターンで もなく 次のようなものとなると考えられます 領収書 合計 1,050 ポイント利用額 -100 ( うち消費税額等 45) 現金領収額 950 お預かり 1,000 おつり 50 同論文の差引支払金額の対価が課税取引となるという説明は 明らかにAパターンと異なる計算結果を導くことになります 同論文では ポイントシステムの原型はスタンプカードであるとしています トレーディングスタンプに関する内容については 消費税審理事例検索システムでは 3 件の応答事例が見受けられました しかし 現在 国税庁のホームページに公表されているのは商品券と引き替えた場合の取扱いについてのみで それ以外については公表されていません トレーディングスタンプに関する質疑応答事例としては 大蔵財務協会の 平成 23 年度回答実例消費税質疑応答集 34ページに 次のようなものがあります スタンプ等発行業者等が 消費者等が所定の枚数を取りまとめて呈示したときに一定の商品の引渡し又は役務の提供を行うことを加盟店に委託している場合において その回収されたスタンプ等の枚数に応じて支払われる一定の金額は 加盟店の課税売上に該当し 当該スタンプ等発行業者等の課税仕入に該当します 仮に トレーディングスタンプとポイントカードのポイントが同種のものであるということであれば 高安滿税務大学校教授の上記の論文では ポイント行使部分は行使された時点でも入金時点でも不課税として取り扱うとしているのに対し 上記質疑応答事例では スタンプを換金した場合には加盟店の課税売上になるとしており 同種のものにつき 両者の結論が異なる ということになります
4 3 課税売上高についての検証問題となるのは 商品を販売してポイント分を控除して代金を受け取った場合に 課税売上高がいくらになるのかという点です 税抜きで1,000 円の商品を販売して ポイントを100 円分控除した場合の課税売上高については 控除されたポイント相当分が 後日 確実に入金されるのであれば 課税売上高は1,000 円と考えるのが正しいと考えられます 例えば クレジットカードで1,000 円の商品を販売し 後日 クレジット手数料を控除した金額が入金されるような場合に 課税売上高が1,000 円であることは明らかです 商品 1,000 円の販売 収受すべき金額が税込 1,050 円で 950 円は消費者から直接受け取り 100 円相当分はポイントカード発行会社から入金されるという形をとるだけですから 課税売上高は1,000 円と考えるのが自然です ただし ポイントカードを独自に発行しているような場合には そのポイントカードによる値引きは対価の返還と考えられます なぜなら 他の会社へポイント利用額の請求権が生ずるわけではなく ポイント控除後の金額で受取額が確定するためです この場合には ポイント付与時に対価の返還があったのか あるいはポイント行使時に対価の返還があったのかという 別の論点が生ずることとなりますが 基本的にはポイントが行使された時点で それ以前の販売に対する対価の返還があったと考えるのが理論的です 4 結論本稿を書くきっかけは ポイントに関する消費税の取扱いが 実務で見過ごせないほど大きくなっているにもかかわらず 課税庁側の取扱いが見えないことにあります 上記の高安滿税務大学校教授の論文の結論は ポイントそのものを厳密に類型化しないで 自己完結型のポイントの場合を想定していると考えられます ポイントを自己完結型のものと提携型のものとに区分すると 次のように取り扱うのが理論的です 1) 自己完結型 ( 自社が発行したポイントカードによるもの ) 販売者側 ポイント控除後の金額で課税売上購入者側 ポイント控除後の金額で課税仕入 2) 提携型 ( 他社が発行したポイントカードによるもの ) 販売者側 ポイント控除前の金額で課税売上購入者側 ポイント控除後の金額で課税仕入
5 提携型のポイントについては 販売者側である加盟店は付与した時点で債務の確定 行使された時点で債権の確定が行われます 一方で 購入者側では行使するまで値引きが確定されないので 理論上は上記のような処理になると考えられます ただし 消費税の性格上 1つの取引の処理について非対称な状態が生じてしまうことは 中立性の観点から疑問が残ります また 現在は仕入税額控除について帳簿による控除であるため採用可能ですが 将来 インボイス方式が採用された場合には問題が生ずることになります そこで 処理の対称性を考慮すると 次のように位置づける必要があります 販売者側 ポイント控除後の金額で課税売上購入者側 ポイント控除後の金額で課税仕入 この段階では 処理の対称性を維持するために 実際の支払額で処理せざるを得ません その上で ポイント部分について 販売者とポイントカード発行会社との間で 1 債権の譲渡と考えて非課税取引とする処理 2ポイント行使部分に対する助成と位置付けて対象外取引とする処理 3ポイントカード発行会社が加盟店のポイントを個別管理していることを条件に ポイント付与時に預け金とし 行使時に預け金の戻りとする処理などが考えられます いずれに該当するかは ポイントカード発行会社と加盟店との契約内容によって判断するべきです 3) ポイントが完全に支払手段としての性格を有する場合 ( 電子マネー ) 販売者側 ポイント控除前の金額 -ポイント付与額で課税売上購入者側 ポイント控除前の金額 -ポイント付与額で課税仕入 仮に ポイントが完全に支払手段としての性格を具備するのであれば 購入者側は 購入時に付与されたポイント分の対価の返還が実現されていると考えられ 取引の処理の対称性が保たれます 4) 実務上の対応現在 ポイントと呼ばれるものに複数の類型が存在しており ポイントの処理として画一的な処理にはならないと考えるべきです 自己完結型については 比較的シンプルで 上記の 税大論叢 ( 第 58 号 ) の論文の通りの処理で問題ないと考えられます
6 しかし 提携型で 理論上 処理が非対称となる場合は レシート上の内容はあくまでもレジシステムとしての表示と割り切り 税法上の取扱いについては契約形態に応じて十分な検討を行うことが必要と考えられます ( 了 )
03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券
会計 監査 収益認識に関する会計基準等 インダストリー別解説シリーズ (3) 第 3 回小売業 - ポイント制度 商品券 公認会計士 いしかわ 石川 よし慶 はじめに 2018 年 3 月 30 日に企業会計基準第 29 号 収益認識に 関する会計基準 ( 以下 収益認識会計基準 という ) 企業会計基準適用指針第 30 号 収益認識に関する会計 基準の適用指針 ( 以下 収益認識適用指針 といい
( 注 ) 役務の提供を受ける者の本店又は主たる事務所が日本にあれば課税 ということですので 国内に本店がある法人の海外支店に対して インターネットを介してソフトウェア等を提供した場合は 提供者が国内 国外いずれの事業者であっても国内取引に該当し消費税が課税されます ( 国税庁作成の 国境を越えた役
インターネット等を通した役務の提供に係る消費税の改正概要 1. 改正時期平成 27 年 10 月 1 日以後の取引から改正 2. 従来の消費税の取扱い日本の消費税は 日本国内の取引 ( 国内取引 ) だけに課税する制度ですので 日本国外での取引 ( 国外取引 ) には課税されません インターネット等を通してソフトウェア等をダウンロードにより購入する場合 そのソフトウェアを提供する場所 ( サーバーの設置場所等
(消費税)確定申告書作成(一般課税)編
この手引きでは 税込経理方式による経理処理をされている方が消費税及び地方消費税の確定申告書 ( 一般課税用 ) を作成する場合の操作手順を説明します 画面イメージは 実際のホームページ等の画面と異なる場合があります 1.1 作成開始 2 1.2 一般課税 簡易課税の条件判定等 3 1.3 特別な売上計上基準 4 1.4 所得区分の選択 5 1.5 所得区分ごとの売上 ( 収入 ) 金額等の入力 6
収益認識に関する会計基準
収益認識に関する会計基準 ( 公開草案 ) アヴァンセコンサルティング株式会社 公認会計士 税理士野村昌弘 平成 29 年 7 月 20 日に 日本の会計基準の設定主体である企業会計基準委員会から 収益認識に関する会計基準 ( 案 ) 収益認識に関する会計基準の適用指針( 案 ) が公表されました 平成 29 年 10 月 20 日までコメントを募集しており その後コメントへの対応を検討 協議し 平成
第150回日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 解答・解説
第 150 回日商簿記 2 級第 1 問仕訳問題類題解答 解説 制作 : 簿記検定ナビ 解答 借方科目金額貸方科目金額 前受金 300,000 役務収益 500,000 1 売掛金役務原価 200,000 350,000 仕掛品 250,000 買掛金 100,000 建 物 3 営業外支払手形 39,600,000 2 構築物 4,000,000 支払利息 3,600,000 仕 入 2,500,000
JV 工事における取下金の分配についての消費税取扱いは JV 工事における出資金の請求での消費税取扱いは 立替金の請求は税込みでスポンサー会社に請求するが 消費税の対象外と して税抜きで請求する場合とは 各構成員が消費税を申告する際に 仕入税額控除を個別対応方式で計算する 場合に必要な計算要素は J
JV 建設会計 Q&A 30 問 (2014.5.23~2014.9.2) 目次 消費税は資産の譲渡があった時期に課税される 工事進行基準に係る特例を受けることの出来る長期大規模工事とは 工事代金が確定しないまま工事が完了し引渡した場合 収益計上はどのように すればよいのか また その場合の消費税の課税時期はどうすればよいのか いわゆる談合金の消費税の取扱いは 下請業者等に足場 機械等を使用させた場合に受け取る収入の消費税の
3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡
30. 収益認識基準 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景収益認識に関する会計基準の公表を受け 法人税における収益認識等について改正が行われる 大綱 90 ページ (2) 内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる (3) 適用時期平成 30 年 4 月 1 日以後終了事業年度
(消費税)確定申告書作成(一般課税)編
この手引きでは 税込経理方式による経理処理をされている方が消費税及び地方消費税の確定申告書 ( 一般課税用 ) を作成する場合の操作手順を説明します 画面イメージは 実際のホームページ等の画面と異なる場合があります 2. 確定申告書作成 ( 一般課税 ) 編 1 2.1 作成開始 2 2.1.1 作成開始 2 2.1.2 作成開始 ( 決算書 収支内訳書データを引き継ぐ場合 ) 3 2.2 一般課税
目次 1. 概要 2. 報告手続について 3.Q&A 参考資料 補助事業に係る仕入税額控除について 報告判定フローチャート 1
補助金に係る消費税及び地方消費税に関する 仕入控除税額 ( 補助金返還額 ) の報告事務について 流山市役所 健康福祉部介護支援課 平成 30 年 6 月 目次 1. 概要 2. 報告手続について 3.Q&A 参考資料 補助事業に係る仕入税額控除について 報告判定フローチャート 1 1. 概要補助事業に伴う補助金収入は 消費税法上不課税取引に該当しますが 一方で 補助事業に伴う事業経費は 控除対象仕入税額として仕入税額控除することも可能です
(消費税)確定申告書作成(簡易課税)編
この手引きでは 税込経理方式による経理処理をされている方が消費税及び地方消費税の確定申告書 ( 簡易課税用 ) を作成される場合の操作手順を説明します 画面イメージは 実際のホームページ等の画面と異なる場合があります 1 3. 確定申告書作成 ( 簡易課税 ) 編 1 3.1. 一般課税 簡易課税の条件判定等 2 3.2. 特別な売上計上基準 4 3.3. 所得区分の選択 5 3.4. 事業区分の選択
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改正消費税法に関する Q&A 平成 25 年 6 月 10 日公益社団法人リース事業協会 Q1 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引について 改正法 ( ) の経過措置の適用関係 ( 借手 貸手 ) を教えてください ( ) 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律
課税売上割合 消費税の課税売上割合の計算は 次の算式により計算します 課税売上割合が 95% 以上と未満では 仕入税額 控除の計算方法が変わってくるため算定する必要があります 課税売上割合 = 課税売上 ( 税抜 )/( 非課税売上 + 課税売上 )( 税抜 ) 消費税の課税売上割合が 95% 以上
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 課税売上割合 個別対応方式と一括比例配分方式 消費税の中間申告 消費税と棚卸資産調整 http://www.up-firm.com 1 課税売上割合 消費税の課税売上割合の計算は 次の算式により計算します 課税売上割合が 95% 以上と未満では 仕入税額 控除の計算方法が変わってくるため算定する必要があります
(消費税)確定申告書作成(簡易課税)編
この手引きでは 税込経理方式による経理処理をされている方が消費税及び地方消費税の確定申告書 ( 簡易課税用 ) を作成される場合の操作手順を説明します 画面イメージは 実際のホームページ等の画面と異なる場合があります 1 1.1. 作成開始 1 1.2. 一般課税 簡易課税の条件判定等 2 1.3. 特別な売上計上基準 4 1.4. 所得区分の選択 5 1.5. 事業区分の選択 6 1.6. 所得区分ごとの売上
【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違
現物配当に係る会計上 税法上の取扱い Profession Journal No.11(2013 年 3 月 21 日 ) に掲載 日本税制研究所研究員朝長明日香 平成 22 年度税制改正において適格現物分配が組織再編成の一形態として位置づけられたことにより 完全支配関係のある法人間で現物分配を行った場合には その現物分配に係る資産の譲渡損益の計上を繰り延べることとされました 従来 商法において現物配当の可否についての明確な規定は設けられていませんでしたが
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 審議事項 (2)-4 DT 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方につ
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 2014 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方について審議することを目的とする 背景 2. 第 1 回税効果会計専門委員会 ( 以下 専門委員会 という ) において 検討の範 囲及び進め方が審議され
日本基準基礎講座 収益
日本基準基礎講座 収益 のモジュールを始めます パート 1 では 収益の定義や収益認識の考え方を中心に解説します パート 2 では ソフトウェア取引および工事契約に係る収益認識について解説します 日本基準上 収益 という用語は特に定義されていませんが 一般に 純利益または非支配持分に帰属する損益を増加させる項目であり 原則として 資産の増加や負債の減少を伴って生じるものと考えられます 収益の例としては
平成30年公認会計士試験
第 3 問答案用紙 問題 1 1 新株予約権 2 75,000 3 75,000 4 0 5 3,000 6 70,000 7 7,000 8 42,000 金額がマイナスの場合には, その金額の前に を付すこと 9 2,074,000 会計基準の新設及び改正並びに商法の改正により, 以前よりも純資産の部に直接計上される 項目や純資産の部の変動要因が増加している そこで, ディスクロージャーの透明性の確保
第62回税理士試験 消費税法 模範解答(計算)
第二問の解答 黒抜数字は配点 甲の納付税額又は還付税額の計算 15 点満点 Ⅰ 納税義務の有無の判定 基準期間における 18,051,860 円 38,39,5 円 -19,0,000 円 =18,95,5 円 課税売上高 2 18,95,5 円 =18,051,860 円 >10,000,000 円 Ⅱ 課税標準額に対する消費税額の計算 課税標準額,7,000 円 課税標準額の計算 第 種事業 保険代理業収入
13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与
名前 第 1 日目 税 不動産取得税 1. 不動産取得税は 不動産の取得に対して課される税であるので 法人の合併により不動産を取得した場 合にも 不動産取得税は課される 2. 不動産取得税は 不動産の取得に対して 当該不動産の所在する市町村において課する税であり その 徴収は普通徴収の方法によらなければならない 3. 相続による不動産の取得については 不動産取得税が課される 4. 不動産取得税の課税標準となるべき額が
PowerPoint プレゼンテーション
いよぎんでんさいネット のポイント 2018 年 4 月 目次 でんさい とは お取り引きのイメージ ご利用方法と時間 基本的な取引メニュー 発生記録請求 譲渡 / 分割記録請求 でんさい割引 一括請求機能 利用者区分 と 指定許可利用者 支払不能処分制度 支払企業さま ( 手形の場合 振出人 ) のメリット コスト削減例 ( 手形支払 でんさい支払 ) 納入企業さま ( 手形の場合 受取人 ) のメリット
株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編
特定口座 ( 簡易申告口座 ) の譲渡益と一般口座の譲渡益を申告する場合の確定申告書の作成の操作手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収口座 ) の申告の場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 25 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁
2. 個別対応方式 一括比例配分方式 のどちらを採用するか検討する際のポイントを押さえましょう 課税売上高が 5 億円を超える事業者は 1 納税額 2 実務への影響度合 ( 作業負担 ) を考慮して どちらを採用するか検討します 個別対応方式 1 納税額 : 2 実務への影響度合 : 一括比例配分方
改正による実務への影響確認 この資料は 当会計期間 ( 課税期間 ) の課税売上高が 5 億円を超える場合だけ ご確認ください 1. 仕入税額控除制度における 95% ルール の適用要件の見直しについて確認しましょう 平成 23 年度消費税法改正において 仕入税額控除制度における 95% ルール 適用要件の見直し だけが 実務に影響があります 今まで 課税売上割合が 95% 以上の事業者は 課税仕入れ等に係る消費税額を全額控除することができましたが
総合課税の譲渡所得の入力編
金地金を売却して譲渡益がある場合の操作手順を説明します ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax 編 又は ( 共通 ) 書面での提出編 を確認されましたか パソコンなどの環境 申告書等印刷を行う際の確認事項
1 区分表示とは 有償発行分 無償発行分が利用者から見て 表示事項やデザインによって明確に区別することが可能であることであり 2 区分管理とは 発行者の帳簿書類上でも区分して管理されていることとなります (GL I-2-1 (3)) なお 従来は区分表示も区分管理もなされておらず ある時点から区分表
~ 基準日報告関連 FQ~ Q1. ポイントは 資金決済法 ( 以下 法 という ) が適用されますか ポイントと称して発行されるものであっても 当該ポイントに対して 利用者 から現金等の対価を得て発行している場合等 法第 3 条第 1 項の定義に該当する 場合には 原則 前払式支払手段に該当します ただし 発行日から 6 月内に限り使用できる前払式支払手段は法の適用対象外 となることもあります (
株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編
前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得と配当所得から控除する場合の確定申告書の作成の手順を説明します なお この操作の手引きは 平成 25 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 5に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に
CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政
はしがき 会社の純資産の部は 株主が会社に拠出した払込資本の部分と利益の内部留保の部分で構成されています 法人税においては 前者を 資本金等の額 後者を 利益積立金額 と定義するとともに 両者を厳格に区分 ( 峻別 ) しています 様々な理由で 会社が株主に金銭などを交付した際に 株主に対する課税を適正に行うためです 資本金等の額を減らすためには 会社から株主へ金銭などを交付しなければなりません そのため
Microsoft PowerPoint - 電子記録債権によるお支払のご案内(HP)
電子記録債権によるお支払のご案内 業務推進センター 1. はじめに 弊社では 2014 年 6 月より約束手形によるお支払に代わり 電子記録債権によるお支払を開始いたしました お取引先様におかれましては 従来の約束手形相当額のお支払手段として 3 種類の電子記録債権から 1 種類お選び頂きます 弊社にて導入しております電子記録債権は 電子記録債権買取サービス でんさいネット 電手決済サービス の 3
【問】新ロゴマークの商標登録までに要する費用の取得価額算入の要否
新社名 新ロゴマークの商標登録までに生ずる費用の取得価額算入の要否 Profession Journal No.10(2013 年 3 月 14 日 ) に掲載 日本税制研究所研究員朝長明日香 問 当社は 来年度に行われる同業社 A 社との統合に伴い 現在 当社で使用している新社名 新ロゴマークを作り替えて 商標登録する予定です この新社名 新ロゴマークの制作費用は 商標権 として無形固定資産に計上するものと考えますが
役員の債務保証料 1. 概要オーナー社長の場合は 自社の銀行借入金に代表者個人が連帯債務保証をしている場合があります このような場合は 法人からオーナー個人に債務保証料 ( 信用保証料 ) を支払うことが出来ます 当然 会社では法人税の計算上で損金計上することが出来ます 2. 注意点 (1) 債務保
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 役員の債務保証料 保証債務を履行した場合の特例 http://www.up-firm.com 1 役員の債務保証料 1. 概要オーナー社長の場合は 自社の銀行借入金に代表者個人が連帯債務保証をしている場合があります このような場合は 法人からオーナー個人に債務保証料 ( 信用保証料 ) を支払うことが出来ます
第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)
第 68 回税理士試験消費税法 第一問 ( 理論 ) 解答 問 1(25 点 ) ⑴について 1. 概要納税義務が課される規定は 課税事業者の選択 特定期間の特例 新設法人の特例 特定新規設立法人の特例 高額特定資産の特例 である 2. 内容次のそれぞれに定める課税期間について 納税義務が課される ⑴ 課税事業者の選択 (2 点 ) 小規模事業者に係る納税義務の免除の規定が適用されることとなる事業者が
株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編
特定口座 ( 源泉徴収なし ) の譲渡益と一般口座の譲渡益を申告する場合の確定申告書の作成の操作手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) (
投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額
(5) 課税上の取扱い 投資主及び投資法人に関する一般的な課税上の取扱いは以下のとおりです なお 税制等が改正された場合には 以下の内容が変更になることがあります 1 個人投資主の税務ア. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配 ( 利益を超える金銭の分配のうち一時差異等調整引当額の増加額に相当する金額を含みます ) は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われます したがって
Microsoft PowerPoint - ①総-1 税-1 251110課税経費率等の計算について
今回の医療経済実態調査に基づく費用構造の算出方法について 1. 今回の医療経済実態調査の調査項目について ( 参考 ) 消費税の経理方式 2. 今回の調査結果を用いた課税費用総額の算出の考え方について 3. 具体的な混在項目課税割合計算のイメージ ( 参考 ) 混在項目課税割合計算後のデータについて ( 一般病院 法人立 ) 4. 税込 税抜統一処理について ( 参考 ) 税込 税抜統一処理後のデータについて
Ⅰ 電気通信利用役務の提供に係る内外判定基準の見直し電子書籍 音楽 広告の配信などの電気通信回線 ( インターネット等 ) を介して行われる役務の提供を 電気通信利用役務の提供 と位置付け その役務の提供が消費税の課税対象となる国内取引に該当するかどうかの判定基準が 役務の提供を行う者の役務の提供に
国外事業者の皆さまへ 国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税の見直し等について 平成 27 年 5 月国税庁 所得税法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 9 号 ) 等により 消費税法等の一部が改正され 国境を越えて行われるデジタルコンテンツの配信等の役務の提供に係る消費税の課税関係の見直しが行われました 当該見直しにおける改正の主なポイントは以下のとおりです 改正の主なポイント Ⅰ
株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編
前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得と配当所得等から控除する場合の確定申告書の作成の手順を説明します なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 5に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に
付表の計算式
付表 1 の 背景がオレンジの項目 上書き可能な項目です 項目にカーソルを移動した状態でウィンドウ上部の [ 上書 ] にチェックを付けると 自動計算されている数値を上書きすることができます 中の 経過措置あり と 経過措置な中の 総額 と 積上 転記元の帳票の記載がない項目 ( 課税売上( 税抜 ) 等) 値が0となる項目は空白 [ 消費税事業所設定 ] ダイアログの [ 経過措置対象課税資産の譲渡等あり
株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編
特定口座 ( 簡易申告口座 ) の譲渡益と一般口座の譲渡益を申告する場合の確定申告書の作成の操作手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収口座 ) の申告の場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 27 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁
総合課税の譲渡所得の入力編
事例 金地金を売却して譲渡益がある場合 の確定申告書の 作成について 操作手順を説明します ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 事前準備編の確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した 事前準備編 を確認されましたか パソコンなどの環境 申告書等印刷を行う際の確認事項 画面又は 電子申告を行う際の確認事項(
営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され
設例で解説 キャッシュ フロー計算書 第 1 回 : 営業活動によるキャッシュ フロー (1) 2015.11.18 新日本有限責任監査法人公認会計士山岸正典 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめにこれから 4 回にわたり キャッシュ フロー計算書について設例を使って解説していきます キャッシュ フロー計算書は そのキャッシュ フローを生み出した企業活動の性格によって 営業活動によるキャッシュ
株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編
特定口座 ( 源泉徴収あり ) の譲渡損失を上場株式等に係る配当所得等から差し引いて 翌年以後に繰り越す場合の確定申告書の作成の手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座 ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた
IFRS基礎講座 IAS第11号/18号 収益
IFRS 基礎講座 収益 のモジュールを始めます このモジュールには IAS 第 18 号 収益 および IAS 第 11 号 工事契約 に関する解説が含まれます これらの基準書は IFRS 第 15 号 顧客との契約による収益 の適用開始により 廃止されます パート 1 では 収益に関連する取引の識別を中心に解説します パート 2 では 収益の認識規準を中心に解説します パート 3 では 工事契約について解説します
~ 平成 7 年 9 年の検討記録文書から消費税の取扱いを検証する ~ マンションの仕入税額控除で示されていた当局の見解 日本税制研究所代表理事税理士朝長英樹 マンション ( 居住用 ) の取得と譲渡を行った事業者が税務調査を受け マンションの取得に伴って支払った消費税について 仕入税額控除の一部が
~ 平成 7 年 9 年の検討記録文書から消費税の取扱いを検証する ~ マンションの仕入税額控除で示されていた当局の見解 日本税制研究所代表理事税理士朝長英樹 マンション ( 居住用 ) の取得と譲渡を行った事業者が税務調査を受け マンションの取得に伴って支払った消費税について 仕入税額控除の一部が否認され 消費税を追徴課税される事例が全国で相次ぐ中 朝長英樹税理士と森 濱田松本法律事務所の大石篤史弁護士による全
第137回日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット
第 137 回日商簿記 3 級第 1 問仕訳問題類題問題 次の各取引について仕訳しなさい ただし 勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金受取手形売掛金備品備品減価償却累計額未収入金仮払金支払手形買掛金未払金前受金商品券借入金当座借越仮受金引出金資本金売上固定資産売却益雑益支払手数料租税公課消耗品費通信費固定資産売却損手形売却損雑損 1. 先月末に受け取った本田商店振出しの小切手
