おける戦争の様式の変化とその背景を理解させることを目的として出題した 4 問の小問のうち 問 1 問 4の正答率は6 割前後であったが 問 2 問 3は4 割台前半にとどまった しかし それは 問 2は正誤組合せ 問 3は地図問題という 比較的難易度が高いとされる出題形式だったためと思われ 問題の識

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1 世界史 A 世界史 B 第 3 問題作成部会の見解 世界史 A 1 問題作成の方針 平成 26 年度の 世界史 A の問題作成に当たり 問題作成部会は二つの基本方針にのっとった ( 昨年度と同様 ) ⑴ 高等学校学習指導要領 ( 以下 学習指導要領 という ) への対応諸地域世界の形成と地域間の交流を主題に据えるように意識し 近現代史における政治 経済 文化のグローバルな結び付きに留意して作題した ⑵ 現教育課程教科書の特色を踏まえた出題 世界史 A の各教科書は 共通コンセプトに従いつつも 取り上げる主題や内容に独自色を濃くし それぞれの個性を強めている こうした教科書の多様性を考慮しつつ いずれの教科書で学んだ受験者にも理解し得るリード文と設問を心掛けた 出題範囲と形式については 平成 19 年度からの方針として 世界史 B との共通問題を廃止し 世界史 A 固有の問題を作成した 問題数についても大問を3 問 小問を33 問とし 受験者の負担を軽減するように配慮した 2 各出題の出題意図と解答結果 第 1 問について第 1 問は 歴史上の人や物の移動 をテーマとし 世界の諸地域にまたがる人や物の移動とその影響について考えることを意図して作問した たかしま Aでは 長崎県鷹島沖で発見された元寇船 韓国新安沖で発見された沈没船を取り上げ 元 高麗 日本を結ぶ海上ルートを利用して行われた貿易という人々の営為 戦争という歴史的事件について理解させることを目的とした 四つの問いのうち 問 1 問 2 問 4の正答率はやや低いものの 識別力は高かった 問 3では 朝鮮 ( 李朝 ) が列強の進出を受け 近代化に取り組んだ時期を問うたが 正答率が低く 識別力も高くなかった Bでは 大航海時代以降の大西洋三角貿易を素材に アメリカ大陸とアフリカ ヨーロッパ間の人と物の移動について扱い これが今日のグローバリゼーションにつながるものとして理解させることを意図した 問 5 問 7の正答率は標準的 問 6はやや低かったが 識別力は高かった Cでは イギリスを中心とした移民を主たる題材として 世界の一体化 の過程と特質を理解させることを目的として問題を作成した 正答率は 問 10が低く 問 8 問 9 問 11がやや低かった 識別率は問 8 問 9 問 11のいずれも高かった 第 2 問について本問では 戦争の様式の変化 戦争の人的被害 戦後処理問題についての題材を提供し 世界史上の戦争と戦後処理への理解を深めるために作問した Aは 中央ユーラシアの遊牧国家や中世 ~ 近代のヨーロッパを例として取り上げ 世界史上に 45

2 おける戦争の様式の変化とその背景を理解させることを目的として出題した 4 問の小問のうち 問 1 問 4の正答率は6 割前後であったが 問 2 問 3は4 割台前半にとどまった しかし それは 問 2は正誤組合せ 問 3は地図問題という 比較的難易度が高いとされる出題形式だったためと思われ 問題の識別力は高かった Bでは 近世以降の世界史上の戦争を犠牲者数の推移という視点で取り上げ 20 世紀前半の二つの戦争の重みを理解させることを目的で作題した 問 5の正答率は4 割台後半 問 6の正答率は約 6 割 問 7の正答率は5 割台前半だった Cでは 第二次世界大戦期のチェコスロヴァキアのズデーテン地方をめぐる状況を取り上げ 基本的な知識を問うた 正答率も妥当なものであったといえる ただし イギリスのエジプト占領 第二次世界大戦中のユーゴスラヴィアの占領について問うた問 10は 正答率が低めにとどまり 問題形式も含め 検討する必要がある 第 3 問について Aでは 中国への仏教の伝来とその社会への定着の在り方を題材としつつ 古代インドにおける仏教の成立とその周辺 隣接世界への伝播の在り方と 日本列島までも対象に入れたユーラシアでの交流の在り方を理解できているかどうかを問うべく作問した 各小問の識別力はおおむね高かった Bアッバース朝時代にイスラーム支配下で展開したユダヤ教学院の活躍を取り上げ 異文化交流の成果を問うとともに 文化の融合や共存が世界の科学文化を進展させる史実に注意を向けさせることを目的として作成した Cヨーロッパにおける巡礼の始まり及び変遷と最盛期の交流を題材としつつ ヨーロッパにおける主要な文化様式の成立と その東方への伝播を視野に入れて理解させることを目的として作成した 3 出題に対する反響 意見についての見解 第 1 問について第 1 問は 歴史上の人や物の移動 をテーマとし アジア アメリカ アフリカ オセアニアと世界諸地域に広く目を向け 時代の配分も適切で 全体として 世界史 A にふさわしい内容であったとの評価を受けた Aのリード文は 日本史との関わりを意識させ 近年 注目されている寧波を絡めて東アジア貿易における日本 中国 朝鮮半島の地理的空間認識についても考えさせる内容で良問との評価を受けた 図版を用いた問 1 問 3は良いと評価された一方 前近代の内容を問うた問 4は難しいとされた 結果としては 前近代の内容を問うた問 4よりも近現代の内容を扱った問 3の方が正答率が低かった Bのリード文は 大西洋三角貿易についてのオーソドックスなリード文との評価を受けた エンコミエンダ制という語句については どの教科書にも記載がないとの指摘もあるが このテーマを理解する上で重要な語句であることから使用したものである 問 6の地図を用いた問題は 世界史 A の受験者がしっかり押さえる必要がある 学習指導要領の内容に沿った適切な出題と評価された 一方 アメリカ古典文明は教科書の記述が極めて少なく適切ではないとの評価を 46

3 世界史 A 世界史 B 受けた 今後の参考としたい Cは 合衆国の移民政策 オセアニア先住民に関する問いが学習指導要領の主旨に沿う適切な出題であり 農作物の伝播 アフリカ現代史の出題も合わせて 良問 と評価され ( 高等学校教科担当教員 ) リード文は 考えさせる内容 との評も得た( 教育研究団体 ) 他方 一部の事項 ( マオリ アボリジニ トマト バナナ 移民法 コンゴ動乱 ) は教科書での記載が少ないとの指摘もあり ( 高等学校教科担当教員 教育研究団体 ) 今後の参考としたい 第 2 問について本問は 戦争という人類史上の重要な問題を取り上げたものであり 出題の意図は評価された 正答率の面ではやや難しかったともいえるが 総じて問題の識別力は高く 大きな問題はなかったと考える Aの各問は 出題内容 問題形式ともに多面的 多角的に出題しており 良問であるとの評価を得た 今後も 受験者の思考力 基礎学力を問うことができる作題を心掛けていきたい Bは 設問中の幾つかの用語について 世界史 A の教科書の記述の仕方が一様ではないとの指摘があり この点については 今後の作題に当たって留意したい Cでは 問 10が 占領 という概念と正誤組合せをするという点で 難問であったという評価を受けた 今後はより一層 出題に配慮したい 第 3 問について Aでは ユーラシアの文化交流をテーマとした良問との評価をいただいたが 一方で前近代史からの出題に偏した点については 今後留意したい また 世界史 A という科目の特性に配慮したリード文の作成や出題を心掛けたい Bは 標準的な問題であると考えられるが 問 28 以外は正答率が低かった シュルレアリスム は 教科書での扱いが小さく 受験者になじみが薄く 選択肢として不適切である と批判されたが 正答率はそれほど低くはなかった Cは 識別率は非常に良いが 容易な問題の割に 正答率は予想を下回った 標準的難易度との評価だったが 正答率の低いものもあった 難問を避けて作問するよう心掛けたい 4 今後の問題作成に当たっての留意点 以上 問題作成部会として 個々の出題についての意図と 設問に寄せられた意見に対する見解を述べてきた 最後に 総合的な意見に対して問題作成部会の見解を述べ 今後の問題作成に当たっての留意点を挙げておく 地域や時代 分野のバランスについては 政治史偏重の改善など おおむね適切であるとの評価を得た 難易度についても 学習指導要領に沿い 適正であったという評価を受けた ただ一部の問題に教科書での記載が比較的少ないとの指摘があったが この点については謙虚に耳を傾け 受験者に不利がないよう 今後とも継続して意識しつつ作題に当たりたい リード文と小問との連関性についても 昨年度までの厳しい評価に比べると おおむね適正であるとの評価を受けた 指摘のあった点については謙虚に受け止め 今後もこれまで以上の配慮をもって問題作成に努めていきたい 47

4 世界史 B 1 問題作成の方針 平成 26 年度の 世界史 B の問題作成に当たって 問題作成部会は三つの基本方針にのっとった ( 昨年度と同様 ) ⑴ 高等学校学習指導要領への対応学習指導要領は 諸地域世界の形成と諸地域間の交流を主眼とし 特に近現代における世界の一体化の展開を念頭に置きつつ 日本の歴史を近現代の世界の形成過程と関連付けることを重視している 問題作成に当たっては この学習指導要領への対応を考慮し 地域間交流や世界の一体化について思考させ 特に日本を含めた近現代世界への理解を深めるように 出題を工夫した ⑵ 現教育課程教科書の特色を踏まえた出題 世界史 B のいずれの教科書においても 図版 図表を活用したヴィジュアルな資料提示が工夫され 諸地域の形成と交流 そして近現代の世界の一体化が重要な主題とされているが 世界史 A と同様に 内容については独自色が濃くなっている傾向が見られる 問題作成に当たっては これらの教科書の多様な記述を踏まえて 特定の教科書で学んだ受験者に有利不利のないようにリード文や出題を工夫しつつ 歴史の幅広い基本的事項を問うた また地域間の連関や地理的知識も問い 歴史的事象の総合的な理解を受験者に求めた ⑶ 出題範囲と形式 難易度問題数と形式は昨年度のものを踏襲した 学習指導要領の趣旨に沿って 出題範囲は世界の各地域と各時代をできる限り網羅し 教科書内容の範囲内で 基本的事項を問うように努めた 難易度に関わる方針にも特に変更はなかった 2 各問題の出題傾向と解答結果 第 1 問について Aでは 中国唐代の律令体制の動揺による財政危機と唐の滅亡を題材として 唐の支配体制の変質について考えさせることを意図して作問し 東アジア世界の歴史の基本事項を理解させることを目的に作問した 正答率については 3 問とも良好であり 識別力も高かった Bでは ジャワの植民地経済に世界恐慌が与えた打撃と その結果として起こった搾取の強化を題材として取り上げ 近代の東南アジア地域の出来事と基本事項について問い 世界規模での交易について理解させることを意図して作問した 正答率はおおむね良好であった 問 5と問 6 は識別力が高かった Cでは 20 世紀のヨーロッパ統合の歴史について取り上げ ヨーロッパは危機を乗り越える手段として統合を進めて来た経緯について理解することを目的とした 問 7は5 割程度の正答率となったが 問 8は8 割 問 9は9 割を超える正答率であった 第 2 問について第 2 問では 遊牧社会と漢人社会の家産継承 古代中世の南アジアの系譜 近代のアメリカの 48

5 世界史 A 世界史 B 奴隷と婚姻の問題を題材として取り上げ 歴史上人類が 各地の社会的文化的背景の下で 家族や様々な社会集団に所属しつつ 政治的権力を行使してきたり社会生活を営んできたことを理解させることを目的として作問した Aは 中央ユーラシアの遊牧社会と中国の漢人社会を取り上げ 資産や社会的地位の継承に関わる慣習がいかに歴史の展開に関わったかを理解させることを目的として出題した 3 問の小問のうち 基礎的内容を問う問 1 問 3は高い正答率となった これに対し 漢人社会の時代ごとの特質を問う問 2の正答率は4 割台前半にとどまったが 問題の識別力は高く 教科書記載事項をきちんと理解している受験者は正答を導くことができる出題であった Bでは 南アジア世界における王家の系譜作成と王権の正統性の問題を題材にして 歴史上 家系や身分がいかに世襲的な政治的権力と関わっていたかを理解させることを目的として作問した 問 5は正答率が低かったが 識別力が高いので理解度を測る上では悪くない 全体としては標準的な正答率であった Cでは アメリカ合衆国の奴隷制下における人種 ジェンダー 階級に基づく集団の歴史を題材とし 奴隷制廃止運動 女性運動 労働運動の歴史を理解させることを目的として問いを作成した 正答率は全体として おおむね予想どおりであった 第 3 問について第 3 問では 国際関係をテーマとして 16 世紀から20 世紀かけての様々な国家間の関係 条約 国際関係などに注意を向けさせることを意図しつつ 各中問を作成した Aでは スペイン黄金世紀の政治を題材に ヨーロッパの国際関係 主権国家の成立を理解させることを目的として作成した これは学習指導要領 世界史 B の ⑷ 諸地域世界の結合と変容 の イヨーロッパの拡大と大西洋世界 に対応するものである Bでは 19~20 世紀における国際関係を題材として 20 世紀には戦争が頻発したにもかかわらず 一方で戦争を国際法上違法なものと見なす議論が次第に高まっていったことを問うべく 問題を作成した 正答率を見る限り いずれの小問も7 割以上であり また識別力も高い問題となっており 全体としてバランスの取れた設問であったと考える Cでは イギリス植民地香港の形成過程と 香港の中国返還を題材として取り上げ 近代から現代につながる東アジアの国際秩序がいかに形成されてきたかの歴史的背景を理解させることを目的として作問した 問 7は標準的な正答率であり 問 9は正答率が高かった 第 4 問について本題では 人類の歴史において 過去の参照 認識が 時代 地域によって多様な在り方をとってきたことを理解させることを目的として作問した Aでは イスラーム教及びムスリムを題材として取り上げ 預言者ムハンマドの時代という 特別な過去 との対話が歴史の展開に大きな影響を与えてきたことを理解させることを目的として作題した 問 1 問 3の難易度は妥当であったと判断されるが 問 2の正答率は高かった Bでは ソ連期における過去の認識 選択の事例を取り上げながら ロシアの政治史の特徴を理解させることを目的に出題した 正答率は問 4については比較的高く 問 5は平均的 ドイツの植民地を問う問 6はやや低めだった ただし 問 6についても 世界分割に際してのヨーロッパ諸国の勢力圏を理解していれば識別可能であることを考えると 問題自体が不適切であったと 49

6 は思われない Cでは 第二次世界大戦の時期に行われたユダヤ人迫害に ナチス=ドイツだけでなく ドイツに占領されていた国が加担していた事実を取り上げ 戦後のフランスにおいては その事実がいんぺい長く隠蔽されていたことを理解させることを意図した 問 7の正答率は6 割台後半 問 8の正答率は7 割台後半 問 9の正答率は4 割台後半だった 3 出題に対する反響 意見についての見解 第 1 問について Aでは 問 1と問 3については 容易に解答できる との評価を得た 問 2については 中東戦争の経過について正確に理解している受験者は多くないかもしれない との指摘があったが 半数以上の教科書が記述し 正答率も高かったため 問題ないと判断する Bでは 基本的事項を問う適切な問題であるとの評価をいただいた 東南アジア史を苦手とする受験者には多少難しい点もあったかもしれないとのコメントがあった 留意したい Cでは 問 9は 正答率の高さからも受験者にとっては簡単であったことがうかがえるが 歴史上の通貨について学ぶことの重要性を考える上でも妥当な出題であった 第 2 問について本題全体については 社会経済史の占める割合が高いが 出題内容は基本的事項であり 難易度も標準だとされ 肯定的な評価が与えられた Aでは 受験者の知識 理解が曖昧であることが多い中央ユーラシア史及び社会経済史についての出題であったが 問 1から問 3まで いずれも基本的な事項であり 容易に判断できる問題であるとされた 問 2については それぞれの時代の社会情勢についての正確な理解がないと判断が難しいとの指摘も受けたが 総じて基本的な事項であって選択肢も適切であるとされており 適切な出題であったと考える Bでは 問 4は基本事項であるとして評価が一致したが 問 5については 標準的な問題という評価とやや細かいとする評価に分かれた 問 6についても 標準的な問題という意見がある一方で 古代インドの文化について正しく理解していなければ判断が難しいとする意見が出されたが 基本的な事項の正しい理解を問う問題としては むしろ好ましいと考える Cでは アメリカ史の基本的事項とともに 受験者の思考力を問うことを目指した 問 8のアメリカ労働総同盟の結成について 難しかったかもしれない との指摘があったものの 問題の難易度は適正であったと考える 問 9は 女性参政権の成立を問う年表の時期区分 事項について 出題者の意図が十分に理解され 高い評価を受けた 第 3 問について国際関係は 歴史を考える上で比較的理解しやすいテーマ設定であり またリード文も読みやすいという評価を受けた また全体的な難易度も適切であるという評価も受けた 作題者の意図が通じ 幸いであった Aでは どの小問も基本的な内容を問う標準的な問題であるとの評価のとおり 識別力が高かった 正答率は高く 容易すぎる問題だった 今後はさらに複雑な状況を理解する知識を問う問題を作成したい 50

7 世界史 A 世界史 B B では 小問はそれぞれ基本的な事項が問われており 判断は容易であるという評価を受け た これは作題者の意図に沿うものであり 幸いであった C では 問 7 の b に関して 中ソ国境紛争の時期について 正確に理解していなかった受験者 が多かったかもしれない との指摘があったが 歴史の流れを因果関係で理解する問題なので 必ずしも中ソ国境紛争の時期を正確に理解していなくても解ける問題だと考えられる 問 8 3 に 対する インドとパキスタンが 90 年代に核実験を行ったことを正確に理解している受験者は少 なかったかもしれない との指摘についても 誤っているものが分かれば 容易に解ける問題で ある 問 9 について 基本事項であり 容易に解答できる という指摘については そのとおり かもしれない 第 4 問について A では いずれも基本的な事項を問う設問という評価を受けたが 問 1 については ウンマ メディナ 位置という思考判断が必要な 思考力を問う問題であり また 普段から地図を利用 していることが解答の助けとなると評価された 他方 問 2 は 基礎知識を問うだけの単純な問 題で 解答が容易であるとの指摘を受けた 地図を利用した問題は 今後も出題していきたい 基礎的な歴史用語の知識は必要であると思われるが 思考力を問う問題を増やすよう 今後の作 題に当たっては配慮したい Bでは 全体的に基本的 標準的との評価を受けた 問 4については サブリード文の 長いひげあごひげのそり落としを命じた という表現に違和感が表明されたが これは髭を伸ばし続ける ことに聖性を見出す ロシア正教会の伝統的価値観を強調する意図からの文章であった 問 6 に ついては消去法的との指摘があったが これはむしろ 正答以外の選択肢の地域についても宗主 国を理解しておいてほしい との作題者の意図に沿っているとも言える C では おおむねいずれの問題も 標準的 基本的問題であるという評価を受けた リード文 に関する写真については 工夫されたものだったとの評価を受けた 今後の作題においても工夫 を心掛けたい 4 今後の問題作成に当たっての留意点 以上 問題作成部会として個々の問題についての出題意図と 設問に寄せられた意見に対する見解を述べてきた 最後に 総合的な意見に対して問題作成部会の見解を述べ 今後の問題作成に当たっての留意点としたい 地域と分野のバランスについては 西欧 北米 政治史 時代については 現代史 特に戦後史の比重が高いという指摘を受けた 問題作成に当たっては細心の注意を払っており バランスへの配慮についても留意したつもりであったが 指摘は謙虚に受け止め 今後の改善に努めたい 難易度については 平均点が例年より高くはなったものの 地理 日本史のB 科目との差がほぼ3 点以内に収まっており 問題はなかったと考えている ただ 年によって平均点が過度に変化することは受験者に混乱を招くという指摘も謙虚に受け止め 次年度の平均点が大きく下がることがないよう 留意したい また出題内容については リード文で映像を扱ったことを高く評価していただいたことは 大変心強い 今後も 歴史への理解を深めることに資する題材を扱い かつ史資料や映像などを活用し 歴史を多面的に理解することを促進することにも心を砕きたい 評価の中で指摘 51

8 された 世界史離れ を食い止める という問題意識は出題者も共有するものであり 世界史への 関心を呼び起こし歴史的思考力を育む問題を作成するべく 次年度以降も工夫を重ねたい 52

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