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1 平成 29 年度第 2 回栃木県保健医療計画策定部会 平成 29 年 10 月 13 日 資料 3 5 疾病 5 事業及び在宅医療について

2 5 疾病 5 事業及び在宅医療等に係る協議会等の開催状況 協議会等名開催予定回数開催時期 がんがん総合対策検討会 4 回 6/28 8/29 11/17 2/ 上 脳卒中心筋梗塞等の心血管疾患 脳卒中 心血管疾患対策協議会 2 回 8/24 11/9 糖尿病糖尿病予防推進協議会 2 回 9/6 11/6 精神疾患 地方精神保健福祉審議会医療計画部会 4 回 7/20 10/6 12/ 上 2/ 下 救急医療 救急 災害医療運営協議会 1 回 11/22 MC 協議会 2 回 9/21 10/18 災害医療 救急 災害医療運営協議会 1 回 11/22 災害医療体制検討部会 2 回 9/19 10/17 へき地医療 へき地医療支援会議 2 回 8/9 11/30 周産期医療周産期医療協議会 2 回 在宅医療在宅医療推進協議会 4 回 8/18 11/24 6/23 10/6 11/ 下 ~12/ 上 1/ 下 ~2/ 上 1

3 5 疾病 5 事業及び在宅医療における施策の展開方向について ( 案 )

4 (1) がん 第 29 回栃木県がん総合対策検討会 ( 資料 4) を一部改変 平成 29 年 8 月 29 日 ア 1 次予防 たばこ対策 生活習慣の改善 肝炎対策イがんの早期発見 がん検診 (2 次予防 ) がん検診受診率の向上 がん検診の精度管理 職域におけるがん検診対策ウがん医療 がん診療提供体制の整備 がん医療従事者の育成エがんと診断された時からの緩和ケア 緩和ケア提供体制の整備 緩和ケア研修 拠点病院等と地域の医療機関等との連携 3

5 オ相談支援 情報提供等 相談支援 情報発信 就労支援カライフステージに応じたがん対策 小児 AYA 世代のがん対策 高齢者のがん対策キがん教育 普及啓発 学校におけるがん教育 県民に対する普及啓発クがん登録 4

6 (2) 脳卒中 第 19 回栃木県脳卒中 心血管疾患対策協議会 ( 資料 1) を一部改変 平成 29 年 8 月 24 日 ア予防の取組の強化 適切な生活習慣の確立や基礎疾患の管理の必要性などの啓発 危険因子や初期症状に関する知識の普及 未治療者や治療中断者に対する受診勧奨 特定健康診査や保健指導などの実施率向上など イ適切な受療行動と救急救護体制の推進 初期症状の早期発見や医療機関早期受診に関する啓発 病院前救護体制及び救急搬送体制の推進など ウ発症後 速やかな専門的医療の提供 発症からの時間や病型に応じた適切な医療提供体制の推進 急性期から維持期に至るまで継続した医療提供体制の推進など 5

7 エ病期に応じたリハビリテーションが一貫して提供される体制の構築 早期からのリハビリテーションが実施される医療提供体制の推進 かかりつけ医に対するリハビリテーション医療の普及啓発や情報提供の実施など オ再発予防と在宅医療の推進 基礎疾患や危険因子の管理に関する啓発 在宅療養に関わる関係機関による連携体制の推進など 6

8 (3) 心筋梗塞等の心血管疾患 第 19 回栃木県脳卒中 心血管疾患対策協議会 ( 資料 2) を一部改変 平成 29 年 8 月 24 日 ア予防の取組の強化 適切な生活習慣の確立や基礎疾患の管理の必要性などの啓発 危険因子や初期症状に関する知識の普及 未治療者や治療中断者に対する受診勧奨 特定健康診査や保健指導などの実施率向上など イ発症後の速やかな救命処置の実施と搬送が可能な体制の推進 病院前救護体制及び救急搬送体制の推進 バイスタンダーによる救命処置の実施の推進など ウ発症後 速やかな専門的医療の提供 適切な治療が受けられる医療提供体制の推進 急性期から維持期に至るまで継続した医療提供体制の推進など 7

9 エ合併症予防や在宅復帰を目的とした心血管疾患リハビリテーションが可能な体制の構築 早期からのリハビリテーションが実施される医療提供体制の推進 多職種が連携した心血管疾患リハビリテーション提供体制の推進など オ在宅療養が可能な体制の推進 基礎疾患や危険因子の管理に関する啓発 在宅療養に関わる関係機関による連携体制の推進など 8

10 第 23 回栃木県糖尿病予防推進協議会 ( 資料 1) を一部改変 (4) 糖尿病 平成 29 年 9 月 6 日 ア糖尿病予防の取組の強化 生活習慣の改善の重要性に関する啓発 県民が生活習慣の改善に取り組みやすい環境づくりの推進 糖尿病や糖尿病合併症の早期発見 早期治療の重要性に関する啓発 特定健康診査等の実施率向上に向けた保険者の取組を支援 早期治療と治療継続の重要性についての啓発 糖尿病重症化予防プログラムによる 保険者におけるかかりつけ医等と連携した保健指導や受診勧奨等の取組支援など 9

11 イ必要な医療体制の整備と医療機関等の連携強化 糖尿病治療連携マニュアルを活用した 標準的な医療の普及と医療連携体制の構築 糖尿病連携手帳を用いた患者情報の共有化の促進 多職種連携の強化 県民に対して 医療機関の適正受診についての啓発など ウ糖尿病医療等に係る人材の育成と資質向上 医療従事者等の人材育成や資質向上のための取組 多職種連携のための人材育成など 10

12 (5) 精神疾患 平成 29 年度第 1 回栃木県精神保健福祉審議会医療計画部会 ( 資料 1-2) を一部改変 平成 29 年 10 月 6 日 ア精神障害者やその家族が 地域において適切な医療や福祉サービスを受けることができるように 保健 医療 福祉関係者等との連携を図り 精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進する イ精神疾患の予防の促進や精神障害者の病状の安定を図り 地域生活の継続を支援するため 健康福祉センター及び精神保健福祉センターなど地域精神保健福祉活動の充実を図る ウ精神疾患に関する正しい理解を広めるため 医療機関や支援団体 関係機関と連携し 普及啓発を促進する エ多様な精神疾患ごとに患者本位の医療を提供するため それぞれの疾患ごとに対応できる医療機関を明確にし 公表する オ専門職の養成や多職種連携 多施設連携を推進するために 必要に応じて地域連携拠点機能や県の連携拠点機能を有する医療機関の指定や役割について検討し 医療機関の連携体制の構築を目指す 11

13 (6) 救急医療 第 1 回 MC 協議会 ( 資料 1) を一部改変 平成 29 年 9 月 21 日 厚生労働省の医療計画策定指針における 目指すべき方向 ア適切な病院前救護活動が可能な体制 ( 下線部は追加された内容 ) 本人 周囲の者による必要に応じた速やかな救急要請及び救急蘇生法の実施 メディカルコントロール体制の整備による救急救命士等による適切な活動( 観察 判定 処置 ) の実施 実施基準に基づく適切な傷病者の搬送及び医療機関の受入れ 地域住民の救急医療への理解 イ重症度 緊急度に応じた医療が提供可能な体制 患者の状態に応じた適切な救急医療の提供 救急医療に係る資源の効率的な配置とアクセス時間を考慮した整備 必要に応じて より高度 専門的な救急医療機関へ速やかに紹介できる連携体制 脳卒中 急性心筋梗塞 重症外傷等の それぞれの疾患に応じた医療体制 急性期を乗り越えた救命救急センターの患者を 一般病棟へ円滑に転棟できる体制 ウ救急医療機関等から療養の場へ円滑な移行が可能な体制 救命期を脱するも 重度の合併症 後遺症のある患者が 救急医療施設から適切な医療機関に転院できる体制 重度の合併症 後遺症のある患者が 介護施設 住宅で療養を行う際に 医療及び介護サービスが相互に連携できる体制 地域包括ケアシステムの構築に向け 救急医療機関の機能と役割を明確にし 地域で連携したきめ細かな取組を行うことができる体制 12

14 7 期計画における課題と主な取組イメージ ア課題 救急患者の搬送時間の短縮に向けた救急搬送体制の充実 強化( 超高齢社会への対応 ) 小児患者に対する初期救急医療の充実 強化 救急医療体制における機能分化の促進 イ主な取組 救急医療の適正利用 病院前救護体制の充実 強化 初期 二次 三次救急医療体制の充実 強化 救命期後医療体制の充実 強化 救急医療情報システムの活用については 救急医療情報システム検討会において別途検討 13

15 (7) 災害医療 第 1 回災害医療体制検討部会資料を一部改変 平成 29 年 9 月 19 日 厚生労働省の医療計画策定指針における 目指すべき方向 ア災害急性期 ( 発災後 48 時間以内 ) において必要な医療が確保される体制 被災地の医療確保 被災した地域への医療支援が実施できる体制 必要に応じてDMAT DPAT を直ちに派遣できる体制 イ 急性期を脱した後も住民の健康が確保される体制 救護所 避難所等における健康管理が実施される体制 14

16 7 期計画における課題及び主な取組イメージ ア課題 災害急性期に災害拠点病院やDMATを軸とした医療活動が円滑に行われる体制の構築 災害急性期及び急性期を脱した後に 県内外の医療関係団体が円滑に活動できる体制の構築 災害医療精神分野における体制の整備 イ主な取組 災害拠点病院と災害時に拠点となる病院以外の病院の連携強化 医療関係団体との連携強化 災害拠点精神科病院やDPATの体制整備 15

17 栃木県へき地医療支援会議 ( 資料 3) を一部改変 (8) へき地医療 平成 29 年 8 月 9 日 ア人材育成 人材確保の取組 大学等と連携した医師の育成過程等におけるへき地医療への動機付け 大学等と連携したキャリア形成支援 医師免許取得後にへき地医療に従事することを条件とした医師の養成 とちぎ地域医療支援センターの取組と連動したへき地医療支援機構における医師のキャリア形成支援や研修プログラムの策定 自治卒医や地域枠医師のへき地への配置とキャリア形成支援 ドクターバンク制度の活用イ効率的な医療提供体制の構築に向けた取組 地域の医療需要の把握 高齢化の進行 患者の受療状況 医療資源の状況等を踏まえた へき地医療提供体制や事業の見直し 患者輸送の実施 へき地における歯科医療 在宅医療の確保ウ支援体制の構築 とちぎ地域医療支援センターの取組と連動したへき地医療支援体制構築への取組 市町や大学 関係機関等と連携したへき地医療の支援体制の確保 16

18 平成 29 年度栃木県周産期医療協議会 ( 資料 1) を一部改変 (9) 周産期医療 平成 29 年 8 月 18 日 ア課題 産科医 助産師等医療従事者の確保 各医療圏における地域周産期医療機能の充実 周産期医療機関の連携体制の強化 NICU の後方病床や療育 療養する環境の整備 災害時の周産期医療体制の整備 イ施策 医師確保の取組 医療機器 専用病室の整備支援 周産期医療従事者の資質向上 周産期医療連携センター を中心とした周産期医療機関及び救急搬送機関 の連携強化 NICU 後方病床等の整備促進及び NICU 入院児支援コーディネーターの配置 東日本大震災等の被災地の経験等を踏まえた 災害時の周産期医療体制の 整備 17

19 平成 29 年第 1 回栃木県在宅医療推進協議会 ( 資料 3) を一部改変 (10) 在宅医療 平成 29 年 6 月 23 日 ア円滑な在宅療養導入 移行に向けての支援が可能な体制 入院医療機関と在宅医療に係る機関との協働による退院支援の実施 外来通院から在宅療養への移行に係る支援における新たな医療機能の位置付けについて検討中 イ日常の療養支援が可能な体制 多職種協働により患者やその家族の生活を支える観点からの医療の提供 緩和ケアの提供 家族への支援 ウ急変時の対応が可能な体制 患者の病状急変時における往診や訪問看護の体制及び入院病床の確保 エ患者が望む場所での看取りが可能な体制 住み慣れた自宅や介護施設等 患者が望む場所での看取りの実施 18

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