Microsoft Word - 03_第3章 大規模修繕及び建替えにかかる将来費用

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1 3. 大規模修繕及び建替えに係る将来費用

2 3 章目次 大規模修繕及び建替えに係る将来費用 将来費用試算のための条件 (1) 建設コストの考え方 (2) 大規模修繕コストの考え方 (3) 将来費用の試算条件 (4) 整備実績 将来費用の試算 (1) 試算条件 1: 一般的な耐用年数設定 (2) 試算条件 2: 通常の維持管理を充実させ 建物をより延命させた場合 (3) 試算条件 3: 大規模修繕を実施せず 短い周期で建替えしていく場合 インフラ等の維持管理に関する将来費用 (1) 更新コストの考え方 (2) 耐用年数の設定 (3) 道路 (4) 橋梁 (5) 下水道 (6) 遊具等公園施設 (7) インフラの維持管理に関する将来費用 将来費用が財政に及ぼす影響

3 大規模修繕及び建替えに係る将来費用 将来費用試算のための条件現在市が保有している建物 ( 民間等の建物は除く ) について 将来もそのまま保有しつづけるために必要となる費用について試算します なお 推計期間は 士別市の公共施設全施設 ( インフラ含む ) の更新が終える期間 ( 概ね 60 年 ) とします 建設コストの考え方 1 建替え単価の設定本書での試算に当たっては 建替え単価は 総務省が公表している 公共施設及びインフラ資産の将来の更新費用の試算 における単価を設定しています ( 次頁表 ) 同資料では 公共施設の種類により建物構造等が異なることから 現実に即したものとするために 既に建替え費用の試算に取り組んでいる地方自治体の調査実績 設定単価等を基に単価が設定されています 3-1

4 表 施設分類別の建替え単価 大分類文化 社会教育系施設スポーツ レクリエーション系施設産業振興系施設学校教育系施設子育て支援施設保健福祉系施設行政施設市営住宅 公民館 集会施設生涯学習施設青少年施設 博物館等文化 芸術施設 スポーツ施設農村広場 観光施設その他観光施設農畜産関連施設 卸売市場水産関連施設 勤労者福祉施設研修施設小学校 中学校高等学校 給食センター保育所 児童館子育て交流施設その他子育て支援施設 保健施設高齢者福祉施設 高齢者就労支援施設その他福祉施設 市庁舎支所消防施設 小分類 その他行政施設 総務省資料による施設分類 社会教育系施設 スポーツ レクリエーション系施設 産業系施設 学校教育系施設 子育て支援施設 保健 福祉施設 行政系施設 建替え 更新単価 市営住宅市営住宅 28 解体費含む 備考 解体 グラウンド整備費含む 解体費含む 解体費含む 解体 グラウンド整備費含む 解体費含む 解体費含む 解体費含む 公園施設環境施設上下水道施設その他施設その他施設 ( 普通財産 ) 公園管理施設公園便所 その他公園施設廃棄物処理施設し尿処理施設 リサイクル施設その他環境施設 上水道施設下水道施設火葬場 公衆便所その他施設 教員住宅職員住宅 自治会館旧教員住宅学校跡地 その他施設 ( 普通財産 ) 公園供給処理施設供給処理施設その他その他 解体費含む解体費含む解体費含む解体費含む解体費含む 出典 : 公共施設及びインフラ資産の将来の更新費用の試算 総務省ホームページより作成 3-2

5 大規模修繕コストの考え方 前項で設定した耐用年数を適用する場合 計画的な修繕等の維持管理を行うことが前 提となるため 試算において大規模修繕コストを考慮しています 1 建替え単価の設定 大規模修繕単価は 建替え単価と同様に 総務省が公表している 公共施設及び インフラ資産の将来の更新費用の試算 における単価を設定しています 表 施設分類別の大規模修繕単価 スポーツ レクリエーション系施設 産業振興系施設 学校教育系施設 子育て支援施設 保健福祉系施設 行政施設 市営住宅 公園施設 環境施設 上下水道施設 その他施設 大分類 文化 社会教育系施設 その他施設 ( 普通財産 ) 小分類 公民館集会施設生涯学習施設青少年施設博物館等文化 芸術施設スポーツ施設農村広場観光施設その他観光施設農畜産関連施設卸売市場水産関連施設勤労者福祉施設研修施設小学校中学校高等学校給食センター保育所児童館子育て交流施設その他子育て支援施設保健施設高齢者福祉施設高齢者就労支援施設その他福祉施設市庁舎支所消防施設その他行政施設 市営住宅市営住宅 17 バリアフリー対応等社会的改修含む 公園管理施設公園便所その他公園施設廃棄物処理施設し尿処理施設リサイクル施設その他環境施設上水道施設下水道施設火葬場公衆便所その他施設教員住宅職員住宅自治会館旧教員住宅学校跡地その他施設 ( 普通財産 ) 行政系施設 大規模修繕総務省資料による施設分類修繕単価 社会教育系施設 スポーツ レクリエーション系施設 産業系施設 学校教育系施設 子育て支援施設 保健 福祉施設 公園 供給処理施設 供給処理施設 その他 その他 25 出典 : 公共施設及びインフラ資産の将来の更新費用の試算 総務省ホームページより作成 備考 バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む トイレ改修等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む バリアフリー対応等社会的改修含む 3-3

6 将来費用の試算条件施設によっては 法令や様々な基準等により定められた耐用年数がありますが 今回の試算に当たっては 建物の使用年数の実績や物理的な耐久性能等の調査研究の結果によりまとめられた 建築物の耐久計画に関する考え方 (( 社 ) 日本建築学会 ) に基づく普通品質の場合の標準耐用年数を参考に 以下に示す 3 パターンの設定での試算を行いました 1 試算条件 1: 一般的な耐用年数設定 2 試算条件 2: 通常の維持管理を充実させ 建物をより延命させた場合 3 試算条件 3: 大規模修繕を実施せず 短い周期で建替えしていく場合 ただし 既に 30 年以上経過している建物については 建設後 50 年目に建替えること ととしています また 既に建設後 50 年目以上経過していたり 耐用年数を超過してい る建物については 2016 年度に建替え費用を見込んでいます 表 建築物全体の望ましい耐用年数 用途 学校 官庁 構造種別 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 重量鉄骨 鉄骨造 高品質の普通の品質高品質の普通の品質 場合の場合場合の場合 軽量鉄骨 ブロック造れんが造 Y₀100 以上 Y₀60 以上 Y₀100 以上 Y₀60 以上 Y₀40 以上 Y₀60 以上 Y₀60 以上 木造 住宅 事務所 病院 店舗 旅館 ホテル Y₀100 以上 Y₀60 以上 Y₀100 以上 Y₀60 以上 Y₀40 以上 Y₀60 以上 Y₀40 以上 Y₀100 以上 Y₀60 以上 Y₀100 以上 Y₀60 以上 Y₀40 以上 Y₀60 以上 Y₀40 以上 出典 : 建築物の耐久計画に関する考え方 ( 社 ) 日本建築学会 1988 年より作成 3-4

7 1 試算条件 1: 一般的な耐用年数設定 a. 耐用年数の設定 構造別に 建築物の耐久計画に関する考え方 (( 社 ) 日本建築学会 ) に示さ れた 代表値である 60 年 ( 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造 ブロック造 ) 40 年 ( 軽量鉄骨造 木造 ) の耐用年数を設定し 試算し ました 表 目標耐用年数の級区分 目標耐用年数代表値級 ( 標準耐用年数 ) 範囲 下限値 上限値 Y₀60 60 年 50~80 年 50 年 80 年 Y₀40 40 年 30~50 年 30 年 50 年 出典 : 建築物の耐久計画に関する考え方 ( 社 ) 日本建築学会 1988 年より作成 b. 大規模修繕周期の設定 試算における大規模修繕周期は 建設してから耐用年数の半分の時期に実施 することとします 2 試算条件 2: 通常の維持管理を充実させ 建物をより延命させた場合 a. 耐用年数の設定 構造別に 建築物の耐久計画に関する考え方 (( 社 ) 日本建築学会 ) に示さ れた 上限値である 80 年 ( 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造 ブロック造 ) 50 年 ( 軽量鉄骨造 木造 ) の耐用年数を設定し 試算し ました 表 目標耐用年数の級区分 目標耐用年数代表値級 ( 標準耐用年数 ) 範囲 下限値 上限値 Y₀60 60 年 50~80 年 50 年 80 年 Y₀40 40 年 30~50 年 30 年 50 年 出典 : 建築物の耐久計画に関する考え方 ( 社 ) 日本建築学会 1988 年より作成 b. 大規模修繕周期の設定 試算における大規模修繕周期は 建設してから耐用年数の半分の時期に実施 することとします 3-5

8 3 試算条件 3: 大規模修繕を実施せず 短い周期で建替えしていく場合 a. 耐用年数の設定通常 建物を長寿命化していく場合には 大規模修繕等を行わずに使い続けた場合の 2 倍の年数を使用できるようにすることを想定して 耐用年数を設定します この考え方に基づき 試算条件 3 は 試算条件 2 の半分の周期で建て替えを進めていくことを想定して試算しました 具体的には 構造別に 40 年 ( 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造 ブロック造 ) 25 年 ( 軽量鉄骨造 木造 ) で耐用年数を設定しました b. 大規模修繕周期の設定本試算では 大規模修繕を行わず 通常の維持管理のみで対応することとします 3-6

9 整備実績試算の前提となる これまでの施設整備状況は以下のとおりになります 本市では 延床面積ベースで 1970 年代後半及び 1990 年代前半が大きく進みました また 1985 年度までに保有施設全体の 40.2% が整備されました 建設後 30 年以上経過となる施設のうち 大規模修繕が未実施の施設については 早期に実施していく必要があります また 1986 年度以降も継続的に整備されていることから 中長期的にみても 大規模修繕や建替えの将来費用が継続的にかかることが推察されます ( m2 ) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 22, 年 ( 昭和 34 年 ) 1960 年 ( 昭和 35 年 ) 1961 年 ( 昭和 36 年 ) 1962 年 ( 昭和 37 年 ) 1963 年 ( 昭和 38 年 ) 1964 年 ( 昭和 39 年 ) 1965 年 ( 昭和 40 年 ) 1966 年 ( 昭和 41 年 ) 1967 年 ( 昭和 42 年 ) 1968 年 ( 昭和 43 年 ) 1969 年 ( 昭和 44 年 ) 1970 年 ( 昭和 45 年 ) 1971 年 ( 昭和 46 年 ) 1972 年 ( 昭和 47 年 ) 1973 年 ( 昭和 48 年 ) 1974 年 ( 昭和 49 年 ) 1975 年 ( 昭和 50 年 ) 1976 年 ( 昭和 51 年 ) 1977 年 ( 昭和 52 年 ) 1978 年 ( 昭和 53 年 ) 1979 年 ( 昭和 54 年 ) 1980 年 ( 昭和 55 年 ) 1981 年 ( 昭和 56 年 ) 1982 年 ( 昭和 57 年 ) 1983 年 ( 昭和 58 年 ) 1984 年 ( 昭和 59 年 ) 1985 年 ( 昭和 60 年 ) 1986 年 ( 昭和 61 年 ) 1987 年 ( 昭和 62 年 ) 1988 年 ( 昭和 63 年 ) 1989 年 ( 平成元年 ) 1990 年 ( 平成 2 年 ) 1991 年 ( 平成 3 年 ) 1992 年 ( 平成 4 年 ) 1993 年 ( 平成 5 年 ) 1994 年 ( 平成 6 年 ) 1995 年 ( 平成 7 年 ) 1996 年 ( 平成 8 年 ) 1997 年 ( 平成 9 年 ) 1998 年 ( 平成 10 年 ) 1999 年 ( 平成 11 年 ) 2000 年 ( 平成 12 年 ) 2001 年 ( 平成 13 年 ) 2002 年 ( 平成 14 年 ) 2003 年 ( 平成 15 年 ) 2004 年 ( 平成 16 年 ) 2005 年 ( 平成 17 年 ) 2006 年 ( 平成 18 年 ) 2007 年 ( 平成 19 年 ) 2008 年 ( 平成 20 年 ) 2009 年 ( 平成 21 年 ) 2010 年 ( 平成 22 年 ) 2011 年 ( 平成 23 年 ) 2012 年 ( 平成 24 年 ) 2013 年 ( 平成 25 年 ) 2014 年 ( 平成 26 年 ) 建設後 30 年以上経過約 12.6 m2 (40.2%) 図建設年度別に見た大分類別の延床面積の分布 ( 再掲 ) 3-7

10 将来費用の試算本市の場合は 建設後 30 年経過し 老朽化が懸念されている建物が 41.5% あるため 今後は大規模修繕に対する需要が高まってくるものと考えられます 今後老朽化の進む建物について 適切に大規模修繕を実施し 耐用年数を迎えた建物について建替えを行った場合の将来費用について試算します 試算条件 1: 一般的な耐用年数設定 1 大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の総額試算では 耐用年数が 60 年の施設については 概ね 11~20 年後で大規模修繕及び建替えを実施していくこととなります 建替えにかかる将来費用は 1970 年代後半及び 1990 年代前半に整備量が増加していることを反映して 今後 20 年間のスパンで建替え費用が増加し 2029 年度には 年間約 38.1 億円となります また 現在建築後 30 年未満の建物の建替えが必要となる 2053 年度のピーク時には年間約 63.4 億円がかかる見込みです また 建設後 30 年後に大規模修繕を実施する条件としているため 現在建築後 30 年未満の建物については 今後 20 年間で大規模修繕が集中することとなります そのため 今後 20 年間の大規模修繕にかかる将来費用は 直近 10 年で約 億円 11~20 年目で約 億円もの費用がかかると見込まれています なお 今から 30 年後の 2040 年代後半からは 建替えた公共施設の大規模修繕が増加していきます 大規模修繕と建替えにかかる費用を合算すると 最初の 10 年間は 主に大規模修繕を実施する期間になり 10 年間合計で約 億円かかることが見込まれ その後は建替え時期が到来し 11~20 年後の 10 年間の大規模修繕費と建替え費用合計は約 億円 21~30 年後の 10 年間では約 億円がかかり 30 年間の累計では約 億円 (1 年あたり約 28.7 億円 ) との試算結果となりました 3-8

11 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 年 ( 平成 30 年 ) 年 ( 平成 31 年 ) 年 ( 平成 32 年 ) 年 年 ( 平成 33 年 ) 間 年 ( 平成 34 年 ) 累億 2023 年 ( 平成 35 年 ) 計 2024 年 ( 平成 36 年 ) 円 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 年 ( 平成 40 年 ) 年 ( 平成 41 年 ) 年 ( 平成 42 年 ) 年 年 ( 平成 43 年 ) 間 年 ( 平成 44 年 ) 累億 2033 年 ( 平成 45 年 ) 計 2034 年 ( 平成 46 年 ) 円 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) 大規模修繕急増 建築後 30 年未満の建物の大規模修繕のピーク 大規模修繕費用 ( 億円 ) 40.8 図 大規模修繕にかかる将来費用 3-9

12 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 2023 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 2032 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 建替え増 建替え急増 建築後 30 年以上を経過している建物の建替えピーク 建替え費用 70.9 建築後 30 年未満の建物の建替えピーク 図 建替えにかかる将来費用 3-10

13 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 年 ( 平成 30 年 ) 年 ( 平成 31 年 ) 年 ( 平成 32 年 ) 年 年 ( 平成 33 年 ) 間 年 ( 平成 34 年 ) 累億 2023 年 ( 平成 35 年 ) 計円 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 年 ( 平成 40 年 ) 年 ( 平成 41 年 ) 年 ( 平成 42 年 ) 年 年 ( 平成 43 年 ) 間 年 ( 平成 44 年 ) 累億 2033 年 ( 平成 45 年 ) 計円 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 年 ( 平成 50 年 ) 年 ( 平成 51 年 ) 年 ( 平成 52 年 ) 年 年 ( 平成 53 年 ) 間 年 ( 平成 54 年 ) 累億 2043 年 ( 平成 55 年 ) 計円 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 年 ( 平成 60 年 ) 年 ( 平成 61 年 ) 年 ( 平成 62 年 ) 年 年 ( 平成 63 年 ) 間 年 ( 平成 64 年 ) 累億 2053 年 ( 平成 65 年 ) 計円 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 年 ( 平成 70 年 ) 年 ( 平成 71 年 ) 年 ( 平成 72 年 ) 年 年 ( 平成 73 年 ) 間 年 ( 平成 74 年 ) 累億 2063 年 ( 平成 75 年 ) 計円 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 年 ( 平成 80 年 ) 年 ( 平成 81 年 ) 年 ( 平成 82 年 ) 年 年 ( 平成 83 年 ) 間 2072 年 ( 平成 84 年 ) 8 累 2073 年 ( 平成 85 年 ) 億計 2074 年 ( 平成 86 年 ) 円 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 大規模修繕のピーク 建替えのピーク 建替え費用 大規模修繕費用 79.1 図 大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の試算結果 3-11

14 2 施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の内訳将来費用を施設分類ごとにみると 市営住宅の占める割合が大きくなっており 今後 60 年で 市営住宅だけで約 億円 ( 全体の約 23%) の費用がかかることが見込まれています また 建替えのピークとなる 2053 年度には 文化 社会教育系施設や保健福祉系施設 市営住宅等の建替えにより 年間約 79.1 億円程度の費用がかかる試算結果となっています 表施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用試算結果 (10 年集計 ) 大分類 2016 年度 ~2025 年度 2026 年度 ~2035 年度 2036 年度 ~2045 年度 30 年間累計 2046 年度 ~2055 年度 2056 年度 ~2065 年度 2066 年度 ~2075 年度 30 年間累計 60 年間累計 文化 社会教育系施設 56.0 億円 40.8 億円 9.8 億円 億円 52.3 億円 61.6 億円 0.5 億円 億円 億円 スポーツ レクリエーション系施設 24.1 億円 28.4 億円 15.8 億円 68.3 億円 33.3 億円 24.7 億円 20.4 億円 78.4 億円 億円 産業振興系施設 16.8 億円 17.3 億円 14.5 億円 48.7 億円 27.7 億円 14.3 億円 10.2 億円 52.1 億円 億円 学校教育系施設 67.8 億円 61.6 億円 20.1 億円 億円 53.3 億円 76.8 億円 21.4 億円 億円 億円 子育て支援施設 2.0 億円 6.0 億円 2.6 億円 10.6 億円 6.3 億円 4.5 億円 8.7 億円 19.6 億円 30.2 億円 保健福祉系施設 62.6 億円 16.5 億円 2.8 億円 82.0 億円 億円 16.1 億円 4.3 億円 億円 億円 行政施設 44.2 億円 5.6 億円 2.4 億円 52.2 億円 27.0 億円 5.9 億円 1.4 億円 34.3 億円 86.5 億円 市営住宅 48.5 億円 94.0 億円 47.1 億円 億円 69.4 億円 億円 51.9 億円 億円 億円 公園施設 1.3 億円 1.0 億円 2.8 億円 5.1 億円 0.9 億円 1.6 億円 0.8 億円 3.4 億円 8.4 億円 環境施設 1.0 億円 8.2 億円 0.6 億円 9.8 億円 11.2 億円 2.6 億円 6.2 億円 20.0 億円 29.8 億円 上下水道施設 25.0 億円 10.2 億円 2.5 億円 37.7 億円 18.2 億円 14.3 億円 2.9 億円 35.4 億円 73.1 億円 その他施設 0.1 億円 2.1 億円 0.2 億円 2.5 億円 0.0 億円 3.9 億円 0.0 億円 4.0 億円 6.4 億円 その他施設 ( 普通財産 ) 36.8 億円 26.3 億円 34.4 億円 97.5 億円 26.4 億円 36.9 億円 13.2 億円 76.5 億円 億円 合計 億円 億円 億円 億円 億円 億円 億円 億円 1,795.4 億円 3-12

15 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 2023 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 2032 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 文化 社会教育系施設スポーツ レクリエーション系施設産業振興系施設 学校教育系施設子育て支援施設保健福祉系施設 行政施設市営住宅公園施設 環境施設上下水道施設その他施設 その他施設 ( 普通財産 ) 図 施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用試算結果 3-13

16 試算条件 2: 通常の維持管理を充実させ 建物をより延命させた場合 1 大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の総額試算条件 2 では 試算条件 1 に比べ 大規模修繕及び建替えの時期がやや先送りしていくこととなります 建替えについては 1970 年代後半及び 1990 年代前半に整備量が増加していることを反映して 試算条件 1 と同様 今後建替え費用が急増し 2025 年度には 年間約 31.0 億円が必要となります また 現在建築後 30 年未満の建物の建替えが必要となる 2073 年度のピーク時には年間約 65.7 億円がかかる見込みです また 多くの建物において 建設後 40 年後に大規模修繕を実施する条件としているため 現在建築後 40 年未満の建物については 約 20 年後をピークに大規模修繕が集中することとなります そのため 今後 20 年間の大規模修繕にかかる将来費用は 直近 10 年で約 億円 11~20 年目で約 億円もの費用がかかると見込まれています 大規模修繕と建替えにかかる費用を合算すると 最初の 10 年間は 主に建替えを実施する期間になり 10 年間合計で約 億円かかることが見込まれ その後は大規模修繕時期が到来し 11~20 年後の 10 年間の大規模修繕費と建替え費用合計は約 億円 21~30 年後の 10 年間では約 億円がかかり 30 年間の累計では約 億円 (1 年あたり約 25.0 億円 ) との試算結果となりました 3-14

17 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 年 ( 平成 30 年 ) 年 ( 平成 31 年 ) 年 ( 平成 32 年 ) 年 年 ( 平成 33 年 ) 間 年 ( 平成 34 年 ) 累億 2023 年 ( 平成 35 年 ) 計円 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 年 ( 平成 40 年 ) 年 ( 平成 41 年 ) 年 ( 平成 42 年 ) 年 年 ( 平成 43 年 ) 間 年 ( 平成 44 年 ) 累億 2033 年 ( 平成 45 年 ) 計円 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 建築後 40 年未満の建物の大規模修繕のピーク 大規模修繕急増 大規模修繕費用 図 大規模修繕にかかる将来費用 3-15

18 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 2023 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 2032 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 建替え増 建築後 40 年以上を経過している建物の建替えピーク 建替え急増 41.7 建築後 40 年未満の建物の建替えピーク 建替え費用 図 建替えにかかる将来費用 3-16

19 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 年 ( 平成 30 年 ) 年 ( 平成 31 年 ) 年 ( 平成 32 年 ) 年 年 ( 平成 33 年 ) 間 年 ( 平成 34 年 ) 累億 2023 年 ( 平成 35 年 ) 計円 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 年 ( 平成 40 年 ) 年 ( 平成 41 年 ) 年 ( 平成 42 年 ) 年 年 ( 平成 43 年 ) 間 年 ( 平成 44 年 ) 累億 2033 年 ( 平成 45 年 ) 計円 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 年 ( 平成 50 年 ) 年 ( 平成 51 年 ) 年 ( 平成 52 年 ) 年 年 ( 平成 53 年 ) 間 年 ( 平成 54 年 ) 累億 2043 年 ( 平成 55 年 ) 計円 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 年 ( 平成 61 年 ) 年 ( 平成 62 年 ). 年 2051 年 ( 平成 63 年 ) 0 間 2052 年 ( 平成 64 年 ) 億累 2053 年 ( 平成 65 年 ) 円計 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 年 ( 平成 70 年 ) 年 ( 平成 71 年 ) 年 ( 平成 72 年 ) 年 年 ( 平成 73 年 ) 間 年 ( 平成 74 年 ) 累億 2063 年 ( 平成 75 年 ) 計円 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 年 ( 平成 81 年 ) 年 ( 平成 82 年 ) 0 年 2071 年 ( 平成 83 年 ). 間 2072 年 ( 平成 84 年 ) 5 累 2073 年 ( 平成 85 年 ) 億計 2074 年 ( 平成 86 年 ) 円 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 建替えのピーク 大規模修繕のピーク 77.8 建替えのピーク 建替え費用 大規模修繕費用 図 大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の試算結果 3-17

20 2 施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の内訳将来費用を施設分類ごとにみると 市営住宅の占める割合が大きくなっており 今後 60 年で 市営住宅だけで約 億円 ( 全体の約 20%) の費用がかかることが見込まれています また 建替えのピークとなる 2073 年度には 文化 社会教育系施設や保健福祉系施設 市営住宅等の建替えにより 年間 67.5 億円程度の費用がかかる試算結果となっています 表施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用試算結果 (10 年集計 ) 大分類 2016 年度 ~2025 年度 2026 年度 ~2035 年度 2036 年度 ~2045 年度 30 年間累計 2046 年度 ~2055 年度 2056 年度 ~2065 年度 2066 年度 ~2075 年度 30 年間累計 60 年間累計 文化 社会教育系施設 42.2 億円 24.1 億円 33.3 億円 99.7 億円 2.3 億円 29.7 億円 48.4 億円 80.4 億円 億円 スポーツ レクリエーション系施設 22.3 億円 23.5 億円 18.4 億円 64.1 億円 5.5 億円 25.0 億円 21.1 億円 51.6 億円 億円 産業振興系施設 12.3 億円 23.1 億円 9.9 億円 45.2 億円 9.1 億円 12.0 億円 28.1 億円 49.3 億円 94.5 億円 学校教育系施設 69.9 億円 20.4 億円 21.7 億円 億円 17.7 億円 57.0 億円 56.0 億円 億円 億円 子育て支援施設 1.2 億円 2.9 億円 3.9 億円 8.0 億円 2.6 億円 4.8 億円 1.5 億円 8.9 億円 16.9 億円 保健福祉系施設 12.4 億円 57.5 億円 7.5 億円 77.4 億円 4.2 億円 12.0 億円 95.4 億円 億円 億円 行政施設 46.6 億円 1.7 億円 2.4 億円 50.7 億円 0.8 億円 30.2 億円 3.3 億円 34.4 億円 85.1 億円 市営住宅 47.7 億円 47.9 億円 57.9 億円 億円 32.3 億円 59.0 億円 59.2 億円 億円 億円 公園施設 1.3 億円 0.9 億円 1.3 億円 3.5 億円 1.9 億円 1.0 億円 1.2 億円 4.1 億円 7.6 億円 環境施設 1.2 億円 0.9 億円 6.4 億円 8.4 億円 0.6 億円 11.8 億円 1.0 億円 13.4 億円 21.8 億円 上下水道施設 23.3 億円 4.3 億円 5.8 億円 33.3 億円 2.4 億円 15.1 億円 9.0 億円 26.6 億円 59.9 億円 その他施設 0.1 億円 0.1 億円 2.1 億円 2.2 億円 0.2 億円 0.0 億円 0.1 億円 0.3 億円 2.6 億円 その他施設 ( 普通財産 ) 46.7 億円 19.8 億円 24.5 億円 91.0 億円 17.2 億円 23.3 億円 36.1 億円 76.5 億円 億円 合計 億円 億円 億円 億円 97.0 億円 億円 億円 億円 1,487.7 億円 3-18

21 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 2023 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 2032 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 文化 社会教育系施設スポーツ レクリエーション系施設産業振興系施設 学校教育系施設子育て支援施設保健福祉系施設 行政施設市営住宅公園施設 環境施設上下水道施設その他施設 その他施設 ( 普通財産 ) 図 施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用試算結果 3-19

22 試算条件 3: 大規模修繕を実施せず 短い周期で建替えしていく場合 1 建替えにかかる将来費用の総額試算では 耐用年数が 60 年の施設については 概ね 11~20 年後で建替えを実施していくこととなります 建替えにかかる将来費用は 1970 年代後半及び 1990 年代前半に整備量が増加していることを反映して 今後 20 年間のスパンで建替え費用が急増し 2033 年度には 年間約 72.3 億円となります また 現在建築後 30 年未満の建物の建替えが必要となる 2041 年度のピーク時には年間約 58.6 億円がかかる見込みです 最初の 10 年間は 合計で約 億円かかることが見込まれ その後 11~20 年後の 10 年間の建替え費用は約 億円 21~30 年後の 10 年間では約 億円がかかり 30 年間の累計では約 1,074.2 億円 (1 年あたり約 35.8 億円 ) との試算結果となりました 3-20

23 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 年 ( 平成 30 年 ) 年 ( 平成 31 年 ) 年 ( 平成 32 年 ) 年 年 ( 平成 33 年 ) 間 年 ( 平成 34 年 ) 累億 2023 年 ( 平成 35 年 ) 計円 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 年 ( 平成 40 年 ) 年 ( 平成 41 年 ) 年 ( 平成 42 年 ) 年 年 ( 平成 43 年 ) 間 年 ( 平成 44 年 ) 累億 2033 年 ( 平成 45 年 ) 計 2034 年 ( 平成 46 年 ) 円 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 年 ( 平成 51 年 ) 年 ( 平成 52 年 ) 2 年 2041 年 ( 平成 53 年 ). 間 2042 年 ( 平成 54 年 ) 8 累 2043 年 ( 平成 55 年 ) 億計 2044 年 ( 平成 56 年 ) 円 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 年 ( 平成 61 年 ) 年 ( 平成 62 年 ) 7 年 2051 年 ( 平成 63 年 ). 間 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2 累 2053 年 ( 平成 65 年 ) 億計 2054 年 ( 平成 66 年 ) 円 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 年 ( 平成 71 年 ) 年 ( 平成 72 年 ) 年 ( 平成 73 年 ) 年 年 ( 平成 74 年 ) 間 年 ( 平成 75 年 ) 累億 2064 年 ( 平成 76 年 ) 計円 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 年 ( 平成 81 年 ) 年 ( 平成 82 年 ) 年 ( 平成 83 年 ) 年 年 ( 平成 84 年 ) 間 年 ( 平成 85 年 ) 累億 2074 年 ( 平成 86 年 ) 計円 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 建替え急増 44.2 建替え増 建替え増 建築後 30 年以上を経過している建物の建替えピーク 建築後 30 年未満の建物の建替えピーク 建替え費用 99.2 既に耐用年数を超えた建物の 2 度目の建替えピーク 図 建替えにかかる将来費用の試算結果 3-21

24 2 施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用の内訳将来費用を施設分類ごとにみると 市営住宅の占める割合が大きくなっており 今後 60 年で 市営住宅だけで約 億円 ( 全体の約 21%) の費用がかかることが見込まれています また 建替えのピークとなる 2033 年度には 文化 社会教育系施設や保健福祉系施設 市営住宅等の建替えにより 年間 72.3 億円程度の費用がかかる試算結果となっています 表施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用試算結果 (10 年集計 ) 大分類 2016 年度 ~2025 年度 2026 年度 ~2035 年度 2036 年度 ~2045 年度 30 年間累計 2046 年度 ~2055 年度 2056 年度 ~2065 年度 2066 年度 ~2075 年度 30 年間累計 60 年間累計 文化 社会教育系施設 37.6 億円 50.9 億円 52.0 億円 億円 2.4 億円 25.0 億円 50.3 億円 77.7 億円 億円 スポーツ レクリエーション系施設 26.1 億円 37.9 億円 25.2 億円 89.1 億円 8.5 億円 28.1 億円 22.5 億円 59.2 億円 億円 産業振興系施設 15.3 億円 38.3 億円 9.9 億円 63.4 億円 12.2 億円 3.6 億円 27.8 億円 43.7 億円 億円 学校教育系施設 53.1 億円 75.5 億円 42.2 億円 億円 34.4 億円 34.5 億円 74.4 億円 億円 億円 子育て支援施設 1.2 億円 3.6 億円 7.6 億円 12.4 億円 5.0 億円 6.5 億円 1.5 億円 13.0 億円 25.4 億円 保健福祉系施設 66.7 億円 49.3 億円 13.1 億円 億円 5.8 億円 9.9 億円 43.7 億円 59.3 億円 億円 行政施設 45.1 億円 5.5 億円 3.5 億円 54.0 億円 1.3 億円 41.7 億円 4.1 億円 47.1 億円 億円 市営住宅 49.2 億円 95.5 億円 84.2 億円 億円 46.8 億円 29.7 億円 76.9 億円 億円 億円 公園施設 3.1 億円 1.2 億円 1.3 億円 5.6 億円 2.3 億円 0.5 億円 0.4 億円 3.2 億円 8.8 億円 環境施設 0.2 億円 3.1 億円 11.4 億円 14.8 億円 0.8 億円 10.3 億円 2.7 億円 13.9 億円 28.7 億円 上下水道施設 20.9 億円 11.9 億円 10.8 億円 43.6 億円 1.6 億円 16.2 億円 11.3 億円 29.2 億円 72.8 億円 その他施設 0.1 億円 0.2 億円 3.8 億円 4.0 億円 0.2 億円 0.1 億円 0.0 億円 0.3 億円 4.3 億円 その他施設 ( 普通財産 ) 53.6 億円 36.4 億円 27.8 億円 億円 25.7 億円 17.6 億円 22.3 億円 65.6 億円 億円 合計 億円 億円 億円 1,074.2 億円 億円 億円 億円 億円 1,783.0 億円 3-22

25 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 2023 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 2032 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 2046 年 ( 平成 58 年 ) 2047 年 ( 平成 59 年 ) 2048 年 ( 平成 60 年 ) 2049 年 ( 平成 61 年 ) 2050 年 ( 平成 62 年 ) 2051 年 ( 平成 63 年 ) 2052 年 ( 平成 64 年 ) 2053 年 ( 平成 65 年 ) 2054 年 ( 平成 66 年 ) 2055 年 ( 平成 67 年 ) 2056 年 ( 平成 68 年 ) 2057 年 ( 平成 69 年 ) 2058 年 ( 平成 70 年 ) 2059 年 ( 平成 71 年 ) 2060 年 ( 平成 72 年 ) 2061 年 ( 平成 73 年 ) 2062 年 ( 平成 74 年 ) 2063 年 ( 平成 75 年 ) 2064 年 ( 平成 76 年 ) 2065 年 ( 平成 77 年 ) 2066 年 ( 平成 78 年 ) 2067 年 ( 平成 79 年 ) 2068 年 ( 平成 80 年 ) 2069 年 ( 平成 81 年 ) 2070 年 ( 平成 82 年 ) 2071 年 ( 平成 83 年 ) 2072 年 ( 平成 84 年 ) 2073 年 ( 平成 85 年 ) 2074 年 ( 平成 86 年 ) 2075 年 ( 平成 87 年 ) ( 億円 ) 文化 社会教育系施設スポーツ レクリエーション系施設産業振興系施設 学校教育系施設子育て支援施設保健福祉系施設 行政施設市営住宅公園施設 環境施設上下水道施設その他施設 その他施設 ( 普通財産 ) 図 施設分類別の大規模修繕及び建替えにかかる将来費用試算結果 3-23

26 インフラ等の維持管理に関する将来費用将来費用を推計するにあたり 基本的な考え方や耐用年数及び更新単価等については 原則として財団法人自治総合センターの 地方公共団体の財産分析等に関する調査研究会報告書 ( 公共施設及びインフラ資産の更新に係る費用を簡便に推計する方法に関する調査研究 ) を参考に 前提 仮定条件を設定したうえで試算します したがって 試算結果は 将来想定される費用の概算 ( おおよその額 ) を示すものであり 実際には 施設の老朽化度合いの調査を行い 実態に即して再計算することになるため 試算結果は 既に公表されている各種計画や統計資料等の数値とは異なる場合があります < 総務省推計ソフトのインフラ対象施設 > 道路( 舗装 ) 橋梁 上下水道( 管路 上下水道処理施設 ) 上記と合わせ 公共施設として 継続的な維持管理費用の掛かる遊具等公園施設についても試算します 更新コストの考え方施設の種類ごとに 耐用年数経過後に現在と同等で更新すると仮定し 数量に更新単価を乗じることにより 更新費用を試算します 1 道路道路については 年度ごとの舗装面積に更新 ( 打換え ) 単価を乗じて試算します 2 橋梁橋梁については 整備年度ごとに構造別の面積を把握し 年度ごとに把握した面積に更新単価を乗じて試算します 3 上下水道上下水道については 更生工法 ( 地面を掘り起こさずに上下水道の管路を更生する工法 ) を前提として 整備延長に更新単価を乗じて試算します 4 遊具等公園施設遊具等公園施設については 士別市公園施設長寿命化計画が策定されており 本計画に準じます 3-24

27 5 更新コストの試算式と単価上記に基づき 更新コストの試算下表に示す式と単価を用います 年度ごとの整備面積 ( m2 ) 更新単価 (4,700 円 / m2 ) ( 参考 : 総務省 ) 道路全整備面積を 15 年で割った面積を 1 年間の舗装部分の更新量と仮定した面積 更新単価 (4,700 円 / m2 ) コンクリート系の橋梁(PC 橋 RC 橋 SRC 橋 ボックスカルバート等 ) 整備年度ごとの構造別の面積 ( m2 ) 更新単価 (425 千円 / m2 ) 橋梁 鋼橋 整備年度ごとの構造別の面積 ( m2 ) 更新単価 (500 千円 / m2 ) 上下水道 遊具等公園施設 整備年度ごとの延長 (m) 更新単価 (124 千円 /m) 士別市公園施設長寿命化計画に準じる 耐用年数の設定 1 道路道路の耐用年数については 平成 17 年度国土交通白書によると 道路改良部分は 60 年 舗装部分は 10 年となっていますが 更新費用の試算においては 舗装の打換えについて算定することがより現実的と考えられることから 舗装の耐用年数の 10 年と舗装の一般的な共用寿命の 12~20 年のそれぞれの年数を踏まえ 15 年とします したがって 全整備面積をこの 15 年で割った面積の舗装部分を毎年度更新していくと仮定します 2 橋梁橋梁については 整備した年度から法定耐用年数の 60 年を経た年度に更新すると仮定します なお 現在 構造が鋼橋であるものは鋼橋で更新しますが それ以外の構造の場合は PC( プレストレスト コンクリート ) 橋として更新していくことが一般的なため これを前提として試算します 3 上下水道上下水道管については 法定耐用年数が 上水道管は 40 年 下水道管は 50 年となっています 本書では 整備した年度から 50 年を経た年度に更新すると仮定します 4 遊具等公園施設遊具等公園施設については 士別市公園施設長寿命化計画が策定されており 本計画に準じます 3-25

28 道路 1 基本データ士別市が管理する道路は 723 路線 総延長 kmとなっており 面積にすると 5,222,236 m2に及びます なお 舗装率は 約 45% となっています 表 士別市の道路整備状況 道路種別 路線数 総延長 実延長 改良済道路 舗装道路 改良率 舗装率 1 級 60 路線 km km km km % % 2 級 71 路線 km km 91.9 km 69.5 km % % その他 592 路線 km km km km % % 合 計 723 路線 km km km km % % ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 2 過去の実績投資的経費 ( 新規整備分 既存施設の更新分 その他 ) 用地取得費 維持補修費 ( 点検 維持工事 修繕工事等 ) の実績 ( 過去 5 年平均 ) は下表のとおりとなっています 表道路に関する維持管理等に掛かる費用投資的経費の実績 ( 過去 5 年平均 ) 213,898 千円 新規整備分 27,739 千円 既存施設の更新分 186,159 千円 その他 0 千円 用地取得費の実績 ( 過去 5 年平均 ) 16,934 千円 維持補修費の実績 ( 過去 5 年平均 ) ( 点検 維持工事 修繕工事等 ) 639,844 千円 除雪経費の実績 ( 過去 5 年平均 )( 参考 ) 306,388 千円 3-26

29 3 維持管理実態状態把握及び対策に関する具体的な基準は設けていませんが 随時のパトロールによる異常の有無の確認や 地域住民からの情報提供をもとに状況把握に努め 現場状況を元に 改良や修繕が必要か担当部内で協議しています 特に 公共施設 ( 学校等 ) など 交通量が多い場所を優先箇所としています 状態が悪い箇所を発見した場合の対策について 道路の通行の可否や危険な状況 ( 損傷度など ) であるか等により都度協議して検討しており 当該年度の予算で対応できない場合は 次年度予算に計上し対応しています 良好な道路管理のためには予防保全していくことが必要ですが パトロール体制や財政上の課題により 事後保全を中心とした維持管理を続けていかざるを得ない状況です 4 今後の維持管理の方向性について一部の幹線 ( 交通量の多い 下士別真狩線で実施 ) において 舗装合材を長期にわたり良好な状態を保つことができるものを採用し 長寿命化に努めていますが 今後の導入は未計画です 5 将来費用士別市が管理する道路は 面積にすると 5,222,236 m2に及びます 耐用年数 15 年の条件とすると 毎年 348,149 m2の舗装部分の更新が必要となり 更新単価 (4,700 円 / m2 ) を乗じて 将来費用を試算すると 百万円 / 年の費用が掛かることとなります 合わせて 維持補修費に 百万円 / 年が掛かっていることを考慮すると 道路に掛かる費用として 百万円の費用が必要であると試算されます 3-27

30 橋梁 1 基本データ士別市が管理する橋梁は 364 橋となっています このうち 幹線市道に架かる橋梁は 58 橋 市道 1 2 級道路は 109 橋 その他市道は 197 橋となっており 橋種は PC 橋が 137 橋 (38%) と最も多く 次いで鋼橋 114 橋 (31%) RC 橋 101 橋 (28%) となっています 表 士別市の橋梁整備状況 区分 PC 橋 RC 橋鋼橋その他総数 橋数 管理延長 (m) 過去の実績投資的経費 ( 新規整備分 既存施設の更新分 その他 ) 用地取得費 維持補修費 ( 点検 維持工事 修繕工事等 ) の実績 ( 過去 5 年平均 ) は下表のとおりとなっています 表 橋梁に関する維持管理等に掛かる費用 投資的経費の実績 ( 過去 5 年平均 ) 0 千円 新規整備分 0 千円 既存施設の更新分 0 千円 その他 0 千円 用地取得費の実績 ( 過去 5 年平均 ) 0 千円 維持補修費の実績 ( 過去 5 年平均 ) ( 点検 維持工事 修繕工事等 ) 4,099 千円 3 維持管理実態 士別市橋梁長寿命化修繕計画に基づき 健全度評価を行っており 点検 パトロ ール等の頻度は 5 年に 1 回となっています 3-28

31 4 今後の維持管理の方向性について老朽化に対する安全性確保に向けた取組みとして 5 年に 1 回の近接目視による点検を実施しており 施設長寿命化に向け 今後も 士別市橋梁長寿命化修繕計画に基づく維持管理を行っていきます 5 将来費用橋梁について 整備年度ごとに 構造別の面積に更新単価を乗じて試算した 将来費用は下図のとおりとなり 直近の 30 年間の平均で 百万円 / 年の費用が掛かることとなります 1800( 百万円 ) 1, , 今後 30 年間の平均 =367.7 百万円 図 橋梁に掛かる将来費用推計 3-29

32 上水道 1 基本データ士別市が整備した管路は約 kmとなっています 管路や施設が老朽化すると 事故等が発生するおそれがあるため 定期的な点検や整備を行い 老朽化の状態に応じて計画的に更新する必要があります 平成 23 年度末における配水管延長 =323.1 kmのうち 既に法定耐用年数の 40 年を超えた配水管延長は 7.7 kmであり 耐用年数を過ぎた管路の経化率は 2.4% となっております このまま管路を更新しないと 平成 33 年度末には 63.4 kmが耐用年数越えとなり経化管路率は 19.6% となります 2 過去の実績上水道管にかかる直近 5 年修繕実績は以下のとおりとなっています 表 上水道に関する修繕に掛かる費用 地区 市内 温西 士別 朝日 計 H22 8,464 千円 1,810 千円 1,587 千円 402 千円 12,263 千円 H23 7,239 千円 782 千円 4,283 千円 688 千円 12,992 千円 H24 9,247 千円 655 千円 3,098 千円 168 千円 13,167 千円 H25 10,535 千円 1,508 千円 1,494 千円 347 千円 13,883 千円 H26 13,184 千円 537 千円 2,121 千円 835 千円 16,677 千円 5 か年平均 9,734 千円 1,058 千円 2,516 千円 488 千円 13,797 千円 3 維持管理実態及び今後の維持管理の方向性について今後の上水道施設の維持管理の方向性は 士別市水道ビジョン ( 平成 25 年 4 月 ) に示しており 平成 25~27 年度の間に 管路更新計画を策定する予定となっています 4 将来費用士別市が管理する上水道管路は 約 kmに及びます 更生工法 ( 地面を掘り起こさずに下水道の管路を更生する工法 ) を前提として 耐用年数 50 年の条件とすると 毎年 6,492mの管路の更新が必要となり 更新単価 (124,000 円 /m) を乗じて 将来費用を試算すると 百万円 / 年の費用が掛かることとなります 合わせて 維持補修費に 13.8 百万円 / 年が掛かっていることを考慮すると 下水道管路に掛かる費用として 百万円の費用が必要であると試算されます 3-30

33 下水道 1 基本データ士別市が整備した管路は約 km ( 士別処理区域 : 約 km+ 朝日処理区域 : 約 16.8 km ) となっています なお このうち 道路陥没事故等が多くなるとされる 布設後 30 年を経過した管路は全体の約 40%( 約 74 km ) を占めています 2 過去の実績投資的経費 ( 新規整備分 既存施設の更新分 その他 ) 用地取得費 維持補修費 ( 点検 維持工事 修繕工事等 ) の実績 ( 過去 5 年平均 ) は下表のとおりとなっています なお 投資的経費のうち その他は 委託費等 工事以外の費用を計上しています 表 下水道に関する維持管理等に掛かる費用 施設名 処理場 上士別環境第一第二水澄館センター真水館真水館 合計 投資的経費の実績 ( 過去 5 年平均 ) 28,633 千円 2553 千円 20,955 千円 1,054 千円 351 千円 60,704 千円 新規整備分 0 千円 0 千円 0 千円 0 千円 0 千円 0 千円 既存施設の 更新分 0 千円 1,467 千円 19,431 千円 0 千円 0 千円 20,900 千円 その他 28,633 千円 1,084 千円 1,524 千円 1,054 千円 351 千円 39,804 千円 用地取得費の実績 ( 過去 5 年平均 ) 維持補修費の実績 ( 過去 5 年平均 ) ( 点検 維持工事 修繕工事等 ) 0 千円 0 千円 0 千円 0 千円 0 千円 0 千円 4,987 千円 686 千円 539 千円 474 千円 103 千円 6,789 千円 3-31

34 3 維持管理実態 a. 処理場処理場は 士別市公共下水道長寿命化計画に基づき 下水道長寿命化支援制度に関する手引きを参考に情報収集 整理を行った上で 現地調査を行い 調査結果に基づき健全度評価を行っています 点検 パトロール等の頻度としては 処理場内は毎日 管路は年 1 回を目安に行っており 毎年 毎日の点検 計画的な巡視に基づき 予防保全や事後保全など 計画的な対策を検討しています 状態が悪い箇所を発見した場合は 緊急性 ( 汚水の滞留等 住民生活に影響の有る無し ) に応じ 対策を実施するかどうかの判断を行っており 断水等 利用不可能となった場合に対策を施しています b. 上士別環境センター 水澄館 第一真水館 第二真水館上士別環境センター 水澄館 第一真水館 第二真水館は 農業集落排水事業 ( 機能強化対策 ) に基づき 資料収集 現地状況の把握のため簡易計測 目視 専門家 ( 委託専門業者 ) による詳細調査を行っています 点検 パトロール等の頻度としては 処理場内は週に 6 日程度 管路は年 1 回を目安に行っており 毎年 毎日の点検 計画的な巡視に基づき 予防保全や事後保全など 計画的な対策を検討しています 状態が悪い箇所を発見した場合は 緊急性 ( 汚水の滞留等 住民生活に影響の有る無し ) に応じ 対策を実施するかどうかの判断を行っており 断水等 利用不可能となった場合に対策を施しています 4 今後の維持管理の方向性について処理場については 老朽化に対する安全性確保に向けた取組みとして 目視点検 TVカメラによる管路内点検を実施しており 施設長寿命化に向け 処理場長寿命化計画 ( 策定中 ) や管路長寿命化計画 ( 基礎調査実施中 平成 29 年度または平成 30 年度からを目安に計画予定 ) を策定する予定です 5 将来費用士別市が管理する下水道管路は 約 kmに及びます 更生工法 ( 地面を掘り起こさずに下水道の管路を更生する工法 ) を前提として 耐用年数 50 年の条件とすると 毎年 3,520mの管路の更新が必要となり 更新単価 (124,000 円 /m) を乗じて 将来費用を試算すると 百万円 / 年の費用が掛かることとなります 合わせて 維持補修費に 6.8 百万円 / 年が掛かっていることを考慮すると 下水道管路に掛かる費用として 百万円の費用が必要であると試算されます 3-32

35 遊具等公園施設 1 基本データ士別市の都市公園は 28 箇所となっており 市民に利用されている公園は 27 箇所あります 平成 25 年 12 月時点の士別市における都市公園の整備状況は 下表のとおりです 表士別市の都市公園整備状況管理対象都市公園の数管理対象都市公園の面積一人当たり都市公園面積 28 箇所 ha m2 / 人 士別市人口 :21,075 人平成 25 年 12 月時点 2 維持管理実態日常点検は 以前より担当職員が点検 巡回パトロールを日常業務の中で行っており 公園の利用時期前後の融雪期後及び降雪期前において 全公園施設を点検対象として主に目視 触診 聴診などにより施設の変形や異常の有無を調べるために実施しています 現在に至るまで遊具の定期点検は 有資格者による規準 劣化点検を実施しておらず 日常点検により状況を把握していた そのため 公園施設長寿命化計画を契機に遊具の安全に関する規準 JPFA-S:2008( 社団法人日本公園施設業協会 ) に基づき 有資格者 公園施設製品安全管理技士 公園施設製品整備技士 による点検を行いました 修繕や更新は 日常点検や住民等の連絡により 危険性 緊急性のある施設を担当職員の確認のもと 随時修繕を行っており 予防保全的措置を施しています そのため 現在は非常に管理が行き届いており 安全安心な公園施設を提供しています 一方 経過年数の多い公園も散見されたため 今後の対応が計画の策定において課題となります 3 今後の維持管理の方向性について士別市では 平成 27 年度 (2015 年 ) から平成 36 年度 (2024 年 ) の 10 ヶ年を計画期間とした 士別市公園施設長寿命化計画を策定しています 今後の維持管理は 士別市公園施設長寿命化計画に基づき 実施していきます ただし 全ての公園施設を対象に予防保全措置や修繕 改築を施すことは現在の財政上 非常に難しいことが予想されるため 計画の策定では点検結果の解析により 経過年数の過多や 劣化の著しい施設 事故につながりやすい施設を優先的に絞り込む検討を行うと共に 士別市としての方針を合わせることにより 現実的な計画を策定していくこととしています 今後は 予防保全的な管理の視点に立ち 日常 定期点検の実施などにより公園施設の劣化予防や危険施設の早期発見等につなげ さらに公園施設の長寿命化対策を講じることにより公園利用者のより一層の安全確保を図ります 日常点検は 日 3-33

36 常管理の中で適宜実施し 定期点検については 遊具の劣化点検を実施します 4 将来費用士別市公園施設長寿命化計画では 今後 30 年間に掛かるライフサイクルコストとして 下表のとおり 維持管理費用を見込んでおり 予防保全を実施した 今後の公園施設の維持管理費として 13,279 千円 / 年を見込んでいます 費用算定の内容 費用算定式 今後 30 年間に掛かるライフサイクルコスト 長寿命化計画策定前 千円 30 年 =599,580 千円 長寿命化計画策定後 13,279 千円 30 年 =398,370 千円 コスト削減額 (30 年間 ) 6,707 千円 30 年 =201,210 千円 3-34

37 インフラ等の維持管理に関する将来費用道路 橋梁 上下水道 遊具等公園施設における 更新 維持管理に掛かる将来費用試算を合算すると 下図のとおりとなり 直近の 30 年間の平均で 1 年あたり約 33.4 億円の費用が掛かることとなります ( 億円 ) 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 2023 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 2032 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 上水道下水道道路橋梁公園 図 道路 橋梁 下水道における 更新 維持管理に掛かる将来費用試算 3-35

38 将来費用が財政に及ぼす影響大規模修繕及び建替えにかかる将来費用は 本市の財政規模から見て どのくらいの負担になるかを検討します 一般的な耐用年数で試算 ( 試算条件 1) した 公共施設の大規模修繕及び建替えに係る将来費用と インフラ等の維持管理に関する将来費用を合わせて検証しました 試算条件 1 で 市が保有する建物を将来も保有し続けるために必要な費用を試算したところ 今後 30 年間の累計で約 億円 (1 年あたり約 28.7 億円 ) の支出が必要であるとの結果となりました また インフラの維持管理には 1 年あたり約 33.4 億円の費用が掛かる試算となっており あわせて 約 62.0 億円の費用が必要であると試算されました 現状 投資的経費として負担している費用は インフラも含めると 直近 5 か年の平均で約 34.8 億円であり 今後も公共施設の維持に充てることができる費用と考えると 毎年度約 27.2 億円の不足が生じることになります また 公共施設のみで見ても 投資的経費は 直近 5 か年の平均で約 19.3 億円であり 毎年度約 9.4 億円の不足が生じることになります 将来予測では高齢化等の影響により 歳入減と扶助費の増加が懸念されており 施設の大 規模修繕及び建替え費用を試算どおりに確保することは厳しい状況であるといえます 3-36

39 ( 億円 ) 2016 年 ( 平成 28 年 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) 2018 年 ( 平成 30 年 ) 2019 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 2021 年 ( 平成 33 年 ) 2022 年 ( 平成 34 年 ) 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 2025 年 ( 平成 37 年 ) 2026 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 2029 年 ( 平成 41 年 ) 2030 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 年 ( 平成 44 年 ) 2033 年 ( 平成 45 年 ) 2034 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 2036 年 ( 平成 48 年 ) 2037 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 2039 年 ( 平成 51 年 ) 2040 年 ( 平成 52 年 ) 2041 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 2044 年 ( 平成 56 年 ) 2045 年 ( 平成 57 年 ) 公共施設及びインフラ 53.2 に掛かる将来費用試算 年平均 : 約 62.0 億円 差引 : 約 27.2 億円 直近 5 カ年の投資的経費平均 :34.8 億円 上水道下水道道路橋梁公園公共施設 ( 大規模修繕 ) 公共施設 ( 建替え ) 図 公共施設及びインフラ等に掛かる将来費用と現状の公共施設に充てられる費用の差 3-37

40 ( 億円 ) 年 ( 平成 28 年 ) 年 ( 平成 29 年 ) 年 ( 平成 30 年 ) 年 ( 平成 31 年 ) 2020 年 ( 平成 32 年 ) 年 ( 平成 33 年 ) 年 ( 平成 34 年 ) 年 ( 平成 35 年 ) 2024 年 ( 平成 36 年 ) 年 ( 平成 37 年 ) 年 ( 平成 38 年 ) 2027 年 ( 平成 39 年 ) 2028 年 ( 平成 40 年 ) 年 ( 平成 41 年 ) 年 ( 平成 42 年 ) 2031 年 ( 平成 43 年 ) 年 ( 平成 44 年 ) 年 ( 平成 45 年 ) 年 ( 平成 46 年 ) 2035 年 ( 平成 47 年 ) 公共施設に掛かる将来費用試算 30 年平均 : 約 28.7 億円 2036 年 ( 平成 48 年 ) 年 ( 平成 49 年 ) 2038 年 ( 平成 50 年 ) 差引 : 約 9.4 億円 2039 年 ( 平成 51 年 ) 年 ( 平成 52 年 ) 年 ( 平成 53 年 ) 2042 年 ( 平成 54 年 ) 2043 年 ( 平成 55 年 ) 直近 5 カ年の公共施設に掛かる投資的経費平均 :19.3 億円 2044 年 ( 平成 56 年 ) 年 ( 平成 57 年 ) 13.5 公共施設 ( 大規模修繕 ) 公共施設 ( 建替え ) 図 公共施設に掛かる将来費用と現状の公共施設に充てられる費用の差 3-38

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