余暇の過ごし方と学び

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まいえのたけ
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1 2008 年 3 月 4 日余暇の過ごし方と学び報告書 (2008 年 2 月 4 日 ~14 日調査 ) Ⅰ 調査の設計 1 Ⅱ 結果の概要 4 Ⅲ 調査票 8 社団法人長野県世論調査協会 Tel Fax

2 Ⅰ 調査の設計調査の目的職場で長時間労働や残業が日常化し教育現場では再び学力向上のかけ声が強まりゆとりが見直しの逆風にさらされている他方週休 2 日の定着ライフスタイルの多様化で余暇のあり方が人生の幸福度を計るひとつのモノサシになってきたとくに世界トップレベルの高齢化により余暇の過ごし方は経済的安定ともども長い人生設計のポイントでありどのような受け皿が望ましいのか重要な課題だ県民各層が現在自分の収入と自由時間の兼ね合いをどう考えているか自由になる時間をどのように過ごし今後はどのような活動や技能を習得したいと考えているのかそのための問題や不満はどうなのかあすの余暇の周辺を探る調査の設計調査方法当協会の登録モニター 500 人に事前に調査票を郵送し回答は郵送ファクス電話聞き取りインターネットを併用して回収調査時期 2008 年 2 月 4 日調査票発送 ~14 日回収締め切り有効回収数 ( 率 ) 485 人 ( 回収率 97.0%= 男性 239 人女性 246 人 ) 回収内訳郵送 236(48.7%) ファクス 126(26.0%) 電話聞き取り 68(14.0%) インターネット 55(11.3%) < 注 > 報告書のパーセント数字は小数点第 2 位を四捨五入合計が 100 にならない場合がある 1

3 回収サンプルの内訳性別と年代合計 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上全体男性女性 % 49.3% 50.7% 11.8% 4.7% 7.0% 20.0% 9.5% 10.5% 15.3% 8.0% 7.2% 20.0% 11.3% 8.7% 15.5% 6.8% 8.7% 17.5% 8.9% 8.7% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 0% 男性 10.5% 11.3% 女性 9.5% 8.0% 8.7% 7.0% 7.2% 6.8% 8.7% 8.9% 8.7% 4.7% 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上職業農林漁業 % 事務技術系の勤め % 現業系の勤め % サービス系の勤め % 役員管理職自由業 % 商工自営業 % 主婦 % 無職 % その他 % 不明 1 0.2% 主婦 21.4% 無職 10.3% その他 2.9% 不明 0.2% 農林漁業 6.6% 事務技術系の勤め 23.5% 現業系の勤め商工自営業 7.2% 9.9% 役員管理職自由業サービス系の勤め 5.6% 12.4% 地域北信 % 東信 % 中信 % 南信 % 南信 27.2% 中信 23.1% 北信 31.1% 東信 18.6% 選挙区 1 区 % 2 区 % 3 区 % 4 区 % 5 区 % 4 区 14.6% 5 区 17.5% 3 区 22.3% 1 区 24.3% 2 区 21.2% 2

4 結婚の有無既婚 % 未婚 % 不明 % 未婚 22.3% 不明 2.5% 既婚 75.3% 暮らしぶり上の上 0 - 上の下 9 1.9% 中の上 % 中の下 % 下の上 % 下の下 % 不明 7 1.4% 下の上 17.1% 下の下 3.7% 不明 1.4% 中の下 46.6% 上の下 1.9% 中の上 29.3% 不明 4.3% インターネット利用している % 利用していない % 不明 % 利用していない 42.5% 利用している 53.2% 3

5 Ⅱ 結果の概要より良き余暇と学びもっと増やしたいのは収入 68% 自由時間 27% 自分の所得資産の現況に満足が総体で37% 心身の状態については満足が 68% という受けとめで今後は収入の方をもっと増やしたいが68% 自由時間をもっと増やしたいは27% 収入で男性が70% 台に達し女性よりも5ホイント高く 30~40 代でも高めになっている職業層では無職層の80% を最高に農林業管理職層などで高い自由時間では60 20 代で30% 台になり事務技術職主婦層でも高めになっている収入で暮らしぶり中の上 55%- 中の下 72% の落差が著しく自由時間では逆転するなんともいえないわからない 4.7% 男性自由時間 27.0% 収入 68.2% 女性 % 20% 40% 60% 80% 100% 収入自由時間なんともいえないわからない自由時間の過ごし方テレビラジオトップに趣味新聞雑誌家の作業トップはラジオやテレビをみるで差が開いて趣味を楽しむが2 番目僅差で新聞や雑誌を読む家事や家庭内の作業家族とのだんらんや休養が上位 5 番に並ぶ地域活動や社会活動をするや旅行に行くは下位に置かれ総じて家庭内での過ごし方が主流になっているラジオテレビは男女を通じて高いが趣味パソコン携帯電話で男性が高くになっているほかは女性の方が全般的に高めになっている高い年代層が家庭内の過ごし方が大勢になっているのに対して若い年代層は趣味ラジオやテレビを視聴する趣味を楽しむ新聞や雑誌を読む家事や家庭内の作業家族とのだんらんや休養ショッピングや食事に行くスポーツや散歩など体を動かすパソコンや携帯電話で情報メールをやり取りする友人知人と過ごす知識や技能を習得する旅行に行く地域活動や社会活動をするあまり自由になる時間はない (%) ( その他なんともいえないわからないは除く)

6 ショッピング食事パソコン携帯電話の度合いが高まるこうしたコントラストは既婚層と未婚層に相応するまた 30~40 代がだんらんで抜きん出ており 2 0~30 代が知識や技能の習得でやや意欲的な傾向もみられるラジオやテレビを視聴する趣味を楽しむ新聞や雑誌を読む家事や家庭内の作業家族とのだんらんや休養スポーツや散歩など体を動ショッピングや食事に行くパソコンや携帯電話で情メールをやり取りする報かす友人知人と過ごす(%) 男性女性知旅地あ識行域まやに活り技行動自能くや由を社に習会な得活るす動時るを間すはるない3.7 余暇を楽しむための活動や技能の習得 ( その他なんともいえないわからないは除く ) 男女差なく実益に結びつく技能続くスポーツ趣味実益に結びつく技能の習得が最も多く個人で行う運動スポーツと書画手芸などの趣味が続く外国語の習得は振るわない男女を通じて実益派が高めだが趣味や歌や踊りなどの芸能で女性が男性に大差をつけ低率ながら外国語でもリードする男性は個人スポーツと学術研究でやや上回る年代層でみると実益の技能で若い年代層ほど高まり趣味では高い年代層ほど高まっていく運動スポーツは 60 代で個人派がめだつのに対して若い年代層で集団派が高まる今後自分の自由時間を増やしたいと思う層は趣味と文学歴史などの実益に結びつく技能の習得個人で行う運動スポーツ書画手芸などの趣味文学歴史などの教養 20.2 集団で行う運動スポーツ歌や踊りなどの芸能専門分野の学術研究外国語の習得 (%) ( その他特にないなんともいえないわからないは除く) 5

7 教養でやや上回る程度全般的に収入を増やしたい層との大きな違いはみられない実益にの結びつく技能習得個人で行うスポーツ運動 16.3 書画手芸などの趣味文学歴史などの教養集団で行うスポーツ運動 8.8 歌や踊りなどの芸能男性 13.8 専門分野の学術研究5.7 女性 (%) 外国語の習得( その他特にないなんともいえないわからないは除く ) 活動や技能習得をどこで? ひとりでサークル公的な場が上位 3 自分ひとりでと仲間のサークルでが小差で上位にランクされ公的な講座や地域の集まりで民間のカルチャーセンターの順で続くひとりで男性が56% の高率を示し女性よりも約 20ホイント高い半面女性は公的な場が最も高くサークルカルチャーセンターの集団志向がいずれも前面に押し出されている職業層ではひとりで商工自営をトップに農林業や事務技術系勤め人で高くサークルでは現業系勤め人と主婦層公的な場は主婦層と管理職層で高めカルチャーセンターはサービス系事務技術系勤め人で比較的高めになっている 46.4 自分ひとりで仲間のサークルで公的機関の講座や地域の集まりで (%) 全体 15.9 民間のカルチャーセンター男性女性 ( その他特にないなんともいえないわからないは除く )

8 活動や技能習得のうえでの問題不満時間とりにくい 30~40 代で抜きん出る時間がとりにくいが最も多くお金の負担が重いが2 番目何が自分にふさわしいか迷うが続く通う交通手段がよくないは最下位になっている時間とお金など大半の項目で男女に違いはみられないが迷いでは女性で高まる年代層では30~40 代が時間に問題を抱える度合いが高くお金には若い年代層ほど高まり 20 代では時間を上回りトップに挙げられている職業層ではサラリーマン層や商工自営が時間をネックに挙げているのが際立つ今後収入面を増やしたい層でお金と時間が肩を並べるのに対して自由時間を増やしたい層では時間が70% 台に突出する時ふ学ぶ内仲間付通うお金の間がさもむずよ何わしいか迷う交通手段がのたりないが自分にくない負担が重いとりにくい容や講師がかしいき合いが全体 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上特(%) にない ( その他なんともいえないわからないは除く ) 7

9 Ⅲ 調査票問 1 あなたは自分の収入や健康の面でどの程度満足していますか A 所得資産 1 大いに満足 2 どちらかといえば満足 3 どちらかといえば不満 4 全く不満 B 心身の状態 1 かなり良い 2 まあ良い 3 あまり良くない 4 全く良くない問 2 あなたは日ごろ自分の自由になる時間を主にどのように過ごしていますか次の中から 3 つ以内で挙げてください 1 ラジオやテレビを視聴する 8 知識や技能を習得する 2 新聞や雑誌を読む 9 旅行に行く 3 パソコンや携帯電話で情報 10 ショッピングや食事に行くメールをやり取りする 11 家事や家庭内の作業 4 家族とのだんらんや休養 12 友人知人と過ごす 5 スポーツや散歩など体を動かす 13 その他 6 地域活動や社会活動をする ( ) 7 趣味を楽しむ 14 あまり自由になる時間はない問 3 あなたは自分の収入と自由時間についてどちらを増やせればよいと思いますか 1 収入の方をもっと増やしたい 2 自由時間の方をもっと増やしたい問 4 あなたは余暇を楽しむためにどのような活動や技能を身につけたいと思いますかあるいは実際に行っていますか主なものを 2 つまで挙げてください 1 実益に結びつく技能の習得 6 歌や踊りなどの芸能 2 集団で行う運動スポーツ 7 書画手芸などの趣味 3 個人で行う運動スポーツ 8 文学歴史などの教養 4 専門分野の学術研究 9 その他 ( ) 5 外国語の習得 10 特にない問 5 あなたは余暇を楽しむためにどんな所で活動や技能を身につけたいと思いますかあるいは実際に行っていますか主なものを 2 つまで挙げてください 1 自分ひとりで 4 仲間のサークルで 2 公的機関の講座や地域の集まりで 5 その他 ( ) 3 民間のカルチャーセンター 6 特にない 8

10 問 6 あなたは現在余暇を楽しむ活動や知識や技能を身につけたりするうえでなにか問題や不満がありますか次の中から 2 つ以内で挙げてください 1 お金の負担が重い 5 時間がとりにくい 2 学ぶ内容や講師がものたりない 6 何が自分にふさわしいか迷う 3 仲間付き合いがむずかしい 7 その他 ( ) 4 通う交通手段がよくない 8 特にない < 性別 > 1 男性 2 女性 < 年代 > 2 20 代 3 30 代 4 40 代 5 50 代 6 60 代 7 70 歳以上 ( 年代に合わせて選択肢番号を付けております ) < 職業 > 1 農林漁業 6 商工自営業 2 事務技術系の勤め 7 主婦 3 現業系の勤め 8 無職 4 サービス系の勤め 9 その他 ( 具体的に ) 5 役員管理職自由業 < 地域 > 1 北信 2 東信 3 中信 4 南信 < 選挙区 > 1 1 区 2 2 区 3 3 区 4 4 区 5 5 区 < 結婚 > 1 既婚 2 未婚 < 暮らしぶり > 1 上の上 2 上の下 3 中の上 4 中の下 5 下の上 6 下の下 < パソコン携帯電話でのインターネット > 1 利用している 2 利用していない 9

「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果（概要） 3

「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果（概要） 3 6. 日常的楽しみに関する事項 (1) 今後取り組んでみたい活動今後取り組んでみたい活動について仲間と集まったりおしゃべりをすることや親しい友人同じ趣味の人との交際 (39.1%) 旅行 (37.9%) テレビラジオ (33.6%) となっており前回調査と比べると仲間と集まったりおしゃべりをすることや親しい友人同じ趣味の人との交際は 15.9 ポイント上昇している Q23 あなたは