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1 石油連盟の主要税制関連要望 2009 年 10 月 19 日 石油連盟

2 目次 政策税制 1. ガソリン税と軽油引取税のあり方 2. 地球温暖化対策税について 3. 消費税との適切な調整措置について 石油諸税関係他. ガソリン税の暫定税率廃止時における手持品減税について 5. 石油産業に係る主要な租税特別措置の延長および適正化について 6. 石油産業の競争力強化のための税制度の創設

3 1. ガソリン税と軽油引取税のあり方 ( 円 /KL) 55,000 50,000 5,000 0,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 昭和 昭和 29 年 (195 年 ) 月以降 受益者負担原則 により道路整備財源として特定化されたガソリン税は 本年 月に一般財源化されるまで半世紀にわたって納税者 ( 自動車ユーザー ) の理解と信頼に基づき維持されてきた 2009 年 月 ガソリン税軽油引取税は一般財源化されたことに伴い課税根拠を喪失したことから 本則税率について課税の適否を含め抜本的に見直すべき 一方 公共財たる道路は維持補修が欠かせないところ 財源確保が懸案 道路の維持補修に係る費用負担は 原因者負担の原則 によって全ての道路利用者 ( 現在負担していないCNG 自動車や電気自動車など ) が公平な負担をする方式 例えば 車両重量と走行距離による 走行課税 に改めるべき 26 1 ( 昭和 29 年 月 ) 道路整備財源として特定化 18,300 円 11,000 円 13,000 円 29 第 1 次道路整備 ガソリン税率の推移と特定財源との関係先進各国における道路の有料化の流れ ( 新聞報道 ) 22,700 円 第 2 次 26,100 円 36 第 3 次 39 28,700 円 /KL 第 次 ~6 次 ( 暫定 ) 3,500 円 /KL ( 暫定 ) 3,100 円 /KL 9 第 7 次 51 ( 暫定 ) 53,800 円 /KL 5 第 8 次 58 本則税率 ( 注 ) 昭和 26 年 1 月に従量税化 それまで (2 年 5 月 ~) は従価税 ( 税率 100%) 第 9 次 平 5 成 第 11 次 10 第 社会資本整備重点計画 一般財源 米国 ドイツ スイス 2006 年から一部の高速道路 ( フリーウェイ ) が有料化 2006 年は全体の 6.7% が有料化された 2005 年から高速道路 ( アウトバーン ) を通行する大型トラックに課金 GPS ナビを用いた車両搭載機器による支払いシステムを導入 2001 年から大型トラックに対して走行距離 車両重量 排気量基準をベースに課金 ( 重交通課金制度 ) 1

4 2. 地球温暖化対策税について 地球温暖化対策税 等の導入には慎重な検討が必要 ガソリン税と軽油引取税を一本化して地球温暖化対策税に切り替えることに関しては 地球温暖化対策をガソリン軽油のユーザーのみに負わせる根拠はなく 他のエネルギーとの公平性を著しく欠く CO2 排出量あたりの課税とするなど 石炭 LNG 他の化石燃料との公平性を確保することが基本 ガソリン税と軽油引取税を 地球温暖化対策税 とすれば 温暖化対策財源について 公共交通機関が少なく一世帯で複数の車を持たざるを得ない地方の負担が大きくなり 不公平 わが国の地球温暖化対策には既に 1 兆円を超す財源が充当されており この効果的運用が先決 ( 環境省 :970 億円 農水省 :3,550 億円 経産省 :,760 億円 国交省 :1,090 億円など ) 石油 LNG LPG 化石エネルギー間の石油石炭税額の比較 現行税率 (H19..1~) CO2 排出量当たり指数 税率試算 CO2 等価 円 /kl 2, ,00 円 /t 1, ,102 円 /t 1, ,337 全国町村平均 10,851 円 家計に占めるガソリン支出の割合下位 5 都市 ( 県庁所在地政令市 ) 1 世帯当たり順位都道府県市の金額 1 東京都 23 区 15,52 円 2 大阪府大阪市 18,713 円 3 神奈川県川崎市 27,829 円 京都府京都市 28,502 円 5 埼玉県さいたま市 33,216 円 石炭 円 /t ,876 等価税率 = 石油の税率 (2,00 円 /kl) ( 対象油種の CO2 排出係数 石油の CO2 排出係数 ) 格差 89,309 円 ( 出所 ) 総務省統計局家計調査 ( 平成 20 年 ) 2

5 3. 消費税との適切な調整措置について 平成元年の消費税導入時 物品税等他の個別間接税は廃止税率引き下げ等の調整が行われたにもかかわらず 石油は 特定財源である との理由から何等の調整も行われないまま単純併課 3% から 5% への増税時にも具体的な調整措置は行われていない 本年 月より ガソリン税等の道路特定財源は廃止 これにより 消費税と石油諸税の調整ができない理由は解消 個別間接税は消費税に一本化すべきとの政策提言 ( 注 ) に沿って 今後の検討を待たず消費税と石油諸税の適切な調整措置 とりわけ TAX ON TAX 排除を直ちに実施すべき ( 注 ) 民主党政策集 (INDEX2009) より個別間接税改革の推進 単一の経済行為に消費税と 2 本立ての課税を行うことになる個別間接税は速やかに整理し 間接税は消費税に一本化すべきです ガソリンに課せられている石油諸税および消費税 (2009 年 2 月 ) 消費税導入時の既存間接税の調整状況 3

6 . ガソリン税の暫定税率廃止時における手持品減税について ガソリン税は蔵出し税であるため 暫定税率廃止時点の課税済み流通在庫 ( 手持品在庫 ) は暫定税率が適用されたガソリン 課税の公平性の観点から 昭和 5 年のガソリン税増税時に手持品課税したのと同様に 旧税率の課税済み手持品在庫に対し 月以降 暫定税率分 (25.1 円 /L) を還付する措置を講じていただきたい 仮にこの措置がなされない場合 流通段階で旧税率のガソリン入荷を控える状況が起こり 月以降に買い控えの反動で在庫切れとなるなど 安定供給に支障をきたす可能性大 手持品減税を実施するには立法措置が必要 また準備のために数ヶ月を要するので この点をご勘案いただきたい 昭和 5 年ガソリン税増税時の手持品課税について ガソリン税の手持品減税がなされなかった場合の影響 1 対象 : 製造者販売業者が所持しているガソリン 2 納税義務者 : 所有名義人に関わらず占有者 3 数量確認 : 原則実測数量 ( 地下タンク タンクローリーに収容されているガソリンは温度換算なし ) 賦課手続き : 申告に基づき ガソリンの貯蔵場所の所在地の所轄税務署長が決定 5 納期限 : 昭和 5 年 7 月 ~11 月までの各月に等分して納付 6 法的措置 : 租税特別措置法の改正および附則により実施 7 準備周知期間 : 改正法は昭和 5 年 3 月 30 日に成立 増税は同年 6 月 1 日より 製油所 油槽所 元売在庫 80 万 kl 25.1 円 /L = 約 200 億円 SS ユーザー SS 在庫 32kl/SS.2 万 SS 25.1 円 /L = 約 30 億円 ガソリン在庫分 ( 約 50 億円 ) の引き下げにより負担が発生 ( 在庫分について値下げが強いられた場合 )

7 5. 石油産業に係る主要な租税特別措置の延長および適正化について 既に措置されている石油化学用ナフサ等に係る石油石炭税還付免税措置の延長をお願いしたい 同時に ナフサ以外の石油化学原料用に使用されるプロピレンや LPG について 石油石炭税還付対象とするなど対象範囲の適正化をお願いしたい また 輸入品との税負担の公平性の観点から 既に措置されている農林漁業用 A 重油に係る石油石炭税還付措置の延長をお願いしたい 主な石油化学原料に対する石油石炭税の課税状況 石油石炭税還付制度の概要 輸入品 国産品 ナフサ等 農林漁業用 A 重油 ナフサ免税還付 還付を受ける者 ナフサ等の製造者 農林漁業用 A 重油の製造者 灯軽油免税還付 LPG 免税課税 還付要件 ナフサ等を用いてエチレンや BTX などの石化製品を製造した場合 農林漁業を営む者が A 重油を農林漁業の用に供するために購入した場合 プロピレン免税課税 還付額 2,00 円 /KL 2,00 円 /KL 5

8 6. 石油産業の競争力強化のための税制度の創設 1 製油所で使用される自家消費燃料に係る石油石炭税の還付制度の創設 国内精製業はガソリン軽油等を生産するにあたって 重油等を自家消費するため その分の石油石炭税を余計に負っている (+150 円 /KL 合計 2,190 円 /KL) 一方 輸入品はそのまま国内出荷されるため 石油石炭税負担は 2,00 円 /KL となっており 税負担格差分の国内精製業の競争力が減殺されている また 海外では石油石炭税に類似の制度はないため 石油製品を輸出するにあたって税負担分の競争力が減殺されている 石油産業の競争力強化のため 製油所内で使用される自家消費燃料に係る石油石炭税の還付制度の創設をお願いしたい 国産 輸入品と国産品の石油石炭税負担について 原油 投入 100 産出 93 ( 石油石炭税 2,00 円 /KL) 製造時に燃料消費 ( 7) ガソリンなど 税負担 2,00 円 /L (100 93) 2,190 円 /KL 税負担格差 150 円 /KL( 注 ) 先進諸国の石油輸入段階における課税状況 日本米国 石油石炭税 なし ( 注 ) イギリスなし 輸入 ガソリンなど ガソリンなど ( 石油石炭税 2,00 円 /KL) 2,00 円 /KL ( 注 ) 07 年度精製コスト 6,700 円 /KL の 2% 相当仮に石油石炭税が増税されればそれに応じて格差も増加 ( 税額 2 倍 300 円 /KL 3 倍 50 円 /KL ) フランス なし ドイツ なし ( 注 ) 輸入原油 ( 全体の 0%) への関税 (0.06 円 /L) あり 6

9 6. 石油産業の競争力強化のための税制度の創設 2 事業再編等に伴う子会社欠損金持込制限の見直し これまでにない急速な内需減や製油所の設備過剰問題の対応として 経営統合や事業再編等によるグループの再編が急務 連結納税制度は 100% 支配関係のある企業グループを一体とみなし課税を行う制度 ( 選択性 ) であり 事業再編に欠かせない しかし 子会社欠損金の持込制限等の制度導入に関するネックがあり グループ経営を促進させるための見直しが必要 1 制度導入時の子会社欠損金引継ぎ容認 2 グループ間寄附金の損金扱い容認 3 グループ対象範囲要件の緩和 グループ加入時期柔軟な対応 子会社欠損金の持ち込み制限 各国制度における子会社単体欠損金の取扱い A 企業グループ ( 連結納税導入済 ) 連結納税開始前 加入前の子会社単体欠損金は引継ぎ不可 国名 子会社単体欠損金使用可能範囲 連結親会社 制度導入時のハードルとなっており 見直しが不可欠 アメリカ フランス 当該子会社のみ 当該子会社のみ 連結子会社 連結グループ加入 企業 B 欠損金 加入時に持込不可 イギリス ドイツ 日本 当該子会社のみ 使用不可 使用不可 7

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