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1 SPI Japan 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 2015 年 エンベデッドシステムグループエンベデッドソフトウェア担当 倉泰浩 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation.

2 本 のメニュー 第 1 部 CMMI ML3 達成までの道のり 第 2 部 SPI 活動の成果効果 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 2 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 2/51

3 第 1 部 CMMI ML3 達成までの道のり 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 3 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 3/51

4 はじめに :SPI 活動を始めたきっかけ CMMI ML3 2 年で達成せよ トラブル エンベデッドシステムグループゼネラルマネジャー 就任 深夜残業 売上 中規模 PJが中 CMMIが更なる負荷にならないかと不安 現場は困っている なんとかしたい 組織名をエンベデッドソフトウェア担当 [ES] に改名 管理層もほぼ 新 本気で改善に挑む姿勢 コンサルタントの 援を頂き SPI 定例会がスタート! 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 4 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 4/51

5 SPI 活動を始めるにあたり 気をつけたこと 売上 なぜ必要? トラブル 誠実に 深夜残業 <SEPG 内において >< 部 メンバに対して > 表 的ではなく組織として意味ある改善をしたい なんとかしたい <2 年で ML3 達成 > 特別な意識はせず 初 者なりに考える とにかくやって はNG その場しのぎ ではメンバが を閉ざす ML3 達成 は 標 的は 組織の改善 改善効果は審査認定など 常 活に表れる 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 5 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 5/51

6 あらすじ SPI 活動は 3 段階で進んだ A: 上半期 B: 下半期 ホップ, 部 の積極的参加 規程 帳票の作成 上級管理層 ( 部長 ) ステップ, パイロットプロジェクト SQAG 成 SEPG 低迷 ジャンプ! SEPG 体制 直し ML3 達成 上級管理層 ( 部長 ) 上級管理層 ( 部長 ) PJ PJ 規程 規程 組織テ ータ 規程 SQAG SQAG SEPG 11B-12A 12B 13A-13B 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 6 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 6/51

7 ホップ, 部 の強 推進の下 規程 帳票 作成 部 ら定例会に毎週参加 CMMI 公式 も受講 定例会では コンサルタントにCMMIの各 PAを つ つ 毎週教えて頂く 初期メンバ : 部 SEPGリーダ SQAGリーダ体制は混沌としており SEPG/SQAGの区別はまだナイ 現 プロジェクトのトラブル対応も続く 々 定例会を 席することもしばしば それでも活動は継続 ともに かった SEPG リーダは名ばかり 実際にはコンサルタントが活動を牽引している状態 12A より さらに 3 名増員 SPI 活動を加速させるため 新メンバを投 trac と SVN をSPI 活動にも導 初版 規程 帳票 が出来上がる ようやくトラブルも収まり 夏頃からSPI 活動に多くの時間を費やせるようになるこれからやるぞー! 11B-12A 12B 13A-13B 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 7 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 7/51

8 ステップ, プロジェクトで 実績 をつくる コンサルタントに 援を頂き 新プロセスをパイロットプロジェクトで試 SQAG も順調に育っており SQAG 定例会が開始されるようになる 活動開始から約 1 年後に SCAMPI-C を実施 ここからは部 の定例会参加は控えて頂きました ( 影響 が強すぎるので ) 新プロセス適 プロジェクト数 SQAG 教育受講者数 ( 累計 ) 11B 12A 12B 13A 13B 11B-12A 12B 13A-13B SCAMPI-C ( 12/11) SCAMPI-B ( 13/05) 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 8 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 8/51

9 ステップ, SEPG 活動は低迷 初めてのパイロットプロジェクト試 と SQA 監査で組織は多忙プロセスを理解している 財がプロジェクトリーダや SQA となり 組織として SEPG が 薄になってしまった SEPG 定例会の出席者は徐々に減り 3 には 1 名と激減組織として 改善に対する 意識の低下 え も残念ながら感じられる SEPG 定例会出席者数 メンバ TM SM 11B-12A 12B 13A-13B SCAMPI-B ( 13/05) 2 年半で CMMI ML3 を達成した部 の SPI 活動事例紹介 9 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation 9/51

10 ジャンプ! 組織的活動へ 課 3 + 若 権限 と 俊敏さ を併せもつ新体制で SEPG を推進 コンサルタントに おんぶに だっこではなく ら SEPG の活動を考え始める パイロット結果を規程に反映 また組織内へのトレーニングを実施 2014 年 1 末活動開始から 2 年 4 ヶ で ML3 を達成 SEPG の活動が組織に定着 ML3 フ ロセス T(1/29) 規程改訂 (4/1) 規程改訂 (7/1) リスク T(2/26) 見積 進捗 T(3/26) 設計 T(4/23) 11B-12A 12B 13A-13B 規程改訂 (10/1) 外注 決定分析 T(6/28) 要求 要件 T(7/30) 構成管理 T(8/30) 検査 テ ータ分析 T(9/12) 達成 2 年半でCMMI ML3を達成した部 のSPI 活動事例紹介 10 10/51 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation メンバ TM SM 規程改訂 (12/1) PJ 管理応用 T(11/5) SCAMPI-A ( 14/01)

11 ふりかえると 部 の積極参加コンサルの 援のもと 規程を作成上級管理層 ( 部長 ) PJ 規程に沿ってPJを実 SQAGが監査しかしSEPG 活動は低迷 上級管理層 ( 部長 ) PJ SEPG 体制 直し 組織的活動へ上級管理層 ( 部長 ) PJ 組織テ ータ 規程 組織テ ータ 規程 組織テ ータ 規程 SQAG SEPG SQAG SEPG SQAG SEPG 11B-12A 12B 13A-13B 初期診断 SCAMPI-C SCAMPI-B SCAMPI-A 2 年半でCMMI ML3を達成した部 のSPI 活動事例紹介 11 11/51 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation

12 第 2 部 SPI 活動の成果効果 2 年半でCMMI ML3を達成した部 のSPI 活動事例紹介 12 12/51 Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation

13 財務の視点の視点顧客業務プロセスの視点学習と成長の視点 中計戦略マップ (SPI 関連抜粋 ) * 年度売上高 : * 円税引前利益 : * 円 売上高 noblesse oblige 顧客満足度 新規顧客開拓率 / 既存顧客深耕率 顧客 VoCと高付加価値 ( 差異化 ) の徹底追及 CMMIによる業務の質向上で付加価値 ( 差異化 ) ある成果を提供 外注比率 リスクマネジメント徹底 SQAG リータ / 入門 リスク対策結果評価 開発遅延 インスヘ ( 深夜残業 ) クション [ES]:CMMI_ML3 新フ ロセス 定量的プロジェクト管理技術の強化 PJ 実施率 プロセスを継続的に改善する組織能力規定 (SVNコミット) CMMIをモデルとしたプロセス運用の常態化 SEPG 定例会時間 プロジェクトマネージャの育成トレーニンク 受講者数 (PJL/ メンハ ) 自作教材頁数 講師数 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. 見積精度 Trac チケット数 SPI 活動リーダ育成とメンバ強化 専門教育への積極的派遣 SEPG/SQAG リーダ 入門教育 CMMI アプレイザ育成 SEPG リータ / 入門 CMMI 成熟度 協力会社の積極的活用 実装率 グッドプラクティス アフ レイサ ル実施アフ レイサ 数 CMMI 公式入門受講者数 13/ 総ページ 秘

14 財務の視点の視点顧客業務プロセスの視点学習と成長の視点 中計戦略マップ (SPI 関連抜粋 ) * 年度売上高 : * 134% 円税引前利益 : * 円 10 96% 114% 124% 152% 10 5 売上高 一人あたりの売上高 ( 対 11B) CMMI 実装率 (FI) noblesse oblige 新規顧客比率 57% 67% 62% 67% 38% 42% 5 29% 17% 22% 顧客満足度 新規顧客開拓率 / 既存顧客深耕率 顧客 VoCと高付加価値 ( 差異化 ) の徹底追及 CMMIによる業務の質向上で付加価値 ( 差異化 ) ある成果を提供 満足 非常に満足 ダウンロード資料のため掲載割愛 86% 9 94% 95% 10 97% 外注 % 比率 リスクマネジメント徹底 SQAG 0 0リータ 9 / 入門 リスク対策 % % 結果評価 10 開発遅延インスヘ 刻 100 ( 深夜残業 ) クション % [ES]:CMMI_ML3 新フ ロセス 定量的プロジェクト管理技術の強化 5 PJ 実施率 プロセスを継続的に改善する組織能力 33%13% % 3.0 規定 130(SVNコミット ) CMMIをモデルとしたプロセス運用の常態化 11B 12A 12B 13A SEPG 13B 14A 定例会時間 プロジェクトマネージャの育成 トレーニンク 受講者数 1 (PJL/ メンハ ) 自作教材頁数 講師数 13B14A Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. 対策 12A 12B 13A 13B 14A A12B 13A 定時 見積精度 平均出席人数 Tracチケット数 CMMI 成熟度 協力会社の積極的活用 実装率 68% グッドプラクティス 54 SPI 活動リーダ育成とメンバ強化 % 1 専門教育への積極的派遣 % アフ レイサ ル実施 8% 34 8% % % SEPG/SQAGリーダ 入門教育 CMMIアプレイザ育成 14% % 5% アフ レイサ 数 18 % 4%4% CMMI 公式入門 4% 9% % SEPGリータ / 入門受講者数 14/ 総ページ % % % 18% 99% 秘 % 5 0

15 財務の視点の視点顧客業務プロセスの視点学習と成長の視点 中計戦略マップ (SPI 関連抜粋 ) * 年度売上高 : * 134% 円税引前利益 : * 円 10 96% 114% 124% 152% 10 5 売上高 一人あたりの売上高 ( 対 11B) CMMI 実装率 (FI) noblesse oblige 新規顧客比率 57% 67% 62% 67% 38% 42% 5 29% 17% 22% 顧客満足度 新規顧客開拓率 / 既存顧客深耕率 顧客 VoCと高付加価値 ( 差異化 ) の徹底追及 CMMIによる業務の質向上で付加価値 ( 差異化 ) ある成果を提供 満足 非常に満足 ダウンロード資料のため掲載割愛 86% 9 94% 95% 10 97% 外注 % 比率 リスクマネジメント徹底 SQAG 0 0リータ 9 / 入門 リスク対策 % % 結果評価 10 開発遅延インスヘ 刻 100 ( 深夜残業 ) クション % [ES]:CMMI_ML3 新フ ロセス 定量的プロジェクト管理技術の強化 5 PJ 実施率 プロセスを継続的に改善する組織能力 33%13% % 3.0 規定 130(SVNコミット ) CMMIをモデルとしたプロセス運用の常態化 11B 12A 12B 13A SEPG 13B 14A 定例会時間 プロジェクトマネージャの育成 トレーニンク 受講者数 1 (PJL/ メンハ ) 自作教材頁数 講師数 13B14A Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. 対策 12A 12B 13A 13B 14A A12B 13A 定時 見積精度 平均出席人数 Tracチケット数 CMMI 成熟度 協力会社の積極的活用 実装率 68% グッドプラクティス 54 SPI 活動リーダ育成とメンバ強化 % 1 専門教育への積極的派遣 % アフ レイサ ル実施 8% 34 8% % % SEPG/SQAGリーダ 入門教育 CMMIアプレイザ育成 14% % 5% アフ レイサ 数 18 % 4%4% CMMI 公式入門 4% 9% % SEPGリータ / 入門受講者数 15/ 総ページ % % % 18% 99% 秘 % 5 0

16 の視点SQAG リータ / 入門 プロジェクトマネージャの育成トレーニンク 受講者数 (PJL/ メンハ ) 自作教材頁数 講師数 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. SPI 活動リーダ育成とメンバ強化 専門教育への積極的派遣 SEPG/SQAG リーダ 入門教育 CMMI アプレイザ育成 SEPG リータ / 入門 アフ レイサ ル実施アフ レイサ 数 CMMI 公式入門受講者数 16/ 総ページ 秘 SPI 活動リーダ育成とメンバ強化学習と成長 東芝主催 SQAG SEPG 教育を多くのメンバが受講 同じ 葉 を話せる を増やす! 4% 54% 44% 22% 25% 3 34% 18% ダウンロード資料のため掲載割愛 14% 9% 9% SQAG 部 内 率 SEPG 部 内 率

17 SPI 活動リーダ育成とメンバ強化学習と成長 CMMI 公式 教育も受講 教育受講で終わらせず 簡易アプレイザルで実践 の視点15% 1 5% SQAG リータ / 入門 アプレイザルチーム参加 数 ( 累計 ) アプレイザ部 率 1 11% 8% 8% ダウンロード資料のため掲載割愛 4% 4% アプレイザ部 内 率 プロジェクトマネージャの育成トレーニンク 受講者数 (PJL/ メンハ ) 自作教材頁数 講師数 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. SPI 活動リーダ育成とメンバ強化 専門教育への積極的派遣 SEPG/SQAG リーダ 入門教育 CMMI アプレイザ育成 SEPG リータ / 入門 アフ レイサ ル実施アフ レイサ 数 CMMI 公式入門受講者数 17/ 総ページ 秘

18 務プロセスの視点CMMI をモデルとしたプロセス運 の常態化 / リスク管理業 リスク管理は定着しつつある 10 85% 83% 93% 97% 対策発動効果有 深夜残業もグンと減少 10 対策発動効果無 5 ダウンロード資料のため掲載割愛 33% 1 3% 定時刻休 深夜 31% 12A 12B 13A 13B 14A リスク対策発動評価 対 11B 深夜 休 定時刻 率 外注比率 リスク対策結果評価 リスクマネジメント徹底 開発遅延 インスヘ ( 深夜残業 ) クション [ES]:CMMI_ML3 新フ ロセス 定量的プロジェクト管理技術の強化 PJ 実施率 プロセスを継続的に改善する組織能力規定 (SVNコミット) CMMIをモデルとしたプロセス運用の常態化 SEPG 定例会時間 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. 見積精度 Trac チケット数 CMMI 成熟度 協力会社の積極的活用 実装率 グッドプラクティス 18/ 総ページ 秘

19 売上 / 産性向上による持続的成 の実現を 指して 2 年半前と べ約 1.3 倍の売上 増 % 124% 96% 152% 134% 売上 増の要因は様々 SPI 活動への積極的な取り組みもその つ CMMI 実装率 10 5 ダウンロード資料のため掲載割愛 あたりの売上 ( 対 11B) CMMI 実装率 (FI) 売上 部 売上 ( 対 11B) CMMI 実装率 vs 売上 財務* 年度売上高 : * 円税引前利益 : * 円の視売上高点noblesse oblige Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. 19/ 総ページ 秘

20 SPI 活動から学んだ教訓 3 つ 改善活動をできるようにするのは 管理層の責任 初期段階では上級管理層 ( 部 ) の強 なリーダシップが必要 ある段階で部 は を引き 組織 (SEPG/SQAG/PJ) が主役となるようバトンタッチ プロセス オーナー シップ 改善活動の主役は 部 なんとかしたい という 部 の気持ちが活動の源泉 次の世代 が困らないように 律した改善活動 の仕組みを作ることが 切 主役は コンサルタント でも 事務局 でもなく 部 さな組織は強みになる PJ メンバが SQAG や SEPG を兼務最初は 変だが 回り良くプロセスが浸透し運営は楽になる アプレイザルチームに でも多くのアプレイザを 部 から参加させる SCAMPI にて 部 の課題をより正確に反映した診断結果を得られる CMMI の解釈も深まる 本当の意味での改善が加速する 2 年半でCMMI ML3を達成した部 のSPI 活動事例紹介 20/ 総ページ 20秘 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation

21 今後の展望 ML3 の定着 - 達成したばかりであり まだまだ 継続した規程 帳票の 直し Redmine の導 によるメンバの負荷軽減 など 品質データの分析 - 計測しているが 活 できているとは必ずしも えない - SQAG のワーキンググループにて勉強中 2 年半でCMMI ML3を達成した部 のSPI 活動事例紹介 21/ 総ページ 21秘 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. Copyright2015 Toshiba Digital Media Engineering Corporation

22 Copyright 2015, Toshiba Digital Media Engineering Corporation. 22/ 総ページ 秘

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