環境影響評価法に基づく基本的事項等に関する技術検討委員会第6回

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1 資料 42 微小粒子状物質 (PM 2.5 ) について Ⅰ. 微小粒子状物質 (PM 2.5 ) とは PM 2.5 とは 大気中に浮遊する粒子状物質のうちでも特に粒径の小さいものをいう ( 粒径 2.5μm 以下の微小粒子状物質 ) PM 2.5 については 呼吸器の奥深くまで入り込みやすいことなどから 人への健康影響が懸念されており 欧米諸国では 独立の項目として環境目標値が設定 日本においても このような状況を踏まえ 中央環境審議会における審議を経て 平成 21 年 9 月 PM 2.5 に係る環境基準を告示 図 1 PM2.5 の大きさ 人の呼吸器での沈着領域 ( 概念図 ) 人髪 ( 直径約 70μm) PM2.5( 粒径 2.5μm 以下 ) SPM( 粒径 10μm 以下 ) 海岸の細砂 ( 粒径約 90μm) ( 出典 :EPA 資料 ) ( 出典 : 国立環境研究所資料 ) 表 1 PM2.5 の大気環境基準 物質 微小粒子状 物質 環境上の条件 1 年平均値が 15μg/m 3 以下であり かつ 1 日平均値が 35μg/m 3 以下であること (H 告示 ) 1. 環境基準は 工業専用地域 車道その他一般公衆が通常生活していない地域又は場所については 適用しない 2. 微小粒子状物質とは 大気中に浮遊する粒子状物質であって 粒径が 2.5μm の粒子を 50% の割合で分離できる分粒装置を用いて より粒径の大きい粒子を除去した後に採取される粒子をいう 1

2 PM2.5 は 発生源から直接排出される一次粒子と 大気中での光化学反応等によりガス成分 (VOC NOx SOx 1 等 ) から生成される二次粒子に分類される PM2.5 の発生源は 自然起源と人為起源に分類される 黄砂や 火山排出物などの自然起源の粒子には PM 2.5 より大きな粒径のものが多く含まれる 図 2 PM 2.5 の主な発生源と大気中の挙動 ( 概念図 ) ( 出典 : 国立環境研究所資料 ) 1 VOC: 揮発性有機化合物 Volatile Organic Compounds NOx: 窒素酸化物 SOx: 硫黄酸化物 2

3 Ⅱ.PM 2.5 を巡る国内における対策等の概況 1. 大気中濃度の測定状況 (1) 測定法の検討と常時監視体制の構築 PM2.5 環境基準が策定されたことを受け 大気汚染防止法に基づき 地方公共団体による大気汚染状況の常時監視が必要となったことから 環境省は平成 22 年 3 月 常時監視の事務処理基準を改正し PM2.5 を地方公共団体による常時監視の対象に追加した その際 環境基準達成状況を把握するための質量濃度だけでなく 効果的な PM2.5 対策の検討に資する PM2.5 成分分析の実施も 同事務処理基準に盛り込まれた 図 3 PM2.5 常時監視に関する枠組 環境基準の設定 (H21.9.9) 事務処理基準の改正 (H ) 自動測定機等価性評価 ( 第 1 回 :H ) ( 第 2 回 :H23.7.4) 常時監視マニュアル改訂 (H ) 成分分析ガイドライン (H ) 成分分析マニュアル (H23.10 頃予定 ) 質量濃度測定法 : PM2.5 の大気環境基準策定と同時に その標準測定法 ( 濾過捕集による質量測定法 ) が定められた また 比較的労力のかかる濾過捕集法に代わり 日常的な監視等に必要となる濃度の時間変動等を迅速に把握するため これと等価の性能を持つ自動測定機を導入すべきことから 環境省は 平成 22 年 10 月から翌年 7 月にかけて 複数の自動測定機種の等価性を確認した 成分分析法 : PM2.5 の成分分析は 効果的な PM2.5 対策の検討のため PM2.5 及びその前駆物質の大気中挙動等の科学的知見の集積並びに PM2.5 の発生源寄与割合の推計に資する このことから 環境省は 平成 23 年 7 月に PM2.5 成分分析ガイドラインを策定した また 同 11 月 成分分析マニュアルを策定見込み 常時監視体制の構築 : 環境省は 事務処理基準 等において PM2.5 質量濃度測定 PM2.5 成分分析ともに 平成 25 年度末を目途に常時監視体制の整備を図ることとしている 3

4 現段階では 質量濃度測定に関する常時監視の整備状況は表 2 のとおり 成分分析実 施箇所はさらに少ない状況である 表 2 PM2.5 常時監視体制の整備状況 H22 H23 H24( 計画 ) 一自計一自計一自計 SPM* 北海道 東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 合計 ,292 一 : 一般大気測定局 自 : 自動車排ガス測定局 * 事務処理基準に基づく SPM( 浮遊粒子状物質 ) の測定局数 ( 参考データ ) (3) 成分分析と発生源寄与 平成 21 年度までの環境省等による大気中濃度測定結果からは 今後 全国的に PM2.5 大気環境基準が達成されない結果となる可能性が示唆されている ( ただし 平成 21 年度までの測定結果には 結果として標準測定法と等価でない測定法を用いていたものが少なくなく 環境基準との定量的な比較が難しい ) また これまでの成分分析の結果からは 全国で黄砂とみられる土壌粒子が観測されていることや 国内の人為発生源の影響が少ないと考えられる地域 ( 離島地域等 ) においても PM2.5 中に高い濃度の硫酸塩成分 ( 主として 火山活動など自然由来のほか 石炭等化石燃料の燃焼課程から発生 ) が観測されていることから 海外からの移流分が国内の PM2.5 濃度に影響していることが示唆されている 図 4 日本各地における PM2.5 成分分析結果 μ g/m 3 30 一般局 自排局 EC( 元素状炭素 ) 20 OC( 有機炭素 ) NO3( 硝酸イオン ) SO4( 硫酸イオン ) 10 NH4( アンモニウムイオン ) Mg+Ca+K+Na+Cl その他の成分 0 H19 年平均値 ( フィルタ法による ) 4

5 表 3 日米のバックグラウンド地域における PM2.5 濃度 < 日本 > 地域 海浜 離島 山地 森林 原野地域 調査地点名 濃度 (μ g/m 3 ) 青森県竜飛岬 9.0 和歌山県潮岬 10.9 東京都小笠原 ( 父島 ) 6.0 長崎県対馬 11.8 北海道釧路湿原 7.2 宮城県箟岳 10.4 岐阜県伊自良湖 9.3 高知県梼原 9.2 < 米国 > 地域区分 西部 東部 地域名 濃度 (μ g/m 3 ) Northwest 3.55 Southwest 3.91 Transitional to East Region 5.15 IMPROVE サイトにおける ~ の測定値の年間平均濃度 ( フィルタ法による ) 国設酸性雨局等における 2008 年度の測定値の年間平均濃度 ( フィルタ法による ) ( 注 ) 図 4 及び表 3 の PM2.5 年平均値データは 常時監視マニュアル ( 第 6 版 ) 改訂前 のものであるため 参考値である 2. 排ガス中の濃度測定状況 ( 一次粒子 ) 固定発生源 : 国際標準化機構 (ISO) のもと 固定発生源からの排ガス中濃度測定法の ISO 規格化が進められている 多段式 ( カスケード ) インパクターを用いた測定法の ISO 規格が 2009 年に公表された (ISO 23210:20090) が この測定法では高濃度側での測定結果が過大評価になる技術的課題があり これを改善したバーチャル インパクターを用いた新たな測定法の ISO 規格化の作業が進行中である (ISO/DIS 13271) なお 2011 年 8 月現在 ISO/DIS は FDIS( 国際規格最終案 ) としての登録に向けて承認済み の段階にある 2 ( ただし 本測定法は 凝集性粒子 3 も含めて測定できるものではない )( 別紙 1 参照 ) 移動発生源 : 自動車排ガス中の微小粒子 (PM2.5 含む ) の測定法については 国立環境研究所等の研究機関においてシャシダイナモおよび希釈トンネルを用いた方法の検討が行われてきており 再現性のある測定法がおおむね確立されている ただし PM2.5 に特化した公的な測定法はまだ定められていない 2 神谷秀博 環境管理 Vol. 47, No.3(2011) ISO ウェブサイト (2011 年 10 月現在 ) 3 高温の煙道中ではガス状であるが ガスが大気中に放散され希釈 冷却される過程で粒子化するもの 集じん装置を通過する際にはガス状であるため 捕集されない 5

6 3. 対策等の今後の展望 環境省においては 今後 常時監視の結果を踏まえつつ PM2.5 及びその原因物質の排出インベントリの作成やシミュレーションモデルの構築に係る取組を強化し PM2.5 に係る対策の検討 実施につなげていくこととしている 4 図 5 PM2.5 に係る今後の取組の枠組 11 レビュー 見直し 1 常時監視 ( 地方 ( 国)) 質量濃度 成分分析 2 科学的知見の集積 ( 国 ( 地方)) 3シミュレーションの構築 運用 ( 国 ( 地方)) 4 発生源寄与割合の把握 ( 国 ( 地方)) 5 対策の検討 ( 国 地方 ) 対象物質 発生源の選定 対策地域の設定 導入する対策技術の特定 将来予測の実施等 7 自動測定機の等価性評価 ( 国 ) 8 排出インベントリの作成 ( 国 ( 地方)) 9 発生源周辺調査 ( 国 ( 地方)) 10 対策技術リストの策定 ( 国 ( 地方)) 6 対策の実施 4 環境省水 大気環境局大気環境課 資源環境対策 Vol.47, No.11,

7 Ⅲ. 諸外国における環境影響評価での PM 2.5 の取扱 1. 米国における概況 概況 : 米国では 大気清浄法 (CAA) に基づき 1997 年に PM2.5 の大気環境基準が設定され 同法に基づき州政府に対してその基準達成が義務付けられている また 個別事業から発生する PM2.5 についても 周辺環境に影響を及ぼすとの観点から 国家環境政策法 (NEPA) に基づく環境影響評価制度の中で評価がなされている 両法体系は直接的には連携していないが 地域全体の環境基準達成のため相補的な役割を果たしている 調査 予測等の手法 : 現地調査 ( 事業者による大気中濃度の実測 ) は必須ではなく 事業や地域の特性に応じてケースバイケースで判断される 現地調査を行わない場合は 近隣の大気モニタリング情報等を用いることとされている また 予測モデルとしては AERMOD 5 や CALPUFF 6 等プルーム式 パフ式の近接場モデルが 環境保護庁 (USEPA) による 大気質モデルガイダンス で示されている しかし これら近接場モデルでは 二次粒子についての考慮はできないことから 事業からの排出による二次粒子や他の排出源からの前駆物質の影響は評価できない このことは 同ガイダンスの中で ガイダンスの限界に関する留意事項として言及されている 環境保全措置 : CAA に基づく PM2.5 排出削減のための各種規制プログラムの中で 利用可能な最善の抑制技術 (BACT) や 合理的に適用可能な抑制技術(RACT) が定義され 個別事業の CAA 規制対応において採用された BACT RACT 等の技術の情報が ウェブ上で提供されている 環境影響評価制度において個別事業に用いられた環境保全措置については 別紙 3 4を参照 PM2.5 を対象としている評価の事例は 別紙 2に示すとおり また その中でも代表的な2 事例について さらに詳細を個表 ( 別紙 3 別紙 4) として添付した 2. 英国における概況 概況 : 英国では PM2.5 大気環境目標値が 2010 年に設定され 国による大気環境戦略についてはまだ検討段階であり PM2.5 の排出規制等も未導入である 7 また 同目標値は その性格上 現時点では 地方における環境管理の対象として整理されてお 5 AERMOD(AMS/EPA Regulatory MODel) EPA が推奨する SO2 やオゾンなどの大気中濃度推算モデル 複雑地形状の大気拡散 建屋拡散 対流混合層内の拡散なども対応可能な汎用モデル 6 CALPUFF(California Puff Model) 沿岸部や複雑地形による非定常な気流変化による汚染物質の移流 拡散に対応するために開発されたモデル 三次元気流モデルにより生成された気流の場において 移流パフによる汚染物質の移流拡散計算を行う 7 英国の PM2.5 環境目標値は 2020 年末までに達成を目指す長期目標として設定されている 7

8 らず 地方自治体に対して目標達成計画の策定等が課されていない 一方 英国における環境影響評価の手法は 通常 事業者と地方自治体が協議を重ねることで決定され 一般的には地方における大気環境管理の対象であるものについて評価が求められる こうした背景から 現時点においては 地方自治体が個別事業に対して PM2.5 の環境影響評価を要求した事例は確認されていない 技術的手法 : 大気環境戦略の検討において 基礎的なツール ( 排出インベントリ セクター別の排出削減対策のデータベースなど ) が整備されてきており 環境影響評価を行う技術的な基礎は整いつつある その他 : 環境 食料 農村地域省 (Defra) 担当者によれば 仮に地方自治体が PM2.5 評価を要求した場合は PM10 の評価手法を基本として評価を行うことが想定される とのこと ( 一次粒子のみ考慮し 二次粒子や凝集性粒子は考慮しない ) 2. カナダにおける概況 概況 : カナダでは PM2.5 大気環境目標値が 2000 年に設定され 各州にその達成義務がある また カナダにおける環境影響評価制度は 実質的には各州政府にその実施が委任され 各州が実施に係る法令を持っている 技術的手法等 : 例えばアルバータ州では PM2.5 が環境影響評価の対象物質とされているが 基本的には米国で使われている (USEPA が推奨する ) 環境影響評価のガイダンスに従うこととしており 用いられる大気モデル等も米国に準じる ただし 気象 地形に関するデータは カナダ国内のものを利用 8

9 参考 我が国における環境影響評価制度での類似物質の取扱い 1.SPM( 浮遊粒子状物質 ) アセス法対象事業において SPM が参考項目として選定されているのは 道路 火力発電所及び面整備等事業である これら事業における予測手法としては 1 道路 面整備等事業においてはプルーム式及びパフ式による計算が 2 火力発電所については 原則として 窒素酸化物総量規制マニュアル に示された方法等が それぞれ参考手法として挙げられている 表 4 各主務省令における SPM の参考手法等の概要 対象事業 影響要因の区分 参考手法 道路 自動車の走行 春夏秋冬ごとにそれぞれ1 週間 火力発電所 施設の稼働 ( 排ガス ) 原則として一年間 ( 高層の気象を調査 する場合は 季節ごとに各 1 週間 ) 宅地造成事業 工業団地造成事業等 工場等の稼働 春夏秋冬ごとにそれぞれ1 週間 排出量の算出方法 : 固定発生源については 事業計画に基づき算出した燃料使用量等と排出係数を用いて大気汚染物質の排出量を算出する 移動発生源については 車種別 速度別排出係数を用いて 推計した条件における排出量を算出する 環境保全措置 : 環境影響を可能な限り回避 低減するため 以下のような環境保全措置が 考えられる その他 : 環境影響評価における SPM の予測では 一般的に大気中における生成過程が明らかでない二次生成粒子 凝集性粒子は考慮しない 表 5 過去の SPM 関連アセス案件における代表的な環境保全措置 ( 大気 ) 工事 ( 建設機械の稼動 ) 施工土量の削減 分散 排出ガス対策型建設機械の導入 作業停止中の建設機械のアイドリングの禁止 建設機械の複合同時稼動 高負荷運転を極力避ける 建設機械のベース基地や移動経路は可能な限り保全対象地施設から離す散水 工事用道路を仮舗装 強風の場合は工事の中断あるいは建設機械稼動範囲の制限 工事用車両の洗車 工事用車両の速度制限 必要に応じて防塵ネットを設置 ( 運搬車両 ) 施工土量の削減 分散 隣接事業との調整 保全対象施設が分布する道路を極力避け施工区域までのルートを複数確保 工事用車両が同一時間帯に集中しないよう配慮存在供用 ( 自動車交通の発生 ) 道路交通網の整備により計画区域周辺の幹線道路交通量を分散 計画区域内の新規道路は植樹帯を含む自歩道幅を広く確保 樹林地の保全と新規植栽を極力実施 9

10 2. 光化学オキシダント いずれの事業種でも 光化学オキシダントは主務省令で参考項目等として規定されていない なお 発電所のアセスの手引きにおいては 光化学オキシダントを参考項目として選定しない理由として 以下のように記載している 光化学反応により大気中で生成される物質であり そのメカニズムは十分解明されていないこと等から 光化学オキシダントそのものとして予測することは困難であることから 参考項目として設定しない 10

11 別紙 1 ( 参考 )ISO における規格作成プロセス 11

12 諸外国における PM2.5 評価事例集一覧表 別紙 2 12

13 別紙 3 事例 1. デトロイト複合輸送貨物ターミナル建設の概要 調査手法 予測手法 法手 指 調査項目概要調査方法 地域レベルでの適合 (Regional Conformity) 運輸系事業の場合 (1 地域にディーゼル車両が集中する事業 8 ) には必要 最終案 (Pref erred Alternative) では 交通網の改編が生じることから南東ミシガン議会が地域レベルでの適合を実施中 地域レベルでの適合では 州達成計画 (CO O 3 PM 2.5 ) で定められた排出量枠 (Budget) を超えてはならない しかし PM 2.5 の州達成計画は作成段階であり 排出枠は未だ設定されていないことから 将来の年排出量が 2004 年レベルを超過しないかを評価する (EIS 作成時点で南東ミシガン議会による評価は完了していない ) ホットスポット分析 事業実施による未達成地域の大気質への影響を評価 ( 事業実施が超過や達成計画の遅延等の規制違反を引き起こさないかを調査 ) PM 2.5 及び PM 10 のホットスポット分析は 適切な定量的手法とモデルガイダンスが完成するまでは 定性的手法を利用 PM 10 については地域的に移動発生源の影響は少ないとされていることから 適合の評価は要求されていないものの 定性的評価は実施 U.S.EPA と連邦高速道路局が作成した Transportation Conf ormity Guidance for Qualitativ e Hotspot Analysis in PM 2.5 and PM 10 Nonattainment and Maintenance Areas ( 2006 年 3 月 ) にある方法 A 及び方法 B のハイブリッド型で実施 [ 方法 A] 既存の類似事業 ( 関連機関と協議してもよい ) との比較 [ 方法 B] 対象地域における大気質調査 (SIP 関連情報 データを活用 ) 調査範囲 Liv ernoisjunction ヤード トラックが往来するターミナル間の道路網調査地点 Liv ernoisjunction ヤード近くに位置する以下 3 箇所をホットスポットとして特定 交差点 ゲート 幹線道路調査期間 頻度 2004 年 2015 年 ( 排出最大年 ) 2025 年 (DEIS 時 ) 2030 年 (FEIS 時 ) 収集する情報 大気質の傾向と U.S.EPA の対策の状況 データ 事業計画周辺地のモニタリングデータ 気象条件 ( 降水 温度 湿度 ) 有害大気物質及び PM 2.5 の健康影響及び既存知見 事業実施による交通量変化予測 ターミナルでの排出量予測 周辺道路にける排出量予測 同様事業の学術研究大気モデル ( 定性的なホットスポット分析なので 大気モデルを用いた予測は未実施 ) 予測領域 排出量算出 MOBILE6.2 を用いて車両走行距離 (Vehicle Miles Traveled:VMT) を算出 方法 評価対象物質 PM 2.5 ( 直接排出のみで 二次粒子は考慮しない ) 予測検証 バックグラウ ( 対象地域における大気質調査 (SIP 関連情報 データ ) を活用 ) ンドの扱い 評価する期間 2015 年及び 2025 年 (DEIS 時 ) 2030 年 (FEIS 時 ) 環境基準との比較 周辺大気質の予測は行っておらず 基準との比較評価は実施していない 近隣のモニタリング局 3 局のベースラインデータは 1997 年基準 ( 年平均 8 40CFR93.123(b)(1)(iii) 13

14 環境保全措置 調査項目 排出規制との比較 健康リスクを利用した評価 複数案間の比較 環境未達成地域での評価方法 事業種に応じた措置及び対策技術 複数案の検討他の大気汚染物質 環境影響項目への影響検討 環境保全措置を考慮した予測 評価の手法等 概要 24 時間 ) 2006 年基準を下回っている MOBIL6.2 はホットスポット分析に用いるよう設計されていないものの 9 Liv ernoisjunctionヤード近くの道路 (Wy oming Street) における 2004 年時の排出量 0.13トンは 2015 年に半減し 2030 年には 0.05トン程度にも削減が見込まれ 未実施の場合と大差なく 無視できる程度である U.S.EPA 及びミシガン州環境保護局が公表している PM 2.5 及び有害大気物質の一般的な健康影響についてまとめており 現時点で本事業に適用可能な曝露モデルやリスク評価はない 交通量増加が予想される期間 :2010 年 ~2019 年で 近隣での計画事業 トラック量及び機関車改良を考慮し 2015 年を最大排出年としては設定し比較 PM 2.5 排出量予測結果より 最大排出年では 2004 年排出量を下回る 現状 最終案 未実施 Pref erred Alternativ e 2004 年 43.3 トン 2015 年 8.8 トン 26.0 トン 2030 年 14.9 トン 30.9 トン 対象地域は PM 2.5 年平均基準の未達成地域 2009 年に 2006 年基準 (24 時間値 ) の未達成地域に指定されているが これに対する適合評価は 2011 年から開始となるため 本 EIS では参照基準としている 環境保全措置は要求されない 自発的保全措置として 以下が講じられる トラックが住宅地を横切らないよう入口を設置 バッファには住宅地との間に保全壁を設置 大気環境が改善されるよう道路移設の場所を選定 ヤードは全て舗装し PM の飛散を防止 最新設備の出入口とすることで トラックアイドリング時間を削減 アイドリング防止 鉄道用補助発電ユニットの設置 燃料の配慮 ( 超低硫黄燃料を 2010 年 6 月よりノンロード 2012 年 6 月より機関車に適用等 ) レトロフィット(10 年毎に設備更新 ) ハイブリッド機関車 建設時は最善の方法を適用して実施し ( エンジン停止によるアイドリング防止 高感受性の受容者からなるべく遠い場所で実施 ) ディーゼル排出による近隣への影響を抑制するため利用可能な最善の抑制技術 (Best Available Demonstrated Control Technology) を採用 ミシガン州交通局と建設事業関係企業の間で 建設期間中の大気汚染防止協定を締結予定 調査対象地域における PM 2.5 排出を抑制するため ミシガン州交通局では南東ミシガン議会 ミシガン州自然環境局 民間企業 地元コミュニティと共に粉じん ディーゼルトラックのアイドリング 燃料消費やディーゼル排出に関して短期 長期目標を含む行動計画を策定する予定 大気汚染コントロール戦略についての住民及び関連企業への周知 9 例えば Federal Register Vol.71, No.47/Friday, March , Page では MOBILE6.2 を局所スケールで用いる際の限界について述べている 14

15 事後調査 その他 調査項目必要な場合の条件 調査地点調査時期 期間調査 評価手法環境保全措置の追加検討等建設時の影響 結論 概要 大気環境について環境保全措置は要求されていないことから モニタリング実施も要求されていない ただし 住民へのコミットメント強化として 大気汚染防止に係る協定や行動計画が予定されており ( 環境保全措置 参照) その実施状況のモニタリングはなされる 大気清浄法では 建設時が 5 年以内の場合は一時的な排出とされ ホットスポット分析は要求されない 本事業では道路及びターミナルの建設があり 事業全体としては 5 年以上の建設期間となるが それぞれのサイトの建設活動が 5 年以上継続するものはないことから ホットスポット分析は要求されない 以下の理由により 本事業による新たな大気質関連規制の違反 期日までの米国環境基準未達成は生じない 南東ミシガン議会及びミシガン州環境保護局では PM 2.5 削減プログラムに注力していること ( ディーゼル機関車改造 消費者製品コントロール等 ) U.S.EPA では州際大気防止規則 (CAIR) 自動車排出規制など厳しい広域的対策を講じており 2008 年には機関車のアイドリング防止装置付加を定めた規制が導入されていること いくつかの近隣 PM 2.5 主要排出源が排出の改善を行うこと ( 強制的コントロールが製鉄所 製油所などに課される ) 州実施計画における分析では 南東ミシガン議会が管轄する地域では 本事業が開始される 2010 年までに PM 2.5 基準 ( 年平均 15μg/m 3 ) を達成する予定であり 既存交通量も減少することになること モニタリングサイトでの自動車排出量と測定データとの関係から 南東ミシガン地域では環境基準の超過は予測されない (2007 年に燃料中の硫黄規制がなされる以前の Liv onia( 最も交通量が多い地域 ) における測定局でも基準を超過していない ) 殆どのトラック所有企業は燃料節約のためアイドリング防止方針を有している Liv ernoisjunctionヤード近くの道路 (Wy oming Street) における 2004 年時の排出量 0.13トンは 2015 年に半減し 2030 年には 0.05トン程度にも削減が見込まれ 未実施の場合と大差なく無視できる 15

16 別紙 4 事例 2. 石炭ガス化複合発電 (IGCC) 建設の概要 調査手法 予測手法 評価手法 指標 環境保全措置 調査項目概要調査方法 大気質基準達成地域における新規固定発生源事業であるため 1 PSD 許認可が必要 Class I 地区の 100km 圏内における発生源であるため Class I 及び Class II の評価を実施 なお SO 2,PM 10 について排出予測値が事業による排出許容濃度を満足しないため 累積分析も実施 本事業で主な排出源は発電事業であるため 導入設備の仕様 操業シミュレーション BACT 分析により排出量を算出している 調査範囲建設予定地 ( 候補地 )2 サイト ( フェーズⅠ 及びⅡ ) 調査地点建設予定地 ( 候補地 )2 サイトと周辺の測定局調査期間 頻度 収集する情報 設備装置供給者提供データ データ 利用可能な最善の抑制技術 (BACT) 他 IGCC 施設における同種設備のテスト結果 設備設計シミュレーション値 排出係数文献値 (AP42) 大気モデル AERMOD( 近接場モデル ) CALPUFF( 遠隔場モデル ) 予測領域 Class II 地区は図 3.4 参照 Class I 地区は図 3.5 参照 累積的影響分析は 2 箇所の Class I 地区から 300km 圏 排出量算出方法 最高排出値を示す最悪シナリオを採用 累積的影響分析では 300km 圏のすべての発生源の排出量を調査してモデルにインプット 評価対象物質 SO 2 CO NOx Pb 直接排出 PM(PM 10 & PM 2.5 ) VOC( オゾン ) PM 2.5 は PM 10 濃度に係数 (0.11) を掛けて推定 予測検証 バックグラウンドの扱い PSD Class II 地区 : 周辺地区のモニター局 Class I 地区 : 過去のモニタリングデータの最高値を使用 ( 累積的影響評価 ) 評価する期間 操業時環境基準との比較 PSD 許認可に基づき 事業による許容増加レベル (SIL) 大気環境中の許容増加濃度 (PSD Increment) との比較を実施 米国環境基準 ( 及びミネソタ州環境基準 ) と比較 米国環境基準比較に用いる予測値は 最大排出シナリオによるもの ( 最大値 ) を使用 排出規制との比較 排出規制はない 利用可能な最善の抑制技術 (BACT) に係る分析の結果 ( 排出量 ) を既存の発電技術と比較し評価 健康リスクを利用した評価 操業時 PM 排出量を健康リスク閾値と比較 複数案間の比較 事業を実施しない場合と 2 つの建設候補地 ( 西サイトと東サイト ) を比較 比較は 高圧送電線 鉄道 市街地 Class I 地区との距離 水供給 土地資源価値に基づく 環境未達成地域での評価方 法 事業種に応じた措置及び対策技術 PM について 石炭輸送時の密閉式移送システムにおける煤塵抑制措置 バグフィルター使用 風による煤塵拡散の抑制 トラックなどによる水しぶき防止のためのスピード規制 非舗装道路の散水 精製ガス使用 高効率ドリフト使用 16

17 調査項目 概要 低硫黄ディーゼル使用 フレアガスの精製技術導入 事後調査 複数案の検討他の大気汚染物質 環境影響項目への影響検討環境保全措置を考慮した予測 評価の手法等必要な場合の条件 調査地点調査時期 期間調査 評価手法環境保全措置の追加検討等 BACT 分析により排出量評価を実施 BACT の導入 Part70/NSR による措置を構じるため 事後モニタリングが必要である (EIS では詳細は不明 ) 17

別 紙 2

別 紙 2 別紙 1 29 大気環境の状況について 県並びに大気汚染防止法の政令市である横浜市 川崎市 相模原市 横須賀市 平塚市及び藤沢市は 同法に基づいて 二酸化窒素等の大気汚染物質についての常時監視測定と ベンゼン等の有害大気汚染物質モニタリング調査を行いました 1 大気汚染物質の常時監視測定結果の概要 注 1) 県内 92 の常時監視測定局 ( 及び注 2) ) で 大気汚染状況を確認するための測 定を行いました

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