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1 部内限り on Security Trade Control クロノロジー CISTEC Vol.16 No 発行 : 財団法人安全保障貿易情報センター 東京都港区虎ノ門 新虎ノ門実業会館 4F TEL: FAX: 情報サービス 研修部 年 1 月の輸出管理関連主要情報 1 月の輸出管理関連動向の総括 中華人民共和国 台湾 ( 中華民国 ) 北朝鮮 インド パキスタン イスラム共和国 ロシア連邦 イラン イスラム共和国 イスラエル国 シリア アラブ共和国 米国 その他 出典略号一覧表

2 1 月の輸出管理関連動向の総括 中華人民共和国 輸出管理関連 1/11 中国商務部 EU の対中ハイテク輸出規制の緩和で英国に協力を要請 1/11 中国空軍がステルス戦闘機の試験飛行を実施? 中国総書記は軍を掌握せず? 通常兵器関連 1/10 米国防長官 中国の防衛能力向上に懸念を表明 核兵器関連 1/4 中国 使用済み核燃料の再処理に成功と発表 1/6 中国軍部による核先制使用の検討疑惑報道 中国が否定 1/14 6か国協議再開は北朝鮮の挑発行為中止が前提条件 -- 米国防相が発言 1/19 米中 中国に核安全協力センターを設立することで合意 1/19 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに懸念 -- 米中首脳が共同声明で表明 1/20 オバマ大統領 胡錦濤中国国家主席に対北圧力を要求 ミサイル関連 1/12 米国防長官 中国の核ミサイル部隊幹部と核政策を協議 台湾 輸出管理関連 1/12 イランへ PC 部品を違法輸出した台湾 PC メーカー 6か月間輸出禁止へ 1/25 米国 台湾の輸出管理システムを懸念 ---ウィキリークスで暴露 北朝鮮 核兵器関連 1/4 韓米日露 6か国協議再開に向け協議 1/5 北朝鮮 韓国との直接対話を要求 1/6 韓国 北朝鮮からの南北対話提案を拒否 1/10 韓国 北朝鮮の公式対話要求を拒否 1/13 韓国 北朝鮮のウラン濃縮計画は核兵器開発を意図していると主張 1/14 6か国協議再開は北朝鮮の挑発行為中止が前提条件 -- 米国防相が発言 - 2 -

3 1/18 韓国高官 北朝鮮は軍事支出を続ければ崩壊すると主張 1/18 北朝鮮は 1990 年代後半にウラン濃縮設備の製造に着手 - 脱北者が証言 1/19 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに懸念 -- 米中首脳が共同声明で表明 1/20 オバマ大統領 胡錦濤中国国家主席に対北圧力を要求 1/26 米国 北朝鮮のウラン濃縮を非難する安保理決議の採択を目指す 1/27 北朝鮮 10 年以内に核搭載 ICBM を開発か? 米統合参謀本部議長が指摘 1/27 韓国 6か国協議再開前の南北協議開催を望む ミサイル関連 1/11 米国防長官 北朝鮮のミサイルが5 年以内に米国の脅威になると発言 1/13 米韓連合司令官 米国が北朝鮮のミサイル基地を攻撃する可能性を示唆 インド 輸出管理関連一般 1/14 米 DOC 2 月上旬にもインドの宇宙 航空防衛企業をエンティティリストから除外する見通し 1/24 米国 対印輸出規制を緩和へ 1/28 インド工業連盟 米国の対印輸出規制緩和を歓迎 核兵器関連 1/3 インド 新たな使用済核燃料再処理施設が落成 1/16 インド 低所得者層一帯の公衆トイレで放射性物質入り容器が見つかる 1/19 オーストラリア インドへのウラン供給禁止を再度表明 1/26 米原子力産業界 現行の原子力貿易協定改正案に反対の意を表明 ミサイル関連 1/4 インド 改良型中間弾道ミサイル射程距離の延長改良に意欲 パキスタン 輸出管理関連一般 1/8 パキスタン ドイツに対パ軍事品輸出の緩和を要請 核兵器関連 1/4 パキスタン州知事暗殺 国内原子力関連施設の安全性に懸念 1/23 パキスタン前外相 カットオフ条約がパキスタンの安全保障を脅かすと懸念 1/25 パキスタン インドへの原子力関連資機材の取引承認を非難 - 3 -

4 1/31 パキスタン 保有する核弾頭数は 100 発以上 複数の専門家らが分析 ロシア連邦 輸出管理関連一般 1/14 ラトビア出身の米国人女性 暗視ゴーグルの無許可輸出を認める 核兵器関連 1/4 韓米日露 6か国協議再開に向け協議 1/11 新たな米ロ民生用原子力協力協定が発効 1/14 ロシア下院 修正案等を盛り込んだ新戦略兵器削減条約を第 2 読会で採択 1/28 ロシア大統領 新戦略兵器削減条約批准の文書に署名 生物 化学兵器関連 1/21 WHO 米ロの天然痘研究を支持 ミサイル関連 1/14 ロシア 新たな ICBM 開発を公表 1/19 NATO 2 つのミサイル防衛システムの構築を表明 イラン イスラム共和国 輸出管理関連 1/18 国連 イランの兵器が積載された 13 個の偽造コンテナを調査 核兵器関連 1/4 イラン外務省が主要国を核施設視察に招待 米国は招待されず批判 1/11 イラン 1 月 21 日及び 22 日にトルコ イスタンブールで主要 6 カ国と核協議を開催することで合意 1/21 イラン 核協議の進展はないとの見方を示す--- 米中は対イラン制裁に関する共同声明を発表 1/24 イラン ウラン燃料交換を拒否 フランスは制裁強化を行う方針を示す 1/26 国連事務総長 核拡散リスクに懸念を示す 1/27 IAEA の天野事務局長 テロリストによる核 放射性物質の入手を警告 1/31 シリア IAEA 追加議定書への署名を拒否 米国は IAEA に特別査察の実施を要求 - 4 -

5 シリア アラブ共和国 核兵器関連 1/31 シリア IAEA 追加議定書への署名を拒否 米国は IAEA に特別査察の実施を要求 米国 輸出管理関連 1/5 米連邦巡回区控訴裁判所 軍事機密情報漏洩の元大学教授に対する有罪判決を支持 1/7 米核兵器関連の機密情報漏洩事件の米弁護士にセキュリティ クリアランスが与えられる 1/10 米 BIS 公知の暗号ソフト 2 種を EAR の規制対象外に 1/10 米オハイオ州の男 軍事用赤外線技術を韓国へ違法輸出したとして起訴される 1/14 米 DOC 2 月上旬にもインドの宇宙 航空防衛企業をエンティティリストから除外する見通し 1/14 ラトビア出身の米国人女性 暗視ゴーグルの無許可輸出を認める 1/24 米国 対印輸出規制を緩和へ 1/25 AECA 違反等で有罪が確定していた米国人 懲役 32 年が言い渡される 1/26 米軍需品を中国へ違法輸出した男 97 か月の懲役判決が宣告される 核兵器関連 1/26 米原子力産業界 現行の原子力貿易協定改正案に反対の意を表明 生物 化学兵器関連 1/26 米陸軍実験施設でVXガスの所在が一時不明 施設は立入禁止に - 5 -

6 1. 中華人民共和国 (1) 輸出管理関連一般 2011/1/11 中国商務部対外貿易担当の高虎城 (Gao Hucheng) 副部長は1 月 11 日 EU の対中ハイテク輸出規制の緩和で英国に協力を求めた EU27 か国は現在 ハイテク品の対中輸出を規制しており 対中武器輸出も天安門事件以来 21 年間にわたり禁止している 中国は最近 多くのハイテク品に必須のレアアースの輸出を規制するなど貿易相手国に警告を発している (REUT 2011/1/11) 2011/1/11 中国空軍がステルス戦闘機の試験飛行を実施? 中国総書記は軍を掌握せず? 米国のゲーツ国防長官が訪中して胡錦濤国家主席と会談した1 月 11 日 中国空軍が四川省成都の飛行場でステルス戦闘機 殲 20(J-20) の試験飛行を実施した これについてゲーツ長官は 中国の胡錦濤国家主席が軍を掌握していないことを示唆している可能性がある との認識を示した J-20 の試験飛行は 明らかにゲーツ長官の訪中に合わせたものだが 同長官によると 胡錦濤国家主席は この試験飛行を知らされていなかったのは明らかであるという (GSN 2011/1/14) (2) 通常兵器関連 2011/1/10 米国防長官 中国の防衛能力向上に懸念を表明 米国のゲーツ国防長官はアジア歴訪を控えた1 月 8 日 中国の最近の新兵器開発の進展に懸念を表明 米中軍事関係を改善する必要がある と語った 同長官は 中国は米国の防衛能力の一部を危険に晒す潜在能力を有するのは明白だ 我々は中国の動向に注意を払い 適切に対応しなければならない とし 防衛能力の一部削減に関する米中交渉を実施する必要もあるとの認識を示した (GSN 2011/1/10) (3) 核兵器関連 2011/1/4 中国 使用済み核燃料の再処理に成功と発表 中国国営中央テレビ (CCTV) は1 月 4 日 中国の原子力学者が使用済み核燃料の再処理に成功したと報じた CCTV は 中国は再処理技術を獲得したことにより 従来よりも核燃料を効率よく利用することが可能になる と伝えている 但し 中国が大規模に再処理を実施する時期については言及しなかった (GSN 2011/1/4) 2011/1/6 中国軍部による核先制使用の検討疑惑報道 中国が否定 中国外交部報道官は1 月 6 日 核兵器を保有した日から 中国政府はいつ何時 如何なる状況に置かれても ( 核兵器を ) 先制使用しないと誓ってきた と主張 ( 中国が核の先制使用を検討しているとの ) 報道は全く根拠が無いものだ と一蹴した 共同通信は1 月 5 日 中国人民解放軍が内部文書に 核兵器保有国との戦争になり 有効な自国防衛策がない場合は核の先制使用も検討する と明記していた と報じていた (GSN 2011/1/6) 2011/1/14 6か国協議再開は北朝鮮の挑発行為中止が前提条件 -- 米国防相が発言 米国 - 6 -

7 の R ゲーツ国防相は1 月 14 日 6か国協議が生産的且つ信頼できる状態で実施できるということを北朝鮮が行動で示した場合に限り 我々は6か国協議の再開を検討する と語った 同相は更に 北朝鮮はまず 危険な挑発行動を止め 国際的な義務を履行し始めるということを示すための具体的な行動をとらなければならない と主張した 同相はまた 北朝鮮問題の次のステップは 南北対話の再開から始まる との認識を示した (GSN 2011/1/14) 2011/1/19 米中 中国に核安全協力センターを設立することで合意 米エネルギー省 (DOE) の Steven Chu 長官と中国国家原子力機構のトップである陳氏は1 月 19 日 核拡散や核テロを防止するため中国に 核安全協力センター を設立する協定の覚書に署名した 同センターは 中国の核物質の管理能力を向上させて アジアの核不拡散体制の強化を狙ったもので 米国が同センターに人材や機材を提供する一方 センターの運営コストは中国が負担することとなっている (GSN 2011/1/20) 2011/1/19 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに懸念-- 米中首脳が共同声明で表明 中国の胡錦濤国家主席とオバマ米大統領は1 月 19 日 朝鮮半島の ( 非核化を進め ) 平和と安全を維持することが非常に重要である という認識で一致したことを会談後の共同声明で明らかにした 両首脳は 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに対しては懸念を表明したものの 最近の一連の北朝鮮の挑発行為によってもたらされた朝鮮半島の緊張状態については 緊張状態に懸念を表明するにとどまり 北朝鮮を名指しで非難することは避けた内容となった (GSN 2011/1/20) 2011/1/20 オバマ大統領 胡錦濤中国国家主席に対北圧力を要求 米政府高官によると 米オバマ大統領は中国の胡錦濤国家主席に対し 中国が北朝鮮に対して圧力をかけなければ 北朝鮮からのミサイルから米国を守るためアジアの軍事力を増強する と警告したという 中国は米国の警告を受けて 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに関する懸念を共同声明で表明することに合意したとされる そしてこれが 20 日の北朝鮮の南北軍事会談の開催提案に結びついたと見られている (GSN 2011/1/21) 2011/1/25 パキスタン インドへの原子力関連資機材の取引承認を非難 パキスタンのザミル アクラム (Zamir Akram) 国連大使は 1 月 25 日 インドが 4 つの主要な多国間輸出管理レジームの加盟国になることを支持する 2010 年 11 月の米国提案に 警告を発した ロイター通信が伝えたもので アクラム国連大使は インドが国際レジーム加盟国として承認された際には パキスタンが 核の抑止力 を掲げざる得ない と発言したという アクラム国連大使は 国際的な取り決めなどを大国らが自国の国益のために利用することを非難したとのことである 4 つの主要なレジームとは 原子力供給国グループ (NSG) ミサイル技術管理レジーム(MTCR) 生物 化学剤などを規制する オーストラリア グループ(AG) 軍民両用品など汎用品を規制する ワッセナー アレンジメント (WA) であるという パキスタンは インドの核増 - 7 -

8 強を促進する可能性がある として ジュネーブ軍縮会議加盟国の 65 カ国で 兵器用核分裂性物質生産禁止条約( カットオフ条約 :FMCT) の交渉を唯一拒否し続ける姿勢を示している国 でもある (REUT 2011/1/25) 2011/1/28 ロシア大統領 新戦略兵器削減条約批准の文書に署名 ロシアのドミトリー メドヴェージェフ大統領は 1 月 28 日 先日ロシア議会で承認された新戦略兵器削減条約 (START) を批准するための法律文書に署名したという 2011 年 2 月初旬には ロシアのセルゲイ ラヴロフ外務大臣と米国のヒラリー クリントン国務長官が批准文書を交換する と見込まれている 一方 中国のシンクタンク 中国現代国際関係研究院 (CICIR) の専門家は 新 START は 米ロ二国間における政治的な意義が大きい と評価しつつも 欧州でのミサイル防衛システム (MD) 配備の問題など 二国間の既存問題を解決するものではく 地域情勢に変化を与えるものではない と分析しているという (GSN 2011/1/28) (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連 2011/1/12 米国防長官 中国の核ミサイル部隊幹部と核政策を協議 ゲーツ米国防長官は1 月 12 日 中国の戦略核ミサイル部隊である中国人民解放軍第二砲兵部隊の幹部と核兵器政策について協議した AP 通信によると ゲーツ長官は 核政策と 先制不使用 を原則とする中国の核政策などの核戦略や紛争への対応全般について協議が行われた と語ったという 米国防長官が中国の第二砲兵部隊を訪れるのは 2005 年のラムズフェルド国防長官以来となる (GSN 2011/1/12) - 8 -

9 2. 台湾 ( 中華民国 ) (1) 輸出管理関連一般 2011/1/12 イランへ PC 部品を違法輸出した台湾 PC メーカー 6か月間輸出禁止へ 台湾経済部は 台湾の産業用 PC メーカー Axiomtek の輸出を6か月間禁止する決定を下した Axiomtek は 2007 年 ~2008 年に 第三国を経由してイランに PC の CPU や IC を違法輸出していた Axiomtek 社によると 禁輸期間中に受注した分については他社を通じて輸出することになるため顧客への影響や同社の経営に影響は無いとしているという (Digi Times) (MISC 2011/1/12) 2011/1/25 米国 台湾の輸出管理システムを懸念---ウィキリークスで暴露 ウィキリークスが1 月 25 日に暴露した米国在台湾協会 (AIT) の文書によると 米国は台湾の輸出管理システムに懸念を抱いているという この文書には 米大使館と複数の台湾関係者の間で実施された台湾の輸出管理システムに関する議論が記載されている 2009 年 7 月 27 日の会議で台湾行政院国土安全室の張志宇主任は AIT に対し 輸出管理は 台湾の最優先事項ではない と語ったとされている (TT 2011/1/28) (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連 - 9 -

10 3. 北朝鮮 (1) 輸出管理関連一般 (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 2011/1/4 韓米日露 6か国協議再開に向け協議 韓国外交通商部は1 月 4 日 北朝鮮の核問題を巡る6か国協議再開の条件を調整するため米国 日本及びロシアと協議していることを明らかにした 韓国関係者は 協議再開の条件がまとまれば 南北対話のチャンネルを通じて北朝鮮に伝える とした上で 関係国は北朝鮮が非核化に向けて動き出した場合に限り6か国協議を再開させる方針である と述べた また P.J. クローリー米国務省報道官は 北朝鮮は非核化に取り組むことを表明しているが それを行動で示さなければならない と語った (GSN 2011/1/4) 2011/1/5 北朝鮮 韓国との直接対話を要求 北朝鮮政府は1 月 5 日 韓国との直接対話 交渉を要求した 朝鮮中央通信が報じた 米韓両国が南北対話の再開を北朝鮮の核問題を巡る6か国協議再開の条件の1つとして示唆したことを受けたもので 北朝鮮側は 二国間協議の実施時期及び開催場所などの条件は付けないとしているという 北朝鮮はこれまで 米朝協議を要求する一方で 核問題に関する南北協議については拒否していた (GSN 2011/1/5) 2011/1/6 韓国 北朝鮮からの南北対話提案を拒否 韓国統一省 ( 部 ) 関係者は1 月 6 日 北朝鮮による核問題を巡る南北協議の呼びかけを 政治的意図のある宣伝だ として拒否した この関係者は 我々は 北朝鮮の提案を真剣なものとは考えていない 提案は 正しい形式とも適切な形式とも言えない とすると共に 北朝鮮は言葉ではなく具体的な行動で非核化の意志を示す必要がある と語った (GSN 2011/1/6) 2011/1/10 韓国 北朝鮮の公式対話要求を拒否 北朝鮮は1 月 10 日 高官級協議の前に実務者レベルの南北会議を1 月 27 日に実施することを公式に韓国へ提案した しかし 韓国統一相は 北朝鮮は先ず 2010 年の韓国海軍哨戒艦沈没事件や延坪島への砲撃の責任を認め こうした行為を止めることを約束しなければならない と述べ 北朝鮮の提案を拒否した 韓国は南北対話には北朝鮮の謝罪が前提になると改めて強調した (GSN 2011/1/10) 2011/1/13 韓国 北朝鮮のウラン濃縮計画は核兵器開発を意図していると主張 韓国の金星煥 ( キム ソンファン ) 外交通商相は1 月 13 日 北朝鮮のウラン濃縮活動は 核兵器を製造するための試みの一環であると思う と聯合ニュースに語った 北朝鮮関係者は 2010 年末 寧辺の核複合施設で未完成の民生用原子炉の燃料に用いるためウランを濃縮していることを明らかにしていた

11 (GSN 2011/1/13) 2011/1/14 6か国協議再開は北朝鮮の挑発行為中止が前提条件 -- 米国防相が発言 米国の R ゲーツ国防相は1 月 14 日 6か国協議が生産的且つ信頼できる状態で実施できるということを北朝鮮が行動で示した場合に限り 我々は6か国協議の再開を検討する と語った 同相は更に 北朝鮮はまず 危険な挑発行動を止め 国際的な義務を履行し始めるということを示すための具体的な行動をとらなければならない と主張した 同相はまた 北朝鮮問題の次のステップは 南北対話の再開から始まる との認識を示した (GSN 2011/1/14) 2011/1/18 韓国高官 北朝鮮は軍事支出を続ければ崩壊すると主張 韓国の千英宇(Chun Young-Woo) 大統領外交安保首席秘書官は PBS 放送とのインタビューで 我々は経済制裁を通じて毎年 北朝鮮の主な資金流入経路を絶ってきた とした上で 北朝鮮が ( 核兵器プログラムなどの ) 軍事費へ資金を投入し続ければ 政権崩壊が早まるだけだ と主張した 韓国国防研究院が1 月 18 日に発表した報告書によると 北朝鮮は 2009 年の軍事費を 5 億 7000 万ドルと発表しているが 実際には 87 億 7,000 万ドルで 国の歳入の約 3 分の1を軍事費に投じているという (GSN 2011/1/19) 2011/1/18 北朝鮮は 1990 年代後半にウラン濃縮設備の製造に着手 - 脱北者が証言 北朝鮮元高官で北の軍事産業に詳しい脱北者の話によると 北朝鮮は 1990 年代後半からウラン濃縮を行う目的で遠心分離機の製造に着手したという 1 月 18 日に朝鮮日報に語ったもので この脱北者は 遠心分離機の製造工場は寧辺核複合施設から 57km 離れた慈江道熙川郡にある とする一方 遠心分離機の主要部品であるモータは 北朝鮮では製造できないため 日本 フランス ロシアなどから輸入した としている (GSN 2011/1/19) 2011/1/19 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに懸念-- 米中首脳が共同声明で表明 中国の胡錦濤国家主席とオバマ米大統領は1 月 19 日 朝鮮半島の ( 非核化を進め ) 平和と安全を維持することが非常に重要である という認識で一致したことを会談後の共同声明で明らかにした 両首脳は 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに対しては懸念を表明したものの 最近の一連の北朝鮮の挑発行為によってもたらされた朝鮮半島の緊張状態については 緊張状態に懸念を表明するにとどまり 北朝鮮を名指しで非難することは避けた内容となった (GSN 2011/1/20) 2011/1/20 オバマ大統領 胡錦濤中国国家主席に対北圧力を要求 米政府高官によると 米オバマ大統領は中国の胡錦濤国家主席に対し 中国が北朝鮮に対して圧力をかけなければ 北朝鮮からのミサイルから米国を守るためアジアの軍事力を増強する と警告したという 中国は米国の警告を受けて 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに関する懸念を共同声明で表明することに合意したとされる そしてこれが 20 日の北朝鮮の南北軍事会談の開催提案に結びついたと見られている (GSN 2011/1/21) 2011/1/26 米国 北朝鮮のウラン濃縮を非難する安保理決議の採択を目指す 米国務

12 省のスタインバーグ副長官は1 月 26 日 北朝鮮による如何なるウラン濃縮プログラムも 国連安保理決議や自ら約束した国際義務に違反する というメッセージを国際社会が北朝鮮に送ることが重要だ と語った 訪問先の韓国で述べたもので 米国は北朝鮮のウラン濃縮を非難する安保理決議の採択を目指すとの考えを示した 一方 北朝鮮は 26 日 韓国との衝突回避を確認するための米朝協議の開催を要求した (GSN 2011/1/26) 2011/1/27 IAEA の天野事務局長 テロリストによる核 放射性物質の入手を警告 IAEA の天野事務局長は 1 月 27 日 スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム (WEF) の席で IAEA は現在 ほぼ 2 日おきに核 放射性物質の不正輸出に関する新たな情報を取得しているが それは氷山の一角でしかない と述べた また 核拡散の懸念は イランと北朝鮮という国家や特定の地域のみに存在しているわけではない 核兵器製造の技術を持ったテロリストが 核 放射性物質を入手するという脅威もある と述べた 更に天野事務局長は 多くの人々は 現実にテロリストによる核 放射性物質の入手可能性の脅威を認識していない と警告した (GSN 2011/1/31) 2011/1/27 北朝鮮 10 年以内に核搭載 ICBM を開発か? 米統合参謀本部議長が指摘 米国の M マレン統合参謀本部議長は1 月 27 日 北朝鮮をこのまま放置すれば 北朝鮮は 5 年から 10 年以内に核搭載可能な大陸間弾道ミサイル (ICBM) を開発する可能性がある との認識を示した 同議長は 正確な時期は分からない とした上で 北朝鮮で核搭載可能な ICBM の開発が進んでおり 脅威が深刻になっていることは明らかだ と語った ゲーツ国防長官は1 月上旬に 北朝鮮が5 年以内に米国を攻撃可能な弾道ミサイルを開発する可能性がある と述べていた (GSN 2011/1/28) 2011/1/27 韓国 6か国協議再開前の南北協議開催を望む 韓国大統領府 ( 青瓦台 ) の千英宇 ( チョン ヨンウ ) 外交安保首席は1 月 27 日 ( 北朝鮮による ) 核プログラム放棄の約束無しに6か国協議を再開することは 協議のための協議となり 北朝鮮に時間稼ぎをさせることになるに過ぎない と述べ 6か国協議再開の前に南北協議を実施すべきとの考えを示した 同主席は 北朝鮮が非核化に真剣に取り組むことが確認できれば 6か国協議を再開するだろう と語った 同主席はまた 韓国政府が韓国海軍哨戒艦 天安 沈没事件や延坪島砲撃事件で北朝鮮から謝罪を引き出すことには必ずしも拘っていないことも明らかにした (GSN 2011/1/27) (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連 2011/1/11 米国防長官 北朝鮮のミサイルが5 年以内に米国の脅威になると発言 米国のゲーツ国防長官は1 月 11 日 訪問先の中国で北朝鮮の核兵器開発と大陸間弾道ミサイル (ICBM) が 5 年以内に米国の脅威になる と述べ 北朝鮮

13 が5 年以内にアラスカや米西海岸を攻撃するミサイル能力を獲得する可能性があるとの認識を示した 北朝鮮が米国を射程に入れるためには弾頭の小型化がネックになっているという (GSN 2011/1/11) 2011/1/13 米韓連合司令官 米国が北朝鮮のミサイル基地を攻撃する可能性を示唆 W シャープ米韓連合司令官は1 月 13 日 北朝鮮の長距離ミサイル基地を攻撃する可能性があることを示唆した 同司令官は 我々が最初にすべきことは ( 北朝鮮のミサイルを ) 抑止することだが 抑止できない場合は攻撃する準備をしなければならない と述べた 出演した PBS 放送で語ったもので 同司令官は 同盟国は 北朝鮮のミサイル基地を破壊する能力を有する と述べたという (GSN 2011/1/14)

14 4. インド (1) 輸出管理関連一般 2011/1/14 米 DOC 2 月上旬にもインドの宇宙 航空防衛企業をエンティティリストから除外する見通し 米商務省 (DOC) は 同省管轄のエンティティリスト ( 掲載者への輸出に対して一般的には許可申請が必要 ) から Indian Space Research Organisation (ISRO) や Defence Research and Development Organisation (DRDO) といったインドの宇宙 航空防衛企業を除外する方向で 最終段階に入ったという ハーシュホーン米商務次官 ( 産業安全保障担当 ) は除外時期を公表していないものの 米政府筋によれば正式発表は ロック米商務長官のインド訪問時期 (2 月 6 日から 11 日 ) に先駆けて行われる見通しだとされている ある米高官は 米国は インドの不拡散の実績と国際的輸出管理基準に従って行動するとのインドの誓約を踏まえ インドの宇宙 航空防衛企業すべてをエンティティリストから除外するだろう と述べている (domain-b) (MISC 2011/1/14) 2011/1/24 米国 対印輸出規制を緩和へ 米国は 1 月 24 日 先端技術や防衛 航空宇宙技術のインド向け輸出規制の緩和方針を明示した この方針によると インドの国営防衛 航空宇宙産業 9 社を米商務省 (DOC) 管轄のエンティティリストから除外することに加え 米輸出管理規則 (EAR) のカントリーグループにおいて指定されていた同国向け制限 (D グループ ) も解除するという エンティティリストから除外されるのは Bharat Dynamics Indian Space Research Organisation の系列 4 社 ( 機関 ) 及び Defence Research and Development Organisation の系列 4 社 ( 機関 ) である またカントリーグループからの除外により 大量破壊兵器 (WMD) の製造に用いられる米原産品も WMD 製造の明確な意図がないのであれば 許可申請なしにインド向け輸出が可能となる ある米高官は 本輸出規制緩和に向けた第 3 番目の計画 すなわち国際輸出管理レジーム (NSG, MTCR 等 ) へのインド加盟に向けた作業が現在進められている と述べている (Hindustan Times) (MISC 2011/1/25) 2011/1/28 インド工業連盟 米国の対印輸出規制緩和を歓迎 インド工業連盟(CII) のキラン パスリチャ (Kiran Pasricha) 次長が 1 月 28 日 米国政府による対印輸出管理規制緩和を歓迎した 特にパスリチャ次長は 米国が インド国営防衛 航空宇宙産業の国防研究開発機構 (DRDO) や インド宇宙研究機関 (ISRO) を含め 9 社を米商務省 (DOC) 管轄のエンティティ リストから除外すると発表したことを歓迎した 同氏は 今後米ロ二国間において戦略的パートナーシップの強化や ハイテク貿易の拡大が進められるだろうと述べたという 更に 米国からインドへの輸出拡大は 米オバマ大統領が掲げている雇用の確保にも繋がると伝えたとのことである ( (MISC 2011/1/28)

15 (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 2011/1/3 インド 新たな使用済核燃料再処理施設が落成 インドのマンモハン シン首相は 1 月 7 日に開催されるバーバ原子力研究センター (BARC) の新たな再処理施設の落成式準備が完了したことを公表した 新たな再処理施設は 年に 100 トンの再処理が可能であり 前身の施設と比べると 10 倍の処理能力があるとのことである 一方 使用済核燃料の再処理は 新たな核燃料だけではなく 核兵器の材料も製造が可能であるという (GSN 2011/1/6) 2011/1/16 インド 低所得者層一帯の公衆トイレで放射性物質入り容器が見つかる インド政府関係者は 小さなシリンダー状の 4 つの容器に入った放射性同位体が公衆トイレで発見された 今回この放射性物質窃盗の容疑者 1 名も逮捕した と明らかにした ( インド ステーツマン紙 1 月 16 日 ) 発見された地域は インド ダルガプール (Durgalpur) の製鉄工場近くで 低所得者が多い一帯であるとのことである 4 つの容器に入った放射性同位体は 直ぐに除去され インドの中央産業保安部隊 (CISF:Central Industrial Security Force)1500 人の隊員によって地域一帯が厳重に監視されているという 専門家によると この放射性同位体は 人的にも甚大な被害をもたらすだけではなく 汚い爆弾 の製造も可能である とのことである (GSN 2011/1/19) 2011/1/19 オーストラリア インドへのウラン供給禁止を再度表明 1 月 19 日のロイター通信の報道によると マーティン ファーガソン資源 エネルギー相は オーストラリアで開催されたインドの S.M. クリシュナ外相との秘密会合で 改めてインドへのウラン売却をしない方針を示したという ファガーソン資源 エネルギー相は オーストラリアは 核不拡散条約 (NPT) 批准を拒否し オーストラリアとの二国間協定を締結していない国へのウラン売却は行わない 特にインドであるから禁止措置を敷いているわけではない と伝えたとのことである 2008 年にインドは 米国との二国間原子力協力協定を発効した その後 NPT 未締約国であるにも関わらず 原子力供給国グループ (NSG) から 海外との原子力関連資機材の取引を例外措置 として承認されている (GSN 2011/1/19) 2011/1/23 パキスタン前外相 カットオフ条約がパキスタンの安全保障を脅かすと懸念 パキスタンのイナム ウル ハク (Inamul Haq) 前外相が 1 月 23 日 2011 年 1 月現在までに提案されている 兵器用核分裂性物質生産禁止条約 ( カットオフ条約 :FMCT) がパキスタンの安全保障を脅かすとして懸念を表明した ハク前外相は 兵器用核分裂性物質生産の禁止に加え 核保有国に対する削減を求めるべきである と主張したという 更に同前外相は FMCT は 既存の核保有国と非核保有国の対立を埋めることもなく 目標としているだけである とも批判し 米国が掲げている核不拡散方針も パキスタンの核兵器計画を最終的には逆行させるであろう と見解を示しているとのことである

16 (GSN 2011/1/24) 2011/1/25 パキスタン インドへの原子力関連資機材の取引承認を非難 パキスタンのザミル アクラム (Zamir Akram) 国連大使は 1 月 25 日 インドが 4 つの主要な多国間輸出管理レジームの加盟国になることを支持する 2010 年 11 月の米国提案に 警告を発した ロイター通信が伝えたもので アクラム国連大使は インドが国際レジーム加盟国として承認された際には パキスタンが 核の抑止力 を掲げざる得ない と発言したという アクラム国連大使は 国際的な取り決めなどを大国らが自国の国益のために利用することを非難したとのことである 4 つの主要なレジームとは 原子力供給国グループ (NSG) ミサイル技術管理レジーム(MTCR) 生物 化学剤などを規制する オーストラリア グループ(AG) 軍民両用品など汎用品を規制する ワッセナー アレンジメント (WA) であるという パキスタンは インドの核増強を促進する可能性がある として ジュネーブ軍縮会議加盟国の 65 カ国で 兵器用核分裂性物質生産禁止条約( カットオフ条約 :FMCT) の交渉を唯一拒否し続ける姿勢を示している国 でもある (REUT 2011/1/25) 2011/1/26 国連事務総長 核拡散リスクに懸念を示す 国連事務総長は 1 月 26 日 10 年以上も開催されていない軍縮会議について言及し 核分裂性物質に関する国際協議の行き詰まりが長引くほど 核兵器の拡散リスクを高めてしまう またはテロ組織の手に渡ってしまうことが懸念される と述べた 核分裂性物質の製造を中止することで 多国間核軍備管理の次の段階につながるという見方が一般的であるが 過去にパキスタンはプルトニウムと高濃縮ウランの生産中止に関する協議の合意事項を破っている 米国は 2009 年に世界から核兵器を撲滅し カットオフ条約発効が最優先の TO-DO リスト として盛り込んだ しかし パキスタンのザミール アクラム大使は 1 月 25 日 米国は 4 つの国際輸出管理レジームのメンバー国としてインドを支持しているが それが我が国の国際協議への反対姿勢を強めている と非難している (REUT 2011/1/26) 2011/1/26 米原子力産業界 現行の原子力貿易協定改正案に反対の意を表明 米原子力エネルギー協会 (NEI) のアレックス フリント (Alex Flint) 副理事長は 1 月 26 日 原子力貿易協定の発効において 現行の 123 協定に反する 米議会のみの承認等を要求する米下院外交委員会による法案 に 反対の意を表明したという 同本案は 米下院外交委員会のイリアナ ロス レイティネン委員長 ( 共和党フロリダ州選出 ) によるもので 民生用を目的とした原子力貿易協定発効に対する米議会側の権限強化 ( 原子力関連法案進行を中断させる等 ) を目的としている他 原子力関連資機材売却後に 輸入者がウラン濃縮活動等を行うことをしないという誓約 を求める等 核不拡散強化を図る条項も盛り込まれているという 米原子力産業界は レイティネン委員長による同案に対し 原子力市場における米国の国際競争力を損なうものだ として 現行制度の継続を支持しているという (GSN 2011/1/31) 2011/1/31 パキスタン 保有する核弾頭数は 100 発以上 複数の専門家らが分析

17 複数の専門家らは パキスタンが保有する核弾頭数が倍増し 100 発を超えた と伝えた 米シンクタンクの科学国際安全保障研究所 (ISIS) のオルブライト所長は 過去において 30~60 発と推測されていたパキスタンの核保有数が 近年プルトニウムや高濃縮ウランの生産を加速させていることもあり 2011 年 1 月現在最大 110 まで増えたとみられる と分析しているという 全米科学者連盟 (FAS) のクリステンセン氏も少なくても 100 発と推定しているとのことである 在米パキスタン大使館のナジル バット (Nazir Butt) 武官 ( 准将 ) は パキスタンは 常に隣国の動きのため 安全への要求を満たさなければならない 核保有国 として 我々は核による抑止力が安全保障を満たすことに確信を抱いている と伝えたという パキスタンは 2011 年 1 月現在 核拡散防止条約 (NPT) には未加盟である (GSN 2011/1/31) (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連 2011/1/4 インド 改良型中間弾道ミサイル射程距離の延長改良に意欲 インドは 2010 年 12 月に改良型中距離弾道ミサイル アグニ 2 の打ち上げが不成功に終わっているにも関わらず ミサイル射程距離の延長などの改良に意欲を示しているという インドの国防研究開発機構 (DRDO) の主任 V.K. サラスワト氏は 東部のウィーラー島から発射直後に予定していた進路から外れ ベンガル湾に着弾した原因となった問題の同ミサイル部品について 再調査が行われている と記者らに伝えた 更にサラスワト氏は 同ミサイルの射程距離の改良を目指している と説明したとのことである 失敗に終わった アグ二 2 の改良型(Agni 2+) の射程距離は 2011 年 1 月現在 1,550 マイルから 1,865 マイル ( 約 2,500km から 3,000km) であるという (GSN 2011/1/5)

18 5. パキスタン イスラム共和国 (1) 輸出管理関連一般 2011/1/8 パキスタン ドイツに対パ軍事品輸出の緩和を要請 テロとの戦いのためパキスタンのクレシ外相は ドイツのギド ヴェスターヴェレ外相に ドイツからパキスタンへの軍事関連品目等の輸出を緩和するよう要請したという 両外相の共同記者会見で明らかにしたとのことである ヴェスターヴェレ外相は パキスタンの要請に対し理解を示し 更にドイツはパキスタンに アフガニスタンと地域の安定化のため協力をするよう求めた という ( (MISC 2011/1/10) (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 2011/1/4 パキスタン州知事暗殺 国内原子力関連施設の安全性に懸念 パキスタン パンジャブ州のサルマン タシール知事は 1 月 4 日 パキスタンの警官であり 自身のボディガードに銃撃され死亡した ( ニューヨーク タイムズ紙 ) 同知事を暗殺したボディガードは パキスタン国内の原子力関連施設へのアクセスも認められる審査を通過していたという 米国では 同知事の暗殺によってパキスタンの公務員などへの人事信頼性や審査とともに テロ組織など武装勢力の台頭でパキスタン国内の原子力関連施設の安全性に対する懸念の声が上がっているとのことである (GSN 2011/1/11) 2011/1/23 パキスタン前外相 カットオフ条約がパキスタンの安全保障を脅かすと懸念 パキスタンのイナム ウル ハク (Inamul Haq) 前外相が 1 月 23 日 2011 年 1 月現在までに提案されている 兵器用核分裂性物質生産禁止条約 ( カットオフ条約 :FMCT) がパキスタンの安全保障を脅かすとして懸念を表明した ハク前外相は 兵器用核分裂性物質生産の禁止に加え 核保有国に対する削減を求めるべきである と主張したという 更に同前外相は FMCT は 既存の核保有国と非核保有国の対立を埋めることもなく 目標としているだけである とも批判し 米国が掲げている核不拡散方針も パキスタンの核兵器計画を最終的には逆行させるであろう と見解を示しているとのことである (GSN 2011/1/24) 2011/1/25 パキスタン インドへの原子力関連資機材の取引承認を非難 パキスタンのザミル アクラム (Zamir Akram) 国連大使は 1 月 25 日 インドが 4 つの主要な多国間輸出管理レジームの加盟国になることを支持する 2010 年 11 月の米国提案に 警告を発した ロイター通信が伝えたもので アクラム国連大使は インドが国際レジーム加盟国として承認された際には パキスタンが 核の抑止力 を掲げざる得ない と発言したという アクラム国連大使は 国際的な取り決めなどを大国らが自国の国益のために利用することを非

19 難したとのことである 4 つの主要なレジームとは 原子力供給国グループ (NSG) ミサイル技術管理レジーム(MTCR) 生物 化学剤などを規制する オーストラリア グループ(AG) 軍民両用品など汎用品を規制する ワッセナー アレンジメント (WA) であるという パキスタンは インドの核増強を促進する可能性がある として ジュネーブ軍縮会議加盟国の 65 カ国で 兵器用核分裂性物質生産禁止条約( カットオフ条約 :FMCT) の交渉を唯一拒否し続ける姿勢を示している国 でもある (REUT 2011/1/25) 2011/1/26 国連事務総長 核拡散リスクに懸念を示す 国連事務総長は 1 月 26 日 10 年以上も開催されていない軍縮会議について言及し 核分裂性物質に関する国際協議の行き詰まりが長引くほど 核兵器の拡散リスクを高めてしまう またはテロ組織の手に渡ってしまうことが懸念される と述べた 核分裂性物質の製造を中止することで 多国間核軍備管理の次の段階につながるという見方が一般的であるが 過去にパキスタンはプルトニウムと高濃縮ウランの生産中止に関する協議の合意事項を破っている 米国は 2009 年に世界から核兵器を撲滅し カットオフ条約発効が最優先の TO-DO リスト として盛り込んだ しかし パキスタンのザミール アクラム大使は 1 月 25 日 米国は 4 つの国際輸出管理レジームのメンバー国としてインドを支持しているが それが我が国の国際協議への反対姿勢を強めている と非難している (REUT 2011/1/26) 2011/1/31 パキスタン 保有する核弾頭数は 100 発以上 複数の専門家らが分析 複数の専門家らは パキスタンが保有する核弾頭数が倍増し 100 発を超えた と伝えた 米シンクタンクの科学国際安全保障研究所 (ISIS) のオルブライト所長は 過去において 30~60 発と推測されていたパキスタンの核保有数が 近年プルトニウムや高濃縮ウランの生産を加速させていることもあり 2011 年 1 月現在最大 110 まで増えたとみられる と分析しているという 全米科学者連盟 (FAS) のクリステンセン氏も少なくても 100 発と推定しているとのことである 在米パキスタン大使館のナジル バット (Nazir Butt) 武官 ( 准将 ) は パキスタンは 常に隣国の動きのため 安全への要求を満たさなければならない 核保有国 として 我々は核による抑止力が安全保障を満たすことに確信を抱いている と伝えたという パキスタンは 2011 年 1 月現在 核拡散防止条約 (NPT) には未加盟である (GSN 2011/1/31) (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連

20 6. ロシア連邦 (1) 輸出管理関連一般 2011/1/14 ラトビア出身の米国人女性 暗視ゴーグルの無許可輸出を認める ラトビア出身の米国籍保有者アンナ フェルマノバ (Anna Fermanova) (24) 容疑者は 1 月 14 日 暗視ゴーグルをロシアに無許可で輸出した として米連邦裁判所で罪状を認めた フェルマノバ容疑者は 2010 年 3 月 ニューヨーク ケネディ空港で 同暗視ゴーグルを持ち出そうとしたところを発見され逮捕されたという フェルマノバ容疑者の同暗視ゴーグルを無許可で国外に持ち出す行為は 米国武器輸出管理法 (AECA) に違反しているという 同容疑者は 2011 年 1 月の現在保釈中であるが 2011 年 4 月 29 日に有罪判決が下された際には最大 57 ヶ月の懲役を受けることになるとのことである (AP 2011/1/17) (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 2011/1/4 韓米日露 6か国協議再開に向け協議 韓国外交通商部は1 月 4 日 北朝鮮の核問題を巡る6か国協議再開の条件を調整するため米国 日本及びロシアと協議していることを明らかにした 韓国関係者は 協議再開の条件がまとまれば 南北対話のチャンネルを通じて北朝鮮に伝える とした上で 関係国は北朝鮮が非核化に向けて動き出した場合に限り6か国協議を再開させる方針である と述べた また P.J. クローリー米国務省報道官は 北朝鮮は非核化に取り組むことを表明しているが それを行動で示さなければならない と語った (GSN 2011/1/4) 2011/1/6 ロシア下院 新戦略兵器削減条約批准協議のため修正案と追加案を提出 1 月 6 日ノーボスチ ロシア通信社によると 米ロ間の新戦略兵器削減条約 ( 新 START) 批准に関する協議を米国と行うため ロシア下院 ( 国家院 ;Duma) は 5つの修正案と2つの追加案を提出したという 露下院 ( 国家院 ;Duma) のコンスタンチン コサチョフ (Konstantin Kosachyov) 国際問題委員長は これらの提案が 2011 年 1 月半ばに第 2 読会で審議される と明らかにした コサチョフ委員長によると 修正案には 同条約から脱退する条件を定めたロシア議会や 主導部の全権など同条約批准に際する条件が盛り込まれているという (GSN 2011/1/7) 2011/1/11 新たな米ロ民生用原子力協力協定が発効 ロイター通信によると モスクワでロシアのセルゲイ リャプコフ外務次官と アメリカのジョン バイルリー大使は 1 月 11 日 米ロ民生用原子力協力協定を交わし 同協定を公式に発効させたという 米ロは 2008 年に同協定に調印していたが ロシア軍のグルジア侵攻により当時のブッシュ米政権下で承認に向けた作業が凍結されて

21 いた 今回発効した同協定によって 米ロ二国間での原子力発電用のウランの取引が行われるとのことである (GSN 2011/1/11) 2011/1/14 ロシア下院 修正案等を盛り込んだ新戦略兵器削減条約を第 2 読会で採択 1 月 14 日ノーボスチ ロシア通信社によるとロシア下院 ( 国家院 ;Duma) は 米ロ間の新戦略兵器削減条約 ( 新 START) 批准を審議する第 2 読会を開き 修正条項を加えた法案を採択した 同修正条項でロシアは 米国がロシアの国家安全保障を脅かすようなミサイル防衛 (MD) システムや通常兵器を合意なしに配備した際 同条約から離脱できるとの条件を追加しているという ロシアは 同条約批准承認法案を 3 段階で採択する措置を取っているとのことである 最後の第 3 読会は 1 月 26 日に開催され 下院での批准審議が終わり次第 同法案はロシア上院 ( 連邦院 ) に送られるという (GSN 2011/1/14) 2011/1/18 米科学誌 欧州配備の米戦術核を 150 から 200 基と報告 米科学誌の 原子力科学者会報 の最新の報告によると 2011 年 1 月現在 米戦術核の一つ B61( 戦術的熱核重力爆弾 ) は 現在 150 から 200 基が欧州に配備されているという 欧州の配備先はベルギーなどを含む 5 カ国の空軍基地で クライネ ブローゲル ( ベルギー ) フォルケル( オランダ ) ビュッヘル( ドイツ ) の 3 カ国のそれぞれの空軍基地に 10 から 20 基 アビアノ ( イタリア ) 空軍基地に 50 基 インシルリク ( トルコ ) 空軍基地に 60 から 70 基配備されているとのことである 第 2 次世界大戦後 米戦術核などは欧州で配備が進められ 1971 年にその数が最高の約 7300 発に達したが 冷戦後は削減されていた (GSN 2011/1/18) 2011/1/24 イラン ウラン燃料交換を拒否 フランスは制裁強化を行う方針を示す イランは 1 月 日に開催された核協議で 高濃度ウランのイラン国外搬送と医療用アイソトープ製造用のウラン燃料を交換するという提案を拒否した イランのサイード ジャリリ核交渉責任者は 我が国はテヘランの原子炉計画には関心が無い 中東諸国は原子炉で燃料生成が可能であるからだ と述べ 国際社会の対イラン制裁を批判し 我が国もウラン濃縮を行う権限は持っているはずだ と主張している 今後の対イラン制裁について フランスのサルコジ大統領は引き続き西側諸国のイラン軍事攻撃を選択肢の一つとした上で 制裁強化をおこうなう方針を示した 一方 ロシアは単独の経済制裁については反対している (GSN 2011/1/25) 2011/1/25 ロシア下院 米国との新戦略兵器削減条約の批准法案を承認 近く上院も審議の見通し 1 月 25 日の AP 通信によると ロシア下院 ( 国家院 ;Duma) は 米国との新戦略兵器削減条約 ( 新 START) の批准法案を審議する最後の第 3 読会で 賛成 350 反対 96 棄権 1 で承認した ロシア上院 ( 連邦院 ) も翌日 26 日に批准法案の審議に入る見通しであるという ロシア下院は 2010 年 12 月に米上院が同条約の批准の際に 同条約が米国によるミサイル防衛 (MD) システム構築などの制限とならないと いう解釈を付帯した決議に反発し 同条約は 米国が MD を独自であるいは他国と共同で拡大しない条件でのみ効力を有する として ロシア側の立場を主張したとのことである 新

22 START は 米ロが戦略弾頭配備数を 1550 発 弾道ミサイルなど運搬手段の上限を 800 基 機に削減することが柱となっている (GSN 2011/1/25) 2011/1/26 ロシア上院 全会一致で米国との新戦略兵器削減条約の批准を承認 NATO は歓迎 ロシア上院 ( 連邦院 ) は 1 月 26 日 米ロ首脳が 2010 年 4 月に署名した 新戦略兵器削減条約 ( 新 START) の批准法案を全会一致で承認した(AP 通信 ) 同国下院( 国家院 ;Duma) は 前日の 25 日にすでに審議の最後の第 3 読会で承認している 米上院も 2010 年 12 月に既に批准承認済みである ロシア上院は 新条約批准の承認の際に 米ロ両国が新条約の前文に盛り込まれた 戦略攻撃兵器と防御兵器との相関関係 を認めたことは 重要である とする声明も採択したという 北大西洋条約機構 (NATO) のアナス フォー ラスムセン事務局長は ロシアによる新条約への批准が承認されたことを受けて 新条約によって透明性や協力関係を促進するだろう またミサイル防衛システム構築も含め NATO とロシアの戦略的パートナーシップがより堅固となることを期待する と歓迎しているとのことである (GSN 2011/1/26) 2011/1/28 ロシア大統領 新戦略兵器削減条約批准の文書に署名 ロシアのドミトリー メドヴェージェフ大統領は 1 月 28 日 先日ロシア議会で承認された新戦略兵器削減条約 (START) を批准するための法律文書に署名したという 2011 年 2 月初旬には ロシアのセルゲイ ラヴロフ外務大臣と米国のヒラリー クリントン国務長官が批准文書を交換する と見込まれている 一方 中国のシンクタンク 中国現代国際関係研究院 (CICIR) の専門家は 新 START は 米ロ二国間における政治的な意義が大きい と評価しつつも 欧州でのミサイル防衛システム (MD) 配備の問題など 二国間の既存問題を解決するものではく 地域情勢に変化を与えるものではない と分析しているという (GSN 2011/1/28) (4) 生物 化学兵器関連 2011/1/21 WHO 米ロの天然痘研究を支持 ウォールストリートジャーナルによると WHO( 世界保健機関 ) の執行理事会は 1 月 21 日 対生物テロの研究目的のために天然痘の種菌を保管するという米国とロシアの合意を支持したという また 同報道ではその取組みはアフリカ及び欧州の支持を得ていると伝えた しかし 天然痘を不正利用する国も出てくるのではないかと懸念する向きもある (WSJ 2011/1/21) (5) ミサイル関連 2011/1/14 ロシア 新たな ICBM 開発を公表 ロシア軍需企業 ロソプシェマシュ (Rosobshemash) のアルトゥール ウセンコフ(Artur Usenkov) 総裁は 同国の大陸間弾道ミサイル (ICBM) SS-18 ( サタン ) の後継ミサイルを 2009 年から開発しており 2017 年には完成する と明らかにした ( 英テレグラフ紙 1 月 14 日 ) ウセンコフ総裁は 新型ミサイルが米国を含むどの国の

23 ミサイル防衛 (MD) システムも突破できる と述べたという SS-18 サタン は 冷戦時代から配備が開始され 現役で世界最大のミサイルであり 10 基の核弾頭を搭載可能であるとのことである SS-18 搭載ミサイル 1 基で 1945 年に米国が日本に投下した原爆の 500 倍の威力を持ち 極めて強力な攻撃能力を持つという (GSN 2011/1/18) 2011/1/19 NATO 2 つのミサイル防衛システムの構築を表明 1 月 19 日のノーボスチ ロシア通信社によると ラスムセン北大西洋条約機構 (NATO) 事務局長は 新たな欧州ミサイル防衛計画が 当初の計画と異なり NATO 加盟国による防衛 と ロシアによる防衛 との 2 つの防衛システムの協力プログラム になることを明かした という 2010 年 11 月に NATO とロシアは 欧州を横断する相愛なミサイル防衛網構築の可能性 について確認したとのことである 新たなミサイル防衛網計画のアウトラインは 2011 年 6 月までには公表されるとのことである (GSN 2011/1/20)

24 7. イラン イスラム共和国 (1) 輸出管理関連一般 2011/1/12 イランへ PC 部品を違法輸出した台湾 PC メーカー 6か月間輸出禁止へ 台湾経済部は 台湾の産業用 PC メーカー Axiomtek の輸出を6か月間禁止する決定を下した Axiomtek は 2007 年 ~2008 年に 第三国を経由してイランに PC の CPU や IC を違法輸出していた Axiomtek 社によると 禁輸期間中に受注した分については他社を通じて輸出することになるため顧客への影響や同社の経営に影響は無いとしているという (Digi Times) (MISC 2011/1/12) 2011/1/18 国連 イランの兵器が積載された偽造コンテナを調査 国連の兵器専門家は 1 月 18 日 2010 年 10 月にナイジェリアのラゴス港で差し押さえた船舶に積載されたイランの兵器について 13 個のコンテナを調査する予定である コンテナにはロケット弾や手榴弾等の兵器が 建設用資材 として梱包されており ナイジェリア政府は国連の対イラン制裁に基づき 国連安保理に報告を行った イランとの武器供給 売買 仲介は禁止されている (BBC 2011/1/18) 2011/1/19 スペイン 2010 年前半の軍需品および軍民両用品の輸出統計を公表 スペインの産業 観光 商務省は 1 月 19 日 軍需品および軍民両用品輸出における 2010 年前半の統計を公表した 軍需品の輸出総額は およそ 4.11 億ユーロであった 2009 年前半と比べ 77.7% 増の 7.3 億ユーロに上ったという 輸出先は 軍需品輸出総額全体の 36.6% を占める 軍事産業関連のプロジェクトを共有することが多いイギリス ドイツ イタリアなど主に欧州連合 (EU) 諸国であった 2010 年前半で軍需品における輸出許可申請で 却下されたものはなかったという 一方 2010 年前半の軍民両用品の輸出高は 4510 万ユーロであった前年度と比べ 20.8% 増の 5450 万ユーロであったとのことである 主な仕向地は 軍民両用品輸出総額全体の 61.6% を占めるイランであった 同国の大量破壊兵器などの開発懸念の高まりや スペイン国内が導入している多くの品目が規制対象となる キャッチオール規制 (2009 年 EU 輸出管理規則 (EC) No 428/2009 の第 4 条 ) が適用されていることが ( 軍民両用品の ) 対イラン輸出増加の原因となっているという 輸出総額 3,320 万ユーロに上るイランへの輸出は 石油化学関連品が主に占められているといのことである 2010 年前半の軍民両用品の輸出許可申請は 対イエメンが 4 件 対パキスタンが 2 件 対イランが 1 件却下されている 更にオーストラリア グループで規制される化学剤関連で 25 件 原子力供給国グループ (NSG) で規制されている工作機械が 10 件 ワッセナー アレンジメントで規制されている工作機械や暗号ソフトウェアが 4 件などがそれぞれ更新時に再度却下されたという キャッチ オール規制は 対イラン向けに輸出が続いていたステンレス鋼管が 1 件適用されたとのことである (MISC 2011/1/21)

25 (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 2011/1/4 イラン外務省が主要国を核施設視察に招待 米国は招待されず批判 イラン外務省報道官は 1 月 4 日 イスタンブールで行われるイラン核問題協議を前に 中国 ロシア キューバ エジプト アラブ同盟 EU 議長国を務めるハンガリー 非同盟諸国の一部の国の IAEA 大使をナタンツ及びブシェールにある核施設視察に招待していることを伝えた 米国務省のクローリー報道官は主要 6カ国の中で米英仏独の4カ国はこの招待を受けていないことに対し 狡猾な策略だとして 今回の視察への招待は IAEA に透明性のある協力を示すものではなく イランは引き続き国際義務に違反するだろう と米ニューヨークタイムズ紙に伝えた 視察は 1 月 15 日あるいは 16 日だという (GSN 2011/1/4) 2011/1/11 イラン 1 月 21 日及び 22 日に主要 6 カ国と核協議を開催することで合意 イランのメディアによると イラン政府は1 月 11 日 核問題をめぐるイランと主要 6 カ国との協議を1 月 21 日 22 日の両日にトルコ イスタンブールで開催することで合意したと伝えた イランの IAEA 担当大使 Ali Asghar Soltanieh 氏は その核協議において イランと主要 6カ国間で合意に達しなければ イランは今後 核問題解決に向けて協議を進めるつもりはない と述べた イランは 2011 年半ばから濃度 20% の濃縮ウランを医療用アイソトープ製造用燃料として用いる計画であることを公表しており 同大使は イラン保有の低濃縮ウランを国外に搬出し 加工済みの燃料を受け取る交換計画への最後のチャンスである と述べている (GSN 2011/1/11) 2011/1/21 イラン 核協議の進展はないとの見方を示す--- 米中は対イラン制裁に関する共同声明を発表 イラン政府の外交代表は Abolfazl Zohrevand 氏は 1 月 21 日からトルコ イスタンブールで開催されている核協議について ジュネーブの核協議よりも楽観的な見方をしている 一方 イランの核交渉責任者の Saeed Jalili 氏は 国際政治の根本的な問題について協議すべきであり 核問題解決への進展はないだろう と述べている 同氏は イランの核開発は平和利用目的であり ウラン濃縮の凍結 廃止に関する協議は受け容れない と主張しており 西側諸国はイランのウラン濃縮計画が核兵器開発に発展しないか懸念している トルコとの間で計画されている 高濃度ウランのイラン国外搬送と医療用アイソトープ製造用のウラン燃料の提供についても協議が行われる予定である また 米国ワシントンでは 1 月 20 日 オバマ大統領と胡錦濤国家主席画会談を行い 対イラン国連制裁決議の完全履行を求める内容の共同声明を発表した (GSN 2011/1/21) 2011/1/24 イラン ウラン燃料交換を拒否 フランスは制裁強化を行う方針を示す イランは 1 月 日に開催された核協議で 高濃度ウランのイラン国外搬送と医療用アイソトープ製造用のウラン燃料を交換するという提案を拒否した

26 イランのサイード ジャリリ核交渉責任者は 我が国はテヘランの原子炉計画には関心が無い 中東諸国は原子炉で燃料生成が可能であるからだ と述べ 国際社会の対イラン制裁を批判し 我が国もウラン濃縮を行う権限は持っているはずだ と主張している 今後の対イラン制裁について フランスのサルコジ大統領は引き続き西側諸国のイラン軍事攻撃を選択肢の一つとした上で 制裁強化をおこうなう方針を示した 一方 ロシアは単独の経済制裁については反対している (GSN 2011/1/25) 2011/1/26 国連事務総長 核拡散リスクに懸念を示す 国連事務総長は 1 月 26 日 10 年以上も開催されていない軍縮会議について言及し 核分裂性物質に関する国際協議の行き詰まりが長引くほど 核兵器の拡散リスクを高めてしまう またはテロ組織の手に渡ってしまうことが懸念される と述べた 核分裂性物質の製造を中止することで 多国間核軍備管理の次の段階につながるという見方が一般的であるが 過去にパキスタンはプルトニウムと高濃縮ウランの生産中止に関する協議の合意事項を破っている 米国は 2009 年に世界から核兵器を撲滅し カットオフ条約発効が最優先の TO-DO リスト として盛り込んだ しかし パキスタンのザミール アクラム大使は 1 月 25 日 米国は 4 つの国際輸出管理レジームのメンバー国としてインドを支持しているが それが我が国の国際協議への反対姿勢を強めている と非難している (REUT 2011/1/26) 2011/1/27 IAEA の天野事務局長 テロリストによる核 放射性物質の入手を警告 IAEA の天野事務局長は 1 月 27 日 スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム (WEF) の席で IAEA は現在 ほぼ 2 日おきに核 放射性物質の不正輸出に関する新たな情報を取得しているが それは氷山の一角でしかない と述べた また 核拡散の懸念は イランと北朝鮮という国家や特定の地域のみに存在しているわけではない 核兵器製造の技術を持ったテロリストが 核 放射性物質を入手するという脅威もある と述べた 更に天野事務局長は 多くの人々は 現実にテロリストによる核 放射性物質の入手可能性の脅威を認識していない と警告した (GSN 2011/1/31) 2011/1/31 シリア IAEA 追加議定書への署名を拒否 シリアのアサド統領は 1 月 31 日 国際原子力機関 (IAEA) 保障措置を強化する追加議定書には署名しない と表明した ( ロイター通信 ) 2007 年のイスラエル軍によるシリア空爆以来 国連の核査察官は 長年シリアが核兵器製造の疑いが持たれているダイール アルゾル (Dair Alzour) 施設などへの訪問要請を応じない構えを示してきたため 焦燥感を露にしているという 更にアサド大統領によると シリアは 透明性を証明するため 2008 年 6 月同施設に IAEA の査察を受け入れた と述べた 米国は IAEA に対し 引き続きシリア政府に 特別査察の実施 を強く求めているという (GSN 2011/1/31) (4) 生物 化学兵器関連

27 (5) ミサイル関連

28 8. イスラエル国 (1) 輸出管理関連一般 (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連

29 9. シリア アラブ共和国 (1) 輸出管理関連一般 (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 2011/1/31 シリア IAEA 追加議定書への署名を拒否 シリアのアサド統領は 1 月 31 日 国際原子力機関 (IAEA) 保障措置を強化する追加議定書には署名しない と表明した ( ロイター通信 ) 2007 年のイスラエル軍によるシリア空爆以来 国連の核査察官は 長年シリアが核兵器製造の疑いが持たれているダイール アルゾル (Dair Alzour) 施設などへの訪問要請を応じない構えを示してきたため 焦燥感を露にしているという 更にアサド大統領によると シリアは 透明性を証明するため 2008 年 6 月同施設に IAEA の査察を受け入れた と述べた 米国は IAEA に対し 引き続きシリア政府に 特別査察の実施 を強く求めているという (GSN 2011/1/31) (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連

30 10. 米国 (1) 輸出管理関連一般 2011/1/5 米連邦巡回区上訴裁判所 米軍事機密情報漏洩の元大学教授の上告を棄却 米連邦第 6 巡回区上訴裁判所は 1 月 5 日 米軍事機密情報となる研究データ ( 無人航空機の制御に用いられるプラズマ アクチュエータに関する米空軍委託の開発事業 ) を中国籍及びイラン国籍の大学院生と共有し ( 中国の大学での講義に使うため ) 中国へ持ち出したとして米武器輸出管理法 (AECA) 違反に問われていた米テネシー大学元教授 ( プラズマ技術の専門家 ) の上告を棄却した 被告人の J. Reece Roth は 輸出管理法令について無学であったこと及び故意の行為ではないために無罪であるとの他 研究内容も軍事的特質を持つものの 現時点でも公知となっている初期段階であったとの主張をしていたという 対する裁判所側は AECA で保護された防衛研究に事業ついては 軍事機器やその組込品といった最終段階だけでなく その全段階が輸出管理対象となる と述べている (Courthouse News Service) (MISC 2011/1/6) 2011/1/5 米連邦巡回区控訴裁判所 軍事機密情報漏洩の元大学教授に対する有罪判決を支持 AP 通信は 米連邦第 6 巡回区上訴裁判所は 1 月 5 日 軍事機密情報を漏洩した米テネシー大学元教授への有罪判決を支持した と報道している 本事件は プラズマ物理学の専門家である J. Reece Roth 教授が 同教授研究室に在籍するイラン人大学院生及び中国人大学院生に対し 米空軍との契約で知り得た機微な技術データを入手可能ならしめたとして米武器輸出管理法 (AECA) 違反に問われていたもので 機密情報の外国人提供 ( 見なし輸出 ) につき 大学においても厳格な法執行が適用された初判例になったとされている Roth 元教授は 入手可能であったデータが防衛品目として不当に指定されていると反論していたという (ASP 2011/1/6) 2011/1/7 米核兵器関連の機密情報漏洩事件の米弁護士にセキュリティ クリアランスが与えられる AP 通信は 1 月 7 日 米核兵器関連の機密情報を違法に売り渡そうとして起訴された米ロスアラモス国立研究所 (LANL) の元研究者の弁護士へセキュリティ クリアランス ( 機密事項取扱許可 ) が認められた と報道した 本事件は LASL の元物理学者 (Leonardo Mascheroni) とその妻 (Marjorie Roxby Mascheroni) が米核兵器関連の機密情報を違法に売り渡そうとしたもので 核融合研究のための資金獲得が犯行動機と見られている 被告人の弁護士である Amy Sirignano 氏は 1 月 6 日にセキュリティ クリアランスを受領したと述べている (GSN 2011/1/10) 2011/1/10 米 BIS 公知の暗号ソフト 2 種を EAR の規制対象外に 米商務省 産業安全保障局 (BIS) は 1 月 10 日から これまで米輸出管理規則 (EAR) で規制されていた公知の暗号ソフトのうち (1)EAR の (b) の市販暗号に分類され ECCN 5D992 で規制される鍵長が 64 ビット超の公知の暗号ソフト ( オブジェクトコード ) (2) 対応するソースコードが EAR の (e) の基準を満たすものであって ECCN 5D002 で規制される公知の暗号ソフト ( オブジェクト

31 コード ) を EAR の規制対象外とすると発表した しかし ECCN 5D992 該当の暗号ソースコードは 公知であったとしても 引き続き EAR で規制されるという (Lexology) (MISC 2011/1/10) 2011/1/10 米オハイオ州の男 軍事用赤外線技術を韓国へ違法輸出したとして起訴される 米司法省 (DOJ) は 米軍需品リスト (USML) 該当の軍事用赤外線技術を無許可で韓国へ違法輸出した米国人の男が 1 月 10 日に起訴された と発表した 司法当局の発表によると 被告人は Kue Sang Chun(66 歳 米オハイオ州在住 ) で米宇宙航空局 (NASA) グレン研究所の元従業員だとされており 赤外線フォーカルプレーンアレー検出器と赤外線撮像装置を違法輸出したという (ASP 2011/1/11) 2011/1/11 中国空軍がステルス戦闘機の試験飛行を実施? 中国総書記は軍を掌握せず? 米国のゲーツ国防長官が訪中して胡錦濤国家主席と会談した1 月 11 日 中国空軍が四川省成都の飛行場でステルス戦闘機 殲 20(J-20) の試験飛行を実施した これについてゲーツ長官は 中国の胡錦濤国家主席が軍を掌握していないことを示唆している可能性がある との認識を示した J-20 の試験飛行は 明らかにゲーツ長官の訪中に合わせたものだが 同長官によると 胡錦濤国家主席は この試験飛行を知らされていなかったのは明らかであるという (GSN 2011/1/14) 2011/1/14 米 DOC 2 月上旬にもインドの宇宙 航空防衛企業をエンティティリストから除外する見通し 米商務省 (DOC) は 同省管轄のエンティティリスト ( 掲載者への輸出に対して一般的には許可申請が必要 ) から Indian Space Research Organisation (ISRO) や Defence Research and Development Organisation (DRDO) といったインドの宇宙 航空防衛企業を除外する方向で 最終段階に入ったという ハーシュホーン米商務次官 ( 産業安全保障担当 ) は除外時期を公表していないものの 米政府筋によれば正式発表は ロック米商務長官のインド訪問時期 (2 月 6 日から 11 日 ) に先駆けて行われる見通しだとされている ある米高官は 米国は インドの不拡散の実績と国際的輸出管理基準に従って行動するとのインドの誓約を踏まえ インドの宇宙 航空防衛企業すべてをエンティティリストから除外するだろう と述べている (domain-b) (MISC 2011/1/14) 2011/1/14 ラトビア出身の米国人女性 暗視ゴーグルの無許可輸出を認める ラトビア出身の米国籍保有者アンナ フェルマノバ (Anna Fermanova) (24) 容疑者は 1 月 14 日 暗視ゴーグルをロシアに無許可で輸出した として米連邦裁判所で罪状を認めた フェルマノバ容疑者は 2010 年 3 月 ニューヨーク ケネディ空港で 同暗視ゴーグルを持ち出そうとしたところを発見され逮捕されたという フェルマノバ容疑者の同暗視ゴーグルを無許可で国外に持ち出す行為は 米国武器輸出管理法 (AECA) に違反しているという 同容疑者は 2011 年 1 月の現在保釈中であるが 2011 年 4 月 29 日に有罪判決が下された際には最大 57 ヶ月の懲役を受けることになるとのことである (AP 2011/1/17)

32 2011/1/19 スペイン 2010 年前半の軍需品および軍民両用品の輸出統計を公表 スペインの産業 観光 商務省は 1 月 19 日 軍需品および軍民両用品輸出における 2010 年前半の統計を公表した 軍需品の輸出総額は およそ 4.11 億ユーロであった 2009 年前半と比べ 77.7% 増の 7.3 億ユーロに上ったという 輸出先は 軍需品輸出総額全体の 36.6% を占める 軍事産業関連のプロジェクトを共有することが多いイギリス ドイツ イタリアなど主に欧州連合 (EU) 諸国であった 2010 年前半で軍需品における輸出許可申請で 却下されたものはなかったという 一方 2010 年前半の軍民両用品の輸出高は 4510 万ユーロであった前年度と比べ 20.8% 増の 5450 万ユーロであったとのことである 主な仕向地は 軍民両用品輸出総額全体の 61.6% を占めるイランであった 同国の大量破壊兵器などの開発懸念の高まりや スペイン国内が導入している多くの品目が規制対象となる キャッチオール規制 (2009 年 EU 輸出管理規則 (EC) No 428/2009 の第 4 条 ) が適用されていることが ( 軍民両用品の ) 対イラン輸出増加の原因となっているという 輸出総額 3,320 万ユーロに上るイランへの輸出は 石油化学関連品が主に占められているといのことである 2010 年前半の軍民両用品の輸出許可申請は 対イエメンが 4 件 対パキスタンが 2 件 対イランが 1 件却下されている 更にオーストラリア グループで規制される化学剤関連で 25 件 原子力供給国グループ (NSG) で規制されている工作機械が 10 件 ワッセナー アレンジメントで規制されている工作機械や暗号ソフトウェアが 4 件などがそれぞれ更新時に再度却下されたという キャッチ オール規制は 対イラン向けに輸出が続いていたステンレス鋼管が 1 件適用されたとのことである (MISC 2011/1/21) 2011/1/24 米国 対印輸出規制を緩和へ 米国は 1 月 24 日 先端技術や防衛 航空宇宙技術のインド向け輸出規制の緩和方針を明示した この方針によると インドの国営防衛 航空宇宙産業 9 社を米商務省 (DOC) 管轄のエンティティリストから除外することに加え 米輸出管理規則 (EAR) のカントリーグループにおいて指定されていた同国向け制限 (D グループ ) も解除するという エンティティリストから除外されるのは Bharat Dynamics Indian Space Research Organisation の系列 4 社 ( 機関 ) 及び Defence Research and Development Organisation の系列 4 社 ( 機関 ) である またカントリーグループからの除外により 大量破壊兵器 (WMD) の製造に用いられる米原産品も WMD 製造の明確な意図がないのであれば 許可申請なしにインド向け輸出が可能となる ある米高官は 本輸出規制緩和に向けた第 3 番目の計画 すなわち国際輸出管理レジーム (NSG, MTCR 等 ) へのインド加盟に向けた作業が現在進められている と述べている (Hindustan Times) (MISC 2011/1/25) 2011/1/25 米国 台湾の輸出管理システムを懸念---ウィキリークスで暴露 ウィキリークスが1 月 25 日に暴露した米国在台湾協会 (AIT) の文書によると 米国は台湾の輸出管理システムに懸念を抱いているという この文書には 米大使館と複数の台湾関係者の間で実施された台湾の輸出管理システムに関する議論が記載されている 2009 年 7 月 27 日の会議で台湾行政院国土安全室の

33 張志宇主任は AIT に対し 輸出管理は 台湾の最優先事項ではない と語ったとされている (TT 2011/1/28) 2011/1/25 AECA 違反等で有罪が確定していた米国人 懲役 32 年が言い渡される 米ワシントン タイムズ紙は 1 月 25 日 スパイ行為 資金洗浄 武器輸出管理法 (AECA) 違反等の罪状で有罪宣告を受けていた米ハワイ州ホノルル市に在住する男に対し 懲役 32 年が言い渡された と報道している 本件の被告人である Noshir Gowadia(66 歳 ) は 機密技術情報を海外諸国へ売り渡した等の罪で 2010 年 8 月に起訴されて有罪判決を受け 保釈が 5 年間認められないまま米ハワイ州連邦留置所に勾留されていた (To The Center) (MISC 2011/1/25) 2011/1/26 米軍需品を中国へ違法輸出した男 97 か月の懲役判決が宣告される 米司法省 (DOJ) は 1 月 26 日 米軍需品を中国へ違法輸出したとして 2010 年に有罪判決を受けた中国人の男に対し 97 か月の懲役判決が下された と発表した 発表によると被告人は Zhen Zhou Wu(46 歳 ) で 2004 年から 2007 年にかけ 軍用アレイ式レーダ 電子戦及びミサイル システムに用いられる電子部品や機微技術を 米商務省 (DOC) への申請書類を偽って中国へ持ち出していたという 米 DOJ 高官は 違法輸出された米軍需品の供給先には いくつかの中国の軍事工場や軍事研究施設が含まれている と述べている (REUT 2011/1/27) 2011/1/28 インド工業連盟 米国の対印輸出規制緩和を歓迎 インド工業連盟(CII) のキラン パスリチャ (Kiran Pasricha) 次長が 1 月 28 日 米国政府による対印輸出管理規制緩和を歓迎した 特にパスリチャ次長は 米国が インド国営防衛 航空宇宙産業の国防研究開発機構 (DRDO) や インド宇宙研究機関 (ISRO) を含め 9 社を米商務省 (DOC) 管轄のエンティティ リストから除外すると発表したことを歓迎した 同氏は 今後米ロ二国間において戦略的パートナーシップの強化や ハイテク貿易の拡大が進められるだろうと述べたという 更に 米国からインドへの輸出拡大は 米オバマ大統領が掲げている雇用の確保にも繋がると伝えたとのことである ( (MISC 2011/1/28) 2011/1/31 軍装備品をイエメンへ違法輸出しようとした罪で起訴されていた男に無罪判決 米カリフォルニア州フレズノ市の連邦大陪審は1 月 31 日 軍装備品を無許可でイエメンへ輸送したたため 米武器輸出管理法に違反した容疑で起訴されていた男に 無罪判決を言い渡した と発表した 無罪判決が言い渡されたのは スーダン生まれで米永住権を持つ Ibrahim Omer 氏 (45 歳 ) で 米司法当局の主張によれば 同氏は米国務省 (DOS) からの輸出許可を得ずに イエメンへ化学防護服や防弾チョッキを違法に輸送していたという 同容疑者とともに一連の行為に違反していたとして起訴されている Amen Ahmed Ali 容疑者は すでに 5 年の禁固刑の判決を受け Mohamed Al-Rahimi 容疑者は 2011 年 2 月現在 逃亡中である (ASP 2011/2/3)

34 (2) 通常兵器関連 2011/1/10 米国防長官 中国の防衛能力向上に懸念を表明 米国のゲーツ国防長官はアジア歴訪を控えた1 月 8 日 中国の最近の新兵器開発の進展に懸念を表明 米中軍事関係を改善する必要がある と語った 同長官は 中国は米国の防衛能力の一部を危険に晒す潜在能力を有するのは明白だ 我々は中国の動向に注意を払い 適切に対応しなければならない とし 防衛能力の一部削減に関する米中交渉を実施する必要もあるとの認識を示した (GSN 2011/1/10) (3) 核兵器関連 2011/1/4 イラン外務省が主要国を核施設視察に招待 米国は招待されず批判 イラン外務省報道官は 1 月 4 日 イスタンブールで行われるイラン核問題協議を前に 中国 ロシア キューバ エジプト アラブ同盟 EU 議長国を務めるハンガリー 非同盟諸国の一部の国の IAEA 大使をナタンツ及びブシェールにある核施設視察に招待していることを伝えた 米国務省のクローリー報道官は主要 6カ国の中で米英仏独の4カ国はこの招待を受けていないことに対し 狡猾な策略だとして 今回の視察への招待は IAEA に透明性のある協力を示すものではなく イランは引き続き国際義務に違反するだろう と米ニューヨークタイムズ紙に伝えた 視察は 1 月 15 日あるいは 16 日だという (GSN 2011/1/4) 2011/1/4 韓米日露 6か国協議再開に向け協議 韓国外交通商部は1 月 4 日 北朝鮮の核問題を巡る6か国協議再開の条件を調整するため米国 日本及びロシアと協議していることを明らかにした 韓国関係者は 協議再開の条件がまとまれば 南北対話のチャンネルを通じて北朝鮮に伝える とした上で 関係国は北朝鮮が非核化に向けて動き出した場合に限り6か国協議を再開させる方針である と述べた また P.J. クローリー米国務省報道官は 北朝鮮は非核化に取り組むことを表明しているが それを行動で示さなければならない と語った (GSN 2011/1/4) 2011/1/4 パキスタン州知事暗殺 国内原子力関連施設の安全性に懸念 パキスタン パンジャブ州のサルマン タシール知事は 1 月 4 日 パキスタンの警官であり 自身のボディガードに銃撃され死亡した ( ニューヨーク タイムズ紙 ) 同知事を暗殺したボディガードは パキスタン国内の原子力関連施設へのアクセスも認められる審査を通過していたという 米国では 同知事の暗殺によってパキスタンの公務員などへの人事信頼性や審査とともに テロ組織など武装勢力の台頭でパキスタン国内の原子力関連施設の安全性に対する懸念の声が上がっているとのことである (GSN 2011/1/11) 2011/1/6 ロシア下院 新戦略兵器削減条約批准協議のため修正案と追加案を提出 1 月 6 日ノーボスチ ロシア通信社によると 米ロ間の新戦略兵器削減条約 ( 新 START) 批准に関する協議を米国と行うため ロシア下院 ( 国家院 ;Duma) は 5つの修正案と2つの追加案を提出したという 露下院 ( 国家院 ;Duma) の

35 コンスタンチン コサチョフ (Konstantin Kosachyov) 国際問題委員長は これらの提案が 2011 年 1 月半ばに第 2 読会で審議される と明らかにした コサチョフ委員長によると 修正案には 同条約から脱退する条件を定めたロシア議会や 主導部の全権など同条約批准に際する条件が盛り込まれているという (GSN 2011/1/7) 2011/1/11 新たな米ロ民生用原子力協力協定が発効 ロイター通信によると モスクワでロシアのセルゲイ リャプコフ外務次官と アメリカのジョン バイルリー大使は 1 月 11 日 米ロ民生用原子力協力協定を交わし 同協定を公式に発効させたという 米ロは 2008 年に同協定に調印していたが ロシア軍のグルジア侵攻により当時のブッシュ米政権下で承認に向けた作業が凍結されていた 今回発効した同協定によって 米ロ二国間での原子力発電用のウランの取引が行われるとのことである (GSN 2011/1/11) 2011/1/14 6か国協議再開は北朝鮮の挑発行為中止が前提条件 -- 米国防相が発言 米国の R ゲーツ国防相は1 月 14 日 6か国協議が生産的且つ信頼できる状態で実施できるということを北朝鮮が行動で示した場合に限り 我々は6か国協議の再開を検討する と語った 同相は更に 北朝鮮はまず 危険な挑発行動を止め 国際的な義務を履行し始めるということを示すための具体的な行動をとらなければならない と主張した 同相はまた 北朝鮮問題の次のステップは 南北対話の再開から始まる との認識を示した (GSN 2011/1/14) 2011/1/14 ロシア下院 修正案等を盛り込んだ新戦略兵器削減条約を第 2 読会で採択 1 月 14 日ノーボスチ ロシア通信社によるとロシア下院 ( 国家院 ;Duma) は 米ロ間の新戦略兵器削減条約 ( 新 START) 批准を審議する第 2 読会を開き 修正条項を加えた法案を採択した 同修正条項でロシアは 米国がロシアの国家安全保障を脅かすようなミサイル防衛 (MD) システムや通常兵器を合意なしに配備した際 同条約から離脱できるとの条件を追加しているという ロシアは 同条約批准承認法案を 3 段階で採択する措置を取っているとのことである 最後の第 3 読会は 1 月 26 日に開催され 下院での批准審議が終わり次第 同法案はロシア上院 ( 連邦院 ) に送られるという (GSN 2011/1/14) 2011/1/19 オーストラリア インドへのウラン供給禁止を再度表明 1 月 19 日のロイター通信の報道によると マーティン ファーガソン資源 エネルギー相は オーストラリアで開催されたインドの S.M. クリシュナ外相との秘密会合で 改めてインドへのウラン売却をしない方針を示したという ファガーソン資源 エネルギー相は オーストラリアは 核不拡散条約 (NPT) 批准を拒否し オーストラリアとの二国間協定を締結していない国へのウラン売却は行わない 特にインドであるから禁止措置を敷いているわけではない と伝えたとのことである 2008 年にインドは 米国との二国間原子力協力協定を発効した その後 NPT 未締約国であるにも関わらず 原子力供給国グループ (NSG) から 海外との原子力関連資機材の取引を例外措置 として承認されている (GSN 2011/1/19)

36 2011/1/19 米中 中国に核安全協力センターを設立することで合意 米エネルギー省 (DOE) の Steven Chu 長官と中国国家原子力機構のトップである陳氏は1 月 19 日 核拡散や核テロを防止するため中国に 核安全協力センター を設立する協定の覚書に署名した 同センターは 中国の核物質の管理能力を向上させて アジアの核不拡散体制の強化を狙ったもので 米国が同センターに人材や機材を提供する一方 センターの運営コストは中国が負担することとなっている (GSN 2011/1/20) 2011/1/19 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに懸念-- 米中首脳が共同声明で表明 中国の胡錦濤国家主席とオバマ米大統領は1 月 19 日 朝鮮半島の ( 非核化を進め ) 平和と安全を維持することが非常に重要である という認識で一致したことを会談後の共同声明で明らかにした 両首脳は 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに対しては懸念を表明したものの 最近の一連の北朝鮮の挑発行為によってもたらされた朝鮮半島の緊張状態については 緊張状態に懸念を表明するにとどまり 北朝鮮を名指しで非難することは避けた内容となった (GSN 2011/1/20) 2011/1/20 オバマ大統領 胡錦濤中国国家主席に対北圧力を要求 米政府高官によると 米オバマ大統領は中国の胡錦濤国家主席に対し 中国が北朝鮮に対して圧力をかけなければ 北朝鮮からのミサイルから米国を守るためアジアの軍事力を増強する と警告したという 中国は米国の警告を受けて 北朝鮮のウラン濃縮プログラムに関する懸念を共同声明で表明することに合意したとされる そしてこれが 20 日の北朝鮮の南北軍事会談の開催提案に結びついたと見られている (GSN 2011/1/21) 2011/1/21 イラン 核協議の進展はないとの見方を示す--- 米中は対イラン制裁に関する共同声明を発表 イラン政府の外交代表は Abolfazl Zohrevand 氏は 1 月 21 日からトルコ イスタンブールで開催されている核協議について ジュネーブの核協議よりも楽観的な見方をしている 一方 イランの核交渉責任者の Saeed Jalili 氏は 国際政治の根本的な問題について協議すべきであり 核問題解決への進展はないだろう と述べている 同氏は イランの核開発は平和利用目的であり ウラン濃縮の凍結 廃止に関する協議は受け容れない と主張しており 西側諸国はイランのウラン濃縮計画が核兵器開発に発展しないか懸念している トルコとの間で計画されている 高濃度ウランのイラン国外搬送と医療用アイソトープ製造用のウラン燃料の提供についても協議が行われる予定である また 米国ワシントンでは 1 月 20 日 オバマ大統領と胡錦濤国家主席画会談を行い 対イラン国連制裁決議の完全履行を求める内容の共同声明を発表した (GSN 2011/1/21) 2011/1/23 パキスタン前外相 カットオフ条約がパキスタンの安全保障を脅かすと懸念 パキスタンのイナム ウル ハク (Inamul Haq) 前外相が 1 月 23 日 2011 年 1 月現在までに提案されている 兵器用核分裂性物質生産禁止条約 ( カットオフ条約 :FMCT) がパキスタンの安全保障を脅かすとして懸念を表明した ハク前外相は 兵器用核分裂性物質生産の禁止に加え 核保有国に対する削減

37 を求めるべきである と主張したという 更に同前外相は FMCT は 既存の核保有国と非核保有国の対立を埋めることもなく 目標としているだけである とも批判し 米国が掲げている核不拡散方針も パキスタンの核兵器計画を最終的には逆行させるであろう と見解を示しているとのことである (GSN 2011/1/24) 2011/1/25 ロシア下院 米国との新戦略兵器削減条約の批准法案を承認 近く上院も審議の見通し 1 月 25 日の AP 通信によると ロシア下院 ( 国家院 ;Duma) は 米国との新戦略兵器削減条約 ( 新 START) の批准法案を審議する最後の第 3 読会で 賛成 350 反対 96 棄権 1 で承認した ロシア上院 ( 連邦院 ) も翌日 26 日に批准法案の審議に入る見通しであるという ロシア下院は 2010 年 12 月に米上院が同条約の批准の際に 同条約が米国によるミサイル防衛 (MD) システム構築などの制限とならないと いう解釈を付帯した決議に反発し 同条約は 米国が MD を独自であるいは他国と共同で拡大しない条件でのみ効力を有する として ロシア側の立場を主張したとのことである 新 START は 米ロが戦略弾頭配備数を 1550 発 弾道ミサイルなど運搬手段の上限を 800 基 機に削減することが柱となっている (GSN 2011/1/25) 2011/1/26 国連事務総長 核拡散リスクに懸念を示す 国連事務総長は 1 月 26 日 10 年以上も開催されていない軍縮会議について言及し 核分裂性物質に関する国際協議の行き詰まりが長引くほど 核兵器の拡散リスクを高めてしまう またはテロ組織の手に渡ってしまうことが懸念される と述べた 核分裂性物質の製造を中止することで 多国間核軍備管理の次の段階につながるという見方が一般的であるが 過去にパキスタンはプルトニウムと高濃縮ウランの生産中止に関する協議の合意事項を破っている 米国は 2009 年に世界から核兵器を撲滅し カットオフ条約発効が最優先の TO-DO リスト として盛り込んだ しかし パキスタンのザミール アクラム大使は 1 月 25 日 米国は 4 つの国際輸出管理レジームのメンバー国としてインドを支持しているが それが我が国の国際協議への反対姿勢を強めている と非難している (REUT 2011/1/26) 2011/1/26 米国 北朝鮮のウラン濃縮を非難する安保理決議の採択を目指す 米国務省のスタインバーグ副長官は1 月 26 日 北朝鮮による如何なるウラン濃縮プログラムも 国連安保理決議や自ら約束した国際義務に違反する というメッセージを国際社会が北朝鮮に送ることが重要だ と語った 訪問先の韓国で述べたもので 米国は北朝鮮のウラン濃縮を非難する安保理決議の採択を目指すとの考えを示した 一方 北朝鮮は 26 日 韓国との衝突回避を確認するための米朝協議の開催を要求した (GSN 2011/1/26) 2011/1/26 ロシア上院 全会一致で米国との新戦略兵器削減条約の批准を承認 NATO は歓迎 ロシア上院 ( 連邦院 ) は 1 月 26 日 米ロ首脳が 2010 年 4 月に署名した 新戦略兵器削減条約 ( 新 START) の批准法案を全会一致で承認した(AP 通信 ) 同国下院( 国家院 ;Duma) は 前日の 25 日にすでに審議の最後の第 3 読会で承認している 米上院も 2010 年 12 月に既に批准承認済みである

38 ロシア上院は 新条約批准の承認の際に 米ロ両国が新条約の前文に盛り込まれた 戦略攻撃兵器と防御兵器との相関関係 を認めたことは 重要である とする声明も採択したという 北大西洋条約機構 (NATO) のアナス フォー ラスムセン事務局長は ロシアによる新条約への批准が承認されたことを受けて 新条約によって透明性や協力関係を促進するだろう またミサイル防衛システム構築も含め NATO とロシアの戦略的パートナーシップがより堅固となることを期待する と歓迎しているとのことである (GSN 2011/1/26) 2011/1/26 米原子力産業界 現行の原子力貿易協定改正案に反対の意を表明 米原子力エネルギー協会 (NEI) のアレックス フリント (Alex Flint) 副理事長は 1 月 26 日 原子力貿易協定の発効において 現行の 123 協定に反する 米議会のみの承認等を要求する米下院外交委員会による法案 に 反対の意を表明したという 同本案は 米下院外交委員会のイリアナ ロス レイティネン委員長 ( 共和党フロリダ州選出 ) によるもので 民生用を目的とした原子力貿易協定発効に対する米議会側の権限強化 ( 原子力関連法案進行を中断させる等 ) を目的としている他 原子力関連資機材売却後に 輸入者がウラン濃縮活動等を行うことをしないという誓約 を求める等 核不拡散強化を図る条項も盛り込まれているという 米原子力産業界は レイティネン委員長による同案に対し 原子力市場における米国の国際競争力を損なうものだ として 現行制度の継続を支持しているという (GSN 2011/1/31) 2011/1/28 ロシア大統領 新戦略兵器削減条約批准の文書に署名 ロシアのドミトリー メドヴェージェフ大統領は 1 月 28 日 先日ロシア議会で承認された新戦略兵器削減条約 (START) を批准するための法律文書に署名したという 2011 年 2 月初旬には ロシアのセルゲイ ラヴロフ外務大臣と米国のヒラリー クリントン国務長官が批准文書を交換する と見込まれている 一方 中国のシンクタンク 中国現代国際関係研究院 (CICIR) の専門家は 新 START は 米ロ二国間における政治的な意義が大きい と評価しつつも 欧州でのミサイル防衛システム (MD) 配備の問題など 二国間の既存問題を解決するものではく 地域情勢に変化を与えるものではない と分析しているという (GSN 2011/1/28) 2011/1/31 パキスタン 保有する核弾頭数は 100 発以上 複数の専門家らが分析 複数の専門家らは パキスタンが保有する核弾頭数が倍増し 100 発を超えた と伝えた 米シンクタンクの科学国際安全保障研究所 (ISIS) のオルブライト所長は 過去において 30~60 発と推測されていたパキスタンの核保有数が 近年プルトニウムや高濃縮ウランの生産を加速させていることもあり 2011 年 1 月現在最大 110 まで増えたとみられる と分析しているという 全米科学者連盟 (FAS) のクリステンセン氏も少なくても 100 発と推定しているとのことである 在米パキスタン大使館のナジル バット (Nazir Butt) 武官 ( 准将 ) は パキスタンは 常に隣国の動きのため 安全への要求を満たさなければならない 核保有国 として 我々は核による抑止力が安全保

39 障を満たすことに確信を抱いている と伝えたという パキスタンは 2011 年 1 月現在 核拡散防止条約 (NPT) には未加盟である (GSN 2011/1/31) (4) 生物 化学兵器関連 2011/1/21 WHO 米ロの天然痘研究を支持 ウォールストリートジャーナルによると WHO( 世界保健機関 ) の執行理事会は 1 月 21 日 対生物テロの研究目的のために天然痘の種菌を保管するという米国とロシアの合意を支持したという また 同報道ではその取組みはアフリカ及び欧州の支持を得ていると伝えた しかし 天然痘を不正利用する国も出てくるのではないかと懸念する向きもある (WSJ 2011/1/21) 2011/1/26 米陸軍実験施設でVXガスの所在が一時不明 施設は立入禁止に 米ユタ州の陸軍ダグウェイ実験施設 (U.S. Army Dugway Proving Ground) は 1 月 26 日 化学兵器物質 (VXガス) のインベントリ ( 在庫 ) が少ないことが判明したため 同施設への立入禁止措置を行った上 所在不明の原因究明に乗り出した と発表した 同発表によれば 分量にしてミリリットル以下の VXガスが一時的に所在不明になったものの その後に所在が確認されたことから立入禁止措置を解除したという 本件による人的被害がないこと及び公衆衛生の安全も確認されたという (GSN 2011/1/27) (5) ミサイル関連 2011/1/11 米国防長官 北朝鮮のミサイルが5 年以内に米国の脅威になると発言 米国のゲーツ国防長官は1 月 11 日 訪問先の中国で北朝鮮の核兵器開発と大陸間弾道ミサイル (ICBM) が 5 年以内に米国の脅威になる と述べ 北朝鮮が5 年以内にアラスカや米西海岸を攻撃するミサイル能力を獲得する可能性があるとの認識を示した 北朝鮮が米国を射程に入れるためには弾頭の小型化がネックになっているという (GSN 2011/1/11) 2011/1/12 米国防長官 中国の核ミサイル部隊幹部と核政策を協議 ゲーツ米国防長官は1 月 12 日 中国の戦略核ミサイル部隊である中国人民解放軍第二砲兵部隊の幹部と核兵器政策について協議した AP 通信によると ゲーツ長官は 核政策と 先制不使用 を原則とする中国の核政策などの核戦略や紛争への対応全般について協議が行われた と語ったという 米国防長官が中国の第二砲兵部隊を訪れるのは 2005 年のラムズフェルド国防長官以来となる (GSN 2011/1/12) 2011/1/13 米韓連合司令官 米国が北朝鮮のミサイル基地を攻撃する可能性を示唆 W シャープ米韓連合司令官は1 月 13 日 北朝鮮の長距離ミサイル基地を攻撃する可能性があることを示唆した 同司令官は 我々が最初にすべきことは ( 北朝鮮のミサイルを ) 抑止することだが 抑止できない場合は攻撃する準備をしなければならない と述べた 出演した PBS 放送で語ったもので 同司令官は 同盟国は 北朝鮮のミサイル基地を破壊する能力を有する と述べたという (GSN 2011/1/14)

40 2011/1/14 ロシア 新たな ICBM 開発を公表 ロシア軍需企業 ロソプシェマシュ (Rosobshemash) のアルトゥール ウセンコフ(Artur Usenkov) 総裁は 同国の大陸間弾道ミサイル (ICBM) SS-18 ( サタン ) の後継ミサイルを 2009 年から開発しており 2017 年には完成する と明らかにした ( 英テレグラフ紙 1 月 14 日 ) ウセンコフ総裁は 新型ミサイルが米国を含むどの国のミサイル防衛 (MD) システムも突破できる と述べたという SS-18 サタン は 冷戦時代から配備が開始され 現役で世界最大のミサイルであり 10 基の核弾頭を搭載可能であるとのことである SS-18 搭載ミサイル 1 基で 1945 年に米国が日本に投下した原爆の 500 倍の威力を持ち 極めて強力な攻撃能力を持つという (GSN 2011/1/18)

41 11. その他 (1) 輸出管理関連一般 (2) 通常兵器関連 (3) 核兵器関連 (4) 生物 化学兵器関連 (5) ミサイル関連

42 出典略号一覧表 ( 参考 ) 人民日 人民日報共同 共同通信時事 時事通信新華社 新華社通信タス タス通信 RP. ラジオプレス AB. ARABIES AFPR. AGENCE FRANCE-PRESSE APNW. ASSOCIATED PRESS NEWSWIRES AW. ASIAWEEK AWSJ. ASIAN WALL STREET JOURNAL AW&ST. AVIATION WEEK & SPACE TECHNOLOGY BBCMS. BBC Monitoring Service BBCMM. BBC Monitoring Middle East BIS. BUREAU OF INDUSTRY AND SECURITY, US DEPT. OF COMMERCE CHD. CHINA DAILY CHNA. CHANNEL NEWS ASIA CP. CHINA POST CSM. THE CHRISTIAN SCIENCE MONITOR DD. DEFENSE DAILY DJN. DOW JONE'S NEWSWIRE DM. DAILY MAIL DN. DEFENSE NEWS DOS. US DEPARTMENT OF STATE DW. DEFENSE WEEK EM. ECONOMIST FAL. FRANKFURTER ALLGEMEINE FE. FINANCIAL EXPRESS FEER. FAR EASTERN ECONOMIC REVIEW FR. FOREIGN REPORT FT. FINANCIAL TIMES GN. GUARDIAN GSN. GLOBAL SECURITY NEWSWIRE HB. HANDELSBLATT HI. THE HINDU ICE. IMMIGRATION AND CUSTAMS ENFOECEMENT, US DEPT. OF HOMELAND SECURITY ID. INDEPENDENT IFAX. INTERFAX NEWS AGENCY IDR. INTERNATIONAL DEFENSE REVIEW IHT. INTERNATIONAL HERALD TRIBUNE IPR. IPR STRATEGIC BUSINESS INFORMATION ITCR. INTERNATIONAL TRADE REPORTER CURRENT REPORT ITW. ITAR-TASS WORLD SERVICE IUST INSIDE U.S. TRADE JDC. JANE S DEFENCE CONTRACTS JDW. JANE S DEFENCE WEEKLY JIR. JANE S INTELLIGENCE REVIEW JC. JOURNAL OF COMMERCE LM. LE MONDE

43 LT. LOS ANGELES TIMES MEIW. MIDDLE EAST INTELLIGENCE WIRE MEN. MIDDLE EAST NEWSWIRE MISC. MISCELLANEOUS MOS. MOSCOW TIMES MT. MILITARY TECHNOLOGY NN. NATION NYT. NEW YORK TIMES NW. NEWSWEEK OANA. ORGANIZATION OF ASIA-PACIFIC NEWS AGENCIES OBS. OBSERVER PCN. PLATT'S COMMODITY NEWS RBM. RUSSIAN BUSINESS MONITOR REUT. REUTER SCMP. SOUTH CHINA MORNING POST SP. DER SPIEGEL STI. SUNDAY TIMES TT. TAIPEI TIMES TE. TASS ENERGY NEWS SERVICE TG. TELEGRAPH TIME. TIME TIMES. THE TIMES USNW. U.S.NEWS & WORLD REPORT WP. WASHINGTON POST WQ. WASHINGTON QUARTERLY WSJ. WALL STREET JOURNAL WT. WASHINGTON TIMES XNA. XINHUA NEWS AGENCY YH. YONHAP ENGLISH NEWS * 国別の担当者は次の通りです 風間主任研究員 : 中国 台湾 北朝鮮 その他 ( アジア 中東 ) 加藤研究員 : インド パキスタン ロシア 欧州山根研究員 : イラン 国際 イスラエル シリア内田研究員 : 米国 カナダ その他 ( 中南米 )

エチオピア 2017 年 2 月 エチオピアは FATF 及び ESAAMLG( 東南部アフリカ FATF 型地域体 ) と協働し 有効性強化及び技術的な欠陥に対処するため ハイレベルの政治的コミットメントを示し 同国は 国家的なアクションプランや FATF のアクションプラン履行を目的とした委員会

エチオピア 2017 年 2 月 エチオピアは FATF 及び ESAAMLG( 東南部アフリカ FATF 型地域体 ) と協働し 有効性強化及び技術的な欠陥に対処するため ハイレベルの政治的コミットメントを示し 同国は 国家的なアクションプランや FATF のアクションプラン履行を目的とした委員会 国際的な資金洗浄 テロ資金供与対策の遵守の改善 : 継続プロセス 2017 年 11 月 3 日 ( 於 : ブエノスアイレス ) ( 仮訳 ) FATFは 資金洗浄 テロ資金供与対策の基準の遵守に関する継続的な検証の一環として 今日までに 資金洗浄 テロ資金供与対策に戦略上の欠陥を有し かつそれらに対処するためのアクションプランをFATFとともに策定した国 地域として 以下を特定する これらの国

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