目次 1 北海道農業の現状 1 2 北海道の農業農村整備を取り巻く状況 8 3 農業農村整備における新たな技術の導入 15 4 農業農村整備の地域経済等への波及 17

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1 資料 2 北海道における農業農村整備の概況等について 平成 27 年 11 月 13 日 国土交通省北海道開発局

2 目次 1 北海道農業の現状 1 2 北海道の農業農村整備を取り巻く状況 8 3 農業農村整備における新たな技術の導入 15 4 農業農村整備の地域経済等への波及 17

3 1 北海道農業の現状 1 我が国の食料供給に大きな位置づけ 北海道の耕地面積は 全国の1/4を占め 東北 6 県 北陸 4 県を合わせた面積 近畿 6 府県 中国 5 県 四国 4 県 九州 7 県を合わせた面積に相当します 北海道の域内自給率は2%(H24) で 我が国の自給率 ( カロリーベース ) の約 2 割を供給する国内最大の食料供給地域となっています 北海道は 多様な農畜産物を全国に供給しています 幹線用水路側壁の傾倒 1

4 1 北海道農業の現状 2 大規模化が進み 大部分が主業農家 農家数の減少傾向が続いており 平成 22 年には4 万 4 千戸 ( 昭和 6 年の約 4%) となっています 離農跡地は 周辺の担い手が取得して経営規模を拡大してきており 平均経営規模は21.4haと昭和 6 年の約 2 倍となっています 主業農家が 戸数の7 割 経営耕地の9 割以上を占めています 北海道の農家戸数と戸当たり耕地面積の推移 主副業別農家戸数の割合 ha 万戸 25. 北海道都府県北海道の農家戸数 北海道 4 万戸 都府県 159 万戸 資料 :21 年世界農林業センサス ( 注 ) 主業農家とは 農業所得が主 ( 農家所得の 5% 以上が農業所得 ) で 1 年間に 6 日以上自営農業に従事している 65 歳未満の世帯員がいる農家をいう 主副業別の経営耕地面積の割合 北海道 94 万 ha 都府県 222 万 ha S S S5 198 S S6 199 H H7 2 H12 25 H H22 資料 : 農林業センサス ( 農林水産省 ) 注 )S6 年以降は販売農家 1 戸当たりの経営面積 資料 : 平成 23 年農業構造動態調査 農家所得の状況 ( 全農家平均 ) 万円年金等 万円農外所得 農業所得 ,72 円 / 時 564 円 / 時 9.4 北海道 (57.7 才 ) 都府県 (65.2 才 ) 資料 : 平成 21 年農業経営統計調査 ( 農林水産省 ) 注 )() 内は経営主の平均年齢 内は家族農業労働 1 時間当たり農業所得 2

5 1 北海道農業の現状 3 農業の担い手の動向 新規就農者数は 近年は概ね 6~7 人で推移しています 農業生産法人を設立し 経営の効率化 多角化等を目指す経営体が増加しています 農作業を請け負うコントラクター数も増加しており 25 年度現在で 325 組織となっています 酪農地帯で飼料生産から TMR の調製 供給までを行う TMR センターは 25 年度現在で 59 組織 TMR( 完全混合飼料 Total Mixed Rations 乳牛が必要とする栄養素 ( 粗飼料と濃厚飼料 ) がバランス良く配合されている飼料のこと 作物別の農作業受託状況をみると 牧草 にかかる作業を行っている組織が最も多く 次いで 麦類 水稲 の順になっています 新規就農者数の推移 資料 : 北海道農政部調べ 農業生産法人数の推移 ( 法人 ) 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 2,642 2,649 2,77 2,834 2,928 2,182 1,794 1,559 1,318 H2 H7 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 資料 : 北海道農政部調べ コントラクター数の推移 ( 組織数 ) H3 H8 H12 H17 H21 H22 H23 H24 H25 コントラクター数 TMRセンター組織数 資料 : 北海道農政部調べ 作物別の農作業受託状況 ( 組織数 ) 資料 : 北海道農政部調べ

6 1 北海道農業の現状 4 厳しい自然条件を克服し地域ごとに特色ある農業を展開 北海道では 長年にわたる基盤整備の取組を通じて 寒冷な気候や特殊土壌など厳しい自然条件を克服し 地域ごとに特色ある農業が展開されています < 農用地特殊土壌分布図 > 資料 : 北海道農業試験場 (1976) 広大な土地資源を活かし 寒冷な気候に適合した酪農主体の農業開発のため 大規模な農地造成 排水改良等を実施 草地型の大規模な酪農経営が展開 大規模かんがい排水事業や泥炭地開発事業等により 排水改良 水源の確保 客土などを実施し 大穀倉地帯を形成 水稲を中心に野菜や肉牛等の生産 日高では軽種馬の生産が展開 かんがい排水施設の整備 農用地造成等地域条件を活かした多様な営農展開を可能とする基盤整備を実施 施設園芸や果樹等の集約的な農業と稲作が展開 寒冷地畑作の基礎条件として排水改良を実施するとともに 畑地かんがい 区画整理 農地造成等の畑地帯の総合整備を実施 麦類 ばれいしょ 豆類 てん菜を中心とした大規模な畑作農業が展開 4

7 参考参考 道央の水田地帯の発展 北海道最大の水田地帯である石狩川流域では 戦前の北海かんがい溝 ( 現北海幹線用水路 ) の開削 戦後の大規模かんがい排水事業 篠津地域泥炭地開発などを通じて 基幹的な用排水施設が整備されるとともに 昭和 4~5 年代には ほ場整備が集中して行われ 全国有数の大規模な穀倉地帯が形成されました 長年にわたる基盤整備 ( 客土や深水かんがい用水の確保など ) により 北海道ではじめて 特 A を獲得した ゆめぴりか をはじめ 良食味米が生産されるようになりました また 水田の汎用化の進展により 野菜や畑作物の生産も盛んに行われています 石狩川水系の農地の変遷 北海かんがい溝の開削 戦後の大規模かんがい事業 篠津泥炭地開発など累次の農業基盤整備によって全国有数の大規模穀倉地帯に変貌 原野 農地市街地 原野 農地市街地 ゆめぴりか を支える 3 つの取組 1 品種改良 食味 などの観点から 1 年間にわたって 15 万株の中から選抜 2 ブランド維持 食味維持のための徹底した営農指導 3 基盤整備 耐冷性の低さを克服する深水かんがい タンパク含有率を抑える客土 根の伸長を制限 原野が徐々に市街地や農地に変化 現在は広大な農地が広がっている 客土の実施状況 ( 砂質客土材 ) 客土の概要 泥炭層からの余分な窒素吸収を抑制 < 多様な農産物の生産 > 石狩川流域の市町村では 排水改良や水田の汎用化によって 多様な野菜や畑作物が生産され 産地化されています 岩見沢市たまねぎ 長沼町大豆 全道第 4 位の収穫量のたまねぎ 全国一の収穫量の大豆 総合かんがい排水事業美唄地区 ( 北海幹線用水路の改修 ) 篠津地域泥炭地開発事業 ( 篠津運河 ) 総合かんがい排水事業大夕張地区 ( 大夕張ダム ) 篠津地域泥炭地開発事業 ( 石狩川頭首工 ) 現在の篠津運河と農地 写真 : 岩見沢市 HP 5

8 参考参考 道東の畑作地帯の発展 積雪寒冷で湿性の火山灰土壌が広く分布する道東地域においては 地温の上昇を図り 作物の生育期間を確保するとともに 冷湿害の回避のための基礎的な条件として 排水改良が必要不可欠でした このため 基幹的な排水路や支線排水路 暗渠排水等の整備が積極的に進められ 大規模畑作地帯へと変貌を遂げました また 畑地かんがいや区画整理 農地造成などの畑地帯の総合的な整備も進められ 畑作 4 品に加えて 野菜などの産地形成も図られています 十勝の土壌 基幹的な排水路の整備 排水路の整備と十勝の農業産出額の推移 排水不良土の分布 昭和 15 年 平成 13 年 農業産出額 ( 億円 ) 3 延長 (km) 十勝の農業産出額 排水路の累計整備延長 ( 右軸 ) 資料 : 帯広畜産大学 凡例排水路排水路河川河川 5 25 < 参考 > 作物の生育期間の確保と冷湿害対策に不可欠な排水改良 北海道では 積雪寒冷地という気象条件による影響を受け 農耕期が限られることから 地温の上昇により 作物の生育期間を確保することに加えて 冷湿害の回避のため早期にほ場の排水を行う必要があります てんさいの集落別収量地図 197 年 22 年 昭和 45 年 平成 14 年 S25 S35 S4 S45 S5 S55 S6 H2 H7 H12 H17 H22 資料 : 排水路整備延長は帯広開発建設部試算農業産出額は農林水産統計年報 地温は水分が多いと上昇しにくくなるため 暗渠排水の整備により 早期にほ場を乾かすとともに 畑の地温の上昇を図り 春の耕起 は種 移植作業を早め 作物の初期生育を確保することが農業生産性の向上につながります 参考 : ホクレン HP 資料 : 十勝総合振興局 十勝平野 ( 畑と防風林が織りなす十勝の田園風景 ) 豆のニオ積み ( 収穫後の豆を乾燥させる風景は十勝の秋の風物詩 ) 6

9 参考参考 道東 道北の酪農地帯の発展 道東 道北においては 広大な土地資源を活かし 寒冷な気候に適合した酪農を主体とした農業開発が進められてきました 北海道を代表する酪農地帯である根釧地域での 根釧パイロットファーム や 新酪農村建設事業 各地で実施された国営農地開発事業等により 道東 道北の広大な原野は 大規模土地利用型酪農地帯に変貌を遂げ ヨーロッパと肩を並べる大規模経営が実現されています 昭和 3 年当時の農地利用 平成 2 年頃の農地利用 新酪農村建設事業 ( 農用地開発公団 ) 農地 農地 戸当たり耕地面積 (H22) 資料 : 根釧地区 北海道は 21 世界農林業センサス参考 : 年報畜産 214 EU の数値は EU-27( 拡大前の 27 カ国 ) の数値 根釧地域の耕地面積と生乳生産の推移 根釧パイロットファーム S3~41 年 新酪農村建設事業 S48~58 年 資料 : 牛乳乳製品統計 ( 農林水産省 ) 根釧パイロットファーム 事業主体 : 北海道開発局 北海道 農地開発機械公団関係市町村 : 別海町総事業費 :22 億円総面積 :11,227ha 開墾面積 :5,433ha( 実績 ) 事業概要 : 道路 明渠排水 防風林 開墾 営農施設 共同施設乳牛の導入 新酪農村建設事業 事業主体 : 農用地開発公団関係市町村 : 根室市 別海町 中標津町総事業費 :935 億円受益面積 :73,55ha 事業概要 : 農用地造成 農業用用排水 道路 経営施設 農機具 7

10 2 北海道の農業農村整備を取り巻く状況 1 農業者の減少と担い手への集積 生産性向上 水田農業地帯を中心に農家数の更なる減少が見込まれ 後継者がいない地域では耕作放棄地の発生が懸念されています こうした中 担い手に農地を集積し 生産性の高い農業を実現することが課題となっています 北海道の水田は 昭和 4~5 年代に集中して整備され 標準区画 (3a 程度以上 ) での整備率は94% であるものの 大区画化率は18% 排水改良済は49% にとどまっており 担い手への農地集積を進める上で大区画化 汎用化が課題となっています 農家戸数の減少 水田の整備状況 上川地方における農家戸数 戸当たり面積の推移 ( 都府県との比較 ) 上川地方では 今後 農家戸数の減少から大幅な経営規模の拡大が必要 ( 今後 1 年で 1.6 倍へ ) 14.4ha 22.7ha 注 )H27 以降は H17 H22 の農家戸数の減少がそれ以降も続くと仮定して算出 S6 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 上川農家戸数 上川戸当面積 都府県戸当面積 ( 戸 ) 25, 2, 15, 1, 5, 大区画 4.4 千 ha(18%) 排水不良田 15.9 千 ha (39%) 汎用田 24.5 千 ha (61%) 区画整備済千 ha(94%) 標準区画 千 ha(76%) 未整備 ( 狭小 不整形 ) 12.4 千 ha(6%) 排水不良田 92.4 千 ha (54%) 汎用田 78.8 千 ha (46%) 資料 : 北海道開発局調べ (H24.3 時点 ) 汎用田 : 標準区画 (3a 程度以上 ) 整備済みかつ 排水良好 (4 時間排除 地下水位 7cm 以深 ) の水田 排水不良田 9.1 千 ha (73%) 排水良好田 3.3 千 ha (27%) 整備前のほ場 (3a) 大型機械による効率的な農作業が行えない 後継者がいない農地 H 町経営耕地状況 水田の整備率の推移 後継者無 (55 歳以上 ) の割合は 4% 整備後の大区画ほ場 (2.2ha) 全体 :3,119ha うち後継者無 (55 歳以上 ):1,253ha 凡例 後継者無し 資料 : 北海道開発局調べ 大型コンバインによる水稲の収穫作業 ( イメージ ) 8

11 対応 農地の大区画化と担い手への農地集積 集約化の推進 農地の大区画化 汎用化等の基盤整備を実施し 担い手への農地集積 集約化や農業の高付加価値化等を推進しています 国営農地再編整備事業 ( 上士別地区の例 ) 整備前 小区画.3~.5ha ほ場を大区画 3.4ha ほ場に ( 最大 6.8ha) ICT 農業の推進 更なる生産性の向上を図るため ほ場の大区画化とあわせて GPS ガイダンスや自動操舵等の ICT 技術を活用する取組を推進 GPS オートガイダンスシステム 整備後のほ場長辺は 北海道新幹線はやぶさ (1 両編成 ( 約 25m)) の約 2 倍の長さ 整備後 約 54m ICT 技術を活用した無人トラクター走行実験 農業の高付加価値化 + 資料 : 北海道大学野口教授提供 農地の大区画化や ICT 農業の推進等により生み出された労働力を有効に活用 東西に約 1km 高収益作物の作付け ( トマトの栽培 ) (H27 設立予定 ) 農作物の高付加価値化 加工 販売などの取組みを推進 地域で取り組んでいる加工 販売や食育活動 地域が一体となって 農業を核とした地域活性化を推進 9

12 2 北海道の農業農村整備を取り巻く状況 2 農業水利施設の老朽化の進行と機能保全 北海道農業を支えるインフラである基幹的農業水利施設は 戦後や高度経済成長期を中心に整備され 今後 耐用年数を超過する施設が増加する見込みとなっています また 積雪寒冷地特有の気象環境の影響 ( 凍害 雪庇等 ) により 耐用年数前の水利施設に経年劣化の進行が見られます このため 施設の適時適切な保全 更新により 将来にわたって農業用水の安定供給機能を確保していくことが課題となっています 気候変動による影響もあり 降雨強度の増加等に対応した排水能力の確保が必要になっています 基幹水利施設の老朽化状況 突発事故の状況 国営造成施設の突発事故の発生件数 パイプラインの破損など突発的な事故は年平均で 6 件程度発生しており 農業生産への影響が懸念される 極端な豪雨の発生 統計期間 2 年以上の全道のアメダス 観測所等 19 地点について 平成 24 年以降の 1 時間降水量 24 時間降水量の観測史上 1 位の更新は それぞれ延べ 42 回 18 回発生 1 時間降水量の更新延べ回数 42 回 24 時間降水量の更新延べ回数 18 回 1 時間降水量 24 時間降水量 凍害による用水路側壁の亀裂 資料 : 北海道開発局調べ注 ) 施設管理者から事故報告 ( 自然災害除く ) のあった件数 突発事故の発生状況 降雨量と流出量の変化 流出量の増加により 排水施設の能力が不足し 周辺農地で湛水被害が発生 雪庇の影響を受ける用水路 管水路からの漏水 単位流出量 (m 3 /s/km 2 ) 1.75m 3 /s/km 2.78m 3 /s/km 2 約 2.2 倍に増加 雨量 (mm ) 流下能力の不足により溢れた排水路 1

13 対応 基幹農業水利施設の計画的な機能保全 更新 基幹的な農業水利施設について 機能診断に基づく補修 補強対策や更新整備を実施し 農業用水の安定供給等を図ります 農業水利施設の ストックマネジメント 補修 補修 老朽化した農業水利施設の計画的な更新整備 国営かんがい排水事業( 北海地区の例 ) 整備対象区間のうち 95% 以上が耐用年数を超過し 老朽化による水路の倒壊も見られていたことから 水路の更新整備を実施 再建設 再建設 倒壊した用水路 改修後の用水路 機能診断に基づく補修 補強対策 国営施設応急対策事業 ( てしおがわ剣和地区の例 ) 用水路 ( トンネル ) で ひび割れ等がみられたことから 機能診断を行い 施設の補修 補強を実施 降雨の変化等に対応した施設整備 国営かんがい排水事業 ( 美女地区の例 ) 築造後 3 年以上経過し 近年では 降雨の変化等によって排水路の流下能力が不足していることから 水路を改修 トンネル天端縦断ひび割れ状況老朽化した用水路 ( トンネル ) 機能診断の状況 排水路から溢れて農地が湛水 改修後の排水路改築後の頭首工 11

14 2 北海道の農業農村整備を取り巻く状況 3 畑作 酪農地域の課題と農業生産基盤整備 畑作 酪農は 北海道農業の基幹部門であり 北海道の農地面積 (115 万 ha) の 8 割 (93 万 ha) は畑が占めています 北海道の畑については 約 4% が排水不良となっており 大型機械による効率的な作業を行う上での支障となっています 畑作 酪農は 大規模化が図られ ヨーロッパ水準の経営規模となったものの 引き続き 経営体の体質強化や地域の営農戦略に基づいた収益性の高い農業の実現などが求められています 畑の整備状況 畑作の規模拡大状況 酪農家戸数と乳用牛飼養頭数 畑地かんがい施設整備済み面積 千 ha(21%) 排水不良畑 63.6 千 ha (32%) 畑地かんがい施設未整備面積 千 ha(79%) 排水不良畑 35.6 千 ha (42%) 929 千 ha (1%) 369 千 ha (4%) , 畑作地帯 ( 十勝 ) 注 )H27 以降は H17 H22 の農家戸数の減少がそれ以降も続くと仮定して算出 6, ( 戸 ) 12, 1, 8, 6, 横ばいで推移 排水良好畑 134. 千 ha (68%) 排水良好畑 426. 千 ha (58%) 56 千 ha (6%) , 2, 資料 : 北海道開発局調べ (H24.3 時点 ) 排水不良等による農業被害額 平成 21 年 平成 22 年 被害額等 排水不良ほ場では作業が困難 備考 約 6 億円 7~8 月の冷湿害 約 5 億円 6~8 月の高温多雨 資料 : 北海道農政部 平成 21 年冷湿害等による農業被害調査結果について 平成 22 年の高温多雨等による農作物への影響等調査結果について 穂発芽による品質の悪化 ( ほ場の排水不良により収穫作業が遅延し 穂発芽した小麦 ). S6 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 帯広市では 播種から開花期などに相当する 5 月 ~ 7 月に連続して干天が発生する頻度が増えている 年 気象の動向 度 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 連続干天 15 日以上発生回数 (5 月 ~7 月 ) 2 回 1 回 1 回 1 回 1 回 1 回 回 1 回 1 回 3 回 1 回 3 回 てんさい ばれいしょ 豆 類 5 月 6 月 7 月 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 17 日 十勝農家戸数 15 日以上続いた連続干天の発生状況 23 日 18 日 27 日 19 日 19 日 15 日 21 日 21 日 19 日 29 日 41 日 23 日 18 日 かんがいを重点的に必要とする時期 注 ) 連続干天日数 15 日以上は ほ場の土壌水分がかなり不足している状態を示しており かん水の 1 つの目安 27 日 かんがいを重点的に必要とする時期 かんがいを重点的に必要とする時期 十勝戸当面積 資料 :H22 までは農林水産省大臣官房統計部 農林業センサス 17 日 15 日以上の連続干天気象庁 HP 気象データ ( 帯広観測所 ) より 17 日 資料 : 北海道農政部調べ 経営状況の比較 酪農経営は 戸当たり所得は高いものの 水田作や畑作と比較して 時間当たり所得は低い状況 資料 : 営農類型別経営統計注 : 自営農業労働 1 時間当たり農業所得 = 1 経営体当たり農業所得 自営農業労働時間 12

15 対応 大規模畑作を支え 高付加価値化を実現する農業生産基盤整備 地域の営農戦略に即した排水改良や畑地かんがい等を推進し 畑作農業の生産性の一層の向上 6 次産業化による付加価値の向上や輸出の促進などを通じた収益性の高い農業経営の実現を目指します 排水整備により長いもの生産を拡大 海外に輸出 ( 帯広市 ) 高収益作物 ( 長いも ) の導入を考慮した基幹排水路や暗渠排水の整備などにより 畑作物の単収の増加や高収益作物の導入を実現 特に 長いも は 平成 11 年度から輸出を開始し ブランド品として確立 新たな輪作体系の確立と 6 次産業化等の展開 ( 中札内村 ) 畑地かんがい用水確保 排水施設の整備により えだまめの作付面積の拡大や大型機械による適期収穫が出来るようになり 畑作 4 品に次ぐ第 5 の作物としてえだまめの栽培が定着し 5 年輪作を実施 えだまめへのかん水状況 基盤整備によって大型のハーベスターによる収穫 えだまめ は国内のみならず 海外でも高評価 地域で生産 加工 販売を一貫して行い 瞬間冷凍した製品を海外に輸出 平成 26 年度売上高は 21 億円となり 加工場などの雇用 ( 平成 26 年度で16 人 ) に繋がっている 農地再編整備を契機とした営農支援組織の確立 ( 津別町 ) 農地再編整備を契機に営農支援組織を確立し 経営規模の拡大 安全 安心な農産物の生産や高付加価値化等に向け営農を支援 津別町農業総合サポート事業 ( コントラクター ) の活用 高付加価値化等攻めの農業を展開 畑地かんがいによる新たな産地の確立 ( 湧別町 ) 畑地かんがいにより 玉ねぎの生産の安定化 品質の向上が図られ 産地として確立 たまねぎの生産量の増加に伴い 集出荷施設における雇用が増えるなど波及効果が発現 たまねぎ単収の変化と雨量の状況 リールマシンによる散水 小麦収穫 ばれいしょ収穫 てんさい収穫 玉ねぎの減農薬 減化学肥料栽培の取組みを推進特別栽培農産物の加工食品製造 販売の取組 集出荷施設での選別作業 13

16 対応 土地利用型酪農の持続的な発展のための農業生産基盤整備 環境保全型かんがい排水事業等の推進により 自然環境と調和した生産性の高い農業の実現を目指します 国営環境保全型かんがい排水事業 家畜ふん尿を肥料として有効活用することで牧草の収量向上を図り 自然環境と調和した生産性の高い飼料基盤を整備 高級アイスクリームに北海道産牛乳を使用 ( はまなか地区の事例 ) 排水調整池 排水路 土砂緩止林 遊水池 浜中町では 国営環境保全型かんがい排水事業の実施により 資源循環型酪農が展開され 徹底した土壌分析や生乳分析などと相まって 高品質な生乳が生産されています 脂肪分 4.% 以上の高品質牛乳や高級アイスクリームの原料として高い評価を受け 収益性の高い酪農経営が展開されています スラリー散布 家畜ふん尿を効率的に牧草畑へ還元 ( 肥料の節減 牧草の収量向上等 ) TMR センターとの連携による飼料生産体制の確立 ( 東宗谷地区の取組 ) 現状では 牧草収穫時期に恒常的な過重労働が発生し 酪農経営を圧迫 大区画化と併せて TMR センターを設立し TMR センターが大型機械による一貫した飼料生産 酪農家は 乳牛の飼養管理に集中できることで 品質 生産性を向上させ 効率的で収益性の高い酪農経営を目指す 用水路 技術管理 配水調整池 写真 :JA 浜中町 HP 消費者へ安全 安心な牛乳 乳製品を提供するため 土壌分析 飼料分析 生乳分析を行い指導 改善 農地の機能回復 ( 国営総合農地防災事業 ) 泥炭土壌に起因した地盤沈下のため 農地の不陸や排水路の流下能力不足が生じている 自然環境との調和を図りつつ 農地や排水路の機能を回復 < サロベツ地区における湿原と農地の共生 > 〇緩衝帯の設置 農地地下水位を低く保つ 相反する 湿原地下水位を高く保つ 緩衝帯新設排水路農地 湿原境界の排水路 大型機械による効率的な作業 農地の大区画化 (2.5ha 7ha) 緩衝帯農地と湿原がそれぞれ必要としている地下水位環境に配慮した排水路整備 農用地新設排水路 緩 衝 境界の排水路湿原 ( 埋め戻し ) 既設排水路 ( 掘削土で埋め戻し ) 新設の排水路設置に当たり 湿原と隣接する農地に緩衝帯を設置し 湿原と農地の共生を図る 農用地 農地の地下水位は低く 帯 緩衝帯 25m 湿原湿原の地下水位は高く 14

17 3 農業農村整備における新たな技術の導入 1 地下水位制御システム ( 地下かんがい ) の活用 ほ場の大区画化とあわせて 地下水位制御システムを導入することにより 水管理の大幅な省力化と生産性の向上を実現します 給水栓 用水 地下水位制御システム ( 集中管理孔 ) 集中管理孔 分水栓 ( 地下からの給水 ) 暗渠 ( 吸水渠 ) 分水栓 ( 地表からの給水 ) 連絡管 ( 上流 ) 疎水材 ( カラマツチッフ ) 作土層 地下水位 連絡管 ( 下流 ) 資料 : 北海道農政部集中管理孔を利用した地下かんがいの手引き (H2.3) 水位調整水甲 水稲直播の拡大に向けた取組 ( 妹背牛地区事例 ) 排水路 水田の畑利用に貢献 地下かんがいにより 畑作物の収量が増加 [ 小麦 ] (kg/1a) [ 小豆 ] (kg/1a) 実施前実施後実施前実施後資料 : 北海道開発局調べ実施後単収は 平成 26 年中樹林地区 ( 南幌町 ) の農家聞き取り 水稲の直播栽培の拡大 北海道では 将来を見据えた更なる省力化 低コスト化に向けて 近年 水稲の直播栽培の取組が拡大している 資料 : 北海道調べ ほ場の大区画と地下かんがいシステムの整備 国営農地再編整備事業により 大区画化 ( 標準 2.2ha) 地下かんがいシステムを整備 作業時間 ( ほ場作業 ) の比較 (%) 妹背牛町における直播作付面積 戸数の推移 地下かんがいにより直播した種子が流されず 稲の生長に合わせた細かな水位調整が可能 乾田直播栽培 ( 播種 ) 状況 妹背牛地区着工 (H2) GPS を活用した営農作業 大区画ほ場において乾田直播に不可欠なほ場の均平作業が高い精度で可能 直播栽培に向く良食味品種 ほしまる 写真 : ホクレン HP 資料 : 北海道開発局調べ注 1) 作業時間はほ場作業のみの時間であり 育苗や乾燥などの作業は含んでいない 注 2) 未整備 移植 ほ場を 1% としたときの作業時間節減率 資料 : 北海道開発局調べ 15

18 3 農業農村整備における新たな技術の導入 2ICT ICT の活用 大区画化とあわせて GPSガイダンス等の新技術を導入することにより 更なる省力化 低コスト化を実現 大区画ほ場を利用して 無人ロボットコンバインなどの実証試験も行われるなど 大区画化がICTによる農業技術の革新を促し それによって大区画化のメリットをさらに引き出すという相乗効果が発揮されています GPS ガイダンス 自動操舵システムの活用 GPS ガイダンスシステムの導入効果 1 作業の重複が少なく機械作業のロス減少 2 資材 肥料 農薬の低減 3 精度が高い安全な夜間作業可能が実現 4 身体的な疲労が軽減される 国営農地再編整備事業妹背牛地区の活用事例 事業を契機に役場屋上に GPS 基地局 ( アンテナ ) を設置 GPS 基地局からの補正信号を発信することで トラクターの位置情報の誤差が 2 cm程度に大幅に向上 精度の高い営農作業が町内全域で可能 無人ロホ ットコンハ インの実証 GPS ガイダンスシステムを利用した実証試験結果 資料 : 北海道開発局調べ 役場屋上に設置された GPS 基地局 GPS ガイダンス等の出荷台数の推移 GPS ガイダンス H2 H21 H22 H23 H24 H25 RTK- GPS を活用した農作業イメージ GPS ガイダンスや自動操舵装置の 9 割は 北海道で利用されており 積極的に ICT を活用 ( 台 ) ( 台 ) 自動操舵装置 H2 H21 H22 H23 H24 H25 全国うち北海道全国うち北海道資料 : 北海道農政部調べ 台数は 国内 5 社からの聞き取りによる 16

19 4 農業農村整備の地域経済等への波及 南幌町南幌町 南幌町では 国営農地再編整備事業の実施を契機として 法人化が進められ クリーン農業による生産物の付加価値の向上 野菜類を導入した複合経営や6 次産業化が展開されています 1 生産物の付加価値を高める なんぽろピュアライス 農薬の使用量を最小限に抑えて育てたクリーン米の栽培 2 土地利用型農業と集約型農業の組合せ 水稲や畑作物に加え キャベツ (H24 全道 6 位 ) ねぎ (H24 全道 4 位 ) など野菜類の複合経営を展開 (ha) H12( 整備前 ) 主な野菜の作付 3 川下にある食品産業の分野に多角化 地区内農業生産法人は 南幌町明るい農村ネットワーク を構成し そのネットワークを活かして生産 販売を行っている (H16 環境保全型農業推進コンクール農水大臣賞受賞 ) 写真 :JA なんぽろ HP (ha) H21( 整備後 ) 主な野菜の作付 資料 : 農業生産法人 NOAH 提供 明るい農村ネットワーク で販売しているスープ 資料 : 南幌町農業振興計画 (H23) 担い手 後継者の確保 農業関連産業の雇用の確保につながり 地域の発展に寄与しています 農業生産法人の位置づけ 新規就農者の確保 女性の活躍 加工施設での雇用の確保 農業生産法人は 南幌町耕地面積の約 3 割をカバー 法人数構成戸数経営面積 町耕地面積 ( 戸 ) (ha) に占める割合 H % H % H % H % H ,221 22% H ,39 25% H ,484 27% H ,442 26% H ,442 26% 資料 : 南幌町農業振興計画 (H23) 年平均 8 人の新規就農者がいる ( 人 ) 新規就農者の推移 ( 南幌町 ) 南幌町の新規就農者の推移 新規学卒者 U ターン新規参入者 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H 資料 : 南幌町農業振興計画 (H23) JA なんぽろ女性部は 地域で生産された農産物の販売のほか 加工食品等の製造 販売している 直売所を運営する南幌みどり会写真 :JA なんぽろ HP キャベツキムチ販売量 地域の加工施設 ( キャベツキムチの製造 ) 加工センターの雇用額 新製品の開発 ( キャベツを練り込んだなんぽろ冷麺 ) 写真 : 南幌町商工会 HP 17

20 < 参考 > 農林水産業はまちづくりの基幹産業 北海道の農村地域は 都府県と比べ 農業に直接 間接に関わる人が多く 農業が地域経済の基幹となっています 農村地域の就業構造の比較北海道 A 町 ( 総就業者数 :9,436 人 ) 北海道 B 町 (4,18 人 ) 栃木県 C 町 (16,333 人 ) 富山県 D 町 (6,494 人 ) 第 1 次産業就業者 2,326 人 (25%) 第 1 次産業就業者 2,42 人 (51%) 第 1 次産業就業者 1,462 人 (9%) 第 1 次産業就業者 382 人 (6%) 栃木県 富山県は 町村の1 2 3 次産業就業者比率の平均に近い町を選択したもの 資料 : 国勢調査 ( 平成 22 年 ) より A 町の総就業者数 9,477 人 B 町の総就業者数 4,28 人 製造業 478 人 (54%) 卸売 小売業 4 人 (3%) サービ業 公務 239 人 (16%) 食品工業 ( 砂糖 冷凍品 缶詰 肉製品 ) 農業機械 農業用機械販売 肥飼料販売 燃料販売 コープ 役場 JA 試験場 運輸業 43 人 (8%) 農業従事者 2,398 人 直接的な農業関係従事者 4,95 人 <43%> 建設業 15 人 (2%) 製造業 25 人 (8%) 卸売 小売業 168 人 (6%) サービ業 公務 25 人 (46%) ( 注 1) 総就業者数は 国勢調査 ( 平成 17 年 ) より ( 注 2)A 町 ( ) 内は 各産業分野の農業関連の占める割合で北海道調べ B 町 ( ) 内は 各産業分野の農水産関連の占める割合で B 町調べ 乳業 ( 株 ) 農業機械 水産 ( 株 ) 燃料販売 電気商会 小売商会 農業用機械販売 コープ 農業支援業 32 人 JA 漁協 役場 農業共済組合支所 農業機械整備工場 船舶整備工場 農業従事者 695 人 漁業従事者 1,536 人 ヘルハ ー組合 研修牧場 運輸業 49 人 (8%) 建設業 53 人 (2%) 直接的な農水産業関係従事者 2,988 人 <7%> 18

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