地すべり176号
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- ゆみか つつの
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3 プロットしたものである この結果からは 第三紀層が 4 3 動的解析による大規模地すべり 崩壊危険度の 検証 最も多いことはわかるが 第三紀層の中でも あるいは 他の地質であっても加速度や傾斜との間に何の相関も見 前節で抽出された危険箇所 とくに危険度ランクAと られなかった つまり このデータからは地質条件に応 ランクBが新潟県中越地震の規模に対してどのような形 じて あるいは地質条件を加味して大規模地すべり 崩 態で崩壊するのか あるいは現状からどの程度安定度を 壊の危険度を分類することは無理である 低下させるのかを検証するために 代表的な3箇所で動 4 群馬県下への適用 的解析 二次元 を行った 対象箇所は 比較的地質構 図 3のランクに基づき群馬県下の大規模地すべり 造や土質データが豊富な譲原地区 四万地区 少林山地 崩壊の危険度を評価した ベースとなる大規模地すべ り 崩壊の検討単元 ブロック は 防災科学技術研 区とした 従来の動的弾塑性FEM解析は 残留変形量の予測に 究所が公開している地すべり地形データベースに加えて 主眼が置かれていたが ここでは崩壊するか否かに着目 群馬県県土整備局 農業局 環境森林局および林野庁営 し すべり層付近の地盤をひずみ軟化が生じる材料と仮 林局所管の地すべり危険箇所とし 総数で4 4 5ブロック 定し解析を行った ひずみ軟化モデルは弾完全塑性モデ となった 各ランクの総数はランクAが6 箇所 ランク ルを拡張した簡易モデル すなわち若井他 5 によ Bが 3 箇所 ランクCが 4 3箇所 ランクDが5 3箇所 る簡易ひずみ軟化モデルを用いた また解析に用いた入 となった これらのブロック別評価結果を図示したのが 力地震波形は 新潟県中越地震のK Net小千谷観測波 地震時の大規模地すべり 崩壊危険箇所分布図であり 形のEW成分を採用した その一部を図 5に示す 解析結果は ランクBとされた譲原地区が地震発生3 秒後から大きな変位速度が生じ 地震動がおさまった後 もさらに変位を続け崩壊に至った 図 6には5 秒後の 残留変形性状を示す また同じくランクBの四万地区も 崩壊したが ランクDと判定された少林山地区は3秒後 に大きな変位速度が生じたものの地震動が収まると同時 に変位運動は終息した 以上の結果から 危険度ランク AとランクBは 新潟県中越地震規模では大規模地すべ り 崩壊を発生させる可能性が高いと言えよう また 危険度ランクCは検証していないものの 危険度ランク Dが崩壊しなかったことから 危険度ランク区分はほぼ 妥当であると考えられる 4 4 大規模地すべり 崩壊の土砂到達範囲の想定 図 4 地質区分別の加速度 傾斜関係図 大規模地すべり 崩壊による土砂到達範囲は以下の手 順で想定した 移動土塊の体積の推算 5 mdemを用いて移動土塊の体積を以下の式より推 算した 体積 面積 層厚 3 また層厚は 地すべり対策事業の手引き 全国地す べりがけ崩れ対策協議会編 を参考に地すべり幅の を用いた 図 5 ランク別の危険箇所分布図 365 (2007) 等価摩擦係数 見通し角TAN の算出 図 6 地震発生5 秒後の残留変形性状 譲原地区
4 複数の要因間の重みを評価した危険度分類手法として神 奈川県による手法が 地震による地盤災害に関するゾー ニングマニュアル 地盤工学会 8 に紹介されて いる また国土交通省国土技術政策総合研究所 以下 国総研 からは 数値地形情報 DEM を用いた危険 度判定の手法 が提案されている さらにこの手法を 4年中越地震へ適用した事例が 平成 年度国土交通 省国土技術研究会 において発表されている 以上を踏 まえ 神奈川県による手法 と 国総研による手法 の 双方について適用性の良否を比較検討した 図 到達点の設定 縦断図表示 5 各手法の概要 神奈川県による手法は 4年伊豆半島沖地震 8 年伊豆大島近海地震 8 4年長野県西部地震の3つの大 地震で引き起こされた斜面崩壊の事例より導きだされた ものである この手法では 5 m 5 mのメッシュ毎 に斜面崩壊に影響を与える次のつの要因 地表最大加 速度 斜面の水平長 起伏量 地盤のかたさ 断層の長 さ 人工斜面の長さ 斜面の断面形を用いており 危険 度の分類は メッシュごとにウェイトの合計点 W を 求め ランク別に想定される崩壊数に応じた危険度ラン ク区分を適用している 国総研による手法は 5年兵庫県南部地震における 崩壊事例をもとにした多変量解析により導きだされたも のである この手法では地震時に斜面崩壊危険度を判定 する説明変数として 斜面勾配 平均曲率 地表面最大 加速度 を用いて 次の判別関数式 論文では 基礎式 図 8 到達点の設定 平面図表示 と記述されている により危険性を判断した ここでF は判別得点で 値が大きいほど斜面崩壊の危険度が高い 過去の大規模崩壊の崩壊土砂量と等価摩擦係数の関係 ことを示す また基礎式は 年鹿児島県北西部地震 8 および 年神津島地震においても汎用性が確認された 図 を参考に で算出した体積に対応する等価摩擦係 数を算出した 算出に用いる値は 誤差を勘案して の F 5I 8 c 5 6a 3 基礎式 べき乗ごとの代表値を適用した F 判別得点 I 勾配 c 平均曲率 a 地表面最大加速度gal cm s 崩壊土砂の到達点の設定 移動土塊の頭部を起点として見通し角上の延長線と現 さらに国総研では 新潟県中越地震における崩壊事例 地形との交点をDEM 地形図を用いて特定し これを をもとに同様の判別関数式を検討した結果 次式が得ら 到達点とした 図 図 8参照 れ 以下 中越式 と呼ぶ 前式との比較から相対的 な危険度評価に利用できることを示した 5 表層崩壊の危険度評価手法と結果 F I 3 5c 8a 3 中越式 既往事例を参考に 地震時に群発的に発生する表層崩 壊 山腹崩壊 の危険度評価を行った 地震時の表層崩 壊に対する危険度分類の方法は 有限要素法などを用 いて三次元動的振動解析を基本とする方法と 既往地 5 新潟県中越地震における有効性の比較検討 前記手法の有効性を比較検討するため 加速度や崩 壊に関する情報が多く残っている 4年新潟中越地震被 災地で検証を行った 検証範囲は 新潟中越地震で崩壊 震時の崩壊実績から地形 地質等と崩壊地分布の関係に が多発した旧山古志村の芋川流域を中心とした km 基づく統計的手法のつに大別される km km とした の手法は 物理的な解析手法に準拠するため 地震 解析結果のうち判別得点と崩壊発生率の関係は 図 による被災事例がない地域や 異なる特徴をもつ地震動 に示すように両手法とも崩壊発生率の上昇にともない 波形による斜面の危険度評価に用いることが出来る利点 判別得点の増大が概ね確認され いずれも地震による斜 があるが 十分な地下情報を得られないことが多いなど 面崩壊発生の相対的な危険度を評価しうることが明らか 課題もある 一方 の手法は GIS技術の進歩により実 用性は高いと考えられており 過去の調査研究成果では 8 となった また的中 空振り状況は 国総研による手 法 には対象地域の平均的な加速度である galを適 366 (2007)
5 図 判別得点と崩壊発生率の関係図 西三河山地における地形的滑動力指数の検討例 降雨による崩壊に対する危険度区分 群馬県下の地震時表層崩壊危険度分布図の一例 用した結果 神奈川県による手法 にくらべ良好な値 を示した さらに 国総研による手法 のうち 基礎 式 と 中越式 には顕著な差は認められなかった 以上の結果 群馬県内における表層崩壊危険度検討手 法は 国総研による手法 の中でも兵庫県南部地震のほ か 鹿児島県北西部地震 神津島地震など複数の地震に おいて汎用性が確認された実績がある 基礎式 を適用 することとした この 基礎式 を用いて全県下の5 m メッシュで計算した危険度分類図の一部を に示す 6 地震後の豪雨による土石流危険渓流の抽出 3 地震後の豪雨時に崩壊発生危険度の評価図 土石流の大部分が崩壊に起因して発生することが知ら れている この点を踏まえ地震後の豪雨による土石流 演算結果より 県内の地形的滑動力指数は概ね 3 危険渓流の評価は 5章の地震時表層崩壊の危険度評価 の範囲に分布することから この範囲を群発する表層崩 に降雨時の危険度評価を加えたものとし 流域内に両者 壊の危険度と同様に4等分 して降雨による相 を合わせた崩壊危険メッシュがあれば土石流発生の可能 対的な危険度分類とした 性が高い渓流とした 地震後の豪雨による土石流危険渓流は 3のよう 降雨による崩壊は 雨水の集中地形と急勾配地形条件 に地震時の表層崩壊の危険度と降雨による危険度の合計 のもとで発生しやすい そのため 降雨による危険度分 点が高いメッシュが崩壊の危険性が高いと解釈し 流域 類には 傾斜と集水面積をもとに崩壊の危険度を表した 内に危険度が高いメッシュが含まれる渓流を 土石流発 3 指標である 地形的滑動力示数 F値 を適用した 図 生危険渓流とした 参照 土砂災害ハザードマップの作成と孤立集落の抽出 F値 A W 3 tan A W 川幅あたりの集水面積 傾斜 367 (2007) 土砂災害ハザードマップは 種類作成した まず
6 4 地震時の土砂災害ハザードマップ事例 5 地震後の豪雨時土砂災害ハザードマップ事例 地震時の土砂災害ハザードマップは 4章の大規模地す へ延ばした範囲までを湛水域とした 湛水域設定の対象 べり 崩壊の危険度評価結果と5章の表層崩壊の危険度 は 危険度ランクA ランクBと過去に地震による崩壊 評価結果を合わせたものであり 4に一例を示すよ で天然ダムが生じた実績の多い崩壊土砂量 6m3以上の うなものとなった ついで 地震後の豪雨による土砂災 大規模なブロックを目安として抽出した 害ハザードマップは 6章の地震後の豪雨による土石流 ついで孤立集落の抽出を行った 孤立状態とは 内閣 危険渓流の表示に加えて 以下に述べる大規模地すべ 府におけるアンケート調査を参考に 道路交通による外 り 崩壊の湛水域と孤立集落を図示したものである 図 部からのアクセス 四輪自動車で通行可能な一般道幅約 5参照 3m以上を目安 が困難となり 住民生活が長期間困難 大規模地すべり 崩壊の湛水域の設定は 堰き止め土 4 もしくは不可能となる状態を想定した 具体的には 集 量 ここでは崩壊土砂量を適用 と堰き止め高の関係図 落へのすべてのアクセス道路が大規模地すべり 崩壊危 より堰き止め高を推算し 堰き止め高を水平に上流方向 険箇所とその到達想定範囲 湛水域 降雨後の土石流の 3 368 (2007)
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第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布
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6 第 731 号 防 災 平 成 22 年 5 月 1 日 2 被災の状況 かり 被災延長は約60mで 崩壊予想面積は約900 平成19年 2 月17日 土 早朝 6 時に この国道108 法面の滑動も確認されたため 同日16時から緊急車 号 大崎市鳴子温泉字大畑地内で 崖崩れが発生し 両 路線バスを除き 全面通行止めを実施したもの ました です 崩れた土砂は約10 で少なかったこともあり 同 法面の観測以降
More information平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 )
平成 29 年 7 月 2 日滝川タイムライン検討会気象台資料 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 ) の改善と危険度分布の提供 表面雨量指数の概要 大雨警報 ( 浸水害 ) 大雨注意報の基準と危険度分布の表示 表面雨量指数導入による大雨警報 ( 浸水害 ) の改善効果 精緻化した流域雨量指数の活用による洪水警報の改善と危険度分布の提供 流域雨量指数の概要とその精緻化
More information国土技術政策総合研究所 研究資料
. 地震時の急傾斜地崩壊危険箇所危険度評価.. 評価を行う上での基本事項本マニュアルは 急傾斜地崩壊危険箇所における斜面の勾配 平均曲率の地形要素と 想定される地震加速度のデータを用いて 地震時の斜面崩壊危険度を評価する場合に適用する なお 判定方法は 0mメッシュレベルの地形データを用いるため 対象とする斜面は縦断および横断方向に 0m 以上 ( 水平 ) の大きさを有する箇所とする.. 危険度評価作業のフロー危険度評価作業のフローは
More information<4D F736F F F696E74202D208E518D6C8E9197BF325F94F093EF8AA98D CC94AD97DF82CC94BB92668AEE8F8082C98AD682B782E992B28DB88C8B89CA2E B8CDD8AB B83685D>
参考資料 2 避難勧告等の発令の判断基準 に関する調査結果 1 Ⅰ. 避難勧告等の発令の判断基準の実態 Ⅰ-1 調査対象の災害 Ⅰ-2 水害の場合の判断情報 Ⅰ-3 土砂災害の場合の判断情報 Ⅱ. 水害の事例 Ⅱ-1 対象地区 判断水位等を明確に示す Ⅱ-2 過去の判断目安を示して判断基準を明示 Ⅱ-3 観測地点の水位ごとに避難勧告等の指示内容 対象地区を明示 Ⅱ-4 対象地区を図示し 判断内容をフローで示す
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自然斜面崩壊に及ぼす樹木根系の抑止効果と降雨時の危険度評価に関する研究 京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻特定教授杉山友康 1. はじめに 鉄道や道路などの交通インフラ設備の土工施設は これまでの防災対策工事の進捗で降雨に対する耐性が向上しつつある一方で 近年の短時間豪雨の頻度の増加などもあり 路線近傍の自然斜面崩壊やこれを原因とする土砂流入などによる被害割合が増加傾向にある こうした被害を少しでも減少させるためには危険個所の抽出と箇所ごとの特性に合った対策が求められる
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第 2 編地震による自然現象の予測 1 調査の条件 1.1 想定地震 1.1.1 想定地震の設定方針本調査は 沖縄県の陸地部および周辺海域で想定される大規模地震により予想される物的 人的被害の状況を総合的に把握し 災害対策の基礎資料とするものであり 解析のための想定地震は 以下の点を考慮して設定した 過去の調査と整合を保つため 過去の調査 ( 平成 21 年度沖縄県地震被害想定調査 平成 23 24
More information国土技術政策総合研究所 研究資料
参考資料 崩壊の恐れのある土層厚の空間分布を考慮したがけ崩れ対策に関する検討 参考資料 崩壊の恐れのある土層厚の空間分布を考慮したがけ崩れ対策に関する検討 ここでは 5 章で示した方法により急傾斜地における崩壊する恐れがある層厚の面的分布が明らかとなった場合のがけ崩れ対策手法について検討する 崩壊する恐れがある層厚の面的な分布は 1 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律( 以下
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177 箇所名 那珂市 -1 都道府県茨城県 市区町村那珂市 地区 瓜連, 鹿島 1/6 発生面積 中 地形分類自然堤防 氾濫平野 液状化発生履歴 なし 土地改変履歴 大正 4 年測量の地形図では 那珂川右岸の支流が直線化された以外は ほぼ現在の地形となっている 被害概要 瓜連では気象庁震度 6 強を記録し 地震動が強い マンホールの浮上または周辺地盤の沈下 液状化によるものかどうかは明瞭でないが
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内閣府沖縄総合事務局 記者発表資料発表後の取扱自由 平成 24 年 10 月 31 日開発建設部河川課 中頭東部地区地すべり対策の提言について 中頭東部地区 ( 北中城村 中城村 西原町 ) においては 地すべり危険箇所斜面の上下部に資産が集積しており 大規模な地すべり災害が同時多発的に発生した場合 甚大な被害が生じる恐れが指摘されています 当該地区では過去にも地すべり災害が発生していることから 沖縄総合事務局と沖縄県では中頭東部地区の島尻層群泥岩地すべりに関する調査や機構解析
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近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流が発生する恐れがあります 奈良県十津川流域内及び和歌山県日置川流域に形成された河道閉塞について 上流の湛水が越流することによって
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Vol. 97 1. 2009 SABO vol.97 Jan.2009 1 2 SABO vol.97 Jan.2009 SABO vol.97 Jan.2009 3 4 SABO vol.97 Jan.2009 SABO vol.97 Jan.2009 5 SABO vol.97 Jan.2009 6 SABO vol.97 Jan.2009 7 8 SABO vol.97 Jan.2009
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国土交通省近畿地方整備局 Kinki Regional Development Bureau Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 近畿地方整備局 資料配布 配布日時 平成 29 年 12 月 22 日 14 時 00 分 件 名 科的根拠に基づいた通行規制基準の検討について ~ 事前通行規制区間の災害捕捉率向上に向けた取り組み
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資料 -1-2 液状化危険度 土砂災害危険度土砂災害危険度の評価評価手法 1 液状化危険度の評価... 3 1.1 液状化危険度の評価手法... 3 1.1.1 内閣府の手法との比較... 3 1.1.2 PL 値と地表加速度の関係の設定... 5 1.1.3 前回調査の手法との相違 ( 評価対象の基準 )... 6 1.1.4 液状化危険度の評価結果... 6 1.2 液状化に伴う地盤の沈下量...
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研究報告 新潟県中越地震による信濃川の河川堤防被害調査について 折敷秀雄 調査第一部 河川流域管理室長 防のうち 今回 再度被災した区間があったこと S39年新潟地震で被災して原型復旧し その後に緩 傾斜堤防とした区間が今回無被災であったこと 本稿では 上記被災堤防について調査 研究した以下 研究の背景と目的 の事項について記述している 本復旧工法の提案に関する事項 平成16年10月23日 日 17時56分頃
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< 参考資料 1> 想定最大規模降雨に関する地域区分について 我が国は 東西南北に広い上 脊梁山脈など地形特性もあり 例えば日本海側 太平洋側等といった地域ごとに気温や降雨などの気象の状況は異なる このため これまで観測された降雨データを用いて想定最大規模降雨を設定するにあたり 降雨の特性の類似する地域に区分することとする 気象現象に関する地域区分については 例えば地域別比流量図 ( クリーガー曲線
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第3回 門島地すべり対策検討委員会 本文資料 第3回 門島地すべり対策検討委員会資料 (平成 25 年 7 月 16 日) 1 地すべり観測結果 静岡県雨量計 川竹 かわたけ 下記に 現時点での観測結果について整理する 1.1 門島 かどしま 雨量 2013/3/21 に住民より変状発生の通報があり 崩壊発生の誘因としては 3/13 3/14 の 64mm の降 雨 及び 3/18 の 93mm の降雨が想定される
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液状化発生予測の検討結果に関する資料 ( 建設部 ) 1. 検討概要 (1) 液状化発生予測の検討作業フローデ収集整理ータ地盤モデル作成液状化危険度の検討微地形区分 PDC による地盤データの補完 工学的基盤の地震波形 ( 内閣府より入手 ) 地表の地震動 ( 応答計算 ) (2) 想定地震本検討で用いる想定地震を以下に示す ボーリングデータ ( 地質 土質区分 地下水位 ) 3 次元地盤モデル作成
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9 箇所名 江戸川区 -1 都道府県 東京都 市区町村 江戸川区 地区 清新町, 臨海町 1/6 発生面積 中 地形分類盛土地 液状化発生履歴 近傍では1855 安政江戸地震 1894 東京湾北部地震 1923 大正関東地震の際に履歴あり 土地改変履歴 国道 367 号より北側は昭和 46~5 年 南側は昭和 51~6 年の埋立 被害概要 住宅の傾斜 沈下 道路の亀裂 噴砂の状況 多い 地盤の変形量
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第 7 章砂防 第 1 節 砂防の概要 秋田県は 北に白神山地の二ツ森や藤里駒ヶ岳 東に奥羽山脈の八幡平や秋田駒ヶ岳 南に鳥海山など 1,000~2,000m 級の山々に三方を囲まれています これらを水源とする米代川 雄物川 子吉川などの上流域は 荒廃地が多く 土砂の発生源となっています また 本県の地質は 大部分が第三紀の堆積岩と第四紀の火山噴出物からなり 一部には花崗岩地帯もあるなど 非常にもろく崩れやすい地質となっています
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平成 29 年 9 月 1 日 観測記録に基づく免震住宅の地震応答解析 - 216 年熊本地震 - 1. はじめに 216 年 4 月 16 日 1 時 25 分に発生した熊本地震は マグニチュード 7.3 最大震度 7 と発表されています 防災科学技術研究所では 強震観測網 (K-NET KiK-net) により観測されたデータを公開データしています この観測地震動を用いて 免震住宅の地震応答解析を実施しました
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第 7 章砂防第 1 節砂防の概要 秋田県は 北に白神山地の二ツ森や藤里駒ケ岳 東に奥羽山脈の八幡平や秋田駒ヶ岳 南に鳥海山など 1,000~2,000m 級の山々に三方を囲まれています これらを水源とする米代川 雄物川 子吉川などの上流域は 荒廃地が多く 土砂の発生源となっています また 本県の地質は 大部分が第三紀の堆積岩と第四紀の火山噴出物からなり 一部には花崗岩地帯もあるなど 非常にもろく崩れやすい地質となっています
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ISSN 0386-5878 土木研究所資料第 4115 号 土木研究所資料 深層崩壊の発生の恐れのある渓流抽出マニュアル ( 案 ) 平成 20 年 11 月 独立行政法人土木研究所土砂管理研究グループ火山 土石流チーム 1 土木研究所資料第 4155 号 2008 年 11 月 土木研究所資料 深層崩壊の発生の恐れのある渓流抽出マニュアル ( 案 ) 土砂管理研究グループ火山 土石流チーム 上席研究員
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熊本県山地災害危険箇所マップ 操作ガイド 平成 29 年 3 月 目次 動作環境について... 2 山地災害危険箇所マップとは... 3 更新情報を見る... 5 関連サイトのリンク情報を見る... 6 利用上の留意事項を確認する... 7 山地災害危険箇所マップを参照する... 8 地図の表示範囲を変更する ( 拡大 縮小 移動 )... 9 地図の表示内容を変更する... 10 市町村や地名を指定して
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トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか? はれるん : 本当だよ 気象庁では 国土交通省が平成 27 年 1 月にとりまとめた 新たなステージに対応した防災 減災のありかた を受け 交通政策審議会気象分科会が気象庁への提言として
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第 2 章微分 偏微分, 写像 豊橋技術科学大学森謙一郎 2. 連続関数と微分 工学において物理現象を支配する方程式は微分方程式で表されていることが多く, 有限要素法も微分方程式を解く数値解析法であり, 定式化においては微分 積分が一般的に用いられており. 数学の基礎知識が必要になる. 図 2. に示すように, 微分は連続な関数 f() の傾きを求めることであり, 微小な に対して傾きを表し, を無限に
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不静定力学 Ⅱ 骨組の崩壊荷重の計算 不静定力学 Ⅱ では, 最後の問題となりますが, 骨組の崩壊荷重の計算法について学びます 1 参考書 松本慎也著 よくわかる構造力学の基本, 秀和システム このスライドの説明には, 主にこの参考書の説明を引用しています 2 崩壊荷重 構造物に作用する荷重が徐々に増大すると, 構造物内に発生する応力は増加し, やがて, 構造物は荷重に耐えられなくなる そのときの荷重を崩壊荷重あるいは終局荷重という
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土砂災害警戒情報検証手法 平成 20 年 3 月 国土交通省砂防部 気象庁予報部 国土交通省国土技術政策総合研究所砂防研究室 目次 1 はじめに 1 2 目的 方法 2 3 資料収集 3 3.1 検証対象事例の検討 3 3.2 検証データの収集 5 4 データ整理 7 4.1 土砂災害警戒情報とCL 対象災害発生状況の整理 7 4.2 実況雨量によるCL 超過時のCL 対象災害発生状況の整理 9 4.3
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亀裂の変形特性を考慮した数値解析による岩盤物性評価法 地球工学研究所地圏科学領域小早川博亮 1 岩盤構造物の安定性評価 ( 斜面の例 ) 代表要素 代表要素の応力ひずみ関係 変形: 弾性体の場合 :E,ν 強度: モールクーロン破壊規準 :c,φ Rock Mech. Rock Engng. (2007) 40 (4), 363 382 原位置試験 せん断試験, 平板載荷試験 原位置三軸試験 室内試験
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平成 30 年 7 月豪雨災害を踏まえた今後の水害 土砂災害対策のあり方検討会第 2 回砂防部会 資料 5 今後の土砂災害対策について 平成 30 年 11 月 29 日 広島県砂防課 7 月豪雨災害を踏まえた今後の土砂災害対策のイメージ 7 月豪雨により被災をうけ, 緊急的に対応が必要な箇所については, 渓流内にある不安定な土砂の流出を防止するための砂防ダム等の緊急的な整備に取り組む必要がある 緊急的な対応が必要
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第 3 節土石流 流木処理計画 土石流 流木処理計画は 計画基準点等において 計画規模の土石流 および土 砂とともに流出する流木等を合理的かつ効果的に処理するよう土石流危険渓流ごと に策定するものである 解説土石流 流木処理計画は 計画で扱う土砂量を 砂防設備等 ( 以後 土石流 流木対策施設と呼ぶ ) による計画捕捉量 ( 計画捕捉土砂量 計画捕捉流木量 ) 計画堆積量 ( 計画堆積土砂量 計画堆積流木量
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トップリングによる変状箇所の特徴と機構について 基礎設計室岡淳一 1. はじめに交差点部で約 40m の切土を行ったところ トップリングが発生した 地山は硬質な花崗岩で 受盤の亀裂面の連続性が良く 亀裂には軟らかい粘土シームが介在していた トップリングは交差点方向に転倒しており 付近の亀裂からは粘土シームが押し出されていた 地下水位が高く 降雨時は亀裂内に水圧が作用する状態であった 対策は 岩塊が交差点方向へ転倒していたことから
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16 090-8599-5122 025-285-5511 3362 雪崩に気をつけましょう! 国土交通省北陸地方整備局 新潟県土木部砂防課 危険箇所数都道府県別雪崩危険箇所数国土交通省調べ ( 平成 9 年度 ) 青森岩手宮城秋田山形福島栃木群馬新潟山梨長野富山石川岐阜静岡福井滋賀京都兵庫鳥取島根岡山広海道はじめに 国土の半分以上の地域が豪雪地帯に指定されているわが国にとって 毎年のように発生する雪崩は
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画像解析による東横山地すべりの発生機構 独立行政法人土木研究所土砂管理研究グループ上席研究員藤澤和範研究員小原嬢子 1. はじめに平成 13 年に 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 ( 以下 土砂災害防止法 ) が制定され 土砂災害警戒区域等の指定等のソフト対策が進められている しかし 地すべりに関してはその前兆が見られない状態での特別警戒区域の設定が困難となっている また
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2. 流木災害の事例分析 2.1 本調査で対象とする流木の形態流木の発生原因は 大きく 立木の流出 過去に発生した倒木等の流出 伐木 原木の流出 用材の流出 の 4 種類に分類される ( 石川 1994) 流木の起源 それぞれの発生原因及び主な発生場所を表 2.1.1 に示す このうち 通常の治山事業で対象とする流木は 1 山腹崩壊や土石流による立木の滑落や 渓岸 渓床侵食による立木の流出 2 気象害や病虫害により発生した倒木等の流出
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第 6 章 災害復旧工法 第 1 節農地の復旧工法主な農地の被災として 畦畔法面の崩落 畦畔石積みの崩壊 洪水による農地への土砂流入による堆積等の被災が多く見られる 復旧を計画する場合は 原形復旧 ( フトン篭工 ブロック積工を用いる場合も農地の貯留機能 農地法面の安定度回復となることから原形復旧としている ) を基本に 概ね次の手順で復旧工法を検討していくことになる 1. 被災の状況確認最初に 対象農地が現に耕作している
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第 4 章土地適性評価手法の活用例 1. 土地利用の類型別の土地適性評価例 (1) ケーススタディの目的 複数の都市をモデルケースとして土地適性評価を実施し 土地利用類型毎に評価の目的に沿って適切に計算できるか 分かりやすくマップ化できるかどうか検証する (2) ケーススタディの内容 土地利用の類型別の土地適性評価を複数の典型市街地 (1 大都市圏の郊外市街地 2 地方中心都市 3 計画的な開発整備が行なわれた市街地
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1. 直線運動 キーワード 速さ ( 等速直線運動, 変位 ) 加速度 ( 等加速度直線運動 ) 重力加速度 ( 自由落下 ) 力学 I 内容 1. 直線運動 2. ベクトル 3. 平面運動 4. 運動の法則 5. 摩擦力と抵抗 6. 振動 7. 仕事とエネルギー 8. 運動量と力積, 衝突 9. 角運動量 3 章以降は, 運動の向きを考えなければならない 1. 直線運動 キーワード 速さ ( 等速直線運動,
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土砂災害に備えるために ~ 犠牲者ゼロを目指して 土砂災害防止法による取組み ~ 東京都 公益財団法人 建設局河川部東京都公園協会 1 説明会次第 2 説明会次第一開会二職員紹介 挨拶三説明土砂災害に備えるために ~ 犠牲者ゼロを目指して土砂災害防止法による取組 ~ 四質疑応答五閉会 配布資料 ( パンフレット ) 3 土砂災害に備えるために ~ 犠牲者ゼロを目指して 土砂災害防止法による取組み ~
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平成 31 年 2 月 22 日 宍粟市一宮町公文地区の斜面崩壊に対する現地調査結果 ( 速報 その 2)) 1. はじめに 平成 30 年 6 月 28 日から 7 月 8 日にかけて, 西日本を中心に中部地方や北海道など全国的に広い範囲で集中豪雨が発生した. これにより, 多くの地域において, 土砂災害や河川の氾濫および浸水害が発生し, 死者数が 200 人を超える甚大な災害となった. 災害直後に,
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!!!!!! θ θ 1 研究成果 4 研究活動及び研究支援 図1 大震時火災延焼シミュレータ 図2 河川氾濫避難シミュレータ 図4 土砂災害ハザードマップを考慮した 避難シミュレータ 図3 中山間地域の孤立避難シミュレータ!救急車両走行阻害要因の分析 実走行救急車両の GPSデータ 動画像データを採取し 走行阻害要因の分析を行っている 図6は
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土砂災害防止法よくある質問 土砂災害防止法 ( 正式名称 : 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関す る法律 ) に関して よくいただく質問をまとめています Ⅰ 土砂災害について 1 土砂災害 とは どのような現象をいうのですか 土砂災害防止法で対象とする土砂災害は 土石流 地すべり がけ崩れ であり 多くは 長雨や集中豪雨をきっかけに発生しています それぞれの現象の特徴は 以下のとおりです
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平成26年8月に 広島市で発生した 大規模土砂災害 1. はじめに 平成26年8月20日未明に広島県広島市安佐北区及び 安佐南区を中心として記録的な降雨が発生し この降 雨により広島市では 土石流107件 がけ崩れ59件 1 が発生し 死者74名 全半壊家屋255棟 広島県調べ 2 9月19日時点 にも及ぶ甚大な被害が発生した 写真-1 加藤 誠章 かとう のぶあき 上森 弘樹 うえもり ひろき 一財
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平成 28 年熊本地震による土砂災害に関する緊急調査に基づく提言 熊本県熊本地方を震源として平成 28 年 4 月 14 日に M=6.5 の前震に続き 4 月 16 日に M=7.3 の本震が発生し いずれも最大震度 7を記録した 特に熊本県の阿蘇地域およびその周辺ではこの地震により多数の斜面崩壊 地すべり 土石流等が発生し人命 家屋 道路 鉄道等に大きな被害が発生した 8 月 26 日現在 土砂災害による死者は
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資料 2 熊本地震による道路構造物の被災等を踏まえた対応 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1 熊本地震による道路構造物の被災等を踏まえた対応 課題 論点 6/24 技術小委員会 今回の技術小委員会での調査検討事項 兵庫県南部地震より前の基準を適用した橋梁における耐震補強等の効果の検証 緊急輸送道路等の重要な橋について 被災後速やかに機能を回復できるよう耐震補強を加速化
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第 4 章 構造特性係数の設定方法に関する検討 4. はじめに 平成 年度 年度の時刻歴応答解析を実施した結果 課題として以下の点が指摘 された * ) 脆性壁の評価法の問題 時刻歴応答解析により 初期剛性が高く脆性的な壁については現在の構造特性係数 Ds 評価が危険であることが判明した 脆性壁では.5 倍程度必要保有耐力が大きくなる * ) 併用構造の Ds の設定の問題 異なる荷重変形関係を持つ壁の
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第 6 節砂防施設の復旧 1 被害の特徴 震度 7の地震により中山間地を中心に地盤災害受け 地すべりや斜面崩壊などの土砂災害が多数発生し 空中写真から判読された斜面崩壊箇所数は3,791 箇所 うち362 箇所は崩壊幅 50m 以上の大規模崩壊であった また 芋川をはじめとして地震によって崩れた土砂が河道を閉塞した現象が多数発生した さらには 住宅宅地の擁壁等が転倒 倒壊したり クラックが発生するなどの被害が多数生じ
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地盤環境モニタリングの広域化とコスト低減のための無線センサネットワークの実用化に関する検討 地球工学研究所地圏科学領域池川洋二郎 Email:ikegawa@criepi.denken.or.jp 1 背景と目的 背景 : 豪雨, 地震などによる斜面災害に対する維持管理や減災技術の適用による効果や機能をモニタリングにより評価することが重要である. 必要性 : モニタリングの広域化と, 低コスト化が可能な技術開発が望まれる.
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小特集 : 災害に備えて 地すべり抑止杭工の杭間隔の新しい決定方法 田中尚 * 藤澤和範 ** 藤平大 *** 石井靖雄 **** 1. はじめに 1 地すべり災害を防止するために 抑制工や抑止工を行う 抑制工とは 地すべり発生の誘因を排除する方法で 地下水排除工や地表面排水工などが代表的な工法である 一方 抑止工は剛な構造物によって地すべり滑動を止めようとするもので 杭工やアンカー工といった工法が行われる
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プレス発表資料 平成 22 年 8 月 27 日独立行政法人防災科学技術研究所独立行政法人産業技術総合研究所 ボーリングデータの電子化促進を目指した ボーリングデータ処理システムの公開 独立行政法人防災科学技術研究所 ( 研究代表機関 理事長 : 岡田義光 ) と独立行政法人産業技術総合研究所 ( 理事長 : 野間口有 ) は 科学技術振興調整費重要課題解決型研究 統合化地下構造データベースの構築
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